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東京・調布の住宅地に小型飛行機墜落 地上の1人を含む3人死亡

東京・調布の住宅地に小型飛行機墜落 地上の1人を含む3人死亡

墜落した日本エアロテックの「マリブ・ミラージュ」(シップ・アビエーションのサイトから)

 7月26日午前、日本エアロテック(東京・調布市)が管理する単発プロペラ機パイパーPA-46-350P型機「マリブ・ミラージュ」(登録番号JA4060)が、東京都調布市富士見町の住宅街に墜落し、搭乗者の男性2人と住宅にいた女性1人が死亡、搭乗者の男性3人もけがをした。

 事故機には川村泰史機長と早川充さん、森口徳昭さん、花房剛さん、田村康之さんの計5人が搭乗していた。

 川村機長の飛行時間は600時間から700時間で、新関西国際空港会社が2013年5月に開いたセミナーでは、講師を務めた。この時のプロフィールによると、川村機長は米国と日本で訓練後、パイロットライセンスを取得して日本エアロテックに入社。その後同社を分社化する形で、2013年に飛行訓練を手掛ける「シップ・アビエーション」(東京・調布市)を設立した。川村機長は、シップの社長と主席飛行教官と紹介されていた。

 事故機は、日本エアロテックからシップへのリース機。6月15日以来、1カ月以上飛行していなかったことから、7月22日に川村機長が試験飛行を行い、機体に問題がないかを確認していた。日本エアロテックによると、この時に機体やエンジンには問題はなかったという。

 事故機は26年前の1989年2月14日製造。2004年10月27日に、調布飛行場から丘珠空港へ着陸後、再離陸を試みて失敗し、草地に機首から突っ込んだ。胴体前部の防火壁とプロペラのブレードが変形し、前脚用アクチュエーター取付部などが破損したが、けが人はなかった。この事故は国の航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)により、航空事故に認定された。