ef81hokutosei.way-nifty.com > 航空事故

東京・調布の住宅地に小型飛行機墜落 地上の1人を含む3人死亡

東京・調布の住宅地に小型飛行機墜落 地上の1人を含む3人死亡

小型飛行機が墜落した現場を調べる運輸安全委員会の航空・鉄道事故調査委員会の調査官ら。奥は小型機の尾翼=東京都調布市で2015年7月26日午後4時22分、小川昌宏撮影

 日曜日の昼前、くつろぎの住宅街に突如、惨禍が襲った。東京都調布市で26日起きた小型プロペラ機の墜落事故。搭乗者2人のほか、住民1人も巻き込まれて犠牲になった。飛行場のすぐそばで暮らしてきた付近住民に衝撃と恐怖が広がった。

 「突然『ドーン』という音が聞こえ、下から突き上げるような揺れを感じた」。墜落現場近くの自宅2階でテレビを見ていた会社員、今野直樹さん(52)は話す。すぐ外に出ると2階建ての民家から黒煙や火柱が数十メートルの高さまで立ち上っていた。隣の家の蛇口からホースを引っ張って消火を試みようとしたが、火の勢いが強くどうにもならなかった。中からは「キャー」と女性の叫び声が聞こえた。今野さんは「ガス爆発かと思ったが、飛行機が突っ込んだと聞き怖くなった」と不安そうだった。

 近くのパート職員、秋山美奈子さん(43)は「バリバリ」という音で家を飛び出すと、ボーッというごう音とともに真っ赤な炎が目に飛び込んできた。次第に黒煙も上がり、20メートルほど離れていたが熱さを感じた。火が出た家には女性の人影が見え、秋山さんは「女性の『キャー』という甲高い声が耳に残っている。誰かの名前を叫んでいた」と話した。