[表]中国機に対する緊急発進回数(提供:防衛省)
東シナ海の公海上空で警戒監視業務を行っていた自衛隊機2機に、中国人民解放軍所属のSu-27(スホーイ27)型戦闘機が異常接近し、防衛省が外交ルートで中国に抗議したと報じられています。

異常接近があった場所は、日本の防空識別圏が設定されている空域で、かつ昨年11月に中国が一方的に防空識別圏を宣言した重複空域とされています。

防空識別圏というのは、戦闘機が緊急発進(スクランブル)する際の判断基準となる空域のことです。中国政府は2013年11月に尖閣諸島上空を含む空域に、防空識別圏を設定したと一方的に発表していました。自衛隊機に接近した中国人民解放軍のSu-27は旧ソ連が開発した大型戦闘機で、ミサイルを装備した状態で2機編隊で行動し、そのうち1機が30~50mまで近づいたとしています。

中国機に対し400回以上の緊急発進
防衛省によると、近年、中国機による日本周辺空域の活動は急速に活発化していて、活動空域はさらに拡大、2013年度には400回以上の緊急発進をしています。