米国防総省での記者会見で握手するヘーゲル米国防長官(左)と小野寺五典防衛相=2013年4月29日、AP

 【ワシントン西田進一郎】小野寺五典防衛相は29日午後(日本時間30日未明)、米国防総省でヘーゲル国防長官と初めて会談した。中国公船の領海侵犯が相次ぐ沖縄県・尖閣諸島について、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲であることを確認し、「現状の変更を試みるいかなる力による一方的な行為にも反対する」との考えで一致した。

 ヘーゲル氏は会談後の共同記者会見で、尖閣諸島について「緊張関係をさらに高めるような行動、誤算につながるような行動は地域全体の安全性に影響を与える」と中国側をけん制。「日本の行政権を軽視するような目的の行動には反対だ」と明言し、中国政府にもこの考えを伝えたことを強調した。