ベトナム南部ビンズオン省の工場周辺で行われた反中デモ(2014年5月14日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】中国が南シナ海(South China Sea)に石油掘削装置を設置したことに抗議するデモが拡大しているベトナムで、台湾系の製鉄所で起きた暴動により、中国人従業員1人が死亡した。地元の警察当局が15日、発表した。

 暴動が起きたのは、中部ハティン(Ha Tinh)省にある台湾企業グループ「フォルモサ(Formosa)」の製鉄所。匿名を条件にAFPの取材に応じた地元の警察官によると、中国人従業員1人が死亡し、身元の確認が進められている。

 台湾の外交官は、中国人従業員たちが暴徒らによって製鉄所の「隅に追いやられた」と話している。また、この他にも計100人の中国人従業員が負傷。一方で、台湾人に負傷者は出なかったという。【翻訳編集】 AFPBB News