新疆ウイグル自治区では爆発事件を受けて警戒が厳しくなっている。容疑者とされる男の出身地が近いアクス市内のガソリンスタンドでは、治安関係者がすべての車のトランクを開けてチェックしていた=2014年5月2日、石原聖撮影

 【アクス(中国新疆ウイグル自治区)石原聖】中国新疆ウイグル自治区のウルムチ南駅で先月30日に起きた爆発事件で、実行犯とされるスディアディン・シャウティ容疑者(39)の出身地の同自治区西部アクス市に2日、入った。主要道のいたるところに検問が設けられ、緊張感が漂っていた。

 アクス市は、区都ウルムチから空路で1時間。容疑者の出身地アクス市シャヤ県は市中心部からさらに東約250キロに位置する。同市からシャヤ県に向かう高速道路の入り口、料金所、パーキングエリアには地元警察の検問があった。

 運転手以外は車から遠ざけられた後、運転手の立ち合いの下でトランクを開けさせられた。検問を抜けても、警察に尾行された。シャヤ県に向かう車両はほとんど尾行されるようだ。「こんな事態は初めてだ。ウルムチ南駅での事件が起きてから厳しくなった」。地元タクシー運転手はうんざりした表情で話した。