5月12日、中国外務省の華春瑩報道官は、南シナ海の領有権をめぐる問題で、ベトナムが他国に支援を求めていることについて、成功することはないと述べた。写真はハノイで反中国デモを行う人々。11日撮影(2014年 ロイター/Nguyen Huy Kham)

[北京 12日 ロイター] - 中国外務省の華春瑩報道官は12日、南シナ海の領有権をめぐる問題で、ベトナムが他国に支援を求めていることについて、成功することはないと述べた。

南シナ海では先週、中国が巨大な石油掘削装置を設置したことに端を発し、緊張が高まっている。西沙諸島(英語名:パラセル)近海では両国の船舶が衝突し、いずれも相手の船舶が意図的に衝突してきたと批判合戦を続けている。

同報道官は、「ベトナムは関係各国に支援を求め、中国に圧力をかけようとしているが、その目的は達成しないだろう」とコメント。「ベトナムが状況を明確に見極め、冷静に現実と向き合うとともに、中国の(掘削)作業に対する嫌がらせをやめることを望む」と語った。

一方、ケリー米国務長官は同日、中国の動きについて「パラセル諸島に対する挑戦だ」とし、「南・東シナ海の航行と交通にかかわっているすべての国家は、この攻撃的な行動を深く懸念している」と強調した。