小笠原諸島の周辺海域を航行する中国のアカサンゴ密漁船とみられる外国漁船=7日午後3時36分、共同通信社機から

 中国のアカサンゴ密漁船とみられる外国漁船が小笠原諸島周辺に再び近づいた7日、第3管区海上保安本部(横浜)の航空機は上空から191隻を確認した。台風20号の接近前に約200隻いた漁船団のほとんどが戻ってきたとみられる。

 3管によると、このうち139隻が領海に侵入。巡視船などが退去するよう指導し、領海内の漁船は7日午後3時現在、30隻にまで減った。多くは排他的経済水域(EEZ)内にとどまっており、警戒を続けている。

 台風20号の接近で漁船の多くは影響が少ない南東の海域に一時退避。7日は波や風が穏やかになり、EEZや領海に近づきやすくなった。