5月19日、フィリピンのアキノ大統領は、中国が南シナ海で石油掘削作業を活発化させていることについて、2002年の「南シナ海行動宣言」に違反していると非難した。マニラで昨年10月撮影(2014年 ロイター/Romeo Ranoco)

[マニラ 19日 ロイター] - フィリピンのアキノ大統領は19日、中国が南シナ海で石油掘削作業を活発化させていることについて、2002年の「南シナ海行動宣言」に違反していると非難した。

南シナ海をめぐっては、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、台湾も領有権を主張している。

中国の動きに特に強く反発しているのがフィリピンとベトナムで、ベトナムでは先週反中デモで死者が出ている。

中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は2002年、緊張を高める行動の自制や平和的解決をうたった「南シナ海行動宣言」に署名した。

アキノ大統領は記者団に「われわれの見解では、中国は南シナ海行動宣言に違反している。問題は、行動宣言には法的拘束力がないことだ。問題の解決や拡大阻止に向け、公式な行動規範にする必要がある」と語った。