中国のアカサンゴ密漁船とみられる外国漁船を警戒する海上保安庁の巡視船(上)=小笠原諸島・父島と母島の周辺海域で2014年11月7日午後3時28分、本社機「希望」から撮影

 小笠原諸島(東京都)近海などで中国漁船によるサンゴ密漁が横行している問題で、台風20号の接近により一時遠方に退避していた船団が、同諸島周辺に戻っていることが7日、上空からの取材で確認された。

 海上保安庁によると同日午前、この海域の中国漁船は計191隻に達した。過去最多は先月30日、伊豆諸島周辺を含む海域で確認された計212隻で、その大半が戻ってきた形となる。密漁を再開する可能性が高いとして海保の巡視船などが警戒を強めている。【佐藤賢二郎】