中国漁船によるアカサンゴ密漁問題を訴える集会=26日午後、東京都千代田区

 周辺海域に、アカサンゴの密漁とみられる中国漁船が大挙して押し寄せた小笠原諸島(東京)の現状を訴える集会が26日、東京都千代田区の憲政記念館であった。同諸島の漁師らが出席し「守ってきた生態系が壊されている」と憤った。

 中国漁船団からペットボトルを投げつけられるなど威嚇行為を受けたという漁師の小川剛さん(40)は「サンゴは海の生物の産卵や成育の場だ。禁漁区にして守ってきたのに、海底の映像を見ると、まるで砂漠のようで涙が出た。生態系が破壊された」と怒りをあらわにした。