地図を背に尖閣諸島の領有権を主張する自民党の原田義昭衆院議員(右)。左側は片山さつき参院議員

 自民党の原田義昭衆院議員と片山さつき参院議員が東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、沖縄県の尖閣諸島が日本の固有の領土であることを改めて主張した。尖閣諸島をめぐっては、中国が領有権の主張を始める直前まで、中国政府が尖閣諸島を日本領だと認識していたとみられることを示す地図の存在が明らかになったばかり。

 原田氏は中国側の反論に対して、「ここに来て(中国側の領有を示す地図を)見せてくれ」などと述べ、片山氏は対外広報増強の必要性を訴えた。

 地図は日本の国土地理院に相当する、中国の政府機関「中華人民共和国国家測絵総局(現・国家測絵地理信息局)」が1969年に刊行。「尖閣群島」「魚釣島」など日本側の呼称が使われている。中国外務省が公式に尖閣諸島の領有権を主張したのは1971年。日本側としては、地図の公表を通じて、元々は中国も尖閣諸島が日本領だと認識していたことをアピールしたい考え。

 国会でこの地図の存在を指摘したのが原田氏だ。原田氏は会見で、「この(地図発見の)ニュースを明らかにすると、すぐに中国人や中国政府は『日本人や日本の原田議員によるウソだ』などと言ってきている」などと反論が相次いでいることも明かした。

 この点については、原田氏は「ここに来て(地図を)見せてくれと言いたい。1000枚も100枚も必要ないので、少なくとも1~2枚は証拠を見せてほしい」と反論した。