対中デモで、行進するベトナム人ら=25日午後、大阪市西区(沢野貴信撮影)(写真:産経新聞)

 南シナ海で石油掘削を強硬に進めるなど実行支配を強める中国に対し、関西在住のベトナム人による抗議デモが25日、大阪市内で行われた。

 デモ出発点の同市西区の靱公園に集まったベトナム人は千人を超え、国旗をあしらった赤いTシャツ一色に。「中国は主権を侵害するな!」「パラセル(西沙)諸島、スプラトリー(南沙)諸島から出て行け!」などとシュプレヒコールをあげながら、周辺を約1時間歩いた。

 同区内にある駐大阪中国総領事館には、警察が周囲をガードしていたため近づけなかったが、デモ隊は一段と強い怒りの声をあげて抗議。デモを呼びかけた通訳のグエン・テ・フイさん(52)は「中国はベトナムに対する加害者の歴史を忘れようとしている。力による支配は認められない」と話し、日本人に連帯と支援を訴えた。