フィリピン外務省が2012年4月11日に公開した、南シナ海のスカボロー礁沖で活動する中国の監視船の写真(撮影日不明、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フィリピン政府は7日、同国と中国が領有権を争う南シナ海(South China Sea)のスカボロー礁(Scarborough Shoal)で中国が秘密裏に人工島建設の準備を開始したとの主張を裏付ける写真を公開した。

 スカボロー礁は、南シナ海全域の領有権を握り、周辺地域での米軍の影響力を低下させようという中国の狙いにとって、大きな戦略的重要性をもつが、中国は今週、人工島建設の準備はまったく開始していないと主張した。

 しかしフィリピンは、先週末に撮影された画像から、(同礁の周辺に展開する)中国船団にはしゅんせつなど、人工島建設に必要な能力が備わっていることが分かると説明している。フィリピン国防省のアルセニオ・アンドロン(Arsenio Andolong)報道官はAFPの取材に対し「中国船団の出現は同礁への人工島建設の前兆だと信じる根拠がある。わが国は今後も、不穏な彼らの存在と活動について監視を続ける」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News