【ワシントン=大木聖馬、北京=竹腰雅彦】米国防当局者は23日、中国が南シナ海のパラセル(西沙)諸島で実効支配するウッディ島(永興島)に戦闘機を配備したことを明らかにした。

 米メディアは、配備されたのはJ(殲)11戦闘機などだと報じている。同島には中国軍部隊が駐留しており、今月には長距離地対空ミサイルの配備も確認されたばかり。ワシントンで同日行われた米中外相会談でケリー米国務長官は、中国が軍事拠点化を進めていることに強い懸念を表明した。

 米FOXテレビなどはJ11戦闘機やJH(殲轟)7型戦闘爆撃機が配備されたなどと伝えた。配備はこの数日以内に行われたが、何機配備されたかは不明。米当局者は23日、「中国がこれまでにウッディ島に戦闘機を配備したことは認識している」と明らかにした。