中国海軍053H2G型フリゲート

 2016年の正月を挟んで、中国海警局巡視船団が尖閣諸島周辺の日本接続水域を航行し、一時は日本領海内にも侵入した。

 2015年のクリスマス前の12月22日から25日にかけて、中国海警局の巡視船3隻(「海警31239」「海警2307」「海警2308」)が尖閣諸島沖の日本接続水域内を航行しているのが海上保安庁により確認された。そして26日になると、これらの巡視船は日本領海内に侵入した。

 さらに1月3日には、同じく中国海警局の4隻の巡視船(「海警31241」「海警2101」「海警2166」「海警2401」)が、尖閣周辺日本接続水域を航行しているのが海上保安庁によって確認された。

 これらの中国巡視船のうち、「海警31239」と「海警31241」はそれぞれ連装機関砲とみられる砲塔4基を装備している重武装巡視船であった。日本のメディアはあまり取り上げていないが、アメリカ海軍関係者などの間ではこのことが問題視されている。

 なぜならば、中国が尖閣周辺海域に重武装巡視船を投入したのは、今回が初めてだからである。

 「海警31239」と「海警31241」はそれぞれ中国海軍053H2G型(江衛1型)フリゲート「安慶」と「准北」が中国海警局巡視船に生まれ変わった軍艦構造の巡視船である。