子どもたちの歓声が響く石巻市上釜ふれあい広場=宮城県石巻市で2013年2月23日、梅村直承撮影

 サッカー少年たちが元気いっぱい走りまわる宮城県石巻市門脇の「石巻市上釜(かみかま)ふれあい広場」。東日本大震災直後は、犠牲者の仮埋葬地となった。

 宮城県は唯一火葬が追いつかず、2108人が土葬された。11年4月から200人が埋葬された同広場は最大級の埋葬地だった。県外や内陸部の協力で11年8月までに全てが掘り起こされ、荼毘(だび)に付された。

 同市は12年2月末から、地元町内会と約束した再整備を実施。同年10月に、人工芝が敷かれたサッカー場1面、フットサル場1面、野球場1面を擁する広場として再開した。

 姿を変えた悲しみの仮埋葬地。子どもたちの声が響く青空の下、過ぎ去った2年の歳月に思いをはせた。【梅村直承】