南相馬ソーラー・アグリパークの野菜工場で、レタスの種をまく小学生=南相馬市原町区で2013年3月11日、高橋秀郎撮影

 大震災と原発事故で被災した福島県南相馬市で、太陽光発電所と野菜工場を併設した「南相馬ソーラー・アグリパーク」が完成し、市立高平小学校の5年生28人が11日、レタスの種まきを体験した。

 施設は津波被害にあった2.4ヘクタールを活用。エアドーム型の野菜工場にソーラーパネルから送電され、水耕栽培で野菜を育てる。エネルギーや農業を体験学習できる「グリーンアカデミー」も4月開講する。

 帽子や手袋を着けた子供たちは、スポンジの穴300個に種を1粒ずつ丁寧に入れた。レタスは5月下旬に収穫される。坂本響(ひびき)君(11)は「ぼくたちの取り組みも、未来に向けた復興の一つです」。【高橋秀郎】