伝統の踊りを披露する横山和佳奈さん(左手前)ら踊り手たち=島根県出雲市(写真:産経新聞)

 「平成の大遷宮」でにぎわう出雲大社(島根県出雲市)で19日、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県浪江町請戸(うけど)地区に伝わる郷土芸能「請戸の田植踊」が披露された。踊り手たちは、地震や津波で家族を失ったり、原発事故などにより避難生活を続けたりしている6歳から15歳の地元出身の女の子たち。踊り手たちをまとめ、鼓舞する中打(なかうち)を務めたのは、震災で同居していた祖父母を亡くしながらも「伝統を絶やさないため踊り手を続ける」と頑張る15歳の少女だった。