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高松空港に緊急着陸した全日空のボーイング787

高松空港に緊急着陸した全日空のボーイング787

1月28日、相次ぐトラブルに見舞われている米ボーイング787型機をめぐり、日本政府が2008年に航空安全基準を緩和したことで国内航空会社による早期の就航につながっていた可能性があることが、資料や関係筋の話で分かった。写真は18日、高松空港で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

[東京 28日 ロイター] 相次ぐトラブルに見舞われている米ボーイング<BA.N>787型機(ドリームライナー)をめぐり、日本政府が2008年に航空安全基準を緩和したことで国内航空会社による早期の就航につながっていた可能性があることが分かった。

安全基準に関する過去の議事録をロイターが確認したほか、複数の関係筋が明らかにした。

787型機には翼の炭素繊維から電気系統、バッテリーまで、日本製部品が35%使用されている。

複数の関係筋は、安全基準を緩和した国土交通省委員会の決定について、全日本空輸(ANA)<9202.T>や日本航空(JAL)<9201.T>からの要請や、日本企業の後押しを目指す政府の方針が反映されたものだと指摘している。

学識経験者から成る同省航空安全基準検討委員会のメンバーを務めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空プログラムグループ運航・安全技術チーム長の張替正敏氏は「もともと航空会社からそういう(基準緩和の)要望が出ていた。航空会社にとってコスト削減のメリットが大きかったということだ」と証言する。