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ロンドン・ヒースロー空港で火災事故を起こしたエチオピア航空のボーイング787

ロンドン・ヒースロー空港で火災事故を起こしたエチオピア航空のボーイング787

 【ロンドン小倉孝保】ロンドン・ヒースロー空港でのエチオピア航空ボーイング787旅客機の火災事故(12日)で英航空事故調査局(AAIB)は18日、墜落時などに遭難信号を発信する航空機用救命無線機(ELT)のバッテリーが原因になった可能性があるとの中間報告を発表した。同型装置は約6000個が各種航空機に搭載されているといい、調査局は787機に搭載されたものの使用停止と、搭載する他機種航空機の安全調査の実施を勧告した。

 中間報告によると、火災の被害が最も大きかった機体後方上部に設置されていた米ハネウェル社製ELTの二酸化マンガンリチウムバッテリーに、異常が発見された。発火が内部からの放電か、電気ショートによるものかは不明だという。

 ELTは客室天井の裏側に設置され、周辺に火災報知機や自動消火装置がないため、AAIBは、飛行中に火災が発生していれば「重大な安全上の懸念を生じ、消火作業も困難だった」と指摘した。

 787機を巡っては今年に入り、日航機と全日空機でバッテリーのトラブルが続いたため運航が一時停止され、バッテリーを改善して4月に運航を再開している。