熊本の被災地上空を旋回する零戦復元機(セルモグループ提供)

 太平洋戦争時に造られた零式艦上戦闘機(零戦)の復元機が31日、熊本地震の被災地上空を飛んだ。「被災地を励ましたい」と熊本市の企業がスポンサーに名乗りを上げて実現した。鹿児島空港を午後1時50分ごろ離陸し、約30分後に熊本県益城町上空に到達。「くまモン」が描かれた両翼で大きく旋回し、熊本空港に着陸した。

 「苦しい時ですが青空を見上げて希望を持って」と主催者。空港近くで見守った地元の女性(58)と妹(53)は「つらい日々だったが、零戦が飛ぶ姿に感動した」と声をそろえた。

=2016/06/01付 西日本新聞朝刊=