ボーイングから中部国際空港(セントレア)へ寄贈されることが決まり、6月22日に最後のフライトを行ないセントレアへ到着したボーイング 787型機の飛行試験1号機「ZA001」。その贈呈式が7月7日に行なわれた。あいにくの雨模様となったが、セントレア28番スポット付近に設営されたテントに、約140名の関係者を集めて盛大に開かれた。

 今回寄贈されるボーイング 787は、到着時のニュースでもお伝えしているとおり、2009年に初飛行を行なった飛行試験1号機の「ZA001」と呼ばれる機体。飛行試験1号機としての最後のセレモニーが雨になったが、2009年のZA001初飛行の際もシアトルは雨だった。ある意味、“らしい”空模様とも言えるだろう。

 主催者として挨拶したボーイング ジャパン社長のジョージ・L・マフェオ氏は「皆様方とここに集い、この特別な日を共有できることは私の喜びとするところ。ZA001は最初に組み立てられた787の初号機。この飛行機には、ボーイング全チームと、世界の我々のパートナーと、お客様の、愛と希望、そして夢が詰まっている。だからこそ、航空機史上においても、我々全員の心の中でも、特別な位置を占めるものだと思う。
 最初の飛行の時から、本当の意味で、この飛行機に対して我々が約束した、これからの夢を載せた“ドリームライナー”になり、パートナーやお客様に本当に使っていただけると証明した。2009年12月、ここに集う多くの皆様とともに、エバレットでその初めての飛行を目の当たりにした。そして、多くの皆様は、この場所において、6月22日のラストフライトを目の当たりにした。この航空機の最初と最後の飛行を、皆様方と一緒にこの目に刻めて、本当にうれしく思っている」と、臨席した人々への感謝と、ともに過ごす時間に喜びを表わした。