首相など要人の外国訪問などに使用する政府専用機の飛行中の位置情報が、インターネットサイトに表示され、誰でも閲覧できる状態だったことが3日、分かった。政府専用機を運用する防衛省は、運航の日付と目的地以外は公表しておらず、サイトの運営者に位置情報を非公開とするよう依頼した。

 同省によると、位置情報が掲載されていたのは「フライトレーダー24」。空中衝突を防止するため航空機が発信する信号「ADS-B」を受信し、世界中の航空機の位置を地図上に表示している。各航空機の高度や針路、機種などが、写真とともに閲覧できる。

 同省は8月上旬、外部からの指摘を受けて政府専用機の位置情報が公開されていることに気付いた。同27日から非公開になっている。同省の担当者は「安全に重大な影響はなかったが、本来、詳細を公表していないので、非公開を依頼した」としている。【斎藤良太】