愛知県営名古屋空港から離陸したMRJ=11日午前9時35分、愛知県(本社ヘリから、竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)

 技術者たちのプライドがつまった機体が飛び立った。三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を進める国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が11日、初飛行に成功した。相次ぐ計画延期を乗り越え、試行錯誤を繰り返した末にたどり着いた快挙。機体開発に携わってきた企業の関係者たちは社屋の窓やテレビから見える機体の姿に歓声を上げた。

 離陸直前のMRJ。その脇では搭乗員と整備士ら約20人が円陣を組み、集中を高め合う姿があった。まもなく「ズォー」という金属音の混じった音を響かせ、MRJは愛知県営名古屋空港(豊山町)を離陸した。