陸上自衛隊の連絡偵察機「LR―1」の最後の1機が15日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)で用途廃止を迎え、最終フライトを行った=同日撮影

 陸上自衛隊の連絡偵察機「LR―1」の最後の1機が15日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)で用途廃止を迎え、最終フライトを行った。約50年活躍した同型機がこれで国内の空から消えるといい、田尻祐介駐屯地司令は「長距離の連絡、航空偵察任務はもとより、沖縄をはじめとした全国で緊急患者を搬送し、多くの患者を救った」とこれまでの功績を紹介した。
 LR―1は1960年ごろから、三菱重工業が同型機を開発し、85年に生産を終えるまで750機以上を量産。陸自は67年から、計20機を導入し、木更津駐屯地の第1ヘリコプター団などに配備、運用してきたものの、耐用年数となったことから順次廃止していた。
 最後の機体となった19号機はこれまで、約7490時間飛行したといい、最終フライトでは両翼のプロペラを回して駐屯地上空を旋回する特徴的な姿に多くの関係者が名残を惜しんでいた。