日本に初上陸するホンダジェット

ホンダの創業者、故・本田宗一郎氏が「軽飛行機の設計を募集」という新聞広告を載せたのが1962年のこと。まだ四輪車の生産すら始めていないのに航空機の設計者を募集するなんて、いかにもホンダらしいエピソードだが、実際に航空機開発プロジェクトが動き出したのは1986年――。

そこから数えても、実に30年近い年月を経て、ついに創業者の「夢」が空へと飛び立ったのだ。

ホンダがアメリカに設立した「ホンダ エアクラフト カンパニー」で製造するホンダジェットは6人乗りの小型ビジネスジェット機。機体とエンジンの両方をひとつのメーカーが手掛けるのは航空業界でも異例のことだという(搭載するターボ・ファン・ジェットエンジンはホンダと米GEが50対50で共同出資したGEホンダ・エアロエンジン社製)。