FAAからもETOPSを取得したA350 XWB=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスはA350-900型機がFAA(米国連邦航空局)から180分超のETOPS(イートップス)の認可を取得した。すでにEASA(欧州航空安全局)からはETOPSを取得済み。

 ETOPSは、双発機のエンジンが1基停止しても洋上飛行が可能な認証。エンジン単発での飛行可能時間が最長180分の「ETOPS 180」が認可されたが、同300分のETOPS 300まで認証に含まれる。エアバスでは、今年後半に同370分のETOPS 370の取得を目指す。ETOPS 370では、代替着陸する空港までの距離を最大2500海里(4630キロ)まで延ばせる。

 ETOPS 300を取得した機体では、東南アジアやオーストラリアなどから、北・中央太平洋上を飛行する、より効率的な大洋横断航路で北米へ飛行できるようになる。

 エアバスが米国の航空当局であるFAAによるETOPSを取得するのは、アメリカン航空(AAL/AA)やデルタ航空(DAL/DL)、ユナイテッド航空(UAL/UA)といった米国籍の航空会社がA350を発注しているため。2017年には、米国で最初の航空会社へ機体が引き渡される見通し。