シンガポール航空傘下の格安航空会社(LCC)スクートは19日、10月1日から新千歳―シンガポール線(台北経由)に定期路線を開設すると発表した。北海道とシンガポールを結ぶ通年定期便の就航は初めて。シンガポールを中心に東南アジアから来道する外国人観光客の増加に弾みが付く。

 ボーイング787―8型機(335席)を使用し、火・木・土曜の週3便を運航する。新千歳空港を午後7時30分に出発し、シンガポールに翌午前4時50分(現地時間)に到着。シンガポールまでの運賃はエコノミークラスで1万3900~4万9900円(税抜き)。21日まで就航特別価格として8870円(同)でインターネット販売する。

 同社は2011年11月、シンガポール航空の子会社として設立。シンガポール・チャンギ国際空港を拠点にアジア・オーストラリアの17都市に就航している。全路線でボーイングの最新鋭機787を使用しているのが特徴で、5月からジッダ(サウジアラビア)に乗り入れる予定。日本路線は12年10月の成田線、昨年7月の関西線に続き3都市目となる。

 高橋はるみ知事を表敬訪問したキャンベル・ウィルソン最高経営責任者(CEO)は「札幌はシンガポール人に人気の旅行先。新たな路線開設で北海道がさらに近くなる」と話した。