全日空が新たに導入するボーイング787-9。奥は従来型の787-8=東京都大田区の羽田空港で2014年8月4日午前11時39分、米田堅持撮影

 全日空(ANA)は4日、ボーイング787の胴体延長型、787-9型機を東京・羽田空港内の同社機体メインテナンスセンターで公開した。

 787-9型機は787-8型機(従来型)に比べ幅(60.1メートル)などは同じだが機体の長さが62.8メートルと8型機より6.1メートル伸び、座席数が国内線仕様で395席と在来型より60席増えた。また貨物の搭載可能重も約22トンとなり4トン増えている。先月28日にボーイング社より受領した。

 この日午後からは「世界初の旅客フライト」として夏休み中の日米の小学生約80人を乗せ羽田から富士山上空を飛行する遊覧飛行を実施した。

 787シリーズは炭素繊維などを多用することなどで軽量化、燃費が従来のボーイング767(約220席)などに比べて2割よい。ANAでは787-9型機を44機、8型機を36機発注。8型機をすでに28機受領して、羽田-フランクフルト線や羽田-広島線などに投入している。

 787-9型機は、すでにニュージーランド航空が先月9日に受領してテスト飛行などを行っているが、全日空は7日より東京-福岡線で運航されるため、定期便としては世界初の運航となる。