ANAホールディングスは、「2014-16年度ANAグループ中期経営戦略」のFSC(フルサービスキャリア)事業で、国際線の生産量を拡張し、2016年度には、ANAとして初めて国内線生産量(座キロベース)と同等に引き上げる。 国際線旅客事業では「羽田最大の国際線ネットワークキャリア」の優位性を活かし、高単価な首都圏発着のビジネス需要と国内地方発着需要を獲得し、収益基盤の確立を目指す。日系航空会社が就航していない、中長期的に有望な路線(都市)への積極的就航を検討する。 2015年の増枠以降は、成田ハブを拡大し、スターアライアンス、JVの効果的な活用も含めた成田での接続ネットワークを構築し、訪日やアジア~北米間のグローバル需要を獲得した上で、国際線の成長戦略を推進する。国際線成長戦略を描く上で重要となるパートナーを見極め、スターアライアンスに加えて個別に2社間の協力関係を拡充する。 フルサービスキャリアとして、プロダクト&サービスによる差別化を推進し、長距離路線のビジネスクラスのフルフラット化を2014年度中に完了させるとともに、中距離路線についても機材の品質向上やサービス強化を推進する。 生産性向上、海外コストの適正化、リソースのグローバル化、マルチタスク化などを通じてユニットコストを低減する。 2014年度末にボーイング787-9型機の国際線仕様機を1機受領することを皮切りに増機を進め、投入路線を段階的に拡大していく。