ボーイング社は「777X型」というコードネームで大型旅客機777型機の改良を進めている。特にエアバス「A350-1000」型機の対抗機種と位置づける「777-9X」(座席数400席)は、航空各社の間で大きな注目を集めている。

 「777X」は、777-8X、777-9Xの両機種で構成。市場や航空会社からのあらゆるニーズに対応できるという。777-8Xの競合機は前述のとおりエアバス「A350-1000」で、777-9Xはクラスレスで現在の民間航空機にライバルは存在しないという。

 777-9Xの座席数は、各エアライン機内仕様によって若干異なるが400席超。航続距離は1万5185kmで、座席当たりの運航コストは民間航空機の中で最も低い。

 一方で、777-8Xの座席数は350席、航続距離は1万7220kmと極めて長く、競合機と比べて離陸性能や輸送能力が大きく上回り、高い柔軟性を持つ航空機だとされている。