日米航空交渉の進展が期待される羽田空港=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 12月2日と3日にワシントンDCで開かれる、日米航空当局による羽田空港発着便などに関する航空交渉について、日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴社長は11月30日、「羽田と北米間に便が張られることを願っている」と語った。

 羽田空港の国際線発着枠は、昼間時間帯に関する日米2国間の交渉が進展しておらず、深夜早朝時間帯(午後11時から午前6時)のみ就航が認めらている。JALは羽田発着の深夜早朝便として、サンフランシスコ線とホノルル線を運航している。

 一方、欧州各国については交渉がまとまり、発着枠が増枠された2014年3月30日からは、これまで成田発着だったロンドン線など欧州便の主要路線は羽田へ移った。

 植木社長は、「日本の航空会社にとって大きな流動の一つは、(アジアから)成田経由で北米に向かう利用者」と、北米路線の需要が旺盛であると指摘。今回の航空交渉が進展することで、多くの需要が見込まれる羽田の昼間時間帯に、米国便開設が認められることに期待感を示した。