減産を決定した747-8。日本ではNCAが747-8Fを導入している=14年11月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングは現地時間1月21日、747-8型機を減産すると発表した。航空貨物市場の需要鈍化によるもの。減産により5億6900万ドル(約670億2000万円)の費用(税引き後)を計上する。

 747-8の生産レートは月産1.3機。3月からは月産1機に、9月には0.5機と段階的に減らす。ボーイング民間航空機部門のレイ・コナー社長は、「2013年後半から航空貨物市場の需要は回復しているが、ここ数カ月で鈍化している」と説明した。

 747-8は既存の747-400と比べて消費燃料や運航コスト、排気ガスの量を削減。トンキロあたり二酸化炭素排出量を16%削減、騒音域は30%縮小した。インテリアは、787タイプのものを導入している。エンジンは米GE製GEnx-2Bを搭載する。

 747-8は旅客型の747-8「インターコンチネンタル」と貨物型の747-8Fがある。2015年12月現在、合計で121機を受注している。内訳は747-8が51機、747-8Fが70機。引き渡し済みの機体は、747-8が38機、747-8Fは63機で計101機となっている。

 日本では、日本貨物航空(NCA/KZ)が2012年7月から747-8Fを受領し、現在は8機を運航している。