ボーイングの2016年5月の引き渡しは71機(前年同月60機)、受注は125機(11機)だった。
引き渡しの内訳は737が47機(前年同月37機)、747が1機(1機)、767が0機(1機)、777が9機(8機)、787が14機(13機)だった。
787は14機中8機が787-9で、チリのラン航空(LAN/LA)とブラジルのTAM航空(TAM/JJ)の新ブランド・ラタム航空と、エア・カナダ(ACA/AC)に2機ずつ、日本航空(JAL/JL、9201)とエティハド航空(ETD/EY)、ヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)に1機ずつ、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)には同社向け初号機を引き渡した。
受注は737が124機(前年同月10機)、747が0機(0機)、767が0機(0機)、777が1機(0機)、787が0機(1機)だった。
737は124機中123機が737 MAXで、このうち100機はベトナムのLCC、ベトジェット航空(VJC/VJ)から200席仕様の「737 MAX 200」を受注した。残りの1機は737-800で、日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)から受注した。