事故・トラブル・インシデント

2017年11月22日 (水)

日米共同演習中の米軍輸送機が墜落 3人行方不明

22日午後2時45分ごろ、東京都の沖ノ鳥島から北西約150キロの公海で、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」搭載のC2輸送機が墜落した。

米海軍第7艦隊などによると、輸送機には11人が搭乗し、うち8人は空母に救助され無事という。空母や海上自衛隊の護衛艦などが不明者の捜索にあたっている。

第7艦隊によると、事故機は米軍岩国基地(山口県)から人員や物資をレーガンまで運んでいた。通常の輸送飛行をしていたとしている。事故原因について米側は、輸送機にエンジン不調の疑いがあると同省へ説明したという。

リンク:<米海軍・輸送機>沖ノ鳥島沖150キロに墜落、3人不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空母艦載機が墜落=乗員3人不明―日米共同演習中・沖ノ鳥島沖 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<米海軍・輸送機>沖ノ鳥島沖150キロに墜落、3人不明
11/22(水) 17:23配信 毎日新聞

 22日午後2時45分ごろ、日本最南端に当たる沖ノ鳥島(東京都)の北西約150キロの太平洋上で、訓練中だった米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」艦載機のC2輸送機が墜落した。乗員は11人で、このうち8人が救助されたが、3人の行方が分かっていない。米軍の艦艇や海上自衛隊の護衛艦などが周辺海域を捜索している。

 米海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)や防衛省によると、C2は米軍岩国基地(山口県岩国市)から太平洋上のレーガンに人や荷物を運ぶ定期的な輸送任務に就いており、着艦直前だったとみられる。米側は防衛省に「エンジンの不調が原因ではないか」と説明しているという。米海軍は救助された8人について容体は「良好」としている。

 レーガンを中心とする空母打撃群は26日までの予定で、海自が日本周辺で模擬戦などを行う演習に参加していた。墜落したC2の乗員に日本人は含まれていないという。

 米海軍のC2は1960年代に生産が始まった双発プロペラの輸送機で、空母に人員や貨物を輸送する。全長17.3メートル、幅24.6メートルで最大で約30人を輸送できる。航空自衛隊の新型輸送機C2とは別の機種。【前谷宏】

 ◇相次ぐ事故

 訓練中の在日米軍の航空機や艦艇の事故は各地で相次いでいる。昨年12月には沖縄県名護市沖で垂直離着陸輸送機オスプレイが不時着し、今年10月には同県東村で大型輸送ヘリコプターCH53Eの炎上事故が発生した。

 今回墜落したC2が所属する海軍第7艦隊でもイージス艦の事故が相次ぎ、8~10月に司令官ら主要幹部が更迭されたばかり。

 米議会付属の政府監査院は9月、同艦隊で任務が増加する一方で人員が削減され、訓練が不足していることなどを事故の背景として挙げていた。【秋山信一】


米空母艦載機が墜落=乗員3人不明―日米共同演習中・沖ノ鳥島沖
11/22(水) 16:40配信 時事通信

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22日午後2時45分ごろ、東京都の沖ノ鳥島から北西約150キロの公海で、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」搭載のC2輸送機が墜落した。写真は米海軍のC2A輸送機=2010年撮影

 22日午後2時45分ごろ、東京都の沖ノ鳥島から北西約150キロの公海で、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」搭載のC2輸送機が墜落した。

 米海軍第7艦隊などによると、輸送機には11人が搭乗し、うち8人は空母に救助され無事という。空母や海上自衛隊の護衛艦などが不明者の捜索にあたっている。

 レーガンは10日から始まった海自護衛艦との共同演習に参加している。防衛省によると、乗員に自衛隊員が含まれるとの情報はない。事故原因について米側は、輸送機にエンジン不調の疑いがあると同省へ説明したという。

 第7艦隊によると、事故機は米軍岩国基地(山口県)から人員や物資をレーガンまで運んでいた。通常の輸送飛行をしていたとしている。

 小野寺五典防衛相は22日、記者団に「航空機事故がたびたび発生しているので、安全な運行をしっかり米側へ求めていきたい」と語った。

2017年11月 8日 (水)

群馬県で民間の輸送用大型ヘリが墜落、乗員4人が死亡

8日午後2時25分ごろ、群馬県上野村乙母の藤沢橋に東邦航空(東京都江東区)所有の輸送用大型ヘリコプターが墜落、炎上した。東邦航空によると、乗っていたのは機長の北川一郎さん(60)=大阪府河内長野市=と、整備士の杉山勝彦さん(50)=東京都多摩市=、瀧沢俊太さん(27)=埼玉県ふじみ野市=、池田裕太さん(22)=千葉県市川市=の4人で、いずれも死亡が確認された。

国土交通省などの話では、墜落したのは同社所有のアエロスパシアルAS332L型大型ヘリで、東京電力の送電線工事の資材運搬作業の終了後、山梨県早川町の場外離着陸場を午後2時3分に離陸し、栃木県芳賀町の栃木ヘリポートに向かっていた。飛行時間は1時間半を予定していたという。同省は航空事故と認定。運輸安全委員会は調査官3人の派遣を決めた。

機体は製造から約30年で、年明けに15年に一度の大規模検査を予定していた。これまで機体に大きなトラブルは確認されておらず、今年5月にあった年に一度の定期点検でも、異常は見つからなかったという。

東電によると、墜落と同じ時間帯に上野村で停電が発生。電線が切断されたためで、事故との関係を調査している。

なお、2015年3月には、新日本ヘリコプター所有の同型機が三重県で墜落事故を起こしている。

リンク:<群馬ヘリ墜落>尾翼のピンが破断 機体バランスに影響か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死因は外傷性ショック=ヘリ墜落、4人身元確認―群馬県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:群馬ヘリ墜落 エンジン・プロペラに異常か? 機体焼損、手がかり少なく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ墜落4人死亡 フライトレコーダー搭載せず 原因究明難航も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ヘリ墜落>テールローター破損か 「部品落下」複数目撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ墜落、原因究明長期化も=記録装置なし、焼損激しく―群馬 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<群馬ヘリ墜落>レコーダー搭載せず 原因究明長期化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「日航機事故思い出す」=ヘリ墜落から一夜明け―群馬・上野村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ墜落現場で実況見分=4人死亡、原因究明本格化―群馬県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ墜落4人死亡 黒煙…直後に爆発音 「2、3回転して落ちた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ墜落4人死亡 ベテラン機長、救助で活躍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御巣鷹山近くで、ヘリ墜落4人死亡 付近住民「あの日を思い出した」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同僚ら「想像絶する」=ヘリ所有会社、対応追われ―群馬ヘリ墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:群馬のヘリ墜落、搭乗の東邦航空4人死亡 墜落直前に部品外れる? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ヘリ墜落4人死亡>「住宅に落ちていたら」群馬・上野村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ヘリ墜落>橋の上で炎上、4人死亡 群馬・上野村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:部品落下、跳ね上がる尾翼=低空飛行中に異常音―爆発繰り返す・ヘリ墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<事故>4人全員が死亡 群馬・上野村のヘリ墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:群馬県上野村でヘリが墜落 乗員4人が死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ墜落、4人死亡=橋の上で炎上、停電も―群馬・上野村 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<群馬ヘリ墜落>尾翼のピンが破断 機体バランスに影響か
11/21(火) 22:03配信 毎日新聞

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神流川の対岸で見つかった事故機の「テールローター」とみられる部品=群馬県上野村乙母で2017年11月8日午後4時38分、畑広志撮影

 群馬県上野村でヘリコプターが落下し、機長ら4人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は21日、機体を安定させる尾翼の装置「テールローター」のブレード(羽根)を軸に固定する合金製のピン(長さ約12センチ、直径約3センチ)1本が破断していたと発表した。墜落前に機体から部品が落下したとの複数の目撃情報があり、安全委はピンが破断した原因や墜落との関連を調べている。

 墜落したのは仏航空機メーカー「アエロスパシアル(現エアバス・ヘリコプターズ)」が開発したAS332L(スーパーピューマ)。安全委が墜落現場から数十メートル離れた場所で見つかったテールローターを調べたところ、強化樹脂製のブレード(長さ約1・3メートル、幅約20センチ)5枚のうち1枚で、軸に固定するピンが折れているのが確認された。テールローターが破損した場合、機体のバランスが崩れ、操縦に影響を与える可能性があるという。

 安全委は同日、国土交通省などに情報提供し、国交省は同型機を運航する海上保安庁や東京消防庁、民間の事業者に対し点検結果をメーカーに報告するように通知した。【酒井祥宏】


死因は外傷性ショック=ヘリ墜落、4人身元確認―群馬県警
11/11(土) 22:47配信 時事通信

 群馬県上野村にヘリコプターが墜落、炎上し4人が死亡した事故で、県警は11日、司法解剖の結果、死因はいずれも全身を強く打ったことによる外傷性ショックと発表した。

 墜落直前に機体後部の一部が落下したとの目撃情報もあり、県警は事故の状況を詳しく調べている。

 4人の身元もDNA型鑑定で確認された。死亡したのは、いずれも東邦航空(東京都江東区)の社員で、機長の北川一郎さん(60)=大阪府河内長野市松ケ丘東町=と、いずれも整備士の杉山勝彦さん(50)=東京都多摩市豊ケ丘=、瀧沢俊太さん(27)=埼玉県ふじみ野市桜ケ丘=、池田裕太さん(22)=千葉県市川市南大野=。

 同社所有のヘリは8日午後に山梨県早川町を離陸。栃木県芳賀町に向かう途中、群馬県上野村の藤沢橋に墜落した。


群馬ヘリ墜落 エンジン・プロペラに異常か? 機体焼損、手がかり少なく
11/10(金) 10:12配信 産経新聞

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墜落した東邦航空のヘリコプターの機体を調べる運輸安全委の航空事故調査官ら=9日午前、群馬県上野村乙母(住谷早紀撮影)(写真:産経新聞)

 群馬県上野村乙母(おとも)で東邦航空(東京都)のヘリコプターが墜落し乗員4人が死亡した事故をめぐっては、操縦ミスではなく、機体トラブルが原因との見方が専門家の間では有力だ。目撃情報によると、機体が高度を下げながら墜落直前に機体後部の部品が脱落、そのまま落下するという異様な形で事故は起きた。悪天候でもなく、ベテラン機長が操縦していた機体に何があったのか。(吉原実)

 事故から一夜明けた9日に現地で調査を開始した運輸安全委員会の航空事故調査官によると、機体は右側を横倒しにした状態で、下部にある燃料タンクから天井部分にかけて、ほとんど焼損していた。機体後部のテールローターなどが機体から離れ神流川の中などで発見された。調査官は「全て今までとは違う事故だ」と戸惑いを隠さなかった。

 ヘリには衛星利用測位システム(GPS)やフライトレコーダー(飛行記録装置)が搭載されておらず、今後の調査は、目撃情報と接触状況が数少ない手がかりとなり、難航しそうだ。

 事故現場付近では「操縦席側を下にして、頭から落ちてすぐにドカーンと燃えてしまった」「旋回する様子はなく真下に落ちていった」との住民らの目撃証言がある。

 運輸安全委員会の統括航空事故調査官を務めた経験がある第一工業大の楠原利行教授は目撃証言や映像などから、事故に至る過程について、(1)エンジンかメインローター(プロペラ)など機体に異常が生じた(2)高度が低く、安定した軟着陸ができないまま墜落した-と推測する。

 楠原教授によると、墜落機にはエンジンが2つ搭載されており、双方が同時に停止することは「考えられない」という。片方が停止した場合、起動しているエンジンに頼った飛行となるため、機体は回転し、いわゆる「きりもみ状態」となって墜落する場合がある。

 エンジンに問題がある場合、通常であれば、降下を続けプロペラを回すオートローテーション(自由回転飛行)で軟着陸するが、楠原教授は「高度が低く、きりもみ状態を立て直す操作は不可能だったのではないか」とみる。

 エンジンに問題がなかった場合、考えられるのはプロペラの異常だ。プロペラが正常に作動しないと揚力を失い、「ただの鉄の塊になって、真っ逆さまに落下する」という。

 また、墜落機は大型で、機長の北川一郎さん(60)は「技量、能力、知識を満たしている」とし、「機体トラブルがなかった状態で単に落ちたとは考えづらい。特殊な事故だ」と語った。


ヘリ墜落4人死亡 フライトレコーダー搭載せず 原因究明難航も 
11/9(木) 22:08配信 産経新聞

 群馬県上野村で東邦航空(東京都)のヘリコプターが墜落し乗員4人が死亡した事故で、ヘリには飛行記録装置のフライトレコーダーが搭載されていなかったことが9日、東邦航空への取材で分かった。墜落したヘリに法的な搭載義務はないが、事故原因の究明が難航する恐れもある。

 運輸安全委員会や群馬県警は同日、現場で機体の損傷状況などを調べて原因究明を本格化させた。機体は神流川にかかる橋に操縦席部分が、約30メートル下の川岸に後部ローター部分が分かれて見つかり、100メートルほど飛び散った部品もあった。現場入りした運輸安全委員会の航空事故調査官は「ここまで激しく炎上した事故機を見たことはない」と語った。

 ヘリは山梨県早川町から栃木県のヘリポートに向かう途中で、地元消防本部や目撃した住民の証言によると、西から東へ飛行していてUターンし、高度を下げながら墜落直前に機体後部の部品が脱落。そのまま落下したとみられる。

 搭乗していたのは機長の北川一郎さん(60)のほか、いずれも整備士の杉山勝彦さん(50)、滝沢俊太さん(27)、池田裕太さん(22)。


<ヘリ墜落>テールローター破損か 「部品落下」複数目撃
11/9(木) 21:19配信 毎日新聞

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ヘリコプターが墜落、炎上した事故現場=本社ヘリから長谷川直亮撮影

 群馬県上野村でヘリコプターが墜落し、機長ら4人が死亡した事故で、現地調査を始めた運輸安全委員会は9日、機体を安定させる尾翼の装置「テールローター」が墜落現場近くの河川敷で見つかったと明らかにした。墜落直前に機体から大きな部品が落下したとの複数の目撃情報があり、運輸安全委や県警は、この装置に異常が起きたことが墜落につながった可能性もあるとみて、破損した原因や飛行当時の高度や速度を調べている。

 テールローターは機体が主回転翼「メインローター」の回転方向と反対に回転することを防いで安定させるとともに、機首の方向を制御する。運輸安全委によると、墜落現場の下を流れる神流川の対岸で見つかったといい、墜落現場から数十メートルの地点とみられる。

 飛行中に破損した場合、操縦士はエンジンを停止して機体を降下させ、メインローターを回転させて機体を立て直しながら緊急着陸を試みるという。ただ、それには一定の高度と速度が必要とされ、低空飛行だった場合、立て直す前に墜落する恐れがある。

 運輸安全委によると、事故機には離着陸間の飛行状況を記録する「飛行記録装置」(フライトデータレコーダー)が搭載されていなかった。当該機に設置義務はないが、機体の損傷が激しい場合、原因の解明ができなかったり、長期化したりするケースもある。【杉直樹、西銘研志郎、酒井祥宏】


ヘリ墜落、原因究明長期化も=記録装置なし、焼損激しく―群馬
11/9(木) 19:35配信 時事通信

 群馬県上野村の藤沢橋にヘリコプターが墜落、炎上し4人が死亡した事故で、機体には飛行データを記録するフライトレコーダーが搭載されていなかったことが9日、運輸安全委員会による現地調査で分かった。

 計器なども激しく燃えたことで分析が難しく、同委は原因究明が長期化するとの見通しを示した。

 同委の航空事故調査官3人は9日朝から現地入りし、原因究明を本格化させた。調査に当たった奥山克也調査官によると、事故機にはレコーダーの搭載が義務付けられていなかった。現場周辺でもレコーダーや全地球測位システム(GPS)が搭載された機器は見つかっておらず、「記録に残るものが全くない」という。

 また、燃料に引火したことで機体内部の計器も激しく燃えており、分析が困難な状況だという。報告書作成のめどについては「(事故)原因が分かりづらく、長期化することもある」と述べた。10日以降は目撃者の聞き取り調査などを行い、墜落状況を詳しく調べる。


<群馬ヘリ墜落>レコーダー搭載せず 原因究明長期化も
11/9(木) 11:14配信 毎日新聞

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墜落したヘリコプターの機体を調べる国交省運輸安全委の航空事故調査官ら=群馬県上野村で2017年11月9日午前8時42分、藤井達也撮影

 群馬県上野村で8日にヘリコプターが墜落し、機長ら4人が死亡した事故で、離陸から着陸までの飛行状況を記録する「飛行記録装置」(フライトデータレコーダー)が機体に搭載されていなかったことが捜査関係者への取材で分かった。国土交通省運輸安全委員会は航空事故調査官3人を現地に派遣し、9日から事故原因の調査を始めたが、原因究明は長期化する可能性もある。

 フライトレコーダーは離着陸間の速度や高度、機体の傾き、エンジン出力、操縦動作などを記録する装置。墜落の衝撃や火災などに耐えられるよう設計されているが、県警が機体の残骸を調べたところ、確認できなかったという。

 フライトレコーダーは、一定の大きさに満たないなどのヘリや小型機には設置義務がない。墜落したヘリを運航していた東邦航空によると、当該機は搭載義務がなかったという。安全委によると、1974年以降に国内で発生した航空事故のうちヘリの事故は最多の432件。今回のようにフライトレコーダーが搭載されず、機体の損傷が激しい場合、原因究明に至らないケースもある。

 多野藤岡広域消防本部や地元住民らによると、ヘリは墜落直前に機体後部から部品が落下し、回転しながら降下したとの目撃証言もあり、運輸安全委員会や県警は落下時の状況などを調べている。

 事故は8日午後2時25分ごろ発生。上野村乙母(おとも)の藤沢橋の上にヘリが墜落し、機長と整備士計4人全員が死亡した。気象庁によると、当時、上野村の天気は曇り。隣接する神流町の観測点では風速は1メートル未満と弱く、強風や雷の注意報も出ていなかった。【杉直樹、西銘研志郎】


「日航機事故思い出す」=ヘリ墜落から一夜明け―群馬・上野村
11/9(木) 10:01配信 時事通信

 4人が死亡したヘリコプター墜落事故から一夜明けた9日、群馬県上野村の現場で警察や消防、国土交通省の航空事故調査官ら計50人以上が焼け焦げた機体などを調べた。

 同村の御巣鷹山では1985年8月に日航機墜落事故が発生しており、住民は「当時を思い出した」と話した。

 橋の上で炎上した機体の周囲にはブルーシートが掛けられた。橋の手すりなどには焦げたような跡が点在。機体の破片は50メートルほどの範囲に飛散し、川岸や中州にも落ちていた。捜査員らは写真を撮ったり、巻き尺で距離を測ったりした。

 ヘリが落ちる瞬間を目撃したという無職黒沢博夫さん(84)は「グオーンという異常な音を出しつつ、回転しながら墜落した」と証言。日航機事故の当時は村役場勤務で、救援の人集めに奔走したという。「またここで起きてしまった。集落に落ちていたらと思うとぞっとする」と不安げな様子で作業を見詰めていた。


ヘリ墜落現場で実況見分=4人死亡、原因究明本格化―群馬県警
11/9(木) 8:06配信 時事通信

 群馬県上野村の藤沢橋にヘリコプターが墜落、炎上し4人が死亡した事故で、県警藤岡署などは9日朝から墜落現場の実況見分を始めた。

 運輸安全委員会の航空事故調査官3人も現地入りし、原因究明を本格化させる。

 東邦航空(東京都江東区)所有のヘリは8日午後2時3分に山梨県早川町の場外離着陸場を離陸。栃木県芳賀町の栃木ヘリポートに向かう途中の同25分ごろ、事故現場に墜落した。機体後部の一部が吹き飛んだ直後、きりもみ状に頭から落ちたとの目撃情報もあり、関連を調べる。


ヘリ墜落4人死亡 黒煙…直後に爆発音 「2、3回転して落ちた」
11/9(木) 7:55配信 産経新聞

 群馬県上野村でヘリコプターが墜落し4人が死亡した事故は墜落の緊迫した状況が目撃されていた。墜落の地響きや、炎上するヘリからもうもうと立ち上る煙を目の当たりにした住人からは、通報などが殺到。昭和60年に同村の山中で日本航空のジャンボ機が墜落し、520人が死亡した事故を思い起こす人もいた。

 山梨県早川町から栃木県に向かっていた同機が墜落したのは8日午後2時半ごろ。屋外にいた住民の女性は非常に低い高度で頭上をかすめるように飛行するヘリを目撃した。東へ向かいUターンで戻ってくると、視界から消えた。気づくと黒煙が上がり、直後に「ドーン」と爆発音がした。

 女性は32年前、墜落直前のジャンボ機を目撃していた。「あの日を思い出してしまった。全員無事でいて」と祈るように話した。

 近所の男性(77)は「1分近く上空を旋回していて、変な音がすると思っていた」と異変を証言。別の男性は「何かが落ちた後、2、3回転して墜落した」と振り返った。

 墜落で配電線が断線し、村内は最大約600軒が停電。現場の藤沢橋は民家や店舗なども近く、警察や消防、役場に通報が相次ぎ騒然となった。ヘリは激しく炎上し、機体は真っ黒になってひしゃげ、橋の下の河原にも部品が散乱。激しい衝撃を物語っていた。乗員3人は機内、1人が機外で見つかり死亡確認された。

 墜落機はフランスの航空機メーカー、アエロスパシアル(現エアバス・ヘリコプターズ)が開発した大型ヘリ「AS332L」で通称「スーパーピューマ」。全長18・7メートル、巡航速度200キロ超、航続時間約3時間で約20人が搭乗でき、輸送や捜索救難に使われる。山岳地で荷物をつり下げ飛行することも多いという。

 東邦航空によると、墜落機の北川一郎機長は「非常に熟練した有能な社員」だったという。


ヘリ墜落4人死亡 ベテラン機長、救助で活躍
11/9(木) 7:55配信 産経新聞

 「危険な現場で命を預けられる。ピカイチの腕前だった」。墜落機の機長、北川一郎さん(60)は経験30年以上のベテランで、知人らは熟練した技術や温厚な人柄を口々に語った。

 東邦航空は運輸や報道の取材・撮影業務に携わるほかヘリによる山岳救助の草分け的存在だという。昭和53年入社の北川さんも東日本大震災や阪神大震災などの最前線に赴く一方、山岳救助で長く活躍した。北アルプスの山小屋「涸沢(からさわ)ヒュッテ」社長で地元の遭難救助隊長も務めた山口孝さん(69)は「アルプスは遭難が多発する。過酷な現場に北川さんと何度も向かい、多くの遭難者を救助した」と振り返る。

 真面目で穏やかだったという北川さんは昨年、定年を迎え再雇用された。操縦には細心の注意を払い、後輩の指導も厳しかった。「大切な山の仲間。一体、何があったのか」。山口さんは声を落とした。

 整備士の杉山勝彦さん(50)は勤続約30年で職場のリーダーだった。平成24年入社の滝沢俊太(としひろ)さん(27)は「笑顔がかわいいやつ」と、同僚に愛されたという。入社2年目の池田裕太さん(22)は整備ライセンスを取得するため勉強に励んでいた。

 取材に応じた同僚は「無念でなりません。もう戻ってこないから…」と涙をこらえ切れない様子だった。


御巣鷹山近くで、ヘリ墜落4人死亡 付近住民「あの日を思い出した」
11/9(木) 7:04配信 スポーツ報知

 8日午後2時25分ごろ、東邦航空のヘリコプターが群馬県上野村乙母(おとも)の藤沢橋付近に墜落、炎上した。社員4人が搭乗しており、火は消し止められたが、全員が死亡した。32年前に日航ジャンボ機が墜落した御巣鷹山は同じ村内にあり、付近の住民らは再び起きた悲劇に「あの日を思い出した」と声を震わせた。東京電力によると、ヘリ墜落で配電線が断線したため、村では一時、最大約600戸が停電した。

 ヘリコプターの墜落現場は、1985年8月12日に日航ジャンボ機が墜落した上野村だった。かつて墜落直前のジャンボ機も目撃した住民女性の頭上をかすめるようにヘリが飛んだ。「あの日を思い出してしまった。全員が無事でいてほしい」と話したが、祈りは届かなかった。

 現場近くの歯科診療所で休憩中だった歯科医の三上真さん(61)は地響きを感じて外に出た。橋の方向に黒煙が上がるのが見え、周囲にはガソリンのような臭いも立ちこめていたという。「変電所の火事かと思ったが、墜落とは。日航機の事故もあった村。怖いですね」と唇を震わせた。

 墜落現場は上野村役場の西約700メートルで、目撃者が110番通報した。県警によると、3人が機体の中で、1人が機体の外で見つかった。地元消防によると、「西から東の方向に飛んでいてUターンし、高度が落ちてくると機体後部の部品が飛び、回転しながら落ちた」との目撃情報があるという。70代主婦は、ヘリは通常よりも低い高度で飛んでいたといい、山陰に機体が消えた後、「バリバリバリ」という音が聞こえたという。

 東邦航空は会見し、4人は機長・北川一郎さん(60)、整備士・杉山勝彦さん(50)、同・滝沢俊太さん(27)、同・池田裕太さん(22)と明らかにした。「ご心配、ご迷惑をかけ、心よりおわびしたい」と謝罪し、原因について「天候の要因は低いと思う」とした。北川さんはフライト1万時間を超えるベテランだった。午前8時31分に松本空港を離陸し、長野、山梨両県内で資材や重機などの運搬作業をしていた。作業を終え、午後2時3分に山梨県早川町を離陸したとの無線連絡があり、栃木県内のヘリポートに向かっていた。

 国土交通省によると、ヘリは仏エアバス・ヘリコプターズ社の「AS332L」で、通称スーパーピューマと呼ばれる大型機。墜落したヘリは製造から約30年経過しているが、機体に大きなトラブルはなかった。国交省は航空事故と認定。運輸安全委員会が航空事故調査官を派遣し、原因を調べる。

 ◆最近の主なヘリ墜落事故

 2010年7月 埼玉県秩父市の山中で県の防災ヘリが遭難者を救助活動中に墜落、5人死亡

 15年2月 宮崎県えびの市の山中で海上自衛隊のヘリが墜落、3人死亡

 17年3月 長野県の鉢伏山付近で県の消防防災ヘリが墜落、9人死亡

 8月 青森県・竜飛崎沖で海自哨戒ヘリが墜落。2人死亡、1人行方不明

 10月 浜松市沖で空自の救難ヘリが墜落、4人行方不明

 ◆AS332L フランスの航空機メーカー、アエロスパシアル(現エアバス・ヘリコプターズ)が開発した、20人ほどが搭乗できる全長18・7メートルの比較的大型のヘリコプター。通称は「スーパーピューマ」。巡航速度は200キロを超え、航続時間は約3時間。2010年には、物資輸送のため荷物をつり下げて飛行中の同型機が、鹿児島県屋久島町の山中に墜落し、乗員2人が死亡する事故が起きた。


同僚ら「想像絶する」=ヘリ所有会社、対応追われ―群馬ヘリ墜落
11/8(水) 22:59配信 時事通信

 「何が起こったのか。想像を絶する」。

 4人が死亡したヘリ墜落事故を受け、ヘリを所有する東京都江東区の東邦航空では8日午後、社員らが対応に追われた。搭乗していたのは同社社員で、同僚らを悼む声も聞かれた。

 同社によると、午後2時3分、ヘリから無線で「出発しました」と連絡が入った。約1時間後に国土交通省航空局から事故の一報があり、無線交信を試みたが、不通だった。

 ヘリを操縦していた北川一郎さん(60)は、社内でも1、2位を争う経験者だった。同乗していた杉山勝彦さん(50)は物事を的確に処理するベテラン。瀧沢俊太さん(27)は我慢強く温和で、池田裕太さん(22)はまじめに新機種の勉強に励んでいたという。

 この日は役員らが別業務で不在で、社員が情報収集と集まった報道陣の対応に追われた。指名技能審査員として機長を務める佐藤宏文さん(65)は「空輸中の事故はレア。事故の状況も想像を絶し非常につらい」と沈痛な面持ちだった。

 同社は2011年にも死亡事故を起こしており、佐藤さんらは「いかに安全確保するかを頑張ってきた矢先で、おわびのしようがない」と頭を下げた。


群馬のヘリ墜落、搭乗の東邦航空4人死亡 墜落直前に部品外れる?
11/8(水) 22:31配信 産経新聞

 群馬県上野村乙(おと)母(も)で8日午後2時半ごろ、ヘリコプターが墜落し、乗員4人が死亡した事故で、東邦航空(東京都)は同日、同機に八尾事業所(大阪府)所属の機長、北川一郎さん(60)らが搭乗していたと明らかにした。

 墜落直前に機体後部の部品が外れたとの目撃情報があり、県警は業務上過失致死容疑も視野に墜落原因を調べる。国土交通省は航空事故と認定し、運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣する。

 墜落機には北川さんのほか、いずれも東京本社所属で整備士の杉山勝彦(50)さん▽滝沢俊太(としひろ)さん(27)▽池田裕太さん(22)-が搭乗していた。

 ヘリは、同日午前8時31分に長野県の松本空港を離陸。山梨県早川町の水力発電所から近くの工事現場に重機を運ぶなどした後、午後2時3分に同町を離陸したと無線連絡があった。栃木県内のヘリポートに向かっていたとみられる。


<ヘリ墜落4人死亡>「住宅に落ちていたら」群馬・上野村
11/8(水) 21:47配信 毎日新聞

 激しい炎に包まれ、黒い煙を上げる機体。付近には機体の破片が散乱し、油のような臭いが立ちこめた。群馬県上野村で8日、4人が犠牲になったヘリコプターの墜落事故。機体の落下はあっという間だったという。墜落現場から数百メートルの範囲には住宅や旅館がある。「住宅に落ちていたらどうなっていたか」と住民は声を震わせた。

 「尾翼から煙が出たと思ったら、2、3度傾いて墜落した」。事故現場近くに住む今井トキさん(78)は墜落の瞬間を目撃した。午後2時半ごろ、知人と村内でグラウンドゴルフをしていた。「低く飛ぶなと思っていたら、高度を下げてぐるっと戻ってきた。墜落した時、すごい音がして、真っ黒の煙が、ぶわーっと上がった」と振り返った。一緒にいた松元ユキ江さん(68)も「真っ逆さまにくるくると回りながら落ちた。1分もしないうちだったと思う。怖くて足がすくんだ」と顔をこわばらせた。通報者によると、ヘリは西から東に飛行していたが、Uターンした後に高度が落ちた。

 1985年に日航ジャンボ機が墜落した上野村で起きた墜落事故に、住民は「空の安全を目指す場所で、あってはならないこと」と肩を落とした。

 東邦航空は8日、東京都江東区の本社で記者会見し、佐藤宏文・元運航部長(65)が「大変な事故を起こし、心からおわびします」と謝罪した。操縦した北川一郎機長(60)は78年入社。総飛行時間が1万時間超のベテランで、機体への習熟度は高く、身体検査も問題はなかったという。佐藤元部長は「人望もあり、能力も高く有能だった」と惜しんだ。

 同社では2007年と11年にも機長らが死亡する墜落事故が起きており「安全確保を頑張ってきたが、結果として重大事故を起こしてしまった。おわびのしようもない」としている。【神内亜実、西銘研志郎、島袋太輔】

 ◇同型機、海難救助や警備に活用

 墜落したAS332Lは、仏航空機メーカー「アエロスパシアル(現エアバス・ヘリコプターズ)」が開発し、約20人が搭乗できる全長約19メートルの大型ヘリコプター。通称は「スーパーピューマ」で、1981年から量産された。

 最大速度は時速約300キロ、航続時間は約3時間。同型機は世界中で使用され、国内では陸上自衛隊が要人輸送で運用したほか、海上保安庁が海難救助や警備に活用している。

 2010年には物資輸送のため荷物をつり下げて飛行中の同型機が、鹿児島県屋久島町の山中に墜落し、乗員2人が死亡する事故が起きた。運輸安全委員会は、同機が旋回した際に荷物が山の斜面に引っかかったことが墜落原因とした。【酒井祥宏、前谷宏】

 ■主なヘリコプター事故

2004年3月 長野県南木曽町で民放が取材中のヘリが墜落、4人死亡

 05年5月 静岡市で渋滞監視中の静岡県警ヘリが墜落、5人死亡

 07年3月 鹿児島県・徳之島で陸自ヘリが墜落、4人死亡

 08年7月 青森県大間町の大間崎沖で民放が取材中のヘリが墜落、4人死亡

 10年7月 埼玉県秩父市で救助活動中の県防災ヘリが墜落、5人死亡

   8月 香川県沖の瀬戸内海でデモ飛行中の海保ヘリが墜落、5人死亡

 17年3月 長野県松本市の山中で救助訓練中の県消防防災ヘリが墜落、9人死亡

   10月 浜松市沖の太平洋上で訓練中の空自ヘリが墜落、4人不明


<ヘリ墜落>橋の上で炎上、4人死亡 群馬・上野村
11/8(水) 21:04配信 毎日新聞

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墜落後に炎上するヘリ=群馬県上野村で2017年11月8日、今井嘉夫さん提供

 8日午後2時半ごろ、群馬県上野村乙母(おとも)の住民から「ヘリコプターが橋の上に墜落し、炎上した」と119番があった。高崎市等広域消防局などによると、墜落したのは「東邦航空」(東京都江東区)のヘリで、乗っていた同社社員の機長と整備士計4人全員の死亡が確認された。

 記者会見した東邦航空によると、亡くなったのは、大阪府河内長野市の北川一郎機長(60)と、いずれも整備士で東京都多摩市の杉山勝彦さん(50)、埼玉県ふじみ野市の滝沢俊太(としひろ)さん(27)、千葉県市川市の池田裕太さん(22)。北川さんは総飛行時間が1万時間を超えるベテランだった。

 現場は上野村役場から西約700メートルの神流(かんな)川にかかる藤沢橋のたもと。墜落の瞬間を目撃した近くの松元旨宏さん(75)は「尾翼から部品が飛んだと思ったら、2、3秒しないうちに落ちた」と話した。

 墜落したヘリはアエロスパシアル式AS332L(スーパーピューマ)。東京電力が山梨県早川町の田代川第2発電所の改修工事に使う資材を運ぶため、東電の関連会社「新日本ヘリコプター」(東京都江東区)を通じてチャーターした。東邦航空によると、ヘリは8日午前8時半ごろ、長野県の松本空港を離陸。長野県内で作業した後、山梨県早川町内で新倉場外離発着場と工事現場を往復して資材を運んだ。同日午後2時ごろ離陸し栃木県芳賀町の同社の格納庫に向かう途中だった。ヘリは飛行開始から約30年で、年明けに15年ごとのメンテナンスを行う予定だった。直近でトラブルはなかった。

 国土交通省は8日、この墜落事故を航空事故に認定し、運輸安全委員会は航空事故調査官3人を派遣して原因を調べる。【杉直樹、井川諒太郎、金森崇之】


部品落下、跳ね上がる尾翼=低空飛行中に異常音―爆発繰り返す・ヘリ墜落
11/8(水) 18:19配信 時事通信

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墜落して激しく炎上するヘリコプター=8日午後、群馬県上野村(近くの住民提供)

 「飛行中、バリバリという異常音がした」「墜落前に機体の一部がパラパラと落ちた」。

 群馬県上野村で8日に発生し、4人が死亡したヘリコプター墜落事故。異変に気付いた現場近くの住民らが、事故当時の様子を詳細に語った。

 近くでゴルフをしていた女性(71)によると、何かを探すように現場周辺を旋回していたヘリが、上空で尾翼を跳ね上げたかと思うと、垂直に落下した。「あっという間」だったという。「みんな震えていた。何が何だか分からない」と驚きを隠せなかった。

 同じくゴルフをしていた松元旨宏さん(75)によると、ヘリは南西方向から飛来しUターンした後、右旋回。徐々に高度が落ち始め、機体後部の一部が飛んだ直後、きりもみ状に煙を上げながら墜落した。すぐに119番したが、近くで墜落したことに「怖かった」と声を震わせた。

 近くに住む女性(60)は事故前、低空飛行するヘリに違和感を持った。周辺をよく飛ぶ自衛隊ヘリと比べ、「高度が低い」と感じたという。

 機体の一部が落ちていくのを目撃した直後、墜落。「ドッカーン」というごう音が響き、さらに複数回の爆発音が続いた。女性は「びっくりした。上空を米軍機が頻繁に飛ぶ沖縄の人たちの気持ちも分かる気がする」と、衝撃を受けた様子だった。

 現場近くにいた男性(80)は、バリバリという飛行音を聞いた後、炎が上がる様子を目撃した。「風がなかったので、立ち上った黒煙が垂直に伸びていった」と振り返る。「村では上空をヘリがよく飛ぶが、今回は音がおかしかった」と話した。

 別の住民女性(65)は、突然大きな音がして部屋の電気が消えたため外に出たところ、もうもうと上がる煙を目撃。機体はバラバラになり、燃料が飛び散ったためか広範囲で火の手が上がった。墜落現場の橋の下にも破片が散乱していたという。


<事故>4人全員が死亡 群馬・上野村のヘリ墜落
11/8(水) 16:16配信 毎日新聞

 8日午後2時半ごろ、群馬県上野村乙母(おとも)の藤沢橋で、「ヘリコプターが橋の上に墜落し、炎上した」と地元消防に通報があった。地元消防によると、乗っていた4人全員の死亡が間もなく確認された。

 このヘリは東邦航空(東京)所有で、山梨から栃木に向かう途中だった。同社によると、機長1人、整備士3人が乗っているという。【杉直樹】


群馬県上野村でヘリが墜落 乗員4人が死亡
11/8(水) 16:09配信 産経新聞

 群馬県上野村や地元消防によると、8日午後2時半ごろ、同村乙母でヘリコプターが墜落して炎上し、乗員4人が心肺停止状態で発見され、間もなく死亡が確認された。県警などは身元確認を急ぐとともに、詳しい状況を調べている。

 多野藤岡広域消防本部によると、午後2時半ごろ、「ヘリコプターが落ちた」などと119番通報があった。現場に急行した消防隊が消火活動を行い間もなく鎮火したが、機体は激しく損傷しており、中にいた乗員とみられる4人が間もなく死亡確認された。

 ヘリは東邦航空(東京都)の所属とみられ、同社によると社員4人が搭乗。8日は物資を運んだ後、栃木県のヘリポートに向かう予定だったという。

 同村などによると、ヘリが墜落したのは、同村役場から西約700メートルの道路上で、大きな音がして間もなく、煙があがった。墜落直後には同村で停電が発生。午後4時現在でも約600棟が停電したままだという。


ヘリ墜落、4人死亡=橋の上で炎上、停電も―群馬・上野村
11/8(水) 15:37配信 時事通信

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8日午後2時25分ごろ、群馬県上野村乙母の藤沢橋に東邦航空(東京都江東区)所有のヘリコプターが墜落、炎上した。火は間もなく消し止められたが、搭乗していた男性社員4人の死亡が確認された=近くの住民提供

 8日午後2時25分ごろ、群馬県上野村乙母の藤沢橋に東邦航空(東京都江東区)所有のヘリコプターが墜落、炎上した。

 火は間もなく消し止められたが、搭乗していた4人の死亡が確認された。

 東邦航空によると、乗っていたのは機長の北川一郎さん(60)=大阪府河内長野市=と、整備士の杉山勝彦さん(50)=東京都多摩市=、瀧沢俊太さん(27)=埼玉県ふじみ野市=、池田裕太さん(22)=千葉県市川市=。北川さんは総飛行時間が1万時間を超えるベテランで、池田さんは昨年4月に入社したばかりだった。

 機体は製造から約30年で、年明けに15年に一度の大規模検査を予定していた。これまで機体に大きなトラブルは確認されておらず、今年5月にあった年に一度の定期点検でも、異常は見つからなかったという。

 国土交通省などの話では、ヘリはアエロスパシアル式AS332L。東京電力の送電線工事の資材運搬作業の終了後、山梨県早川町の場外離着陸場を午後2時3分に離陸し、栃木県芳賀町の栃木ヘリポートに向かっていた。飛行時間は1時間半を予定していたという。同省は航空事故と認定。運輸安全委員会は調査官3人の派遣を決めた。

 東邦航空ホームページによると、事故機の同型機は、通称スーパーピューマと呼ばれ、乗客乗員22人乗り。人員輸送のほかに物資輸送にも使われ、運航速度は時速250キロ。航続時間は3時間で、機外に重量2000~3500キロの物資をつり下げることができる。

 東電によると、墜落と同じ時間帯に上野村で停電が発生。電線が切断されたためで、事故との関係を調査している。

 墜落現場は上野村役場から西に約700メートルの距離。

2017年10月31日 (火)

777・787・A350等、航空機一般の話題・65

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:「飛べるゼロ戦」4億円で売ってます…現存のゼロ戦で飛行可能は4機のみ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍>主力戦闘攻撃機15機が24日に岩国基地に飛来 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米海兵隊、岩国にF35配備完了=計16機に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空軍がプレス公開 嘉手納配備のステルス戦闘機F-35Aの画像を解説 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オスプレイ事故率悪化 「安保環境も要因」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オスプレイ事故率最悪=普天間配備前の1.7倍―米海兵隊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<オスプレイ>重大事故率3.27に上昇 17年度末 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:KLM、パネルに誤部品=落下との関連調査―運輸安全委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:成田着の大韓機 部品見つからず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:嘉手納基地でF35A初公開=「自衛隊と相互運用高める」―米空軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:入間航空祭が開催、アクロバット飛行に大歓声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:21万人魅了 大空にブルーインパルスが舞う入間航空祭 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブルーインパルスが描くアート 埼玉県・入間基地航空祭 2017 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの広州発羽田行き、“モヤ”発生で緊急着陸 けが人なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ゼロ戦>あいち航空ミュージアムに展示 30日開館へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空、A350運航開始 初便は成田-デトロイト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空軍の最新鋭ステルス戦闘機、2機が嘉手納に到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<後編>杉江 弘 | 仕事とは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空のエアバス A350初便が成田に到着。退役したジャンボを代替 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エア・ドゥ、機長不足で11月に34便運休 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「28年間ありがとう!」乗客、スタッフ、ファンが別れを惜しんだデルタ航空ジャンボの日米路線ラストフライト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ルフトハンザ、羽田~ミュンヘン直行便にエアバス A350-900型機導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<前編>杉江 弘 | 仕事とは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空の747、日本最終便 成田の旅客型ジャンボ、姿消す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:超小型、燃料電池、電気飛行機、未来の飛行機はこんなカタチ? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン深夜便のメリットとは? 増便のJAL、初便にあわせ深夜サービスも開始 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「飛べるゼロ戦」4億円で売ってます…現存のゼロ戦で飛行可能は4機のみ
11/24(金) 20:40配信 スポーツ報知

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「飛べるゼロ戦」が仙台から飛来

 太平洋戦争時の日本海軍のゼロ戦が24日、茨城・龍ケ崎飛行場に飛来した。

 現存する5機のゼロ戦で飛行可能なものは4機。ニュージーランド在住で衣料品メーカーを経営する石塚政秀さんが所有、国内での動態保存をめざし活動中だ。

 石塚さんは08年に機体を取得、14年に会社を設立し日本への上陸、日本上空での飛行、日本人パイロットのライセンス取得とステップを重ねているが、機体の維持に年間数千万円の費用が掛かり、今後も維持することは不可能との判断、機体所有権の売却を決断したという。

 そのため現在、4億円で購入者を探している。石塚さんは「日本の工業技術の結晶なんです。なんとか国内で動態保存したい」と話す。

 海外からの問い合わせはあるが、戦時中の日本工業技術の結集ともいえるゼロ戦の飛べる機体を国内で保存したいと考え、6月に千葉県幕張で行われたエアレースなどでも展示飛行していた。


<米軍>主力戦闘攻撃機15機が24日に岩国基地に飛来
11/23(木) 22:19配信 毎日新聞

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岩国基地へ移転予定の空母艦載機FA18スーパーホーネット=古賀亮至撮影

 米軍再編に伴って米空母ロナルド・レーガンの艦載機部隊を厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県岩国市)へ移転する計画を巡り、防衛省中国四国防衛局(広島市)は23日、部隊の主力戦闘攻撃機FA18スーパーホーネット15機が24日に飛来してくると山口県と岩国市に伝えた。

 同防衛局によると、今回の飛来について米軍は、太平洋上の沖ノ鳥島周辺で22日に発生した同空母の艦載機C2輸送機の墜落事故を受けた運用の一環であり、正式移転ではないと説明している。しかし計画では今月にスーパーホーネットの岩国への配備が始まることになっており、飛来がそのまま配備につながる可能性もあるとみている。

 艦載機移転は第1陣の早期警戒機E2D5機が8月に到着。計画によると、来年5月までにスーパーホーネット48機を含む計61機が段階的に移る。【古賀亮至】


米海兵隊、岩国にF35配備完了=計16機に
11/15(水) 20:40配信 時事通信

 米軍岩国基地(山口県岩国市)に15日午後、海兵隊仕様の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが3機到着し、計画されていた計16機の配備が完了した。

 防衛省中国四国防衛局によると、F35Bは1月に10機、今月9日に3機飛来していた。当初は8月に配備を終える予定だったが、遅れた理由について米側から説明はなかったという。


米空軍がプレス公開 嘉手納配備のステルス戦闘機F-35Aの画像を解説
11/9(木) 11:30配信 ホウドウキョク

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(画像:ホウドウキョク)

トランプ大統領が韓国に移動した7日、沖縄・嘉手納基地では配備を完了した米空軍のF-35Aステルス戦闘機がメディアに公開された。
半年間の予定で12機を展開、そのうち1機は基地格納庫内で公開され(タイトル写真)、至近距離での撮影も許可された。

機首の下のある透明カバーの至近距離での撮影画像・動画などはこちらから

F-35Aは25mm機関砲を機内装備している。主翼の付け根上部にある細長い突起部分がそれで、爆弾の格納スペースが広いため2,000ポンド(約900kg)爆弾を2発装填できる。
脚カバー部はキザギザになっているのも確認できる(写真下)。

これもステルス性能を向上させるためのもの。
地上管制レーダーは一般に送受アンテナが共有で、電波を敵機に向けて発射しその反射波を測定することで距離や方向、あるいは形態を知る手がかりとするものだが、このギザギザがあると反射した電波はあらぬ方向に逃げ、発射地点に戻って来ない。

また、機首の下のある透明カバーの至近距離での撮影画像(写真下)は極めて貴重だ。

この透明のカバー内にあるのはAN/AAQ-40EOTS光学・照準システム。
赤外線センサー、光学センサー、レーザーなどを使い、長距離の空対空目標または空対地目標の探知や、目標指示を行う装置だ。
このセンサーシステムは1,000km先の弾道ミサイルの発射を捉えたという・・・ただしそのセンサー能力に対応するソフトウェアが開発されたという情報は入っていない。

格納庫内での会見での「今回のF-35A配備は北朝鮮情勢の緊張の高まり、とりわけトランプ大統領の日本、韓国、中国訪問を受けての対応か?」との質問に対し、アメリカ空軍の指揮官、ジェイソン・ルーシュオフ大佐は「にわかに決められることではなく、ずっと以前から計画されていたことで、自衛隊との飛行中の情報交換など相互運用性を向上させるための配備だ」と述べている。
とは言えトランプ大統領が韓国に移動したその日というタイミングでのプレスに向けての公開は、北朝鮮、あるいは軍事力を増す中国に対する「見せる抑止」という意味も大きいだろう。
(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)


オスプレイ事故率悪化 「安保環境も要因」
11/9(木) 9:13配信 ホウドウキョク

アメリカ海兵隊の輸送機「オスプレイ」の事故率が過去最高を記録したことに関し、小野寺防衛相は、8日夜のBSフジ「プライムニュース」で、北朝鮮問題など、安全保障環境の悪化が要因の1つとの見方を示した。
小野寺防衛相は「ある程度慣熟して機体の安定度も安心度も高まって、ギリギリの訓練をしたり、任務でかなり厳しいところに使うこともある。それだけ厳しい訓練、任務が最近多くなっていることも一因だと思う」と話した。
死傷者が出るなどのオスプレイによる重大事故率は、2017年9月末現在で、過去最高の「10万時間あたり3.27」となり、海兵隊全体の航空機の事故率を初めて上回った。
小野寺防衛相は、この1年間に重大事故が3件相次いだことについては、「機体ではなく、整備や操縦のミスが原因だ」と指摘した。


オスプレイ事故率最悪=普天間配備前の1.7倍―米海兵隊
11/8(水) 21:40配信 時事通信

 米海兵隊が運用する輸送機オスプレイの重大事故について、10万飛行時間当たりの発生率が9月末時点で3.27となり、日本政府が把握する中で過去最悪だったことが8日、防衛省への取材で分かった。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備される前の約1.7倍で、他の航空機を含めた海兵隊全体の事故率2.72も上回った。

 日本政府は普天間飛行場へのオスプレイ配備にあたり、配備前の2012年4月時点の事故率は1.93で、海兵隊平均の2.45を下回ると発表。安全性を示す根拠の一つとしていた。小野寺五典防衛相は8日夜、「厳しい訓練、任務が最近多いことも一因と思う。(自衛隊への導入は)計画通り進めたい」と述べた。


<オスプレイ>重大事故率3.27に上昇 17年度末
11/8(水) 21:30配信 毎日新聞

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オスプレイ=北海道大演習場で2017年8月18日午前11時23分、梅村直承撮影

 防衛省は8日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイの重大事故率が米会計の2017年度末(9月末)時点で3.27に上昇し、海兵隊機全体の事故率(2.72)を上回ったと発表した。1年で3件の重大事故が相次ぎ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備が始まった12年以降では最高となった。

 防衛省によると、オスプレイの重大事故率は昨年9月末時点で2.62で、海兵隊機全体の2.63を下回っていた。しかし、沖縄県名護市沖での不時着事故(昨年12月)と豪州沖での墜落事故(今年8月)、さらに今年9月にシリアで不時着事故が起き、防衛省が普天間配備前に公表した12年4月時点の事故率(1.93)の約1.7倍になった。

 米軍は「オスプレイは最も過酷な環境で運用されているため」などと釈明。防衛省は「機体に問題があるとは認識していないが、米側には安全性に最大限の配慮を求めていきたい」としている。

 海兵隊は被害総額が200万ドル(約2億2700万円)以上か、死者が出るような重大事故の10万飛行時間当たりの発生率を機体の安全性を示す指標として使用。日本政府はオスプレイの国内配備に際し、同機の事故率が海兵隊機全体より低いことを示していた。【前谷宏】


KLM、パネルに誤部品=落下との関連調査―運輸安全委
11/8(水) 19:04配信 時事通信

 飛行中のKLMオランダ航空の機体から重さ約4キロのパネルが落下し、大阪市内で車を直撃した事故の原因を調べている運輸安全委員会は8日、パネルの固定に正規の部品とは異なるボルトが使われていたと発表した。

 落下との因果関係は不明だが、安全対策に役立つとして国土交通省に情報提供した。

 運輸安全委によると、パネルにはボルトで機体に固定するための穴が37カ所ある。ボルトは34本が機体に残っており、プラスチック製のパネルを通り抜けた痕跡が確認された。取り付け金具「ブラケット」が破断していたことも判明した。

 パネルにあった3本を含め全てのボルトを調べたところ、5本は正規品と太さは同じだが、ねじ部が1、2ミリ短かった。うち3本は金具の真下で使われていた。ねじ部が浅いため固定力が弱く、振動が生じて金具の破断やボルトのパネル通り抜けに発展した可能性もあるとみて調査を続ける。国交省はKLMに誤使用の原因報告を要請した。


成田着の大韓機 部品見つからず
11/8(水) 18:12配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

7日夜、千葉県の成田空港に着陸した大韓航空機から、長さ1メートルほどの機体の部品の一部が、なくなっていたことがわかった。
7日午後9時前、成田空港に着陸した仁川(インチョン)発の大韓航空705便から、主翼付近の部品の一部がなくなっていることが、到着後の点検でわかった。
部品は、翼についたフラップと主翼の間を埋めるゴム製のもので、直径4cm、長さ1メートル、重さ300グラムほど。
成田空港事務所は、滑走路を10分間閉鎖して点検したが、部品は見つからなかった。
これまでに、人的被害は報告されていないが、飛行中に欠落した可能性もあり、大韓航空は、原因を調査する方針。


嘉手納基地でF35A初公開=「自衛隊と相互運用高める」―米空軍
11/7(火) 18:06配信 時事通信

 在日米空軍は7日、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に配備された最新鋭ステルス戦闘機F35Aを報道陣に公開した。

 F35Aは空軍仕様機で、同型機のアジア太平洋地域への実戦配備は初めて。挑発を繰り返す北朝鮮や軍事力を増す中国を念頭に、在日米軍の航空戦力を強化する狙いがあるとみられる。

 米太平洋空軍は12機のF35Aを半年間、嘉手納に派遣すると発表。10月から順次飛来し、今月配備が完了した。

 同基地では7日午前、8機のF35Aが初の訓練を実施。嘉手納を離陸し、訓練空域の確認などを行った。米空軍幹部は記者団の取材に応じ、「日本を守る力を強化し、自衛隊との相互運用性を高める」と強調。「騒音や安全面に細心の注意を払う」とも述べ、基地負担強化に反発する地元に配慮する意向も示した。


入間航空祭が開催、アクロバット飛行に大歓声
11/6(月) 14:34配信 リアルライブ

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(写真:リアルライブ)

埼玉県の航空自衛隊入間基地で2017年11月3日(金・祝)、入間航空祭が開催され、約21万人の航空ファンらが来場した。

週刊の天気予報では、天候状態が心配されたものの、晴れの特異日とされる11月3日らしく、晴天の下での航空祭開催となった。展示飛行では、航空救難団やYS-11とU-125の飛行点検隊T-4の飛行、C-1輸送機の6機編隊による飛行などが行われたほか、陸上自衛隊第1空挺団のパラシュート降下なども披露された。

航空自衛隊松島基地所属の「ブルーインパルス」による曲技飛行では、秋晴れ空の下でのアクロバット飛行となり、基地を埋めた観衆から歓声が上がった。


21万人魅了 大空にブルーインパルスが舞う入間航空祭
11/4(土) 12:37配信 産経新聞

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青空にスモークで描く「ブルーインパルス」の曲技飛行に観客から歓声があがった=3日午後、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)

 航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山、入間市)で3日に開かれた入間航空祭には、約21万人の航空ファンらが訪れた。快晴の空の下、輸送ヘリによる消火作業のデモンストレーションや航空祭ならではのC1輸送機6機による編隊飛行などが行われたほか、陸上自衛隊第1空挺団のパラシュート降下なども披露された。

 各地の基地から飛来したF15、F2などの戦闘機も展示され、C1輸送機の機内公開には長蛇の列ができた。

 航空自衛隊松島基地所属の「ブルーインパルス」による曲技飛行では、青空に白いスモークで描く見事な演目に、基地を埋めた観衆から地響きのような歓声が上がった。

 さいたま市からブルーインパルスファンの同僚ら女性ばかり6人と始発電車に乗ってきたという瀬賀郁美さん(23)は、「ブルーの追っかけで各地の基地祭を回っていますが、今日は天気も良かったし、演技も最高でした」と目を輝かせていた。


ブルーインパルスが描くアート 埼玉県・入間基地航空祭 2017
11/3(金) 16:10配信 ウェザーニュース

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提供:ウェザーニュース

 3連休初日となった今日11月3日。埼玉県狭山市にある航空自衛隊入間基地で開催された「入間基地航空祭 2017」で、航空自衛隊のアクロバット飛行専門チーム「ブルーインパルス」が展示飛行を実施。爽やかな秋空の中を駆け抜けました!

 今日の埼玉県狭山市は高気圧に覆われて、小春日和という言葉がぴったりの過ごしやすい1日となりました。絶好の青空キャンバスにブルーインパルスが描いた星やハートの絵柄は、訪れた多くの観客を魅了しました。

 次にブルーインパルスが展示飛行を行うのは、11月19日(日)に岐阜県で開催される、平成29年度岐阜基地航空祭の予定です。

※そもそも、ブルーインパルスって?
 航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。(航空自衛隊ホームページより)


ANAの広州発羽田行き、“モヤ”発生で緊急着陸 けが人なし
11/2(木) 18:43配信 Aviation Wire

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広州離陸後に引き返したANAの767(当該機と同型機)=15年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 現地時間11月2日午後4時(日本時間同日午後5時)ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の広州発羽田行きNH924便(ボーイング767-300ER型機、登録番号JA611A)が、離陸後に広州へ緊急着陸した。ANAによると、離陸後の機内でモヤが発生したという。

 NH924便は午後3時15分に広州を出発し、同31分に離陸。その後、午後3時50分に広州に着陸し、午後4時25分に到着した。同便には163人(うち幼児1人)が搭乗し、運航乗務員2人、客室乗務員8人で運航していた。ANAによると、当該機は1000フィート(304.8メートル)上空を飛行中に、操縦席と客室内でモヤが発生したという。乗客乗員にけがはなかった。

 同便は午後8時に羽田へ到着する予定だった。ANAによると、当該便は欠航とし、3日午前9時35分に広州を出発する成田行きNH934便か、他社便への振り替えを案内している。


<ゼロ戦>あいち航空ミュージアムに展示 30日開館へ
11/2(木) 11:21配信 毎日新聞

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あいち航空ミュージアムに展示予定の「零式艦上戦闘機」=三菱重工業提供

 愛知県は、今月30日に県営名古屋空港(同県豊山町)に開館予定の「あいち航空ミュージアム」に、旧三菱重工業大江工場(名古屋市)で生産された旧日本海軍の主力戦闘機「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」の復元機を展示すると発表した。ゼロ戦は太平洋戦争末期に操縦士が爆弾ごと敵艦に突っ込む「神風特別攻撃隊」が使用したことでも知られる。

 県によると、展示されるゼロ戦は1944年に大江工場で生産された「三菱4708」号機。83年にミクロネシア連邦ヤップ島で発見されたゼロ戦の残骸の部品を使うなどして約2年かけて復元し、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の史料室(今年5月休館)に展示していたものを借り受ける。

 ゼロ戦の展示について、大村秀章知事は1日、「当時の日本の航空技術の高さを象徴すると同時に、愛知で生まれた機体であり、展示にふさわしい」と話した。一方で「改めて平和や戦争について考える機会にしてほしい」とも述べた。

 ミュージアムはほかに、県内で開発された戦後初の国産旅客機「YS11」や多目的小型ビジネス機「MU2」、国産ヘリコプター「MH2000」なども展示する。【山衛守剛】


デルタ航空、A350運航開始 初便は成田-デトロイト
11/1(水) 13:16配信 Aviation Wire

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放水アーチでの関係を受けるデルタ航空のA350-900=17年10月31日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 デルタ航空(DAL/DL)は現地時間10月30日、エアバスA350-900型機の運航を開始した。最初の路線となったのはデトロイト-成田線で、ボーイング747-400型機から機材変更した。

【個室になるビジネスクラス】

 初便となったのはデトロイト発成田行きDL275と、日本時間10月31日の成田発デトロイト行きDL276便で、同社2号機(A350-900、登録番号N502DN)を投入した。

 A350-900は3クラス306席を設定し、ビジネスクラス「デルタ・ワン」が32席、プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアム・セレクト」が48席、エコノミー「メインキャビン」が226席。ビジネスにはスライド式ドアを設け、個室空間を用意した。全席通路アクセス可能なフルフラットシートで、個人用モニターの大きさは18インチとなる。

 デルタは2014年11月、A350のうち標準型となるA350-900を25機発注。今年7月に、米国の航空会社では初めてA350を受領した。現在は2機保有し、年内に5機体制となる見込み。

 デトロイト-成田線は、前日まで「ジャンボ」の愛称で親しまれている747-400で運航していた。10月30日時点で、成田で747-400の旅客型を定期運航していたのはデルタ航空のみで、運航終了により、成田からジャンボが姿を消した。


米空軍の最新鋭ステルス戦闘機、2機が嘉手納に到着
11/1(水) 11:55配信 CNN.co.jp

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米空軍の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」=米空軍

ワシントン(CNN) 米空軍が日本に派遣する最新鋭のステルス戦闘機「F35A」12機のうち、2機が30日、沖縄県の米軍嘉手納基地に到着した。

空軍報道官によると、F35Aと空軍要員約300人は、米太平洋軍の「戦域安全保障」計画の一環として、半年間の予定で同基地に派遣される。残りの20機も今週中に沖縄入りする見通しだ。

F35はアジア太平洋地域における米軍の戦略の要と位置付けられている。海兵隊仕様の「F35B」は1月に山口県の岩国基地に配備されたが、空軍仕様のF35Aが同地域へ送り込まれるのは初めて。

空軍によれば今回の派遣は以前から予定されていたものの、北朝鮮をめぐる緊張が高まるなか、トランプ米大統領の初訪日を目前に控えたタイミングとなった。

米軍はすでに空母2隻を新たに同地域へ派遣。先週末にはB2ステルス爆撃機を送り込んだと発表した。10月中旬には誘導ミサイル潜水艦「ミシガン」を韓国の釜山に寄港させている。専門家らによれば、これらはいずれも北朝鮮から攻撃があった場合、重要な役割を果たすことになる。


<後編>杉江 弘 | 仕事とは?
11/1(水) 10:00配信 就職ジャーナル

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<後編>杉江 弘

仕事とは?
<後編>杉江 弘

すぎえ・ひろし●1946年、愛知県生まれ。1969年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、日本航空株式会社に入社してDC-8、B747、エンブラエルE170などに乗務する。首相フライトなど政府要請による特別便の経験も多い。同社安全推進部に所属中は安全運航のポリシーの立案・推進に従事し、特に「スタビライズド・アプローチ」と呼ばれる運航ポリシーは現在では広く航空界全体に採用されている。B747の飛行時間では世界一の1万4051(機長として1万2007)時間を記録し、2011年にボーイング社よりそれを記念して設計者のジョー・サッター氏のサイン入りのモデルプレーンを贈られ表彰を受ける。2011年10月の退役までの総飛行時間(すべての機種)は2万1000時間におよぶ。新聞、テレビ、講演会などを通して航空問題(最近ではLCCの安全性)について解説、啓発活動を行っている。また海外での生活体験を基に日本と外国の文化の違いを解説し、日本と日本人の将来のあるべき姿などにも一石を投じている。日本エッセイストクラブ会員。

前編ではパイロットとして42年間守り続けた安全運航の裏にあった努力や考えについてうかがいました。
後編ではパイロットとして大切にしてきたことや、次世代への思いをお話しいただきます。

■ 「安全運航」「定時運航」はもちろん、プラスアルファを提供する

-パイロットのお仕事で大切にされていたことは?

お客さまのニーズに応えることです。お客さまのニーズはさまざまで、例えば、大阪から羽田に向かう平日の第1便にはビジネス目的のお客さまが多いですよね。となると、お客さまにとって大事なのは、遅れずに仕事に向かうこと。そのためにスピードやコース、積載燃料を計画し、安全に速く飛んで、定刻に着くのがパイロットに求められる技術です。一方、観光客が多い土曜の朝の第1便では「富士山が見えますよ」と機長アナウンスをして景色を楽しんでもらっていました。国際線ですと、アメリカ中西部を縦断するメキシコ便の昼間のフライトでは、毎回5つの管制塔と連絡を取って許可を得、グランドキャニオンの上を飛んで絶景を乗客にプレゼントすることにしていました。安全運航、定時運航が第一なのは言うまでもありませんが、その上でプラスアルファを提供すると、お客さまが喜んでくださる。アンケートで「これからも日本航空を利用します」という感想を頂くことも多く、機長としてそれ以上にうれしいことはなかったですね。

■ 42年間のパイロット人生で見つけた究極の「安全対策」

-ご著書で、降下の際に乗客の耳が痛くならない操縦法を工夫されていたと知り、こまやかな配慮に驚きました。耳の痛みは気圧が急激に変化することで起きるので、降下のタイミングを早めにしてゆっくり降りたり、目的地付近でいったん高度を少し下げて、乗客が気圧の変化に慣れやすいようにされていたそうですね。

私自身はお客さまを安全に目的地に送り届けるのはもちろん、身体的負荷を一切負わせないようにするのが機長としての自分のやるべきことだと考え、耳に優しい運航を心がけていました。お客さまのニーズに合わせた運航計画をしていたのも、自分が乗客なら何がうれしいかと想像し、それらを実行してきただけなんです。私は乗り物や旅が好きですから。

ただし、耳の痛みはお客さまの体調との関係性もあり、一般には航空会社の責任の範囲ではないとされています。お客さまに景色を楽しんでいただくことも、今はあまり行われず、どのフライトでも決まったように食事の後は機内が暗くなります。「お客さまのニーズに応える」とひと口で言っても、それぞれの機長の考えや、時代の変化もある。ですから、私がやってきたことが「正解」というわけではなく、それぞれのやり方があっていいのですが、若いパイロットと一緒に空を飛んだり、指導を担当して気になったのは、マニュアルにとらわれた人が目立つことです。

-航空業界以外でも、よく言われていますね。

社会全体の風潮でもあり、「今の若者はけしからん」などと言うつもりはありません。ただ、空の上ではマニュアルにはない事態にも対応できないと、命にかかわるのです。平常時ならば、マニュアルに書かれたことを順番通りにやっていれば問題ありませんが、あと数分で墜落というときにそんな悠長なことはできません。2009年のハドソン川不時着水事故において機長が最初に取ったのは、USエアウェイズの危機管理マニュアルでは15番目に実行するよう記載されている「補助電源をつける」という行動でした。とっさにそういう判断ができたのは、彼が日ごろから緊急事態に備えて研究を怠らなかったことに加え、マニュアルの背景を自ら考え、理解していたからです。

マニュアルを守ることも大事ですが、そこに書かれた考えはどのようにして決まったのかを考える。そういった思考の訓練をしておかないと、前例のないことに対応できません。これはビジネスの世界でも同じことが言えるはずです。

最後に、私が42年間のパイロット生活で習慣としてきた、究極の「安全対策」を皆さんにお教えします。それは出発前に、搭乗をされるお客さま一人ひとりの顔をコクピットの窓から見ることです。以前はコクピットにお客さまを案内することもあり、私の楽しみの一つでしたが、2001年の同時多発テロ以来、コクピット内には一切乗客が入れなくなってしまいました。パイロットはお客さまと接する機会がなく、ともすれば自分が何百人の人たちの命を預かっていることに対するリアリティーが持てず、想像力に欠けた行動をしかねません。でも、そのようなときに一人ひとりの顔が浮かんでくれば、トラブルが発生して判断に迷うときも常に安全第一で物事を考えることができます。単なる精神論に聞こえるかもしれませんが、非常に重要なことだと私は思っています。

■ 学生へのメッセージ

私は子どものころから乗り物が好きで、蒸気機関車の運転士になるのが夢だったのですが、高校生になったころにはほとんどの蒸気機関車が姿を消してしまいましてね。憧れの職業が消滅するという小さな挫折を経験しました。パイロットにも憧れがありましたが、そのころ、大多数のパイロットは航空大学の卒業生で、航空大学の試験は何十倍もの難関。受験する前にあきらめて大学の法学部に進み、一般企業に就職するつもりでした。ところが、私の就職活動時は、高度経済成長によるパイロット不足を補うために航空各社が一般大学からパイロット訓練生を募集し始めた時期。友人から情報を得て軽い気持ちで受けてみたところ、9回の試験に通って、採用されたんです。私は特に成績優秀な学生ではありませんでしたから、われながら驚きました。同時に、挑戦する前からあきらめて航空大学を受験しなかった過去の自分を反省しました。ですから、皆さんにはぜひ自分の可能性を信じ、挑戦していってほしいと思います。

■ 杉江さんにとって仕事とは?

-その1 マニュアルにはない事態をいかに切り抜けるか

-その2 命を預かる仕事だから、たった1回の失敗も許されない

-その3 自分が乗客なら何がうれしいかを想像し、実行する

■ INFORMATION

『乗ってはいけない航空会社』(双葉社/1600円+税)には、杉江さんのパイロットとしての豊富な経験から分析した、世界中の航空会社の実態が書かれている。安全な航空会社はどこか、乗ってはいけない航空会社はどこなのか。杉江氏の調査から導き出した「本当のエアラインランキング(トップ20&ワースト15)」もズバリ指摘する、本音の航空会社論。

■ 編集後記

杉江さんの駆け出し時代には、軍隊で教育を受けた厳しい機長も少なくなかったそうです。「離陸から着陸まで怒鳴りっぱなしで、名前を聞いただけで胃が痛くなるような機長もいました。彼と一緒のフライトがあると、仮病を使って休む副操縦士も一人や二人ではなく(笑)。でも、私はどんな機長でも休むことはありませんでした。理由は単純に飛ぶことが好きだったからなのですが、結果的にはそれが良かったと思います。先輩のいいところは取り入れ、疑問を感じるところは改善していこうと考えることができましたから。社会に出たら、苦しいこともあると思いますが、どんな経験も必ず生きますよ」と杉江さん。
(編集担当I)

取材・文/泉 彩子 撮影/臼田尚史


デルタ航空のエアバス A350初便が成田に到着。退役したジャンボを代替
10/31(火) 20:57配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 デルタ航空は10月31日、前日にジャンボ(ボーイング 747-400型機)が退役した路線にエアバス A350-900型機を就航した。その初便となったのは、定刻17時50分発の成田~デトロイト線(DL276便)。出発前には、前日にジャンボがラストフライトを迎えたのと同じ26番ゲート前で記念セレモニーを実施した。なお、ジャンボの退役やA350-900型機の機内の様子については、関連記事「『28年間ありがとう!』乗客、スタッフ、ファンが別れを惜しんだデルタ航空ジャンボの日米路線ラストフライト」「デルタ航空、個室型ビジネスクラス搭載のエアバス A350-900型機内部公開」を参照していただきたい。

【この記事に関する別の画像を見る】

 予定より早く成田へ到着したA350-900型機はウォーターキャノン(放水アーチ)で迎えられ、26番スポットにランプイン。ゲート前では弦楽四重奏による生演奏が行なわれ、華やかな雰囲気に。ソフトドリンクや、デルタのロゴ入りチョコプレートの乗ったカップケーキも振る舞われた。

 セレモニーは来賓の成田国際空港 代表取締役社長の夏目誠氏が臨席するなか、デルタ航空 日本支社長 森本大氏がスピーチを行なった。「待ちに待ったエアバス A350の初フライトです。このA350とA330neoをそれぞれ25機、計50機導入していますが、1機200億円とするとおよそ1兆円、これが新しい投資です。

 その50機のうち、これ(DL276便のA350-900型機)が1機目です。私も先ほど中を覗いてみましたが、素晴らしいシート、素晴らしい機内で、音も大変静かで、ゆったり眠っていただけるのではないかと思っています」と新機材について自信を見せた。

 続いて、機長のハリー・オーナー氏が自身を含め4人のDL276便のパイロットを紹介し、関係者による記念撮影を実施。17時過ぎに搭乗が始まった。DL276便は18時ごろにプッシュバックを開始、ややあって18時20分過ぎに離陸した。


エア・ドゥ、機長不足で11月に34便運休
10/31(火) 20:31配信 Aviation Wire

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機長不足で11月に34便が運休するエア・ドゥ=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エア・ドゥ(ADO/HD)は10月31日、羽田-札幌線と札幌-仙台線の2路線で11月6日から25日までの期間中、計17往復34便を運休すると発表した。機長不足によるもので、運休が12月以降も生じるかは未定だという。

 運休するのは、羽田を午後1時50分発の札幌行きHD25便や、札幌午後4時発仙台行きHD108便などで、運休日は便により異なる。

 エア・ドゥの機材は、中型機のボーイング767-300ER型機(1クラス286席と同289席)と767-300(同288席)が各2機ずつ、小型機の737-700(同144席)が9機の計13機体制。同社によると、8月と10月に737の機長が自己都合で合わせて2人退職したことと、4機ある767のうち1機が重整備のため11月に運航から離脱することで、737の稼働が高まることが要因だという。

 エア・ドゥによると、737の機長は現在37人だが、本来は40人程度必要だという。10月28日を最後に撤退した札幌-広島線も、乗員繰りが理由の一つだった。

◆11月の運休便
羽田-札幌線
HD11 羽田(06:50)→札幌(08:20)運休日:11月14日
HD14 札幌(09:00)→羽田(10:35)運休日:11月14日
HD25 羽田(13:50)→札幌(15:25)運休日:11月6、7、9-13日
HD28 札幌(16:00)→羽田(17:40)運休日:11月6、7、9-13日

札幌-仙台線
HD108 札幌(16:00)→仙台(17:10)運休日:11月6、10、11、14-16、23-25日
HD109 仙台(17:40)→札幌(18:55)運休日:11月6、10、11、14-16、23-25日


「28年間ありがとう!」乗客、スタッフ、ファンが別れを惜しんだデルタ航空ジャンボの日米路線ラストフライト
10/31(火) 14:17配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 デルタ航空は10月30日、「ジャンボジェット」「空の女王」などの愛称を持つボーイング 747-400型機を、成田~デトロイト線のDL276便をもって退役させた。一部の航空会社ではまだ747型機を運用しているが、日米路線ではこれがラストフライト。当日は多くの航空ファン、空港関係者、デルタ航空スタッフが集まり、ジャンボとの別れを惜しんだ。

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 到着が遅れたジャンボは16時30分過ぎに成田へ到着。17時過ぎに搭乗口の26番ゲートでセレモニーを開催した。このフライトで機長を務める2人のうち、代表してスピーチを行なったラッセル・ブリス(Russell Bliss)氏は、「合併前のノースウエスト航空を含めてデルタ航空の太平洋路線を支えたのはボーイング 747型機である」として、就航した28年間はダグラス DC-3型機に並び歴史に残る偉業であると賛辞を送った。

 また、これが往路となる乗客に対しては、復路は導入したばかりのエアバス A350-900型機になるとして、ブリス氏らもA350型機のパイロットとなるべく機材変更の訓練に入るという。「慣れ親しんだ747型機を思い返すこともあるだろうが、それ以上に最新鋭機を操縦して、快適なフライトをお届けできることを楽しみにしている」と新しい機材への意欲を見せた。

 そしてブリス氏は、747型機に特別な思い入れのある同僚がいると副操縦士のテリー・プレスリー(Terry Presley)氏を紹介。プレスリー氏は約30年前に成田~シカゴ線のフライトで1人の女性CA(客室乗務員)と出会い、24年前の10月に成田~デトロイト線の747型機の機内で婚約したと明かし、さらにこのDL276便のフライトをもってデルタ航空のパイロットを引退するという。すると、自身もラストフライトにスタッフとして搭乗するプレスリー氏の奥さんが飛び出し、ハグとキス。映画のワンシーンのような光景に、大きな拍手が起こった。

 17時50分発のDL276便は、かなり余裕を持って17時に搭乗を始めた。同じころ、747型機が駐機する26番スポットにはスタッフやデルタ航空「Thank You 747-400」プロジェクトのフォトコンテストに入選したファンが集まり、最後の勇姿をカメラに収めていた。DL276便は18時22分にプッシュバックを開始、滑走路へ向かった。


ルフトハンザ、羽田~ミュンヘン直行便にエアバス A350-900型機導入
10/31(火) 13:12配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ルフトハンザ ドイツ航空は12月1日(日本発便は12月2日)から、羽田~ミュンヘンの直行便にエアバス A350-900型機を導入する。

 同社にとってエアバス A350-900型機の導入は東京路線では世界で6番目、北アジアでは北京に続く2番目の就航となる。

 ルフトハンザのエアバス A350-900型機は、ビジネスクラス48席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス224席の計293席という構成。

 ルフトハンザ ドイツ航空 日本・韓国支社長兼スイス インターナショナル エアラインズ 日本・韓国地区社長のドナルド・ブンケンブルク氏は、「当社のハブであるミュンヘン空港と羽田空港を結ぶフライトに、エアバス A350-900型機を就航できることをうれしく思います。

 同型機は最先端の機材であり、すべての座席クラスで一層の快適性、さらに広々とした空間をご搭乗のお客さまにご提供します。この機材は現時点において、世界で最も先進的かつ環境に配慮した長距離路線用機材です。同等機と比べると、同機材はジェット燃料(ケロシン)の消費量と二酸化炭素排出量をそれぞれ25%削減し、離陸時の騒音も大幅に低減しています」とリリースにコメントを寄せている。

ルフトハンザ ドイツ航空が運航する羽田~ミュンヘン直行便

LH715便:羽田(12時45分)発~ミュンヘン(16時55分)着 ※毎日運航
LH714便:ミュンヘン(15時15分)発~羽田(翌10時55分)着 ※毎日運航


<前編>杉江 弘 | 仕事とは?
10/31(火) 10:00配信 就職ジャーナル

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<前編>杉江 弘

仕事とは?
<前編>杉江 弘

すぎえ・ひろし●1946年、愛知県生まれ。1969年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、日本航空株式会社に入社してDC-8、B747、エンブラエルE170などに乗務する。首相フライトなど政府要請による特別便の経験も多い。同社安全推進部に所属中は安全運航のポリシーの立案・推進に従事し、特に「スタビライズド・アプローチ」と呼ばれる運航ポリシーは現在では広く航空界全体に採用されている。B747の飛行時間では世界一の1万4051(機長として1万2007)時間を記録し、2011年にボーイング社よりそれを記念して設計者のジョー・サッター氏のサイン入りのモデルプレーンを贈られ表彰を受ける。2011年10月の退役までの総飛行時間(すべての機種)は2万1000時間に及ぶ。新聞、テレビ、講演会などを通して航空問題(最近ではLCCの安全性)について解説、啓発活動を行っている。また海外での生活体験を基に日本と外国の文化の違いを解説し、日本と日本人の将来のあるべき姿などにも一石を投じている。日本エッセイスト・クラブ会員。

■ 数々の緊急事態に遭遇しながら、安全運航を守り続けた

-2011年の退役までの総飛行時間は2万1000時間に及び、ジャンボジェット機の乗務時間1万4051時間は世界最長記録(2017年10月現在)とか。その間には、数多くの緊急事態も経験されたそうですね。

エンジントラブルによる片肺飛行(※)、油圧系統の損傷はそれぞれ数回ありましたし、コクピット火災やナビゲーションシステムの故障が起きたこともあります。同僚を見回しても、私ほど多くの緊急事態を経験した人は見当たらず、「神の試練」としか思えないほどです(笑)。それにもかかわらず、乗客や乗務員にかすり傷一つさせず、機体の損傷もない「安全運航」を42年間続けられたのは、乗務員や地上スタッフ、乗客の皆さまの協力のおかげだと感謝しています。

(※)二基の発動機を備えている飛行機で、片方だけしか動かないこと。

-最も怖かった経験について教えていただけますか?

入社3年目、乗務員として一人前になったばかりのこと。香港を離陸後、ベトナム戦争中のダナン市上空を通過し、目的地のバンコクまであと1時間という地点で、米軍の戦闘機とニアミスをしたことがあります。あと1、2秒航行にズレがあったらと考えると、今でもぞっとします。現在では戦争中の空域を民間機が飛ぶなんてあり得ないことですが、当時は「高高度なら支障がない」とされていたんです。

機長になって2年目、1985年夏に台湾・高雄空港で経験した、離陸滑走中の豪雨も忘れられません。雨が急に激しくなって前方がまったく見えなくなり、離陸を中止しましたが、機体が滑走路のどこにいるのかさえわかりません。高雄空港の滑走路は幅45メートルと狭く、機体が芝生に突っ込む危険性がありました。とっさに横を見て、滑走路の外側にぼんやり見える草の色と自分の位置が変わらないよう操縦し、事なきを得ましたが、一歩間違えば、大事故になっていたかもしれません。

-豪雨を想定した訓練はされていたのですか?

シミュレーターによる緊急操作訓練では、エンジン故障などで急ブレーキをかけたときに限られた滑走路内で止まることができるかというものはありましたが、雨が急にひどくなって前方の視界がなくなるというような想定の訓練はありませんでした。この時に恐ろしい思いをしたことから、以後は世界中で起きたあらゆる事故の調査報告書を調べ、同じようなトラブルが起きたときに自分ならどうするかを考えることが習慣になりました。

航空機の事故の90パーセント以上は過去に同じような原因で起きていますから、分析を繰り返すことで頭にデータが蓄積されていったんでしょうね。飛行機を操縦中、ある局面になると、「これは事故になりそうだ」という「悪魔のささやき」が聞こえてくるんですよ。そのささやきに対して、もう一人の自分が「その手にはのらないよ」と返すというやりとりをすることで安全なフライトをしてきたという感覚があります。

■ いざというときの判断は、「勘」ではできない

-安全運航の裏には、日常的な備えがあったんですね。

事故で人の命が失われるというのはあってはならないことです。それでも起きてしまった事故のデータというのは多くの人の犠牲の上にあるわけですから、きちんと生かし、決して同じことを繰り返してはいけないと肝に銘じていました。

どのパイロットもマニュアルの想定内の事態については対応を学んでいますが、プロとしての真価が問われるのは、マニュアルにはない「想定外」の事態をいかに切り抜けるかだと私は思っています。その観点からお話しすれば、2009年にニューヨークでバードストライク(鳥の衝突)に遭い、全エンジンの推力を失いながらもハドソン川に不時着して乗客の命を救ったUSエアウェイズのサレンバーガー機長はプロのパイロットのお手本と言えるでしょう。パイロットは片側のエンジンが故障しても離着陸できる技術を身につけていますが、複数のエンジンを失うということは訓練で想定されていません。

エンジン停止から飛行機が落ちるまでの時間は3分。管制塔は最寄りの飛行場への着陸を誘導しましたが、エンジンの推力が失われて油圧も低下し、操縦かんのコントロールも十分に利かず、滑走路に安全に着陸できない可能性がありました。市街地の上を飛べば、墜落によって二次災害を起こすリスクもあります。サレンバーガー機長は一瞬でそれらの状況を読み取り、着水という決断をしました。こういう判断というのは、単なる「勘」でできるものではありません。日ごろから備えていた結果のはずです。

-なぜそう思われるのですか?

ニューヨークの離陸では鳥がすごく多いため、私自身も複数エンジンの故障に備えて研究と対策を考えていたからです。シミュレーターで何十回も墜落しながらテストを繰り返してわかった実験結果をボーイング社に検証してもらい、「この結果は使える」と1993年に認められました。だからこそ、サレンバーガー機長のプロとしてのすごさがわかるんです。

■ 何千回もやって、たった1回の失敗も許されない職業

-パイロットとして活躍される一方で、40代後半からは安全推進部の管理職として安全対策にも尽力されましたね。

幸か不幸か、数多くの緊急事態の経験も、安全対策を考える上では役立ちました。当時、力を入れて取り組んだ仕事の一つとして、「スタビライズド・アプローチ」と呼ばれる運航ポリシーの導入があります。これは、飛行機が着陸間際のある時点であらかじめ定められた条件を満たしていなければ、いったん着陸をやめて、もう一度進入を試みるという考えです。また、条件を満たしていても、コクピットに入る2人のパイロットのうち、操縦していないパイロットが安全でないと判断すれば、やり直しをしなければいけません。

かつての日本の航空界には、悪天候でもなんとかして着陸する技術を持つのが「名パイロット」の条件とされる風潮がありました。私も実際に悪天候で強引に着陸する先輩機長を見たことがありますし、同僚が副操縦士の時に、着陸を無理に進めようとする機長に危険性を進言したところ、「うるさい」と一蹴されたことがあるという話も聞いたことがあります。しかし、パイロットというのは人の命を預かる仕事。何千回やってたった1回の失敗も許されない職業です。おまけに飛行機事故の7割は離着陸時に起きています。「多少の悪条件でも技術があれば、なんとか着陸できる」という考え方は大変危険だと若手のころから疑問を持っていました。だから、安全推進部の調査役を任された時に、今がチャンスと着陸時の運航ポリシーの確立に取り組んだんです。

-諸先輩からの反対もあったのではないですか?

私も心情はわかりますが、機長というのは「あまり細かいことは言わず、判断は現場に任せてほしい」と思うものです。先輩だけでなく、同期の機長からもいい顔はされませんでした。でも、約1年かけて会議などで説得したところ、導入がかないました。その結果、着陸時の重大インシデント(事故)が減り、今では日本の航空会社全社がこのポリシーを取り入れています。

後編ではパイロットとして大切にしてきたことや、次世代への思いをお話しいただきます。

→次回へ続く

(後編 11月1日更新予定)

■ INFORMATION

『乗ってはいけない航空会社』(双葉社/1600円+税)には、杉江さんのパイロットとしての豊富な経験から分析した、世界中の航空会社の実態が書かれている。安全な航空会社はどこか、乗ってはいけない航空会社はどこなのか。杉江氏の調査から導き出した「本当のエアラインランキング(トップ20&ワースト15)」もズバリ指摘する、本音の航空会社論。

取材・文/泉 彩子 撮影/臼田尚史


デルタ航空の747、日本最終便 成田の旅客型ジャンボ、姿消す
10/31(火) 9:44配信 Aviation Wire

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多くの関係者に見送られ成田を出発するデルタ航空の747=17年10月30日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 デルタ航空(DAL/DL)は10月30日、「ジャンボ」の愛称で親しまれているボーイング747-400型機(登録番号N669US)の日本路線での運航を終了した。最終便となったのはデトロイト-成田線の成田発デトロイト行きDL276便で、翌日からはエアバスA350-900型機に変更する。成田で747-400の旅客型を定期運航しているのはデルタ航空のみで、30日の運航終了により、成田からジャンボが姿を消した。

【成田を出発するデルタ航空の747】

 退役時の座席数は、3クラス376席(ビジネス48席、エコノミーコンフォート42席、エコノミー286席)。エンジンはプラット&ホイットニー製PW4000シリーズのPW4056(推力5万6000ポンド)を4基搭載する。同路線は31日からはA350-900(3クラス306席:ビジネス32席、プレミアムエコノミー48席、エコノミー226席)で運航する。

 747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみ。

 また海外の航空各社も、日本路線への投入を相次いで終了させている。今年6月には ユナイテッド航空(UAL/UA)がサンフランシスコ-成田線での運航を終了。夏ダイヤが終了する10月28日には、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が台北(桃園)-成田線での運航を終了している。

 デルタは747-400などの後継として、A350-900を2014年11月に25機発注。初号機(N501DN、機体番号3501)は7月13日に受領した。世界で初めてビジネスクラスにスライド式ドアを設け、個室空間を用意する。1路線目はデトロイト-成田線で、現地時間10月30日のデトロイト発便が初便となる。


超小型、燃料電池、電気飛行機、未来の飛行機はこんなカタチ?
10/31(火) 7:23配信 @DIME

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一人乗りの自家用飛行機e-Go

 飛行機が登場してから1世紀が過ぎた。ライト兄弟の初歩的なレベルの飛行機から始まり、今ではA380のような超大型旅客機へと飛躍的な発展をしてきた。

【写真】超小型、燃料電池、電気飛行機、未来の飛行機はこんなカタチ?

 最近まで、自動車と同様に内燃機関が支配していた航空機にも、電気動力を試すといった、革新の風が吹いている。しかし、何よりも人々の心を引くのは簡単かつ自由に空を飛べる、自分だけの飛行機だろう。レジャー用、またはエアタクシーとしても活用できる未来型飛行機を紹介する。

■一人乗りの自家用飛行機e-Go

 飛行機の維持費用について考える時、見過ごしがちなことがある。それは、保管と輸送にかかる費用だ。最近、初の生産機体がユーザーへと引き渡された『e-Go』は、この問題に悩むユーザーの、救命主となりうる飛行機だ。

 炭素繊維で製作された軽い機体に、ロータリーエンジンを装着し、300メートルの芝生の滑走路だけあれば、離陸が可能である。特に注目したいのは、翼と水平尾翼(カナード)が分離されていること。そのため、一般車に牽引して家の車庫に保管できる。つまり、飛行機格納庫の使用料がかからないということだ。

 仕様をみると約170km/hの速度で531kmの距離を巡航できるという。最大上昇高度は1万フィート(約3000m)であり、+4~-2Gの機動ができる。しかも110kgの体重の乗客と15kg相当の荷物まで、搭載可能である。飛行中に計器板を見つめることがストレスなら、コンピューターに全部任せて、コントロールだけに集中できるというところも魅力的である。価格はおよそ5万ユーロから。

■18個のローターの、ヘリか? ドローンか!?

 まるで、異星人の宇宙船のようでもある『Volocopter』は、垂直離/着陸が可能であり、空中で停止状態のまま浮揚する、“ホバリング”ができ、より自由な飛行が可能だ。

 9つの個別バッテリーを使用し、電気モーターで作動するこの機体は、450kgの離陸重量と約100km/hの最高速度という高性能だ。

『Volocopter』は複雑な見た目をしているが、誰でも容易に操縦できる。個人飛行の大衆化がコンセプトなので当然な結果ではあるが。

 無人/遠隔操作テストだけしてきた開発会社e-Voloは、最近、初めて有人試験飛行を実施した。これは『Volocopter』が自律飛行能力も持っていることを証明したところでもある。プロジェクトが順調に進めば2年内で本格的に販売されるとみられる。

■水素燃料電池を採用した本格的な電気飛行機

 個人飛行機もいいが、もっと多くの人が乗れるのもいいのではないか? 環境配慮型なら、さらにいいだろう。

 シュトゥットガルト空港で初飛行に、直近で成功した『HY4』がある。4人乗りで水素燃料電池を搭載する電気飛行機なので、排気ガスがまさにゼロである。

 21.36メートルの長さの翼中央に、単発プロペラが装着され、2人乗りの機体が両側に配置される、ツインキャビン構造である。各々の機体にある水素貯蔵タンクから、中央に位置した燃料電池モジュールまで水素を供給し、モジュールで水素と酸素を水と電気エネルギーへと転換させる。

 離陸と上昇には21kWhのリチウムポリマーバッテリーパックが、飛行中には燃料電池が機体の電気モーターに電力を供給する。80kWの電気モーターで最高速度200km/h、巡航速度は145km/hである。最大飛行距離は1500kmの設計となる。最大19人乗りの通勤用機体の開発が、最終目標である。

■真の未来型電気垂直離着陸機

 空港ではなく、家からすぐ飛行機に乗って目的地まで飛んでいくことはできないのか……。まるで、夢のような話であるが、これが現在、欧州宇宙機関(European Space Agency)の支援により開発中の『リリウムジェット(Lilium Jet)』のビジョンである。

 最大の特徴は、離着陸は垂直に、水平飛行は固定翼機のように300km/hの速度で巡航飛行ができるということである。自家の庭で離着陸する自家用飛行機になるのだ。

 320kW再充電用バッテリーに電力を供給する、ダクトファンエンジンを使用する。レクリエーション飛行用設計で操縦が容易であり、二重システムとインテリジェント自動離着陸機能を採用し、安全面も抜かりがない。

 フライバイワイヤ(Fly-by-wire)システムを採用し、飛行しながら充電しつつ、500kmの距離を飛行ができ、最高速度は約400km/hである。ただこのモデルは、実物が出てから見極めるべきかと思う。予想価格は「高くない」水準とされていて、早ければ2018年頃に披露する計画である。

取材・文/劉昊相(YOU HOSANG)

※記事内のデータ等については取材時のものです。


ロンドン深夜便のメリットとは? 増便のJAL、初便にあわせ深夜サービスも開始
10/31(火) 6:20配信 乗りものニュース

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定刻通りに羽田空港の112番スポットを離れたJL041便の初便機材はボーイング787-8(2017年10月29日、石津祐介撮影)。

草木も眠る真夜中のフライト
 JALグループは、2017年10月29日(日)より羽田~ロンドン線で深夜便を新たに増便しました。これにより、ブリティッシュ・エアウエイズのコードシェア便を含めると、同路線は1日に4便となりダイヤの選択肢が大幅に増え、ロンドンを経由してヨーロッパ各地への乗継の利便性も向上することになります。

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 今回、増便された深夜便のJL041便は毎日運航され、冬期ダイヤでは羽田空港を午前2時45分に出発し、ロンドンのヒースロー空港には早朝の6時25分に到着。同じく増便されたJL042便はロンドンを午前9時30分発で、翌日の午前6時25分に羽田へ到着します。夏期ダイヤでは、JL041便が羽田午前1時55分発、ロンドン6時25分着、JL042便はロンドン9時30分発で、羽田着が翌日の午前5時15分となっています。

 この便に使用される機材は、「JAL SKY SUITE」仕様のボーイング787-8。ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席の計161席です。

 初便となった29日未明、JL041便の座席は満席で、運航乗務員3名、客室乗務員11名の計14名で運航され、台風が関東地方に接近する雨天の中、羽田空港112番スポットから定刻通りに出発しました。

深夜の乗客に向けた新たなラウンジサービスも
 今回の増便にともない、JALは新たなサービスとして、午前1時以降に出発する長距離の深夜便を利用する全ての乗客を対象とした「プレミアムナイトフライト」を設け、搭乗クラスやマイレージのステータスに関わらず羽田空港のJALサクララウンジ5階部分を利用することができるようになりました。

 ラウンジは23時30分から利用可能で、JAL特製のビーフカレーやメゾンカイザーのパンといった食事が用意され、アルコール類もビール、ワイン、日本酒が提供されます。ただしシャワールームが利用できないなど、一部通常のラウンジサービスとは異なります。ラウンジ利用が可能なマイレージのステータスを持っていれば、サービスを併用することも可能です。

 深夜便の機内では「ゆっくり休んでいただけるように」(JAL)と、離陸の7時間後に食事が提供されることになっており、この「プレミアムナイトフライト」サービスは、機内への搭乗前に食事をあらかじめ提供するという目的で設けられたとのことです。

 今回、増便された深夜便を利用すれば、朝の時間帯からロンドンでの観光やビジネスが可能となり、またエコノミークラス利用でもサクララウンジで食事が楽しめるとあらば、かなり利用価値のある便だと言えるでしょう。

 より選択肢の広がった、JAL羽田発のロンドン便に注目です。

[10月31日8時追記]記事に1か所、表記の誤りがありました。訂正しお詫びいたします。

石津祐介(ライター/写真家)

2017年10月18日 (水)

航空自衛隊百里基地でF-4EJが出火・炎上 乗員2人は脱出し無事

18日午前11時50分ごろ、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で、同基地所属のF4戦闘機の左脚部が誘導路を走行中に折れ、機体から出火した。

操縦士2人は機外へ脱出し、けがはないという。空自では17日にも浜松市沖で救難ヘリコプターが墜落し、事故が相次いでいる。

同基地などによると、戦闘機が滑走路に向かっていたところ、左に傾いた後に機体左側から炎が出ているのを操縦士が確認した。翼と燃料タンクが地面に接触し、火が出たとみられる。空自の消防車が約20分後に消し止めた。

同機は飛行訓練のため離陸する直前だった。定期点検や当日の飛行前点検では、機体に異常は見つからなかったという。

以上、時事通信の報道による。

リンク:航空自衛隊が「もう限界」事故続発、観閲式もぶっつけ本番で!? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空幕僚長 重大事故相次ぎ、陳謝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<空自機炎上>誘導路にタンク接触で引火か 茨城・百里基地 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:車輪付近壊れ戦闘機炎上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<百里基地>F4戦闘機から出火 乗員2人脱出し無事 茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・百里基地で戦闘機炎上 滑走路上で黒煙上げる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自戦闘機から出火=滑走路手前、操縦士にけがなし―茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

航空自衛隊が「もう限界」事故続発、観閲式もぶっつけ本番で!?
10/21(土) 10:00配信 現代ビジネス

「完全なオーバーワークだ」
 航空自衛隊に、何が起きているのか。10月17日夜には、静岡県の浜松基地所属の救難ヘリが海上に墜落。翌18日には、茨城県の百里基地でF4戦闘機の主脚が折れて炎上した。

 こうした状況下で、本稿執筆中の10月20日午後、22日の日曜日に予定されていた、航空観閲式の予行演習が中止されるという情報が筆者の耳に飛び込んできた(その後、HPでも発表。http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/airreview2017/)。

 予行演習とはいえ、「観閲式事前公開」といって、メディア関係者など1万人近くを招待しての大イベントだっただけに、一人一人に電話連絡をして中止を伝えた航空自衛隊の苦労は並大抵のものではなかっただろう。

 中止の第一の理由は、折あしく接近してくる台風21号による「荒天のため」とされている。だが、浜松沖で行方不明になっている隊員もいる中では、天候がよかったとしても同様の判断が下されたかもしれない。

 各パートごとの予行はそれぞれ行われており、29日の本番も予定通り開かれるというが、全体を通しての予行はない。不測の事態に備えるのが自衛隊とはいえ、「ぶっつけ本番」は正常なこととは言えないだろう。

 連日の重大事故の背景には、何があるのか。隊長経験もある幹部パイロットが、重い口を開いてくれた。

 「怖れていたことが現実になってしまった。原因を一言でいえば、完全なオーバーワークだ」

 そもそも航空自衛隊には、「専守防衛のための最低限の装備と人員しかない」のだと、この幹部は話す。

 実際、陸・海・空の自衛隊を見比べてみると、大災害の発生時などに警察・消防と協力関係にある陸自や、海上安全の面で海上保安庁と連携している海自など、陸・海には互いに補完する組織がある。だが日本の空には、航空自衛隊しかない。

 ここ数年で複雑化の度合いを増している東アジア情勢は、そんな航空自衛隊への負担をさらに重いものにしている。今年4月から9月までのスクランブル(緊急発進)の回数は、前年度より減少したとはいえ561回。1日3回(出動1回につき発進する戦闘機は2機だ)以上が、「国籍不明機」に対処している。

 一時期、多かった中国機が減ったかと思えば、今度はロシア機が増えている。しかもこれまでのように周辺国の戦闘機がやってくるだけではなく、特異なケースも増加した。前出の幹部パイロットは、「爆撃機や情報収集機だけでなく、厄介なドローンも加わっている」と話す。

 さらに加えて、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返すようになった。幹部パイロットは、この状態は「もはや平時ではなく有事に当たる」と指摘する。

 目に見える戦争にならなくとも、いざそうなってしまったときのために、異変が起こるたびに準備をするのが実力組織たる自衛隊の役割ではある。そのため、スクランブルにしても北朝鮮の不穏な動きにしても、何かことが起こるたびに、航空機をサポートすための整備など、支援部隊もフル稼働を強いられている。

 敵の動きを察知すためのレーダーサイトや「北朝鮮の弾道ミサイル対処のためPAC3も臨戦態勢にある」と前出の幹部は明かした。全航空自衛官が、これまで経験した事のない状態にあると言っても過言ではない。

高難度の訓練ゆえに起きた事故
 そんなオーバーワークが続く中で、10月17日午後5時50分ごろに航空自衛隊浜松基地を離陸した航空救難団浜松救難隊所属のUH-60J救難ヘリコプターが、約10分後に同基地の南約30kmの遠州灘でレーダーから機影が消えた。

 翌18日には「墜落」と公表されたわけだが、ある救難パイロットは「痛恨の極みだ。人命救助のスペシャリストに何があったのかは、フライトレコーダーを回収しないと真実は不明だ」と肩を落とした。浜松救難隊は約70名で編成されており、スローガンは「必ず帰還する」である。

 混乱の中、18日午前11時50分ごろ、今度は百里基地所属の第302飛行隊所属所属のF-4EJ改戦闘機が、誘導路を走行中に左脚部が折れ、主翼や燃料タンクが誘導路に接触、油圧装置の油や燃料などに引火する事故を起こしてしまった。出火直後、搭乗していたパイロット2名は、かろうじて機体から脱出した。

 これらの事故の主役となってしまった機体を見比べると、それぞれ異なる事情が浮かび上がってくる。

 まずは、UH-60J救難ヘリコプター、通称「ブラックホーク」。アメリカ軍では1978年から運用され、航空自衛隊では1988年度から調達して全国10基地に36機が配備されている。アメリカでも現役であり、比較的新しい機体だ。

 事故機は2015年10月に配備された最新型。空中給油装置を備えている。飛行時間は約440時間と新品同様だ。1機約38億円。

 航空救難団の任務は、自衛隊航空機の搭乗員を救助することを第一義とするが、災害派遣として急患空輸や山岳・海上における遭難者の捜索救助活動にも出動している。

 「救難パイロットは他の航空機とは全く異なり、最も高い技能が要求される。高い技能ゆえに、他の組織(消防・警察など)が対応不可能と判断した案件で『最後の頼みの綱』として希望を託されることも多い」(救難ヘリパイロット)

 実際、航空救難団は、陸上・海上を問わず2600人以上の救助実績を持つ。

 そんな実績あるパイロットたちにとっても、事故発生の午後6時頃は「魔の時間」だと言っていいだろう。パイロットたちは要救助者を捜索を、最終的には目視で行うのだが、日暮れ時、外はすでに暗闇に支配されている。

 そこで彼らは、ヘルメットに装着された暗視装置ごしに海上の様子を覗くことになる。高度や方位は計器に記されるが、「海面ギリギリで飛行すれば、一瞬の狂いで海面に接触してしまうことになる」と救難ヘリのパイロットは指摘する。おそらく今回の事故も、そうした困難な状況での訓練中に発生したと思われる。

機体があまりに古すぎて…
 一方、火を噴いたF-4EJ改戦闘機、通称「ファントム」を見てみよう。こちらも元はアメリカ製で、本国では1960年から使用され、ベトナム戦争も経験しており、導入から57年が経っている。

 アメリカにおいては、現在は全機が退役しており、標的機(ミサイルの的)として無人飛行されているだけだ。

 そのファントムを、航空自衛隊は1974年から配備しており、国内でも運用開始からすでに43年が経った。そもそも、米本国で生産されたF-4Eを日本向けに改修したF-4EJは、1989年、さらなる延命・能力向上のための改修を経てF-4EJ改となり、90機が防空任務に就いた。現在は徐々に退役して、48機が運用されている。

 しかし、「改」となった際の改造の内容は、主に電子装置の更新と、それにともなう兵装システムの向上だ。今回、事故の原因となった脚部の強化・改良はなかったのである。

 もともとファントムは米海軍機でもあり、航空母艦に着艦するときの衝撃に耐えるため、脚周りは頑丈とされていた。だが、40年以上の時を経て、さすがに金属疲労が進んでいたのではないだろうか……。冒頭の幹部パイロットはこう証言する。

 「先進国で、まだファントムを飛ばしているのは日本だけだ。視察に訪れた外国の空軍関係者は一様に驚いている」

 自衛隊機の事故は陸・海・空をあわせてみると、昨年度から数えて10件になる。その他、事故につながりかねない「重大インシデント」も多発するようになっている。

 防衛費に限りはあるが、老朽化している機材の更新も焦眉の急だ。民間ではとうの昔に退役したYS-11のような航空機を、未だに使用しているのは自衛隊だけだという事実が、それを物語っている。

 また人員、とくにパイロットの不足にも、早急に手を打たなくてはならないだろう。一人前のパイロットを養成するには最短で6年、その教育には1億円以上が必要だとされる。

 短期養成の即席パイロットばかりでは制空権が保てず、戦いにすらならないことは、太平洋戦争の経過を見ても明らかだろう。

 自衛隊を巡っては、選挙戦を含め、憲法問題と絡んでかしましく議論されるが、現場からはそれ以前に、切実な悲鳴が上がっている。議論を深めることには大いに賛成だが、まずはともかくもこの窮状に対処するのが、政治の責任ではないだろうか。

伊藤 明弘


航空幕僚長 重大事故相次ぎ、陳謝
10/20(金) 19:22配信 ホウドウキョク

航空自衛隊トップの杉山航空幕僚長は、救難ヘリコプターの墜落や戦闘機の炎上など、航空自衛隊で重大事故が相次いだことについて陳謝した。
杉山航空幕僚長は「行方不明の乗員のご家族の皆さまのご心痛は、いかばかりかと察しております。また、国民の皆さまに多大なご心配をおかけし、心からおわび申し上げます」と述べた。
17日に、静岡・浜松市の沖合で墜落した救難ヘリコプターの乗組員4人の行方は、まだつかめておらず、紀伊半島の海岸線まで範囲を広げて捜索している。
陸海空3つの自衛隊の航空機による事故は、2017年に入ってからだけで、すでに少なくとも10件にのぼっている。
杉山空幕長は、「事故が続いていることを本当に憂慮し、心配をおかけして申し訳なく思っている」と陳謝し、機体の点検や乗組員の教育を徹底する考えを示した。


<空自機炎上>誘導路にタンク接触で引火か 茨城・百里基地
10/18(水) 20:12配信 毎日新聞

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黒煙を上げて炎上する戦闘機=茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地で、読者提供

 18日午前11時45分ごろ、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)の誘導路で、飛行訓練のために滑走路に向かっていたF4戦闘機の左側の主脚が折れて出火し、約20分後に消し止められた。乗員2人は脱出して無事だった。空自は主脚の破損後に主翼や燃料タンクが誘導路に接触し、油圧装置の油や燃料などに引火した可能性があるとみて、原因を調べている。

 百里基地によると、F4は同基地の302飛行隊所属。当時は離陸のために誘導路を移動しており、機体からは黒煙が上がった。乗員は「炎が見えたので脱出した」と話している。事前の点検では異常は確認されなかったという。

 百里基地は茨城空港との共用空港だが、事故のあった誘導路は主に自衛隊が使用しているため、民間航空機への影響はないという。

 F4は1971年から空自に配備されている2人乗りの戦闘機。小野寺五典防衛相は18日、報道陣に「F4の機体はかなり古い。現有機の安全性を改めて確認するよう指示した」と話した。また17日の救難ヘリの墜落に続き今回の事故が起こったことについて「安全な飛行を心がけることが大事だ。再発防止に努力したい」と述べた。【前谷宏】


車輪付近壊れ戦闘機炎上
10/18(水) 18:31配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

茨城県の航空自衛隊百里基地で18日正午ごろ、戦闘機が、離陸直前に車輪付近が壊れ、炎上した。
航空自衛隊によると、18日正午前、飛行訓練のため滑走路に向け、誘導路を走っていた戦闘機「F-4EJ改」の左側の車輪付近が壊れ、火が出た。
乗っていたパイロット2人は、出火直後に脱出し、けがはなく、火は、およそ20分後に消し止められた。
防衛省は、原因や出火との関係を調べているが、防衛省関係者は、主翼付近から燃料などが漏れて、引火した可能性もあると指摘している。
航空自衛隊では17日夜、静岡・浜松市の沖合で救難ヘリコプターが墜落し、乗員4人の捜索が今も続いている。
また、海上自衛隊や陸上自衛隊でも、2017年度に入ってから、飛行機やヘリの事故が相次いでいる。


<百里基地>F4戦闘機から出火 乗員2人脱出し無事 茨城
10/18(水) 12:58配信 毎日新聞

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航空自衛隊百里基地で出火したF4戦闘機の周辺で作業する自衛隊員ら=茨城県小美玉市で18日午後2時45分、本社ヘリから

 18日午前11時45分ごろ、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で、飛行訓練のため滑走路に入ろうとしたF4戦闘機から出火し、自衛隊の消防車が間もなく消し止めた。乗員2人は機外に脱出し無事だった。空自が詳しい原因を調べている。

 空自によると、F4は百里基地の所属。離陸のために誘導路から滑走路に入る手前で左脚部が破損し、何らかの理由で出火したとみられる。

 F4は全長19.2メートル、幅11.7メートルの2人乗り戦闘機。空対空ミサイルや機関砲などを装備している。防衛省は同機の後継機として最新鋭のステルス戦闘機F35を導入する計画を進めている。【前谷宏】

 ◇民間機影響なし

 同基地は茨城空港との共用飛行場となっている。火災発生の時間帯に民間機の発着予定はなく、影響はなかった。【加藤栄】


茨城・百里基地で戦闘機炎上 滑走路上で黒煙上げる
10/18(水) 12:34配信 産経新聞

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航空自衛隊のF4EJ改戦闘機=平成27年10月、茨城県小美玉市の空自百里基地(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)

 茨城県小美玉市消防本部に入った連絡によると、18日正午すぎ、同市の航空自衛隊百里基地で火災が発生した。F4EJ改戦闘機が炎上しているとみられる。

 基地の消防隊が消火活動を行っている。ツイッター上には滑走路とみられる場所で黒煙を上げる戦闘機の画像が投稿されている。


空自戦闘機から出火=滑走路手前、操縦士にけがなし―茨城
10/18(水) 12:28配信 時事通信

 18日午前11時50分ごろ、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で、同基地所属のF4戦闘機の左脚部が誘導路を走行中に折れ、機体から出火した。

 操縦士2人は機外へ脱出し、けがはないという。空自では17日にも浜松市沖で救難ヘリコプターが墜落し、事故が相次いでいる。

 同基地などによると、戦闘機が滑走路に向かっていたところ、左に傾いた後に機体左側から炎が出ているのを操縦士が確認した。翼と燃料タンクが地面に接触し、火が出たとみられる。空自の消防車が約20分後に消し止めた。

 同機は飛行訓練のため離陸する直前だった。定期点検や当日の飛行前点検では、機体に異常は見つからなかったという。

2017年10月17日 (火)

航空自衛隊救難ヘリが浜松沖に墜落か 乗員4人が行方不明

17日午後6時ごろ、浜松市から約30キロ南の沖合で、航空自衛隊浜松基地所属のUH60J救難ヘリコプターがレーダーから消えた。航空自衛官4人が乗っていた。小野寺五典防衛相は「墜落したものと考えられる」と述べた。現場からは、「航空自衛隊」と記されたドア部分が見つかった。

事故機は航空救難団浜松救難隊に所属。機長の花房明寛3等空佐(42)のほか、副操縦士や救難員、機上整備員が搭乗していた。事故機は同日午後5時50分ごろ、浜松基地を出発。暗視装置を使って海上の要救助者を捜す「夜間洋上捜索訓練」を行っていたところ、約10分後に消息を絶った。
航空救難団は、災害派遣で活動するほか、自衛隊の航空機で事故が発生した場合には、乗員の捜索に当たる。

自衛隊の航空機をめぐっては、今年に入り事故が続発している。陸自の連絡偵察機LR2は5月15日、北海道の山中で墜落し、乗員4人全員が死亡。8月26日には、海自の哨戒ヘリが青森県の竜飛崎沖に墜落し、乗員4人のうち、3人は行方不明のままとなっている。防衛省は、いずれの事故も機体に不備はなく、人為的なミスが原因だったとしている。

※以上、時事通信の報道を要約。

リンク:航空自衛隊が「もう限界」事故続発、観閲式もぶっつけ本番で!? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空幕僚長 重大事故相次ぎ、陳謝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:UH-60Jが浜松沖で墜落か 超過酷な条件下で活動する救難ヘリの役割り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自ヘリ墜落 短時間でトラブルか 靴やヘルメット発見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自ヘリ墜落 難度高い夜間捜索訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落ヘリ乗組員の捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<空自ヘリ不明>複数の部品発見、墜落と断定 浜松基地沖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自ヘリ墜落、浜松沖でヘルメットや靴を発見 小野寺五典防衛相「今夜も捜索を継続」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落空自ヘリ4人の捜索続く 飛行記録装置も見つからず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自ヘリ墜落 隊員捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<空自ヘリ不明>4乗員の捜索続く 5分前の交信、異常なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4人搭乗の空自ヘリ墜落か 浜松沖、洋上に機体残骸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:乗員4人の捜索続く=空自ヘリ墜落―浜松沖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<空自ヘリ不明>夜間の洋上で救助の捜索訓練中 機体消える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<空自ヘリ>4人乗り、墜落か 海上に部品浮かぶ 浜松沖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4人乗り空自ヘリ墜落=訓練中、海上で機体一部発見―静岡・浜松 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

航空自衛隊が「もう限界」事故続発、観閲式もぶっつけ本番で!?
10/21(土) 10:00配信 現代ビジネス

「完全なオーバーワークだ」
 航空自衛隊に、何が起きているのか。10月17日夜には、静岡県の浜松基地所属の救難ヘリが海上に墜落。翌18日には、茨城県の百里基地でF4戦闘機の主脚が折れて炎上した。

 こうした状況下で、本稿執筆中の10月20日午後、22日の日曜日に予定されていた、航空観閲式の予行演習が中止されるという情報が筆者の耳に飛び込んできた(その後、HPでも発表。http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/airreview2017/)。

 予行演習とはいえ、「観閲式事前公開」といって、メディア関係者など1万人近くを招待しての大イベントだっただけに、一人一人に電話連絡をして中止を伝えた航空自衛隊の苦労は並大抵のものではなかっただろう。

 中止の第一の理由は、折あしく接近してくる台風21号による「荒天のため」とされている。だが、浜松沖で行方不明になっている隊員もいる中では、天候がよかったとしても同様の判断が下されたかもしれない。

 各パートごとの予行はそれぞれ行われており、29日の本番も予定通り開かれるというが、全体を通しての予行はない。不測の事態に備えるのが自衛隊とはいえ、「ぶっつけ本番」は正常なこととは言えないだろう。

 連日の重大事故の背景には、何があるのか。隊長経験もある幹部パイロットが、重い口を開いてくれた。

 「怖れていたことが現実になってしまった。原因を一言でいえば、完全なオーバーワークだ」

 そもそも航空自衛隊には、「専守防衛のための最低限の装備と人員しかない」のだと、この幹部は話す。

 実際、陸・海・空の自衛隊を見比べてみると、大災害の発生時などに警察・消防と協力関係にある陸自や、海上安全の面で海上保安庁と連携している海自など、陸・海には互いに補完する組織がある。だが日本の空には、航空自衛隊しかない。

 ここ数年で複雑化の度合いを増している東アジア情勢は、そんな航空自衛隊への負担をさらに重いものにしている。今年4月から9月までのスクランブル(緊急発進)の回数は、前年度より減少したとはいえ561回。1日3回(出動1回につき発進する戦闘機は2機だ)以上が、「国籍不明機」に対処している。

 一時期、多かった中国機が減ったかと思えば、今度はロシア機が増えている。しかもこれまでのように周辺国の戦闘機がやってくるだけではなく、特異なケースも増加した。前出の幹部パイロットは、「爆撃機や情報収集機だけでなく、厄介なドローンも加わっている」と話す。

 さらに加えて、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返すようになった。幹部パイロットは、この状態は「もはや平時ではなく有事に当たる」と指摘する。

 目に見える戦争にならなくとも、いざそうなってしまったときのために、異変が起こるたびに準備をするのが実力組織たる自衛隊の役割ではある。そのため、スクランブルにしても北朝鮮の不穏な動きにしても、何かことが起こるたびに、航空機をサポートすための整備など、支援部隊もフル稼働を強いられている。

 敵の動きを察知すためのレーダーサイトや「北朝鮮の弾道ミサイル対処のためPAC3も臨戦態勢にある」と前出の幹部は明かした。全航空自衛官が、これまで経験した事のない状態にあると言っても過言ではない。

高難度の訓練ゆえに起きた事故
 そんなオーバーワークが続く中で、10月17日午後5時50分ごろに航空自衛隊浜松基地を離陸した航空救難団浜松救難隊所属のUH-60J救難ヘリコプターが、約10分後に同基地の南約30kmの遠州灘でレーダーから機影が消えた。

 翌18日には「墜落」と公表されたわけだが、ある救難パイロットは「痛恨の極みだ。人命救助のスペシャリストに何があったのかは、フライトレコーダーを回収しないと真実は不明だ」と肩を落とした。浜松救難隊は約70名で編成されており、スローガンは「必ず帰還する」である。

 混乱の中、18日午前11時50分ごろ、今度は百里基地所属の第302飛行隊所属所属のF-4EJ改戦闘機が、誘導路を走行中に左脚部が折れ、主翼や燃料タンクが誘導路に接触、油圧装置の油や燃料などに引火する事故を起こしてしまった。出火直後、搭乗していたパイロット2名は、かろうじて機体から脱出した。

 これらの事故の主役となってしまった機体を見比べると、それぞれ異なる事情が浮かび上がってくる。

 まずは、UH-60J救難ヘリコプター、通称「ブラックホーク」。アメリカ軍では1978年から運用され、航空自衛隊では1988年度から調達して全国10基地に36機が配備されている。アメリカでも現役であり、比較的新しい機体だ。

 事故機は2015年10月に配備された最新型。空中給油装置を備えている。飛行時間は約440時間と新品同様だ。1機約38億円。

 航空救難団の任務は、自衛隊航空機の搭乗員を救助することを第一義とするが、災害派遣として急患空輸や山岳・海上における遭難者の捜索救助活動にも出動している。

 「救難パイロットは他の航空機とは全く異なり、最も高い技能が要求される。高い技能ゆえに、他の組織(消防・警察など)が対応不可能と判断した案件で『最後の頼みの綱』として希望を託されることも多い」(救難ヘリパイロット)

 実際、航空救難団は、陸上・海上を問わず2600人以上の救助実績を持つ。

 そんな実績あるパイロットたちにとっても、事故発生の午後6時頃は「魔の時間」だと言っていいだろう。パイロットたちは要救助者を捜索を、最終的には目視で行うのだが、日暮れ時、外はすでに暗闇に支配されている。

 そこで彼らは、ヘルメットに装着された暗視装置ごしに海上の様子を覗くことになる。高度や方位は計器に記されるが、「海面ギリギリで飛行すれば、一瞬の狂いで海面に接触してしまうことになる」と救難ヘリのパイロットは指摘する。おそらく今回の事故も、そうした困難な状況での訓練中に発生したと思われる。

機体があまりに古すぎて…
 一方、火を噴いたF-4EJ改戦闘機、通称「ファントム」を見てみよう。こちらも元はアメリカ製で、本国では1960年から使用され、ベトナム戦争も経験しており、導入から57年が経っている。

 アメリカにおいては、現在は全機が退役しており、標的機(ミサイルの的)として無人飛行されているだけだ。

 そのファントムを、航空自衛隊は1974年から配備しており、国内でも運用開始からすでに43年が経った。そもそも、米本国で生産されたF-4Eを日本向けに改修したF-4EJは、1989年、さらなる延命・能力向上のための改修を経てF-4EJ改となり、90機が防空任務に就いた。現在は徐々に退役して、48機が運用されている。

 しかし、「改」となった際の改造の内容は、主に電子装置の更新と、それにともなう兵装システムの向上だ。今回、事故の原因となった脚部の強化・改良はなかったのである。

 もともとファントムは米海軍機でもあり、航空母艦に着艦するときの衝撃に耐えるため、脚周りは頑丈とされていた。だが、40年以上の時を経て、さすがに金属疲労が進んでいたのではないだろうか……。冒頭の幹部パイロットはこう証言する。

 「先進国で、まだファントムを飛ばしているのは日本だけだ。視察に訪れた外国の空軍関係者は一様に驚いている」

 自衛隊機の事故は陸・海・空をあわせてみると、昨年度から数えて10件になる。その他、事故につながりかねない「重大インシデント」も多発するようになっている。

 防衛費に限りはあるが、老朽化している機材の更新も焦眉の急だ。民間ではとうの昔に退役したYS-11のような航空機を、未だに使用しているのは自衛隊だけだという事実が、それを物語っている。

 また人員、とくにパイロットの不足にも、早急に手を打たなくてはならないだろう。一人前のパイロットを養成するには最短で6年、その教育には1億円以上が必要だとされる。

 短期養成の即席パイロットばかりでは制空権が保てず、戦いにすらならないことは、太平洋戦争の経過を見ても明らかだろう。

 自衛隊を巡っては、選挙戦を含め、憲法問題と絡んでかしましく議論されるが、現場からはそれ以前に、切実な悲鳴が上がっている。議論を深めることには大いに賛成だが、まずはともかくもこの窮状に対処するのが、政治の責任ではないだろうか。

伊藤 明弘


航空幕僚長 重大事故相次ぎ、陳謝
10/20(金) 19:22配信 ホウドウキョク

航空自衛隊トップの杉山航空幕僚長は、救難ヘリコプターの墜落や戦闘機の炎上など、航空自衛隊で重大事故が相次いだことについて陳謝した。
杉山航空幕僚長は「行方不明の乗員のご家族の皆さまのご心痛は、いかばかりかと察しております。また、国民の皆さまに多大なご心配をおかけし、心からおわび申し上げます」と述べた。
17日に、静岡・浜松市の沖合で墜落した救難ヘリコプターの乗組員4人の行方は、まだつかめておらず、紀伊半島の海岸線まで範囲を広げて捜索している。
陸海空3つの自衛隊の航空機による事故は、2017年に入ってからだけで、すでに少なくとも10件にのぼっている。
杉山空幕長は、「事故が続いていることを本当に憂慮し、心配をおかけして申し訳なく思っている」と陳謝し、機体の点検や乗組員の教育を徹底する考えを示した。


UH-60Jが浜松沖で墜落か 超過酷な条件下で活動する救難ヘリの役割り
10/19(木) 13:16配信 ホウドウキョク

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(画像:ホウドウキョク)

航空自衛隊の救難ヘリコプター、UH-60Jが17日浜松沖で洋上訓練中に行方不明となった。
同日夜、捜索にあたった空自機が「航空自衛隊」と印字された機体ドアを洋上で発見しており、小野寺五典防衛大臣は午後10時の会見で「墜落したと判断せざるを得ない」と述べている。

【画像】U-125A救難捜索機

翌18日朝にも海上自衛隊に加え海上保安庁も船を出して捜索を実施した。

勿論、航空自衛隊はU-125A救難捜索機を出して捜索を行っている。
UH-60Jに搭乗していた4人が無事見つかることを心よりお祈りするばかりだ。

無事を祈りつつ、海上自衛隊の救助活動についてここでふれておきたい。
まず、ジェット機であるU-125Aが現場海域周辺に派遣される。

このジェット機はたとえ悪天候や夜間であってもまず遭難現場を絞り込むことが任務となる。
U-125Aは赤外線暗視装置などを使って迅速に遭難現場を特定、さらに援助物資投下機構を装備していて遭難者を救援する。

つづいて特定された現場に急行するのが、救難ヘリコプター、UH-60Jということになる。UH-60Jは精密な航法装置や赤外線センサーを備えており、訓練を積んだ隊員が降下し遭難者の引きあげ救助などを行う。
遭難は悪天候で起こることも多く好天を待ってはいられないので、非常に厳しい条件で飛ぶことが求められることとなり、訓練もそういう状況に備えてのものだっただろう。

重ねて搭乗していた4人の無事をお祈りしたい。

(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)


空自ヘリ墜落 短時間でトラブルか 靴やヘルメット発見
10/19(木) 7:55配信 産経新聞

 航空自衛隊浜松基地(浜松市)のUH60J救難ヘリコプターが基地沖合に墜落した事故で、乗員4人の捜索に当たっている空自や海上自衛隊は18日、乗員のヘルメットや靴などを発見した。空自によると、当日の飛行前点検や消息を絶つ5分前の交信内容に異常はなく、短時間に何らかのトラブルが起きたとみられる。

 空自によると、ヘリは17日午後5時51分に浜松基地を離陸。同57分、空自の管制機関と通常のやりとりをしたのが最後の交信となり、緊急事態が起きたことを知らせることがないまま同6時2分、浜松基地の南約30キロの海上でレーダーから消えた。

 また、空自は同日、機長の花房明寛3等空佐(42)以外の3人の氏名を、操縦士の杉本英昭3等空佐(46)▽機上整備員の吉田貴信2等空曹(40)▽救難員の井上雅文3等空曹(32)-と発表した。


空自ヘリ墜落 難度高い夜間捜索訓練
10/19(木) 7:55配信 産経新聞

 UH60J救難ヘリコプターが所属する航空救難団は、救難活動の「最後の砦(とりで)」と呼ばれており、17日も救助が必要な人を捜す夜間洋上捜索訓練を行っている最中に消息を絶った。

 航空救難団の任務を担う救難隊は全国10カ所にある。空自の戦闘機などの航空機が事故を起こした際にパイロットの救助にあたり、洋上・山岳救出や急患搬送など災害派遣も担う。

 UH60Jには厳しい選考と訓練を経た救難員(メディック)が搭乗。現場で救助にあたるメディックは自衛隊随一の精強さを誇る。海保が「海猿」と呼ばれるのに対し、「メディックは『海猿』であり、『山猿』でもある」(空自幹部)。

 平成6年に北アルプスで登山者が滑落した山岳遭難では、天候悪化でヘリが現場に戻れなくなり、メディックが取り残された。メディックは絶望視されたが、登山者を連れ、丸2日かけて下山を果たした。

 夜間の操縦は、計器に頼った手動の操作が必要となる。あるヘリパイロットの自衛官は「難易度が格段に上がる」と指摘している。


墜落ヘリ乗組員の捜索続く
10/18(水) 22:57配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

静岡・浜松市の沖合に墜落した、航空自衛隊の救難ヘリコプターの捜索活動が18日も続く中、隊員の装備品などが新たに見つかったものの、乗組員の救助には至っていない。
小野寺防衛相は「事故が続いており、大変ご心配をおかけしております」と述べた。
これまでの捜索で、現場付近の海上から、航空隊員が身につける左足用の靴のほか、空中給油用の装置などが新たに見つかった。
小野寺防衛相は、引き続き、自衛隊と海上保安庁の艦船11隻、航空機14機の態勢で、4人の乗組員の捜索を夜通し行う考え。


<空自ヘリ不明>複数の部品発見、墜落と断定 浜松基地沖
10/18(水) 19:25配信 毎日新聞

 航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)所属のUH60J救難ヘリコプターが同基地沖で消息を絶った事故で、空自などは周辺海域で乗員のものとみられるヘルメットや、ヘリのものとみられるドアや回転翼など複数の部品を発見した。防衛省はヘリが墜落したと断定し、乗員4人の捜索を続けている。

 空自によると、ヘリに乗っていたのはいずれも空自隊員で、機長の花房明寛3佐(42)▽操縦士、杉本英昭3佐(46)▽機上整備員、吉田貴信2曹(40)▽救難員、井上雅文3曹(32)。

 空自によると、墜落したヘリは17日午後5時51分に夜間の洋上捜索訓練のため浜松基地を離陸し、同6時2分にレーダーから消えた。約5分前の最後の交信ではトラブルを示すやりとりはなく、突然墜落したとみられる。同機は2015年10月に配備され、今年8月の定期点検や、事故直前の飛行前点検では異常は確認されなかったという。

 空自などが現場周辺の海域を捜索した結果、18日までに「航空自衛隊」と書かれたドアや燃料タンク、乗員のものとみられるブーツなども見つかった。空自は事故機を含めUH60Jを37機保有しており、原因究明を進めている。【前谷宏】


空自ヘリ墜落、浜松沖でヘルメットや靴を発見 小野寺五典防衛相「今夜も捜索を継続」
10/18(水) 18:49配信 産経新聞

 航空自衛隊浜松基地(浜松市)のUH60J救難ヘリコプターが基地沖合に墜落した事故で、乗員4人の捜索に当たっている空自や海上自衛隊は18日、乗員のヘルメットや靴などを発見した。小野寺五典防衛相は同日、防衛省で記者団に「今夜も夜間を徹して捜索活動を継続する予定となっている」と説明した。

 捜索活動には海空自衛隊のほか、海上保安庁の巡視船も協力している。小野寺氏は「航空機に関しては入れ替えて常に飛ばしている状況だ。海自艦艇も捜索を続けてくれている」と述べた。


墜落空自ヘリ4人の捜索続く 飛行記録装置も見つからず
10/18(水) 17:25配信 産経新聞

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航空自衛隊のUH60J救難ヘリ=平成25年10月、秋田市の空自秋田分屯基地(渡辺浩撮影)(写真:産経新聞)

 航空自衛隊浜松基地(浜松市)のUH60J救難ヘリコプターが基地沖合に墜落した事故で、自衛隊や海上保安庁は18日午後も、現場海域で行方が分からなくなっている乗員4人の捜索を続けた。海面に浮上し、位置情報を知らせる仕組みになっているフライトレコーダー(飛行記録装置)も見つかっておらず、発見を急ぐ。

 空自によると、空と海上から捜索しているが、部品や乗員のものとみられるヘルメットなどが見つかった以外に手掛かりは得られていない。現場周辺の水深は700メートルほどと深くなっている。


空自ヘリ墜落 隊員捜索続く
10/18(水) 15:44配信 ホウドウキョク

航空自衛隊のヘリコプターが墜落した静岡・浜松市の沖合の現場周辺からは、複数の部品が見つかっていて、隊員4人の捜索が、懸命に続けられている。
18日朝は、ヘリが墜落したとみられる場所を中心に捜索が行われていたが、昼ごろは、かなりの広範囲にわたって、懸命な捜索が続けられている。
17日午後6時ごろ、航空自衛隊・浜松基地のヘリコプターが、浜松市の南およそ31kmの沖合で、レーダーから消えた。
消息を絶ったのは、浜松救難隊の「UH-60J」で、隊員4人が乗って夜間訓練をしていて、離陸から10分ほどで墜落したとみられている。
これまでに、「航空自衛隊」と書かれたドアやタイヤなどが見つかっていて、航空機4機と11隻の船が、懸命の捜索を続けている。


<空自ヘリ不明>4乗員の捜索続く 5分前の交信、異常なし
10/18(水) 10:55配信 毎日新聞

 航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)所属のUH60J救難ヘリコプターが同基地南の太平洋に墜落した事故で、空自などは事故から一夜明けた18日、ヘリの部品などが見つかった周辺海域で機長の花房明寛3等空佐(42)ら乗員4人の捜索を続けた。ヘリはレーダーから消える約5分前の最後の交信でもトラブルを示すようなやり取りはしておらず、空自は突然トラブルが発生した可能性が高いとみて、事故調査委員会で詳しい原因を究明する。

 空自によると、18日は未明から空自の救難捜索機や救難ヘリのほか、海上自衛隊の艦艇や海上保安庁の巡視船など計11隻も加わり、ヘリの後部回転翼やドアなどとみられる部品が見つかった海域で捜索や部品の回収を続けている。新たに乗員のものとみられるヘルメット3個が見つかった。

 墜落したヘリは17日午後5時51分、夜間の洋上捜索訓練のために浜松基地を離陸。同57分に空自の管制機関と最後の交信を行った際は緊急性を示すような会話はなく、同6時2分に浜松基地の南約31キロ地点でレーダーから消えた。空自は事故機を含め同型機を計37機保有しており、事故後は訓練を自粛している。【前谷宏】


4人搭乗の空自ヘリ墜落か 浜松沖、洋上に機体残骸
10/18(水) 7:55配信 産経新聞

 17日午後6時ごろ、航空自衛隊浜松基地(浜松市)所属のUH60J救難ヘリコプター=機長・花房明寛3等空佐(42)=の機影が、同基地から南31キロの海域で消失した。空自が発表した。捜索に当たった空自機が「航空自衛隊」と印字された機体ドアを洋上で発見しており、小野寺五典防衛相は同日夜、防衛省で記者団に「墜落したと判断せざるを得ない」と述べた。

 レーダーから消失したUH60は夜間捜索訓練中で、花房機長と副操縦士、機上整備員、救難員の計4人が乗っていた。レーダー消失直前の交信で緊急を知らせる内容や救難信号はなかったという。自衛隊は空自機や海自艦艇を現場海域に派遣し、捜索活動を行う。

 同機は同日午後5時51分に浜松基地を離陸。夜間暗視装置を装備しており、離陸当時の天候は曇りで視界は約10キロメートルだった。

 機体ドアが発見されたのは同日午後8時半ごろ。現場周辺海域ではこのほか、担架、タイヤ、燃料タンクのようなものも見つかっている。担架に人影はないという。海上保安庁の巡視船、民間船舶も捜索に協力した。

 小野寺防衛相は衆院選応援演説のため訪れていた東京都練馬区から急遽(きゅうきょ)、防衛省に戻り、捜索状況などについて報告を受けた。


乗員4人の捜索続く=空自ヘリ墜落―浜松沖
10/18(水) 5:24配信 時事通信

 航空自衛隊浜松基地所属の救難ヘリコプターが浜松市沖合で墜落した事故で、自衛隊などは18日も、付近の海岸線など範囲を広げ、行方不明となっている乗員4人の捜索を続けた。

 海面で発見された部品などを順次回収したほか、水中に沈んだとみられる機体の引き揚げも検討する。

 17日の事故発生から、空自の航空機などが夜を徹して捜索。海自の護衛艦や海上保安庁の巡視船なども現場へ急行した。現場付近の洋上では新たに、乗員のヘルメットが3個見つかったという。

 空自は同日夜、事故調査委員会による現地調査を開始した。飛行前や8月末に行った定期の点検で、事故機に異常は無かったという。空自は救難など任務中の機体を除き、同型機の飛行を自粛している。

 事故は17日午後6時ごろ、浜松基地から南約30キロの沖合で発生。要救助者を捜す夜間の捜索訓練のため海上を飛行していたUH60J救難ヘリが、同基地を離陸した約10分後にレーダーから消え、連絡が途絶えた。

 捜索を行った空自の航空機は同日夜、現場付近の海面で「航空自衛隊」と書かれた機体のドアや燃料タンク、タイヤなどを相次いで発見。小野寺五典防衛相は「墜落したものと考えられる」と語った。

 空自によると、事故機から救難信号の発信は確認されなかった。乗員と空自の管制機関との交信にも、緊急事態を示すような内容はなかったという。


<空自ヘリ不明>夜間の洋上で救助の捜索訓練中 機体消える
10/17(火) 21:47配信 毎日新聞

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航空自衛隊の救難ヘリコプターUH60J=航空自衛隊のホームページから

 ◇防衛省は墜落断定 浜松基地南31キロの太平洋上 乗員4人

 17日午後6時ごろ、航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)の南約31キロの太平洋上で、同基地所属のUH60J救難ヘリコプターが訓練中にレーダーから消えた。周辺の洋上でヘリの扉などとみられる複数の部品が見つかり、防衛省は墜落したと断定。機長の花房明寛3等空佐(42)ら乗っていた4人の隊員を捜している。

 空自によると、UH60Jは同基地の浜松救難隊所属。レーダーから消える10分ほど前の17日午後5時50分ごろに基地を飛び立ち、暗視装置を使って洋上で要救助者を捜索する訓練をしていた。機長の他、副操縦士や整備員らが乗っていたが、直前の交信で緊急を要するやり取りはなく、救難信号も確認されていない。天候は曇り、視界は良好だったという。

 空自は同6時40分ごろから別の救難ヘリや捜索機で周辺海域を捜索し、同8時25分ごろに「航空自衛隊」と書かれたドアを見つけたほか、燃料タンクやタイヤ、ストレッチャーなどヘリの部品や搭載品とみられるものを洋上で確認した。

 UH60Jは米国製の救難ヘリ「ブラック・ホーク」の改造型で、1988年度から調達が始まった。全長15・6メートル、幅5・4メートル。救助者を捜索するための赤外線暗視装置や気象レーダーなどを備え、航続距離が最大約1300キロと長いのが特徴。5人が搭乗できる。

 自衛隊では今年、大きな航空機事故が相次いでいる。5月に北海道の山中に陸自の連絡偵察機が墜落して乗員4人が死亡。8月には海自岩国航空基地(山口県岩国市)で輸送ヘリが横転して4人が負傷したほか、青森県沖で海自の哨戒ヘリが墜落し、1人は救助されたものの3人が行方不明になっている。

 17日夜、防衛省で報道陣の取材に応じた小野寺五典防衛相は「一番大切な安全を確保した上で訓練や任務を行うことを肝に銘じるべきだ。事故が続いており、しっかり(気を)引き締めて対応しなければならない」と話した。【前谷宏】


<空自ヘリ>4人乗り、墜落か 海上に部品浮かぶ 浜松沖
10/17(火) 19:54配信 毎日新聞

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航空自衛隊の救難ヘリコプターUH60J=航空自衛隊ホームページから

 17日午後6時ごろ、航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)の南約31キロの太平洋上で、同基地所属のUH60J救難ヘリコプター(乗員4人)が訓練中にレーダーから消えた。空自の救難機などが周辺海域を捜索したところ、洋上に航空機の部品のようなものが浮いているのが確認された。ヘリは夜間の救難訓練をしていたといい、空自が乗っていた隊員の捜索を続けている。【前谷宏】


4人乗り空自ヘリ墜落=訓練中、海上で機体一部発見―静岡・浜松
10/17(火) 19:25配信 時事通信

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墜落した航空自衛隊浜松基地のヘリコプター「UH60J」=8月4日、静岡市

 17日午後6時ごろ、浜松市から約30キロ南の沖合で、航空自衛隊浜松基地所属のUH60J救難ヘリコプターがレーダーから消えた。

 航空自衛官4人が乗っていた。海上で機体の一部が発見されたことから、小野寺五典防衛相は記者団に「墜落したものと考えられる」と述べた。

 現場からは、「航空自衛隊」と記されたドア部分が見つかった。救助活動に使うストレッチャーや燃料タンクなどもあったという。

 空自によると、事故機は航空救難団浜松救難隊に所属。機長の花房明寛3等空佐(42)のほか、副操縦士や救難員、機上整備員が搭乗していた。空自ヘリなどが乗員の捜索に当たっているほか、海保の巡視船なども救助に向かった。

 事故機は同日午後5時50分ごろ、浜松基地を出発。暗視装置を使って海上の要救助者を捜す「夜間洋上捜索訓練」を行っていたところ、約10分後に消息を絶った。機内で切迫したやりとりなどは確認されていないという。

 航空救難団は、災害派遣で活動するほか、自衛隊の航空機で事故が発生した場合には、乗員の捜索に当たる。

 自衛隊の航空機をめぐっては、今年に入り事故が続発している。陸自の連絡偵察機LR2は5月15日、北海道の山中で墜落し、乗員4人全員が死亡。8月26日には、海自の哨戒ヘリが青森県の竜飛崎沖に墜落し、乗員4人のうち、3人は行方不明のままとなっている。防衛省は、いずれの事故も機体に不備はなく、人為的なミスが原因だったとしている。

2017年10月16日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・64

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:最終フライトの「ジャンボ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:さよなら「ジャンボ」=北米便最終フライト―成田空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シルクエアー、日本初の737 MAX定期便 広島-シンガポール、週3往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空港の地上業務「グランドハンドリング」とは? JALが技量を競う社内コンテスト開催 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空で「見えないもの」に削られている飛行機 「見た目」だけじゃない再塗装の目的とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、羽田-ロンドン深夜便 エコノミー客もラウンジ利用「プレミアムナイトフライト」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALグラハンコンテスト、成田が2連覇 バルクは宮古優勝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、17年7-9月期の純利益19%減 増収減益 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ハワイ・欧州にも飛べるLCC「スクート」の実力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍、沖縄にF35A緊急配備で正恩氏“ピンポイント攻撃”可能に アジア太平洋地域で初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ノルウェジアン航空、ライバルから更にパイロットを引き抜く予定 --- 白石 和幸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スバルが設計・製造するボーイング787の要「中央翼」とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工、ボーイングと協業加速で航空機事業は加速するか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787 2号機、再塗装終え伊丹から成田へ 通常塗装初便はプノンペン行き - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シンガポール航空、777Xを正式発注 787-10も合わせ39機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JASとはなんだったのか 国内航空会社の歴史から振り返るその成立と消滅 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787、2号機も再塗装完了 就航時のデザイン消える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングと三菱重工、協業関係強化で合意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「サバ」と呼ばれたANA B787の2号機、通常塗装に 伊丹から成田へ 「サバ」姿消す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独アエロロジック、成田に貨物便 ライプチヒから週3便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重とボーイング、787型機製造コスト削減など協業強化で合意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【SUBARUテックツアー】ボーイング787の要…中央翼を作っているのはスバルだ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:モーリシャス航空、A350リース導入 アフリカ2社目、A340置き換え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:SUBARU「BRZ」がボーイング787に搭乗! 実は旅客機でも運べる自動車、そのメリットとは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ルフトハンザ、A350羽田就航も 冬ダイヤでミュンヘン便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ航空、100機目のA380を11月受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カンタス航空、787-9初号機受領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:A330neo、初飛行 型式証明18年中ごろ取得へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:焦点:急成長の中国航空産業に不正部品疑惑、米国にも波紋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空軍F-22Aステルス戦闘機に地上管制レーダーに写るための装置が - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ステルス戦闘機F35、F22、戦略爆撃機B1…先端航空兵器見せつけ北を圧迫 韓国の航空ショーで異例の公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米 最新ステルス戦闘機公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、北東アジアの新造機需要1470機 36年までの20年予測、単通路は660機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ノックスクート、成田-バンコク就航へ タイ当局に対する安全懸念解除で - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

最終フライトの「ジャンボ」
時事通信 10/30(月) 20:03配信

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「ジャンボ」の愛称で親しまれてきた大型旅客機「ボーイング747―400」の日米を結ぶ最終フライトを前に、記念の横断幕を掲げる米デルタ航空のスタッフら=30日夜、成田空港


さよなら「ジャンボ」=北米便最終フライト―成田空港
10/30(月) 19:29配信 時事通信

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「ジャンボ」の愛称で親しまれてきた大型旅客機「ボーイング747―400」の日米を結ぶ最終フライトを前に、記念の横断幕を掲げる米デルタ航空のスタッフら=30日夜、成田空港

 「ジャンボ」の愛称で親しまれてきた大型旅客機「ボーイング747―400」が30日夜、日本と米国を結ぶ定期路線の最終フライトを迎え、成田空港から飛び立った。

 これで、日本と北米間の旅客定期便のジャンボは全て姿を消す。

 最終便は、米デルタ航空のデトロイト行き。出発前に空港で開かれた記念式典では、ラッセル・ブリス筆頭機長が「747は日米の距離を近しくした象徴的な航空機だった」と感慨を述べた。

 747シリーズは1970年に米パンナム航空が導入して以来、世界の主要航空各社がこぞって運航。旅客の大量輸送を可能にし、日本人に海外旅行を身近にした。近年は老朽化や航空機小型化の流れを受け、日本航空や全日空では既に引退した。一方、貨物用や臨時便としては現役で活躍している。


シルクエアー、日本初の737 MAX定期便 広島-シンガポール、週3往復
10/30(月) 14:22配信 Aviation Wire

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広島に到着したシルクエアーのシンガポール発MI868便初便=17年10月30日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)の子会社・シルクエアー(SLK/MI)は現地時間10月30日、シンガポール-広島線の運航を開始した。週3往復運航で、ボーイング737 MAX 8を投入する。同社の日本への定期便運航するのは初めてで、日本の空港に737 MAXが定期便就航も初。シンガポールから広島への路線は2003年以来14年ぶりの再開となる。

【737 MAX機内】

◆月木土の週3往復

 月曜と木曜、土曜に運航する。広島行きMI868便がシンガポールを午前1時45分に出発し、午前9時30分着。シンガポール行きMI867便は午前10時25分に広島を出発して、午後3時40分に到着する。30日の広島発のみ午前11時30分に出発し、シンガポールには午後4時45分に到着する。

 シンガポール発の初便となった30日の広島行きMI868便は、118人(うち幼児3人)が利用。広島発初便のMI867便は135人(うち幼児0人)が搭乗した。いずれも運航乗務員2人、客室乗務員6人の計8人で運航した。広島発は、旅行代理店のバッジを着用した高年齢の団体客が目立った。

◆737 MAXで運航

 運航機材は、現在1機保有する737 MAX 8(登録番号9V-MBA)で、座席数は2クラス計156席(ビジネス12席、エコノミー144席)。37機発注済みで、初号機は10月にシンガポールに到着した。年内に2機を追加受領する。

 シンガポール-広島線は、シンガポール航空が1993年から2003年まで、エアバスA310型機や777で運航していたが、座席供給量の過多や、2002年から中国や東南アジア各国で流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)などが原因で撤退した。

 シルクエアーは広島就航について、シンガポールでの広島の認知度が高いことや、座席数が少なく航続距離の長い737 MAXの導入などを理由に挙げた。また、同社のフー・チャイ・ウーCE(最高経営責任者)が以前、シンガポール航空の広島支店長を務めたことから、広島に思い入れが強かったという。

 今後は早期の1日1往復のデイリー化を目指すほか、西日本を中心とした他都市への乗り入れも検討する。

 737 MAXはCFMインターナショナルが開発した新型エンジン「LEAP-1B」を採用。翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備え、現行の737NG(次世代型737)と比べて、燃費を20%改善し、航続距離を延長する。


空港の地上業務「グランドハンドリング」とは? JALが技量を競う社内コンテスト開催
10/29(日) 16:10配信 乗りものニュース

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第5回を迎えた「JALグランドハンドリングコンテスト」。空港の地上作業員たちがふだんの作業でつちかった技量を競う(2017年10月26日、石津祐介撮影)。

旅客機の運航を支えるスタッフたちの熱い戦い!
 2017年10月26日(木)、JALグループは羽田空港にて、今年で5回目となる「グランドハンドリングコンテスト」を行いました。

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「グランドハンドリング」とは空港における航空機の誘導や貨物の運搬といった業務のことで、航空機の定時運航には欠かせないものです。JALグループではハンドリングの品質向上と各空港の技量を披露する場とし、1年に1回コンテストを開催しています。どのようなコンテストが行われているのでしょうか。

 今回は29の空港から58名が参加し、航空機から貨物を運搬するハンドリング業務のコンテストが行われ、ULD(Unit Load Deviceの略)と呼ばれるパレットを航空機へ搭降載し、トーイングトラクターで運ぶULDハンドリングと、BULK(バラ積み貨物)を機体から搬出しコンテナに積み込み運搬するBULKハンドリングのふたつの部門で競われました。

 JALで地方空港の路線に就航しているボーイング737-800は荷物がバラ積みでしか搭載できないため、おもに737が就航している地方空港のスタッフはBULKハンドリング部門に出場し、ボーイング777や767のように貨物室にコンテナが搭載できる大型の機体が就航している主要空港のスタッフはULDハンドリング部門に参加しています。

問われる作業車両の操作技術
 コンテストには次のような車両が登場し、勝ち抜くためにはその高度な操作技術が求められます。

●トーイングトラクター
 航空機からターミナルへ貨物や手荷物を牽引し搬送するトーイングトラクターです。空港や国によって異なりますが、コンテナは最大で6個、パレットは4両を連結します。トヨタ製で、燃料は軽油。制限速度は空港内で15km/h、航空機の周りでは10km/hとなっています。

●ハイリフトローダー
 ULDを航空機に搭降載するための車両で、最大で6800kgを持ち上げることができます。空港用地上支援車輌を多く手掛けるシンフォニアテクノロジー社(東京都港区)製で、燃料は軽油。●ベルトローダー
 貨物室に手荷物や貨物をばら積みする際に使用する車輌で、航空機に合わせてジャッキで上下します。荷物はベルトコンベアで移動し、雨を避ける天蓋が付いたタイプも。燃料は軽油でシンフォニアテクノロジー社製。

 パレット積載貨物を扱うULDハンドリング部門では、ふたり1組で「到着貨物を航空機から取りおろす」「出発貨物を航空機に搭載する」「パレットを搬送するためのドーリーを牽引したままバックで8字コースを走行する」という内容で行われます。

 貨物を航空機に搭降載するハイリフトローダーから指示を出すハイリフトオペレーターと、トーイングトラクターのドライバーが互いに指示を出しながら作業をすすめていくのですが、コンテナを輸送するドーリーを牽引したままバックで8の字コースを走行させるのは高度な操作技術が必要。参加者は緊張を強いられるなか、狭いコースを正確に素早く運転し高い技量を披露しました。

普段のチームワークも問われる競技、結果は…?
 ばら積み貨物を扱うBULK部門では、機体後方の貨物室からベルトローダーを使用して荷下ろしし、コンテナに積み替え車両走行を行います。

 取りおろす荷物をバランスよく積み替える必要があるので、機内から運び出すスタッフとコンテナに荷物を積み込むスタッフとの連携作業の正確さが求められます。車両走行ではトーイングトラクターにドーリーを3両連結させて狭いコースを進むため、誘導するスタッフと運転者のコンビネーションも競技に反映したようです。

 競技の結果、ULDハンドリング部門は成田空港の山崎風香さんと宮内勇樹さんペアが優勝し、成田空港は昨年に続き2連覇となりました。BLUKハンドリング部門では宮古空港の大見謝恒平さんと伊志嶺健太さんペアが優勝となりました。

 今回、宣誓を行った唯一の女性参加者である山崎さんは「チームのテーマが『仲間と一緒に安全を守る』なのでお互いのチームワークが見せられたと思います」と、宮古空港の伊志嶺さんは「今回は、いままでで一番のできだった。ふたりで声出しやタイミングを合わせた練習の成果が出ました」と、それぞれ優勝の感想を述べました。

 最後に阿部孝博空港本部長が「このコンテストで、日本航空の翼を支えていただいてる皆さんの底力を感じた。それぞれの空港で、さらにグランドハンドリングを高めて欲しい」と締めくくりました。

石津祐介(ライター/写真家)


空で「見えないもの」に削られている飛行機 「見た目」だけじゃない再塗装の目的とは
10/29(日) 14:10配信
「見えない何か」に削られる飛行機
乗りものニュース

 全日空(ANA)では、約6年から8年ごとに機体を再塗装しているそうです。その理由は、「美観」「ブランドカラー・ロゴなどの表示」といった、いわば「見た目」だけではありません。

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再塗装されるANAのボーイング787-8型機(JA802A)(2017年10月16日、恵 知仁撮影)。

 2017年9月28日(木)、ANAのボーイング787-8型機(JA802A)が、大阪空港付近の整備工場(ANA HD傘下のMRO Japan)へ到着。そして10月23日(月)、ピカピカになってその工場を出ました。たまたま近くに駐機していた“使用中”のボーイング737と比べると、白さが違います。

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左の“使用中”737と比べ、ピカピカの787(2017年10月23日、恵 知仁撮影)。

 2017年9月28日(木)、ANAのボーイング787-8型機(JA802A)が、大阪空港付近の整備工場(ANA HD傘下のMRO Japan)へ到着。そして10月23日(月)、ピカピカになってその工場を出ました。たまたま近くに駐機していた“使用中”のボーイング737と比べると、白さが違います。

 ボーイング787-8型機の巡航速度は910km/h。高速で飛行するジェット機はそのとき、空気中の見えないチリに機体表面が削られます。紫外線も強烈で、雨やひょうの影響も。そうしたなか、再塗装は劣化が進行する前に機体表面を保護し、摩耗を防止するという目的もあるそうです。

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再塗装される前、「サバ」時代のJA802A(画像:boarding1now/123RF)。

 ちなみに、このたび再塗装されたJA802Aは元「サバ」です。ANAはボーイング787型機のローンチカスタマーで、2011(平成23)年に同機を受領し、787による世界初の商業運航を実施。787の世界初飛行をPRするなどの目的で、のちに「サバ」と呼ばれる特別塗装を初号機と2号機に施していました。

 JA802Aはその2号機。初号機はすでに通常塗装になっており、今回、2号機も通常塗装になったことから、787デビュー当時の「サバ」デザインは姿を消しています。

恵 知仁(乗りものライター)


JAL、羽田-ロンドン深夜便 エコノミー客もラウンジ利用「プレミアムナイトフライト」
10/29(日) 3:55配信 Aviation Wire

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羽田空港で出発準備が整うロンドン行きJL41便=17年10月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は冬ダイヤが始まる10月29日、羽田-ロンドン線を増便した。増便分は羽田発を深夜、ロンドン着を早朝とするスケジュールを設定し、ビジネス客や乗り継ぎ需要の獲得を狙う。既存便と合わせ、1日2往復運航する。

【ラウンジで提供するカレー】

◆787で深夜2時台発

 機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を投入。1日1往復を増便する。

 ロンドン行きJL41便は、ロンドンでの滞在時間を確保するため、羽田発を深夜に設定。冬ダイヤでは午前2時45分に出発し、午前6時25分に到着する。羽田行きJL42便はロンドンを午前9時30分に出発し、翌日午前6時25分に到着する。

 初便となった29日のロンドン行きJL41便(787-8、登録番号JA837J)は162人(うち幼児1人)が利用し、満席だった。運航乗務員3人、客室乗務員11人で運航し、ほぼ定刻に出発した。

 日本人利用客のほか、英国やスペインなど、欧州のパスポートを保持した搭乗客も目立った。

◆長距離深夜便ではエコノミーでもラウンジ

 JL41便の利用客は、搭乗クラスにかかわらずサクララウンジを利用できる。搭乗前に軽食を提供することで、搭乗後の休息と睡眠を確保する。メインとなる食事は出発からおよそ7時間後、日本時間で昼食時にあたる時間帯に提供する。

 羽田空港では、午前0時30分ころに到着する電車が最終となる。JALは今回、午前1時30分以降に出発する長距離便を「プレミアムナイトフライト」と命名。2食以上を提供する便が対象で、同フライトはロンドン行きJL41便が初めてとなる。

 羽田空港のサクララウンジのうち、5階をエコノミークラス利用者を対象に解放。午後11時30分から利用できる。従来は飲み物を提供している場所で、軽食として、カレーやスパゲティ、スープなどの温かい食事も提供する。プレミアムナイトフライトでは、ソフトドリンクのほか、ビールとワイン、日本酒の酒類も用意するが、ウイスキーやジンなどは提供しない。また、シャワールームも利用できない。

◆午前11台発はファースト設定の777

 羽田-ロンドン線の自社便は、現在1日1往復を運航。羽田を午前11時台に出発し、ロンドンに午後3時台に到着するスケジュールを設定している。機材はファーストクラスを備えた777-300ER「スカイスイート777(SS7)」(244席:ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)を投入している。

 このほか、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)の運航便でコードシェア(共同運航)を実施。ロンドン-羽田線と成田線、1日1往復ずつにJALの便名を付与している。


JALグラハンコンテスト、成田が2連覇 バルクは宮古優勝
10/27(金) 20:55配信 Aviation Wire

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JALのグラハンコンテストのULD部門で競技する成田空港の山崎さん(手前)と宮内さん=17年10月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は、空港で貨物・手荷物の搬送や航空機への搭降載を担当するグランドハンドリングスタッフ(グラハン)の技量を競う「グランドハンドリングコンテスト」を羽田で開いた。ULD部門は成田空港が2連覇し、BULK部門は宮古空港が優勝した。

【グラハンコンテストの写真を見る】

 JALグループ便を運航する国内空港のうち、29空港から選抜された58人が本選に出場。ボーイング767-300ER型機前方貨物室に横付けされた、航空貨物用コンテナを搭降載する「ハイリフトローダー」を使う「ULDハンドリング部門」と、767後方のばら積み貨物室にベルトローダーを使って荷物の積み降ろしを行う「BULK(バルク)ハンドリング部門」が開かれた。

 ULD部門は16空港32人、BULK部門には13空港26人が出場。両部門のうち、どちらに出場するかは各空港の判断に任されており、大型機が就航する空港はULD部門、コンテナが搭載できない小型機のボーイング737-800型機が就航する地方空港は、BULK部門に出場していた。全58人のうち、入社6-10年目が36%、11-15年目が25%と、各空港から中堅社員の出場が目立った。

 ULD部門の出場者は2人1組で競技に挑んだ。貨物コンテナを積む「パレットドーリー」をトーイングトラクター(TT車)で牽引してハイリフトローダー前まで運んだ。その後、TT車でドーリーを牽引したまま、バックで8の字コースを走行。死角の多い助手席側の安全確認など、確かな運転技術が求められた。

 BULK部門も2人1組で参加。出場者は767の貨物室内と機外に分かれ、コンテナからベルトローダーを使って貨物室内に荷物を積んだり、貨物室内の荷物をベルトローダーで降ろしてコンテナに積み込んだ。その後は、ドーリーを3両連結したTT車を運転し、スラロームなどのコースを走行した。

 本選では車両や器材の取り扱い、車両運転や搭載技術、確認行為などが採点された。2部門の出場者は大きな掛け声で安全確認し、競技に挑んだ。

 今回で5回目となるグラハンコンテストは、10月26日に開催。ULD部門は成田空港の宮内勇樹さん(ハイリフトローダー担当)と山崎風香さん(TT車担当)のペアが優勝。2位は同点で羽田と鹿児島の2空港、3位は中部空港と続いた。成田は昨年に続き、2連覇となった。

 BULK部門は、宮古空港の大見謝(おおみじゃ)恒平さんと伊志嶺健太さんのペアが優勝。2位は高知空港、3位は徳島空港、審査員特別賞は広島空港だった。

 山崎さんは、今大会唯一の女性出場者で、開会式の選手宣誓にも抜てきされた。「成田は2連覇がかかっていたので、誰にも負けない気持ちで出場しました」と話した。宮内さんは、「練習通りで、不安になることはなかったです」と、普段通りの作業を心掛けていたという。1番目の出場になったが、「1番目でプレッシャーはありましたが、インパクトがあるようにしました」と話す山崎さんは、TT車を出発させる際、気合いの入った大きな声でしっかり安全確認していた。

 大見謝さんは、入社1年目の伊志嶺さんと栄冠をつかんだ。「年の差コンビですが、コミュニケーションが大事ですね」と、本選では2人で作業の進め方を考え、結果に結びつけた。


ボーイング、17年7-9月期の純利益19%減 増収減益
10/27(金) 16:35配信 Aviation Wire

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17年7-9月期は純利益が19%減となったボーイング=17年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの2017年7-9月期(第3四半期)決算は、純利益は前年同期比19%減の18億5300万ドル(約2114億8300万円)だった。売上高は2%増の243億900万ドル、営業利益は18%増の26億8900万ドル、年金や退職金給付の経費を除外した中核営業損益は8%増の23億7300万ドルだった。

 民間航空機部門は、売上高は1%減の149億8200万ドルで、営業利益率は1.4ポイント上昇し9.9%だった。キャンセル分を差し引いた純受注機数は117機、受注残は約5700機で、金額ベースでは30億ドル増加し、4120億ドルとなった。

 7-9月期中、24機の737 MAX 8を含む計202機を引き渡し、737の生産レートを月産47機体制とした。787は現在月産12機で、2019年に月産14機体制とする。

 2017年度の業績見通しは、従来9.80から10.00ドルとしていた1株当たり予想中核利益の見通しを、9.90から10.10ドルに引き上げた。また、民間機部門の予想売上高を555億から565億ドル、予想営業利益率を9.0から9.5%とした。

 そのほか、引き渡し機数の見通しについては、変更なし。業績見通しは、予想売上高は905億から925億ドル、民間航空機部門の予想引き渡し機数は760から765機となっている。


ハワイ・欧州にも飛べるLCC「スクート」の実力
10/27(金) 5:00配信 東洋経済オンライン

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シンガポール航空傘下のLCC(格安航空会社)、スクートの中長距離路線はすべて、ボーイング「787」型機で運航されている(写真:Scoot)

 全日本空輸(ANA)が2019年に超大型機「A380」を導入、日本航空(JAL)は米ハワイアン航空と包括提携、LCC(格安航空会社)として初めてマレーシア・エアアジアXが参入――。

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 これらはすべて、日本とハワイを結ぶ航空路線のことだ。今後の競争激化に備え、各社とも入念な戦略を打ち出している。

 そんな混戦模様のハワイ路線に、新たなプレーヤーが殴り込みをかける。シンガポール航空傘下のLCC、スクートだ。12月19日に、シンガポール―関西―ホノルル線を就航する。

■ホノルルまで1.8万円という破格の値

 「路線を決めるに当たって重要なのが、需要が満たされているかどうかという点。ハワイの場合は、航空マーケットが需要に追いついていない」。スクートの日本・韓国支社長、坪川成樹氏はそう指摘する。

 10月4日から5日間限定で販売した就航記念キャンペーンでは、関西―ホノルル線が往復1万8800円からという破格の値で販売された。「諸税を抜いたら往復で8900円ほどになる。圧倒的な運賃体系で差別化する」と、坪川氏は胸を張る。

 正規割引の公示運賃も2万2000円からという設定だ。ただ空席状況などで価格が日によって大きく変動するのがLCCの特徴であり、つねにこうした価格で販売するわけではない。年末年始の繁忙期では片道で10万円前後になっている日もある。

 スクートが強みとするのは、機材設備。同社の中長距離路線はすべて、米ボーイングの「787」型機で運航されている。ホノルル線に投入される787-8型機はエコノミークラスが311席、高価格帯の「スクートビズ」が18席だ。

 エコノミーの座席の前後間隔は約79センチメートル、横幅は約46センチメートルと、大手航空会社に比べ遜色ない。エコノミーでは有料だが、787全機に機内Wi-Fi、全席に電源用コンセントも備えるなど、通常のLCCよりも設備が充実している。

 スクートビズは、前後間隔は約96センチ、幅は約56センチのリクライニング可能な座席で、プレミアムエコノミークラスのような位置づけだ。空席状況によっては、エコノミーと数千円の差で買えることもある。Wi-Fiやコンセント、手荷物預け、自分のデバイスでの動画視聴、機内食などが無料になっている。

 「たとえ長距離の路線でも、快適性より運賃の安さを取る人は増えている。787は777ほど座席数は多くなく、それでいて燃費が良い。長距離LCCに適した機材だ」。LCCに詳しい航空経営研究所の森崎和則・主席研究員はそう分析する。

■LCC最長路線で欧州にも進出

 今年6月、スクートはLCCとして世界最長路線となる、シンガポール―ギリシャ・アテネ線を就航し、欧州に進出。坪川氏は「日本から欧州まで、1回の乗り継ぎですべてLCCで行けるようになった」とアピールする。

 今後はロサンゼルスやバンクーバーなど、米国やカナダの西海岸都市への就航も視野に入れている。「各都市から誘致を受けているのは事実だ」(坪川氏)。

 平均搭乗率は約86%で、業績も順調だ。スクートの運営会社、バジェット・アビエーション・ホールディングスは2017年3月期に、営業利益で前期比約6割増となる6700万ドル(約75億円)を計上。2割の減益となった親会社・シンガポール航空と明暗が分かれた。

 アジアの航空市場は、東南アジアのLCCや中国の大手航空会社の台頭で価格競争が著しく、各社の疲弊が激しい。活路として注目されているのが、中長距離路線というわけだ。

 日本勢でもANAホールディングス傘下のバニラエアが、米国西海岸行きなど中長距離路線への参入を検討している。787を大量に保有するANAグループであることを考えれば、スクートと同様、787による運航となる可能性もある。

 今それ以上に台風の目となっているのは、欧州だ。注目株がノルウェーを拠点とするLCC、ノルウェジアン・エア・シャトル。2013年に787で欧州と米国を結ぶ大西洋路線に参入し、価格破壊を起こしてきた。今年9月に就航した英ロンドン―米シアトル線の最安価格は、片道179ユーロ(約2万3000円)だ。

■欧州大手が傘下に続々とLCCを設立

 焦ったのが、欧州の大手だ。英ブリティッシュ・エアウェイズなどを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループは今年3月、スペイン・バルセロナを拠点に長距離LCC「レベル」を立ち上げ、6月から米国西海岸路線を就航。運賃は片道99ユーロからの設定だ。

 独ルフトハンザグループでは、傘下のLCC「ユーロウイングス」が2015年に長距離線へ参入。ドイツ・ケルンから米国やタイなどへのレジャー路線を運航する。

 仏エールフランスは、出遅れたものの今年12月にLCC「ジューン」を飛ばし始める。当初は欧州域内路線が中心だが、来年には南米への就航を予定する。運賃は249ユーロから。18~35歳の「ミレニアル」世代を対象としており、若者を意識したブランドにしたい考えだ。

 欧州での競争激化の背景には、大西洋路線が片道7時間前後と、10時間以上の太平洋路線よりも短く、LCCが参入しやすいということがある。とはいえ、先行したノルウェジアンもまだ利益がついてきていない。「中長距離LCCについては、”勝利の方程式”がまだ誰にもわからない。皆が試行錯誤を始めた段階だ」(日系LCC幹部)。

 短距離LCCが各地で仕掛けた航空競争は、さらに新たなステージへと突入した。大手もLCCも、生き残りの策に頭を悩ませる日々が続きそうだ。


米軍、沖縄にF35A緊急配備で正恩氏“ピンポイント攻撃”可能に アジア太平洋地域で初
10/25(水) 16:56配信 夕刊フジ

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F35Aの沖縄配備もトランプ氏の「準備」に含まれるのか(写真:夕刊フジ)

 核・ミサイル開発に狂奔する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権壊滅に向け、ドナルド・トランプ米政権が着々と準備を進めている。米太平洋空軍が23日、最新鋭のステルス戦闘機F35Aをアジア太平洋地域では初めて、嘉手納基地(沖縄)に配備すると発表したのだ。トランプ氏も北朝鮮の核危機に「全ての準備ができている」と述べており、朝鮮半島情勢は緊迫度を増している。

 米太平洋空軍の公式サイトによると、配備されるのは米ユタ州に本拠を置く第34戦闘飛行隊。約300人の空軍兵と12機のF35Aが配備され、11月上旬に嘉手納に到着する予定という。

 F35Aは北朝鮮有事の際、正恩氏の執務室をピンポイント攻撃できる性能を持つステルス戦闘機として知られている。米朝衝突の事態に備え、配備されたとみるのが自然だろう。

 さらに、米空軍のデービッド・ゴールドフェイン参謀総長は米軍事サイト「ディフェンス・ワン」のインタビューに対し、核兵器を搭載した戦略爆撃機を24時間態勢で運用するよう命令を受ける可能性があるとして、準備を進めていることを明らかにした。記事では、1991年の冷戦終結以来、核兵器を積んだ戦略爆撃機の24時間態勢運用は見られないとしている。空軍当局者は報道を全面否定した。

 米軍に命令を出すトランプ氏自身も、軍事力行使を否定していない。22日に放送された米FOXニュースのインタビューで、北朝鮮の核危機に対して万全の準備ができていることを明らかにしたのだ。

 トランプ氏はインタビューで、中国の習近平国家主席を「北朝鮮に対して重大な対応を取る力を持っている」と評価しつつ、「習氏の行動にかかわらず、米国は北朝鮮に対し、全ての準備ができている」と述べた。

 その準備については、「どれだけ万全かを知ったら驚くことになるだろう」と説明し、さらに「それをしなければいい? その答えは『イエス』だ」とも述べた。

 「しなければいい」というトランプ氏の言葉からも、軍事力行使が含まれていることは明白だ。朝鮮半島情勢は危険水域に達する恐れがある。


ノルウェジアン航空、ライバルから更にパイロットを引き抜く予定 --- 白石 和幸
10/25(水) 16:11配信 アゴラ

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ノルウェジアン航空(Wikipedia:アゴラ編集部)

ライアン航空から140人のパイロットを引き抜いたノルウェジアン航空は活発に航空路線の開拓に挑んでいる。ライアン航空から引き抜いたパイロットも含めて今年は総勢400人近くパイロットの増員を予定しているという。

1993年1月28日に50人乗りのフォッカーを初飛行させてノルウェーで誕生した航空会社Busy Beeがそのルーツである。その後、合併した企業が倒産したり、スカンジナビア航空の傘下に入ったことも経験した。2002年にその傘下から離脱して、ノルウェジアン航空として6機のボーイング737-300でオスロとスイスのベルナを結ぶ路線を格安航空として初飛行した。

今年はボーイング737が新たに23機加わり、現在使用している4機が役目を終えることになっている。即ち、19機が新たに加わることになる。ノルウェジアン航空も1機につき10人のパイロットを必要としていることから190人のパイロットを新しく雇用することになる予定だという。

また、長距離路線で飛ばすボーイング787も9機が加わることになっている。この場合は1機につき22人のパイロットが必要になり、198人のパイロットも採用する予定だとしている。

その場合も、「ライバルの航空会社から引き抜く予定だ」ということが同社よりスペイン電子紙『El Independiente』(https://www.elindependiente.com/economia/2017/09/24/norwegian-el-aspirante-a-gigante-que-ha-puesto-en-jaque-a-ryanair/)に回答された。

ノルウェジアン航空は路線の開拓で、当初ライアン航空と提携することが予定されていた。ヨーロッパの航空業界においても、両社が提携することは確実だとされていた。ところが、それが両社が対立するという結末に至ったのである。

結局、ノルウェジアン航空はライアン航空の直接のライバルであるイージージェットと提携した。

そんな経緯もあったことから、ライアン航空のオレアリー社長は同航空からノルウェジアン航空に転職しようとしていたパイロットたちに「ノルウェジアンは4-5か月で倒産する。毎日、お金を損失している。新しく発注した機材を支払う資金も持っていない」と言って、パイロットの転職を防ごうとしたという。皮肉にもそれから2週間後にライアンは2000便以上のフライトのキャンセルをすると発表したのであった。

確かに、ノルウェジアンは多額の負債を抱えている。今年上半期までの負債額は20億7000万ユーロ(2700億円)というのが明らかにされている。

現在、ノルウェジアンはヨーロッパとアメリカで500か所の都市に向けてボーイング社の142機を使って飛んでいる。

ヨーロッパの格安航空の競争は益々激化している。最終的にはより安価で、より多くの路線を持っている航空会社が有利となっている。ライアン航空が急成長したのは正にこの二つの要因を満たしているからである。

この激化して行く格安航空の業界にあって、それに勝てない航空会社もこれから更に増えて行くはずである。今年はエア・ベルリンと英国のモナークが破産した。また格安航空の攻勢で、それに勝てなかった一般航空会社にアリタリアがある。同社は破産か救済かまだ明確にされていない。現在まで7社が買収に関心を示しているという。ライアン航空が当初アリタリアの買収に関心を示したが、度を越えた多数のフライト・キャンセル問題を解決せねばならないとして、買収する件は中断された。

10月に入って、エア・ベルリンの後を追うかのように上述した英国のモナーク航空が破綻した。同航空を利用して外国に行った乗客11万人の帰国を英国政府が主導して解決に取り組んでいる。更に、これからフライトを予定し予約チケットを購入していた乗客が75万人いるという。

モナークは昨年630万人の乗客が利用し、英国から外国の40の都市に飛んでいた。スペインには336万人が同航空を利用した。同航空の破綻で、スペインでは12の空港がその影響を受けることになるという。

また、モナーク航空は2015年は3060万ユーロ(39億7800万円)の利益を計上したが、昨年は激しい価格競争とBrexitによるポンドの下落が影響して3億3000万ユーロ(430億円)の赤字に転落した。2014年に1000人を解雇して、現在2750人の従業員を抱えていた。

今回の破産に加えモナークでは融資の問題も発生している。エアーバスに36機、ボーイングに737MAXを32機それぞれ発注しており、その為に35億ドル(3900億円)が既に融資されているからだ。

ヨーロッパの格安航空業界には航空会社が多過ぎることから、激しい価格競争で石油の価格が値上がりすれば、コスト負担に耐えて行くことが出来なくなってこれから更に破産する航空会社が出て来るはずである。


スバルが設計・製造するボーイング787の要「中央翼」とは
10/25(水) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン

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チャーター便にSUBARU BRZも積み込み、一路旭川へ  Photo by Kenji Momota

● 「中央翼(ちゅうおうよく)」とは何か?

 2017年10月19日(金)、午前8時55分に成田空港を出発した旭川行きのJAL4901便。

 成田からは名古屋の中部国際空港や、大阪の関西国際空港などに向かう国内線が飛んでいるが、旭川行きは設定がなく、JAL4901便はチャーター便だ。しかも、機種は通常は国際線で使用している最新型の787機が用意された。依頼主はスバルだ。

 日本航空関係者によると、こうした一企業と広報活動のコラボレーションによるチャーター便の運航は極めて稀なケースだという。

 機内に入るとCA(キャビンアテンダント)が「本日は、SUBARU中央翼体感フライトにご搭乗いただき、誠にありがとうございます。この後、特別プログラムをご用意しておりますので、どうぞお楽しみください」とアナウンスした。

 聞き慣れない、中央翼(ちゅうおうよく)という言葉。これは、左右に伸びる主翼を支える、機体の中央部分にある構造物を指す。今回搭乗した米ボーイング787機の中央翼を設計・製造しているのが今年4月1日に富士重工業から社名変更したSUBARU(スバル)である。

 スバルのルーツが中島飛行機であることが各種メディアで紹介されることはあるが、

 『SUBARU航空宇宙カンパニー』という組織があることを知る人は少ないかもしれない。米ベル・ヘリコプター・テキストロンと新多様途ヘリコプターの412EPI発展型機を共同開発し、それをプラットフォームとして陸上自衛隊向けUH-1を開発中だ。そして、中央翼については、787機に次いでボーイング777-X機向けにも開発している。

● 中央翼の効果とは?

 筆者は定常的に世界各地を取材するため、787の初号機が出荷された2007年以降の約10年間にわたり、787機に搭乗する機会がよくあった。そうした過去の経験では、(1)エンジンが747機の4基に比べて2基と少ないため離陸時の機内でのエンジン音が静か。(2)飛行中の機内では機体と空気の接触による振動や音が少ない。(3)トイレの機能性が良くて生活感がある、といった感想を持ってきた。さらに「なんとなくだが、長時間フライトでも疲れが少ない」という印象があった。

 今回のフライトでは、機内プレゼンテーションとして、SUBARU航空宇宙カンパニー・技術開発センター・研究部長の齋藤義弘氏、JALエンジニアリング技術部・システム技術室・機体技術グループ・グループ長の盛崎秀明氏、そして日本航空・運行乗員部・機長の靏谷忠久氏が、それぞれの立場から787機について詳しく説明した。

 それによると、787機は構造の50%を強靭で軽量な素材であるCFRP(炭素繊維強化プラスティック)で構成し、発生音を低くした改良型エンジンと、洗練された形状の主翼を採用したことが大きな特徴だという。その上で、飛行中に主翼は最大で上下に約3mもたわみ、500トン以上の力がかかる中央翼は「787機の要である」と、その重要性を強調した。

 実際の中央翼は、全長×全幅×全高=約9m×約6m×約4m。各種の部品を組み合わせており、主要部分では数百枚のCFRPを重ね合わせている。また、中央翼には約2万本のボルトを採用しているが、そのすべてについて強度計算を行い安全性を高めている。

 中央翼を含めて機体全体が軽量かつ剛性が上がったことで、上空で機内に加える圧力を高めることが可能となった。それにより、地上にいる場合に近い気圧で機内で過ごせるため、フライト中の疲れが少ないという。

 中央翼の生産は、愛知県半田市のスバル工場で月産12基のペースで行い、中部国際空港からアメリカへ空輸している。アメリカ側では、西海岸のワシントン州エバレットと東海岸のサウスカロライナ州チャールストンにあるボーイングの工場で787の最終積み付けが行われる。最終組付けの期間は約90日だ。

● 主な目的は、新設テストコースの視察

 旭川空港に到着後、大型観光バスで約2時間半北上し、到着したのがスバル研究実験センター美深試験場だ。

 スバルは1970年代から美深町の公道を利用した雪上走行試験をきっかけに、1995年に寒冷地での評価を行う試験場を開設した。2003年には全長4.2kmの高速周回路を増設するなど総敷地面積361ヘクタールという、広さでは栃木県佐野市にあるスバルの主要なテストコースを凌ぐ規模の施設へと成長していった。

 そうした中、今回、報道陣向けに初めて公開されたのが本年11月からの本格的な運用を予定している『高度運転支援技術テストコース』だ。信号機と横断歩道がある2つの交差点を中心とした一般路を模した設計である。

 このコースを加えた美深試験場で今後、研究開発が加速するのが2020年に量産を予定している自動車線変更機能を伴う自動運転技術だ。

 同社の自動運転部門プロジェクト・ゼネラル・マネージャー(PGM)の柴田英司氏は、「ステレオカメラを利用したアイサイトに加えて、車体の四隅にミリ波レーダー、さらに高精度なデジタルマップと衛星による位置計測システム(GPS)を活用するという、可能な限りセンサーの数を減らして量産コストを抑えるシステムの導入を目指す」と、これまでの考えを繰り返して説明した。

 さらに、美深試験場での自動運転技術の作り込み方については「5つの曲率のカーブを設定し、レーンキープ(車線維持)などのデータを定量化していく。リアルワールドで、車線変更を伴う自動運転機能は多様なシチュエーションに遭遇するが、まずは試験場における環境下でのシンプルな自動車の動きを定量化した上で、リアルワールドの自動車の動きと照らし合わせる」として、スバルの自動運転技術は衝突回避を第一に掲げる“究極安全”を目指すと抱負を述べた。

 この他、レガシィなどの試乗などを含めて、美深試験場で約3時間の滞在の後、再び観光バスで旭川空港へ戻った。

 帰路は、定期就航のJAL便で、行く先は羽田空港だった。

 (ジャーナリスト 桃田健史)


三菱重工、ボーイングと協業加速で航空機事業は加速するか
10/24(火) 17:08配信 ニュースイッチ

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日本企業を協力を進めるボーイング

次世代機を共同研究
 米ボーイングと民間旅客機の競争力強化や将来機の開発について、協業関係を強化することで合意した三菱重工業。ボーイングの中・大型機「787」の生産で、三菱重工が担当する機体部位の製造コスト削減を共同で進める。将来機開発を見据え、先進的な機体構造技術についての共同研究も実施する。

 ボーイングは6月に川崎重工業とも同様の合意を発表した。欧エアバスとの受注競争が激化する中、民間航空機の主要部位を長らく手がける日本メーカーのノウハウを活用。製品競争力を高める狙いだ。

 三菱重工は787向けに複合材主翼を担う。同主翼は主翼形状に積層した複合材熱硬化性樹脂を高温・高圧で硬化・成形して製造する。製造プロセスなどのコスト削減を共同で推進する。

 また、ボーイングは現在、小型機「737MAX」と787の間に位置する将来旅客機「MOM(ミドル・オブ・マーケット)」の開発を検討中。

 同機向けの機体構造技術などについても、共同研究するとみられる。


ANAの787 2号機、再塗装終え伊丹から成田へ 通常塗装初便はプノンペン行き
10/24(火) 12:16配信 Aviation Wire

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伊丹を離陸する通常デザインに塗り直されたANAの787-8の2号機=17年10月24日 PHOTO: Motoyoshi OHMURA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)のボーイング787-8型機の2号機(登録番号JA802A)が10月24日、就航時の特別塗装から通常デザインへの再塗装を終え、伊丹空港から成田空港へ向かった。初の商業運航は、24日の成田発プノンペン行きNH817便となる。

【通常デザインへの再塗装が進む787の2号機】

 ANAの787は、初号機(JA801A)と2号機の2機が特別塗装機で、初号機は今年2月に一足早く通常塗装に塗り直されており、2号機の再塗装で就航時のデザインは見られなくなった。JA803AとJA804A、JA806AからJA824Aまでが前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装機で、初号機と2号機、JA805A、2014年2月6日に引き渡されたJA825A以降が、通常塗装機となっている。

 2号機は2011年8月28日製造。エンジンはロールス・ロイス製トレント1000-A2(推力2万8940kg)を2基搭載している。中距離国際線仕様機で、座席数は就航当初は暫定国内線仕様の2クラス264席(ビジネス12席、エコノミー252席)だったが、2013年3月の改修で222席(ビジネス42席、エコノミー180席)に変わり、2015年12月の改修で現在の2クラス240席(ビジネス42席、エコノミー198席)になった。

 最初の商業フライトは、2011年11月2日の羽田発岡山行きNH651便。特別塗装での最後の商業フライトは、9月28日の北京発羽田行きNH964便で、北京を午前8時23分に出発し、羽田には午後0時36分に到着した。

 9月28日に、フェリーフライト(回送便)で羽田から伊丹に到着。塗装作業は、伊丹にあるANAホールディングス(9202)が出資する整備会社MROジャパンの格納庫で行われた。

 24日のフェリーフライトは、伊丹発成田行きNH9062便として、伊丹の52Jスポットを午前7時14分に出発。同24分にB滑走路(RWY32L)から離陸し、午前8時18分に成田の47番スポットへ到着した。

 成田へ到着した2号機は、プノンペン行きNH817便として、成田を午前10時50分に出発する見通し。

 ボーイングの受注リストによると9月末現在、787-8は36機全機を受領済み、787-9は44機中25機が引き渡され、3機発注した787-10は2019年度から納入が始まる。


シンガポール航空、777Xを正式発注 787-10も合わせ39機
10/24(火) 10:06配信 Aviation Wire

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シンガポール航空が発注した777-9のイメージイラスト(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間10月23日、シンガポール航空(SIA/SQ)が777-9を20機と787-10を19機の計39機を正式発注したと、ワシントンのホワイトハウスで発表した。両社の調印式には、米国のトランプ大統領とシンガポールのリー・シェンロン首相も列席した。

 シンガポール航空は今年2月に、今回の39機について発注意向を表明。777-9は新規発注で2021-22年度から、787-10は追加発注で2020-21年度から、それぞれ受領を計画している。

 777-9は、各社が長距離国際線に投入している777-300ERの後継機「777X」ファミリーを構成する機種。777Xはメーカー標準座席数が3クラス350-375席の777-8と、400-425席の777-9の2機種から成る。航続距離は777-8が8700海里(1万6110km)、777-9は7600海里(1万4075km)を計画しており、エンジンは米GE製GE9Xを2基搭載する。航空各社への引き渡しは、2020年に始まる見通し。

 787-10は、787ファミリーで3機種目となる超長胴型で、今年4月に初飛行。787の前部胴体は、標準型である787-8が約7メートル、787-10が約13メートルと、787-10は787-8と比べて約2倍の長さで、787ファミリー最長の機体となる。

 長胴型の787-9の胴体をそのまま延長することから、ボーイングは効率性と共通性の高さをアピールする。メーカー標準座席数は2クラス構成の場合、787-9より40席多い330席。航続距離は6430海里(1万1910km)で、双通路機(ワイドボディー機)により運航されている路線の90%以上をカバーできる。

 2013年に、ローンチカスタマーの1社として30機発注した787-10の初号機は、サウスカロライナ州ノースチャールストン工場で、今月ロールアウト済み。2018年上期の引き渡しを予定している。

 また、シンガポール航空はエアバスの最新鋭機A350-900を67機発注済みで、A350の最大顧客。2015年10月には、A350-900の航続距離を延長した超長距離型「A350-900ULR(Ultra-Long Range)」を発注し、ローンチカスタマーになっている。


JASとはなんだったのか 国内航空会社の歴史から振り返るその成立と消滅
10/24(火) 6:20配信 乗りものニュース

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国内の幹線で活躍したJASのエアバスA300(画像:JAL)。

日本のローカル線を支えた日本エアシステム
 2017年現在、日本の航空会社は海外資本のLCCなども含めて増え続けていますが、かつて日本の航空路線は、JAL(日本航空)とANA(全日空)、そしてJAS(日本エアシステム)の三大航空会社で占められていた時代がありました。

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 JASは日本のローカル路線を中心に、中国や韓国へ国際線も運航していましたが、JALとの経営統合で2004(平成16)年に消滅します。

 そもそもJASはどのように誕生し、そしてなぜ消滅したのでしょうか。

日本の民間定期航空路線、始まりは大正時代
 JASの誕生背景には、もちろん、そこに至る日本の民間航空事情があります。

 日本の民間定期航空路線は1922(大正11)年、日本航空輸送研究所によって大阪~徳島と大阪~高松間で定期航空便が開設されたことからスタートしました。その後、1939(昭和14)年に戦時下の国策会社として大日本航空が設立され、ほかの民間航空会社は業務を停止します。

 太平洋戦争後、日本はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により全ての日本国籍の航空機の運航が停止され、これは1950(昭和25)年6月まで続きます。同時に、日本での航空会社の設立も認められませんでした。その間、日本へ乗り入れのあった連合国の航空7社が、国内線を開設しようという動きがありましたが、日本政府がこれを拒否しGHQに認められます。

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マーチン2-0-2と客室乗務員(画像:JAL)。

JAL、ANAが成立するも…混迷の1960年代
 やがて、旧大日本航空の関係者によって日本航空が1951(昭和26)年8月に設立されます。10月にはノースウエスト航空と運航委託契約を結び、東京~大阪~福岡間で乗客定員40人の旅客機マーチン2-0-2が運航を開始します。日本航空はその後1952(昭和27)年11月の運輸省(当時)航空審議会に基づいて国内幹線を運航することになり、やがてDC-4も加えて東京~大阪、東京~札幌の路線も開設し、路線を拡充させていきます。

 さらに運輸省は、幹線以外の国内ローカル線の拡充を図るため、幼稚産業の保護育成という政策内容にしたがって、国内を大阪以東、以西の2ブロックに分け各ブロックに1社、定期航空運送事業免許を与えることを決定します。戦後設立された航空会社1社から選定し、1953(昭和28)年10月に大阪以東を日本ヘリコプター輸送に、大阪以西を極東航空に免許を交付します。

 しかし、市場の航空需要の少なさや小型機材の使用などの理由で両社は経営的困難に陥ったため、国は航空運輸業の育成と基盤強化のため全国2ブロック2社体制を改め、1ブロック1社制へと移行し両社の合併を進めます。そして1958(昭和33)年3月に全日本空輸が設立されます。

 国がローカル路線に2社しか参入を認めなかったことから、1950年代に相次いで設立された航空会社には不定期ローカル路線の事業者として免許を交付します。ですが各社とも定期路線を開設したい意向が強く、1961(昭和36)年3月に、国は全国を7ブロックに分け1ブロックに1社定期事業者とする方針を打ち出します。さらに各社はブロックを越えた運航を求めたため、国は1962(昭和37)年3月にはブロックを越えた運航を認めます。結果、ローカル線は競争が激化し混乱します。

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主に地方路線で活躍したMD-87(画像:JAL)。
3大航空会社体制への経緯とは?
 ローカル路線を運営していた富士航空と日東航空、北日本航空が国の指導により1964(昭和39)年4月に合併し日本国内航空が設立されます。同社はボーイング727やコンベア880などジェット機を導入し、積極的な経営展開を見せますが、1964(昭和39)年10月に開業した新幹線や、日本航空、全日空との競争に苦戦し、そのことから国は1966(昭和41)年5月に、閣議決定により日本航空との合併を進めます。一方、大阪を中心にローカル線を展開していた東亜航空も、全日空との合併計画が持ち上がります。

 ところが、1967(昭和42)年から日本国内航空の経営状況が回復し、東亜航空も経営が黒字となったため、国は1970(昭和45)年に日本国内航空と東亜航空の合併へ変更。こうして1971年(昭和46)年にJASの前身となる東亜国内航空(TDA)が設立されました。三大航空会社体制の誕生です。

 翌1972(昭和47)年、国は事業路線割り当てを実施。日本航空は国内幹線と国際線、全日空は国内幹線とローカル線、東亜国内航空はローカル線を担うことになります。こうして、産業保護政策によって日本の航空会社は住み分けがなされることになりました。

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全席モニターを備えるなど革新的だった777(画像:JAL)。

規制緩和、国際線参入…そして消滅へ
「45/47体制」と呼ばれた住み分け政策ですが、増大する航空需要に対応するため1985(昭和60)年に政府は方向を転換、航空行政の規制緩和を行います。

 全日空は1986(昭和61)年に成田~グアム路線を就航させ国際線に進出。次いで東亜国内航空は、1988(昭和63)年に東京~ソウル間で国際線定期便を就航させ、社名を日本エアシステム(JAS)へと変更しました。

 独特のサービス展開を行いJALとANAに対抗したJASですが、赤字続きで採算が取れない多くの地方路線を抱えていたことや、2001(平成13)年のアメリカ同時多発テロによる旅客数の激減などにより経営不振に陥ります。2002(平成14)年には日本航空と経営統合、そして2004(平成16)年、JASの便は全てJAL便となり、かくしてJASは事実上消滅しました。

 JALへの経営統合でJASが消滅してすでに13年が経過しましたが、その痕跡はいまなお見ることができます。

 たとえばJASは国内線で初めて3クラスシートを設定、それまでなかったミドルクラスシートとして「レインボーシート」を導入しました。これは同社が1997(平成9)年にボーイング777を導入した際に新設したもので、エコノミークラスの料金にプラス1000円(サービス開始当初は2500円)という手軽さで利用できるというものでした。JALとの統合後も「レインボーシート」のコンセプトは引き継がれ、JALにおいて「クラスJ」としてサービスが開始されました。

 また、国内線で初めて全席にモニターを備えた機材を導入したのもJASでした。これは、現在スターフライヤーが同じサービス展開させています。

 戦後の航空行政で誕生し、歴史に消えていったJASですが、その独特のサービスやコンセプトは形を変えて現在も引き継がれているのです。

石津祐介(ライター/写真家)


ANAの787、2号機も再塗装完了 就航時のデザイン消える
10/23(月) 20:01配信 Aviation Wire

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特別塗装から通常デザインに塗り直されたANAの787-8の2号機=17年10月23日 PHOTO: Motoyoshi OHMURA/Aviation Wire

 白いボディーに濃紺のアクセントが入った特別塗装から、通常デザインに化粧直し。全日本空輸(ANA/NH)は10月23日、ボーイング787-8型機の2号機(登録番号JA802A)の再塗装を終えた。24日以降、商業運航に投入する見通し。

【通常デザインに再塗装された2号機】

 ANAの787は、初号機(JA801A)と2号機の2機が特別塗装機で、初号機は今年2月に一足早く通常塗装に塗り直されており、2号機の再塗装で就航時のデザインは見られなくなった。JA803AとJA804A、JA806AからJA824Aまでが前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装機で、初号機と2号機、JA805A、2014年2月6日に引き渡されたJA825A以降が、通常塗装機となっている。

 2号機は2011年8月28日製造。エンジンはロールス・ロイス製トレント1000-A2(推力2万8940kg)を2基搭載している。中距離国際線仕様機で、座席数は就航当初は暫定国内線仕様の2クラス264席(ビジネス12席、エコノミー252席)だったが、2013年3月の改修で222席(ビジネス42席、エコノミー180席)に変わり、2015年12月の改修で現在の2クラス240席(ビジネス42席、エコノミー198席)になった。

 最初の商業フライトは、2011年11月2日の羽田発岡山行きNH651便。特別塗装での最後の商業フライトは、9月28日の北京発羽田行きNH964便で、北京を午前8時23分に出発し、羽田には午後0時36分に到着した。

 9月28日に、フェリーフライトで羽田から伊丹に到着。塗装作業は、伊丹にあるANAホールディングス(9202)が出資する整備会社MROジャパンの格納庫で行われた。

 ボーイングの受注リストによると9月末現在、787-8は36機全機を受領済み、787-9は44機中25機が引き渡され、3機発注した787-10は2019年度から納入が始まる。


ボーイングと三菱重工、協業関係強化で合意
10/23(月) 17:51配信 Aviation Wire

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三菱重工と協業関係強化で合意したボーイング=17年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングと三菱重工業(7011)は10月23日、協業関係の強化で合意したと発表した。787型機の主翼製造コスト削減のほか、機体構造技術の共同研究を進める。

 三菱重工は787の複合材主翼を製造している。無駄を省いたリーン生産方式や自動化などを導入し、効率化を目指す。

 787の生産レートは現在、月産12機。2019年には14機に引き上げる。

 両社の協力関係は40年以上続いており、787の複合材主翼のほか、777の後部胴体などを担当。777の後継となる777Xでは、後部と尾部胴体の開発・製造を担う。このほか、英ロールス・ロイス製エンジンの燃焼器モジュールや、低圧タービンブレードなどを手掛けている。


「サバ」と呼ばれたANA B787の2号機、通常塗装に 伊丹から成田へ 「サバ」姿消す
10/23(月) 17:01配信 乗りものニュース

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ANAの通常塗装になった同社B787の2号機JA802A(2017年10月23日、恵 知仁撮影)。

2機だけ存在した「サバ」
 そのデザインが似ていることから、航空ファンに「サバ(鯖)」と呼ばれていた全日空(ANA)のボーイング787型機(JA802A)の塗り替えが完了。2017年10月23日(月)、ANAの通常塗装になった姿が、伊丹空港の整備工場で報道陣に披露されました。

【写真】「サバ」時代のANA B787の2号機

 ANAはボーイング787型機のローンチカスタマーで、2011(平成23)年に同機を受領し、787による世界初の商業運航を実施。787の世界初飛行をPRするなどの目的で、のちに「サバ」と呼ばれる特別塗装を初号機と2号機に施していました。

 初号機はすでに通常塗装になっており、今回、2号機も通常塗装になったことから、787デビュー当時の「サバ」デザインは姿を消しています。

 9月末からの塗り替え作業が完了した2号機は10月24日(火)の朝、伊丹空港から成田空港へ回送される予定です。

恵 知仁(乗りものライター)


独アエロロジック、成田に貨物便 ライプチヒから週3便
10/23(月) 16:50配信 Aviation Wire

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10月29日から成田に就航するアエロロジック=09年5月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 国土交通省航空局(JCAB)は、ドイツの貨物航空会社アエロロジック(BOX/3S)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、10月20日付で許可した。同月29日から、成田空港に就航する。

 ボーイング777F貨物機で運航し、ライプチヒから週3便の直行便で乗り入れる。成田発後は香港を経由してライプチヒに戻る。

 同社は2007年9月、ルフトハンザグループとドイツポストの合弁で設立。2009年9月29日に運航開始した。運航機材は777Fで、現在8機保有している。


三菱重とボーイング、787型機製造コスト削減など協業強化で合意
10/23(月) 16:18配信 ロイター

[東京 23日 ロイター] - 三菱重工<7011.T>と米ボーイング<BA.N>は23日、市場競争力の強化に向けて協業関係を強めていくことで合意したと発表した。

両社によると、今回の合意は、ボーイングが手掛ける中型ジェット旅客機「787ドリームライナー」の生産について、三菱が担当する主翼製造のコスト削減を通じて市場競争力を強化することや、機体構造技術での共同研究を進めていくことなどが狙いという。


【SUBARUテックツアー】ボーイング787の要…中央翼を作っているのはスバルだ
10/23(月) 15:45配信 レスポンス

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ボーイング・787

SUBARU(スバル)はテックツアーと題し、報道陣に対して同社のフィロソフィやDNAを伝えるイベントを開催している。今回第7弾として、“SUBARU中央翼体感フライト&スバル研究実験センター美深試験場見学”が開催された。

[関連写真]

◇ボーイング787の中央翼を作るスバル航空宇宙カンパニーとは

ボーイング787の中央翼はスバル航空宇宙カンパニーが製造している。この事業所はヘリコプターのような回転翼機、翼のついた固定翼機、人が乗る有人航空機と無人航空機、防衛省向けと民間向けなど、あらゆるタイプの航空機を作っている。

また、「JAXAや防衛省はもとより、ボーイングをはじめとする世界中のパートナーと協業しながら様々な製品を提供している」と自社を紹介するのは、SUBARU航空宇宙カンパニー技術開発センター研究部長の齋藤義弘氏だ。スバルの航空機分野は1917年の飛行研究所設立以来100年の節目を迎えた。因みにボーイングは1916年に設立なのでひとつ違いということになる。

スバル航空宇宙カンパニーの最新のトピックスとして齋藤氏は、ヘリコプターの分野では、「ベルヘリコプターテキストロン社と最新のヘリコプターを国際共同開発しており、さらにはこれをプラットフォームとして陸上自衛隊のUH-1Jヘリコプターの後継機を開発」。

旅客機の分野では、「ベストセラー機、ボーイング777の改良版である、777Xの開発に参加しており、777、787に引き続き機体の要である中央翼を請け負っている」と紹介した。

◇女性におすすめの787

ボーイング787は、数多くの日本企業も参画し、国際共同で開発された旅客機だ。構造質量の50%に相当する部分にはCFRP、炭素繊維強化プラスチックを使用しており、機体の軽量化を果たしている。

主翼の形状は滑らかで洗練された形だ。これもCFRPの採用によるもので、「つるんとした滑らかな形状の羽を作ることが可能となった。また、それによって、軽くて空気抵抗が少なく、低燃費で長距離を飛ぶことができる非常に効率の良い旅客機となっており、ゲームチェンジャーとも呼ばれている」と齋藤氏。

CFRPを採用したメリットは他にもある。それは窓だ。「大きさが通常の旅客機に比べ大きくなっており、機内が明るく感じられるだろう。また、室内の気圧がより地上に近いレベルに設定されている。旅客機は高度の高い、空気の薄いところを飛ぶので室内にも気圧をかけている」という。

この気圧について斎藤氏は、「これまでの旅客機は富士山の5合目くらいの高度になるように気圧をかけていたのだが、787ではCFRPを使うことによって、構造の強度が上がり富士山の3合目ぐらいの高度にまで気圧を上げることが可能となった」と話す。そのため、「気圧の変化によって、耳がツンとなりにくいと感じるだろう。また、室内の湿度、湿気も普通の旅客機よりも高く、乾燥しにくく設定されているので、肌に優しく女性にはおすすめだ」と述べた。

◇中央翼は500トンもの力に耐えている

787の中央翼は、その名の通り航空機の中央に位置しており、左右の翼と前後の胴体をつなぐ役割を果たしている。そのため機体の中に隠れて外から見ることはできない。

航空機は飛んでる間、胴体は重力によって下方向に引っ張られ、それを翼に作用する空気の力で空中に持ち上げている。787の場合、主翼の端は、「通常の飛行でも地上にいる時と比べ、最大で約3メートルも上方向に大きくたわむ。これだけ大きくたわむと、中央翼に作用する力も非常に大きく、通常の飛行でも、トータルで約500トンもの力が作用しているといわれており、これを支えているのが中央翼なのだ」と説明。

中央翼は、前後左右は動体と翼が結合され、上は中部胴体の床面、つまり客室の床になっている。また後方には飛行機の脚を収納する部位がある。中央翼の内部は燃料タンクとなっており、たくさんの燃料を積むことが可能になっているという。

この中央翼は、数多くの構成部品から成り立っている。中央翼はちょうど箱のような形になっており、齋藤氏によると、「前後は桁、上下面はパネル 、左右は翼動力骨に囲まれ、内部は構造強度を保つためのビームが配置され、配管や機能部品が取り付けられている。そしてそれぞれの桁やパネルは、さらに細かい部品から成り立っている」と述べる。

スバルは中央翼ボックスの製造と、主脚収納部との結合を担っており、組み立てられた中央翼は愛知県半田市にあるスバルの工場から、セントレア中部国際空港に船で運ばれ、そこからアメリカに向けて空輸されている。

◇安全性は最優先

787の中央翼には数百トンもの力が作用する。その力に耐えるために、「一番分厚い部材ではCFRPの薄いシートを100枚以上も積み重ねて制作。飛行機が一生のうちに作用する、最も厳しい飛行条件のさらに4倍程度の力が作用しても壊れないように設計している」と齋藤氏は高い安全性を強調。その一方で、「むやみやたらに補強してしまっては、重たく燃費の悪い飛行機になってしまうので、余計な肉は削り必要なところには十分に手当てをするというメリハリをつけた設計を行っている」とした。

使われている素材はCFRP、アルミだけでなく、チタンなどの素材を目的に応じ適材適所で使い分けている。構造同士をつないでいるボルトも787の中央翼では「2万本以上を使い分け、しかも一本一本全て強度計算を行い、求められる機能性能が十分であることを確認している」と話す。さらに中央翼の内側は燃料タンクになっているので、燃料が一切漏れることがないよう、何重にもプロテクションをかけた設計だ。さらに、飛んでいる最中に万が一雷が当たっても絶対に安全性が確保される特別な設計となっている。

品質面においても緻密な製造公差のコントロールを行っている。「部品の厚さは0.3mm以下。ボルトの直径は0.1mm以下。穴とボルトのはめ合いは1/100mm以下の精度でコントロールしている」と齋藤氏。

燃料が一切漏れない設計において、製品として実現するシーリング技術も非常に高度なものを持っており、「ボーイング社から是非お手本にしたいといわれたほどだ」とそのレベルの高さをアピールした。

品質保証体制について齋藤氏は、「製造工程ごとに作業の記録を取り、検査を行い、確認をしていき、それを記録化していく。つまり誰がいつどこで何を使ってどのように作ったか、どのように検査したのかが分かるようになっており、それを追跡出来るようになっている」とし、「我々は常に安全と品質を第一に生産活動を行っている。これが航空機メーカーとしてのDNAにつながっていると認識している」と述べた。

◇組み立てに90日かかる

さて、今回のフライトでは日本航空が全面協力。日本航空が保有する機体のメンテナンス等を行う、JALエンジニアリング技術部システム技術室気体技術グループの盛崎秀明氏によると、「2012年3月25日に初号機及び2号機を同時に受領して以来、やや胴体の短い787-8型機25機、胴の長い787-9は10機の合計35機を運行。世界26都市へフライトしている」と話す。

この787は、スバルを始め三菱重工、川崎重工など日本のメーカーはもちろんのこと、アメリカ、イタリア、韓国、オーストラリアなど様々な国々のパートナーと呼ばれる企業において、それぞれ巨大な部品が作られ、それがアメリカワシントン州シアトル及び、東海岸サウスカロライナ州チャールストンにあるボーイングの2つの工場に運ばれ航空機の組み立てが行われる。

盛崎氏は、「組み立て、塗装、飛行試験、そして機体を受領し、簡単な整備をした上で路線に投入されるまでにおよそ90日かかる。航空会社にとっては航空機を運行することが使命なので、ある路線に投入したい場合には、その航空機の組み立て自体が、運行開始日の最低でも90日前には開始をしないと物理的に間に合わない」と製造日程を説明。

そこで、各工場での製造進捗具合は大きな関心事だ。実は盛崎氏はボーイング工場にある日本航空のオフィスに、2011年から約3年駐在していた。「当時の使命はボーイング社のみならず各パートナーの製造進捗状況のレポートも含まれていた」。その理由は、「2011年、新生JALとしてボストン線、ヘルシンキ線、サンディエゴ線の路線を開設し、ここに787を投入するというビックイベントがあったからだ。お客様を裏切るわけにはいかないので、飛行機を受け取る日を死守する必要があった」と振り返る。

しかしながら、「現実にはパートナーによって、残念ながら製造時のミスや、作業者が確保出来ないなど、色々な問題がありスケジュールが若干遅れ気味になることが多数あった」と明かす。一方でスバルは、「納期は確実で、しかもミスはほとんどない。非常に綺麗な中央翼を製造している。他社においては注意深くモニターをしているが、スバルの中央翼製造に関しては全くといっていいぐらい全面の信頼を置いていた」と絶賛だ。

さらに、初号機就航後6年が経とうとしている。通常6年経った機体は、「ランディングギアと呼ばれる脚を格納する部屋がある。この中は油まみれで、若干の錆が見られたりするものだが、787においては白のペンキが綺麗に残っており、本当に美しい状態で、整備の実感としても複合材製の中央翼は素晴らしいものだといつも感心している」と大いに評価した。

前出SUBARU航空宇宙カンパニーの齋藤氏は、「スバルは約10年にわたって787の生産を行ってきており、これまでに累計で約670機を出荷した。これからもお客様の安全と品質を第一に生産活動に取り組んでいく」と語った。

《レスポンス 内田俊一》


モーリシャス航空、A350リース導入 アフリカ2社目、A340置き換え
10/23(月) 13:05配信 Aviation Wire

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モーリシャス航空のA350-900初号機(エアバス提供)

 エアバスは現地時間10月20日、モーリシャス航空(MAU/MK)へA350-900型機(登録番号3B-NBP)を引き渡したと発表した。同社向け初号機で、リース会社エアキャップからのリースで導入する。

【放水アーチで歓迎されるA350】

 モーリシャス航空のA350-900は2クラス計326席で、ビジネス28席、エコノミー298席。6機導入予定で、うち4機は購入機、2機はエアキャップからのリースで導入する。現在保有する6機のA340-300を置き換え、パリなど長距離路線への投入を計画する。

 アフリカの航空会社でA350 XWBを導入するのは、2016年6月のエチオピア航空(ETH/ET)に続き2社目となる。モーリシャス航空を含め4社で、エチオピア航空が22機、リビアのアフリキヤ航空(AAW/8U)が10機、リビア航空(LAA/LN)が6機発注済み。それぞれA350-900を導入する。


SUBARU「BRZ」がボーイング787に搭乗! 実は旅客機でも運べる自動車、そのメリットとは?
10/22(日) 14:10配信
少なくともJALでは今回が「初」
乗りものニュース

 2017年10月20日(金)午前、成田空港から北海道の旭川空港に到着した日本航空(JAL)のボーイング787-8型機。そこには珍しい“乗客”がいました。SUBARUのスポーツカー「BRZ」です。

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ボーイング787-8型機から“降機”するSUBARUのスポーツカー「BRZ」。燃料は抜かれている(2017年10月20日、恵 知仁撮影)。

 旅客機の貨物室、実はクルマも搭載できます。JALが2015年に開始した「J SOLUTIONS WHEEL」サービスでは、高さ1490mm、長さ5140mm、幅1780/1880mm、重量1953kgまでのクルマを旅客機の貨物室へ搭載し、空輸できるとのこと。対応機材はボーイング777、787型機です。

 ただJALによると、国際線旅客機では月に1台程度、おもに欧米線で試験や展示に使う車両を運ぶものの、国内線旅客機での自動車輸送は、少なくともJALでは今回が「初」。とても貴重な光景といいます。国内輸送は、時間を要するものの安価な陸送が一般的だからです。

 旅客機による自動車輸送、貨物機で行う場合は就航地が限られますが、旅客機だとそうした制約が少ないのがポイントとのこと。また、クルマを専用の器財に載せたのちは、作業員がクルマに手を触れることなく輸送可能で、傷を付ける可能性が少ないのも特徴といいます。

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座席の枕カバーは特別仕様。

SUBARUと深い関係がある「BRZ」が搭乗したボーイング787
「JAL初」となった、今回の国内線旅客便での自動車輸送。SUBARUが「高度運転支援技術テストコース」を新設した「スバル研究実験センター美深試験場」(北海道美深町)のお披露目ツアーを計画し、JAL旅客機をチャーターするにあたり、クルマも一緒に運べることが判明。「やろう!」となったそうです。

 このたび「BRZ」が“搭乗”したボーイング787-8型機は、その中央翼がSUBARU製。それを体感する「SUBARU 中央翼体感フライト」(JL4901、4902便)として成田~旭川間で運航されており、機内ではSUBARUの航空事業や、SUBARUとJALグループの接点などについて、両社の担当者よりプレゼンテーションが行われています。座席の枕カバーや紙コップも「SUBARU×JAL」の特別バージョンでした。

 ちなみに、SUBARUの航空事業は1917(大正6)年の「飛行機研究所」創設から今年で100年。1916(大正5)に始まるアメリカのボーイング社と1年しか変わらないそうで、SUBARU 航空宇宙カンパニー 技術開発センターの齋藤義弘研究部長は機内でのプレゼンテーションで、回転翼機や固定翼機、有人機、無人機、民間機、防衛省向けなど「業界では小さい規模ながら、ほかにはまねできない高い技術力とオリジナリティで多くの製品を創り出している」と、同社の航空事業について話しています。

恵 知仁(乗りものライター)


ルフトハンザ、A350羽田就航も 冬ダイヤでミュンヘン便
10/20(金) 17:04配信 Aviation Wire

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冬ダイヤ期間のミュンヘン-羽田線に投入濃厚なルフトハンザのA350-900=16年11月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)のドナルド・ブンケンブルク日本支社長は10月20日、エアバスA350-900型機について、10月29日から始まる冬ダイヤ期間内に日本路線に導入する可能性が高いとの認識を示した。

 ルフトハンザは同社向け初号機となるA350-900(登録番号D-AIXA)を2016年12月に受領。今年2月9日にミュンヘン-ハンブルク線で商業運航を開始し、翌10日からミュンヘン-デリー線に本格投入している。現在は5機を受領済みで、ミュンヘン発着路線で導入している。

 ミュンヘンからの日本路線は羽田線のみで、現在はA340-600で運航している。

 ブンケンブルク支社長は「間もなく(羽田線にA350を)投入できるだろう」と述べ、冬ダイヤ期間中で導入する可能性については、「はい」と日本語で返答した。

 ルフトハンザの羽田路線は2路線。ミュンヘン線のほか、フランクフルト線をボーイング747-8型機で運航している。


エミレーツ航空、100機目のA380を11月受領へ
10/19(木) 20:01配信 Aviation Wire

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エミレーツ航空のA380=17年3月26日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 エミレーツ航空(UAE/EK)は、11月3日に100機目のエアバスA380型機を受領する。エアバスの受注リストによると、9月末時点でエミレーツは142機発注しており、98機が受領済み。317機あるA380の総受注のうち、半数近い44.8%をエミレーツ1社で占めている。

 エミレーツは2008年7月28日に、A380の初号機(登録番号A6-EDA)を独ハンブルクで受領。2014年7月10日に、50機目が引き渡された。現在は欧米やアジア、豪州、中東、アフリカの45以上の都市に就航している。

 座席数は、3クラス489席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー399席)と、3クラス517席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー427席)、2クラス615席(ビジネス58席、エコノミー557席)となっている。

 エミレーツによると、就航以来9年間でのべ9000万人以上が同社のA380に搭乗したという。これまでに、座席の充電用USB端子やHDMI端子の追加、中央の手荷物収納棚の移設、機内ラウンジのリニューアルなどの改良を進めてきた。

 また、重整備が可能な格納庫を6つ、塗装工場なども用意し、A380をオーバーホールできる体制を自社で構築している。

 日本路線では、今年3月26日に成田へ再就航。3年9カ月ぶりの復活で、ドバイでの乗り継ぎにより、成田から30都市以上へA380のみで渡航できるようにした。


カンタス航空、787-9初号機受領
10/19(木) 19:40配信 Aviation Wire

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カンタス航空の787-9初号機=17年10月17日 PHOTO: Brent Winstone/Qantas Airways

 カンタス航空(QFA/QF)は、同社向け初号機となるボーイング787-9型機(登録番号VH-ZNA)を受領したと現地時間10月17日に発表した。20日朝にシドニーに到着する見込み。

【各クラスのシート】

 座席数は3クラス236席で、ビジネス42席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー166席。8機を導入し、747-400を置き換える。8機のうち、最初の4機を2018年末までに受領する見通し。

 カンタス航空は、787-9をメルボルン-ロサンゼルス線のほか、2018年3月に開設するパース-ロンドン線にも投入。同路線の運航距離は1万4498キロメートル、所要時間は17時間で、西オーストラリアから初めての欧州直行便となる。


A330neo、初飛行 型式証明18年中ごろ取得へ
10/19(木) 18:57配信 Aviation Wire

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初飛行するA330-900neo=17年10月19日 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間10月19日、A330型機の改良型A330neoのうち、A330-900neo(登録番号F-WTTN)が初飛行したと発表した。

 同機は仏トゥールーズのブラニャック空港を午前9時57分(日本時間午後4時57分)に離陸し、仏南西部を飛行する。

 A330neoは、A330-200と同サイズのA330-800neo(メーカー標準3クラス257席、最大406席)と、A330-300とサイズが同じA330-900neo(3クラス287席、最大440席)の2機種で構成。ともにA350の主翼技術を取り入れ、新エンジンと空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を14%改善する。航続距離は400海里(740.8キロ)延び、A330-800は7500海里(1万3890キロ)、A330-900は6550海里(1万2130キロ)飛行できる。

 エンジンはロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。

 飛行試験はA330-900neoで1100飛行時間、A330-800neoで300時間を予定する。EASA(欧州航空安全局)とFAA(米国連邦航空局)の型式証明の取得はA330-900neoが2018年中ごろ、A330-800neoは2019年を見込む。

 9月末現在、A330-800neoはハワイアン航空(HAL/HA)から6機受注。A330-900neoは206機受注している。


焦点:急成長の中国航空産業に不正部品疑惑、米国にも波紋
10/18(水) 12:16配信 ロイター

Brenda Goh

[上海 16日 ロイター] - 中国の航空機部品サプライヤーが、米飛行制御装置メーカー「ムーグ」<MOGa.N>に対して製造過程に不備のある部品を納品し、関連書類を偽造してムーグが認証していない工場に下請けを依頼していたと、米連邦航空局(FAA)の内部報告書が指摘していた。

ロイターが情報公開制度を利用して入手した2016年11月4日付の内部報告書は全9ページ。FAAはこの中で、影響がある部品273個が、米航空機大手ボーイング<BA.N>の旅客機777型機の翼の、スポイラーと呼ばれる着陸時の減速装置に装着されていると指摘した。装着されている機体数は明示されていなかった。

内部報告書は、問題の部品の名称や、装着された時期を特定していない。FAAとボーイング、ムーグは報告書の中で、航空機の安全性には影響はないとしていた。ロイターの問い合わせにも、メールで同様の回答を寄せた。

ムーグは、商用機と軍用機のフライト・コントロール・システムのサプライヤー。航空機業界では、航空機の安全のために重要な部品供給のトレーサビリティーや部品の品質は、厳しく管理されている。

今回の件で、直ちに安全性の問題が提起されるわけではない。

だが、世界最速で成長する航空産業を抱える中国が、外国の製造業者への依存を減らそうとするなかで、同国のサプライヤーや規制当局にかかっているプレッシャーの大きさを示している。

もちろん、これは中国だけの問題ではない。

日本の神戸製鋼所<5406.T>の株価は先週、大規模なデータ不正が明らかになり急落した。同社は、航空機や自動車に使われるアルミニウムや銅製品を供給しており、顧客は製品の安全確認に追われた。

急成長中の中国の航空宇宙産業は、競争の激しい世界市場に部品をより早く安価に供給することを狙っており、サプライヤーから引き合いが絶えない状態だ。米国の貿易統計によると、米国の航空宇宙産業への中国からの部品輸出は、2009年の約3倍の年間約12億ドル(約1350億円)になっている。

需要拡大により、それまで国有企業が主体だった航空機部品業界で、より小規模な部品メーカーの設立が加速している。

中国の航空宇宙産業は、単なる外国の航空機メーカーのサプライヤーではない。中国の航空会社は、ボーイングや欧州大手エアバス<AIR.PA>の最大級の顧客として名を連ねている。さらに中国はいま、国産ジェット旅客機を開発中で、初の狭胴型機「C919」は5月に初飛行を行った。

エアバスの品質管理担当マネジャーで、以前はムーグに勤務していた Mao Pingzhou氏は、中国はサプライチェーンの管理をさらに改善する必要があると指摘する。

「さまざまな手順が定められているが、従業員や監督者は必ずしも厳格に実行していない」と、Mao氏はロイターに語った。

ロイターの取材に対し、FAAはメールで回答を寄せ、内部告発者Charles Shi氏が指摘した安全性への懸念を調査し、指摘された内容のうち2件について事実と確認したと述べた。そのうち1件は対策が取られて終了した。もう1件は「ボーイングが修正策を実行してFAAが確認するまで、案件はオープン」としている。詳細への言及は避けた。

ボーイングは、ムーグとともに「2案件を調査し、すでに必要な修正作業は全て実施した」と回答した。また、「旅客の安全はわれわれの最優先の関心事だ」と強調した。

ムーグは、不正の指摘について「速やかに適切な調査」を行い、「疑惑の部品は全て飛行の安全に影響しないものだが、全て仕様に合致していることが確認された」とした。

FAAの報告書によると、ムーグが行った720時間超に及ぶ部品のストレステストでも異常は起きず、ボーイングはこれらの部品を航空機に装着したままにすることで合意した。

<内部告発>

Shi氏や同氏とFAAの間で交わされたメールによると、ムーグでかつて極東アジアのサプライチェーン管理を担当していたShi氏が内部告発ホットラインに接触したことを受け、FAAは2016年3月にムーグの部品の調査に着手した。

Shi氏とムーグの同僚とのメールによると、Shi氏はそれ以前にもムーグで、サプライヤーの蘇州市新鴻基精密部品(NHJ)が認証書類を偽造し、ムーグの許可なく下請けに依頼し、代替原料を使ったとの懸念を指摘していた。

ロイターは、Shi氏が語る内容を独自に確認することはできなかった。

Shi氏の指摘を受けて、上海にあるムーグのサプライヤー品質管理担当部門が2015年8─9月にNHJの内部調査を行い、NHJがムーグに納品する部品の認証書類の偽造を試みていたほか、無断で孫請けに製造を委託していたことが分かった。

認証書類がどの部品向けのものかは、ロイターが確認したムーグのメールからは定かではない。ロイターは、NHJがこうした行為を行う理由を断定できなかった。

「極めて不満が高まっている状況だ。中国の重点成長サプライヤーの1つが信頼できないということだ」と、ムーグの品質管理担当部門のマネジャーは8月25日付のメールにこう記した。

FAAの報告書は、NHJが部品を未承認のサプライヤーに外注する一方、下請け業者は製造記録をねつ造し、決められた製造過程を守らなかったと結論している。FAAは、未承認の代替材料を使用してムーグの部品を製造したとのShi氏の指摘には同意しなかった。

同報告書はまた、下請けで部品のカドミウムコーティングを行っていた南通申海工業科技が、必要の半分しか焼付工程の時間を取らず、製造記録をねつ造したと指摘した。

NHJ幹部のLi Jian氏は、ムーグの内部メールやFAAの報告書が指摘しているような違反行為はなかったと話す。

「検査で彼らがこうした事案を提起することはなかった。ムーグは正式ルートでわれわれに知らせるべきだったが、そうした連絡をムーグやFAAから受けたことはない」とLi氏はロイターに語った。

ムーグは、サプライヤーとのやり取りについてはコメントしないとしている。FAAは、コメントの求めに応じなかった。

南通申海工業科技のCheng Daoguang氏は、ロイターに対し、「製造工程記録を偽造しておらず、FAAからの訪問や査察はなかった」と述べた。NHJ向けにこうした部品を製造したのは2015年2─6月だったという。

Cheng氏は、NHJやムーグから守るべき基準について明確な指示はなく、本来は焼付時間をもっと長くとるべきだったと認識したのは、2015年8月にShi氏の訪問を受けた時だったと言う。

NHJのLi氏は、南通申海工業科技の問題についてコメントしなかった。

<不服>

Shi氏は、ムーグから解雇された後にFAAに接触したという。ムーグ側は、この解雇は「以前から伝達していたグローバル再編」の一環で、サプライヤーの品質問題を指摘したことが原因ではないとしている。

「Shi氏は、通常の管理プロセスの中で、ムーグのサプライチェーン組織内にいる人間がすでに対応済みの内容以上のものを指摘したわけではない」と、ムーグは説明している。

Shi氏は、米労働安全衛生管理局に対し、内部告発が理由でムーグから解雇されたとして不服を申し立てたという。米国の裁判官は先月、管轄外だとして申し立てを却下した。Shi氏はそれに対し、不服の申し立てを行っている。

(翻訳:山口香子 編集:伊藤典子)


米空軍F-22Aステルス戦闘機に地上管制レーダーに写るための装置が
10/18(水) 11:08配信 ホウドウキョク

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(画像:ホウドウキョク)

米空母「ロナルド・レーガン」参加で行われている米韓演習と並行して、ソウル郊外で開催中の「国際航空宇宙・防衛産業展示会 ADEX2017」。
会場ではアメリカ空軍の最新鋭ステルス戦闘機F-22Aラプターが空中での高度な機動性を披露した。

機体の下に見えるF-22Aのレーダー反射装置

F-22Aラプターは、空中戦を重視して設計されている。
例えば翼だけではなく噴射口の向きを変えることで、空中で急激に向きを変えることや短距離での離着陸を可能にしている。
リヒートせずとも超音速巡航し、垂直上昇できるのはエンジンが強力だからだ。
ステルス性を重視しているので空中戦用の空対空ミサイルや爆弾を、すべて機内に収納して必要な時だけ蓋を開けて発射できる構造になっている。今回のデモンストレーション飛行では低空で蓋を開閉する様子をメディアに公開してくれた。

さて興味深いのは機体の下に、ちょこんと飛び出している装置だ。
これはレーダーの反射装置(リフレクター)で、地上の味方の管制用レーダーに写るためのものだという。
だから、例えばどこかの国の地上レーダーがF-22Aの機影を捉えたとしても、それはこのリフレクターによって「見えるようにしている」からだということになる。
そして万が一の有事の際はこのリフレクターは動作を停止し、F-22Aラプターはそのステルス性能をフルに発揮することとなる。
また同時にリフレクターが作動していない時に管制レーダーから機影は完全に消えるのか・・・というステルス性能のレベルや対応方法を敵に解らせないという意味もあるのだ。

いずれにせよ、米韓合同軍事演習と同時にこの展示会を開催する意味は、見えないはずのステルス機を使って見せる抑止を実行しているということだろう。
(文責:松島 スタッフ能勢・北原)


ステルス戦闘機F35、F22、戦略爆撃機B1…先端航空兵器見せつけ北を圧迫 韓国の航空ショーで異例の公開
10/18(水) 9:30配信 産経新聞

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韓国の航空ショーで公開された米最新鋭ステルス戦闘機F22=17日(桜井紀雄撮影)(写真:産経新聞)

 韓国ソウル近郊の城南(ソンナム)市にある軍用空港で17日、航空・宇宙ショーが開幕した。米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F35やF22といった先端の航空兵器を異例の多さで公開。北朝鮮が弾道ミサイル発射を準備する動きを見せる中、圧倒的軍事力の差を誇示し、圧迫する狙いもあるとみられる。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は開幕式で「われわれは今、いつにも増して平和を守る力が必要だ」と述べ「北の脅威から国民を守る先端兵器システムを早急に戦力化しなければならない」と強調した。

 今回際だっているのが世界最強の戦闘機ともいわれるF22と、F35A2機が同時に登場したことだ。F35Aが韓国で公開されるのは初めてという。北朝鮮有事の際、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の執務室をピンポイント攻撃する能力を持つ。

 22日までのショーでは、「死の白鳥」と呼ばれるB1戦略爆撃機もデモ飛行を行う。9、10月に朝鮮半島周辺で夜間飛行を行ったが、北朝鮮は対応措置が取れなかったとされ、北朝鮮が度重なる飛来に最も神経をとがらせているのがB1だ。有事に米特殊部隊の対北侵入に使われる輸送機なども勢ぞろいした。(城南 桜井紀雄)


米 最新ステルス戦闘機公開
10/16(月) 19:05配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

アメリカ軍は、韓国・ソウル近郊で開催されている防衛産業の展示会で、最新鋭のステルス戦闘機を公開した。
展示会には、アメリカ空軍の最新鋭ステルス戦闘機「F-22」や「F-35A」などが参加する。
また、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が最も恐れるB-1B戦略爆撃機も、開催期間中に、ソウル近郊上空をデモンストレーションで飛行するという。
アメリカ軍は、16日から始まった軍事演習とあわせて、朝鮮半島に軍事力を集中させ、圧倒的な力を誇示することで、北朝鮮への圧力を強める狙いがあるとみられる。


ボーイング、北東アジアの新造機需要1470機 36年までの20年予測、単通路は660機
10/16(月) 12:27配信 Aviation Wire

 ボーイングは、日本と韓国、台湾からなる北東アジア地域での民間航空機の新造機需要は、2036年までの20年間に機数ベースで1470機(前年予測から30機増)、金額ベースでは3200億ドル(約36兆円、前年から据え置き)になると都内で10月12日に発表した。

 新造機需要のうち、71%にあたる1050機が既存機の置き換え、29%となる420機が新規導入と予測。北東アジアで運航される民間機は、現在の1090機が2036年には1510機に増えるとみている。

 来日したボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイス・プレジデントのランディ・ティンゼス氏は、北東アジア市場の特徴について「北東アジアの経済は持続的に拡大し、今後20年で年1.2%の経済成長率が見込まれる。旅客数は2036年までに年2.2%増加するとみており、北東アジアの市場拡大に伴いLCCの顕著な成長が見込まれ、旅客数は堅調に推移するだろう」と指摘した。

 新造機のうち、660機(全体の45%、前年比60機増)が単通路(ナローボディー)機、310機(21%、30機減)が787-8など300席以下となる小型の双通路(ワイドボディー)機、310機(34%、120機減)が777などの中型双通路機と747やエアバスA380のような大型双通路機を合わせた需要、三菱航空機のMRJなど90席以下のリージョナル機が60機(5%、10機減)とした。

 ランディ氏は、「新造機需要の中心はLCCだ」と説明した上で、「航空会社の売上の2割から3割が貨物収入で需要がある。貨物機の新造機需要は130機(全体の9%)だ」と述べた。

 北東アジア市場の成長は、LCCの対等や同地域人口の75%超を占めると見込まれる中間層の増加が要因だという。また、リージョナル機については、「次の競争はここにあるとみている」と語った。

 ボーイングでは、2036年までの20年間の新造機市場について、機数ベースでは旅客機と貨物機を合わせて全世界で4万1030機、金額ベースではカタログ価格換算で6兆1000億ドルと予測している。


ノックスクート、成田-バンコク就航へ タイ当局に対する安全懸念解除で
10/16(月) 9:18配信 Aviation Wire

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タイ航空局に対するICAOのSSC解除を受け成田への定期便開設を目指すノックスクート=15年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ノックスクート・エアライン(NCT/XW)は、タイ・バンコクのドンムアン国際空港から日本や中国、インド、韓国への新路線を、2018年3月までに開設する計画を進めていく。国連の専門機関ICAO(国際民間航空機関)による、タイ航空局(CAAT)に対する「重大な安全上の懸念(SSC)」が、10月中に解除される見通しがたったため。

 ICAOは2015年3月に、タイ当局に対してSSCを指摘。猶予期間を過ぎても十分な改善策が示されなかったことから、同年6月18日には問題点があることを示す「赤旗(Red flag)」をタイ当局に示した。航空会社が新路線の開設などを当局に申請した際、担当者が不十分な知識で審査をしており、ICAOが定める安全監査基準を満たしていないと判断した。

 この影響を受け、タイ国籍の航空会社は就航している定期便やチャーター便については運航を継続出来るものの、日本をはじめとするICAO加盟国への新規就航や、増便などのスケジュール変更、機材変更などが出来ない状況になった。

 ノックスクートもこの影響を受け、2015年3月末までに予定していたバンコク(ドンムアン)-成田線の定期便就航を延期。2016年3月からチャーター便を運航するなど、計画変更を迫られた。

 同様の事例では、ICAOは2009年にフィリピンの航空当局に対してSSCを指摘。2013年にSSC指定を解除している。

 ノックスクートはタイ国際航空(THA/TG)系LCCのノックエア(NOK/DD)と、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)が2014年に設立し、2015年5月に定期便の運航を開始。現在は中国の南京と青島、大連、天津、瀋陽、台湾の台北の計6都市へ就航している。現在保有しているボーイング777-200型機の座席数は、2クラス415席で、スクート・ビス24席、エコノミー391席となっている。

 タイ当局に対するSSC解除見込みを受け、ノックスクートは10月末までに4機目の777-200を導入予定。既存の中国路線である天津、青島、瀋陽への増便や、西安への就航を予定している。

 2018年1-3月期には777-200を1機以上導入し、成田とソウル(仁川)への定期便を開設する見通し。

2017年10月11日 (水)

沖縄県東村高江の北部訓練場付近で米軍ヘリが不時着炎上

11日午後5時15分ごろ、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場施設区域外の牧草地に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着し炎上、大破した。

在沖縄海兵隊は「事故機はCH53E型機で飛行中に出火し、北部訓練場外の場所に緊急着陸した。事故原因は調査中」としている。住民やヘリの乗員7人にけが人はいない。

北部訓練場は、今年7月から新たに完成したヘリコプタ―着陸帯(ヘリパッド)の運用が始まっていた。

リンク:ヘリパッド使用中止検討=在沖米軍トップ、炎上事故で―沖縄 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍ヘリ事故 防衛省、飛行容認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍ヘリ炎上>飛行再開を防衛省が追認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍ヘリ飛行を事後承認=「安全確認で一定の措置」―防衛省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ炎上事故を陳謝=在沖海兵隊が沖縄県幹部に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍ヘリ炎上>米側、追加説明せず 25日で発生2週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:沖縄県警が現場検証=米軍ヘリ炎上事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:炎上ヘリの撤去開始=機体解体作業進む―沖縄 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍が炎上ヘリの残骸搬出へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:沖縄ヘリ事故 米同型機再開 「説明を」防衛相、情報提供求める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ炎上、放射線量異常なし=県など調査で確認―沖縄 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:炎上米軍ヘリ 同型機の飛行再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ヘリ飛行再開>小野寺防衛相「遺憾だ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同型機の米軍ヘリ飛行再開 野上官房副長官「誠に遺憾」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<沖縄>米軍ヘリ飛行再開 炎上機と同型 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍、炎上同型ヘリ飛行再開=運用停止要請を無視―1機が普天間離陸・沖縄 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:炎上米軍ヘリ きょう飛行再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ヘリ運用再開 防衛相「遺憾だ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍ヘリ 18日から飛行再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍ヘリ炎上>小野寺防衛相「十分な説明なく誠に遺憾」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍ヘリ炎上>在沖縄米軍「飛行18日に再開」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同型ヘリ、18日に飛行再開=米軍「運航に問題ない」―沖縄の反発必至 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本側の調査難航か=日米地位協定が壁―米軍ヘリ事故1週間・沖縄 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:放射線量に差異なし=沖縄ヘリ事故現場―防衛局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<沖縄ヘリ炎上>無期限制限、米「同意せず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ炎上事故で環境調査=放射能有無など―沖縄・東村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍ヘリ炎上>同型機の運用、無期限停止に 「米と合意」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリ停止、期限ありきでない=小野寺防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍同型ヘリ 96時間飛行停止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<沖縄ヘリ炎上>同型機を4日間飛行停止 日本側の要請受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:在日米軍幹部 事故同型機運用停止の意向 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:事故同型ヘリ、96時間運用停止=在沖米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小野寺防衛相、事故同型機の飛行停止を要請 米側は承諾 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同型ヘリ、96時間の運用停止=炎上事故で沖縄配備全機―在沖米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最も重大「A級」に分類=沖縄の海兵隊大型ヘリ事故―オスプレイに続き・米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<沖縄ヘリ炎上>県警の現場検証は不透明 地位協定が壁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「突然、炎上した機体が見え、焦げ臭いにおいが…」 米軍ヘリ墜落事故 目撃者証言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:激しく炎上、原形とどめず=事故直後に住民撮影―米軍ヘリ事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<沖縄・東村>米軍大型輸送ヘリ大破炎上 乗員7人けがなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:沖縄で米軍大型ヘリ炎上=北部訓練場施設外、集落近く―住民、乗員負傷者なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍ヘリが墜落し炎上 沖縄・北部訓練場 けが人なし - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ヘリパッド使用中止検討=在沖米軍トップ、炎上事故で―沖縄
10/27(金) 19:19配信 時事通信

 沖縄県の富川盛武副知事は27日、米軍のCH53E大型輸送ヘリコプターの炎上事故を受け、在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官と県庁で会談した。

 富川氏は東村高江の住宅地に近いヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)3カ所の使用中止を要請。県によると、ニコルソン氏は検討する考えを示した。

 ニコルソン氏は「近隣住民の不安を和らげる方向で、できる限り他の着陸帯をもっと使用できないか検討する」と語ったという。高江周辺にはダムもあり、米軍機の事故による水源汚染などへの懸念も高まっている。


米軍ヘリ事故 防衛省、飛行容認
10/27(金) 8:39配信 ホウドウキョク

10月11日に、沖縄県で在日アメリカ海兵隊の輸送ヘリコプターが炎上した事故について、防衛省は、「事故原因はわかっていないが、一定の合理的な措置がとられた」として、同じ型のヘリの飛行を容認する見解を示した。
防衛省は、アメリカから受けた説明として、出火元となったエンジン部分の点検を、同じ型のヘリ全てに行ったことや、乗組員らの再教育を行ったことなどを明らかにしたうえで、「一定の合理的措置がとられた」として、すでに再開されている飛行を認める考えを示した。
一方で、事故原因については、「米側の調査が終わっておらず、説明もないため、わからない」としている。
事故原因が全くわからないまま、防衛省が飛行を認めたことで、今後、沖縄県などからの反発が強まることも予想される。


<米軍ヘリ炎上>飛行再開を防衛省が追認
10/26(木) 20:40配信 毎日新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが11日に沖縄県東村高江で不時着・炎上した事故で、防衛省は26日、「安全確認のための一定の合理的な措置がとられた」と発表し、米軍が18日に再開した同型ヘリの飛行を追認した。小野寺五典防衛相は「原因と安全が確認されるまで運用停止が必要」と反発していたが、同省は、米軍から26日までに安全点検について追加説明があったとしている。

 同省によると、米軍は、事故機の初期調査でエンジン火災が判明し、12~17日にエンジンや燃料系統を中心に同型ヘリの安全点検を行ったと説明。搭乗員や整備員の再教育を行ったと伝えたという。 事故原因については「調査終了まで言及するのは適当ではない」と説明を拒んだが、防衛省は点検項目の内容からエンジン関連のトラブルと推定。「安全性が確認された」と判断したという。

 事故を受けて沖縄県や現場付近の住民らは強く反発。日本政府に対し、原因究明や安全確認が終わるまで同型機の飛行停止を米側に働きかけるよう求めたが、米軍は防衛省に事故原因などの詳細を明かさないまま、飛行再開を発表していた。【秋山信一】


米軍ヘリ飛行を事後承認=「安全確認で一定の措置」―防衛省
10/26(木) 20:25配信 時事通信

 防衛省は26日、沖縄県東村で炎上事故を起こした米軍のCH53E大型輸送ヘリコプターについて、「安全を確認するための一定の合理的な措置が取られた」として、飛行を容認する見解を発表した。

 米軍は18日に一方的に飛行を再開しており、事後承認の形となった。

 同省は、米軍の初期調査結果を踏まえ、「少なくとも事故機以外のCH53Eの機体については問題がないことを確認した」と説明。ただ、事故原因の特定には数カ月かかる見通しで、同省は引き続き究明を求める。


ヘリ炎上事故を陳謝=在沖海兵隊が沖縄県幹部に
10/25(水) 12:44配信 時事通信

 沖縄県の謝花喜一郎知事公室長は25日、米軍キャンプ瑞慶覧(北中城村など)で米海兵隊のクラーク政務外交部長と面会し、東村高江で起きたCH53E大型輸送ヘリコプター炎上事故に抗議した。

 クラーク氏は「県民に大きな不安を与えた」と陳謝したが、原因については「調査中だ」と述べるにとどめた。

 事故は11日に発生。原因の説明がない中、米軍は18日に同型機の飛行を再開した。米側は席上、「炎上した機体には問題があったが、他の機体には問題ない」と説明したという。


<米軍ヘリ炎上>米側、追加説明せず 25日で発生2週間
10/24(火) 21:39配信 毎日新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eの不時着、炎上事故で、米軍は「事故機特有のエンジンの故障が主原因で、同型機の運用に支障はない」と防衛省に説明していた。政府関係者が明らかにした。同省は「安全性の確認が不十分」と追加説明を求めているが、米側は応じていない。事故は25日、発生から2週間を迎える。

 在沖縄米軍は「安全性を確認した」として既に同型機の飛行を再開した。事故原因や再発防止策は明らかにしていない。

 事故機は11日、沖縄県東村高江の上空で炎上し、民有の牧草地に不時着した。負傷者はなかった。在沖縄米軍は12日、安全確認のために同型機の飛行を96時間、停止すると発表した。

 防衛省は米軍による事故調査を検証するため、同型機の運用経験がある自衛官4人を現地に派遣。小野寺五典防衛相は「原因と安全が確認されるまで無期限で運用停止が必要だ」と述べていた。

 「事故機特有の問題」という米側の説明に防衛省は納得していないが、米側が追加説明に消極的だったため、検証担当の自衛官は20日に引き揚げた。

 事故は衆院選中に発生した。防衛省幹部は「政府が事故対応に万全を期していることを示す意味があった」と語っており、今後の進展は見通せていない。【秋山信一】


沖縄県警が現場検証=米軍ヘリ炎上事故
10/20(金) 20:03配信 時事通信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが、同県東村高江に緊急着陸、炎上した事故で、沖縄県警は20日、事故後初めて、航空危険行為処罰法違反容疑で現場検証した。

 県警によると、米軍は同日夕までに「米軍航空機事故に関するガイドライン」に基づく機体周辺の「内周規制線」を解除。県警捜査1課や鑑識課などの捜査員が、午後6時半ごろ検証を始めた。


炎上ヘリの撤去開始=機体解体作業進む―沖縄
10/19(木) 18:50配信 時事通信

 沖縄県東村高江で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが炎上した事故で、在沖縄米軍は19日、機体の撤去作業を始めた。

 現場では、米軍関係者が機械を使って機体を切断し、コンテナトラックで残骸を搬出するなどした。

 ヘリが緊急着陸した牧草地を管理する西銘晃さん(64)によると、米軍から同日昼ごろ、「大きな残骸から撤去したい。早急に原状回復する」と説明を受けたという。


米軍が炎上ヘリの残骸搬出へ
10/19(木) 17:58配信 ホウドウキョク

沖縄・東村の牧草地に、アメリカ軍のヘリコプターが緊急着陸し、炎上した事故で、アメリカ軍は19日、機体の残骸を運び出す作業に着手した。
東村高江の事故現場では、朝からアメリカ軍関係者が重機やクレーンを使って、機体の残骸を移動させるなど、撤去に向けた作業をしている様子が確認された。
アメリカ軍は、準備が整えば、19日にも機体を現場から撤去するとみられている。
こうした中、県警は、航空危険行為処罰法での立件も視野に、機体の実況見分や現場検証を行いたい考えだが、17日、初めて規制の内側に入り、およそ50分間、アメリカ側から説明を受けた以降は、機体に近寄れない状況が続いている。
このままアメリカ側が機体を撤去すれば、県警が求めている実況見分などの捜査が困難になり、県警は、機体撤去後に共同で捜査が行えるよう、アメリカ側に申し入れることを検討している。


沖縄ヘリ事故 米同型機再開 「説明を」防衛相、情報提供求める
10/19(木) 7:55配信 産経新聞

 沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)に所属するCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した事故で、在日米海兵隊(司令部・沖縄)は18日、事故後停止していた同型機の飛行を再開した。小野寺五典防衛相は同日、防衛省で記者団に「十分な説明がなされていない」として遺憾の意を表明し、引き続き情報提供を求める考えを示した。

 沖縄防衛局によると普天間飛行場から同日午前10時40分ごろ、CH53E1機が離陸したことが確認された。これに先立ち、CH53E数機に、燃料車が横付けされる様子がうかがえた。

 一方、焦げた機体が残っている東村の事故現場では、米軍関係者が重機で機体の一部を移動したり、手作業で小さな部品を回収したりした。

 事故を受けニコルソン在日海兵隊司令官は、同型機を16日午前まで4日間運用停止するよう命じた。在日海兵隊は17日に公表した声明で、具体的な原因などには触れず「専門家が整備記録を調査した結果、問題点は確認されず、運用上の懸念はない」として、18日に飛行を再開するとした。

 沖縄県の翁長雄志(たけし)知事は同日、「飛行再開を強行した米軍の姿勢は言語道断。政府には米軍の暴挙に対して納得のいく対応を強く求める」とするコメントを発表した。


ヘリ炎上、放射線量異常なし=県など調査で確認―沖縄
10/18(水) 18:16配信 時事通信

 沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが炎上、大破した事故で、県と防衛省沖縄防衛局は18日、事故現場の放射線量について、「異常な値は検出されなかった」との調査結果を発表した。

 防衛局によると、炎上したヘリの部品に放射性物質が使われているが、米軍は「安全に全て取り除くことができている」と日本側に説明したという。

 調査は17日に実施し、炎上現場から3メートルの地点など7カ所で地表の放射線量を測定した。現場から約11.5キロ離れた地点と大差がないことから、県は異常はないと判断した。防衛局が測定した地上1メートルの空間線量も、一般の環境と差がなかった。


炎上米軍ヘリ 同型機の飛行再開
10/18(水) 17:40配信 ホウドウキョク

沖縄・東村の牧草地にアメリカ軍の大型輸送ヘリコプターが緊急着陸し、炎上した事故で、アメリカ軍は18日、同じ型のヘリコプターの飛行を再開した。
アメリカ軍普天間基地所属の大型輸送ヘリコプター「CH-53」は10月11日、東村の民間地に緊急着陸したあと、炎上する事故を起こした。
県や地元自治体が、事故原因が究明されるまで飛行禁止を求めている中、アメリカ軍は17日、「専門家の調査で、機体の安全が確保されている」として、飛行再開を発表していた。
事故原因が明らかにされないまま、事故から1週間で飛行が再開されたことに、県内で反発がさらに強まることは確実。
小野寺防衛相は、「米側の判断の根拠について、十分な説明が得られないまま、飛行が再開されたことは、誠に遺憾であります」と述べた。
小野寺防衛相は、安全が確認されていないとして、飛行再開に遺憾の意を示したうえで、今後も説明を求めると述べた。


<ヘリ飛行再開>小野寺防衛相「遺憾だ」
10/18(水) 12:39配信 毎日新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eの炎上事故で、小野寺五典防衛相は18日、米軍が同型機の飛行を再開したことを受けて「安全に関する判断の根拠について十分な説明がないまま飛行が再開されたことは誠に遺憾だ。安全性が確認されるまで飛行は停止すべきだ」と述べた。

 防衛省沖縄防衛局は18日、在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官に書面で遺憾の意を伝えた。

 小野寺氏によると、米軍は飛行再開の方針を発表後、再発防止策などについて防衛省に説明したが、防衛省は「十分に安全性を確認できる内容ではない」と判断し、米側に詳細な説明を求めているという。【秋山信一】


同型機の米軍ヘリ飛行再開 野上官房副長官「誠に遺憾」
10/18(水) 12:32配信 産経新聞

 野上浩太郎官房副長官は18日午前の記者会見で、在日米海兵隊が沖縄県東村で不時着、炎上したCH53E大型輸送ヘリコプターと同型機の飛行を再開したことについて「安全性に十分な説明がないまま再開されたことは誠に遺憾だ」と述べ、不快感を示した。事故は11日に発生し、米側が運用を停止していた。

 野上氏は、17日に現地に派遣した自衛官が米側から説明を受けたものの、十分に安全性を確認できる内容ではなかったとの報告を防衛省を通じて受けたことを説明。そのうえで、「政府としては安全性が確認されるまで飛行を停止すべきであるとの立場は変わっていない」と強調した。


<沖縄>米軍ヘリ飛行再開 炎上機と同型
10/18(水) 11:06配信 毎日新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが11日に沖縄県東村高江の民有地に不時着・炎上した事故で、在沖縄米軍は18日、事故を受けて停止していた同型機の飛行を再開した。事故原因や再発防止策を明らかにしないまま飛行を再開した米軍や止められない日本政府に対し、沖縄側の反発が強まるのは必至だ。

 防衛省沖縄防衛局によると、18日午前10時42分ごろ、同型機1機が普天間飛行場を離陸するのが確認された。沖縄県の富川盛武副知事は飛行再開に先立ち、同日朝、県庁で記者団に対して「納得いかないし、遺憾だ。県民の不安は払拭(ふっしょく)されていない」と述べた。翁長雄志(おなが・たけし)知事は17日、米軍の運用を止められない日本政府に対し「沖縄は日本国から守られている感じがしない」と厳しく批判していた。

 在沖縄米軍は同日、同型機の飛行を18日に再開すると発表。専門家が機体の点検記録の徹底的な見直しをして安全性に問題がないと確認した、としている。これに対し、安全確認や事故原因の究明が終わるまで日本国内で同型機の飛行を停止するよう求めていた沖縄県や日本政府は「説明が不十分」という立場だ。【佐藤敬一】


米軍、炎上同型ヘリ飛行再開=運用停止要請を無視―1機が普天間離陸・沖縄
10/18(水) 10:57配信 時事通信

 在沖縄米軍は18日午前、沖縄県東村で11日に発生した事故後に一時停止していた米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの飛行を再開した。

 同飛行場から1機が離着陸した。政府と県は原因究明までの飛行停止を求めていたが、無視された格好となった。

 在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官は17日の声明で「日本に配備された米海兵隊の航空機全てが安全に飛行すると確約する。CH53Eは信頼できる機材だ」と表明。米海軍安全センターなど専門家に意見を求め、安全な運航が可能と判断した。ただ、事故原因の詳細には言及しなかった。

 事故は11日に発生。普天間飛行場所属のCH53Eが訓練中、エンジン火災を起こし、東村高江の民間地に緊急着陸し炎上、大破した。県は政府に対し、事故原因の究明と公表、再発防止策が講じられるまでの飛行停止を求めてきた。


炎上米軍ヘリ きょう飛行再開
10/18(水) 8:24配信 ホウドウキョク

沖縄の在日アメリカ海兵隊は、10月11日に沖縄県内で緊急着陸した直後に炎上した輸送ヘリコプターと、同じ型のヘリコプターの飛行を、18日から再開すると発表した。小野寺防衛相は17日夜、「誠に遺憾だ」と述べた。
小野寺防衛相は「わたしどもに対して、十分な説明が来ていない。この段階で、あしたからの飛行再開を一方的に発表することは、誠に遺憾だ」と述べた。
事故のあと、アメリカ側は、同じ型のCH-53E輸送ヘリコプターの飛行を、「96時間停止する」と発表したが、防衛省は、安全が確認されるまでは、期間にかかわらず飛行しないよう求めてきた。
小野寺大臣は、アメリカ側が一方的に飛行の再開を発表したことについて、「安全性に関する説明を十分に受けていない。極めて遺憾だ」と述べ、アメリカ側に報告を求めていく考えを示した。


米ヘリ運用再開 防衛相「遺憾だ」
10/18(水) 7:55配信 産経新聞

 在日米海兵隊(司令部・沖縄)は17日、沖縄県東村でCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した事故で、運用停止中の同型機の飛行を18日から再開すると発表した。

 小野寺五典防衛相は17日、再開発表について「安全性について防衛省側に十分な説明がない状況において在沖海兵隊が一方的にこのような発表を行ったことは極めて遺憾だ」と述べた。防衛省で記者団に語った。

 米軍側は運用再開発表後、現地に派遣された自衛官に方針を伝達した。小野寺氏は防衛省側に伝える前に発表した米軍の対応を批判した上で「まだ追加に、さまざま情報収集する必要があるという報告を受けている」とも述べ、米軍側の説明では不十分との認識を示した。


米軍ヘリ 18日から飛行再開へ
10/17(火) 23:56配信 ホウドウキョク

沖縄の在日アメリカ海兵隊は、10月11日に沖縄県内で緊急着陸した直後に炎上した輸送ヘリコプターと、同じ型のヘリコプターの飛行を、18日から再開すると発表した。小野寺防衛相は、「誠に遺憾だ」と述べた。
小野寺防衛相は「わたしどもに対して、十分な説明が来ていない。この段階で、あしたからの飛行再開ということを一方的に発表するということは、誠に遺憾だ」と述べた。
事故のあと、アメリカ側は、同じ型のCH-53E輸送ヘリコプターの飛行を、「96時間停止する」と発表したが、防衛省は、安全が確認されるまでは、期間にかかわらず飛行しないよう求めてきた。
小野寺大臣は、アメリカ側が一方的に飛行の再開を発表したことについて、「安全性に関する説明を十分に受けていない。極めて遺憾だ」と述べ、引き続きアメリカ側に詳細な報告を求めていく考えを示した。


<米軍ヘリ炎上>小野寺防衛相「十分な説明なく誠に遺憾」
10/17(火) 21:20配信 毎日新聞

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不時着炎上した米軍輸送ヘリを視察する自衛隊員や警察官ら=沖縄県東村高江で2017年10月13日午前11時41分、徳野仁子撮影

 ◇在沖縄米軍の飛行再開発表に不快感を示す

 在沖縄米軍がCH53E大型輸送ヘリコプターの飛行再開を発表したのを受け、小野寺五典防衛相は17日、機体の安全性などについて米側から発表前に説明がなかったと明かし、「このような一方的な飛行再開の発表があったことは誠に遺憾だ」と不快感を示した。防衛省で記者団に述べた。

 小野寺氏によると、米軍は発表後、現地に派遣されている自衛官に約2時間半にわたって事故概要などを説明したが、小野寺氏は「十分に説明を受けたとは承知していない」と語り、追加で情報提供を求める考えを示した。

 防衛省は沖縄県東村での不時着事故後、ヘリのパイロットや整備士ら自衛官4人を現地に派遣。防衛省として安全が確保されたかを独自に判断する方針を示していたが、米軍は防衛省の判断を待たずに飛行再開を決定した。【秋山信一】


<米軍ヘリ炎上>在沖縄米軍「飛行18日に再開」
10/17(火) 21:13配信 毎日新聞

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不時着炎上した米軍輸送ヘリを視察する自衛隊員や警察官ら=沖縄県東村高江で2017年10月13日午前11時41分、徳野仁子撮影

 ◇米軍「事故後の点検で同型機機体の安全性が確認できた」

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが11日に沖縄県東村高江の民有地に不時着・炎上した事故で、在沖縄米軍は17日、事故を受けて飛行を停止していた同型機の飛行を18日に再開すると発表した。小野寺五典防衛相は安全確認が終わるまで日本国内で同型機の飛行を停止するよう求めていたが、米軍は事故後の点検で機体の安全性が確認できたとしている。一方で事故原因や再発防止策などには言及しておらず、事故から7日後の再開に沖縄は強く反発している。

 在沖縄米軍によると、専門家が同型機の機体の点検記録の徹底的な見直しをして安全性に問題がないと確認したとしている。在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官は「安全でない機体の飛行再開は絶対に許さない。CH53は信頼できる機体として沖縄や本土で何十年も飛行してきた」とのコメントを出した。

 小野寺防衛相は17日、米側から発表前に説明がなかったことを明かし「誠に遺憾だ」と不快感を示した。米軍は発表後、現地の自衛官に事故概要などを説明したが、小野寺氏は「十分に説明を受けたとは承知していない」と語り、追加で情報提供を求めていく考えを明らかにした。

 沖縄の反発は強く、県議会は16日に抗議決議を可決。翁長雄志(おなが・たけし)知事は17日夜、沖縄市などで「とんでもない話で沖縄が疎んじられている。米軍の事件や事故が続いても日本政府は何にも手出しができず当事者能力がない。こういう国の姿勢そのものが沖縄にとっては国難だ」と語った。【佐藤敬一、川上珠実、秋山信一】


同型ヘリ、18日に飛行再開=米軍「運航に問題ない」―沖縄の反発必至
10/17(火) 18:39配信 時事通信

 在沖縄米軍は17日、沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した事故を受け、見合わせていた同型機の飛行を18日から再開すると発表した。

 政府と県が原因究明までの飛行停止を求める中での再開となり、地元の反発が強まるのは確実だ。

 米軍は17日声明を出し、「専門家が整備記録を徹底的に調査したが、運航上懸念を生じさせる問題はない」と強調。在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官は「CH53Eは信頼できる機材であり、何十年にわたって沖縄や日本で(日米)同盟に貢献してきた」とコメントした。

 翁長雄志知事は沖縄市で行った演説の中で、「日本政府に当事者能力がない。沖縄が疎んじられている」と非難した。

 事故は11日に発生。普天間飛行場所属のCH53Eが訓練中、エンジン火災を起こし東村高江の民間地に緊急着陸し炎上、大破した。事故を受け、ニコルソン氏は12日午前から96時間(4日間)、沖縄に配備された同型機の運用を停止するよう命じていた。


日本側の調査難航か=日米地位協定が壁―米軍ヘリ事故1週間・沖縄
10/17(火) 17:36配信 時事通信

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緊急着陸し炎上、大破したCH53E大型ヘリコプター=17日午前、沖縄県東村高江

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが、同県東村高江で緊急着陸し炎上、大破した事故から18日で1週間となる。

 米軍は日米地位協定などに基づき機体周辺への接近を制限。県警は今後、航空危険行為処罰法違反容疑を視野に捜査を進めるとみられるが、原因解明に向けた現場検証などは難航も予想される。

 事故現場は「米軍航空機事故に関するガイドライン」に基づき周囲を規制。機体周辺の「内周規制線」に当たる半径約100メートルは日米が共同管理し、その外側を県警が規制している。17日も、米軍関係者らが機体周辺で作業する様子が確認された。

 同日午後、事故後初めて規制線の内側への立ち入りが認められた。県警が米軍と共同で機体周辺を約50分間調べ、県と防衛省沖縄防衛局も、機体付近で放射線量などを調査した。県幹部は「直ちに立ち入りを認めろと要求していたのに遅すぎる」と批判。事故から長時間が経過し、環境調査に影響が生じたと憤る。

 日米地位協定に基づく刑事特別法は「米軍の財産の捜索、差し押さえ、検証は米軍の同意を得て行う」などと規定。翁長雄志知事は9月、米軍施設外で航空機事故などが起きた場合は、日本の捜査当局が捜索できる権利を協定に明記するよう求める要請書を政府に提出している。


放射線量に差異なし=沖縄ヘリ事故現場―防衛局
10/14(土) 22:14配信 時事通信

 沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが炎上、大破した事故で、防衛省沖縄防衛局は14日、現場付近の放射線量について、「一般環境中と差異はない」との調査結果を明らかにした。

 13、14両日、周辺の地表近くや、付近を通る県道脇の空間線量を測定した。土壌やため池の有害物質の有無については分析を続ける。


<沖縄ヘリ炎上>無期限制限、米「同意せず」
10/13(金) 21:32配信 毎日新聞

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不時着炎上した米軍輸送ヘリを視察する自衛隊員や警察官ら=沖縄県東村高江で2017年10月13日午前11時41分、徳野仁子撮影

 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが同県東村高江の民有地に不時着して炎上した事故で、小野寺五典防衛相は13日、機体の安全性が確認されるまで、同型機の運用が「無期限で停止される」との考えを示した。ただ、沖縄では政府の対応に不満が高まっており、与党は22日投開票の衆院選に影響しかねないと懸念を強めている。

 小野寺氏は13日、防衛省内で記者団に対し、米軍のシュローティ副司令官との12日の会談で「運用停止の期限をあらかじめ決めることは適当ではないと強く申し入れた」と説明。無期限の停止に同意を得たと述べた。

 しかし副司令官の広報担当者は13日、取材に対し「小野寺氏の要請は理解したが同意していない」と説明。在沖縄米軍幹部は12日、「96時間(4日間)の運用停止」を指示しており、延長に応じるかは不透明だ。米軍が投票前に運用に踏み切れば、衆院選への影響は避けられない。

 沖縄の4小選挙区は普天間の県内移設に反対する翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力と、移設容認の自民候補が激突する構図だ。翁長氏は12日、「国難突破解散」を掲げた安倍晋三首相を念頭に「このような状況を国が沖縄に強いているのが国難だ」と批判。11日には「基地があるがゆえの事故を減らすと訴える人が衆院選で当選することが大切だ」とも述べた。

 自民県連幹部は「最悪のタイミング。選挙への影響は当然ある」と漏らす。二階俊博幹事長も「厳しく対応を見守る」と神経をとがらせるが、政府や米軍の対応次第では与党に逆風となる。

 福田達夫防衛政務官は13日、沖縄県の富川盛武副知事から無期限の運用停止の要請を受け、「沖縄の方々の安心がなければ自衛隊や米軍の活動もないという大前提の下にしっかりやる」と語った。【佐藤敬一、秋山信一】


ヘリ炎上事故で環境調査=放射能有無など―沖縄・東村
10/13(金) 21:23配信 時事通信

 沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが炎上、大破した事故で、県と防衛省沖縄防衛局は13日、同村高江の事故現場付近で環境調査を実施した。

 有害物質の有無を確認するため土壌やため池の水を採取したほか、放射性物質の調査も行った。

 2004年に同系統機のCH53Dが、普天間飛行場に隣接する沖縄国際大に墜落した時には、放射性物質ストロンチウム90が機体のローター部分に使われていた。今回の事故でも地元住民に放射能への不安が出ている。


<米軍ヘリ炎上>同型機の運用、無期限停止に 「米と合意」
10/13(金) 12:12配信 毎日新聞

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米兵に案内され、不時着炎上した米軍輸送ヘリを視察する自衛隊員ら=沖縄県東村高江で2017年10月13日午前11時35分、徳野仁子撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eの炎上事故で、小野寺五典防衛相は13日、機体の安全性が確認されるまで、同型機の運用を在日米軍が無期限で停止することで米側と合意したと明らかにした。防衛省で記者団に語った。在沖縄米軍は運用停止期間を「12日から96時間(4日間)」と発表したが、小野寺氏は「安全確認が最優先だ」と述べた。

 小野寺氏によると、12日に在日米軍のシュローティ副司令官と防衛省で会談した際、小野寺氏は「期限をあらかじめ決めるのは適当ではない」と申し入れ、シュローティ氏も同意したという。【秋山信一】


ヘリ停止、期限ありきでない=小野寺防衛相
10/13(金) 12:08配信 時事通信

 小野寺五典防衛相は13日、炎上事故を起こした米軍普天間飛行場所属ヘリコプター同型機の96時間運用停止について「期間をあらかじめ設定することなく、事故原因と安全が確認されるまで運用停止することが必要だ」と強調した。

 防衛省で記者団の質問に答えた。

 小野寺氏は「自動的に運用停止が解除されたり、(米軍が)おざなりな調査をしたりすることがないよう、しっかり対応したい」と述べた。


米軍同型ヘリ 96時間飛行停止
10/13(金) 8:23配信 ホウドウキョク

沖縄・東村の民間地に、アメリカ軍のヘリコプターが緊急着陸し、炎上した事故で、在沖縄アメリカ軍は、同じ型の機体の飛行を、12日朝から96時間停止した。
在沖縄アメリカ軍トップのニコルソン四軍調整官は、同じ型の機体の飛行を12日朝から96時間停止したことを文書で明らかにした。
一方、沖縄県の富川副知事は、事故を起こした機体の部品に、放射性物質が含まれているおそれがあることを指摘し、消火にあたった消防隊員や、付近の貯水池に影響がないか調査するよう、沖縄防衛局に求めた。
これに対し、沖縄防衛局は、有害物質の調査について対応を急ぐ考えを示したうえで、今後の安全性を確認するため、自衛隊の専門家を現地に派遣する考えを明らかにした。


<沖縄ヘリ炎上>同型機を4日間飛行停止 日本側の要請受け
10/12(木) 21:02配信 毎日新聞

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米軍北部訓練場付近で炎上した米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプターCH53E=沖縄県東村で2017年10月12日午前8時44分、本社機「希望」から宮間俊樹撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが11日夕、同県東村(ひがしそん)高江の民有地に不時着後、大破し炎上した事故で、小野寺五典防衛相は12日、在日米軍に対し、安全確認が終わるまで日本国内で同型機の飛行を停止するよう求めた。在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官は同日、沖縄県内にある同型機の運用を96時間(4日間)停止するよう指示した。

 小野寺氏は12日に防衛省で行われた在日米軍のシュローティ副司令官との会談で「沖縄県民に大きな不安を与えたことは誠に遺憾だ」と伝え、米海兵隊の他の航空機についてもトラブルが相次いでいるとして、改めて安全性を確認するよう要請した。また、事故現場に同型機の運用経験などがある自衛官4人を派遣し、米軍との情報共有や安全確認の検証などに当たらせることも明らかにした。

 シュローティ氏は初期の事故調査で安全性が確認されるまで同型機の運用を停止することに同意し、小野寺氏に「沖縄県民の懸念や心配は十分理解している。安全性が最優先事項だ」と伝えた。ヘリが不時着した民有地については「きちんと戻した上でお返ししたい」と話した。

 在日米軍から防衛省への説明によると、事故を起こしたヘリは海上での訓練中にエンジンの炎上を示す警告灯が表示され、実際に煙が機内に入ってきたため、機長が民家のない牧草地への緊急着陸を決断した。米軍は「着陸はコントロールして行われた。着陸後にエンジンを切って乗員は退避した」と説明しているという。【前谷宏】


在日米軍幹部 事故同型機運用停止の意向
10/12(木) 20:59配信 ホウドウキョク

沖縄・東村の民間地に、アメリカ軍のCH-53ヘリコプターが緊急着陸し、炎上した事故を受け、在日アメリカ軍の幹部は、当面、日本国内での同型機の運用を停止する意向を示した。
小野寺防衛相は12日、在日アメリカ軍のシュローティ副司令官と面会し、安全確認が確実に行われるまで、日本国内のCH-53ヘリについて、飛行を停止するよう求めた。
これに対し、シュローティ副司令官は、当面、同型機の運用を見合わせることを伝えるとともに、事故のくわしい状況について説明した。
小野寺防衛相は「海上において通常の訓練を行っていたところ、エンジンの1つが火災を起こしているという警告灯の表示があり、機内にも煙が入ってきた。このため、機長は、陸地に戻ることを決心し、民家のない場所を目指して飛行し、緊急着陸を行った。着陸自体はコントロールして行われた。着陸後、エンジンを切ったうえで、乗員は全員退避した」と述べた。
防衛省は、12日中に専門的な知識や経験を持つ自衛官を現地に派遣し、アメリカ側との円滑な情報共有を進める方針。


事故同型ヘリ、96時間運用停止=在沖米軍
10/12(木) 19:19配信 時事通信

 米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプターの事故で、在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官は12日、同型機の96時間の運用停止を命じた。


小野寺防衛相、事故同型機の飛行停止を要請 米側は承諾
10/12(木) 19:05配信 産経新聞

 小野寺五典防衛相は12日、防衛省でシュローティ在日米軍副司令官と面会した。沖縄県東村高江で米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプターが緊急着陸し炎上した事故を受け、日本国内にある米海兵隊の同型ヘリの安全性が確認されるまで、飛行の停止を要請した。シュローティ氏は要請を受け入れる考えを示した。

 小野寺氏はシュローティ氏に対し「今回の事故機は13年前に沖縄国際大で墜落事故を起こしたものと同系統の機体だ。周辺住民や沖縄県民に大きな不安を与えたことは誠に遺憾だ」と述べた。

 シュローティ氏は「沖縄県民の懸念や心配は理解している。(ヘリの炎上により)被害を受けた方におわびを申し上げたい」と陳謝した。

 小野寺氏によると、事故機は11日に海上で訓練を行っていた際に、エンジンから出火し、機長が民家のない陸地までヘリを移動させて緊急着陸したという。ヘリが着陸した牧草地の一部が燃えたが、乗員、周辺住民は無事だった。

 防衛省は12日、専門的な知見を持つ自衛官を沖縄県に派遣した。事故原因の調査にあたる米軍との情報共有を進める。

 小野寺氏は面会後、防衛省で記者から今回の事故が衆院選に与える影響を問われ「事故の問題は事故の問題として、日米の政府間でしっかり対応する。選挙は有権者がさまざまな判断をし、投票することだと思う」と述べ、直接の言及は避けた。


同型ヘリ、96時間の運用停止=炎上事故で沖縄配備全機―在沖米軍
10/12(木) 15:47配信 時事通信

 沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが炎上した事故で、在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官は12日声明を出し、同日朝から同型機の96時間の運用停止を命じたことを明らかにした。

 対象は沖縄に配備されているCH53E全機。

 在沖米軍は運用停止について「CH53Eの即応性と安全な運航を確実にするため」とし、「事故原因を究明するために徹底的に調査し、日本政府と情報共有する」としている。

 事故現場での作業に関しては、「安全と環境保護の重要性を考慮し、最も効果的な方法で機体を回収する方法を決定するために初期の調査を行っている」と説明した。「事故調査後、財産の損害は適切に補償される」ともしている。

 地位協定上、日本側は米側の同意なく、米軍の財産の捜索、差し押さえはできない。沖縄県警がどこまで事故原因究明に関与できるか不明だ。

 事故をめぐっては、在日米軍のシュローティ副司令官が12日、防衛省を訪れて小野寺五典防衛相と会談し、安全性が確認されるまで同型機の日本国内での飛行を停止することで一致した。

 小野寺氏は副司令官に対し、米海兵隊が日本で運用する同型機の飛行停止を要請。副司令官は、初期の事故調査で原因と安全性を確認するまで停止すると応じたという。

 シュローティ副司令官は小野寺氏に事故の経緯を説明。それによると、海上で訓練中、エンジンの一つが火災を起こしていると警告灯の表示があり、機内にも煙が入った。機長は陸地に戻ることを決心し民家のない場所を目指して飛行、緊急着陸した。着陸後エンジンを切った上で乗員は全員退避したという。


最も重大「A級」に分類=沖縄の海兵隊大型ヘリ事故―オスプレイに続き・米軍
10/12(木) 14:39配信 時事通信

 沖縄県東村で、普天間飛行場(宜野湾市)所属の米海兵隊CH53E大型輸送ヘリコプターが緊急着陸し炎上、大破した事故で、米海軍安全センターが事故を最も重大な「A級」に分類したことが12日、分かった。

 同センターによると、事故を起こしたCH53Eは、飛行中にエンジン火災を起こし、緊急着陸したとしている。

 CH53をめぐっては、同系統機のCH53Dが2004年に沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学に墜落した。CH53EはD型の後継機。13年に普天間飛行場所属のE型機が、北朝鮮との軍事境界線に近い韓国北部で着陸に失敗し、炎上している。

 CH53Eは普天間飛行場から本土へも訓練飛行しており、横田基地(東京都福生市など)や三沢基地(青森県三沢市)などにも飛来。相次ぐ事故は、本土の米軍基地周辺でも不安視されている。

 普天間配備の米軍機事故をめぐっては、昨年12月に沖縄県名護市沿岸で大破した海兵隊の輸送機オスプレイの事故や、今年8月に別のオスプレイがオーストラリア沖で墜落した事故について、同センターは「A」に分類している。

 同センターは、機体の損傷や人的被害に基づき、事故の深刻度を4段階に分類。被害総額が200万ドル(約2億2400万円)以上や死亡などに至る場合をAとしている。


<沖縄ヘリ炎上>県警の現場検証は不透明 地位協定が壁
10/12(木) 11:15配信 毎日新聞

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民有地で大破し炎上した米軍のCH53ヘリコプター=沖縄県東村高江で2017年10月12日午前8時38分、本社機「希望」から宮間俊樹撮影

 米軍の大型輸送ヘリコプターが11日に沖縄県東村で不時着、炎上した事故で、県警は、航空危険行為処罰法違反容疑などを視野に捜査を始めた。しかし、日米地位協定が壁となり、現場検証などができるか不透明だ。

 地位協定上、米軍の「財産」について「日本の当局は、所在地のいかんを問わず、捜索、差し押さえ、検証を行う権利を行使しない」とされている。

 2004年8月に同県宜野湾市の沖縄国際大に米軍ヘリが墜落した事故や、昨年12月に同県名護市沖で垂直離着陸輸送機オスプレイが不時着、大破した事故でも、米軍は県警などの現場検証の要請に応じなかった。現場が米軍の施設外であっても、機体を財産とみなしたためだ。

 県警名護署は12日午前、取材に対し「米軍に何らかの協力要請は必要と考えている」と答えた。【遠山和宏、樋口岳大】


「突然、炎上した機体が見え、焦げ臭いにおいが…」 米軍ヘリ墜落事故 目撃者証言
10/12(木) 9:30配信 産経新聞

 11日午後、米軍のヘリコプターCH53が米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)付近に墜落した事故で、墜落直前の事故機を目撃していた沖縄県東村の農場経営、依田啓示さん(44)が産経新聞の取材に答え、「上空を飛んでいるときは通常の状態だった。墜落した際、音はせず、大量の煙が流れてきて、500メートルほど離れた自分たちがいたところでも焦げ臭いにおいがした」と証言した。

 依田さんが事故の様子を目撃したのは、同日午後5時35分ごろ。東村高江の海岸に修学旅行で来ていた大阪市の高校生4人を乗せ民宿に戻る途中だった。

 「海の方からCH53が見え、そのまま150メートル近い断崖を急上昇し、(内陸にある)ヘリパッドに着陸する訓練をしているようだった。特に異常があるようには見えなかった」と述べた。

 その後、突然、炎上した機体が視界に入ってきて、事故が起きたことが分かったという。墜落した際の音は聞こえなかったという。

 「いつもはヘリパッドの上空でホバリングをして一周するが、この日はしなかった。機体が炎上してしばらくすると、小型プロペラ機が現場上空を旋回しはじめ、さらに墜落した機体と同じCH53が海水をくんで現場に散布し始めた」と当時の様子を生々しく語った。

 依田さんによると、現場は牧草地のような場所の中央部で、周囲に延焼はしていなかった。ただ、現場から約500メートルほどのところに民家が3軒ほどあるという。事故当時、現場付近は強風が吹いていた。事故現場付近は過去にもヘリコプターの不時着が数回あったという。

(WEB編集チーム)


激しく炎上、原形とどめず=事故直後に住民撮影―米軍ヘリ事故
10/12(木) 6:53配信 時事通信

 沖縄県東村で米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53大型輸送ヘリコプターが炎上、大破した事故で、現場近くの住人が事故直後に現場に駆け付け、黒煙を上げて激しく炎上する様子を撮影していた。

 牧草地の中に緊急着陸した機体は激しい炎に包まれ、原形をとどめていなかった。

 現場から約300メートル離れた家に住む農業西銘晃さん(64)によると、11日夕、農作業の準備中にもくもくと立ち上る黒煙が見えた。現場に向かうと、そこはほぼ毎日、家畜の飼料のために牧草を刈り取っている場所だった。

 現場に着くと米兵7人がいて「近づくな」と言われた。西銘さんが「119番しようか」と英語で尋ねると、米兵は断ったという。その後、別のヘリが飛来し、7人を乗せて飛び去った。

 西銘さんはオレンジ色の炎に包まれた機体をスマートフォンで撮影した。現場近くの米軍北部訓練場にヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)が完成し、運用が始まってから、米軍機の飛来が多くなったと話す。

 この日、現場の牧草地で朝から仕事をする予定だったが、変更したため難を逃れた。「朝から作業していたら大変なことになっていた」と、深夜に状況説明に来た沖縄防衛局の職員に抗議した。


<沖縄・東村>米軍大型輸送ヘリ大破炎上 乗員7人けがなし
10/11(水) 19:03配信 毎日新聞

 11日午後5時20分ごろ、米軍の大型輸送ヘリコプターが飛行中に機内から出火し、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場付近の民有地に不時着後、大破し炎上した。防衛省などに入った情報によると、炎上したのは、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属のヘリCH53で、2004年8月に沖縄国際大(同)に墜落したヘリと同型機。乗員7人は無事で、地元でもけが人は出ていない。

 在沖縄米海兵隊第3遠征軍の報道部は「機体内の火災で北部訓練場外に緊急着陸を強いられた際、通常の訓練を実施していた。けが人はおらず現場へ急行し消火した。(火災などの)原因は調査中」と発表した。

 北部訓練場にはヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)があるが、米軍ヘリが不時着したのは米軍敷地外の民間牧草地だった。県警名護署は、現場から半径300~400メートルの範囲について安全確保のために立ち入りを規制。住民から事故当時の状況など聞き取りを進めている。

 今後、県警が航空危険行為処罰法違反容疑での立件を念頭に捜査を進めるとみられるが、日米地位協定の付属条項で米軍の「財産」は保障され、本格的な捜査ができるかは不透明だ。

 地位協定の付属条項には米軍の財産について「日本国の当局は捜索、差し押さえ、検証する権利を有しない。ただ、米軍が同意した場合はこの限りではない」と規定し、米軍の同意がないと捜査できない。04年の沖縄国際大でのヘリ墜落事故では、県警が機体の差し押さえなどの同意を求めたが、米軍に拒否された。

 沖縄では昨年12月に名護市沖で垂直離着陸輸送機オスプレイが不時着、大破する事故があったばかりだ。【佐藤敬一、遠山和宏、中村敦茂】


沖縄で米軍大型ヘリ炎上=北部訓練場施設外、集落近く―住民、乗員負傷者なし
10/11(水) 18:40配信 時事通信

 11日午後5時15分ごろ、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場近くで、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが緊急着陸し炎上、大破した。

 防衛省などによると、現場は北部訓練場の施設区域外の牧草地。消防などによると、住民やヘリの乗員7人にけが人はいない。近くに集落があり、周辺には小学校もある。

 在沖縄海兵隊は「事故機はCH53E型機で飛行中に出火し、北部訓練場外の場所に緊急着陸した。事故原因は調査中」としている。

 翁長雄志知事は「とんでもない話だ。強く抗議する」と述べ、県内で続発する米軍機の事故に強い懸念を示した。原因究明がなされるまで同型機の運用停止を申し入れるとした。県には午後5時40分ごろ、「米軍機が墜落、炎上している」との連絡が消防指令センターから入った。

 現場は県道70号線沿いで、機体が黒煙を上げて炎上し、大破した。米軍が上空から消火活動を行い、午後8時15分ごろにほぼ消し止められた。

 CH53は2004年、米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大の建物に墜落する事故を起こしている。

 沖縄ではオスプレイが昨年12月に名護市の浅瀬に着水し、大破。今年8月にはオスプレイがオーストラリア沖で墜落した。相次ぐ事故に米軍機運用に対する不安が一段と高まるのは必至だ。

 北部訓練場は、今年7月から新たに完成したヘリコプタ―着陸帯(ヘリパッド)の運用が始まり、オスプレイやヘリが飛来していた。

 小野寺五典防衛相は11日、記者団に今回の事故について、「地域の方に影響がないか確認している」と説明。また、沖縄防衛局長から在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官に、直ちに原因究明と再発防止、安全管理の徹底、詳細な情報提供を強く申し入れたと述べた。12日に在日米軍のシュローティ副司令官を防衛省に呼び、説明を求める。


米軍ヘリが墜落し炎上 沖縄・北部訓練場 けが人なし
10/11(水) 18:35配信 産経新聞

 防衛省沖縄防衛局は11日午後、米軍のヘリコプターCH53が米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)付近に墜落したとの連絡を在沖縄米軍から受けたことを明らかにした。

 関係者によると、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属のヘリが同日午後五時半ごろ、墜落して炎上した。乗員にけがはなかった。

 同県の消防によると、同日午後5時35分ごろ、東村の住民から「北部訓練場内で米軍機が墜落し、黒煙が上がっている」と119番通報があった。

2017年9月27日 (水)

777・787・A350等、航空機一般の話題・63

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:777の貨物転用、ボーイング幹部「技術的課題ある」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「YS-11」戦後初の国産旅客機、あす最後の一般公開 機体は解体へ 熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:問われる「空の安全」 機体からパネル落下、機長ら口論…相次ぐ航空会社トラブル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング幹部、”797″の市場規模4000機 「アジアが潜在需要No.1」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エア・インディア、125機目のボーイング機受領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAと別れ、JALと手を組んだ「メキシコの翼」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:グアムを離陸する米軍のB1爆撃機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ガルーダ・インドネシア航空、747-400退役 23年間に幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機、また朝鮮半島に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米朝間の緊張高まる、米戦略爆撃機が朝鮮半島上空を飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機、また朝鮮半島に=日韓と初の夜間合同訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルーガXL、進捗順調 18年夏、初飛行へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、納入55機 受注56機 ピーチ、A320を4機発注 17年9月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、17年7-9月期納入148機、受注72機 A350は20機納入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:"777"で搭乗橋の装着訓練 特集・ANAグラハン用シミュレーター(PBB編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:内部が鳥の骨組みのような主翼、本物の「777」より5%軽量化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:A330-800neo、生産順調 18年初飛行へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、納入78機 受注72機 17年9月、737 MAXは5社14機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、17年7-9月期納入202機、受注127機 737 MAXは24機納入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工の航空機部品は好調、ビジネスジェットの中胴・中央翼を増産 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空港の地上支援スタッフ、どう育成? シミュレーター登場で訓練期間短縮のワケ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ航空、日本就航15周年 3路線、397万人利用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、羽田にグラハン用シミュレーター プッシュバックや搭乗橋運用の訓練短縮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、シンガポール航空向け787-10初号機ロールアウト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:レーザー光で乱気流を回避──JAXAとボーイングの「共同試験」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL社長:A350を追加購入の可能性-北米、インド路線拡充へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エールフランスのA380、エンジン損傷し緊急着陸 LA行きAF66便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ニュージーランド航空の羽田発着便が これからますます便利になる理由は? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787、2号機も通常塗装へ 伊丹着、就航時の特別塗装姿消す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの落下パネル、茨城で発見 7日の厦門発成田行き - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パネル落下は全日空機から=茨城で27日発見―成田空港事務所 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<パネル落下>全日空機部品と判明 茨城の工場敷地内に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空機部品落下か=全日空が確認へ―茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<航空機>また部品落下か 茨城の工場敷地内にパネル? - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

777の貨物転用、ボーイング幹部「技術的課題ある」
10/13(金) 18:47配信 Aviation Wire

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16年8月に退役した日本初の777であるANAの初号機JA8197=16年8月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの民間航空機部門マーケティング担当バイス・プレジデントのランディ・ティンゼス氏は10月12日、777型機を旅客機から貨物機へ改修する「777BCF」をローンチする可能性について、「技術的課題がある」と、Aviation Wireに都内で答えた。

 777は1990年10月15日、ユナイテッド航空(UAL/UA)がローンチカスタマーとして777-200を発注。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)が同年12月19日に初めて発注した。

 国内初の777となったのは、ANAの777-200(登録番号JA8197)。1995年10月4日に引き渡され、同年12月23日に羽田-伊丹線が最初の運航路線となった。一方、国内初の退役機となったのは、日本航空(JAL/JL、9201)の777-200の国内線仕様機(JA8981)で、2014年6月に売却先へ向かった。JA8197も、2016年8月15日に退役し、同月22日に売却先の米国へ飛び立った。

 ボーイングでは、旅客機から貨物機へ改修する「ボーイング・コンバーテッド・フレーター(BCF)」プログラムを、747や767、737で提供。777は777-200ERのBCFについて研究に着手しているものの、開発発表には至っていない。

 ティンゼス氏は、「777-200ERや300ERのうち、200ERが(BCFには)より良いと思う」と述べるとともに、「技術的な面で、まだ課題がある」として、当面ローンチは難しいとの見方を示した。

 ボーイングは2016年2月、737-800を旅客機から貨物機へ改修する737-800BCFをローンチ。7顧客から確定発注30機とコミットメント25機の最大55機の受注を獲得したことで、開発を決定した。競合のエアバスは、A330-300型機の貨物転用型「A330-300P2F」を、同年7月にロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーでローンチしている。

 一方、新造の大型貨物機は747-8Fと777Fを提供。カタログ価格は747-8Fが3億8750万ドル(約435億円)、777Fが3億2570万ドル(約366億円)となっている。航空貨物会社が大型貨物機の新造機を発注する際、機首がせり上がり長尺貨物を積めるなど、747-8Fが持つ構造上の利点を必要としないケースでは、双発機の777Fが選定されることが多い。


「YS-11」戦後初の国産旅客機、あす最後の一般公開 機体は解体へ 熊本
10/13(金) 10:47配信 西日本新聞

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熊本空港に展示されているYS-11

 熊本県益城町の熊本空港に展示されている戦後初の国産旅客機「YS-11」が、14日(土)の「空の日」イベントで一般公開を終える。同空港の民営化に向け、熊本地震で被災した国内線ビルをいったん移転する仮ターミナルが展示場所一帯に建設されるため。機体は解体される見通しで、関係者は「往年の名機が県内で見られる最後の機会」と話している。

⇒【画像】操縦席にも座ることも 「YS-11」機内特別見学

 YS-11は、1962~73年に182機が製造された約60人乗りのプロペラ機。同空港の展示機は航空大学校の訓練機や、国土交通省の検査機として活躍。その後、パイロットや航空整備士の養成課程を持つ崇城大(熊本市)が教材として使用していた。2013年に同空港を運営する熊本空港ビルディングが譲り受け、空港駐車場脇に展示していた。

 月1回、第2土曜日に機内も特別公開し、これまで約2万8千人が見学。操縦席にも座ることができ、ファンに親しまれた。しかし、地震後に持ち上がった空港民営化に伴い、仮ターミナル建設が決まり、移設も検討したものの適地が見つからなかったという。

 YS-11は06年に国内路線から撤退し、現在は航空自衛隊に残るのみ。熊本空港ビルの古森誠也企画営業部長は「感謝の気持ちを込めて見送りたい」と話している。14日の特別公開は午前10時~午後4時。

=2017/10/13付 西日本新聞朝刊=


問われる「空の安全」 機体からパネル落下、機長ら口論…相次ぐ航空会社トラブル
10/13(金) 9:18配信 産経新聞

 先月、航空会社の安全意識が問われるトラブルが相次いだ。関西国際空港を離陸したKLMオランダ機から重さ約4・3キロのパネルが落下し、大阪市内を走行していた乗用車を直撃。また茨城県内の会社敷地に落ちていた重さ3キロの航空機のパネルは、全日空機から飛行中に脱落したものだったという。一方で、耳を疑いたくなる騒ぎも起きた。韓国・アシアナ航空の操縦士らが、飛行中の旅客機内で激しく言い争った上に機長が飲料水のボトルを投げたという。アシアナをめぐっては、副機長2人が機内で乱闘騒ぎを起こした過去がある。観光大国を目指す韓国は官民を挙げて「空の安全」に取り組まなければならないはずなのだが…。

 関西空港を離陸したオランダ・アムステルダム行きのKLMオランダ航空機から9月23日午前11時ごろ、重さ約4・3キロのパネルが落下し、大阪市中心部の国道1号を走行していた乗用車を直撃した。車は屋根がへこみ、窓ガラスが割れるなどして、運転していた病院職員の女性が110番。幸いにも、車の女性2人にけがはなかった。

 続くときは続くのだろうか。今度は全日空が先月28日、茨城県稲敷市の会社敷地内で27日に見つかった航空機のパネルは、7日に成田空港に到着した全日空機から脱落した部品だったと発表した。製造番号から特定したという。全日空と国土交通省成田空港事務所によると、7日から8日にかけ、中国から成田空港を発着した全日空便の同じ旅客機から、脱出用シューターを収納する同じ部分のパネル(重さ約3キロ)が2度脱落している。

 幸いなことに、いずれのトラブルでも死傷者はなかった。だが、2件とも大惨事になった可能性は十分にあった。上空からいきなり航空機の部品が落ちてきたら恐怖である。KLMにも全日空にも猛省を促したいし、国内外すべての航空会社には整備部門の総点検を求めたい。

 しかし、航空会社が整備面でいくら「安全性」をうたっても、飛行機を実際に動かすのはパイロットたちである。にもかかわらず、韓国のアシアナ航空の機内で信じられない出来事が起きた。韓国紙、朝鮮日報(日本語電子版)によると、韓国国土交通部(省に相当)と航空業界によると、9月20日午後0時30分に仁川国際空港を出発してイタリア・ローマに向かっていたアシアナ航空OZ561便の操縦室で、機長と操縦士が操縦の引き継ぎをめぐって激しく言い争ったという。

 同航空の長距離路線は、安全のために機長2人、副機長4人が搭乗し、機長1人と副機長1人がペアをつくり、交代しながら運航を担当する。自分の番になったA機長がB機長に引き継ぎを求めると、B機長は運航中との理由で副機長から引き継ぎを受けるよう話した。するとA機長がこれに反発し、二人が口げんかを始めたという。

 報道では、このときA機長がB機長に向かって飲料水のボトルを投げつけたとの話も飛び出したが、アシアナ側はこれを否定し、ボトルは落下したものだと説明している。ただ、いずれにしても大勢の客を乗せて上空高くを飛んでいるのは事実。常に安全意識を持って運航に当たらなければならないパイロットが飛行中に口論するのは言語道断だ。国土交通部は即座に真相調査に乗り出すのも当然である。

 このアシアナには“前科”がある。昨年12月にも、仁川空港から米ニューヨークに向けて離陸する前のアシアナ航空機内で副操縦士同士による乱闘が起きた。この騒ぎで、同機は定刻より44分遅れて出発。乗客275人は機内で何が起きているのか知らされないまま1時間近く搭乗ゲート前で待たされたという。だが、それ以上に問題なのは、乱闘を起こした一方の副操縦士をアシアナ航空がそのまま乗務させたことではないか。離陸直前に殴り合いをするほどに興奮していたのである。

 乗客の安全を第一とするならば、別の対応があってもいいはずだった。パイロットたちの精神状態は彼らでないとわからない部分もある。アシアナに限らず、世界中の航空会社はそうした面も含めて「安全」を意識してもらいたい。


ボーイング幹部、”797″の市場規模4000機 「アジアが潜在需要No.1」
10/12(木) 20:05配信 Aviation Wire

 ボーイングの民間航空機部門マーケティング担当バイス・プレジデントのランディ・ティンゼス氏は10月12日、次世代小型機737 MAXと、中大型機787の間に位置する「MOM(ミドル・オブ・ザ・マーケット)」に投入を検討している機体「NMA(New Middlesize Airplane)」について、「4000機を若干上回る市場がある」との見方を都内で示した。

 NMAは、北米の航空会社を中心に需要がある中型機757の後継機とされるもので、メディアの間では、787に続く「797」が割り当てられるのではないかとみられている機体。6月のパリ航空ショーでローンチが発表された、ボーイング最大の単通路(ナローボディー)機737 MAX 10と、双通路(ワイドボディー)機の中では小型となる787-8の間に位置するサイズで、2クラス約200席の757-200や、同250席の757-300の置き換え需要が期待できる。

 757は現在、米国の航空会社が米大陸横断路線や国内線に投入している事例が目に付く。

 ティンゼス氏は、「約50社の顧客と話し合ってきた。顧客の要望は、737 MAX 10より座席数が多く、(787のような)ワイドボディー機ほどのコストがかからないものだ」と述べ、「757よりも座席数が20%多く、航続距離は25%長い機体」(ティンゼス氏)を求めているという。

 ティンゼス氏は、「この機体を製造する技術はすでにある。どの機体もそうだが、ビジネスとして成立する必要がある。787のプログラム・リーダーだった(バイス・プレジデントの)マーク・ジェンクスをリーダーとして、(NMAプログラムの)オフィスを先月立ち上げた」と語った。

 「潜在需要はアジアがNo.1だと思っている。例えば中国の国内線市場や、アジア域内を結ぶ路線の市場だ」と、NMAの市場としてアジアが有望であるとの見方を示した。

 Aviation Wireの取材では、NMAの就航時期について、ボーイングは2025年を念頭に置いており、ビジネスが成立するとなれば、2019年までにはローンチカスタマーが発表され、開発が始まりそうだ。


エア・インディア、125機目のボーイング機受領
10/12(木) 15:16配信 Aviation Wire

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通算125機目のボーイング機を受領したエア・インディア=17年10月 PHOTO: Gail Hanusa/Boeing

 ボーイングは現地時間10月11日、エア・インディア(AIC/AI)への引き渡しが通算125機に達したと発表した。125機目となったのは、同社27機目となる787-8型機だった。

 エア・インディアは1960年2月18日、707-420を受領し、ボーイング機の導入を開始した。これまで707を11機、737を48機、747を19機、777を20機、787を27機受領している。

 現在は787-8(256席:ビジネス18席、エコノミー238席)のほか777-200LR(238席:ファースト8席、ビジネス35席、エコノミー195席)を3機と777-300ER(342席:ファースト4席、ビジネス35席、エコノミー303席)を12機、747-400(423席:ファースト12席、ビジネス26席、エコノミー385席)5機を保有している。


ANAと別れ、JALと手を組んだ「メキシコの翼」
10/12(木) 6:00配信 東洋経済オンライン

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アエロメヒコ航空(写真下)は全日本空輸(左上)との主要な契約を解除し、日本航空(右上)とのコードシェアに踏み切った(撮影:尾形文繁)

 ベトナム、インド、ハワイの次は、メキシコだった。日本航空(JAL)が今、さまざまな地域で”仲間作り”を急ピッチで進めている。

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 JALは10月11日、メキシコの航空最大手、アエロメヒコ航空と2018年度中にコードシェア(共同運航)を始めると発表した。対象となるのは、アエロメヒコが週7便運航する成田―メキシコシティ線やメキシコシティ発着の国内線、JALが運航する日本の国内線や日本とアジアを結ぶ路線などだ。

 今後両社はマイレージ提携や空港ラウンジの相互利用など、一層の提携深化も検討する。また、メキシコシティ発着の中南米路線へのコードシェア拡大も視野に入れる。

■JALが矢継ぎ早に繰り出す提携戦略

 今年度に入ってからJALは、他の航空会社との提携戦略を加速。7月にはベトナムのLCC(格安航空会社)、ベトジェットエア、9月にはシンガポール航空とタタグループの合弁航空会社であるインドのビスタラ、そして米ハワイアン航空とコードシェアなどの提携を発表した。いずれもJALの属する航空連合(アライアンス)「ワンワールド」のメンバーではない。

 「提携において望むのは一つだけ。顧客の利便性を高めることだ」。JALの植木義晴社長はハワイアン航空との提携発表会見でそう述べていた。他社とのコードシェアは、自社で路線を飛ばすよりも低リスクかつ低コストでスピーディーに路線網を広げられるというメリットもある。

 アエロメヒコともアライアンスを超えたコードシェアに踏み切った理由についてJALは、「日本企業の進出が増え、需要が伸びている。顧客の利便性を考えれば必要だった」(会社側)としている。

 中南米はJALにとって歴史的に重要だ。かつてカナダ・バンクーバー経由で成田―メキシコシティ間を運航していたことがあるが、2010年の経営破綻を機に撤退。成田―ブラジル・サンパウロ線も破綻で運休を余儀なくされた。同路線は30年以上にわたって運航していたこともあり、いまだに復活を望む声が絶えない。

 一方、今年2月に成田―メキシコシティ線を就航したのが全日本空輸(ANA)だ。飛行時間が14時間30分にも及ぶ同社最長路線である。メキシコへの日本企業進出が1000社を超え、出張需要に高い期待を寄せたのだ。

■並々ならぬANAのメキシコへの期待

 高地で酸素の薄いメキシコシティ国際空港での離陸のため、ボーイングの航空機「B787-8」用に新型エンジンを調達した。さらに、メキシコシティ発の便では離陸時に偏西風の向かい風が強いため、本来の169席より客数を制限しなければならない。そこまでしてでも、ANAが一貫して重視してきた出張客の取り込みにはこの路線が必要だった。

 メキシコに進出する日本企業の8割は、メキシコシティ以外の都市にある。現地での乗り継ぎの利便性は重要だ。だが、ANAが属する航空連合「スターアライアンス」にはメキシコ国内線を運航する航空会社がない。

 そこでアエロメヒコと一部で提携した。互いの日本とメキシコの国内線に特別運賃を適用できる契約を結び、乗り継ぎ便も含めた割安な通し運賃を設定できるようにしていた。

 だがこの運賃契約はアエロメヒコ側の要請で、この夏以降適用できなくなっている。同社の加藤欣弥・日本支社長はその理由を、「JALからより魅力的な条件が出てきたため」と話す。それこそが今回のJALとのコードシェアというわけだ。

■乗り継ぎの利便性向上に逆風

 JALの巻き返しで、事実上アエロメヒコとの契約を失ったANAだが、ほかにも現地のLCC・インテルジェットとも協力関係にある。だが同社はこの10月以降、メキシコシティを発着する主要国内線の運休や減便を計画しており、ANAの乗り継ぎの利便性向上には逆風が吹く。

 もっともANAの場合、メキシコシティ以外の都市への渡航は、ヒューストン、ロサンゼルス、シカゴなど、米国からの乗り継ぎのほうが多い。スターアライアンスの仲間である米ユナイテッド航空がメキシコ各地に飛ばす便に乗り継ぐのが便利だからだ。「JALとアエロメヒコのコードシェアによる影響も軽微」と会社側は言う。だが、メキシコシティ線を維持していくには、乗り継ぎ客の取り込みも必須だ。

 「アエロメヒコが契約を終了したのは、ANAとの戦略の違いも原因だろう」。旅行会社関係者はそう指摘する。「出張需要を重視するANAは、レジャー客を軽視しすぎた」。ANAとアエロメヒコは双方とも毎日運航であり、メキシコ路線の供給座席数は急激に増えている。出張客だけでなく、観光需要の喚起も欠かせない。旅行会社などと連携してレジャー客の取り込みも重視するアエロメヒコと、ANAの間に溝が生まれたとみられる。

 ANAが就航してまだ8カ月ほど。すでに波乱の様相だ。知名度が上がり活性化しつつあるメキシコ路線で、新たな戦いの火蓋が切られた。


グアムを離陸する米軍のB1爆撃機
時事通信 10/11(水) 14:12配信

B1b2
米太平洋空軍は10日、B1戦略爆撃機2機が朝鮮半島周辺に飛来し、自衛隊と韓国軍とそれぞれ訓練を行ったと発表した。写真は同日、米領グアムのアンダーセン空軍基地から離陸するB1爆撃機=米空軍提供


ガルーダ・インドネシア航空、747-400退役 23年間に幕
10/11(水) 13:20配信 Aviation Wire

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退役したガルーダ・インドネシア航空の747-400(同社ツイッターから)

 ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)は、ボーイング747-400型機(登録番号PK-GSH)を現地時間10月6日に退役させた。747-400は同社での23年間に幕を下ろした。

【格納庫前の747】

 ガルーダの747-400は2クラス計457席(ビジネス22席、エコノミー435席)。アッパーデッキ(2階席)はすべてエコノミーで、ビジネスはメインデッキ(1階席)前方に設定した。

 退役した747-400(登録番号PK-GSH)は10月、スラウェシ島南部のマッカサルとサウジアラビアのメディナ間を往復。イスラム教の大巡礼「ハッジ」で教徒が利用した。最終便となったGA8991便は、6日にマッカサルを出発し、ジャカルタに到着した。

 ボーイングの発注リストによると、ガルーダは1990年11月15日に747-400を2機発注。1994年1月14日と同年5月27日に受領した。

 ジャンボの愛称で親しまれた747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみ。

 また海外の航空各社も、日本路線への投入を相次いで終了させている。2016年は、9月3日にKLMオランダ航空(KLM/KL)がアムステルダム-成田線で、10月1日にキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が香港-羽田線での運航を終えている。

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は今年6月14日、サンフランシスコ-成田線での運航を終了。国際線での運航は10月29日のソウル(仁川)発サンフランシスコ行きUA892便が最後で、11月7日のサンフランシスコ発ホノルル行きUA747便で退役する。

 デルタ航空(DAL/DL)は、今年12月までに全機が退役予定で、日本路線は10月30日の成田午後5時50分発のデトロイト行きDL276便が最終便となる見通し。


米爆撃機、また朝鮮半島に
時事通信 10/11(水) 9:31配信

B1b
米太平洋空軍は10日、B1戦略爆撃機(写真=08年撮影)2機が朝鮮半島周辺に飛来し、自衛隊と韓国軍とそれぞれ訓練を行ったと発表した。B1の展開は9月23日以来で、北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる


米朝間の緊張高まる、米戦略爆撃機が朝鮮半島上空を飛行
10/11(水) 9:21配信 ロイター

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 10月11日、韓国軍は11日、米空軍の超音速戦略爆撃機「B─1Bランサー」2機が10日夜に朝鮮半島上空で威嚇飛行を行ったと発表した。写真は飛行準備をするB─1Bランサー。10日撮影。提供写真(2017年 ロイター/U.S. Air Force)

[ソウル 11日 ロイター] -

[ソウル/ワシントン 11日 ロイター] - 米国と北朝鮮の間で緊張が高まっている。米軍は10日夜、戦略爆撃機2機を朝鮮半島上空で飛行させ、軍事力を誇示。また、トランプ米大統領は国防幹部らと面会し、北朝鮮の脅威への対応策について協議した。

韓国軍は11日、グアムの基地を飛び立った米空軍の超音速戦略爆撃機「B─1Bランサー」2機には、韓国軍のF─15K戦闘機2機が護衛についたと発表。B─1Bランサー2機は韓国の領空に入った後、韓国の東方沖で空対地ミサイル演習を実施した。

これとは別に、米軍は声明で、日本の戦闘機も演習に参加したと発表。B─1Bランサーが日韓の戦闘機と合同で夜間演習を行ったのは初めて。

韓国と米国の政府当局者は、10日の朝鮮労働党創建72年の記念日を控え、北朝鮮が一段の挑発行為に出るのではないかと警戒を強めていた。

ホワイトハウスによると、トランプ大統領は10日、国家安全保障チームの会合を開き、北朝鮮からの攻撃に対抗するため、あるいは北朝鮮が米国や同盟国を核兵器で脅迫するのを防ぐために取り得る選択肢について国防幹部らと協議した。

会合にはマティス国防長官、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長も出席した。

また、韓国の聨合ニュースは10日、同国与党議員の話として、北朝鮮のハッカーが昨年9月のサイバー攻撃で、最新の米韓戦時作戦計画などを含む大量の軍事機密文書を不正入手した可能性があると伝えた。

聨合ニュースによると、共に民主党の議員は国防当局者から得た情報として、235ギガバイトの軍事文書が国防統合データセンター(DIDC)から流出したと話した。

国防省の調査チームは5月、北朝鮮によるハッキングがあったと発表したものの、どのような情報が窃取されたのかは明らかにしなかった。

北朝鮮の主要な同盟国・貿易相手国である中国はこれまで、米国と北朝鮮に対し、自制を促すほか、交渉のテーブルにつくよう求めている。

中国の有力紙である環球時報は10日遅く、「戦争は朝鮮半島と周辺地域にとって悪夢であり、われわれは北朝鮮と米国に対し、好戦的な行動をやめ、平和的な解決策を真剣に考えるよう強く求める」とする論説記事を出した。


米爆撃機、また朝鮮半島に=日韓と初の夜間合同訓練
10/11(水) 8:58配信 時事通信

B1b
米太平洋空軍は10日、B1戦略爆撃機(写真=08年撮影)2機が朝鮮半島周辺に飛来し、自衛隊と韓国軍とそれぞれ訓練を行ったと発表した。B1の展開は9月23日以来で、北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる

 【ワシントン、ソウル時事】米太平洋空軍は10日、B1戦略爆撃機2機が朝鮮半島周辺に飛来し、自衛隊と韓国軍とそれぞれ訓練を行ったと発表した。

 B1の展開は9月23日以来で、新たな挑発の動きを見せる北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。

 米軍などによると、グアムの空軍基地を離陸した爆撃機は10日夜、日本海上空で自衛隊のF15戦闘機2機と飛行訓練を実施。その後、韓国軍のF15戦闘機2機と訓練を行った。日韓の戦闘機と夜間飛行訓練を実施するのは初めてという。


ベルーガXL、進捗順調 18年夏、初飛行へ
10/10(火) 19:26配信 Aviation Wire

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組立が進むベルーガXL初号機=17年10月 PHOTO: Lionel MOREAU/Airbus

 エアバスは現地時間10月9日、パーツ輸送を担う次世代大型輸送機「Beluga XL(ベルーガXL)」の製造が順調に進んでいると発表した。2018年夏の初飛行、2019年の運用開始を目指す。

 現在製造が進んでいるのは5機製造するうちの初号機で、12月にはメインデッキ前部のカーゴドアの組立を開始し、年末には電源投入が始まる見込み。初号機は2018年夏をめどに初飛行し、10カ月間飛行試験を続ける。

 2号機は12月に最終組立に入り、3号機以降は年1機ずつ生産する。

 ベルーガXLは、現行のA300をベースとする大型輸送機A300-600ST「ベルーガ」の後継機。2014年11月に開発が発表された。A330-200F貨物機をベースに5機製造する。コンポーネントや機器は既存のものを再利用するが、コックピットや貨物室などは新規開発となる。

 機体の中核部分は、A330-200Fの構造部分を補強して使用。結合作業は、仏トゥールーズのブラニャック空港に隣接するエアバスの第2セクションL34ビル内で行われる。エンジンは現行のベルーガは米GE製CF6だったが、英ロールス・ロイス製トレント700を選定した。

 現行機よりも輸送力を30%向上させ、A350の主翼を2つ同時に運べるようにする。機体断面は1メートル広くなり、ペイロードも12%増える。既存のベルーガは新型機と順次入れ替え、2025年までに全機が退役する見通し。


エアバス、納入55機 受注56機 ピーチ、A320を4機発注 17年9月
10/10(火) 16:21配信 Aviation Wire

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ピーチ・アビエーションのA320=17年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスの2017年9月の引き渡しは55機(前年同月62機)となった。受注は56機(49機)だった。

 引き渡しの内訳は、A320ファミリーが40機(前年同月53機)、A330ファミリーが7機(3機)、A350ファミリーが7機(5機)、A380が1機(1機)だった。

 A350は、シンガポール航空(SIA/SQ)に2機、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)と台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)、フィンエアー(FIN/AY)、アシアナ航空(AAR/OZ)に1機ずつ引き渡した。

 このほか、クウェートの航空機リース会社ALAFCOにも1機引き渡し、タイ国際航空(THA/TG)がリースで導入した。

 受注はA320ファミリーが40機(前年同月38機)、A330ファミリーが6機(11機)、A350ファミリーが10機(0機)、A380が0機(0機)だった。

 A320のうちA320neoは34機で、このうち32機は、キャセイパシフィックグループから受注したA321neo。傘下のキャセイドラゴン航空(旧・香港ドラゴン航空、HDA/KA)が導入する。日本の航空会社では、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)がA320従来型(A320ceo)を4機発注した。

 A350は、標準型のA350-900をユナイテッド航空(UAL/UA)から10機受注した。


エアバス、17年7-9月期納入148機、受注72機 A350は20機納入
10/10(火) 12:28配信 Aviation Wire

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デルタ航空のA350-900=17年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスの2017年7-9月期(第3四半期)の引き渡しは前年同期比16機(9.76%)減の148機、受注は267機(78.76%)減の72機だった。

 機種別で見ると、引き渡しはA320シリーズが111機(前年同期136機)、A330シリーズが14機(12機)、A350シリーズが20機(14機)、A380が3機(2機)だった。

 A350はキャセイパシフィック航空(CPA/CX)とシンガポール航空(SIA/SQ)に3機ずつ、デルタ航空(DAL/DL)とアシアナ航空(AAR/OZ)、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)に2機ずつ、ベトナム航空(HVN/VN)とフィンエアー(FIN/AY)に1機ずつ引き渡した。

 このほか、エアキャップとALAFCOのリース会社2社にも引き渡した。エアキャップからは香港航空(CRK/HX)が1機、ALAFCOからはタイ国際航空(THA/TG)が3機、それぞれリースで導入した。

 A380はすべてエミレーツ航空(UAE/EK)向けで、3機引き渡した。

 受注はA320シリーズが52機(前年同期316機)、A330シリーズが9機(15機)、A350シリーズが11機(8機)、A380が0機(0機)だった。

 A320のうちA320neoは36機で、このうち32機は、キャセイパシフィックグループから受注したA321neo。傘下のキャセイドラゴン航空(旧・香港ドラゴン航空、HDA/KA)が導入する。A350は標準型のA350-900をユナイテッド航空(UAL/UA)から10機、長胴型のA350-1000を匿名顧客から1機受注した。


"777"で搭乗橋の装着訓練 特集・ANAグラハン用シミュレーター(PBB編)
10/8(日) 15:04配信 Aviation Wire

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ANAが公開したPBB用シミュレーター=17年10月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)の運航便のハンドリングを担うANAエアポートサービスは、航空機を牽引する「トーイング・トラクター」やPBB(パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ=搭乗橋)の訓練用シミュレーターを使った訓練を、10月5日から始めた。

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 航空機の牽引やPBBの運用などは、「グランドハンドリング(グラハン)」業務と呼ばれる。グラハン用シミュレーターの導入は日本初で、特にPBBのものは世界初だという。

 これまでは航空機を運航していない深夜に、実機や特殊機材を使って訓練を行っていたが、訓練を実施するまでの準備や調整に時間がかかり、計画通りに進められない課題を抱えていた。また、悪天候やトラブルを体験するといった、実機では困難な訓練を行うことで、ベテランの技術や経験をシミュレーターを通じて若手に伝承していく。

 シミュレーターは、東急テクノシステムとの共同開発。従来の訓練期間は、プッシュバック訓練が42日間・のべ3カ月、PBB訓練が21日間・のべ2カ月ほどだった。シミュレーター導入後は、プッシュバックが24日間・のべ1カ月、PBBは13日間で終了できるという。訓練短縮で、年間数千万円のコスト削減を見込んでいる。

 羽田の訓練施設には、プッシュバックのシミュレーターを1台、PBB用を2台導入。24時間運用で、新人が一人でも訓練できるようにカリキュラムやシミュレーターを開発した。PBBのシミュレーターは、ANAが運航する機材では最長の777-300に対応。ブカカ製PBBを模したもので、駐機場は61番を想定し、昼間と夜間、晴天と雨天に対応している。

 ANAエアポートサービスによると、777-300はPBBを機体左前方「L1」ドアに付ける際、ドアが見えないところから操作を始めなければならず、難易度が高いことなどから訓練機種に選んだという。

 また、羽田の第2ターミナルでANAが使用するPBBはブカカ製のほかに三菱重工交通機器エンジニアリング製があるが、操作卓に液晶があるなどの理由からブカカ製をモデルにした。

 両シミュレーターとも、画面にトーイング・トラクターやPBBを動かす経路を示す矢印や数値などを示す「初級モード」と、これらのアシストがない「通常モード」、アクシデントも起きる「上級モード」、アクシデントを体験する「アクシデントモード」、試験を実施する「見極め試験モード」を用意した。

 採点は100点満点からの減点で、A・B・Cの3段階評価。Aは減点なしで、Bがマイナス5点、Cがマイナス21点で、合格点は80点以上のため、Cをひとつでも取ると不合格になり、90点以上で見極め試験をパスできる。

 PBBを航空機に装着する際、目印になるのは機体とPBBに書かれた赤い線。この線が一直線になるよう位置合わせをすると、正しい位置にPBBが付く。ANAエアポートサービスのPBB操作の有資格者は2分以内で装着しており、新入社員は3分から4分程度かかるという。新人訓練のうち、シミュレーターは2日間となる。

 新人にシミュレーターでイメージをつかんでもらい、実機では訓練できないようなイレギュラーにも対応する訓練を積むことで、訓練時間の短縮だけではなく、技術向上につなげていく。


内部が鳥の骨組みのような主翼、本物の「777」より5%軽量化も
10/8(日) 14:29配信 ニュースイッチ

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大型旅客機の主翼部分

デンマーク工科大がスパコンで設計
 生物の自然選択を真似た仕組みをアルゴリズムに取り入れ、大型旅客機の主翼の内部構造をスーパーコンピューターで最初から設計したところ、本物の翼に比べて重量を2-5%削減できることが研究で示された。最適形状生成の新しい手法を開発したのはデンマーク工科大学機械工学部のニールス・オーゲ(Niels Aage)准教授らのチーム。

 これまでスパコンで設計できるのは航空機の部品やシンプルな構造にとどまっていたが、こうした詳細設計ツールが将来、風力発電のタービンやタワーマスト、地震に強いビル、橋などさまざまな大型構造物に応用できる可能性があるとしている。成果は5日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。

 コンピューターで構造設計を行う場合、2次元(2D)のピクセル(画素)に相当する3次元(3D)の「ボクセル」を表示単位として使う。

 ただ、これまで最適形状設計が適用できる3Dモデルは500万ボクセルが限界だった。今回、それを約200倍の11億ボクセルにまで拡張。大型構造物の詳細設計にも適用できるようにし、長さ25メートルのボーイング777の主翼の内部構造をフランスのスパコン「キュリー」に5日間かけて計算させた。

 その結果、主翼内部の主要部材であるスパーやリブ、ストラットがこれまでのような直線構造ではなく、湾曲し、鳥のくちばしに見られる生物の骨の構造と似た複雑な構造が出現した。こうした構造で強度をこれまでと同じに保ちながら、200-500キログラムの主翼の軽量化が可能になり、1機当たり年間40-200トンの航空燃料削減につながるかもしれないという。

 この最適形状設計ツールが適用できる大きさもミリメートルから数十メートルと幅広い。ただ、問題は設計された構造が入り組んでいて複雑になること。現在の製造技術でこうした主翼の量産化は実現困難と見られ、大型の3Dプリンティング技術が必要になるという。


A330-800neo、生産順調 18年初飛行へ
10/6(金) 18:09配信 Aviation Wire

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生産が進むA330-800の胴体(エアバス提供)

 エアバスは現地時間10月6日、A330型機の改良型A330neoのうち、A330-800neoの生産状況が順調だと発表した。最終組立は2017年末、初飛行は2018年を予定している。

【生産が進む他の部材】

 現在、ドイツのブレーメンとハンブルク、フランスのトゥールーズとナントで生産が進んでいる。翼端に装備して燃費を改善する「シャークレット」は、大韓航空(KAL/KE)の航空宇宙本部が供給する。

 A330neoは、A330-200と同サイズのA330-800neo(メーカー標準3クラス257席、最大406席)と、A330-300とサイズが同じA330-900neo(3クラス287席、最大440席)の2機種で構成。ともにA350の主翼技術を取り入れ、新エンジンと空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を14%改善する。航続距離は400海里(740.8キロ)延び、A330-800は7500海里(1万3890キロ)、A330-900は6550海里(1万2130キロ)飛行できる。

 8月末現在、A330-800neoはハワイアン航空(HAL/HA)から6機受注。A330-900neoは204機受注している。


ボーイング、納入78機 受注72機 17年9月、737 MAXは5社14機
10/6(金) 15:18配信 Aviation Wire

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9月は5社に14機を引き渡した737 MAX=16年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの2017年9月の引き渡しは78機(前年同月72機)、受注は72機(55機)だった。

 引き渡しの内訳は737が57機(前年同月46機)、747が3機(2機)、767が1機(2機)、777が6機(10機)、787が11機(12機)だった。

 737は57機中14機が737 MAXで、米国のサウスウエスト航空(SWA/WN)に9機、カナダのウエストジェット(WJA/WS)に2機、アメリカン航空(AAL/AA)とシンガポールのシルクエアー(SLK/MI)、アラブ首長国連邦のフライドバイ(FDB/FZ)に1機ずつ引き渡した。

 787は11機中10機が787-9だった。日本の航空会社には、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)に1機ずつ引き渡した。

 受注は737が61機(前年同月55機)、747が0機(0機)、767が0機(0機)、777が6機(0機)、787が5機(0機)だった。

 737は61機中59機が737 MAXで、匿名顧客2社と米国のVIP顧客から受注。777はアエロフロート・ロシア航空(AFL/SU)から777-300ERを6機受注した。


ボーイング、17年7-9月期納入202機、受注127機 737 MAXは24機納入
10/6(金) 13:37配信 Aviation Wire

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サウスウエスト航空の737 MAX 8(同社提供)

 ボーイングの2017年7-9月期(第3四半期)の民間機の引き渡しは、前年同期比14機(7.45%)増の202機、受注は23機(15.33%)減の127機だった。

 機種別で見ると、引き渡しは737が145機(前年同期は120機)、747が4機(5機)、767が2機(5機)、777が16機(22機)、787が35機(36機)だった。

 5月から納入を開始した737 MAXは、7-9月期は24機を引き渡した。787のうち、長胴型の787-9は29機だった。日本の航空会社への引き渡しはすべて787-9で、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)に2機ずつ引き渡した。

 受注は737が105機(前年同期は125機)、747が4機(0機)、767が0機(19機)、777が10機(0機)、787が8機(6機)だった。

 737のうち737 MAXは99機で、日系リース会社のジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172)を含む8社から受注。747は匿名顧客2社から旅客型の747-8と貨物型の747-8Fを2機ずつ受注した。


三菱重工の航空機部品は好調、ビジネスジェットの中胴・中央翼を増産
10/6(金) 8:13配信 ニュースイッチ

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ボンバルディア・エアロスペース公式ページより

ボンバルディア向け、カナダに34億円投資
 三菱重工業は約34億円を投じ、カナダで航空機部品の生産体制を増強する。ミシサガ工場(オンタリオ州)に新規設備を導入し、同国のボンバルディア向けビジネスジェット機の中胴と中央翼の生産に乗り出す。生産能力の拡大で、新たに100人程度を雇用する計画。これに伴い、オンタリオ州政府から4億円規模の助成を受ける。新規設備は2021年の稼働を目指す。

 現地法人のMHIカナダ・エアロスペースが設備投資を実施する。ボンバルディアのビジネスジェット機「グローバル5000シリーズ」や「同6000シリーズ」などの中胴と中央翼の製造設備を整備する。

 両機体部品は現在、三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所(名航)で製造するが、これをMHIカナダに移管する。すでに名航から主翼の製造は移管済み。

 今回の措置でボンバルディアのビジネスジェット向けは、MHIカナダが一手に担うことになる。

 三菱重工はカナダやベトナムに、民間航空機事業の生産拠点を構える。ベトナムでは米ボーイング向け機体部品を主力とする。小型旅客機「737」向け主翼部品や大型機「777」向け乗降扉などを生産している。

 日本国内では「777」や中・大型機「787」など向け機体部品を生産するとともに、次世代大型機「777X」向け部品の量産準備を進めている。並行して一部部品の海外移管を加速。輸送コストの低減などで、競争力を高めてきた。


空港の地上支援スタッフ、どう育成? シミュレーター登場で訓練期間短縮のワケ
10/6(金) 6:20配信 乗りものニュース

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トーイングされるボーイング777-200(2017年10月4日、石津祐介撮影)。

空港をよりスムーズに運営するために
 ANAグループにおいて、羽田空港の運営とハンドリング作業を受け持つANAエアポートサービスは2017年10月4日(火)、日本で初となるトーイング・トラクターとパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの訓練用シミュレーターを報道陣に公開しました。

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 航空会社では、空港に到着した飛行機が次に出発するまでの準備作業時間は迅速かつ正確に行う必要があり、機体の誘導や手荷物の運搬、乗客や乗員の乗降など「グランドハンドリング(空港地上支援業務)」を行うスタッフの育成と技術の向上は、定時運航を維持する上において重要となっています。

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トーイング・トラクターによるプッシュバック作業のシミュレーター。

 その作業のなかでも、航空機を駐機場からトーイング・トラクターで押し出すプッシュバックと、到着した航空機の搭乗口にパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(PBB)の位置を合わせる訓練は、これまで航空機の運用がない深夜の時間帯に、実際の航空機や特殊機材を使用して訓練を実施していました。

 今回、ANAエアポートサービスが東急テクノシステムと共同開発し導入した訓練用の専用シミュレーターは、そうした訓練をより効率よく行うためのものです。これにより訓練期間の短縮と経費削減につながるといいます。

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緊急停止を無視した結果、機体が接触事故を起こしてしまう。

百聞は一見にしかず? 訓練期間激減のワケ
 トーイング・トラクターを使って航空機を誘導路に押し出す「プッシュバック訓練」は、通常であれば42日間、のべ3か月程度の訓練期間を要していましたが、シミュレーター導入によって24日間、のべ1か月ほどで訓練を終了することができるそうです。乗客が航空機から乗降するパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの操作訓練では、21日間、のべ2か月だった訓練期間が13日間で訓練終了となります。

 そしてさらなる導入のメリットとして、イレギュラー対応力の強化があります。従来の訓練においては実物の航空機や特殊機材を使用するため、そうしたイレギュラーなトラブル対応に関しては教官の体験などを聞く座学のみでしたが、シミュレーターでは「アクシデントモード」によって、実際に起こりうるアクシデントを再現することができ、それによって何度も訓練することが可能となっています。

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パッセンジャー・ボーディング・ブリッジが離れプッシュバック開始。

 シミュレーターの開発にあたっては社内でプロジェクトチームを立ち上げ、何度も開発先と協議しながら完成させたそうです。実際のハンドリング作業には、数値化できないような「ベテランのコツ」というものがあるそうですが、シミュレーターでは基準となる作業の感覚を身に付ける訓練に重点を置くといいます。シミュレーターの感覚は、ベテランスタッフが操作しても実際の現場と変わらない距離感や動作性だということで、より現場感覚に近い訓練が可能となっているそうです。

 シミュレーターの発達によって、パイロットの実機訓練の大部分がシミュレーターへ移行したように、ハンドリング作業もシミュレーターに移行しつつあるのが興味深いところです。

 ANAエアポートサービスでは、シミュレーターを使った訓練は10月初旬から開始する予定となっています。

石津祐介(ライター/写真家)


エミレーツ航空、日本就航15周年 3路線、397万人利用
10/5(木) 19:40配信 Aviation Wire

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日本就航15周年を迎えたエミレーツ航空=17年3月 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 エミレーツ航空(UAE/EK)は、10月で日本就航15周年を迎えた。現在は関西と成田、羽田の3空港に就航し、これまでに約397万人が利用した。

 エミレーツ航空は2002年10月1日、ドバイ-関西線を就航し、日本への乗り入れを開始した。その後、2010年3月28日にドバイ-成田線、2013年6月3日にドバイ-羽田線を開設。現在はドバイから3空港に1日1往復ずつ運航している。

 2015年6月11日には、成田空港に専用ラウンジをオープン。今年3月26日からは、成田路線にエアバスA380型機を3年9カ月ぶり再投入するなど、サービスの拡充を図っている。

 就航初年度のドバイ-関西線の旅客数は6万5964人。2016年は3路線合計で52万8740人が利用した。

 2017年8月現在、同社が雇用する日本人従業員は438人で、うち客室乗務員は360人、運航乗務員は8人となっている。

 日本3路線で、2016年7月から2017年7月までに提供した機内食は、ファーストクラスで寿司6948皿、ビジネスクラスで弁当6万3330箱、ファーストとビジネスで味噌汁4378リットル、エコノミーを含めた全クラスで米5万756キロ、日本酒7948本だった。


ANA、羽田にグラハン用シミュレーター プッシュバックや搭乗橋運用の訓練短縮
10/5(木) 11:09配信 Aviation Wire

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ANAが公開したトーイング・トラクターによるプッシュバックのシミュレーター=17年10月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)の運航便のハンドリングを担うANAエアポートサービスは10月4日、航空機を牽引する「トーイング・トラクター」やPBB(パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ=搭乗橋)の訓練用シミュレーターを羽田空港で公開した。10月初旬からシミュレーターを使った訓練を始める。こうしたグランドハンドリング(グラハン)業務のシミュレーター導入は、日本では初めて。

【プッシュバックやPBBのシミュレーター】

 これまでは航空機を運航していない深夜に、実機や特殊機材を使って訓練を行っていたが、訓練を実施するまでの準備や調整に時間がかかり、計画通りに進められない課題を抱えていた。また、悪天候やトラブルを体験するといった、実機では困難な訓練を行うことで、ベテランの技術や経験をシミュレーターを通じて若手に伝承していく。

 対象となるのは、駐機場から航空機をトーイング・トラクターを用いて押し出す「プッシュバック」と、駐機場に到着した航空機にPBBを付けたり出発時に外す訓練。新入社員に座学を経てシミュレーターを経験させた後、空港で特殊機器や実機を使った訓練で社内資格を取得させ、実務にあたらせる。

 これまでの訓練期間は、プッシュバック訓練が42日間・のべ3カ月、PBB訓練が21日間・のべ2カ月ほどだった。シミュレーター導入後は、プッシュバックが24日間・のべ1カ月、PBBは13日間で終了できるという。訓練短縮で、年間数千万円のコスト削減を見込んでいる。

 ANAエアポートサービスによると、2年半前から構想がスタートし、数社にシミュレーター制作を持ちかけた結果、東急テクノシステムと共同開発することになったという。

 羽田の訓練施設には、プッシュバックのシミュレーターを1台、PBB用を2台導入。24時間運用で、新人が一人でも訓練できるようにカリキュラムやシミュレーターを開発した。 ANAエアポートサービスによると、プッシュバックのシミュレーターは海外にもあるが、PBB用は同社が調べた限り世界初だという。

 プッシュバックのシミュレーターは、最初に受講させる中型機ボーイング787-8型機と小型機の737-800、大型機の777-300に対応。トーイング・トラクターはコマツ製の「WT」、TUGテクノロジーズ製「GT」の2車種を用意し、運転席はコマツ製WT500Eをモデルにした。昼間と夜間、晴天と雨天に対応し、駐機場は羽田第2ターミナルにある52番と61番、71番を用意し、第2ターミナルの主要なタイプの駐機場で訓練できるようにした。

 PBBのシミュレーターは、ANAが運航する機材では最長の777-300に対応。ブカカ製PBBを模したもので、駐機場は61番を想定し、プッシュバックと同じく昼間と夜間、晴天と雨天に対応している。

 両シミュレーターとも、画面にトーイング・トラクターやPBBを動かす経路を示す矢印や数値などを示す「初級モード」と、これらのアシストがない「通常モード」、アクシデントも起きる「上級モード」、アクシデントを体験する「アクシデントモード」、試験を実施する「見極め試験モード」を用意した。

 羽田では2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向け、国際線発着枠の増枠が行われる見通し。ANAでは訓練の効率化により、必要となる人員の養成を急ぐ。


ボーイング、シンガポール航空向け787-10初号機ロールアウト
10/4(水) 12:11配信 Aviation Wire

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ノースチャールストン工場でロールアウトしたシンガポール航空の787-10初号機(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間10月3日、シンガポール航空(SIA/SQ)向け787-10初号機がロールアウトしたと発表した。2018年上期の引き渡しを予定している。

【ロールアウトしたシンガポール航空の787-10初号機】

 787-10は全機の最終組立をサウスカロライナ州ノースチャールストン工場が担当。シンガポール航空向け初号機も、同工場でロールアウトした。今後機体の塗装やシステム点検、エンジンの動作確認などを進めていく。

 シンガポール航空は787-10の事業化を決定する「ローンチカスタマー」の1社として30機を発注し、今年2月に19機を追加発注する基本合意(LoI)をボーイングと締結している。シンガポール航空は中距離国際線に787-10を投入する。

 787-10は、787ファミリーで3機種目となる超長胴型で、初飛行は2017年、航空各社への引き渡し開始は2018年を予定。787の前部胴体は、標準型である787-8が約7メートル、787-10が約13メートルと、787-10は787-8と比べて約2倍の長さで、787ファミリー最長の機体となる。

 長胴型の787-9の胴体をそのまま延長することから、ボーイングは効率性と共通性の高さをアピールする。メーカー標準座席数は2クラス構成の場合、787-9より40席多い330席。航続距離は6430海里(1万1910km)で、双通路機(ワイドボディー機)により運航されている路線の90%以上をカバーできる。

 ボーイングの8月末時点の受注実績によると、787の受注は1278機で、787-9が675機でもっとも多く、787-8が426機、787-10が177機となっている。


レーザー光で乱気流を回避──JAXAとボーイングの「共同試験」
10/3(火) 12:30配信 WIRED.jp

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PHOTO: GETTYIMAGES

ボーイングと日本のJAXAが協力して、発見しにくい晴天乱気流を見つけ、航空機が乱気流に突入する60秒前に警告を発してくれるLIDAR(レーザーライダー)システムを開発している。

飛行機で「真ん中の席」を選びたくなる画期的なシート

2018年には、機首からレーザーを発射するボーイング777型機が、ワシントン州シアトルにほど近い同社飛行場を飛び立つことになるだろう。

「機首からレーザー」というと、バードストライクを避けるための新手の(少々ぞっとする)手段かと思われるかもしれない。だが、これはそういった種類のレーザーではない。ボーイングの威信をかけた新システムなのだ。

「60秒間」でできること
システムの目的は、航空機前方にある乱気流(航空機を破損させたり、客室内の乗客を座席から放り出したりする荒々しい気流)を早期に発見し、そこへ突入する前に、乗客乗員たちが前かがみになって衝撃に備える姿勢を取るだけの時間を与えることにある。

現在の旅客機は、相当激しい揺れにも耐えるようにつくられているが、乱気流が機内の人々にとって危険なものであることに変わりはない。米連邦航空局(FAA)によると、2016年には44人が乱気流によって重傷を負った。乗客が怪我をしない程度に揺さぶられたり、飲み物がこぼれたりといった、日常的な小さな被害はもっと起きている。

そして、ボーイングは、照射距離の長いLIDAR(ライダー:レーザー光を使ったレーダー、Light Detection And Rangingの略)がその解決策になりうると考えている。ボーイングの同プログラム主任調査員、ステファン・ビニアウスキーは、「航空機の60秒以上前方、つまり約17.5km前方の『晴天乱気流』を発見できるようになると期待されています。それが可能になれば、クルーに対して、客室内で必要な安全措置を取り、ケガのリスクを最小限に抑えるための時間を与えられるからです」と述べる(「晴天乱気流」とは、たとえば動きの速い雲などといった、目に見える前兆が一切ない乱気流のことだ)。

JAXA × ボーイング
このLIDARは、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した新システムの中核となる装置だ。同システムの民間航空機への搭載を目指して、JAXAは2010年からボーイングとのコラボレーションを続けてきた。このシステムでは、航空機の進行方向へレーザーをまっすぐに照射し、ビームの経路上にある塵粒子で反射したわずかな光を光学センサーがキャッチする。

そして、航空機の速度と、さまざまな距離にある塵粒子の動きと速度の関係を、ソフトウェアが分析する。その速度差に著しい変化(たとえば、周囲よりも速く動いている空気の一団)があれば、前方に乱気流が発生している兆候と考えられる。そうした変化を検出すると、システムは、計器盤に組み込まれた警報器や視覚的表示を通じて、乗務員に警告を与える(警報を発する具体的な方法については、現在開発中だ)。

60秒前の警告では、パイロットが進路を変えて乱気流を避けるには間に合わないかもしれないが、乱気流を発見するための従来の方法と比べれば、大きな進歩といえる。

これまで乱気流警告は、同じルートを飛行する航空機からの報告や、動きの活発な気象状況に関する一般的な注意喚起情報に頼ってきた。そうした方法では、パイロットが乱気流発生エリアを避けるのには役立つが、気流がいつ不安定になるのかを短期的に予測することはできない。また、大気中の水滴に電波を反射させる気象レーダーを用いたシステムも、晴天乱気流の発見には使えない。もし1分前に警告があれば、乗客はその間にシートベルトを着用できるし、フライトアテンダントはコーヒーポットをしまって、それぞれの席に着くことができるだろう。

初期テクノロジーへの「投資」
同様の原理を用いた地上設置型システムは、空港付近の乱気流やウインドシア(風向や風速の急激な変動)を検出できるが、そうした装置はトラック何台分もの大きさがある。エンジニアたちは、このシステムを民間ジェット機に搭載できるレヴェルまで小型化し、重量(約84kg)と消費電力(3.3W)も許容できる範囲に収めて、ボーイングの「ecoDemonstrator(エコデモンストレーター)」プログラムを利用してテストできるようにした。

このプログラムは、ボーイングが約1年半ごとに、初期段階にあるテクノロジーをいくつか選び、それらを実際の航空機に積んで、6週間にわたって1日に2度ずつ飛ばすというものだ。2018年のプログラムでは、FedEX(フェデックス)がボーイングにリースバックする真新しい777の貨物機に、およそ30種類のシステムが搭載される。

エコデモンストレーター・プログラムのマネジャー、ダグ・クリステンセンは、「狙いは、テクノロジーの開発を加速させることにあります。そうした技術が実際に機能するのか、どうすればうまく航空機に組み込めるのかを知りたいのです」と述べる。2017年のリストにあげられているテクノロジーには、最新世代の大型ジェットエンジン用の軽量でコンパクトな逆噴射装置、3Dプリンティングでつくられたコンポーネント、コックピットの騒音軽減システム、新しいバイオ燃料などがあるという。

今回のLIDARシステムの有効性が確かめられれば、2~3年以内に民間航空会社で乱気流の発見に使われ始めるかもしれない、とボーイングは語っている。それまでの間は、つねにシートベルトを締めておこう。そして、コーヒーのカップに片手を添えておくことも忘れずに。


JAL社長:A350を追加購入の可能性-北米、インド路線拡充へ
10/3(火) 6:00配信 Bloomberg

日本航空(JAL)は、米国やインド向けなど国際線の路線拡充を目指すなかで、2019年度から順次受け取る予定の欧州航空機メーカーエアバスの最新鋭大型機「A350」型機の追加購入を視野に入れている。

同社は13年に31機のA350の購入を表明。この確定発注分に加え25機の「オプション」と呼ばれる予備購入契約も締結した。植木義晴社長は9月28日のインタビューで、31機に追加する形でオプション分を正式発注として確定させることは「可能性としては十分ある」と話した。

4月に発表した中期経営計画では20年度末に16年度比で1機増加との機材計画を示したが、この内訳は「国際線が8機増、国内線は7機減」になるという。国内線ではできるだけ小型機材のものを退役させる方針だと話した。同社は9月にボーイング「B787」型機の購入で契約した20機分のオプションのうち、4機を発注したばかり。

A350は、胴体と主翼に炭素繊維複合材を使用し従来機に比べ軽く燃費が良い。またエアバスが設けた新基準の快適性に適合した最新鋭機種。確定発注分31機でカタログ価格ベースで総額約9550億円の投資となる。まず19年度に国内線に導入する計画だ。JALがエアバス機を導入するのは今回が初めて。

また、植木氏は20年までの羽田、成田両空港の発着枠拡大後について、北米やインド路線の拡充を検討しているという。北米路線では「東海岸、中部、西海岸に空域を分けてバランスよく配置したい」との考えを示した。同社は4月に米東海岸向けに羽田ーニューヨーク線を新たに開設したばかり。

インドについては、経済成長も続いており日本企業も積極的に進出していることから、「今まで以上に重要になってくる」と指摘。さらに、日本を経由した北米までの旅客需要をうまく捉える必要があるとし、中期的には未就航のミャンマーやカンボジアに関心があると話した。競合するANAホールディングスは両路線をすでに運航している。

相次ぐ共同運航発表

JALは9月にインドの国内線航空会社ビスタラとの共同運航について発表。同国の地方路線までの一環したサービスを提供することで日本企業の需要を取り込む。7月にはベトナムの格安航空会社ベトジェットエア、9月には米ハワイアン航空との共同運航を発表。植木氏は提携だけではなく、自前の路線網を構築しなければ本当の意味での成長は望めないと述べた

同社は10年の経営破綻後に政府支援でよみがえり、路線や人員削減などのリストラ効果のほか法人税の免除などで業績は急回復。国交省はJALに対して破綻後に規制してきた路線開設や新規投資などの制約を3月で解除した。17年度第1四半期の純資産合計は約1兆円と競合するANAHDとほぼ同額だが、利益余剰金では約6340億円とANAHDの1.7倍と差を付けているが、これまで大型の投資や買収は行っていない。

植木氏は同社が投資で「過去にばかげたお金の使い方をしていたのは事実」と指摘。破綻したことで同社内では社員の間に積極的に投資を進めにくい雰囲気が広がっているという。「投資家の期待も分かっている。自社株買いだけでは不十分」と考えている。永遠に航空事業一本やりとは考えてはいないとし「事業領域を広げ効率的にお金を回す投資を本気で考えなくてはならない」と語った。


エールフランスのA380、エンジン損傷し緊急着陸 LA行きAF66便
10/2(月) 7:55配信 Aviation Wire

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エールフランスのA380の損傷した第4エンジン(Twitterアカウント「@Bdaddy1391」に投稿された写真)

 エールフランス航空(AFR/AF)がエアバスA380型機で運航していたパリ発ロサンゼルス行きAF66便(登録番号F-HPJE)が現地時間9月30日、カナダ東部のグースベイ空港に緊急着陸した。4基あるエンジンのうち、右外側の第4エンジンが大きく損傷したため。

 A380は総2階建ての超大型機。エールフランスによると、エンジン4基のうち1基が「重大な損傷」を受けた後、グリニッジ標準時午後3時42分(日本時間10月1日午前0時42分)に、グースベイ空港へ安全に着陸したという。乗客は496人で、乗員はAFP通信によると24人。

 Twitter(ツイッター)などに投稿された写真によると、当該機の第4エンジン前方のカウリングが脱落していた。

 エールフランスは、グースベイ空港から米国へ向かう救援便を2便手配。ボーイング737型機による1便目はロサンゼルスへ、777-300ERを用いた2便目はアトランタへ運航した。アトランタでAF66便の乗客は、同じ航空連合「スカイチーム」に加盟するデルタ航空(DAL/DL)の運航便に乗り継ぎ、ロサンゼルスなどの目的地へ向かった。

 エールフランスによると、BEA(フランス航空事故調査局)や機体メーカーのエアバス、エールフランスなどで機体の調査を進めているという。

 エアバスの受注リストによると、エールフランスはA380を10機発注し、全機運航中。A380はエンジンを2種類から選定でき、エールフランスは米GEとプラット・アンド・ホイットニー(PW)の合弁会社「エンジンアライアンス」が製造するGP7200を採用している。

 30日のAF66便は、パリのシャルル・ド・ゴール国際空港を定刻の午前10時20分から1時間7分遅れとなる午前11時27分に出発。運航スケジュールでは、ロサンゼルスへ午後0時50分に到着予定だった。


ニュージーランド航空の羽田発着便が これからますます便利になる理由は?
9/29(金) 12:01配信 CREA WEB

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冬季スケジュールではオークランド発羽田行きの帰国便が夜出発、翌朝着。日本国内での乗り継ぎがスムーズに。

日本とNZを直行便で結ぶ唯一の存在
 日本とニュージーランドを直行便(約10時間半)で結ぶ唯一の存在、ニュージーランド航空。成田-オークランドは週7便、2017年7月21日から羽田-オークランドが週3便、合わせて週10便が就航している。

 さらに2017年10月27日より、関空-オークランドの季節運航も決定。

 そして10月30日からの冬季スケジュールでは、羽田-オークランドの時間が変更となり、出発便は夜遅く、到着便は朝早くに。どちらも羽田と全国各地をつなぐ国内便との同日乗り継ぎが可能になる。これでますますニュージーランドが近くなる! 

 日本路線はおもにボーイング787-9型機を運航。

 フルフラットになる「ビジネス・プレミア」、より広いスペースなどエコノミーよりワンランク上の「プレミアム・エコノミー」、そして「エコノミー」の3クラスに加え、ニュージーランド航空が独自に開発した新しい座席が! 

 このエコノミー「スカイカウチ」は横一列の3席+足元部分がベッドのようにフルフラットになり、スペースたっぷり。エコノミーながら、まるでビジネスクラスの快適さだ。

 ニュージーランドの食材を使ったおいしい機内食と、上質なニュージーランドワインも大きな楽しみ。ワインコンサルタントが厳選したニュージーランドワインが、エコノミーでもボトルでサーブされるのもポイントが高い。

 機内エンターテインメントはオンデマンド式。話題のハリウッド最新作から邦画などの映画や音楽、ゲームが楽しめ、シートチャットや飲み物などのオーダーもできる最新式だ。

 日本路線は日本人または日本語を話せる乗務員が必ず搭乗しているので、心強い。こうした細やかな配慮から、旅行サイトなどのランキングではあらゆるカテゴリーがここ数年、連続して受賞。空の旅も楽しいニュージーランドなのだ。

ニュージーランド航空
https://www.airnewzealand.jp/


ANAの787、2号機も通常塗装へ 伊丹着、就航時の特別塗装姿消す
9/29(金) 0:41配信 Aviation Wire

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特別塗装最終日に伊丹の格納庫へ到着したANAの787 2号機=17年9月28日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は9月28日、ボーイング787-8型機の2号機(登録番号JA802A)を再塗装するため、羽田空港から整備工場のある伊丹空港へフェリー(空輸)した。2011年の就航以来まとってきた特別塗装から、同社の通常塗装に塗り替えられる。

【伊丹に着陸する787の2号機】

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済みで、787の発注数としては世界最多となっている。

 8月末現在、787-8は36機全機を受領済み、787-9は24機が引き渡され、787-10は2019年度から納入が始まる。

 ANAの787は、初号機(JA801A)と2号機の2機が特別塗装機で、初号機は今年2月に一足早く通常塗装に塗り直されており、2号機の再塗装で就航以来のデザインは見られなくなった。JA803AとJA804A、JA806AからJA824Aまでが前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装機で、初号機とJA805A、2014年2月6日に引き渡されたJA825A以降が、通常塗装機となっている。

 2号機は2011年8月28日製造。エンジンはロールス・ロイス製トレント1000-A2(推力2万8940kg)を2基搭載している。中距離国際線仕様機で、座席数は就航当初は暫定国内線仕様の2クラス264席(ビジネス12席、エコノミー252席)だったが、2013年3月の改修で222席(ビジネス42席、エコノミー180席)に変わり、2015年12月の改修で現在の2クラス240席(ビジネス42席、エコノミー198席)になった。

 最初の商業フライトは、2011年11月2日の羽田発岡山行きNH651便。特別塗装での最後の商業フライトは、9月28日の北京発羽田行きNH964便で、北京を午前8時23分に出発し、羽田には午後0時36分に到着した。28日のフェリーフライトまでの総飛行時間は1万4655時間55分、総サイクル数は4795サイクルにのぼる。

 28日のフェリーフライトの羽田発伊丹行きNH9041便は、午後5時15分すぎに伊丹へ着陸した。塗装作業は、伊丹にあるANAホールディングス(9202)が出資する整備会社MROジャパンの格納庫で行われる。


ANAの落下パネル、茨城で発見 7日の厦門発成田行き
9/28(木) 13:47配信 Aviation Wire

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ANAの767-300ER(当該機と同型機)=16年4月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 9月7日、全日本空輸(ANA/NH)の中国・厦門発成田行きNH936便(ボーイング767-300ER型機、登録番号JA621A)が成田到着時に、胴体左側のカバーパネルが欠落していることが判明した。パネルは27日、茨城県稲敷市内で見つかった。

【当該パネルの正常な取り付け位置】

 欠落したパネルは縦60センチ、横147センチで重さ3キロ。非常脱出時の非常用スライドが収納してあるところに取り付けている。非常時は、パネルが高圧窒素ボトルからの窒素圧により外れ、中に収納されている非常用スライドが外に向けて展開する。

 ANAは当該パネルが外れた原因について、高圧窒素ボトルから窒素がもれたことによるものと説明。パネルのロックを外すために配置されている配管の中に窒素が滞留したことで、ロックを外す機構が働いたとしている。

 非常用スライドや、飛行の安全には異常はなかったという。

 当該パネルと同じロック機構の15機の767で、フライトごとにロック状態の目視で点検する追加プログラムを導入し、再発防止に努める。また、メーカーと協力し、対策を検討する。

 当該パネルの欠落は、7日の成田着後に整備士による点検で判明し、国土交通省に報告。27日、ANAは国交省からパネル発見の連絡を受けた。

 7日のNH936便は、現地時間午後2時33分に厦門を出発。同日午後7時8分、成田空港に着陸した。乗客は129人(うち幼児6人)、乗務員10人(パイロット2人、客室乗務員8人)で運航した。


パネル落下は全日空機から=茨城で27日発見―成田空港事務所
9/28(木) 11:40配信 時事通信

 国土交通省成田空港事務所は28日、茨城県稲敷市江戸崎甲にある鋼材会社の敷地で27日に見つかった航空機のパネルについて、全日本空輸機から脱落したと発表した。

 全日空は再発防止策として点検強化などを実施している。

 落下部品は台形状で、長い辺が60センチ、高さ147センチで、重さ約3キロの強化プラスチック製の胴体パネル。今月7日に中国のアモイから成田空港に到着した全日本空のボーイング767―300ER型機から脱落したパネルと確認された。

 全日空によると、滑り台型の脱出シューターをカバーしているパネルで、非常時にロックを外すための高圧ガスが漏れ出して誤作動したのが原因という。


<パネル落下>全日空機部品と判明 茨城の工場敷地内に
9/28(木) 11:37配信 毎日新聞

 茨城県稲敷(いなしき)市の鋼材メーカー工場敷地内で27日に航空機のパネルと見られる落下物が見つかった問題で、国土交通省成田空港事務所と全日空は28日、パネルが、全日空機から脱落した部品だったと発表した。

 同社によると、パネルの製造番号で、今月7日に中国のアモイから成田空港に到着した全日空936便(ボーイング767-300型)から脱落した部品と判明。非常脱出用シューターを収納する部分の強化プラスチック製のパネルで、パネルのロックを解除するための高圧ガスが漏れたことが原因としている。同8日にも同じ航空機から同じ部品が脱落しているが、見つかっていない。

 同社は同じ機能を持つ同型機15機について、フライトごとに点検を実施し、メーカーと対策を検討する。同社は「深くおわび申し上げる。再発防止を徹底する」とコメントした。【近藤浩之】


航空機部品落下か=全日空が確認へ―茨城
9/27(水) 22:11配信 時事通信

 27日午前11時ごろ、茨城県稲敷市江戸崎甲にある鋼材会社の敷地に、航空機のパネルとみられる部品が落ちているのが見つかった。

 現場は成田空港を離着陸する航空機の飛行ルートの下にあり、全日空が自社機の部品の可能性が高いとみて確認を進めている。

 パネルは上辺30センチ、下辺60センチ、高さ150センチの台形で、重さ3キロ。色は薄いグレーで強化プラスチック製とみられる。鋼材会社の社員が発見した。けが人や建物への被害はなかった。

 パネルは成田空港に持ち込まれ、全日空の整備センターが調査。色や形状、材質などから、今月7、8日に成田空港に到着した同じ航空機から脱落した胴体パネルの可能性が高いという。羽田空港の整備拠点に持ち帰り、メーカーの米ボーイング社と共に詳しく調べる。


<航空機>また部品落下か 茨城の工場敷地内にパネル?
9/27(水) 21:20配信 毎日新聞

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発見された航空機のパネルとみられる落下物=千葉県成田市古込の国土交通省成田空港事務所で2017年9月27日午後8時19分、近藤浩之撮影

 国土交通省成田空港事務所は27日、同日午前11時ごろ、茨城県稲敷(いなしき)市江戸崎にある鋼材メーカーの工場敷地内で、航空機のパネルと見られる落下物が見つかったと発表した。

 同事務所によると、落下物はプラスチック製で重さ約3キロ。高さ約147センチ、長い辺が約60センチ、短い辺が約30センチの台形だった。けが人はなく、建物の破損なども確認されていないという。工場は成田空港から北西に約20キロで、航空機の飛行ルートに当たる。

 今月7、8日、成田空港を発着した全日空の同じ旅客機から、脱出用シューターを収納するプラスチック製のパネルが2度脱落している。工場で見つかったパネルと重さや形状が似ており、全日空の整備士が落下物を持ち帰り、同社の部品に該当するか調べている。

 落下物が見つかった工場近くに住む30代の主婦は「近くなので怖い。もし自宅に落ちて子どもに当たったら、けがでは済まないかもしれない。安全管理をきちんとしてほしい」と不安そうな表情で話した。30代の会社員男性も「たいしたことが無くて良かったが、安心して暮らせるように安全には気をつけてほしい」と語った。【近藤浩之、酒井祥宏、安味伸一】

2017年9月19日 (火)

777・787・A350等、航空機一般の話題・62

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:<日航機離陸取りやめ>出火跡など異常見つからず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア航空、787-9導入へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<羽田空港>日航機、出火か…離陸を取りやめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:部品落下の航空会社に処分 具体策を検討へ 国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:世界の航空機がこぞって導入する日本製「気くばりミラー」とは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL・ハワイアン大型連合、「打倒ANA」の勝算 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリティッシュ・エア、家庭ごみをジェット燃料に 米企業と提携 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング幹部、日本からの部品調達拡大を示唆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カタール航空、747-8F貨物機2機発注 777-300ERも4機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<オランダ航空機>パネル落下点、飛行ルートから3キロずれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:KLM機からパネル落下 聞き取り調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<旅客機部品落下>「関空発で市街地落下は聞いたことない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<旅客機部品落下>「ぞっとする」「あわや大惨事」驚きの声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米軍>「今世紀、最も北に」B1爆撃機、北朝鮮東方沖飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<大阪上空・飛行機>部品落下、走行中の車に けが人なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「何事かと…」「ぞっとする」「一歩間違えたら大惨事」-大阪市中心部に飛行機部品落下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:旅客機の部品落下、車直撃=大阪市中心部、負傷者なし―重さ4キロ・KLM航空 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:飛行中の航空機の部品が落下、大阪市中心部を走行中の車に直撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<オランダ航空機>パネル落下、車に衝突 関空離陸後 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米のB1爆撃機、北朝鮮東方沖を飛行 “太平洋上の水爆実験”牽制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮東方を飛行=米B1爆撃機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宇宙ロケットなぜ空中発射? 専用の巨大飛行機を用意してまで実現する理由とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮東方を飛行=米B1爆撃機―境界線越え、反発確実 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スバル関連会社、「777X」対応の工場が動き出す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カンタス航空の787-9初号機、ロールアウト 10月受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トルコ航空:ボーイング787を40機購入へ-110億ドル相当 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トルコ航空、787-9を40機導入へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、B787-8型機を国内線に導入、伊丹発着を中心に2019年から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、国内線仕様ボーイング787-8導入 2019年から4機 低騒音生かし伊丹中心で運航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、国内線に787初導入 19年から羽田-伊丹、4機追加発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、国内線仕様の「ボーイング787-8」導入へ 羽田ー伊丹線中心に4機を2019年から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米戦闘機 訓練で空中戦用ミサイルの実弾を装填 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL機体の3割は「中国の工場」で整備されていた - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空の747、11月退役 最終便はサンフランシスコ発ホノルル行き - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<日航機離陸取りやめ>出火跡など異常見つからず
9/27(水) 16:52配信 毎日新聞

 27日午前7時50分ごろ、東京・羽田空港で、松山行き日本航空431便(ボーイング737-800型)が離陸のためA滑走路に向かっていたところ、「右エンジンから火が出たように見えた」と後続機から管制官に連絡があった。同機は離陸を取りやめ、乗客乗員計122人にけがはなかった。日航がエンジン内部を調べたが、出火した跡など異常は見つかっていないという。日航は機長から事情を聴き、詳しい状況を調べている。

 国土交通省や日航によると、乗客は別の機体に乗り換えて松山空港に向かった。羽田空港のA滑走路は点検のため約5分間閉鎖されたが、他の便への影響はなかった。【酒井祥宏】


マレーシア航空、787-9導入へ
9/27(水) 16:16配信 Aviation Wire

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マレーシア航空の737 MAX(上)と787-9(イメージ、ボーイング提供)

 ボーイングはこのほど、マレーシア航空(MAS/MH)と787-9型機など計16機を導入する覚書(MoU)を締結した。

 787-9は8機で、発注済みの737 MAX 25機のうち8機を機種変更して導入する。このほか737 MAX 8の購入権8機を設定する。

 マレーシア航空は2014年12月、同社100機目となる737を受領した。


<羽田空港>日航機、出火か…離陸を取りやめ
9/27(水) 11:34配信 毎日新聞

 27日午前7時50分ごろ、東京・羽田空港で、松山行き日本航空431便(ボーイング737-800型)が離陸のため滑走路に向かっていたところ、「右エンジンから火が出たように見える」と後続機から管制官に連絡があった。同機は離陸を取りやめ、乗客乗員計122人にけがはなかった。日航が機体を詳しく調べている。

 国土交通省や日航によると、乗客は別の機体に乗り換えて松山空港へ向かった。羽田空港のA滑走路は点検のため約5分間閉鎖されたが、他の便への影響はなかった。【酒井祥宏】


部品落下の航空会社に処分 具体策を検討へ 国交省
9/27(水) 8:05配信 産経新聞

 関西空港を離陸したオランダ・アムステルダム行きKLMオランダ航空機から落下したパネルが乗用車に直撃するなど落下物事案が相次いでいることを受け、国土交通省は、飛行中に部品などを落下させた航空機の運航会社を行政処分する方針を固めた。今後、処分内容の具体化を進める。

 石井啓一国交相が26日の記者会見で明らかにした。国交省によると、落下物事案について整備や再発の状況などで処分の可否や重さを決定する。手続きや内容をあらかじめ明確化しておくことで航空会社に点検強化を促せるとみている。

 国交省は平成21年度から国内の航空会社に対し、面積100平方センチなど一定基準以上の部品脱落について報告を義務付けている。28年10月までに437件に上ったが、人的被害はなかった。ただ、13、17年には機体から落下した金属片を触った子供らがやけどをした。

 また、国交省は羽田空港の発着枠拡大に向け、2020年東京五輪・パラリンピックまでに南風の際に都心上空を通過するルートの導入を目指しており、落下物被害の懸念がある。国交省は落下物対策として、処分のほか警察に情報提供を依頼。航空会社に対し落下物被害を補償する保険への加入も促していく。


世界の航空機がこぞって導入する日本製「気くばりミラー」とは?
9/27(水) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン

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世界中の航空機に採用されている「FFミラーAIR」は、川口市の地場企業が生んだ世界的なヒット商品だ。いったい何がスゴイのか?

● 国内外の航空100社以上と契約 驚異の中小企業が売る「ミラー」

 航空機内の手荷物入れ(航空業界では「ビン」と呼ぶ)を見ると、上部や横に鏡が貼ってあることに気づいた読者も多いだろう。奥に入った荷物を忘れないように見やすくするための鏡だ。

 この便利な鏡「FFミラーエア」を独占的に製造販売しているのが、埼玉県川口市に本社を置くコミーである。同社の創業者であり社長の小宮山栄(こみやま・さかえ、77歳)はこう語る。

 「全世界のナショナル・フラッグ・キャリア(国を代表する航空会社)からLCC(格安航空会社)まで100社以上に納めており、累計の出荷枚数は40万枚を突破しました。今も伸び続けており、毎年5万~6万枚の販売が目標です」

 ご存じの通り、航空機に採用される部品は要求スペックが厳しく、徹底したテストと品質管理が求められる。ボーイング社やエアバス社など航空機メーカーに部品を納めている日本企業は限られている。コミーはその数少ないメーカーの1社である。年々、順調に取引先や出荷量が増えており、すでにコミーの海外売上高比率は60%と国内を超えた。

 従業員はわずか34名の中小企業だが、道路に設置されるミラーを除いた特殊ミラーでは国内で圧倒的なシェアを誇る。

 小宮山は「気くばりミラー」と呼んでいる。金融機関のATMに貼られているのぞき見防止や、駐車場・エレベーターなどでの安全確認、オフィスや学校、工場、公共スペースなどでの衝突防止、コンビニや書店など店舗に設置される万引き防止や顧客確認など、コミーの気くばりミラーの使い道は多種多様だ。

 用途に合わせてミラーの機能や形状、サイズも色々だ。たとえば、冒頭のFFミラーのFFは「ファンタスティック・フラット」の意味で、表面がフラットにもかかわらず、凸面鏡と同じ広さの視野を持つ同社の主力商品だ。1987年にコミーが世界で初めて開発した特許製品で、91年には東京発明展で奨励賞を受賞した。

 もともと特殊プラスチック製で軽くて割れにくいが、航空機用にさらに軽く、衝撃を与えても割れず、燃やしても有毒ガスが出ないなど改良したものがFFミラーエアである。2016年にはほぼ同じ重量で面積が約3倍に広がった新製品を出荷し始めた。

 FFミラーは視野が広いため、ATMののぞき見防止や、駐車場、エレベーター、通路などの衝突防止用として広く使われている。また、円柱に貼っても歪まないFFミラーも開発し、「第26回中小企業優秀新技術・新製品賞優良賞」(りそな中小企業振興財団)を受賞し、特許も取得した。

 凸面ミラーも開発しており、軽くて丈夫なアクリル製で、寿命も半永久的。天井や天井近くに設置し、店舗内の顧客確認、T字路や十字路の衝突防止などに活用されている。

● ユーザに役立たなければ 商品は売らないという信念

 コミーには「無料貸出制度」がある。商品を購入する前に実際に現場に設置し、使い勝手や利用価値を顧客に確認してもらうためだ。

 「我々は鏡を売ることが仕事ではなく、安全と安心を提供することが仕事です。そのためには、最終ユーザの声が何より大切で、実際に使ってもらって、役に立つのかどうか明確にならなければお売りしません。過去に同じような使用環境と商品の事例があれば、販売するときに成功と失敗の事例を一緒にご紹介します。こんな使い方をしたら誰もミラーを見ず、衝突事故が起きかねないという情報も重要だからです」と小宮山は語る。

 コミーではミラーをつくり始めて以来、販売後のフォローを行うことが社員の義務となっている。納品後に現場を訪れ、目で利用状況を確認すると共に、エンドユーザから聞き取り調査を行う。飽きることなくそれを続け、商品を改良してきたのがコミーの歴史だ。

 2014年末に東京都立葛飾ろう学校から無料貸出制度を利用したいとの連絡があった。廊下で人同士が衝突する事故が起きたので、対策を検討しているとのことだった。ちょうどこの頃から、コミー社内では障がい者にミラーが役立つのではないかという声が上がっていた。

 そこで、担当が現場を訪ね、教職員と相談しながら設置箇所と最適の商品の選定を行った。その結果、9ヵ所に18台を設置するという話になったが、予算の関係で1~2ヵ所しか導入できないという。

 そこで、コミーは無償でFFミラーを寄贈。小宮山と担当がその後確認しに行ったところ、衝突どころかヒヤリとする場面もほとんどなくなり、廊下を走る児童・生徒も減ったという。ミラーを見ると安全を意識するようになったためだ。ミラーは好評で、その後も追加設置され、最終的に22台を寄贈した。

 このことが新聞記事になり、それを読んださいたま市の市立慈恩寺小学校が廊下や階段の衝突防止のためにコミーに協力を求めた。同校では安全な教育環境づくりを進める国際的な認証「インターナショナル・セーフ・スクール(ISS)」の取得を目指しており、衝突防止のために市販品のミラーを設置していたが効果が少なかった。

 コミーでは凸面鏡など20点を無償提供し、設置後3ヵ月間で衝突事故の件数は前年同時期より3割以上減少したという。こうして、2017年1月に無事、ISSも取得できた。

 「学校や駅など公共施設でコミーのミラーが役に立つのは喜びです。実績をつくっていけば、使い方も明確になり、今後、公共スペースへの拡大の余地があるでしょう」と小宮山は、利を焦らず、じっくりと構えている。

● きっかけは知り合いの一言 スーパーから引き合いがきた理由

 小宮山が紆余曲折を経て、たった1人で会社を創業したのは1967年のこと。27歳だった。もともとは看板業を営んでいたが、そのうち、電動で回転する看板やディスプレイをつくるようになった。

 あるとき、知り合いが凸面鏡を持って来て、「回転看板につけてみたらどうだ」と言われ、天井から吊り下げて回転させるディスプレイ用の鏡をつくった。1977年、展示会にこれを出すと、あるスーパーが30個も注文したので、不思議に思って小宮山が店を見に行くと、なんと万引き防止用に使っていた。

 これが現在のコミーの始まりだ。顧客が小宮山に商品の使い方を教えてくれたのだ。以来、納品後に顧客の現場を見て、話を聞くようになった。

 万引き防止用ミラーをつくるうちに、凸面ではなくフラットで視野の広いミラーができないものかと研究開発を続けるなかから、1987年にFFミラーが生まれ、気配りミラーのコミーとして成長が始まった。

 1995年、幹部社員が札幌に出張に行き、その帰りの飛行機の中で、手荷物入れに平面鏡が取り付けられているのを見た。表面は傷だらけで、奥までよく見えない。FFミラーの方が役に立つのではないかと考え、小宮山に相談した。

 小宮山は早速、友人の伝を頼って国内エアライン会社を訪ね、羽田整備工場で機内を見せてもらった。FFミラーを持ち込んで試してみると、客室乗務員には大好評で「ビン(手荷物入れ)の確認作業を確実に、そして楽にこなすことは10年来の願いでした」とまで言ってくれた。

 背の高くない乗務員はいちいち座席のステップに足をかけて、中を覗き込まなければならず、手間と時間がかかっていたのだ。FFミラーがあれば、通路から見るだけで確認作業が済むのだから大助かりだった。

 手応えを得た小宮山は航空機用のFFミラーの開発を進めると共に、エアライン会社の知人のアドバイスで、1996年に無謀にもアメリカのボーイング社にサンプルと手紙を送った。「とりあえず送ってみようという軽い気持でした」と小宮山は言う。
 
 ところが、なんと2ヵ月後に英文ファックスで返事が届いた。そこには、いくつかの確認事項と要求が書いてあり、すぐに回答がほしいとあった。実はちょうど、その頃、ガラス製のミラーから割れないミラーへのガイドライン変更が進んでいた最中だった。プラスチック製で軽量のFFミラーはニーズに最適だったのだ。

● ボーイング社とサシで交渉 世界進出の「足場」を築く

 ところが、航空業界について何も知らないコミーでは質問の意図も、どう返事をしていいのかもわからない。

 「何もかも初めてで、英語も知人に訳してもらう始末でした」

 とりあえず、正式回答を待ってほしいと返事をして、エアライン関係者に聞きに行った。なんとなく相手の言う意味がわかってきたが、その2週間後、国内の大手航空機部品メーカーから連絡があり、「アメリカ支社でボーイングからFFミラーのサンプルを見せられたから教えてほしい」と依頼があった。

 このことで、小宮山達はボーイング社がFFミラーを実績のあるこの大手につくらせるのではないかと不信感を募らせた。

 そのうち、ボーイング社の部品購買責任者が日本に来るので、会いたいと連絡があった。コミーの実績をわかってもらうチャンスと小宮山は思ったが、敷地面積50坪の小さな工場を相手が見たら、失望するのではと不安になった。とはいえ、取り繕ってもバレるだけだ、誠心誠意対応するしかないと腹を据えた。

 会議当日、のっけから核心に触れた。「サンプルを同業に渡して、同じものをつくれないかと確認したのではないか」と質した。すると、責任者は「そんなことはしない」と明確に否定し、3時間真剣勝負の話し合いの中、お互いの信頼関係をつくることができた。最後には「会社や建物の大小など全く関係ない」と言ってくれて、小宮山たちを感激させた。

 ボーイング社に渡したサンプルは、ボーイング社や連邦航空局のテストに合格、1997年2月に発注書が届いたが、注文数はたった8枚。最初はお手並み拝見というわけか、手荷物入れ用ではなく、客室用に使うとのことだった。その後、じわじわと発注量は増えていった。

 ボーイング社との取引は業界を驚かせ、大きな宣伝効果となった。その後、日本航空にも採用され、世界に広がっていく。

 だが、ずっと順風満帆というわけではない。たとえば、エアバス社のA350という機体にFFミラーエアを検討したいという電子メールが入ったのが2005年のこと。その後、さらなる軽量化を求められて、採用が決まったのは2012年と7年もかかった。お陰で、従来より薄く軽量の商品を開発できた。

 コミーの海外営業の責任者である渡邉剛・取締役はこう語る。

 「交渉はエアバスに納入しているドイツの手荷物入れメーカーと行いましたが、サンプルを何度も出し、10回以上訪問しました。デザイナーやエンジニアからの要求が変わったり、エアバス社にどんでん返しされたり、大変でしたが、決まったときはうれしかったですね」

 渡邉に交渉のコツを聞くと、「わかったつもりにならないこと」と言う。

 「必ず『あなたが言ったのはこういうことですね』と確認し、議事録を起こして、それも確認してもらいます。わからないことはわかるまで聞く。誤解を生まないようにいつも気をつけています」

● 12年間DMを送り続け サウスウエスト航空とも契約

 コミーの海外営業担当は現在4人。小宮山は実際の交渉などは彼らに任せている。海外の取引は商社などを最初から頼らず、手探りながらも独自に行ってきた。営業・販促としては4つの手段を使っている。DMと海外展示会、英語のホームページ、そして定期的な顧客訪問である。重要な顧客は年2回、必ずキーマンと会うようにしている。

 DMは単にエアライン会社に配るだけではない。購買責任者などのキーマンを有料の名簿から特定し、簡潔な文書とサンプルを同封して、送っている。返信率は5~7%というからDMにしてはかなり高い。とはいえ、すぐに取引につながるわけではない。

 アメリカで最も人気が高く、高収益会社として知られているLCCの雄、サウスウエスト航空には、なんと12年間、15回のDMを送り続け、2012年にようやく「コミーのミラーを導入したい」と連絡があった。

 「客室乗務員からの要望で採用を決めてくれたようです。それまでは『今は必要ない』という返事ばかりでしたが、うれしかったですね。現在では新型タイプのビン(手荷物入れ)では標準で採用してもらっています。有名なサウスウエストと取引できたことは波及効果が大きく、サウスが入れたのならと、今数社と交渉を進めています」と渡邉はにこやかに語る。

● エンドユーザに安全と 安心を提供したいだけ

 2014年にはアメリカのシアトルに現地法人を設立、今後は航空機だけでなく、衝突防止用のミラーなども売り込んでいく予定だ。まずは病院をターゲットにしていると渡邉は語る。

 小宮山は海外だろうと、国内だろうと「みんなで知恵を出し合って、うちのあるべき姿を追求していくだけ」と気負いは見えない。あくまでもエンドユーザに安全と安心を提供するだけ、という小宮山の理念はブレない。それが海外でも評価されているようだ。

 (本文中敬称略)

 コミー株式会社

 事業内容:防犯・安全確認用ミラーの製造販売
従業員数:34名(パート含む)
所在地:埼玉県川口市並木1-5-13
電話:048-250-5311
売上高:9億円(2016年度)
URL : http://www.komy.jp/

 (ルポライター 吉村克己)


JAL・ハワイアン大型連合、「打倒ANA」の勝算
9/27(水) 6:00配信 東洋経済オンライン

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日本航空と米ハワイアン航空は、1980年代から客室乗務員の交流や運航委託などで関係を築いてきた(上写真:ハワイアン航空、下写真撮影:尾形文繁)

 常夏の島、ハワイの空がますます熱くなりそうだ。

 日本航空(JAL)と米ハワイアン航空は9月26日、包括的業務提携を結んだと発表した。2018年3月末に始まる夏季ダイヤから、日本とハワイを結ぶ路線でのコードシェア(共同運航)やマイレージ提携、ラウンジの相互利用などを実施する。JAL傘下の旅行会社ジャルパックは、ハワイアンの便を利用した旅行商品を発売する。

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■超大型機「A380」の猛攻に備える

 「ANA(全日本空輸)がA380を導入すれば、競争環境は厳しくなる。ハワイアン航空からの提案はうれしかった」。JALの植木義晴社長は提携実現を受け、満足げに語った。

 植木社長が言及したのは、ANAが2019年にハワイ路線へ3機導入する、座席数500を超えるエアバスの超大型機「A380」のことだ。供給座席数は一挙に増え、価格競争が起きるのは必至。JALは1954年に羽田―ホノルル―サンフランシスコ線を就航し、ハワイを60年以上牙城としてきたことから、対策を模索していた。

 ANAに対抗するには、今以上の規模が求められる。夏の繁忙期である今年8月の座席数を基に計算すると、JAL・ハワイアン連合はシェアで46%と断トツになる。

 規模のメリットを追求するため、JALとハワイアンの両社は「共同事業(ジョイントベンチャー、JV)」も検討する。単なるコードシェアやマイレージの提携を超え、ハワイ路線のダイヤや運賃を2社間で1つの会社のように調整できる仕組みだ。

 実現に向け、数カ月以内に日米両政府へ独占禁止法の適用除外(ATI)を申請する。

 「重要なのは、顧客の利便性を高めること。JVであれば、そのために通常の提携よりも踏み込んで話し合える。互いの便の時間帯がぶつかっていれば、ずらそうかという話ができる」と植木社長は話す。

■JALに打診したものの…

 今回、提携を持ちかけたのはハワイアン側だ。話は7年前にさかのぼる。2010年、羽田空港の国際線発着枠が深夜早朝帯(23時~6時)に開放され、ハワイアンが羽田―ホノルル線を就航。日本初進出だった同社は、就航前から提携先を探していた。まず打診したのが、ハワイでの存在感が大きかったJALだった。

 しかし2010年といえば、JALが経営破綻した年。当時は提携どころではなく、交渉は頓挫した。その後2012年、ハワイアンはANAとの提携にこぎ着けた。しかしコードシェアの対象はANAが運航する日本の国内線や、ハワイアンがハワイ州内で運航する路線のみで、日本―ハワイ路線は含まれなかった。

 背景にあったのはANAがJVでタッグを組むユナイテッド航空の存在だ。ユナイテッドは従来から成田―ホノルル線を運航。ハワイアンと手を組めば、ANAは自らユナイテッドとの関係に傷をつけることになる。ハワイアンのマーク・ダンカリーCEOは「思うようにANAには近づくことができなかった」と明かす。両社は来年3月に提携を解消する。

 一方のJALはアメリカン航空とJVを組んでいるが、アメリカンは日本発着のハワイ路線を持っていない。こうした事情もあり、ハワイアンにとってJALは理想のパートナーだったのだ。

 ダンカリーCEOによれば、2015年12月に「同じ方向性だということを認識」し、JVを前提とした提携交渉が始まったという。

 会見の前日、植木社長とダンカリーCEOは食事を共にした。「航空会社のトップとして目指していることが、非常に似通っている。そんな信頼感を大切にしたい」と植木社長は笑みを浮かべる。

 1つは定時運航だ。ハワイアン航空は米国の航空業界で10年以上定時運航率で首位。JALも米フライトスタッツ社が集計する定時運航率ランキングで5年連続、アジア太平洋地域で首位を誇る。

 また、成田・羽田という首都圏一極集中のANAとは異なり、JALとハワイアンは関西、中部、新千歳など主要空港にも路線を持つ。ダンカリーCEOは「顧客にとって重要なのは、とにかく多くの選択肢があることだ」と強調する。

■ハワイアンが持つ羽田路線もJALには魅力的

 とはいえハワイアンが持つ羽田路線も、JALには魅力的だ。JALは米国向けの羽田発着枠を2つしか持っておらず、今年4月に羽田―ニューヨーク線を就航させるため、従来運航していた羽田発着のホノルル線を成田へと移した経緯がある。

 日本進出からわずか7年ほどで急成長してきたハワイアンは、JALの目に脅威にも映ったはず。だが提携を結んだことで、強力な味方となった。

 ハワイアンは来年にかけて米国本土路線向けの小型機「A321neo」を順次導入を始める。そうすれば、国際線用機材であるA330を日本路線により多く振り向けられるようになり、「新たな日本路線を飛ばせるようになる」(ダンカリーCEO)。

 「ANAがA380で市場を変えるだろう。しかし、JALとハワイアンのパートナーシップも市場を変えることになる」とダンカリーCEOは強気だ。A380の”襲来”を前に、どこまで差をつけることができるだろうか。


ブリティッシュ・エア、家庭ごみをジェット燃料に 米企業と提携
9/26(火) 16:28配信 Aviation Wire

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ブリティッシュ・エアの787(同社提供)

 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は、ごみ処理場を設計する米企業との業務提携をこのほど締結した。家庭ごみからジェット燃料を製造し、温室効果ガスの排出量削減につなげる。

 提携したのは米国の再生可能燃料開発企業「ベロシス(Velocys)」。最初に建設予定の工場では、おむつやプラスチック製食品容器、お菓子の包装紙など、埋め立てや焼却予定だった年間数十トンの家庭ごみを収集し、大気汚染物質を排出しない再生可能燃料に変える。

 同工場では、ロンドン-サンノゼ線とニューオリンズ線に投入するブリティッシュ・エアのボーイング787型機が1年間に必要とするジェット燃料を製造できるという。この燃料は従来の化石燃料と比べて60%の温室効果ガスの排出削減を実現し、年間6万トンの二酸化炭素削減につながるとしている。

 ブリティッシュ・エアでは、温室効果ガスの正味排出量を2050年までに50%削減させることを目標にしている。


ボーイング幹部、日本からの部品調達拡大を示唆
9/26(火) 15:07配信 ニュースイッチ

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米ボーイングのエバレット工場(ボーイング提供)

中・大型機増産で
 米ボーイングの民間航空機調達部門幹部らが、名古屋市内で日刊工業新聞社などの取材に応じ、中・大型機「787」の増産や次期大型旅客機「777X」の生産開始により、日本からの調達金額が現在の年間50億ドル(約5600億円)から拡大するとの見通しを示した。今後、日本のサプライヤーからの装備品システムや内装品の調達増加を検討するなど、日本との関係強化にも意欲を見せた。

 ボーイングは787について月産機数を現在の12機から2019年に14機に増やす計画を示しており、計画通りに増産すると先週明言した。777Xは20年の初号機納入に向け、今後生産が本格化する。

 ベス・アンダーソン民間航空機部門サプライヤーマネジメントバイスプレジデントは「777Xは(サプライヤー選定の)検討の余地が残っており、一部の箇所でサプライヤーを探している」と説明。ブレット・ゲリーボーイングジャパン社長は「具体額は言えないが、787の増産や777Xの生産開始で日本からの調達額は大きく拡大する」と述べた。

 一方で、ボーイングの受注残の約7割を占める次世代小型旅客機「737MAX」では日本企業の参画が少ない。アンダーソンバイスプレジデントは「737とエンジン以外は基本同じ機体なので、すぐに新しいサプライヤーをという訳ではない」とした。


カタール航空、747-8F貨物機2機発注 777-300ERも4機
9/26(火) 12:17配信 Aviation Wire

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747-8Fのデリバリー式典に出席するカタール航空のアクバ・アル・バクルCEO(中央)とボーイングのデニス・マレンバーグ会長、社長兼CEO(右)、レイ・コナー副会長(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間9月25日、カタール航空(QTR/QR)が747-8F貨物機を2機と777-300ER型機を4機発注したと発表した。これまでボーイングの受注リストでは匿名顧客からの発注となっていたもので、カタログ価格で総額21億6000万ドル(約2410億円)にのぼる。また、747-8Fの初号機を受領した。

 ボーイングの受注リストによると、8月末時点でカタール航空は777-300ERを44機発注しており、34機を受領済み。747-8Fは今回が初の発注となった。カタールが保有しているボーイングの新造貨物機は777Fで、16機を発注し12機を受領している。

 また、カタールは777の後継機「777X」のローンチカスタマーの1社で、60機発注済み。中東の航空会社では最初に787を就航させ、737 MAXも20機発注している。

 747-8は航空貨物の需要低迷などにより受注が振るわず、8月末時点の受注は貨物機の747-8Fが88機、旅客機の747-8が47機。このうち、747-8Fは71機が引き渡し済みで、747-8は44機納入している。


<オランダ航空機>パネル落下点、飛行ルートから3キロずれ
9/26(火) 7:45配信 毎日新聞

 飛行中のKLMオランダ航空機から胴体パネル(重さ約4.3キロ)が落下し、大阪市中心部を走行中の車に当たった事故で、飛行ルートと落下現場が水平距離で3キロ以上離れていたことが25日分かった。捜査関係者によると、風を受けながら落ちてきた可能性があり、国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査官は同日、航空会社関係者への聞き取りを開始。今後は整備状況を確認し、パネルが落下した原因や経緯を調べる。

 国交省や大阪府警によると、KLMオランダ航空868便が関西国際空港を離陸した約20分後の23日午前11時ごろ、複合素材のパネル(縦横約1メートル、厚さ約3ミリ)が同市北区西天満3の国道1号に落下した。けが人はなかった。

 同便の大阪市付近での飛行ルートは此花区や淀川区などの上空で、当時、同市付近では西南西の風が吹いていた。【池田一生、井川加菜美】


KLM機からパネル落下 聞き取り調査
9/25(月) 16:07配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

飛行中の旅客機からパネルが外れ、大阪市内を走る車に落下した事故で、国の運輸安全委員会は、関係者の聞き取り調査を始めた。運輸安全委員会では近く、オランダに出向いて調査することも検討している。
25日午前11時ごろ、国の運輸安全委員会の航空事故調査官2人が、関西空港にあるKLMオランダ航空の事務所に、聞き取り調査に入った。
23日午前11時ごろ、関西空港を離陸したKLMオランダ航空の機体からパネルが落下し、大阪市内の国道を走っていた車に直撃、屋根などを破損した。
落下したのは、重さ4kg余りの主翼の付け根付近の胴体パネルで、車に乗っていた人に、けがはなかった。
KLMオランダ航空は、「この事故を遺憾に考え、速やかに原因の究明に着手しました」とコメントしている。
運輸安全委員会は、整備や運行の状況などを確認して、事故原因を調べる方針。


<旅客機部品落下>「関空発で市街地落下は聞いたことない」
9/24(日) 20:39配信 毎日新聞

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飛行機から落下した部品が当たり、後部座席の窓ガラスが破損した車両=大阪市北区で2017年9月24日午後3時45分、池田一生撮影(画像の一部を加工しています)

 ◇過去にも相次ぐ空港敷地外に部品が落下する事例

 飛行中の民間航空機から、空港敷地外に部品が落下する事例は過去にも相次いでいる。関西国際空港を23日午前に離陸したアムステルダム行きのKLMオランダ航空868便の部品の一部が大阪市の中心部に落下し、走行中の乗用車に当たったと国土交通省大阪航空局から24日、発表があった。上空から、エンジントラブルで破損した部品とみられる金属片が落下し、地上の子どもらがけがをしたり、氷の塊が民家に当たったりしたこともある。

 千葉県成田市内では2015年12月、航空機から落下したとみられる部品が見つかったという報告が国土交通省に相次いだ。市内の山林で金属製部品(重さ約300グラム)、成田空港近くの水田では主翼部品に取り付けるゴム製カバー(同約500グラム)が見つかり、市は同省などに再発防止を申し入れた。13年7月には同空港に隣接する畑で、重さ約1.8キロの長円形の金属が見つかり、航空機から落ちた部品と判明した。

 05年8月には、福岡空港を離陸直後の航空機のエンジンから出火、エンジン内で破損した部品とみられる多数の金属片が地上に降り注いだ。サッカーをしていた小中学生に当たったり、会社員が触ったりして2人が軽傷を負った。15年1月には、航空機に付着していたとみられる氷塊が千葉県内の民家に落下、屋根瓦が割れる被害も出た。

 同省関西空港事務所の担当者は、関西国際空港周辺の航空機からの部品落下について「関空発の航空機は海上を飛行することが多い。市街地への落下はこれまで聞いたことがない」と話した。【藤河匠】

 ◇民間航空機からの部品落下とみられる主な事例

2005年 8月 福岡空港を離陸直後の航空機のエンジンから出火して金属片が多数落下。サッカーをしていた小中学生に当たるなどして2人が軽傷

  13年 7月 成田空港に隣接する畑で重さ約1.8キロの長円形の金属が見つかり、航空機部品と判明

  15年 1月 航空機に付着していたとみられる氷塊が千葉県内の民家に落下し、屋根瓦が割れる。けが人はなし

     12月 千葉県成田市内の山林や水田に、金属製部品の一部(重さ約300グラム)などの落下が判明


<旅客機部品落下>「ぞっとする」「あわや大惨事」驚きの声
9/24(日) 20:32配信 毎日新聞

 ◇重さ4キロ以上ものパネル、大阪市中心部に落下

 「まさか飛行機の部品とは」。関西国際空港を離陸したアムステルダム行きのKLMオランダ航空868便から重さ4キロ以上ものパネルが23日に大阪市中心部に落下した。現場はJR大阪駅の南東約1.2キロの、オフィスビルやマンションが建ち並ぶ地域。休日を楽しむ家族連れらの姿もある時間帯だった。すぐ近くには小学校もあり、目撃者や近所の住民らは「あわや大惨事」の出来事に肩を震わせ、怒りの言葉を口にした。

 運送会社の配達員の男性(49)は、落下地点のすぐそばの歩道で荷物を配達中、「ボーン」という大きな音を聞いた。目の前に停車中の車の上で大きな物がはねて、路上に落ちたのが見えたという。直後に助手席の女性が驚いた様子で周囲を見回していたといい、男性は「人に直撃したら死者が出たかもしれない」と話した。

 大阪府警や国土交通省の調べでKLMオランダ航空の機体の部品と分かって発表されたのは24日になってからだった。近くで会社を経営する石川治さん(80)=東大阪市=は23日午前11時ごろ、喫茶店帰りに現場付近を通りかかり、警察官が鉄板のような物を持ち上げる様子を目撃した。最初は「看板か何かかな」と思ったといい、「まさか飛行機からとは。本当に恐ろしい」と驚いていた。

 男性会社員(43)の小学1年の長女は、現場からすぐそばの大阪市立西天満小に通っている。よく通る場所で「子どもと一緒に歩道を歩いていた時に落ちていたらと思うとぞっとする。飛行機の整備は一体どうなっているのか」と憤った。

 KLMオランダ航空はホームページで「事故については残念に思う。日本の航空当局やボーイング社と緊密に連絡を取り、原因究明の調査を始めた」とコメントを発表した。【加藤佑輔、藤河匠】


<米軍>「今世紀、最も北に」B1爆撃機、北朝鮮東方沖飛行
9/24(日) 19:32配信 毎日新聞

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米領グアムのアンダーセン空軍基地で離陸の準備をするB1戦略爆撃機=2017年9月23日、米太平洋軍提供

 ◇米国防総省報道官「あらゆる軍事力を使う用意できている」

 【ワシントン会川晴之】米国防総省のホワイト報道官は23日、米領グアムに配備されているB1戦略爆撃機が北朝鮮東方沖の国際空域を飛行したと発表した。発表は、南北の休戦ラインである非武装地帯から「今世紀では最も北の空域を飛行した」としており、「米国本土と同盟国を防衛するため、あらゆる軍事力を使う用意ができている」と北朝鮮を強くけん制した。

 核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮に対し、米国は軍事的圧力を高めている。横須賀を母港とする原子力空母「ロナルド・レーガン」が現在、沖縄周辺海域などで海上自衛隊と共同訓練を実施中。10月には朝鮮半島周辺に展開し、韓国海軍と訓練を実施する予定だ。


<大阪上空・飛行機>部品落下、走行中の車に けが人なし
9/24(日) 18:43配信 毎日新聞

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部品が飛行中に落下したKLMオランダ航空のボーイング777-200と同型機=福岡空港で2013年4月4日午前7時57分、三村政司撮影

 ◇関空離陸したKLMオランダ航空のB777-200型

 国土交通省大阪航空局は24日、関西国際空港を23日午前に離陸したアムステルダム行きのKLMオランダ航空868便の部品の一部が大阪市の中心部に落下し、同11時ごろに走行中の乗用車に当たったと発表した。けが人はなかった。同省は重大インシデントと認定。同省運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣し、事故原因の調査を始めた。

 航空局などによると、同便は23日午前10時40分に関空を離陸したボーイング777-200型で、乗客乗員計321人。約4000メートルとみられる大阪市上空を飛行中に、右主翼付け根上方の胴体パネル(縦横約1メートル、厚さ約3ミリ、重さ約4.3キロ)が同市北区西天満3の国道1号に落下。道路に跳ね返って走行中の乗用車に当たり、車の屋根や後部の窓ガラスが破損した。運転していた東京都日野市の女性(51)ら2人にけがはなかった。

 同便は約11時間後にオランダに到着し、着陸後に、非金属で複合素材のパネルの落下を確認した。飛行中に異常を示す表示は出なかったという。

 国交省は航空法施行規則で定める「航空機から脱落した部品が人と衝突した事態」に準ずる事故として「重大インシデント」に認定した。【遠藤浩二、池田一生】


「何事かと…」「ぞっとする」「一歩間違えたら大惨事」-大阪市中心部に飛行機部品落下
9/24(日) 15:30配信 産経新聞

 大阪市中心部に23日、飛行中の航空機から部品が落下し、国道を走行中の乗用車に直撃した事故。車の運転手や通行人らにけが人はいなかったが、大惨事になりかねず、事故現場近辺の人らからは「まさか飛行機の部品が落ちるとは…」などと驚きの声があがっていた。

 事故が起きたのは23日午前10時40分に関西国際空港発アムステルダム行きKLMオランダ航空868便が離陸した直後のことだった。右主翼の付け根付近の胴体パネルの一部(縦0・6メートル、横1メートル、厚さ4ミリ)が落下。乗用車を直撃し、屋根や後部座席の窓ガラスが損傷した。運転していた病院職員の女性(51)=東京都日野市=にけがはなかったという。

 現場近くのコンビニエンスストアで、落下した時間帯に勤務していたという女性(49)は「落下した音などは聞こえなかったが、警察などが店を訪ねてきたので何事かと思った。鉄板が落下したというのは聞いたが、まさか飛行機の部品とは…」と驚いた様子。「想像しただけでぞっとする話。けが人がいなくて良かった」と話していた。

 事故直後の時間帯にあたる23日午後11時ごろ、現場近くを通りかかったという大阪府東大阪市の会社経営の男性(80)は「道路の中央分離帯に鉄板が立てかけられていた。警察が調べていたので誰かが捨てたものかと思ったが、飛行機から落下した部品とは想像もつかなかった」と事故後の現場の様子について語った。

 男性によると、現場周辺には、人だかりなどもできておらず、周囲にいた人たちも飛行機からの落下物とは気づいていなかったようだったという。

 男性は「飛行機の部品だとしたらとんでもないこと。一歩間違えたら大惨事で恐ろしい」と興奮気味に話していた。


旅客機の部品落下、車直撃=大阪市中心部、負傷者なし―重さ4キロ・KLM航空
9/24(日) 13:04配信 時事通信

 国土交通省大阪航空局は24日、関西国際空港を23日に離陸したKLMオランダ航空868便が重さ約4キロの部品を落下させたと発表した。

 大阪府警によると、部品は大阪市内中心部を走行中の車の屋根を直撃したが、運転していた病院職員の女性(51)=東京都日野市=と同乗者1人にけがはなかった。運輸安全委員会は重大インシデントとして原因を調査するために、大阪に航空事故調査官2人を派遣し、落下物を確認するなどした。

 大阪航空局と府警によると、23日午前10時40分に離陸したアムステルダム行きのKLMオランダ航空のB777―200型機が上昇中、右主翼付け根付近の金属製パネル(長さと幅は最大で約1メートル、厚さ4ミリ、重さ4.3キロ)を落下させた。当時の高度は3000メートル以上とみられる。

 同機はそのまま目的地まで飛行した。乗客乗員約320人にけがはなかった。

 パネルは23日午前11時ごろ、大阪市北区西天満の国道で、普通乗用車に当たった。車は屋根がくぼんだほか、後部座席の窓ガラスが破損した。運転していた女性は「看板が落下してきた」と110番していた。現場は大阪市内中心部で、大阪・梅田の繁華街にも近い。


飛行中の航空機の部品が落下、大阪市中心部を走行中の車に直撃
9/24(日) 12:28配信 産経新聞

 国土交通省大阪航空局関西空港事務所は24日、関西国際空港発アムステルダム行きKLMオランダ航空868便が、23日に大阪市内を飛行中に部品(4・3キロ)を落下させたと発表した。大阪府警天満署によると、部品は同市北区西天満の国道1号を走行中の乗用車の天井を直撃したが、けが人はいなかった。

 同事務所などによると、同機は同日午前10時40分に離陸した直後、右主翼の付け根付近の胴体パネルの一部(縦横1メートル×0・6メートル、厚さ4ミリ)が落下。乗用車を直撃し、屋根や後部座席の窓ガラスが損傷した。運転していた病院職員の女性(51)=東京都日野市=にけがはなかった。


<オランダ航空機>パネル落下、車に衝突 関空離陸後
9/24(日) 12:18配信 毎日新聞

 国土交通省大阪航空局は24日、関西国際空港を23日午前に離陸したアムステルダム行きのKLMオランダ航空868便(ボーイング777、乗客乗員計321人)の部品の一部が大阪市内に落下し、走行中の乗用車に当たったと発表した。けが人はなかった。同省は重大インシデントと認定。同省運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣し、事故原因を調査する。

 航空局などによると、同便は23日午前10時40分に関空を離陸。約20分後の午前11時ごろ、大阪市上空を飛行中、右主翼後縁付け根上方の胴体整流板のパネル(約1メートル×約60センチ、重さ約4.3キロ)が落下した。

 パネルは、同市北区西天満3の路上を走っていた車の屋根に当たり、車の屋根がへこみ、後部座席の窓ガラス1枚が破損した。運転していた東京都日野市の病院職員の女性(51)にけがはなかった。同便はそのまま飛行を続け、約11時間後に予定通りアムステルダムに到着した。

 国交省は航空法施行規則で定める「航空機から脱落した部品が人と衝突した事態」に準ずる事故として「重大インシデント」に認定した。【遠藤浩二】


米のB1爆撃機、北朝鮮東方沖を飛行 “太平洋上の水爆実験”牽制
9/24(日) 11:12配信 産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省は23日、グアムのアンダーセン空軍基地に配備されているB1B「ランサー」超音速爆撃機2機が、沖縄に配備されている米空軍のF15C戦闘機に護衛されて北朝鮮東方沖の国際空域を飛行したと発表した。

 発表によると今回の飛行は、今世紀に入ってから南北の軍事境界線を越えて最も北方まで進入。同省は声明で「北朝鮮の無謀な行動を(米軍として)いかに深刻視しているかを明確に示すものだ」と強調し、「太平洋上での水爆実験」などに言及した北朝鮮の金正恩体制を強く牽制した。

 国防総省のホワイト報道官は「北朝鮮の(核・弾道ミサイル)開発計画はアジア太平洋地域と国際社会全体に対する重大な脅威だ」と指摘。今回の飛行については「米大統領は(北朝鮮からの)いかなる脅威も打ち砕くことができる多数の軍事的選択肢を持ち合わせていることを明確に伝えるものだ」とし、「米本土と同盟国を守るため、あらゆる軍事力を行使する用意ができている」と表明した。


北朝鮮東方を飛行=米B1爆撃機
時事通信 9/24(日) 10:32配信

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米国防総省のホワイト報道官は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方の国際空域を飛行したと発表した。写真は米空軍のB1爆撃機=8月31日撮影


宇宙ロケットなぜ空中発射? 専用の巨大飛行機を用意してまで実現する理由とは
9/24(日) 7:10配信 乗りものニュース

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空中発射ロケットの母機となる航空機「ストラトローンチ」(画像:ストラトローンチ・システムズ)。

世界最大の翼幅を持つ巨大航空機、その役割は…?
 マイクロソフトの共同創業者として知られる実業家のポール・アレン氏が創設した、アメリカの宇宙ベンチャー企業ストラトローンチ・システムズが2017年5月末、長さ117mと世界最大の翼幅をもつ持つ航空機「ストラトローンチ」を公開しました。

【写真】爆撃機B-52もかつては母機に

 これは、機体に宇宙ロケットを搭載し空中で発射するための母機で、機体は双胴でボーイング747用のエンジンPW4056を6発搭載し、全長は約72mにもなります。

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世界最長の長さ117mの翼幅を持つ。

 翼幅117mという長さは、大型旅客機のエアバスA380が79.8m、大型輸送機のAn-225 「ムリヤ」が88.4mですので、「ストラトローンチ」の翼が他の大型機と比べてもいかに大きいかがわかります。

 また、機体の開発コストを抑えるために、ユナイテッド航空から中古で購入した2機のB747-400からエンジンをはじめ多くのパーツを流用しています。

 前述のように、「ストラトローンチ」の用途は空中からロケットを発射するための母機です。これほど大きな母機を用意して、わざわざ空中からロケットを発射するのには、どのような理由があるのでしょうか。

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開発計画が中止となった空中発射弾道ミサイル「スカイボルト」(画像:アメリカ空軍)。

空中発射ロケットのメリットとは?
 空中発射ロケットは母機が空中でロケットを発射するため、母機が離着陸する滑走路さえあれば発射が可能です。地上から発射する通常のロケットに比べ、発射場などの地上設備が不要で、コスト面で優位性があると言われています。

 また、地上からロケットを打ち上げる場合は気象条件が重要となりますが、天候が安定している成層圏からの発射は母機が離陸さえできれば可能となるため、地上の天候に左右されなくなります。そして、高高度では大気の密度や気圧が低くなるため、同出力のエンジンでも地上発射と比べてより重い機体を発射することが可能となります。

 ロケットの空中発射は、第二次世界大戦中にドイツで開発されたHs293のような航空機から発射するロケット噴射のミサイルにルーツがあると言えます。米ソ冷戦時代には、地上の弾道ミサイル発射基地が攻撃された場合の反撃措置の一環として、空中発射弾道ミサイルの研究開発が進みます。しかし、その後ミサイル発射基地の防御能力が向上したことや、航空機では地上基地や艦船に比べて必然的に搭載量が少なくなるため、研究開発は中止となりました。

 空中発射弾道ミサイルの研究は中止となりましたが、その技術を活かして空中発射ロケットの研究が進みます。

 アメリカ海軍の開発したロケット「パイロット2」はすべて打ち上げに失敗しましたが、アメリカのOSC(オービタル・サイエンシズ)社が開発した空中発射ロケット「ペガサス」は打ち上げ総数42回のうち37回で成功し、人工衛星打ち上げ用ロケットとして実用化されました。

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「ペガサス」を搭載した母機「スターゲイザー」。ベースはロッキード(現ロッキード・マーチン)L-1011「トライスター」(画像:NASA)。

立ちはだかるコストの問題、巨大化で解決?
 打ち上げコストが安くなると期待された空中発射ロケット「ペガサス」ですが、発射回数に関わらず母機の維持費は固定のため打ち上げ回数が増えないと、1回あたりの発射コストが高くなるというデメリットがありました。そして「ペガサス」は当初OCSが予想した受注数に至らなかっため、結果高コストとなり、さらに同社の弾道ミサイルを流用したより積載量の多い「ミノタウロスI」よりも高価になったため、その受注は減少したと言われています。

「ストラトローンチ」が発射するロケットは、当初アメリカの宇宙ベンチャー企業スペースX社のロケットを使用する予定でしたが、同社のロケットでは長期的なビジネスモデルに合致しないとの理由で、契約が破談となりました。そして、今後は「ペガサス」を保有するOCSがロケットの開発を進めると発表しました。

「ペガサス」の低軌道への投入能力は、最新型の「ペガサスXL」で440kg。新たに開発する「ストラトローンチ」用ロケットは4500kgと、「ペガサス」の10倍以上の投入能力になっています。

 同ロケットは、2019年には初打ち上げを行う予定ですが、「ペガサス」では実現できなかった空中発射による低コスト化を、ロケットを巨大化する事でどこまで実現可能なのか、注目されるところです。

石津祐介(ライター/写真家)


北朝鮮東方を飛行=米B1爆撃機―境界線越え、反発確実
9/24(日) 5:11配信 時事通信

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米国防総省のホワイト報道官は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方の国際空域を飛行したと発表した。写真は米空軍のB1爆撃機=8月31日撮影

 【ワシントン時事】米国防総省のホワイト報道官は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方の国際空域を飛行したと発表した。

 声明によれば、北朝鮮と韓国の軍事境界線を越え「今世紀で最も北まで飛行した」と説明した。報道官は「北朝鮮による見境のない行為を重大に受け止めていることを明確に示した」と強調。この示威行動に北朝鮮が猛反発するのは確実だ。

 声明によると、沖縄を拠点とするF15戦闘機がグアムから飛来した複数のB1爆撃機を護衛した。

 報道官は、北朝鮮の核・ミサイル開発について「アジア太平洋地域における深刻な脅威だ」と強調。「米国がいかなる脅威も打破する軍事的選択肢を持っているという明確なメッセージと決意を示すための任務だった」と説明した。

 米軍の声明は、北朝鮮の李容浩外相が国連総会で一般討論演説を行う直前に発表された。トランプ大統領が19日の国連演説で北朝鮮の「完全破壊」を警告して以降、米朝間の威嚇の応酬は激しさを増している。北朝鮮が今回の米軍の行動を受け、弾道ミサイル発射などの対抗措置を取る可能性もある。


スバル関連会社、「777X」対応の工場が動き出す
9/23(土) 19:54配信 ニュースイッチ

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エーシーエム栃木の新工場(第2生産棟)

エーシーエム栃木、7メートル程度の大型のワークも
 エーシーエム栃木(栃木県さくら市、村田雄郎社長)は、同社塩谷工場内に増設した新工場「第2生産棟」を、10月中にも本格稼働させる。当面、航空機向けの主翼と胴体接続部のフェアリング外板を製造する。1階建てで延べ床面積は約1000平方メートル、総投資額は3億円程度。米ボーイングの大型旅客機「777X」など新機種の製造に適した環境を整備するため、新設に踏み切った。

 新工場は、新たにトリム用の5軸マシニングセンター(MC)などを導入し、7メートル程度の大型のワーク(加工対象物)や曲面がある部品の加工にも対応する。これまで従業員が手作業で行っていたトリムを機械化することで加工時間の短縮と省人化につなげる。そのほか、非破壊検査用ロボットを導入し、曲面などがある複雑形状の複合材部品の検査にも対応する。

 工場建屋は今後の部品需要の伸びを想定し、工夫が施されている。部品点数が増えると塗装工程のスペースを増やす必要があるため、塗装前処理の工程で使う集塵装置は移動できるように設置方法を工夫した。そのほか、隣接するエーシーエム栃木敷地への工場拡張も視野に入れ、建屋の一部の壁は簡単に取り壊せるように設計した。

 同社は、村田発條(宇都宮市、高橋純夫社長)とSUBARU(スバル)の共同出資会社で、先端複合材を使って航空機部品や自動車部品などの製造を手がけている。


カンタス航空の787-9初号機、ロールアウト 10月受領へ
9/22(金) 19:05配信 Aviation Wire

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ロールアウトしたカンタス航空の787-9初号機=17年9月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 カンタス航空(QFA/QF)の同社向け初号機となるボーイング787-9型機(登録番号VH-ZNA)が現地時間9月20日、米ワシントン州シアトルにあるボーイングのエバレット工場でロールアウトした。10月中旬に受領し、長距離国際線に投入する。

【カンタス航空の787-9】

 座席数は3クラス236席で、ビジネス42席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー166席。8機を導入し、747-400を置き換える。8機のうち、最初の4機を2018年度(17年7月1日から18年6月30日)、残り4機を2019年度に受領する見通し。

 カンタス航空は、2018年3月に開設するパース-ロンドン線に787-9を投入。運航距離は1万4498キロメートル、所要時間は17時間で、西オーストラリアから初めての欧州直行便となる。


トルコ航空:ボーイング787を40機購入へ-110億ドル相当
9/22(金) 18:10配信 Bloomberg

トルコ航空は、 ボーイングの787(ドリームライナー)を40機購入すると表明した。昨年、ハブとするイスタンブールの空港でテロ事件が発生したが、業況は回復しつつある様子だ。

購入するのは787-9型機で、大型契約に適用される割引を除くベースで金額は約110億ドル(約1兆2310億円)に上る。両社が21日のニューヨークでの調印式で明らかにした。トルコ航空は事業拡大を視野に、数年にわたり市場調査を行い、ワイドボディー機購入の交渉を進めていた。

中東の競合企業と競争を繰り広げているトルコ航空は域内の成長が鈍る中、ドリームライナー購入で長距離機を更新することが可能となる。

原題:Boeing Lands $11 Billion 787 Deal From Resurgent Turkish Air (2)(抜粋)


トルコ航空、787-9を40機導入へ
9/22(金) 15:51配信 Aviation Wire

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ターキッシュエアラインズの787-9(イメージ、ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間9月21日、ターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)が787-9型機を40機発注する意向を示したと発表した。

 ターキッシュエアラインズが787を導入するのは初めて。

 同社が保有するボーイング機は777-300ERと737-700、737-800、737-900ERで、このほか、貨物型の747-400Fも導入している。


JAL、B787-8型機を国内線に導入、伊丹発着を中心に2019年から
9/22(金) 12:41配信 トラベルボイス

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JALがB787-8型機を国内線に初導入(提供:JAL)

日本航空(JAL)は、2019年より国内線仕様のボーイング787-8型機を4機導入する。

羽田/伊丹を中心に、伊丹発着路線に導入。同機材が低騒音で運航可能なメリットを活かし、空港近辺の騒音低減につなげる考えだ。

現在JALは国際線機材としてB787-8型機を25機導入、B787-9型機を9機導入(計20機発注)している。JALが787-8型機を国内線に導入するのは初めて。


JAL、国内線仕様ボーイング787-8導入 2019年から4機 低騒音生かし伊丹中心で運航
9/21(木) 17:27配信 乗りものニュース

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国内線機材としてJALに初導入される、ボーイング787-8型機(画像:JAL)。

JAL国内線では初の導入
 日本航空(JAL)は2017年9月21日(木)、国内線仕様ボーイング787-8型機を4機導入すると発表しました。

 導入は2019年から。JALはこれまで、国際線機材としてボーイング787-8型機を25機、ボーイング787-9型機を9機導入してきました。LED照明や電子シェードなど、機内設備も先進的であり、利用者に好評といいます。JALが国内線機材としてのボーイング787-8型機を導入するのは今回が初。国内線仕様ボーイング787-8型機の詳細は、次のとおりです。

・全長:56.7m
・全幅:60.1m
・全高:16.9m
・装備エンジン:GE社製 GEnx-1B
・巡航速度:916km/h
・航続距離:1万4800km

 ボーイング787-8型機は、低騒音で運航できる機材であるのが大きな利点とのこと。JALは「この利点を最大限活用すべく、東京(羽田)~大阪(伊丹)線を中心とした大阪国際空港(伊丹)発着路線へ導入を行い、空港周辺における騒音低減に努めてまいります」としています。


JAL、国内線に787初導入 19年から羽田-伊丹、4機追加発注
9/21(木) 12:40配信 Aviation Wire

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国内線に787-8を導入するJAL=16年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月21日、国内線用機材としてボーイング787-8型機を導入すると発表した。新造機を4機追加導入し、2019年下期をめどに羽田-伊丹線など伊丹発着路線を中心に投入する。JALが国内線に787を就航させるのは初めて。

 JALはこれまでに国際線用機材として787-8を25機、787-9を20機の計45機を発注済み。このうち787-8は25号機(登録番号JA845J)を2016年6月30日に受領して完納となり、787-9は9機が受領済みとなっている。

 787初となる国内線仕様機の座席数は未定で、300席程度になる見通し。低騒音である点を生かし、伊丹発着路線を中心に投入する。経年機となった767-300ERや777-200といった中大型機の若返りを進める。

 4機の発注額はカタログ価格で総額9億ドル(約1011億6900万円)超で、ボーイングの受注リストでは匿名顧客からの発注となっていた機体となる。エンジンは国際線仕様機と同じ米GE製GEnx-1Bを選定した。

 787は、機内設備にLED照明や電子シェードなどを採用しており、客室が乾燥しにくいといった特徴がある。また、JALは国内線でスマートフォンなどWi-Fi機器による機内インターネット接続サービスを無料提供しており、新幹線を含めた競争が激しい羽田-伊丹線に新機材を投入することで、顧客満足度を高める狙いがある。

 一方、競合の全日本空輸(ANA/NH)は、9月12日に国内線に就航させたエアバスA321neoでは、普通席にも電源コンセントや充電用USB端子を設置。JALが787の国内線仕様機に、こうした設備を採用するかに注目が集まる。

 JALは2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、2019年からエアバスA350-900型機を国内線に投入する計画。今回の787の国内線仕様機と合わせて、新造機で他社との差別化を進める。


JAL、国内線仕様の「ボーイング787-8」導入へ 羽田ー伊丹線中心に4機を2019年から
9/21(木) 12:28配信 sorae.jp

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JAL、国内線仕様の「ボーイング787-8」導入へ 羽田ー伊丹線中心に4機を2019年から

JAL(日本航空)は2017年9月21日、国内線仕様の「ボーイング787-8型機」を導入すると発表しました。導入機数は4機で、時期は2019年からとなります。
 
JALは現在国際線にボーイング787-8を25機、ボーイング787-9を9機導入しています。新型のボーイング787シリーズはLED照明や電子シェードなどの機内設備が充実しているだけでなく、低騒音だというメリットも。国内線向けの機材としてもぴったりです。
 
今後、JALのボーイング787-8は東京(羽田)ー大阪(伊丹)線を中心に大阪国際空港(伊丹)発着路線への導入が予定されています。近い将来は国内の出張でも、JALのボーイング787-8を利用する機会がありそうですね。


米戦闘機 訓練で空中戦用ミサイルの実弾を装填
9/20(水) 10:30配信 ホウドウキョク

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(画像:ホウドウキョク)

アメリカ空軍のB-1B爆撃機と海兵隊のF-35Bステルス戦闘機が18日、日韓と共同訓練を行った。
最初は九州周辺の空域で行われたという日米の訓練…B-1B爆撃機2機を先頭に、手前に航空自衛隊F-2戦闘機4機、奥に岩国基地に配備されているアメリカ海兵隊のF-35Bステルス戦闘機4機が編隊を組んだ。
さらに韓国の演習場上空ではB-1B爆撃機、韓国空軍のF-15K戦闘攻撃機、それにアメリカ海兵隊のF-35Bステルス戦闘機が爆弾を投下、その後B -1BとF-35Bは軍事境界線まで北上したとのことだ。

韓国空軍・アメリカ空軍が公表した画像を分析

韓国空軍発表の映像・画像を分析した航空軍事評論家の石川潤一氏によると、B-1Bが投下したのはMK.84(マークはちじゅうよん)という重量900kgもある爆弾の実弾で、その破壊力は地面に直径10m以上、深さ3m以上の穴をあける威力。

韓国軍のF-15Kも重量220kgあまりのMK.82爆弾の爆発しない模擬弾を投下、米海兵隊のF-35B はGBU-32というGPS誘導爆弾の同じく爆発しない訓練弾を投下したとのことだ。

B-1B爆撃機以外の機が爆発しない訓練弾を使ったのは、爆発しないことで、むしろ命中精度を試したと推測する。

さてここで対北朝鮮の安全保障情勢がいかに緊張度を増しているのかをものがたる画像を紹介したい。
これはアメリカ空軍が公表した18日の共同訓練に向かう岩国でのF-35Bの画像だ。【上記リンク参照】

石川潤一氏はF-35Bが空対空ミサイルAMRAAM(アムラーム)を積み、そしてさらにAMRAAMには黄色い輪がペイントされていることを確認している。

石川氏によると、こちらは訓練用ではなく実戦用の実弾だとのことだ。
空対空ミサイルは戦闘機対戦闘機の空中戦に使用されるもの・・・今回の訓練では最後にアメリカ空軍のB-1BをF-35Bが護衛する形で軍事境界線付近まで北上しているので、どこかの戦闘機がやってくるような万が一の事態に備えていたのかもしれない。

一方、韓国の宋永武(ソンヨンム)国防相は、韓国へのアメリカの戦術核兵器再配備検討の必要性を表明したが、アメリカのマティス国防長官は韓国側と協議していることを明らかにした。

9月19日(火)配信「日刊安全保障」より


JAL機体の3割は「中国の工場」で整備されていた
9/20(水) 7:00配信 NEWS ポストセブン

 ひとたび事故を起こせば、多数の乗客の命が危険に晒される。それだけに飛行機には日々、入念な点検・整備が行なわれており、とりわけ日本のエアラインは高い安全性で世界的に評価されてきた。だが、JAL機エンジン火災事故を取材する過程で、重大な懸念が浮上した。

〈高い運賃を払って日本の航空会社を利用するのは、“安心”を買っているようなもの〉──こうした評価が成立してきたのは、日本人による丁寧なメンテナンス、いわゆる“日本品質”への信頼があったからだ。

 その信頼に疑問を生じさせているのが、9月5日のJAL機エンジン火災事故である。午前11時過ぎに羽田空港を離陸したニューヨーク行きのJAL6便は、2つある主翼エンジンの1つから突如、出火し、約1時間後に羽田に緊急着陸を余儀なくされた。

 離陸の際、乗客が感じたのは5回の「ガーン」という轟音と何かに乗り上げたような衝撃。エンジン内部では、タービンにある222枚もの羽根が破損していた。国土交通省の担当記者が振り返る。

「国土交通省は翌日、《発動機の破損に準じる事態》として重大インシデントに認定しました。つまりは乗員・乗客248人とともに『墜落の危機にあった』といっているに等しい」

 当該のボーイング777型機に取り付けられていた巨大エンジンは米GE製。国交省は現在、米国の調査機関と連携しながら原因究明を進めている。

 専門家の間でも「エンジンの製造不良」や「整備不良」など様々な可能性が指摘されている。そうしたなかで気がかりとなったのが、「日本の航空会社は中国の下請け企業に整備を任せている」──という情報があったことである。調べを進めると、確かにその通りだった。

◆社内からも不安の声が……

 日本の航空各社は1990年代半ばから、機体に必要な整備や修理を国交省が認定するアジアの工場に委託していた。

 とりわけ日本や米国の航空会社からの需要を取り込んで急速に規模を拡大してきたのが、中国福建省に本社を置く「TAECO社」とシンガポールの「SASCO社」という2社の整備専門会社(MRO企業)だ。そういった中国やシンガポールのMRO企業には、どのような整備が委託されているのか。

 一つはおよそ1年に一度のペースで行なわれる「C整備」と呼ばれる比較的軽微なメンテナンスで、10日ほどかけて配管や配線が正しく接続されているかを点検。可動部分のオイルや備品の交換を実施する。人間でいえば「定期健診」のようなものだ。

 もう一つ、約5年に一度行なう「M整備」は「飛行機の人間ドック」と呼ばれ、点検・整備は広範囲に及ぶ。

 内装だけでなく、ロゴの入った外装のペンキもすべて剥がし、ユニットトイレも分解する。約1か月をかけてシステム系統に異常がないかを確認。必要な修理を行なって、最後は表面の防錆処置や再塗装まで手がけて、機体の安全性能に深く関与する作業である。

 航空各社がMRO企業への委託を推進した2000年代前半、JALでは経営合理化に反対する労働組合が、海外委託整備への不安と懸念を表明。当時、JALでは海外で整備された機体に不具合が頻発していた。その一例が、「日本航空乗員組合」の『乗員速報』(2006年10月8日号)に掲載された「燃料タンク内部でマニュアル発見」という一件だ。

 TAECO社で重整備を受けた貨物機の燃料計が誤作動し、再点検すると燃料タンク内部に「整備マニュアルの紙片が散乱」していた。中国での重整備時に、TAECO社の整備士がマニュアルをうっかり置き忘れていたのである。組合側はその後もTAECO社が整備した機体にトラブルが続いたことを問題視。『乗員速報』では、2007年だけで実に10件ものTAECO社絡みの不具合が発生したことが大きく取り上げられた。

◆“重大事故”は起こしていない

 2007年にはエンジンに燃料を送る管の取り付けミスによる燃料漏れも続発した。フライト後の発見もあれば、出発前点検で燃料漏れが見つかって機材を交換する騒ぎになることもあった。燃料漏れは引火すれば火災に発展する重大なリスクだ。

 他にも非常口のサインの配線が切れていたり、欠陥のある燃料ポンプ部品が取り付けられるなどのトラブルが起きていた。整備ミスを問題視してきた日本航空乗員組合の飯田祐三・副委員長はこう指摘する。

「会社は乗客の安全にかかわる情報は、包み隠さず公開すべきだと考えていますが、機体やエンジンの整備について、どのグレードの整備をどこにどれだけ委ねているかという具体的な情報が、我々にも明らかにされていません」

 海外MRO企業への委託はANAでも同様に行なわれており、やはり整備ミスが発生している。

 2009年にANAで起きたトラブルは、国土交通省から異例の厳重注意が下った。同社保有の3機で、非常用酸素マスクの一部が落下しない状態のまま、2600回も飛行していたことが発覚したのである。

 整備を担当したのはシンガポールのSASCO社。頭上のスペースにマスクを収納する際、チューブが絡まってしまっていたのだ。なおSASCO社は、2005年にJALのジャンボ機を整備した際、左右のエンジンを逆に装着するという信じ難いミスも犯している。

 こうした海外MRO企業による整備が拡大したことと、今回のJAL機エンジン火災に関連はないのか。JAL広報部はこう答えた。

「事故機は全て国内で整備を行なってきた機体です。海外委託が事故につながったということではありません」

 ただし、海外MRO企業への整備委託が3割程度(2016年は約5割)あることは認めた上で、次のように説明する。

「海外への整備委託は、コスト削減に主眼を置くものではありません。保有機の増加により、国内整備工場のキャパシティを超えた部分を、海外の整備工場で実施しています」(同前)

 海外の工場で整備した機体に今もトラブルが続いているのではないか、という問いには、「整備担当者に確認しましたが、記録のボリュームが大きすぎてすぐには回答が難しい。ただこの2~3年でそうしたトラブルが起きたとは聞いておりません」とした。

 一方、ANA広報部は次のように回答した。

「整備の品質について、海外と国内の間に全く差はないものと考えています。海外で整備された航空機を受け取る時は、当社のスペシャリストチームを派遣して受領検査を行なっている。過去のマスクの不具合についても再発防止策を講じており、現在では問題は起きていません」

 TAECO社やSASCO社に足を運んで取材した経験を持つ、航空評論家の青木謙知氏はこうみる。

「アジアのMRO企業の整備技術、能力は日本に比べても遜色ないものと思います。TAECO社については、設立当初からボーイングやJALも出資して人も派遣し、技術レベルを高め、米連邦航空局の認定も受けている」

 海外に整備を任せられる、というのである。

◆国交省は「把握していない」

 さらに本誌は、中国のTAECO社の広報担当者に直接、話を聞いた。

──これまでの整備実績は?

「ANAからは200機以上、JALは100機の請負実績がありますが、ほとんどは機体構造をチェックして給油や装備品の交換をするC整備です」

──JAL機のエンジン火災についてはご存知ですか。

「ちょっとわかりません。ただエンジンについては基本検査だけで、内部の整備はやっていません。テストフライトをしてエンジンに不具合があれば、メーカーに報告して取り替えてもらいます」

──過去にはTAECO社の整備でトラブルが多発した。

「実績を積んだから、今はアジアナンバーワン。大丈夫よ!」

 そう自信を見せた。ただ、JALの現役整備士からは、

「確かに10年前と比べ精度は上がったが、今でも部品の装着忘れなど小さなミスを見つけることはある。工具がひとつなくなったら日本では見つかるまで総動員で探すが、中国側にはそういう意識が薄い」

 という声もあった。気がかりなのは、工場の整備資格を認定している国交省が基本的に「整備は各社が責任を持って行なうもの」というスタンスでいることだ。

「個別の機材の整備履歴を当局が把握する仕組みにはなっていません。したがって、海外の整備に伴うトラブル事例がどれだけあるかといわれても、そのような記録は持ち合わせていないのです」(航空事業安全室)

 そうしたなかで、日本の航空会社の機体は、今日も空を飛んでいる。

※週刊ポスト2017年9月29日号


ユナイテッド航空の747、11月退役 最終便はサンフランシスコ発ホノルル行き
9/19(火) 13:21配信 Aviation Wire

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11月に運航を終了するユナイテッド航空の747-400=17年6月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
 ユナイテッド航空(UAL/UA)は現地時間9月18日、ボーイング747-400型機を11月7日で退役すると発表した。最終便はサンフランシスコ発ホノルル行きとなる。

 同路線は、ユナイテッド航空が1970年7月23日から747の運航を開始した路線で、最終便には顧客や招待客、同社社員などが搭乗。午前11時にサンフランシスコを出発し、午後2時45分にホノルルに到着する。

 747での国際線最終便は、10月29日のソウル(仁川)発サンフランシスコ行きUA892便で、午後4時55分に出発し、午前11時25分に到着する。日本路線ではサンフランシスコ-成田線に、今年6月14日の成田到着分まで投入していた。翌15日からは777-300ERに変更している。

 ボーイングの発注リストによると、ユナイテッド航空は計68機の747を導入。1970年5月18日に747-100を初受領している。747-400は44機受領。2000年5月12日に受領した機体が最も新しい。

 ジャンボの愛称で親しまれた747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみ。

 また海外の航空各社も、日本路線への投入を相次いで終了させている。2016年は、9月3日にKLMオランダ航空(KLM/KL)がアムステルダム-成田線で、10月1日にキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が香港-羽田線での運航を終えている。

 デルタ航空(DAL/DL)は、今年12月までに全機が退役予定で、日本路線は10月30日の成田午後5時50分発のデトロイト行きDL276便が最終便となる見通し。

2017年9月 8日 (金)

777・787・A350等、航空機一般の話題・61

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:飛行機の主翼、端が立っているのはなぜ? 重くなるのに燃費改善のカラクリとは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍機6機、朝鮮半島上空を飛行 韓国軍と合同演習 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:朝鮮半島上空の米韓軍機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍機と訓練する空自のF2 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空母、10月に朝鮮半島沖へ=B1爆撃機、空自と訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米B-1B「ランサー」が核攻撃不可なワケ 話題の戦略爆撃機、封印はロシアが保証? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「797」ってどんな機体? 特集・検討進む757後継機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイドラゴン航空、A321neoを32機導入へ キャセイグループ、確定発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【写真で振り返る】三沢基地航空祭 迫力の曲技飛行 9万人歓喜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ジェットスター・ジャパン、18年前半に23機体制 国内線強化へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三沢航空祭展示の米B1B爆撃機 朝鮮半島上空経由か 「北への警告、威嚇」と専門家 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<F35A>国産部品搭載進まず 米からの移転が難航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国内企業の参画に遅れ=検査院 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バニラエア、下地島でパイロット訓練 10月から、訓練期間の短縮見込む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空の妙技ブルーインパルス 9万人魅了/三沢基地航空祭、最新鋭ステルス戦闘機F35も展示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブルーインパルスのアクロバット華麗 F35、B1Bも注目集める/三沢基地航空祭 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、A321neo国内初就航 電源と個人モニター装備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三沢基地での「B-1B爆撃機」一般公開は北朝鮮への圧力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:各席に個人モニターや電源装備 特集・ANA A321neo初号機(機内編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青森・三沢航空祭>三沢基地に家族連れなど9万人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドリームリフター、スーパーグッピー…異形すぎる飛行機、なぜ生まれた? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:低燃費大型エンジンは直径2メートル 特集・ANA A321neo初号機(外観編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35B戦闘機とB1爆撃機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:展示されたF35B戦闘機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地上展示されたB1戦略爆撃機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:戦略爆撃機やステルス機展示=航空祭で、北朝鮮けん制? ―三沢基地 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三沢基地にB1爆撃機が飛来 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三沢基地に飛来したB1爆撃機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自機と米爆撃機が訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの新旅客機「A321neo」が羽田に到着、全席モニター装備で国内線仕様 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAがA321neo受領、最新鋭機の全貌とは 充実の室内設備に見る「フルサービス」の意味 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、国内線向け新機材「エアバス A321neo」日本到着。9月12日の羽田~熊本線から運航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、A321neo初号機が羽田到着 12日に国内線就航、全席個人モニター完備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同じ機体でパネル2回脱落=中国からの全日空機―成田 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

飛行機の主翼、端が立っているのはなぜ? 重くなるのに燃費改善のカラクリとは
9/19(火) 6:20配信 乗りものニュース

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JALのボーイング767-300ER。主翼端にウィングレットを装着している(画像:reezuan/123RF)。

1500kgも重くなって5%燃費が改善!
 2017年現在、昨今の航空各社の旅客機を見てみると、主翼の先端が垂直方向に立っているものが多く見られます。某漫画・アニメ作品の少女型ロボットが「キーン」と口にしながら走る際のポーズを彷彿とさせます。

【写真】「シャークレット」装着、A321neo

 あの翼端の立った部分は「ウィングレット」と呼ばれるパーツです。JAL(日本航空)のWebマガジンサイト「OnTrip JAL」2013年8月21日掲載記事によると、主翼の先端を立てただけで、燃費が5%も改善するといいます。

 同記事によると、この5%という数字は、たとえばバンクーバーから成田まで10万ポンド(約45トン)の燃料を消費するとして、ウィングレット装着機だと5%ぶんの5000ポンド(約2.25トン)燃料の消費が少ないことになり、ドラム缶に換算すれば約15本分に相当する量であるそうです。もちろん、飛行距離などにより効果の程は変わるため一概には言えませんが(長距離のほうが効果的)、もしすべての飛行機で同様に燃料消費量を削減できるとしたら、その量が膨大なものになることは明らかです。

「ウィングレット」の注目すべき点は、実はあの翼端のパーツ部分だけで左右あわせ1500kgもあり(ボーイング767-300ERの場合)、つまりそれだけ重さが増えたのにも関わらず燃費が向上しているというところです。航空機にしろクルマにしろ、およそ重量は軽ければ軽い方が、基本的に燃費も良くなるということに変わりはありません。にもかかわらず5%の燃費改善です。

 いったいなにが起きているのでしょうか。カギとなるのは「翼端渦」という現象です。

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主翼の下を通る空気は、上に比べ気圧が高い。翼端では緑のラインのように上側へ引っ張られ、これが翼端渦になる(乗りものニュース編集部作成)。

飛行機が避けて通れない翼端渦とは?
「翼端渦」とは、文字通り翼の先端部分の渦のことで、ここで「渦」を巻くのは空気です。

 そもそも飛行機は、主翼の上と下の気圧差で空中に浮くものです。飛行中の飛行機の、主翼の上の気圧は低く、下が高いため、上方へと持ち上げられる力、すなわち揚力が発生し、宙に浮くことができます。

 このとき、翼の付け根から先端手前までは、空気が翼の上と下へきれいに分かれて後方へと流れますが、翼の先端部分では、気圧の高い下側から上に向かって空気が引っ張られ流れてしまいます。翼は前方へと移動しているので、引っ張られる方向は斜め前方になり、こうして主翼の先端で空気の渦が尾を引くことになります。これが「翼端渦」です。

 翼端渦は飛行機の飛行には不要なもので、もちろん渦を作る(=空気を動かす、すなわち空気抵抗が発生する)ぶん、エネルギーが無駄に消費されていることになり、そしてこのエネルギーは、もとをただせば飛行機の燃料ということになります。そのほかの詳細な説明は省きますが、つまりそうした翼端渦をおさえられれば省エネになる、というのが、ウィングレットの発想です。先端を上に向けることで、翼端で空気が主翼の上に回り込みづらくなり、結果翼端渦の発生を低減できるというわけです。

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アメリカ空軍のA-10「サンダーボルトII」攻撃機。主翼の先端が下方に曲がっている(画像:アメリカ空軍)。

長きにわたる翼端渦との戦い
 実は翼端渦については昔から研究されていて、軍用機などにその工夫のあとが見て取れます。

 たとえばアメリカ空軍のA-10攻撃機は、主翼の先端が下方に曲げられています。主翼の下の高圧な空気が上に流れないよう抑え込む、という発想をそのまま具現化したような形です。航空軍事評論家の関 賢太郎さんは「A-10の『ドロップドウイングチップ』は、ウイングレットほどではありませんが、同じように翼端渦流を抑制し誘導抵抗を減少させる効果をもたらします。さらに攻撃機として必要な機敏な操縦性を確保でき、実効翼面積を増やすため短距離離着陸性能を改善可能であるという利点があります」といいます。

「軍用機において旅客機のウイングレットと同じ効果を持たせた機体は少なくありません。たとえばかつての航空自衛隊T-33練習機やF-104戦闘機は翼端に外部燃料タンクを搭載することで翼端渦流を抑制しました。また主翼端に空対空ミサイルを搭載するF-2戦闘機も同様です」(関 賢太郎さん)

 旅客機においては、たとえば前掲のJALの記事には、767型機にウィングレットを装着してもパイロットの操縦感覚に影響しない旨の言及があり、それでいて効果は目に見えて現れるといいます。最新の旅客機でいえば、たとえば2017年9月にANAが受領したA321neoも、大きなウィングレット(エアバスでは「シャークレット」と呼称)がきっちり立っていました。

「当社では、ボーイング737-700型、737-800型、エアバスA321型の全機、およびボーイング767型とエアバスA320型の一部にウィングレットが装着されています」(ANA)

 このほか翼端渦を抑える工夫として、主翼の先端に後退角をつけた、つまり後ろに曲げたようなレイクドウィングチップという形状や、ウィングチップフェンスという翼端を上下に伸ばす形のパーツも採用が広がっています。


米軍機6機、朝鮮半島上空を飛行 韓国軍と合同演習
9/18(月) 20:01配信 AFP=時事

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米韓合同軍事演習中、韓国・ソウルの東方に位置する江原道の演習場で爆弾を投下する米軍のF35Bステルス戦闘機(2017年9月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米軍のステルス戦闘機4機と爆撃機2機が18日、朝鮮半島上空を飛行した。韓国国防省が同日発表した。

【関連写真】編隊飛行する米軍および韓国軍の戦闘機

 韓国軍との合同訓練で米軍が展開したのは、最新鋭のF35Bステルス戦闘機4機とB1B戦略爆撃機2機。韓国側はF15K戦闘機4機が参加した。

 前回に米軍機が朝鮮半島上空を飛行したのは8月31日。今月3日に北朝鮮が実施した6回目にして過去最大規模の核実験、および15日に日本上空を通過した中距離弾道ミサイルの発射実験後、緊張が高まる周辺地域を米軍機が飛行したのは初めて。韓国国防省は「通常の」演習だとし、「北朝鮮の核とミサイルの脅威に対する米韓同盟の抑止力を示す」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News


朝鮮半島上空の米韓軍機
時事通信 9/18(月) 19:29配信

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18日、朝鮮半島上空に展開する米空軍のB1爆撃機(左上2機)とステルス戦闘機F35B(右奥4機)、韓国空軍のF15戦闘機(手前4機)(韓国軍提供)


米軍機と訓練する空自のF2
時事通信 9/18(月) 19:29配信

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18日、九州周辺上空で、米空軍B1爆撃機(右の2機)、米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35B(上の4機)と共同訓練する航空自衛隊F2戦闘機(航空自衛隊提供)


米空母、10月に朝鮮半島沖へ=B1爆撃機、空自と訓練
9/18(月) 12:23配信 時事通信

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18日、九州周辺上空で、米空軍B1爆撃機(右の2機)、米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35B(上の4機)と共同訓練する航空自衛隊F2戦闘機(航空自衛隊提供)

 【ソウル時事】韓国国防省は18日、国会の国防委員会で、北朝鮮の核実験や相次ぐ弾道ミサイル発射に対抗するため、10月に米空母との合同軍事演習を実施すると明らかにした。

 米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」が朝鮮半島沖に展開する見通し。

 一方、米空軍は18日、2機のB1爆撃機と4機の最新鋭ステルス戦闘機F35Bを朝鮮半島上空に展開。韓国軍関係者によると、米韓空軍は韓国東部で爆撃訓練を実施した後、北朝鮮との軍事境界線付近まで北上し、抑止力を顕示した。

 B1とF35Bは同日、九州上空でも航空自衛隊のF2戦闘機4機と合同訓練を行った。

 北朝鮮は10月10日、朝鮮労働党創建72年を迎える。米軍は空母を投入することで、軍事挑発を続ける北朝鮮をけん制する狙いがあるようだ。韓国国防省は「国際社会と共に対北朝鮮制裁と圧力を強化する」と説明した。


米B-1B「ランサー」が核攻撃不可なワケ 話題の戦略爆撃機、封印はロシアが保証?
9/16(土) 17:10配信 乗りものニュース

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8月30日に実施された日米共同訓練の様子。奥からB-1B、F-15J、F-35B(画像:アメリカ空軍)。

米空軍戦略爆撃機B-1B「ランサー」にまつわる大きな誤解
 2017年8月29日(火)、北朝鮮は「火星14」と称する弾道ミサイルの発射実験を実施、また9月3日(日)には水爆とみられる核実験を実施しました。それにともないアメリカ空軍と海兵隊および航空自衛隊は8月30日(水)にB-1B「ランサー」戦略爆撃機とF-35B「ライトニング」戦闘機、F-15J「イーグル」戦闘機による共同訓練を実施、また9月8日(金)には再びB-1BとF-15Jによる訓練が行われ、日米は結束をアピールするとともに北朝鮮に対する圧力を強めています。

【写真】B-1B、運用開始まで12年の紆余曲折

 さらにB-1Bは、9月10日(日)には三沢基地(青森県三沢市)の航空祭で一般公開されるなど、メディアに露出する機会が大幅に増えています。

 そうしたなか、B-1Bは核搭載爆撃機として報道されることが少なくないようですが、実のところこれは正しくありません。なぜならB-1Bは、アメリカ空軍が保有する戦略爆撃機3機種中、唯一核攻撃能力をもたない機種だからです。

B-1Bはなぜ核攻撃能力を封印されたのか
 B-1Bはもともと、高度数十mの超低空を音速に近い速度で侵攻し、核攻撃を行う目的で開発されました。しかしながらアメリカとロシアのあいだで、核弾頭と運搬手段の保有数に制限を設ける「戦略兵器削減条約(START)」が結ばれたことによって事情が変化します。

 2017年現在は、2011(平成23)年3月に結ばれた「新戦略兵器削減条約(New START)」によって、運搬手段は爆撃機+大陸間弾道ミサイル(ICBM)+潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の合計700機以内(非配備含め800機以内)、核弾頭数1550発以内への削減が義務化されています。

 B-1Bは新戦略兵器削減条約における運搬手段に該当する機種でしたが、米露両国はB-1Bから核搭載能力の封印を条件に、条約の制限外と見なすことで合意しています。同じようにロシア側もTu-22M戦略爆撃機は、空中給油装置を排除し航続距離に制約を設けることによって制限外となっています。

 B-1Bの核搭載能力封印は、機体に対して核兵器を物理的に搭載不可能とすること、また核兵器に対して発射信号を伝達することを不可能とする、という2段階の改修によって達成されています。

 具体的には核弾頭を搭載できるAGM-86B ALCM(空中発射型巡航ミサイル)を装備するために必要なパイロン(支持具)を取り付けられないよう、機体側の装着部を溶接によってふさぎ、加えてALCMを発射するために必要な信号を送信するケーブルコネクタが排除されています。

B52h
B-52H「ストラトフォートレス」。初期型の初飛行は1952年(画像:アメリカ空軍)。

そもそも必要性は? B-52Hも半数が非核化
 とはいえB-1Bの爆弾倉内部は通常閉鎖されている箇所ですから、あえて意地悪な見方をすれば、アメリカ側が条約に反し秘密裏に核兵器搭載能力を復活させ隠し通すことも不可能ではないように思えるかもしれません。しかしその恐れはまずありません。

 新戦略兵器削減条約付属議定書第9条において、この懸念に対する透明性確保が明文化されており、ロシア側は年に1度、アメリカ空軍のB-1Bを任意に3機指定し、核の封印が順守されていることを検査、査察する権利を有すことが定められています。アメリカ空軍において現役のB-1Bは60機にすぎませんから、これは透明性を実証するに十分な内容の合意であるといえるでしょう。

 また爆撃機による核攻撃は、大陸間弾道ミサイルや潜水艦発射ミサイルに比べてあまり有効ではない手段となっており、現在アメリカでは3機種の戦略爆撃機のうちのひとつ、B-52H「ストラトフォートレス」から核兵器運用能力の削除が進んでいます。2017年3月1日現在において、B-52H保有数のおよそ半数にあたる41機が非核化されています。したがって、あえてB-1Bの核の封印を破る合理性もないのが実情です。

 核兵器搭載能力を持たないB-1Bは、圧力や友好を示す上で「使いやすい」機種と言えるのではないでしょうか。

関 賢太郎(航空軍事評論家)


「797」ってどんな機体? 特集・検討進む757後継機
9/16(土) 11:14配信 Aviation Wire

 ここ数年、航空業界で何かと話題になるのが、北米の航空会社を中心に需要がある中型機757の後継機だ。次世代小型機737 MAXと、中大型機787の間に位置する「MOM(ミドル・オブ・ザ・マーケット)」の機体で、787に続く「797」が割り当てられるのではないかと臆測を呼んでいる。

【パリ航空ショーで737 MAX 10がローンチ】

 ボーイングによる757の後継機が姿を現さない中、競合のエアバスは、A321neoの最大離陸重量と燃料積載量を増やし、ペイロード(有償搭載量)と航続距離を引き上げた「A321LR」で、757の置き換え需要を取り込み始めている。

◆就航は2025年頃

 6月に開かれたパリ航空ショーで、ボーイングの幹部がこの797に言及した。すでに市場調査はスタートしており、航空会社に対するヒアリングも進んでいる。就航は2025年を念頭に置いており、ビジネスが成立するとなれば、2019年ごろにはローンチカスタマーが発表され、開発が始まりそうだ。

 757は中型の双通路(ワイドボディー)機767と同時開発された単通路(ナローボディー)機。メーカー標準座席数は、標準型の757-200が2クラス仕様で約200席、胴体を延長した757-300が約250席となっている。米国の航空会社を見ると、米大陸横断路線や国内線に投入している事例が目に付く。

 パリ航空ショーでは、737 MAX 9の胴体を66インチ(約1.7メートル)延長し、最大1クラス230席仕様にできる737 MAX 10のローンチが発表された。757よりは小さいものの、ボーイングが有する現行のラインナップでは最大の単通路機となった。

 797が仮にローンチした場合、ボーイングは「大きな小型機」といえる737 MAX 10とどう住み分けていくのだろうか。9月15日、来日したボーイング民間航空機部門北東アジマーケティング担当マネージング・ディレクターのダレン・ハースト氏は、「737 MAX 10と787-8のような小さなワイドボディー機では、100席くらい差があり、航続距離も異なる」と述べ、「他社が提供していない、最適な航空機をどのように提供するかだ」として、隙間産業とも言えるMOMに投入する機体の可能性を示唆した。

 マーケティング担当バイス・プレジデントのランディ・ティンゼス氏は2016年10月に来日した際、「顧客は757よりも大きく、性能が良い機体を求めている。座席数と航続距離が25%増の機体だ。この市場が、どのくらいの規模になるかを見極める必要がある」と述べている。

 ハースト氏は、797について新しく公表できるものはないとしながらも、「今の市場を見ていると、新しい機種はゲームチェンジングな要素を導入できるのではないか」と語った。797が登場すれば、787-8による需要がさほど大きくはない長距離路線のような、新しいマーケットの開拓が期待できる。757の置き換えだけではなく、787では運航コストが高いが、737 MAXではサイズが小さい路線にも投入できるだろう。

◆単通路 or 双通路

 ボーイングの幹部によると、797は757と同じく、単通路機としてビジネスが成立するかを探っているという。国内の航空会社首脳も「確かにこうした市場はあるし、ボーイングから提案があった」と明かす。

 一方、国内航空会社の幹部は「乗客数を考えると、ワイドボディーのほうがいい」と話す。機体サイズによっては座席数が300席近くなることから、通路が2本あったほうが乗降時間短縮にもつながり、運航効率を向上できるという。

 海外では単通路機の前後2カ所のドアにタラップを付け、乗客を乗り降りさせる空港が多々ある。しかし、国内では関西空港でピーチ・アビエーション(APJ/MM)が、A320で実施しているのが目に付く程度で、多くは前方1カ所のドアにPBB(搭乗橋)かタラップを付ける運用だ。

 787で導入した総複合材製の胴体は、導入されない可能性が高いようだ。787の機体価格が高額な理由のひとつであることや、地上支援車両が機体にぶつかった際の修理の手間、燃費などを考えると、787のような構造ではオーバースペックだとの声が聞かれる。

 「787の燃費の良さが発揮されるのは、フライトタイムが6時間以上の路線」と、国内航空会社の別の幹部は説明する。低燃費・低騒音の新エンジンを採用し、空力特性を高めた胴体と複合材製の主翼を導入すれば、797を運航する路線特性から求められる性能向上は、おおかた実現できるという指摘も聞かれる。航空会社側は、機体価格や総合的な運航のしやすさを重視しているようだ。

 パリ航空ショーで示されたボーイングの機体ラインナップでは、757と767の後継とも受け取れるような位置づけがなされていた797。果たしてどんな機体になるのだろうか。


キャセイドラゴン航空、A321neoを32機導入へ キャセイグループ、確定発注
9/15(金) 12:35配信 Aviation Wire

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キャセイドラゴン航空のA321neoイメージイラスト(エアバス提供)

 エアバスは、キャセイパシフィックグループがA321neoを32機確定発注したと現地時間9月13日に発表した。傘下のキャセイドラゴン航空(旧・香港ドラゴン航空、HDA/KA)が導入し、既存の単通路機と置き換える。

 2020年に引き渡しを開始し、2023年までに完納する予定。

 キャセイドラゴン航空の機材はすべてエアバス機で、単通路機はA320従来型(A320ceo、164席:ビジネス8席、エコノミー156席)を15機、A321ceo(172席:ビジネス24席、エコノミー148席)を8機保有している。双通路機はA330-300を24機導入している。

 同社は2016年11月、これまでの「香港ドラゴン航空」からブランド名を変更。現在は中国本土や北東アジア、東南アジアなど、近距離路線を運航している。


【写真で振り返る】三沢基地航空祭 迫力の曲技飛行 9万人歓喜
9/14(木) 20:33配信 デーリー東北新聞社

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見事な編隊飛行を披露するブルーインパルス

 華麗なアクロバットに、初展示を含む日米の軍用機など29種類40機―。米軍と航空自衛隊が共用する三沢基地(青森県)で10日に開かれた航空祭は、主催者の空自発表で昨年を1万人ほど上回る約9万人の来場者で終日にぎわいを見せた。

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主催者発表で9万人の来場者でごった返す会場

 “基地の街”の個性を生かした恒例イベント。地上展示では三沢初登場の2機の最新鋭ステルス戦闘機F35Bや、2005年以来で2度目となるB1B戦略爆撃機などが注目を集めた。輸送機などの機内の見学も人気を呼んだ。

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青空に白いスモークでハートや星などを描くパフォーマンスを展開

 天候は朝方こそ雨にたたられたものの、すぐに回復。空自の曲技飛行部隊ブルーインパルスは9日の前日予行に続き、10日の本番でも軽快な音楽に合わせて編隊での妙技を次々披露した。F15、F16、F2の各戦闘機も爆音を上げて機動飛行を展開した。

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三沢基地で初めて展示された最新鋭ステルス戦闘機F35B

 会場では出店が並び、来場者は本場の米国流の味を堪能。グッズ売り場も活況を呈した。毎年来場しているという三沢市下久保の織笠優太さん(13)=堀口中2年=は「F35やブルーインパルスを見に来た。ハンバーガーをたくさん食べて、おなかもいっぱい」と満足げな表情を浮かべた。

 会場の様子などを写真で紹介する。


ジェットスター・ジャパン、18年前半に23機体制 国内線強化へ
9/14(木) 19:10配信 Aviation Wire

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18年前半をめどに23機体制を構築するジェットスター・ジャパン=16年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ジェットスター・ジャパンは、2018年前半をめどに、エアバスA320型機を2機追加導入する。23機体制とし、国内路線の路線増強を図る。

 追加導入するのは22号機(登録番号JA22JJ)と23号機(JA23JJ)で、現在他社へリース(サブリース)している機材を自社運航する。ジェットスター・ジャパンは24機のA320をリースで受領済みで、23号機の自社運航によりサブリースは1機となる。

 同社は今年3月、21号機(JA21JJ)を導入。増便などで国内路線の増強を図っている。2018年春をめどに中部空港(セントレア)を拠点化するほか、成田-宮崎線を開設し、成田-長崎線も検討する。

 2019年までには28号機体制を構築し、国際線を中心に路線拡大を目指す。


三沢航空祭展示の米B1B爆撃機 朝鮮半島上空経由か 「北への警告、威嚇」と専門家
9/14(木) 11:14配信 Web東奥

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B1B戦略爆撃機はグアム・アンダーセン基地を9日午前に離陸した後(写真(1)、米太平洋空軍HP)、東シナ海で空自のF15戦闘機と共同訓練を実施(同(2)、空自資料)。午後2時半すぎに三沢基地に着陸し、10日の航空祭で展示・公開された(同(3))

 相次ぐ弾道ミサイル発射と核実験を巡って日米朝関係が緊張する中、「北朝鮮が最も恐れる航空機」といわれる米軍のB1B戦略爆撃機ランサーが9日に青森県の三沢基地へ飛来。翌日の航空祭で展示公開されたが、日米の情報を総合すると、同機は東シナ海から朝鮮半島上空を経由して三沢に着陸した可能性が高いことが分かった。軍事専門家は「同機の機動力と攻撃力を誇示するのが目的。軍事的挑発行動を重ねる北朝鮮への軍事的圧力で威嚇行動とみられる」と分析する。

 B1Bの2機が米空軍の戦略拠点であるグアムのアンダーセン基地を離陸したのは9日午前。空自と米太平洋空軍(ハワイ)によると、東シナ海上空で那覇基地(第9航空団)所属のF15戦闘機2機との間で「日米共同対処能力と戦技技量向上」のための訓練を行った後、1機がグアムへ帰還。残り1機が午後2時半すぎに三沢基地に着陸した。

 日米の共同訓練空域だった東シナ海と三沢基地の中間地点に位置するのが朝鮮半島。詳しい飛行ルートについてはいまだに不明だが、日米関係者の話を総合すると、韓国などの領空を経由して三沢に着陸するコースを意識的に取った可能性が極めて高いという。

 この飛行ルートについて、軍事専門家の多くは「北朝鮮に対して、B1Bでいつでも攻撃できるぞという警告と威嚇の意味が込められていた」と指摘。元海自幹部で日米の軍事戦略に詳しい軍事ライターの文谷数重(もんたにすうちょう)さんは「一種の軍事圧力。米国としては3日に強行された核実験に対して何も対抗しないわけにはいかないし、日米韓で高ぶる国民感情にも配慮する必要があったのではないか。現時点でできる限りのカードを切ったのだろう」と話す。

 グアム配備のB1Bが三沢基地に飛来したのは2005年9月以来12年ぶり。12年前も今回と同様に「弾道ミサイル発射を強行し続ける北朝鮮へのどう喝という意味合いがあった」(米国防総省幹部)という。

 三沢などの在日米軍基地とグアムについて、北朝鮮はかねてから「有事の際の目標」と公言。また、東奥日報社が以前取材した北朝鮮軍特殊部隊の脱北将校は「三沢基地はもちろん日米のミサイル防衛網の要である、つがる市のXバンドレーダー(米軍)と、むつ市のFPS5ガメラレーダー(空自)は北朝鮮にとって優先的なターゲットとなっている」と証言している。

 それを裏付けるかのように、8月29日に発射された新型中距離弾道ミサイル「火星12」(射程5千キロ)は、XバンドレーダーとFPS5ガメラレーダー、そして三沢基地をなぞるように津軽海峡上空を正確に飛行し、襟裳岬の東方1180キロの太平洋上に落下した。

 こうした事実を踏まえた上で今回のB1B三沢飛来について、文谷さんは「北朝鮮の嫌がらせに対して、米国が嫌がらせで応じたもの」と分析。また、三沢航空祭ではB1BのほかF35戦闘機、EA18電子戦機グラウラーといった米軍の一線機が展示されたが、軍事専門家は「EA18で北朝鮮軍の防空網をかく乱し、B1BとF35が中枢施設を攻撃する-というシナリオを北朝鮮に誇示したのではないか」と推測する。

 さらに専門家の間では、対北朝鮮の“最前線”である三沢基地へのB1B展開・配備案も浮上する。これに対して文谷さんは「三沢に配置することで圧力をかけているぞというアピールやシグナルにはなり得る。ただし一時的な展開は可能だが、整備や部品の事前準備の関係などから長期的な配備は厳しいだろう」との見方をする。

<B1B戦略爆撃機>

 ステルス性が高く、レーダーによる発見率はB52など従来の爆撃機の100分の1以下とされる。可変翼を生かした超低空侵攻による精密爆撃を得意とするほか、射程3千キロ以上の発展型巡航ミサイルを20発近く搭載し「空中発射台」として機能する。米空軍は66機保有し2016年からグアムに一部配備。今回三沢に飛来したのはサウスダコタ州エルズワース基地の第34爆撃飛行隊からグアムに一時派遣された機体。最大速度マッハ1.25、航続距離1万2千キロ、爆弾搭載量30トン以上。現在の機体は核兵器搭載能力を持たない。


<F35A>国産部品搭載進まず 米からの移転が難航
9/13(水) 19:25配信 毎日新聞

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F35A戦闘機=2017年6月、兵藤公治撮影

 防衛省が米国との有償軍事援助(FMS)で調達を進める最新鋭戦闘機F35Aについて、会計検査院が調査したところ、調達の条件とされた日本企業が製造した部品の搭載が進んでいないことが分かった。国内企業と海外企業との各種手続きが整わなかったことなどが一因とみられる。検査院は防衛省に対し、国内企業が円滑に製造分野に参画できるよう米国政府などと連携を図ることを求めた。

 F35Aは米など9カ国が共同開発し、レーダーに探知されにくいステルス性能などに優れるとされる。防衛省は2011年度に次期主力戦闘機に選定、計42機を順次調達することにした。その際、防衛技術や生産基盤の強化のため、国内企業参画を前提に13年度からIHIがエンジン、三菱電機がレーダーなどの部品製造、三菱重工が機体組み立てを手掛けることになった。3社の製造作業に必要な設備投資費などは防衛省側が全額負担しており、13~16年度で計約1716億円に上る。

 だが、検査院が13、14年度に契約した計6機の状況を調べたところ、IHIと三菱電機は16年度末時点で海外メーカーとの間で下請け契約締結に至らず、エンジンも部品も三菱重工に納入されていない状況だった。海外メーカーから部品素材の提供が遅れたり、米国が機密保持を強化したりするなどの要因が重なっていた。防衛装備庁は「遅延の原因を確認し、米国側に働き掛けたい」としている。

 契約段階の1機当たりの価格は円建てで13年度129億円、14年度139億円、15年度156億円、16年度157億円と上昇していた。円安傾向が進んでいることに加え、作業に習熟していない国内企業の参画で製造原価が上がることが原因とみられる。国内企業の部品が搭載されない場合は「前払い金の精算段階で、1機あたりの価格が安くなる可能性が高い」(同庁)という。【松浦吉剛】

 【ことば】有償軍事援助(FMS)

 米国が武器輸出管理法に基づき、同盟国や友好国に最新鋭の武器や装備品を有償で提供する契約。購入国は米国側の価格見積もりや代金の原則前払い、提供時期は確定ではなく予定に過ぎないことなど、米国から提示される条件を受け入れなければならない。会計検査院はこれまでも提供時期の大幅な遅延や、前払い金の精算で生じる余剰金の返還の遅れなどの問題を指摘してきた。


国内企業の参画に遅れ=検査院
時事通信 9/13(水) 18:19配信

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航空自衛隊が導入する最新鋭ステルス戦闘機F35Aに関し、国内企業の製造への参画が当初計画より遅れていることが13日、会計検査院の調べで分かった。写真は、公開された国内製造初号機=6月撮影、愛知県豊山町


バニラエア、下地島でパイロット訓練 10月から、訓練期間の短縮見込む
9/13(水) 13:29配信 Aviation Wire

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下地島空港でのパイロット訓練を開始するバニラエア=17年3月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 バニラエア(VNL/JW)は9月13日、沖縄・宮古島市の下地島空港でのパイロット訓練を10月から開始すると発表した。実機飛行の日程や時間帯を高い自由度で設定できることから、訓練期間の短縮を見込む。

 10月11日から開始する。訓練には同社が保有する旅客機(エアバスA320型機)を投入。訓練期間中は1機少ない状態で旅客便を運航する必要がある。下地島空港での訓練開始により、日程や時間帯のほか、訓練機材の控除期間を短縮することができる。

 同社によると、離着陸訓練は1人あたり18回程度が必要で、下地島空港では1日6回訓練でき、最短で3日間で修了するという。これまで使用していた中部空港は1日3回、北九州空港は1日2回訓練していた。

 沖縄県や国土交通省大阪航空局によると、下地島空港は1979年7月5日に開港。地方管理空港で、滑走路は3000メートル×60メートル(RWY17/35)が1本、スポット(駐機場)は大型機用が5つ、中型機用が1つ、利用時間は午前8時から午後7時30分まで。

 島全体が空港用地となっており、国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として利用されてきたが、日本航空(JAL/JL、9201)が2011年度まで、全日本空輸(ANA/NH)が2013年度までで撤退している。定期便は、1994年7月22日に日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)が那覇-下地島線を運休して以来、乗り入れていない。


空の妙技ブルーインパルス 9万人魅了/三沢基地航空祭、最新鋭ステルス戦闘機F35も展示
9/12(火) 11:45配信 Web東奥

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白煙を出し、息の合った飛行を披露するブルーインパルス

 全国の航空ファンでにぎわう「三沢基地航空祭」が10日、開かれた。基地上空では空自や米軍の戦闘機による機動飛行が行われ、爆音に交じり、機影を追うカメラのシャッター音が鳴り響いた。会場には、最新鋭ステルス戦闘機F35をはじめ日米の航空機40機を展示。ピザ、ハンバーガーなどの露店も並び、約9万人(空自三沢基地発表)の人でごったがえした。

 空自松島基地(宮城県)所属の「ブルーインパルス」ショーでは、6機が青と白の機体をきらめかせながら、一糸乱れぬ編隊飛行を繰り返した。北朝鮮情勢が緊迫する中、空自の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)や米空軍のB1戦略爆撃機も展示された。


ブルーインパルスのアクロバット華麗 F35、B1Bも注目集める/三沢基地航空祭
9/12(火) 11:13配信 デーリー東北新聞社

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三沢基地航空祭で初めて展示されたF35B戦闘機の上空で、ブルーインパルスが曲技飛行を披露=10日、三沢市

 青森県三沢市にある三沢基地で10日、恒例の基地航空祭が開かれ、主催者発表で昨年を1万人ほど上回る約9万人の来場者でにぎわった。曲技飛行部隊ブルーインパルス(松島基地)の華麗なアクロバットや、三沢で初展示の米海兵隊のF35B戦闘機(岩国基地)などが人気を集めた。

 T4練習機6機による曲技飛行では、1番機に三戸町出身の越後英3佐が搭乗し編隊をリード。青空に白いスモークでハートを射抜く矢や五芒星(ごぼうせい)を描くなどし、来場者を喜ばせた。

 同町の公務員和田学さん(32)は「飛行の技術に圧倒された。同郷の人がパイロットと聞き、さらに感動した」としみじみ。来場は6回目という盛岡市の会社員五日市千枝子さん(45)は「お目当てはブルーインパルス。朝は天気が悪く心配したが、その後は晴れて演技を見ることができた」と笑みをこぼした。

 地上展示は自衛隊機が17種24機、米軍機などは12種16機。特に、F35Bや米空軍B1B戦略爆撃機(グアム・アンダーセン基地)などの関心が高かった。

 一方、空自によると、午前中の雷雨と突風により、倒れた看板で肩を打ったり、マンホール上で滑って転んだりした来場者ら3人が打撲などの軽傷を負った。


ANA、A321neo国内初就航 電源と個人モニター装備
9/12(火) 10:46配信 Aviation Wire

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羽田A滑走路を離陸するANAのA321neo初便の熊本行きNH641便=17年9月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は9月12日朝、エアバスA321neoの初号機(登録番号JA131A)を国内線に就航させた。初便の羽田発熊本行きNH641便は、乗客194人(幼児1人含む)を乗せて午前8時30分に58番スポットから出発。A滑走路(RWY16R)から同45分に離陸し、熊本には午前10時20分に到着した。国内の航空会社がA321neoを就航させたのは初めて。

【羽田を離陸するANAのA321neo】

 A321neoの「neo」は「ニュー・エンジン・オプション」の略で、A320ファミリーの長胴型であるA321ceo(A321従来型)の発展型。A320と比べ、胴体長は約20%長い44.5メートルとなる。米プラット・アンド・ホイットニー製の新型エンジン「PW1130G-JM」と、翼端の大型ウイングチップ「シャークレット」を取り付けたことで、燃費を15%改善した。

 ANAの国内線仕様機では初めて、全席にタッチパネル式個人用モニターを設置。無料のライブテレビやビデオコンテンツが楽しめる。電源コンセントや充電用USB端子も備え、有料の機内インターネット接続サービス「ANA WiFiサービス」にも対応している。

 座席数はA321ceoと同じ2クラス194席で、プレミアムクラス8席と普通席186席。シートはプレミアムがレカロ製、普通席がゾディアック・エアロスペース製で、プレミアムは電動リクライニングシートを採用した。1列あたりの座席配列は、ビジネスが2席-2席、エコノミーが3席-3席となっている。

 シートピッチはビジネスが50インチ(127センチ)で、エコノミーが31-32インチ。全席にタッチパネル式個人用モニターを設置し、画面サイズはプレミアムが12インチ、普通席が10インチとなっている。

 両クラスとも、電源コンセントと充電用USB端子を設けた。電源コンセントは、プレミアムクラスはセンターコンソール、普通席は座面下のライフベスト入れ横に設置し、USB端子はともに個人用モニター周辺に配した。

 また、Wi-Fi機器による機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」に対応。機内エンターテインメントシステム(IFE)は、2016年12月26日就航のA320neoと同じく、ゾディアック製「Rave」を採用した。

 ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、A321neoを初号機を含めて22機発注済み。全機が国内線仕様機となる予定で、2023年度末までに受領する。

 就航初日の12日は、羽田発熊本行きNH641便のほか熊本発羽田行きNH644便、羽田-宮崎線のNH609/610便、羽田-米子線のNH387/390便の計3往復6便に投入する。


三沢基地での「B-1B爆撃機」一般公開は北朝鮮への圧力
9/12(火) 6:00配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

9月10日(日)に行われた青森県・三沢基地の一般公開に、アメリカ空軍のB-1B爆撃機が10年ぶり、そして海兵隊のF-35Bステルス戦闘機が初めて展示された。
三沢基地周辺は前日の土曜日から北朝鮮が最も恐れるB-1Bの到着を見ようという航空ファンであふれていた。

同時にEA-18Gグラウラーも公開された

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(写真:ホウドウキョク)

10年前のB-1Bとの最大の違いは機種の下についている黒い突起、「スナイパーポッド」だ。内蔵された赤外線カメラなどで標的位置を正確に捉えてレーザーを当て、レーザー誘導弾を発射してピンポイントで着弾させる。三沢基地ではB-1B搭載の各種爆弾やミサイル、その爆弾を積む胴体下部の「爆弾倉」も開かれて中が見られるようにして一般公開された。

また、機体だけでなくスナイパーポッドで誘導するレーザー誘導爆弾や、重さが900kgもあるというGPS誘導爆弾、爆弾倉の中にあるロータリーランチャーから発射されるステルス巡航ミサイルのJASSM(ジャスズム)、敵のレーダーからは爆撃機や戦闘機のように感知されるデコイ、いわゆるおとりの役割をはたすMOLD(モルド)といったミサイルや爆弾も実物が展示された。

初公開となった米海兵隊のF-35Bは、ほぼ垂直に近い形で離着艦できるので、空母のような広い甲板を必要としない機動性抜群のステルス戦闘機だ。ボディに内蔵されたラダーを使ってパイロットがコックピットから降りるパフォーマンスもあった。

さらに、EA-18Gグラウラーも公開された。

こちらはステルス機とはまったく逆に電波を出しまくって敵のレーダーをかく乱し対空ミサイルを撃てないように…つまり敵レーダー基地を「無力化」する役割をはたす電子戦機。その間に、前述の爆撃機や戦闘機が敵地を叩くというシナリオだ。

さてここで三沢にB-1Bを着陸させた意味を考えてみよう。

もちろん展示のためなのだが、ただ、三沢から北朝鮮までの距離はグアムから北朝鮮までの距離の半分に満たない。しかも三沢基地にはB-1Bに搭載、補給可能な爆弾やミサイルがある。

北朝鮮はグアム周辺に弾道ミサイル「火星12型」を発射すると言ったわけだが、アメリカ軍にすればB-1Bを運用できるのはグアムだけではない、もっと朝鮮半島に近い三沢からも運用できるということを示したのかもしれない。


各席に個人モニターや電源装備 特集・ANA A321neo初号機(機内編)
9/10(日) 22:30配信 Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)が国内線に投入するエアバスA321neoの初号機(登録番号JA131A、MSN7839)が9月8日、羽田空港に到着した。国内の航空会社が受領した最初のA321neoで、上級クラス「プレミアムクラス」のシートは、2016年11月12日に就航したA321ceo(A321従来型)に続き、電動シートを採用している。

【A321neoの機内を見る】

 ANAの国内線仕様機では初めて、全席にタッチパネル式個人用モニターを設置。電源コンセントや充電用USB端子も備え、機内インターネット接続サービスに対応している。

 8日に到着したA321neoは、2014年7月31日にANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が22機発注したうちの1機目。全機が国内線仕様機となる予定で、2023年度末までに受領する。

 A321neoの「neo」は「ニュー・エンジン・オプション」の略で、A320ファミリーの長胴型であるA321ceoの発展型。A320と比べ、胴体長は約20%長い44.5メートルとなる。新型エンジンと翼端の大型ウイングチップ「シャークレット」を取り付けたことで、燃費を15%改善した。

 A321neoのエンジンは、米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製PW1100G-JMと、CFMインターナショナル製LEAP-1Aのいずれかを選択できる。ANAは、PW1100G-JMシリーズのうち、推力が1万3740キログラム(約3万ポンド)の「PW1130G-JM」を選定した。

 座席数はA321ceoと同じ2クラス194席で、プレミアムクラス8席と普通席186席。シートはプレミアムがレカロ製、普通席がゾディアック・エアロスペース製で、プレミアムは電動リクライニングシートを採用した。1列あたりの座席配列は、ビジネスが2席-2席、エコノミーが3席-3席となっている。

 非常口付近の普通席のうち、座席番号10Jと23JはA321ceoと同様、右斜め前に客室乗務員が座るジャンプシートがあり、ほかの機種と比べると変則的な配置となっている。

 シートピッチはビジネスが50インチ(127センチ)で、エコノミーが31-32インチ。全席にタッチパネル式個人用モニターを設置し、画面サイズはプレミアムが12インチ、普通席が10インチとなっている。

 両クラスとも、電源コンセントと充電用USB端子を設けた。電源コンセントは、プレミアムクラスはセンターコンソール、普通席は座面下のライフベスト入れ横に設置し、USB端子はともに個人用モニター周辺に配した。

 また、Wi-Fi機器による機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」に対応。機内エンターテインメントシステム(IFE)は、2016年12月26日就航のA320neoと同じく、ゾディアック製「Rave」を採用した。

 ANAがA321を導入するのは、2016年のA321ceo就航に続き、今回で3回目。初回は1998年4月から2008年2月までで、最多で7機のA321(シャークレットなし、191席:スーパーシート8席、普通席183席)を国内線で運航した。

 羽田に到着した初号機は8月23日に製造され、9月5日に独ハンブルクで引き渡された。機体を空輸するフェリーフライトの便名はNH9400便で、ハンブルクを6日午後8時に出発してノボシビルスクを経由し、8日午後3時16分に羽田のA滑走路(RWY34L)に着陸。同25分に202番スポット(駐機場)へ到着した。

 エアバスがPW1100G-JMシリーズのエンジンを搭載したA321neoを引き渡したのは、今回が初めて。初便は12日の羽田発熊本行きNH641便で、ANAはA321neoを運航する5番目の航空会社となる。

 本写真特集では、A321neo初号機の機内を取り上げる。


<青森・三沢航空祭>三沢基地に家族連れなど9万人
9/10(日) 20:23配信 毎日新聞

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三沢基地の航空祭で初めて展示された米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35B=青森県三沢市の三沢基地で2017年9月10日、塚本弘毅撮影

 ◇B1戦略爆撃機も姿 オスプレイの展示なし

 自衛隊と米軍が共同運用している青森県三沢市の三沢基地で10日、航空祭(航空自衛隊三沢基地主催)が開かれた。

 米海兵隊岩国基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが同航空祭で初めて展示されたほか、米領グアムのアンダーセン空軍基地から飛来したB1戦略爆撃機も姿を見せ、注目が集まった。トラブルが相次ぐ新型輸送機オスプレイの展示はなかった。

 午前中は雨に見舞われたが、午後には回復して家族連れや航空ファンなど約9万人(主催者発表)でにぎわった。空自の飛行チーム「ブルーインパルス」も宙返りや急上昇など曲芸飛行を披露したほか、スモークでさまざまな絵柄を描いた。米軍F16と空自のF2戦闘機のデモ飛行や、空自ヘリによる遭難者救出訓練も行われた。

 一方、空自三沢基地によると、午前中の雷雨や突風の影響で来場者ら3人が軽いけがをした。【塚本弘毅】


ドリームリフター、スーパーグッピー…異形すぎる飛行機、なぜ生まれた?
9/10(日) 17:16配信 乗りものニュース

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B-377SG「スーパーグッピー」。巨大輸送機「プレグナントグッピー」のレシプロエンジンをターボプロップエンジンに換装したもの(画像:NASA)。

巨大パーツを運ぶ特別な輸送機
 ロケットや飛行機の部品など、普通の輸送機では運べない巨大なパーツ輸送のために作られた飛行機があります。大きな収納スペースを設けたその異形な輸送機は、現在の航空産業においてなくてはならない物になっています。

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爆撃機B-29を原型としているC97「ストラトフレイター」、それをベースに作られた巨大輸送機「プレグナントグッピー」(画像:NASA)。

アポロ計画の輸送用に作られた輸送機
 1961(昭和36)年から1972(昭和47)年にかけ、NASA(アメリカ航空宇宙局)が推進していた、月への有人宇宙飛行をめざすアポロ計画。この計画のために巨大なロケットの部品を輸送する航空機が必要になり、ボーイングの輸送機C97「ストラトフレイター」をベースに作られた巨大輸送機「プレグナントグッピー」(妊娠したグッピーの意)が使用されていました。

 ところが、この機体だけでは輸送が追いつかず計画が遅延するということで、エンジンをレシプロからターボプロップに換装した「スーパーグッピー」(B-377SG)を開発します。

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白イルカの愛称を持つA300-600ST「エアバス・ベルーガ」(画像:santirf/123RF)。

エアバスは「白イルカ」
「スーパーグッピー」はNASAの輸送だけではなく、ヨーロッパでエアバスの航空機パーツ輸送でも活躍します。1971(昭和46)年から使用されていましたが、エアバスはそののち自社で専用の輸送機を開発します。それが「エアバス・ベルーガ」です。

 A300-600Rをベースに開発され、正式名称はA300-600ST(Super Transporter)。その外見から「白イルカ」を意味する「ベルーガ」という愛称で呼ばれました。

「ベルーガ」はA320や330など航空機のパーツ輸送に活躍していますが、巨大な旅客機であるA380のパーツはこれに収まらないため、船や鉄道で輸送します。

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中部国際空港へ着陸する「ドリームリフター」(石津祐介撮影)。

ボーイング787専用の輸送機、「ドリームリフター」
 ボーイングの最新鋭機である787を製造するために、日本やイタリア、そしてアメリカの各地からワシントン州にあるボーイングのエバレット工場へとパーツを輸送する専用の大型航空機があります。ボーイング747-400型を改造したLCF(Large Cargo Freighter)型で「ドリームリフター」という愛称で呼ばれています。

 日本では、愛知県から787の主翼部分が輸送されており、中部国際空港でその姿を見ることができます。

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最大離陸重量など240のギネス記録を持つAn-255「ムリヤ」(画像:icholakov/123RF)。

旧ソ連の巨大特殊輸送機
 アメリカやヨーロッパと同じように、旧ソ連にも特殊な専用輸送機が存在します。

 VM-T「アトラント」は、ソ連版スペースシャトル「ブラン」を輸送するために爆撃機を改修して開発されました。「グッピー」のように収納スペースを機体と一体化させるのではなく、巨大な収納スペースを背中に乗せて飛行するというシンプルなスタイルでした。VM-Tは1982(昭和57)年に運用が開始されましたが、その後1989(平成元)年には、積載量と操縦性に優れたAn-225「ムリヤ」が登場し、「ブラン」の輸送が引継がれることになります。

 そのAn-225ですが、初飛行からわずか数年でソ連が崩壊し、運用予算も打ち切られたため、その後はウクライナで長年スクラップ状態になっていました。2000(平成12)年、超大型輸送機のビジネス需要にともない現役復帰を果たし、現在もなお世界最大の輸送機としてその特徴を活かし運用されています。

 様々な特殊輸送のために作られた異形の輸送機ですが、その類を見ない輸送能力から多方面で活躍することとなりました。今後は、新たなプロジェクトや新しい航空機の開発にともなって、想像もつかない輸送機が登場するかもしれません。


低燃費大型エンジンは直径2メートル 特集・ANA A321neo初号機(外観編)
9/10(日) 13:03配信 Aviation Wire

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羽田の202番スポットへ到着したANAのA321neo初号機=17年9月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)が国内線に投入するエアバスA321neoの初号機(登録番号JA131A、MSN7839)が9月8日、羽田空港に到着した。国内の航空会社が受領した最初のA321neoで、上級クラス「プレミアムクラス」のシートは、2016年11月12日に就航したA321ceo(A321従来型)に続き、電動シートを採用している。

【A321neo初号機の写真を見る】

 ANAの国内線仕様機では初めて、全席にタッチパネル式個人用モニターを設置。電源コンセントや充電用USB端子も備え、機内インターネット接続サービスに対応している。

 8日に到着したA321neoは、2014年7月31日にANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が22機発注したうちの1機目。全機が国内線仕様機となる予定で、2023年度末までに受領する。

 A321neoの「neo」は「ニュー・エンジン・オプション」の略で、A320ファミリーの長胴型であるA321ceoの発展型。A320と比べ、胴体長は約20%長い44.5メートルとなる。新型エンジンと翼端の大型ウイングチップ「シャークレット」を取り付けたことで、燃費を15%改善した。

 A321neoのエンジンは、米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製PW1100G-JMと、CFMインターナショナル製LEAP-1Aのいずれかを選択できる。ANAは、PW1100G-JMシリーズのうち、推力が1万3740キログラム(約3万ポンド)の「PW1130G-JM」を選定した。

 PW1100G-JMは、三菱航空機が開発中の「MRJ」が採用したものと同じ仕組みの「GTF(ギアード・ターボファン)エンジン」。ギアを介してエンジンファンの回転数を制御することで、低燃費と低騒音を実現している。

 PW1130G-JMのファン直径は81インチ(約2メートル)。ANAのA321ceoが搭載するCFMインターナショナル製「CFM56-5B3」の68.3インチ(約1メートル73センチ)と比べ、12.7インチ(約32センチ)大きくなった。

 A321ceoと比べると、航続距離は2380キロ長い(約1.87倍)5130キロ、最大離陸重量は9トン多い(約1.1倍)89トン、最大運用高度は1万2100メートル(3万9698フィート)となっている。

 座席数はA321ceoと同じ2クラス194席で、プレミアムクラス8席と普通席186席。プレミアムは電動リクライニングシートを採用した。両クラスとも、電源コンセントと充電用USB端子を設けた。

 また、Wi-Fi機器による機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」に対応。機内エンターテインメントシステム(IFE)は、2016年12月26日就航のA320neoと同じく、ゾディアック製「Rave」を採用した。

 ANAがA321を導入するのは、2016年のA321ceo就航に続き、今回で3回目。初回は1998年4月から2008年2月までで、最多で7機のA321(シャークレットなし、191席:スーパーシート8席、普通席183席)を国内線で運航した。

 羽田に到着した初号機は8月23日に製造され、9月5日に独ハンブルクで引き渡された。機体を空輸するフェリーフライトの便名はNH9400便で、ハンブルクを6日午後8時に出発してノボシビルスクを経由し、8日午後3時16分に羽田のA滑走路(RWY34L)に着陸。同25分に202番スポット(駐機場)へ到着した。

 エアバスがPW1100G-JMシリーズのエンジンを搭載したA321neoを引き渡したのは、今回が初めて。初便は12日の羽田発熊本行きNH641便で、ANAはA321neoを運航する5番目の航空会社となる。

 本写真特集では、A321neo初号機の外観を取り上げる。


F35B戦闘機とB1爆撃機
時事通信 9/10(日) 12:44配信

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航空自衛隊三沢基地の航空祭で、地上展示された米海兵隊のF35Bステルス戦闘機(左)。右奥は米空軍のB1戦略爆撃機=10日午前、青森県三沢市


展示されたF35B戦闘機
時事通信 9/10(日) 12:23配信

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航空自衛隊三沢基地の航空祭で展示された米海兵隊のF35Bステルス戦闘機=10日午前、青森県三沢市


地上展示されたB1戦略爆撃機
時事通信 9/10(日) 12:04配信

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航空自衛隊三沢基地の航空祭で地上展示された米空軍のB1戦略爆撃機=10日午前、青森県三沢市


戦略爆撃機やステルス機展示=航空祭で、北朝鮮けん制? ―三沢基地
9/10(日) 11:55配信 時事通信

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航空自衛隊三沢基地の航空祭で地上展示された米空軍のB1戦略爆撃機=10日午前、青森県三沢市

 航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)で10日、航空祭が開かれ、米軍のB1戦略爆撃機や最新鋭ステルス戦闘機F35Bが展示された。

〔写真特集〕B1ランサー爆撃機

 いずれも米軍の抑止力を担う戦力で、来場者の目を引いた。公開は、核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いもあるとみられる。

 展示されたのは、このほか、最新鋭の電子戦機EA18Gグラウラーや対潜哨戒機P8ポセイドンなど。自衛隊の航空祭で米軍機が展示されることは多いが、「ここまで米軍の航空戦力がそろうのは珍しい」(自衛隊幹部)。

 B1爆撃機は米領グアムから飛来。B1は9日に東シナ海で空自戦闘機と共同訓練を実施した。F35は岩国基地(山口県岩国市)に配備されている。8月末に日韓と訓練している。

 展示された機体の周りには大勢の来場者が集まり、写真を撮ったりしていた。青森県五所川原市の男性は「抑止力は必要だが、爆撃機が使われないことを祈っている」と話した。

 航空祭では、空自松島基地(宮城県)の曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」の飛行も行われた。


三沢基地にB1爆撃機が飛来
時事通信 9/9(土) 19:55配信

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10日に行われる航空祭を前に三沢基地に飛来した米空軍のB1戦略爆撃機=9日午後、青森県三沢市


三沢基地に飛来したB1爆撃機
時事通信 9/9(土) 19:55配信

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10日に行われる航空祭を前に三沢基地に飛来した米空軍のB1戦略爆撃機=9日午後、青森県三沢市


空自機と米爆撃機が訓練
時事通信 9/9(土) 19:44配信

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航空自衛隊は9日、空自F15戦闘機と米空軍B1戦略爆撃機が、東シナ海上空で共同訓練を行ったと発表した。写真は訓練するF15戦闘機(上下2機)とB1戦略爆撃機(中央2機)=航空自衛隊提供


ANAの新旅客機「A321neo」が羽田に到着、全席モニター装備で国内線仕様
9/9(土) 17:25配信 トラベルボイス

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ANAが国内初導入するA321neo(トラベルボイス編集部)

全日空(ANA)が受領したA321neo初号機が2017年9月8日、羽田空港に到着し、報道陣に公開された。日本でA321neoを導入するのはANAが初めて。受領したA321はプレミアムクラス8席、普通席186席の国内線仕様機で、9月12日から羽田/熊本線(ANA641便)で運航を開始する予定だ。

【写真でみるANAの新旅客機A321neo】

座席数は、プレミアムクラス8席、普通席186席の計194席。プレミアムクラスには電動リクライニングシートが採用され、国内線仕様としてはANAではじめて全席にタッチパネル式のパーソナルモニターを装備した。約60タイトルのビデオコンテンツを含む機内エンターテイメントのほか、機内インターネットサービス「ANA Wi-Fiサービス」も提供する。

A321neoは、最新のPW1130G-JMギアード・ターボファン・エンジンを搭載することで、従来のA321ceoと比べて燃費効率が約15%向上している。ANAでは今後、2023年度末までに8機のA320neo、21機のA321neoを受領する計画。さらに、2019年春からは3機のA380をホノルル線に投入する。


ANAがA321neo受領、最新鋭機の全貌とは 充実の室内設備に見る「フルサービス」の意味
9/9(土) 14:34配信 乗りものニュース

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ドイツ、ハンブルグよりロシアのノヴォシビルスクを経由して羽田に到着したANAのA321neo(2017年9月8日、石津祐介撮影)。

最新鋭旅客機A321neo、羽田に到着
 ANA(全日空)が新たに導入するエアバスの最新鋭旅客機A321neoがドイツのハンブルグを出発し、2017年9月8日(金)、羽田空港に到着しました。

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 A321neoを日本の航空会社が受領するのは、これが初めて。同機は新型のエンジンを搭載しており、ANAの国内線では初となる全席タッチパネル式シートモニターを備えています。

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A321neoのコックピット(2017年9月8日、石津祐介撮影)。

「neo」とはnew engine optionの略で、A321neoにはIHIや三菱重工業、川崎重工業が開発に参画しているプラット&ホイットニー社の新型エンジンPW1130G-JMが搭載されています。すでに昨年からANAが導入しているA321ceoに比べて燃費が約15%向上しており、また騒音の改善もなされています。

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A321neoに搭載された新型エンジンPW1130G-JM(2017年9月8日、石津祐介撮影)。

 PW1130G-JMは、エンジンのシャフトにギアを取り付け、ギアを介してファンの回転を制御する機構(ギアード・ターボファン・エンジン)の新型エンジンで、MRJにも同じシリーズのエンジンPW1200Gが採用されています。

LCCに差をつける充実のシート設備
 シートは、プレミアムクラスが8席、普通席186席の国内線仕様。プレミアムクラスには電動リクライニングシートを採用しています。

 また前述のようにANAの国内線仕様機体としては初となる、全席にタッチパネル式モニターが装備されています。約60タイトルのビデオコンテンツをはじめとした機内エンターテインメントが楽しめるようになっています。

 加えて機内インターネットサービス「ANA Wi-Fiサービス」をはじめ、PC電源とUSB充電ポートも完備しており、ビジネスユースにも対応しています。

 この座席総数194席という数字は、ANAとJALが共に保有する機体、737-800(166席)と767-300(270席)の中間に位置し、国内でこのクラスを保有するのはANAのみとなっています。

 A321neoは、9月中旬から羽田発着路線の定期便で運航を開始する予定です。

 LCCの台頭で航空運賃の価格競争が何かと話題ですが、国内線での全席タッチパネル式モニター装備や電動プレミアムシートなど、フルサービスキャリアとしてLCCとの価格差に見合うだけの充実した装備となった新しい機体だけに、今後のサービス展開にも注目したいところです。


ANA、国内線向け新機材「エアバス A321neo」日本到着。9月12日の羽田~熊本線から運航
9/8(金) 22:41配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は、現地時間の9月5日にドイツ・ハンブルグで受領したエアバス A321neo型機のフェリーフライトを実施。9月8日15時16分に羽田空港に到着した。

【この記事に関する別の画像を見る】

 ANAにとってこれがエアバス A321neo型機の初号機となり、以後、2023年度末までに計22機の導入を予定している。この初号機の登録記号は「JA131A」で、羽田を発着する国内線で運航されていく。初便は9月12日の羽田発熊本行きのNH641便を予定している。

ANAのエアバス A321neo型機

機体記号:JA131A
製造年月日:2017年8月23日
受領年月日:2017年9月5日
国内就航予定日:2017年9月12日

座席数:194席(プレミアムクラス8席、普通席186席)
全幅:35.8m
全長:44.5m
全高:11.8m
最大離陸重量:89トン
巡航速度:840km/h
最大運用高度:1万2100m
航続距離:5130km
エンジン:プラット&ホイットニー「PW1130G-JM」
エンジン推力:1万3740kg×2基
燃料容量:6230USG

 エアバス A321neo型機を受領するのは、日本の航空会社では初めて。「neo」は「New Engine Option」の略で、エンジンはプラット&ホイットニーの「PW1130G-JM」を採用。同じく同社の国内線で運航しているA321ceo型機(CFM 56-5B3/3を搭載)と比較して、燃費効率が15%向上。航続距離はA321ceo型機の2750kmに対し、A321neo型機は5130kmとなっている。

 座席はプレミアムクラス8席、普通席186席の計194席で、全席にタッチパネルタイプのシートモニター、PC用電源、スマートフォンなどの充電に使えるUSBポートを備えている。そのほか、約60タイトルのビデオコンテンツをはじめとした機内エンタテイメントサービスと、機内インターネットサービス「ANA Wi-Fiサービス」(インターネット接続は有料)も提供する。

 羽田空港に到着したばかりのエアバス A321neo型機を写真とともに紹介する。

□プレミアムクラス

 プレミアムクラスは2-2の2列配置で全8席。機体の前方に設けられている。電動リクライニングシートを採用し、50インチのシートピッチで、レッグレストとフットレストを備え、ゆったりと機内での時間を過ごせる。シートモニターは12インチでタッチパネルタイプ。PC電源とUSB充電ポートは2席の間、肘掛け部分の下部に設けられている。

□普通席

 普通席は3-3の配置で全186席。薄型軽量シートを採用し、シートピッチは30~31インチ。タッチパネルタイプの10インチのシートモニターを全席に装備。普通席でもPC電源とUSB充電ポート全席に備えており、座面の下にある。利用できる機内エンタテイメントシステムはプレミアムクラスと同じだ。


ANA、A321neo初号機が羽田到着 12日に国内線就航、全席個人モニター完備
9/8(金) 22:16配信 Aviation Wire

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羽田の202番スポットへ到着したANAのA321neo初号機と横断幕を手にするフェリーフライトのパイロットら=17年9月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA321neoの初号機(登録番号JA131A、MSN7839)が9月8日午後3時25分、羽田空港に到着した。国内線用機材で、12日の羽田発熊本行きNH641便が初便となる。

【A321neoの機内や外観を見る】

 国内の航空会社がA321neoを受領したのは初めて。ANAの国内線仕様機初となる、全席にタッチパネル式個人用モニターを設けた。電源コンセントや充電用USB端子も備え、機内インターネット接続サービスに対応している。

◆PW1100GのA321neo初納入

 A321neoの「neo」は「ニュー・エンジン・オプション」の略で、A320ファミリーの長胴型であるA321ceo(A321従来型)の発展型。A320と比べ、胴体長は約20%長い44.5メートルとなる。新型エンジンと翼端の大型ウイングチップ「シャークレット」を取り付けたことで、燃費を15%改善した。

 ANAが2016年11月12日に就航させたA321ceoと比べると、航続距離は2380キロ長い(約1.87倍)5130キロ、最大離陸重量は9トン多い(約1.1倍)89トン、最大運用高度は1万2100メートル(3万9698フィート)となっている。

 A321neoのエンジンは、米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製PW1100G-JMと、CFMインターナショナル製LEAP-1Aのいずれかを選択できる。ANAは、PW1100G-JMシリーズのうち、推力が1万3740キログラムの「PW1130G-JM」を選定した。

 PW1100G-JMは、三菱航空機が開発中の「MRJ」が採用したものと同じ仕組みの「GTF(ギアード・ターボファン)エンジン」。ギアを介してエンジンファンの回転数を制御することで、低燃費と低騒音を実現している。

 PW1100G-JMはPWのほか、財団法人日本航空機エンジン協会(JAEC)と独MTUアエロエンジンズによる国際共同事業で、JAECには三菱重工業(7011)と川崎重工業(7012)、IHI(7013)が参画。JAECが全体の23%を担当している。

 エアバスがPW1100G-JMを搭載したA321neoを引き渡すのは、今回が初めて。ANAは、A321neoを運航する5番目の航空会社となる。A321neoを初受領したのはヴァージン・アメリカ(VRD/VX)で、このほかにアイスランドのLCCWOWエア(WOW/WW)、スウェーデンのチャーター航空会社ノブエア(NVR/N9)、スリランカ航空(ALK/UL)が受領している。

◆個人用モニターや電源装備の国内線機材

 8日に到着したA321neoは、2014年7月31日にANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が22機発注したうちの1機目。全機が国内線仕様機となる予定で、2023年度末までに受領する。

 座席数はA321ceoと同じ2クラス194席で、プレミアムクラス8席と普通席186席。シートはプレミアムがレカロ製、普通席がゾディアック・エアロスペース製で、プレミアムは電動リクライニングシートを採用した。1列あたりの座席配列は、ビジネスが2席-2席、エコノミーが3席-3席となっている。

 シートピッチはビジネスが50インチ(127センチ)で、エコノミーが31-32インチ。全席にタッチパネル式個人用モニターを設置し、画面サイズはプレミアムが12インチ、普通席が10インチとなっている。両クラスとも、電源コンセントと充電用USB端子を設けた。

 また、Wi-Fi機器による機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」に対応。機内エンターテインメントシステム(IFE)は、2016年12月26日就航のA320neoと同じく、ゾディアック製「Rave」を採用した。

 ANAがA321を導入するのは、2016年のA321ceo就航に続き、今回で3回目。初回は1998年4月から2008年2月までで、最多で7機のA321(シャークレットなし、191席:スーパーシート8席、普通席183席)を国内線で運航した。

 羽田に到着した初号機は8月23日に製造され、9月5日に独ハンブルクで引き渡された。機体を空輸するフェリーフライトの便名はNH9400便で、ハンブルクを6日午後8時に出発してノボシビルスクを経由し、8日午後3時16分に羽田のA滑走路(RWY34L)に着陸。同25分に202番スポット(駐機場)へ到着した。


同じ機体でパネル2回脱落=中国からの全日空機―成田
9/8(金) 21:31配信 時事通信

 8日午後5時半ごろ中国の大連から成田空港に到着した全日本空輸の767―300型機(乗客乗員195人)の胴体パネルが脱落しているのが、着陸後の機体点検で見つかった。

 けが人はいない。同機は7日にも同じパネルが脱落していることから、全日空は原因を詳しく調べている。

 脱落したパネルは縦60センチ、横135センチ、重さ2~3キロの強化プラスチック製。非常時に使う滑り台型の脱出シューターをカバーしている。大連空港出発時に異常は見当たらなかったという。

 同機は7日夜に中国のアモイから到着した際、パネルが脱落していたことから、修理した上で問題ないとみて8日運航したという。今後の運航は未定。

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