船舶・鉄道・航空

2017年8月17日 (木)

海上自衛隊ヘリが岩国基地内で横転・大破

17日午後2時20分ごろ、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、海上自衛隊の多用途ヘリコプターCH-101が訓練中に横転してメインローター(主回転翼)などが地面に接触して大破、搭乗していた男性隊員8人のうち3人が負傷、ほかに1人がめまいを訴え、いずれも市内の病院に搬送された。海上自衛隊が機体の損傷状況や事故原因を調べている。

海上自衛隊によると、CH-101は南極観測船「しらせ」所属の艦載機で、整備や訓練を同基地で行っている。「しらせ」と基地の隊員計8人が乗り込み、荷物をつり下げて飛行する訓練をしていたところ、ホバリングしながら徐々に降下する過程でに機体が傾いて急降下したという。

現時点では事故原因は不明だが、メインローターの吹き下ろし(ダウンウォッシュ)が地面に反射した上昇風とホバリングに近い緩降下とが相俟って、メインローター翼端にボルテックスリング(循環する渦)が形成されてメインローター推力を失ったか、あるいはメインローターのピッチ制御機構が故障ないし破壊して推力・姿勢の制御を失ったか等の可能性が考えられ、原因の解明が待たれる。

海上自衛隊多用途ヘリコプター・CH-101

Ch101
海上自衛隊ホームページ・装備品航空機写真ギャラリーより
※※この写真の拡大画像はこちら

また同日午後7時40分ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市など)で、東部方面航空隊所属の対戦車ヘリコプターAH-1Sが夜間射撃訓練のためホバリング中に不時着した。同機は脚部を破損したが、搭乗員2人に外傷はないという。陸上自衛隊が詳しい原因を調べている。

同機は今月下旬に行われる「富士総合火力演習」に向け、同演習場に来ていた。

リンク:海自ヘリ着陸時に横転 4人搬送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:陸自ヘリが不時着=夜間射撃訓練中―静岡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<陸自>夜間射撃訓練のヘリ不時着 静岡・東富士演習場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東富士演習場で夜間訓練中、陸自ヘリが不時着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自ヘリ着陸寸前横転...3人けが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<海自岩国基地>ヘリ横転で4人けが 輸送訓練バランス崩し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機体傾き急降下、海自ヘリ横転し大破…4人けが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自ヘリ横転、3人軽傷=岩国基地で訓練中―山口 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

海自ヘリ着陸時に横転 4人搬送
8/18(金) 12:19配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

山口県の海上自衛隊岩国航空基地で17日、訓練中のヘリコプターが着陸寸前に横転し、4人がけがなどで病院に運ばれた。
岩国航空基地で17日午後、海上自衛隊のCH-101ヘリコプターが、荷物をつりさげたまま離着陸する訓練中、着陸寸前にバランスを崩し、横転した。
この事故で、3人がけがをし、1人が体調不良を訴えた。
CH-101は、南極観測に用いられる砕氷艦「しらせ」に搭載されるヘリコプターで、岩国基地で訓練を行っていた。


陸自ヘリが不時着=夜間射撃訓練中―静岡
8/18(金) 9:46配信 時事通信

 17日午後7時40分ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市など)で、夜間射撃訓練のためホバリング中の対戦車ヘリコプター「AH1S」が高度を下げ、不時着した。

 ヘリの脚部を破損したが、乗っていた隊員2人に外傷はないという。陸自が詳しい原因を調べている。

 陸自によると、ヘリは東部方面航空隊の所属で、機長の3等陸佐と副操縦士の2等陸尉が搭乗。今月下旬に行われる国内最大級の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」に向け、同演習場に来ていた。


<陸自>夜間射撃訓練のヘリ不時着 静岡・東富士演習場
8/18(金) 0:59配信 毎日新聞

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対戦車ヘリコプター「AH1S」=武市公孝撮影

 17日午後7時40分ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市、裾野市など)で、夜間射撃訓練のためにホバリング中の対戦車ヘリコプター「AH1S」が高度を下げ、不時着した。ヘリには機長の男性3等陸佐と副操縦士の男性2等陸尉が乗っていたが、目立った外傷はないという。陸自が詳しい原因を調べている。

 陸自によると、ヘリは脚部が折れた状態だという。ヘリは木更津駐屯地の所属で、訓練のために東富士演習場に来ていた。【前谷宏】


東富士演習場で夜間訓練中、陸自ヘリが不時着
8/18(金) 0:58配信 読売新聞

 17日午後7時40分頃、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)で、陸自東部方面航空隊の対戦車ヘリコプター「AH1S」が、ホバリング中に突然、高度を下げ、不時着した。

 機体の脚部を損傷したが、搭乗員2人にけがはなかった。

 陸自によると、ヘリは今月下旬の陸自最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」に向け、夜間の射撃訓練中だった。陸自で、操縦ミスの可能性もあるとみて原因を調べている。


海自ヘリ着陸寸前横転...3人けが
8/17(木) 21:28配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

山口県の海上自衛隊岩国航空基地で、訓練中のヘリコプターが着陸寸前に横転し、3人がけがをした。
横転したのは、海上自衛隊のCH-101ヘリコプター。
17日午後2時20分ごろ、岩国航空基地の中で、荷物をつったまま離着陸する訓練を行っていたところ、着陸寸前に、地上から数メートルの高さでバランスを崩し、ローターが地表に接触して横転した。
事故機には8人が乗っていて、3人がけがをしたが、いずれも軽傷。
CH-101は、南極観測に用いられる砕氷艦「しらせ」に搭載されるヘリコプターで、「しらせ」の航海時以外は、岩国基地で訓練を行っていた。


<海自岩国基地>ヘリ横転で4人けが 輸送訓練バランス崩し
8/17(木) 16:43配信 毎日新聞

 17日午後2時20分ごろ、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、海自の輸送ヘリコプターCH101が訓練飛行中にバランスを崩して落下横転した。機体は大破し、40代男性機長を含む搭乗していた隊員8人のうち4人が打撲などの軽傷を負った。

 岩国航空基地によると、事故機はワイヤでドラム缶2個(計約500キロ)をつり下げて輸送する訓練をしていた。飛行中に何らかの原因でバランスを崩し数メートル落下、横転したとみられる。目撃者によると「ドーン」と爆発するような音が聞こえ、白煙が上がった。

 事故機は南極観測船「しらせ」に搭載される輸送ヘリ。しらせは海自横須賀地方隊所属だが、同型の掃海・輸送ヘリMCH101を運用する岩国航空基地で整備や訓練のため飛来していた。

 現場は基地の南で滑走路東側の海に面した敷地内。機体は横倒しになり、ヘリ上部のメインローター(主回転翼)が地面に接して破損し、部品などが周囲に散乱した。

 岩国航空基地は米軍岩国基地と滑走路などを共用。民間の岩国錦帯橋空港も同じ滑走路を利用しているが、全日空によると、民間機の運航に影響はなかった。【古賀亮至、土田暁彦】


機体傾き急降下、海自ヘリ横転し大破…4人けが
8/17(木) 16:06配信 読売新聞

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訓練飛行中に横転しメインローターなどが大破した海自のヘリコプター「CH101」(17日午後、山口県岩国市で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影

 17日午後2時20分頃、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、訓練飛行中の海自ヘリコプター「CH101」の機体が傾き地上に接触、横転してメインローター(主回転翼)などが大破した。

 搭乗していた男性隊員8人のうち4人が骨折などのけがをして市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 海自によると、ヘリは南極観測を支援する砕氷艦「しらせ」の搭載機で全長22・8メートル。当時、基地東側の海に面したエリアで、ドラム缶2本をつり下げて飛行する訓練をしていた。

 目撃者によると、ヘリは高度を少しずつ下げていく最中に機体が傾いて急降下し、「ドーン」という音とともに煙に包まれ、部品が周辺に飛び散ったという。


海自ヘリ横転、3人軽傷=岩国基地で訓練中―山口
8/17(木) 15:26配信 時事通信

 17日午後2時20分ごろ、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、海自の多用途ヘリコプターCH101が訓練中に横転し、3人が打撲などの軽傷を負った。

 ほかに1人がめまいを訴え、いずれも市内の病院に搬送された。海自が機体の損傷状況や事故原因を調べている。

 海自によると、CH101は南極観測船「しらせ」所属の艦載機で、整備や訓練を同基地で行っている。「しらせ」と基地の隊員計8人が乗り込み、荷物をつり下げて飛行する訓練をしていたところ、ホバリング中にバランスを崩して横転したという。

 CH101は全長22.8メートル、幅18.6メートル。乗員4人で、他に25人まで乗ることができる。

2017年8月14日 (月)

奈良の山中に小型機墜落 2人死亡

14日午後0時15分ごろ、奈良県山添村助命の山中に「飛行機が回転しながら落下した。黒煙が上がっている」と、近隣住民から110番があった。

墜落した小型機は大破して炎上、残骸の中から性別不明の2人が発見され、その場で死亡が確認された。県警は大阪市に住む夫婦とみて身元確認を進めるとともに、詳しい事故状況を調べている。

国土交通省によると、墜落したのは単発プロペラ機「ソカタTBM700」(定員6人)。機体整備を委託されていた会社の従業員などによると、会社代表田中良一さん(68)と妻佐智子さん(55)=いずれも大阪市中央区=が乗っていた。
飛行計画では、同日午前11時57分に八尾空港(大阪府八尾市)を出発後、約2時間45分後に福島空港(福島県須賀川市など)へ到着する予定だった。事故の約2分前に「八尾へ引き返す」と連絡があったが、理由は告げなかったという。

奈良県警天理署や消防によると、機体はバラバラになり破片が散乱した。現場は名阪国道神野口インターの西約1.5キロにある山中で、付近に民家はない。

国交省は航空事故と認定し、運輸安全委員会は調査官2人を現地に派遣する。
同省によると、事故機は11日午前、八尾空港から神戸空港(神戸市)に向かう途中、無線機の不具合があったとして引き返すトラブルを起こしていた。安全委は関連の有無を調べる。

以上、時事通信の報道による。

リンク:<奈良・小型機墜落>飛行や音声の記録装置、搭載なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:2人死亡小型機「空中分解した」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落2人死亡、空中分解か…事故調査官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<奈良・小型機墜落>「機体は空中分解していた」事故調査官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:運輸安全委が調査 小型飛行機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落、直前「炎を上げていた」通報相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<奈良・小型機墜落>破片100m先に飛散 相当な衝撃か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落機 7月の点検で異常なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:奈良小型機墜落 炎に包まれ墜落、2度の爆発音 住民ら「まさか小さな村に…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:奈良小型機墜落 2人の遺体発見 大阪市の会社役員夫婦か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:操縦の田中さん 40年のベテラン、関係者「無理しない人」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落で男女死亡...大阪市の夫婦か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<奈良・小型機墜落>整備会社「7月上旬整備、異常なし」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<奈良・小型機墜落>目撃者「燃えながら落下」 2遺体発見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:奈良の小型機墜落、男女2人の遺体を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<奈良・小型機墜落>搭乗者か 2人の遺体見つかる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆音と煙、飛び散る部品=間近の事故に住民騒然―奈良・小型機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:奈良で小型機墜落か、山添村の山中で煙 「回転しながら落下した」と住民通報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:奈良の山林に小型飛行機が墜落か、住民から通報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落か>山間部で「黒煙」 奈良・山添村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落、2人死亡=奈良の山中に、大阪の夫婦か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落か>奈良・山添村で目撃情報 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<奈良・小型機墜落>飛行や音声の記録装置、搭載なし
8/16(水) 19:49配信 毎日新聞

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奈良県山添村の山中に墜落した小型機「ソカタTBM700」=エアロラボインターナショナル提供

 奈良県山添(やまぞえ)村の山中に小型機が墜落し、2人が死亡した事故で、小型機にはフライトレコーダー(飛行記録装置)やボイスレコーダー(音声記録装置)が搭載されていなかったことが整備会社への取材で分かった。運輸安全委員会の航空事故調査官は16日、整備会社への聞き取りを実施し、原因究明を進めている。

 整備会社は「エアロラボ インターナショナル」(大阪府八尾市)。墜落した小型機を6月末~7月上旬に整備した。同社は、整備の際や今月14日に八尾空港を離陸する前の点検でも異常は見つからなかったと説明している。

 同社によると、調査官からは、操縦していたとみられる田中良一さん(68)=大阪市中央区=の同機についての習熟度合いについても尋ねられたという。

 調査官は17日に関西国際空港の管制官から聞き取りをする予定。【矢追健介、郡悠介】


2人死亡小型機「空中分解した」
8/16(水) 11:09配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

奈良・山添村で、小型飛行機が墜落して2人が死亡した事故について、国の運輸安全委員会は「飛行機は空中分解した」との見解を示した。
14日、山添村の山中に小型機が墜落し、田中良一さん(68)と妻の佐智子さん(55)とみられる2人が死亡した事故で、一夜明けた現場では、遺体の一部が運び出された。
また、国の運輸安全委員会の調査官が現場に入り、機体の状況から、小型機が空中分解したとの見解を示した。
運輸安全委員会の福田公爾航空事故調査官は、「ほぼ垂直の状態で(機体が)落ちてきたような状態ですので、胴体後部・水平尾翼・垂直尾翼、そういうのがバラバラに散らばっておりますので、(墜落前に)空中分解していたことは間違いない状況です」と話した。
調査官は16日も現場に入る予定で、その後、機体の整備状況などを調べる方針。


小型機墜落2人死亡、空中分解か…事故調査官
8/15(火) 22:13配信 読売新聞

 奈良県山添村の山林に小型機が墜落し、2人が死亡した事故で、現場を調べた運輸安全委員会の福田公爾(こうじ)・航空事故調査官は15日、墜落時に機体が何らかの理由で空中分解していたとの見方を示した。

 機体の残骸が数十メートル以上の範囲に散乱しており、県警は機体にトラブルが発生したとみて原因を調べる。

 この日午前、航空事故調査官2人と県警捜査員らが現場に入り、機体を確認した。福田調査官によると、エンジンやプロペラなど胴体部分を中心に、左右の両主翼、胴体の後部、尾翼などがバラバラに落下していた。胴体部分は激しく燃焼し、プロペラ部分は地面にめり込んだ状態だった。周辺の木の折れ方から、ほぼ垂直に落下したとみられる。


<奈良・小型機墜落>「機体は空中分解していた」事故調査官
8/15(火) 16:09配信 毎日新聞

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小型機が墜落したと見られる現場=奈良県山添村で2017年8月14日午後1時16分、本社ヘリから加古信志撮影

 奈良県山添(やまぞえ)村での小型機墜落事故で、現場を調べた運輸安全委員会の航空事故調査官は15日、「機体が空中分解していたのは間違いない。ほぼ垂直に落ちた」との見解を示した。周辺の樹木の折れ方などから判断したという。

 事故調査官2人が警察官や消防隊員らと現場に入った。調査官によると、機体はプロペラやエンジン、キャビンがある機体前方の主要部の燃え方がひどく、座席の最前列付近に遺体があった。尾根一つ隔てた場所に、左右の主翼や胴体後部、垂直・水平尾翼などがバラバラに落ちていた。

 調査官は、散乱した部品の位置をGPS(全地球測位システム)付き装置で測定し、写真に収めるなどした。胴体後部付近は燃えておらず、後部にある荷物室には物品も残っていた。搭乗者のものとみられるトートバッグのようなものも発見されたが、フライトレコーダーのような記録装置は見つかっていない。調査官は16日以降も調査を続け、機体整備や気象などの状況も調べる。

 小型機には大阪市中央区の会社役員、田中良一さん(68)、佐智子さん(55)夫妻が乗っていたとみられている。県警は15日、見つかった遺体を現場から運び出したが損傷が激しく、DNA鑑定などで身元特定を進める。【矢追健介、数野智史、郡悠介】


運輸安全委が調査 小型飛行機墜落
8/15(火) 15:39配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

奈良・山添村の山中に14日、小型飛行機が墜落した事故で、15日朝から、国の運輸安全委員会が調査を始めた。
14日昼ごろ、奈良・山添村の山中に小型機が墜落した事故で、国の運輸安全委員会の調査官2人が15日朝、事故現場に入った。
この事故では、小型機に乗っていた大阪市に住む会社役員・田中良一さん(68)と妻の佐智子さん(55)とみられる2人の遺体が見つかっている。
墜落した小型機は、フランスのソカタ社製で、7月、整備会社が点検したところ、異常は見つからなかったという。
その一方で、小型機は、福島空港に向けて飛び立った直後に、パイロットから、八尾空港に引き返すとの連絡を行っている。
運輸安全委員会は、墜落前に何らかのトラブルが起きたことも含め、事故のくわしい原因を調べる方針。


小型機墜落、直前「炎を上げていた」通報相次ぐ
8/15(火) 11:58配信 読売新聞

 奈良県山添村の山林に小型の飛行機が墜落し、男女2人の遺体が見つかった事故で、同機が墜落する際、「回転しながら炎を上げていた」との通報が県警などに相次いでいたことがわかった。

 県警は飛行中の機体に何らかのトラブルが発生した可能性があるとみており、15日朝から国の運輸安全委員会と合同で実況見分を始めた。

 国土交通省によると、事故機は仏ソカタ社製の小型機「TBM700」。14日午前11時57分に八尾空港(大阪府八尾市)を離陸し、福島空港(福島県)に向かったが、16分後に関西空港の管制官に「八尾空港に引き返す」という趣旨の連絡をした直後に墜落した。大阪市中央区の会社役員・田中良一さん(68)と妻の佐智子さん(55)が乗っていたとみられる。


<奈良・小型機墜落>破片100m先に飛散 相当な衝撃か
8/15(火) 11:12配信 毎日新聞

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小型機の墜落した山中で現場検証する捜査員ら=奈良県山添村で2017年8月15日午前9時51分、本社ヘリから望月亮一撮影

 奈良県山添(やまぞえ)村の山中に14日、小型機が墜落し、搭乗者とみられる2人の遺体が見つかった事故で、大破した機体の破片が少なくとも約100メートル離れた場所まで飛び散っていたことが、消防関係者への取材で分かった。墜落時に相当な衝撃を受けたとみられる。15日午前には、国の運輸安全委員会の航空事故調査官も現場に入り、県警と連携して部品を回収するなどし、事故原因の究明を本格化させる。

 14日に現場で活動した複数の消防団員の話によると、機体は原形をとどめないほど大破し、多くの破片が山中の谷あいにあり、激しく燃えていたという。 県警の捜査員、消防隊員ら計約40人は15日午前7時前、現場北東にある集落から山中に入り、現場での活動を再開。午前9時すぎに事故調査官2人も現場へと向かった。天候の悪化も懸念される中、2遺体の搬出を急ぎ、身元の確認を進める。

 小型機には所有者の会社役員、田中良一さん(68)=大阪市中央区=と妻佐智子さん(55)が乗り、良一さんが操縦していたとみられる。飛行計画によると、八尾空港(大阪府)から福島空港(福島県)に向かう途中で、離陸16分後の14日午後0時13分に、管制に「引き返す」と連絡を入れた直後にレーダーから消えた。【郡悠介、数野智史】


墜落機 7月の点検で異常なし
8/15(火) 9:40配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

14日、奈良・山添村の山中に小型飛行機が墜落した事故で、機体には、7月の点検の際に、異常がなかったことがわかった。
14日昼ごろ、奈良・山添村の山中に小型機が墜落し、男女とみられる2人が死亡しているのが見つかった。
警察によると、2人は大阪市に住む会社役員・田中良一さん(68)と、妻・佐智子さん(55)とみられる。
この小型機は、フランスの会社製で、7月、整備会社が点検したところ、異常は見つからなかったという。
エアロラボインターナショナル・松本章吾さんは「(田中さんは)もう、40年近く飛行機に乗られている方。安全には、シビアな方だった」と話した。
小型機は正午前、福島空港に向けて飛び立ったが、その後、パイロットから、八尾空港に引き返すとの連絡はあったものの、優先的な着陸を求める「緊急事態宣言」は出ていなかったという。
運輸安全委員会は15日、現場に入り、事故のくわしい原因を調べる方針。


奈良小型機墜落 炎に包まれ墜落、2度の爆発音 住民ら「まさか小さな村に…」
8/15(火) 8:09配信 産経新聞

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2人が乗ったプロペラ機が墜落した事故現場。近くには集落もあった=14日午後1時19分、奈良県山添村(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 夫婦とみられる2人が乗った小型機が14日に奈良県山添村の山中に墜落した死亡事故。「まさかこんな事故が小さな村で…」「機体は炎に包まれていた」。山あいのふもとには、静かな集落が広がっており、一歩間違えれば、被害が人家まで拡大していた恐れもあり、墜落の瞬間を目撃していた住民たちは、驚きを隠さなかった。

 国土交通省によると、同機は八尾空港を14日午前11時57分に離陸。午後0時13分に「引き返す」と管制官に連絡した直後に墜落した。飛行計画書では2人が搭乗し、2時間45分飛行して福島空港に到着するとしていたという。

 墜落したのは、午後0時15分ごろ。家族と墓参りに訪れていた奈良市下深川町の無職男性(60)は異音とともに墜落する小型機を目撃したという。「小型機がかなり低い上空を飛んでいるとみていたら、機体が垂直に山の方へ落ちた。『ドーン』という大きな音が響き渡った」

 直前には、機体から黒煙が噴き上った。男性は「まさか山に落ちるなんて…」と絶句した。

 三重県伊賀市長田の建設会社社員の男性(58)も墜落前のふらつく姿の小型機を目の当たりにしていた。「『バリバリ』という轟(ごう)音(おん)が鳴り、機体は旋回しながら炎に包まれていた」と振り返った。

 山添村堂前の大工の男性(66)は墜落前と墜落後に2度、爆発音が聞こえたという。「びっくりした。最初は北朝鮮のミサイルかと思った」とこわばった声で話した。

 奈良県警によると、機体は激しく損壊し燃え続けたため、機体内部や周辺の捜索は午後6時半で打ち切られたが、民家などへの二次被害はなかった。墜落現場に近い山添村の集落では、通報を受けた警察車両や消防車が駆けつけ、一時騒然とした状態に。

 現場にかけつけた地元消防団の男性(63)は、連絡を受け、消火器を抱えて現場の山中を目指した。現場は住民らが使う広域農道から約200メートル奥で、出発してから約1時間半後に到着。機体はプロペラ部分を残して形状が分からないほどつぶれ、燃料も漏れ出ていた。

 男性は「山の谷間に墜落していて周辺の木々がなぎ倒されていた。機体の火はそれほど激しくなかったが、消火器では完全に消えていなかった」。消防団の別の男性(48)は「燃料が燃える嫌な匂いが辺りに立ちこめていた」と話していた。

 集落の住民らも不安げな様子で墜落現場の方角を見つめていた。農業の男性(78)は「警察から『山の所有者ではないか』と尋ねられたが、まだ現場を見ておらず、今はまだ何も分からない」と困惑した様子だった。


奈良小型機墜落 2人の遺体発見 大阪市の会社役員夫婦か
8/15(火) 8:07配信 産経新聞

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2人が乗ったプロペラ機が墜落した事故現場。近くには集落もあった=14日午後1時19分、奈良県山添村(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 奈良県山添村の山中に航空機が墜落した事故で14日、搭乗者とみられる2人を発見、死亡を確認した。見つかった運転免許証などから、大阪市中央区の会社役員、田中良一さん(68)と妻、佐智子さん(55)とみられる。機体は八尾空港(大阪府八尾市)を14日午前11時57分に離陸した単発プロペラ機ソカタTBM700。県警は15日朝から機体内部や周辺を調べる。


操縦の田中さん 40年のベテラン、関係者「無理しない人」
8/15(火) 6:01配信 スポニチアネックス

 ◇奈良山中に小型機墜落 2人死亡

 機体の整備補助などを担当する会社によると、田中さんは操縦歴約40年のベテランで、国内各地を巡っていた。

 田中さんと3年ほど交流があるエアロラボインターナショナル(大阪府八尾市)の松本章吾さん(32)によると、全国ほぼ全ての空港に降り立ったことがあると話していた。悪天候の際には、上空で行き先を変えることもあり「安全面にはシビアな人。無理はしないタイプだった」と振り返る。

 事故前の13日も同じ機体で高知県に行き、いつも通り田中さんが操縦したという。14日の離陸時の最終点検に立ち会った際、「福島県で宿が取れたら、明日帰ってくるかもしれない」と話しており、松本さんは「元気そうな様子で、いつものように2人でニコニコして出発した」と声を詰まらせた。


小型機墜落で男女死亡...大阪市の夫婦か
8/14(月) 22:30配信 ホウドウキョク

296
(写真:ホウドウキョク)

奈良・山添村の山中に14日昼すぎ、大阪の八尾空港から福島空港に向かう予定だった小型飛行機が墜落し、大阪市の夫婦とみられる2人が死亡した。
14日正午すぎ、山添村の住民などから「火の玉状のものが落ちていった」、「何かが山に落ちた、黒煙が上がっている」などと、消防に通報があった。
消防などが確認したところ、山添村の山中に小型機が墜落していて、機体の操縦席付近に、男女とみられる2人を発見し、その後、死亡が確認された。
警察によると、2人は大阪市に住む、会社役員の田中良一さん(68)と妻・佐智子さん(55)夫婦とみられる。
小型機は、フランスの会社製で、14日正午前に大阪の八尾空港から福島空港に向かって飛び立ったが、およそ16分後に、関西空港の管制に「八尾に引き返す」と連絡した直後、行方がわからなくなったという。
整備した会社によると、航空機は、2017年6月にアメリカから輸入され、これまでに大きな不具合はなかったという。
警察と消防などは、事故のくわしい原因を調べている。


<奈良・小型機墜落>整備会社「7月上旬整備、異常なし」
8/14(月) 21:06配信 毎日新聞

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奈良県山添村の山中に墜落した小型機「ソカタTBM700」=エアロラボインターナショナル提供

 奈良県山添村付近の山中に14日、小型機が墜落した事故で、八尾空港内の整備会社「エアロラボ インターナショナル」によると、墜落した小型機は同社が6月末から7月上旬にかけて整備し、異常はなかったという。2001年製で今年6月上旬に米国から輸入されたという。

 同社は田中さん夫妻と約3年前から付き合いがあり、この日も担当者が田中さんと一緒に機体を確認したという。担当者は「燃料は満タンで5時間半は飛べる。エンジンも問題なかった」と話した。田中さんは約40年のフライト経験があり、今回の小型機もこれまで10回程度操縦していたという。

 夫婦の自宅マンションに住む60代女性は、自身が営む飲食店の常連客だった田中さんと20年来の知り合いだった。約2週間前にエレベーター前で会った際、「お盆休みはまた飛行機に乗るの?」と尋ねると、「俺には飛行機しかないからなあ」と話していたという。女性は「先週もすれ違い、『今度一緒にご飯を食べに行こう』と約束したばかり。事故の情報が間違いであってほしい」と心配そうに語った。【金志尚、井川加菜美】


<奈良・小型機墜落>目撃者「燃えながら落下」 2遺体発見
8/14(月) 20:58配信 毎日新聞

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小型機が墜落したと見られる現場=奈良県山添村で2017年8月14日午後1時16分、本社ヘリから加古信志撮影

 ◇大阪の会社役員夫妻か

 14日午後0時15分ごろ、奈良県山添(やまぞえ)村付近に飛行機らしい物体が落ちたとの110番通報が相次いだ。同県警や消防が調べたところ、同村助命(ぜみょう)の山中に小型機が墜落して大破、炎上していた。コックピット周辺から搭乗者とみられる2人の遺体が見つかった。

 県警や国土交通省によると、墜落したのはフランス製の単発プロペラ機「ソカタTBM700」。大阪市中央区の会社役員、田中良一さん(68)が所有し、田中さんと妻佐智子さん(55)が乗っていたとみられる。現場から2人の運転免許証が見つかった。県警は遺体は田中さん夫婦とみて身元の特定を急ぐ。付近に民家はなく、住民や建物への被害は確認されていない。

 飛行計画によると、午前11時57分に八尾空港(大阪府)を出発、福島空港(福島県)に午後2時42分に到着予定で、目的は「プライベート」だった。

 県警によると、離陸16分後の午後0時13分、男性操縦士から関西国際空港の小型機専用の管制に「八尾空港に引き返す」と連絡があり、3分後にレーダーから消えた。当時、天候は悪くなかった。警察や消防には「燃えながら落ちた」「回転しながら落下した」などの目撃情報が寄せられた。国の運輸安全委員会は現地に航空事故調査官2人を派遣する。

 国交省によると、同機は今月11日に八尾空港から神戸空港に向かう際、無線電話に不具合があり、引き返すトラブルを起こした。

 航空評論家の小林宏之さんは目撃情報から「両翼にある燃料タンクに引火した可能性が高い」と指摘。「失速して操縦不能のまま、きりもみ状態で落ちたのではないか。エンジンか燃料系統のトラブルが考えられる」と話している。【数野智史、和田明美】


奈良の小型機墜落、男女2人の遺体を確認
8/14(月) 17:35配信 読売新聞

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小型機が墜落し2人が死亡した現場(14日午後1時18分、奈良県山添村で、本社ヘリから)=守屋由子撮影

 14日午後0時15分頃、奈良県山添村助命(ぜみょう)の神野山(こうのやま)近くの山林に小型の飛行機が墜落した。

 機体は約5時間にわたって燃え続け、コックピット付近から男女2人の遺体が見つかった。奈良県警は、現場で発見された運転免許証やフライトプランなどから、2人は大阪市中央区、会社役員田中良一さん(68)と妻の佐智子さん(55)とみて身元の確認を進める。

 国土交通省などによると、墜落したのはフランス・ソカタ社製の小型機「TBM700」(全幅約13メートル、全長約11メートル、定員6人)。


<奈良・小型機墜落>搭乗者か 2人の遺体見つかる
8/14(月) 17:04配信 毎日新聞

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小型機が墜落したとみられる現場=奈良県山添村で2017年8月14日午後1時9分、本社ヘリから加古信志撮影

 奈良県山添村付近の山中に14日、小型機が墜落した事故で、県広域消防組合によると、同日午後4時すぎ、墜落現場付近で搭乗者とみられる2人の遺体が見つかった。県警が身元の確認を進めている。


爆音と煙、飛び散る部品=間近の事故に住民騒然―奈良・小型機墜落
8/14(月) 15:54配信 時事通信

 「ごう音がして、真っ黒な煙が立ち上った」。

 奈良県山添村で14日に起きた小型機墜落事故の様子を、周辺住民は動揺した様子で振り返った。消防車が続々と駆け付け、救助隊員が歩いて現場を目指すなど、静かな集落は騒然とした雰囲気に包まれた。

 現場近くの集落に住む女性(80)は、墓参りをした後、屋外にいた時に事故を目撃した。「(飛行機の)部品のようなものが飛び散った。普段は静かな集落なのでびっくりした」と驚きを隠せない様子だった。

 同県生駒市から帰省していた女性(31)は昼食中、至近距離で聞こえるエンジン音に続き家が大きく揺れたため、外に飛び出した。「近くの木が屋根に倒れてきた」と思いながら見回すと、すぐそばの山から黒煙が。「家に落ちてきてもおかしくなかった」と不安そうに話した。

 近くの主婦(60)は、「『ビュー』という音に続いて、地響きが聞こえた」と証言。約1キロ離れた場所で働く男性も「大きなオートバイが走るような音の後、ドーンと音がした」と話した。


奈良で小型機墜落か、山添村の山中で煙 「回転しながら落下した」と住民通報
8/14(月) 15:14配信 産経新聞

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飛行機が墜落したとみられる現場付近から上がる煙 =14日午後1時6分、奈良県山添村(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 14日午後0時15分ごろ、奈良県山添村内で「飛行機が回転しながら落下した。黒煙が上がっている」と近隣の男性住民から110番があった。奈良県警天理署が調べている。同署によると、航空機が落下したのは名阪国道神野口IC近くの神社から西約800メートルの山中。同村助命(ぜみょう)付近とみられ、県警ヘリで煙が上がっているのが確認された。付近に民家などはなく、小型機とみられるという。

 奈良市消防局によると、14日昼ごろには奈良市下深川町の住人らから「飛行機のようなものが火の玉となって山の方に落ちた」など、複数の通報があった。

 山添村役場によると、近隣住民から「(同村)助命の山腹にヘリコプターかセスナ機が落ちて煙が上がっている」との通報があった。墜落現場近くの住民によると、正午すぎ、ドンという衝撃音がして家が揺れ、1キロほど離れた山中から煙が上がったという。

 国土交通省大阪航空局によると、「奈良県山添村付近に航空機が墜落し炎上していると奈良県警から通報があったが、詳細は不明で現在確認中」という。


奈良の山林に小型飛行機が墜落か、住民から通報
8/14(月) 13:31配信 読売新聞

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小型機が墜落したとみられる現場(14日午後1時10分、奈良県山添村で、読売ヘリから)=守屋由子撮影

 14日午後0時15分頃、奈良県山添村助命(ぜみょう)の神野山(こうのやま)近くの山林で、近隣の男性から、「飛行機が回転しながら落下した。黒煙が上がっている」という110番があった。

 奈良県警は小型の飛行機が墜落した可能性があるとみて確認を急いでいる。

 国土交通省によると、小型機は八尾空港(大阪府八尾市)を昼前に出発し、福島県の福島空港に向かう予定だったという。飛行機は個人所有の小型機だった。

 県広域消防組合によると、通行人から「地響きがした。航空機が墜落したようだ」と119番があった。付近では黒煙が上がっているのが見えるという。県警と県のヘリコプターが上空から情報収集に当たっている。

 山添村観光協会のパート従業員女性(61)によると、午後0時20分頃、協会スタッフが近所を車で走行中、地響きのような轟音(ごうおん)を聞いたほか、「小型機が山に落ちていくのを目撃した」と話す来訪者もいたという。女性は「何が起こったかわからないが、とにかく驚いている」と話した。


<小型機墜落か>山間部で「黒煙」 奈良・山添村
8/14(月) 13:03配信

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小型機が墜落したとみられる現場=奈良県山添村で2017年8月14日午後1時9分、本社ヘリから加古信志撮影

 14日午後0時15分ごろ、奈良県山添村付近の山中に飛行機とみられる物体が落ちた、との110番通報があった。消防にも同様の情報が寄せられており、奈良県警などが周辺を捜索している。

 奈良県広域消防組合によると、「(小型機の)セスナらしきものが落ちた。山から黒い煙が上がっている」と通報があった。消防は山添村助命(ぜみょう)付近の山中に墜落した可能性があるとみて、現場に急行している。山添村役場にも村民から同様の通報があり、職員が確認を急いでいる。国土交通省によると、消息を絶ったとみられる小型機の飛行計画では、乗員は2人となっている。けが人の有無は不明。

 現場は名阪国道神野口インターの西側に広がる山間部とみられ、黒煙が上がっている。【数野智史】


小型機墜落、2人死亡=奈良の山中に、大阪の夫婦か
8/14(月) 12:57配信 時事通信

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小型機が墜落し、山中から上がる煙(中央)=14日午後1時ごろ、奈良県山添村(住民提供)

 14日午後0時15分ごろ、奈良県山添村助命の山中に「飛行機が回転しながら落下した。黒煙が上がっている」と、近隣住民から110番があった。

 墜落した小型機は大破して炎上、残骸の中から性別不明の2人が発見され、その場で死亡が確認された。県警は大阪市に住む夫婦とみて身元確認を進めるとともに、詳しい事故状況を調べている。

 国土交通省によると、墜落したのは単発プロペラ機「ソカタTBM700」(定員6人)。機体整備を委託されていた会社の従業員などによると、会社代表田中良一さん(68)と妻佐智子さん(55)=いずれも大阪市中央区=が乗っていた。

 飛行計画では、同日午前11時57分に八尾空港(大阪府八尾市)を出発後、約2時間45分後に福島空港(福島県須賀川市など)へ到着する予定だった。事故の約2分前に「八尾へ引き返す」と連絡があったが、理由は告げなかったという。

 奈良県警天理署や消防によると、機体はバラバラになり破片が散乱した。現場は名阪国道神野口インターの西約1.5キロにある山中で、付近に民家はない。

 国交省は航空事故と認定し、運輸安全委員会は調査官2人を現地に派遣する。

 同省によると、事故機は11日午前、八尾空港から神戸空港(神戸市)に向かう途中、無線機の不具合があったとして引き返すトラブルを起こしていた。安全委は関連の有無を調べる。


<小型機墜落か>奈良・山添村で目撃情報
8/14(月) 12:56配信 毎日新聞

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小型機が墜落したとみられる現場=奈良県山添村で2017年8月14日午後1時9分、本社ヘリから加古信志撮影

 14日午後0時15分ごろ、奈良県山添村で小型のような飛行機が墜落したとの目撃情報が住民から県警に寄せられ、確認を急いでいる。【数野智史】

2017年7月28日 (金)

777・787・A350等、航空機一般の話題・58

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:ダクトに破損見つかる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、羽田発伊丹行きに与圧トラブルか 引き返し緊急着陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空機、羽田に緊急着陸…与圧トラブルか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空機が緊急着陸=機器に不具合、けが人なし―羽田空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:零戦復元機 資金難で身動きとれず 日本に残したい…協力求め - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日米共同訓練>朝鮮半島沖で実施 北朝鮮けん制の狙い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自と米空軍が共同訓練…北のICBM発射受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機、日韓と共同訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自が米爆撃機と訓練 ミサイル発射の北朝鮮を牽制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岸田氏「具体的行動の一環」=共同訓練で北朝鮮けん制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機、日韓と共同訓練=朝鮮半島上空を飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:超大型の旅客機「A380」が売れないエアバス、起死回生の秘策とは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィンエアー、A350でもマリメッコ 特別塗装機、9月受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィンエアー、3機目のマリメッコ柄塗装機 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ダクトに破損見つかる
8/13(日) 20:30配信 ホウドウキョク

全日空機が12日、羽田空港を離陸直後に引き返したトラブルで、機内に高圧の空気を送るダクトが破損していたことがわかった。
12日午後6時半ごろ、羽田発の全日空37便で、離陸直後に、機内の気圧を一定に保つシステムの異常を知らせる警報が鳴ったため、羽田空港に引き返した。
乗客ら273人に、けがはなかった。
全日空で調べたところ、機内に高圧の空気を送るダクトに破損が見つかり、全日空は、この破損により、警報が作動したとみて調べている。


ANA、羽田発伊丹行きに与圧トラブルか 引き返し緊急着陸
8/12(土) 23:28配信 Aviation Wire

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ANAの777-200国内線仕様機(同型機)=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 8月12日午後6時30分ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の羽田発伊丹行きNH37便(ボーイング777-200型機、登録番号JA703A)が羽田を離陸直後、伊豆半島付近で与圧系統に不具合が起きた可能性があると計器表示が出たことから、機長の判断により羽田へ引き返し、緊急着陸した。乗客262人(幼児4人含む)と乗員11人(パイロット2人、客室乗務員9人)に、けがはなかった。

 NH37便は羽田を午後6時6分に出発し、同24分に離陸したところ、コックピット内の計器に、機内の気圧を保つ与圧系統の不具合が発生した可能性があるとの表示が出たことから、航空管制上の優先権を得て羽田へ午後6時51分に緊急着陸し、午後7時10分に戻った。

 ANAによると、機内で煙や火は確認されていないが、機長の操作により酸素マスクを落下させた。機内では「与圧システムの不具合につき、羽田に引き返す」旨のアナウンスを行ったという。羽田へ到着後、乗客はANAの別便や新幹線、明日の便に振り替えた。

 原因は調査中で、国土交通省航空局(JCAB)が航空事故につながりかねない「重大インシデント」に該当するかなどを調べている。

 当該機は777-200の国内線仕様機で、座席数は2クラス405席(プレミアムクラス21席、普通席384席)。この機材による運航便は、12日は計5便を予定しており、NH37便は最後の便だった。

 12日の運航は、羽田午前8時17分(定刻同5分)発の高知行きNH561便からスタート。折り返しの高知発羽田行きNH564便、羽田発福岡行きNH253便、福岡発羽田行きNH258便を運航後、5便目となるNH37便に投入された。

 12日は、乗客乗員520人が亡くなった日本航空123便墜落事故の発生から32年。三十三回忌にあたるこの日は、過去3番目に多い97家族359人の遺族が墜落現場となった群馬県多野郡上野村の御巣鷹山を訪れた。午後6時からは、上野村にある慰霊の園で追悼慰霊式が開かれた。

 また、ANAでは昨年の8月12日朝には、羽田発便で受託手荷物を積まずに出発するトラブルが発生。荷物をまったく積まなかった便が16便、一部未搭載が12便発生し、積まなかった受託手荷物は、ANAの運航便だけで2000個強にのぼった。


全日空機、羽田に緊急着陸…与圧トラブルか
8/12(土) 21:11配信 読売新聞

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緊急着陸した全日空機(12日午後8時5分、羽田空港で)=菅野靖撮影

 12日午後6時30分頃、離陸直後の羽田発伊丹行き全日空37便(ボーイング777型機、乗客乗員273人)が、機内の気圧を保つ与圧システムの異常を示す警報が出たため、羽田空港に引き返し、同51分に緊急着陸した。

 けが人はなかったという。

 全日空によると、同便は同24分に離陸して上昇中に警報が作動。客室の酸素マスクを出し、急降下しながら空港に引き返したという。同社で、実際に気圧が下がったのかどうかなど、トラブルの原因を調べている。


全日空機が緊急着陸=機器に不具合、けが人なし―羽田空港
8/12(土) 20:53配信 時事通信

 12日午後6時50分ごろ、羽田空港発伊丹空港行きの全日空37便ボーイング777型機(乗客乗員273人)が、空気圧調整機器の不具合を確認し、羽田に引き返して緊急着陸した。

 けが人はいなかった。

 全日空によると、同機は午後6時25分ごろに羽田を離陸。高度約1万5000フィート(約4500メートル)で大島上空付近を通過中に、機内の空気圧を調整するシステムに不具合が発生したという。


零戦復元機 資金難で身動きとれず 日本に残したい…協力求め
8/12(土) 14:22配信 産経新聞

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「平和の大切さを知って」と訴える石塚政秀さん =神戸市中央区(写真:産経新聞)

 第二次大戦中の日本海軍の主力戦闘機で、日本人が所有する唯一の零式戦闘機(零戦)の復元機が、神戸市内の格納庫で行き場を失っている。資金不足で移動できず、受け入れ先も見つからないためだ。所有者で、ニュージーランドを拠点にビジネスを展開する石塚政秀さん(56)は「零戦は戦争の悲惨さとともに、平和の意義を伝えてくれる。国内にとどめ、多くの日本人にそれらを知ってもらいたい」として、資金援助を呼びかけている。

 零戦は昭和50年ごろ、南太平洋のパプアニューギニア・ラバウルで主翼と胴体が分断された状態で見つかり、残された設計図をもとに復元された。世界には同機を含め、飛行可能な零戦は4機しかないという。

 石塚さんは、「零戦が飛行する姿を多くの日本人に見てほしい」として平成22年に復元機を3億5千万円で購入。昨年1月には、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)から約70年ぶりに日本の空を飛んだ。登録先は米国だが、日本国内での受け入れ先を探している。今回は6月3~4日に千葉市で開催された航空レースでデモンストレーション飛行するために来日。デモ飛行後は神戸空港(神戸市中央区)に隣接するパイロット養成学校の格納庫で一時保管されていた。国内の空港を巡って、デモ飛行を行う意向だったが費用が不足。維持費も年間約3千万円かかるため受け入れ先の見通しも立っていない。

 石塚さんは、国内受け入れのためインターネット上で寄付を募るクラウドファンディングでの資金集めも検討している。問い合わせは、ゼロエンタープライズ・ジャパン(フリーダイヤル0120・185・581、平日の午前10時~午後6時)。


<日米共同訓練>朝鮮半島沖で実施 北朝鮮けん制の狙い
7/30(日) 20:40配信 毎日新聞

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北朝鮮の大陸間弾頭ミサイル(ICBM)発射を受け、共同訓練する航空自衛隊のF2戦闘機(下)と米空軍のB1爆撃機2機=九州周辺空域で30日午前(航空自衛隊提供)

 ◇岸田氏「5月の日米首脳会談の具体的行動の一環だ」

 岸田文雄外相兼防衛相は30日、航空自衛隊と米空軍が朝鮮半島沖で共同訓練を実施したと発表した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮をけん制する狙いがあり、岸田氏は「5月26日の日米首脳会談で一致した北朝鮮の脅威を抑止する具体的行動の一環だ」と述べた。

 訓練の目的について、岸田氏は「28日の北朝鮮によるミサイル発射を含む厳しい安全保障環境の中、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化し、地域の安定化に向けた意思と能力を示すもの」と説明した。

 航空自衛隊によると、空自のF2戦闘機2機と米空軍のB1爆撃機2機が、九州西方から朝鮮半島沖の空域で共同訓練を実施。空自機と米軍機が編隊を組んで飛行する写真も公開した。参加したF2戦闘機は築城基地(福岡県)から、B1爆撃機はグアムのアンダーセン空軍基地から発進した。

 空自機と米軍機は朝鮮半島方面に向け飛行し、日本の防空識別圏(ADIZ)内で空自機が米軍機から離れた。米軍機はその後、韓国軍のF15戦闘機4機と合流し、朝鮮半島上空で訓練を行った。

 米太平洋空軍は、空自と韓国空軍との共同訓練を「北朝鮮の2度のICBM発射に対する直接的な対応」と発表した。この中で、オショネシー司令官は「北朝鮮はこの地域の安定における最も差し迫った脅威」と強調。そのうえで「(北朝鮮への対応は)外交が優先するが、最悪のシナリオに備え、米軍のコミットメント(責務)に揺らぎがないことを示す責任がある」と述べた。【木下訓明】


空自と米空軍が共同訓練…北のICBM発射受け
7/30(日) 18:51配信 読売新聞

 航空自衛隊のF2戦闘機2機と米空軍のB1戦略爆撃機2機が30日、九州西方から朝鮮半島沖にかけた空域で共同訓練を行った。

 岸田外相兼防衛相が同日、防衛省内で記者団に明らかにした。北朝鮮による28日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、日米同盟の結束を示す狙いがある。

 韓国軍は30日、B1が韓国空軍のF15戦闘機4機とも合同演習を行ったと発表した。発表によると、B1は30日に米領グアムのアンダーセン空軍基地を飛び立った後、空自の戦闘機2機と合流して訓練を実施。さらに朝鮮半島へ向かい、韓国軍機と演習を行った。

 空自は一連の訓練について「日米韓3か国の強固で緊密な連携の一環だ」と説明した。岸田氏は日米共同訓練の意義に関し、記者団に「日米同盟全体の抑止力、対処力をいっそう強化し、地域の安定化に向けた意思と高い能力を示すものだ」と語った。


米爆撃機、日韓と共同訓練
時事通信 7/30(日) 15:14配信

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米軍などによると、B1B戦略爆撃機2機が30日、朝鮮半島周辺、上空を飛行した。自衛隊機、韓国軍機とそれぞれ共同訓練を実施した。写真は空自のF2戦闘機(下)と米空軍のB1B戦略爆撃機(航空自衛隊提供)


空自が米爆撃機と訓練 ミサイル発射の北朝鮮を牽制
7/30(日) 12:59配信 産経新聞

 岸田文雄外相兼防衛相は30日午前、航空自衛隊のF2戦闘機が同日、九州周辺から朝鮮半島の空域で米空軍B1戦略爆撃機と共同訓練を実施したと発表した。28日深夜の弾道ミサイルを発射するなど挑発行動を続ける北朝鮮を牽制(けんせい)する狙いがある。

 共同訓練に参加したのは空自築城基地(福岡県)第8航空団所属のF2戦闘機2機と、グアム・アンダーセン米空軍基地所属のB1戦略爆撃機2機。B1は空自との訓練を終えた後、韓国空軍とも共同訓練を行った。

 岸田氏は防衛省で記者団に対し、訓練の目的について「日米共同対処能力および部隊の戦術技量の向上を図るため」と述べた。その上で「特定の国や地域を念頭に置いて実施したものではない」と説明したが、「北朝鮮の軍事動向については関係国と連携しながら重大な関心を持ち、情報の収集・分析、そしてわが国の平和と安全の確保に万全を期していきたい」と強調した。

 空自戦闘機と米空軍爆撃機の共同訓練は今月8日以来。両国は断続的に訓練を実施しているが、防衛相自ら訓練実施を発表するのは異例。


岸田氏「具体的行動の一環」=共同訓練で北朝鮮けん制
7/30(日) 12:58配信 時事通信

 岸田文雄外相兼防衛相は30日、防衛省で記者団に、朝鮮半島沖などの空域で、航空自衛隊と米空軍が共同訓練を実施したと発表した。

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射した北朝鮮をけん制する狙いがあり、岸田氏は「日米首脳会談で確認した(防衛態勢と能力の向上を図る)具体的な行動の一環だ」と語った。

 防衛省によると、共同訓練には空自のF2戦闘機2機、米空軍のB1B戦略爆撃機2機が参加。九州西方から朝鮮半島沖にかけての空域で、編隊航法訓練を実施した。B1Bはその後、韓国空軍とも共同訓練を行った。


米爆撃機、日韓と共同訓練=朝鮮半島上空を飛行
7/30(日) 12:34配信 時事通信

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米軍などによると、B1B戦略爆撃機2機が30日、朝鮮半島周辺、上空を飛行した。自衛隊機、韓国軍機とそれぞれ共同訓練を実施した。写真は空自のF2戦闘機(下)と米空軍のB1B戦略爆撃機(航空自衛隊提供)

 【ソウル時事】米軍などによると、B1B戦略爆撃機2機が30日、朝鮮半島周辺、上空を飛行した。

〔写真特集〕F2戦闘機

 自衛隊機、韓国軍機とそれぞれ共同訓練を実施した。北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射実験強行を受け、北朝鮮をけん制する狙いがある。

 岸田文雄外相兼防衛相は「航空自衛隊は、九州西方から朝鮮半島沖にかけての空域において、米空軍との共同訓練を実施した」と発表。「北朝鮮によるミサイル発射を含む現下の厳しい安全保障環境の中で、日米同盟全体の抑止力、対処力を一層強化し、地域の安定化に向けたわが国の意志と高い能力を示すものだ」と強調した。

 米軍によれば、2機はグアムのアンダーセン空軍基地から発進、10時間にわたり飛行。まず、自衛隊のF2戦闘機と合流、その後、朝鮮半島上空を飛び、韓国空軍のF15戦闘機と訓練を行った。


超大型の旅客機「A380」が売れないエアバス、起死回生の秘策とは?
7/29(土) 19:18配信 WIRED.jp

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IMAGE COURTESY OF AIRBUS

航空各社がより燃費効率の高い小型ジェット機へと乗り換えるなか、エアバスが世界最大の旅客機「A380」の売上不振にあえいでいる。その打開策となる改良モデル「A380plus」の「秘策」は、あるパーツを機体に追加することだった。

「電気飛行機」の時代は2045年にやってくる!?

世界最大の旅客機が、空中に留まろうと必死でもがいている。金銭的な意味で、だ。

航空各社は最近、世界最大の旅客機が売り物である「エアバスA380」の収容能力よりも、「ボーイング777」をはじめとするより小型な旅客機の燃料効率を好んでいる。その結果、エアバスは過去1年以上の間、A380の新規注文を1件も受けていない。

そんな同社が一発逆転の望みを託す大計画がある。新ヴァージョンをローンチし、もっと安く飛べるようにすること。そして翼の先にウィングレットをくっつけることだ。

2017年6月中旬に開催されたパリ航空ショーで、エアバスはA380に改良を加えた「A380plus」を発表した。この改良によって座席数は増え、翼の設計にも微調整が加えられた。

最新式旅客機の大半にとりつけられている、上向きに反ったウィングレットは、翼端渦流を抑制して抵抗を低減させ、エアロダイナミクスを改善することによって、燃料効率を向上させる。

A380plusのウイングレットは、全長4.7m(主翼の端から上に伸びるアップレットが3.5m、下に伸びるダウンレットが1.2m)。これによって燃料効率が4パーセント向上し、ほかの改善点とともに、運行コストも13パーセント削減できると見込まれている。

エアバスがもっと飛行機を売りたいと思っているのであれば、この点は重要である。なにしろA380には現在、わずか100機あまりしか受注残がない状態だ。

A380plusでは、クルーの休憩室を再編成したほか、1階と2階をつなぐ螺旋階段を通常の階段に再設計した。これらの工夫で、最大80席をキャビンに追加でき、4クラス575人の乗客を運ぶことが可能になる。またエアバスは、顧客を呼び込む訴求ポイントして、ダウンタイムとその費用を最小限に抑える点検整備要件の変更も発表した。

しかし、航空宇宙などを専門とするコンサルティング会社Teal Groupでアナリストを務めるリチャード・アブーラフィアは、「わたしには最後の抵抗に見えます」と語る。「超大型ジェットを欲しがらなかった顧客が、ウィングレットがついたからといって、急に心変わりするとは思えません」

そうはいっても、アブーラフィアはこの改良には意味があると見ている。「その利点が十分に立証されていることを考えると、元のデザインにウィングレットがついていなかったことが少し不思議に思えます」

新たな顧客の獲得には至らないかもしれないが、一銭も無駄にできない産業においては、この改良は何らかの役に立ってくれるだろう。


フィンエアー、A350でもマリメッコ 特別塗装機、9月受領へ
7/28(金) 18:38配信 Aviation Wire

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マリメッコ塗装を施したフィンエアーのA350-900(イメージ、同社提供)

 フィンエアー(FIN/AY)は7月28日、11号機として受領予定のエアバスA350-900型機に、北欧のデザインブランド「マリメッコ」の特別塗装を施すと発表した。同社3機目のマリメッコ塗装で、9月下旬をめどに受領する。

 A350にデザインするのは、石をモチーフにしシンプルなブルーをあしらった「Kivet(キヴェット)」。マリメッコ塗装は、フィンランド語でケシの花を意味する「Unikko(ウニッコ)」をデザインしたA340とA330に次いで3機目となる。

 マリメッコ塗装のA350は28日現在、最終工程段階を迎えている。8月20日ごろから1カ月間、最終テストや試験飛行に臨み、9月下旬をめどに受領する見込み。

 マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは2012年に開始。2013年からは全路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアが採用されている。

 フィンエアーはA350-900を19機発注済みで、2015年10月に初号機(登録番号OH-LWA)を受領し、現在までに10機を受領済み。2023年末までに全機がそろう。座席数は297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の3クラス構成となっている。

 同社はことし6月から、A350を日本路線に本格投入。4日にヘルシンキを出発した成田行きAY71便が定期導入初便となった。


フィンエアー、3機目のマリメッコ柄塗装機
7/28(金) 17:45配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 フィンエアーは9月下旬に受領予定の11機目のエアバス A350-900(A350 XWB)型機について、北欧ブランド「マリメッコ」の特別塗装を施すことを発表。デザインを公開した。

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 マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは 2012年からスタートし、2013年からは、すべての路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアを採用している。

 マリメッコ塗装は、故Maija Isola(マイヤ・イソラ)氏がデザインした「UNIKKO(ウニッコ)」を採用したエアバス A340型機、A330型機に続く3機目となり、今回は石をモチーフにした「KIVET(キヴェット)」柄を採用している。

2017年7月14日 (金)

777・787・A350等、航空機一般の話題・57

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:「ジャンボ機」が生産終了に追い込まれたワケ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、36年までのパイロット需要63万人 CAは83万人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの第2四半期決算は好調、通年予想再び引き上げ株価急騰 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府専用機のタイヤ交換を千歳基地航空祭で実演 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ボーイング:通期予想を上方修正、787がキャッシュフローに寄与 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、100機目のA350納入 チャイナエアに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日航機、不具合で引き返し=マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F15の着陸灯が落下?那覇空港を一時閉鎖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那覇空港、滑走路一時閉鎖=空自F15の部品落下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スクート、関西-ホノルル年内就航へ 週4往復、初の米路線 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:開庁60周年記念のスペシャルイベント、大迫力の政府専用機を楽しめた「千歳基地航空祭」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「787」チタン材加工では指折り企業、工場にその片鱗を見た! - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「就航地拡大より羽田の増便目指す」ニュージーランド航空、ペリエ支社長に聞く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:見えてきた「ボーイング797」 開発検討中の新型旅客機、どんな飛行機でどこを目指すのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:なぜA380は羽田に就航できないのか 特集・訪日4000万人達成を考える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ニュージーランド航空、羽田就航 オークランドから週3往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ニュージーランド航空、羽田~オークランド便が運航開始、初便はオールブラックス塗装のボーイング 787-9型機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ノルウェー・エアシャトル、尾翼にフレディ・マーキュリー 787と737 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「350」に「787」、最新鋭機は日本路線の切り札になるか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機を8月4日就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カンタス航空、ノリタケの食器で軽量化 12月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、PGAツアー特別塗装機 8月から777-300ER - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:旅客機用の747、最後の1機製造か 米ボーイング - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャリア75年、91歳現役航空整備士がギネス世界記録 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ハネウェル、3万フィート上空で高速ネット接続デモ 成田に757試験機飛来 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:LOTポーランド航空、8機目の787-8 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「松島基地航空祭」は震災後初の一般開放に ブルーインパルスも飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:LOTポーランド航空、ハンガリーから米直行便 18年5月就航へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ブルーインパルス」も飛ぶ「松島基地航空祭」は震災後初の一般無料開放に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自F-35A、最新ミサイルJSMは北朝鮮に有効? ステルスあり300km巡航、その実力は - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スクート新社名「スクート・タイガーエア」 25日合併 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏独が新型戦闘機の共同開発へ、英EU離脱見据え協力強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空、A350初受領 10月から成田-デトロイト、ビジネスはドア付き個室 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、羽田~ロンドン線を増便 深夜便には全員にラウンジサービスも - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「ジャンボ機」が生産終了に追い込まれたワケ
7/28(金) 6:00配信 東洋経済オンライン

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ルフトハンザの747-8型機は今も毎日、羽田へと飛んで来る(Courtesy of Lufthansa)

 1970年のデビュー以来、「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング747旅客型の生産がひっそりと終わろうとしている。500人以上を一気に運べ、航空旅行の大衆化に大きく貢献した747だが、燃費が良く騒音がより小さい新鋭機に押され、航空市場の表舞台から立ち去る時が目前に迫っているようだ。

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 50年近くにわたって世界の空を飛び回っている747は、これまでに1500機余りが出荷されている。

■「ジャンボ機旅客型の最終号機」

 ボーイング社が定期的に発表している「機体の受注・納入リスト」によると、今年6月時点で747シリーズ最新モデルの旅客型「747-8I(Iはインターコンチネンタルの略)」の受注残は5機となっていた。その後、7月上旬になって5機のうちの3機が受注残リストから姿を消した。発注元であるロシアの航空会社・トランスアエロが倒産したためだ。

 ボーイング社のリストによると、残る受注残は2機ある。そのうち1機の納入先は「匿名の購入者」と記されており開示されていない。この匿名の購入者について、航空アナリストのDhierin Bechai氏は「業界ではカタール政府の専用機として使われるとの見方が有力」と指摘しており一般の旅客機ではないようだ。もう1機のほうは大韓航空にまもなく引き渡されるが、この機体が「ジャンボ機旅客型の最終号機」となる可能性が極めて高い。

 なぜ「最後の機体」との観測が持ち上がっているのか。その根拠を述べてみよう。

 かつて、大陸間を飛ぶ長距離便には4基のエンジンを持つ747や、3基を搭載したDC10といった機体が主に使われていた。これは、当時のエンジンの技術的な問題で、遠くへ飛ばすには3~4基のエンジンによる推力が必要だったほか、飛行中のトラブルでエンジンがひとつ止まってしまっても、残りのエンジンを使って飛行が続けられるというトラブル回避の理由もあった。逆にいうと、エンジン2基の機体では、万一の時に1基で飛び続けなくてはならず、それは「極めて危険なこと」と考えられていた。

 ところが、エンジンの性能が過去20年ほどの間に向上した結果、エンジン2基の機体でも大陸間を楽々飛べるようになった。今年の夏ダイヤをもとに、米「USA Today」紙が発表した「長距離フライトランキングベスト25」によると、超ロングフライト上位の25区間のうち、エンジン2基のボーイング777は17区間を占めている。

 エンジンの性能向上が進む一方で、地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)の削減が世界的に叫ばれるようになって来た。4発機は2発機に比べ燃料消費が多く、CO2や窒素酸化物(NOx)の排出量が大きい。それだけでなく、騒音レベルも高い。

 これらの事情により、世界の多くの空港では、747などの4発機の乗り入れには懲罰的ともいえる高額の着陸料を課しているほか、極端な例では3発以上の機体の乗り入れを全面的に拒んでいる大阪国際空港(伊丹空港)さえもある。つまり、航空旅行の大衆化に大きく貢献した「ジャンボ機」は、いまや「できることなら飛んで来てほしくない機体」へとその立ち位置が変わってしまった。

 それでも747のような大型機が持つ「1フライトでたくさんの乗客が運べる能力」は、航空会社にとって大きな魅力だ。1970年の747初就航以来、長期にわたってこれを超える乗客定員を持つ飛行機は出現しなかった。その後、1990年代になってようやくエアバス社が現在のA380の系譜に続く超大型機の開発に着手した。

 ボーイング社はこれに追いつくため747改良型の投入を打ち出し、結果として747-8の生産にこぎ着けた。しかし、エアバス社が新しい超大型機に対し次々と新しい技術を盛り込んだのに対し、747改良型は「30年以上も前の古い型の飛行機がベース」と見なす航空会社が多く、受注実績は乏しいままに終わった。

■新鋭機と比べ、燃料消費は1席当たり3割多い

 在ロンドンの航空アナリストは「航空会社はいかに少ないコストで乗客を運ぶか。それが最大の課題だ」としたうえで、「747はもはや、うるさくて燃料を食う存在。閑散期に空席を埋めるのも航空会社にとって大きな負担」と指摘する。

 当のボーイング社自身も「この先、747や2階建て超大型機であるエアバスA380の需要が息を吹き返すことはないだろう(ランディ・ティンセス販売担当副社長)」と予測している。大型機を主要路線に投入し、大空港に利用客を集める「ハブ&スポーク」の手法はもはや時代遅れで、今後は一回り小さいながらも燃費の良いボーイング787やエアバスA350を使って、需要がそれほど大きくない区間をつなぐ「ポイントtoポイント」の直行便運航が求められる時代がやって来るとの見方が強い。

 航空コンサルタント会社Leehamによると、たとえば、ロサンゼルス―ロンドン間での燃料消費は、747-8(405席と仮定)の場合約3万3000ガロン(1ガロンは約3.8リットル)だが、最新鋭機の787-9(290席)では1万8400ガロンにとどまるという。つまり、747はたとえ新型モデルでも最新鋭の2発機と比べ、1席当たりの燃料消費は30%も多いことになる。

 これまで述べたとおり、747の旅客型は大韓航空向けの機体をもって生産が終了する運びだ。ただ、貨物型は米国の大手宅配会社UPSから747-8を14機受注しているため、生産そのものは続行される。

 これまでの実績から見て、2カ月に1機のペースで納入が進められる見通しなので、完納までは2年程度かかるとみられている。これに加え、老朽化が指摘されている米大統領専用機「エアフォースワン」の更新に当たり、747-8をベースにした機体2機を使う計画がある。しかし、ドナルド・トランプ大統領がコストの圧縮を求めているほか、「実際の運用開始は2024年度以降」とされており、プランどおりに更新が実施されるかどうかはっきりしない。

 燃費が悪くて、しかも着陸料が高いとあっては、新たに747を購入しようというインセンティブが生まれるはずもない。世界中にはまだ500機あまりの747が飛び交っているが、退役後に中古機の引き合いが来るのは絶望的のようだ。貨物機への転用の形で飛び続けられることもまれで、「部品取り用に残される以外は、どこかの砂漠に廃棄される運命」(前述のアナリスト氏)だという。747より定員数が多いA380も昨年の新規受注は1機もなく、「一度はあの2階建て機に乗ってみたい」と考える航空ファンや海外旅行予備軍の期待をよそに、ビジネス的には先細りという厳しい状況にある。

■747に乗れる機会はあるのか

 「ジャンボ機」は、一昔前に飛行機を利用していた人々にとっては「飽きるほど乗った機体」ではないだろうか。国際線だけでなく、国内線の幹線ルートは747が大半を占めていたからだ。

 逆に、過去10年ほど海外旅行から遠ざかっていた人の目には、各航空会社が機体のダウンサイジング(縮小化)を進めていることから「最近の飛行機はずいぶんと小さくなった」と映るかもしれない。日本の航空会社はこれまでに747の旅客型をすべて退役させており、現在はわずかに貨物型が残っているにすぎない。

 かつて成田空港では、夕方になると米系航空会社の747が多数駐機している光景が見られたが、これらの機体を飛ばしていたデルタ航空やユナイテッド航空は、今年中に747旅客型全機の退役を決めている。日本に引き続き定期便として乗り入れているのは、現ダイヤではルフトハンザ航空をはじめ、タイ国際航空、チャイナエアラインなど少数派となってしまった。

 LCC(格安航空)が普及した昨今、「大きな飛行機」で運航を行って来たフルサービスキャリア(FSC)は、コストダウンを図りながらサービスの差別化を進めるといった厳しい課題を押し付けられている。

 747旅客型の生産が終わらんとする一方で、ボーイング社は今年、同社のベストセラー機737の改良型「737MAX」の納入を開始した。単通路機ながら米国―欧州間を無着陸で飛べるのが特徴で、今秋には複数のLCCが米東海岸と英国を結ぶ路線に参入する。従来、LCCのビジネスモデルでは「長距離路線の運航は厳しい」とされ、幾多のLCCが大陸間路線に挑んだものの、撤退もしくは会社そのものの倒産に追い込まれて来た。しかし、技術の進歩により低コストで長距離を飛べる機体の出現で、これまでと違った需要が生まれ、LCCが長距離線の新たな担い手になるのかもしれない。

 「大きな飛行機・747」の誕生で、航空旅行がより身近なものになった1970年代。今度は、「遠くに飛べる小さな飛行機」の普及で、航空旅行は新たな局面を迎えようとしている。


ボーイング、36年までのパイロット需要63万人 CAは83万人
7/27(木) 17:09配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーにボーイングが出展した787-10のコックピット=17年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングは、2036年までの20年間で新たに120万人以上のパイロットや整備士が必要であるとの予測を、「2017年パイロットと技術者予測」の中で現地時間7月24日に発表した。今後20年で新たに必要とされる民間機パイロットが63万7000人(前年予測比2万人増)、整備士が64万8000人(3万1000人減)、客室乗務員は83万9000人(2万5000人増)と予測している。

 アジア太平洋地域のパイロット需要は世界全体の40%を占め、昨年より5000人多い25万3000人、欧州では2000人多い10万6000人と予測している。前年は減少を見込んでいた中東を、5000人増の6万3000人と予測。前年は増加すると予測していた旧ソビエト連邦の構成国からなるCIS(独立国家共同体)諸国は、2万2000人に据え置いた。


ボーイングの第2四半期決算は好調、通年予想再び引き上げ株価急騰
7/27(木) 0:11配信 ロイター

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング<BA.N>が発表した第2・四半期決算は、利益とキャッシュフローが市場予想を上回った。同社は通年の利益と営業キャッシュフローの見通しを上方修正した。

株価は午前の取引で228.80ドルと最高値をつけた。その後は7.6%高の228.64ドル。

第2・四半期の営業キャッシュフローは約50億ドルと、予想の約25億ドルの2倍となった。「787ドリームライナー」の利益率拡大が後押しした。

軍用機の売上高は4%減の68億ドル。ただ利益は50%増加し、利益率は4.6%ポイント拡大した。

通年の営業キャッシュフロー見通しは15億ドル引き上げ、約122億5000万ドルとした。今年の自社株買い見通しは35億ドル引き上げ100億ドル相当。将来の負担軽減に備え、今年35億ドルの追加年金拠出も行うとした。

通年のコア1株利益(一部年金費用除く)は0.75ドル引き上げ11.10-11.30ドルとした。上方修正は今年2回目。

第2・四半期の利益は17億6000万ドル(1株当たり2.89ドル)。前年同期は2億3400万ドル(同0.37ドル)の赤字だった。

コア1株利益(一部年金費用など除く)は2.55ドル。

売上高は8.1%減の227億4000万ドル。

トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想は、コア1株利益が2.30ドル。売上高230億ドル。


政府専用機のタイヤ交換を千歳基地航空祭で実演
7/27(木) 0:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 7月23日に航空自衛隊 千歳基地(北海道千歳市平和)において開催された「千歳基地航空祭」では、開庁60周年の特別イベントとしてボーイング 747-400型機をベースとした“ジャンボ”の政府専用機の特別機外見学が行なわれた。

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 この機外見学においては、特別に近くまでいける限定300名の機外見学のほか、政府専用機周囲に自由通路を設置。特定の時間に誰でも政府専用機のまわりを1周(時間があれば何周でも)歩くことができるようになっていた。自由通路では、政府専用機の各部を見ることができたほか、自由通路をオープンしている際にも航空自衛隊はタイヤ交換(ホイール交換)を実施。普段はなかなか見られない整備風景を見ることができた。

 政府専用機の整備は、ボーイング 747シリーズの運用実績の多いJAL(日本航空)へ委託しているが、普段のメンテナンスなどは航空自衛隊で行なっている。実際、このタイヤ交換についても航空自衛隊自身で実施、政府専用機カラーのホイール・ブレーキ交換車も登場した。

 タイヤ交換を行なったのは中央部にある左主脚に取り付けられている主輪で、左側後方のタイヤに対して実施。主脚後方をジャッキアップし、ホイールごと交換していた。装着されていたタイヤはブリヂストン製のもの。

 タイヤ交換の際に使用されていたのが「ホイール・ブレーキ交換車」。車両メーカーによってはタイヤ交換車という名称を用いている場合もあるが、ここではホイール・ブレーキ交換車として紹介する。航空自衛隊は多数の飛行機を運用するため各地にホイール・ブレーキ交換車を備えているが、政府専用機用には政府専用機カラーのホイール・ブレーキ交換車を用意。ホイール・ブレーキ交換車に備え付けられたクレーンなどを用いて、タイヤ交換を行なっていた。

 今回の千歳基地航空祭では、天候の関係で多くの展示飛行がキャンセル、短縮となり、アクロバットチーム「ブルーインパルス」もトラブルで演技が実質キャンセルとなった。しかしながら政府専用機については“初”と言えるイベントが実施され、開庁60周年の特別感は高かった。“ジャンボ”の政府専用機は2018年度の退役が予定されており、その意味でも特別なイベントとなっていた。


米ボーイング:通期予想を上方修正、787がキャッシュフローに寄与
7/26(水) 23:29配信 Bloomberg

米航空機ボーイングの4-6月(第2四半期)は787(ドリームライナー)がキャッシュフローを押し上げ、株主への利益還元や利益見通しの引き上げに寄与した。

26日の発表資料によれば、フリーキャッシュフローは45億1000万ドルと、市場予想を2倍超上回った。同社はこのうち34億ドルを自社株買いや配当に充てた。さらに第3四半期に自社株35億ドルを投じ、年金基金を拡大する計画を明らかにした。

通期の調整後1株当たり利益予想は9.80-10ドルと、従来予想から60セント上方修正された。営業キャッシュフロー見通しは15億ドル引き上げで123億ドル。

第2四半期決算は一部年金費用を除くベースで1株当たり利益が2.55ドル。前年同期は損益が44セントの赤字だった。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は同2.30ドルだった。売上高は8.1%減の227億ドル。市場予想は230億ドルだった。原題:Boeing’s Cash Flow Surges in New Boost for Top 2017 Stock on Dow(抜粋)


エアバス、100機目のA350納入 チャイナエアに
7/26(水) 21:48配信 Aviation Wire

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100機目のA350納入となったチャイナエアのA350-900=17年7月 PHOTO: P. Pigeyre, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間7月26日、100機目となるA350 XWBを台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)に引き渡したと発表した。2014年12月に初号機を引き渡して以来、約30カ月で100機に達した。

 納入100機目となったのは、チャイナエアのA350-900(登録番号B-18908)。座席数は3クラス306席(ビジネス32席、プレミアムエコノミー31席、エコノミー243席)となる。チャイナエアは14機のA350-900を発注済みで、初号機は2016年9月30日に受領した。

 台北-香港線に投入後、台北-アムステルダム線を皮切りに、ウィーン線やローマ線など長距離路線に就航。日本へは、台北-関西線の一部便に投入している。12月1日からは、台湾で唯一のロンドン直行便となる台北-ロンドン(ガトウィック)線を、A350で開設する。

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席、A350-800が同280席であるのに対し、A350-1000は同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 これまでに世界各国の45社から847機を受注し、14社に100機が引き渡された。長胴型のA350-1000は、今年10-12月期(第4四半期)に型式証明の取得と初号機引き渡しを予定している。


日航機、不具合で引き返し=マレーシア
7/26(水) 16:33配信 時事通信

 【クアラルンプール時事】マレーシアのクアラルンプール国際空港から成田空港に向かっていた日本航空724便のボーイング787―9型機(乗員11人、乗客163人)が26日、電気系統の不具合でクアラルンプール国際空港に引き返した。

 乗客乗員にけが人はいない。

 日航によると、同機は定刻の25日午後10時50分(日本時間同11時50分)ごろに出発したが、離陸前に電気系統の不具合が見つかり、駐機場に戻った。整備後に離陸したものの、再び不具合が生じ、26日午前3時半(同4時半)ごろ、クアラルンプール国際空港に着陸した。


F15の着陸灯が落下?那覇空港を一時閉鎖
7/26(水) 13:21配信 読売新聞

 那覇空港(那覇市)で26日午前9時20分頃、離陸した航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機から「不具合が発生した」と同空港事務所に連絡があった。

 滑走路を確認したところ、同機の着陸灯とみられるガラス片が見つかった。この影響で、滑走路は同9時44分から47分間、閉鎖された。日本トランスオーシャン航空の2便が到着地を変更し、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に着陸した。ほかにも欠航や遅延、到着地変更が相次いだ。


那覇空港、滑走路一時閉鎖=空自F15の部品落下
7/26(水) 11:57配信 時事通信

 26日午前9時20分ごろ、那覇市の那覇空港を離陸した航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機から部品が落下した。

 同空港は午前9時45分ごろ滑走路を閉鎖し、点検を実施。ガラスの破片などを回収した。滑走路は同10時半ごろ再開した。

 那覇基地によると、落下したのは着陸灯のガラス部品。F15は訓練に向かうため離陸し、後続機が不具合を確認した。

 同機は空自第9航空団第304飛行隊所属で、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に目的地を変更し、着陸した。


スクート、関西-ホノルル年内就航へ 週4往復、初の米路線
7/25(火) 13:23配信 Aviation Wire

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関西-ホノルル線の運航を開始するスクート=16年2月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)傘下のLCCスクート(TGW/TR)は現地時間7月25日、関西-ホノルル線を運航すると発表した。同社が米国へ乗り入れるのは初めて。運航開始日は未定で、年内の運航開始を目指す。

【スクートが乗り入れを計画するクアンタン空港】

 ボーイング787型機で運航し、週4往復を運航する見込み。

 スクートのリー・リクシンCEO(最高経営責任者)は、シンガポールで開催した発表会で、就航地を「スクートはホノルルに就航する。アロハ」と歌いながら紹介した。

 計画によると、現在週3往復ずつを運航している高雄経由とバンコク(ドンムアン)経由のシンガポール-関西線に加え、同路線の直行便を開設。関空経由のシンガポール-ホノルル線を運航する。

 関空発着のホノルル線の動きとしては、エアアジアX(XAX/D7)が日本からハワイへ向かう初のLCC直行便として、関空経由のクアラルンプール-ホノルル線を6月28日に開設した。

 また、ハワイアン航空(HAL/HA)もビジネスクラスにフルフラットの新シートを導入したエアバスA330-200型機の新仕様機を、今年3月から投入してしているほか、日本航空(JAL/JL、9201)は夏休み期間などに臨時便を設定するなど、競争が激化している。

 スクートはこのほか、中国のハルビン、マレーシアのクチンとクアンタン、インドネシアのパレンバンの4都市にも乗り入れる。ハルビンには787、近距離の3路線にはA320を投入する。それぞれ、2018年6月までの運航開始を目指す。

 スクートは、同じくシンガポール航空傘下のタイガーエアと25日付で合併。社名を「スクート・タイガーエア・プライベート・リミテッド」に変更した。ブランド名はスクートを継続するが、航空会社名を3文字で表すICAO(国際民間航空機関)コードを旧タイガーエアの「TGW」、2文字のアルファベットで表すIATA(国際航空運送協会)コードを同じく「TR」とした。


開庁60周年記念のスペシャルイベント、大迫力の政府専用機を楽しめた「千歳基地航空祭」
7/24(月) 15:56配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 7月23日、航空自衛隊 千歳基地(北海道千歳市平和)で開庁60周年となる「千歳基地航空祭」が開催された。千歳基地は、以前は自衛隊と民間の共用空港として運用されており、新千歳空港の開港に伴い、自衛隊用の千歳空港と民間利用の新千歳空港に明確に分離されたものになる。

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 北の守りとしてF-15Jの飛行隊も所属するが、よく知られているのは“ジャンボ”の愛称で親しまれているボーイング 747-400型機をベースとした政府専用機の運用を行なっていること。この政府専用機は1号機と2号機の2機運用されており、通常の整備は航空自衛隊で、高度な整備はJAL(日本航空)で行なわれている。2016年の千歳基地航空祭では2機の政府専用機が見られたが、今年の航空祭では2号機が羽田のJALメンテナンスセンターに整備に入っているとのことで1号機のみの参加となっていた。

 航空祭の開催日当日は「晴れ」の予報が出ていたものの、午前中は曇天で多くの展示飛行プログラムは安全面を優先してキャンセル。政府専用機の展示飛行も前倒しで行なわれ、曇天のなかを優雅にフライトしていた。

 また、午後になって青空が広がってきたものの、展示飛行の目玉となっていたアクロバットチーム「ブルーインパルス」については、1番機がトラブルのため1番機~4番機の飛行がキャンセル。5番機と6番機が天候チェックとして1度編隊によるフライパスを行なうのみとなっていた。

 展示飛行関連については天候要因など残念な部分もあったが、約6万8000名の入場者数を記録。集計が進む段階でまだまだ増える可能性もあるという。

■開庁60周年記念のスペシャルイベント、政府専用機の機外見学

 地上展示で人気を集めていたのが政府専用機の機外見学。政府専用機のすぐ側まで近づいて見学できる機外見学プログラム参加は先着300名と限られたもので、すぐに一杯となってしまったものの、ほとんど変わりない距離で機外見学できる自由通路が政府専用機の周囲を取り巻くように用意されており、多くの人が巨大な政府専用機の見学を楽しんでいた。

 航空自衛隊 千歳基地広報によると、この政府専用機機外見学は開庁60周年のスペシャルプログラムとして用意したもので、ここまで政府専用機に近づける一般公開は初めてとのこと。機外見学プログラムにおいては、実際に貨物室に入って内部を見ることができたり、パッセンジャー・ボーディング・ブリッジのない空港で利用可能な内部のタラップを見ることができたりと特別な公開が行なわれていた。

 このジャンボ”の政府専用機だが、2018年度で運用を終了。2019年度からはボーイング 777-300ER型機をベースにした次期政府専用機になる。この次期政府専用機の受け取りは2018年8月ごろとのことで、来年の千歳基地航空祭が8月開催(例年、7月後半もしくは8月前半に開催)となった場合でも、見られるかどうかは微妙なところだろう。

 なお、高い人気を誇るブルーインパルスの次回の展示飛行は、8月1日の「石巻川開き祭り」(宮城県石巻市)。本格的なアクロバット飛行は、8月27日の「松島基地航空祭」(宮城県東松島市)になる。


「787」チタン材加工では指折り企業、工場にその片鱗を見た!
7/24(月) 9:59配信 ニュースイッチ

ウラノ・長崎工場、「スピンドルを回してなんぼの世界」
 長崎県のほぼ中央に位置する東彼杵町にウラノ(埼玉県上里町、小林正伸社長)の長崎工場がある。同社の強みはチタンやインコネルなどに代表される難削材の加工。航空機の開閉部分に使われる部品やエンジン部品などを手がける。米ボーイングの旅客機「787」向けチタン材加工の受注規模では国内で指折りという。

 難削材の加工技術のルーツは1990―00年初頭まで重電向けプラントに関係する仕事を手がけたこと。加工対象物(ワーク)を削る工作機械を豊富にそろえ、発電所で使われるインペラや耐熱合金のブレードを加工した。

 小林正樹副社長は「難削材加工を逆に狙いに行った」と当時を明かす。背景にはアルミ加工の競争激化があった。そこで差別化するため、機械設定が難しく管理要求も高い分野にあえて乗り出したことが今日まで続く技術の基礎を築いた。

 長崎工場では「スピンドルを回してなんぼの世界」(小林副社長)と機械の稼働率を高めることを重視。人の手が加わる工程の削減に取り組む。例えば表と裏を各1工程で削っていたものを、段取りを工夫することで合わせて1工程にしたこともある。そのような挑戦を、品質要求を守りつつ続けてきた。

 10年前に工具の寿命を予知するシステムを自社で構築した。今後はさらにデータを蓄積して見える化することで作業者が寿命を設定しやすい環境づくりを進める。

 同社は九州経済連合会のQAN(九航協エアロスペース・ネットワーク)に参加している。QANは航空機産業への進出を狙う九州の企業による組織で企業連携を深めている。

 メンバーの新日本非破壊検査(北九州市小倉北区)とは材料に目視で分からない傷がないかを検査する浸透探傷検査で連携している。自前の技術習得では時間を要する分野でも、他社との連携によって導入を早め、成長を加速させようとしている。

<企業メモ>
 長崎工場と本社のある埼玉工場の2拠点体制。半導体製造装置部品なども製造する。長崎では現工場に隣接する新工場が10月に稼働予定。米ボーイングの次世代機「777X」などの生産レート上昇に対応する。16年7月期の売り上げは約35億円。今後は生産性向上を目指し工場のIoT(モノのインターネット)化を展開していく。

(文=日刊工業新聞西部支社・増重直樹)


「就航地拡大より羽田の増便目指す」ニュージーランド航空、ペリエ支社長に聞く
7/23(日) 19:43配信 Aviation Wire

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羽田に到着するニュージーランド航空のオークランド発初便のNZ91便=17年7月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1980年に日本へ就航したニュージーランド航空(ANZ/NZ)が7月21日、羽田空港への乗り入れを開始した。3月26日からの夏ダイヤではオークランド-成田線を1日1往復運航しているが、これにオークランド-羽田線が週3往復で加わり、同社のニュージーランドと日本を結ぶ路線は週10往復になった。

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 10月29日に始まる冬ダイヤでは、オークランド-関西線も週3往復で加わる。同路線は2013年10月に運休して以来3年ぶりとなる2016年11月に、季節便として再開した。

 羽田線の運航スケジュールは、羽田行きNZ91便が水曜と金曜、日曜発、オークランド行きNZ92便が月曜と木曜、土曜発となる。NZ91便はオークランドを午後2時50分に出発して、羽田には午後11時着。NZ92便は羽田を午前1時に出発し、午後2時40分にオークランドへ到着する。

 冬ダイヤでは運航日は変わらないものの、羽田着が早朝、羽田発が午後10時すぎになる運航スケジュールに変更。羽田行きNZ91便は、オークランドを午後11時5分に出発し、翌日午前5時55分に羽田へ着く。オークランド行きNZ92便は、午後10時5分に羽田を出発し、翌日午後0時40分にオークランドへ到着する。

 機材はボーイング787-9型機で、座席数は3クラス302席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー263席)。ビジネスクラスは、フルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列、プレミアムエコノミーは1列あたり2席-3席-2席配列で、エコノミーのうち14列は、横一列3座席が平らなソファになるシート「スカイカウチ」となる。

 また、多客期の12月8日から2018年3月24日までは、機材を大型化。ボーイング777-200ER型機(3クラス312席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー246席)を投入する。

 ニュージーランド航空のクロヴィス・ペリエ日本・韓国地区支社長に、日本路線の展開について聞いた。

── 羽田線開設で、今後どういった客層を広げていきたいか。

ペリエ支社長:同じオセアニアでも、ニュージーランドは観光がメインである点が、豪州との違いだ。われわれはフルサービス航空会社(FSC)の中では、観光にフォーカスした珍しい航空会社と言える。

 観光に注力しているが、ニュージーランドは5月にTPP(環太平洋連携協定)の締結を閣議決定しており、ビジネス需要も取り込みたい。

 もう一つは(留学や修学旅行など)エデュケーションの需要だ。今日のお客様にも制服を着た学生の方がいらっしゃるが、学校向けの商品開発も進めていく。

 そして、羽田は(同じスターアライアンスに加盟している)全日本空輸(ANA/NH)の豊富な国内線と接続できる。冬ダイヤからは羽田発が午後10時5分、羽田着が午前5時55分と、同日に国内線との乗り継ぎが可能になる。地方からの需要を取り込む上で、ANAとの連携は重要だ。

 羽田着が午後11時となる現状の運航スケジュールでは、東京都や神奈川県の方は羽田から鉄道やバスを使えるが、そのほかの地域は帰宅が難しい場合がある。冬ダイヤでは利便性を向上させたい。

── 羽田線の目標ロードファクターは。

ペリエ支社長:平均80%を目指すが、イールド(収益)とのバランスが重要だ。安売りをしてロードファクターが高くなっても意味がない。

── 季節運航の関西線を含め、日本の他路線の現状はどうなっているか。

ペリエ支社長:関西線は昨年11月に就航して、3月までの「ファーストシーズン」はまあまあだった。すぐに運休するようなやり方はせず、ロングタームのプランとして進めていく。

 関西線にとって「セカンドシーズン」となる今年は、もっとよくしていきたい。

 成田線はわれわれの中核路線だ。旅行会社の商品も、成田線のものが中心だ。しかし、羽田線の商品を各社が作り始めており、今後は充実してくるだろう。

── 日本での新規就航や増便、機材変更はどうしていきたいか。

ペリエ支社長:フリークエンシー(頻度)が大事だ。就航地を増やすよりも、羽田線のデイリー化や関西線の通年運航による多頻度化を目指す。羽田線や関西線のデイリー化で、日本路線を拡大していきたい。

 機材については、例えば777-300ER(3クラス342席:ビジネス44席、プレミアムエコノミー54席、エコノミー244席)は、商用渡航が多いロサンゼルス線などに投入している。一方、日本への投入している787-9は、観光需要に合ったコンフィギュレーションになっている。需給バランスを見て検討していく。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでには、より便利なスケジュールを目指したい。


見えてきた「ボーイング797」 開発検討中の新型旅客機、どんな飛行機でどこを目指すのか
7/23(日) 7:10配信 乗りものニュース

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マレーシアのLCC、マリンドエアの737MAX8。737シリーズの現行最新機種で、“797”は、これよりひとまわり大きくなると見られる(2017年5月、石津祐介撮影)。

「737」と「787」のあいだが「797」?
 ボーイング(アメリカ)が2017年6月に開催された「パリ航空ショー」で、開発を検討している新しい旅客機の予想図を初めて公開しました。ボーイング社内ではあくまで「開発検討中」とのことで、「NMA(New Market Airplane:新市場向け航空機)」と呼んでいるそうです。

【画像】正式発表、ボーイング737MAX10

 実現すれば「797」を名乗ると見られ、2011(平成23)年に登場したボーイング787以来の新型。航空会社への最初の納入は2025年ごろ、需要は20年あまりで4000機以上との声も聞こえます。

 この“797”が噂になり始めた当初、そのコンセプトはB-2爆撃機のような全翼機ではないかといわれていました。燃費向上と搭載量の増大を目的に、翼と胴体が一体的に形成された「ブレンデッドウィングボディ(BWB)」を採用する次世代大型輸送機を、NASAとボーイングが共同研究していたのがその根拠のひとつです。

 ところがこの開発中の旅客機の方向性は、ボーイングの747シリーズやエアバス(フランス)のA380のようなさらなる大型化ではなく、マーケットのニーズに応じた「より燃費が良く、より効率のいい運用が可能な機体」へと進んでいるようです。

 その気になるスペックについて、ボーイングは「あくまで検討段階」と前置きしたうえで、航続距離は5000海里(およそ9260km)程度、座席数は200席から270席程度としています。これは737シリーズの最新機種である737MAX10と787シリーズの標準的なモデルである787-8とのギャップを埋めるものという位置付けだそうで、「つまり、757より大きい飛行機で、757より航続距離が長い」(ボーイング)と説明します。それぞれのスペックは、737MAX10が座席数188から230で、航続距離5960km。787-8は座席数が210から250で、航続距離15200km。757シリーズの標準モデルである757-200は座席数200から228、航続距離はおよそ7222kmです。

 エンジンはアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)とP&W(プラット・アンド・ホイットニー)、そしてイギリスのロールスロイスが「3つの非常に興味深い技術提案」をボーイングに行っているようです。なおGEは“797”に複数社からエンジンが供給されるなら「手を引く」と、独占契約を望んでいる旨が報じられています。

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ソラシドエアのボーイング737-800。“797”が路線のボリュームアップに使用される可能性も(2016年12月、石津祐介撮影)。

「797」に期待する航空会社
 2017年6月、新鋭機ボーイング737MAX8を受領した、北欧を中心にヨーロッパ路線や北米路線を展開しているLCC、ノルウェー・エアシャトルのビョルン・クヨスCEOは、「“797”であれば、ロンドンからピッツバーグやメンフィスといったアメリカの中規模都市や、スカンジナビアからアジアの都市へ効率的に250名の乗客を輸送できる」と“797”へ興味を示し「今後は737MAX8を“797”に置き換えたい」と語りました。同社はすでに100機の737MAX8を発注しており、ほかに737-800や787を保有しています。

 また737-800を主に運用し、インドの国内と近隣諸国への国際線に路線を持つ同国のLCC、スパイスジェットのアジー・シンCEOも“797”に関心を寄せており、メディアに対し「インドには13億の人がいるが、世界の各地へ旅行するために、主要な航空会社によって作られたハブ空港を利用する必要はない」とコメント。現在のハブ空港渋滞を緩和し、南アジアの地方都市から新しいルートを開くことができる新しいジェット機に、とても興味があると報じられています。

 このように、“797”は地方都市同士を結ぶ国際線のキャリアとして期待が持たれています。またアメリカ国内では、ロサンゼルス~ニューヨーク間のような大陸横断路線への需要が見込まれています。

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シンガポールのLCC、スクートのボーイング787(2016年10月、石津祐介撮影)。

「797」は日本の空にも? ライバルのエアバスは
 近年、インバウンドの観光需要により、日本とアジア諸国を結ぶLCCなどの路線が増加しました。その多くは座席数150席程度のボーイング737もしくはエアバスA320を使用していますが、エアアジア(マレーシア)のA330、スクート(シンガポール)の787といった中型機も飛んでいます。

“797”の約9300kmという航続距離は、東京から東南アジア、南アジア全域をカバーできる距離であり、路線のボリュームアップや既存の機種入替などで日本に乗り入れてくる可能性はあります。

 一方、ボーイングのライバルであるエアバスは「“797”に対抗できる機種はすでに保持している」と主張しています。具体的には、単通路のA320の胴体延長型A321に新型エンジンを搭載したA321neoをすでにリリースしており、座席数240席、航続距離およそ7400kmのスペックを有しています。さらに航続距離を延ばしたLR(Long Range)型の開発も進めており、“797”の航続距離により近くなるでしょう。A321neoはボーイング767や757の後継機種として、航空会社へのセールスが盛んに行われており、ANA(全日空)も2017年に4機の導入を予定しています。

 こうした現状のなか、2025年ごろに航空会社への納入が始まると見られる“797”がどの程度マーケットに食い込めるのか、注目したいところです。


なぜA380は羽田に就航できないのか 特集・訪日4000万人達成を考える
7/22(土) 11:05配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を披露するエアバスのA380。今後の受注増は厳しいが運航中のA380で訪日客数を増やすのは有効な施策になり得るだろう=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1月から6月までの2017年上期累計の訪日客数が、前年同期比17.4%増の1375万7300人になったと日本政府観光局(JNTO)が7月19日に発表した。2016年の年間訪日客数は、JNTOが統計を取り始めた1964年以降過去最高となる前年比21.8%増の2403万9000人だったが、このままの伸び率でいけば、これを上回ることになりそうだ。

【羽田空港に初飛来したA380】

 過去5年間を振り返ると、2012年が前年比34.6%増の836万8000人、2013年は初の1000万人超えとなる同24.0%増の1036万4000人、2014年が同29.4%増の1341万4000人、2015年が同47.1%増の1973万7000人で、1970年以来45年ぶりに訪日客数と出国日本人数が逆転した。そして昨年は2403万人と、政府がかつて目標として掲げていた2020年に年間2000万人という数字を、大幅に前倒しして達成することになった。

---記事の概要---
・羽田で打てる手
・伸び率鈍化はあるか
・地方では訪日支援空港
・ヒースローは就航
・課題は滑走路

◆羽田で打てる手

 そして現在、政府は目標値を大幅に上積みし、年間4000万人達成を掲げる。ビザの発給緩和や地方空港の着陸料引き下げなど、積極的な施策が採られている。

 しかし、日本最大の国内線ハブ空港である羽田をみると、まだまだ積み増しの余地がある。2019年をめどに国際線発着枠の増枠が見込まれているが、ほかにも総2階建ての超大型機エアバスA380型機の乗り入れなど、いくつかの手がある。A380で羽田まで訪日客を一気に運び、羽田から国内線で全国各地へ向かってもらうわけだ。

 2020年までに年間訪日客数4000万人を確実に達成する上では、小型機が中心となる地方空港だけではなく、羽田や成田といった基幹空港に対する施策も打ち出したほうが、その後の5000万人、6000万人といった目標をクリアする上でも、より現実味を増してくるはずだ。

 2010年に開業した羽田の国際線ターミナルを見ると、107番スポット(駐機場)にはA380のアッパーデッキ(2階)用PBB(搭乗橋)が設置済みで、113番も需要に応じて改修できるようになっている。一方、A380の全幅は79.8メートルと、航空各社が長距離国際線の主力としているボーイング777-300ER型機と比べて15メートル長く、誘導路が限られるなど、さまざまな制約があり、事実上就航できない状態が続いている。

 A380の羽田乗り入れを解禁することは、既存のインフラを活用しながら、1便あたりの乗客数を増やすことにつながる。羽田へ乗り入れる航空会社を中では、シンガポール航空(SIA/SQ)やタイ国際航空(THA/TG)、エールフランス航空(AFR/AF)、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)、カンタス航空(QFA/QF)、エミレーツ航空(UAE/EK)などが運航していることから、アジアだけではなく欧州や豪州からの訪日客増加も期待できる。

◆伸び率鈍化はあるか

 JNTOの分析によると、ここ数年の訪日外国人増加は、クルーズ船の寄港数増加や国際線の路線増、ビザの緩和などが要因として挙げられている。東南アジアを中心としたビザの緩和が2013年に実施されたが、翌2014年には観光庁が訪日客数の統計方法を見直し、従来は人数に含めていなかった外国人乗務員も、訪日客数に加えている。

 この乗務員の扱いを水増しとみるか、滞在中にショッピングや観光をすることを考えれば、やはり訪日客だとみるか、見解は人によりさまざまだ。

 一方で、世界経済の停滞や天災などにより訪日客数が鈍化した場合、外国人乗務員により、訪日客数を上乗せするというカードは使用済み。日本を訪れる旅客機や船の乗客と乗員をすべてカウントしている以上、訪日需要そのものを増やさなければならない。

 現在、政府は2020年に年間4000万人の訪日客を呼び込む目標を掲げており、仮に伸び率20%が続けば、今年は2883万人、2018年は3460万人となり、2019年には4152万人と目標を前倒しで達成できる。

 しかし、世界各地で起きるテロや中国経済の減速など、不安要素もある。今年は20%増だったとして、2018年以降は平均15%の伸び率に落ちたとすると、4000万人に達するのは2020年で4385万人だ。今のうちから打てる手を打ち、多様な訪日需要の増加策を取れるようにしておくべきではないだろうか。

◆地方では訪日支援空港

 航空行政も、4000万人達成に向けた施策が採られている。例えば、国土交通省航空局(JCAB)は7月4日、全国27空港を「訪日誘客支援空港」に認定したと発表。着陸料などを割り引くことで国際線の就航を促し、訪日客の取り込みを図るものだ。

 2016年は羽田、成田、新千歳、関西、中部、福岡、那覇の7空港を除いた地方空港から、訪日客の5%にあたる109万人が出入国した。46万人だった2012年と比較すると、およそ2.4倍に増加したが、2015年は108万人(前年比0.7%増)で、伸び率が鈍化している。

 一方、国交省の資料などによると、羽田は9割以上、成田は8割以上の発着枠が使われており、特に羽田は2019年と目途とする発着枠増枠までは、大幅な増便が厳しい状況だ。

 羽田の国際線キャパシティー増加は、豊富な国内線への接続需要取り込みが期待でき、地方への訪日客送り込みにつなげられる。国内線が少ない成田では、訪日外国人の地方送客は限定的だ。

◆ヒースローは就航

 では、本当にA380は羽田へ就航できるのだろうか。航空会社のA380はまだ乗り入れていないが、羽田の国際線ターミナルがオープンする前の2010年10月に、エアバスの試験機が飛来したことがある。前述したPBBをはじめとする、駐機施設のチェックのためだ。この際は離着陸ともにC滑走路(RWY34R)を使用した。

 羽田へA380を就航させる議論が起こると、必ず出るのがA380による「後方乱気流」(機体後方に発生する乱気流)のため、後続機との間隔を開けなければならないことだ。国連の専門機関であるICAO(国際民間航空機関)の取り決めでは、777のような大型機の場合は後続機との間隔を3海里(約5.6キロ)以上取るよう求めており、A380は2倍の6海里となっている。

 仮に12海里の間に、3機の777が4海里ずつ間隔を開けて飛んでいたとして、1機をA380に置き換えても777とA380の間を3海里、A380と777の間を6海里開ければ、3機を飛ばすことができる。A380が2機、間に777が1機入っても、A380の後ろを6海里、777の後ろを3海里開ければ、同じく3機を飛ばす運用が可能だ。

 これを座席数に換算すると、777を300席、A380を500席とすれば、777が3機で900席であるのに対し、1機をA380にすると22%増の1100席、2機をA380にすれば44%増の1300席になる。日本に就航している海外の航空会社で、A380を運航しているのはごくわずかだ。同一時間帯に到着が重なったとしても、3機以上列を連ねてくることは考えにくい。

 羽田と同様、混雑している空港を見ると、ロンドンのヒースロー国際空港は2008年にICAOの規定のままA380が就航して以来、利用者数が伸びている。ブルームバーグの報道によると、2014年はA380による運航便の増加により、利用者数が前年比で230万人増えたという。

◆課題は滑走路

 後方乱気流以外にも、A380の羽田就航を考えていく上で課題となるのが滑走路だ。羽田の場合は滑走路により運用制限がある点が、A380の就航を難しくしている。後方乱気流の問題をクリアしたとしても、特に沖合にあるD滑走路は構造上、最大400トンまでという総重量制限がある。

 海外の航空会社幹部は、「乗客が乗っていなければD滑走路から離陸できるが、通常の運航では難しい」と説明する。

 また、騒音対策の関係で、夜間にC滑走路を利用できるのは1日8便以内に制限されている。しかし、C滑走路を使う昼間の便であれば、現在の運用条件内でのA380就航も、不可能ではない。法的に乗り入れを禁止しているわけではないからだ。

 このため、離陸にC滑走路を使う欧米方面の便であれば、A380は後方乱気流の問題と、使用する誘導路の運用をクリアすれば就航への道は開けそうだ。一方、風向きによりD滑走路から離陸するアジアやオセアニア方面は、課題が残ると言えるだろう。

 ボーイングやエアバスの今後20年の新造機需要予測を見る限り、A380のような超大型機が大幅に増える可能性は低い。

 ボーイングは6月に発表した予測で、超大型機は777の後継機777Xなどの双発機へシフトし、貨物機が中心になると見ている。エアバスも6月発表の予測で、超大型機の需要を昨年の1480機から1184機に下方修正した。

 日系航空会社を見ても、A380を3機導入する全日本空輸(ANA/NH)は、全機を成田-ホノルル線に投入し、羽田へは乗り入れない。777の後継機としてA350を導入する日本航空(JAL/JL、9201)は、A380の導入を考えておらず、ANAの3機以上に増えることはなさそうだ。

 一方、羽田へ乗り入れる航空会社の中で、エールフランスやルフトハンザは過去に成田へA380を飛ばしていた。A380の羽田乗り入れが解禁となれば、長距離路線を運航する欧州の航空会社は、需給バランスに応じて、機材の選択肢に柔軟性を持たせることができる。欧州からの需要を取り込めれば、中国や東南アジアに偏らない訪日客誘致を進めやすくなる、

 今以上に運航機数が大きく増える見通しが乏しい超大型機。しかし、すでに運航している航空会社は海外に存在する。A380の羽田解禁は、年間訪日客の4000万人達成に向け、滑走路整備などと比べて比較的手が掛からない割に、訪日増加の底支えにつながる施策と言えるだろう。


ニュージーランド航空、羽田就航 オークランドから週3往復
7/22(土) 10:28配信 Aviation Wire

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羽田に到着するニュージーランド航空のオークランド発初便のNZ91便=17年7月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は7月21日、オークランド-羽田線を開設した。ボーイング787-9型機で週3往復運航する。将来的にはデイリー(週7往復)化を目指す。

【羽田初便は黒い787】

 運航スケジュールは、羽田行きNZ91便が水曜と金曜、日曜発、オークランド行きNZ92便が月曜と木曜、土曜発となる。NZ91便はオークランドを午後2時50分に出発して、羽田には午後11時着。NZ92便は羽田を午前1時に出発し、午後2時40分にオークランドへ到着する。

◆冬ダイヤから羽田発22時台に

 10月29日に始まる冬ダイヤからは、運航日は変わらないものの、羽田着が早朝、羽田発が午後10時すぎになる運航スケジュールに変更。羽田行きNZ91便は、オークランドを午後11時5分に出発し、翌日午前5時55分に羽田へ着く。オークランド行きNZ92便は、午後10時5分に羽田を出発し、翌日午後0時40分にオークランドへ到着する。

 羽田の発着時間が変更になることで、同じ航空連合「スターアライアンス」に加盟している全日本空輸(ANA/NH)の国内線へ同日に乗り継げるようにし、首都圏の利便性向上だけではなく、全国各地からの渡航需要の獲得を目指す。

 787-9の座席数は3クラス302席で、ビジネス18席とプレミアムエコノミー21席、エコノミー263席。ビジネスクラスは、フルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列、プレミアムエコノミーは1列あたり2席-3席-2席配列で、エコノミーのうち14列は、横一列3座席が平らなソファになるシート「スカイカウチ」となる。

 また、ニュージーランドが夏季の12月8日からは、機材を大型化。ボーイング777-200ER型機(3クラス312席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー246席)を投入する。

◆初便は黒い787

 21日の初便は、NZ91便のオークランド出発が50分近く遅れたことから、羽田到着は定刻より32分遅れの午後11時32分。D滑走路(RWY23)に着陸し、148番スポット(駐機場)に入った。

 折り返しのNZ92便は乗客296人を乗せ、羽田を定刻より35分遅れの22日午前1時35分に出発。C滑走路(RWY16L)から離陸し、オークランドへ向かった。

 初便の機材は2種類あるデザインのうち、特別塗装と位置づける、黒を基調にシダの葉をあしらった初号機(登録番号ZK-NZE)を投入。シダの葉はニュージーランドを代表するもので、通常塗装は白をベースにシダの葉がデザインされる。21日は、機首のレドームカバーが一時的な部品交換のため、通常塗装機のものが取り付けられていた。

 夏ダイヤの日本路線は、今回週3往復で就航した羽田線と、787-9で1日1往復しているオークランド-成田線の2路線。冬ダイヤでは、季節運航のオークランド-関西線が週3往復で加わり、3路線に増える。関西線は2016年11月に3年ぶりに再開し、2季連続の運航となる。

 ニュージーランド航空のクロヴィス・ペリエ日本・韓国地区支社長は、羽田線の目標ロードファクター(座席利用率)について、「平均80%を目指すが、イールド(収益)とのバランスが重要だ」と語り、廉価販売を避けて高収益路線に育てていく姿勢を示した。

 今後の日本路線の展開について、ペリエ支社長は「就航地を増やすよりも、羽田線のデイリー化や関西線の通年運航による、多頻度化を目指したい」と話した。

 ニュージーランド航空では、羽田線の就航記念セールを24日まで実施。エコノミークラス往復航空券を、税込総額7万9000円から設定している。


ニュージーランド航空、羽田~オークランド便が運航開始、初便はオールブラックス塗装のボーイング 787-9型機
7/22(土) 7:05配信 Impress Watch

 ニュージーランド航空は7月21日、羽田~オークランド線に就航。日本発初便が翌7月22日に出発するのに合わせ、搭乗口前で就航セレモニーが行なわれた。

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 ニュージーランド航空の日本路線は現在、成田~オークランド便をデイリー(週7便)運航。羽田路線は週3便運航され、東京エリアとオークランドで週10便を結ぶことになる。ちなみに冬期スケジュールでは関西国際空港~オークランド線の週3便運航も予定されており、日本とオークランドを結ぶ路線は週13便まで拡充される。

 また、羽田~オークランド便は就航から夏期スケジュール期間内(~10月29日)は羽田空港を出発するのが01時00分、羽田空港に到着するのが23時00分という深夜早朝時間帯の発着となる。冬期スケジュールでは週3便の運航体制は変わらないが、羽田空港出発が22時05分、到着が5時55分とダイヤが大きく変わる。日本に到着してからの地上交通に心配がなくなるほか、羽田空港の国内線を利用した乗り継ぎが(待ち時間の長短はあるが)ほぼ全路線に対応できる時間帯での運航となる。

 機材はボーイング 787-9型機で、ビジネスクラス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス263席の計302席仕様。初便にはオールブラックス塗装の登録記号「ZK-NZE」の機体が使用された。

□ニュージーランド航空の羽田~オークランド便夏期スケジュール(7月21日~10月29日)

NZ92便:羽田(01時00分)~オークランド(14時40分)、月・木・土曜運航
NZ91便:オークランド(14時50分)~羽田(23時00分) 水・金・日曜運航
※使用機はボーイング 787-9型機

冬期スケジュール(10月30日~2018年3月24日)

NZ92便:羽田(22時05分)~(翌12時40分)、月・木・土曜運航
NZ91便:オークランド(23時05分)~羽田(翌05時55分)、水・金・日曜運航
※使用機は10月30日~12月6日がボーイング 787-9型機、12月8日~2018年3月24日がボーイング 777-200型機

 搭乗口では、同便の機長を務めるバリー・マリー(Barry Murray)機長と、ニュージーランド航空 日本支社長のクロヴィス・ペリエ氏が挨拶。

 マリー機長は、「全CA(客室乗務員)、2名の操縦士を代表して、羽田空港からオークランド空港への初便に搭乗するお客さまを歓迎する。ニュージーランド航空は、日本において50年近い歴史があり、成田便の就航からは37年になる。私自身もこれまで25年間にわたり日本の空港へのフライトを担当してきた。羽田便就航で、東京を訪れる機会が増え、この素晴らしい都市をより深く知れることを楽しみにしている」と挨拶した。

 クロヴィス・ペリエ氏は、メモ片手ながら「勉強中」という日本語で挨拶し、「ニュージーランド航空は日本支社ができて来年(2018年)に50年になる。その歴史に本日、羽田直行便就航という新しい1ページが加わった。この日を迎えられてとてもうれしく思う」と述べた。

 また、冬期スケジュールについても言及し、「今は夜1時に出発となるが、次のステップとして10月末からは(夜の)10時に出発する。羽田到着は夜11時から朝6時になる。政府間交渉は今も続いており、もっと便利なスケジュールになることを目指している」と説明。最後に、「これは将来のことだが、まずはこのフライトで行く、ニュージーランドへの旅を楽しみください」と搭乗客へメッセージを送った。

 オークランド行きの初便は、21日朝の時点で予約率が99%以上とほぼ満席。何名かチェックインをしなかった利用者がいたというが、それでも302席仕様がほぼ埋まるという盛況ぶり。搭乗口も多くの人が集まった。

 搭乗客には初便の搭乗記念として、ニュージーランド航空やニュージーランドの魅力が書かれた絵はがきセット、ニュージーランドの象徴であるシダ「シルバーファーン」の芽のようなデザインのUSBメモリ、ニュージーランドお土産の定番でもあるクッキータイムのクッキーが配られた。

 ニュージーランド航空では、この羽田~オークランド線への就航を記念し、24日までエコノミークラス往復が総額7万9000円からの特別運賃セールや、公式Facebookページで行きたいニュージーランドの観光スポットをコメントすることで5名に初便搭乗記念品が当たるキャンペーン、羽田空港で7月22日~23日に開かれる「ニュージーランドフェア」での告知などを実施している。


ノルウェー・エアシャトル、尾翼にフレディ・マーキュリー 787と737
7/21(金) 19:34配信 Aviation Wire

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尾翼にフレディ・マーキュリーをデザインしたノルウェー・エアシャトルの737(同社提供)

 ノルウェーのLCCノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)は、尾翼に英ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、故フレディ・マーキュリー(1946-1991)をデザインした機体を就航させる。尾翼に著名人をデザインする「テイル・フィン・ヒーロー」の一環。

 ボーイング787型機と737-800、それぞれにデザインする。787は今夏、737-800は年内に投入する。

 テイル・フィン・ヒーローは、作家や画家、科学者、音楽家、スポーツ選手など、各界の著名人を尾翼にデザイン。これまで、デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)やノルウェーの画家、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)、英サッカー選手のボビー・ムーア(1941-1993)などのデザイン機を運航している。

 フレディ・マーキュリーは1946年9月5日、アフリカ東部・ザンジバル生まれ。1973年、クイーンのボーカルとしてデビューした。1975年にリリースした代表曲『ボヘミアン・ラプソディ』は英チャートで9週連続1位を獲得するなど、人気が高かった。

 1991年11月24日、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)による肺炎で、45歳で死去した。


「350」に「787」、最新鋭機は日本路線の切り札になるか
7/21(金) 14:50配信 ニュースイッチ

ベトナム航空、サービス拡充。エアバス「350」で先行
 ベトナム航空は欧エアバスA350型機や米ボーイング787型機など、日本路線に相次いで投入し、座席や機内食などサービスの改善を図っている。他社に先駆け、2016年10月に関西―ホーチミン線、3月には羽田―ハノイ線に、A350を投入。ベトナム航空はA350やボーイング787を、週70便運航する日本路線のサービス拡充の切り札と位置づけており、日本路線へ優先的に投入している。今後はビジネスクラスとプレミアムクラスの中間にあたる、プレミアムエコノミークラスを設定する計画だ。

 ベトナム航空が日本に初めてA350を就航したのは15年9月。その後、16年10月に関西―ホーチミン線に定期便として本格的に導入。直近で就航した羽田―ハノイ線は、定期便としては2路線目となる。ベトナム航空はA350を他社に先行して導入しており、日本には同社が初就航した。日本航空(JAL)もA350を導入する計画だが、初号機は19年の受領となる。

 A350を導入する前は小型のA321を中心に運航していた。A321に比べ、約1.7倍大型化したことで、ビジネスクラスの機内食では、料理を一品ずつ陶器のお皿に盛って提供するようになった。

 キッチンが広くなったことで、客室乗務員が機内で料理を盛り付けることができるようになったためだ。17年10月末から始まる冬ダイヤからは、プレミアムエコノミークラスを設け、3クラスにして、より高いサービスを求める日本市場の需要に、きめ細かく対応する。

 ベトナム航空は羽田、成田だけでなく、全日本空輸(ANA)やJALなど、日本の航空大手が就航していない関西や中部、福岡にも就航している。日本路線は合計週70便を運航しており、国際線の国別の運航本数では中国に次いで、2番目となる。

 「新機材の導入で、日本の航空会社が就航していない関西を中心に顧客満足度の向上が顕著で、マイレージプログラムの加入数が拡大している」(木間政浩ベトナム航空日本支社プロダクトマネージャー)と、新機材の導入が顧客の囲い込みにもつながっている。ベトナム航空はA350を14機発注しており、現在7機を保有している。今後も受領に合わせ、日本路線への投入を拡大していく計画だ。

 エアバス350型機はベトナム航空以外にも、フィンエアーやシンガポール航空なども就航しており、徐々に日本からでも乗れるようになっている。


JAL、「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機を8月4日就航
7/21(金) 14:31配信 Impress Watch

 JAL(日本航空)は7月20日、「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機を8月4日から運航すると発表した。

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 9月6日から10日まで「PGA TOUR Champions」大会が日本で初開催されるにあたり、その大会成功を祈念した特別塗装機となり、機内誌や機内ビデオなどJALの各チャネルを通じても日本開催の認知拡大に取り組んでいく。

□「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機

運航開始予定日:2017年8月4日
運航路線:成田~シカゴ/ニューヨーク/ロサンゼルスなど、主に成田発着の国際線長距離路線
運航機材:ボーイング 777-300ER型機(JA731J)

関連するJALの取り組み

機内誌:国内版の6月号~10月号、英語版の7月号~11月号で参加選手へのインタビューを掲載
機内ビデオ:国内線では7月~8月に2名の選手インタビュー、国際線では8月のPRチャンネルで9名の選手インタビューを放映
グッズ販売:JALの通信販売「JALショッピング」で大会オフィシャルユニフォームを7月から販売、8月上旬からアコーディア・ゴルフの9カ所のゴルフ場でも販売
JALマイレージバンク:「JALマイレージバンク」の会員は、マイルを観戦チケットに交換できる
コラボレーション企画:「マスターカード」では、JAL国際線の航空券を購入すると、抽選でプロアマ参加券や観戦券が当たるキャンペーンを実施。「三井住友海上」では、ゴルファー保険加入キャンペーンを実施

JAPAN AIRLINES Championship

大会開催期間:2017年9月6日~10日(プロアマ大会6日~7日、本選8日~10日)
開催地:アコーディア・ゴルフ「成田ゴルフ倶楽部」(千葉)
チケット発売日:2017年7月5日
Webサイト:大会サイト


カンタス航空、ノリタケの食器で軽量化 12月から
7/21(金) 12:52配信 Aviation Wire

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カンタス航空が12月から導入するノリタケ製の食器類(カンタス航空提供)

 カンタス航空(QFA/QF)は現地時間7月20日、ノリタケ製の食器やグラスを含む新しいテーブルウェアを発表した。豪州の工業デザイナーで同社のボーイング787型機の客室デザインを担当するDavid Caon氏がデザインした。

【カンタスが導入するノリタケの食器類】

 ファインボーンチャイナ(磁器)による16種類の食器セット、5つのステンレス製カトラリー、グラスで構成。重量を11%軽量化するとともに、品質と機能性を兼ね備えたデザインにしたという。国際線のファーストとビジネス、プレミアムエコノミーの各クラス、国内線のビジネスクラス、ラウンジで使用する。

 軽量化により、年間53万5000キログラムの燃料消費量を削減できるという。新テーブルウェアは、787の就航初便となる12月15日のメルボルン発ロサンゼルス行きから導入し、ほかの機種にも順次導入を予定している。


JAL、PGAツアー特別塗装機 8月から777-300ER
7/21(金) 12:47配信 Aviation Wire

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JALのPGAツアーチャンピオンシップ特別塗装機のイメージイラスト(同社資料から)

 日本航空(JAL/JL、9201)は、日本で初開催されるプロゴルフ大会「PGAツアーチャンピオンシップ」の特別塗装機(ボーイング777-300ER、登録番号JA731J)を、8月4日から主に成田発着の国際線長距離路線に就航させる。

【特別塗装機のデザイン】

 JALは2016年10月18日に、プロゴルフツアーを運営する米PGAツアーと大会スポンサー契約を締結。9月6日から10日まで成田ゴルフ倶楽部(千葉・成田市)で開催されるシニアツアーを「JAPAN AIRLINES Championship」として開催する。

 PGAツアーチャンピオンシップは、PGAの世界殿堂入り選手など50歳以上の選抜ゴルファーで構成する会員組織。1980年に考案され、ボランティアの創出など慈善事業や経済的な活動を地域社会に生み出すことを目的としている。

 特別塗装機となるJA731Jは、777-300ERの新仕様機「スカイスイート777」の初号機。8月4日から成田-シカゴ線、ニューヨーク線、ロサンゼルス線を中心に投入する。大会関連では特別塗装機の運航のほか、機内誌や機内ビデオで選手インタビュー掲載・放映、オフィシャルユニフォームの販売などを行う。


旅客機用の747、最後の1機製造か 米ボーイング
7/20(木) 18:47配信 CNN.co.jp

米シアトル(CNNMoney) 米ボーイング社の大型旅客機「747―8」の1機がこのほど米オレゴン州での機体塗装作業を終え、米ワシントン州の製造拠点に戻った。

大韓航空向けの1機で、ボーイング社は747機など大型機の需要は今後多くは見込めないと判断しており、一般航空会社の旅客機用としては最後の製造になる可能性が極めて強い。

航空関連企業「フライトグローバル・アセンド」によると、世界で就航中の747シリーズ機は約500機。引退や機種変更が進み、年々減少している。ボーイング社が1970年以降、納入した同シリーズ機は1500機以上。

747―8は2011年に初就航したが需要は乏しく、発注したのは大韓航空、ルフトハンザ航空や中国国際航空など数少ない。乗客搭載能力は最多467人で航続距離は最長で8000カイリ(約1万4800キロ)。大韓航空用の1機の全長は約81メートルで、引き渡しは今後数週間内の予定。

ボーイング社の正式受注記録によると、今後顧客に納入される747―8は2機のみで大韓航空の他は名前が伏せられている国家元首となっている。

ジャンボ機の愛称で知られた747シリーズ機は米ワシントン州エバレットで今後も製造されるが、ほとんどがUPSのような荷物運送企業用の貨物機になる見通し。乗客用としては米大統領や他の重要人物用の専用機、軍用機に限定される見通し。

米大手のユナイテッドとデルタ両航空が保持する747―400型機は今年末までに引退予定となっている。

ボーイング社は今後、エンジン2基ながらも燃費効率の良さでジャンボ機並みの航続距離を持つ777Xなどの機材開発に注力する方針を示している。


キャリア75年、91歳現役航空整備士がギネス世界記録
7/19(水) 18:58配信 AFP=時事

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米ニューヨークのケネディ国際空港で、アメリカン航空が航空整備士として「世界最長キャリア」を達成したアズリール・ブラックマンにささげたボーイング777型機。アメリカン航空提供(2017年7月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米アメリカン航空(American Airlines)が18日、航空整備士として「世界最長キャリア」を達成したアズリール・ブラックマン(Azriel Blackman)さん(91)にささげるボーイング(Boeing)777型機をお披露目した。同機の操縦席後方の胴体には、ブラックマンさんの名前と署名が入っている。

 米ニューヨーク(New York)のケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)で開かれたセレモニーには、ギネス世界記録(Guinness World Records)の立会人も参加し、ブラックマンさんに「航空整備士として最長キャリア」との称号を贈呈した。ギネスの広報担当者によると、ブラックマンさんの記録は7月7日時点で74年355日だった。

 ニューヨーク出身のブラックマンさんは、16歳の時に時給50セントの見習いとしてキャリアをスタート。現在の主な職務はチームの統括で、以前ほど現場には出ていないが、寄る年波をものともせずケネディ国際空港でアメリカン航空の航空整備士長として週5日働いている。

 勤務時間は午前5時から午後1時までだが、仕事熱心なブラックマンさんは毎朝勤務開始時刻の2時間以上前には格納庫に姿を現す。75年のキャリアで、1940年代の飛行艇からボーイング777型機まで、50種類以上の飛行機を整備してきた。

 来月には92歳の誕生日を迎えるブラックマンさんは、「信じられないと思うかもしれないが、私には今でも毎日が新しい挑戦だ」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News


ハネウェル、3万フィート上空で高速ネット接続デモ 成田に757試験機飛来
7/19(水) 18:47配信 Aviation Wire

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成田空港で出発を待つハネウェルの757試験機=17年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機内からのインターネット接続サービスが普及する中、米ハネウェルは乗客向けに加え、機体の状態を地上で共有できるシステムを航空会社などに向けて提供している。

【757試験機の機内を見る】

 5月31日からは、ハネウェルが保有するボーイング757-200型機を改修したテスト機(登録番号N757HW)を使い、サービス内容を航空会社などの関係者に披露するワールドツアーを開催。7月は中国を皮切りに、アジア太平洋地域の各地を訪れている。

◆地上と変わらないネット接続

 日本では、7月11日と12日に成田空港で開催。官公庁や航空会社、サプライヤーなどを招き、3回のデモフライトを実施した。

 デモフライトは、成田発着で房総半島東側の太平洋上を1時間ほど飛行。高速インターネット接続を実現する「JetWave システム」のほか、運航や整備を支援するシステムを紹介した。

 JetWaveでは、通信衛星「インマルサット」により機内インターネット接続サービスを提供。高周波の周波数帯「Kaバンド」を使うことから、ハネウェル・エアロスペースのアジア太平洋事業開発ディレクター、ポール・ネフ氏は「接続スピードが地上と変わらない」とアピールする。

 757試験機は、機体後部の屋外に衛星通信用のアンテナを設置。現在使用している機器「MCS-8200」の通信速度は最高50Mbpsとなる。2010年代に入り、国内の携帯各社が提供を開始したLTEによるサービスと比べると、おおむね提供開始当時の最高75Mbpsに近い値だ。

 衛星によるネット接続では、米パナソニック・アビオニクスが「Kuバンド」を使ったサービスを提供しているが、KaバンドはKuバンドに比べ、天候により通信速度が左右されることが少ないという。

 このため、JetWaveは安定した高速接続が実現できると、ハネウェルはアピールしている。機内でも、iOS版の接続速度測定アプリ「SPEEDTEST」により、下り(ダウンロード)42.41Mbps、上り(アップロード)4.26Mbps、ピング(ping)711msという数値を記録していた。

 私も757試験機に搭乗し、房総半島沖の3万フィート上空でiPhoneの通話アプリ「FaceTime」を使ってみた。ビデオ通話はつながったものの、快適に使うことは難しかったが、音声通話は地上とまったく変わらない音質で利用できた。ウェブサイトの閲覧も、当紙のような文字と写真が中心のニュースサイトでは、特に問題なく接続できた。

 ハネウェルによると、アジア太平洋地域における過去数年の実績として、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)やシンガポール航空(SIA/SQ)、スリランカ航空(ALK/UL)、ベトナム航空(HVN/VN)などが、JetWaveを採用しているという。

 ネフ氏は「通信環境を1社で提供しているので、カットオフやハンドオーバーが起きない」と述べ、JetWaveでは通信会社をまたぐことによる通信途絶が起きないメリットを語った。

 また、ハネウェルではインマルサットに加え、通信衛星「イリジウム」の回線も活用。二つの衛星の長所を利用できるようにしているという。通信内容についても、「ハッキングがあってはならない」(ネフ氏)として、セキュリティー対策も力を入れている。

◆欠航や遅延35%削減も

 ハネウェルでは、この高速インターネット接続を活用し、運航コスト削減につながるシステム「GoDirect」を提案している。

 単に乗客がWi-Fi機器によるインターネット接続を利用するだけではなく、気象情報や機体のコンディションを地上とやりとりすることで、乱気流を回避して飛行したり、到着後の便間整備時に、交換すべき部品の情報を共有するといったシステムを用意している。

 「GoDirect Flight Preview」は、パイロットに対し、離陸前に滑走路と周辺の地形の正確な3D画像を提供。「GoDirect Weather」は、パイロットに航路上の気象情報をリアルタイムで提供し、同じ航路を先行する便などからも情報を受信することで、揺れの少ないフライトをサポートする。

 「GoDirect Fuel Efficiency」は、機体をモニタリング・分析することで、燃費を最適化。パイロットはもっとも燃費の良い航路を選択できるようになる。また、「GoDirect Connected Maintenance」では、APU(補助動力装置)や主脚、ブレーキなどの故障を予測し、事前に修理するために必要な情報を整備部門に提供できる。

 ハネウェルとキャセイパシフィック航空は、エアバスA330型機の稼働率を改善する実証実験を共同で実施。機体からインターネット経由で収集したデータを、1%以下のエラー率で解析したところ、遅延や欠航を最大35%削減でき、1機あたり数十万ドルの運航・整備コストの削減につながるという。

 キャセイは今後、A330とボーイング777型機にGoDirectによるメンテナンス・サービスの導入を検討していく。

 ネフ氏は、「運航にかかわるすべての人が満足できる」と、JetWaveを核とするGoDirectシステムをアピールした。

◆元イースタン航空の757

 ハネウェルは、エンジンや航空関連機器の試験機として、2005年に当時のイースタン航空から中古の757-200を購入し、「ハネウェルB757試験機(Honeywell B757 Test Aircraft)」と名付けた。

 757はエンジンが2基ある双発機だが、試験用エンジンを取り付けるため、右前方胴体にもパイロンを設けてあり、最大3基のエンジンが付く。

 同社での初飛行は2008年10月で、機体に「コネクテッド エアクラフト(Connected Aircraft)」と描かれた現在の仕様では、2015年9月に初めてJetWaveの試験を実施した。

 今回、成田でのデモフライトを7月12日に終えたコネクテッド エアクラフトは、13日に台北の台湾桃園国際空港、15日に香港国際空港、17日にマレーシアのクアラルンプール国際空港、18日と19日にシンガポールのチャンギ国際空港で、デモフライトを実施した。

 今後は20日にインドネシアのジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港、24日に豪州のメルボルン空港で実施し、25日のキャンベラ国際空港が最終日となる。


LOTポーランド航空、8機目の787-8
7/19(水) 16:47配信 Aviation Wire

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LOTポーランド航空の787-8=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 LOTポーランド航空(LOT/LO)は、8機目となるボーイング787-8型機(登録番号SP-LRH)を受領したと現地時間7月15日に発表した。8機体制となったことで新規路線や既存路線の増便などが可能となった。

 LOTの787-8は252席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席)を設定。これまでに8機を発注している。初号機(SP-LRA)は2012年11月に受領し、欧州で初めて787を導入した。

 LOTはこれまで、8機体制に向け新路線の開設を計画。これまでワルシャワ-ロサンゼルス線やクラクフ-シカゴ線などを開設したほか、週3往復だったワルシャワ-成田線とソウル(仁川)線を増便。7月からは成田線を週4往復、ソウル線を週5往復に増便した。

 このほか、2018年4月からは長胴型の787-9(294席:ビジネス24席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー249席)のリース導入を開始。3機の導入を計画し、ニューヨークやシカゴなどの高需要路線に投入する。


「松島基地航空祭」は震災後初の一般開放に ブルーインパルスも飛行
7/18(火) 20:06配信 sorae.jp

航空自衛隊松島基地は、2017年8月27日(日曜日)に開催される「松島基地航空祭」を一般開放すると発表しています。
 
毎年8月に開催されてきた松島基地航空祭ですが、2011年以降は東日本大震災の被害により一時期開催が中止に。一方2016年には「復興感謝イベント」が開催され、ブルーインパルスの展示飛行も行われました。
 
そして今年は、7年ぶりとなる一般開放での松島基地航空祭が復活することになります。またブルーインパルスは松島基地航空祭だけでなく、前日に宮城県東松島市で開催される東松島夏祭りでも展示飛行が行われる予定です。
 
松島基地の公式ホームページでは今後、順次情報を公開するとしています。また、7月20日には駐車場利用者の公募の詳細も発表される予定です。


LOTポーランド航空、ハンガリーから米直行便 18年5月就航へ
7/18(火) 17:31配信 Aviation Wire

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ブダペストからの米直行便を開設するLOTポーランド航空=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 LOTポーランド航空(LOT/LO)は2018年5月、ハンガリーの首都・ブダペストからの米直行便を開設する。ニューヨーク(JFK)とシカゴの2路線を運航する。両国間の直行便は2011年以来7年ぶりの運航となる。

 ニューヨークは月曜と木曜、金曜、日曜の週4往復で、現地時間5月3日から運航を開始。シカゴは火曜と土曜の週2往復で、5月5日に就航する。2路線とも通年運航で、ボーイング787-8型機(252席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席)を投入する。

 ニューヨーク行きLO33便はブダペストを午前11時55分に出発し、午後3時40分に到着する。ブダペスト行きLO34便はニューヨークを午後6時15分に出発し、翌日午前8時50分に到着する。

 シカゴ行きLO31便はブダペストを午前11時35分に出発し、午後2時50分に到着する。ブダペスト行きLO32便はシカゴを午後4時35分に出発し、翌日午前8時55分に到着する。

 2路線の開設により、LOTはブダペストを拠点化する。同社がポーランド国外を拠点とするのは初めて。

 LOTは現在、米国路線を5路線運航している。これまではワルシャワから4路線を運航していたが、7月3日にはクラクフ-シカゴ線を週1往復で再開した。

 ハンガリーと米国の直行便は2011年まで運航。アメリカン航空(AAL/AA)がニューヨーク-ブダペスト線を運航していた。


「ブルーインパルス」も飛ぶ「松島基地航空祭」は震災後初の一般無料開放に
7/17(月) 10:03配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 航空自衛隊 松島基地は7月13日、8月27日開催の「松島基地航空祭」を一般無料開放にすることを発表した。一般無料開放は2010年開催を最後に行なわれておらず、7年振りの開催となる。

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 松島基地は宮城県東松島市に位置し、アクロバットチーム「ブルーインパルス」のホームベースとして知られている。2011年3月11日発生の東日本大震災による津波被害に遭い、滑走路や基地施設、基地所属の航空機などが被災。しかしながら、広範な津波により仙台空港も被災したこともあり、震災から3日間で松島基地を応急復旧し物資供給空港として運用。所属隊員も震災直後から災害救助活動に従事していた。仙台空港復旧後は、基地機能再開へ向けての工事を行なっていた。

 例年夏に開催されていた「松島基地航空祭」については、基地内が工事中などのため2011年以降開催されておらず、2016年に1万名限定で震災後初の航空祭「松島基地復興感謝祭2016」を開催。誰もが入場可能な航空祭の形での開催が待たれていた。

 今回の発表では、震災以前と同じ「松島基地航空祭」というタイトルでの開催となり、一般無料開放。駐車場についても利用者公募を行なうとしており、詳細は松島基地のWebサイトで7月20日に告知する。

 松島基地航空祭の前日には、地元宮城県東松島市で「東松島夏まつり」が行なわれ、ここでもブルーインパルスは展示飛行予定。年間スケジュールでは、9月30日愛媛県松山市 第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」総合開会式、10月15日静岡県浜松基地 エア・フェスタ浜松2017(日付確定)、2018年2月18日福岡県芦屋基地 平成29年度芦屋基地航空祭が追加されている。

ブルーインパルス展示飛行予定

7月23日(日)北海道千歳基地 平成29年度千歳基地航空祭
8月1日(火)宮城県石巻市 石巻川開き祭り
8月6日(日)静岡県静岡市 第70回清水みなと祭り
8月26日(土)宮城県東松島市 東松島夏まつり
8月27日(日)宮城県松島基地 松島基地航空祭
9月10日(日)青森県三沢基地 平成29年度三沢基地航空祭
9月16日(土)東京都八王子市 八王子市市制100周年記念行事
9月30日(土)愛媛県松山市 第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」総合開会式
10月15日(日)静岡県浜松基地 エア・フェスタ浜松2017
11月3日(金・祝)埼玉県入間基地 入間航空祭
11月19日(日)岐阜県岐阜基地 平成29年度岐阜基地航空祭
11月26日(日)福岡県築城基地 築城基地航空祭
12月3日(日)宮崎県新田原基地 新田原基地エアフェスタ2017
2018年2月18日(日)福岡県芦屋基地 平成29年度芦屋基地航空祭


空自F-35A、最新ミサイルJSMは北朝鮮に有効? ステルスあり300km巡航、その実力は
7/17(月) 7:10配信 乗りものニュース

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JSMはF-35Aの胴体ウェポンベイ内部に2発を携行可能。外部搭載の必要がないのでステルス性を損なうことがない(画像:レイセオン)。

新しい空対地ミサイルは敵基地攻撃を想定したものか?
 2017年6月25日(日)に一部メディアが報じたところによると、政府は航空自衛隊の新鋭ステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」に対して、空対地ミサイルの導入を検討しているとのことです。

【写真】航空自衛隊仕様F-35A

 ここでいう「空対地ミサイル」とは、将来F-35Aにおける運用能力付加が予定されている「JSM(統合打撃ミサイル)」を指しており、JSMは現在のところノルウェーのコングスベルグ社およびアメリカのレイセオン社が開発中です。

 JSMはジェットエンジンを搭載することで約300kmの長射程を持ち、また高いステルス性を持つことによって迎撃されにくい特徴をもった巡航ミサイルであり、敵の地対空ミサイルの射程圏外から攻撃が可能であることを意味する「スタンドオフ・ウェポン」です。

 JSMの導入は、北朝鮮の弾道ミサイルに対する「敵基地攻撃能力」を想定したものと推測されますが、実際F-35AにJSMを搭載することでこれは可能になるのでしょうか。

JSMは北朝鮮の弾道ミサイル対策になりうるのか?
 結論から言うとF-35AとJSMだけでは、北朝鮮の弾道ミサイルを破壊することは不可能です。

 北朝鮮から日本全土を射程に収める射程1000km超の「ノドン」ないし「ムスダン」の発射台は車両に搭載され自走が可能であるため、通常時はトンネル内部などに隠すか偽装しておき、発射時にのみ表に出して発射すると見られます。

 したがってこれを発射前に破壊するには、偽装を解いてから発射するまでの数分のうちに攻撃を加えなくてはなりません。亜音速のJSMはせいぜい秒速300m程度のスピードしかなく、最大射程から射撃した場合、17分後の弾着となってしまうのでまったく間に合いません。

 ゆえに即時攻撃を行うには北朝鮮の上空で警戒飛行せねばならず、いくらF-35Aがステルス機であり卓越した自己防御システムを持っているとはいえども、被撃墜のリスクは免れません。

 F-35Aを北朝鮮上空に飛ばすには、撃墜されたパイロットの救助体制が必要になります。しかしパイロットの救助を専門とする航空自衛隊の航空救難団には、北朝鮮上空で活動するための装備がありません。

 さらに国土の大部分を森林ないし山岳で占める朝鮮半島北部には、ミサイルの隠し場所に適した地形が無尽蔵にあり、広大な範囲を常時監視しミサイルを発見次第瞬時にして戦闘機へ情報を伝達するためのシステムが自衛隊にはありませんから、そもそもJSMを発射することさえ困難です。

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ノルウェー空軍のF-16に搭載されたJSM。射程約300kmを有し地形照合等で巡航し赤外線画像認識誘導で標的を識別する(画像:レイセオン)。

F-35AとJSMでなにができるのか?
 これらの理由から、F-35AにJSMを搭載するだけでは実質的に敵基地攻撃能力を得ることは無いと言ってよいでしょう。仮に北朝鮮上空で作戦を行わなければならないとするならば、アメリカおよび韓国と三国連携し、アメリカの諜報・監視、偵察、ネットワークシステムのもとでの共同作戦が唯一現実的な方法と言えるのではないでしょうか。

 F-35AとJSMの組み合わせは、むしろ南西諸島において外国の本格的な侵略があった場合に役立つかもしれません。

 地上への航空攻撃を主に担当する航空自衛隊のF-2戦闘機は、射程の短いGPS/レーザー誘導爆弾しか搭載できないため、敵国が南西諸島に地対空ミサイルを上陸させた場合、活動が非常に困難となります。しかしながらF-35AとJSMがあれば、地対空ミサイルの射程外から航空攻撃が可能となります。

 またJSMは地上への爆撃のみではなく対艦ミサイルとしても使用できますから、飛行中に任務を艦船に対する攻撃に適宜切り替えるなど幅広い作戦が行えます。

 以上のように、JSMの導入による利点は、北朝鮮に対する敵基地攻撃よりも南西諸島方面における島嶼防衛でより大きな意義を持つようになるでしょう。


スクート新社名「スクート・タイガーエア」 25日合併
7/14(金) 16:26配信 Aviation Wire

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タイガーエアと合併するスクート=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)傘下のLCCスクート(SCO/TZ)とタイガーエア(TGW/TR)は、現地時間7月25日に合併し、スクートブランドに統一する。合併後の新社名は「スクート・タイガーエア」となる見込み。

 タイガーエアから出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、国土交通省航空局(JCAB)が14日に許可したことで明らかになった。

 新会社は、航空会社名を3文字で表すICAO(国際民間航空機関)コードを現タイガーエアの「TGW」、2文字のアルファベットで表すIATA(国際航空運送協会)コードを同じく「TR」とする。

 合併後の運航機材は、スクートのボーイング787型機に加え、タイガーエアのエアバスA320型機も保有。A320は2018年中ごろをめどに、スクート塗装に切り替える。また、ウェブサイトもスクートに統一。運航便のスケジュールは変更しない。

 両社はシンガポール航空傘下のLCCで、現在は持ち株会社「バジェット・アビエーション・ホールディングス」(BAH)が所有し、管理している。両社ともLCC各社の航空連合「バリューアライアンス(VALUE ALLIANCE)」に加盟している。


仏独が新型戦闘機の共同開発へ、英EU離脱見据え協力強化
7/14(金) 13:08配信 ロイター

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 7月13日、フランスとドイツは両国閣僚会議後、新型戦闘機を共同開発する方針を発表した。写真はフランス南西部のモンドマルサン基地上空を飛ぶ「ラファール」仏戦闘機。6月撮影(2017年 ロイター/Regis Duvignau)

[パリ 13日 ロイター] - フランスとドイツは13日の両国閣僚会議後、新型戦闘機を共同開発する方針を発表した。英国の欧州連合(EU)離脱を見据えて、安全保障面での協力を強化する狙いがある。

これにより、ドイツと英国などの共同開発機「ユーロファイター」、仏「ラファール」、スウェーデン「グリペン」と現在3種類が存在する欧州の戦闘機地図には今後変化の波が押し寄せそうだ。

仏独両国の発表によると、新型戦闘機開発の行程表を来年半ばまでに策定する方針。マクロン仏大統領はメルケル独首相とともに臨んだ会見で「これはとてつもない革命であることは認める。だが波乱なく計画的に時間をかけて実行されるという点で心配はしていない」と語った。

専門家は、共同開発対象は有人機と無人機兼用の戦闘機になる可能性もあると予想した。

フランスは1980年代にユーロファイター開発計画から離脱。独自に同国のダッソー・アビアシオン<AVMD.PA>を通じてラファールを配備し、両機は世界中でし烈な販売競争を繰り広げてきたが、そうした状況には終止符が打たれる。

防衛業界専門家は、今回の動きは英国と同国の主な防衛機器契約を担うBAEシステムズ<BAES.L>にとっては逆風だとの見方を示した。

あるドイツの防衛業界幹部はロイターに「英国にとっては次のようなメッセージになる。つまり『あなたはEUを出ていき、われわれ(仏独)は先に進む。防衛面でEUの足を引っ張るあなたにはもう興味はない』ということだ」と説明した。

実際、仏独の共同開発宣言において英国がどのような役割を果たすかは明らかにされなかった。一部の専門家や防衛産業関係者は、今後英国が米国との防衛協力をさらに進めていくきっかけになるかもしれないと述べた。

英国は現在、ユーロファイター開発に参加する一方で米ロッキード・マーティン<LMT.N>が主導する新型ステルス戦闘機「F35」計画の陣営にも属している。英シンクタンク研究員は「英国が次世代戦闘機において米国との新たな提携を検討することはほぼ避けられない」と話した。


デルタ航空、A350初受領 10月から成田-デトロイト、ビジネスはドア付き個室
7/14(金) 11:24配信 Aviation Wire

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デルタ航空のA350-900初号機=17年6月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間7月13日、デルタ航空(DAL/DL)にA350-900の同社向け初号機(登録番号N501DN、機体番号3501)を引き渡したと発表した。1路線目はデトロイト-成田線で、10月30日のデトロイト発便が初便となる。

【ビジネスはドア付き個室】

 デルタは2014年11月、A350のうち標準型となるA350-900を25機発注。座席数は3クラス306席で、ビジネス32席、プレミアムエコノミー48席、エコノミー226席となる。今回受領した機体は、年内に引き渡される5機のうち最初の機体で、米国の航空会社では初のA350受領となった。

 ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」には、世界初となるスライド式ドアを設け、個室空間を用意。全席通路アクセス可能なフルフラットシートで、個人用モニターは18インチのものを採用する。

 プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアム」は、A350で初めて設定。シートピッチは最大38インチ(約96.5センチ)、シート幅は最大19インチ(約48.3センチ)、リクライニングは最大7インチ(約17.8センチ)で、個人用モニターは13.3インチとなる。

 デルタは長距離国際線に投入している747-400や一部の777の後継機として、A350-900をアジア路線に導入。747は年内の退役を計画している。

 A350は13日現在、世界の45顧客から847機を受注している。


JAL、羽田~ロンドン線を増便 深夜便には全員にラウンジサービスも
7/14(金) 7:20配信 乗りものニュース

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東京(羽田、成田)~ロンドン線のダイヤイメージ。太線が今回の増便(画像:JAL)。

羽田深夜発、ロンドン早朝着
 JAL(日本航空)は2017年7月12日(水)、羽田~ロンドン(ヒースロー)線を10月29日(日)から1往復増便すると発表しました。時刻は次のとおりです。

・JL041便:羽田2時45分→ロンドン6時25分着
・JL042便:ロンドン9時30分発→羽田翌6時25分着

 現在運航している羽田午前発の便に加え、深夜便が設定されます。このJL041便はロンドン着が早朝であることから、出発地(日本)と到着地(イギリス)での時間を有効活用でき、ロンドン以遠へ乗り継ぐ場合も乗り継ぎやすいダイヤになっているといいます。ロンドン発は現地を朝に出発。羽田には翌日早朝に到着します。

 ロンドン行きJL041便の搭乗客(エコノミークラスを含む全員が対象)には、休息と睡眠を十分に取れるよう、搭乗前に羽田空港の「サクララウンジ」で軽食を提供し、機内では搭乗直後から休めるプランが用意されます。また、羽田空港に近い「天然温泉平和島」(東京都大田区)が無料で利用できるキャンペーンも実施されます。

成田~バンコク線は期間増便
 なお、10月29日(日)から2018年3月24日(土)までの期間は、成田~バンコク線も1往復が増便されます。時刻は次のとおりです。

・JL717便:成田12時40分発→バンコク18時00分着
・JL718便:バンコク23時25分発→成田翌7時15分着

 使用機材はいずれの増便ともボーイング787-8型機(JAL SKY SUITE 787)。航空券の予約、販売は7月14日(金)午前11時から開始される予定です。

2017年7月11日 (火)

兵庫県のゴルフ場に小型機が墜落

11日午後3時55分ごろ、兵庫県相生市矢野町真広のゴルフ場「姫路相生カントリークラブ」に1人乗りの小型機が墜落、1番ホールの芝生の上で大破した。操縦していた英国人の男性、コリン・スチュアート・エールさん(47)は全身打撲などのけがをしているが、命に別条はないという。

事故当時ゴルフ場は営業中だったが、近くでゴルフをしていた人はおらず、巻き込まれた人はいなかった。男性はエンジントラブルが原因と話している。

国土交通省大阪空港事務所によると、墜落した機体は自分で組み立てる方式の米国製単発プロペラ機で、同日午後0時34分に新潟空港を離陸し、同4時頃到着の予定で、岡山市の岡南(こうなん)飛行場に向かっていたという。

エールさんのウェブサイトによると、エールさんは同機で世界旅行中。新潟空港事務所によると、昨年11月にロシアから同空港に到着していた。

リンク:<兵庫小型機事故>墜落ではなく不時着 航空事故調査官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機>ゴルフ場に墜落 操縦の英国人を病院に搬送 兵庫 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型飛行機が墜落 英国人けが 兵庫・相生のゴルフ場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:世界旅行中の英人の小型機、1番ホールに墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ゴルフ場に小型機墜落=大破、操縦士けが―兵庫 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<兵庫小型機事故>墜落ではなく不時着 航空事故調査官
7/12(水) 19:50配信 毎日新聞

 兵庫県相生市のゴルフ場「姫路相生カントリークラブ」で小型機が大破し英国人男性が重傷を負った事故で、現地調査を始めた国の運輸安全委員会の航空事故調査官は12日、「エンジン不調だった可能性もあり、意図的に降りたとみられる」と説明し、墜落ではなく不時着との見方を示した。

 調査官によると、現場にはゴルフコース約300メートルを直線状に走った時にできたタイヤ跡がを断続的にあった。小型機は男性の自作で、国の飛行許可は得ていた。【待鳥航志】


<小型機>ゴルフ場に墜落 操縦の英国人を病院に搬送 兵庫
7/11(火) 21:35配信 毎日新聞

 11日午後4時ごろ、兵庫県相生市矢野町真広のゴルフ場「姫路相生カントリークラブ」の職員から「コース内に小型機が墜落した」と119番通報があった。県警相生署によると、操縦者は英国人男性(47)で、腰の骨を折るなどの重傷。ゴルフ場には客が3人いたが、けがはなかった。同署は、ゴルフ場の利用者らに危害を及ぼす可能性もあったとして、航空危険行為処罰法違反容疑で調べる。

 国の運輸安全委員会は航空事故調査官2人を現地に派遣した。

 同署などによると、墜落現場は1番ホール付近で、クラブハウスから約100メートル離れた場所。操縦していた男性は自ら従業員に助けを求めた。小型機は単独で同日午後0時半ごろに新潟空港を飛び立ち、岡山県の岡南飛行場に向けて飛行していた。

 男性のホームページによると、世界一周に挑戦中だった。

 ゴルフ場の近くに住む小学4年の男児(9)は「ドーンという大きな音がした。何か落ちたのかと思った」と驚いていた。現場はJR相生駅から北西約5キロ。【松田学、待鳥航志、原田悠自】


小型飛行機が墜落 英国人けが 兵庫・相生のゴルフ場
7/11(火) 18:41配信 産経新聞

 11日午後3時55分ごろ、兵庫県相生市矢野町真広のゴルフ場「姫路相生カントリークラブ」から、「小型飛行機が墜落した」と110番があった。兵庫県警相生署や消防によると、機体は大破し、乗っていた男性が負傷。男性はドクターヘリで姫路市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。ゴルフ場は営業中だったが、他にけが人はなかった。運輸安全委員会は航空事故調査官を現地に派遣する方針。

 県警などによると、乗っていた男性は英国人の冒険家、コリン・スチュアート・エールさん(47)。小型機による世界一周飛行の途中で、午後0時34分に新潟空港(新潟市)を離陸し、岡南(こうなん)飛行場(岡山市)へ向かう際、エンジントラブルが発生。不時着を試みたが、ゴルフ場の1番ホールに落ちた。自力で歩いてクラブハウスの従業員に助けを求めたという。

 同ゴルフ場支配人の桑原伸幸さん(50)は「夕方だったためプレー中のお客さまは3人だったが、休日だったらと思うと背筋が寒くなる」と話した。

 現場はJR相生駅の北西約5キロの田園地帯。


世界旅行中の英人の小型機、1番ホールに墜落
7/11(火) 18:13配信 読売新聞

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ゴルフ場に墜落した小型機を調べる捜査員ら(11日午後5時49分、兵庫県相生市で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影

 11日午後3時55分頃、兵庫県相生市矢野町真広のゴルフ場「姫路相生カントリークラブ」の1番ホールに小型プロペラ機が墜落し、機体の中央付近で折れるなど損傷した。

 県警相生署と西はりま消防組合によると、乗っていたのは英国人のコリン・スチュアート・エールさん(47)1人。機内から自力で脱出し、約100メートル先のクラブハウスに助けを求め病院に搬送されたが、腰などの骨を折る重傷。ゴルフ場は営業中で、別のホールに客3人がいたが、けが人はなかった。

 国土交通省大阪空港事務所によると、機体は、自分で組み立てる方式の米国製単発プロペラ機。この日午後0時34分に新潟空港を離陸し、同4時頃到着の予定で、岡山市の岡南(こうなん)飛行場に向かっていたという。

 エールさんのウェブサイトによると、エールさんは同機で世界旅行中。新潟空港事務所によると、昨年11月にロシアから同空港に到着していた。


ゴルフ場に小型機墜落=大破、操縦士けが―兵庫
7/11(火) 17:30配信 時事通信

 11日午後3時55分ごろ、兵庫県相生市矢野町真広のゴルフ場「姫路相生カントリークラブ」から「飛行機の機体が真っ二つになっている」と110番があった。

 県警相生署によると、小型飛行機がゴルフ場の1番ホールの芝生の上で大破しており、墜落した可能性がある。英国籍とみられる操縦士の男性(47)は全身打撲などのけがをしているが、命に別条はないという。同署が詳しい事故原因を調べている。

 同署や消防などによると、小型飛行機は1人乗り。機体は操縦席の後部付近で折れており、火災は発生していないという。男性は事故後に自力で機体から脱出し、ゴルフ場のゲストハウスに歩いて助けを求めてきたといい、ヘリコプターで姫路市内の病院に搬送され治療を受けている。

 事故当時、近くでゴルフをしていた人はおらず、巻き込まれた人はいなかった。男性はエンジントラブルが原因と話している。

2017年7月 3日 (月)

三菱MRJ、あれこれの話題・8

15年11月11日に初飛行した三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」は、現在形式証明の取得など量産機の製造に向けた飛行試験を続行中で、そうした開発進展状況のニュースについては逐次ご紹介しているが、ここではMRJに関するその他の話題をご紹介する。

2番目の記事
3番目の記事
4番目の記事
5番目の記事
6番目の記事
7番目の記事

リンク:三菱航空機が債務超過、経営は大丈夫? MRJはどうなるの? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ納入「オリンピックまでにはよろしく」 ANAHD篠辺副会長インタビュー(前編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「MRJ」債務超過、三菱重工の財務は大丈夫か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、債務超過510億円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、17年3月期純損失511億円 債務超過510億円、MRJ開発費かさむ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

三菱航空機が債務超過、経営は大丈夫? MRJはどうなるの?
7/12(水) 8:30配信 THE PAGE

 初の国産ジェット旅客機となるMRJを製造する三菱航空機が債務超過に陥っていることが明らかとなりました。開発が大幅に遅延し、機体を顧客に納入できないことが主な理由ですが、同社の経営は大丈夫なのでしょうか。

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写真:中尾由里子/アフロ

2017年3月期は510億円の債務超過
 三菱航空機は三菱重工グループの航空機製造会社でMRJの開発を担当しています。MRJは当初、2013年に初号機を納入する予定でしたが、設計変更などが相次ぎ、開発スケジュールを5度延期。現在は2020年半ばの納入を目指しています。

 機体が完成していませんから、売り上げを立てることができず、開発費用がそのまま累積の損失となっています。同社の自己資本は資本金が500億円、資本準備金が500億円の合計1000億円です。

 2016年3月期の決算では累積の損失が約1000億円となり、自己資本をほぼすべて食いつぶした状況でしたが、昨年度には追加で510億円の損失が発生しています。このため2017年3月期の決算では、負債が資本を上回り510億円の債務超過となりました。

三菱重工がどこまで資金援助を続けられるか
 510億円の債務超過と聞くとびっくりしてしまいますが、これでMRJのプロジェクトがダメになってしまうわけではありません。もし三菱航空機が単独で存在している会社であれば、法的整理などの対象となる可能性がありますが、同社は三菱重工の傘下にあり、市場では同社と重工は一体とみなされています。

 三菱航空機が債務超過に陥った以上、増資など何らかの手段で三菱重工が資金援助を行いますから、このまま開発を継続することが可能です。

 最大の問題は三菱重工がどこまで資金面での援助を続けることができるのかという部分でしょう。三菱重工の2017年3月期の業績は売上高が約3兆9000億円、営業利益が約1500億円と減収減益となりました。特に営業利益は前年比で50%減とかなり厳しい状況です。

 また手元の現金は2500億円程度しかなく、三菱航空機に大規模な支援をするということになると、借り入れの増額など何らかの財務的な手当が必要となります。同社の自己資本は2兆円ほどありますから、すぐに財務的な余裕がなくなるわけではありませんが、これ以上、MRJの損失が続けば、健全財政とはいかなくなるでしょう。

機体を完成させることとビジネスの成功は別問題
 納期の遅れは米国における型式証明取得に関連した理由がほとんどですので、時間とコストをかければ、問題なく量産体制に移行できると考えられます。しかし機体を無事完成させることとビジネスで成功させることは別問題です。

 MRJの最大のライバルであるブラジル・エンブラエル社の最新鋭機は2021年頃に納入が始まるといわれています(同規模の競合機)。仮に現状のスケジュールで開発が終了しても、MRJの先行のメリットはほぼなくなってしまいます。価格面などで厳しい条件が課される可能性が高く、当分の間、三菱重工グループの財務の足を引っ張りそうです。

(The Capital Tribune Japan)


MRJ納入「オリンピックまでにはよろしく」 ANAHD篠辺副会長インタビュー(前編)
7/10(月) 12:40配信 Aviation Wire

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MRJの模型を手にするANAホールディングスの篠辺副会長=17年6月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 青空が広がり、太陽が強烈に照りつけるパリのル・ブルジェ空港で、全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとった国産初のジェット旅客機「MRJ」がお披露目された。第52回を迎えた世界最大級の航空ショーであるパリ航空ショーに、三菱重工業(7011)と三菱航空機はMRJの実機を初出展した。

【パリ航空ショーに初出展されたANA塗装のMRJ】

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定した。ANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 6月18日、MRJがパリ航空ショーに初めて持ち込まれた場には、三菱重工の宮永俊一社長や三菱航空機の水谷久和社長とともに、ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の篠辺修副会長も出席。「飛行機を設計してから製造するまでの最終盤にきたことを証明していただけた」と、出展を高く評価した。

 篠辺修副会長は、今年3月31日付でANAの社長を退任。4月1日にANAHDの副会長に就いた。2013年4月1日にホールディングス制が発足して以来、4年間に渡り事業会社となったANAを率いてきた。

 社長就任以前も、ローンチカスタマーとなったボーイング787型機やMRJの選定や導入、運用に関わり、整備畑出身の社長として、トラブル対応時も先頭に立ってきた。事業会社のトップから持株会社の副会長となった篠辺氏に、MRJの今後やANAグループの戦略を聞いた。

◆オリンピックがターゲット

── パリ航空ショーでANA塗装の機体を目にした感想は。

篠辺副会長:工場ではなく、空港や滑走路でほかの飛行機と一緒にANA塗装のMRJが並んでいたので、非常に臨場感を持つことができた。今までは三菱さんが作っているMRJ塗装の飛行機だったが、パリで見たのはANAが受領するであろう形の飛行機だった。

 開発の進ちょくが大きく変わるわけではないのは承知しているが、ゴールに近づいているな、という思いになった。

 今まではいろいろな事情で、デリバリーの延期説明を受けていた。一方で、あそこまでプロジェクトが進んでますよ、というのがよく見えた。おぉ、なるほどね、という感じだった。

 ぜひオリンピックまでにはよろしく、という気持ちだ。

── 東京オリンピックまでには受領したいか。

篠辺副会長:可能な限り納期を少しでも早めたいというのが、三菱航空機の最新の計画。それをそのまま我々のほうで、いろいろなイベントと重ねると、オリンピックが一つのターゲットにどうやらなるなと。

 飛行機の塗装はどうあれ、そういう時期に飛行機がデリバリーされるなら、聖火リレーなどの可能性がある。お客様を乗せられるかは、(パイロットの)慣熟などもあるので、なんとも言えないが。

 本当にその時期で飛行機の完成度が高ければ、視野における。

── 1964年の東京オリンピックでは、YS-11が聖火を運んだ。

篠辺副会長:そうだ。YS-11のオリンピア号という名前に対して、何か付けるのかと。受領の1年位前になると、乗員訓練だなんだとあって、飛行機の塗装も青塗装(記者注:現行のトリトンブルー塗装)なのかと、我々の中でも議論することになるんじゃないか。

 いつも新しい飛行機は、1機か2機は通常塗装ではないものを、われわれはやっている。もちろん(MRJは)「やらない」という判断もあるが、やるならどうするのか、ということだ。

── 現在のトリトンブルー塗装は767導入の時からだが、MRJから新塗装に変わるのか。

篠辺副会長:それはわからない。今までそこまで突っ込んだ議論はできていない。受領する1号機や2号機を特別塗装にするかの議論もできてない。たぶん営業サイドや宣伝サイドは、過去の資料をめくりながら考えるんじゃないか。

 A380の塗装も、受領から逆算して発表した。A380は生産スケジュールの心配がいらないので、割と早い段階からアナウンスできた。それでも(2019年春の就航予定から数えて)2年を切っている。

 MRJは、2018年度中にはそうしたお話ができると一番いい。順調にいけば、この一年くらいで話が出る可能性が出てきた。

 三菱重工や三菱航空機から、ANA塗装でパリへ持って行きたいというお話があったとき、われわれとして異論はなかったので、ご協力した。実機を見ると、実現に一歩近づいたという印象だった。

 MRJ塗装の機体の時は、アメリカまで飛んでいても、そこまでは思わなかった。民間機のイメージよりは、開発機のイメージが強かった。そういうのはあるんじゃないかな。

◆787で苦労した新しい考え方

── 篠辺副会長は787導入も担当された。同じローンチカスタマーとして、MRJに対して787とは違うと感じたところはあったか。

篠辺副会長:MRJ導入を決めた時は、企画の担当役員で取りまとめをしていた。787の時は立場が違い、技術部長としていろいろ調べていた。787のほうは、導入検討から導入後の苦労まで、責任ある立場で経験できた機材。ほかにもいろいろな機種を会社に入って経験したが、圧倒的に良くも悪くも臨場感が強烈だった。

 MRJは、せっかく発注したのに予定より遅れているが、日本初のジェット旅客機としての期待感がある。現実のいろいろなことを経験していないという違いはあるが。

 MRJは機種選定から関わっていたが、同じ条件なら日本製の飛行機を選びたいという気持ちは持ってしまう。幸い、いろんな条件でMRJを選ぶのが一番という結論になったので、あまり感情面を出さずに行ったのは良かった。

 その話と、ちゃんとした飛行機であるはずだから採用する、というのが、ごっちゃにならないようにしてきた。情状で日本製の飛行機を選ぶ、とはいかない。

 当時は787の納入が遅れていたので、MRJも多少は納入が遅れても、対応は十分できるようにしておいた。飛行機の性能とは直接は関係ない。入ってくる時期の問題だけだからだ。そういう整理をして進めてきた。

── 787の経験が生きたということか。

篠辺副会長:生かされている。787のローンチカスタマーの経験が、そのままMRJでも役立つに違いないと考え、787で進行中だったものも、MRJのプロジェクトには入れ込んだ。

 プロペラ機とジェット機の狭間を狙うという意味では、MRJは遅れても抑えようがある。一方で787は、767の後継機ということで、国内線用のものはリタイアする時期のおしりを見ながら進めていたので、環境は違った。

── 787は徐々に安定してきたが、狙い通りの機体と言えるか。

篠辺副会長:整備にいた時に、767や777の導入があった。ローンチカスタマーである787とは違うが、777はローンチに近い状態で、他社とボーイングとのやりとりを横目で見ていた。

 787で苦労したのは、初めからわかっていた部分も含め、新しい考え方やシステムだ。

 バッテリーも、どの機種でも積んでいるが、リチウムイオン電池をあれだけ使ったのは787が初めて。残念ながらトラブルは起きたが、技術的に解決できることだった。エンジンも、開発過程から成熟するまでは時間がかかることを十分承知している。お客様にご迷惑を掛けないために、常にエンジンを更新していけばいい。結果として、一時期に早く更新しなければならない状態になり、欠航が生じてしまったのは申し訳なかった。

 整備にいつも言っているのは、“ダンゴ”にならないようにしようということ。ダンゴになれば一度に整備する機体が増え、欠航する確率が上がってしまう。それはほかの機種でも一緒だ。

 技術部長時代、当時の防衛庁の研究所などに通ったのは、787のコンポジットマテリアルでできた胴体に関することだった。一番気にしていたのは、雷。冬場の日本海側では、毎年大きな雷が起きるからだ。個人的には一番心配だったが、今のところ雷を受けて大きな欠航は発生していない。

 ギリギリまで心配していたのは、787が初めて採用した電気ブレーキだったが、大きな問題は起きなかった。今までの油圧ブレーキとは違った問題が起き、時間がかかることもあったが、それは経験の問題。運航便に影響を与えずに改善していけるかどうかが重要だからだ。


パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る
7/7(金) 18:23配信 sorae.jp

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パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る

三菱航空機はMRJ Newsletterの26号で、パリ・エアショーに参加したリージョナルジェット「MRJ」の3号機がモーゼスレイクに帰着したことを伝えています。
 
パリ・エアショーにあわせてローンチカスタマーとなるANA塗装が行われた、MRJ3号機。米ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港のモーゼスレイク・フライトテスト・センターに到着したのは現地時間で6月24日の16時頃でした。
 
さらにMRJ3号機は、帰途でもGPSや気象レーダー、自動操縦などについてのデータ収集を行い、その機能性の確認を行ったそうです。上の画像は、エンジンパートナーとなるP&W社本社があるコネチカット州ハートフォード近郊のブラッドレイ国際空港で、P&W社やUTCエアロスペース・システムズ社の社員が見学をしている様子です。
 
MRJは搭載するP&W(プラット・アンド・ホイットニー)製の「PurePowerギヤードターボファンPW1200Gエンジン」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得するなど、機体の型式証明の取得と納入までもう一息というところまできています。


「MRJ」債務超過、三菱重工の財務は大丈夫か
7/6(木) 9:55配信 ニュースイッチ

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パリの航空ショーでMRJを披露。宮永三菱重工社長(中央)と篠辺ANAホールディングス副会長(左)ら

小口CFOに聞く「1兆円の調達余力は確保している」
  三菱重工業の財政健全化が着実に進んでいる。多額の投資を継続しながらも、フリーキャッシュフローは7年連続でプラスを達成。2009年度に1兆4953億円あった有利子負債も、16年度で約9255億円まで圧縮した。今後も激化するグローバル競争に備え、財務基盤の強化により成長原資を確保していく考え。小口正範取締役常務執行役員兼最高財務責任者(CFO)に今後の戦略や展望を聞いた。

 ―大型客船での巨額損失や米原子力発電所事故をめぐる巨額賠償など、一部の経営リスクが収束しました。
 「財務的に大きなインパクトのあった大型客船や米国の原子力発電事故をめぐる仲裁が成立し、ノド元に刺さったトゲが二つとれた。財務的にもさまざまな手を打つことで、結果的に格付けもシングルAマイナスを維持でき、財務面での評価が大きく崩れなかったと考える」

 ―M&A(合併・買収)など外部資源の活用をどう考えますか。
 「開発中の小型旅客機『MRJ』のような浪人中の息子を抱えている中でも、勝負するところは勝負しないと。最低1兆円は自由にできる会社であるべきだ。現在、エクイティ(株主資本)は約2兆円で、デット(負債)が同9300億円なので、1兆円の調達余力は確保している」

 ―MRJ開発を担う子会社の三菱航空機は、債務超過の状態が続いています。
 「機体開発が完了し事業会社化する際に、債務超過のままでは良くない。ただ、製造は三菱重工が担当し、与信の部分ではある意味、三菱重工と三菱航空機は一体だ。三菱重工は資金支援もしているので、事業面から見ても債務超過は実質的に問題ない。三菱航空機には会社の健全性を念頭に、厳しく運営してほしいと伝えている」

 ―18年度までの中期経営計画で掲げた2000億円のフリーキャッシュフロー創出は、すでに達成しています。
 「キャッシュフローは00年から10年間の平均値でマイナスだったが、改善に本腰を入れてからは劇的に変化した。目標は達成したがこれにとどめるつもりはない。バランスシートから生み出すキャッシュは徹底的に搾り取る。キャッシュ・コンバージョン・サイクルも100日を超えていたが、実質的に70日程度と国内製造業の平均値まで短縮できた」

<記者の目>
 「経営者はドリーマー(夢追い人)で、CFOはリアリスト(現実主義者)」というのが小口CFOの持論。経営リスクを確実につぶしつつ財務体質の改善にまい進する。宮永俊一社長の悲願である売上高5兆円の達成には、数字とにらみ合いながら成長への打ち手を準備するリアリストが欠かせない。
(日刊工業新聞第一産業部・長塚崇寛)


三菱航空機、債務超過510億円
7/3(月) 20:00配信 時事通信

 国産初の小型ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)が2017年3月期に、510億円の債務超過となったことが1日、分かった。純損失は511億円。MRJの開発が遅れ、機体の納入ができない状態が続いているため。


三菱航空機、17年3月期純損失511億円 債務超過510億円、MRJ開発費かさむ
7/3(月) 13:14配信 Aviation Wire

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MRJの開発コストがかさみ510億円の債務超過となった三菱航空機=17年6月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 リージョナルジェット機「MRJ」を開発する三菱航空機が6月30日に発表した第10期決算公告によると、2017年3月期通期の純損益は511億8700万円の赤字(16年3月期は305億2200万円の赤字)だった。

 営業損益は494億3600万円の赤字(同293億2200万円の赤字)、経常損益は511億7900万円の赤字(305億1400万円の赤字)。貸借対照表によると、純資産合計は510億8300万円のマイナスで、債務超過になった。

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばとなる見通しで、水谷久和社長によると、社内目標としては2019年を掲げているという。

 量産機を全日本空輸(ANA/NH)へ引き渡す半年前にあたる2020年初頭までに、機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指す。

 水谷社長は6月12日、「2019年度が開発費用のピークになると思う。いかに効率を上げてコストを最小化するかだ」と都内で述べ、コストを抑えていく姿勢を示している。

 MRJはローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を発注したANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

2017年6月27日 (火)

福島空港で小型機擱座、4便欠航 長崎空港でも類似事故、24便欠航

27日午後2時ごろ、福島空港(福島県玉川村、須賀川市)に着陸した小型プロペラ機パイパーPA46Pの前輪が壊れ、機首を地面に接触させた状態で滑走路上で動けなくなった。同空港は約4時間半にわたって閉鎖され、発着予定だった全日空の計4便が欠航、約280人に影響が出た。小型機に搭乗していた埼玉県深谷市の男性(48)ら2人にけがはなかった。

また29日午前10時25分ごろ、長崎県大村市の長崎空港で、訓練中の小型機ビーチクラフト58が滑走路に胴体着陸した。乗員の男性3人にけがはなかった。長崎空港は滑走路を一時閉鎖し、機体を撤去して午後1時50分に運用を再開したが、計24便が欠航した。

リンク:長崎の胴体着陸小型機の車輪、3つ全て出ず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「車輪が機内に戻ったのでは」訓練機が胴体着陸 長崎空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:崇城大の訓練機が長崎空港で胴体着陸 滑走路一時閉鎖 けが人なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:長崎空港で小型機胴体着陸 「当面の訓練自粛する」機体運用の崇城大が方針 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:長崎空港で小型機が胴体着陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:長崎空港で小型機が着陸トラブル 欠航、遅延、経由など混乱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島空港の小型機トラブル 前輪折り畳まれる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<長崎空港>小型機が胴体着陸 滑走路閉鎖、再開見通しなく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機着陸トラブル、調査官が機体確認 前脚引っ込み機首接触か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機が胴体着陸=けが人なし、一時閉鎖―長崎空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:長崎空港で小型機トラブル 一時滑走路閉鎖・欠航も(29日14時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島空港で「着陸トラブル」 小型機の前輪故障、滑走路閉鎖に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島空港で小型機トラブル 4便欠航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島空港>小型機トラブルで滑走路一時閉鎖 4便欠航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島空港で小型機トラブル 一時滑走路閉鎖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:滑走路上で小型機動けず=けが人なし、4便欠航―福島空港 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

長崎の胴体着陸小型機の車輪、3つ全て出ず
7/1(土) 7:55配信 産経新聞

 長崎県大村市の長崎空港に崇城大(熊本市)の訓練用小型機が胴体着陸したトラブルで、運輸安全委員会は30日、航空事故調査官2人を派遣し、関係者からの聴き取りや、現場の状況を確認する調査をした。山崎博介主管調査官は、機体の車輪3つ全てが着陸時に出ていなかったと明らかにした。

 小型機は当時、着陸してすぐ飛び立つ「タッチ・アンド・ゴー」の訓練中だったという。崇城大によると、搭乗者は「着陸時に車輪が出たことを知らせるランプが点灯した」と説明した。運輸安全委は原因を調べ、報告書をまとめる。

 胴体着陸したのは、双発プロペラ機の「ビーチクラフト58」。6月29日午前10時半ごろ、車輪を出さないまま着陸し、滑走路上で止まった。操縦していた崇城大の講師ら乗員3人にけがはなかった。

 現地調査では、講師らから当時の状況を聴いたほか、機体や滑走路の損傷を確認した。


「車輪が機内に戻ったのでは」訓練機が胴体着陸 長崎空港
6/30(金) 11:15配信 西日本新聞

 29日午前10時25分ごろ、長崎県大村市の長崎空港に崇城大(熊本市)の訓練用小型双発プロペラ機が胴体着陸し、滑走路上に停止した。三つある車輪全てが格納された状態だった。教官になるための訓練を受けていた講師の楠本晋一さん(63)=熊本市東区=が操縦し、教官役と訓練中の男性教授2人が搭乗していた。3人にけがはなかった。

⇒【画像】長崎空港の滑走路上に停止した小型機

 崇城大や国土交通省によると、小型機はビーチクラフト58で、同9時10分ごろに熊本空港を離陸。長崎空港で着陸してすぐ離陸する「タッチ・アンド・ゴー」の訓練を3回終え、着陸して停止するところだった。

 崇城大は同日会見し「車輪が地面に着いた感触があったと聞いている。何らかの原因でロックが外れ(滑走中に)車輪が機内に戻ったのではないか」との見方を示した。3人とも操縦経験が1万時間を超えるベテランで、着陸直前には車輪が出たことを知らせるランプも点灯していたという。

 小型機は米国のメーカーが1990年に製造し、崇城大が2011年8月に中古で購入。大きな機体トラブルはなく、今月8日には国が定めた年1回の定期検査を終え、この日の飛行前点検でも異常はなかったという。国交省は航空事故と認定し、運輸安全委員会が航空事故調査官2人を長崎空港に派遣した。

 会見で松尾健輔副学長は「訓練機がこのような事態を引き起こし、誠に申し訳ありません」と謝罪した。

 事故の影響で、滑走路は午後1時50分まで約3時間半にわたって閉鎖され、国内線28便が欠航した。

=2017/06/30付 西日本新聞朝刊=


崇城大の訓練機が長崎空港で胴体着陸 滑走路一時閉鎖 けが人なし
6/30(金) 10:04配信 長崎新聞

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長崎空港の滑走路上に停止した小型機=29日午後0時21分、大村市(共同通信社ヘリから)

 29日午前10時25分ごろ、大村市箕島町の長崎空港で、崇城大(熊本市)の小型双発プロペラ機ビーチクラフト58が滑走路上に胴体着陸し、停止した。国交省によると、搭乗していた同大の男性3人にけがはなく、着陸してすぐに飛び立つ「タッチアンドゴー」の訓練をしていたという。滑走路は3時間余り全面閉鎖。同空港発着の24便が欠航し、乗客約2千人に影響が出た。

 同大や大村署によると、当時は教官任用のための訓練飛行中で、同大講師の楠本晋一さん(63)=熊本市東区=が操縦し、教官の教授(68)=同市北区=ら2人が同乗していた。楠本さんの総飛行時間は民間のパイロット時代も含めて計1万270時間という。

 同大などによると、同機は午前9時すぎに熊本空港を離陸。長崎空港では「タッチアンドゴー」を3回繰り返した後、着陸後の滑走中に3本の車輪がすべて機体に引っ込んで胴体着陸した形になったという。事故当時の空港上空は曇りで風は弱く、視界は10キロ以上で良好だった。

 機体は8日に年1回の国の検査を終えており、29日の飛行前点検でも異常はなかったという。

 長崎空港事務所は午後1時48分、滑走路から機体を撤去し、同50分に閉鎖を解除。国交省は「航空事故」と認定し、運輸安全委員会は航空事故調査官2人を現地に派遣した。

 崇城大は熊本空港の隣接地にキャンパスがあり、パイロットの養成課程がある。2003年9月には、同大などの3人が小型機で訓練飛行中に対馬空港で着陸に失敗し、いずれも死亡した。


長崎空港で小型機胴体着陸 「当面の訓練自粛する」機体運用の崇城大が方針
6/30(金) 7:55配信 産経新聞

 長崎空港(長崎県大村市)で29日に発生した胴体着陸事故で、機体を運用していた崇城大は同日午後、熊本市西区の大学本部で記者会見を開き、当面の飛行訓練を自粛する方針を示した。

 機体は小型双発プロペラ機ビーチクラフト58で、教官候補の訓練中だったという。機長を務める教官(68)と教官候補の2人=いずれも(63)=の計3人が乗っていた。

 着陸してすぐに飛び立つ「タッチアンドゴー」の訓練をしていた。教官候補の2人は、パイロットとして1万時間以上の飛行経験があるという。

 崇城大は平成20年、航空機使用事業所の認可を受け、パイロット養成を始めた。

 記者会見した松尾健輔副学長は「トラブルを起こして誠に申し訳ない。ご迷惑をかけた方々すべてに、おわび申し上げます」と陳謝した。

 今回の事故を受け、崇城大は当面の飛行訓練を自粛する。渡辺武憲・航空機操縦訓練本部長は「運輸安全委員会による調査結果を待って、万全の対応を取る。飛行訓練の再開も、当局と調整したい」と述べた。


長崎空港で小型機が胴体着陸
6/29(木) 15:34配信 ホウドウキョク

長崎空港で29日午前、3人乗りの小型航空機が胴体着陸する事故があった。けが人はいなかった。
事故があったのは、長崎空港の滑走路。
消防によると、29日午前10時20分すぎ、長崎空港から「小型機が胴体着陸後に、滑走路に待機している」という通報があったという。
機体は、熊本市の崇城大学の小型機だということで、乗っていた3人にけがはないという。


長崎空港で小型機が着陸トラブル 欠航、遅延、経由など混乱
6/29(木) 12:12配信 西日本新聞

 29日午前、小型機が着陸トラブルを起こした長崎空港の公式サイトによると、出発便は、SNA38便(東京行き)、JAL2374便(大阪・伊丹行き)、ANA3738便(東京行き)などが欠航。

 到着便は、SNA33便(東京発)、ANA3733便(東京発)などが遅延。JAL2373便(大阪・伊丹発)、ORC54便(対馬発)、ANA4654便(対馬発)などが欠航。SKY405便(東京発)、SKY143便(東京発)などは神戸経由に。JAL609便(東京発)などは時刻未定の状態となっている。

=2017/06/29 西日本新聞=


福島空港の小型機トラブル 前輪折り畳まれる
6/29(木) 12:08配信 福島民報

 27日に福島空港に着陸した小型機が滑走路上で動けなくなったトラブルを受け、国土交通省運輸安全委員会は28日、福島空港に航空事故調査官2人を派遣し原因などを調査した。トラブル発生当時、小型機は滑走路を移動中に前輪が何らかの原因で機体内部へ折り畳まれ、バランスを崩したことが航空事故調査官の話で分かった。
 航空事故調査官によると、小型機は着陸後しばらく直進し、進行方向右に向かって蛇行して機首が傾き、停止したという。機首のプロペラにも若干の損傷があった。吉田真治航空事故調査官(57)は「(前輪が折り畳まれた)原因は前輪が損傷したためなのか、前輪を固定するスイッチの誤操作によるものなのか、さまざまな可能性を考慮して調査を進めたい」と話した。
 航空事故調査官、県警の捜査員ら約30人が午前8時すぎから、パイロットと同乗者の立ち会いの下で調査した。滑走路の状態を調べたり、前輪の収納スペースに潜り込んで写真を撮ったりした。
 29日も調査を継続し、トラブル発生当時、管制塔でパイロットと交信していた職員から話を聞く予定。
 須賀川署は、運輸安全委員会と連携し、航空法違反の疑いも視野に入れて調べている。


<長崎空港>小型機が胴体着陸 滑走路閉鎖、再開見通しなく
6/29(木) 11:32配信 毎日新聞

 29日午前10時半ごろ、長崎県大村市の長崎空港で、崇城大(熊本市)の訓練用小型機が車輪が出ない状態で胴体着陸した。60代の男性3人が搭乗していたが、けが人はなかった。

 空港事務所などによると、訓練機は小型プロペラ機「ビーチクラフト式58型」。午前9時10分ごろに熊本空港(熊本県益城(ましき)町)を出て、長崎空港で離着陸を繰り返す「タッチアンドゴー」の訓練を実施し、熊本に戻る予定だった。

 午後1時現在、訓練機は長崎空港の滑走路北側で止まったままで、滑走路は閉鎖している。再開の見通しは立っていない。

 崇城大は「現在、情報収集中」としており、午後3時から記者会見する予定。同大にはパイロットや整備士を養成する工学部宇宙航空システム工学科があり、航空機20機を保有している。

 同大を巡っては、実習として使用していたプロペラ機が2003年9月、長崎県対馬市の対馬空港で着陸に失敗し、3人が死亡する事故が起きている。【今野悠貴、浅野孝仁】


小型機着陸トラブル、調査官が機体確認 前脚引っ込み機首接触か
6/29(木) 11:31配信 福島民友新聞

 福島空港(須賀川市、玉川村)に着陸した小型プロペラ機が27日に滑走路上で前輪が壊れて走行不能となったトラブルで、運輸安全委員会の航空事故調査官は28日、同空港で原因などを調べた。
 調査官2人と県警の捜査員らはパイロット(48)=埼玉県深谷市=らから話を聞き、滑走路の痕跡や機体の前輪部分などを確認した。吉田真治調査官は「着陸滑走中に前脚が何らかの原因で引っ込んだため、機首が下がって滑走路に接触したと思われる」との見解を示した上で、「原因は装置の破損や操縦者が間違って操作スイッチを触るなどいろいろなことが考えられる」と述べた。
 調査官は29日、東京航空局福島出張所で小型機の着陸時に交信していた運航情報官の聞き取り調査を行い、詳しい原因を調べる。


小型機が胴体着陸=けが人なし、一時閉鎖―長崎空港
6/29(木) 11:10配信 時事通信

 29日午前10時25分ごろ、長崎県大村市の長崎空港で、訓練中の小型機ビーチクラフト式58型が滑走路に胴体着陸した。

 乗員の男性3人にけがはなかった。長崎空港は滑走路を一時閉鎖し、機体を撤去して午後1時50分に運用を再開したが、計24便が欠航した。

 国土交通省は航空事故と認定。運輸安全委員会は調査官2人の派遣を決めた。

 小型機はパイロット養成課程がある崇城大学(熊本市)所属。同大によると、68歳の機長と63歳の教官候補2人が乗り、午前9時10分すぎに熊本空港を離陸した。長崎空港では接地してすぐ上昇する「タッチアンドゴー」の訓練を3回繰り返し、着陸しようとした際に胴体着陸した。

 操縦していた教官候補は、海上自衛隊などで経験を積んだベテランだった。機長は「着陸時は車輪が下りていることを示すランプが点灯しており、接地した感覚があった」と話しているという。


長崎空港で小型機トラブル 一時滑走路閉鎖・欠航も(29日14時現在)
6/29(木) 11:00配信 レスキューナウニュース

29日10:30頃、長崎空港の滑走路上で小型機のトラブルが発生し、滑走路が一時閉鎖されていましたが、13:50頃、運用を再開しました。この影響で、長崎空港を発着する便に欠航が出ています。

■欠航
出発便
・長崎11:05発 東京行 ANA664便
・長崎11:15発 沖縄行 ANA1871便
・長崎11:20発 対馬行 ANA4653便・ORC53便
・長崎12:20発 大阪(伊丹)行 JAL2374便
・長崎12:20発 東京行 ANA3738便・SNA38便
・長崎12:40発 東京行 JAL610便
・長崎14:00発 東京行 ANA666便
・長崎14:35発 五島福江行 ANA4675便・ORC75便
・長崎14:35発 大阪(伊丹)行 ANA784便
・長崎14:40発 神戸行 SKY146便
・長崎14:40発 東京行 SKY446便
・長崎15:15発 対馬行 ANA4657便・ORC57便
・長崎15:25発 東京行 ANA3740便・SNA40便
・長崎15:50発 大阪(伊丹)行 JAL2376便

到着便
・長崎10:55着 五島福江発 ANA4672便・ORC72便
・長崎11:45着 東京発 ANA3733便・SNA33便
・長崎11:50着 大阪(伊丹)発 JAL2373便
・長崎12:50着 対馬発 ANA4654便・ORC54便
・長崎13:05着 東京発 ANA663便
・長崎14:00着 大阪(伊丹)発 ANA783便
・長崎14:05着 五島福江発 ANA4674便・ORC74便
・長崎14:05着 東京発 SKY143便
・長崎14:05着 東京発 SKY405便
・長崎14:25着 東京発 JAL609便
・長崎14:50着 東京発 ANA3735便・SNA35便
・長崎15:20着 大阪(伊丹)発 JAL2375便
・長崎16:05着 東京発 SKY407便


福島空港で「着陸トラブル」 小型機の前輪故障、滑走路閉鎖に
6/28(水) 10:38配信 福島民友新聞

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滑走路に機首から斜めに着地した小型単発機=27日午後5時5分、玉川村・福島空港

 27日午後2時ごろ、福島空港(須賀川市、玉川村)に着陸した小型プロペラ機パイパーPA46―310Pが、滑走路上で前輪が壊れて走行不能となった。男性パイロット(48)=埼玉県深谷市=を含む乗員2人にけがはなかった。この影響で滑走路が約4時間半閉鎖され、全日空の福島空港札幌線など4便が欠航した。28日の運航に影響はない。
 国土交通省は事故につながりかねない重大な事態(インシデント)と認定。運輸安全委員会が航空事故調査官2人の現地派遣を決めた。28日午前にも調査を始める。
 福島空港や国交省などによると、小型機は着陸後に、機首が地面に接触。2500メートルの滑走路の中央付近で停止した。前輪部分が折れたような状態で、プロペラも破損したとみられる。
 小型機は個人所有の6人乗りで、埼玉県のホンダエアポートを午後1時15分ごろに出発し、午後2時ごろ福島空港に到着予定だった。飛行目的は「プライベート」と申請していた。


福島空港で小型機トラブル 4便欠航
6/28(水) 9:13配信 福島民報

 27日午後2時ごろ、福島空港に着陸した小型機が滑走路上で前輪が壊れ動けなくなった。パイロット(48)=埼玉県深谷市=ら搭乗していた男性2人にけがはなかったが、国土交通省は事故につながりかねないトラブル「重大インシデント」と認定。運輸安全委員会は28日、航空事故調査官2人を空港に派遣し、原因などを詳しく調べる。このトラブルの影響で、同空港発着の4便が欠航した。
 福島県福島空港事務所や国交省、須賀川署によると、小型機は滑走路に機首を打ち付けて着陸後、右側にそれ始め、機首が地面に接触した。そのまま200~300メートルほど滑り、全長約2500メートルの滑走路の中央付近で停止した。機体から火や煙は出ておらず、前脚が折れたような状態だった。当時、周辺の天候は薄曇りで、路面は乾燥していた。
 小型機は個人所有の6人乗りで、埼玉県川島町の飛行場「ホンダエアポート」を午後1時20分ごろ出発し、午後2時ごろ福島空港に到着予定だった。パイロットの男性は飛行目的について「プライベート」と話している。機体は午後6時ごろ、滑走路から離着陸に影響のない制限区域に移された。
 県によると、この影響で滑走路は午後2時10分から午後6時46分まで、約4時間半にわたり閉鎖された。発着予定だった5便のうち、新千歳発福島行き、福島発大阪(伊丹)行きの全日空2便、大阪発福島行き、福島発大阪行きの全日空とアイベックスの共同運航2便が欠航し、搭乗予約客305人に影響した。この日の最終便となる全日空大阪発福島行きは閉鎖解除後に到着した。
 県によると、福島空港での重大インシデントは、2007(平成19)年5月に千葉県の会社員が乗る小型モーターグライダーが不時着して以来となった。


<福島空港>小型機トラブルで滑走路一時閉鎖 4便欠航
6/27(火) 20:20配信 毎日新聞

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前輪が壊れ、機首が滑走路に接触した状態で停止した小型機=福島県の福島空港で2017年6月27日、福島県空港施設室提供

 27日午後2時ごろ、福島空港(福島県玉川村、須賀川市)に小型機が着陸後、前輪が壊れ、滑走路上で動けなくなった。滑走路は約4時間半にわたって閉鎖され、発着予定だった全日空の計4便が欠航、約280人に影響が出た。小型機を操縦していた男性(48)=埼玉県深谷市=ら乗員2人は自力で脱出し、けがもなかった。

 県福島空港事務所や県警によると、6人乗りのプロペラ機が午後1時15分ごろ、埼玉県川島町の飛行場を離陸。福島空港に着陸して約300メートル進み、機首が滑走路に接触した状態で止まった。前輪に何らかのトラブルが起きたとみられる。

 国土交通省は、事故につながりかねない「重大インシデント」と認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を現地に派遣し、28日に詳しい原因を調べる。【高井瞳】


福島空港で小型機トラブル 一時滑走路閉鎖
6/27(火) 16:10配信 レスキューナウニュース

福島空港の滑走路上で小型機のトラブルが発生し、滑走路が一時閉鎖されていましたが、19:00現在、運用を再開しています。この影響で、福島空港を発着する4便が欠航しました。

■欠航
出発便
・福島17:20発 大阪(伊丹)行 IBX80便・ANA3180便
・福島18:10発 大阪(伊丹)行 ANA1698便
到着便
・福島16:50着 大阪(伊丹)発 IBX79便・ANA3179便
・福島17:30着 札幌(新千歳)発 ANA1114便


滑走路上で小型機動けず=けが人なし、4便欠航―福島空港
6/27(火) 15:51配信 時事通信

 27日午後2時ごろ、福島空港に着陸した小型プロペラ機が滑走路上で動けなくなった。

 火災などは発生せず、搭乗していた埼玉県深谷市の男性(48)ら2人にけがはなかった。

 国土交通省は、事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人の現地派遣を決めた。

 福島空港事務所などによると、小型機は埼玉県川島町にある民間飛行場を同1時15分に離陸。予定通り福島空港に着陸した直後、前脚の車軸が折れ、機首を地面に接触させた状態で停止した。

 このトラブルで滑走路が約4時間半にわたり閉鎖され、同空港を発着する全日空の4便が欠航するなどの影響が出た。

2017年6月26日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・56

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:大西卓哉宇宙飛行士が宇宙で飛ばした紙飛行機を“故郷”のANAに贈呈 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALも導入、A350-1000試験機の機内 特集・パリ航空ショー2017(2) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大西飛行士、古巣ANAに紙飛行機返還「宇宙では昇降舵いじらないとまっすぐ飛ばない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、羽田-ロンドン深夜便 冬ダイヤ、エコノミー客もラウンジ利用可 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、成田-バンコク期間増便 冬ダイヤで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALがロンドン線でラウンジを開放する理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、大型機はA350のみ 植木社長「効率落ちる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、10月29日に羽田~ロンドン線の深夜便を増便。2017年度路線便数計画を一部変更 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、仁川撤退へ 18年3月、成田運休 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チャイナエア、A350でガトウィック 12月、週4往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A350-1000の高温試験成功 アラブで40度以上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの17年6月、納入75機 受注184機 737 MAX、6社から100機超 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:オーストリア航空、成田-ウィーン再開 18年5月から週5往復、プレエコ新設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空、成田~ウィーン線を再開。2018年5月15日から週5便で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】スバル、ボーイング 787型機の中央翼模型など出展 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング 777Xの初号機「ボーイング 777-9型機」の模型を展示した三菱重工ブース - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、成田-ニューアークにも新ビジネス 睡眠重視の777-300ER、10月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイ、成田-香港10月増便 台北経由2往復に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ノルウェー・エアシャトル、737 MAX 8受領 欧州初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、米子に787初就航 7月から最大2往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日から増便 羽田発着とあわせ1日3往復に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工に“炭素繊維の航空機“をつくる機械を納めた実力企業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアアジアX、関空-ホノルル就航 初のLCCハワイ直行便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、成田-ロサンゼルス10月増便へ 冬ダイヤ、東京から1日3往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日に増便。東京エリアから1日3便に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAはなぜロサンゼルスに1日3便飛ばすのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングと川崎重工、協力強化へ 共同研究などで市場競争力向上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海兵隊F35、嘉手納に初飛来 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

大西卓哉宇宙飛行士が宇宙で飛ばした紙飛行機を“故郷”のANAに贈呈
7/14(金) 6:15配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は7月13日、元ANAのパイロットで、現在はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士となり、2016年7月~10月にISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在した大西卓哉 宇宙飛行士を招き、宇宙で飛ばした紙飛行機の返還を受けた。

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 大西卓哉 宇宙飛行士は、1998年にANAに入社し、退職前はボーイング 767型機の副操縦士として乗務していたが、2009年にISSに搭乗する宇宙飛行士の候補に選抜され、同年JAXAに入社。ISS第48次/第49次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして、2016年7月7日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船に乗って宇宙へ行き、10月に地球に戻るまでISSに滞在した。ANAでは打ち上げ前にイベントを行なうなど、会社を挙げて応援していた。

 ANAは、大西宇宙飛行士の出発前に、応援メッセージ入りの紙飛行機を記念品として渡しており、大西宇宙飛行士はISSの実験棟「きぼう」で実際にそれを飛ばした。その紙飛行機がANAに返還されるとともに、宇宙で飛んだことを証明する証明書を、ANA代表取締役社長の平子裕志氏に手渡した。

 この返還のセレモニーは、パイロットがブリーフィングなどを行なう羽田空港内のフライトオペレーションセンターで行なわれ、大西宇宙飛行士は「宇宙飛行をして初めてANAに帰ってきたが、レイアウトはちょっと変わっているが、雰囲気は全然変わっていなくて、先ほども機長に昇格された方の挨拶があったり、本当に故郷に帰ってきたような懐かしい気持ち」とコメント。

 紙飛行機と証明書を受け取った平子氏は、「おかえりなさい。ようこそいらっしゃいました」と、ねぎらいと歓迎の言葉を述べたあと、「皆の応援メッセージが書かれた紙飛行機が無事に帰還し、その飛行証明書をいただいた。これは間違いなくANAにとっての大きなレガシーになると思う。実はANAグループはこれから先、宇宙事業にも関心を寄せており、今後の飛躍の可能性を示唆するものではないかと思って、私の期待はますます高まっている。これをきっかけに大西さんのますますの活躍を期待している」と、大西宇宙飛行士、ANA双方にとって飛躍のきっかけとなることを期待した。

 その後は、元同僚や紙飛行機をデザインしたキャステム代表取締役社長の戸田拓夫氏らを交えてトークセッションが開かれた。

 ANAの仲間から紙飛行機を受け取ったときの気持ちを問われた大西宇宙飛行士は、「昔の仲間たちから貴重なものを預かったという身が引き締まるような思いと、打ち上げ前はイベントや訓練で緊張感が高まるが、みんなと一緒だと思うと心強くもあった」と回答。

 さらに、宇宙で飛ばしたときのことを問われ、「これ、折るのが結構難しいんですよね(笑)。地上で2回ぐらい練習していったが、ISSで折ったときも難しくて、1時間ぐらいかかったと思うが、飛ばせたときは感無量だった」と気持ちを語り、実際に飛ばす際には、「地上用にデザインされているので、無重力の宇宙では上に行ってしまう。ちゃんと昇降舵をいじらないと宇宙ではまっすぐ飛ばない」と宇宙ならではのエピソードを明かした。

 その紙飛行機をデザインしたキャステムの戸田社長は、「このモデルは、40年前に病気をして天井しか見ていない頃に考えた飛行機。もし宇宙に行けばなぁと思っていたことが実現してうれしい」と喜びのコメント。

 会場には、紙飛行機がISSのなかで飛んでいる様子を撮影したパネルが展示されていたが、元同僚で現在ボーイング 777の機長を務めている椎名真己氏は、「我々パイロットも日頃から贅沢な景色を楽しませてもらっているが、(この写真を見て)本当に贅沢なきれいな景色を大西宇宙飛行士は楽しんできたんだなと、改めてすごいと思う」と感想を話した。

 さらに、フライトオペレーションセンターを統括するANA 取締役 執行役員 フライトオペレーションセンター長 大井道彰氏は、「みんなで盛大に送り出したが、今でも帰ってきてほしいという思いは今でも強く……いつでも帰っておいで。月にも火星にも行きたいだろうけど。でも、ここに君の故郷はあるよ」と言葉を贈り、大西宇宙飛行士は「JAXAをクビになったら……」と笑いを誘った。

 最後に今後の抱負を尋ねられた大西宇宙飛行士は、「私は初めてのフライトを終えて地上に帰ってこられたが、今後ももっと遠くに飛び続けたい。それが月であれ、火星であれ、宇宙飛行士として、人間の活動領域を広げるようなことに貢献していけたらと思うので、ANAの皆さまにも応援していただけたらと思う」と述べ、集まった大勢のANAスタッフの拍手に包まれた。


JALも導入、A350-1000試験機の機内 特集・パリ航空ショー2017(2)
7/13(木) 20:47配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を披露するA350-1000試験2号機=17年6月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 世界最大規模の航空ショーで2年に一度開かれるパリ航空ショー。第52回となる今回は6月19日から開催され、エアバスは民間機ではA350-1000とA321neo、A380plusを地上展示し、A350-1000とA321neo、従来型のA380は飛行展示も実施した。

【A350-1000試験機の機内】

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。 メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席、A350-800が同280席であるのに対し、A350-1000は同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 A350-1000はエアバスの双発旅客機では最大の機種で、エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を2基搭載。主脚のタイヤは、従来の1脚あたり4本から6本に増やした。パリ航空ショー出展後の7月、アラブ首長国連邦のアルアイン国際空港で高温環境試験を実施し、成功裏に完了した。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350 XWBを2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が国内線に就航する予定で、現在保有するボーイング777型機を6年程度で置き換える。

 JALの長距離国際線に現在投入されている777-300ER(4クラス244席)の後継となるのが、A350-1000。JALの植木義晴社長は7月12日、A350以外の大型機を導入しない方針を示している。

 パリ航空ショーでは、高温試験にも投入した飛行試験2号機(MSN065、登録番号F-WLXV)を出展。客室設備を備えた試験機で、ビジネスクラスとエコノミークラスのシートが備えられているほか、ギャレー(厨房設備)やラバトリー(化粧室)、パイロットや客室乗務員の交代要員が使うクルーレストなども設置されている。

 試験機らしく、機体後方のエコノミークラスの区画には、機体の状態をモニターする機器も備えられていた。


大西飛行士、古巣ANAに紙飛行機返還「宇宙では昇降舵いじらないとまっすぐ飛ばない」
7/13(木) 20:31配信 Aviation Wire

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大西飛行士が宇宙で飛ばした紙飛行機=17年7月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)の元副操縦士で、国際宇宙ステーション(ISS)第48次/第49次長期滞在クルーを務めた、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の大西卓哉宇宙飛行士が7月13日、羽田空港内にあるANAのフライトオペレーションセンターを訪れ、出発前にANAから託された紙飛行機を平子裕志社長に返還した。

【宇宙を飛んだ紙飛行機】

 大西さんは自社養成パイロットの訓練生として、1998年にANA入社。2003年10月から2009年3月末日に退社するまで、ボーイング767型機の副操縦士として国際線と国内線に乗務した。

 2016年7月7日に打ち上げられたロシアのソユーズ宇宙船には、船長の操縦を補佐する「レフトシーター」として乗り込み、ISSに滞在。10月30日に地球へ帰還した。

 フライトオペレーションセンターは、ANAのパイロットが乗務の前後に訪れ、ブリーフィングを行う場所。大西さんも副操縦士時代、センターに立ち寄ってからフライトに向かっていた。

 古巣を訪れた大西さんは、「宇宙飛行して初めてANAに帰ってきたが、レイアウトは少し変わったが、雰囲気は全然変わってない。ふるさとに帰ったような、懐かしい気持ちだ」とあいさつした。

 大西さんは、応援メッセージが書かれた紙で紙飛行機を折り、宇宙で飛ばした。平子社長には紙飛行機とともに、宇宙で飛ばしたことの証となる証明書を手渡した。

 平子社長は「ANAにとって大きなレガシー(遺産)になる。ANAグループは宇宙事業にも関心を寄せており、大きな飛躍の可能性を示唆するものだと思う」と感想を語った。

 打ち上げ前に紙飛行機を預かった際、大西さんは「昔の仲間たちから貴重なものを預かった。打ち上げ前は緊張する試験などが続いたが、みんなと一緒だと思うと心強かった」と振り返った。

 「実は折るのがすごく難しく、地上で2回くらい練習したが、宇宙ステーションでは1時間くらいかかった。宇宙で飛ばすと、重力がないので上に上がってしまうので、昇降舵をいじらないとまっすぐ飛ばない」と、宇宙で飛ばした際のエピソードを明かした。

 紙飛行機の返還式典には、ANAの大井道彰フライトオペレーションセンター長や、大西さんの元同僚の椎名真己・ボーイング777機長、紙飛行機を設計したキャステム戸田拓夫社長が出席した。


JAL、羽田-ロンドン深夜便 冬ダイヤ、エコノミー客もラウンジ利用可
7/13(木) 12:06配信 Aviation Wire

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羽田-ロンドン線を深夜便で増便するJAL=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月12日、羽田-ロンドン線を冬ダイヤから増便し、1日2往復にすると発表した。羽田発を深夜、ロンドン着を早朝とするスケジュールを設定し、ビジネス客や乗り継ぎ需要の獲得を狙う。

【ターミナルや滑走路を見渡せる羽田のJALサクララウンジ】

◆羽田深夜発、搭乗客はラウンジ利用可

 10月29日から、1日1往復を増便する。機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を投入する。

 ロンドン行きJL41便は、ロンドンでの滞在時間を確保するため、羽田発を深夜に設定。冬ダイヤでは午前2時45分に出発し、午前6時25分に到着する。羽田行きJL42便はロンドンを午前9時30分に出発し、翌日午前6時25分に到着する。

 JL41便の利用客は、搭乗クラスにかかわらずサクララウンジを利用できるようにする。搭乗前に軽食を提供することで、搭乗後の休息と睡眠を確保することが狙い。メインとなる食事は出発からおよそ7時間後、日本時間で昼食時にあたる時間帯に提供する。

 また、出発前に温泉を利用できるキャンペーンを実施。羽田空港近くの温泉施設「天然温泉平和島」(東京・大田区)での入浴後、JL41便に搭乗できる。温泉から空港まで専用バスを2台用意する。2018年3月24日搭乗分まで。

 羽田-ロンドン線の自社便は、現在1日1往復を運航。羽田を午前11時台に出発し、ロンドンに午後3時台に到着するスケジュールを設定している。機材はファーストクラスを備えた777-300ER「スカイスイート777(SS7)」(244席:ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)を投入している。

 このほか、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)の運航便でコードシェア(共同運航)を実施。ロンドン-羽田線と成田線、1日1往復ずつにJALの便名を付与している。

◆成田-バンコク期間増便、仁川撤退

 12日にはロンドン深夜便増便とともに、成田-バンコク線の期間増便と成田-ソウル(仁川)線の運休も発表。バンコク線は10月29日から1日1往復を増便し、冬ダイヤが終了する2018年3月24日まで運航する。機材はロンドン深夜便と同様、787-8の新仕様機・スカイスイート787を投入する。

 成田-仁川線は冬ダイヤまでの運航とし、夏ダイヤが始まる2018年3月25日から運休。JALの仁川乗り入れは同路線のみで、運休により仁川から撤退する。


JAL、成田-バンコク期間増便 冬ダイヤで
7/13(木) 11:24配信 Aviation Wire

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成田-バンコク線を期間増便するJAL=14年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月12日、成田-バンコク線を期間増便すると発表した。10月29日からの冬ダイヤ期間中、1日1往復増便し、既存便と合わせて同2往復運航する。

◆冬ダイヤの期間増便

 機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を投入する。

 バンコク行きJL717便は成田を午後0時40分に出発し、午後6時に到着する。成田行きJL718便はバンコクを午後11時25分に出発し、翌日午前7時15分に到着する。

 現在、同路線は1日1往復を運航。成田を午後6時台に出発、バンコクを午前8時台に出発するスケジュールを設定している。運航機材は、ビジネスとエコノミーを設定した787-8(186席:ビジネス42席、エコノミー144席)を投入している。

◆羽田-ロンドン深夜増便、仁川撤退

 12日にはロンドン深夜便増便とともに、羽田-ロンドン線の深夜増便と成田-ソウル(仁川)線の運休も発表した。ロンドン線は10月29日から1日1往復を増便。ロンドンでの滞在時間を確保するため、羽田を深夜に出発するスケジュールを設定した。機材はバンコク期間増便と同様、787-8の新仕様機・スカイスイート787を投入する。

 成田-仁川線は冬ダイヤまでの運航とし、夏ダイヤが始まる2018年3月25日から運休。JALの仁川乗り入れは同路線のみで、運休により仁川から撤退する。


JALがロンドン線でラウンジを開放する理由
7/13(木) 6:00配信 東洋経済オンライン

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深夜の羽田空港に駐機するJALのボーイング「787」型機(撮影:尾形文繁)

 「なぜ調子がいいのかを徹底的に考えろ」

 日本航空(JAL)の植木義晴社長は今、社内にそう発破をかけている。国際線の搭乗率が前年を上回る状況が続いているためだ。「3月くらいから潮目が変わりだした。日本発(の旅客需要)が強くなってきた」(植木社長)。

【写真】JALが開放する羽田のラウンジ

 特に勢いづくのが、欧州だ。フランスなどでのテロの影響で観光客が激減していたが、昨年末から搭乗率が前年同月比で10%超も上回る月が続く。牽引するのが、出張客の多い羽田―ロンドン線だ。直近の搭乗率(有償客)は80%台後半を維持。観光以上にビジネス需要の回復スピードが早かった。

 ANAも羽田を深夜早朝に発着する欧州ビジネス路線としてドイツ・フランクフルト線を運航しているが、今年6月の搭乗率は87%(特典航空券などの無償客も含む)と高い水準だ。

■好調な羽田―ロンドン線を増便

 そしてJALは7月12日、羽田―ロンドン線の増便を発表した。これまで1日1便、昼間に羽田で発着していた便に加え、10月29日から深夜早朝の発着便が加わる。

 機材は既存便がボーイング「777-300ER」型機(244席)でファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスだったが、新規便はボーイング「787-8」(161席)でファーストを除いた3クラスとなる。

 行きは羽田を午前2時45分に出発し、ロンドンに午前6時25分(現地時間)に到着。帰りはロンドンを午前9時30分(同)に出発し、羽田に翌日の午前6時25分に到着する。

 「羽田の路線は需要が非常に強く、顧客の声に応えられていなかった。同じような時間に増やしても意味がないため、まったく異なる時間帯を選んだ」。路線統括本部長の菊山英樹専務は、増便の狙いをそう説明する。東京で仕事を終え、飛行機に乗ってロンドンに着けば、朝から現地で活動ができるスケジュールだ。

 だが、夜も深まった午前3時近くの出発はJALの路線では例がない。空港での待ち時間を快適に過ごしてもらうため、この便に限り、エコノミークラスの乗客でも羽田に設けるラウンジを使えるようにした。通常の利用と比べると提供される食事が異なったり、シャワールームが利用できなかったりという制限はあるが、基本的には同様の施設が利用できるという。

 また通常は離陸直後に機内食のサービスがあるが、未明の出発ということもあり、離陸後は希望者のみの軽食で、出発から7時間後にメインの食事が提供される。

 このようなダイヤになったのは、ビジネスパーソンの利便性もあるが、空港の発着枠に左右された面もある。羽田もロンドンのヒースロー空港も、非常に多くの航空便で混み合う「混雑空港」だ。「ヒースローの発着枠はすったもんだしながらようやく取れた」と菊山専務が明かすように、大都市を結ぶ国際線の拡大は容易ではない。

■フルサービスキャリアの生きる道とは

 「JALがこれから注力すべき路線は、イールド(1旅客キロ当たりの収入)が高く、ANA(全日本空輸)とともに供給過剰になっていないもの」。シティグループ証券の姫野良太アナリストはそう指摘する。

 姫野氏は「欧州は高イールドを取りやすい地域になってきている」としたうえで、「アジア路線はLCC(格安航空会社)の台頭で収益性が落ちているので、ロンドン線の増便は合理的」と評価した。欧州路線はここ数年、オーストリア航空の撤退、ルフトハンザドイツ航空やエールフランス航空の減便など、欧州勢の勢いが後退。JALやANAにはシェア拡大の余地がありそうだ。

 今回のロンドン線増便と同時に、JALは成田―ソウル(仁川)線を来年3月に運休することも発表。首都圏とソウルを結ぶ路線は、今後羽田―ソウル(金浦)線に集約される。成田―仁川線は韓国系LCCが仕掛けた価格競争が激化し、「単価下落が顕著で収支改善が見込めなかった」(JAL広報)。

 ANAがLCC2社をグループに持つ一方、JALはフルサービスキャリア(FSC)としての品質を突き詰める戦略を進める。アジアの短距離路線とは異なり、出張客が多い長距離路線はFSCの強みを発揮できる。ラウンジサービスを組み合わせたロンドン新路線は、JALなりの答えなのかもしれない。


JAL、大型機はA350のみ 植木社長「効率落ちる」
7/12(水) 21:44配信 Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴社長は7月12日、エアバスA350 XWB以外の大型機について、導入する意向がないことを明言した。

【A350-1000試験機の機内】

 現在の大型機はボーイング777型機で、2019年度からはA350に置き換えが始まる。植木社長は「(2010年の)破綻前は7機種を導入していた。現在は4機種に集約している」と説明。「機種を多く持つことが、効率的にいちばん落ちる」とし、大型機と中型機、小型機をそれぞれ1機種ずつに絞ることが理想とする認識を示した。中型機は767と787の2機種で、小型機は737を運航している。

 JALは2013年10月7日、A350を最大56機導入すると発表。2019年度から6年程度で、777を置き換える。確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプションで25機を購入する契約を締結した。オプション分は、正式発注時に2機種のどちらかを選択できる。

 メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席で、胴体を延長したA350-1000は同366席。植木社長はA350以外の大型機について、「ほかの大型機を入れる予定はない」と述べ、総2階建てのA380(4クラス544席)や777-9(400-425席)などを導入しない意向を示した。

 また、JALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が運航するリージョナル機は、2016年5月から運航しているエンブラエル190(E190、2クラス95席:クラスJ 15席、普通席80席)が、グループの機材でもっとも大きい。

 植木社長は「リージョナルもE190まで。その後(21年から受領開始予定)のMRJを期待している」と述べ、エンブラエルが2019年前半から納入予定のE195-E2(1クラス132席)など、E190より大型の機材は導入しないとした。

 JALは12日、羽田-ロンドン線の深夜便による増便を発表。羽田発を午前2時45分、ロンドン着を午前6時25分に設定した。羽田やヒースローは発着枠の空きがなく、昼間帯の増便が難しい。発着枠に制約がある場合、機材を大型化することで提供座席数を増やす方法があるが、JALはこの手法を取らず、多頻度運航による利便性向上や、高いロードファクター(座席利用率)を維持することで、供給過多による値崩れを防ぐ狙いがあるとみられる。


JAL、10月29日に羽田~ロンドン線の深夜便を増便。2017年度路線便数計画を一部変更
7/12(水) 21:01配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 JAL(日本航空)は、現在午前出発便を運航している羽田~ロンドン線(JL043/044便、JL7083/7082便、後者はブリティッシュ・エアウェイズ運航)に加え、10月29日から同路線に深夜便を増便すると発表した。

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 今回の増便は、英国だけでなくヨーロッパ方面へのネットワーク強化を目的とし、深夜便の利点として、出発前や到着後の1日を有効活用できるほか、ロンドンから乗り継ぎをする利用客にも利便性の高いダイヤ設定になっているとしている。

 使用機材は、「JAL SKY SUITE」のボーイング 787-8型機を予定。深夜便は冬期、夏期スケジュールともにデイリー運航を行なう。運航スケジュールは以下のとおり。

羽田~ロンドン線の運航スケジュール

冬期ダイヤ
JL041便:羽田(02時45分)発~ ロンドン(06時25分)着、毎日運航
JL042便:ロンドン(09時30分)発~羽田(翌06時25分)着、毎日運航

夏期ダイヤ
JL041便:羽田(01時55分)発~ ロンドン(06時25分)着、毎日運航
JL042便:ロンドン(09時30分)発~羽田(翌05時15分)着、毎日運航

 さらに、増便するJL041便のすべての利用客が搭乗前にJAL国際線サクララウンジを利用することができ、軽食や休憩ができるサービスプランを提供するという。また希望者には、羽田空港近郊の「天然温泉平和島」を利用できるキャンペーンも実施する。

 そのほか、人気需要に対応するとして10月29日~2018年3月24日の期間で成田~バンコク線を増便。羽田~ロンドン線と同様の機材を使用する。また現在運航中の成田~仁川(ソウル)線(JL959/954便)は2018年3月25日から運休する。

 航空券の予約・販売は、羽田~ロンドン線、成田~バンコク線ともに7月14日11時から開始する。

増便する成田~バンコク線の運航スケジュール

JL717便:成田(12時40分)発~ バンコク(18時00分)着、毎日運航
JL718便:バンコク(23時25分)発~羽田(翌07時15分)着、毎日運航


JAL、仁川撤退へ 18年3月、成田運休
7/12(水) 20:40配信 Aviation Wire

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成田-仁川線を運休するJAL=13年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月12日、夏ダイヤが始まる2018年3月25日から成田-ソウル(仁川)線を運休すると発表した。JALの仁川乗り入れは同路線のみで、運休により仁川から撤退する。

 JALは現在、成田-仁川線を1日1往復運航。機材はボーイング737-800型機(2クラス144席:ビジネス12席、エコノミー132席)を投入している。運航は2017年冬ダイヤまでとし、成田発のJL959便を3月25日から、仁川発のJL954便を翌26日から運休する。

 現在運航している羽田-ソウル(金浦)線は、1日3往復の運航を継続。このほか、成田-釜山線を1日2往復運航している。

 JALの韓国路線は、大韓航空(KAL/KE)の運航路線でコードシェア(共同運航)を実施。仁川発では成田や羽田、関西など計11路線に、JALの便名を付与している。

 JALは12日、仁川撤退と同時に羽田-ロンドン線と成田-バンコク線の増便を発表。2路線とも10月29日から増便する。ロンドン線は羽田を午前2時45分発の深夜便増便により1日2往復、バンコク線は2018年3月24日までの季節増便で1日2往復となる。機材は2路線とも787-8の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(3クラス161席)を投入する。


チャイナエア、A350でガトウィック 12月、週4往復
7/12(水) 12:56配信 Aviation Wire

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12月にガトウィックへの直行便を開設するチャイナエアライン=16年9月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)は、12月に台北(桃園)-ロンドン(ガトウィック)線を直行便で開設する。週4往復の運航で、同路線は台湾で唯一のロンドン直行便となる。

 現地時間12月1日から、月曜と水曜、土曜、金曜に運航する。運航機材はエアバスA350-900型機で計306席(ビジネス32席、プレミアムエコノミー31席、エコノミー243席)。

 ロンドン行きCI69便は台北を午前9時30分に出発し、午後3時30分に到着する。台北行きCI70便はロンドンを午後9時15分に出発し、翌日午後6時30分に到着する。金曜のCI69便は35分早発着する。

 チャイナエアは14機のA350-900を発注済み。初号機は2016年9月30日、仏トゥールーズで受領し、6月末現在で6機を導入している。

 台湾からのロンドン行きは、エバー航空(EVA/BR)が運航。バンコク経由のヒースロー線を、1日1往復運航している。


エアバス、A350-1000の高温試験成功 アラブで40度以上
7/11(火) 23:56配信 Aviation Wire

 エアバスは現地時間7月10日、開発中のA350-1000型機の高温環境試験が成功裏に完了したと発表した。

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 試験はアラブ首長国連邦のアルアイン国際空港で、4日から7日まで実施。エアバスは数年前から同空港で高温試験を行っており、40度以上の気温を観測した中、地上での冷却性能や客室内のシステムの動作状況などを確認した。機体は正常に動作したという。

 アルアイン空港での試験には、客室設備を備えた飛行試験2号機(MSN065、登録番号F-WLXV)を投入。同機は6月に開かれたパリ航空ショーにも出展された。3機の飛行試験機を使って約1年間の試験を実施し、年末までに商業飛行開始を目指す。

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。

 A350-1000はエアバスの双発旅客機では最大の機種で、エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を2基搭載。主脚のタイヤは、従来の1脚あたり4本から6本に増やした。

 メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席であるのに対し、胴体を延長したことで同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350 XWBを2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が国内線に就航する予定で、現在保有するボーイング777型機を6年程度で置き換える。


ボーイングの17年6月、納入75機 受注184機 737 MAX、6社から100機超
7/10(月) 12:03配信 Aviation Wire

 ボーイングの2017年6月の引き渡しは75機(前年同月74機)、受注は184機(12機)だった。

 引き渡しの内訳は737が49機(前年同月45機)、747が0機(1機)、767が2機(3機)、777が12機(11機)、787が12機(14機)だった。

 737は49機中4機が737 MAXで、インドネシアのライオン・エア(LNI/JT)とノルウェーのノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)に2機ずつ引き渡した。

 787は12機中9機が787-9だった。日本の航空会社には、全日本空輸(ANA/NH)へ787-9を1機引き渡した。

 受注は737が104機(前年同月5機)、747が0機(0機)、767が0機(6機)、777が24機(0機)、787が56機(1機)だった。

 737はすべて737 MAXで、香港を拠点とするリース会社中国飛機租賃有限公司(CALC: China Aircraft Leasing Company)から50機、米航空機リース会社アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)から20機、ライアンエア(RYR/FR)から10機、ノルウェー・エアシャトルから2機を受注。このほか、匿名顧客2社から計22機を受注した。

 777は24機中20機が開発中の777Xで、匿名顧客1社から受注。787は56機中19機が超長胴型の787-10で、匿名顧客1社から19機を受注した。


炭素繊維織物を増産 東レグループ・創和テキスタイル
7/8(土) 1:21配信 北國新聞社

 東レグループの創和テキスタイル(羽咋市)は、米ボーイング社の旅客機「787」向けの炭素繊維織物を増産する。既に製造ラインの増設に着手し、2018年度には生産能力が現在の2倍となる。航空機向けを主軸に、自動車や土木、スポーツ用品向けなど幅広い用途展開を目指す。

 創和テキスタイルは、羽咋市釜屋町の第3工場で、東レ愛媛工場で製造した炭素繊維糸の織り上げ加工を担っている。787向けが順調なため、製造ラインを増やして供給を強化する。投資額は非公表。

 第3工場で加工した炭素繊維織物は、東レの米国子会社「コンポジット・マテリアルズ・アメリカ」が樹脂と組み合わせ、シート状の複合材「プリプレグ」に加工する。出来上がったプリプレグは、787の機体の主要部位に使用される。

 6月初旬にはボーイング社の担当者が第3工場内の設備を視察した。新設ラインは18年度の稼働に向け、ボーイング社の認定審査をクリアするための対応を進めている。

 創和テキスタイルは2001年から炭素繊維織物の生産に乗り出し、15年からボーイング社向けの生産を開始した。現在、航空機用途は生産量全体の半分を占めており、残り半分は自動車や土木関連、スポーツ用品関連に使用されている。

 創和テキスタイルによると、用途に合わせて織り方のバリエーションを増やしていくことが課題で、多様な加工に対応できる織機や部品の導入、新規雇用を検討する。大林浩社長は「品質向上はもちろん、織りの多様化や用途拡大につなげたい」と話した。


スカイマーク、737追加発注 18年から受領、既存機置換で
7/8(土) 1:21配信 Aviation Wire

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737-800を追加導入するスカイマーク=17年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スカイマーク(SKY/BC)は、ボーイング737-800型機を3機追加発注した。市江正彦社長が7月7日、明らかにした。いずれも既存機の置き換えで、リース導入する。

 同社は現在26機の737-800を保有。いずれもリース機で、座席数は1クラス177席となっている。このうち23機で、羽田、札幌(新千歳)、仙台、茨城、中部(セントレア)、神戸、福岡、長崎、鹿児島、那覇の10空港に直行便18路線を運航している。

 追加発注分の737は、2018年に1機、2019年に2機受領する計画。シートは薄型の新タイプを採用するが、座席数など客室仕様は従来と同じ。リース期間も既存機と同様、8年間を基本とする契約を結んだ。

 737-800の生産は2019年ごろ終了する見通しで、スカイマークでも後継機を選定中。市江社長は「継続性を考えると(後継機の)737 MAXが一番楽だと思うが、決めていない」と語った。

 また、「遠い将来は双通路(ワイドボディー)機もあるかもしれない」と市江社長は述べ、2020年9月までに計画している再上場後、成長戦略の一環としてエアバスA330型機やボーイング787型機のような中型機を導入する可能性に触れた。

 スカイマークは、2017年度内に737-800による国際線チャーター便の運航を計画している。


JAL、9月から関西-ホノルル臨時便 787で週6往復、10月まで
7/7(金) 16:56配信 Aviation Wire

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9月から関西-ホノルル臨時便を運航するJAL=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月30日から、関西-ホノルル線の臨時便を運航する。10月27日まで週6往復を設定する。同路線は臨時便を合わせ、週13往復を運航することになる。

 関西発は土曜以外、ホノルル発は金曜以外の週6往復を運航する。臨時便の機材はボーイング787-8型機「スカイスイート787」で、座席数は3クラス161席。全席通路アクセス可能なフルフラットシートを導入したビジネスクラスが38席、プレミアムエコノミークラスが35席、エコノミークラスが88席となる。

 運航スケジュールは、ホノルル行きJL8792便が関西空港を午後6時40分に出発し、午前7時25分着。関西行きJL8791便は午前10時25分にホノルルを出発し、翌日午後2時45分に到着する。

 JALは関西-ホノルル線の定期便を、ボーイング777-200ER型機(3クラス236席:ビジネス42席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー154席)で1日1往復運航している。

 臨時便は、7月13日から8月26日の期間にも運航。今回と同様にスカイスイート787を投入し、夏休みに旺盛なハワイへの渡航需要を取り込む。

 関空発着のホノルル線の動きとしては、エアアジアX(XAX/D7)が日本からハワイへ向かう初のLCC直行便として、関空経由のクアラルンプール-ホノルル線を6月28日に開設。また、ハワイアン航空(HAL/HA)もビジネスクラスにフルフラットの新シートを導入したエアバスA330-200型機の新仕様機を、今年3月から投入しており、競争が激化している。


米爆撃機2機、南シナ海上空を飛行
7/7(金) 14:49配信 ロイター

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 7月7日、米空軍は、米爆撃機「B─1B」2機が南シナ海の上空を飛行したと声明で発表した。中国が領有権を主張する南シナ海について、国際領域とみなしていることを示した形となる。提供写真(2017年 ロイター/U.S. Air Force/Airman 1st Class Gerald R. Willis)

[東京 7日 ロイター] - 米空軍は7日、米爆撃機「B─1B」2機が南シナ海の上空を飛行したと声明で発表した。中国が領有権を主張する南シナ海について、国際領域とみなしていることを示した形となる。

B━1Bは、南シナ海を飛行する前には東シナ海上空で航空自衛隊の戦闘機と夜間の共同訓練を実施した。空自機とB-1Bが夜間訓練を実施するのは初めて。


空自機と米爆撃機が東シナ海で夜間訓練、米軍機は南シナ海へ
7/7(金) 11:29配信 ロイター

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 7月7日、航空自衛隊は、空自のF15戦闘機と米空軍のB-1B戦略爆撃機が6日夜に東シナ海上空で共同訓練を行ったと発表した。写真はグアムの基地を離陸し朝鮮半島付近上空を飛行する米空軍のB-1B戦略爆撃機など。6月撮影。米空軍提供(2017年 ロイター/U.S. Air Force/Handout via REUTERS )

[東京 7日 ロイター] - 航空自衛隊は7日、空自のF15戦闘機と米空軍のB-1B戦略爆撃機が6日夜に東シナ海上空で共同訓練を行ったと発表した。空自機とB-1Bが夜間訓練を実施するのは初めて。常時作戦を行えることを示し、北朝鮮に圧力をかける狙いがあるとみられる。B-1Bは訓練後、南シナ海へ向かった。

空自によると、共同訓練には那覇基地(沖縄県)のF15と、アンダーセン基地(米領グアム)から飛来したB-1Bが2機ずつ参加。編隊を組んで飛行する訓練を行った。

空自は6月にもB-B1と訓練を実施したが、米太平洋空軍によると、夜間訓練は今回が初めて。太平洋空軍はホームページで「夜間に安全かつ効果的に飛行し、訓練をするのは、米国と日本が共有する重要な能力だ」とコメントしている。

訓練を終えたB-B1はアンダーセン基地に戻らず、南シナ海へ向かった。太平洋空軍はホームページで、国際法で認められた航行の自由の重要性を指摘。南シナ海を自国の海と主張する中国をけん制する狙いがあった可能性がある。

(久保信博)


オーストリア航空、成田/ウィーン線を再開へ、業績の大きな改善や「確固たる需要」で
7/7(金) 10:40配信 トラベルボイス

ルフトハンザグループのオーストリア航空(OS)は2018年夏期スケジュールより、成田/ウィーン間の直行便を週5便で運航再開する。同路線は2016年9月に運航停止となっていたもの。

ウィーンまでの飛行距離は9100キロメートル超で、飛行時間は約12時間。使用機材はボーイング777-200を予定しており、ビジネスクラスとエコノミークラス以外にに、プレミアムエコノミークラスも用意。プレミアムエコノミーでは、エコノミークラスより充実したスクリーンを通じた機内エンターテインメントや機内食を提供する。

オーストリア航空 CCOのアンドレアス・オットー氏は、今回の予想よりも早く成田線のフライトを再開できるとして喜びのコメントを発表。その理由を「日本における景気停滞と円安を受けて収益性が低下したことを踏まえ、当社は2016年9月に成田線の運航を一時停止しました。しかし、市場および業績はここ数ヶ月間で大きく改善し、再びポテンシャルを感じています。本路線には確固たる需要があります」と述べている。

ルフトハンザグループ日本・韓国支社長ドナルド・ブンケンブルク氏は、日本におけるルフトハンザグループのプレゼントがさらに高まることを期待。共同事業でパートナーシップを組むANAとともに、さらに価値あるサービスを提供していきたいとしている。

成田/ウィーン線、2018年夏期スケジュール
※路線:便名:運航日 出発・到着 (いずれも現地時間)

成田/ウィーン:OS 52:月、火、水、木、土 14:00~19 :00
ウィーン/成田:OS 51:月、火、水、金、日 17:55~12:05(翌日)

なお、航空券の購入は関係当局の認可次第可能となる。


オーストリア航空、成田-ウィーン再開 18年5月から週5往復、プレエコ新設
7/6(木) 18:56配信 Aviation Wire

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18年5月からウィーン-成田線を再開するオーストリア航空。写真は成田発ウィーン行き最終便となったOS52便=16年9月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2016年9月に日本から撤退したオーストリア航空(AUA/OS)が、ウィーン-成田線を週5往復で再開する。成田発便の運航は2018年5月16日から。

 オーストリア航空のウィーン-成田線は1989年7月開設で、2016年9月4日の成田発ウィーン行きOS52便が最終便となり、日本から撤退。ボーイング777-200ER型機(308席:ビジネス48席、エコノミー260席)で、1日1往復(週7往復)運航していた。

 1年8カ月ぶりの再開となる今回は、成田発便の運航日は月曜から木曜と土曜の週5往復。機材は同じく777-200ERだが、オーストリア航空が今秋から導入するプレミアムエコノミークラスを新たに設ける。

 運航スケジュールは、成田行きOS51便はウィーンを午後5時55分に出発し、翌日午後0時5分着。ウィーン行きOS52便は午後2時に成田を出発し、午後7時に到着する。


オーストリア航空、成田~ウィーン線を再開。2018年5月15日から週5便で
7/6(木) 16:52配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 オーストリア航空は7月6日、2016年9月4日を最後に運休した成田~ウィーン線を、2018年5月15日に再開し、週5便で運航することを発表した。

 成田~ウィーン線は1989年に成田~モスクワ~ウィーン線として就航後、直行便への変更も行なわれ、約27年間運航してきた。しかしながら日本の景気低迷や円安などで採算が悪化したことを理由に、2016年4月の減便を経て、2016年9月に運休した。

 オーストリア航空 CCOのアンドレアス・オットー氏はプレスリリースのなかで、早期の成田線再開に喜びを示すとともに、市場と業績が大きく改善し、同路線に「確固たる需要がある」と再開についてコメントしている。

 2018年5月15日のウィーン発便、5月16日の成田発便がそれぞれ初便となり、週5便の運航。便名は運休前と同じOS52便(成田発)、OS51便(ウィーン発)となる。

 機材はボーイング 777-200型機を使用。運休前も同機材で運航していたが、同社は2017年秋以降に長距離路線の客室改修を進めることを発表しており、新たにプレミアムエコノミークラスも導入される予定になっている。

オーストリア航空の成田~ウィーン線(2018年5月15日~)

OS52便:成田(14時00分)発~ウィーン(19時00分)着、月・火・水・木・土曜運航
OS51便:ウィーン(17時55分)発~成田(翌12時05分)着、月・火・水・金・日曜運航


【パリ航空ショー2017】スバル、ボーイング 787型機の中央翼模型など出展
7/6(木) 14:01配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で6月19日~25日(現地時間)に開催されたパリ航空ショー。そのパリ航空ショーで話題となったのが、ボーイングの最新鋭旅客機「ボーイング 787-10型機」の展示。すでに関連記事(「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開 両機による編隊飛行の動画も公開)として詳細をお伝えしているが、このボーイング 787ファミリーには多くの日本企業が航空機部品を供給している。

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 パリ航空ショーのホール6にあるSJAC(日本航空宇宙工業会)会員企業エリアに出展するスバルブースでは、ボーイング 787ファミリーに部品供給している中央翼の模型を展示。中央翼は機体の中央に位置する部品で、左右の主翼を接続し主翼の一部として動作する。揚力による翼の変形や胴体にかかる荷重にも耐える必要がある。ブースでは透明なアクリル製の胴体に中央翼を組み込み、上部が客室の床面、下部が胴体中央の下面になっていることを示していた。なお、内部は燃料タンクになっている。

 そのほか、無人ヘリコプター「RPH-X」の模型、陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプターに決まった「ベル412EPI発展型」の模型などを展示していた。


【パリ航空ショー2017】ボーイング 777Xの初号機「ボーイング 777-9型機」の模型を展示した三菱重工ブース
7/6(木) 13:58配信 Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で6月19日~25日(現地時間)に開催されたパリ航空ショー。日本からは三菱重工業と三菱航空機が手がける「MRJ」が展示され、多くのメディアから注目が集まっていた。

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 本誌でも関連記事3本(「ANA塗装のMRJ飛行試験機内部を公開、初飛行で操縦桿を握った安村氏らがパリへフェリー」「 ANA塗装のMRJを前にANAHD副会長 篠辺氏『おぉ、できてるじゃないか』」「MRJの開発は2020年半ばの引き渡しに向けて順調 新スケジュールでデザインプロセスや試験飛行は順調に進行」)で主に紹介してきた。

 その三菱重工だが、MRJの展示・発表会のほか、パリ航空ショーのホール6にあるSJAC(日本航空宇宙工業会)会員企業エリアにも出展。カナダやベトナムの生産拠点を訴求していたほか、三重県松阪市で組織する“松阪クラスター”の紹介を行なっていた。

 松阪クラスターの正式名称は「航空機部品生産協同組合」(APMC:Aircraft Parts Manufacturing Cooperative)。愛知県や岐阜県、三重県にちらばっていた航空機部品製造を手がける中小企業10社の製造部門を三重県松阪市に建設した新工場に集約することで、効率的な生産を行なおうというもの。ここではMRJの部品が製造されるほか、ボーイング関連の部品も製造。三菱重工のブースには同社や松阪クラスターが部品を手がけることになるボーイングの次世代旅客機「ボーイング 777-9型機」(ボーイング 777-9Xとも表記される)の模型も展示されていた。

 このボーイング 777-9型機は、ボーイング 777の後継シリーズとなるボーイング 777Xの最初のバリエーションとして生産されるもの。座席数は400~425席(別バリエーション予定の777-8型機は350~375席)と、長胴タイプのものから生産されることになる。初号機のデリバリー予定は2020年となっており、三菱重工をはじめとする日本のボーイング主要パートナー5社(ほか4社は川崎重工業、新明和工業、日本飛行機、スバル)で、胴体部、中央翼、圧力隔壁、主脚格納部、乗降扉、貨物扉、主脚扉、主翼構成部品、翼胴フェアリングを含む約21%の部品を製造することが決まっている。


ユナイテッド航空、成田-ニューアークにも新ビジネス 睡眠重視の777-300ER、10月から
7/5(水) 20:38配信 Aviation Wire

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ユナイテッド航空の777-300ER=16年11月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、新ビジネスクラスを設定したボーイング777-300ER型機の導入路線を拡充する。6月にはサンフランシスコ-成田線への投入を開始したほか、10月からはニューアーク-成田線でも運航を開始する。

【新ビジネス「ユナイテッド・ポラリス」】

 新ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス(Polaris、北極星)」を設定した777-300ERは計366席で、ビジネス60席、足もとが広いエコノミークラス「エコノミープラス」102席、エコノミー204席を設定。日本路線には、現地時間6月14日からのサンフランシスコ-成田線で導入を開始した。同路線は前日まで747-400で運航していた。

 ニューアーク-成田線は、現在の777-200ER(計269席:ファースト8席、ビジネス40席、エコノミープラス113席、エコノミー108席)から機材を変更する。ニューアーク発は10月28日から、成田発は翌29日から777-300ERで運航する。

 このほか、サンフランシスコ発着便にも順次投入。8月3日からは台北(桃園)線に、9月6日からは北京線に、10月5日からはフランクフルト線にも導入する。

 ユナイテッド・ポラリスを設定した777-300ERは、2016年12月から導入を開始。現在はサンフランシスコ-成田線のほか、サンフランシスコ-香港線とニューアーク-テルアビブ線にも投入している。

◆睡眠を重視したビジネスクラス

 ユナイテッド・ポラリスは快適な睡眠を追求し、フルフラットシートに米百貨店の寝具を完備。シートは既製品ではなく、オリジナルデザインのものを導入する。英Acumen Design Associates社と英Priestman Goode社が共同でデザインを手がけ、ゾディアック・シート・UKが製造。全席から通路へアクセス可能な全長約198センチ(6フィート6インチ)のフルフラットシートで、16インチのパーソナルスクリーンも備える。

 寝具はニューヨークの百貨店、サックス・フィフス・アベニューと共同開発。全便でスリッパを用意し、12時間を超える路線では、オリジナルのパジャマも提供する。

 機内ではワインを赤と白を3種類ずつ用意。すべてテイスティングできるようにした。食事は地域色を取り入れたものを提供する。

 また、ラウンジも順次リニューアル。国内外9空港に専用ラウンジを設置する。仮眠スペースやシャワー設備などを完備し、リラックス空間を提供する。機内では食事せずに睡眠を取りたい利用客向けには、ラウンジでフルコースの食事を提供する。

 ラウンジは2016年12月、シカゴ・オヘア空港で開設。今後、2018年までに残り8カ所にオープンする。開設するのはロサンゼルスとサンフランシスコ、ヒューストン、ニューアーク、ダレス(ワシントン)の米国内5カ所と、成田、香港、ヒースロー(ロンドン)の国外3カ所で、成田は2018年末の開設を予定している。


キャセイ、成田-香港10月増便 台北経由2往復に
7/5(水) 19:13配信 Aviation Wire

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台北経由の成田線を冬ダイヤで増便するキャセイパシフィック航空=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、2017年冬ダイヤで増便する台北(桃園)経由の香港-成田線について、スケジュールを発表した。当初の予定どおり、成田を午前、台北を午後に出発する時間帯を設定した。冬ダイヤの香港-成田線は、台北経由2往復を含む、1日6往復を運航することになる。

 成田着便は10月29日から、成田発便は翌30日から増便する。運航機材はエアバスA330-300型機(2クラス計317席:ビジネス24席、エコノミー293席)を投入する。

 成田行きCX522便は午後1時25分に香港を出発し、午後3時20分に台北に到着する。午後4時20分に台北を出発し、成田には午後8時30分に到着する。香港行きCX523便は成田を午前9時40分に出発し、午後0時55分に台北に到着する。午後2時5分に台北を出発し、香港には午後4時5分に到着する。

 キャセイは現在、台北経由の香港-成田線を1日1往復運航。成田行きCX450便は台北を午後1時に出発、台北行きCX451便は成田を午後3時40分に出発し、ボーイング777-300型機(2クラス計398席:ビジネス42席、エコノミー356席)を投入している。

 冬ダイヤからは、傘下のキャセイドラゴン航空(旧・香港ドラゴン航空、HDA/KA)が運航する香港-羽田線を休止。運休後の同路線は、キャセイパシフィック航空運航便の2往復のみとなる。


ノルウェー・エアシャトル、737 MAX 8受領 欧州初
7/5(水) 13:09配信 Aviation Wire

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ノルウェー・エアシャトルの737 MAX 8=PHOTO: 17年5月 Marian Lockhart/Boeing

 ボーイングはこのほど、ノルウェーのLCCノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)に、737 MAX 8を2機引き渡した。737 MAXの受領は欧州初で、ノルウェー・エアシャトルは北欧-米東海岸間の路線を展開できるようになる。

 ノルウェー・エアシャトルの737 MAX 8は189席を設定。108機を発注している。

 同社の保有機材は、現在のところすべてボーイング機で、737-800(186席、189席)が114機、787は787-8(291席:プレミアム32席、エコノミー259席)と787-9(344席:プレミアム35席、エコノミー309席)を計13機導入している。


ANA、米子に787初就航 7月から最大2往復
6/30(金) 19:17配信 Aviation Wire

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米子に初就航するANAの787=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は、ボーイング787-8型機を米子空港へ7月1日から就航させる。ANAの787が米子へ乗り入れるのは初めて。

 787を投入するのは、羽田-米子線。1日5往復のうち、最大2往復を787で運航する。座席数は、2クラス335席(プレミアムクラス12席、普通席323席)となる。

 初日の1日は、羽田を午前9時40分に出発するNH383便と、米子を午後0時30分に出発するNH386便の1往復2便に投入する。

 2日はNH383/386便に加えて、羽田午後2時55分発のNH385便と米子午後5時発のNH388便にも投入し、2往復4便が787運航便になる。NH383/386便以外の便への投入は、需給バランスを見て決定する。

 投入期間は9月30日まで。ANAによると、その後は需要に応じて検討するという。


ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日から増便 羽田発着とあわせ1日3往復に
6/30(金) 16:09配信 乗りものニュース

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2017年10月29日から成田~ロサンゼルス線を1日2往復に増便するANA(2016年3月、恵 知仁撮影)。

ボーイング777-300ERを使用
 ANA(全日空)は2017年6月28日(水)、成田~米ロサンゼルス線を10月29日(日)から増便すると発表しました。

 現在の1日1往復から、1日2往復に増やさます。増便1往復の運航ダイヤは次のとおり。使用機材はボーイング777-300ERです。

・NH176
 成田16時00分発→ロサンゼルス8時40分着
・NH175
 ロサンゼルス10時20分発→成田翌日15時20分着

 なお、追加航空便の航空券予約と販売は7月3日(月)から開始。ANAは「拡大を続ける北米~アジア間の中継地点して成田の競争力強化につなげてまいります」としています。

 なおこの増便により、羽田~ロサンゼルス線の1日1往復とあわせ、東京とロサンゼルスを結ぶ便は1日3往復になります。


三菱重工に“炭素繊維の航空機“をつくる機械を納めた実力企業
6/30(金) 10:22配信 ニュースイッチ

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角度材製造自動積層機

津田駒工業、ライン一式を納入
 津田駒工業は航空機用炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部品製造ライン一式を三菱重工業に納入した。これまで三菱重工に対して炭素繊維樹脂含浸シート(プリプレグ)用スリッターの納入実績はあったが、ライン一式は初めて。三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所大江工場(名古屋市港区)に、自動積層機や、プリプレグを多方向に積層する角度材製造自動積層機、プリプレグスリッターをセットで納めた。

 津田駒工業は2008年に自動積層機に参入しCFRPの需要の伸びに合わせ製造装置事業を拡大している。

<解説>
 三菱重工は大江工場で米ボーイング向けに中型機「787」の主翼(炭素繊維複合材製)を手がけている。787は月産12機ペースで安定的に生産されており、今後は月14機にペースが上げられる予定。となると、新設備の導入は増産対応の可能性もある。


エアアジアX、関空-ホノルル就航 初のLCCハワイ直行便
6/29(木) 6:29配信 Aviation Wire

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横断幕を手にしたエアアジアの社員に見送られ関空を出発するエアアジアXのホノルル行き初便=17年6月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアアジアX(XAX/D7)は6月28日夜、関西-ホノルル線を就航させた。既存のクアラルンプール-関西線を、日本からの以遠権を用いてハワイへ延伸した。エアアジアグループ初の米国路線で、日本からハワイへ向かうLCCの直行便は初めて。

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◆以遠権で乗り入れ

 運航は月曜と水曜、金曜、土曜の週4往復。機材は従来と同じエアバスA330-300型機で、座席数は2クラス377席(プレミアム・フラットベッド12席、エコノミー365席)となる。

 関西-ホノルル間の運航スケジュールは、ホノルル行き001便は午後11時25分に関西空港を出発し、午後0時30分にホノルル着。関空行き002便は午後4時にホノルルを出発して、午後8時25分に到着する。

 日本とマレーシアは、2011年2月にオープンスカイ(航空輸送の自由化)に合意。2013年からは、首都圏空港(羽田・成田)以外の空港について、以遠権が自由化された。エアアジアXの場合、週11往復運航しているクアラルンプールー関西線の一部を以遠権により延伸し、ホノルルへ週4往復乗り入れる。

 エアアジアXは2015年4月、米国運輸省(DOT)に関西ーホノルル線の就航を申請。今年1月24日にFAA(米国連邦航空局)から承認を得たと発表した。マレーシア国民の約6割がイスラム教徒であることから、米国当局に安全対策を証明することに時間がかかった。

 エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は、米国就航を熱望していたと言われ、関西-ホノルル線はその第一歩となった。

◆予約率86%、関空から西海岸も

 エアアジアXのベンヤミン・イスマイルCEOは、目標とする平均搭乗率について、「10月までの予約率は86%と、われわれの期待値を超えている。これを超えていくよう、来年に向けてやっていきたい」と語った。

 関空を運営する関西エアポートでは、4月1日から新路線に対する着陸料値下げを実施。3000キロ以上の中長距離路線の場合、就航初年度の着陸料が全額免除され、関空から以遠権を用いる場合は短い区間の着陸料を無料にした。

 関西エアポートで、航空分野の最高商業責任者を務めるグレゴリー・ジャメ専務は、「着陸料はスペシャルプライスを用意したが、マーケティング面でもブランド認知度が向上するサポートをしていきたい」と、エアアジアXの新路線を支援していく姿勢を示した。

 ホノルル線のデイリー(週7往復)化など、今後の路線展開について、イスマイルCEOは「需要による。状況を見て、西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコに飛ばすことになるかもしれないが、関空をハブとしていきたい」と語った。

 関空発初便となった28日の001便(A330-300、登録番号9M-XBA)は、搭乗率89%となる乗客337人(幼児1人含む)を乗せ、午後11時28分に出発した。337人のうち、マレーシアからの乗客は全体の14%にあたる46人だった。

◆大阪市内で仕事を終えハワイへ

 関空からのハワイ路線は、日本航空(JAL/JL、9201)とハワイアン航空(HAL/HA)、デルタ航空(DAL/DL)がホノルル線を各社1日1往復運航。JALは1月9日からビジネスクラスに新シートを導入したボーイング777-200ER型機の新仕様機「スカイスイート777」(3クラス236席:ビジネス42席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー154席)を投入している。

 7月13日から8月26日までは、ボーイング787-8型機「スカイスイート787」(3クラス161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)による臨時便を運航。期間中は1日2往復になる。

 ハワイアン航空も、3月から新仕様のエアバスA330-200型機(3クラス278席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)を投入している。

 競争が激化する中、6月28日に就航したエアアジアXの関西-ホノルル線。関空で初便の搭乗口に並ぶ乗客を見ると、日本人の姿が多い印象を受けた。関空へ午後9時台に到着して搭乗手続きをすればよい、エアアジアXのホノルル行きであれば、大阪市内で仕事を終えてから関空へ向かっても間に合うため、台風の目となりそうだ。

 エアアジアXは29日正午から、ホノルル線就航イベントをなんばCITY ガレリアコートで開催。キャンペーン運賃を発表する。


ANA、成田-ロサンゼルス10月増便へ 冬ダイヤ、東京から1日3往復
6/28(水) 20:30配信 Aviation Wire

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成田-ロサンゼルス線を増便するANA=15年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は6月28日、成田-ロサンゼルス線を10月29日に増便すると発表した。1日1往復を増便する。2017年冬ダイヤでは、東京-ロサンゼルス間を1日3往復運航することになる。

 運航機材はボーイング777-300ER型機で3クラス計250席(ファースト8席、ビジネス52席、エコノミー190席)。ロサンゼルス行きNH176便は成田を午後4時に出発し、午前8時40分に到着する。成田行きNH175便はロサンゼルスを午前10時20分に出発し、翌日午後3時20分に到着する。11月4日までと、2018年3月11日以降の夏時間帯は、ロサンゼルス発着が1時間遅くなる。

 ANAは現在、成田と羽田からロサンゼルスに1日1往復ずつ運航している。成田からは午後5時台に出発。羽田からの出発は深夜早朝帯で、午後10時台を設定している。


ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日に増便。東京エリアから1日3便に
6/28(水) 17:52配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は、10月29日から成田国際空港~ロサンゼルス国際空港線を増便すると発表した。

 ANAは、成田~ロサンゼルス線と羽田~ロサンゼルス線をそれぞれ毎日1便ずつ運航しているが、この増便により、東京エリアからロサンゼルスへ1日計3便運航することになる。機材はいずれもボーイング 777-300ER型機。

増便するANAの成田国際空港~ロサンゼルス国際空港線(毎日運航)

NH176便:成田(16時00分)発~ロサンゼルス(08時40分)着
NH175便:ロサンゼルス(10時20分)発~成田(翌15時20分)着
※10月29日~11月4日、2018年3月11日~3月24日はロサンゼルス発着時刻が1時間遅くなる

既存のANAの東京~ロサンゼルス線(毎日運航)

NH006便:成田(17時00分)発~ロサンゼルス(09時45分)着
NH005便:ロサンゼルス(11時25分)発~成田(翌16時25分)着
NH106便:羽田(22時55分)発~ロサンゼルス(15時50分)着
NH105便:ロサンゼルス(00時05分)発~羽田(翌05時25分)着
※10月29日以降の想定ダイヤ。変更の可能性あり

 成田~ロサンゼルス線の増便はアジア~成田~北米の国際線乗り継ぎ路線としての強化を含めたもので、成田発ロサンゼルス行きはどちらも夕方出発、朝到着。ロサンゼルス発成田行きは午前出発、夕方到着となる。

 羽田~ロサンゼルス線は日本国内線~羽田~北米の乗り継ぎを意識し、羽田を夜出発、羽田に朝到着のダイヤとなっている。


ANAはなぜロサンゼルスに1日3便飛ばすのか
6/28(水) 15:15配信 東洋経済オンライン

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ANAは成田―ロサンゼルス線を増便し、1日3便体制にする(写真:尾形文繁)

 米国西海岸最大の都市、ロサンゼルス。毎年30万人強の日本人が訪れる人気の観光地として知られるほか、多くの日本企業が米国事業の拠点を置く。

【写真】ANAが路線を増やすロサンゼルス国際空港

 訪れる人の足となる航空路線も多く、現在日系では全日本空輸(ANA)が成田と羽田から、日本航空(JAL)が成田と関西からそれぞれ1日1便ずつ飛ばしている。このほか米国系ではデルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、アジア系ではシンガポール航空も首都圏から運航する。日米路線の中では、ニューヨーク線と並ぶ”ドル箱”だ。

 この路線でANAが攻勢をかける。同社は6月28日、今秋から成田―ロサンゼルス線を1日1便増やし、ロサンゼルス線を1日3便体制にすることを発表した。運航開始は10月29日で、機材は既存路線と同様のボーイング「777-300ER」を用いる。

■盛況が続くロサンゼルス線

 既存のロサンゼルス線の搭乗率はここ数年、成田発着が87%前後、羽田発着が90%前後と、実質満席の状態が続いていた。日本人の観光客やビジネス客の往来が活発だったためだ。

 だが、今回の増便には、日本人需要の取り込み以上に重要な役割がある。「アジアと北米を往来する乗り継ぎ客」の獲得だ。直行便を含むアジア・北米間の流動はここ数年、年7.5%のペースで成長し、2016年は3000万人強に達した。

 この市場では、従来米国系航空会社が強かった。近年は中国系や中東系の勢いが増している。一方、ANAとJALを合わせた日系のシェアは8%ほどにとどまる(数値はすべてANAの推計)。

 日本の人口が減少の一途をたどれば、当然航空需要も減退する。今ANAもJALも注力するのが、外国人客への販促だ。直近で大きく成長した訪日需要に加え、三国間を移動する乗り継ぎ需要が肝になるというわけだ。

 特に重視するのが、成田でのアジア路線と北米路線の接続。「アジアの成長を取り込むためのハブ」(ANAマーケティング室ネットワーク部の林寛之マネジャー)と位置づけ、近年は東南アジアを中心に路線網を広げてきた。

 だが三国間の乗り継ぎ客を取り込みたい一方で、「北米側の座席に空きがなかった」(林氏)。成田とアジアを結ぶ路線の平均搭乗率は80%前後で多少の余裕がある。そこでANAは日米路線拡張の検討を始めた。


 なぜロサンゼルスだったのか。ANAの推計によれば、ロサンゼルスは東南アジアからの渡航客数が1日あたり約1800人(片道)と米国主要都市で最も多い。フィリピンやベトナムなどからの移民が多いためだ。「これで一気にアジア路線の客を北米へと送ることができる」と林氏は期待を込める。

 乗り継ぎ拠点とするには、利便性の高いダイヤも考えなければならない。成田には「バンク」と呼ばれる、乗り継ぎしやすいように路線の発着をまとめた時間帯を夕方に設けている。

 たとえばANAの場合、15時頃にアジアからの便が到着し、17時~18時頃に出発する米国行きの便に乗り継げる。逆もしかりで、15時~16時過ぎに米国からの便が到着し、17時~18時頃に出発するアジア行きの便に接続できる。

■成田の夕方はひっきりなしに米国便が出発

 今回加わる新たなロサンゼルス線は、成田発が16時。既存路線は17時05分発だ。長距離国際線において、同じ時間帯に同じ地点の路線を設けるのは異例だといえる。それだけアジア路線との接続が重要なのだ。

 ちなみに成田ではANAが提携するユナイテッド航空も17時05分発のロサンゼルス便を飛ばしている。だがユナイテッド側の需給も逼迫しており、「増便に対する反対はなかった」(前出の林氏)という。

 ここ数年、世界の全方面に路線網を大きく広げてきたANAだが、今年は「足場固めの年」と位置づけ、目立った新路線はなく既存路線の増便などで供給を伸ばす程度だ。ロサンゼルス線にかかる期待は小さくない。

 視界には当然JALの姿もあるだろう。JALも今年度から始まった4カ年の中期経営計画において、「北米と東南アジア間のネットワーク強化」を中心に据えた。ただ今のところ米国本土や東南アジアの新路線の発表はない。ANAとしては差を付けておきたいタイミングだといえる。

 実際の増便から4カ月も前に発表し、販売期間を長く取ったANAのロサンゼルス線。今まで以上に、客の顔ぶれは多様になるかもしれない。


ボーイングと川崎重工、協力強化へ 共同研究などで市場競争力向上
6/27(火) 19:43配信 sorae.jp

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ボーイングと川崎重工、協力強化へ 共同研究などで市場競争力向上

ボーイングはパリ国際エアショーにて、川崎重工業株式会社と先進生産技術や航空機事業における共同検討を含む協力強化に合意したことを発表しました。
 
ボーイングの発表によると、両社は以下の項目において協力を強化するとのことです。
 
・ボーイングの将来民間航空機事業における協力のあり方を検討
・サプライチェーンのさらなる効率化、共同コストダウンなどによる、民間航空機の市場競争力の強化
・両社による先進的な生産技術を含む共同研究開発
・将来的な、共通の関心事となる分野における共同開発や協業
 
ボーイングと川崎重工はこれまでボーイング767、777、787、777Xなどで協力してきました。今後も協力体制をさらに強化することで、市場競争力を一層強固にすると発表しています。


海兵隊F35、嘉手納に初飛来
時事通信 6/26(月) 21:42配信

F35b
在沖縄米軍は26日、米海兵隊のF35Bステルス戦闘機2機が嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に飛来したと発表した。海兵隊岩国基地(山口県)所属のF35で、沖縄の基地への飛来は初めて(米海兵隊提供)

2017年6月20日 (火)

777・787・A350等、航空機一般の話題・55

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:小型機は民間航空機の需要減を救うか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35に空対地ミサイル検討…射程300キロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空各社、7月23日開催の「千歳基地航空祭」に関する運航便への影響を発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空中指揮機、竜巻で損傷=「核戦争にも対応」のはずが―米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:あと30年は戦える? 米海軍「スーパーホーネット」大規模改修でさらにスーパーに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「空飛ぶ司令部」 米軍のE4B、竜巻で2機損傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ航空ショー、ボーイングがエアバス下す エンブラエルはイヌワシE195-E2でアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩国基地、極東最大級に=米艦載機が来月以降移駐 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、200人削減 トランプ氏が雇用維持掲げた工場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ボーイングVSエアバス」LCC市場で火花 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】エアバス、総2階建て「A380」型機の効率向上型「A380plus」のコンセプト説明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 737 MAX 9型機が華麗なデモフライト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自P-1、パリ航空ショー終え離陸 自衛隊機初の出展 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、航空関連の商用・政府向けサービスの市場規模が今後10年で288兆6000億円と予測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、787-9新仕様機7月就航 ビジネスは足もと立体交差型 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:開発中の「797」型機の予想図を初公表、ボーイング - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、最新ビジネスクラス「SKY SUITE III」を搭載したボーイング 787-9型機「SS9II」を7月31日から就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、AIによる航空機自動操縦の実験を2018年開始。自動タキシングは実証実験の段階へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングと川崎重工、航空機事業の協力強化合意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川重「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、787より小さく737 MAXより大きい新中型旅客機の開発を検討中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、今後20年間の新造旅客機需要を約4万1000機、677兆1000億円と予測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機内で客室乗務員に暴行=航空法違反容疑で男逮捕―沖縄県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、「ワールド・エアライン・アワード」2部門を受賞 空港サービス世界一 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 787-10型機がパリの空を飛ぶ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA、SKYTRAXの「2017 ワールド・エアライン・アワード」で2冠を獲得 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、737 MAX日本初受注へ ジャパンインベストメントアドバイザーから - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カタール航空、「今年の航空会社」に 苦境の中での受賞 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:哨戒機「P1」輸出へ布石。マクロン仏大統領「素晴らしい機体だ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALグループ、無料で国内線ネット接続 9月以降も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自機事故「人的ミス」 米子空港 美保基地司令が報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35の飛行再開へ=原因不明のまま―米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊滑走路逸脱事故の原因公表 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

小型機は民間航空機の需要減を救うか
6/26(月) 8:54配信 ニュースイッチ

パリ航空ショー閉幕、ボーイング「MAX」好調
 フランスで開かれた航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」が25日閉幕し、米ボーイングと欧エアバスの受注実績は、2016年の航空宇宙産業展「ファンボロー国際航空ショー」(英国)を上回った。ボーイングは小型機「737MAX」の新機種「737MAX10」の開発を現地で発表。同機種の受注が寄与し、15年のパリ航空ショーの受注実績も上回った。ただ、14年をピークに航空機の受注は減少しており、その傾向が変わるかは不透明だ。

 ボーイングの受注は571機(748億ドル)で、16年の182機(268億ドル)を大幅に超え、15年の331機(502億ドル)も上回った。

 けん引役は新型のMAX10だ。航空会社が発注する機種を、737MAXシリーズの既存機種からMAX10へ変更した数は208機にも上る。

 インドネシアの格安航空会社(LCC)ライオンエア、中国の航空機リース会社チャイナエアクラフトリーシングからそれぞれ、737MAXシリーズを50機受注したのが大口案件だった。

 エアバスの受注は326機(397億ドル)で、279機(263億ドル)だった16年を超えたが、15年の421機(570億ドル)には及ばなかった。

 大口案件では、米GEの航空機リース子会社GEキャピタル・アビエーション・サービシズからの小型機「A320neo」シリーズ100機の受注があった。

 LCCの大量購入の一服や、原油安による燃料価格低下で燃費の良い新型機への買い替えが進まないことにより、大手2社の最近の受注は低迷している。そのため、今回の受注回復が本物かは不透明だ。

 ただ、両社はそもそも受注に一喜一憂する必要がない状況だ。ボーイングが約5700機(3月末時点)、欧エアバスが6705機(5月末時点)と大量の受注残を抱えており、増産による引き渡し能力増強のほうが課題となっている。

 三菱航空機(愛知県豊山町)は航空ショーで初めて、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」を実機展示したが、受注はならなかった。同社は会期前から新規受注は難しいと表明しており、予想通りの結果となった。

 水谷久和社長が「実機展示が布石になって商談に発展する可能性はある」と期待するように、今後の受注活動につなげたいところだ。


F35に空対地ミサイル検討…射程300キロ
6/26(月) 8:43配信 読売新聞

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(写真:読売新聞)

 政府は、航空自衛隊に配備予定の最新鋭ステルス戦闘機「F35」に、遠く離れた地上の敵を攻撃できる「空対地ミサイル」を導入する方向で検討に入った。

 自衛隊への導入は初めてとなり、2018年度予算に関連経費の計上を目指している。国内の離島有事に備えるのが主目的だが、自衛のために相手国の基地などを攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有を念頭に置いているとの見方もある。

 複数の政府関係者が明らかにした。空自のF4戦闘機の後継となるF35は米軍などが採用している。敵のレーダーに探知されにくい高度なステルス性能を持つ。空自は計42機を導入し、今年度末から三沢基地(青森県)に順次配備する予定だ。このF35に導入する有力候補として検討しているのは、F35の国際共同開発に参加したノルウェーが主体となって開発中の「ジョイント・ストライク・ミサイル(JSM)」だ。海上の艦船を狙う「空対艦」とともに、空自が現在保有していない「空対地」ミサイルの能力を併せ持ち、射程は約300キロ・メートルとされている。


航空各社、7月23日開催の「千歳基地航空祭」に関する運航便への影響を発表
6/26(月) 6:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 航空自衛隊千歳基地において、7月23日9時~15時に「平成29年度 千歳基地航空祭」が開催される。この航空祭は北海道で開催されるイベントのなかでも大規模なものとして知られており、航空祭当日には周辺で大規模な渋滞などが発生する可能性がある。

【この記事に関する別の画像を見る】

 また、航空祭当日の飛行や航空祭前の訓練飛行のため、新千歳空港を離発着する便において遅延などが発生する可能性があるため、航空各社は注意を呼びかけている。遅延が予想されている日時は以下のとおり。

事前訓練の影響日時および訓練予備日

・7月4日(火)10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
※予備日:7月5日(水)~7日(金)同時間帯のいずれか1回実施

・7月10日(月)10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
※予備日:7月11日(火)~14日(金)同時間帯のいずれか1回実施

・7月18日(火)10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
※予備日:7月19日(水)~20日(木)同時間帯のいずれか1回実施

・7月21日(金)14時~14時20分およびその前後の時間帯

・7月22日(土)
11時15分~11時35分(7月21日の予備日)
13時40分~14時20分およびその前後の時間帯

航空祭当日

・7月23日(日)
10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
11時15分~11時30分およびその前後の時間帯
13時40分~14時20分およびその前後の時間帯

 これらに伴う航空券の変更・払い戻しについては、各航空会社とも規程によるとしており、詳細は各航空会社のWebサイトを参照のこと。

 千歳基地航空祭では、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行が行なわれるほか、ボーイング 747-400型機を使用した政府専用機の展示飛行に加え、先着300名限定で機外からの政府専用機見学ツアーも予定されている。

 すでに基地内の駐車券の配布は終了しており、JR南千歳駅近くの臨時バス停からのシャトルバス利用を呼びかけ。駐車券不要の駐車場としては、キリンビール千歳工場の臨時駐車場が案内され、そこからシャトルバスが運行される。


空中指揮機、竜巻で損傷=「核戦争にも対応」のはずが―米
6/24(土) 15:57配信 時事通信

 【ワシントン時事】米各メディアは23日、核戦争勃発などの国家非常時に米大統領らの空中作戦指揮所となる航空機E4Bが、竜巻に巻き込まれて損傷したと報じた。

 同機は放射線や高熱からの防護機能を備えており、「終末の日の飛行機」とも呼ばれる。

 米空軍によると、E4Bはボーイング747型機を改造した航空機。国防長官らが外遊の際に使用し、空中給油を行えば数日間の連続飛行も可能だ。最先端の衛星通信システムを備え、非常時でも空中から全世界に作戦命令を送ることができる。

 報道によれば、中西部ネブラスカ州の空軍基地付近で16日に竜巻が発生。同基地に駐機中だったE4B2機が損傷した。職員が機体を格納しようとしたが、突然の自然災害で間に合わなかったという。この他にも、偵察機8機が被害を受けた。

 空軍はE4Bを4機保有しており、残る2機が無事だったため、「任務に影響はない」としている。


あと30年は戦える? 米海軍「スーパーホーネット」大規模改修でさらにスーパーに
6/24(土) 15:10配信 乗りものニュース

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大規模改修が決定したボーイングF/A-18E/F「スーパーホーネット」(画像:アメリカ海軍)。

さらにスーパーな「スーパーホーネット」誕生へ
 アメリカ海軍は2017年6月9日、現在保有する主力艦載戦闘機、ボーイングF/A-18E/F「スーパーホーネット」における大規模性能向上計画を決定しました。「ブロックIII」と呼ばれるその改修は既存機に対して行われ、ステルス能力などが付加される予定です。

【写真】「ブロックIII」を読み解くカギ「アドバンスド・スーパーホーネット」

 現代の戦闘機の戦闘能力は搭載する電子機器に大きく左右され、飛行性能自体はあまり重要視されません。よって戦闘機はまず最低限の能力を持った状態で配備され、以降は順次性能向上が行われるのが通常です。F/A-18E/Fもその例外ではなく、F/A-18E/F初期生産型の「ブロックI」と現行型の「ブロックII」では搭載レーダーや妨害装置などが異なり、ソフトウェアの改善などによって別の戦闘機と言ってもよいほど能力が向上しています。

 とはいえ「ブロックI」と「ブロックII」はよほどのマニアでないと見分けられないでしょう。しかし今回の「ブロックIII」では、あらたに航続距離の延長や生存性の改善といった項目が含まれており、その外見も大きく変化することが見込まれます。

F-35のようなずんぐりむっくり体形に?
 ボーイングは2011(平成23)年に、独自の海外輸出型として「アドバンスド・スーパーホーネット(当時の呼称はスーパーホーネットインターナショナルロードマップ)」コンセプトを発表しており、これが今回の「ブロックIII」を予想するうえでのヒントになるでしょう。

「アドバンスド・スーパーホーネット」の面白い特徴のひとつに「エンクローズドウェポンポッド」の採用があります。

 従来の戦闘機は主翼下などに空対空ミサイルや爆弾を吊るし搭載しますが、これはレーダー電波の反射源となりステルス性を損なうという欠点があります。そのためF-22やF-35などのステルス機では胴体内部に武装を格納しますが、発想としてはこれと同じものです。F/A-18E/Fにエンクローズドウェポンポッドを搭載し、その内部に内部に空対空ミサイルや誘導爆弾を格納することでレーダー反射を抑えます。

 もともとF/A-18E/Fはステルス性に配慮された設計を持ちますが、これによってさらに探知されにくくなる見込みです。

 さらにステルス性の向上と同時に空気抵抗の減少と燃料搭載量の増大を実現可能な、「コンフォーマルタンク」と呼ばれる密着型の燃料タンクを胴体上部に装着するため、かなり太ったような見た目になるかもしれません。

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F/A-18E/Fは1995(平成7)年に初飛行。1978(昭和53)年に初飛行したF/A-18とは名前が同じだけの別の機体である。(画像:アメリカ海軍)。

F-35を上回る部分も?
「ブロックIII」では機体の内部も大きく近代化され、新しいコンピューターの搭載や戦術ネットワークへの対応、そして操縦席も完全に一新される見込みで、これまで数個の小さいディスプレイで構成されていた計器盤は、ボーイングが提唱する1枚の大型タッチパネルを設置した次世代コックピットになるのではないかと推測されます。

 大型タッチパネルはF-35にも採用されていますが、F-35の計器盤の表示は単純な記号の組み合わせに過ぎません。一方F/A-18E/F用の次世代コックピットでは戦場の状況をまるでゲームの3DCGのように描写することで、パイロットに対して直観的にわかりやすい状況認識を与え、作戦の立案を助けることが可能になります。こうした面ではF-35を上回るでしょう。

 アメリカ海軍は2018年にF-35Cの初期作戦能力達成(実用化)を見込んでいますが、新しいF/A-18E/F「ブロックIII」はF-35Cと並んでアメリカ海軍における主力戦闘機の半分を担い続ける予定で、2046年ごろまで運用を見込みます。そしておそらく今後も「ブロックIV」などにアップグレードされ、「スーパーホーネット」はさらにスーパーな存在へ進化し続けることになるでしょう。


「空飛ぶ司令部」 米軍のE4B、竜巻で2機損傷
6/24(土) 13:37配信 AFP=時事

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米メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で撮影した空軍の空中指揮機E4B。タラップを上っているのはベルギー訪問に向かうレオン・パネッタ国防長官(2013年2月20日撮影、肩書は当時、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米空軍は23日、核爆発の電磁パルスや熱に耐えられるよう特別に強化された空中指揮機E4B2機が、竜巻で損傷したと発表した。

【写真】E4Bから見た富士山

 E4Bは冷戦(Cold War)時代の1970年代に製造されたボーイング(Boeing)747型機を改造した航空機。空中給油も可能な「空飛ぶ司令部」で、危機の際には何日も上空にとどまっていることができる。米国防長官の外遊に使われることもある。

 米空軍は現在E4Bを4機保有しているが、このうちの2機が16日、突発的に発生した竜巻によってネブラスカ(Nebraska)州のオファット空軍基地(Offutt Air Force Base)で損傷を受けた。この他にRC135偵察機も7機が軽度の損傷を受け、別の1機は検査が必要になった。【翻訳編集】 AFPBB News


F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール
6/24(土) 8:10配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

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F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール

F-35は長らく「F-16など、従来の戦闘機のような機動性に欠ける」との批判に晒されてきた。だが、パリ航空ショーでのデモンストレーションは、そうした声を黙らせるだろう。

【画像】驚くべきことに、F-35は今回のすべての動作を戦闘状態の仕様で行った。

フルパワーでの離陸から、垂直上昇、そして木の葉のように下降する様子は、F-35が最高の戦闘機と同じような動きが可能であることを示した。事実、こうした動作は、最強の戦闘機F-22に倣ったものだ。

さらに驚くべきことに、F-35は今回のすべての動作を戦闘状態の仕様で行った。F-16は、ミサイルを搭載した状態でこのような動きはできない。一方、F-35は数千ポンドの爆弾やミサイルを内部ウェポンベイに搭載可能だ。

「初飛行から10年、F-35の能力と機動性を示す初めての機会となった。我々はようやくF-35の能力に関する長年の誤った情報を打ち砕くことができる」

テストパイロットのビリー・フリン(Billie Flynn)氏は、パリでAviation Weekに語った。

デモンストレーションの動画はUS版のページ(http://www.businessinsider.com/f-35-paris-air-show-video-2017-6)で。

[原文:Watch the F-35 pull mind-bending aerial tricks at the Paris Air Show]

(翻訳:増田隆幸)


パリ航空ショー、ボーイングがエアバス下す エンブラエルはイヌワシE195-E2でアピール
6/23(金) 22:20配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を披露する737 MAX 9=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 世界最大級の航空ショーで奇数年に開催されるパリ航空ショーのうち、6月19日から始まった商談期間が22日で終わった。日本勢では、三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の実機が初めて出展されたほか、海上自衛隊の哨戒機P-1も自衛隊機として初参加した。

【飛行展示を披露するA350-1000やE195-E2】

◆ボーイングがエアバス下す

 民間機2強の受注実績を見ると、ボーイングは確定受注とコミットメントを合わせて総数571機、カタログ価格による金額換算で総額748億米ドル(約8兆3200億円)となった。一方、エアバスは総数326機、397億米ドルの受注を獲得。このうち144機。185億米ドルが確定受注となった。

 日本企業から受注では、リース会社のジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172)が737 MAX 8を10機発注する方針を固め、ボーイングと覚書(MoU)を締結した。

 リージョナル機を手掛けるブラジルのエンブラエルは、日本からはフジドリームエアラインズ(FDA/JH)がエンブラエル175(E175)を確定発注3機と購入権3機の最大6機の契約を締結。日本航空(JAL/JL、9201)からも、ジェイエア(JAR/XM)が運航するエンブラエル190(E190)を1機追加受注を獲得した。

 カナダのボンバルディアは、インドのLCCのスパイスジェット(SEJ/SG)がターボプロップ(プロペラ)機DHC-8-Q400を50機導入する基本合意(LoI)を結ぶなどの動きがあった。

 一方、実機を初出展したMRJは、LoIやMoUの締結を含めて新たな発表はなかった。

◆737 MAX 10と797

 新型機の動向では、ボーイングが737型機では胴体長が最長となる737 MAX 10の開発を発表した。

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用。標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体がもっとも長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、737 MAX 10は5機種目となった。

 パリ航空ショー期間中、737 MAX 10はコミットメントを含めて326機を受注。このうち168機が確定受注だが、125機は既存受注分からの変更で、新規の確定受注は43機だった。

 ボーイングは会場に開発中の787-10と737 MAX 9を出展し、機内を公開。737 MAX 9は飛行展示を連日披露した。

 また、737 MAXと中大型機787の間に位置する「MOM(ミドル・オブ・ザ・マーケット)」の機体「797(仮称)」については、シルエットを“チラ見せ”。2025年以降の就航が計画されている。

◆A380plus

 エアバスはA380の改良版「A380plus」のコンセプトモデルを展示。パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港にある航空宇宙博物館に、エアバスから今年2月に寄贈されたA380の飛行試験機MSN4(登録番号F-WWDD)に、大型ウイングレットのモックアップを装着した。

 A380plusは、大型ウイングレットなどにより燃料消費量を最大4%抑えられる。また、客室内の改良による座席数増と合わせると、現行機と比較して1席あたりのコストを13%削減できるという。

 開発が決定すると2019年に初飛行し、2020年の引き渡し開始を計画している。

 会場にはA380plusのほか、A350-1000やA321neoの飛行試験機などが展示され、機内も公開された。

◆E195-E2とMRJ

 エンブラエルは、開発中の次世代リージョナルジェット機「E2」シリーズのうち、最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)などを出展。E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機で、E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指すE190-E2のメーカー標準座席数(シートピッチ31インチ)は1クラス106席、2019年前半から納入予定のE195-E2は同132席、2020年納入開始予定のE175-E2は同88席としている。

 E2シリーズのキャッチコピーは「プロフィット・ハンター」。出展されたE195-E2の機首にはイヌワシが描かれ、多くの人の関心を引きつけた。19日から21日まで飛行展示を実施し、初日は大きな拍手が送られていた。

 実機の展示場所もボーイングの隣という好立地で、MRJはエアバスやボーイング、エンブラエルがまとまって展示されている場所からは、やや離れていた。

 E175を追加発注したFDAの鈴木与平会長は、E175を「無理がない。故障が少ない」と安定性の高さを評価。E195-E2を見た鈴木会長は、E2シリーズの完成度に好印象を抱いたという。

 MRJは日本の航空機として応援したいとしながらも、「真剣に考えているが我々は小さな会社。全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)の実績を拝見させていただいてから検討したい」と率直な思いを語った。

 三菱航空機の水谷久和社長は、「航空ショーで機体をお見せできて、身近な目標をクリアした。世界を代表する各社が集まっており、世界レベルではスタートラインについた」と話す。

 世界最大規模の航空ショーへの実機展示にこぎつけたMRJ。ボーイングとエアバスがしのぎを削るように、MRJがE2シリーズとリージョナルジェット機の市場を二分する日が訪れてほしいものだ。


岩国基地、極東最大級に=米艦載機が来月以降移駐
6/23(金) 19:27配信 時事通信

 米軍岩国基地の地元、山口県岩国市の福田良彦市長が23日、空母艦載機の厚木基地(神奈川県)からの移駐受け入れを表明した。

 7月以降、艦載機61機が段階的に移り、岩国基地は極東最大級の基地となる。日本政府は地元住民の理解を得るため交付金を大幅に拡充する方針だ。

 「日本が置かれた安全保障環境、特に北朝鮮の弾道ミサイルなどを考えれば、日米同盟の結束がこれまで以上に必要な時だ」。福田市長は23日の市議会で艦載機の移駐容認を表明した際、抑止力強化の意義を強調した。

 日米両政府が2006年に合意した在日米軍再編ロードマップ(行程表)に基づき、岩国基地へ装備の集約は着実に進んでいる。既に普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から空中給油機が移駐。最新鋭ステルス戦闘機F35も順次配備されている。

 これに加え、米海軍横須賀基地を拠点とする原子力空母「ロナルド・レーガン」艦載機のFA18戦闘攻撃機などが厚木から移される。移駐が完了する来年5月ごろには、岩国基地の所属機は計120機超となり、嘉手納基地(沖縄県)の約110機と並ぶ規模となる。米軍は、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出をにらみ、岩国を重要拠点の一つとして運用していく考えだ。

 一方、艦載機の移駐に伴い、日本政府は岩国市や周辺市町への「米軍再編交付金」を拡充する方針。山口県に対しても、19年度までの「再編関連特別地域整備事業費」を延長し、交付額も現在の年間約20億円から上積みする方向で調整する。


ボーイング、200人削減 トランプ氏が雇用維持掲げた工場
6/23(金) 17:48配信 CNN.co.jp

ニューヨーク(CNNMoney) 米航空大手ボーイングは22日、CNNMoneyの取材に対しサウスカロライナ州の工場で約200人をレイオフ(一時解雇)すると認めた。この工場は今年2月、トランプ米大統領が米国の雇用を守ると約束する演説を行った場所だ。

同工場でレイオフが行われるのは、2009年にボーイング787型機の製造が始まって以来初めて。

2月にこの工場を訪れたトランプ大統領は、組立を行う労働者や管理職、経営幹部らに向かい、「私があなた方の大統領としてここに立っている主な理由の1つは雇用(を守ること)だ。私はけっしてあなた方を失望させたりしない」と語っていた。

だが3月、ボーイングはワシントン州の商用機工場でのリストラ計画を発表。この時、関係者は対象となるのは500人未満だとしていた。

これらの人員削減は、昨年12月に発表した全社レベルでのリストラ計画の一環。この時はライバルの欧州エアバスとの激しい競争や、新規受注の落ち込みが背景にあると説明している。

コスト削減のための人員整理は主に早期退職制度や自然減という形で、すでに今年初めから始まっていた。

リストラの理由についてボーイングは、航空会社への納入価格の引き下げで売り上げが落ちていることや、ウォール街対策として利幅を引き上げる必要があることを挙げている。

2月時点のボーイングの従業員数は世界で約14万7700人。その約半数が商用機部門で働いている。

現時点でホワイトハウスからのコメントは得られていない。


「ボーイングVSエアバス」LCC市場で火花
6/23(金) 10:22配信 ニュースイッチ

需要の7割、新機種開発で競う
 米ボーイングと欧エアバスの2大航空機メーカーが、拡大する格安航空会社(LCC)市場をめぐって激しいつばぜり合いを演じている。今後10―20年の航空機需要は小型機を軸に伸びる。その小型機を大量購入するのが新興国などのLCCだ。ボーイングやエアバスは小型機の開発競争を繰り広げるほか“航空機版IoT(モノのインターネット)”とも言える新しいサービスも打ち出す。2大メーカーの競争はLCCの台頭で新たな局面に入る。

 パリ北東部のル・ブルジェ空港で開催中の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」。今回は、これまで以上にLCCをターゲットに据えた発表が相次いだ。小型機の主な購入者は東南アジアや中国のLCC。経済成長に伴う旅行需要の拡大に対応し、LCC各社は機数や機種のバリエーションを増やしている。

 ボーイングは新型小型機「737MAX」シリーズで胴体が最も長くなる新機種「737MAX10」を開発すると表明した。

 現在最長の737MAX9より1・68メートル長くなり、最大座席数は12席増の230席にできる。ケビン・マカリスター民間航空機部門社長兼最高経営責任者(CEO)は「単通路型機では最も経済性の良い機種」と鼻息が荒い。

 実はボーイングは新世代の小型機分野では劣勢の立場にある。エアバスの新型小型機「A320neo」シリーズは5月末時点で5053機もの受注を獲得している。対する737MAXシリーズは約3700機。大きく水をあけられており、737MAX10で巻き返しを狙う。

<航空機版IoT>

 主力小型機の競争で一歩先を行くエアバスは新たな動きを見せる。パリ航空ショー会場で打ち出した新サービス「スカイワイズ」。エアバス機の運航実績データを収集・分析。燃費を改善する操縦方法を提案したり、故障時期を予見したりできるようになる。

 そのサービスの第1号顧客として参加する4航空会社の中には、マレーシアのエアアジアや日本のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)などLCC3社が名を連ねる。ピーチ・アビエーションは保有する18機全てがA320で、2016年にはA320neoなど13機を発注したエアバスの得意先。今回、航空機版IoTとも言える次世代サービスを先行提供するあたりにもLCCを重要視する姿勢がうかがえる。

 ボーイングはパリ航空ショーで発表した36年までの20年間の民間航空機の新型機需要4万1030機のうち、実に7割が単通路機、つまり小型機が占めると予想する。LCCをめぐる2大メーカーの競争は、さらに熱を帯びそうだ。

 また、今回のエアショーで正式発表はなかったが、ボーイングは将来機の開発も中小型機での検討に入った。機体の経済性やアフターサービスなどLCCを引きつける魅力的な機体開発をいかに進められるかが、ボーイングの小型機ビジネスを左右しそう。

 また、将来機ではボーイングに主翼や胴体など機体部品を供給する日本企業の参画形態も気になるところ。完成機の開発に成功した中国勢をにらみつつ、開発初期から参画して完成機メーカーの領域に近づけるかが注目だ。


【パリ航空ショー2017】エアバス、総2階建て「A380」型機の効率向上型「A380plus」のコンセプト説明
6/23(金) 6:51配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 仏エアバスは、パリ航空ショー2017の開催に合わせ、6月18日(現地時間)付けで総2階建て旅客機「A380」型機の効率向上モデルとなる「A380plus」型機の開発を発表。パリ航空ショー2017では、そのコンセプトに含まれるウィングレットのモックアップを取り付け、「A380plus」のロゴを記載した機体を展示した。

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 このベースとなっている機体は、2017年2月にル・ブルジェ空港に隣接するル・ブルジェ航空宇宙博物館への寄贈が発表され、2月14日に到着したMSN 4(登録記号:F-WWDD)。パリ航空ショー2017期間中にはA380型機の展示飛行も行なわれたが、そちらには飛行試験1号機のMSN 1(登録記号:F-WWOW)が使われた。

 エアバスは会期中の6月19日(同)、同機内においてAirbus Head of A380 Marketingのフランク・ヴェルメイル(Frank Vermeire)氏がコンセプトの説明を行なった。

 A380plusは、従来のA380型機から効率性と経済性を高めることを目的とした新パッケージであると説明しており、「新しいエンジンのオプションとなる『neo』とは異なるもの」と紹介。そのポイントを5項目に分けて説明した。

 1つ目は「4%の燃費削減」。翼端が上下に分かれ、上方に3.5m、下方に1.2mと、上下で4.7mの高さとなる形状に変更したウィングレットや、翼端近くのひねり、主翼上面の中央部分(リブ18~30の間)を最大で厚みを30mm増やすといった形状の変更や、主翼付け根(フェアリング)の最適化によって空力性能を改善。またエンジンも、より燃料消費効率のよいものとすることで4%の燃料消費節約が可能とする。説明会ではウィングチップの変更でどのぐらいの改善されるのか質問が出たが、ヴェルメイル氏は「これらが複合的に作用して4%の燃費節約となるため、それぞれの変更が何%になるかは説明できない」と話した。

 2つ目はシステムに関する改良で、インフライトエンタテイメント(機内エンタテイメント)システムを第4世代のものを採用することで、信頼性が向上するとともに重量も軽減。さらに4K解像度にも対応する。また、廃液タンクもツインタンクとすることで信頼性向上と軽量化を実現するほか、A350型機で採用されている燃料ポンプの採用で信頼性を向上。運航部分でもフライトオペレーションシステムを変更することで、より最適な経路や高度を選択できるようになり燃費改善につながるとした。

 3つ目は客室の見直し。4月にドイツのハンブルグで行なわれた「Aircraft Interiors Expo」で披露された「キャビン・イネーブラー(Cabin enablers )」をベースとした見直しにより最大で80席を増席できる。説明会ではどのような改良が何席の増席につながるかも説明があった。

 例えば、前方階段は乗客が2階に上がるための階段と下部のクルーレストの階段を組み合わせたモジュールとすることで20席を増加。後方階段も再設計により14席を増加させるほか、カートもより多く詰める。クルーの休憩室はパイロットとCA(客室乗務員)のエリアを統合した新たなユニットを用いることで3席増を実現する。

 また、アッパーデッキに側面に設けられている荷物の収納スペースを取り払うオプションを提供。これにより6席を確保できる。また、現在の標準仕様では8アブレストとなっているプレミアムエコノミーを9アブレストとすることで11席増。10アブレストのエコノミークラスを11アブレストとすることで23席を増加させる。

 ヴェルメイル氏は、「これらすべての変更により、これまで収益をもたらさなかった25m2のスペースから収益を上げることができるようになる」と説明する。

 さらに、説明会では10アブレストを11アブレストする手法について質問があり、ヴェルメイル氏は「10アブレストのエコノミーシートではシート幅が19インチのものを使っているが、今日では多くの航空会社が多くの航空機で18インチ幅のシートを使用している」と答え、すでに市場にも受け入れられているとの見解を示した。

 4つ目は最大離陸重量の増加で、80席を増加することに対応する意味もあり最大離陸重量を578トンへと向上。航続距離については80席を増席した状態で現在と同じ距離である8200nm(ノーティカルマイル、約1万5200km)、現在と同じ席数ならば300nm(約556km)伸ばすことができる。ヴェルメイル氏は「現在世界で使われているA380を平均すると497席、569トンの最大離陸重量で運用されている。A380plusはそれに80席を足した状態で、同じ路線をカバーできる」との運用上の考えを示した。

 5つ目は、メンテナンス間隔を広げ、メンテナンスコストを削減するというもの。これはEASA(European Aviation Safety Agency、欧州航空安全機関)の承認の下に対応するもの。現在運用されているA380にも適用される。2018年には、いわゆる簡易的なA整備についてはすでに飛行750時間ごとが1000時間に、C整備と呼ばれる重整備は24カ月または飛行1万2000時間から36カ月または飛行1万8000時間に間隔を広げることができるようになる。

 これら5つの改良により、シートあたりコストを13%抑えることができるようになるという。先述のとおり、現在は航空会社に説明を行なって、話し合いをしている段階で、開発の実施については詳しく言及できないとした。また、最後のメンテナンス間隔の変更は既存のA380にも適用可能だが、既存機の改造については主翼の形状変更などを例に挙げ、非常に多くの変更が必要になるので対応していないとしている。

■飛行試験1号機(MSN 1、F-WWOW)による飛行展示


【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 737 MAX 9型機が華麗なデモフライト
6/23(金) 6:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 米ボーイングは、最新鋭旅客機としてボーイング 787-10型機とともにボーイング 737 MAX 9型機をパリ航空ショーで展示している。その詳細は関連記事(ボーイング、「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開)を見ていただきたいが、ボーイング 737 MAX 9についてはデモフライトを実施した。

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 ボーイングはこのパリ航空ショーで、ボーイング 737 MAX 9の長胴型である737 MAX 10の正式発表(関連記事:ボーイング、737シリーズの最新鋭機737 MAX 10型機を正式発表)も行なっており、ボーイング 737 MAX 9のデモフライトは、今後の受注にも影響する大事なプログラムになる。

 会期初日となる6月19日(現地時間)のデモフライトは、フランス マクロン大統領が会場を立ち去ったあとに実施。マクロン大統領の警備の関係でデモフライト時刻が若干ずれたものの、旅客機とは思えぬ急上昇や、大バンク角での旋回などを見せ、実績あるボーイング 737シリーズの最新鋭機らしく安定したフライトを実施した。

 特筆すべきはデモフライト時の静かさで、バイパス比が9と高く設計されたCFM International製のLEAP-1Bエンジンの性能がうかがえる。CFMのLEAP-1シリーズは、LEAP-1Aがエアバス A320neoなどに採用が決まっており、世界の2大ベストセラー機である、ボーイング 737シリーズ、エアバス A320シリーズの後継機がいずれもLEAP-1シリーズを採用した(エアバス系はPW1100G-JMも選択可能)ことで、航空史上における大ベストセラーエンジンになるだろう。


海自P-1、パリ航空ショー終え離陸 自衛隊機初の出展
6/23(金) 1:30配信 Aviation Wire

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パリ航空ショー初出展を終えル・ブルジェ空港を出発するP-1の機内から手を振る海上自衛隊員=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 自衛隊機として初めてパリ航空ショーに参加した海上自衛隊の哨戒機P-1(機体番号5508)が現地時間6月22日昼(日本時間同日夜)、会場のル・ブルジェ空港を離陸し、所属する厚木基地へ向かった。

【パリ航空ショーに初出展されたP-1】

 P-1は海上自衛隊の哨戒機P-3Cの後継機。航空自衛隊向けの輸送機C-2と共に、2001年度から同時開発。P-1は2012年9月25日に量産初号機(5503)が初飛行に成功し、2013年3月26日に防衛省へ納入した。

 自衛隊機初の出展となったパリ航空ショーには、当初は2機が参加予定だったが1機に変更。地上展示とともに実施予定だった飛行展示は、中止となった。

 P-1は、6月22日午前11時20分すぎ(日本時間同日午後6時20分すぎ)に駐機場を離れ、午後0時18分すぎ(同午後7時18分すぎ)に離陸した。出発時には、機内から地上のスタッフに手を振る隊員の姿が見られた。


【パリ航空ショー2017】ボーイング、航空関連の商用・政府向けサービスの市場規模が今後10年で288兆6000億円と予測
6/23(金) 0:00配信 Impress Watch

 米ボーイングは6月20日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で行なわれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において「Service Market Outlook」というタイトルの記者説明会を実施し、航空関連の商用・政府向けサービスの市場規模が今後10年間で2兆6000億ドル(約288兆6000億円、1ドル=約111円換算)規模になると予測した。

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 ボーイングは今後20年間の新造旅客機需要を約4万1000機、約677兆1000億円と予測しているが、それに伴いパイロットの訓練や、地上係員の教育、航空会社からの業務のアウトソースが進み、航空関連のサービス事業が拡大していくと説明した。

■今後10年間の航空サービスビジネス全体の市場規模は288兆6000万ドルに

 ボーイング グローバルサービス部門 戦略担当副社長 デニス・フロイド氏は「CMOで説明したとおり、今後20年間の新造旅客機需要は約4万1000機、20年後の航空会社の保有機材は約4万7000機となり、現在よりも約2万3000機増える計算になる。となると、パイロットや技術者が必ず足りなくなり、その育成が必要になる。また、現在航空会社は経済性の観点から業務のアウトソースを進めており、今後もそれは増えていくだろう」と述べ、現在よりも航空サービスの市場が増えていく可能性が高いと述べた。

 そして、今後10年の航空サービスビジネスの市場規模として、2兆6000億ドル(約288兆6000億円)規模になると予測されるとし、そのうち民間向けが1兆5000億ドル(約166兆5000億円)、政府向け(軍事部門向け)が1兆1000億ドル(約122兆1000億円)になるとフロイド氏は述べた。ただし、政府向けに関しては、各国の軍事予算に依存することが多く、予測は難しく、それによっては大きく外れる可能性があるとした。

■飛行機の整備、乗務員や地上係員の訓練、そして情報サービスが大きな成長の柱になる

 フロイド氏によれば、今後航空サービスとしては柱になる事業は3つあると考えているという。「1つは飛行機の整備事業、2つめがパイロットや地上係員の訓練事業、そして3つめが情報サービスだ」と述べ、それぞれの事業で成長が見込めるとした。一番大きな市場になるのは整備事業で、整備だけでなく、飛行機のアップグレードなども含めて、従来はインハウス(社内)の整備が多かったが、それがアウトソースされる例が増えていくと説明した。

 また、情報サービスも成長が期待できる分野で、飛行機が作成したデータをビッグデータとして解析する手法などが使われることで、整備の効率を上げたり、航空会社の経営者が運航におけるパフォーマンスを改善したり、それを判断する材料にしたりといったように使われるだろうと述べた。訓練に関しても、増える保有機材に対応する新しいパイロットの訓練などが必要になるだろうとした。

 地域別の内訳に関しては、民間向けではアジア太平洋地域が一番多く、それについで北米、ヨーロッパになるという。政府向けに関しては、北米、なかでも米国向けがダントツに多く、それについで、中国が主要因のアジア太平洋地域、ロシアが主要因の欧州となるとフロイド氏は説明した。

 フロイド氏は「現在はグローバルで同じようなニーズが増えており、今後グローバルに同じようなソリューションが必要になる。それに伴って市場が成長していくだろう」と述べ、航空会社が同じような悩みを抱えており、それに適したサービスを提供していけば、航空向けサービスの市場がこれまでよりも拡大していくだろうとまとめた。


JAL、787-9新仕様機7月就航 ビジネスは足もと立体交差型
6/22(木) 22:31配信 Aviation Wire

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JALの777-200ERのビジネスクラスで初採用された「スカイスイートIII」=17年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は6月22日、ボーイング787-9型機の新仕様機を国際線に投入すると発表した。7月31日から成田-クアラルンプール線(JL723/724便)に投入し、順次路線を拡大していく。

【新仕様ビジネスクラスは777-200ERと同じ】

 新仕様機の座席数は3クラス203席で、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席。既存仕様の787-9は3クラス195席で、ビジネスクラスのシートを変更することで座席数を8席増やした。

 既存の787-8や787-9と同じく、全クラスのラバトリー(洗面所)に温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」を装備。無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」にも対応する。

 東南アジアなど中距離国際線を中心に投入する予定。時刻表では「SS9 II」と表記する。

◆ビジネスクラス

 ビジネスクラスの名称は「スカイスイートIII」。2016年6月に就航した777-200ERの新仕様機「スカイスイート777」で採用したシートを、787-9の機体に合わせた。

 フルフラットシートを斜めに配置する「ヘリンボーン配列」で、座席配列は全席から通路へアクセス出来る1-2-1席配列。シートを足もとで立体交差させ、内側に小物入れのある可動式アームレストを通路側に設ける。

 ベッドの長さは最大約198センチ、ベッド幅は約53センチ、シート幅は約51センチで、個人用モニターは17インチのものを採用する。収納式の大型ダイニングテーブルを備え、ノートパソコンで作業しやすくした。全席に電源コンセントと充電用USB端子を設けた。

◆プレミアムエコノミー

 プレミアムエコノミークラス「スカイプレミアム」と、エコノミークラス「スカイワイダー」は従来の787-9と同様のシートを採用する。

 プレミアムエコノミーは、2-3-2の横7席配列。主な機能やデザインはスカイスイート787と同じで、前席の背もたれが倒れてこない「フィックスド・バック構造」を採用している。

 シートピッチは約107センチ(42インチ)で、座席幅は約49センチ(19.4インチ)、個人モニターは12.1インチ(最前列のみ10.6インチ)となる。

◆エコノミー

 エコノミーは、横9席が世界的に主流となっている787のエコノミーの中で、既存機と同じ8席を維持。9席配列と比べて、シート幅は約5センチ広くなる。

 シート幅をプレエコ並みの約48センチ(19インチ)、シートピッチを現行の約79センチ(31インチ)より約5センチ広い約84センチ(33インチ)とすることで、快適性を訴求していく。足もとも機内エンターテインメントシステム(IFE)機器のボックスがなくなり、広くなった。

 個人モニターは10.6インチで、全席にパソコン用電源とUSB端子を備える。プレエコ並みのシート幅や足もとの広さで、快適性を訴求する。

 当初の運航路線は、成田-クアラルンプール線(火曜日除く)と成田-大連線(火曜日のみ)の2路線となる。


I開発中の「797」型機の予想図を初公表、ボーイング
6/22(木) 19:14配信 CNN.co.jp

パリ(CNNMoney) 米ボーイングは22日までに、新たな旅客機として開発中の「797」型機の予想図を初めて公表した。パリで開催中の「パリ航空ショー」で披露したもので、6年前に市場に投入された787型機以来の新機種となる。

707型機から60年続く700番台シリーズの最新型機となる。非公式の呼称である797型機の詳細は明らかにされていないが、機内に2通路を設け、乗客収容能力は220~270人。航続距離は最長で5200カイリ(約9620キロ)で、10時間超の路線への導入が可能とみられる。

同社の航空機開発担当幹部によると、翼や機体の材料は大半が炭素繊維複合材。航空会社への最初の納入は2025年ごろの見通しで、需要は20年余で4000機以上と見込んでいる。ニューヨーク、ロサンゼルス間の路線などで空港混雑を緩和出来る機材とし、米国と欧州の小都市を結ぶ中距離路線にも対応出来るとしている。

ボーイング社は797型機を単一通路型の737型機と長距離用の787型機の間の中間機種として位置付けている。797の最終設計案を詰める作業にも着手した。

同型機の売り込みについても既に57の航空会社などと協議を開始したとしている。インドの格安航空「スパイス・ジェット」も空港混雑からの負担を減らせる他、南アジアからの新たな路線開拓も視野に入れて797への関心を示した。

一方、ボーイングの競合企業である欧州エアバスは、797に対抗出来る機種は既に保持していると主張した。


JAL、最新ビジネスクラス「SKY SUITE III」を搭載したボーイング 787-9型機「SS9II」を7月31日から就航
6/22(木) 17:58配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 JAL(日本航空)は6月22日、ビジネスクラスのフルフラット型座席「JAL SKY SUITE III」を従来機より多く搭載するボーイング 787-9型機の導入を発表した。ビジネスクラスは従来機の44席から52席となり、総座席数は203席。プレミアムエコノミークラス(35席)とエコノミークラス(116席)の数は変わらない。

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 新たな客室仕様の機材も愛称は「JAL SKY SUITE 787」だが、時刻表では「SS9II」と表記される。

 SS9IIは成田~クアラルンプール線(火曜以外)や成田~大連線(火曜のみ)で運航し、7月31日から順次就航する。

新仕様のJAL SKY SUITE 787(SS9II)

ビジネスクラス:JAL SKY SUITE III、52席
プレミアムエコノミークラス:JAL SKY PREMIUM、35席
エコノミークラス:JAL SKY WIDER、116席


【パリ航空ショー2017】ボーイング、AIによる航空機自動操縦の実験を2018年開始。自動タキシングは実証実験の段階へ
6/22(木) 15:55配信 Impress Watch

 米ボーイングは6月21日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で行なわれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において「Innovating for the future now」(未来に向けての革新的な取り組みの今)と題した記者説明会を行ない、同社が将来の飛行機に向けて開発している技術の概要を説明した。

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 このなかでボーイング 民間航空機部門 製品開発担当副社長 マイク・シネット氏は「現在ボーイングが注目している新しい技術的領域は3つある。それが自動化、よりエコを実現したデモ飛行機、先進的なコンセプトモデルの3つだ」と述べ、AIによる自動操縦、最新のエコ技術を利用したデモ飛行機によるエコ技術開発の進展、さらには音速ジェット機のような新しいコンセプトモデルの3つが重点領域として開発を行なっていると説明した。

■次世代の飛行機はマシンラーニングを活用したAIが操縦するようになる可能性、来年から実証実験も

 ボーイング 民間航空機部門 製品開発担当副社長 マイク・シネット氏は、ボーイングが開発している未来に向けての技術開発に関して説明を行なった。シネット氏は「現在ボーイングが注目している新しい技術的領域は3つある。それが自動化、よりエコを実現したデモ飛行機、先進的なコンセプトモデルの3つだ」と述べ、AIによる自動操縦、最新のエコ技術を利用したデモ飛行機によるエコ技術開発の進展、さらには音速ジェット機のような新しいコンセプトモデルの3つを重点領域として技術開発を行なっていると説明した。

 シネット氏は一番最初の話題として自動化について触れ、「現在自動運転車などが話題になりつつあり、飛行機も自動操縦になるのかとよく聞かれる。すでに飛行機ではオートパイロットという形で実現しているが、今後さらに自動化が進む可能性がある」と述べ、自動化への対応は必然になるとした。その理由としては「ボーイングの予測では次の20年に4万1000機の旅客機が増える見通し。それに対応するには約62万のパイロットが必要になる。そんなにパイロットを増やして安全を確保できるかと考えていけば、ある程度の自動化は必要になる」(シネット氏)とのとおりで、パイロットが増えることで今と同じレベルの安全性を確保するには、出来るところは自動化することが、結果的に安全性に寄与する可能性は高い。

 シネット氏によれば、ボーイングはすでに潜水船や宇宙船などで高い安全性での自動化を実現しており、旅客機でもそれを実現していくことが重要だとした。例えば、自動車の場合には、米国では2016年には自動車の死亡事故は4万件起きているが、スケジュールされた旅客機では1件も起きていないとし、仮に旅客機で自動化を行なうとしても、それと同じレベルの安全性を実現する必要があるとした。

 すでに旅客機では高高度に達したあとの自動操縦(オートパイロット)は実装されているが、それに加えて、自動操縦による離着陸などは難度が高いとされている。それを実現するには、飛行機側だけでなく、空港側のインフラなども含めて整備する必要があり、すべてに技術的なチャレンジがあると説明した。

 そうしたことを考慮に入れて、現在ボーイングが検討している自動操縦は3つの要素があるという。それが自動タキシング、マシンラーニングの飛行機への導入、高度システム保全の3つだ。タキシングとは飛行機が滑走路に向かうまで、あるいは着陸後に滑走路からゲートに向かうまでの地上滑走のことを意味しているが、それを自動で行なうというのが自動タキシングとなる。シネット氏は飛行機の自動化で一番最初に実現可能なのはこの自動タキシングだと考えており、複数のセンサーからくるデータを統合して処理するセンサーフュージョンなどの技術を活用して、自動タキシングの機能を来年には実証実験を始めたいとした。

 2つめがマシンラーニングの活用で、いわゆるAI(人工知能)による飛行機の自動操縦の実現だ。「現在はパイロットがすべての判断を下しているが、今後はある条件を入れると、同じように反応するというAIが実現できれば、機械が判断を下すようになる可能性がある。もちろんFAAのような認証機関に認証を受ける必要があるが、学習を加速させていくことで、AIによる自動操縦が実現できる可能性がある」とシネット氏は述べ、AIによる自動操縦も検討課題に登っていることを明らかにした。

 現在IT業界ではマシンラーニング、およびその一手法であるディープラーニングを利用したAIの実現に力を入れており、明日のコンピュータはAIにより自分で判断できるようになるとされている。AIは学習することで、信頼性や判断力などを向上させることが可能になっており、それがある一定レベルに達すると、人間の代わりにクルマの操縦などができるようになると考えられている。

 であれば、当然飛行機を操縦できるようになる可能性があるのも当然の成り行きで、その可能性があるとシネット氏は説明した。シネット氏によれば「来年実機テストを行なう」とのことで、さほど遠くない時期に実証実験が始まっていくことになりそうだ。

 ただし、シネット氏は「何よりも大事なことは安全性。追加の安全性を実現することは大きなチャレンジだ」と述べ、確実なデータの保全やシステムの安全性向上などにより、自動操縦になっても乗客などに安心感を与えることが重要だとした。

 また、社会の側にAIに対する不安があるのではないかという質問もでたが、「AIをどのように飛行機に実装するかはまだ決まっていないし、それを議論するのはまだ早い。しかし、今後10年間のあいだに自動運転車などさまざまな自動化が徐々に社会に受け入れられていけば、自動操縦に対する拒否感も薄れていくと考えられる。業界としては可能性を定義し、今と同じレベルの安全性を実現していくことが大事。

 例えば、昔は5人もパイロットが乗っていたが、今はコンピュータの進化などにより2人になっている。AIによる自動操縦が一般化すればそれが1人になるかもしれない」と述べ、まずは航空業界として、現在の人間が操縦する旅客機と同じレベルの安全性を技術的に実現していくことが重要だと説明した。

■2018年には777、2019年は787のecoDemonstratorが飛行予定

 シネット氏は、ボーイングが“ecoDemonstrator”と呼んでいる、技術開発用の飛行機を利用したテスト飛行プログラムに関しても説明した。ecoDemonstratorでは燃費や騒音などに関するテスト項目に従って、開発用の飛行機を飛ばして実証実験を行なってきた。これまで737、787、767などの機材を利用してテストが行なわれてきたが、来年の春には777を利用した実証実験を行ない、新しい素材やより効率のよい飛行などについての研究が行なわれるという。そして2019年には再び787を利用したテストが行なわれ、自動操縦やスマートキャビンに関する実証実験が行なわれると述べた。

 また、次世代の飛行機として、新しい空力デザインの飛行機、サメのひれのような薄い主翼を採用した飛行機、さらにはかつてのコンコルドのような超音速の飛行機などのデザインを紹介し、こうした従来の飛行機の概念を壊すような新しいデザインの飛行機も引き続き検討していると説明した。


ボーイングと川崎重工、航空機事業の協力強化合意
6/22(木) 13:06配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで川崎重工との協力強化で合意したボーイング=17年6月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングと川崎重工業(7012)は現地時間6月21日、先進生産技術や将来の航空機事業での協力のあり方などについて、開催中のパリ航空ショーで協力強化に合意した。

 ボーイングが将来手掛ける航空機事業での協力体制のあり方を検討。既存の民間航空機事業についても、サプライチェーンの効率化や、コストダウンの共同実施などを進める。

 生産技術については、先進的な技術の研究開発を共同で進め、両社の関心が共通する分野での協業を進めていく。

 両社の協力関係は40年以上続いており、川重は767や777、787のプロジェクトに参画。ボーイングが開発中の777Xについても、川重は777Xの前部胴体と中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉の製造を担当する。

 川重は777X用貨物扉の製造ラインを、5月に完成させた。同社では米国初となる航空機用部品の製造ラインで、今秋から本格稼働する。


川重「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」
6/22(木) 11:08配信 ニュースイッチ

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米ボーイングのエバレット工場(ボーイング提供)

事業協力強化で合意、その先に見据えるもの
 フランス・パリ郊外で開催されている航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で川崎重工業は、米ボーイングと民間航空機事業の協力強化で合意した。ボーイングが今後開発する航空機事業における協力の在り方を検討するほか、機体部品事業ではサプライチェーンの効率化やコスト削減を共同で進める。ボーイングは欧エアバスと激しい受注合戦を繰り広げており、川重と連携して競争力を高める狙いだ。

 川重はボーイング向けに胴体などを生産。対象機種は「767」から最新機の「777X」まで広範囲にわたる。今回の協業では先進の生産技術などを共同開発し、機体の生産コスト低減につなげる。また、川重にはボーイングの新機種開発に初期段階から関わることで、将来機への参画を有利に進める狙いもありそうだ。

<防需の誇りを民需へ>

 常務執行役員の並木祐之は、これまでとは違う心境で米国シカゴの地に降り立った。2016年11月。米ボーイングの本社に米ゼネラル・エレクトリックや三菱重工業など、世界の重工メーカーが一堂に会した。年1回ほど開催されるサプライヤーミーティングの一幕。並木が川崎重工業の航空機部門である航空宇宙カンパニーのトップとして臨む、初めてのミーティングだった。

 民間航空機分野で川重は、胴体などを手がけるティア1(1次サプライヤー)としての顔を持つ。メーン顧客であるボーイング向けは、78年から国際共同開発に参画。「767」「777」「787」向けなど、約40年にわたり実績を積み重ねてきた。

 ボーイングの主力工場を訪ねた並木は、スケールの大きさに言葉を失った。1日2機程度を組み上げる能力を持つ同工場。並木の頭にある思いがよぎる。「驚きとともにうらやましかった。航空機メーカーの目指す世界がそこにあった」。

 機体メーカーとして不動の地位を獲得した川重。ただ、あくまでサプライヤーの範ちゅうに留まる。並木は「当社が手がけるのはいくら大きくても、構造部品にすぎない」と真情を吐露する。

 それは機体部品だけでなく、機体全体をまとめる事業に近づけたい意思の表れでもある。「そうしないと我々の未来も限られてしまう」と並木。将来は「開発初期段階からの参画を目指す」と力を込める。

 実際、川重にはそのポテンシャルがある。防衛省向けでは、固定翼哨戒機「P1」や輸送機「C2」といった完成機を製造。並木は「年間数機とはいえ、これだけのことをやっているのは日本で当社だけ」と胸を張る。

 防衛省向けで培ったシステムインテグレーションの能力を生かし「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」(並木)。防需の誇りは民需へと受け継がれていく。サプライヤーから完成機の領域へ―。飛躍の時を誓う。

<「民間エンジンで世界のメーンプレーヤーになりたい」>

 民間航空機用ジェットエンジンを丸ごと作れる能力を有しているが、自主ブランドを持たない日本。国産エンジンの開発は、日本の航空機産業の悲願だ。現在はIHIや川崎重工業、三菱重工業などが、欧米エンジンメーカーの国際共同事業に参画。部品製造を担うサプライヤーとしての地位を確立している。

 「民間航空機エンジンで世界のメーンプレーヤーになりたい」。川重の航空機エンジン部門を統括する常務取締役の久山利之は、虎視眈(たんたん)と“その時”に備える。

 米ゼネラル・エレクトリックや同プラット&ホイットニー(P&W)、英ロールス・ロイスといったエンジンメーカーと、対等な立場で開発の初期段階から関わることを目指す。

 久山は「いきなりオール国産とはいかない」とした上で、開発・製造を手がけるOEM(オリジナル・イクイップメント・マニュファクチャー)を志向。「2030年にはOEMの仲間入りをする」と力を込める。

 ただ、エンジン開発には高い技術力はもちろん、実績に裏打ちされた信頼性が不可欠。今後数年でその基盤固めを加速する。OEM参入の前提となる知見やノウハウ獲得に向け重要視するのが、エンジンの修理・整備(MRO)事業だ。

 久山は「早ければ21年度に民間エンジンのMRO事業に参入する」と計画を説明。航空機エンジンのMRO事業はこれまで防衛省向けに実施。「基盤になる技術はある」と自信を示す。

 このため、18年度にも明石工場(兵庫県明石市)内にMRO工場を新設する考え。まずはP&Wなどが開発し、欧エアバスの「A320neo」に搭載する「PW1100G―JM」のMROを手がける方針だ。

 とはいえ、先行する巨人たちと真っ向勝負するわけではない。推力10万ポンド級の大型エンジンではなく、「中・小型エンジンのプレーヤーを目指す」と久山。国産機が世界の空で、エンジン音を奏でる日を心待ちにする。
(敬称略)


【パリ航空ショー2017】ボーイング、787より小さく737 MAXより大きい新中型旅客機の開発を検討中
6/22(木) 1:06配信 Impress Watch

 米国の航空機メーカーボーイングは、6月19日~25日(現地時間)にフランス・パリで行なわれている航空展示会「パリ航空ショー2017」の2日目に記者説明会を開催し、同社の旅客機の開発状況などに関する説明を行なった。

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 このなかでボーイング 副社長 兼 飛行機開発事業部長 マイク・デラネイ氏は、ボーイング 787ファミリーとボーイング 737 MAXファミリーの間を埋めるような新しい中型機の開発を行なっており、早ければ2025年にも市場に投入する可能性があると説明した。デラネイ氏は具体的な製品名(それが噂されている797であるのかなど)については言及しなかったが、座席数が200席程度、ナローボディ級の中型機で、777や787などに採用されている新技術や素材などを応用する最新鋭機になると説明した。

■737 MAX、787-10、777Xの開発は順調に進展している

 ボーイング 副社長 兼 飛行機開発事業部長 マイク・デラネイ氏は「飛行機の開発には非常に長い時間がかかるが、現在のボーイングの戦略は非常にシンプルで、高効率、双発のエンジン、そして2地点をポイントツーポイントで結ぶのに適した旅客機を目指している」と述べ、同社が開発している旅客機は、燃費や費用対効果に優れており、双発のエンジンとすることで燃費がよく、そしてある2地点を結ぶのに適した飛行機を複数提供することで、航空会社が最適な選択をできるようにすると説明した。

 そのうえで、現在同社が提供中・開発中の旅客機について説明した。例えばボーイング 777ファミリーは、信頼性が高く、70の顧客が1457機のオーダーを入れるなど人気の飛行機になっている。

 また、ボーイング 787ファミリーの最新モデルとなるボーイング 787-10型機に関しては、ワイドボディ機のなかで最もシート単価が安く、シートあたりの燃費がエアバス A330neoと比較して25%、A350-900型機と比較して10%優れていると説明した。また、現在開発中の777X型機(777ファミリーで長胴型の最新製品)に関しては、競合となるA350-1000型機と比較して、12%燃費が優れているなどと説明した。

 そうしたボーイングの次世代製品の開発状況に関しては「737 MAX 8型機はEIS(Entry Into Service、就航を開始すること)になり、737 MAX 9型機の開発は予定どおりで4月13日に初フライトを終えている。737 MAX 7型機と200座席の737 MAX 8型機に関してはデザインを終えており、組み立ては今年の第4四半期から始まる予定だ」と述べ、737 MAXファミリーの開発は順調に進んでおり、今回のパリ航空ショーでは、737 MAX 10型機の正式発表を行なったと説明した(737 MAX 10型機に関しては既報のとおり)。

 また、787ファミリーの最新製品となる787-10型機に関しては、すでに3月31日に初フライトが行なわれており、今回の航空ショーでは実機が登場し、会場に展示されている。現在3機で試験飛行が行なわれており、2018年の前半にローンチカスタマーのシンガポール航空により初就航する予定となっているという。

 そして777ファミリーの最新鋭機となる777X型機に関しては、最初の稼働しないパーツの製造が始まっており、初期段階のデザインやレイアウトは90%が完了しているとデラネイ氏は説明し、「エンジンパートナーとなるGEは2つめのテストを終えてパフォーマンスデータを公開しており、ほかのパートナーも開発は順調だ」と述べ、ウイングフォールドテストと呼ばれる主翼を限界まで曲げてみるテストの様子のビデオなどが公開された。

■ナローボディで、777/787の技術を応用した新しい中型機を検討中、2025年の初就航を目指す

 また、今回のパリ航空ショーで発表した737 MAX 10型機についても触れ、競合となるエアバス A3xxneoと比較した。デラネイ氏は「737 MAX 10型機は、A321neo型機と比較すると燃費が5%ほど優れている」と述べ、同じ座席数で比較したときに737 MAXファミリーのほうにアドバンテージがあると主張した。

 そして航行距離に関しても「同じ標準タンクで比較した場合は737 MAXファミリーが優れており、追加タンクも1つまでであれば、737 MAXのほうが優れている」とし、A321ファミリーのほうが航行距離が伸びるのは追加タンクを複数搭載したときだけだと説明した。

 その後、ボーイングのラインアップに欠けているとされている200~250座席前後の中型機に関して触れ、「競合他社は航続距離が長い航空機をそれよりも短い路線に投入すればよいと説明をしている。飛行機のコストという観点では確かにそれも一理あるが、運航コストに関してはそうではない」と述べ、大型機で短い距離を運航したり、座席数が少ない路線を運航したりすると、運航コストが上がってしまい、航空会社にとって最善の選択ではないと説明した。このため、ボーイングでは787ファミリーのような、そこそこの大きさでそこそこの航続距離という製品を投入し、それが航空会社から支持されていると説明した。

 そのうえで、787よりは小さく、737 MAXより大きく、200~250程度の座席数で、中距離を飛ぶような新しい中型機の必要性について触れ、ボーイングがそうした飛行機の可能性を検討していると説明した。デラネイ氏によれば、ナローボディ級(単通路なのか、ナローボディながら双通路なのかはまだ決まっていないという)、777/787に使われた最新の技術を使い、第5世代の主翼技術、最新のデジタル技術、ハイブリッド(大型機と小型機のいいところ取り)で、最新の素材を活用した中型機を想定しており、現在仕様の検討などを行なっている段階だという。EIS(初就航)は2025年を想定しており、それに向けて今後正式発表、デザイン、製造などの段階を経ていくと説明した。

 ただし、現時点ではそれがどのような製品になるのか(例えば噂されているとおりに797という製品名になるのか)などを含めて、現時点では正式には何も決まっていないという。現時点ではさまざまな可能性を検討している段階ということで、具体的なことは何も発表されなかった。


【パリ航空ショー2017】ボーイング、今後20年間の新造旅客機需要を約4万1000機、677兆1000億円と予測
6/22(木) 0:00配信 Impress Watch

 米ボーイングは6月20日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で行なわれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において記者会見を開催し、同社が例年公開している今後20年間の航空需要を予測する2017年最新市場予測(2017 CMO:Current Market Outlook)を発表した。

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 旅客機の製品寿命は10年以上と長く、一度設計・製造すると数十年は販売を続ける息の長い製品となる。このため数十年後の需要を予測し、それに見合った製品を供給していくことは、航空機メーカーにとって死活的に重要なことになる。そのため、各航空機メーカーとも需要予測には力を入れており、ボーイングはCMOとして、競合となるエアバスはGMF(Global Market Forecast)として需要予測をリリースしており、業界の動向予測についても両社は競争している状態だ。

 今回発表されたボーイングのCMOでは、今後20年間の新造民間航空機需要を約4万1000機、金額にして約6兆1000億ドル(約677兆1000億円、1ドル=約111円換算)と予測しており、引き続き強い需要がある見通しだとボーイングは説明している。

■2017年も引き続き航空需要は増加傾向、安定した成長が期待できる

 ボーイングのCMOを説明したのは、ボーイング 民間航空機部門 マーケティング担当副社長 ランディ・ティンゼス氏。マーケットの現状、そして2017年のCMO、製品戦略の3つに分けて説明を行なった。

 マーケットの現状に関しては、旅客需要や航空会社の利益は年々増え続けており、航空会社に供給された飛行機の数も2016年は2015年(762機)に比べて若干減って748機となったものの、依然として700機超という高いレベルに安定していると説明。2017年の市場予測について、旅客需要は6~7%成長、貨物需要は5~6%の成長、航空会社の利益も310億円と引き続き高いレベルになると予想した。

 そうした現状をふまえたうえで、今後の20年の予測となるCMOについてティンゼス氏は説明した。

 ティンゼス氏は20年前となる1997年のCMOとGMFについて触れ、「両社ともに総機数は下回っている。大きく差がついたのはその内訳で、ロングワイドボディ(ボーイング 777など)、スモールワイドボディ(ボーイング 787など)、単通路機(ボーイング 737など)の割合に関しては、CMOの方が結果に近い予測になっている。我々はLCCが成長すると予測し、競合は大型機の需要が来ると予想していたが、結論から言えばLCCが成長するという予測が正しかった」と述べ、ボーイングの方が比較的正確な予測を行ない、その結果として市場のニーズに近い製品展開を行なうことができるとアピールした。

■今後20年の需要は4万1000機超、6兆1000億米ドルの売り上げになるとボーイングは予想

 その上で2017年のCMOについて触れ、「今後20年は世界各国でGDPが2.8%増加し、航空会社の乗客は4.0%増え、航空貨物取扱量は4.2%増え、旅客運輸は4.7%成長すると予測される。特に中国の国内線が大きく成長すると予測されており、それに合わせてアジア市場が大きく成長するだろう」と説明した。

 ティンゼス氏によれば、今後20年間で4万1030機の旅客機需要が望めるとし、その金額は6兆1000億ドル(約677兆1000億円)の売上があるという。その内訳に関してだが、最も多い2万9530機が単通路機(90~230席)で、その次が小型ワイドボディ機(200~300席)で5050機、それに続いて中型/大型ワイドボディ機(300席以上)が3160機となっている。

 ティンゼス氏は、航空会社が所有する飛行機数は現在の倍の4万6950機になり、そのうち既存の飛行機の置き換えが1万7500機、新しく導入される成長分が2万3470機、現行機材の活用が5920機になると予想した。

CMOで予測する機数と金額

 その内訳だが、日本を含むアジアが1万6050機と一番大きく、それに次いで北米、ヨーロッパになるとした。アジアが一番大きな市場となるのは、中国の国内線など中国市場が大きく成長するためだという。

 貨物機に関してはラージサイズとミディアムサイズのワイドボディ機の需要がほとんどで、スタンダードサイズに関しては需要がないだろうと予測する。今後は、航空会社向けのさまざまなサービス領域が大きく成長すると考えており、今後20年間で8兆5000億ドル(約943兆5000億円)の売上が見込めるとしている。

地域別機数

 最後に、ティンゼス氏は同社の製品展開について触れ、ボーイング 777X、787、737 MAXなどの高効率機が今後も市場の中心になっていくという。ボーイング 747のような超大型機に関しては「経済性の問題で主流にはならないだろう。今後は777Xや787-10のようなワイドボディで長胴の機種が主流になっていくだろうと考えている」と述べ、今後もボーイング 747のような超巨大機を、ボーイング 787や今後登場する777Xが置き換えるトレンドは続くと述べた。


機内で客室乗務員に暴行=航空法違反容疑で男逮捕―沖縄県警
6/21(水) 20:28配信 時事通信

 飛行中の旅客機内で機長命令に従わず、客室乗務員に暴行したとして、沖縄県警豊見城署は21日、航空法違反容疑などで無職唐沢良雄容疑者(78)=長野県松本市=を逮捕した。

 「酔っていて記憶にない」と供述しているという。

 逮捕容疑は3月27日午後0時半ごろ、成田発マニラ行きの日本航空741便ボーイング767型機(乗客乗員190人)の機内で、40代の女性客室乗務員の顔を数回殴る暴行を加え、機長が禁止命令を出した後も続けた疑い。

 同署や日本航空によると、酒に酔って大声を上げていた同容疑者を注意した乗務員が顔を殴られた。同機は那覇空港に着陸して同容疑者を降ろした後、約4時間遅れでマニラに到着した。


ANA、「ワールド・エアライン・アワード」2部門を受賞 空港サービス世界一
6/21(水) 17:43配信 乗りものニュース

Ana
SKYTRAX社の2017年「ワールド・エアライン・アワード」で2部門を受賞したANA(2016年3月、恵 知仁撮影)。

「ワールド・ベスト・エアポートサービス」受賞
 ANA(全日空)は2017年6月20日(火)、SKYTRAX社(英)による2017年「ワールド・エアライン・アワード(World Airline Awards)」の授賞式典において、「ワールド・ベスト・エアポートサービス(World's Best Airport Services)」と、「ベスト・エアラインスタッフ・イン・アジア(Best Airline Staff in Asia)」の2部門で、最も優秀な航空会社として表彰されたと発表しました。

「ワールド・エアライン・アワード」は、航空・宇宙業界の国際見本市である第52回パリ航空ショーで開催。世界の航空会社を対象に、利用者の顧客満足度調査などに基づく評価により各部門賞が決定されています。

「ワールド・ベスト・エアポートサービス」は、空港サービス全般の評価が最も高い航空会社に贈られる賞です。

 ANAによると、同賞の受賞は5年連続6度目。同社では利用者がスムーズに搭乗できるよう自動チェックイン機や「ANA Baggage Drop(自動手荷物預け機)」の導入、成田空港や羽田空港出発ロビーのレイアウト刷新などに取り組んでいるといいます。

スタッフのサービス品質もアジアトップに
「ベスト・エアラインスタッフ・イン・アジア」は、空港スタッフや客室乗務員のサービス品質が最も優れている航空会社に贈られる賞です。アジアを拠点とする会社から選ばれます。

 ANAの受賞は3年連続4度目。同社では、17言語に対応する「ANAコミュニケーション支援ボード」の導入や、羽田空港での遠隔手話通訳サービス、接遇レベル向上を目的とした社内コンテストの実施などに取り組んでいます。

 なお、2017年の「The World's Top 10 Airlines」(世界の航空会社トップ10)は次のとおりです(カッコ内順位は2016年)。ANAは、2016年の5位から、今年は3位に上昇しています。

・1位:カタール航空(2位)
・2位:シンガポール航空(3位)
・3位:ANA(5位)
・4位:エミレーツ航空(1位、アラブ首長国連邦)
・5位:キャセイパシフィック航空(4位、香港)
・6位:エバー航空(8位、台湾)
・7位:ルフトハンザドイツ航空(10位)
・8位:エティハド航空(6位、アラブ首長国連邦)
・9位:海南航空(12位、中国)
・10位:ガルーダ・インドネシア航空(11位)

 ANAは、SKYTRAX社による航空会社の格付け「ワールド・エアライン・レーティング」で、最高評価の「5スター」を2013年から5年連続で獲得しています。同社は「日本で唯一、SKYTRAX社から最高評価『5スター』に5年連続で認定された航空会社として、安全を第一に、これからも高品質な空の旅を皆様にお届けしてまいります」としています。


【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 787-10型機がパリの空を飛ぶ
6/21(水) 14:59配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 米ボーイングは、最新鋭旅客機として、ボーイング 787-10型機とボーイング 737 MAX 9型機をパリ航空ショーで展示している。その詳細は関連記事(ボーイング、「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開)を見ていただきたいが、この2機の展示はパリ航空ショーの大きな話題となっていた。

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 パリ航空ショーでは、各社が競うデモフライトがショーの華となっているが、ボーイングは737 MAX 9型機のデモフライトは実施したものの、より大型の機体となる787-10型機のデモフライト予定はなし。この787-10型機のフライトは、787-10型機が航空ショーから帰路に着く際しか見ることができないものとなっていた。

 そして、そのときは突然やってきた。6月20日15時45分ごろ(現地時間)、ボーイング 787-10型機がトーイングカーに押されて後退を始めた。日本ではボーイング 787-8型機が数多く飛んでおり、ある程度見慣れているものの、胴体部分をストレッチして長胴型となった787-10型機の大きさからくる迫力は格別のものだ。

 仕様上は、ボーイング 787-8型機が全長56.69m(186フィート)、787-9型機が6m(20フィート)延長した全長63m(206フィート)、787-10型機はそこからさらに5.5m(18フィート)延長した全長68.27m(224フィート)となる。座席数は標準仕様で、242席、290席、330席となっており、787-8型機からは90席以上と増えている。

 このトーイングカーに押し出され、その後けん引された787-10型機はパリ航空ショーのメインの通路を占拠しつつ滑走路へ向かって移動。メインの通路には観客が普通に歩いているが、観客らをロープでゆるく規制しつつの移動となっていた。

 滑走路エリアに到着後、なぜかタラップカーが取り付けられ人の出入りが始まる。テストフライト機だけにあれこれチェックしているようだった。滑走路に進入後は、通常の離陸を実施。パリ航空ショーでは、旅客機などで急角度の上昇が見られることもあるのだが、文字どおり“ふわっと”浮く感じで離陸。乗客が乗っていない飛行機とはいえ、驚くほど短距離で離陸し、そのままパリの空を飛び立っていった。


【パリ航空ショー2017】ANA、SKYTRAXの「2017 ワールド・エアライン・アワード」で2冠を獲得
6/21(水) 12:59配信 Impress Watch

Skytrax
写真:Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で、航空産業の商談/展示会である「パリ航空ショー(International Paris Air Show)2017」が6月19日~25日(現地時間)開催されている。

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 会期2日目にあたる6月20日、ル・ブルジェ空港内のThe Musee de l'Air et de l' Espaceにおいて、航空格付け会社であるSKYTRAXが主催する「2017 ワールド・エアライン・アワード(The 2017 World Airline Awards)」が開催された。このワールド・エアライン・アワードは、世界の航空会社を、各地域、シートクラス、シート、機内食、サービスなどさまさまな側面から表彰するもので、71の表彰項目が用意されている。

 ANA(全日本空輸)はこのワールド・エアライン・アワードで、「ベスト・エアライン・スタッフ・アジア(Best Airline Staff Asia)賞」「ワールド・ベスト・エアポート・サービス(The World's Best Airport Services)賞」の2冠を獲得。ANA 執行役員 空港センター長の服部茂氏、客室センター 副センター長の石島好子氏が登壇し、スカイトラックス社長兼CEO エドワード・プレイステッド氏より表彰の盾を受け取った。

 今回ANAが受賞したベスト・エアライン・スタッフ・アジア賞は、アジア地域の航空会社でベストのエアラインスタッフであるというもの。地域で一番はもちろん優れたものだが、ワールド・ベスト・エアポート・サービス賞は世界で一番優れた空港サービスであるというもの。どちらも高い価値を持つといえるだろう。


ボーイング、737 MAX日本初受注へ ジャパンインベストメントアドバイザーから
6/21(水) 12:59配信 Aviation Wire

 ボーイングが737 MAXを日本企業から初受注する見込みとなった。リース会社のジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172)が、737 MAX 8を10機発注する方針を固め、現地時間6月20日に覚書(MoU)を締結した。カタログ価格で総額11億2000万米ドル(約1248億円)で、JIAが航空機メーカーから直接購入するのは初めて。

 JIAは2006年9月設立。航空機のオペレーティング・リースや環境エネルギー事業などを手掛ける。航空機リース事業には2011年に参入し、子会社のJPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)を通して、737や777など約60機のリース事業を展開している。

 白岩直人社長は737 MAX 8を選定した理由について、「信頼性が高く、リースで重要となる投資家や金融機関のリスクが少ない。ボーイングと一緒にマーケットを開拓していく」と語った。

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用。標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体が長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、19日から開催中のパリ航空ショーでは、さらに胴体を伸ばした737 MAX 10(同230席)がローンチした。


カタール航空、「今年の航空会社」に 苦境の中での受賞
6/21(水) 11:54配信 CNN.co.jp

パリ(CNNMoney) 航空格付け会社スカイトラックスが毎年発表している「今年の航空会社」にカタール航空が選ばれ、パリ航空ショーで20日に表彰式が行われた。

カタールに対しては、サウジアラビアなど中東の近隣国が国交断絶を通告し、カタール航空も苦境に立たされている。

アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、バーレーンはカタール便に対して領空も閉鎖したことから、カタール航空は52路線の中止を余儀なくされ、残る便も飛行時間が数時間長くなっているという。

カタール航空は長距離路線や超長距離路線への積極進出並びに新型機の導入で、世界の航空業界での存在感を高めてきた。乗客には豪華ラウンジや最先端のビジネスクラス座席を提供している。

スカイトラックスは乗客へのアンケートをもとに、毎年「ワールド・エアライン賞」を発表して世界の航空会社を表彰しており、同賞は「航空業界のアカデミー賞」とも呼ばれる。2016年の「今年の航空会社」にはエミレーツ航空が選ばれていた。

2017年のワールド・ベスト賞は、ファーストクラス部門でエティハド航空、エコノミークラス部門でタイ航空、格安航空部門でエアアジアが受賞。日本航空は「ベスト・エコノミークラス座席賞」を受賞した。


哨戒機「P1」輸出へ布石。マクロン仏大統領「素晴らしい機体だ」
6/21(水) 9:39配信 ニュースイッチ

P1
パリ航空ショーに初めて出展した哨戒機「P1」

防衛装備庁、パリ航空ショーに初出展
 防衛装備庁は航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で19日(現地時間)、海上自衛隊の固定翼哨戒機「P1」を実機展示した。フランス政府の要請を受けての出展で、自衛隊機が民間機中心の海外航空ショーに実機を出展するのは初めて。日本政府が防衛装備品の輸出にかじを切った中で、P1は特に成果が期待される機種だ。製造を担う日本企業からは、出展を歓迎する声が上がる。

 パリ航空ショーの開幕間もない19日正午ごろ、パリ北東部の会場ル・ブルジェ空港では、P1の周囲に人だかりができていた。

 マクロン仏大統領が訪れたためだ。出迎えたのは若宮健嗣防衛副大臣。マクロン大統領は「素晴らしい機体だ」とP1をたたえ、若宮副大臣は「日仏の防衛協力の象徴にしたい」と応じたという。

 若宮副大臣は面会後、仏へのP1の輸出の可能性を記者団に問われると、「具体的にどう進むかわからないが、いろんなレベルで話があると期待している」と語った。

 日本政府は2014年、防衛装備移転三原則の運用を始め、防衛装備品の輸出条件を大幅に緩和した。だが、16年に豪州の潜水艦受注をめぐり仏に敗れるなど、これまで成果は出ていない。

 そうした中で期待を集めるのがP1だ。15年に英国の軍用機航空ショーに出展したのに続き、パリ国際航空ショーに乗り込んだ。

 P1の製造に携わるメーカーからは、出展を輸出につなげてほしいとの声が上がる。川崎重工業は岐阜県各務原市の工場でP1を製造する。

 16年度までに35機(2機は試作機)受注したが、政府が輸出に成功すれば、大幅なビジネス拡大が見込める。並木祐之常務執行役員は「国内では製造できる機数は限られる。輸出できれば非常に良いチャンス」と期待する。

 IHIはP1のエンジン「F7」を製造する。民間機向けは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)など海外大手に部品を供給するのに対し、F7はIHIが全体をとりまとめる。松本直士執行役員は「日本でエンジンを製造する能力を維持できる」とF7を手がける意義を挙げつつ、「低空飛行できる優れた哨戒機なので、世界に向けたアピールになれば」と出展を歓迎する。

 防衛装備品は各国の安全保障にかかわるため、輸出は一筋縄ではいかない。日本と輸出先の関係だけでなく、競合相手といかに渡り合うかも重要になる。そうしたハードルはあるが、今回の実機展示はP1を世界に知ってもらう格好の機会になったと言える。
(パリ=戸村智幸)


JALグループ、無料で国内線ネット接続 9月以降も
6/20(火) 20:15配信 Aviation Wire

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9月以降も国内線ネット接続を無料提供するJALグループ=17年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)グループは6月20日、8月31日まで無料提供している国内線の無線LANによる機内インターネット接続を、9月以降も無料とすると発表した。

 JALが提供する機内Wi-Fiサービス「スカイWi-Fi」は、乗客が自分のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応機器を使用して専用ページに接続する。ビデオ番組を視聴できるほか、インターネット接続も無料提供する。離陸後約5分で接続でき、離陸の5分前まで利用できる。

 対象機種はボーイング777-300型機と777-200、767-300、737-800の国内線機材。国際線機材での運航時は対象外となる。

 JALは2014年7月から国内線で機内Wi-Fiサービスを開始。2016年4月からは15分無料で接続できるキャンペーンを展開し、ことし2月からは、時間無制限で無料開放していた。

 JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は6月15日から、737-800の運航便で導入を開始。現在は同社向け初号機(登録番号JA01RK)のみで利用できる。現在所有する計4機に順次設定し、11月をめどに導入を完了する。

 JTAの場合、出発から到着まで利用できる。JAL同様、9月以降も無料で提供する。

 地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)は、エンブラエル190(E190)型機とE170で機内Wi-Fiサービスを提供。ビデオ番組は視聴できるが、インターネットへの接続には対応していない。


空自機事故「人的ミス」 米子空港 美保基地司令が報告
6/20(火) 15:08配信 産経新聞

 航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市)のC2輸送機が米子空港(同)で滑走路を外れた事故で、同基地は20日、地元の境港市に対し、事故は「パイロットの人的ミスに起因するものだった」と明らかにした。

 北村●二基地司令が中村勝治市長を訪ねて原因などを報告した。C2のパイロットが発進時、機体の位置や速度を機体のシステムに認識させる「慣性基準装置」のスイッチを入れ忘れたことに起因していた。

 パイロットが滑走路への移動途中で気づいて装置を作動させたことで誤った数値が入力され、「高速移動中」と誤認識されて、ステアリング(ハンドル)やブレーキ操作に制限がかかったという。

 北村司令は「パイロットは装置を途中で操作しても問題ないと思っていた。操作手順書などを見直し、教育を徹底したい」と陳謝した。中村市長は「C2導入から3カ月での事故に住民は不安を抱いている」と指摘。「安全の上にも安全を重ね、飛行再開は行政や住民の信頼を作り上げてからにしてほしい」と述べた。

●=鯖の魚が立


F35の飛行再開へ=原因不明のまま―米軍
6/20(火) 14:05配信 時事通信

 【ワシントン時事】米空軍は19日、一部の空軍基地で飛行を一時停止していた最新鋭ステルス戦闘機F35Aの飛行訓練を再開すると発表した。

 F35Aをめぐっては、アリゾナ州にあるルーク空軍基地で5月2日以降、パイロット5人が飛行中に低酸素症に似た症状を訴えた。同基地は飛行を停止し、製造元のロッキード・マーチンからエンジニアを呼ぶなどして原因究明を進めていた。

 同基地は「調査の結果、根本的な問題は見つからなかった」と説明。一定の高度での飛行を制限するなどの対策を取りながら飛行を再開するという。


自衛隊滑走路逸脱事故の原因公表
6/20(火) 13:44配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

防衛省は20日、鳥取県の米子空港で9日、航空自衛隊の輸送機が滑走路を外れた事故の原因を公表した。
6月9日、米子空港で、運用試験中のC-2輸送機が、緊急発進を想定した離陸訓練中に、滑走路を外れた。
防衛省によると、操作手順書では、速度などを計測する装置の起動を完了させてから、機体を動かすことになっているが、操縦士がその前に急いで機体を動かしたため、コンピューターが誤作動を起こしたという。
手順書には、「装置が起動する前に機体を動かしてはならない」と書かれているだけで、確認が必要な項目に、「装置の起動」が明記されていなかった。
航空自衛隊は、操作手順書の記述を見直すとともに、操縦士への教育を徹底するとしている。

2017年6月19日 (月)

米イージス艦とコンテナ船衝突、米艦7人死亡、3人負傷 伊豆沖・2

17日午前2時25分ごろ、静岡県南伊豆町の石廊崎の南東約20キロ沖合で、フィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」(2万9060トン、長さ222.6メートル)から「米国の艦船と衝突した」と第3管区海上保安本部(横浜市)に通報があった。

艦船は米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(8315トン、154メートル)で乗組員7人が死亡し、3人が負傷した。コンテナ船の乗組員は無事という。

米海軍は日本の海上保安庁に救助を要請。3管は巡視船4隻と巡視艇1隻、ヘリコプター2機などで捜索した。3管は業務上過失往来危険の疑いも視野に衝突の原因を調べる。

以上、時事通信の報道による。

最初の記事

以下、参考のために同記事を引用

リンク:米海軍、イージス艦衝突事故で過失認める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:衝突事故 イージス艦側に責任か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米イージス艦に事故責任か=当局者「接近に気付かず」―米報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:応急修理のイージス艦写真公開=穴、鉄板でふさぐ―衝突事故1カ月・在日米海軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イージス艦事故>「沿岸警備隊が協力」米、海保と捜査連携 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イージス艦、ドックで損傷確認=米沿岸警備隊は乗組員聴取―伊豆半島沖、衝突事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米第7艦隊>死亡事故のイージス艦、ドック入り 横須賀 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:運輸安全委、米に調査協力要請=イージス艦衝突 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:運輸安全委が調査協力要請…米海軍から回答なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米イージス艦衝突1週間>軍事機密の壁 米軍協力は未知数 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米イージス艦衝突1週間>回避義務が焦点、究明長期化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:コンテナ船の船首突起が衝突、イージス艦に穴か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米の情報提供どこまで=回避義務焦点、原因調査―イージス艦衝突事故1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米イージス艦大破、意外にもろかった「最強の盾」 軍事ジャーナリスト「高性能なのは『防空レーダー』」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米イージス艦・コンテナ船衝突事故原因究明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米イージス艦事故、7遺体が空軍機で帰国の途に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米イージス艦衝突>コンテナ船水面下の部位がぶつかる? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イージス艦事故 ミサイル防衛に影響は - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イージス艦事故 行方不明7人の死亡確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イージス艦事故 どちらに回避義務? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米イージス艦事故、不明7人全員の死亡を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米イージス艦衝突>不明乗組員7人全員死亡を確認 米海軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:乗員7人の死亡確認=イージス艦衝突事故―在日米海軍 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

米海軍、イージス艦衝突事故で過失認める
8/18(金) 16:53配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

アメリカ海軍が過失を認めた。
静岡・伊豆半島沖で2017年6月、アメリカ軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突した事故で、アメリカ海軍の高官は17日、イージス艦側の過失を認めた。
そのうえで、艦長や副艦長を含む十数人を近く処分する方針。
アメリカ海軍によると、「フィッツジェラルド」の乗組員が安全確認を怠り、コンテナ船に気づいた時は、衝突を回避する時間がなかったという。
この事故で、フィッツジェラルドは大きく損傷、浸水して、乗組員7人が死亡した。


衝突事故 イージス艦側に責任か
7/22(土) 11:03配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

6月、静岡・伊豆半島沖で、アメリカ軍のイージス艦とコンテナ船が衝突した事故で、アメリカメディアは、イージス艦側に事故の責任がある可能性を伝えた。
この事故は6月17日、伊豆半島沖で、イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突したもので、フィッツジェラルドは大きく損傷、浸水して、乗組員7人が死亡した。
事故について、アメリカメディアは21日、当局者の話として、イージス艦側は「衝突まで何もしていなかった」として、乗組員による複数の過失による事故の可能性があると伝えた。
また、早く目的地に到着するために速度を上げていた可能性もあるとして、イージス艦側に責任があるとの見方を伝えている。


米イージス艦に事故責任か=当局者「接近に気付かず」―米報道
7/22(土) 5:49配信 時事通信

 【ワシントン時事】静岡県・伊豆半島沖で起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とコンテナ船の衝突事故で、米CNNテレビは21日、海軍当局者の話として、フィッツジェラルドが衝突回避を怠り、事故につながった可能性があると報じた。

 当局者は、フィッツジェラルド乗組員がコンテナ船の接近に気付かず、「衝突直前まで何もしなかった」と指摘。別の当局者も「複数のミスが重なった。(事故は)フィッツジェラルド側の責任という結果になるだろう」と述べた。

 一方、海軍は声明で「いまだ調査の初期段階であり、確定的な情報はない。事故原因を推測するのは時期尚早だ」と強調した。


応急修理のイージス艦写真公開=穴、鉄板でふさぐ―衝突事故1カ月・在日米海軍
7/16(日) 14:34配信 時事通信

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6月に起きたコンテナ船との衝突事故で、横須賀基地のドライドックに入った米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」。衝突でできた船底近くの穴を4枚の鉄板でふさいだ部分が見える=11日(米海軍提供)

 静岡県・伊豆半島沖で6月に起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船の衝突事故で、在日米海軍は応急修理中の船体の写真を公開した。

 衝突で船底近くにできた穴は鉄板でふさがれていた。事故は17日で、1カ月となる。

 事故は6月17日未明に発生。衝突でイージス艦は一部区画が浸水し、乗組員7人が死亡、艦長も負傷した。コンテナ船の海面下の船首にある、波の抵抗を減らす「バルバスバウ」と呼ばれる突起がイージス艦船底付近を直撃。大きな穴が開いたとみられる。

 事故後、イージス艦は横須賀基地(神奈川県横須賀市)で応急修理を受け、今月11日に同基地のドライドックに入った。

 公開された写真には、イージス艦右舷の船底近くに鉄板が継ぎ当てされているのが分かる。イージス艦が所属する米第7艦隊によると、穴をふさぐ鉄板(高さ約6メートル、幅約1.5メートル)は計4枚。補強のためとみられる鋼材も溶接されている。


<イージス艦事故>「沿岸警備隊が協力」米、海保と捜査連携
7/16(日) 6:45配信 毎日新聞

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コンテナ船と衝突した右舷の艦橋下甲板周辺と、パッチ(継ぎ当て)で穴が塞がれた船底部分=米海軍提供、7月11日撮影、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で

 静岡県伊豆半島沖で米イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の大型コンテナ船が衝突し、米艦乗組員7人が死亡、3人が負傷した事故で、同艦が所属する米海軍第7艦隊は、毎日新聞の取材に、日本との捜査協力について、米側で事故を捜査している米沿岸警備隊を通じて行う考えを明らかにした。ただ、協力の具体的な内容は不明で、日本側が求める同艦の実況見分や乗組員の事情聴取の実現は困難視されている。

 衝突事故は17日で発生から1カ月。海上保安庁は米側に捜査協力を粘り強く求めていくとしている。一方、米海軍は同艦の本格修理のため米国本土に移送する準備を進めている。

 米海軍によると、同艦は11日、横須賀基地内の桟橋から修理などを行うドライドックに陸揚げ。衝突で開いた船底の大きな穴(幅約4メートル)を応急処置のパッチ(継ぎ当て)で塞ぎ、内部に残った海水や燃料を抜くなどの作業を実施。内部の損傷の査定も行っている。

 数百キロ先の複数の航空機や弾道ミサイルを同時に捕捉できるイージスシステムなどの本格的な修理は、米本土でしか行えないとされる。米海軍は自力航行か、台船に載せて運ぶなどの方法を検討しているとみられるが、移送までにはかなりの時間を要する見込みだ。

 海上保安庁は、コンテナ船の記録などから両船の位置の特定などを進めている。事故が起きた海域を管轄する下田海上保安部も、業務上過失往来危険などの容疑でコンテナ船乗組員から事情を聴き、どちらに回避義務があったかを調べているがイージス艦側の状況は分かっていない。

 発生1カ月を前に米海軍第7艦隊広報官のクレイトン・ドス中佐は、毎日新聞の取材に「米海軍は海難事故調査を主導する米沿岸警備隊と緊密に協力し、沿岸警備隊を通じて日本、フィリピン当局に協力している」と回答。具体的な協力内容は言及しなかった。

 公務中の米兵による事件事故の第1次裁判権は米側にあると定める日米地位協定が壁となり、今回も米側が事情聴取した内容の情報提供などにとどまる可能性が高い。海保幹部は「イージス艦の破損状況や乗組員の死因が捜査できなければ、原因解明や乗組員の死亡と事故との因果関係の立証は難しい」との見解を示した。【田中義宏、酒井祥宏】

 【ことば】米海軍イージス艦とコンテナ船の衝突事故

 6月17日午前1時半ごろに発生し、約55分後の同2時25分ごろにコンテナ船が海保に通報した。右舷側が大きく損傷したイージス艦は、水面下の船体に開いた穴から浸水し、乗組員10人が死傷。コンテナ船は船首左側が損傷したが、フィリピン国籍の乗組員は全員無事だった。


イージス艦、ドックで損傷確認=米沿岸警備隊は乗組員聴取―伊豆半島沖、衝突事故
7/12(水) 16:50配信 時事通信

 静岡県・伊豆半島沖で6月に起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船の衝突事故で、米海軍第7艦隊は12日までに、フィッツジェラルドを横須賀基地(神奈川県)のドライドックに入れ、損傷の確認作業を始めた。

 船体の穴をふさぐ応急修理も行い、自力で米本土に帰港させるか、大型運搬船で輸送するか検討する。作業は11日から始めた。

 事故は6月17日に発生。衝突でイージス艦の船底近くに大きな穴が開き、一部区画が浸水し、乗組員7人が死亡した。運輸安全委員会と第3管区海上保安本部(横浜市)、米沿岸警備隊などが事故原因を調べている。

 日米政府関係者によると、沿岸警備隊は調査官が既に来日し、コンテナ船とイージス艦の乗組員から事情聴取した。当時の針路などを分析するために必要な航行データも取得したという。


<米第7艦隊>死亡事故のイージス艦、ドック入り 横須賀
7/11(火) 11:55配信 毎日新聞

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修理のためドックに入った、コンテナ船と衝突し損傷した米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルド=神奈川県・米海軍横須賀基地で2017年7月11日午前10時14分、本社ヘリから

 静岡県伊豆半島沖で先月17日、米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の大型コンテナ船「ACXクリスタル」が衝突し、イージス艦乗組員7人が死亡した事故で、米第7艦隊は11日、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地内で係留中のフィッツジェラルドを桟橋からドライドックに移した。損傷部の修理と長期修理のための査定を行うとしている。

 ドライドックは水を抜いて船底などの船体の修理が可能な設備。ドック内では、船体を盤木と呼ばれる複数のブロックに載せ、海水を排出して修理を行う。米第7艦隊によると、7人が死亡した同艦下部は衝突の衝撃で穴が開いたが、船内の他の区画に海水が入らないよう処置済み。損傷した部分に残った海水や燃料を抜く作業もしたという。

 事故については、下田海上保安部などが業務上過失致死傷などの容疑でコンテナ船の乗組員から事情を聴いているほか、米沿岸警備隊、米第7艦隊も調査している。【田中義宏】


運輸安全委、米に調査協力要請=イージス艦衝突
6/27(火) 18:39配信 時事通信

 運輸安全委員会の中橋和博委員長は27日の定例会見で、伊豆半島沖で起きた米海軍イージス駆逐艦とコンテナ船の衝突事故について、米側で調査を担当している沿岸警備隊に協力を要請したことを明かした。

 駆逐艦乗組員の事情聴取、各種データの提供と損壊状況の確認を24日に求めた。


運輸安全委が調査協力要請…米海軍から回答なし
6/27(火) 18:37配信 読売新聞

 運輸安全委員会の中橋和博委員長は27日の定例記者会見で、静岡県・伊豆半島沖で米海軍のイージス艦とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突した事故について、米海軍に対し24日、関係機関を通じて調査の協力要請を行ったことを明らかにした。

 27日現在、米海軍側からの回答はないという。

 事故は今月17日に発生。同委は現場に船舶事故調査官3人を派遣し、フィリピン船の乗員への事情聴取や船体の損壊状況の確認などを行っている。だが、イージス艦側の調査は出来ておらず、同委は米海軍に乗員への事情聴取やデータの提供などを要請したという。

 今回の事故では海上保安庁も原因を調べているが、日米地位協定上、米艦側の事情聴取などには米海軍の同意が必要なため、米海軍との協議を続けている。


<米イージス艦衝突1週間>軍事機密の壁 米軍協力は未知数
6/24(土) 22:55配信 毎日新聞

 静岡県伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の大型コンテナ船が衝突し、乗組員7人が死亡した事故は24日で発生から1週間。

 米海軍イージス艦とコンテナ船との衝突事故の原因解明には、米側の協力が不可欠となっているが、防衛省幹部は「イージスシステムなど軍事機密を搭載するイージス艦の捜索に米軍がどこまで協力するかは未知数」と説明する。

 日米地位協定に伴う刑事特別法では、米軍に第1次裁判権がある事件でも、日本の法令に違反する可能性があれば、日本側に捜査権限がある。とはいえ、米軍の「財産」の捜索、差し押さえなどを行うには米軍からの同意が必要だ。

 昨年12月の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが沖縄県名護市の沿岸部に不時着、大破した事故では、第11管区海上保安本部(那覇市)は航空危険行為処罰法違反容疑で捜査。米軍側に協力を申し入れたが、現在も返答はない。

 海上保安庁の中島敏長官は21日の定例記者会見で、「コンテナ船の損傷状況の実況見分、航海データ記録の確認、乗組員からの事情聴取をしている。捜査については米軍側と協議している」と述べるにとどめた。【酒井祥宏、前谷宏】


<米イージス艦衝突1週間>回避義務が焦点、究明長期化も
6/24(土) 22:51配信 毎日新聞

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【右】イージス駆逐艦フィッツジェラルド。コンテナ船との衝突で右舷部分が大きく損傷した【左】イージス駆逐艦と衝突したコンテナ船=いずれも2017年6月17日、本社ヘリから

 静岡県伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の大型コンテナ船が衝突し、乗組員7人が死亡した事故は24日で発生から1週間。どちらに回避義務があったかなど事故原因の解明には今後、日米間の捜査協力がどれだけ実現するかが鍵となる。だが、イージス艦は軍事機密を搭載しているだけに、米側の協力は難航する恐れがあり、全容解明は長期化も予想される。

 事故が起きた海域を管轄する下田海上保安部は、業務上過失往来危険容疑などを視野に、コンテナ船の船長ら乗組員から事情を聴いている。「2船は同じ方向に航行中に衝突した」というコンテナ船乗組員の証言もあるといい、海保は、コンテナ船がイージス艦の右後方からぶつかった可能性もあるとみて、コンテナ船の航海データ記録装置(VDR)の分析を進めている。

 捜査の焦点は、どちらに回避義務があったかだ。海上衝突予防法では、2隻の船が交差する場合、相手を右に見る船が回避行動を取らなければならない。追い越しの場合、追い越す船が、追い越される船を妨害してはならないと定めている。

 海保関係者は「洋上の衝突事故は道路もブレーキ痕もなく、潮の流れで向きも変わる。どういった航跡で衝突したのかを特定するには、非常に時間がかかる」と指摘。イージス艦については、日米地位協定により米国側に第1次裁判権があり、海保は米軍と捜査協力について協議を続けているという。

 米海軍の第7艦隊司令官のジョセフ・アーコイン中将は18日の記者会見で「日本の捜査機関に対しても、必要であれば協力する」と述べた。米海軍作戦部長のジョン・リチャードソン大将も22日、「日米で複数の調査が行われているが、そのプロセスはできる限り早く明らかにされるだろう」と声明を出している。【堀和彦、田中義宏】


コンテナ船の船首突起が衝突、イージス艦に穴か
6/24(土) 15:19配信 読売新聞

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(写真:読売新聞)

 米海軍イージス駆逐艦は、右舷側面にコンテナ船の船首水面下にあるバルバスバウ(球状船首)と呼ばれる突起が衝突し、船底の背骨「キール」付近に穴が開いた可能性が高いことが、海上保安庁関係者への取材でわかった。

 穴から海水が居住区画に流れ込み、乗組員7人の遺体は、沈没を避けるために閉鎖された同区画から見つかった。

 第3管区海上保安本部などによると、球状船首は航行で発生する波を抑えて小さくし、水の抵抗を減らす役割がある。波の衝撃や漂流物などの衝突に耐えられるよう強度を高めている。

 海上自衛隊のイージス艦「こんごう」を設計した元海上幕僚監部艦船課長の津田義憲さん(69)は「イージス艦の側面は直接の衝撃に耐える構造になっておらず、強度は商船とあまり変わりはない」と説明。米海軍が居住区画などを閉鎖したことについては、「沈没を避けるための判断に間違いはない」と指摘している。


米の情報提供どこまで=回避義務焦点、原因調査―イージス艦衝突事故1週間
6/24(土) 14:10配信 時事通信

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伊豆半島沖で起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」の衝突事故から24日で1週間。写真は「フィッツジェラルド」の右舷破損部分=17日撮影

 静岡県・伊豆半島沖で起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(8315トン)とフィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」(2万9060トン)の衝突事故から24日で1週間。

 海上保安庁や運輸安全委員会は、コンテナ船乗組員の聴取を進めているが、イージス艦については、日米地位協定上、米側の捜査が優先される。船体の損傷状況や航行データなどに関して米側がどこまで情報提供するかが事故原因特定の鍵を握る。


米イージス艦大破、意外にもろかった「最強の盾」 軍事ジャーナリスト「高性能なのは『防空レーダー』」
6/20(火) 16:56配信 夕刊フジ

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コンテナ船と衝突した米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」=17日、静岡県下田市沖(大西正純撮影)(写真:夕刊フジ)

 静岡県・伊豆半島沖で米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルドとフィリピン船籍のコンテナ船が衝突した事故で、米海軍は19日、不明だった乗組員7人全員を発見し、死亡を確認したと発表した。「最強の盾」の異名を取るイージス艦だが、意外にもろかった。

 米海軍によると、衝突でイージス艦の右舷中央の船底付近に大きな穴が開き、急激に海水が流入、116人が使う居室部分などに浸水した。

 イージス艦が大破した要因について、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「コンテナ船の図体が大きすぎたうえ、相当なスピードだったということも考えられる。イージス艦の構造は強化されており、強度が不足していたということは全くない」と分析する。8315トンのイージス艦に比べ、コンテナ船は2万9060トンで約3・5倍の重量差があった。

 黒井氏はさらに、「高性能なのは『防空レーダー』であり、海上を把握するレーダーは普通の戦闘艦船と同程度のものだ」と指摘。「今回の事故では、すれちがう直前での回避行動でいずれかにミスがあったということであり、ヒューマンエラーという側面が強い。乗組員の油断やその技量に問題があったことは考えられるが、イージス艦自体のシステムには何ら問題はない」と話している。


米イージス艦・コンテナ船衝突事故原因究明
6/20(火) 14:36配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

静岡県沖で6月17日未明に、アメリカ海軍のイージス駆逐艦とコンテナ船が衝突した事故で、コンテナ船の船首の下の部分に突き出た球状の部分が、水面下でイージス艦に穴を開けた可能性があることがわかった。
今回の事故では、行方不明となっていたイージス駆逐艦の乗組員7人全員の遺体が、浸水した艦内から見つかったことがわかっている。
関係者によると、コンテナ船の船首下部に突き出た球状の部分が、水面下でイージス駆逐艦の居住エリア近くに穴を開け、大量の水が入った可能性があるという。
この球状の部分は水面下にあり、波の衝撃に耐えられるように、船体で最も強度がある部位の1つだという。
海上保安庁は、2隻の位置関係などを調べ、どちらに回避義務があったかなどをくわしく調べる方針。


米イージス艦事故、7遺体が空軍機で帰国の途に
6/20(火) 11:48配信 読売新聞

 静岡県・伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とコンテナ船が衝突した事故で、死亡した同艦乗組員7人の遺体を乗せた米空軍機が20日午前、米軍横田基地(東京)から米国に向けて出発した。

 在日米海軍司令部によると、同艦乗組員のほか、来日中の米海軍制服組トップのジョン・リチャードソン作戦部長が見送った。


<米イージス艦衝突>コンテナ船水面下の部位がぶつかる?
6/20(火) 6:30配信 毎日新聞

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一般的な貨物船の水中の構造

 ◇大きく破損 海水、一気に流入

 静岡県伊豆半島沖で17日未明、米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の大型コンテナ船「ACXクリスタル」が衝突した事故で、コンテナ船の球状船首(バルバスバウ)と呼ばれる水面下の部位がイージス艦右舷にぶつかり、イージス艦の船体に穴を開けた可能性があることが海上保安庁などへの取材で分かった。

 球状船首は船体で最も強度がある部位の一つとされる。海保は今後、球状船首の損傷程度やイージス艦の塗料が付着していないかなどを詳しく調べる。

 海保などによると、球状船首は船首の下にある船体から突き出た球状の突起物で、水面下にある。船が進む時に船首が起こす波と反対の波を作りだすことで、水の抵抗を減らす。波の圧力に耐えられるように船体でも強度が高い部位という。

 イージス艦は右舷が大きく壊れたが、米海軍第7艦隊司令官のジョセフ・アーコイン中将は18日の記者会見で「衝突で(イージス艦の)右舷の水面より下の部分に大きな穴が開き、一気に水が流れ込んできた」と説明。水面下の破損が大きかったとの認識を示した。

 関係者によると、イージス艦は速度が出るように装甲は薄くなっているという。海保はコンテナ船の球状船首が、比較的弱いイージス艦の脇部に衝突したために船体に穴を開け、居住区部分などに浸水させた可能性があるとみている。

 また、米海軍第7艦隊は19日、行方不明となっていた乗組員の男性7人全員の死亡と身元を確認したと発表した。7人はカリフォルニア、テキサス、バージニア、オハイオ各州などの出身だった。【酒井祥宏、田中義宏、杉山雄飛】

 死亡した乗組員は次の通り。(敬称略)

 ダコタ・リグスビー(19)=上等水兵・射撃員▽シンゴ・ダグラス(25)=3等兵曹・事務員▽ナック・トゥルーオン・ハウィン(25)=3等兵曹・ソナー員▽ノー・ヘルナンデス(26)=2等兵曹・射撃員▽カルロス・ビクター・シバヤン(23)=2等兵曹・射撃管制員▽ハビエー・マーティン(24)=1等兵曹・人事専門員▽ギャリー・レムJr(37)=1等兵曹・射撃管制員


イージス艦事故 ミサイル防衛に影響は
6/19(月) 20:03配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

ミサイル防衛に重要なイージス艦の事故を受け、「米国の抑止力を引き続き確保することが極めて重要だ」という認識を示した。
菅官房長官は「地域の安全保障環境が、極めて厳しさを増す中にあって、米国の抑止力を引き続き確保することが、極めて重要だと思っています」と述べた。
菅官房長官は19日の会見で、アメリカ軍のイージス艦とコンテナ船の衝突事故について、「事故で亡くなった米艦船の乗組員と遺族に、心から哀悼の意を表する」と述べたうえで、北朝鮮の弾道ミサイルの警戒監視態勢への影響について、「国際社会と連携しながら、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に努めていきたい」と語った。


イージス艦事故 行方不明7人の死亡確認
6/19(月) 18:36配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

静岡県沖でアメリカ軍のイージス駆逐艦が、コンテナ船と衝突した事故で、アメリカ海軍は、行方不明だった7人が、全員遺体で見つかったと発表した。
アメリカ海軍によると、イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」をダイバーらが捜索したところ、行方不明だった7人全員の遺体が確認された。
遺体で見つかったのは、19歳から37歳までの乗組員7人で、事故により浸水した居住室付近で見つかったとしている。
アメリカ海軍のスタックリー長官代行は、「乗組員たちの悲劇的な損失を深く悲しんでいる」とした声明を発表している。


イージス艦事故 どちらに回避義務?
6/19(月) 17:20配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

静岡県沖で、17日未明にアメリカ海軍のイージス駆逐艦とコンテナ船が衝突した事故で、アメリカ軍は、7人全員の遺体が見つかったと明らかにした。
アメリカ軍によると、死亡が確認されたのは、19歳から37歳の乗組員で、いずれも事故当時、イージス艦の浸水した居住エリアにいたという。
一方、コンテナ船は19日朝、荷役のため、横浜港に移動した。
今回の事故で、イージス艦は、右舷中央付近が大きく破損し、コンテナ船は、船首の左側が損傷していて、2隻は、ほぼ同じ方向に航行し、イージス艦の右後方からコンテナ船がぶつかったとみられている。
海上衝突予防法では、コンテナ船が後ろからイージス艦を追い抜く場合は、コンテナ船側に回避義務があり、イージス艦から見て、右側からコンテナ船が前を横切ろうとした場合は、イージス艦側に回避義務があるとされている。
海上保安庁や運輸安全委員会は、どちらに回避義務があったか、位置関係や速度などをくわしく調べるため、コンテナ船の乗組員から話を聞くとともに、アメリカ軍と協議を進め、イージス艦の関係者からも事情を聴く方針。


米イージス艦事故、不明7人全員の死亡を確認
6/19(月) 11:58配信 読売新聞

 静岡県・伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(8315トン)とフィリピン船籍のコンテナ船(2万9060トン)が衝突した事故で、在日米海軍司令部は、行方不明になっていた乗組員7人全員が艦内で死亡していたことを確認し、19日、名前などを公表した。

 7人は19~37歳の1等兵曹らで、18日の捜索で見つかっていた。

 米海軍司令部によると、7人が見つかったのは、船底にある居住区画。17日未明に発生した事故では、船底の背骨「キール」付近に大きな穴が開き、海水が二つの居住区画や無線室、機械室に流れ込んだ。乗組員約300人が乗っており、事故当時、居住区画では大勢が就寝中だった。7人は逃げ遅れたとみられている。


<米イージス艦衝突>不明乗組員7人全員死亡を確認 米海軍
6/19(月) 11:12配信 毎日新聞

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衝突事故で損壊したイージス駆逐艦(奥)。手前は米海軍関係者ら=神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で18日午後0時38分、宮間俊樹撮影

 静岡県伊豆半島沖で17日未明、米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の大型コンテナ船「ACXクリスタル」が衝突した事故で、米海軍第7艦隊は19日、行方不明となっていた乗組員の男性7人全員の死亡と身元を確認したと発表した。

 第7艦隊によると、亡くなった7人は19~37歳で、カリフォルニア、テキサス、バージニア、オハイオ各州などの出身だった。いずれも衝突で浸水した居住区で見つかったとしている。18日には数人が遺体で発見されたと発表し、身元は「亡くなった乗組員の家族に通知してから公表する」と説明していた。

 一方、コンテナ船は19日朝、東京港から横浜港(横浜市)に移動した。日本郵船によると、衝突時に積んでいた荷物の一部を降ろすためとしている。

 事故は下田海上保安部が業務上過失往来危険などの容疑を視野に、コンテナ船の乗組員から事情聴取するなどの捜査を進めている。第7艦隊は「必要であれば協力する」としている。【田中義宏、杉山雄飛】

 死亡した乗組員は次の通り。(敬称略)

 ダコタ・リグスビー(19)=上等水兵・射撃員▽シンゴ・ダグラス(25)=3等兵曹・事務員▽ナック・トゥルーオン・ハウィン(25)=3等兵曹・ソナー員▽ノー・ヘルナンデス(26)=2等兵曹・射撃員▽カルロス・ビクター・シバヤン(23)=2等兵曹・射撃管制員▽ハビエー・マーティン(24)=1等兵曹・人事専門員▽ギャリー・レムJr(37)=1等兵曹・射撃管制員


乗員7人の死亡確認=イージス艦衝突事故―在日米海軍
6/19(月) 9:16配信 時事通信

 静岡県・伊豆半島沖で起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とコンテナ船の衝突事故で、在日米海軍は19日、行方不明だった乗組員7人全員の死亡を確認したと発表した。

 発表によると、死亡したのは米バージニア州出身のダコタ・カイル・リグスビー上等水兵(19)ら、19~37歳の海軍兵。同艦の浸水した居住区画で、捜索に入った潜水士が発見したという。

 在日米海軍は18日に遺体を発見し捜索を終えたが、遺族らへの通知が終わるまで正確な人数を明らかにしないとしていた。

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