システム・技術・産業

2017年8月17日 (木)

海上自衛隊ヘリが岩国基地内で横転・大破

17日午後2時20分ごろ、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、海上自衛隊の多用途ヘリコプターCH-101が訓練中に横転してメインローター(主回転翼)などが地面に接触して大破、搭乗していた男性隊員8人のうち3人が負傷、ほかに1人がめまいを訴え、いずれも市内の病院に搬送された。海上自衛隊が機体の損傷状況や事故原因を調べている。

海上自衛隊によると、CH-101は南極観測船「しらせ」所属の艦載機で、整備や訓練を同基地で行っている。「しらせ」と基地の隊員計8人が乗り込み、荷物をつり下げて飛行する訓練をしていたところ、ホバリングしながら徐々に降下する過程でに機体が傾いて急降下したという。

現時点では事故原因は不明だが、メインローターの吹き下ろし(ダウンウォッシュ)が地面に反射した上昇風とホバリングに近い緩降下とが相俟って、メインローター翼端にボルテックスリング(循環する渦)が形成されてメインローター推力を失ったか、あるいはメインローターのピッチ制御機構が故障ないし破壊して推力・姿勢の制御を失ったか等の可能性が考えられ、原因の解明が待たれる。

海上自衛隊多用途ヘリコプター・CH-101

Ch101
海上自衛隊ホームページ・装備品航空機写真ギャラリーより
※※この写真の拡大画像はこちら

また同日午後7時40分ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市など)で、東部方面航空隊所属の対戦車ヘリコプターAH-1Sが夜間射撃訓練のためホバリング中に不時着した。同機は脚部を破損したが、搭乗員2人に外傷はないという。陸上自衛隊が詳しい原因を調べている。

同機は今月下旬に行われる「富士総合火力演習」に向け、同演習場に来ていた。

リンク:海自ヘリ着陸時に横転 4人搬送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:陸自ヘリが不時着=夜間射撃訓練中―静岡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<陸自>夜間射撃訓練のヘリ不時着 静岡・東富士演習場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東富士演習場で夜間訓練中、陸自ヘリが不時着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自ヘリ着陸寸前横転...3人けが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<海自岩国基地>ヘリ横転で4人けが 輸送訓練バランス崩し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機体傾き急降下、海自ヘリ横転し大破…4人けが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自ヘリ横転、3人軽傷=岩国基地で訓練中―山口 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

海自ヘリ着陸時に横転 4人搬送
8/18(金) 12:19配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

山口県の海上自衛隊岩国航空基地で17日、訓練中のヘリコプターが着陸寸前に横転し、4人がけがなどで病院に運ばれた。
岩国航空基地で17日午後、海上自衛隊のCH-101ヘリコプターが、荷物をつりさげたまま離着陸する訓練中、着陸寸前にバランスを崩し、横転した。
この事故で、3人がけがをし、1人が体調不良を訴えた。
CH-101は、南極観測に用いられる砕氷艦「しらせ」に搭載されるヘリコプターで、岩国基地で訓練を行っていた。


陸自ヘリが不時着=夜間射撃訓練中―静岡
8/18(金) 9:46配信 時事通信

 17日午後7時40分ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市など)で、夜間射撃訓練のためホバリング中の対戦車ヘリコプター「AH1S」が高度を下げ、不時着した。

 ヘリの脚部を破損したが、乗っていた隊員2人に外傷はないという。陸自が詳しい原因を調べている。

 陸自によると、ヘリは東部方面航空隊の所属で、機長の3等陸佐と副操縦士の2等陸尉が搭乗。今月下旬に行われる国内最大級の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」に向け、同演習場に来ていた。


<陸自>夜間射撃訓練のヘリ不時着 静岡・東富士演習場
8/18(金) 0:59配信 毎日新聞

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対戦車ヘリコプター「AH1S」=武市公孝撮影

 17日午後7時40分ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市、裾野市など)で、夜間射撃訓練のためにホバリング中の対戦車ヘリコプター「AH1S」が高度を下げ、不時着した。ヘリには機長の男性3等陸佐と副操縦士の男性2等陸尉が乗っていたが、目立った外傷はないという。陸自が詳しい原因を調べている。

 陸自によると、ヘリは脚部が折れた状態だという。ヘリは木更津駐屯地の所属で、訓練のために東富士演習場に来ていた。【前谷宏】


東富士演習場で夜間訓練中、陸自ヘリが不時着
8/18(金) 0:58配信 読売新聞

 17日午後7時40分頃、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)で、陸自東部方面航空隊の対戦車ヘリコプター「AH1S」が、ホバリング中に突然、高度を下げ、不時着した。

 機体の脚部を損傷したが、搭乗員2人にけがはなかった。

 陸自によると、ヘリは今月下旬の陸自最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」に向け、夜間の射撃訓練中だった。陸自で、操縦ミスの可能性もあるとみて原因を調べている。


海自ヘリ着陸寸前横転...3人けが
8/17(木) 21:28配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

山口県の海上自衛隊岩国航空基地で、訓練中のヘリコプターが着陸寸前に横転し、3人がけがをした。
横転したのは、海上自衛隊のCH-101ヘリコプター。
17日午後2時20分ごろ、岩国航空基地の中で、荷物をつったまま離着陸する訓練を行っていたところ、着陸寸前に、地上から数メートルの高さでバランスを崩し、ローターが地表に接触して横転した。
事故機には8人が乗っていて、3人がけがをしたが、いずれも軽傷。
CH-101は、南極観測に用いられる砕氷艦「しらせ」に搭載されるヘリコプターで、「しらせ」の航海時以外は、岩国基地で訓練を行っていた。


<海自岩国基地>ヘリ横転で4人けが 輸送訓練バランス崩し
8/17(木) 16:43配信 毎日新聞

 17日午後2時20分ごろ、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、海自の輸送ヘリコプターCH101が訓練飛行中にバランスを崩して落下横転した。機体は大破し、40代男性機長を含む搭乗していた隊員8人のうち4人が打撲などの軽傷を負った。

 岩国航空基地によると、事故機はワイヤでドラム缶2個(計約500キロ)をつり下げて輸送する訓練をしていた。飛行中に何らかの原因でバランスを崩し数メートル落下、横転したとみられる。目撃者によると「ドーン」と爆発するような音が聞こえ、白煙が上がった。

 事故機は南極観測船「しらせ」に搭載される輸送ヘリ。しらせは海自横須賀地方隊所属だが、同型の掃海・輸送ヘリMCH101を運用する岩国航空基地で整備や訓練のため飛来していた。

 現場は基地の南で滑走路東側の海に面した敷地内。機体は横倒しになり、ヘリ上部のメインローター(主回転翼)が地面に接して破損し、部品などが周囲に散乱した。

 岩国航空基地は米軍岩国基地と滑走路などを共用。民間の岩国錦帯橋空港も同じ滑走路を利用しているが、全日空によると、民間機の運航に影響はなかった。【古賀亮至、土田暁彦】


機体傾き急降下、海自ヘリ横転し大破…4人けが
8/17(木) 16:06配信 読売新聞

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訓練飛行中に横転しメインローターなどが大破した海自のヘリコプター「CH101」(17日午後、山口県岩国市で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影

 17日午後2時20分頃、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、訓練飛行中の海自ヘリコプター「CH101」の機体が傾き地上に接触、横転してメインローター(主回転翼)などが大破した。

 搭乗していた男性隊員8人のうち4人が骨折などのけがをして市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 海自によると、ヘリは南極観測を支援する砕氷艦「しらせ」の搭載機で全長22・8メートル。当時、基地東側の海に面したエリアで、ドラム缶2本をつり下げて飛行する訓練をしていた。

 目撃者によると、ヘリは高度を少しずつ下げていく最中に機体が傾いて急降下し、「ドーン」という音とともに煙に包まれ、部品が周辺に飛び散ったという。


海自ヘリ横転、3人軽傷=岩国基地で訓練中―山口
8/17(木) 15:26配信 時事通信

 17日午後2時20分ごろ、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、海自の多用途ヘリコプターCH101が訓練中に横転し、3人が打撲などの軽傷を負った。

 ほかに1人がめまいを訴え、いずれも市内の病院に搬送された。海自が機体の損傷状況や事故原因を調べている。

 海自によると、CH101は南極観測船「しらせ」所属の艦載機で、整備や訓練を同基地で行っている。「しらせ」と基地の隊員計8人が乗り込み、荷物をつり下げて飛行する訓練をしていたところ、ホバリング中にバランスを崩して横転したという。

 CH101は全長22.8メートル、幅18.6メートル。乗員4人で、他に25人まで乗ることができる。

2017年7月28日 (金)

777・787・A350等、航空機一般の話題・58

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:ダクトに破損見つかる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、羽田発伊丹行きに与圧トラブルか 引き返し緊急着陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空機、羽田に緊急着陸…与圧トラブルか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空機が緊急着陸=機器に不具合、けが人なし―羽田空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:零戦復元機 資金難で身動きとれず 日本に残したい…協力求め - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日米共同訓練>朝鮮半島沖で実施 北朝鮮けん制の狙い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自と米空軍が共同訓練…北のICBM発射受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機、日韓と共同訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自が米爆撃機と訓練 ミサイル発射の北朝鮮を牽制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岸田氏「具体的行動の一環」=共同訓練で北朝鮮けん制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機、日韓と共同訓練=朝鮮半島上空を飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:超大型の旅客機「A380」が売れないエアバス、起死回生の秘策とは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィンエアー、A350でもマリメッコ 特別塗装機、9月受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィンエアー、3機目のマリメッコ柄塗装機 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ダクトに破損見つかる
8/13(日) 20:30配信 ホウドウキョク

全日空機が12日、羽田空港を離陸直後に引き返したトラブルで、機内に高圧の空気を送るダクトが破損していたことがわかった。
12日午後6時半ごろ、羽田発の全日空37便で、離陸直後に、機内の気圧を一定に保つシステムの異常を知らせる警報が鳴ったため、羽田空港に引き返した。
乗客ら273人に、けがはなかった。
全日空で調べたところ、機内に高圧の空気を送るダクトに破損が見つかり、全日空は、この破損により、警報が作動したとみて調べている。


ANA、羽田発伊丹行きに与圧トラブルか 引き返し緊急着陸
8/12(土) 23:28配信 Aviation Wire

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ANAの777-200国内線仕様機(同型機)=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 8月12日午後6時30分ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の羽田発伊丹行きNH37便(ボーイング777-200型機、登録番号JA703A)が羽田を離陸直後、伊豆半島付近で与圧系統に不具合が起きた可能性があると計器表示が出たことから、機長の判断により羽田へ引き返し、緊急着陸した。乗客262人(幼児4人含む)と乗員11人(パイロット2人、客室乗務員9人)に、けがはなかった。

 NH37便は羽田を午後6時6分に出発し、同24分に離陸したところ、コックピット内の計器に、機内の気圧を保つ与圧系統の不具合が発生した可能性があるとの表示が出たことから、航空管制上の優先権を得て羽田へ午後6時51分に緊急着陸し、午後7時10分に戻った。

 ANAによると、機内で煙や火は確認されていないが、機長の操作により酸素マスクを落下させた。機内では「与圧システムの不具合につき、羽田に引き返す」旨のアナウンスを行ったという。羽田へ到着後、乗客はANAの別便や新幹線、明日の便に振り替えた。

 原因は調査中で、国土交通省航空局(JCAB)が航空事故につながりかねない「重大インシデント」に該当するかなどを調べている。

 当該機は777-200の国内線仕様機で、座席数は2クラス405席(プレミアムクラス21席、普通席384席)。この機材による運航便は、12日は計5便を予定しており、NH37便は最後の便だった。

 12日の運航は、羽田午前8時17分(定刻同5分)発の高知行きNH561便からスタート。折り返しの高知発羽田行きNH564便、羽田発福岡行きNH253便、福岡発羽田行きNH258便を運航後、5便目となるNH37便に投入された。

 12日は、乗客乗員520人が亡くなった日本航空123便墜落事故の発生から32年。三十三回忌にあたるこの日は、過去3番目に多い97家族359人の遺族が墜落現場となった群馬県多野郡上野村の御巣鷹山を訪れた。午後6時からは、上野村にある慰霊の園で追悼慰霊式が開かれた。

 また、ANAでは昨年の8月12日朝には、羽田発便で受託手荷物を積まずに出発するトラブルが発生。荷物をまったく積まなかった便が16便、一部未搭載が12便発生し、積まなかった受託手荷物は、ANAの運航便だけで2000個強にのぼった。


全日空機、羽田に緊急着陸…与圧トラブルか
8/12(土) 21:11配信 読売新聞

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緊急着陸した全日空機(12日午後8時5分、羽田空港で)=菅野靖撮影

 12日午後6時30分頃、離陸直後の羽田発伊丹行き全日空37便(ボーイング777型機、乗客乗員273人)が、機内の気圧を保つ与圧システムの異常を示す警報が出たため、羽田空港に引き返し、同51分に緊急着陸した。

 けが人はなかったという。

 全日空によると、同便は同24分に離陸して上昇中に警報が作動。客室の酸素マスクを出し、急降下しながら空港に引き返したという。同社で、実際に気圧が下がったのかどうかなど、トラブルの原因を調べている。


全日空機が緊急着陸=機器に不具合、けが人なし―羽田空港
8/12(土) 20:53配信 時事通信

 12日午後6時50分ごろ、羽田空港発伊丹空港行きの全日空37便ボーイング777型機(乗客乗員273人)が、空気圧調整機器の不具合を確認し、羽田に引き返して緊急着陸した。

 けが人はいなかった。

 全日空によると、同機は午後6時25分ごろに羽田を離陸。高度約1万5000フィート(約4500メートル)で大島上空付近を通過中に、機内の空気圧を調整するシステムに不具合が発生したという。


零戦復元機 資金難で身動きとれず 日本に残したい…協力求め
8/12(土) 14:22配信 産経新聞

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「平和の大切さを知って」と訴える石塚政秀さん =神戸市中央区(写真:産経新聞)

 第二次大戦中の日本海軍の主力戦闘機で、日本人が所有する唯一の零式戦闘機(零戦)の復元機が、神戸市内の格納庫で行き場を失っている。資金不足で移動できず、受け入れ先も見つからないためだ。所有者で、ニュージーランドを拠点にビジネスを展開する石塚政秀さん(56)は「零戦は戦争の悲惨さとともに、平和の意義を伝えてくれる。国内にとどめ、多くの日本人にそれらを知ってもらいたい」として、資金援助を呼びかけている。

 零戦は昭和50年ごろ、南太平洋のパプアニューギニア・ラバウルで主翼と胴体が分断された状態で見つかり、残された設計図をもとに復元された。世界には同機を含め、飛行可能な零戦は4機しかないという。

 石塚さんは、「零戦が飛行する姿を多くの日本人に見てほしい」として平成22年に復元機を3億5千万円で購入。昨年1月には、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)から約70年ぶりに日本の空を飛んだ。登録先は米国だが、日本国内での受け入れ先を探している。今回は6月3~4日に千葉市で開催された航空レースでデモンストレーション飛行するために来日。デモ飛行後は神戸空港(神戸市中央区)に隣接するパイロット養成学校の格納庫で一時保管されていた。国内の空港を巡って、デモ飛行を行う意向だったが費用が不足。維持費も年間約3千万円かかるため受け入れ先の見通しも立っていない。

 石塚さんは、国内受け入れのためインターネット上で寄付を募るクラウドファンディングでの資金集めも検討している。問い合わせは、ゼロエンタープライズ・ジャパン(フリーダイヤル0120・185・581、平日の午前10時~午後6時)。


<日米共同訓練>朝鮮半島沖で実施 北朝鮮けん制の狙い
7/30(日) 20:40配信 毎日新聞

F2b1
北朝鮮の大陸間弾頭ミサイル(ICBM)発射を受け、共同訓練する航空自衛隊のF2戦闘機(下)と米空軍のB1爆撃機2機=九州周辺空域で30日午前(航空自衛隊提供)

 ◇岸田氏「5月の日米首脳会談の具体的行動の一環だ」

 岸田文雄外相兼防衛相は30日、航空自衛隊と米空軍が朝鮮半島沖で共同訓練を実施したと発表した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮をけん制する狙いがあり、岸田氏は「5月26日の日米首脳会談で一致した北朝鮮の脅威を抑止する具体的行動の一環だ」と述べた。

 訓練の目的について、岸田氏は「28日の北朝鮮によるミサイル発射を含む厳しい安全保障環境の中、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化し、地域の安定化に向けた意思と能力を示すもの」と説明した。

 航空自衛隊によると、空自のF2戦闘機2機と米空軍のB1爆撃機2機が、九州西方から朝鮮半島沖の空域で共同訓練を実施。空自機と米軍機が編隊を組んで飛行する写真も公開した。参加したF2戦闘機は築城基地(福岡県)から、B1爆撃機はグアムのアンダーセン空軍基地から発進した。

 空自機と米軍機は朝鮮半島方面に向け飛行し、日本の防空識別圏(ADIZ)内で空自機が米軍機から離れた。米軍機はその後、韓国軍のF15戦闘機4機と合流し、朝鮮半島上空で訓練を行った。

 米太平洋空軍は、空自と韓国空軍との共同訓練を「北朝鮮の2度のICBM発射に対する直接的な対応」と発表した。この中で、オショネシー司令官は「北朝鮮はこの地域の安定における最も差し迫った脅威」と強調。そのうえで「(北朝鮮への対応は)外交が優先するが、最悪のシナリオに備え、米軍のコミットメント(責務)に揺らぎがないことを示す責任がある」と述べた。【木下訓明】


空自と米空軍が共同訓練…北のICBM発射受け
7/30(日) 18:51配信 読売新聞

 航空自衛隊のF2戦闘機2機と米空軍のB1戦略爆撃機2機が30日、九州西方から朝鮮半島沖にかけた空域で共同訓練を行った。

 岸田外相兼防衛相が同日、防衛省内で記者団に明らかにした。北朝鮮による28日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、日米同盟の結束を示す狙いがある。

 韓国軍は30日、B1が韓国空軍のF15戦闘機4機とも合同演習を行ったと発表した。発表によると、B1は30日に米領グアムのアンダーセン空軍基地を飛び立った後、空自の戦闘機2機と合流して訓練を実施。さらに朝鮮半島へ向かい、韓国軍機と演習を行った。

 空自は一連の訓練について「日米韓3か国の強固で緊密な連携の一環だ」と説明した。岸田氏は日米共同訓練の意義に関し、記者団に「日米同盟全体の抑止力、対処力をいっそう強化し、地域の安定化に向けた意思と高い能力を示すものだ」と語った。


米爆撃機、日韓と共同訓練
時事通信 7/30(日) 15:14配信

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米軍などによると、B1B戦略爆撃機2機が30日、朝鮮半島周辺、上空を飛行した。自衛隊機、韓国軍機とそれぞれ共同訓練を実施した。写真は空自のF2戦闘機(下)と米空軍のB1B戦略爆撃機(航空自衛隊提供)


空自が米爆撃機と訓練 ミサイル発射の北朝鮮を牽制
7/30(日) 12:59配信 産経新聞

 岸田文雄外相兼防衛相は30日午前、航空自衛隊のF2戦闘機が同日、九州周辺から朝鮮半島の空域で米空軍B1戦略爆撃機と共同訓練を実施したと発表した。28日深夜の弾道ミサイルを発射するなど挑発行動を続ける北朝鮮を牽制(けんせい)する狙いがある。

 共同訓練に参加したのは空自築城基地(福岡県)第8航空団所属のF2戦闘機2機と、グアム・アンダーセン米空軍基地所属のB1戦略爆撃機2機。B1は空自との訓練を終えた後、韓国空軍とも共同訓練を行った。

 岸田氏は防衛省で記者団に対し、訓練の目的について「日米共同対処能力および部隊の戦術技量の向上を図るため」と述べた。その上で「特定の国や地域を念頭に置いて実施したものではない」と説明したが、「北朝鮮の軍事動向については関係国と連携しながら重大な関心を持ち、情報の収集・分析、そしてわが国の平和と安全の確保に万全を期していきたい」と強調した。

 空自戦闘機と米空軍爆撃機の共同訓練は今月8日以来。両国は断続的に訓練を実施しているが、防衛相自ら訓練実施を発表するのは異例。


岸田氏「具体的行動の一環」=共同訓練で北朝鮮けん制
7/30(日) 12:58配信 時事通信

 岸田文雄外相兼防衛相は30日、防衛省で記者団に、朝鮮半島沖などの空域で、航空自衛隊と米空軍が共同訓練を実施したと発表した。

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射した北朝鮮をけん制する狙いがあり、岸田氏は「日米首脳会談で確認した(防衛態勢と能力の向上を図る)具体的な行動の一環だ」と語った。

 防衛省によると、共同訓練には空自のF2戦闘機2機、米空軍のB1B戦略爆撃機2機が参加。九州西方から朝鮮半島沖にかけての空域で、編隊航法訓練を実施した。B1Bはその後、韓国空軍とも共同訓練を行った。


米爆撃機、日韓と共同訓練=朝鮮半島上空を飛行
7/30(日) 12:34配信 時事通信

B1f2
米軍などによると、B1B戦略爆撃機2機が30日、朝鮮半島周辺、上空を飛行した。自衛隊機、韓国軍機とそれぞれ共同訓練を実施した。写真は空自のF2戦闘機(下)と米空軍のB1B戦略爆撃機(航空自衛隊提供)

 【ソウル時事】米軍などによると、B1B戦略爆撃機2機が30日、朝鮮半島周辺、上空を飛行した。

〔写真特集〕F2戦闘機

 自衛隊機、韓国軍機とそれぞれ共同訓練を実施した。北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射実験強行を受け、北朝鮮をけん制する狙いがある。

 岸田文雄外相兼防衛相は「航空自衛隊は、九州西方から朝鮮半島沖にかけての空域において、米空軍との共同訓練を実施した」と発表。「北朝鮮によるミサイル発射を含む現下の厳しい安全保障環境の中で、日米同盟全体の抑止力、対処力を一層強化し、地域の安定化に向けたわが国の意志と高い能力を示すものだ」と強調した。

 米軍によれば、2機はグアムのアンダーセン空軍基地から発進、10時間にわたり飛行。まず、自衛隊のF2戦闘機と合流、その後、朝鮮半島上空を飛び、韓国空軍のF15戦闘機と訓練を行った。


超大型の旅客機「A380」が売れないエアバス、起死回生の秘策とは?
7/29(土) 19:18配信 WIRED.jp

A38p
IMAGE COURTESY OF AIRBUS

航空各社がより燃費効率の高い小型ジェット機へと乗り換えるなか、エアバスが世界最大の旅客機「A380」の売上不振にあえいでいる。その打開策となる改良モデル「A380plus」の「秘策」は、あるパーツを機体に追加することだった。

「電気飛行機」の時代は2045年にやってくる!?

世界最大の旅客機が、空中に留まろうと必死でもがいている。金銭的な意味で、だ。

航空各社は最近、世界最大の旅客機が売り物である「エアバスA380」の収容能力よりも、「ボーイング777」をはじめとするより小型な旅客機の燃料効率を好んでいる。その結果、エアバスは過去1年以上の間、A380の新規注文を1件も受けていない。

そんな同社が一発逆転の望みを託す大計画がある。新ヴァージョンをローンチし、もっと安く飛べるようにすること。そして翼の先にウィングレットをくっつけることだ。

2017年6月中旬に開催されたパリ航空ショーで、エアバスはA380に改良を加えた「A380plus」を発表した。この改良によって座席数は増え、翼の設計にも微調整が加えられた。

最新式旅客機の大半にとりつけられている、上向きに反ったウィングレットは、翼端渦流を抑制して抵抗を低減させ、エアロダイナミクスを改善することによって、燃料効率を向上させる。

A380plusのウイングレットは、全長4.7m(主翼の端から上に伸びるアップレットが3.5m、下に伸びるダウンレットが1.2m)。これによって燃料効率が4パーセント向上し、ほかの改善点とともに、運行コストも13パーセント削減できると見込まれている。

エアバスがもっと飛行機を売りたいと思っているのであれば、この点は重要である。なにしろA380には現在、わずか100機あまりしか受注残がない状態だ。

A380plusでは、クルーの休憩室を再編成したほか、1階と2階をつなぐ螺旋階段を通常の階段に再設計した。これらの工夫で、最大80席をキャビンに追加でき、4クラス575人の乗客を運ぶことが可能になる。またエアバスは、顧客を呼び込む訴求ポイントして、ダウンタイムとその費用を最小限に抑える点検整備要件の変更も発表した。

しかし、航空宇宙などを専門とするコンサルティング会社Teal Groupでアナリストを務めるリチャード・アブーラフィアは、「わたしには最後の抵抗に見えます」と語る。「超大型ジェットを欲しがらなかった顧客が、ウィングレットがついたからといって、急に心変わりするとは思えません」

そうはいっても、アブーラフィアはこの改良には意味があると見ている。「その利点が十分に立証されていることを考えると、元のデザインにウィングレットがついていなかったことが少し不思議に思えます」

新たな顧客の獲得には至らないかもしれないが、一銭も無駄にできない産業においては、この改良は何らかの役に立ってくれるだろう。


フィンエアー、A350でもマリメッコ 特別塗装機、9月受領へ
7/28(金) 18:38配信 Aviation Wire

A35fin
マリメッコ塗装を施したフィンエアーのA350-900(イメージ、同社提供)

 フィンエアー(FIN/AY)は7月28日、11号機として受領予定のエアバスA350-900型機に、北欧のデザインブランド「マリメッコ」の特別塗装を施すと発表した。同社3機目のマリメッコ塗装で、9月下旬をめどに受領する。

 A350にデザインするのは、石をモチーフにしシンプルなブルーをあしらった「Kivet(キヴェット)」。マリメッコ塗装は、フィンランド語でケシの花を意味する「Unikko(ウニッコ)」をデザインしたA340とA330に次いで3機目となる。

 マリメッコ塗装のA350は28日現在、最終工程段階を迎えている。8月20日ごろから1カ月間、最終テストや試験飛行に臨み、9月下旬をめどに受領する見込み。

 マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは2012年に開始。2013年からは全路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアが採用されている。

 フィンエアーはA350-900を19機発注済みで、2015年10月に初号機(登録番号OH-LWA)を受領し、現在までに10機を受領済み。2023年末までに全機がそろう。座席数は297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の3クラス構成となっている。

 同社はことし6月から、A350を日本路線に本格投入。4日にヘルシンキを出発した成田行きAY71便が定期導入初便となった。


フィンエアー、3機目のマリメッコ柄塗装機
7/28(金) 17:45配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 フィンエアーは9月下旬に受領予定の11機目のエアバス A350-900(A350 XWB)型機について、北欧ブランド「マリメッコ」の特別塗装を施すことを発表。デザインを公開した。

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 マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは 2012年からスタートし、2013年からは、すべての路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアを採用している。

 マリメッコ塗装は、故Maija Isola(マイヤ・イソラ)氏がデザインした「UNIKKO(ウニッコ)」を採用したエアバス A340型機、A330型機に続く3機目となり、今回は石をモチーフにした「KIVET(キヴェット)」柄を採用している。

2017年7月14日 (金)

777・787・A350等、航空機一般の話題・57

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:「ジャンボ機」が生産終了に追い込まれたワケ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、36年までのパイロット需要63万人 CAは83万人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの第2四半期決算は好調、通年予想再び引き上げ株価急騰 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府専用機のタイヤ交換を千歳基地航空祭で実演 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ボーイング:通期予想を上方修正、787がキャッシュフローに寄与 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、100機目のA350納入 チャイナエアに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日航機、不具合で引き返し=マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F15の着陸灯が落下?那覇空港を一時閉鎖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那覇空港、滑走路一時閉鎖=空自F15の部品落下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スクート、関西-ホノルル年内就航へ 週4往復、初の米路線 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:開庁60周年記念のスペシャルイベント、大迫力の政府専用機を楽しめた「千歳基地航空祭」 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:「350」に「787」、最新鋭機は日本路線の切り札になるか - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:JAL、PGAツアー特別塗装機 8月から777-300ER - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:JAL、羽田~ロンドン線を増便 深夜便には全員にラウンジサービスも - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「ジャンボ機」が生産終了に追い込まれたワケ
7/28(金) 6:00配信 東洋経済オンライン

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ルフトハンザの747-8型機は今も毎日、羽田へと飛んで来る(Courtesy of Lufthansa)

 1970年のデビュー以来、「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング747旅客型の生産がひっそりと終わろうとしている。500人以上を一気に運べ、航空旅行の大衆化に大きく貢献した747だが、燃費が良く騒音がより小さい新鋭機に押され、航空市場の表舞台から立ち去る時が目前に迫っているようだ。

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 50年近くにわたって世界の空を飛び回っている747は、これまでに1500機余りが出荷されている。

■「ジャンボ機旅客型の最終号機」

 ボーイング社が定期的に発表している「機体の受注・納入リスト」によると、今年6月時点で747シリーズ最新モデルの旅客型「747-8I(Iはインターコンチネンタルの略)」の受注残は5機となっていた。その後、7月上旬になって5機のうちの3機が受注残リストから姿を消した。発注元であるロシアの航空会社・トランスアエロが倒産したためだ。

 ボーイング社のリストによると、残る受注残は2機ある。そのうち1機の納入先は「匿名の購入者」と記されており開示されていない。この匿名の購入者について、航空アナリストのDhierin Bechai氏は「業界ではカタール政府の専用機として使われるとの見方が有力」と指摘しており一般の旅客機ではないようだ。もう1機のほうは大韓航空にまもなく引き渡されるが、この機体が「ジャンボ機旅客型の最終号機」となる可能性が極めて高い。

 なぜ「最後の機体」との観測が持ち上がっているのか。その根拠を述べてみよう。

 かつて、大陸間を飛ぶ長距離便には4基のエンジンを持つ747や、3基を搭載したDC10といった機体が主に使われていた。これは、当時のエンジンの技術的な問題で、遠くへ飛ばすには3~4基のエンジンによる推力が必要だったほか、飛行中のトラブルでエンジンがひとつ止まってしまっても、残りのエンジンを使って飛行が続けられるというトラブル回避の理由もあった。逆にいうと、エンジン2基の機体では、万一の時に1基で飛び続けなくてはならず、それは「極めて危険なこと」と考えられていた。

 ところが、エンジンの性能が過去20年ほどの間に向上した結果、エンジン2基の機体でも大陸間を楽々飛べるようになった。今年の夏ダイヤをもとに、米「USA Today」紙が発表した「長距離フライトランキングベスト25」によると、超ロングフライト上位の25区間のうち、エンジン2基のボーイング777は17区間を占めている。

 エンジンの性能向上が進む一方で、地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)の削減が世界的に叫ばれるようになって来た。4発機は2発機に比べ燃料消費が多く、CO2や窒素酸化物(NOx)の排出量が大きい。それだけでなく、騒音レベルも高い。

 これらの事情により、世界の多くの空港では、747などの4発機の乗り入れには懲罰的ともいえる高額の着陸料を課しているほか、極端な例では3発以上の機体の乗り入れを全面的に拒んでいる大阪国際空港(伊丹空港)さえもある。つまり、航空旅行の大衆化に大きく貢献した「ジャンボ機」は、いまや「できることなら飛んで来てほしくない機体」へとその立ち位置が変わってしまった。

 それでも747のような大型機が持つ「1フライトでたくさんの乗客が運べる能力」は、航空会社にとって大きな魅力だ。1970年の747初就航以来、長期にわたってこれを超える乗客定員を持つ飛行機は出現しなかった。その後、1990年代になってようやくエアバス社が現在のA380の系譜に続く超大型機の開発に着手した。

 ボーイング社はこれに追いつくため747改良型の投入を打ち出し、結果として747-8の生産にこぎ着けた。しかし、エアバス社が新しい超大型機に対し次々と新しい技術を盛り込んだのに対し、747改良型は「30年以上も前の古い型の飛行機がベース」と見なす航空会社が多く、受注実績は乏しいままに終わった。

■新鋭機と比べ、燃料消費は1席当たり3割多い

 在ロンドンの航空アナリストは「航空会社はいかに少ないコストで乗客を運ぶか。それが最大の課題だ」としたうえで、「747はもはや、うるさくて燃料を食う存在。閑散期に空席を埋めるのも航空会社にとって大きな負担」と指摘する。

 当のボーイング社自身も「この先、747や2階建て超大型機であるエアバスA380の需要が息を吹き返すことはないだろう(ランディ・ティンセス販売担当副社長)」と予測している。大型機を主要路線に投入し、大空港に利用客を集める「ハブ&スポーク」の手法はもはや時代遅れで、今後は一回り小さいながらも燃費の良いボーイング787やエアバスA350を使って、需要がそれほど大きくない区間をつなぐ「ポイントtoポイント」の直行便運航が求められる時代がやって来るとの見方が強い。

 航空コンサルタント会社Leehamによると、たとえば、ロサンゼルス―ロンドン間での燃料消費は、747-8(405席と仮定)の場合約3万3000ガロン(1ガロンは約3.8リットル)だが、最新鋭機の787-9(290席)では1万8400ガロンにとどまるという。つまり、747はたとえ新型モデルでも最新鋭の2発機と比べ、1席当たりの燃料消費は30%も多いことになる。

 これまで述べたとおり、747の旅客型は大韓航空向けの機体をもって生産が終了する運びだ。ただ、貨物型は米国の大手宅配会社UPSから747-8を14機受注しているため、生産そのものは続行される。

 これまでの実績から見て、2カ月に1機のペースで納入が進められる見通しなので、完納までは2年程度かかるとみられている。これに加え、老朽化が指摘されている米大統領専用機「エアフォースワン」の更新に当たり、747-8をベースにした機体2機を使う計画がある。しかし、ドナルド・トランプ大統領がコストの圧縮を求めているほか、「実際の運用開始は2024年度以降」とされており、プランどおりに更新が実施されるかどうかはっきりしない。

 燃費が悪くて、しかも着陸料が高いとあっては、新たに747を購入しようというインセンティブが生まれるはずもない。世界中にはまだ500機あまりの747が飛び交っているが、退役後に中古機の引き合いが来るのは絶望的のようだ。貨物機への転用の形で飛び続けられることもまれで、「部品取り用に残される以外は、どこかの砂漠に廃棄される運命」(前述のアナリスト氏)だという。747より定員数が多いA380も昨年の新規受注は1機もなく、「一度はあの2階建て機に乗ってみたい」と考える航空ファンや海外旅行予備軍の期待をよそに、ビジネス的には先細りという厳しい状況にある。

■747に乗れる機会はあるのか

 「ジャンボ機」は、一昔前に飛行機を利用していた人々にとっては「飽きるほど乗った機体」ではないだろうか。国際線だけでなく、国内線の幹線ルートは747が大半を占めていたからだ。

 逆に、過去10年ほど海外旅行から遠ざかっていた人の目には、各航空会社が機体のダウンサイジング(縮小化)を進めていることから「最近の飛行機はずいぶんと小さくなった」と映るかもしれない。日本の航空会社はこれまでに747の旅客型をすべて退役させており、現在はわずかに貨物型が残っているにすぎない。

 かつて成田空港では、夕方になると米系航空会社の747が多数駐機している光景が見られたが、これらの機体を飛ばしていたデルタ航空やユナイテッド航空は、今年中に747旅客型全機の退役を決めている。日本に引き続き定期便として乗り入れているのは、現ダイヤではルフトハンザ航空をはじめ、タイ国際航空、チャイナエアラインなど少数派となってしまった。

 LCC(格安航空)が普及した昨今、「大きな飛行機」で運航を行って来たフルサービスキャリア(FSC)は、コストダウンを図りながらサービスの差別化を進めるといった厳しい課題を押し付けられている。

 747旅客型の生産が終わらんとする一方で、ボーイング社は今年、同社のベストセラー機737の改良型「737MAX」の納入を開始した。単通路機ながら米国―欧州間を無着陸で飛べるのが特徴で、今秋には複数のLCCが米東海岸と英国を結ぶ路線に参入する。従来、LCCのビジネスモデルでは「長距離路線の運航は厳しい」とされ、幾多のLCCが大陸間路線に挑んだものの、撤退もしくは会社そのものの倒産に追い込まれて来た。しかし、技術の進歩により低コストで長距離を飛べる機体の出現で、これまでと違った需要が生まれ、LCCが長距離線の新たな担い手になるのかもしれない。

 「大きな飛行機・747」の誕生で、航空旅行がより身近なものになった1970年代。今度は、「遠くに飛べる小さな飛行機」の普及で、航空旅行は新たな局面を迎えようとしている。


ボーイング、36年までのパイロット需要63万人 CAは83万人
7/27(木) 17:09配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーにボーイングが出展した787-10のコックピット=17年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングは、2036年までの20年間で新たに120万人以上のパイロットや整備士が必要であるとの予測を、「2017年パイロットと技術者予測」の中で現地時間7月24日に発表した。今後20年で新たに必要とされる民間機パイロットが63万7000人(前年予測比2万人増)、整備士が64万8000人(3万1000人減)、客室乗務員は83万9000人(2万5000人増)と予測している。

 アジア太平洋地域のパイロット需要は世界全体の40%を占め、昨年より5000人多い25万3000人、欧州では2000人多い10万6000人と予測している。前年は減少を見込んでいた中東を、5000人増の6万3000人と予測。前年は増加すると予測していた旧ソビエト連邦の構成国からなるCIS(独立国家共同体)諸国は、2万2000人に据え置いた。


ボーイングの第2四半期決算は好調、通年予想再び引き上げ株価急騰
7/27(木) 0:11配信 ロイター

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング<BA.N>が発表した第2・四半期決算は、利益とキャッシュフローが市場予想を上回った。同社は通年の利益と営業キャッシュフローの見通しを上方修正した。

株価は午前の取引で228.80ドルと最高値をつけた。その後は7.6%高の228.64ドル。

第2・四半期の営業キャッシュフローは約50億ドルと、予想の約25億ドルの2倍となった。「787ドリームライナー」の利益率拡大が後押しした。

軍用機の売上高は4%減の68億ドル。ただ利益は50%増加し、利益率は4.6%ポイント拡大した。

通年の営業キャッシュフロー見通しは15億ドル引き上げ、約122億5000万ドルとした。今年の自社株買い見通しは35億ドル引き上げ100億ドル相当。将来の負担軽減に備え、今年35億ドルの追加年金拠出も行うとした。

通年のコア1株利益(一部年金費用除く)は0.75ドル引き上げ11.10-11.30ドルとした。上方修正は今年2回目。

第2・四半期の利益は17億6000万ドル(1株当たり2.89ドル)。前年同期は2億3400万ドル(同0.37ドル)の赤字だった。

コア1株利益(一部年金費用など除く)は2.55ドル。

売上高は8.1%減の227億4000万ドル。

トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想は、コア1株利益が2.30ドル。売上高230億ドル。


政府専用機のタイヤ交換を千歳基地航空祭で実演
7/27(木) 0:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 7月23日に航空自衛隊 千歳基地(北海道千歳市平和)において開催された「千歳基地航空祭」では、開庁60周年の特別イベントとしてボーイング 747-400型機をベースとした“ジャンボ”の政府専用機の特別機外見学が行なわれた。

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 この機外見学においては、特別に近くまでいける限定300名の機外見学のほか、政府専用機周囲に自由通路を設置。特定の時間に誰でも政府専用機のまわりを1周(時間があれば何周でも)歩くことができるようになっていた。自由通路では、政府専用機の各部を見ることができたほか、自由通路をオープンしている際にも航空自衛隊はタイヤ交換(ホイール交換)を実施。普段はなかなか見られない整備風景を見ることができた。

 政府専用機の整備は、ボーイング 747シリーズの運用実績の多いJAL(日本航空)へ委託しているが、普段のメンテナンスなどは航空自衛隊で行なっている。実際、このタイヤ交換についても航空自衛隊自身で実施、政府専用機カラーのホイール・ブレーキ交換車も登場した。

 タイヤ交換を行なったのは中央部にある左主脚に取り付けられている主輪で、左側後方のタイヤに対して実施。主脚後方をジャッキアップし、ホイールごと交換していた。装着されていたタイヤはブリヂストン製のもの。

 タイヤ交換の際に使用されていたのが「ホイール・ブレーキ交換車」。車両メーカーによってはタイヤ交換車という名称を用いている場合もあるが、ここではホイール・ブレーキ交換車として紹介する。航空自衛隊は多数の飛行機を運用するため各地にホイール・ブレーキ交換車を備えているが、政府専用機用には政府専用機カラーのホイール・ブレーキ交換車を用意。ホイール・ブレーキ交換車に備え付けられたクレーンなどを用いて、タイヤ交換を行なっていた。

 今回の千歳基地航空祭では、天候の関係で多くの展示飛行がキャンセル、短縮となり、アクロバットチーム「ブルーインパルス」もトラブルで演技が実質キャンセルとなった。しかしながら政府専用機については“初”と言えるイベントが実施され、開庁60周年の特別感は高かった。“ジャンボ”の政府専用機は2018年度の退役が予定されており、その意味でも特別なイベントとなっていた。


米ボーイング:通期予想を上方修正、787がキャッシュフローに寄与
7/26(水) 23:29配信 Bloomberg

米航空機ボーイングの4-6月(第2四半期)は787(ドリームライナー)がキャッシュフローを押し上げ、株主への利益還元や利益見通しの引き上げに寄与した。

26日の発表資料によれば、フリーキャッシュフローは45億1000万ドルと、市場予想を2倍超上回った。同社はこのうち34億ドルを自社株買いや配当に充てた。さらに第3四半期に自社株35億ドルを投じ、年金基金を拡大する計画を明らかにした。

通期の調整後1株当たり利益予想は9.80-10ドルと、従来予想から60セント上方修正された。営業キャッシュフロー見通しは15億ドル引き上げで123億ドル。

第2四半期決算は一部年金費用を除くベースで1株当たり利益が2.55ドル。前年同期は損益が44セントの赤字だった。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は同2.30ドルだった。売上高は8.1%減の227億ドル。市場予想は230億ドルだった。原題:Boeing’s Cash Flow Surges in New Boost for Top 2017 Stock on Dow(抜粋)


エアバス、100機目のA350納入 チャイナエアに
7/26(水) 21:48配信 Aviation Wire

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100機目のA350納入となったチャイナエアのA350-900=17年7月 PHOTO: P. Pigeyre, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間7月26日、100機目となるA350 XWBを台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)に引き渡したと発表した。2014年12月に初号機を引き渡して以来、約30カ月で100機に達した。

 納入100機目となったのは、チャイナエアのA350-900(登録番号B-18908)。座席数は3クラス306席(ビジネス32席、プレミアムエコノミー31席、エコノミー243席)となる。チャイナエアは14機のA350-900を発注済みで、初号機は2016年9月30日に受領した。

 台北-香港線に投入後、台北-アムステルダム線を皮切りに、ウィーン線やローマ線など長距離路線に就航。日本へは、台北-関西線の一部便に投入している。12月1日からは、台湾で唯一のロンドン直行便となる台北-ロンドン(ガトウィック)線を、A350で開設する。

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席、A350-800が同280席であるのに対し、A350-1000は同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 これまでに世界各国の45社から847機を受注し、14社に100機が引き渡された。長胴型のA350-1000は、今年10-12月期(第4四半期)に型式証明の取得と初号機引き渡しを予定している。


日航機、不具合で引き返し=マレーシア
7/26(水) 16:33配信 時事通信

 【クアラルンプール時事】マレーシアのクアラルンプール国際空港から成田空港に向かっていた日本航空724便のボーイング787―9型機(乗員11人、乗客163人)が26日、電気系統の不具合でクアラルンプール国際空港に引き返した。

 乗客乗員にけが人はいない。

 日航によると、同機は定刻の25日午後10時50分(日本時間同11時50分)ごろに出発したが、離陸前に電気系統の不具合が見つかり、駐機場に戻った。整備後に離陸したものの、再び不具合が生じ、26日午前3時半(同4時半)ごろ、クアラルンプール国際空港に着陸した。


F15の着陸灯が落下?那覇空港を一時閉鎖
7/26(水) 13:21配信 読売新聞

 那覇空港(那覇市)で26日午前9時20分頃、離陸した航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機から「不具合が発生した」と同空港事務所に連絡があった。

 滑走路を確認したところ、同機の着陸灯とみられるガラス片が見つかった。この影響で、滑走路は同9時44分から47分間、閉鎖された。日本トランスオーシャン航空の2便が到着地を変更し、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に着陸した。ほかにも欠航や遅延、到着地変更が相次いだ。


那覇空港、滑走路一時閉鎖=空自F15の部品落下
7/26(水) 11:57配信 時事通信

 26日午前9時20分ごろ、那覇市の那覇空港を離陸した航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機から部品が落下した。

 同空港は午前9時45分ごろ滑走路を閉鎖し、点検を実施。ガラスの破片などを回収した。滑走路は同10時半ごろ再開した。

 那覇基地によると、落下したのは着陸灯のガラス部品。F15は訓練に向かうため離陸し、後続機が不具合を確認した。

 同機は空自第9航空団第304飛行隊所属で、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に目的地を変更し、着陸した。


スクート、関西-ホノルル年内就航へ 週4往復、初の米路線
7/25(火) 13:23配信 Aviation Wire

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関西-ホノルル線の運航を開始するスクート=16年2月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)傘下のLCCスクート(TGW/TR)は現地時間7月25日、関西-ホノルル線を運航すると発表した。同社が米国へ乗り入れるのは初めて。運航開始日は未定で、年内の運航開始を目指す。

【スクートが乗り入れを計画するクアンタン空港】

 ボーイング787型機で運航し、週4往復を運航する見込み。

 スクートのリー・リクシンCEO(最高経営責任者)は、シンガポールで開催した発表会で、就航地を「スクートはホノルルに就航する。アロハ」と歌いながら紹介した。

 計画によると、現在週3往復ずつを運航している高雄経由とバンコク(ドンムアン)経由のシンガポール-関西線に加え、同路線の直行便を開設。関空経由のシンガポール-ホノルル線を運航する。

 関空発着のホノルル線の動きとしては、エアアジアX(XAX/D7)が日本からハワイへ向かう初のLCC直行便として、関空経由のクアラルンプール-ホノルル線を6月28日に開設した。

 また、ハワイアン航空(HAL/HA)もビジネスクラスにフルフラットの新シートを導入したエアバスA330-200型機の新仕様機を、今年3月から投入してしているほか、日本航空(JAL/JL、9201)は夏休み期間などに臨時便を設定するなど、競争が激化している。

 スクートはこのほか、中国のハルビン、マレーシアのクチンとクアンタン、インドネシアのパレンバンの4都市にも乗り入れる。ハルビンには787、近距離の3路線にはA320を投入する。それぞれ、2018年6月までの運航開始を目指す。

 スクートは、同じくシンガポール航空傘下のタイガーエアと25日付で合併。社名を「スクート・タイガーエア・プライベート・リミテッド」に変更した。ブランド名はスクートを継続するが、航空会社名を3文字で表すICAO(国際民間航空機関)コードを旧タイガーエアの「TGW」、2文字のアルファベットで表すIATA(国際航空運送協会)コードを同じく「TR」とした。


開庁60周年記念のスペシャルイベント、大迫力の政府専用機を楽しめた「千歳基地航空祭」
7/24(月) 15:56配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 7月23日、航空自衛隊 千歳基地(北海道千歳市平和)で開庁60周年となる「千歳基地航空祭」が開催された。千歳基地は、以前は自衛隊と民間の共用空港として運用されており、新千歳空港の開港に伴い、自衛隊用の千歳空港と民間利用の新千歳空港に明確に分離されたものになる。

【この記事に関する別の画像を見る】

 北の守りとしてF-15Jの飛行隊も所属するが、よく知られているのは“ジャンボ”の愛称で親しまれているボーイング 747-400型機をベースとした政府専用機の運用を行なっていること。この政府専用機は1号機と2号機の2機運用されており、通常の整備は航空自衛隊で、高度な整備はJAL(日本航空)で行なわれている。2016年の千歳基地航空祭では2機の政府専用機が見られたが、今年の航空祭では2号機が羽田のJALメンテナンスセンターに整備に入っているとのことで1号機のみの参加となっていた。

 航空祭の開催日当日は「晴れ」の予報が出ていたものの、午前中は曇天で多くの展示飛行プログラムは安全面を優先してキャンセル。政府専用機の展示飛行も前倒しで行なわれ、曇天のなかを優雅にフライトしていた。

 また、午後になって青空が広がってきたものの、展示飛行の目玉となっていたアクロバットチーム「ブルーインパルス」については、1番機がトラブルのため1番機~4番機の飛行がキャンセル。5番機と6番機が天候チェックとして1度編隊によるフライパスを行なうのみとなっていた。

 展示飛行関連については天候要因など残念な部分もあったが、約6万8000名の入場者数を記録。集計が進む段階でまだまだ増える可能性もあるという。

■開庁60周年記念のスペシャルイベント、政府専用機の機外見学

 地上展示で人気を集めていたのが政府専用機の機外見学。政府専用機のすぐ側まで近づいて見学できる機外見学プログラム参加は先着300名と限られたもので、すぐに一杯となってしまったものの、ほとんど変わりない距離で機外見学できる自由通路が政府専用機の周囲を取り巻くように用意されており、多くの人が巨大な政府専用機の見学を楽しんでいた。

 航空自衛隊 千歳基地広報によると、この政府専用機機外見学は開庁60周年のスペシャルプログラムとして用意したもので、ここまで政府専用機に近づける一般公開は初めてとのこと。機外見学プログラムにおいては、実際に貨物室に入って内部を見ることができたり、パッセンジャー・ボーディング・ブリッジのない空港で利用可能な内部のタラップを見ることができたりと特別な公開が行なわれていた。

 このジャンボ”の政府専用機だが、2018年度で運用を終了。2019年度からはボーイング 777-300ER型機をベースにした次期政府専用機になる。この次期政府専用機の受け取りは2018年8月ごろとのことで、来年の千歳基地航空祭が8月開催(例年、7月後半もしくは8月前半に開催)となった場合でも、見られるかどうかは微妙なところだろう。

 なお、高い人気を誇るブルーインパルスの次回の展示飛行は、8月1日の「石巻川開き祭り」(宮城県石巻市)。本格的なアクロバット飛行は、8月27日の「松島基地航空祭」(宮城県東松島市)になる。


「787」チタン材加工では指折り企業、工場にその片鱗を見た!
7/24(月) 9:59配信 ニュースイッチ

ウラノ・長崎工場、「スピンドルを回してなんぼの世界」
 長崎県のほぼ中央に位置する東彼杵町にウラノ(埼玉県上里町、小林正伸社長)の長崎工場がある。同社の強みはチタンやインコネルなどに代表される難削材の加工。航空機の開閉部分に使われる部品やエンジン部品などを手がける。米ボーイングの旅客機「787」向けチタン材加工の受注規模では国内で指折りという。

 難削材の加工技術のルーツは1990―00年初頭まで重電向けプラントに関係する仕事を手がけたこと。加工対象物(ワーク)を削る工作機械を豊富にそろえ、発電所で使われるインペラや耐熱合金のブレードを加工した。

 小林正樹副社長は「難削材加工を逆に狙いに行った」と当時を明かす。背景にはアルミ加工の競争激化があった。そこで差別化するため、機械設定が難しく管理要求も高い分野にあえて乗り出したことが今日まで続く技術の基礎を築いた。

 長崎工場では「スピンドルを回してなんぼの世界」(小林副社長)と機械の稼働率を高めることを重視。人の手が加わる工程の削減に取り組む。例えば表と裏を各1工程で削っていたものを、段取りを工夫することで合わせて1工程にしたこともある。そのような挑戦を、品質要求を守りつつ続けてきた。

 10年前に工具の寿命を予知するシステムを自社で構築した。今後はさらにデータを蓄積して見える化することで作業者が寿命を設定しやすい環境づくりを進める。

 同社は九州経済連合会のQAN(九航協エアロスペース・ネットワーク)に参加している。QANは航空機産業への進出を狙う九州の企業による組織で企業連携を深めている。

 メンバーの新日本非破壊検査(北九州市小倉北区)とは材料に目視で分からない傷がないかを検査する浸透探傷検査で連携している。自前の技術習得では時間を要する分野でも、他社との連携によって導入を早め、成長を加速させようとしている。

<企業メモ>
 長崎工場と本社のある埼玉工場の2拠点体制。半導体製造装置部品なども製造する。長崎では現工場に隣接する新工場が10月に稼働予定。米ボーイングの次世代機「777X」などの生産レート上昇に対応する。16年7月期の売り上げは約35億円。今後は生産性向上を目指し工場のIoT(モノのインターネット)化を展開していく。

(文=日刊工業新聞西部支社・増重直樹)


「就航地拡大より羽田の増便目指す」ニュージーランド航空、ペリエ支社長に聞く
7/23(日) 19:43配信 Aviation Wire

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羽田に到着するニュージーランド航空のオークランド発初便のNZ91便=17年7月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1980年に日本へ就航したニュージーランド航空(ANZ/NZ)が7月21日、羽田空港への乗り入れを開始した。3月26日からの夏ダイヤではオークランド-成田線を1日1往復運航しているが、これにオークランド-羽田線が週3往復で加わり、同社のニュージーランドと日本を結ぶ路線は週10往復になった。

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 10月29日に始まる冬ダイヤでは、オークランド-関西線も週3往復で加わる。同路線は2013年10月に運休して以来3年ぶりとなる2016年11月に、季節便として再開した。

 羽田線の運航スケジュールは、羽田行きNZ91便が水曜と金曜、日曜発、オークランド行きNZ92便が月曜と木曜、土曜発となる。NZ91便はオークランドを午後2時50分に出発して、羽田には午後11時着。NZ92便は羽田を午前1時に出発し、午後2時40分にオークランドへ到着する。

 冬ダイヤでは運航日は変わらないものの、羽田着が早朝、羽田発が午後10時すぎになる運航スケジュールに変更。羽田行きNZ91便は、オークランドを午後11時5分に出発し、翌日午前5時55分に羽田へ着く。オークランド行きNZ92便は、午後10時5分に羽田を出発し、翌日午後0時40分にオークランドへ到着する。

 機材はボーイング787-9型機で、座席数は3クラス302席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー263席)。ビジネスクラスは、フルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列、プレミアムエコノミーは1列あたり2席-3席-2席配列で、エコノミーのうち14列は、横一列3座席が平らなソファになるシート「スカイカウチ」となる。

 また、多客期の12月8日から2018年3月24日までは、機材を大型化。ボーイング777-200ER型機(3クラス312席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー246席)を投入する。

 ニュージーランド航空のクロヴィス・ペリエ日本・韓国地区支社長に、日本路線の展開について聞いた。

── 羽田線開設で、今後どういった客層を広げていきたいか。

ペリエ支社長:同じオセアニアでも、ニュージーランドは観光がメインである点が、豪州との違いだ。われわれはフルサービス航空会社(FSC)の中では、観光にフォーカスした珍しい航空会社と言える。

 観光に注力しているが、ニュージーランドは5月にTPP(環太平洋連携協定)の締結を閣議決定しており、ビジネス需要も取り込みたい。

 もう一つは(留学や修学旅行など)エデュケーションの需要だ。今日のお客様にも制服を着た学生の方がいらっしゃるが、学校向けの商品開発も進めていく。

 そして、羽田は(同じスターアライアンスに加盟している)全日本空輸(ANA/NH)の豊富な国内線と接続できる。冬ダイヤからは羽田発が午後10時5分、羽田着が午前5時55分と、同日に国内線との乗り継ぎが可能になる。地方からの需要を取り込む上で、ANAとの連携は重要だ。

 羽田着が午後11時となる現状の運航スケジュールでは、東京都や神奈川県の方は羽田から鉄道やバスを使えるが、そのほかの地域は帰宅が難しい場合がある。冬ダイヤでは利便性を向上させたい。

── 羽田線の目標ロードファクターは。

ペリエ支社長:平均80%を目指すが、イールド(収益)とのバランスが重要だ。安売りをしてロードファクターが高くなっても意味がない。

── 季節運航の関西線を含め、日本の他路線の現状はどうなっているか。

ペリエ支社長:関西線は昨年11月に就航して、3月までの「ファーストシーズン」はまあまあだった。すぐに運休するようなやり方はせず、ロングタームのプランとして進めていく。

 関西線にとって「セカンドシーズン」となる今年は、もっとよくしていきたい。

 成田線はわれわれの中核路線だ。旅行会社の商品も、成田線のものが中心だ。しかし、羽田線の商品を各社が作り始めており、今後は充実してくるだろう。

── 日本での新規就航や増便、機材変更はどうしていきたいか。

ペリエ支社長:フリークエンシー(頻度)が大事だ。就航地を増やすよりも、羽田線のデイリー化や関西線の通年運航による多頻度化を目指す。羽田線や関西線のデイリー化で、日本路線を拡大していきたい。

 機材については、例えば777-300ER(3クラス342席:ビジネス44席、プレミアムエコノミー54席、エコノミー244席)は、商用渡航が多いロサンゼルス線などに投入している。一方、日本への投入している787-9は、観光需要に合ったコンフィギュレーションになっている。需給バランスを見て検討していく。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでには、より便利なスケジュールを目指したい。


見えてきた「ボーイング797」 開発検討中の新型旅客機、どんな飛行機でどこを目指すのか
7/23(日) 7:10配信 乗りものニュース

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マレーシアのLCC、マリンドエアの737MAX8。737シリーズの現行最新機種で、“797”は、これよりひとまわり大きくなると見られる(2017年5月、石津祐介撮影)。

「737」と「787」のあいだが「797」?
 ボーイング(アメリカ)が2017年6月に開催された「パリ航空ショー」で、開発を検討している新しい旅客機の予想図を初めて公開しました。ボーイング社内ではあくまで「開発検討中」とのことで、「NMA(New Market Airplane:新市場向け航空機)」と呼んでいるそうです。

【画像】正式発表、ボーイング737MAX10

 実現すれば「797」を名乗ると見られ、2011(平成23)年に登場したボーイング787以来の新型。航空会社への最初の納入は2025年ごろ、需要は20年あまりで4000機以上との声も聞こえます。

 この“797”が噂になり始めた当初、そのコンセプトはB-2爆撃機のような全翼機ではないかといわれていました。燃費向上と搭載量の増大を目的に、翼と胴体が一体的に形成された「ブレンデッドウィングボディ(BWB)」を採用する次世代大型輸送機を、NASAとボーイングが共同研究していたのがその根拠のひとつです。

 ところがこの開発中の旅客機の方向性は、ボーイングの747シリーズやエアバス(フランス)のA380のようなさらなる大型化ではなく、マーケットのニーズに応じた「より燃費が良く、より効率のいい運用が可能な機体」へと進んでいるようです。

 その気になるスペックについて、ボーイングは「あくまで検討段階」と前置きしたうえで、航続距離は5000海里(およそ9260km)程度、座席数は200席から270席程度としています。これは737シリーズの最新機種である737MAX10と787シリーズの標準的なモデルである787-8とのギャップを埋めるものという位置付けだそうで、「つまり、757より大きい飛行機で、757より航続距離が長い」(ボーイング)と説明します。それぞれのスペックは、737MAX10が座席数188から230で、航続距離5960km。787-8は座席数が210から250で、航続距離15200km。757シリーズの標準モデルである757-200は座席数200から228、航続距離はおよそ7222kmです。

 エンジンはアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)とP&W(プラット・アンド・ホイットニー)、そしてイギリスのロールスロイスが「3つの非常に興味深い技術提案」をボーイングに行っているようです。なおGEは“797”に複数社からエンジンが供給されるなら「手を引く」と、独占契約を望んでいる旨が報じられています。

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ソラシドエアのボーイング737-800。“797”が路線のボリュームアップに使用される可能性も(2016年12月、石津祐介撮影)。

「797」に期待する航空会社
 2017年6月、新鋭機ボーイング737MAX8を受領した、北欧を中心にヨーロッパ路線や北米路線を展開しているLCC、ノルウェー・エアシャトルのビョルン・クヨスCEOは、「“797”であれば、ロンドンからピッツバーグやメンフィスといったアメリカの中規模都市や、スカンジナビアからアジアの都市へ効率的に250名の乗客を輸送できる」と“797”へ興味を示し「今後は737MAX8を“797”に置き換えたい」と語りました。同社はすでに100機の737MAX8を発注しており、ほかに737-800や787を保有しています。

 また737-800を主に運用し、インドの国内と近隣諸国への国際線に路線を持つ同国のLCC、スパイスジェットのアジー・シンCEOも“797”に関心を寄せており、メディアに対し「インドには13億の人がいるが、世界の各地へ旅行するために、主要な航空会社によって作られたハブ空港を利用する必要はない」とコメント。現在のハブ空港渋滞を緩和し、南アジアの地方都市から新しいルートを開くことができる新しいジェット機に、とても興味があると報じられています。

 このように、“797”は地方都市同士を結ぶ国際線のキャリアとして期待が持たれています。またアメリカ国内では、ロサンゼルス~ニューヨーク間のような大陸横断路線への需要が見込まれています。

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シンガポールのLCC、スクートのボーイング787(2016年10月、石津祐介撮影)。

「797」は日本の空にも? ライバルのエアバスは
 近年、インバウンドの観光需要により、日本とアジア諸国を結ぶLCCなどの路線が増加しました。その多くは座席数150席程度のボーイング737もしくはエアバスA320を使用していますが、エアアジア(マレーシア)のA330、スクート(シンガポール)の787といった中型機も飛んでいます。

“797”の約9300kmという航続距離は、東京から東南アジア、南アジア全域をカバーできる距離であり、路線のボリュームアップや既存の機種入替などで日本に乗り入れてくる可能性はあります。

 一方、ボーイングのライバルであるエアバスは「“797”に対抗できる機種はすでに保持している」と主張しています。具体的には、単通路のA320の胴体延長型A321に新型エンジンを搭載したA321neoをすでにリリースしており、座席数240席、航続距離およそ7400kmのスペックを有しています。さらに航続距離を延ばしたLR(Long Range)型の開発も進めており、“797”の航続距離により近くなるでしょう。A321neoはボーイング767や757の後継機種として、航空会社へのセールスが盛んに行われており、ANA(全日空)も2017年に4機の導入を予定しています。

 こうした現状のなか、2025年ごろに航空会社への納入が始まると見られる“797”がどの程度マーケットに食い込めるのか、注目したいところです。


なぜA380は羽田に就航できないのか 特集・訪日4000万人達成を考える
7/22(土) 11:05配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を披露するエアバスのA380。今後の受注増は厳しいが運航中のA380で訪日客数を増やすのは有効な施策になり得るだろう=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1月から6月までの2017年上期累計の訪日客数が、前年同期比17.4%増の1375万7300人になったと日本政府観光局(JNTO)が7月19日に発表した。2016年の年間訪日客数は、JNTOが統計を取り始めた1964年以降過去最高となる前年比21.8%増の2403万9000人だったが、このままの伸び率でいけば、これを上回ることになりそうだ。

【羽田空港に初飛来したA380】

 過去5年間を振り返ると、2012年が前年比34.6%増の836万8000人、2013年は初の1000万人超えとなる同24.0%増の1036万4000人、2014年が同29.4%増の1341万4000人、2015年が同47.1%増の1973万7000人で、1970年以来45年ぶりに訪日客数と出国日本人数が逆転した。そして昨年は2403万人と、政府がかつて目標として掲げていた2020年に年間2000万人という数字を、大幅に前倒しして達成することになった。

---記事の概要---
・羽田で打てる手
・伸び率鈍化はあるか
・地方では訪日支援空港
・ヒースローは就航
・課題は滑走路

◆羽田で打てる手

 そして現在、政府は目標値を大幅に上積みし、年間4000万人達成を掲げる。ビザの発給緩和や地方空港の着陸料引き下げなど、積極的な施策が採られている。

 しかし、日本最大の国内線ハブ空港である羽田をみると、まだまだ積み増しの余地がある。2019年をめどに国際線発着枠の増枠が見込まれているが、ほかにも総2階建ての超大型機エアバスA380型機の乗り入れなど、いくつかの手がある。A380で羽田まで訪日客を一気に運び、羽田から国内線で全国各地へ向かってもらうわけだ。

 2020年までに年間訪日客数4000万人を確実に達成する上では、小型機が中心となる地方空港だけではなく、羽田や成田といった基幹空港に対する施策も打ち出したほうが、その後の5000万人、6000万人といった目標をクリアする上でも、より現実味を増してくるはずだ。

 2010年に開業した羽田の国際線ターミナルを見ると、107番スポット(駐機場)にはA380のアッパーデッキ(2階)用PBB(搭乗橋)が設置済みで、113番も需要に応じて改修できるようになっている。一方、A380の全幅は79.8メートルと、航空各社が長距離国際線の主力としているボーイング777-300ER型機と比べて15メートル長く、誘導路が限られるなど、さまざまな制約があり、事実上就航できない状態が続いている。

 A380の羽田乗り入れを解禁することは、既存のインフラを活用しながら、1便あたりの乗客数を増やすことにつながる。羽田へ乗り入れる航空会社を中では、シンガポール航空(SIA/SQ)やタイ国際航空(THA/TG)、エールフランス航空(AFR/AF)、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)、カンタス航空(QFA/QF)、エミレーツ航空(UAE/EK)などが運航していることから、アジアだけではなく欧州や豪州からの訪日客増加も期待できる。

◆伸び率鈍化はあるか

 JNTOの分析によると、ここ数年の訪日外国人増加は、クルーズ船の寄港数増加や国際線の路線増、ビザの緩和などが要因として挙げられている。東南アジアを中心としたビザの緩和が2013年に実施されたが、翌2014年には観光庁が訪日客数の統計方法を見直し、従来は人数に含めていなかった外国人乗務員も、訪日客数に加えている。

 この乗務員の扱いを水増しとみるか、滞在中にショッピングや観光をすることを考えれば、やはり訪日客だとみるか、見解は人によりさまざまだ。

 一方で、世界経済の停滞や天災などにより訪日客数が鈍化した場合、外国人乗務員により、訪日客数を上乗せするというカードは使用済み。日本を訪れる旅客機や船の乗客と乗員をすべてカウントしている以上、訪日需要そのものを増やさなければならない。

 現在、政府は2020年に年間4000万人の訪日客を呼び込む目標を掲げており、仮に伸び率20%が続けば、今年は2883万人、2018年は3460万人となり、2019年には4152万人と目標を前倒しで達成できる。

 しかし、世界各地で起きるテロや中国経済の減速など、不安要素もある。今年は20%増だったとして、2018年以降は平均15%の伸び率に落ちたとすると、4000万人に達するのは2020年で4385万人だ。今のうちから打てる手を打ち、多様な訪日需要の増加策を取れるようにしておくべきではないだろうか。

◆地方では訪日支援空港

 航空行政も、4000万人達成に向けた施策が採られている。例えば、国土交通省航空局(JCAB)は7月4日、全国27空港を「訪日誘客支援空港」に認定したと発表。着陸料などを割り引くことで国際線の就航を促し、訪日客の取り込みを図るものだ。

 2016年は羽田、成田、新千歳、関西、中部、福岡、那覇の7空港を除いた地方空港から、訪日客の5%にあたる109万人が出入国した。46万人だった2012年と比較すると、およそ2.4倍に増加したが、2015年は108万人(前年比0.7%増)で、伸び率が鈍化している。

 一方、国交省の資料などによると、羽田は9割以上、成田は8割以上の発着枠が使われており、特に羽田は2019年と目途とする発着枠増枠までは、大幅な増便が厳しい状況だ。

 羽田の国際線キャパシティー増加は、豊富な国内線への接続需要取り込みが期待でき、地方への訪日客送り込みにつなげられる。国内線が少ない成田では、訪日外国人の地方送客は限定的だ。

◆ヒースローは就航

 では、本当にA380は羽田へ就航できるのだろうか。航空会社のA380はまだ乗り入れていないが、羽田の国際線ターミナルがオープンする前の2010年10月に、エアバスの試験機が飛来したことがある。前述したPBBをはじめとする、駐機施設のチェックのためだ。この際は離着陸ともにC滑走路(RWY34R)を使用した。

 羽田へA380を就航させる議論が起こると、必ず出るのがA380による「後方乱気流」(機体後方に発生する乱気流)のため、後続機との間隔を開けなければならないことだ。国連の専門機関であるICAO(国際民間航空機関)の取り決めでは、777のような大型機の場合は後続機との間隔を3海里(約5.6キロ)以上取るよう求めており、A380は2倍の6海里となっている。

 仮に12海里の間に、3機の777が4海里ずつ間隔を開けて飛んでいたとして、1機をA380に置き換えても777とA380の間を3海里、A380と777の間を6海里開ければ、3機を飛ばすことができる。A380が2機、間に777が1機入っても、A380の後ろを6海里、777の後ろを3海里開ければ、同じく3機を飛ばす運用が可能だ。

 これを座席数に換算すると、777を300席、A380を500席とすれば、777が3機で900席であるのに対し、1機をA380にすると22%増の1100席、2機をA380にすれば44%増の1300席になる。日本に就航している海外の航空会社で、A380を運航しているのはごくわずかだ。同一時間帯に到着が重なったとしても、3機以上列を連ねてくることは考えにくい。

 羽田と同様、混雑している空港を見ると、ロンドンのヒースロー国際空港は2008年にICAOの規定のままA380が就航して以来、利用者数が伸びている。ブルームバーグの報道によると、2014年はA380による運航便の増加により、利用者数が前年比で230万人増えたという。

◆課題は滑走路

 後方乱気流以外にも、A380の羽田就航を考えていく上で課題となるのが滑走路だ。羽田の場合は滑走路により運用制限がある点が、A380の就航を難しくしている。後方乱気流の問題をクリアしたとしても、特に沖合にあるD滑走路は構造上、最大400トンまでという総重量制限がある。

 海外の航空会社幹部は、「乗客が乗っていなければD滑走路から離陸できるが、通常の運航では難しい」と説明する。

 また、騒音対策の関係で、夜間にC滑走路を利用できるのは1日8便以内に制限されている。しかし、C滑走路を使う昼間の便であれば、現在の運用条件内でのA380就航も、不可能ではない。法的に乗り入れを禁止しているわけではないからだ。

 このため、離陸にC滑走路を使う欧米方面の便であれば、A380は後方乱気流の問題と、使用する誘導路の運用をクリアすれば就航への道は開けそうだ。一方、風向きによりD滑走路から離陸するアジアやオセアニア方面は、課題が残ると言えるだろう。

 ボーイングやエアバスの今後20年の新造機需要予測を見る限り、A380のような超大型機が大幅に増える可能性は低い。

 ボーイングは6月に発表した予測で、超大型機は777の後継機777Xなどの双発機へシフトし、貨物機が中心になると見ている。エアバスも6月発表の予測で、超大型機の需要を昨年の1480機から1184機に下方修正した。

 日系航空会社を見ても、A380を3機導入する全日本空輸(ANA/NH)は、全機を成田-ホノルル線に投入し、羽田へは乗り入れない。777の後継機としてA350を導入する日本航空(JAL/JL、9201)は、A380の導入を考えておらず、ANAの3機以上に増えることはなさそうだ。

 一方、羽田へ乗り入れる航空会社の中で、エールフランスやルフトハンザは過去に成田へA380を飛ばしていた。A380の羽田乗り入れが解禁となれば、長距離路線を運航する欧州の航空会社は、需給バランスに応じて、機材の選択肢に柔軟性を持たせることができる。欧州からの需要を取り込めれば、中国や東南アジアに偏らない訪日客誘致を進めやすくなる、

 今以上に運航機数が大きく増える見通しが乏しい超大型機。しかし、すでに運航している航空会社は海外に存在する。A380の羽田解禁は、年間訪日客の4000万人達成に向け、滑走路整備などと比べて比較的手が掛からない割に、訪日増加の底支えにつながる施策と言えるだろう。


ニュージーランド航空、羽田就航 オークランドから週3往復
7/22(土) 10:28配信 Aviation Wire

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羽田に到着するニュージーランド航空のオークランド発初便のNZ91便=17年7月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は7月21日、オークランド-羽田線を開設した。ボーイング787-9型機で週3往復運航する。将来的にはデイリー(週7往復)化を目指す。

【羽田初便は黒い787】

 運航スケジュールは、羽田行きNZ91便が水曜と金曜、日曜発、オークランド行きNZ92便が月曜と木曜、土曜発となる。NZ91便はオークランドを午後2時50分に出発して、羽田には午後11時着。NZ92便は羽田を午前1時に出発し、午後2時40分にオークランドへ到着する。

◆冬ダイヤから羽田発22時台に

 10月29日に始まる冬ダイヤからは、運航日は変わらないものの、羽田着が早朝、羽田発が午後10時すぎになる運航スケジュールに変更。羽田行きNZ91便は、オークランドを午後11時5分に出発し、翌日午前5時55分に羽田へ着く。オークランド行きNZ92便は、午後10時5分に羽田を出発し、翌日午後0時40分にオークランドへ到着する。

 羽田の発着時間が変更になることで、同じ航空連合「スターアライアンス」に加盟している全日本空輸(ANA/NH)の国内線へ同日に乗り継げるようにし、首都圏の利便性向上だけではなく、全国各地からの渡航需要の獲得を目指す。

 787-9の座席数は3クラス302席で、ビジネス18席とプレミアムエコノミー21席、エコノミー263席。ビジネスクラスは、フルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列、プレミアムエコノミーは1列あたり2席-3席-2席配列で、エコノミーのうち14列は、横一列3座席が平らなソファになるシート「スカイカウチ」となる。

 また、ニュージーランドが夏季の12月8日からは、機材を大型化。ボーイング777-200ER型機(3クラス312席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー246席)を投入する。

◆初便は黒い787

 21日の初便は、NZ91便のオークランド出発が50分近く遅れたことから、羽田到着は定刻より32分遅れの午後11時32分。D滑走路(RWY23)に着陸し、148番スポット(駐機場)に入った。

 折り返しのNZ92便は乗客296人を乗せ、羽田を定刻より35分遅れの22日午前1時35分に出発。C滑走路(RWY16L)から離陸し、オークランドへ向かった。

 初便の機材は2種類あるデザインのうち、特別塗装と位置づける、黒を基調にシダの葉をあしらった初号機(登録番号ZK-NZE)を投入。シダの葉はニュージーランドを代表するもので、通常塗装は白をベースにシダの葉がデザインされる。21日は、機首のレドームカバーが一時的な部品交換のため、通常塗装機のものが取り付けられていた。

 夏ダイヤの日本路線は、今回週3往復で就航した羽田線と、787-9で1日1往復しているオークランド-成田線の2路線。冬ダイヤでは、季節運航のオークランド-関西線が週3往復で加わり、3路線に増える。関西線は2016年11月に3年ぶりに再開し、2季連続の運航となる。

 ニュージーランド航空のクロヴィス・ペリエ日本・韓国地区支社長は、羽田線の目標ロードファクター(座席利用率)について、「平均80%を目指すが、イールド(収益)とのバランスが重要だ」と語り、廉価販売を避けて高収益路線に育てていく姿勢を示した。

 今後の日本路線の展開について、ペリエ支社長は「就航地を増やすよりも、羽田線のデイリー化や関西線の通年運航による、多頻度化を目指したい」と話した。

 ニュージーランド航空では、羽田線の就航記念セールを24日まで実施。エコノミークラス往復航空券を、税込総額7万9000円から設定している。


ニュージーランド航空、羽田~オークランド便が運航開始、初便はオールブラックス塗装のボーイング 787-9型機
7/22(土) 7:05配信 Impress Watch

 ニュージーランド航空は7月21日、羽田~オークランド線に就航。日本発初便が翌7月22日に出発するのに合わせ、搭乗口前で就航セレモニーが行なわれた。

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 ニュージーランド航空の日本路線は現在、成田~オークランド便をデイリー(週7便)運航。羽田路線は週3便運航され、東京エリアとオークランドで週10便を結ぶことになる。ちなみに冬期スケジュールでは関西国際空港~オークランド線の週3便運航も予定されており、日本とオークランドを結ぶ路線は週13便まで拡充される。

 また、羽田~オークランド便は就航から夏期スケジュール期間内(~10月29日)は羽田空港を出発するのが01時00分、羽田空港に到着するのが23時00分という深夜早朝時間帯の発着となる。冬期スケジュールでは週3便の運航体制は変わらないが、羽田空港出発が22時05分、到着が5時55分とダイヤが大きく変わる。日本に到着してからの地上交通に心配がなくなるほか、羽田空港の国内線を利用した乗り継ぎが(待ち時間の長短はあるが)ほぼ全路線に対応できる時間帯での運航となる。

 機材はボーイング 787-9型機で、ビジネスクラス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス263席の計302席仕様。初便にはオールブラックス塗装の登録記号「ZK-NZE」の機体が使用された。

□ニュージーランド航空の羽田~オークランド便夏期スケジュール(7月21日~10月29日)

NZ92便:羽田(01時00分)~オークランド(14時40分)、月・木・土曜運航
NZ91便:オークランド(14時50分)~羽田(23時00分) 水・金・日曜運航
※使用機はボーイング 787-9型機

冬期スケジュール(10月30日~2018年3月24日)

NZ92便:羽田(22時05分)~(翌12時40分)、月・木・土曜運航
NZ91便:オークランド(23時05分)~羽田(翌05時55分)、水・金・日曜運航
※使用機は10月30日~12月6日がボーイング 787-9型機、12月8日~2018年3月24日がボーイング 777-200型機

 搭乗口では、同便の機長を務めるバリー・マリー(Barry Murray)機長と、ニュージーランド航空 日本支社長のクロヴィス・ペリエ氏が挨拶。

 マリー機長は、「全CA(客室乗務員)、2名の操縦士を代表して、羽田空港からオークランド空港への初便に搭乗するお客さまを歓迎する。ニュージーランド航空は、日本において50年近い歴史があり、成田便の就航からは37年になる。私自身もこれまで25年間にわたり日本の空港へのフライトを担当してきた。羽田便就航で、東京を訪れる機会が増え、この素晴らしい都市をより深く知れることを楽しみにしている」と挨拶した。

 クロヴィス・ペリエ氏は、メモ片手ながら「勉強中」という日本語で挨拶し、「ニュージーランド航空は日本支社ができて来年(2018年)に50年になる。その歴史に本日、羽田直行便就航という新しい1ページが加わった。この日を迎えられてとてもうれしく思う」と述べた。

 また、冬期スケジュールについても言及し、「今は夜1時に出発となるが、次のステップとして10月末からは(夜の)10時に出発する。羽田到着は夜11時から朝6時になる。政府間交渉は今も続いており、もっと便利なスケジュールになることを目指している」と説明。最後に、「これは将来のことだが、まずはこのフライトで行く、ニュージーランドへの旅を楽しみください」と搭乗客へメッセージを送った。

 オークランド行きの初便は、21日朝の時点で予約率が99%以上とほぼ満席。何名かチェックインをしなかった利用者がいたというが、それでも302席仕様がほぼ埋まるという盛況ぶり。搭乗口も多くの人が集まった。

 搭乗客には初便の搭乗記念として、ニュージーランド航空やニュージーランドの魅力が書かれた絵はがきセット、ニュージーランドの象徴であるシダ「シルバーファーン」の芽のようなデザインのUSBメモリ、ニュージーランドお土産の定番でもあるクッキータイムのクッキーが配られた。

 ニュージーランド航空では、この羽田~オークランド線への就航を記念し、24日までエコノミークラス往復が総額7万9000円からの特別運賃セールや、公式Facebookページで行きたいニュージーランドの観光スポットをコメントすることで5名に初便搭乗記念品が当たるキャンペーン、羽田空港で7月22日~23日に開かれる「ニュージーランドフェア」での告知などを実施している。


ノルウェー・エアシャトル、尾翼にフレディ・マーキュリー 787と737
7/21(金) 19:34配信 Aviation Wire

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尾翼にフレディ・マーキュリーをデザインしたノルウェー・エアシャトルの737(同社提供)

 ノルウェーのLCCノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)は、尾翼に英ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、故フレディ・マーキュリー(1946-1991)をデザインした機体を就航させる。尾翼に著名人をデザインする「テイル・フィン・ヒーロー」の一環。

 ボーイング787型機と737-800、それぞれにデザインする。787は今夏、737-800は年内に投入する。

 テイル・フィン・ヒーローは、作家や画家、科学者、音楽家、スポーツ選手など、各界の著名人を尾翼にデザイン。これまで、デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)やノルウェーの画家、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)、英サッカー選手のボビー・ムーア(1941-1993)などのデザイン機を運航している。

 フレディ・マーキュリーは1946年9月5日、アフリカ東部・ザンジバル生まれ。1973年、クイーンのボーカルとしてデビューした。1975年にリリースした代表曲『ボヘミアン・ラプソディ』は英チャートで9週連続1位を獲得するなど、人気が高かった。

 1991年11月24日、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)による肺炎で、45歳で死去した。


「350」に「787」、最新鋭機は日本路線の切り札になるか
7/21(金) 14:50配信 ニュースイッチ

ベトナム航空、サービス拡充。エアバス「350」で先行
 ベトナム航空は欧エアバスA350型機や米ボーイング787型機など、日本路線に相次いで投入し、座席や機内食などサービスの改善を図っている。他社に先駆け、2016年10月に関西―ホーチミン線、3月には羽田―ハノイ線に、A350を投入。ベトナム航空はA350やボーイング787を、週70便運航する日本路線のサービス拡充の切り札と位置づけており、日本路線へ優先的に投入している。今後はビジネスクラスとプレミアムクラスの中間にあたる、プレミアムエコノミークラスを設定する計画だ。

 ベトナム航空が日本に初めてA350を就航したのは15年9月。その後、16年10月に関西―ホーチミン線に定期便として本格的に導入。直近で就航した羽田―ハノイ線は、定期便としては2路線目となる。ベトナム航空はA350を他社に先行して導入しており、日本には同社が初就航した。日本航空(JAL)もA350を導入する計画だが、初号機は19年の受領となる。

 A350を導入する前は小型のA321を中心に運航していた。A321に比べ、約1.7倍大型化したことで、ビジネスクラスの機内食では、料理を一品ずつ陶器のお皿に盛って提供するようになった。

 キッチンが広くなったことで、客室乗務員が機内で料理を盛り付けることができるようになったためだ。17年10月末から始まる冬ダイヤからは、プレミアムエコノミークラスを設け、3クラスにして、より高いサービスを求める日本市場の需要に、きめ細かく対応する。

 ベトナム航空は羽田、成田だけでなく、全日本空輸(ANA)やJALなど、日本の航空大手が就航していない関西や中部、福岡にも就航している。日本路線は合計週70便を運航しており、国際線の国別の運航本数では中国に次いで、2番目となる。

 「新機材の導入で、日本の航空会社が就航していない関西を中心に顧客満足度の向上が顕著で、マイレージプログラムの加入数が拡大している」(木間政浩ベトナム航空日本支社プロダクトマネージャー)と、新機材の導入が顧客の囲い込みにもつながっている。ベトナム航空はA350を14機発注しており、現在7機を保有している。今後も受領に合わせ、日本路線への投入を拡大していく計画だ。

 エアバス350型機はベトナム航空以外にも、フィンエアーやシンガポール航空なども就航しており、徐々に日本からでも乗れるようになっている。


JAL、「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機を8月4日就航
7/21(金) 14:31配信 Impress Watch

 JAL(日本航空)は7月20日、「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機を8月4日から運航すると発表した。

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 9月6日から10日まで「PGA TOUR Champions」大会が日本で初開催されるにあたり、その大会成功を祈念した特別塗装機となり、機内誌や機内ビデオなどJALの各チャネルを通じても日本開催の認知拡大に取り組んでいく。

□「JAPAN AIRLINES Championship」特別塗装機

運航開始予定日:2017年8月4日
運航路線:成田~シカゴ/ニューヨーク/ロサンゼルスなど、主に成田発着の国際線長距離路線
運航機材:ボーイング 777-300ER型機(JA731J)

関連するJALの取り組み

機内誌:国内版の6月号~10月号、英語版の7月号~11月号で参加選手へのインタビューを掲載
機内ビデオ:国内線では7月~8月に2名の選手インタビュー、国際線では8月のPRチャンネルで9名の選手インタビューを放映
グッズ販売:JALの通信販売「JALショッピング」で大会オフィシャルユニフォームを7月から販売、8月上旬からアコーディア・ゴルフの9カ所のゴルフ場でも販売
JALマイレージバンク:「JALマイレージバンク」の会員は、マイルを観戦チケットに交換できる
コラボレーション企画:「マスターカード」では、JAL国際線の航空券を購入すると、抽選でプロアマ参加券や観戦券が当たるキャンペーンを実施。「三井住友海上」では、ゴルファー保険加入キャンペーンを実施

JAPAN AIRLINES Championship

大会開催期間:2017年9月6日~10日(プロアマ大会6日~7日、本選8日~10日)
開催地:アコーディア・ゴルフ「成田ゴルフ倶楽部」(千葉)
チケット発売日:2017年7月5日
Webサイト:大会サイト


カンタス航空、ノリタケの食器で軽量化 12月から
7/21(金) 12:52配信 Aviation Wire

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カンタス航空が12月から導入するノリタケ製の食器類(カンタス航空提供)

 カンタス航空(QFA/QF)は現地時間7月20日、ノリタケ製の食器やグラスを含む新しいテーブルウェアを発表した。豪州の工業デザイナーで同社のボーイング787型機の客室デザインを担当するDavid Caon氏がデザインした。

【カンタスが導入するノリタケの食器類】

 ファインボーンチャイナ(磁器)による16種類の食器セット、5つのステンレス製カトラリー、グラスで構成。重量を11%軽量化するとともに、品質と機能性を兼ね備えたデザインにしたという。国際線のファーストとビジネス、プレミアムエコノミーの各クラス、国内線のビジネスクラス、ラウンジで使用する。

 軽量化により、年間53万5000キログラムの燃料消費量を削減できるという。新テーブルウェアは、787の就航初便となる12月15日のメルボルン発ロサンゼルス行きから導入し、ほかの機種にも順次導入を予定している。


JAL、PGAツアー特別塗装機 8月から777-300ER
7/21(金) 12:47配信 Aviation Wire

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JALのPGAツアーチャンピオンシップ特別塗装機のイメージイラスト(同社資料から)

 日本航空(JAL/JL、9201)は、日本で初開催されるプロゴルフ大会「PGAツアーチャンピオンシップ」の特別塗装機(ボーイング777-300ER、登録番号JA731J)を、8月4日から主に成田発着の国際線長距離路線に就航させる。

【特別塗装機のデザイン】

 JALは2016年10月18日に、プロゴルフツアーを運営する米PGAツアーと大会スポンサー契約を締結。9月6日から10日まで成田ゴルフ倶楽部(千葉・成田市)で開催されるシニアツアーを「JAPAN AIRLINES Championship」として開催する。

 PGAツアーチャンピオンシップは、PGAの世界殿堂入り選手など50歳以上の選抜ゴルファーで構成する会員組織。1980年に考案され、ボランティアの創出など慈善事業や経済的な活動を地域社会に生み出すことを目的としている。

 特別塗装機となるJA731Jは、777-300ERの新仕様機「スカイスイート777」の初号機。8月4日から成田-シカゴ線、ニューヨーク線、ロサンゼルス線を中心に投入する。大会関連では特別塗装機の運航のほか、機内誌や機内ビデオで選手インタビュー掲載・放映、オフィシャルユニフォームの販売などを行う。


旅客機用の747、最後の1機製造か 米ボーイング
7/20(木) 18:47配信 CNN.co.jp

米シアトル(CNNMoney) 米ボーイング社の大型旅客機「747―8」の1機がこのほど米オレゴン州での機体塗装作業を終え、米ワシントン州の製造拠点に戻った。

大韓航空向けの1機で、ボーイング社は747機など大型機の需要は今後多くは見込めないと判断しており、一般航空会社の旅客機用としては最後の製造になる可能性が極めて強い。

航空関連企業「フライトグローバル・アセンド」によると、世界で就航中の747シリーズ機は約500機。引退や機種変更が進み、年々減少している。ボーイング社が1970年以降、納入した同シリーズ機は1500機以上。

747―8は2011年に初就航したが需要は乏しく、発注したのは大韓航空、ルフトハンザ航空や中国国際航空など数少ない。乗客搭載能力は最多467人で航続距離は最長で8000カイリ(約1万4800キロ)。大韓航空用の1機の全長は約81メートルで、引き渡しは今後数週間内の予定。

ボーイング社の正式受注記録によると、今後顧客に納入される747―8は2機のみで大韓航空の他は名前が伏せられている国家元首となっている。

ジャンボ機の愛称で知られた747シリーズ機は米ワシントン州エバレットで今後も製造されるが、ほとんどがUPSのような荷物運送企業用の貨物機になる見通し。乗客用としては米大統領や他の重要人物用の専用機、軍用機に限定される見通し。

米大手のユナイテッドとデルタ両航空が保持する747―400型機は今年末までに引退予定となっている。

ボーイング社は今後、エンジン2基ながらも燃費効率の良さでジャンボ機並みの航続距離を持つ777Xなどの機材開発に注力する方針を示している。


キャリア75年、91歳現役航空整備士がギネス世界記録
7/19(水) 18:58配信 AFP=時事

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米ニューヨークのケネディ国際空港で、アメリカン航空が航空整備士として「世界最長キャリア」を達成したアズリール・ブラックマンにささげたボーイング777型機。アメリカン航空提供(2017年7月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米アメリカン航空(American Airlines)が18日、航空整備士として「世界最長キャリア」を達成したアズリール・ブラックマン(Azriel Blackman)さん(91)にささげるボーイング(Boeing)777型機をお披露目した。同機の操縦席後方の胴体には、ブラックマンさんの名前と署名が入っている。

 米ニューヨーク(New York)のケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)で開かれたセレモニーには、ギネス世界記録(Guinness World Records)の立会人も参加し、ブラックマンさんに「航空整備士として最長キャリア」との称号を贈呈した。ギネスの広報担当者によると、ブラックマンさんの記録は7月7日時点で74年355日だった。

 ニューヨーク出身のブラックマンさんは、16歳の時に時給50セントの見習いとしてキャリアをスタート。現在の主な職務はチームの統括で、以前ほど現場には出ていないが、寄る年波をものともせずケネディ国際空港でアメリカン航空の航空整備士長として週5日働いている。

 勤務時間は午前5時から午後1時までだが、仕事熱心なブラックマンさんは毎朝勤務開始時刻の2時間以上前には格納庫に姿を現す。75年のキャリアで、1940年代の飛行艇からボーイング777型機まで、50種類以上の飛行機を整備してきた。

 来月には92歳の誕生日を迎えるブラックマンさんは、「信じられないと思うかもしれないが、私には今でも毎日が新しい挑戦だ」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News


ハネウェル、3万フィート上空で高速ネット接続デモ 成田に757試験機飛来
7/19(水) 18:47配信 Aviation Wire

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成田空港で出発を待つハネウェルの757試験機=17年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機内からのインターネット接続サービスが普及する中、米ハネウェルは乗客向けに加え、機体の状態を地上で共有できるシステムを航空会社などに向けて提供している。

【757試験機の機内を見る】

 5月31日からは、ハネウェルが保有するボーイング757-200型機を改修したテスト機(登録番号N757HW)を使い、サービス内容を航空会社などの関係者に披露するワールドツアーを開催。7月は中国を皮切りに、アジア太平洋地域の各地を訪れている。

◆地上と変わらないネット接続

 日本では、7月11日と12日に成田空港で開催。官公庁や航空会社、サプライヤーなどを招き、3回のデモフライトを実施した。

 デモフライトは、成田発着で房総半島東側の太平洋上を1時間ほど飛行。高速インターネット接続を実現する「JetWave システム」のほか、運航や整備を支援するシステムを紹介した。

 JetWaveでは、通信衛星「インマルサット」により機内インターネット接続サービスを提供。高周波の周波数帯「Kaバンド」を使うことから、ハネウェル・エアロスペースのアジア太平洋事業開発ディレクター、ポール・ネフ氏は「接続スピードが地上と変わらない」とアピールする。

 757試験機は、機体後部の屋外に衛星通信用のアンテナを設置。現在使用している機器「MCS-8200」の通信速度は最高50Mbpsとなる。2010年代に入り、国内の携帯各社が提供を開始したLTEによるサービスと比べると、おおむね提供開始当時の最高75Mbpsに近い値だ。

 衛星によるネット接続では、米パナソニック・アビオニクスが「Kuバンド」を使ったサービスを提供しているが、KaバンドはKuバンドに比べ、天候により通信速度が左右されることが少ないという。

 このため、JetWaveは安定した高速接続が実現できると、ハネウェルはアピールしている。機内でも、iOS版の接続速度測定アプリ「SPEEDTEST」により、下り(ダウンロード)42.41Mbps、上り(アップロード)4.26Mbps、ピング(ping)711msという数値を記録していた。

 私も757試験機に搭乗し、房総半島沖の3万フィート上空でiPhoneの通話アプリ「FaceTime」を使ってみた。ビデオ通話はつながったものの、快適に使うことは難しかったが、音声通話は地上とまったく変わらない音質で利用できた。ウェブサイトの閲覧も、当紙のような文字と写真が中心のニュースサイトでは、特に問題なく接続できた。

 ハネウェルによると、アジア太平洋地域における過去数年の実績として、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)やシンガポール航空(SIA/SQ)、スリランカ航空(ALK/UL)、ベトナム航空(HVN/VN)などが、JetWaveを採用しているという。

 ネフ氏は「通信環境を1社で提供しているので、カットオフやハンドオーバーが起きない」と述べ、JetWaveでは通信会社をまたぐことによる通信途絶が起きないメリットを語った。

 また、ハネウェルではインマルサットに加え、通信衛星「イリジウム」の回線も活用。二つの衛星の長所を利用できるようにしているという。通信内容についても、「ハッキングがあってはならない」(ネフ氏)として、セキュリティー対策も力を入れている。

◆欠航や遅延35%削減も

 ハネウェルでは、この高速インターネット接続を活用し、運航コスト削減につながるシステム「GoDirect」を提案している。

 単に乗客がWi-Fi機器によるインターネット接続を利用するだけではなく、気象情報や機体のコンディションを地上とやりとりすることで、乱気流を回避して飛行したり、到着後の便間整備時に、交換すべき部品の情報を共有するといったシステムを用意している。

 「GoDirect Flight Preview」は、パイロットに対し、離陸前に滑走路と周辺の地形の正確な3D画像を提供。「GoDirect Weather」は、パイロットに航路上の気象情報をリアルタイムで提供し、同じ航路を先行する便などからも情報を受信することで、揺れの少ないフライトをサポートする。

 「GoDirect Fuel Efficiency」は、機体をモニタリング・分析することで、燃費を最適化。パイロットはもっとも燃費の良い航路を選択できるようになる。また、「GoDirect Connected Maintenance」では、APU(補助動力装置)や主脚、ブレーキなどの故障を予測し、事前に修理するために必要な情報を整備部門に提供できる。

 ハネウェルとキャセイパシフィック航空は、エアバスA330型機の稼働率を改善する実証実験を共同で実施。機体からインターネット経由で収集したデータを、1%以下のエラー率で解析したところ、遅延や欠航を最大35%削減でき、1機あたり数十万ドルの運航・整備コストの削減につながるという。

 キャセイは今後、A330とボーイング777型機にGoDirectによるメンテナンス・サービスの導入を検討していく。

 ネフ氏は、「運航にかかわるすべての人が満足できる」と、JetWaveを核とするGoDirectシステムをアピールした。

◆元イースタン航空の757

 ハネウェルは、エンジンや航空関連機器の試験機として、2005年に当時のイースタン航空から中古の757-200を購入し、「ハネウェルB757試験機(Honeywell B757 Test Aircraft)」と名付けた。

 757はエンジンが2基ある双発機だが、試験用エンジンを取り付けるため、右前方胴体にもパイロンを設けてあり、最大3基のエンジンが付く。

 同社での初飛行は2008年10月で、機体に「コネクテッド エアクラフト(Connected Aircraft)」と描かれた現在の仕様では、2015年9月に初めてJetWaveの試験を実施した。

 今回、成田でのデモフライトを7月12日に終えたコネクテッド エアクラフトは、13日に台北の台湾桃園国際空港、15日に香港国際空港、17日にマレーシアのクアラルンプール国際空港、18日と19日にシンガポールのチャンギ国際空港で、デモフライトを実施した。

 今後は20日にインドネシアのジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港、24日に豪州のメルボルン空港で実施し、25日のキャンベラ国際空港が最終日となる。


LOTポーランド航空、8機目の787-8
7/19(水) 16:47配信 Aviation Wire

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LOTポーランド航空の787-8=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 LOTポーランド航空(LOT/LO)は、8機目となるボーイング787-8型機(登録番号SP-LRH)を受領したと現地時間7月15日に発表した。8機体制となったことで新規路線や既存路線の増便などが可能となった。

 LOTの787-8は252席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席)を設定。これまでに8機を発注している。初号機(SP-LRA)は2012年11月に受領し、欧州で初めて787を導入した。

 LOTはこれまで、8機体制に向け新路線の開設を計画。これまでワルシャワ-ロサンゼルス線やクラクフ-シカゴ線などを開設したほか、週3往復だったワルシャワ-成田線とソウル(仁川)線を増便。7月からは成田線を週4往復、ソウル線を週5往復に増便した。

 このほか、2018年4月からは長胴型の787-9(294席:ビジネス24席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー249席)のリース導入を開始。3機の導入を計画し、ニューヨークやシカゴなどの高需要路線に投入する。


「松島基地航空祭」は震災後初の一般開放に ブルーインパルスも飛行
7/18(火) 20:06配信 sorae.jp

航空自衛隊松島基地は、2017年8月27日(日曜日)に開催される「松島基地航空祭」を一般開放すると発表しています。
 
毎年8月に開催されてきた松島基地航空祭ですが、2011年以降は東日本大震災の被害により一時期開催が中止に。一方2016年には「復興感謝イベント」が開催され、ブルーインパルスの展示飛行も行われました。
 
そして今年は、7年ぶりとなる一般開放での松島基地航空祭が復活することになります。またブルーインパルスは松島基地航空祭だけでなく、前日に宮城県東松島市で開催される東松島夏祭りでも展示飛行が行われる予定です。
 
松島基地の公式ホームページでは今後、順次情報を公開するとしています。また、7月20日には駐車場利用者の公募の詳細も発表される予定です。


LOTポーランド航空、ハンガリーから米直行便 18年5月就航へ
7/18(火) 17:31配信 Aviation Wire

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ブダペストからの米直行便を開設するLOTポーランド航空=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 LOTポーランド航空(LOT/LO)は2018年5月、ハンガリーの首都・ブダペストからの米直行便を開設する。ニューヨーク(JFK)とシカゴの2路線を運航する。両国間の直行便は2011年以来7年ぶりの運航となる。

 ニューヨークは月曜と木曜、金曜、日曜の週4往復で、現地時間5月3日から運航を開始。シカゴは火曜と土曜の週2往復で、5月5日に就航する。2路線とも通年運航で、ボーイング787-8型機(252席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席)を投入する。

 ニューヨーク行きLO33便はブダペストを午前11時55分に出発し、午後3時40分に到着する。ブダペスト行きLO34便はニューヨークを午後6時15分に出発し、翌日午前8時50分に到着する。

 シカゴ行きLO31便はブダペストを午前11時35分に出発し、午後2時50分に到着する。ブダペスト行きLO32便はシカゴを午後4時35分に出発し、翌日午前8時55分に到着する。

 2路線の開設により、LOTはブダペストを拠点化する。同社がポーランド国外を拠点とするのは初めて。

 LOTは現在、米国路線を5路線運航している。これまではワルシャワから4路線を運航していたが、7月3日にはクラクフ-シカゴ線を週1往復で再開した。

 ハンガリーと米国の直行便は2011年まで運航。アメリカン航空(AAL/AA)がニューヨーク-ブダペスト線を運航していた。


「ブルーインパルス」も飛ぶ「松島基地航空祭」は震災後初の一般無料開放に
7/17(月) 10:03配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 航空自衛隊 松島基地は7月13日、8月27日開催の「松島基地航空祭」を一般無料開放にすることを発表した。一般無料開放は2010年開催を最後に行なわれておらず、7年振りの開催となる。

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 松島基地は宮城県東松島市に位置し、アクロバットチーム「ブルーインパルス」のホームベースとして知られている。2011年3月11日発生の東日本大震災による津波被害に遭い、滑走路や基地施設、基地所属の航空機などが被災。しかしながら、広範な津波により仙台空港も被災したこともあり、震災から3日間で松島基地を応急復旧し物資供給空港として運用。所属隊員も震災直後から災害救助活動に従事していた。仙台空港復旧後は、基地機能再開へ向けての工事を行なっていた。

 例年夏に開催されていた「松島基地航空祭」については、基地内が工事中などのため2011年以降開催されておらず、2016年に1万名限定で震災後初の航空祭「松島基地復興感謝祭2016」を開催。誰もが入場可能な航空祭の形での開催が待たれていた。

 今回の発表では、震災以前と同じ「松島基地航空祭」というタイトルでの開催となり、一般無料開放。駐車場についても利用者公募を行なうとしており、詳細は松島基地のWebサイトで7月20日に告知する。

 松島基地航空祭の前日には、地元宮城県東松島市で「東松島夏まつり」が行なわれ、ここでもブルーインパルスは展示飛行予定。年間スケジュールでは、9月30日愛媛県松山市 第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」総合開会式、10月15日静岡県浜松基地 エア・フェスタ浜松2017(日付確定)、2018年2月18日福岡県芦屋基地 平成29年度芦屋基地航空祭が追加されている。

ブルーインパルス展示飛行予定

7月23日(日)北海道千歳基地 平成29年度千歳基地航空祭
8月1日(火)宮城県石巻市 石巻川開き祭り
8月6日(日)静岡県静岡市 第70回清水みなと祭り
8月26日(土)宮城県東松島市 東松島夏まつり
8月27日(日)宮城県松島基地 松島基地航空祭
9月10日(日)青森県三沢基地 平成29年度三沢基地航空祭
9月16日(土)東京都八王子市 八王子市市制100周年記念行事
9月30日(土)愛媛県松山市 第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」総合開会式
10月15日(日)静岡県浜松基地 エア・フェスタ浜松2017
11月3日(金・祝)埼玉県入間基地 入間航空祭
11月19日(日)岐阜県岐阜基地 平成29年度岐阜基地航空祭
11月26日(日)福岡県築城基地 築城基地航空祭
12月3日(日)宮崎県新田原基地 新田原基地エアフェスタ2017
2018年2月18日(日)福岡県芦屋基地 平成29年度芦屋基地航空祭


空自F-35A、最新ミサイルJSMは北朝鮮に有効? ステルスあり300km巡航、その実力は
7/17(月) 7:10配信 乗りものニュース

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JSMはF-35Aの胴体ウェポンベイ内部に2発を携行可能。外部搭載の必要がないのでステルス性を損なうことがない(画像:レイセオン)。

新しい空対地ミサイルは敵基地攻撃を想定したものか?
 2017年6月25日(日)に一部メディアが報じたところによると、政府は航空自衛隊の新鋭ステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」に対して、空対地ミサイルの導入を検討しているとのことです。

【写真】航空自衛隊仕様F-35A

 ここでいう「空対地ミサイル」とは、将来F-35Aにおける運用能力付加が予定されている「JSM(統合打撃ミサイル)」を指しており、JSMは現在のところノルウェーのコングスベルグ社およびアメリカのレイセオン社が開発中です。

 JSMはジェットエンジンを搭載することで約300kmの長射程を持ち、また高いステルス性を持つことによって迎撃されにくい特徴をもった巡航ミサイルであり、敵の地対空ミサイルの射程圏外から攻撃が可能であることを意味する「スタンドオフ・ウェポン」です。

 JSMの導入は、北朝鮮の弾道ミサイルに対する「敵基地攻撃能力」を想定したものと推測されますが、実際F-35AにJSMを搭載することでこれは可能になるのでしょうか。

JSMは北朝鮮の弾道ミサイル対策になりうるのか?
 結論から言うとF-35AとJSMだけでは、北朝鮮の弾道ミサイルを破壊することは不可能です。

 北朝鮮から日本全土を射程に収める射程1000km超の「ノドン」ないし「ムスダン」の発射台は車両に搭載され自走が可能であるため、通常時はトンネル内部などに隠すか偽装しておき、発射時にのみ表に出して発射すると見られます。

 したがってこれを発射前に破壊するには、偽装を解いてから発射するまでの数分のうちに攻撃を加えなくてはなりません。亜音速のJSMはせいぜい秒速300m程度のスピードしかなく、最大射程から射撃した場合、17分後の弾着となってしまうのでまったく間に合いません。

 ゆえに即時攻撃を行うには北朝鮮の上空で警戒飛行せねばならず、いくらF-35Aがステルス機であり卓越した自己防御システムを持っているとはいえども、被撃墜のリスクは免れません。

 F-35Aを北朝鮮上空に飛ばすには、撃墜されたパイロットの救助体制が必要になります。しかしパイロットの救助を専門とする航空自衛隊の航空救難団には、北朝鮮上空で活動するための装備がありません。

 さらに国土の大部分を森林ないし山岳で占める朝鮮半島北部には、ミサイルの隠し場所に適した地形が無尽蔵にあり、広大な範囲を常時監視しミサイルを発見次第瞬時にして戦闘機へ情報を伝達するためのシステムが自衛隊にはありませんから、そもそもJSMを発射することさえ困難です。

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ノルウェー空軍のF-16に搭載されたJSM。射程約300kmを有し地形照合等で巡航し赤外線画像認識誘導で標的を識別する(画像:レイセオン)。

F-35AとJSMでなにができるのか?
 これらの理由から、F-35AにJSMを搭載するだけでは実質的に敵基地攻撃能力を得ることは無いと言ってよいでしょう。仮に北朝鮮上空で作戦を行わなければならないとするならば、アメリカおよび韓国と三国連携し、アメリカの諜報・監視、偵察、ネットワークシステムのもとでの共同作戦が唯一現実的な方法と言えるのではないでしょうか。

 F-35AとJSMの組み合わせは、むしろ南西諸島において外国の本格的な侵略があった場合に役立つかもしれません。

 地上への航空攻撃を主に担当する航空自衛隊のF-2戦闘機は、射程の短いGPS/レーザー誘導爆弾しか搭載できないため、敵国が南西諸島に地対空ミサイルを上陸させた場合、活動が非常に困難となります。しかしながらF-35AとJSMがあれば、地対空ミサイルの射程外から航空攻撃が可能となります。

 またJSMは地上への爆撃のみではなく対艦ミサイルとしても使用できますから、飛行中に任務を艦船に対する攻撃に適宜切り替えるなど幅広い作戦が行えます。

 以上のように、JSMの導入による利点は、北朝鮮に対する敵基地攻撃よりも南西諸島方面における島嶼防衛でより大きな意義を持つようになるでしょう。


スクート新社名「スクート・タイガーエア」 25日合併
7/14(金) 16:26配信 Aviation Wire

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タイガーエアと合併するスクート=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)傘下のLCCスクート(SCO/TZ)とタイガーエア(TGW/TR)は、現地時間7月25日に合併し、スクートブランドに統一する。合併後の新社名は「スクート・タイガーエア」となる見込み。

 タイガーエアから出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、国土交通省航空局(JCAB)が14日に許可したことで明らかになった。

 新会社は、航空会社名を3文字で表すICAO(国際民間航空機関)コードを現タイガーエアの「TGW」、2文字のアルファベットで表すIATA(国際航空運送協会)コードを同じく「TR」とする。

 合併後の運航機材は、スクートのボーイング787型機に加え、タイガーエアのエアバスA320型機も保有。A320は2018年中ごろをめどに、スクート塗装に切り替える。また、ウェブサイトもスクートに統一。運航便のスケジュールは変更しない。

 両社はシンガポール航空傘下のLCCで、現在は持ち株会社「バジェット・アビエーション・ホールディングス」(BAH)が所有し、管理している。両社ともLCC各社の航空連合「バリューアライアンス(VALUE ALLIANCE)」に加盟している。


仏独が新型戦闘機の共同開発へ、英EU離脱見据え協力強化
7/14(金) 13:08配信 ロイター

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 7月13日、フランスとドイツは両国閣僚会議後、新型戦闘機を共同開発する方針を発表した。写真はフランス南西部のモンドマルサン基地上空を飛ぶ「ラファール」仏戦闘機。6月撮影(2017年 ロイター/Regis Duvignau)

[パリ 13日 ロイター] - フランスとドイツは13日の両国閣僚会議後、新型戦闘機を共同開発する方針を発表した。英国の欧州連合(EU)離脱を見据えて、安全保障面での協力を強化する狙いがある。

これにより、ドイツと英国などの共同開発機「ユーロファイター」、仏「ラファール」、スウェーデン「グリペン」と現在3種類が存在する欧州の戦闘機地図には今後変化の波が押し寄せそうだ。

仏独両国の発表によると、新型戦闘機開発の行程表を来年半ばまでに策定する方針。マクロン仏大統領はメルケル独首相とともに臨んだ会見で「これはとてつもない革命であることは認める。だが波乱なく計画的に時間をかけて実行されるという点で心配はしていない」と語った。

専門家は、共同開発対象は有人機と無人機兼用の戦闘機になる可能性もあると予想した。

フランスは1980年代にユーロファイター開発計画から離脱。独自に同国のダッソー・アビアシオン<AVMD.PA>を通じてラファールを配備し、両機は世界中でし烈な販売競争を繰り広げてきたが、そうした状況には終止符が打たれる。

防衛業界専門家は、今回の動きは英国と同国の主な防衛機器契約を担うBAEシステムズ<BAES.L>にとっては逆風だとの見方を示した。

あるドイツの防衛業界幹部はロイターに「英国にとっては次のようなメッセージになる。つまり『あなたはEUを出ていき、われわれ(仏独)は先に進む。防衛面でEUの足を引っ張るあなたにはもう興味はない』ということだ」と説明した。

実際、仏独の共同開発宣言において英国がどのような役割を果たすかは明らかにされなかった。一部の専門家や防衛産業関係者は、今後英国が米国との防衛協力をさらに進めていくきっかけになるかもしれないと述べた。

英国は現在、ユーロファイター開発に参加する一方で米ロッキード・マーティン<LMT.N>が主導する新型ステルス戦闘機「F35」計画の陣営にも属している。英シンクタンク研究員は「英国が次世代戦闘機において米国との新たな提携を検討することはほぼ避けられない」と話した。


デルタ航空、A350初受領 10月から成田-デトロイト、ビジネスはドア付き個室
7/14(金) 11:24配信 Aviation Wire

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デルタ航空のA350-900初号機=17年6月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間7月13日、デルタ航空(DAL/DL)にA350-900の同社向け初号機(登録番号N501DN、機体番号3501)を引き渡したと発表した。1路線目はデトロイト-成田線で、10月30日のデトロイト発便が初便となる。

【ビジネスはドア付き個室】

 デルタは2014年11月、A350のうち標準型となるA350-900を25機発注。座席数は3クラス306席で、ビジネス32席、プレミアムエコノミー48席、エコノミー226席となる。今回受領した機体は、年内に引き渡される5機のうち最初の機体で、米国の航空会社では初のA350受領となった。

 ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」には、世界初となるスライド式ドアを設け、個室空間を用意。全席通路アクセス可能なフルフラットシートで、個人用モニターは18インチのものを採用する。

 プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアム」は、A350で初めて設定。シートピッチは最大38インチ(約96.5センチ)、シート幅は最大19インチ(約48.3センチ)、リクライニングは最大7インチ(約17.8センチ)で、個人用モニターは13.3インチとなる。

 デルタは長距離国際線に投入している747-400や一部の777の後継機として、A350-900をアジア路線に導入。747は年内の退役を計画している。

 A350は13日現在、世界の45顧客から847機を受注している。


JAL、羽田~ロンドン線を増便 深夜便には全員にラウンジサービスも
7/14(金) 7:20配信 乗りものニュース

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東京(羽田、成田)~ロンドン線のダイヤイメージ。太線が今回の増便(画像:JAL)。

羽田深夜発、ロンドン早朝着
 JAL(日本航空)は2017年7月12日(水)、羽田~ロンドン(ヒースロー)線を10月29日(日)から1往復増便すると発表しました。時刻は次のとおりです。

・JL041便:羽田2時45分→ロンドン6時25分着
・JL042便:ロンドン9時30分発→羽田翌6時25分着

 現在運航している羽田午前発の便に加え、深夜便が設定されます。このJL041便はロンドン着が早朝であることから、出発地(日本)と到着地(イギリス)での時間を有効活用でき、ロンドン以遠へ乗り継ぐ場合も乗り継ぎやすいダイヤになっているといいます。ロンドン発は現地を朝に出発。羽田には翌日早朝に到着します。

 ロンドン行きJL041便の搭乗客(エコノミークラスを含む全員が対象)には、休息と睡眠を十分に取れるよう、搭乗前に羽田空港の「サクララウンジ」で軽食を提供し、機内では搭乗直後から休めるプランが用意されます。また、羽田空港に近い「天然温泉平和島」(東京都大田区)が無料で利用できるキャンペーンも実施されます。

成田~バンコク線は期間増便
 なお、10月29日(日)から2018年3月24日(土)までの期間は、成田~バンコク線も1往復が増便されます。時刻は次のとおりです。

・JL717便:成田12時40分発→バンコク18時00分着
・JL718便:バンコク23時25分発→成田翌7時15分着

 使用機材はいずれの増便ともボーイング787-8型機(JAL SKY SUITE 787)。航空券の予約、販売は7月14日(金)午前11時から開始される予定です。

2017年7月 3日 (月)

三菱MRJ、あれこれの話題・8

15年11月11日に初飛行した三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」は、現在形式証明の取得など量産機の製造に向けた飛行試験を続行中で、そうした開発進展状況のニュースについては逐次ご紹介しているが、ここではMRJに関するその他の話題をご紹介する。

2番目の記事
3番目の記事
4番目の記事
5番目の記事
6番目の記事
7番目の記事

リンク:三菱航空機が債務超過、経営は大丈夫? MRJはどうなるの? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ納入「オリンピックまでにはよろしく」 ANAHD篠辺副会長インタビュー(前編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「MRJ」債務超過、三菱重工の財務は大丈夫か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、債務超過510億円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、17年3月期純損失511億円 債務超過510億円、MRJ開発費かさむ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

三菱航空機が債務超過、経営は大丈夫? MRJはどうなるの?
7/12(水) 8:30配信 THE PAGE

 初の国産ジェット旅客機となるMRJを製造する三菱航空機が債務超過に陥っていることが明らかとなりました。開発が大幅に遅延し、機体を顧客に納入できないことが主な理由ですが、同社の経営は大丈夫なのでしょうか。

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写真:中尾由里子/アフロ

2017年3月期は510億円の債務超過
 三菱航空機は三菱重工グループの航空機製造会社でMRJの開発を担当しています。MRJは当初、2013年に初号機を納入する予定でしたが、設計変更などが相次ぎ、開発スケジュールを5度延期。現在は2020年半ばの納入を目指しています。

 機体が完成していませんから、売り上げを立てることができず、開発費用がそのまま累積の損失となっています。同社の自己資本は資本金が500億円、資本準備金が500億円の合計1000億円です。

 2016年3月期の決算では累積の損失が約1000億円となり、自己資本をほぼすべて食いつぶした状況でしたが、昨年度には追加で510億円の損失が発生しています。このため2017年3月期の決算では、負債が資本を上回り510億円の債務超過となりました。

三菱重工がどこまで資金援助を続けられるか
 510億円の債務超過と聞くとびっくりしてしまいますが、これでMRJのプロジェクトがダメになってしまうわけではありません。もし三菱航空機が単独で存在している会社であれば、法的整理などの対象となる可能性がありますが、同社は三菱重工の傘下にあり、市場では同社と重工は一体とみなされています。

 三菱航空機が債務超過に陥った以上、増資など何らかの手段で三菱重工が資金援助を行いますから、このまま開発を継続することが可能です。

 最大の問題は三菱重工がどこまで資金面での援助を続けることができるのかという部分でしょう。三菱重工の2017年3月期の業績は売上高が約3兆9000億円、営業利益が約1500億円と減収減益となりました。特に営業利益は前年比で50%減とかなり厳しい状況です。

 また手元の現金は2500億円程度しかなく、三菱航空機に大規模な支援をするということになると、借り入れの増額など何らかの財務的な手当が必要となります。同社の自己資本は2兆円ほどありますから、すぐに財務的な余裕がなくなるわけではありませんが、これ以上、MRJの損失が続けば、健全財政とはいかなくなるでしょう。

機体を完成させることとビジネスの成功は別問題
 納期の遅れは米国における型式証明取得に関連した理由がほとんどですので、時間とコストをかければ、問題なく量産体制に移行できると考えられます。しかし機体を無事完成させることとビジネスで成功させることは別問題です。

 MRJの最大のライバルであるブラジル・エンブラエル社の最新鋭機は2021年頃に納入が始まるといわれています(同規模の競合機)。仮に現状のスケジュールで開発が終了しても、MRJの先行のメリットはほぼなくなってしまいます。価格面などで厳しい条件が課される可能性が高く、当分の間、三菱重工グループの財務の足を引っ張りそうです。

(The Capital Tribune Japan)


MRJ納入「オリンピックまでにはよろしく」 ANAHD篠辺副会長インタビュー(前編)
7/10(月) 12:40配信 Aviation Wire

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MRJの模型を手にするANAホールディングスの篠辺副会長=17年6月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 青空が広がり、太陽が強烈に照りつけるパリのル・ブルジェ空港で、全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとった国産初のジェット旅客機「MRJ」がお披露目された。第52回を迎えた世界最大級の航空ショーであるパリ航空ショーに、三菱重工業(7011)と三菱航空機はMRJの実機を初出展した。

【パリ航空ショーに初出展されたANA塗装のMRJ】

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定した。ANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 6月18日、MRJがパリ航空ショーに初めて持ち込まれた場には、三菱重工の宮永俊一社長や三菱航空機の水谷久和社長とともに、ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の篠辺修副会長も出席。「飛行機を設計してから製造するまでの最終盤にきたことを証明していただけた」と、出展を高く評価した。

 篠辺修副会長は、今年3月31日付でANAの社長を退任。4月1日にANAHDの副会長に就いた。2013年4月1日にホールディングス制が発足して以来、4年間に渡り事業会社となったANAを率いてきた。

 社長就任以前も、ローンチカスタマーとなったボーイング787型機やMRJの選定や導入、運用に関わり、整備畑出身の社長として、トラブル対応時も先頭に立ってきた。事業会社のトップから持株会社の副会長となった篠辺氏に、MRJの今後やANAグループの戦略を聞いた。

◆オリンピックがターゲット

── パリ航空ショーでANA塗装の機体を目にした感想は。

篠辺副会長:工場ではなく、空港や滑走路でほかの飛行機と一緒にANA塗装のMRJが並んでいたので、非常に臨場感を持つことができた。今までは三菱さんが作っているMRJ塗装の飛行機だったが、パリで見たのはANAが受領するであろう形の飛行機だった。

 開発の進ちょくが大きく変わるわけではないのは承知しているが、ゴールに近づいているな、という思いになった。

 今まではいろいろな事情で、デリバリーの延期説明を受けていた。一方で、あそこまでプロジェクトが進んでますよ、というのがよく見えた。おぉ、なるほどね、という感じだった。

 ぜひオリンピックまでにはよろしく、という気持ちだ。

── 東京オリンピックまでには受領したいか。

篠辺副会長:可能な限り納期を少しでも早めたいというのが、三菱航空機の最新の計画。それをそのまま我々のほうで、いろいろなイベントと重ねると、オリンピックが一つのターゲットにどうやらなるなと。

 飛行機の塗装はどうあれ、そういう時期に飛行機がデリバリーされるなら、聖火リレーなどの可能性がある。お客様を乗せられるかは、(パイロットの)慣熟などもあるので、なんとも言えないが。

 本当にその時期で飛行機の完成度が高ければ、視野における。

── 1964年の東京オリンピックでは、YS-11が聖火を運んだ。

篠辺副会長:そうだ。YS-11のオリンピア号という名前に対して、何か付けるのかと。受領の1年位前になると、乗員訓練だなんだとあって、飛行機の塗装も青塗装(記者注:現行のトリトンブルー塗装)なのかと、我々の中でも議論することになるんじゃないか。

 いつも新しい飛行機は、1機か2機は通常塗装ではないものを、われわれはやっている。もちろん(MRJは)「やらない」という判断もあるが、やるならどうするのか、ということだ。

── 現在のトリトンブルー塗装は767導入の時からだが、MRJから新塗装に変わるのか。

篠辺副会長:それはわからない。今までそこまで突っ込んだ議論はできていない。受領する1号機や2号機を特別塗装にするかの議論もできてない。たぶん営業サイドや宣伝サイドは、過去の資料をめくりながら考えるんじゃないか。

 A380の塗装も、受領から逆算して発表した。A380は生産スケジュールの心配がいらないので、割と早い段階からアナウンスできた。それでも(2019年春の就航予定から数えて)2年を切っている。

 MRJは、2018年度中にはそうしたお話ができると一番いい。順調にいけば、この一年くらいで話が出る可能性が出てきた。

 三菱重工や三菱航空機から、ANA塗装でパリへ持って行きたいというお話があったとき、われわれとして異論はなかったので、ご協力した。実機を見ると、実現に一歩近づいたという印象だった。

 MRJ塗装の機体の時は、アメリカまで飛んでいても、そこまでは思わなかった。民間機のイメージよりは、開発機のイメージが強かった。そういうのはあるんじゃないかな。

◆787で苦労した新しい考え方

── 篠辺副会長は787導入も担当された。同じローンチカスタマーとして、MRJに対して787とは違うと感じたところはあったか。

篠辺副会長:MRJ導入を決めた時は、企画の担当役員で取りまとめをしていた。787の時は立場が違い、技術部長としていろいろ調べていた。787のほうは、導入検討から導入後の苦労まで、責任ある立場で経験できた機材。ほかにもいろいろな機種を会社に入って経験したが、圧倒的に良くも悪くも臨場感が強烈だった。

 MRJは、せっかく発注したのに予定より遅れているが、日本初のジェット旅客機としての期待感がある。現実のいろいろなことを経験していないという違いはあるが。

 MRJは機種選定から関わっていたが、同じ条件なら日本製の飛行機を選びたいという気持ちは持ってしまう。幸い、いろんな条件でMRJを選ぶのが一番という結論になったので、あまり感情面を出さずに行ったのは良かった。

 その話と、ちゃんとした飛行機であるはずだから採用する、というのが、ごっちゃにならないようにしてきた。情状で日本製の飛行機を選ぶ、とはいかない。

 当時は787の納入が遅れていたので、MRJも多少は納入が遅れても、対応は十分できるようにしておいた。飛行機の性能とは直接は関係ない。入ってくる時期の問題だけだからだ。そういう整理をして進めてきた。

── 787の経験が生きたということか。

篠辺副会長:生かされている。787のローンチカスタマーの経験が、そのままMRJでも役立つに違いないと考え、787で進行中だったものも、MRJのプロジェクトには入れ込んだ。

 プロペラ機とジェット機の狭間を狙うという意味では、MRJは遅れても抑えようがある。一方で787は、767の後継機ということで、国内線用のものはリタイアする時期のおしりを見ながら進めていたので、環境は違った。

── 787は徐々に安定してきたが、狙い通りの機体と言えるか。

篠辺副会長:整備にいた時に、767や777の導入があった。ローンチカスタマーである787とは違うが、777はローンチに近い状態で、他社とボーイングとのやりとりを横目で見ていた。

 787で苦労したのは、初めからわかっていた部分も含め、新しい考え方やシステムだ。

 バッテリーも、どの機種でも積んでいるが、リチウムイオン電池をあれだけ使ったのは787が初めて。残念ながらトラブルは起きたが、技術的に解決できることだった。エンジンも、開発過程から成熟するまでは時間がかかることを十分承知している。お客様にご迷惑を掛けないために、常にエンジンを更新していけばいい。結果として、一時期に早く更新しなければならない状態になり、欠航が生じてしまったのは申し訳なかった。

 整備にいつも言っているのは、“ダンゴ”にならないようにしようということ。ダンゴになれば一度に整備する機体が増え、欠航する確率が上がってしまう。それはほかの機種でも一緒だ。

 技術部長時代、当時の防衛庁の研究所などに通ったのは、787のコンポジットマテリアルでできた胴体に関することだった。一番気にしていたのは、雷。冬場の日本海側では、毎年大きな雷が起きるからだ。個人的には一番心配だったが、今のところ雷を受けて大きな欠航は発生していない。

 ギリギリまで心配していたのは、787が初めて採用した電気ブレーキだったが、大きな問題は起きなかった。今までの油圧ブレーキとは違った問題が起き、時間がかかることもあったが、それは経験の問題。運航便に影響を与えずに改善していけるかどうかが重要だからだ。


パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る
7/7(金) 18:23配信 sorae.jp

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パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る

三菱航空機はMRJ Newsletterの26号で、パリ・エアショーに参加したリージョナルジェット「MRJ」の3号機がモーゼスレイクに帰着したことを伝えています。
 
パリ・エアショーにあわせてローンチカスタマーとなるANA塗装が行われた、MRJ3号機。米ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港のモーゼスレイク・フライトテスト・センターに到着したのは現地時間で6月24日の16時頃でした。
 
さらにMRJ3号機は、帰途でもGPSや気象レーダー、自動操縦などについてのデータ収集を行い、その機能性の確認を行ったそうです。上の画像は、エンジンパートナーとなるP&W社本社があるコネチカット州ハートフォード近郊のブラッドレイ国際空港で、P&W社やUTCエアロスペース・システムズ社の社員が見学をしている様子です。
 
MRJは搭載するP&W(プラット・アンド・ホイットニー)製の「PurePowerギヤードターボファンPW1200Gエンジン」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得するなど、機体の型式証明の取得と納入までもう一息というところまできています。


「MRJ」債務超過、三菱重工の財務は大丈夫か
7/6(木) 9:55配信 ニュースイッチ

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パリの航空ショーでMRJを披露。宮永三菱重工社長(中央)と篠辺ANAホールディングス副会長(左)ら

小口CFOに聞く「1兆円の調達余力は確保している」
  三菱重工業の財政健全化が着実に進んでいる。多額の投資を継続しながらも、フリーキャッシュフローは7年連続でプラスを達成。2009年度に1兆4953億円あった有利子負債も、16年度で約9255億円まで圧縮した。今後も激化するグローバル競争に備え、財務基盤の強化により成長原資を確保していく考え。小口正範取締役常務執行役員兼最高財務責任者(CFO)に今後の戦略や展望を聞いた。

 ―大型客船での巨額損失や米原子力発電所事故をめぐる巨額賠償など、一部の経営リスクが収束しました。
 「財務的に大きなインパクトのあった大型客船や米国の原子力発電事故をめぐる仲裁が成立し、ノド元に刺さったトゲが二つとれた。財務的にもさまざまな手を打つことで、結果的に格付けもシングルAマイナスを維持でき、財務面での評価が大きく崩れなかったと考える」

 ―M&A(合併・買収)など外部資源の活用をどう考えますか。
 「開発中の小型旅客機『MRJ』のような浪人中の息子を抱えている中でも、勝負するところは勝負しないと。最低1兆円は自由にできる会社であるべきだ。現在、エクイティ(株主資本)は約2兆円で、デット(負債)が同9300億円なので、1兆円の調達余力は確保している」

 ―MRJ開発を担う子会社の三菱航空機は、債務超過の状態が続いています。
 「機体開発が完了し事業会社化する際に、債務超過のままでは良くない。ただ、製造は三菱重工が担当し、与信の部分ではある意味、三菱重工と三菱航空機は一体だ。三菱重工は資金支援もしているので、事業面から見ても債務超過は実質的に問題ない。三菱航空機には会社の健全性を念頭に、厳しく運営してほしいと伝えている」

 ―18年度までの中期経営計画で掲げた2000億円のフリーキャッシュフロー創出は、すでに達成しています。
 「キャッシュフローは00年から10年間の平均値でマイナスだったが、改善に本腰を入れてからは劇的に変化した。目標は達成したがこれにとどめるつもりはない。バランスシートから生み出すキャッシュは徹底的に搾り取る。キャッシュ・コンバージョン・サイクルも100日を超えていたが、実質的に70日程度と国内製造業の平均値まで短縮できた」

<記者の目>
 「経営者はドリーマー(夢追い人)で、CFOはリアリスト(現実主義者)」というのが小口CFOの持論。経営リスクを確実につぶしつつ財務体質の改善にまい進する。宮永俊一社長の悲願である売上高5兆円の達成には、数字とにらみ合いながら成長への打ち手を準備するリアリストが欠かせない。
(日刊工業新聞第一産業部・長塚崇寛)


三菱航空機、債務超過510億円
7/3(月) 20:00配信 時事通信

 国産初の小型ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)が2017年3月期に、510億円の債務超過となったことが1日、分かった。純損失は511億円。MRJの開発が遅れ、機体の納入ができない状態が続いているため。


三菱航空機、17年3月期純損失511億円 債務超過510億円、MRJ開発費かさむ
7/3(月) 13:14配信 Aviation Wire

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MRJの開発コストがかさみ510億円の債務超過となった三菱航空機=17年6月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 リージョナルジェット機「MRJ」を開発する三菱航空機が6月30日に発表した第10期決算公告によると、2017年3月期通期の純損益は511億8700万円の赤字(16年3月期は305億2200万円の赤字)だった。

 営業損益は494億3600万円の赤字(同293億2200万円の赤字)、経常損益は511億7900万円の赤字(305億1400万円の赤字)。貸借対照表によると、純資産合計は510億8300万円のマイナスで、債務超過になった。

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばとなる見通しで、水谷久和社長によると、社内目標としては2019年を掲げているという。

 量産機を全日本空輸(ANA/NH)へ引き渡す半年前にあたる2020年初頭までに、機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指す。

 水谷社長は6月12日、「2019年度が開発費用のピークになると思う。いかに効率を上げてコストを最小化するかだ」と都内で述べ、コストを抑えていく姿勢を示している。

 MRJはローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を発注したANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

2017年6月26日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・56

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:大西卓哉宇宙飛行士が宇宙で飛ばした紙飛行機を“故郷”のANAに贈呈 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALも導入、A350-1000試験機の機内 特集・パリ航空ショー2017(2) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大西飛行士、古巣ANAに紙飛行機返還「宇宙では昇降舵いじらないとまっすぐ飛ばない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、羽田-ロンドン深夜便 冬ダイヤ、エコノミー客もラウンジ利用可 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、成田-バンコク期間増便 冬ダイヤで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALがロンドン線でラウンジを開放する理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、大型機はA350のみ 植木社長「効率落ちる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、10月29日に羽田~ロンドン線の深夜便を増便。2017年度路線便数計画を一部変更 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、仁川撤退へ 18年3月、成田運休 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チャイナエア、A350でガトウィック 12月、週4往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A350-1000の高温試験成功 アラブで40度以上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの17年6月、納入75機 受注184機 737 MAX、6社から100機超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:炭素繊維織物を増産 東レグループ・創和テキスタイル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スカイマーク、737追加発注 18年から受領、既存機置換で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、9月から関西-ホノルル臨時便 787で週6往復、10月まで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機2機、南シナ海上空を飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自機と米爆撃機が東シナ海で夜間訓練、米軍機は南シナ海へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空、成田/ウィーン線を再開へ、業績の大きな改善や「確固たる需要」で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空、成田-ウィーン再開 18年5月から週5往復、プレエコ新設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空、成田~ウィーン線を再開。2018年5月15日から週5便で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】スバル、ボーイング 787型機の中央翼模型など出展 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング 777Xの初号機「ボーイング 777-9型機」の模型を展示した三菱重工ブース - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、成田-ニューアークにも新ビジネス 睡眠重視の777-300ER、10月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイ、成田-香港10月増便 台北経由2往復に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ノルウェー・エアシャトル、737 MAX 8受領 欧州初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、米子に787初就航 7月から最大2往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日から増便 羽田発着とあわせ1日3往復に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工に“炭素繊維の航空機“をつくる機械を納めた実力企業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアアジアX、関空-ホノルル就航 初のLCCハワイ直行便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、成田-ロサンゼルス10月増便へ 冬ダイヤ、東京から1日3往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日に増便。東京エリアから1日3便に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAはなぜロサンゼルスに1日3便飛ばすのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングと川崎重工、協力強化へ 共同研究などで市場競争力向上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海兵隊F35、嘉手納に初飛来 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

大西卓哉宇宙飛行士が宇宙で飛ばした紙飛行機を“故郷”のANAに贈呈
7/14(金) 6:15配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は7月13日、元ANAのパイロットで、現在はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士となり、2016年7月~10月にISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在した大西卓哉 宇宙飛行士を招き、宇宙で飛ばした紙飛行機の返還を受けた。

【この記事に関する別の画像を見る】

 大西卓哉 宇宙飛行士は、1998年にANAに入社し、退職前はボーイング 767型機の副操縦士として乗務していたが、2009年にISSに搭乗する宇宙飛行士の候補に選抜され、同年JAXAに入社。ISS第48次/第49次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして、2016年7月7日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船に乗って宇宙へ行き、10月に地球に戻るまでISSに滞在した。ANAでは打ち上げ前にイベントを行なうなど、会社を挙げて応援していた。

 ANAは、大西宇宙飛行士の出発前に、応援メッセージ入りの紙飛行機を記念品として渡しており、大西宇宙飛行士はISSの実験棟「きぼう」で実際にそれを飛ばした。その紙飛行機がANAに返還されるとともに、宇宙で飛んだことを証明する証明書を、ANA代表取締役社長の平子裕志氏に手渡した。

 この返還のセレモニーは、パイロットがブリーフィングなどを行なう羽田空港内のフライトオペレーションセンターで行なわれ、大西宇宙飛行士は「宇宙飛行をして初めてANAに帰ってきたが、レイアウトはちょっと変わっているが、雰囲気は全然変わっていなくて、先ほども機長に昇格された方の挨拶があったり、本当に故郷に帰ってきたような懐かしい気持ち」とコメント。

 紙飛行機と証明書を受け取った平子氏は、「おかえりなさい。ようこそいらっしゃいました」と、ねぎらいと歓迎の言葉を述べたあと、「皆の応援メッセージが書かれた紙飛行機が無事に帰還し、その飛行証明書をいただいた。これは間違いなくANAにとっての大きなレガシーになると思う。実はANAグループはこれから先、宇宙事業にも関心を寄せており、今後の飛躍の可能性を示唆するものではないかと思って、私の期待はますます高まっている。これをきっかけに大西さんのますますの活躍を期待している」と、大西宇宙飛行士、ANA双方にとって飛躍のきっかけとなることを期待した。

 その後は、元同僚や紙飛行機をデザインしたキャステム代表取締役社長の戸田拓夫氏らを交えてトークセッションが開かれた。

 ANAの仲間から紙飛行機を受け取ったときの気持ちを問われた大西宇宙飛行士は、「昔の仲間たちから貴重なものを預かったという身が引き締まるような思いと、打ち上げ前はイベントや訓練で緊張感が高まるが、みんなと一緒だと思うと心強くもあった」と回答。

 さらに、宇宙で飛ばしたときのことを問われ、「これ、折るのが結構難しいんですよね(笑)。地上で2回ぐらい練習していったが、ISSで折ったときも難しくて、1時間ぐらいかかったと思うが、飛ばせたときは感無量だった」と気持ちを語り、実際に飛ばす際には、「地上用にデザインされているので、無重力の宇宙では上に行ってしまう。ちゃんと昇降舵をいじらないと宇宙ではまっすぐ飛ばない」と宇宙ならではのエピソードを明かした。

 その紙飛行機をデザインしたキャステムの戸田社長は、「このモデルは、40年前に病気をして天井しか見ていない頃に考えた飛行機。もし宇宙に行けばなぁと思っていたことが実現してうれしい」と喜びのコメント。

 会場には、紙飛行機がISSのなかで飛んでいる様子を撮影したパネルが展示されていたが、元同僚で現在ボーイング 777の機長を務めている椎名真己氏は、「我々パイロットも日頃から贅沢な景色を楽しませてもらっているが、(この写真を見て)本当に贅沢なきれいな景色を大西宇宙飛行士は楽しんできたんだなと、改めてすごいと思う」と感想を話した。

 さらに、フライトオペレーションセンターを統括するANA 取締役 執行役員 フライトオペレーションセンター長 大井道彰氏は、「みんなで盛大に送り出したが、今でも帰ってきてほしいという思いは今でも強く……いつでも帰っておいで。月にも火星にも行きたいだろうけど。でも、ここに君の故郷はあるよ」と言葉を贈り、大西宇宙飛行士は「JAXAをクビになったら……」と笑いを誘った。

 最後に今後の抱負を尋ねられた大西宇宙飛行士は、「私は初めてのフライトを終えて地上に帰ってこられたが、今後ももっと遠くに飛び続けたい。それが月であれ、火星であれ、宇宙飛行士として、人間の活動領域を広げるようなことに貢献していけたらと思うので、ANAの皆さまにも応援していただけたらと思う」と述べ、集まった大勢のANAスタッフの拍手に包まれた。


JALも導入、A350-1000試験機の機内 特集・パリ航空ショー2017(2)
7/13(木) 20:47配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を披露するA350-1000試験2号機=17年6月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 世界最大規模の航空ショーで2年に一度開かれるパリ航空ショー。第52回となる今回は6月19日から開催され、エアバスは民間機ではA350-1000とA321neo、A380plusを地上展示し、A350-1000とA321neo、従来型のA380は飛行展示も実施した。

【A350-1000試験機の機内】

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。 メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席、A350-800が同280席であるのに対し、A350-1000は同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 A350-1000はエアバスの双発旅客機では最大の機種で、エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を2基搭載。主脚のタイヤは、従来の1脚あたり4本から6本に増やした。パリ航空ショー出展後の7月、アラブ首長国連邦のアルアイン国際空港で高温環境試験を実施し、成功裏に完了した。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350 XWBを2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が国内線に就航する予定で、現在保有するボーイング777型機を6年程度で置き換える。

 JALの長距離国際線に現在投入されている777-300ER(4クラス244席)の後継となるのが、A350-1000。JALの植木義晴社長は7月12日、A350以外の大型機を導入しない方針を示している。

 パリ航空ショーでは、高温試験にも投入した飛行試験2号機(MSN065、登録番号F-WLXV)を出展。客室設備を備えた試験機で、ビジネスクラスとエコノミークラスのシートが備えられているほか、ギャレー(厨房設備)やラバトリー(化粧室)、パイロットや客室乗務員の交代要員が使うクルーレストなども設置されている。

 試験機らしく、機体後方のエコノミークラスの区画には、機体の状態をモニターする機器も備えられていた。


大西飛行士、古巣ANAに紙飛行機返還「宇宙では昇降舵いじらないとまっすぐ飛ばない」
7/13(木) 20:31配信 Aviation Wire

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大西飛行士が宇宙で飛ばした紙飛行機=17年7月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)の元副操縦士で、国際宇宙ステーション(ISS)第48次/第49次長期滞在クルーを務めた、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の大西卓哉宇宙飛行士が7月13日、羽田空港内にあるANAのフライトオペレーションセンターを訪れ、出発前にANAから託された紙飛行機を平子裕志社長に返還した。

【宇宙を飛んだ紙飛行機】

 大西さんは自社養成パイロットの訓練生として、1998年にANA入社。2003年10月から2009年3月末日に退社するまで、ボーイング767型機の副操縦士として国際線と国内線に乗務した。

 2016年7月7日に打ち上げられたロシアのソユーズ宇宙船には、船長の操縦を補佐する「レフトシーター」として乗り込み、ISSに滞在。10月30日に地球へ帰還した。

 フライトオペレーションセンターは、ANAのパイロットが乗務の前後に訪れ、ブリーフィングを行う場所。大西さんも副操縦士時代、センターに立ち寄ってからフライトに向かっていた。

 古巣を訪れた大西さんは、「宇宙飛行して初めてANAに帰ってきたが、レイアウトは少し変わったが、雰囲気は全然変わってない。ふるさとに帰ったような、懐かしい気持ちだ」とあいさつした。

 大西さんは、応援メッセージが書かれた紙で紙飛行機を折り、宇宙で飛ばした。平子社長には紙飛行機とともに、宇宙で飛ばしたことの証となる証明書を手渡した。

 平子社長は「ANAにとって大きなレガシー(遺産)になる。ANAグループは宇宙事業にも関心を寄せており、大きな飛躍の可能性を示唆するものだと思う」と感想を語った。

 打ち上げ前に紙飛行機を預かった際、大西さんは「昔の仲間たちから貴重なものを預かった。打ち上げ前は緊張する試験などが続いたが、みんなと一緒だと思うと心強かった」と振り返った。

 「実は折るのがすごく難しく、地上で2回くらい練習したが、宇宙ステーションでは1時間くらいかかった。宇宙で飛ばすと、重力がないので上に上がってしまうので、昇降舵をいじらないとまっすぐ飛ばない」と、宇宙で飛ばした際のエピソードを明かした。

 紙飛行機の返還式典には、ANAの大井道彰フライトオペレーションセンター長や、大西さんの元同僚の椎名真己・ボーイング777機長、紙飛行機を設計したキャステム戸田拓夫社長が出席した。


JAL、羽田-ロンドン深夜便 冬ダイヤ、エコノミー客もラウンジ利用可
7/13(木) 12:06配信 Aviation Wire

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羽田-ロンドン線を深夜便で増便するJAL=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月12日、羽田-ロンドン線を冬ダイヤから増便し、1日2往復にすると発表した。羽田発を深夜、ロンドン着を早朝とするスケジュールを設定し、ビジネス客や乗り継ぎ需要の獲得を狙う。

【ターミナルや滑走路を見渡せる羽田のJALサクララウンジ】

◆羽田深夜発、搭乗客はラウンジ利用可

 10月29日から、1日1往復を増便する。機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を投入する。

 ロンドン行きJL41便は、ロンドンでの滞在時間を確保するため、羽田発を深夜に設定。冬ダイヤでは午前2時45分に出発し、午前6時25分に到着する。羽田行きJL42便はロンドンを午前9時30分に出発し、翌日午前6時25分に到着する。

 JL41便の利用客は、搭乗クラスにかかわらずサクララウンジを利用できるようにする。搭乗前に軽食を提供することで、搭乗後の休息と睡眠を確保することが狙い。メインとなる食事は出発からおよそ7時間後、日本時間で昼食時にあたる時間帯に提供する。

 また、出発前に温泉を利用できるキャンペーンを実施。羽田空港近くの温泉施設「天然温泉平和島」(東京・大田区)での入浴後、JL41便に搭乗できる。温泉から空港まで専用バスを2台用意する。2018年3月24日搭乗分まで。

 羽田-ロンドン線の自社便は、現在1日1往復を運航。羽田を午前11時台に出発し、ロンドンに午後3時台に到着するスケジュールを設定している。機材はファーストクラスを備えた777-300ER「スカイスイート777(SS7)」(244席:ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)を投入している。

 このほか、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)の運航便でコードシェア(共同運航)を実施。ロンドン-羽田線と成田線、1日1往復ずつにJALの便名を付与している。

◆成田-バンコク期間増便、仁川撤退

 12日にはロンドン深夜便増便とともに、成田-バンコク線の期間増便と成田-ソウル(仁川)線の運休も発表。バンコク線は10月29日から1日1往復を増便し、冬ダイヤが終了する2018年3月24日まで運航する。機材はロンドン深夜便と同様、787-8の新仕様機・スカイスイート787を投入する。

 成田-仁川線は冬ダイヤまでの運航とし、夏ダイヤが始まる2018年3月25日から運休。JALの仁川乗り入れは同路線のみで、運休により仁川から撤退する。


JAL、成田-バンコク期間増便 冬ダイヤで
7/13(木) 11:24配信 Aviation Wire

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成田-バンコク線を期間増便するJAL=14年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月12日、成田-バンコク線を期間増便すると発表した。10月29日からの冬ダイヤ期間中、1日1往復増便し、既存便と合わせて同2往復運航する。

◆冬ダイヤの期間増便

 機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を投入する。

 バンコク行きJL717便は成田を午後0時40分に出発し、午後6時に到着する。成田行きJL718便はバンコクを午後11時25分に出発し、翌日午前7時15分に到着する。

 現在、同路線は1日1往復を運航。成田を午後6時台に出発、バンコクを午前8時台に出発するスケジュールを設定している。運航機材は、ビジネスとエコノミーを設定した787-8(186席:ビジネス42席、エコノミー144席)を投入している。

◆羽田-ロンドン深夜増便、仁川撤退

 12日にはロンドン深夜便増便とともに、羽田-ロンドン線の深夜増便と成田-ソウル(仁川)線の運休も発表した。ロンドン線は10月29日から1日1往復を増便。ロンドンでの滞在時間を確保するため、羽田を深夜に出発するスケジュールを設定した。機材はバンコク期間増便と同様、787-8の新仕様機・スカイスイート787を投入する。

 成田-仁川線は冬ダイヤまでの運航とし、夏ダイヤが始まる2018年3月25日から運休。JALの仁川乗り入れは同路線のみで、運休により仁川から撤退する。


JALがロンドン線でラウンジを開放する理由
7/13(木) 6:00配信 東洋経済オンライン

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深夜の羽田空港に駐機するJALのボーイング「787」型機(撮影:尾形文繁)

 「なぜ調子がいいのかを徹底的に考えろ」

 日本航空(JAL)の植木義晴社長は今、社内にそう発破をかけている。国際線の搭乗率が前年を上回る状況が続いているためだ。「3月くらいから潮目が変わりだした。日本発(の旅客需要)が強くなってきた」(植木社長)。

【写真】JALが開放する羽田のラウンジ

 特に勢いづくのが、欧州だ。フランスなどでのテロの影響で観光客が激減していたが、昨年末から搭乗率が前年同月比で10%超も上回る月が続く。牽引するのが、出張客の多い羽田―ロンドン線だ。直近の搭乗率(有償客)は80%台後半を維持。観光以上にビジネス需要の回復スピードが早かった。

 ANAも羽田を深夜早朝に発着する欧州ビジネス路線としてドイツ・フランクフルト線を運航しているが、今年6月の搭乗率は87%(特典航空券などの無償客も含む)と高い水準だ。

■好調な羽田―ロンドン線を増便

 そしてJALは7月12日、羽田―ロンドン線の増便を発表した。これまで1日1便、昼間に羽田で発着していた便に加え、10月29日から深夜早朝の発着便が加わる。

 機材は既存便がボーイング「777-300ER」型機(244席)でファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスだったが、新規便はボーイング「787-8」(161席)でファーストを除いた3クラスとなる。

 行きは羽田を午前2時45分に出発し、ロンドンに午前6時25分(現地時間)に到着。帰りはロンドンを午前9時30分(同)に出発し、羽田に翌日の午前6時25分に到着する。

 「羽田の路線は需要が非常に強く、顧客の声に応えられていなかった。同じような時間に増やしても意味がないため、まったく異なる時間帯を選んだ」。路線統括本部長の菊山英樹専務は、増便の狙いをそう説明する。東京で仕事を終え、飛行機に乗ってロンドンに着けば、朝から現地で活動ができるスケジュールだ。

 だが、夜も深まった午前3時近くの出発はJALの路線では例がない。空港での待ち時間を快適に過ごしてもらうため、この便に限り、エコノミークラスの乗客でも羽田に設けるラウンジを使えるようにした。通常の利用と比べると提供される食事が異なったり、シャワールームが利用できなかったりという制限はあるが、基本的には同様の施設が利用できるという。

 また通常は離陸直後に機内食のサービスがあるが、未明の出発ということもあり、離陸後は希望者のみの軽食で、出発から7時間後にメインの食事が提供される。

 このようなダイヤになったのは、ビジネスパーソンの利便性もあるが、空港の発着枠に左右された面もある。羽田もロンドンのヒースロー空港も、非常に多くの航空便で混み合う「混雑空港」だ。「ヒースローの発着枠はすったもんだしながらようやく取れた」と菊山専務が明かすように、大都市を結ぶ国際線の拡大は容易ではない。

■フルサービスキャリアの生きる道とは

 「JALがこれから注力すべき路線は、イールド(1旅客キロ当たりの収入)が高く、ANA(全日本空輸)とともに供給過剰になっていないもの」。シティグループ証券の姫野良太アナリストはそう指摘する。

 姫野氏は「欧州は高イールドを取りやすい地域になってきている」としたうえで、「アジア路線はLCC(格安航空会社)の台頭で収益性が落ちているので、ロンドン線の増便は合理的」と評価した。欧州路線はここ数年、オーストリア航空の撤退、ルフトハンザドイツ航空やエールフランス航空の減便など、欧州勢の勢いが後退。JALやANAにはシェア拡大の余地がありそうだ。

 今回のロンドン線増便と同時に、JALは成田―ソウル(仁川)線を来年3月に運休することも発表。首都圏とソウルを結ぶ路線は、今後羽田―ソウル(金浦)線に集約される。成田―仁川線は韓国系LCCが仕掛けた価格競争が激化し、「単価下落が顕著で収支改善が見込めなかった」(JAL広報)。

 ANAがLCC2社をグループに持つ一方、JALはフルサービスキャリア(FSC)としての品質を突き詰める戦略を進める。アジアの短距離路線とは異なり、出張客が多い長距離路線はFSCの強みを発揮できる。ラウンジサービスを組み合わせたロンドン新路線は、JALなりの答えなのかもしれない。


JAL、大型機はA350のみ 植木社長「効率落ちる」
7/12(水) 21:44配信 Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴社長は7月12日、エアバスA350 XWB以外の大型機について、導入する意向がないことを明言した。

【A350-1000試験機の機内】

 現在の大型機はボーイング777型機で、2019年度からはA350に置き換えが始まる。植木社長は「(2010年の)破綻前は7機種を導入していた。現在は4機種に集約している」と説明。「機種を多く持つことが、効率的にいちばん落ちる」とし、大型機と中型機、小型機をそれぞれ1機種ずつに絞ることが理想とする認識を示した。中型機は767と787の2機種で、小型機は737を運航している。

 JALは2013年10月7日、A350を最大56機導入すると発表。2019年度から6年程度で、777を置き換える。確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプションで25機を購入する契約を締結した。オプション分は、正式発注時に2機種のどちらかを選択できる。

 メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席で、胴体を延長したA350-1000は同366席。植木社長はA350以外の大型機について、「ほかの大型機を入れる予定はない」と述べ、総2階建てのA380(4クラス544席)や777-9(400-425席)などを導入しない意向を示した。

 また、JALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が運航するリージョナル機は、2016年5月から運航しているエンブラエル190(E190、2クラス95席:クラスJ 15席、普通席80席)が、グループの機材でもっとも大きい。

 植木社長は「リージョナルもE190まで。その後(21年から受領開始予定)のMRJを期待している」と述べ、エンブラエルが2019年前半から納入予定のE195-E2(1クラス132席)など、E190より大型の機材は導入しないとした。

 JALは12日、羽田-ロンドン線の深夜便による増便を発表。羽田発を午前2時45分、ロンドン着を午前6時25分に設定した。羽田やヒースローは発着枠の空きがなく、昼間帯の増便が難しい。発着枠に制約がある場合、機材を大型化することで提供座席数を増やす方法があるが、JALはこの手法を取らず、多頻度運航による利便性向上や、高いロードファクター(座席利用率)を維持することで、供給過多による値崩れを防ぐ狙いがあるとみられる。


JAL、10月29日に羽田~ロンドン線の深夜便を増便。2017年度路線便数計画を一部変更
7/12(水) 21:01配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 JAL(日本航空)は、現在午前出発便を運航している羽田~ロンドン線(JL043/044便、JL7083/7082便、後者はブリティッシュ・エアウェイズ運航)に加え、10月29日から同路線に深夜便を増便すると発表した。

【この記事に関する別の画像を見る】

 今回の増便は、英国だけでなくヨーロッパ方面へのネットワーク強化を目的とし、深夜便の利点として、出発前や到着後の1日を有効活用できるほか、ロンドンから乗り継ぎをする利用客にも利便性の高いダイヤ設定になっているとしている。

 使用機材は、「JAL SKY SUITE」のボーイング 787-8型機を予定。深夜便は冬期、夏期スケジュールともにデイリー運航を行なう。運航スケジュールは以下のとおり。

羽田~ロンドン線の運航スケジュール

冬期ダイヤ
JL041便:羽田(02時45分)発~ ロンドン(06時25分)着、毎日運航
JL042便:ロンドン(09時30分)発~羽田(翌06時25分)着、毎日運航

夏期ダイヤ
JL041便:羽田(01時55分)発~ ロンドン(06時25分)着、毎日運航
JL042便:ロンドン(09時30分)発~羽田(翌05時15分)着、毎日運航

 さらに、増便するJL041便のすべての利用客が搭乗前にJAL国際線サクララウンジを利用することができ、軽食や休憩ができるサービスプランを提供するという。また希望者には、羽田空港近郊の「天然温泉平和島」を利用できるキャンペーンも実施する。

 そのほか、人気需要に対応するとして10月29日~2018年3月24日の期間で成田~バンコク線を増便。羽田~ロンドン線と同様の機材を使用する。また現在運航中の成田~仁川(ソウル)線(JL959/954便)は2018年3月25日から運休する。

 航空券の予約・販売は、羽田~ロンドン線、成田~バンコク線ともに7月14日11時から開始する。

増便する成田~バンコク線の運航スケジュール

JL717便:成田(12時40分)発~ バンコク(18時00分)着、毎日運航
JL718便:バンコク(23時25分)発~羽田(翌07時15分)着、毎日運航


JAL、仁川撤退へ 18年3月、成田運休
7/12(水) 20:40配信 Aviation Wire

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成田-仁川線を運休するJAL=13年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月12日、夏ダイヤが始まる2018年3月25日から成田-ソウル(仁川)線を運休すると発表した。JALの仁川乗り入れは同路線のみで、運休により仁川から撤退する。

 JALは現在、成田-仁川線を1日1往復運航。機材はボーイング737-800型機(2クラス144席:ビジネス12席、エコノミー132席)を投入している。運航は2017年冬ダイヤまでとし、成田発のJL959便を3月25日から、仁川発のJL954便を翌26日から運休する。

 現在運航している羽田-ソウル(金浦)線は、1日3往復の運航を継続。このほか、成田-釜山線を1日2往復運航している。

 JALの韓国路線は、大韓航空(KAL/KE)の運航路線でコードシェア(共同運航)を実施。仁川発では成田や羽田、関西など計11路線に、JALの便名を付与している。

 JALは12日、仁川撤退と同時に羽田-ロンドン線と成田-バンコク線の増便を発表。2路線とも10月29日から増便する。ロンドン線は羽田を午前2時45分発の深夜便増便により1日2往復、バンコク線は2018年3月24日までの季節増便で1日2往復となる。機材は2路線とも787-8の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(3クラス161席)を投入する。


チャイナエア、A350でガトウィック 12月、週4往復
7/12(水) 12:56配信 Aviation Wire

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12月にガトウィックへの直行便を開設するチャイナエアライン=16年9月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)は、12月に台北(桃園)-ロンドン(ガトウィック)線を直行便で開設する。週4往復の運航で、同路線は台湾で唯一のロンドン直行便となる。

 現地時間12月1日から、月曜と水曜、土曜、金曜に運航する。運航機材はエアバスA350-900型機で計306席(ビジネス32席、プレミアムエコノミー31席、エコノミー243席)。

 ロンドン行きCI69便は台北を午前9時30分に出発し、午後3時30分に到着する。台北行きCI70便はロンドンを午後9時15分に出発し、翌日午後6時30分に到着する。金曜のCI69便は35分早発着する。

 チャイナエアは14機のA350-900を発注済み。初号機は2016年9月30日、仏トゥールーズで受領し、6月末現在で6機を導入している。

 台湾からのロンドン行きは、エバー航空(EVA/BR)が運航。バンコク経由のヒースロー線を、1日1往復運航している。


エアバス、A350-1000の高温試験成功 アラブで40度以上
7/11(火) 23:56配信 Aviation Wire

 エアバスは現地時間7月10日、開発中のA350-1000型機の高温環境試験が成功裏に完了したと発表した。

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 試験はアラブ首長国連邦のアルアイン国際空港で、4日から7日まで実施。エアバスは数年前から同空港で高温試験を行っており、40度以上の気温を観測した中、地上での冷却性能や客室内のシステムの動作状況などを確認した。機体は正常に動作したという。

 アルアイン空港での試験には、客室設備を備えた飛行試験2号機(MSN065、登録番号F-WLXV)を投入。同機は6月に開かれたパリ航空ショーにも出展された。3機の飛行試験機を使って約1年間の試験を実施し、年末までに商業飛行開始を目指す。

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。

 A350-1000はエアバスの双発旅客機では最大の機種で、エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を2基搭載。主脚のタイヤは、従来の1脚あたり4本から6本に増やした。

 メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席であるのに対し、胴体を延長したことで同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350 XWBを2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が国内線に就航する予定で、現在保有するボーイング777型機を6年程度で置き換える。


ボーイングの17年6月、納入75機 受注184機 737 MAX、6社から100機超
7/10(月) 12:03配信 Aviation Wire

 ボーイングの2017年6月の引き渡しは75機(前年同月74機)、受注は184機(12機)だった。

 引き渡しの内訳は737が49機(前年同月45機)、747が0機(1機)、767が2機(3機)、777が12機(11機)、787が12機(14機)だった。

 737は49機中4機が737 MAXで、インドネシアのライオン・エア(LNI/JT)とノルウェーのノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)に2機ずつ引き渡した。

 787は12機中9機が787-9だった。日本の航空会社には、全日本空輸(ANA/NH)へ787-9を1機引き渡した。

 受注は737が104機(前年同月5機)、747が0機(0機)、767が0機(6機)、777が24機(0機)、787が56機(1機)だった。

 737はすべて737 MAXで、香港を拠点とするリース会社中国飛機租賃有限公司(CALC: China Aircraft Leasing Company)から50機、米航空機リース会社アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)から20機、ライアンエア(RYR/FR)から10機、ノルウェー・エアシャトルから2機を受注。このほか、匿名顧客2社から計22機を受注した。

 777は24機中20機が開発中の777Xで、匿名顧客1社から受注。787は56機中19機が超長胴型の787-10で、匿名顧客1社から19機を受注した。


炭素繊維織物を増産 東レグループ・創和テキスタイル
7/8(土) 1:21配信 北國新聞社

 東レグループの創和テキスタイル(羽咋市)は、米ボーイング社の旅客機「787」向けの炭素繊維織物を増産する。既に製造ラインの増設に着手し、2018年度には生産能力が現在の2倍となる。航空機向けを主軸に、自動車や土木、スポーツ用品向けなど幅広い用途展開を目指す。

 創和テキスタイルは、羽咋市釜屋町の第3工場で、東レ愛媛工場で製造した炭素繊維糸の織り上げ加工を担っている。787向けが順調なため、製造ラインを増やして供給を強化する。投資額は非公表。

 第3工場で加工した炭素繊維織物は、東レの米国子会社「コンポジット・マテリアルズ・アメリカ」が樹脂と組み合わせ、シート状の複合材「プリプレグ」に加工する。出来上がったプリプレグは、787の機体の主要部位に使用される。

 6月初旬にはボーイング社の担当者が第3工場内の設備を視察した。新設ラインは18年度の稼働に向け、ボーイング社の認定審査をクリアするための対応を進めている。

 創和テキスタイルは2001年から炭素繊維織物の生産に乗り出し、15年からボーイング社向けの生産を開始した。現在、航空機用途は生産量全体の半分を占めており、残り半分は自動車や土木関連、スポーツ用品関連に使用されている。

 創和テキスタイルによると、用途に合わせて織り方のバリエーションを増やしていくことが課題で、多様な加工に対応できる織機や部品の導入、新規雇用を検討する。大林浩社長は「品質向上はもちろん、織りの多様化や用途拡大につなげたい」と話した。


スカイマーク、737追加発注 18年から受領、既存機置換で
7/8(土) 1:21配信 Aviation Wire

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737-800を追加導入するスカイマーク=17年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スカイマーク(SKY/BC)は、ボーイング737-800型機を3機追加発注した。市江正彦社長が7月7日、明らかにした。いずれも既存機の置き換えで、リース導入する。

 同社は現在26機の737-800を保有。いずれもリース機で、座席数は1クラス177席となっている。このうち23機で、羽田、札幌(新千歳)、仙台、茨城、中部(セントレア)、神戸、福岡、長崎、鹿児島、那覇の10空港に直行便18路線を運航している。

 追加発注分の737は、2018年に1機、2019年に2機受領する計画。シートは薄型の新タイプを採用するが、座席数など客室仕様は従来と同じ。リース期間も既存機と同様、8年間を基本とする契約を結んだ。

 737-800の生産は2019年ごろ終了する見通しで、スカイマークでも後継機を選定中。市江社長は「継続性を考えると(後継機の)737 MAXが一番楽だと思うが、決めていない」と語った。

 また、「遠い将来は双通路(ワイドボディー)機もあるかもしれない」と市江社長は述べ、2020年9月までに計画している再上場後、成長戦略の一環としてエアバスA330型機やボーイング787型機のような中型機を導入する可能性に触れた。

 スカイマークは、2017年度内に737-800による国際線チャーター便の運航を計画している。


JAL、9月から関西-ホノルル臨時便 787で週6往復、10月まで
7/7(金) 16:56配信 Aviation Wire

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9月から関西-ホノルル臨時便を運航するJAL=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月30日から、関西-ホノルル線の臨時便を運航する。10月27日まで週6往復を設定する。同路線は臨時便を合わせ、週13往復を運航することになる。

 関西発は土曜以外、ホノルル発は金曜以外の週6往復を運航する。臨時便の機材はボーイング787-8型機「スカイスイート787」で、座席数は3クラス161席。全席通路アクセス可能なフルフラットシートを導入したビジネスクラスが38席、プレミアムエコノミークラスが35席、エコノミークラスが88席となる。

 運航スケジュールは、ホノルル行きJL8792便が関西空港を午後6時40分に出発し、午前7時25分着。関西行きJL8791便は午前10時25分にホノルルを出発し、翌日午後2時45分に到着する。

 JALは関西-ホノルル線の定期便を、ボーイング777-200ER型機(3クラス236席:ビジネス42席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー154席)で1日1往復運航している。

 臨時便は、7月13日から8月26日の期間にも運航。今回と同様にスカイスイート787を投入し、夏休みに旺盛なハワイへの渡航需要を取り込む。

 関空発着のホノルル線の動きとしては、エアアジアX(XAX/D7)が日本からハワイへ向かう初のLCC直行便として、関空経由のクアラルンプール-ホノルル線を6月28日に開設。また、ハワイアン航空(HAL/HA)もビジネスクラスにフルフラットの新シートを導入したエアバスA330-200型機の新仕様機を、今年3月から投入しており、競争が激化している。


米爆撃機2機、南シナ海上空を飛行
7/7(金) 14:49配信 ロイター

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 7月7日、米空軍は、米爆撃機「B─1B」2機が南シナ海の上空を飛行したと声明で発表した。中国が領有権を主張する南シナ海について、国際領域とみなしていることを示した形となる。提供写真(2017年 ロイター/U.S. Air Force/Airman 1st Class Gerald R. Willis)

[東京 7日 ロイター] - 米空軍は7日、米爆撃機「B─1B」2機が南シナ海の上空を飛行したと声明で発表した。中国が領有権を主張する南シナ海について、国際領域とみなしていることを示した形となる。

B━1Bは、南シナ海を飛行する前には東シナ海上空で航空自衛隊の戦闘機と夜間の共同訓練を実施した。空自機とB-1Bが夜間訓練を実施するのは初めて。


空自機と米爆撃機が東シナ海で夜間訓練、米軍機は南シナ海へ
7/7(金) 11:29配信 ロイター

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 7月7日、航空自衛隊は、空自のF15戦闘機と米空軍のB-1B戦略爆撃機が6日夜に東シナ海上空で共同訓練を行ったと発表した。写真はグアムの基地を離陸し朝鮮半島付近上空を飛行する米空軍のB-1B戦略爆撃機など。6月撮影。米空軍提供(2017年 ロイター/U.S. Air Force/Handout via REUTERS )

[東京 7日 ロイター] - 航空自衛隊は7日、空自のF15戦闘機と米空軍のB-1B戦略爆撃機が6日夜に東シナ海上空で共同訓練を行ったと発表した。空自機とB-1Bが夜間訓練を実施するのは初めて。常時作戦を行えることを示し、北朝鮮に圧力をかける狙いがあるとみられる。B-1Bは訓練後、南シナ海へ向かった。

空自によると、共同訓練には那覇基地(沖縄県)のF15と、アンダーセン基地(米領グアム)から飛来したB-1Bが2機ずつ参加。編隊を組んで飛行する訓練を行った。

空自は6月にもB-B1と訓練を実施したが、米太平洋空軍によると、夜間訓練は今回が初めて。太平洋空軍はホームページで「夜間に安全かつ効果的に飛行し、訓練をするのは、米国と日本が共有する重要な能力だ」とコメントしている。

訓練を終えたB-B1はアンダーセン基地に戻らず、南シナ海へ向かった。太平洋空軍はホームページで、国際法で認められた航行の自由の重要性を指摘。南シナ海を自国の海と主張する中国をけん制する狙いがあった可能性がある。

(久保信博)


オーストリア航空、成田/ウィーン線を再開へ、業績の大きな改善や「確固たる需要」で
7/7(金) 10:40配信 トラベルボイス

ルフトハンザグループのオーストリア航空(OS)は2018年夏期スケジュールより、成田/ウィーン間の直行便を週5便で運航再開する。同路線は2016年9月に運航停止となっていたもの。

ウィーンまでの飛行距離は9100キロメートル超で、飛行時間は約12時間。使用機材はボーイング777-200を予定しており、ビジネスクラスとエコノミークラス以外にに、プレミアムエコノミークラスも用意。プレミアムエコノミーでは、エコノミークラスより充実したスクリーンを通じた機内エンターテインメントや機内食を提供する。

オーストリア航空 CCOのアンドレアス・オットー氏は、今回の予想よりも早く成田線のフライトを再開できるとして喜びのコメントを発表。その理由を「日本における景気停滞と円安を受けて収益性が低下したことを踏まえ、当社は2016年9月に成田線の運航を一時停止しました。しかし、市場および業績はここ数ヶ月間で大きく改善し、再びポテンシャルを感じています。本路線には確固たる需要があります」と述べている。

ルフトハンザグループ日本・韓国支社長ドナルド・ブンケンブルク氏は、日本におけるルフトハンザグループのプレゼントがさらに高まることを期待。共同事業でパートナーシップを組むANAとともに、さらに価値あるサービスを提供していきたいとしている。

成田/ウィーン線、2018年夏期スケジュール
※路線:便名:運航日 出発・到着 (いずれも現地時間)

成田/ウィーン:OS 52:月、火、水、木、土 14:00~19 :00
ウィーン/成田:OS 51:月、火、水、金、日 17:55~12:05(翌日)

なお、航空券の購入は関係当局の認可次第可能となる。


オーストリア航空、成田-ウィーン再開 18年5月から週5往復、プレエコ新設
7/6(木) 18:56配信 Aviation Wire

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18年5月からウィーン-成田線を再開するオーストリア航空。写真は成田発ウィーン行き最終便となったOS52便=16年9月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2016年9月に日本から撤退したオーストリア航空(AUA/OS)が、ウィーン-成田線を週5往復で再開する。成田発便の運航は2018年5月16日から。

 オーストリア航空のウィーン-成田線は1989年7月開設で、2016年9月4日の成田発ウィーン行きOS52便が最終便となり、日本から撤退。ボーイング777-200ER型機(308席:ビジネス48席、エコノミー260席)で、1日1往復(週7往復)運航していた。

 1年8カ月ぶりの再開となる今回は、成田発便の運航日は月曜から木曜と土曜の週5往復。機材は同じく777-200ERだが、オーストリア航空が今秋から導入するプレミアムエコノミークラスを新たに設ける。

 運航スケジュールは、成田行きOS51便はウィーンを午後5時55分に出発し、翌日午後0時5分着。ウィーン行きOS52便は午後2時に成田を出発し、午後7時に到着する。


オーストリア航空、成田~ウィーン線を再開。2018年5月15日から週5便で
7/6(木) 16:52配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 オーストリア航空は7月6日、2016年9月4日を最後に運休した成田~ウィーン線を、2018年5月15日に再開し、週5便で運航することを発表した。

 成田~ウィーン線は1989年に成田~モスクワ~ウィーン線として就航後、直行便への変更も行なわれ、約27年間運航してきた。しかしながら日本の景気低迷や円安などで採算が悪化したことを理由に、2016年4月の減便を経て、2016年9月に運休した。

 オーストリア航空 CCOのアンドレアス・オットー氏はプレスリリースのなかで、早期の成田線再開に喜びを示すとともに、市場と業績が大きく改善し、同路線に「確固たる需要がある」と再開についてコメントしている。

 2018年5月15日のウィーン発便、5月16日の成田発便がそれぞれ初便となり、週5便の運航。便名は運休前と同じOS52便(成田発)、OS51便(ウィーン発)となる。

 機材はボーイング 777-200型機を使用。運休前も同機材で運航していたが、同社は2017年秋以降に長距離路線の客室改修を進めることを発表しており、新たにプレミアムエコノミークラスも導入される予定になっている。

オーストリア航空の成田~ウィーン線(2018年5月15日~)

OS52便:成田(14時00分)発~ウィーン(19時00分)着、月・火・水・木・土曜運航
OS51便:ウィーン(17時55分)発~成田(翌12時05分)着、月・火・水・金・日曜運航


【パリ航空ショー2017】スバル、ボーイング 787型機の中央翼模型など出展
7/6(木) 14:01配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で6月19日~25日(現地時間)に開催されたパリ航空ショー。そのパリ航空ショーで話題となったのが、ボーイングの最新鋭旅客機「ボーイング 787-10型機」の展示。すでに関連記事(「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開 両機による編隊飛行の動画も公開)として詳細をお伝えしているが、このボーイング 787ファミリーには多くの日本企業が航空機部品を供給している。

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 パリ航空ショーのホール6にあるSJAC(日本航空宇宙工業会)会員企業エリアに出展するスバルブースでは、ボーイング 787ファミリーに部品供給している中央翼の模型を展示。中央翼は機体の中央に位置する部品で、左右の主翼を接続し主翼の一部として動作する。揚力による翼の変形や胴体にかかる荷重にも耐える必要がある。ブースでは透明なアクリル製の胴体に中央翼を組み込み、上部が客室の床面、下部が胴体中央の下面になっていることを示していた。なお、内部は燃料タンクになっている。

 そのほか、無人ヘリコプター「RPH-X」の模型、陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプターに決まった「ベル412EPI発展型」の模型などを展示していた。


【パリ航空ショー2017】ボーイング 777Xの初号機「ボーイング 777-9型機」の模型を展示した三菱重工ブース
7/6(木) 13:58配信 Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で6月19日~25日(現地時間)に開催されたパリ航空ショー。日本からは三菱重工業と三菱航空機が手がける「MRJ」が展示され、多くのメディアから注目が集まっていた。

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 本誌でも関連記事3本(「ANA塗装のMRJ飛行試験機内部を公開、初飛行で操縦桿を握った安村氏らがパリへフェリー」「 ANA塗装のMRJを前にANAHD副会長 篠辺氏『おぉ、できてるじゃないか』」「MRJの開発は2020年半ばの引き渡しに向けて順調 新スケジュールでデザインプロセスや試験飛行は順調に進行」)で主に紹介してきた。

 その三菱重工だが、MRJの展示・発表会のほか、パリ航空ショーのホール6にあるSJAC(日本航空宇宙工業会)会員企業エリアにも出展。カナダやベトナムの生産拠点を訴求していたほか、三重県松阪市で組織する“松阪クラスター”の紹介を行なっていた。

 松阪クラスターの正式名称は「航空機部品生産協同組合」(APMC:Aircraft Parts Manufacturing Cooperative)。愛知県や岐阜県、三重県にちらばっていた航空機部品製造を手がける中小企業10社の製造部門を三重県松阪市に建設した新工場に集約することで、効率的な生産を行なおうというもの。ここではMRJの部品が製造されるほか、ボーイング関連の部品も製造。三菱重工のブースには同社や松阪クラスターが部品を手がけることになるボーイングの次世代旅客機「ボーイング 777-9型機」(ボーイング 777-9Xとも表記される)の模型も展示されていた。

 このボーイング 777-9型機は、ボーイング 777の後継シリーズとなるボーイング 777Xの最初のバリエーションとして生産されるもの。座席数は400~425席(別バリエーション予定の777-8型機は350~375席)と、長胴タイプのものから生産されることになる。初号機のデリバリー予定は2020年となっており、三菱重工をはじめとする日本のボーイング主要パートナー5社(ほか4社は川崎重工業、新明和工業、日本飛行機、スバル)で、胴体部、中央翼、圧力隔壁、主脚格納部、乗降扉、貨物扉、主脚扉、主翼構成部品、翼胴フェアリングを含む約21%の部品を製造することが決まっている。


ユナイテッド航空、成田-ニューアークにも新ビジネス 睡眠重視の777-300ER、10月から
7/5(水) 20:38配信 Aviation Wire

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ユナイテッド航空の777-300ER=16年11月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、新ビジネスクラスを設定したボーイング777-300ER型機の導入路線を拡充する。6月にはサンフランシスコ-成田線への投入を開始したほか、10月からはニューアーク-成田線でも運航を開始する。

【新ビジネス「ユナイテッド・ポラリス」】

 新ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス(Polaris、北極星)」を設定した777-300ERは計366席で、ビジネス60席、足もとが広いエコノミークラス「エコノミープラス」102席、エコノミー204席を設定。日本路線には、現地時間6月14日からのサンフランシスコ-成田線で導入を開始した。同路線は前日まで747-400で運航していた。

 ニューアーク-成田線は、現在の777-200ER(計269席:ファースト8席、ビジネス40席、エコノミープラス113席、エコノミー108席)から機材を変更する。ニューアーク発は10月28日から、成田発は翌29日から777-300ERで運航する。

 このほか、サンフランシスコ発着便にも順次投入。8月3日からは台北(桃園)線に、9月6日からは北京線に、10月5日からはフランクフルト線にも導入する。

 ユナイテッド・ポラリスを設定した777-300ERは、2016年12月から導入を開始。現在はサンフランシスコ-成田線のほか、サンフランシスコ-香港線とニューアーク-テルアビブ線にも投入している。

◆睡眠を重視したビジネスクラス

 ユナイテッド・ポラリスは快適な睡眠を追求し、フルフラットシートに米百貨店の寝具を完備。シートは既製品ではなく、オリジナルデザインのものを導入する。英Acumen Design Associates社と英Priestman Goode社が共同でデザインを手がけ、ゾディアック・シート・UKが製造。全席から通路へアクセス可能な全長約198センチ(6フィート6インチ)のフルフラットシートで、16インチのパーソナルスクリーンも備える。

 寝具はニューヨークの百貨店、サックス・フィフス・アベニューと共同開発。全便でスリッパを用意し、12時間を超える路線では、オリジナルのパジャマも提供する。

 機内ではワインを赤と白を3種類ずつ用意。すべてテイスティングできるようにした。食事は地域色を取り入れたものを提供する。

 また、ラウンジも順次リニューアル。国内外9空港に専用ラウンジを設置する。仮眠スペースやシャワー設備などを完備し、リラックス空間を提供する。機内では食事せずに睡眠を取りたい利用客向けには、ラウンジでフルコースの食事を提供する。

 ラウンジは2016年12月、シカゴ・オヘア空港で開設。今後、2018年までに残り8カ所にオープンする。開設するのはロサンゼルスとサンフランシスコ、ヒューストン、ニューアーク、ダレス(ワシントン)の米国内5カ所と、成田、香港、ヒースロー(ロンドン)の国外3カ所で、成田は2018年末の開設を予定している。


キャセイ、成田-香港10月増便 台北経由2往復に
7/5(水) 19:13配信 Aviation Wire

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台北経由の成田線を冬ダイヤで増便するキャセイパシフィック航空=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、2017年冬ダイヤで増便する台北(桃園)経由の香港-成田線について、スケジュールを発表した。当初の予定どおり、成田を午前、台北を午後に出発する時間帯を設定した。冬ダイヤの香港-成田線は、台北経由2往復を含む、1日6往復を運航することになる。

 成田着便は10月29日から、成田発便は翌30日から増便する。運航機材はエアバスA330-300型機(2クラス計317席:ビジネス24席、エコノミー293席)を投入する。

 成田行きCX522便は午後1時25分に香港を出発し、午後3時20分に台北に到着する。午後4時20分に台北を出発し、成田には午後8時30分に到着する。香港行きCX523便は成田を午前9時40分に出発し、午後0時55分に台北に到着する。午後2時5分に台北を出発し、香港には午後4時5分に到着する。

 キャセイは現在、台北経由の香港-成田線を1日1往復運航。成田行きCX450便は台北を午後1時に出発、台北行きCX451便は成田を午後3時40分に出発し、ボーイング777-300型機(2クラス計398席:ビジネス42席、エコノミー356席)を投入している。

 冬ダイヤからは、傘下のキャセイドラゴン航空(旧・香港ドラゴン航空、HDA/KA)が運航する香港-羽田線を休止。運休後の同路線は、キャセイパシフィック航空運航便の2往復のみとなる。


ノルウェー・エアシャトル、737 MAX 8受領 欧州初
7/5(水) 13:09配信 Aviation Wire

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ノルウェー・エアシャトルの737 MAX 8=PHOTO: 17年5月 Marian Lockhart/Boeing

 ボーイングはこのほど、ノルウェーのLCCノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)に、737 MAX 8を2機引き渡した。737 MAXの受領は欧州初で、ノルウェー・エアシャトルは北欧-米東海岸間の路線を展開できるようになる。

 ノルウェー・エアシャトルの737 MAX 8は189席を設定。108機を発注している。

 同社の保有機材は、現在のところすべてボーイング機で、737-800(186席、189席)が114機、787は787-8(291席:プレミアム32席、エコノミー259席)と787-9(344席:プレミアム35席、エコノミー309席)を計13機導入している。


ANA、米子に787初就航 7月から最大2往復
6/30(金) 19:17配信 Aviation Wire

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米子に初就航するANAの787=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は、ボーイング787-8型機を米子空港へ7月1日から就航させる。ANAの787が米子へ乗り入れるのは初めて。

 787を投入するのは、羽田-米子線。1日5往復のうち、最大2往復を787で運航する。座席数は、2クラス335席(プレミアムクラス12席、普通席323席)となる。

 初日の1日は、羽田を午前9時40分に出発するNH383便と、米子を午後0時30分に出発するNH386便の1往復2便に投入する。

 2日はNH383/386便に加えて、羽田午後2時55分発のNH385便と米子午後5時発のNH388便にも投入し、2往復4便が787運航便になる。NH383/386便以外の便への投入は、需給バランスを見て決定する。

 投入期間は9月30日まで。ANAによると、その後は需要に応じて検討するという。


ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日から増便 羽田発着とあわせ1日3往復に
6/30(金) 16:09配信 乗りものニュース

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2017年10月29日から成田~ロサンゼルス線を1日2往復に増便するANA(2016年3月、恵 知仁撮影)。

ボーイング777-300ERを使用
 ANA(全日空)は2017年6月28日(水)、成田~米ロサンゼルス線を10月29日(日)から増便すると発表しました。

 現在の1日1往復から、1日2往復に増やさます。増便1往復の運航ダイヤは次のとおり。使用機材はボーイング777-300ERです。

・NH176
 成田16時00分発→ロサンゼルス8時40分着
・NH175
 ロサンゼルス10時20分発→成田翌日15時20分着

 なお、追加航空便の航空券予約と販売は7月3日(月)から開始。ANAは「拡大を続ける北米~アジア間の中継地点して成田の競争力強化につなげてまいります」としています。

 なおこの増便により、羽田~ロサンゼルス線の1日1往復とあわせ、東京とロサンゼルスを結ぶ便は1日3往復になります。


三菱重工に“炭素繊維の航空機“をつくる機械を納めた実力企業
6/30(金) 10:22配信 ニュースイッチ

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角度材製造自動積層機

津田駒工業、ライン一式を納入
 津田駒工業は航空機用炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部品製造ライン一式を三菱重工業に納入した。これまで三菱重工に対して炭素繊維樹脂含浸シート(プリプレグ)用スリッターの納入実績はあったが、ライン一式は初めて。三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所大江工場(名古屋市港区)に、自動積層機や、プリプレグを多方向に積層する角度材製造自動積層機、プリプレグスリッターをセットで納めた。

 津田駒工業は2008年に自動積層機に参入しCFRPの需要の伸びに合わせ製造装置事業を拡大している。

<解説>
 三菱重工は大江工場で米ボーイング向けに中型機「787」の主翼(炭素繊維複合材製)を手がけている。787は月産12機ペースで安定的に生産されており、今後は月14機にペースが上げられる予定。となると、新設備の導入は増産対応の可能性もある。


エアアジアX、関空-ホノルル就航 初のLCCハワイ直行便
6/29(木) 6:29配信 Aviation Wire

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横断幕を手にしたエアアジアの社員に見送られ関空を出発するエアアジアXのホノルル行き初便=17年6月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアアジアX(XAX/D7)は6月28日夜、関西-ホノルル線を就航させた。既存のクアラルンプール-関西線を、日本からの以遠権を用いてハワイへ延伸した。エアアジアグループ初の米国路線で、日本からハワイへ向かうLCCの直行便は初めて。

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◆以遠権で乗り入れ

 運航は月曜と水曜、金曜、土曜の週4往復。機材は従来と同じエアバスA330-300型機で、座席数は2クラス377席(プレミアム・フラットベッド12席、エコノミー365席)となる。

 関西-ホノルル間の運航スケジュールは、ホノルル行き001便は午後11時25分に関西空港を出発し、午後0時30分にホノルル着。関空行き002便は午後4時にホノルルを出発して、午後8時25分に到着する。

 日本とマレーシアは、2011年2月にオープンスカイ(航空輸送の自由化)に合意。2013年からは、首都圏空港(羽田・成田)以外の空港について、以遠権が自由化された。エアアジアXの場合、週11往復運航しているクアラルンプールー関西線の一部を以遠権により延伸し、ホノルルへ週4往復乗り入れる。

 エアアジアXは2015年4月、米国運輸省(DOT)に関西ーホノルル線の就航を申請。今年1月24日にFAA(米国連邦航空局)から承認を得たと発表した。マレーシア国民の約6割がイスラム教徒であることから、米国当局に安全対策を証明することに時間がかかった。

 エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は、米国就航を熱望していたと言われ、関西-ホノルル線はその第一歩となった。

◆予約率86%、関空から西海岸も

 エアアジアXのベンヤミン・イスマイルCEOは、目標とする平均搭乗率について、「10月までの予約率は86%と、われわれの期待値を超えている。これを超えていくよう、来年に向けてやっていきたい」と語った。

 関空を運営する関西エアポートでは、4月1日から新路線に対する着陸料値下げを実施。3000キロ以上の中長距離路線の場合、就航初年度の着陸料が全額免除され、関空から以遠権を用いる場合は短い区間の着陸料を無料にした。

 関西エアポートで、航空分野の最高商業責任者を務めるグレゴリー・ジャメ専務は、「着陸料はスペシャルプライスを用意したが、マーケティング面でもブランド認知度が向上するサポートをしていきたい」と、エアアジアXの新路線を支援していく姿勢を示した。

 ホノルル線のデイリー(週7往復)化など、今後の路線展開について、イスマイルCEOは「需要による。状況を見て、西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコに飛ばすことになるかもしれないが、関空をハブとしていきたい」と語った。

 関空発初便となった28日の001便(A330-300、登録番号9M-XBA)は、搭乗率89%となる乗客337人(幼児1人含む)を乗せ、午後11時28分に出発した。337人のうち、マレーシアからの乗客は全体の14%にあたる46人だった。

◆大阪市内で仕事を終えハワイへ

 関空からのハワイ路線は、日本航空(JAL/JL、9201)とハワイアン航空(HAL/HA)、デルタ航空(DAL/DL)がホノルル線を各社1日1往復運航。JALは1月9日からビジネスクラスに新シートを導入したボーイング777-200ER型機の新仕様機「スカイスイート777」(3クラス236席:ビジネス42席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー154席)を投入している。

 7月13日から8月26日までは、ボーイング787-8型機「スカイスイート787」(3クラス161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)による臨時便を運航。期間中は1日2往復になる。

 ハワイアン航空も、3月から新仕様のエアバスA330-200型機(3クラス278席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)を投入している。

 競争が激化する中、6月28日に就航したエアアジアXの関西-ホノルル線。関空で初便の搭乗口に並ぶ乗客を見ると、日本人の姿が多い印象を受けた。関空へ午後9時台に到着して搭乗手続きをすればよい、エアアジアXのホノルル行きであれば、大阪市内で仕事を終えてから関空へ向かっても間に合うため、台風の目となりそうだ。

 エアアジアXは29日正午から、ホノルル線就航イベントをなんばCITY ガレリアコートで開催。キャンペーン運賃を発表する。


ANA、成田-ロサンゼルス10月増便へ 冬ダイヤ、東京から1日3往復
6/28(水) 20:30配信 Aviation Wire

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成田-ロサンゼルス線を増便するANA=15年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は6月28日、成田-ロサンゼルス線を10月29日に増便すると発表した。1日1往復を増便する。2017年冬ダイヤでは、東京-ロサンゼルス間を1日3往復運航することになる。

 運航機材はボーイング777-300ER型機で3クラス計250席(ファースト8席、ビジネス52席、エコノミー190席)。ロサンゼルス行きNH176便は成田を午後4時に出発し、午前8時40分に到着する。成田行きNH175便はロサンゼルスを午前10時20分に出発し、翌日午後3時20分に到着する。11月4日までと、2018年3月11日以降の夏時間帯は、ロサンゼルス発着が1時間遅くなる。

 ANAは現在、成田と羽田からロサンゼルスに1日1往復ずつ運航している。成田からは午後5時台に出発。羽田からの出発は深夜早朝帯で、午後10時台を設定している。


ANA、成田~ロサンゼルス線を10月29日に増便。東京エリアから1日3便に
6/28(水) 17:52配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は、10月29日から成田国際空港~ロサンゼルス国際空港線を増便すると発表した。

 ANAは、成田~ロサンゼルス線と羽田~ロサンゼルス線をそれぞれ毎日1便ずつ運航しているが、この増便により、東京エリアからロサンゼルスへ1日計3便運航することになる。機材はいずれもボーイング 777-300ER型機。

増便するANAの成田国際空港~ロサンゼルス国際空港線(毎日運航)

NH176便:成田(16時00分)発~ロサンゼルス(08時40分)着
NH175便:ロサンゼルス(10時20分)発~成田(翌15時20分)着
※10月29日~11月4日、2018年3月11日~3月24日はロサンゼルス発着時刻が1時間遅くなる

既存のANAの東京~ロサンゼルス線(毎日運航)

NH006便:成田(17時00分)発~ロサンゼルス(09時45分)着
NH005便:ロサンゼルス(11時25分)発~成田(翌16時25分)着
NH106便:羽田(22時55分)発~ロサンゼルス(15時50分)着
NH105便:ロサンゼルス(00時05分)発~羽田(翌05時25分)着
※10月29日以降の想定ダイヤ。変更の可能性あり

 成田~ロサンゼルス線の増便はアジア~成田~北米の国際線乗り継ぎ路線としての強化を含めたもので、成田発ロサンゼルス行きはどちらも夕方出発、朝到着。ロサンゼルス発成田行きは午前出発、夕方到着となる。

 羽田~ロサンゼルス線は日本国内線~羽田~北米の乗り継ぎを意識し、羽田を夜出発、羽田に朝到着のダイヤとなっている。


ANAはなぜロサンゼルスに1日3便飛ばすのか
6/28(水) 15:15配信 東洋経済オンライン

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ANAは成田―ロサンゼルス線を増便し、1日3便体制にする(写真:尾形文繁)

 米国西海岸最大の都市、ロサンゼルス。毎年30万人強の日本人が訪れる人気の観光地として知られるほか、多くの日本企業が米国事業の拠点を置く。

【写真】ANAが路線を増やすロサンゼルス国際空港

 訪れる人の足となる航空路線も多く、現在日系では全日本空輸(ANA)が成田と羽田から、日本航空(JAL)が成田と関西からそれぞれ1日1便ずつ飛ばしている。このほか米国系ではデルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、アジア系ではシンガポール航空も首都圏から運航する。日米路線の中では、ニューヨーク線と並ぶ”ドル箱”だ。

 この路線でANAが攻勢をかける。同社は6月28日、今秋から成田―ロサンゼルス線を1日1便増やし、ロサンゼルス線を1日3便体制にすることを発表した。運航開始は10月29日で、機材は既存路線と同様のボーイング「777-300ER」を用いる。

■盛況が続くロサンゼルス線

 既存のロサンゼルス線の搭乗率はここ数年、成田発着が87%前後、羽田発着が90%前後と、実質満席の状態が続いていた。日本人の観光客やビジネス客の往来が活発だったためだ。

 だが、今回の増便には、日本人需要の取り込み以上に重要な役割がある。「アジアと北米を往来する乗り継ぎ客」の獲得だ。直行便を含むアジア・北米間の流動はここ数年、年7.5%のペースで成長し、2016年は3000万人強に達した。

 この市場では、従来米国系航空会社が強かった。近年は中国系や中東系の勢いが増している。一方、ANAとJALを合わせた日系のシェアは8%ほどにとどまる(数値はすべてANAの推計)。

 日本の人口が減少の一途をたどれば、当然航空需要も減退する。今ANAもJALも注力するのが、外国人客への販促だ。直近で大きく成長した訪日需要に加え、三国間を移動する乗り継ぎ需要が肝になるというわけだ。

 特に重視するのが、成田でのアジア路線と北米路線の接続。「アジアの成長を取り込むためのハブ」(ANAマーケティング室ネットワーク部の林寛之マネジャー)と位置づけ、近年は東南アジアを中心に路線網を広げてきた。

 だが三国間の乗り継ぎ客を取り込みたい一方で、「北米側の座席に空きがなかった」(林氏)。成田とアジアを結ぶ路線の平均搭乗率は80%前後で多少の余裕がある。そこでANAは日米路線拡張の検討を始めた。


 なぜロサンゼルスだったのか。ANAの推計によれば、ロサンゼルスは東南アジアからの渡航客数が1日あたり約1800人(片道)と米国主要都市で最も多い。フィリピンやベトナムなどからの移民が多いためだ。「これで一気にアジア路線の客を北米へと送ることができる」と林氏は期待を込める。

 乗り継ぎ拠点とするには、利便性の高いダイヤも考えなければならない。成田には「バンク」と呼ばれる、乗り継ぎしやすいように路線の発着をまとめた時間帯を夕方に設けている。

 たとえばANAの場合、15時頃にアジアからの便が到着し、17時~18時頃に出発する米国行きの便に乗り継げる。逆もしかりで、15時~16時過ぎに米国からの便が到着し、17時~18時頃に出発するアジア行きの便に接続できる。

■成田の夕方はひっきりなしに米国便が出発

 今回加わる新たなロサンゼルス線は、成田発が16時。既存路線は17時05分発だ。長距離国際線において、同じ時間帯に同じ地点の路線を設けるのは異例だといえる。それだけアジア路線との接続が重要なのだ。

 ちなみに成田ではANAが提携するユナイテッド航空も17時05分発のロサンゼルス便を飛ばしている。だがユナイテッド側の需給も逼迫しており、「増便に対する反対はなかった」(前出の林氏)という。

 ここ数年、世界の全方面に路線網を大きく広げてきたANAだが、今年は「足場固めの年」と位置づけ、目立った新路線はなく既存路線の増便などで供給を伸ばす程度だ。ロサンゼルス線にかかる期待は小さくない。

 視界には当然JALの姿もあるだろう。JALも今年度から始まった4カ年の中期経営計画において、「北米と東南アジア間のネットワーク強化」を中心に据えた。ただ今のところ米国本土や東南アジアの新路線の発表はない。ANAとしては差を付けておきたいタイミングだといえる。

 実際の増便から4カ月も前に発表し、販売期間を長く取ったANAのロサンゼルス線。今まで以上に、客の顔ぶれは多様になるかもしれない。


ボーイングと川崎重工、協力強化へ 共同研究などで市場競争力向上
6/27(火) 19:43配信 sorae.jp

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ボーイングと川崎重工、協力強化へ 共同研究などで市場競争力向上

ボーイングはパリ国際エアショーにて、川崎重工業株式会社と先進生産技術や航空機事業における共同検討を含む協力強化に合意したことを発表しました。
 
ボーイングの発表によると、両社は以下の項目において協力を強化するとのことです。
 
・ボーイングの将来民間航空機事業における協力のあり方を検討
・サプライチェーンのさらなる効率化、共同コストダウンなどによる、民間航空機の市場競争力の強化
・両社による先進的な生産技術を含む共同研究開発
・将来的な、共通の関心事となる分野における共同開発や協業
 
ボーイングと川崎重工はこれまでボーイング767、777、787、777Xなどで協力してきました。今後も協力体制をさらに強化することで、市場競争力を一層強固にすると発表しています。


海兵隊F35、嘉手納に初飛来
時事通信 6/26(月) 21:42配信

F35b
在沖縄米軍は26日、米海兵隊のF35Bステルス戦闘機2機が嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に飛来したと発表した。海兵隊岩国基地(山口県)所属のF35で、沖縄の基地への飛来は初めて(米海兵隊提供)

2017年6月20日 (火)

777・787・A350等、航空機一般の話題・55

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:小型機は民間航空機の需要減を救うか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35に空対地ミサイル検討…射程300キロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空各社、7月23日開催の「千歳基地航空祭」に関する運航便への影響を発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空中指揮機、竜巻で損傷=「核戦争にも対応」のはずが―米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:あと30年は戦える? 米海軍「スーパーホーネット」大規模改修でさらにスーパーに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「空飛ぶ司令部」 米軍のE4B、竜巻で2機損傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ航空ショー、ボーイングがエアバス下す エンブラエルはイヌワシE195-E2でアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩国基地、極東最大級に=米艦載機が来月以降移駐 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、200人削減 トランプ氏が雇用維持掲げた工場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ボーイングVSエアバス」LCC市場で火花 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】エアバス、総2階建て「A380」型機の効率向上型「A380plus」のコンセプト説明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 737 MAX 9型機が華麗なデモフライト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自P-1、パリ航空ショー終え離陸 自衛隊機初の出展 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、航空関連の商用・政府向けサービスの市場規模が今後10年で288兆6000億円と予測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、787-9新仕様機7月就航 ビジネスは足もと立体交差型 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:開発中の「797」型機の予想図を初公表、ボーイング - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、最新ビジネスクラス「SKY SUITE III」を搭載したボーイング 787-9型機「SS9II」を7月31日から就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、AIによる航空機自動操縦の実験を2018年開始。自動タキシングは実証実験の段階へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングと川崎重工、航空機事業の協力強化合意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川重「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、787より小さく737 MAXより大きい新中型旅客機の開発を検討中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、今後20年間の新造旅客機需要を約4万1000機、677兆1000億円と予測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機内で客室乗務員に暴行=航空法違反容疑で男逮捕―沖縄県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、「ワールド・エアライン・アワード」2部門を受賞 空港サービス世界一 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 787-10型機がパリの空を飛ぶ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA、SKYTRAXの「2017 ワールド・エアライン・アワード」で2冠を獲得 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、737 MAX日本初受注へ ジャパンインベストメントアドバイザーから - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カタール航空、「今年の航空会社」に 苦境の中での受賞 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:哨戒機「P1」輸出へ布石。マクロン仏大統領「素晴らしい機体だ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JALグループ、無料で国内線ネット接続 9月以降も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自機事故「人的ミス」 米子空港 美保基地司令が報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35の飛行再開へ=原因不明のまま―米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊滑走路逸脱事故の原因公表 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

小型機は民間航空機の需要減を救うか
6/26(月) 8:54配信 ニュースイッチ

パリ航空ショー閉幕、ボーイング「MAX」好調
 フランスで開かれた航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」が25日閉幕し、米ボーイングと欧エアバスの受注実績は、2016年の航空宇宙産業展「ファンボロー国際航空ショー」(英国)を上回った。ボーイングは小型機「737MAX」の新機種「737MAX10」の開発を現地で発表。同機種の受注が寄与し、15年のパリ航空ショーの受注実績も上回った。ただ、14年をピークに航空機の受注は減少しており、その傾向が変わるかは不透明だ。

 ボーイングの受注は571機(748億ドル)で、16年の182機(268億ドル)を大幅に超え、15年の331機(502億ドル)も上回った。

 けん引役は新型のMAX10だ。航空会社が発注する機種を、737MAXシリーズの既存機種からMAX10へ変更した数は208機にも上る。

 インドネシアの格安航空会社(LCC)ライオンエア、中国の航空機リース会社チャイナエアクラフトリーシングからそれぞれ、737MAXシリーズを50機受注したのが大口案件だった。

 エアバスの受注は326機(397億ドル)で、279機(263億ドル)だった16年を超えたが、15年の421機(570億ドル)には及ばなかった。

 大口案件では、米GEの航空機リース子会社GEキャピタル・アビエーション・サービシズからの小型機「A320neo」シリーズ100機の受注があった。

 LCCの大量購入の一服や、原油安による燃料価格低下で燃費の良い新型機への買い替えが進まないことにより、大手2社の最近の受注は低迷している。そのため、今回の受注回復が本物かは不透明だ。

 ただ、両社はそもそも受注に一喜一憂する必要がない状況だ。ボーイングが約5700機(3月末時点)、欧エアバスが6705機(5月末時点)と大量の受注残を抱えており、増産による引き渡し能力増強のほうが課題となっている。

 三菱航空機(愛知県豊山町)は航空ショーで初めて、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」を実機展示したが、受注はならなかった。同社は会期前から新規受注は難しいと表明しており、予想通りの結果となった。

 水谷久和社長が「実機展示が布石になって商談に発展する可能性はある」と期待するように、今後の受注活動につなげたいところだ。


F35に空対地ミサイル検討…射程300キロ
6/26(月) 8:43配信 読売新聞

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(写真:読売新聞)

 政府は、航空自衛隊に配備予定の最新鋭ステルス戦闘機「F35」に、遠く離れた地上の敵を攻撃できる「空対地ミサイル」を導入する方向で検討に入った。

 自衛隊への導入は初めてとなり、2018年度予算に関連経費の計上を目指している。国内の離島有事に備えるのが主目的だが、自衛のために相手国の基地などを攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有を念頭に置いているとの見方もある。

 複数の政府関係者が明らかにした。空自のF4戦闘機の後継となるF35は米軍などが採用している。敵のレーダーに探知されにくい高度なステルス性能を持つ。空自は計42機を導入し、今年度末から三沢基地(青森県)に順次配備する予定だ。このF35に導入する有力候補として検討しているのは、F35の国際共同開発に参加したノルウェーが主体となって開発中の「ジョイント・ストライク・ミサイル(JSM)」だ。海上の艦船を狙う「空対艦」とともに、空自が現在保有していない「空対地」ミサイルの能力を併せ持ち、射程は約300キロ・メートルとされている。


航空各社、7月23日開催の「千歳基地航空祭」に関する運航便への影響を発表
6/26(月) 6:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 航空自衛隊千歳基地において、7月23日9時~15時に「平成29年度 千歳基地航空祭」が開催される。この航空祭は北海道で開催されるイベントのなかでも大規模なものとして知られており、航空祭当日には周辺で大規模な渋滞などが発生する可能性がある。

【この記事に関する別の画像を見る】

 また、航空祭当日の飛行や航空祭前の訓練飛行のため、新千歳空港を離発着する便において遅延などが発生する可能性があるため、航空各社は注意を呼びかけている。遅延が予想されている日時は以下のとおり。

事前訓練の影響日時および訓練予備日

・7月4日(火)10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
※予備日:7月5日(水)~7日(金)同時間帯のいずれか1回実施

・7月10日(月)10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
※予備日:7月11日(火)~14日(金)同時間帯のいずれか1回実施

・7月18日(火)10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
※予備日:7月19日(水)~20日(木)同時間帯のいずれか1回実施

・7月21日(金)14時~14時20分およびその前後の時間帯

・7月22日(土)
11時15分~11時35分(7月21日の予備日)
13時40分~14時20分およびその前後の時間帯

航空祭当日

・7月23日(日)
10時15分~10時30分およびその前後の時間帯
11時15分~11時30分およびその前後の時間帯
13時40分~14時20分およびその前後の時間帯

 これらに伴う航空券の変更・払い戻しについては、各航空会社とも規程によるとしており、詳細は各航空会社のWebサイトを参照のこと。

 千歳基地航空祭では、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行が行なわれるほか、ボーイング 747-400型機を使用した政府専用機の展示飛行に加え、先着300名限定で機外からの政府専用機見学ツアーも予定されている。

 すでに基地内の駐車券の配布は終了しており、JR南千歳駅近くの臨時バス停からのシャトルバス利用を呼びかけ。駐車券不要の駐車場としては、キリンビール千歳工場の臨時駐車場が案内され、そこからシャトルバスが運行される。


空中指揮機、竜巻で損傷=「核戦争にも対応」のはずが―米
6/24(土) 15:57配信 時事通信

 【ワシントン時事】米各メディアは23日、核戦争勃発などの国家非常時に米大統領らの空中作戦指揮所となる航空機E4Bが、竜巻に巻き込まれて損傷したと報じた。

 同機は放射線や高熱からの防護機能を備えており、「終末の日の飛行機」とも呼ばれる。

 米空軍によると、E4Bはボーイング747型機を改造した航空機。国防長官らが外遊の際に使用し、空中給油を行えば数日間の連続飛行も可能だ。最先端の衛星通信システムを備え、非常時でも空中から全世界に作戦命令を送ることができる。

 報道によれば、中西部ネブラスカ州の空軍基地付近で16日に竜巻が発生。同基地に駐機中だったE4B2機が損傷した。職員が機体を格納しようとしたが、突然の自然災害で間に合わなかったという。この他にも、偵察機8機が被害を受けた。

 空軍はE4Bを4機保有しており、残る2機が無事だったため、「任務に影響はない」としている。


あと30年は戦える? 米海軍「スーパーホーネット」大規模改修でさらにスーパーに
6/24(土) 15:10配信 乗りものニュース

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大規模改修が決定したボーイングF/A-18E/F「スーパーホーネット」(画像:アメリカ海軍)。

さらにスーパーな「スーパーホーネット」誕生へ
 アメリカ海軍は2017年6月9日、現在保有する主力艦載戦闘機、ボーイングF/A-18E/F「スーパーホーネット」における大規模性能向上計画を決定しました。「ブロックIII」と呼ばれるその改修は既存機に対して行われ、ステルス能力などが付加される予定です。

【写真】「ブロックIII」を読み解くカギ「アドバンスド・スーパーホーネット」

 現代の戦闘機の戦闘能力は搭載する電子機器に大きく左右され、飛行性能自体はあまり重要視されません。よって戦闘機はまず最低限の能力を持った状態で配備され、以降は順次性能向上が行われるのが通常です。F/A-18E/Fもその例外ではなく、F/A-18E/F初期生産型の「ブロックI」と現行型の「ブロックII」では搭載レーダーや妨害装置などが異なり、ソフトウェアの改善などによって別の戦闘機と言ってもよいほど能力が向上しています。

 とはいえ「ブロックI」と「ブロックII」はよほどのマニアでないと見分けられないでしょう。しかし今回の「ブロックIII」では、あらたに航続距離の延長や生存性の改善といった項目が含まれており、その外見も大きく変化することが見込まれます。

F-35のようなずんぐりむっくり体形に?
 ボーイングは2011(平成23)年に、独自の海外輸出型として「アドバンスド・スーパーホーネット(当時の呼称はスーパーホーネットインターナショナルロードマップ)」コンセプトを発表しており、これが今回の「ブロックIII」を予想するうえでのヒントになるでしょう。

「アドバンスド・スーパーホーネット」の面白い特徴のひとつに「エンクローズドウェポンポッド」の採用があります。

 従来の戦闘機は主翼下などに空対空ミサイルや爆弾を吊るし搭載しますが、これはレーダー電波の反射源となりステルス性を損なうという欠点があります。そのためF-22やF-35などのステルス機では胴体内部に武装を格納しますが、発想としてはこれと同じものです。F/A-18E/Fにエンクローズドウェポンポッドを搭載し、その内部に内部に空対空ミサイルや誘導爆弾を格納することでレーダー反射を抑えます。

 もともとF/A-18E/Fはステルス性に配慮された設計を持ちますが、これによってさらに探知されにくくなる見込みです。

 さらにステルス性の向上と同時に空気抵抗の減少と燃料搭載量の増大を実現可能な、「コンフォーマルタンク」と呼ばれる密着型の燃料タンクを胴体上部に装着するため、かなり太ったような見た目になるかもしれません。

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F/A-18E/Fは1995(平成7)年に初飛行。1978(昭和53)年に初飛行したF/A-18とは名前が同じだけの別の機体である。(画像:アメリカ海軍)。

F-35を上回る部分も?
「ブロックIII」では機体の内部も大きく近代化され、新しいコンピューターの搭載や戦術ネットワークへの対応、そして操縦席も完全に一新される見込みで、これまで数個の小さいディスプレイで構成されていた計器盤は、ボーイングが提唱する1枚の大型タッチパネルを設置した次世代コックピットになるのではないかと推測されます。

 大型タッチパネルはF-35にも採用されていますが、F-35の計器盤の表示は単純な記号の組み合わせに過ぎません。一方F/A-18E/F用の次世代コックピットでは戦場の状況をまるでゲームの3DCGのように描写することで、パイロットに対して直観的にわかりやすい状況認識を与え、作戦の立案を助けることが可能になります。こうした面ではF-35を上回るでしょう。

 アメリカ海軍は2018年にF-35Cの初期作戦能力達成(実用化)を見込んでいますが、新しいF/A-18E/F「ブロックIII」はF-35Cと並んでアメリカ海軍における主力戦闘機の半分を担い続ける予定で、2046年ごろまで運用を見込みます。そしておそらく今後も「ブロックIV」などにアップグレードされ、「スーパーホーネット」はさらにスーパーな存在へ進化し続けることになるでしょう。


「空飛ぶ司令部」 米軍のE4B、竜巻で2機損傷
6/24(土) 13:37配信 AFP=時事

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米メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で撮影した空軍の空中指揮機E4B。タラップを上っているのはベルギー訪問に向かうレオン・パネッタ国防長官(2013年2月20日撮影、肩書は当時、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米空軍は23日、核爆発の電磁パルスや熱に耐えられるよう特別に強化された空中指揮機E4B2機が、竜巻で損傷したと発表した。

【写真】E4Bから見た富士山

 E4Bは冷戦(Cold War)時代の1970年代に製造されたボーイング(Boeing)747型機を改造した航空機。空中給油も可能な「空飛ぶ司令部」で、危機の際には何日も上空にとどまっていることができる。米国防長官の外遊に使われることもある。

 米空軍は現在E4Bを4機保有しているが、このうちの2機が16日、突発的に発生した竜巻によってネブラスカ(Nebraska)州のオファット空軍基地(Offutt Air Force Base)で損傷を受けた。この他にRC135偵察機も7機が軽度の損傷を受け、別の1機は検査が必要になった。【翻訳編集】 AFPBB News


F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール
6/24(土) 8:10配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

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F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール

F-35は長らく「F-16など、従来の戦闘機のような機動性に欠ける」との批判に晒されてきた。だが、パリ航空ショーでのデモンストレーションは、そうした声を黙らせるだろう。

【画像】驚くべきことに、F-35は今回のすべての動作を戦闘状態の仕様で行った。

フルパワーでの離陸から、垂直上昇、そして木の葉のように下降する様子は、F-35が最高の戦闘機と同じような動きが可能であることを示した。事実、こうした動作は、最強の戦闘機F-22に倣ったものだ。

さらに驚くべきことに、F-35は今回のすべての動作を戦闘状態の仕様で行った。F-16は、ミサイルを搭載した状態でこのような動きはできない。一方、F-35は数千ポンドの爆弾やミサイルを内部ウェポンベイに搭載可能だ。

「初飛行から10年、F-35の能力と機動性を示す初めての機会となった。我々はようやくF-35の能力に関する長年の誤った情報を打ち砕くことができる」

テストパイロットのビリー・フリン(Billie Flynn)氏は、パリでAviation Weekに語った。

デモンストレーションの動画はUS版のページ(http://www.businessinsider.com/f-35-paris-air-show-video-2017-6)で。

[原文:Watch the F-35 pull mind-bending aerial tricks at the Paris Air Show]

(翻訳:増田隆幸)


パリ航空ショー、ボーイングがエアバス下す エンブラエルはイヌワシE195-E2でアピール
6/23(金) 22:20配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を披露する737 MAX 9=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 世界最大級の航空ショーで奇数年に開催されるパリ航空ショーのうち、6月19日から始まった商談期間が22日で終わった。日本勢では、三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の実機が初めて出展されたほか、海上自衛隊の哨戒機P-1も自衛隊機として初参加した。

【飛行展示を披露するA350-1000やE195-E2】

◆ボーイングがエアバス下す

 民間機2強の受注実績を見ると、ボーイングは確定受注とコミットメントを合わせて総数571機、カタログ価格による金額換算で総額748億米ドル(約8兆3200億円)となった。一方、エアバスは総数326機、397億米ドルの受注を獲得。このうち144機。185億米ドルが確定受注となった。

 日本企業から受注では、リース会社のジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172)が737 MAX 8を10機発注する方針を固め、ボーイングと覚書(MoU)を締結した。

 リージョナル機を手掛けるブラジルのエンブラエルは、日本からはフジドリームエアラインズ(FDA/JH)がエンブラエル175(E175)を確定発注3機と購入権3機の最大6機の契約を締結。日本航空(JAL/JL、9201)からも、ジェイエア(JAR/XM)が運航するエンブラエル190(E190)を1機追加受注を獲得した。

 カナダのボンバルディアは、インドのLCCのスパイスジェット(SEJ/SG)がターボプロップ(プロペラ)機DHC-8-Q400を50機導入する基本合意(LoI)を結ぶなどの動きがあった。

 一方、実機を初出展したMRJは、LoIやMoUの締結を含めて新たな発表はなかった。

◆737 MAX 10と797

 新型機の動向では、ボーイングが737型機では胴体長が最長となる737 MAX 10の開発を発表した。

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用。標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体がもっとも長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、737 MAX 10は5機種目となった。

 パリ航空ショー期間中、737 MAX 10はコミットメントを含めて326機を受注。このうち168機が確定受注だが、125機は既存受注分からの変更で、新規の確定受注は43機だった。

 ボーイングは会場に開発中の787-10と737 MAX 9を出展し、機内を公開。737 MAX 9は飛行展示を連日披露した。

 また、737 MAXと中大型機787の間に位置する「MOM(ミドル・オブ・ザ・マーケット)」の機体「797(仮称)」については、シルエットを“チラ見せ”。2025年以降の就航が計画されている。

◆A380plus

 エアバスはA380の改良版「A380plus」のコンセプトモデルを展示。パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港にある航空宇宙博物館に、エアバスから今年2月に寄贈されたA380の飛行試験機MSN4(登録番号F-WWDD)に、大型ウイングレットのモックアップを装着した。

 A380plusは、大型ウイングレットなどにより燃料消費量を最大4%抑えられる。また、客室内の改良による座席数増と合わせると、現行機と比較して1席あたりのコストを13%削減できるという。

 開発が決定すると2019年に初飛行し、2020年の引き渡し開始を計画している。

 会場にはA380plusのほか、A350-1000やA321neoの飛行試験機などが展示され、機内も公開された。

◆E195-E2とMRJ

 エンブラエルは、開発中の次世代リージョナルジェット機「E2」シリーズのうち、最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)などを出展。E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機で、E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指すE190-E2のメーカー標準座席数(シートピッチ31インチ)は1クラス106席、2019年前半から納入予定のE195-E2は同132席、2020年納入開始予定のE175-E2は同88席としている。

 E2シリーズのキャッチコピーは「プロフィット・ハンター」。出展されたE195-E2の機首にはイヌワシが描かれ、多くの人の関心を引きつけた。19日から21日まで飛行展示を実施し、初日は大きな拍手が送られていた。

 実機の展示場所もボーイングの隣という好立地で、MRJはエアバスやボーイング、エンブラエルがまとまって展示されている場所からは、やや離れていた。

 E175を追加発注したFDAの鈴木与平会長は、E175を「無理がない。故障が少ない」と安定性の高さを評価。E195-E2を見た鈴木会長は、E2シリーズの完成度に好印象を抱いたという。

 MRJは日本の航空機として応援したいとしながらも、「真剣に考えているが我々は小さな会社。全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)の実績を拝見させていただいてから検討したい」と率直な思いを語った。

 三菱航空機の水谷久和社長は、「航空ショーで機体をお見せできて、身近な目標をクリアした。世界を代表する各社が集まっており、世界レベルではスタートラインについた」と話す。

 世界最大規模の航空ショーへの実機展示にこぎつけたMRJ。ボーイングとエアバスがしのぎを削るように、MRJがE2シリーズとリージョナルジェット機の市場を二分する日が訪れてほしいものだ。


岩国基地、極東最大級に=米艦載機が来月以降移駐
6/23(金) 19:27配信 時事通信

 米軍岩国基地の地元、山口県岩国市の福田良彦市長が23日、空母艦載機の厚木基地(神奈川県)からの移駐受け入れを表明した。

 7月以降、艦載機61機が段階的に移り、岩国基地は極東最大級の基地となる。日本政府は地元住民の理解を得るため交付金を大幅に拡充する方針だ。

 「日本が置かれた安全保障環境、特に北朝鮮の弾道ミサイルなどを考えれば、日米同盟の結束がこれまで以上に必要な時だ」。福田市長は23日の市議会で艦載機の移駐容認を表明した際、抑止力強化の意義を強調した。

 日米両政府が2006年に合意した在日米軍再編ロードマップ(行程表)に基づき、岩国基地へ装備の集約は着実に進んでいる。既に普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から空中給油機が移駐。最新鋭ステルス戦闘機F35も順次配備されている。

 これに加え、米海軍横須賀基地を拠点とする原子力空母「ロナルド・レーガン」艦載機のFA18戦闘攻撃機などが厚木から移される。移駐が完了する来年5月ごろには、岩国基地の所属機は計120機超となり、嘉手納基地(沖縄県)の約110機と並ぶ規模となる。米軍は、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出をにらみ、岩国を重要拠点の一つとして運用していく考えだ。

 一方、艦載機の移駐に伴い、日本政府は岩国市や周辺市町への「米軍再編交付金」を拡充する方針。山口県に対しても、19年度までの「再編関連特別地域整備事業費」を延長し、交付額も現在の年間約20億円から上積みする方向で調整する。


ボーイング、200人削減 トランプ氏が雇用維持掲げた工場
6/23(金) 17:48配信 CNN.co.jp

ニューヨーク(CNNMoney) 米航空大手ボーイングは22日、CNNMoneyの取材に対しサウスカロライナ州の工場で約200人をレイオフ(一時解雇)すると認めた。この工場は今年2月、トランプ米大統領が米国の雇用を守ると約束する演説を行った場所だ。

同工場でレイオフが行われるのは、2009年にボーイング787型機の製造が始まって以来初めて。

2月にこの工場を訪れたトランプ大統領は、組立を行う労働者や管理職、経営幹部らに向かい、「私があなた方の大統領としてここに立っている主な理由の1つは雇用(を守ること)だ。私はけっしてあなた方を失望させたりしない」と語っていた。

だが3月、ボーイングはワシントン州の商用機工場でのリストラ計画を発表。この時、関係者は対象となるのは500人未満だとしていた。

これらの人員削減は、昨年12月に発表した全社レベルでのリストラ計画の一環。この時はライバルの欧州エアバスとの激しい競争や、新規受注の落ち込みが背景にあると説明している。

コスト削減のための人員整理は主に早期退職制度や自然減という形で、すでに今年初めから始まっていた。

リストラの理由についてボーイングは、航空会社への納入価格の引き下げで売り上げが落ちていることや、ウォール街対策として利幅を引き上げる必要があることを挙げている。

2月時点のボーイングの従業員数は世界で約14万7700人。その約半数が商用機部門で働いている。

現時点でホワイトハウスからのコメントは得られていない。


「ボーイングVSエアバス」LCC市場で火花
6/23(金) 10:22配信 ニュースイッチ

需要の7割、新機種開発で競う
 米ボーイングと欧エアバスの2大航空機メーカーが、拡大する格安航空会社(LCC)市場をめぐって激しいつばぜり合いを演じている。今後10―20年の航空機需要は小型機を軸に伸びる。その小型機を大量購入するのが新興国などのLCCだ。ボーイングやエアバスは小型機の開発競争を繰り広げるほか“航空機版IoT(モノのインターネット)”とも言える新しいサービスも打ち出す。2大メーカーの競争はLCCの台頭で新たな局面に入る。

 パリ北東部のル・ブルジェ空港で開催中の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」。今回は、これまで以上にLCCをターゲットに据えた発表が相次いだ。小型機の主な購入者は東南アジアや中国のLCC。経済成長に伴う旅行需要の拡大に対応し、LCC各社は機数や機種のバリエーションを増やしている。

 ボーイングは新型小型機「737MAX」シリーズで胴体が最も長くなる新機種「737MAX10」を開発すると表明した。

 現在最長の737MAX9より1・68メートル長くなり、最大座席数は12席増の230席にできる。ケビン・マカリスター民間航空機部門社長兼最高経営責任者(CEO)は「単通路型機では最も経済性の良い機種」と鼻息が荒い。

 実はボーイングは新世代の小型機分野では劣勢の立場にある。エアバスの新型小型機「A320neo」シリーズは5月末時点で5053機もの受注を獲得している。対する737MAXシリーズは約3700機。大きく水をあけられており、737MAX10で巻き返しを狙う。

<航空機版IoT>

 主力小型機の競争で一歩先を行くエアバスは新たな動きを見せる。パリ航空ショー会場で打ち出した新サービス「スカイワイズ」。エアバス機の運航実績データを収集・分析。燃費を改善する操縦方法を提案したり、故障時期を予見したりできるようになる。

 そのサービスの第1号顧客として参加する4航空会社の中には、マレーシアのエアアジアや日本のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)などLCC3社が名を連ねる。ピーチ・アビエーションは保有する18機全てがA320で、2016年にはA320neoなど13機を発注したエアバスの得意先。今回、航空機版IoTとも言える次世代サービスを先行提供するあたりにもLCCを重要視する姿勢がうかがえる。

 ボーイングはパリ航空ショーで発表した36年までの20年間の民間航空機の新型機需要4万1030機のうち、実に7割が単通路機、つまり小型機が占めると予想する。LCCをめぐる2大メーカーの競争は、さらに熱を帯びそうだ。

 また、今回のエアショーで正式発表はなかったが、ボーイングは将来機の開発も中小型機での検討に入った。機体の経済性やアフターサービスなどLCCを引きつける魅力的な機体開発をいかに進められるかが、ボーイングの小型機ビジネスを左右しそう。

 また、将来機ではボーイングに主翼や胴体など機体部品を供給する日本企業の参画形態も気になるところ。完成機の開発に成功した中国勢をにらみつつ、開発初期から参画して完成機メーカーの領域に近づけるかが注目だ。


【パリ航空ショー2017】エアバス、総2階建て「A380」型機の効率向上型「A380plus」のコンセプト説明
6/23(金) 6:51配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 仏エアバスは、パリ航空ショー2017の開催に合わせ、6月18日(現地時間)付けで総2階建て旅客機「A380」型機の効率向上モデルとなる「A380plus」型機の開発を発表。パリ航空ショー2017では、そのコンセプトに含まれるウィングレットのモックアップを取り付け、「A380plus」のロゴを記載した機体を展示した。

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 このベースとなっている機体は、2017年2月にル・ブルジェ空港に隣接するル・ブルジェ航空宇宙博物館への寄贈が発表され、2月14日に到着したMSN 4(登録記号:F-WWDD)。パリ航空ショー2017期間中にはA380型機の展示飛行も行なわれたが、そちらには飛行試験1号機のMSN 1(登録記号:F-WWOW)が使われた。

 エアバスは会期中の6月19日(同)、同機内においてAirbus Head of A380 Marketingのフランク・ヴェルメイル(Frank Vermeire)氏がコンセプトの説明を行なった。

 A380plusは、従来のA380型機から効率性と経済性を高めることを目的とした新パッケージであると説明しており、「新しいエンジンのオプションとなる『neo』とは異なるもの」と紹介。そのポイントを5項目に分けて説明した。

 1つ目は「4%の燃費削減」。翼端が上下に分かれ、上方に3.5m、下方に1.2mと、上下で4.7mの高さとなる形状に変更したウィングレットや、翼端近くのひねり、主翼上面の中央部分(リブ18~30の間)を最大で厚みを30mm増やすといった形状の変更や、主翼付け根(フェアリング)の最適化によって空力性能を改善。またエンジンも、より燃料消費効率のよいものとすることで4%の燃料消費節約が可能とする。説明会ではウィングチップの変更でどのぐらいの改善されるのか質問が出たが、ヴェルメイル氏は「これらが複合的に作用して4%の燃費節約となるため、それぞれの変更が何%になるかは説明できない」と話した。

 2つ目はシステムに関する改良で、インフライトエンタテイメント(機内エンタテイメント)システムを第4世代のものを採用することで、信頼性が向上するとともに重量も軽減。さらに4K解像度にも対応する。また、廃液タンクもツインタンクとすることで信頼性向上と軽量化を実現するほか、A350型機で採用されている燃料ポンプの採用で信頼性を向上。運航部分でもフライトオペレーションシステムを変更することで、より最適な経路や高度を選択できるようになり燃費改善につながるとした。

 3つ目は客室の見直し。4月にドイツのハンブルグで行なわれた「Aircraft Interiors Expo」で披露された「キャビン・イネーブラー(Cabin enablers )」をベースとした見直しにより最大で80席を増席できる。説明会ではどのような改良が何席の増席につながるかも説明があった。

 例えば、前方階段は乗客が2階に上がるための階段と下部のクルーレストの階段を組み合わせたモジュールとすることで20席を増加。後方階段も再設計により14席を増加させるほか、カートもより多く詰める。クルーの休憩室はパイロットとCA(客室乗務員)のエリアを統合した新たなユニットを用いることで3席増を実現する。

 また、アッパーデッキに側面に設けられている荷物の収納スペースを取り払うオプションを提供。これにより6席を確保できる。また、現在の標準仕様では8アブレストとなっているプレミアムエコノミーを9アブレストとすることで11席増。10アブレストのエコノミークラスを11アブレストとすることで23席を増加させる。

 ヴェルメイル氏は、「これらすべての変更により、これまで収益をもたらさなかった25m2のスペースから収益を上げることができるようになる」と説明する。

 さらに、説明会では10アブレストを11アブレストする手法について質問があり、ヴェルメイル氏は「10アブレストのエコノミーシートではシート幅が19インチのものを使っているが、今日では多くの航空会社が多くの航空機で18インチ幅のシートを使用している」と答え、すでに市場にも受け入れられているとの見解を示した。

 4つ目は最大離陸重量の増加で、80席を増加することに対応する意味もあり最大離陸重量を578トンへと向上。航続距離については80席を増席した状態で現在と同じ距離である8200nm(ノーティカルマイル、約1万5200km)、現在と同じ席数ならば300nm(約556km)伸ばすことができる。ヴェルメイル氏は「現在世界で使われているA380を平均すると497席、569トンの最大離陸重量で運用されている。A380plusはそれに80席を足した状態で、同じ路線をカバーできる」との運用上の考えを示した。

 5つ目は、メンテナンス間隔を広げ、メンテナンスコストを削減するというもの。これはEASA(European Aviation Safety Agency、欧州航空安全機関)の承認の下に対応するもの。現在運用されているA380にも適用される。2018年には、いわゆる簡易的なA整備についてはすでに飛行750時間ごとが1000時間に、C整備と呼ばれる重整備は24カ月または飛行1万2000時間から36カ月または飛行1万8000時間に間隔を広げることができるようになる。

 これら5つの改良により、シートあたりコストを13%抑えることができるようになるという。先述のとおり、現在は航空会社に説明を行なって、話し合いをしている段階で、開発の実施については詳しく言及できないとした。また、最後のメンテナンス間隔の変更は既存のA380にも適用可能だが、既存機の改造については主翼の形状変更などを例に挙げ、非常に多くの変更が必要になるので対応していないとしている。

■飛行試験1号機(MSN 1、F-WWOW)による飛行展示


【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 737 MAX 9型機が華麗なデモフライト
6/23(金) 6:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 米ボーイングは、最新鋭旅客機としてボーイング 787-10型機とともにボーイング 737 MAX 9型機をパリ航空ショーで展示している。その詳細は関連記事(ボーイング、「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開)を見ていただきたいが、ボーイング 737 MAX 9についてはデモフライトを実施した。

【この記事に関する別の画像を見る】

 ボーイングはこのパリ航空ショーで、ボーイング 737 MAX 9の長胴型である737 MAX 10の正式発表(関連記事:ボーイング、737シリーズの最新鋭機737 MAX 10型機を正式発表)も行なっており、ボーイング 737 MAX 9のデモフライトは、今後の受注にも影響する大事なプログラムになる。

 会期初日となる6月19日(現地時間)のデモフライトは、フランス マクロン大統領が会場を立ち去ったあとに実施。マクロン大統領の警備の関係でデモフライト時刻が若干ずれたものの、旅客機とは思えぬ急上昇や、大バンク角での旋回などを見せ、実績あるボーイング 737シリーズの最新鋭機らしく安定したフライトを実施した。

 特筆すべきはデモフライト時の静かさで、バイパス比が9と高く設計されたCFM International製のLEAP-1Bエンジンの性能がうかがえる。CFMのLEAP-1シリーズは、LEAP-1Aがエアバス A320neoなどに採用が決まっており、世界の2大ベストセラー機である、ボーイング 737シリーズ、エアバス A320シリーズの後継機がいずれもLEAP-1シリーズを採用した(エアバス系はPW1100G-JMも選択可能)ことで、航空史上における大ベストセラーエンジンになるだろう。


海自P-1、パリ航空ショー終え離陸 自衛隊機初の出展
6/23(金) 1:30配信 Aviation Wire

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パリ航空ショー初出展を終えル・ブルジェ空港を出発するP-1の機内から手を振る海上自衛隊員=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 自衛隊機として初めてパリ航空ショーに参加した海上自衛隊の哨戒機P-1(機体番号5508)が現地時間6月22日昼(日本時間同日夜)、会場のル・ブルジェ空港を離陸し、所属する厚木基地へ向かった。

【パリ航空ショーに初出展されたP-1】

 P-1は海上自衛隊の哨戒機P-3Cの後継機。航空自衛隊向けの輸送機C-2と共に、2001年度から同時開発。P-1は2012年9月25日に量産初号機(5503)が初飛行に成功し、2013年3月26日に防衛省へ納入した。

 自衛隊機初の出展となったパリ航空ショーには、当初は2機が参加予定だったが1機に変更。地上展示とともに実施予定だった飛行展示は、中止となった。

 P-1は、6月22日午前11時20分すぎ(日本時間同日午後6時20分すぎ)に駐機場を離れ、午後0時18分すぎ(同午後7時18分すぎ)に離陸した。出発時には、機内から地上のスタッフに手を振る隊員の姿が見られた。


【パリ航空ショー2017】ボーイング、航空関連の商用・政府向けサービスの市場規模が今後10年で288兆6000億円と予測
6/23(金) 0:00配信 Impress Watch

 米ボーイングは6月20日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で行なわれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において「Service Market Outlook」というタイトルの記者説明会を実施し、航空関連の商用・政府向けサービスの市場規模が今後10年間で2兆6000億ドル(約288兆6000億円、1ドル=約111円換算)規模になると予測した。

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 ボーイングは今後20年間の新造旅客機需要を約4万1000機、約677兆1000億円と予測しているが、それに伴いパイロットの訓練や、地上係員の教育、航空会社からの業務のアウトソースが進み、航空関連のサービス事業が拡大していくと説明した。

■今後10年間の航空サービスビジネス全体の市場規模は288兆6000万ドルに

 ボーイング グローバルサービス部門 戦略担当副社長 デニス・フロイド氏は「CMOで説明したとおり、今後20年間の新造旅客機需要は約4万1000機、20年後の航空会社の保有機材は約4万7000機となり、現在よりも約2万3000機増える計算になる。となると、パイロットや技術者が必ず足りなくなり、その育成が必要になる。また、現在航空会社は経済性の観点から業務のアウトソースを進めており、今後もそれは増えていくだろう」と述べ、現在よりも航空サービスの市場が増えていく可能性が高いと述べた。

 そして、今後10年の航空サービスビジネスの市場規模として、2兆6000億ドル(約288兆6000億円)規模になると予測されるとし、そのうち民間向けが1兆5000億ドル(約166兆5000億円)、政府向け(軍事部門向け)が1兆1000億ドル(約122兆1000億円)になるとフロイド氏は述べた。ただし、政府向けに関しては、各国の軍事予算に依存することが多く、予測は難しく、それによっては大きく外れる可能性があるとした。

■飛行機の整備、乗務員や地上係員の訓練、そして情報サービスが大きな成長の柱になる

 フロイド氏によれば、今後航空サービスとしては柱になる事業は3つあると考えているという。「1つは飛行機の整備事業、2つめがパイロットや地上係員の訓練事業、そして3つめが情報サービスだ」と述べ、それぞれの事業で成長が見込めるとした。一番大きな市場になるのは整備事業で、整備だけでなく、飛行機のアップグレードなども含めて、従来はインハウス(社内)の整備が多かったが、それがアウトソースされる例が増えていくと説明した。

 また、情報サービスも成長が期待できる分野で、飛行機が作成したデータをビッグデータとして解析する手法などが使われることで、整備の効率を上げたり、航空会社の経営者が運航におけるパフォーマンスを改善したり、それを判断する材料にしたりといったように使われるだろうと述べた。訓練に関しても、増える保有機材に対応する新しいパイロットの訓練などが必要になるだろうとした。

 地域別の内訳に関しては、民間向けではアジア太平洋地域が一番多く、それについで北米、ヨーロッパになるという。政府向けに関しては、北米、なかでも米国向けがダントツに多く、それについで、中国が主要因のアジア太平洋地域、ロシアが主要因の欧州となるとフロイド氏は説明した。

 フロイド氏は「現在はグローバルで同じようなニーズが増えており、今後グローバルに同じようなソリューションが必要になる。それに伴って市場が成長していくだろう」と述べ、航空会社が同じような悩みを抱えており、それに適したサービスを提供していけば、航空向けサービスの市場がこれまでよりも拡大していくだろうとまとめた。


JAL、787-9新仕様機7月就航 ビジネスは足もと立体交差型
6/22(木) 22:31配信 Aviation Wire

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JALの777-200ERのビジネスクラスで初採用された「スカイスイートIII」=17年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は6月22日、ボーイング787-9型機の新仕様機を国際線に投入すると発表した。7月31日から成田-クアラルンプール線(JL723/724便)に投入し、順次路線を拡大していく。

【新仕様ビジネスクラスは777-200ERと同じ】

 新仕様機の座席数は3クラス203席で、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席。既存仕様の787-9は3クラス195席で、ビジネスクラスのシートを変更することで座席数を8席増やした。

 既存の787-8や787-9と同じく、全クラスのラバトリー(洗面所)に温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」を装備。無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」にも対応する。

 東南アジアなど中距離国際線を中心に投入する予定。時刻表では「SS9 II」と表記する。

◆ビジネスクラス

 ビジネスクラスの名称は「スカイスイートIII」。2016年6月に就航した777-200ERの新仕様機「スカイスイート777」で採用したシートを、787-9の機体に合わせた。

 フルフラットシートを斜めに配置する「ヘリンボーン配列」で、座席配列は全席から通路へアクセス出来る1-2-1席配列。シートを足もとで立体交差させ、内側に小物入れのある可動式アームレストを通路側に設ける。

 ベッドの長さは最大約198センチ、ベッド幅は約53センチ、シート幅は約51センチで、個人用モニターは17インチのものを採用する。収納式の大型ダイニングテーブルを備え、ノートパソコンで作業しやすくした。全席に電源コンセントと充電用USB端子を設けた。

◆プレミアムエコノミー

 プレミアムエコノミークラス「スカイプレミアム」と、エコノミークラス「スカイワイダー」は従来の787-9と同様のシートを採用する。

 プレミアムエコノミーは、2-3-2の横7席配列。主な機能やデザインはスカイスイート787と同じで、前席の背もたれが倒れてこない「フィックスド・バック構造」を採用している。

 シートピッチは約107センチ(42インチ)で、座席幅は約49センチ(19.4インチ)、個人モニターは12.1インチ(最前列のみ10.6インチ)となる。

◆エコノミー

 エコノミーは、横9席が世界的に主流となっている787のエコノミーの中で、既存機と同じ8席を維持。9席配列と比べて、シート幅は約5センチ広くなる。

 シート幅をプレエコ並みの約48センチ(19インチ)、シートピッチを現行の約79センチ(31インチ)より約5センチ広い約84センチ(33インチ)とすることで、快適性を訴求していく。足もとも機内エンターテインメントシステム(IFE)機器のボックスがなくなり、広くなった。

 個人モニターは10.6インチで、全席にパソコン用電源とUSB端子を備える。プレエコ並みのシート幅や足もとの広さで、快適性を訴求する。

 当初の運航路線は、成田-クアラルンプール線(火曜日除く)と成田-大連線(火曜日のみ)の2路線となる。


I開発中の「797」型機の予想図を初公表、ボーイング
6/22(木) 19:14配信 CNN.co.jp

パリ(CNNMoney) 米ボーイングは22日までに、新たな旅客機として開発中の「797」型機の予想図を初めて公表した。パリで開催中の「パリ航空ショー」で披露したもので、6年前に市場に投入された787型機以来の新機種となる。

707型機から60年続く700番台シリーズの最新型機となる。非公式の呼称である797型機の詳細は明らかにされていないが、機内に2通路を設け、乗客収容能力は220~270人。航続距離は最長で5200カイリ(約9620キロ)で、10時間超の路線への導入が可能とみられる。

同社の航空機開発担当幹部によると、翼や機体の材料は大半が炭素繊維複合材。航空会社への最初の納入は2025年ごろの見通しで、需要は20年余で4000機以上と見込んでいる。ニューヨーク、ロサンゼルス間の路線などで空港混雑を緩和出来る機材とし、米国と欧州の小都市を結ぶ中距離路線にも対応出来るとしている。

ボーイング社は797型機を単一通路型の737型機と長距離用の787型機の間の中間機種として位置付けている。797の最終設計案を詰める作業にも着手した。

同型機の売り込みについても既に57の航空会社などと協議を開始したとしている。インドの格安航空「スパイス・ジェット」も空港混雑からの負担を減らせる他、南アジアからの新たな路線開拓も視野に入れて797への関心を示した。

一方、ボーイングの競合企業である欧州エアバスは、797に対抗出来る機種は既に保持していると主張した。


JAL、最新ビジネスクラス「SKY SUITE III」を搭載したボーイング 787-9型機「SS9II」を7月31日から就航
6/22(木) 17:58配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 JAL(日本航空)は6月22日、ビジネスクラスのフルフラット型座席「JAL SKY SUITE III」を従来機より多く搭載するボーイング 787-9型機の導入を発表した。ビジネスクラスは従来機の44席から52席となり、総座席数は203席。プレミアムエコノミークラス(35席)とエコノミークラス(116席)の数は変わらない。

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 新たな客室仕様の機材も愛称は「JAL SKY SUITE 787」だが、時刻表では「SS9II」と表記される。

 SS9IIは成田~クアラルンプール線(火曜以外)や成田~大連線(火曜のみ)で運航し、7月31日から順次就航する。

新仕様のJAL SKY SUITE 787(SS9II)

ビジネスクラス:JAL SKY SUITE III、52席
プレミアムエコノミークラス:JAL SKY PREMIUM、35席
エコノミークラス:JAL SKY WIDER、116席


【パリ航空ショー2017】ボーイング、AIによる航空機自動操縦の実験を2018年開始。自動タキシングは実証実験の段階へ
6/22(木) 15:55配信 Impress Watch

 米ボーイングは6月21日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で行なわれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において「Innovating for the future now」(未来に向けての革新的な取り組みの今)と題した記者説明会を行ない、同社が将来の飛行機に向けて開発している技術の概要を説明した。

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 このなかでボーイング 民間航空機部門 製品開発担当副社長 マイク・シネット氏は「現在ボーイングが注目している新しい技術的領域は3つある。それが自動化、よりエコを実現したデモ飛行機、先進的なコンセプトモデルの3つだ」と述べ、AIによる自動操縦、最新のエコ技術を利用したデモ飛行機によるエコ技術開発の進展、さらには音速ジェット機のような新しいコンセプトモデルの3つが重点領域として開発を行なっていると説明した。

■次世代の飛行機はマシンラーニングを活用したAIが操縦するようになる可能性、来年から実証実験も

 ボーイング 民間航空機部門 製品開発担当副社長 マイク・シネット氏は、ボーイングが開発している未来に向けての技術開発に関して説明を行なった。シネット氏は「現在ボーイングが注目している新しい技術的領域は3つある。それが自動化、よりエコを実現したデモ飛行機、先進的なコンセプトモデルの3つだ」と述べ、AIによる自動操縦、最新のエコ技術を利用したデモ飛行機によるエコ技術開発の進展、さらには音速ジェット機のような新しいコンセプトモデルの3つを重点領域として技術開発を行なっていると説明した。

 シネット氏は一番最初の話題として自動化について触れ、「現在自動運転車などが話題になりつつあり、飛行機も自動操縦になるのかとよく聞かれる。すでに飛行機ではオートパイロットという形で実現しているが、今後さらに自動化が進む可能性がある」と述べ、自動化への対応は必然になるとした。その理由としては「ボーイングの予測では次の20年に4万1000機の旅客機が増える見通し。それに対応するには約62万のパイロットが必要になる。そんなにパイロットを増やして安全を確保できるかと考えていけば、ある程度の自動化は必要になる」(シネット氏)とのとおりで、パイロットが増えることで今と同じレベルの安全性を確保するには、出来るところは自動化することが、結果的に安全性に寄与する可能性は高い。

 シネット氏によれば、ボーイングはすでに潜水船や宇宙船などで高い安全性での自動化を実現しており、旅客機でもそれを実現していくことが重要だとした。例えば、自動車の場合には、米国では2016年には自動車の死亡事故は4万件起きているが、スケジュールされた旅客機では1件も起きていないとし、仮に旅客機で自動化を行なうとしても、それと同じレベルの安全性を実現する必要があるとした。

 すでに旅客機では高高度に達したあとの自動操縦(オートパイロット)は実装されているが、それに加えて、自動操縦による離着陸などは難度が高いとされている。それを実現するには、飛行機側だけでなく、空港側のインフラなども含めて整備する必要があり、すべてに技術的なチャレンジがあると説明した。

 そうしたことを考慮に入れて、現在ボーイングが検討している自動操縦は3つの要素があるという。それが自動タキシング、マシンラーニングの飛行機への導入、高度システム保全の3つだ。タキシングとは飛行機が滑走路に向かうまで、あるいは着陸後に滑走路からゲートに向かうまでの地上滑走のことを意味しているが、それを自動で行なうというのが自動タキシングとなる。シネット氏は飛行機の自動化で一番最初に実現可能なのはこの自動タキシングだと考えており、複数のセンサーからくるデータを統合して処理するセンサーフュージョンなどの技術を活用して、自動タキシングの機能を来年には実証実験を始めたいとした。

 2つめがマシンラーニングの活用で、いわゆるAI(人工知能)による飛行機の自動操縦の実現だ。「現在はパイロットがすべての判断を下しているが、今後はある条件を入れると、同じように反応するというAIが実現できれば、機械が判断を下すようになる可能性がある。もちろんFAAのような認証機関に認証を受ける必要があるが、学習を加速させていくことで、AIによる自動操縦が実現できる可能性がある」とシネット氏は述べ、AIによる自動操縦も検討課題に登っていることを明らかにした。

 現在IT業界ではマシンラーニング、およびその一手法であるディープラーニングを利用したAIの実現に力を入れており、明日のコンピュータはAIにより自分で判断できるようになるとされている。AIは学習することで、信頼性や判断力などを向上させることが可能になっており、それがある一定レベルに達すると、人間の代わりにクルマの操縦などができるようになると考えられている。

 であれば、当然飛行機を操縦できるようになる可能性があるのも当然の成り行きで、その可能性があるとシネット氏は説明した。シネット氏によれば「来年実機テストを行なう」とのことで、さほど遠くない時期に実証実験が始まっていくことになりそうだ。

 ただし、シネット氏は「何よりも大事なことは安全性。追加の安全性を実現することは大きなチャレンジだ」と述べ、確実なデータの保全やシステムの安全性向上などにより、自動操縦になっても乗客などに安心感を与えることが重要だとした。

 また、社会の側にAIに対する不安があるのではないかという質問もでたが、「AIをどのように飛行機に実装するかはまだ決まっていないし、それを議論するのはまだ早い。しかし、今後10年間のあいだに自動運転車などさまざまな自動化が徐々に社会に受け入れられていけば、自動操縦に対する拒否感も薄れていくと考えられる。業界としては可能性を定義し、今と同じレベルの安全性を実現していくことが大事。

 例えば、昔は5人もパイロットが乗っていたが、今はコンピュータの進化などにより2人になっている。AIによる自動操縦が一般化すればそれが1人になるかもしれない」と述べ、まずは航空業界として、現在の人間が操縦する旅客機と同じレベルの安全性を技術的に実現していくことが重要だと説明した。

■2018年には777、2019年は787のecoDemonstratorが飛行予定

 シネット氏は、ボーイングが“ecoDemonstrator”と呼んでいる、技術開発用の飛行機を利用したテスト飛行プログラムに関しても説明した。ecoDemonstratorでは燃費や騒音などに関するテスト項目に従って、開発用の飛行機を飛ばして実証実験を行なってきた。これまで737、787、767などの機材を利用してテストが行なわれてきたが、来年の春には777を利用した実証実験を行ない、新しい素材やより効率のよい飛行などについての研究が行なわれるという。そして2019年には再び787を利用したテストが行なわれ、自動操縦やスマートキャビンに関する実証実験が行なわれると述べた。

 また、次世代の飛行機として、新しい空力デザインの飛行機、サメのひれのような薄い主翼を採用した飛行機、さらにはかつてのコンコルドのような超音速の飛行機などのデザインを紹介し、こうした従来の飛行機の概念を壊すような新しいデザインの飛行機も引き続き検討していると説明した。


ボーイングと川崎重工、航空機事業の協力強化合意
6/22(木) 13:06配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで川崎重工との協力強化で合意したボーイング=17年6月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングと川崎重工業(7012)は現地時間6月21日、先進生産技術や将来の航空機事業での協力のあり方などについて、開催中のパリ航空ショーで協力強化に合意した。

 ボーイングが将来手掛ける航空機事業での協力体制のあり方を検討。既存の民間航空機事業についても、サプライチェーンの効率化や、コストダウンの共同実施などを進める。

 生産技術については、先進的な技術の研究開発を共同で進め、両社の関心が共通する分野での協業を進めていく。

 両社の協力関係は40年以上続いており、川重は767や777、787のプロジェクトに参画。ボーイングが開発中の777Xについても、川重は777Xの前部胴体と中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉の製造を担当する。

 川重は777X用貨物扉の製造ラインを、5月に完成させた。同社では米国初となる航空機用部品の製造ラインで、今秋から本格稼働する。


川重「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」
6/22(木) 11:08配信 ニュースイッチ

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米ボーイングのエバレット工場(ボーイング提供)

事業協力強化で合意、その先に見据えるもの
 フランス・パリ郊外で開催されている航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で川崎重工業は、米ボーイングと民間航空機事業の協力強化で合意した。ボーイングが今後開発する航空機事業における協力の在り方を検討するほか、機体部品事業ではサプライチェーンの効率化やコスト削減を共同で進める。ボーイングは欧エアバスと激しい受注合戦を繰り広げており、川重と連携して競争力を高める狙いだ。

 川重はボーイング向けに胴体などを生産。対象機種は「767」から最新機の「777X」まで広範囲にわたる。今回の協業では先進の生産技術などを共同開発し、機体の生産コスト低減につなげる。また、川重にはボーイングの新機種開発に初期段階から関わることで、将来機への参画を有利に進める狙いもありそうだ。

<防需の誇りを民需へ>

 常務執行役員の並木祐之は、これまでとは違う心境で米国シカゴの地に降り立った。2016年11月。米ボーイングの本社に米ゼネラル・エレクトリックや三菱重工業など、世界の重工メーカーが一堂に会した。年1回ほど開催されるサプライヤーミーティングの一幕。並木が川崎重工業の航空機部門である航空宇宙カンパニーのトップとして臨む、初めてのミーティングだった。

 民間航空機分野で川重は、胴体などを手がけるティア1(1次サプライヤー)としての顔を持つ。メーン顧客であるボーイング向けは、78年から国際共同開発に参画。「767」「777」「787」向けなど、約40年にわたり実績を積み重ねてきた。

 ボーイングの主力工場を訪ねた並木は、スケールの大きさに言葉を失った。1日2機程度を組み上げる能力を持つ同工場。並木の頭にある思いがよぎる。「驚きとともにうらやましかった。航空機メーカーの目指す世界がそこにあった」。

 機体メーカーとして不動の地位を獲得した川重。ただ、あくまでサプライヤーの範ちゅうに留まる。並木は「当社が手がけるのはいくら大きくても、構造部品にすぎない」と真情を吐露する。

 それは機体部品だけでなく、機体全体をまとめる事業に近づけたい意思の表れでもある。「そうしないと我々の未来も限られてしまう」と並木。将来は「開発初期段階からの参画を目指す」と力を込める。

 実際、川重にはそのポテンシャルがある。防衛省向けでは、固定翼哨戒機「P1」や輸送機「C2」といった完成機を製造。並木は「年間数機とはいえ、これだけのことをやっているのは日本で当社だけ」と胸を張る。

 防衛省向けで培ったシステムインテグレーションの能力を生かし「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」(並木)。防需の誇りは民需へと受け継がれていく。サプライヤーから完成機の領域へ―。飛躍の時を誓う。

<「民間エンジンで世界のメーンプレーヤーになりたい」>

 民間航空機用ジェットエンジンを丸ごと作れる能力を有しているが、自主ブランドを持たない日本。国産エンジンの開発は、日本の航空機産業の悲願だ。現在はIHIや川崎重工業、三菱重工業などが、欧米エンジンメーカーの国際共同事業に参画。部品製造を担うサプライヤーとしての地位を確立している。

 「民間航空機エンジンで世界のメーンプレーヤーになりたい」。川重の航空機エンジン部門を統括する常務取締役の久山利之は、虎視眈(たんたん)と“その時”に備える。

 米ゼネラル・エレクトリックや同プラット&ホイットニー(P&W)、英ロールス・ロイスといったエンジンメーカーと、対等な立場で開発の初期段階から関わることを目指す。

 久山は「いきなりオール国産とはいかない」とした上で、開発・製造を手がけるOEM(オリジナル・イクイップメント・マニュファクチャー)を志向。「2030年にはOEMの仲間入りをする」と力を込める。

 ただ、エンジン開発には高い技術力はもちろん、実績に裏打ちされた信頼性が不可欠。今後数年でその基盤固めを加速する。OEM参入の前提となる知見やノウハウ獲得に向け重要視するのが、エンジンの修理・整備(MRO)事業だ。

 久山は「早ければ21年度に民間エンジンのMRO事業に参入する」と計画を説明。航空機エンジンのMRO事業はこれまで防衛省向けに実施。「基盤になる技術はある」と自信を示す。

 このため、18年度にも明石工場(兵庫県明石市)内にMRO工場を新設する考え。まずはP&Wなどが開発し、欧エアバスの「A320neo」に搭載する「PW1100G―JM」のMROを手がける方針だ。

 とはいえ、先行する巨人たちと真っ向勝負するわけではない。推力10万ポンド級の大型エンジンではなく、「中・小型エンジンのプレーヤーを目指す」と久山。国産機が世界の空で、エンジン音を奏でる日を心待ちにする。
(敬称略)


【パリ航空ショー2017】ボーイング、787より小さく737 MAXより大きい新中型旅客機の開発を検討中
6/22(木) 1:06配信 Impress Watch

 米国の航空機メーカーボーイングは、6月19日~25日(現地時間)にフランス・パリで行なわれている航空展示会「パリ航空ショー2017」の2日目に記者説明会を開催し、同社の旅客機の開発状況などに関する説明を行なった。

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 このなかでボーイング 副社長 兼 飛行機開発事業部長 マイク・デラネイ氏は、ボーイング 787ファミリーとボーイング 737 MAXファミリーの間を埋めるような新しい中型機の開発を行なっており、早ければ2025年にも市場に投入する可能性があると説明した。デラネイ氏は具体的な製品名(それが噂されている797であるのかなど)については言及しなかったが、座席数が200席程度、ナローボディ級の中型機で、777や787などに採用されている新技術や素材などを応用する最新鋭機になると説明した。

■737 MAX、787-10、777Xの開発は順調に進展している

 ボーイング 副社長 兼 飛行機開発事業部長 マイク・デラネイ氏は「飛行機の開発には非常に長い時間がかかるが、現在のボーイングの戦略は非常にシンプルで、高効率、双発のエンジン、そして2地点をポイントツーポイントで結ぶのに適した旅客機を目指している」と述べ、同社が開発している旅客機は、燃費や費用対効果に優れており、双発のエンジンとすることで燃費がよく、そしてある2地点を結ぶのに適した飛行機を複数提供することで、航空会社が最適な選択をできるようにすると説明した。

 そのうえで、現在同社が提供中・開発中の旅客機について説明した。例えばボーイング 777ファミリーは、信頼性が高く、70の顧客が1457機のオーダーを入れるなど人気の飛行機になっている。

 また、ボーイング 787ファミリーの最新モデルとなるボーイング 787-10型機に関しては、ワイドボディ機のなかで最もシート単価が安く、シートあたりの燃費がエアバス A330neoと比較して25%、A350-900型機と比較して10%優れていると説明した。また、現在開発中の777X型機(777ファミリーで長胴型の最新製品)に関しては、競合となるA350-1000型機と比較して、12%燃費が優れているなどと説明した。

 そうしたボーイングの次世代製品の開発状況に関しては「737 MAX 8型機はEIS(Entry Into Service、就航を開始すること)になり、737 MAX 9型機の開発は予定どおりで4月13日に初フライトを終えている。737 MAX 7型機と200座席の737 MAX 8型機に関してはデザインを終えており、組み立ては今年の第4四半期から始まる予定だ」と述べ、737 MAXファミリーの開発は順調に進んでおり、今回のパリ航空ショーでは、737 MAX 10型機の正式発表を行なったと説明した(737 MAX 10型機に関しては既報のとおり)。

 また、787ファミリーの最新製品となる787-10型機に関しては、すでに3月31日に初フライトが行なわれており、今回の航空ショーでは実機が登場し、会場に展示されている。現在3機で試験飛行が行なわれており、2018年の前半にローンチカスタマーのシンガポール航空により初就航する予定となっているという。

 そして777ファミリーの最新鋭機となる777X型機に関しては、最初の稼働しないパーツの製造が始まっており、初期段階のデザインやレイアウトは90%が完了しているとデラネイ氏は説明し、「エンジンパートナーとなるGEは2つめのテストを終えてパフォーマンスデータを公開しており、ほかのパートナーも開発は順調だ」と述べ、ウイングフォールドテストと呼ばれる主翼を限界まで曲げてみるテストの様子のビデオなどが公開された。

■ナローボディで、777/787の技術を応用した新しい中型機を検討中、2025年の初就航を目指す

 また、今回のパリ航空ショーで発表した737 MAX 10型機についても触れ、競合となるエアバス A3xxneoと比較した。デラネイ氏は「737 MAX 10型機は、A321neo型機と比較すると燃費が5%ほど優れている」と述べ、同じ座席数で比較したときに737 MAXファミリーのほうにアドバンテージがあると主張した。

 そして航行距離に関しても「同じ標準タンクで比較した場合は737 MAXファミリーが優れており、追加タンクも1つまでであれば、737 MAXのほうが優れている」とし、A321ファミリーのほうが航行距離が伸びるのは追加タンクを複数搭載したときだけだと説明した。

 その後、ボーイングのラインアップに欠けているとされている200~250座席前後の中型機に関して触れ、「競合他社は航続距離が長い航空機をそれよりも短い路線に投入すればよいと説明をしている。飛行機のコストという観点では確かにそれも一理あるが、運航コストに関してはそうではない」と述べ、大型機で短い距離を運航したり、座席数が少ない路線を運航したりすると、運航コストが上がってしまい、航空会社にとって最善の選択ではないと説明した。このため、ボーイングでは787ファミリーのような、そこそこの大きさでそこそこの航続距離という製品を投入し、それが航空会社から支持されていると説明した。

 そのうえで、787よりは小さく、737 MAXより大きく、200~250程度の座席数で、中距離を飛ぶような新しい中型機の必要性について触れ、ボーイングがそうした飛行機の可能性を検討していると説明した。デラネイ氏によれば、ナローボディ級(単通路なのか、ナローボディながら双通路なのかはまだ決まっていないという)、777/787に使われた最新の技術を使い、第5世代の主翼技術、最新のデジタル技術、ハイブリッド(大型機と小型機のいいところ取り)で、最新の素材を活用した中型機を想定しており、現在仕様の検討などを行なっている段階だという。EIS(初就航)は2025年を想定しており、それに向けて今後正式発表、デザイン、製造などの段階を経ていくと説明した。

 ただし、現時点ではそれがどのような製品になるのか(例えば噂されているとおりに797という製品名になるのか)などを含めて、現時点では正式には何も決まっていないという。現時点ではさまざまな可能性を検討している段階ということで、具体的なことは何も発表されなかった。


【パリ航空ショー2017】ボーイング、今後20年間の新造旅客機需要を約4万1000機、677兆1000億円と予測
6/22(木) 0:00配信 Impress Watch

 米ボーイングは6月20日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で行なわれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において記者会見を開催し、同社が例年公開している今後20年間の航空需要を予測する2017年最新市場予測(2017 CMO:Current Market Outlook)を発表した。

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 旅客機の製品寿命は10年以上と長く、一度設計・製造すると数十年は販売を続ける息の長い製品となる。このため数十年後の需要を予測し、それに見合った製品を供給していくことは、航空機メーカーにとって死活的に重要なことになる。そのため、各航空機メーカーとも需要予測には力を入れており、ボーイングはCMOとして、競合となるエアバスはGMF(Global Market Forecast)として需要予測をリリースしており、業界の動向予測についても両社は競争している状態だ。

 今回発表されたボーイングのCMOでは、今後20年間の新造民間航空機需要を約4万1000機、金額にして約6兆1000億ドル(約677兆1000億円、1ドル=約111円換算)と予測しており、引き続き強い需要がある見通しだとボーイングは説明している。

■2017年も引き続き航空需要は増加傾向、安定した成長が期待できる

 ボーイングのCMOを説明したのは、ボーイング 民間航空機部門 マーケティング担当副社長 ランディ・ティンゼス氏。マーケットの現状、そして2017年のCMO、製品戦略の3つに分けて説明を行なった。

 マーケットの現状に関しては、旅客需要や航空会社の利益は年々増え続けており、航空会社に供給された飛行機の数も2016年は2015年(762機)に比べて若干減って748機となったものの、依然として700機超という高いレベルに安定していると説明。2017年の市場予測について、旅客需要は6~7%成長、貨物需要は5~6%の成長、航空会社の利益も310億円と引き続き高いレベルになると予想した。

 そうした現状をふまえたうえで、今後の20年の予測となるCMOについてティンゼス氏は説明した。

 ティンゼス氏は20年前となる1997年のCMOとGMFについて触れ、「両社ともに総機数は下回っている。大きく差がついたのはその内訳で、ロングワイドボディ(ボーイング 777など)、スモールワイドボディ(ボーイング 787など)、単通路機(ボーイング 737など)の割合に関しては、CMOの方が結果に近い予測になっている。我々はLCCが成長すると予測し、競合は大型機の需要が来ると予想していたが、結論から言えばLCCが成長するという予測が正しかった」と述べ、ボーイングの方が比較的正確な予測を行ない、その結果として市場のニーズに近い製品展開を行なうことができるとアピールした。

■今後20年の需要は4万1000機超、6兆1000億米ドルの売り上げになるとボーイングは予想

 その上で2017年のCMOについて触れ、「今後20年は世界各国でGDPが2.8%増加し、航空会社の乗客は4.0%増え、航空貨物取扱量は4.2%増え、旅客運輸は4.7%成長すると予測される。特に中国の国内線が大きく成長すると予測されており、それに合わせてアジア市場が大きく成長するだろう」と説明した。

 ティンゼス氏によれば、今後20年間で4万1030機の旅客機需要が望めるとし、その金額は6兆1000億ドル(約677兆1000億円)の売上があるという。その内訳に関してだが、最も多い2万9530機が単通路機(90~230席)で、その次が小型ワイドボディ機(200~300席)で5050機、それに続いて中型/大型ワイドボディ機(300席以上)が3160機となっている。

 ティンゼス氏は、航空会社が所有する飛行機数は現在の倍の4万6950機になり、そのうち既存の飛行機の置き換えが1万7500機、新しく導入される成長分が2万3470機、現行機材の活用が5920機になると予想した。

CMOで予測する機数と金額

 その内訳だが、日本を含むアジアが1万6050機と一番大きく、それに次いで北米、ヨーロッパになるとした。アジアが一番大きな市場となるのは、中国の国内線など中国市場が大きく成長するためだという。

 貨物機に関してはラージサイズとミディアムサイズのワイドボディ機の需要がほとんどで、スタンダードサイズに関しては需要がないだろうと予測する。今後は、航空会社向けのさまざまなサービス領域が大きく成長すると考えており、今後20年間で8兆5000億ドル(約943兆5000億円)の売上が見込めるとしている。

地域別機数

 最後に、ティンゼス氏は同社の製品展開について触れ、ボーイング 777X、787、737 MAXなどの高効率機が今後も市場の中心になっていくという。ボーイング 747のような超大型機に関しては「経済性の問題で主流にはならないだろう。今後は777Xや787-10のようなワイドボディで長胴の機種が主流になっていくだろうと考えている」と述べ、今後もボーイング 747のような超巨大機を、ボーイング 787や今後登場する777Xが置き換えるトレンドは続くと述べた。


機内で客室乗務員に暴行=航空法違反容疑で男逮捕―沖縄県警
6/21(水) 20:28配信 時事通信

 飛行中の旅客機内で機長命令に従わず、客室乗務員に暴行したとして、沖縄県警豊見城署は21日、航空法違反容疑などで無職唐沢良雄容疑者(78)=長野県松本市=を逮捕した。

 「酔っていて記憶にない」と供述しているという。

 逮捕容疑は3月27日午後0時半ごろ、成田発マニラ行きの日本航空741便ボーイング767型機(乗客乗員190人)の機内で、40代の女性客室乗務員の顔を数回殴る暴行を加え、機長が禁止命令を出した後も続けた疑い。

 同署や日本航空によると、酒に酔って大声を上げていた同容疑者を注意した乗務員が顔を殴られた。同機は那覇空港に着陸して同容疑者を降ろした後、約4時間遅れでマニラに到着した。


ANA、「ワールド・エアライン・アワード」2部門を受賞 空港サービス世界一
6/21(水) 17:43配信 乗りものニュース

Ana
SKYTRAX社の2017年「ワールド・エアライン・アワード」で2部門を受賞したANA(2016年3月、恵 知仁撮影)。

「ワールド・ベスト・エアポートサービス」受賞
 ANA(全日空)は2017年6月20日(火)、SKYTRAX社(英)による2017年「ワールド・エアライン・アワード(World Airline Awards)」の授賞式典において、「ワールド・ベスト・エアポートサービス(World's Best Airport Services)」と、「ベスト・エアラインスタッフ・イン・アジア(Best Airline Staff in Asia)」の2部門で、最も優秀な航空会社として表彰されたと発表しました。

「ワールド・エアライン・アワード」は、航空・宇宙業界の国際見本市である第52回パリ航空ショーで開催。世界の航空会社を対象に、利用者の顧客満足度調査などに基づく評価により各部門賞が決定されています。

「ワールド・ベスト・エアポートサービス」は、空港サービス全般の評価が最も高い航空会社に贈られる賞です。

 ANAによると、同賞の受賞は5年連続6度目。同社では利用者がスムーズに搭乗できるよう自動チェックイン機や「ANA Baggage Drop(自動手荷物預け機)」の導入、成田空港や羽田空港出発ロビーのレイアウト刷新などに取り組んでいるといいます。

スタッフのサービス品質もアジアトップに
「ベスト・エアラインスタッフ・イン・アジア」は、空港スタッフや客室乗務員のサービス品質が最も優れている航空会社に贈られる賞です。アジアを拠点とする会社から選ばれます。

 ANAの受賞は3年連続4度目。同社では、17言語に対応する「ANAコミュニケーション支援ボード」の導入や、羽田空港での遠隔手話通訳サービス、接遇レベル向上を目的とした社内コンテストの実施などに取り組んでいます。

 なお、2017年の「The World's Top 10 Airlines」(世界の航空会社トップ10)は次のとおりです(カッコ内順位は2016年)。ANAは、2016年の5位から、今年は3位に上昇しています。

・1位:カタール航空(2位)
・2位:シンガポール航空(3位)
・3位:ANA(5位)
・4位:エミレーツ航空(1位、アラブ首長国連邦)
・5位:キャセイパシフィック航空(4位、香港)
・6位:エバー航空(8位、台湾)
・7位:ルフトハンザドイツ航空(10位)
・8位:エティハド航空(6位、アラブ首長国連邦)
・9位:海南航空(12位、中国)
・10位:ガルーダ・インドネシア航空(11位)

 ANAは、SKYTRAX社による航空会社の格付け「ワールド・エアライン・レーティング」で、最高評価の「5スター」を2013年から5年連続で獲得しています。同社は「日本で唯一、SKYTRAX社から最高評価『5スター』に5年連続で認定された航空会社として、安全を第一に、これからも高品質な空の旅を皆様にお届けしてまいります」としています。


【パリ航空ショー2017】新型旅客機 ボーイング 787-10型機がパリの空を飛ぶ
6/21(水) 14:59配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 米ボーイングは、最新鋭旅客機として、ボーイング 787-10型機とボーイング 737 MAX 9型機をパリ航空ショーで展示している。その詳細は関連記事(ボーイング、「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開)を見ていただきたいが、この2機の展示はパリ航空ショーの大きな話題となっていた。

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 パリ航空ショーでは、各社が競うデモフライトがショーの華となっているが、ボーイングは737 MAX 9型機のデモフライトは実施したものの、より大型の機体となる787-10型機のデモフライト予定はなし。この787-10型機のフライトは、787-10型機が航空ショーから帰路に着く際しか見ることができないものとなっていた。

 そして、そのときは突然やってきた。6月20日15時45分ごろ(現地時間)、ボーイング 787-10型機がトーイングカーに押されて後退を始めた。日本ではボーイング 787-8型機が数多く飛んでおり、ある程度見慣れているものの、胴体部分をストレッチして長胴型となった787-10型機の大きさからくる迫力は格別のものだ。

 仕様上は、ボーイング 787-8型機が全長56.69m(186フィート)、787-9型機が6m(20フィート)延長した全長63m(206フィート)、787-10型機はそこからさらに5.5m(18フィート)延長した全長68.27m(224フィート)となる。座席数は標準仕様で、242席、290席、330席となっており、787-8型機からは90席以上と増えている。

 このトーイングカーに押し出され、その後けん引された787-10型機はパリ航空ショーのメインの通路を占拠しつつ滑走路へ向かって移動。メインの通路には観客が普通に歩いているが、観客らをロープでゆるく規制しつつの移動となっていた。

 滑走路エリアに到着後、なぜかタラップカーが取り付けられ人の出入りが始まる。テストフライト機だけにあれこれチェックしているようだった。滑走路に進入後は、通常の離陸を実施。パリ航空ショーでは、旅客機などで急角度の上昇が見られることもあるのだが、文字どおり“ふわっと”浮く感じで離陸。乗客が乗っていない飛行機とはいえ、驚くほど短距離で離陸し、そのままパリの空を飛び立っていった。


【パリ航空ショー2017】ANA、SKYTRAXの「2017 ワールド・エアライン・アワード」で2冠を獲得
6/21(水) 12:59配信 Impress Watch

Skytrax
写真:Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で、航空産業の商談/展示会である「パリ航空ショー(International Paris Air Show)2017」が6月19日~25日(現地時間)開催されている。

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 会期2日目にあたる6月20日、ル・ブルジェ空港内のThe Musee de l'Air et de l' Espaceにおいて、航空格付け会社であるSKYTRAXが主催する「2017 ワールド・エアライン・アワード(The 2017 World Airline Awards)」が開催された。このワールド・エアライン・アワードは、世界の航空会社を、各地域、シートクラス、シート、機内食、サービスなどさまさまな側面から表彰するもので、71の表彰項目が用意されている。

 ANA(全日本空輸)はこのワールド・エアライン・アワードで、「ベスト・エアライン・スタッフ・アジア(Best Airline Staff Asia)賞」「ワールド・ベスト・エアポート・サービス(The World's Best Airport Services)賞」の2冠を獲得。ANA 執行役員 空港センター長の服部茂氏、客室センター 副センター長の石島好子氏が登壇し、スカイトラックス社長兼CEO エドワード・プレイステッド氏より表彰の盾を受け取った。

 今回ANAが受賞したベスト・エアライン・スタッフ・アジア賞は、アジア地域の航空会社でベストのエアラインスタッフであるというもの。地域で一番はもちろん優れたものだが、ワールド・ベスト・エアポート・サービス賞は世界で一番優れた空港サービスであるというもの。どちらも高い価値を持つといえるだろう。


ボーイング、737 MAX日本初受注へ ジャパンインベストメントアドバイザーから
6/21(水) 12:59配信 Aviation Wire

 ボーイングが737 MAXを日本企業から初受注する見込みとなった。リース会社のジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172)が、737 MAX 8を10機発注する方針を固め、現地時間6月20日に覚書(MoU)を締結した。カタログ価格で総額11億2000万米ドル(約1248億円)で、JIAが航空機メーカーから直接購入するのは初めて。

 JIAは2006年9月設立。航空機のオペレーティング・リースや環境エネルギー事業などを手掛ける。航空機リース事業には2011年に参入し、子会社のJPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)を通して、737や777など約60機のリース事業を展開している。

 白岩直人社長は737 MAX 8を選定した理由について、「信頼性が高く、リースで重要となる投資家や金融機関のリスクが少ない。ボーイングと一緒にマーケットを開拓していく」と語った。

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用。標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体が長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、19日から開催中のパリ航空ショーでは、さらに胴体を伸ばした737 MAX 10(同230席)がローンチした。


カタール航空、「今年の航空会社」に 苦境の中での受賞
6/21(水) 11:54配信 CNN.co.jp

パリ(CNNMoney) 航空格付け会社スカイトラックスが毎年発表している「今年の航空会社」にカタール航空が選ばれ、パリ航空ショーで20日に表彰式が行われた。

カタールに対しては、サウジアラビアなど中東の近隣国が国交断絶を通告し、カタール航空も苦境に立たされている。

アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア、バーレーンはカタール便に対して領空も閉鎖したことから、カタール航空は52路線の中止を余儀なくされ、残る便も飛行時間が数時間長くなっているという。

カタール航空は長距離路線や超長距離路線への積極進出並びに新型機の導入で、世界の航空業界での存在感を高めてきた。乗客には豪華ラウンジや最先端のビジネスクラス座席を提供している。

スカイトラックスは乗客へのアンケートをもとに、毎年「ワールド・エアライン賞」を発表して世界の航空会社を表彰しており、同賞は「航空業界のアカデミー賞」とも呼ばれる。2016年の「今年の航空会社」にはエミレーツ航空が選ばれていた。

2017年のワールド・ベスト賞は、ファーストクラス部門でエティハド航空、エコノミークラス部門でタイ航空、格安航空部門でエアアジアが受賞。日本航空は「ベスト・エコノミークラス座席賞」を受賞した。


哨戒機「P1」輸出へ布石。マクロン仏大統領「素晴らしい機体だ」
6/21(水) 9:39配信 ニュースイッチ

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パリ航空ショーに初めて出展した哨戒機「P1」

防衛装備庁、パリ航空ショーに初出展
 防衛装備庁は航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で19日(現地時間)、海上自衛隊の固定翼哨戒機「P1」を実機展示した。フランス政府の要請を受けての出展で、自衛隊機が民間機中心の海外航空ショーに実機を出展するのは初めて。日本政府が防衛装備品の輸出にかじを切った中で、P1は特に成果が期待される機種だ。製造を担う日本企業からは、出展を歓迎する声が上がる。

 パリ航空ショーの開幕間もない19日正午ごろ、パリ北東部の会場ル・ブルジェ空港では、P1の周囲に人だかりができていた。

 マクロン仏大統領が訪れたためだ。出迎えたのは若宮健嗣防衛副大臣。マクロン大統領は「素晴らしい機体だ」とP1をたたえ、若宮副大臣は「日仏の防衛協力の象徴にしたい」と応じたという。

 若宮副大臣は面会後、仏へのP1の輸出の可能性を記者団に問われると、「具体的にどう進むかわからないが、いろんなレベルで話があると期待している」と語った。

 日本政府は2014年、防衛装備移転三原則の運用を始め、防衛装備品の輸出条件を大幅に緩和した。だが、16年に豪州の潜水艦受注をめぐり仏に敗れるなど、これまで成果は出ていない。

 そうした中で期待を集めるのがP1だ。15年に英国の軍用機航空ショーに出展したのに続き、パリ国際航空ショーに乗り込んだ。

 P1の製造に携わるメーカーからは、出展を輸出につなげてほしいとの声が上がる。川崎重工業は岐阜県各務原市の工場でP1を製造する。

 16年度までに35機(2機は試作機)受注したが、政府が輸出に成功すれば、大幅なビジネス拡大が見込める。並木祐之常務執行役員は「国内では製造できる機数は限られる。輸出できれば非常に良いチャンス」と期待する。

 IHIはP1のエンジン「F7」を製造する。民間機向けは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)など海外大手に部品を供給するのに対し、F7はIHIが全体をとりまとめる。松本直士執行役員は「日本でエンジンを製造する能力を維持できる」とF7を手がける意義を挙げつつ、「低空飛行できる優れた哨戒機なので、世界に向けたアピールになれば」と出展を歓迎する。

 防衛装備品は各国の安全保障にかかわるため、輸出は一筋縄ではいかない。日本と輸出先の関係だけでなく、競合相手といかに渡り合うかも重要になる。そうしたハードルはあるが、今回の実機展示はP1を世界に知ってもらう格好の機会になったと言える。
(パリ=戸村智幸)


JALグループ、無料で国内線ネット接続 9月以降も
6/20(火) 20:15配信 Aviation Wire

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9月以降も国内線ネット接続を無料提供するJALグループ=17年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)グループは6月20日、8月31日まで無料提供している国内線の無線LANによる機内インターネット接続を、9月以降も無料とすると発表した。

 JALが提供する機内Wi-Fiサービス「スカイWi-Fi」は、乗客が自分のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応機器を使用して専用ページに接続する。ビデオ番組を視聴できるほか、インターネット接続も無料提供する。離陸後約5分で接続でき、離陸の5分前まで利用できる。

 対象機種はボーイング777-300型機と777-200、767-300、737-800の国内線機材。国際線機材での運航時は対象外となる。

 JALは2014年7月から国内線で機内Wi-Fiサービスを開始。2016年4月からは15分無料で接続できるキャンペーンを展開し、ことし2月からは、時間無制限で無料開放していた。

 JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は6月15日から、737-800の運航便で導入を開始。現在は同社向け初号機(登録番号JA01RK)のみで利用できる。現在所有する計4機に順次設定し、11月をめどに導入を完了する。

 JTAの場合、出発から到着まで利用できる。JAL同様、9月以降も無料で提供する。

 地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)は、エンブラエル190(E190)型機とE170で機内Wi-Fiサービスを提供。ビデオ番組は視聴できるが、インターネットへの接続には対応していない。


空自機事故「人的ミス」 米子空港 美保基地司令が報告
6/20(火) 15:08配信 産経新聞

 航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市)のC2輸送機が米子空港(同)で滑走路を外れた事故で、同基地は20日、地元の境港市に対し、事故は「パイロットの人的ミスに起因するものだった」と明らかにした。

 北村●二基地司令が中村勝治市長を訪ねて原因などを報告した。C2のパイロットが発進時、機体の位置や速度を機体のシステムに認識させる「慣性基準装置」のスイッチを入れ忘れたことに起因していた。

 パイロットが滑走路への移動途中で気づいて装置を作動させたことで誤った数値が入力され、「高速移動中」と誤認識されて、ステアリング(ハンドル)やブレーキ操作に制限がかかったという。

 北村司令は「パイロットは装置を途中で操作しても問題ないと思っていた。操作手順書などを見直し、教育を徹底したい」と陳謝した。中村市長は「C2導入から3カ月での事故に住民は不安を抱いている」と指摘。「安全の上にも安全を重ね、飛行再開は行政や住民の信頼を作り上げてからにしてほしい」と述べた。

●=鯖の魚が立


F35の飛行再開へ=原因不明のまま―米軍
6/20(火) 14:05配信 時事通信

 【ワシントン時事】米空軍は19日、一部の空軍基地で飛行を一時停止していた最新鋭ステルス戦闘機F35Aの飛行訓練を再開すると発表した。

 F35Aをめぐっては、アリゾナ州にあるルーク空軍基地で5月2日以降、パイロット5人が飛行中に低酸素症に似た症状を訴えた。同基地は飛行を停止し、製造元のロッキード・マーチンからエンジニアを呼ぶなどして原因究明を進めていた。

 同基地は「調査の結果、根本的な問題は見つからなかった」と説明。一定の高度での飛行を制限するなどの対策を取りながら飛行を再開するという。


自衛隊滑走路逸脱事故の原因公表
6/20(火) 13:44配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

防衛省は20日、鳥取県の米子空港で9日、航空自衛隊の輸送機が滑走路を外れた事故の原因を公表した。
6月9日、米子空港で、運用試験中のC-2輸送機が、緊急発進を想定した離陸訓練中に、滑走路を外れた。
防衛省によると、操作手順書では、速度などを計測する装置の起動を完了させてから、機体を動かすことになっているが、操縦士がその前に急いで機体を動かしたため、コンピューターが誤作動を起こしたという。
手順書には、「装置が起動する前に機体を動かしてはならない」と書かれているだけで、確認が必要な項目に、「装置の起動」が明記されていなかった。
航空自衛隊は、操作手順書の記述を見直すとともに、操縦士への教育を徹底するとしている。

2017年6月16日 (金)

三菱MRJ、パリ航空ショーに出展

三菱航空機(愛知県豊山町)は親会社の三菱重工業とともに、同社が開発中の国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を、現地時間6月19日からパリのル・ブルジェ空港で開催される「第52回パリ航空ショー」に初めて出展した。

出展されたのは、同機の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)で、現地時間6月15日(日本時間16日)に同空港に到着した。

この機体は去る3月13日に、愛知県営名古屋空港から飛行試験の拠点となっている米国ワシントン州モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ向けて空輸され、現地で飛行試験に投入されていたが、このたびパリ航空ショー出展に備えて、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA)の塗装に米国で塗り替えられた。

なお、製造段階からANA塗装とされている飛行試験5号機(JA25MJ)は当面飛行せず、県営名古屋空港に隣接する三菱航空機最終組立工場で、設計変更点のプロトタイプとして機器配置の検討などに使用されている模様。

MRJは現在、世界各国の7社から計427機を受注(内訳は、確定受注が233機、オプション契約が170機、購入権契約が24機)、2020年初頭までに型式証明(TC)の取得を目指し、同年後半から量産機の納入を開始するとしている。

リンク:パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ・エアショー参加の「MRJ」、回送と離着陸動画が公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「秋にかけて大変重要な時期」MRJパリ航空ショー初出展、水谷社長に聞く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】MRJの開発は2020年半ばの引き渡しに向けて順調 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ航空ショー初出展終え離陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機がル・ブルジェ空港を出発、米国への帰途に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、現時点で新規受注なし。サプライズはあるか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、初の国際航空ショー…受注なしの見通し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機内部を公開、初飛行で操縦桿を握った安村氏らがパリへフェリー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、試験機の機内公開 水谷社長「将来のビジネスつなげたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「MRJ」ようやく実機展示も、ライバルさらに上空へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、MRJの販売目標は1000機以上 20年間で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの実機お披露目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの実機お披露目=パリ航空ショー開幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの実機お披露目=パリ航空ショー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工宮永社長「強い気持ちの表われ」 MRJ、ANA塗装でパリ航空ショーお披露目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ航空ショー、きょう開幕。「MRJ」初の実機展示で顧客の反応は? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ航空ショーで展示へ 納期順守をアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ航空ショーに初展示へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJを前にANAHD副会長 篠辺氏「おぉ、できてるじゃないか」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの試験機、パリ航空ショーで展示へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA塗装のMRJ、パリ航空ショー初出展 ル・ブルジェ空港で準備進む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、欧州初登場=パリ航空ショーで展示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA塗装のMRJ、パリ到着 欧州初上陸、航空ショー初出展へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着 パリ・エアショーで展示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ がパリ到着…ANA塗装で欧州初上陸、エアショーに展示予定 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る
7/7(金) 18:23配信 sorae.jp

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パリ・エアショー参加の「MRJ3号機」、モーゼスレイクに帰る

三菱航空機はMRJ Newsletterの26号で、パリ・エアショーに参加したリージョナルジェット「MRJ」の3号機がモーゼスレイクに帰着したことを伝えています。
 
パリ・エアショーにあわせてローンチカスタマーとなるANA塗装が行われた、MRJ3号機。米ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港のモーゼスレイク・フライトテスト・センターに到着したのは現地時間で6月24日の16時頃でした。
 
さらにMRJ3号機は、帰途でもGPSや気象レーダー、自動操縦などについてのデータ収集を行い、その機能性の確認を行ったそうです。上の画像は、エンジンパートナーとなるP&W社本社があるコネチカット州ハートフォード近郊のブラッドレイ国際空港で、P&W社やUTCエアロスペース・システムズ社の社員が見学をしている様子です。
 
MRJは搭載するP&W(プラット・アンド・ホイットニー)製の「PurePowerギヤードターボファンPW1200Gエンジン」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得するなど、機体の型式証明の取得と納入までもう一息というところまできています。


パリ・エアショー参加の「MRJ」、回送と離着陸動画が公開
6/26(月) 17:34配信 sorae.jp

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パリ・エアショー参加の「MRJ」、回送と離着陸動画が公開

パリのル・ブールジェ空港で6月19日から25日まで開催された、パリ・エアショー。その場で展示された三菱航空機のリージョナルジェット「MRJ」の回送(フェリーフライト)や離着陸の様子が、動画で公開されました。(動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=ZffuEOoedeI)

ローンチカスタマーとなるANA(全日本空輸)のペイントが施されたMRJの3号機は、飛行試験を行っていた米ワシントン州のモーゼスレイク・フライトテスト・センターからカナダやアイスランドを経由して、パリへと到着。MRJがヨーロッパへと訪れるのは今回が初めてとなります。
 
公式には2020年半ば、あるいはもしかすると1年ほど前倒しされるかもしれない、MRJの納入。今回のパリ・エアショーで機体の受注に繋がったという話は聞いていませんが、着実に納入までの歩みを進めてほしいものです。


「秋にかけて大変重要な時期」MRJパリ航空ショー初出展、水谷社長に聞く
6/26(月) 9:45配信 Aviation Wire

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MRJのパリ航空ショー初出展を終えた感想を語る三菱航空機の水谷社長=17年6月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が、6月19日から開かれた第52回パリ航空ショーに出展された。航空ショーへのMRJの実機出展は初めてで、欧州に姿を見せたのも初となった。

【パリを離陸するANA塗装のMRJ】

 同社の水谷久和社長も、世界各国から機体見学に訪れる航空会社やリース会社などの関係者を連日出迎えた。

 水谷社長は、三菱航空機の親会社である三菱重工業(7011)に1975年入社。名古屋誘導推進システム製作所副所長、航空宇宙事業本部の副事業本部長、防衛・宇宙ドメイン長などを歴任し、今年4月1日に現職に就いた。

 航空ショー開幕前日の18日に機体を報道関係者にお披露目した際は、終始表情が硬かった水谷社長。「英語であいさつするので、ものすごく緊張した」と自嘲気味に笑う水谷社長に、パリ航空ショーを終えた感想などを聞いた。

── 三菱航空機の社長として初めて航空ショーに参加した感想は。

水谷社長:これまでは防衛宇宙部門にいたので、航空ショーへ来ると世界のOEMに出向き、いろんなディスカッションや情報共有をしていた。

 今回はまったく立場が逆。いろんな方を出迎えて、こちらから説明するということが、防衛宇宙部門に在籍していた時はなかった環境だった。そこの面くらい方というか、初めての感覚が非常に強かった。

 ブリーフィングの場を持たせていただくことも、防衛宇宙ではなかったので、かなり違った。

── 今回はMRJの実機を初めて出展した。どういった部分を重視して、潜在顧客に説明したのか。

水谷社長:外観を含め、我々としてはきちっとできていると思うので、まずは機体を見てください、という感じだった。コックピットにしても、パイロットの視点で見て視認性なども配慮している。

 相手にもよるが、それなりの評価はいただけていると思う。

── 機体のサイズに対する反応はあったか。出展したMRJ90に対して胴体が短いMRJ70や、MRJ90よりも胴体が長く開発検討中のMRJ100Xもあるが。

水谷社長:もちろんそうした議論もあるのだが、まずは(出展した)MRJ90の機体をご覧いただいて、どういう感想を持たれるかが話の中心だった。

 MRJ90の機体の出来栄えや、開発状況をご自分の目で見ていただくことはできたと思う。

── 現在飛行試験機は5機で、設計変更が進んでいる。次の飛行試験機の製造はいつごろになるのか。

水谷社長:今年の然るべき時には製造に着手しないと、われわれが目指しているデリバリースケジュール(記者注:2020年半ばの量産機納入開始)がしんどくなる可能性がある。

 そういう意味では、今から秋にかけて大変重要な時期を迎えている。スケジュールをどうやってきちっとこなしていくかが重要だと思っている。

── MRJ70の開発状況はどうか。

水谷社長:MRJ90でTC(型式証明)を取得してからという位置づけなので、MRJ70が先に動き出すことはないと思っている。すべてはMRJ90の開発状況次第だ。


【パリ航空ショー2017】MRJの開発は2020年半ばの引き渡しに向けて順調
6/23(金) 15:11配信 Impress Watch

 三菱重工業株式会社の子会社でMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の開発、製造、販売を行なう三菱航空機は6月19日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において記者会見を開催し、グローバルの報道関係者に向けてMRJの開発進展状況などに関して説明した。

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 このなかで三菱航空機は、1月に発表した量産初号機引き渡しを2018年半ばから2020年半ばに延期したことに伴うスケジュール変更、さらには飛行試験の予定などに関して説明し、延期に伴って実施される装備品の配置変更に関してはすでにデザインが完了、電気配線の変更は予定どおりデザインプロセスが行なわれており、現在行なわれている試験飛行と合わせて、新しいターゲットとなる2020年半ばの量産初号機引き渡しに向けて、順調に進んでいるとアピールした。

■ローンチパートナーとなるANA塗装のMRJをもって、パリ航空ショーでの売り込みを目指す

 冒頭で挨拶に立った三菱航空機 取締役社長の水谷久和氏は「MRJのプログラムは徐々に進展しており、今回は我々のローンチパートナーとなるANA(全日本空輸)のカラーを塗装した試作機を持ち込んで、どの程度進展しているのかをお客さまにお見せしたいと考えた。今回は2人のチームリーダーから開発状況について説明していきたい」と述べ、今回三菱航空機がMRJをパリ航空ショーに持ち込んだことの目的を説明した。

 なお、質疑応答では、海外の報道関係者から同社が1月23日に量産初号機の引き渡しを2018年半ばから2020年半ばに延期したことを受けて、このショーで何をアピールしたいのかという質問もでたが、水谷氏は「今回来ているのは我々が開発がきちんと進んでいるということを理解をいただくことが大事だと考えている。すでにご注文をいただいているお客さまからは理解をいただいている。これから将来注文していただくお客さまに理解していただければいいと思っている」と答え、今回のパリ航空ショーに参加したのは、MRJの進展について説明し、潜在的な顧客にアピールする目的があると説明した。

■MRJはゼロから開発した飛行機となるため、過去のしがらみなく新しい世代の技術を採用できている

 引き続き、三菱航空機 営業本部 営業部長の福原裕悟氏が、MRJのリージョナルジェット(座席数が100席以下でハブ空港とローカル空港を結ぶような路線に投入されるジェット機)市場での位置付けや、そのセールスポイントなどについて説明した。福原氏は「今回初めてMRJを欧州に持ってくることができた。販売・マーケティングの観点からこのショーは重要であり、欧州の顧客に対してその高品質や高性能をアピールすることができると考えている」と述べ、MRJをパリ航空ショーに参加させた意義について説明した。

 続けて福原氏は、「リージョナルジェットは今後も年々成長していくと予想されており、2036年には1.6倍になると予想している。だからこそ我々はこの市場にコミットしていく。向こう約20年間に5000機の需要があると考えており、多くは北米、次いで欧州やアジアに需要がある」と述べ、MRJ開発の背景としてのリージョナルジェット市場の大きな可能性を語った。

 そのうえで、MRJの強みとして「MRJはクリーンシート(製品をゼロから開発すること)として設計されている。クリーンシートで設計できることがニューカマーの強みで、顧客のニーズに合わせた飛行機を提供することができる」と述べ、通常であれば従来製品の延長線上として設計されるのが飛行機開発の常道だが、新規参入した三菱航空機はゼロから設計することで、従来製品のしがらみがなく開発できることが強みだとした。それにより具体的なメリットとして、競合と比較して最大20%の低燃費のアドバンテージ、ノイズの低さなど環境への配慮、乗客への快適さの提供、最先端の15インチディスプレイを利用したコックピットデザインなどを挙げた。

■米国でのスコープ・クローズに対応するため、MRJ70からMRJ90へのコンバートも計画

 また、リージョナルジェットを米国で販売するうえでハードルの1つとなるスコープ・クローズ(Scope Clause)問題への対応についても触れた。スコープ・クローズとは、米国における航空会社とパイロットの労使協定の1つで、リージョナルジェットの座席数と重量に制限を設けるもの。米国では大手航空会社がリージョナルジェットをほかの航空会社に委託する場合があり、リージョナルジェットが大きな輸送力を持つと大手航空会社のパイロットの職域を侵すため、それを防ぐために設けられた規定。航空会社により規定は異なるが、最大76席、重量が8万6000ポンドということは共通している。

 MRJの場合、最初にリリースされるMRJ90は座席も重量も規定を超えてしまうため、それ以下のMRJ70というモデルを用意して対応する計画だ。福原氏によれば「現行のスコープ・クローズは2019年の末に改訂される予定で、そこで撤廃される可能性もある。このため、MRJ70をMRJ90にコンバートすることも可能にしている」と述べ、米国特有のニーズにもSKU構成を柔軟にすることで対応できるとアピールした。

 その後、福原氏はMRJの受注状況について説明し、ANAやJAL(日本航空)などの顧客を紹介した。また、スウェーデンのROCKTONとはまだ契約は結ばれていないが、交渉中であるとした。

 福原氏は「現在のリージョナルジェット市場はエンブラエルとボンバルディアの市場だが、現在のオーダーベースで考えれば、三菱は26%のマーケットシェアを獲れている」と説明し、三菱航空機が近い将来にシェアでエンブラエルについで第2位になれる可能性があると指摘した。

■スケジュール変更の原因となった装備品の配置はデザイン完了、電気配線のデザインは進行中

 引き続き、MRJの技術チームを率いている三菱航空機 プログラム・マネジメント・オフィス プログラム・ディレクターのアレクサンダー・ベラミー氏が登壇し、MRJの開発状況の進展に関する説明を行なった。

 ベラミー氏は「量産初号機の引き渡しのスケジュールを、装備品の配置変更と配線関連の設計変更のため、2018年半ばから2020年の半ばに変更したことを発表した。現在は飛行テストを行なっており、変更されたスケジュールでの引き渡しを実現するため全力で取り組んでいる」と述べ、1月23日に発表した設計変更によるスケジュールの変更について説明した。ベラミー氏は着任後にエンジニアリングチームを再編したことを明らかにし、各プロジェクトごとに責任者を配置して組織を整理したとした。

 MRJの開発状況については、認証要件を満たすように装備品の配置を変更することはすでにデザインが完了しており、電気関連の配線変更は、新たに開発チームを雇い、パートナーの協力を得ながら現在デザインが行なわれていると説明した。ベラミー氏によれば、パートナーはそうした飛行機の電気配線を専門に行なっているチームで、専用のツールと技術を利用して現在名古屋で開発を進めているということだった。

 今後のスケジュールについては、現在第1段階目の試験飛行を米国のモーゼスレイクで行なっており、そこに4機のテスト機を投入していくという。さらに第2段階目の試験飛行は最終的な型式証明の認証テストとなり、それは日本とモーゼスレイクで行なうことになるという。現在MRJ90の5機(10001、10002、10003、10004、10005)がテスト機として用意されており、10001~10004までがモーゼスレイクでの試験飛行に、10005が名古屋で地上テストに使われているとベラミー氏は説明した。また、最終的な型式証明の認証テストにはMRJ90が1機ないしは2機用意され、その後MRJ70のそれが用意されると説明した。

 認証機関による認証は、JCAB(国土交通省航空局)/FAA(米国連邦航空局)などの認証機関との協力のもとに行なわれており、JCABの最初のフライトは今夏に、FAAの最初のフライトは今年の終わりまでに、EASA(欧州航空安全機関)は現在検討中だとした。すでにエンジンとなるプラット・アンド・ホイットニー社の「PurePower Geared Turbofan PW1200Gエンジン」はFAAの型式証明を取得しており、それもMRJにとって大きな進展だとベラミー氏は指摘した。

 ベラミー氏は「再デザインや飛行テストは順調に進んでおり、予定どおり2020年の半ばに量産初号機を納入できるように進めたい」と述べ、再デザインによる延期はあったものの、その後は順調に進んでおり、2020年の半ばという新しい公約を守るべく開発を進めて行きたいとした。


MRJ、パリ航空ショー初出展終え離陸
6/22(木) 17:23配信 Aviation Wire

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パリ航空ショー初出展を終えル・ブルジェ空港を離陸するANA塗装を施したMRJの飛行試験3号機=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が現地時間6月22日午前8時10分すぎ(日本時間同日午後3時10分すぎ)、第52回パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港を離陸し、米国の飛行試験拠点であるワシントン州モーゼルレイクへ向かった。

【パリを離れるMRJ3号機】

 MRJの実機が航空ショーに出展されたのは、今回が初めて。25日まで開かれているパリ航空ショーのうち、商談期間である22日までに受注発表には至らなかったが、三菱航空機の水谷久和社長は、機体を見学した来場者からの反応についていると評価をいただいた」と語った。

 今回展示した3号機の塗装は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに米国で塗り直された。現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に、飛行試験拠点である米ワシントン州グラントカウンティ国際空港内のモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発。カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港とグースベイ空港、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経て、15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)に、ル・ブルジェ空港へ到着した。

 22日にパリを出発した3号機は、モーゼスレイクへ戻った後は再び飛行試験に戻る。飛行試験は4機体制で進められており、2020年初頭までに機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指し、合計2500時間におよぶ飛行試験を進める。三菱航空機によると、まもなく1000時間に達する見通し。

 一方、機体の再設計も同時に進められており、今秋には設計が固まる見込み。設計変更を反映した飛行試験6号機の製造開始は、年内を計画している。

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばとなる見通しで、水谷社長によると、社内目標としては2019年を掲げているという。

 MRJはローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を発注したANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機がル・ブルジェ空港を出発、米国への帰途に
6/22(木) 15:59配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 三菱重工業と三菱航空機がパリ航空ショー2017で展示したMRJの飛行試験3号機「FTA-3(登録記号:JA23MJ)」が、6月22日(現地時間)の朝、フライトテストの地である米国に向けて出発した。

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 今回のパリ航空ショーで展示されている飛行試験機3号機は、会場では地上展示だけだったものの、自力でのフェリーフライトを経て6月15日(同)に、パリ航空ショー会場であるル・ブルジェ空港に到着。商談目的での展示であることから、23日から始まる一般デーを前に、会場をあとにした。

 一般デーを前に会場をあとにする展示機は珍しいことではなく、既報のとおりボーイング 787-10型機は会期2日目には会場をあとにしている。こうしたフェリーフライトの離陸時刻などは公表されていないが、MRJは22日8時過ぎに23滑走路から離陸。すぐにランディングギアを収納し、やや右に旋回しながらパリから旅立っていった。

 ちなみに、このJA23MJの飛行情報は、Flightradar24でも表示されているので、気になる人は追跡してみてもよいだろう。


MRJ、現時点で新規受注なし。サプライズはあるか?
6/21(水) 7:31配信 ニュースイッチ

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会見する水谷三菱航空機社長

三菱航空機、パリ航空ショーで
 【パリ=戸村智幸】三菱航空機(愛知県豊山町、水谷久和社長)は、航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で19日(現地時間)、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の最新状況を説明した。ただ、2016年に英国で開かれた「ファンボロー国際航空ショー」の時のような受注発表はなく、国際航空ショー初の実機を披露した前日と対照的に、寂しい内容となった。

 「新しい注文を取るのはさることながら、実機を展示して開発作業がきちんと進んでいることを理解してもらうことが重要だ」。水谷社長は記者から新規受注がないことを質問されると、今回の目的が受注獲得ではないことを強調した。

 MRJの最新状況の説明会は、パリとファンボローの両国際航空ショーの初日の恒例行事。16年はスウェーデンの航空機リース会社ロックトンから、20機の受注(10機はオプション)で基本合意したことを華々しく発表した。しかし今回は開発と営業の両責任者による説明にとどまった。

 ただ、5度目の納入延期でMRJへの信頼低下が懸念される中で、実機を展示して存在をアピールすることが、今回の最大の目標だったと言える。

 水谷社長も事前に「会期中の受注は難しい」と表明していた。重要なのはこれからだ。今秋の完了を見込む設計見直しなど、今後の開発が順調に進み、受注活動につながることが期待される。

<解説>
 エアショーでの受注会見は開幕2日目や3日目に突然設定されることもあるので、現時点で本当に受注ゼロに終わるかは分からない。ただし「受注という目的よりも、見直した計画に基づいて開発していると認識してもらうことが重要」(エアショー前の取材に対する水谷社長談)などの発言からも、相当に厳しい状況であることは伝わってくる。サプライズがあるといいのだが。


MRJ、初の国際航空ショー…受注なしの見通し
6/21(水) 7:13配信 読売新聞

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多くの報道陣がMRJの取材に訪れ、関心の高さを示した=戸田雄撮影

 【パリ=戸田雄】世界最大規模の航空見本市「パリ国際航空ショー」が19日開幕し、三菱航空機は国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の実機を初めて展示した。

 開発が順調に進んでいることをアピールする狙いだが、今回の航空ショー期間中に新たな受注は獲得できない見通しだ。小型機の需要は今後拡大が見込めるものの、ライバル社との差は広がっている。

 「MRJの開発作業がきちんと進んでいるということを理解して頂くのが、一番重要なミッションだ」

 三菱航空機の水谷久和社長は19日の記者会見で、実機を展示する意義を強調した。親会社の三菱重工業は、MRJ事業を宮永俊一社長の直轄にし、グループを挙げて開発に取り組んできた。航空見本市に初めて実機を展示できたことで、「ようやくスタートラインに立てた」(水谷社長)形だ。


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機内部を公開、初飛行で操縦桿を握った安村氏らがパリへフェリー
6/20(火) 22:27配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 三菱重工業と三菱航空機は、パリ航空ショー2017の会場でMRJの飛行試験3号機「FTA-3」の機内を公開した。既報のとおり、三菱重工業と三菱航空機は今回のパリ航空ショーでANA塗装が施された飛行試験機の3号機を地上展示。開幕前日にはANAホールディングスの篠辺副会長も同席した記者会見が行なわれた。

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 今回のパリ航空ショーで展示されている飛行試験機3号機は2016年11月22日に初飛行した機体で、通常はブラックストライプとMRJロゴが描かれたデザイン。今回の展示のために5月にANA塗装をし直した。現在、愛知県のMRJ最終組立工場で地上試験に使われている飛行試験5号機もANA塗装が施されており、一時的ではあるが、2機のANA塗装MRJが存在する状態になっている。

 ペイントはいわゆるトリトンブルーのANA塗装をベースに、前方に「MRJ Mitsubishi Regional Jet」のロゴがあしらわれたもの。MRJのハウスカラーの特徴である、歌舞伎の化粧をモチーフにしたコックピット窓枠の端の“隈取”も通常のANAカラーにはないMRJ独特のデザインだ。なお、今回のペイントはあくまで今回のショーのためのもので、実際の機体に採用されるかは決まっていない。

 機内は飛行試験機ということもあって、配線などもむき出しの状態。旅客機として利用する場合のイメージは、過去にお伝えしている記事の客室モックアップなどを参照してほしい。コックピットは4枚のディスプレイを用いたグラスコックピットで、ジョイスティックなどではなく操縦桿を用いている。

 後方には貨物エリアがある。多くの旅客機は筒状の機体を上下に分割し、上部を客室、下部を貨物エリアとしているが、MRJは貨物エリアを機体後方のみに装備。これにより、上下を分ける床の位置を下げて、客室エリアを広くしている。これもMRJの特徴の一つであり、飛行試験機では壁のない状態でその特徴を見ることができる。旅客機となる際には、貨物室と客室を隔てる部分にギャレーやラバトリーが設置されることになる。

 この飛行試験機3号機は、米国ワシントン州のモーゼスレイクにあるグラント・カウンティ国際空港をベースに試験が行なわれており、今回のパリ航空ショーには、カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港、同グースベイ空港、そして大西洋を越えてアイスランドのレイキャビクにあるケプラヴィーク国際空港を経由。レイキャビクからパリまではノンストップで飛行した。

 このフェリーフライトを担当したのは3名のパイロットで、うち1名は、2015年11月11日に県営名古屋空港で行なわれたMRJの初飛行で操縦桿を握ったチーフパイロットの安村佳之氏。初飛行後、安村氏は現在、モーゼスレイクでテスト飛行に従事しており、「私自身は300時間とちょっと。MRJ合計では1000時間近く」の飛行時間に達している。現時点での飛行レートは「4機の飛行試験機が3時間ほどの12~13時間ほどがピーク」とのことだが、これは「これからまだ上がっていく」としている。

 初飛行後からの改善点などを尋ねると、「日々いろいろなパイロットが飛んで、いろいろなコメントが出る。数え切れないほどのパイロットコメントをアップデートした」とのことで、基本的な操縦性は変わっていないものの、ハンドリングのアップデートにより飛ばしやすくなっているという。

 ちなみに、現在はアビオニクス(航空電子機器)や、操縦性に関わるスタビリティ&コントビリティのテストが中心になっているとのこと。安村氏の見解としては「飛行レートがだいぶ上がってきている。機体自体も、フラッター試験や加重試験などの外形上の主な試験は終わっていて、もうそれらのトラブルはないと思う。あとは内部の1個1個の機器の完成度が上がっていけば型式証明が取れると思う」とし、2020年納入というスケジュールを守れることに自信をのぞかせた。


MRJ、試験機の機内公開 水谷社長「将来のビジネスつなげたい」
6/20(火) 13:10配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで公開されたMRJ飛行試験3号機のコックピット=17年6月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機は現地時間6月19日、この日開幕した第52回パリ航空ショーで全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとった飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)の機内を公開した。

【MRJ機内とパリ航空ショーで飛ぶE195-E2】

 5機あるMRJの飛行試験機のうち、3号機はアビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験に使用。19日の公開時は、機体前方は試験機器などがない状態で、中央から後方は技術者が機体の状態を観測する席が設けられていた。

 このほかの飛行試験機は、初号機(JA21MJ)はシステム試験、2号機(JA22MJ)は機能・性能試験、内装を施す4号機(JA24MJ)はインテリアや騒音、防氷試験に投入。初号機から4号機までは、米モーゼスレイクを拠点に試験を進めている。

 一方、当初国内でオートパイロット試験に使用する予定だったANA塗装を施した5号機(JA25MJ)は、県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で機器配置の見直しなどに使われている。

 パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港で会見した、三菱航空機の水谷久和社長は、今回の3号機出展について「開発がきちんと進んでいることを、実機を持ち込んで世界のみなさんにお示しし、理解をいただくことが重要なミッション」と説明。「開発の実態を実機を通して御理解いただき、将来のビジネスにつなげていくきっかけになれば」と述べ、パリでの受注は難しいとの見通しを示した。

 実機を持ち込んだものの、受注は厳しいとみられるMRJ。一方、リージョナルジェット機の市場をリードするブラジルのエンブラエルは、開発中の「E2」シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展。19日には当初20日に予定していた飛行展示を前倒しして実施。約6分間のフライトを終えると、会場からは拍手が沸き起こった。

 リージョナルジェットの王者エンブラエルに対し、開発がリードしていたはずのMRJは徐々に巻き返され、苦しい戦いが続いている。


「MRJ」ようやく実機展示も、ライバルさらに上空へ
6/20(火) 11:40配信 ニュースイッチ

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披露したMRJ試験3号機の前で握手する宮永三菱重工社長(中央)と篠辺ANAホールディングス副会長(左)ら

「これ以上の納入延期はしないという決意だ」(三菱重工社長)
 【パリ=戸村智幸】三菱重工業は19日(現地時間)に開幕した航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の実機を国際航空ショーで初めて展示した。開発遅れでMRJへの信頼低下が懸念される中、世界の航空機産業の晴れの舞台で実機を披露し、存在感を高める狙いだ。

 パリ北東部の会場、ル・ブルジェ空港で18日、米国ワシントン州の飛行試験拠点から持ち込んだMRJ試験3号機の披露会が開かれた。第1号顧客のANAホールディングス(HD)仕様に塗装された3号機の前面が、6月のパリにしては熱い日差しを白く反射してたたずんだ。

 披露会には宮永俊一三菱重工社長が出席した。5度の納入延期を経て、開発の主体が子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)から三菱重工に移った表れと言える。

 宮永社長は自らの出席が、「これ以上の納入延期はしないという決意だ」と表明。さらにANA仕様への塗装は自身の指示だと明かした上で、「顧客のために全力で開発していると強く示すため」と狙いを説いた。

 同席した篠辺修ANAHD副会長は「開発過程でさまざまなことが起きると覚悟して発注した」と納入延期に理解を示した上で、「我々の塗装になっているのを見て、できてきていると実感した」と感慨深げだった。

 今年1月の5度目の延期決定により、量産初号機の納入予定時期は2020年半ばへと2年間遅れた。これによるマイナスイメージを払拭(ふっしょく)しようと踏み切ったのが、実機展示だ。

 航空ショーではこれまで、実物大模型(モックアップ)の展示にとどまっていた。機体を持ち込むには、型式証明取得のための飛行試験を中断する必要があったからだ。

 水谷久和三菱航空機社長は「1日でも多く飛行試験をと言う人もいた」と反対意見があったことを明かした上で、「それよりも実機展示で生まれる期待感などプラス効果を採った」と強調した。宮永三菱重工社長も「機体を見てもらうことで商談が広がっていくと願っている」と今後の受注活動の弾みになることに期待する。

 ただ、初の実機展示が意義深いのは確かだが、航空ショーの華である飛行展示を実施しないのは残念だ。米ボーイングや欧エアバスは、開発中の新型機を飛行展示や内部公開でアピールする。一方、MRJは飛行試験への影響を考えると、実機を持ち込むのが限界だった。試験機の状態という理由で、内部も公開しない。

 では次はどうか。18年に英国で開かれる「ファンボロー国際航空ショー」での飛行展示について、宮永三菱重工社長は「来年はステップアップに努める」と前向きな姿勢を示しつつ、「そのときの状況でいろいろ相談しなければならない」と付け加えた。現段階では判断しようがないのだろう。開発が順調に進み、MRJが1年後に英国の空を舞うことに期待したい。

<解説>
 やっとスタートラインに立てた、という印象。MRJを含む民間航空機の開発において「エアショーデビュー」は大きな一歩だが、この先、型式証明までの険しい道のりはまだ残されている。ライバルも手強い。MRJは地上展示のみだが、ブラジルのエンブラエルは今回、開発中の「E2シリーズ」の地上展示と飛行展示を予定している。


三菱航空機、MRJの販売目標は1000機以上 20年間で
6/20(火) 7:21配信 ロイター

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 6月19日、三菱重工業子会社の三菱航空機は、2040年近辺までに国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を1000機以上、販売する方針を示した。写真はMRJのポスター、都内で2016年10月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[パリ 19日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機は、2040年近辺までに国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を1000機以上、販売する方針を示した。

同社は同機をパリ航空ショーで展示。顧客に対し順調な進捗(しんちょく)状況を示し、2020年半ばの納入計画に変更がないことを確認していた。

三菱航空の販売マーケティング担当副社長、福原裕悟氏は、同機の販売目標について「約20年間で1000機以上」と答えた。

福原氏は19日、現時点の納入計画は427機と明かしていた。

ローンチカスタマーのANAは18日、同納入計画にコミットしていると述べた。

また福原氏は、三菱航空がブラジルのエンブラエル<EMBR3.SA>やカナダのボンバルディア<BBDb.TO>に独占されているリージョナルジェット市場で、主要2社のうちの1社になることが目標と言及。「(同市場の)リージョナルジェット機需要は今後20年間で5000機以上とみている。リージョナルジェット市場はとても堅実で、グローバルな顧客基盤を作ることが目標」と述べた。


MRJの実機お披露目
6/19(月) 20:00配信 時事通信

 【パリ時事】隔年で開催される世界最大級の航空機見本市、第52回パリ国際航空ショーが19日、パリ郊外ルブルジェで開幕した。日本からは、三菱航空機(愛知県豊山町)が国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の実機を国際航空ショーで初めてお披露目した。


MRJの実機お披露目=パリ航空ショー開幕
6/19(月) 17:00配信 時事通信

 【パリ時事】隔年で開催される世界最大級の航空機見本市、第52回パリ国際航空ショーが19日、パリ郊外ルブルジェで開幕した。日本からは、三菱航空機(愛知県豊山町)が国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の実機を国際航空ショーで初めてお披露目した。

 同社の親会社である三菱重工業の宮永俊一社長は「MRJを披露するのにこれ以上の機会はない。ぜひ間近で見てほしい」としている。

 このほか、ホンダが小型ジェット機「ホンダジェット」を出展。日本政府が川崎重工業を中心に製造するP1哨戒機も展示され、活発な商談が交わされる見通しだ。

 航空ショーは25日まで。米ボーイングや欧州のエアバスをはじめとする航空機関連の約2300社が参加し、業界関係者や一般客ら約35万人の来場が見込まれている。


MRJの実機お披露目=パリ航空ショー
時事通信 6/19(月) 16:10配信

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世界最大級の航空機見本市、第52回パリ国際航空ショーが19日、パリ郊外ルブルジェで開幕した。日本からは、三菱航空機が国産初の小型ジェット旅客機MRJの実機(写真)をお披露目した=15日撮影(同社提供)


三菱重工宮永社長「強い気持ちの表われ」 MRJ、ANA塗装でパリ航空ショーお披露目
6/19(月) 12:58配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで展示されるANA塗装をまとったMRJの前で握手を交わす三菱重工の宮永社長(中央)と三菱航空機の水谷社長(右)、ANAホールディングスの篠辺副会長=17年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱重工業(7011)と三菱航空機は現地時間6月18日、第52回パリ航空ショーが19日から開かれるパリのル・ブルジェ空港でMRJの飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)をお披露目した。ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとい、ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長も出席した。

【パリに出展されたANA塗装のMRJ】

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。1日には、PW1200GがFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得した。

 当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画。開発遅延に伴い、2016年11月からは三菱重工の宮永社長直轄の開発体制に移行した。

 今回パリへ持ち込んだのは、5機あるMRJ90の飛行試験機のうち3号機で、飛行試験の拠点である米国のモーゼスレイクには、今年4月に到着。ANA塗装には米国で塗り直し、ル・ブルジェ空港には、15日夕方に到着した。

---記事の概要---
・宮永社長「かなりの完成度」
・ANA塗装「強い気持ちの表われ」
・100席以上の着手未定

◆宮永社長「かなりの完成度」

 機体の完成度について、三菱重工の宮永俊一社長は、「かなりの完成度に来ている。そこをぜひ見ていただきたい」と自信を示した。これまでの開発遅延については「1月にも説明したとおり、国際基準の中で機体を完成していくことに、知見が足りなかった。試行錯誤でやってきて、このように解決したと示したい」と、実機をパリへ持ち込んだ意図を説明した。

 宮永社長がパリ入りしたことについて、記者から今後の開発がこれ以上遅れない意思表示かを尋ねられると、宮永社長は「そういう風に理解していただいて結構。より安全な飛行機を完成させるため、最後の検証プロセスにある。飛行機がこんなに完成していますということを、御理解いただければありがたい」と語った。

 三菱航空機の水谷久和社長は、パリに機体を持ち込んだことについて、「航空ショーで機体をお見せできて、身近な目標をクリアした。世界を代表する各社が集まっており、世界レベルではスタートラインについた」と感想を述べた。

 今後の開発スケジュールをどのようにクリアしていくかについて、水谷社長は「2019年納入の社内目標は、スケジュールを変えるわけではない。1月の新体制発表以降、新しい体制をきっちり作って運用し、それなりに成果が出始めている。この延長線上でわれわれなりにがんばって行けば、計画を守れると信じている」と語った。

 今回MRJはパリ航空ショーへ初参加となるだけではなく、欧州での実機初お披露目となった。水谷社長は欧州市場について、「北米だけではなく、欧州にもと思っており、まずはMRJ90を仕上げる。開発状況に理解を深めていただき、将来に向けての話につながっていけばよいと思う」と述べた。

◆ANA塗装「強い気持ちの表われ」

 MRJの飛行試験機5機のうち、すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

 3号機をANA塗装でパリへ出展することは、宮永社長のトップダウンで決まった。「ANAには遅れを待っていただいて申し訳ない。機体開発がここまできていると、航空ショーでお客様のために全力でやっていることをお示しする、強い気持ちの表われだ」と理由を述べた。

 一方、MRJはANA以外にも北米市場などにも顧客がおり、機体の安全性を証明する型式証明(TC)を取得するまでは、航空機メーカーの自社デザインによるカラーリングで、航空ショーなどに持ち込むのが一般的だ。

 MRJを発注している他社との関係について、宮永社長は「米国のお客様は、ローンチカスタマーとメーカーの関係をよくご存じなので、(ANA塗装で出展したことを)理解していただけると思う。ネガティブではなく、喜んでいただけると信じている」と語った。

 ANAHDの篠辺副会長は、MRJのパリ航空ショー初出展について、「飛行機を設計してから製造するまでの最終盤にきたことを証明していただけた。我々のペイントがどの段階で見られるかが、ひとつのステップだ」と語った。

 また、宮永社長の直轄体制である点について、篠辺副会長は「ありがたい。三菱重工が総力を挙げて納期に向けて進めている」と評価した。

 MRJのANA塗装は、同社が運航するボーイング787型機と同様、機体前方に大きくMRJのロゴが描かれている。量産機のデザインについて、篠辺副会長は「MRJの文言をどういう形で表現するかは、別途検討する」と述べるにとどめた。

◆100席以上の着手未定

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定した。ANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 一方、MRJ最大のライバルである、ブラジルのエンブラエルが開発中の「E2」シリーズは、最初の機体となるE190-E2が、2016年2月25日にロールアウト。現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機で、E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指す、E190-E2のメーカー標準座席数は1クラス106席、2クラス97席、2019年前半から納入予定のE195-E2は1クラス146席、2クラス120席、2020年納入開始予定のE175-E2は1クラス88席、2クラス80席。MRJと座席数で比較すると、MRJ90にとってE190-E2が、MRJ70はE175-E2が競合となる。

 今回のパリ航空ショーでは、エンブラエルはE2シリーズ最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展。地上展示するほか、飛行展示も予定している。

 80席クラスの機体から、リージョナル機では大型となる100席を超える機体まで、E2シリーズは幅広い選択肢を航空会社に提案できる。

 三菱航空機では、長胴型のMRJ100Xを100席クラスで検討している。宮永社長は、「リージョナル機のコアマーケットは、MRJ90とMRJ70のクラス。技術的に成功させることの次に、事業として成功させることが重要だ。MRJ90とMRJ70をしっかり成功させる」と述べ、当面は100席以上のクラスに着手しない考えを示した。


パリ航空ショー、きょう開幕。「MRJ」初の実機展示で顧客の反応は?
6/19(月) 10:15配信 ニュースイッチ

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パリに向けて米国から出発するMRJ試験3号機(三菱航空機提供)

納入時期前倒しに挑戦、「2強目指せる」
 世界最大の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」が19日、パリ郊外のル・ブルジェ空港で開幕する。英国で行う「ファンボロー国際航空ショー」との隔年開催の展示会。主催者によると今回は約2300社・団体が出展し、業界関係者向けの前半4日間には15万人の来場が見込まれる。25日までの開催で、後半3日間は一般来場者向け。

 出展する日本勢最大の目玉は、三菱重工業が開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」を実機展示することだ。主要航空ショーでの同実機展示は初めて。開発が遅れる中、実機を見せて世界の航空会社へのアピールを狙う。

 このほか、日本航空宇宙工業会(SJAC)と加盟12社や、各地の中小企業が出展する。また、東京都が中小企業グループと初出展し、海外メーカーからの受注獲得を目指す。中部地方の7企業・団体もドイツの航空宇宙産業クラスターの企業と交流する。

 パリ航空ショーは2年に一度、奇数年に開かれる世界最大の航空ショー。今回、米ボーイングが小型機「737MAX」の派生機種を事業化することが予想されたり、欧州エアバスが最新鋭大型機の飛行展示を予定したりしているが、日本で最も大きなトピックとなるのは、やはりMRJの実機出展だろう。

 世界の主要な航空ショーでは、メーカーは開発中の機体を展示してPRすることが多い。一方、これまでMRJの開発遅延に苦しんできた三菱航空機は、試験作業などを最優先するため航空ショーには実物大の客室模型(モックアップ)を出展してきた。MRJの実機が航空ショーに持ち込まれるのは初めてとなる。三菱航空機の親会社である三菱重工業の宮永俊一社長も現地に出向き、記者会見を行う予定。

 三菱航空機の水谷久和社長は、ローンチカスタマーであるANAホールディングスへの納入時期について「2019年を念頭に置いて作業している」と20年半ばからの前倒しを目指している。

 量産初号機の納入時期は、5度目の延期で18年半ばから20年半ばに遅れた。水谷社長は「めどが付いたと言えるほどではないが、社内では何とか19年に頑張ろうと話している」という。

 現在、今秋の完了予定で電気配線の見直しによる機体の設計変更作業を進めている。フランス企業とパートナー契約を結び、約20人の技術者を受け入れており「彼らの力をフル活用してきっちり仕上げたい」と水谷社長。

 パリ国際航空ショーに向けては、「エンブラエルが約5割のシェアだと思っている。ボンバルディアは4割だが100席以上に注力しており、我々ががんばっていけば、新しい2強の一角を形成できるのでは」(水谷社長)と意気込む。


MRJ、パリ航空ショーで展示へ 納期順守をアピール
6/19(月) 9:44配信 ロイター

[パリ 18日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機は約半世紀ぶりとなる国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の実機を19日開幕するパリ航空ショーで展示する。現地入りした幹部らは18日、2020年半ばの納入計画に変更がないことを確認した。

MRJは開発の遅れから初号機の納入予定が5度延期されているが、三菱重工業の宮永俊一社長は18日、記者団に対し「順調な進捗(しんちょく)状況を示すための展示」と説明。

また、同航空ショーで受注についての発表は予定していないと述べた。

三菱航空の販売マーケティング担当副社長、福原裕悟氏は昨年MRJ最大20機の発注契約を結んだスウェーデンの航空機リース会社ロックトンと欧州での販売で提携することに期待感を示した。

同氏はロイターに対し、「欧州では依然として多くの地域ジェット機が運航しており、それらに取って代わる絶好の機会」と述べた。

三菱航空機の水谷久和社長は納入時期を早める可能性があるか聞かれ、2020年半ばを目指しているが開発の前倒しに尽力していると語った。

初号機の納入先であるANAホールディングスの篠辺修副会長は「われわれは(MRJ)受け入れに向けて完全に用意ができている」と述べた。


MRJ、パリ航空ショーに初展示へ
6/19(月) 8:45配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

世界最大級のフランス・パリ国際航空ショーで初めて展示される、国産初のジェット旅客機「MRJ」が現地に到着し、関係者に公開された。
初めてヨーロッパに到着した「MRJ」。
披露されたのは、アメリカを拠点に試験飛行を続けているMRJの3号機で、最初の顧客、全日空の青を基調とした塗装が特別に施されている。
世界最大級のパリ航空ショーは、2,300を超える航空関連企業が出展。
三菱重工などは、MRJの実機を展示して、2020年の初納入に向けた開発の進捗(しんちょく)状況を世界にアピールしたい考え。
三菱重工の宮永俊一社長は「飛行機がこれだけできていますと、実際に見ていただきたい」と話した。
MRJは、「パリ国際航空ショー」で、19日から3日間、公開される。

東海テレビ/FNN


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJを前にANAHD副会長 篠辺氏「おぉ、できてるじゃないか」
6/19(月) 6:24配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 三菱重工業と三菱航空機は、パリ航空ショー2017開幕を前日に控えた6月18日(現地時間)に記者会見を実施。両社代表者と、MRJのローンチカスタマーであるANA(全日本空輸)を代表して、ANA前社長で現在はANAHD(ANAホールディングス) 取締役副会長を務める篠辺修氏が同席した。

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 すでにお伝えしているとおり、三菱重工業と三菱航空機は、今回のパリ航空ショーでANA塗装が施された飛行試験機の3号機を地上展示している。同社で「FTA-3」と呼ばれる同機は2016年11月22日初飛行し、2017年4月1日に米国のモーゼスレイクに到着。元々はブラックストライプとMRJロゴが描かれたデザインだが、今回の展示のために5月に塗装し直したという。パリには6月15日(現地時間)に到着した。

 記者会見に臨んだ三菱重工業 取締役社長CEOの宮永俊一氏と、三菱航空機 取締役社長の水谷久和氏は、ともに開発の順調さと、リージョナルジェットに新たな快適性や安全性をもたらす機体であることを改めて説明。

 宮永氏は、「プロジェクトにかける思いとコミットメント。1月に2年遅れるということを説明したが、遅れると言いながらも飛行機はほとんどできているが、安全性の証明のために万全を期すために遅れる、でも飛行機はこれだけできているということを実際に見ていただきたいと思っていた」とし、忙しいテストフライトのスケジュールを合間をぬってパリ航空ショーに出展したことに喜びを示した。

 水谷氏は「パリのこの青空で実機をご覧いただくことができてうれしく思っている。関係者一同、準備を重ねてきた甲斐があった。順調に仕上がっている。1月にお約束したスケジュールを守るべく頑張る」と改めての決意を表明した。

 今回の展示について、多くの商談が予定されていることは認めつつも、セールスの観点以上に「ここまで来ていると見ていただくことが重要」であるとしており、宮永氏は「コミットメントを示すために来た」と強調。

 水谷氏は、一部で「納入を2019年に前倒しする」との発言が報道されたことについて、「スケジュールを前倒し、変更したような報道があったことは一部にあったことは、私の思いとずれていたところがあった。特になにかを変えるわけではなく、1月の発表以降、新しい体制をきっちり作って、それを運営して成果が出始めているので、その延長線上で頑張っていければ、今の計画を守れることになると信じている。そこに(前倒しが)付いてくるということ」と説明。「我々の社内のグループ目標として“少しでも早く”という気持ちをお伝えしたかった。三菱航空機として対外的に約束しているMRJの目標納期は2020年半ばで、変わっていない」とした。

 このほか記者会見では、MRJ 90と最終組立工場での製造がスタートしたMRJ 70に続く航空機の開発についても質問が出たが、宮永氏は「まずはMRJを素晴らしい飛行機に作り上げることが大事で、総合的な航空機メーカーとしての力を長く保てるような全体的なレベルを高める。それを続けることが一番大事。我々のコアなビジネスにするためのいろいろな形で努力していく」とし、まずは両モデルの生産で技術力やビジネスとして確立するノウハウなどを習得することが重要であるとした。

□ANAHD副会長 篠辺氏「(スケジュールの遅れは)ローンチカスタマーとして理解している」

 ローンチカスタマーのANAを代表して会見に臨席したANAホールディングス 取締役副会長を務める篠辺修氏は、今回の出展に対して三菱関係者の努力への敬意や、ANA塗装が施された機体の展示に喜びの言葉を述べ、「我々はエアラインとして受け入れの準備ができており、引き続きMRJプロジェクトの進展に期待する」とした。

 また、ANA塗装のMRJをバックに行なわれた囲み取材では、「(スケジュールの遅れについては)都度ご報告をいただいていたし、実際に飛行機が飛んできて、しかも私どものロゴが入ったものを見て『おぉ、できてるじゃないか』」としたほか、「これは飛行機の設計から製造にいたる過程のなかでの最終盤であることを証明いただけたと思っている。最初に受領することになる我々のペイントをいつ実際に見られるかは一つのステップ。大変に光栄でうれしい」とコメント。今回ANA塗装機が展示されたことを「この段階まで来たな、という安心材料」とした。

 またスケジュールの遅れについては、「飛行機を使う側としては万全な飛行機にしていただきたいので、そこはローンチカスタマーとして理解しているつもりなので、これから確実にスケジュールを刻んでいただければ。開発の過程で我々にはうかがい知れないことが今後もあるかも知れないが、それを覚悟したうえで発注している」と話し、ANA側は納期予定から逆算しての受け入れ体制の修正を進めているとした。


MRJの試験機、パリ航空ショーで展示へ
6/18(日) 18:46配信 読売新聞

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パリ航空ショーで初展示される三菱航空機のMRJ=戸田雄撮影

 【パリ=戸田雄】三菱航空機は19日から開催される世界最大規模の航空見本市「パリ国際航空ショー」で、国産ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の試験機を展示する。

 MRJの納入は当初予定の2013年から大幅に遅れており、実機を展示することで世界の航空業界関係者に開発の進行をアピールする狙いがある。

 展示されるのは、米国の開発拠点でテスト飛行を行っていた試験機で、初号機の納入先となっている全日本空輸の塗装が施されている。


ANA塗装のMRJ、パリ航空ショー初出展 ル・ブルジェ空港で準備進む
6/17(土) 19:12配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーが開かれるル・ブルジェ空港で展示準備が進むANA塗装が施されたMRJの飛行試験3号機=17年6月17日午前 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 パリのル・ブルジェ空港では、現地時間6月19日から開かれる世界最大規模の航空ショー「第52回パリ航空ショー」の開催準備が進んでいる。実機の出展は初となる三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」も、17日午前は好天に恵まれた会場で、空調設備などの準備が進められていた。

【パリ航空ショー会場で展示準備が進むMRJ】

 三菱航空機は親会社の三菱重工業(7011)とともに、MRJの飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)を地上展示。MRJの航空ショー出展は初めてで、欧州初お披露目となる。今回は地上展示のみで、飛行展示は行わない。

◆米国でANA塗装に

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。6月1日には、PW1200GがFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得した。

 今回展示する3号機の塗装は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに、米国で塗り直された。現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に、飛行試験拠点である米ワシントン州グラントカウンティ国際空港内のモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発。カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港とグースベイ空港、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経て、15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)に、ル・ブルジェ空港へ到着した。

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定。開発に手間取り、当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画している。開発遅延に伴い、2016年11月からは三菱重工の宮永俊一社長直轄の開発体制に移行した。

 MRJはANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 MRJの飛行試験機は現在5機。すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

◆宮永社長もトップセールス

 航空ショー開幕前日の18日には、三菱重工の宮永社長や三菱航空機の水谷久和社長、ANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長が出席し、機体をお披露目する予定。三菱航空機はANA塗装機を出展することについて、ローンチカスタマーに敬意を表するためだとしている。

 今回で52回目となるパリ航空ショーは、1909年にスタート。防衛や航空、宇宙分野を中心とする約2300社が出展し、出展総面積は32万4000平方メートル、企業が重要顧客などをもてなすシャレー(山小屋の意)は330棟、出展航空機は150機にのぼり、会期中の来場者数は業界関係者が15万人、一般は20万人を見込んでいる。

 開催は奇数年で、偶数年はロンドン近郊でファンボロー航空ショーが開かれ、1年のうち大きな商談は両航空ショーで発表されることが多い。しかし規模で比べると、パリの出展者数はファンボローの1.5倍、来場者数も2倍と、パリが大きく上回っている。

 フランスの大統領や首相をはじめとする、各国政府などの公式視察団は300団体を予定。日本からはMRJのほか、海上自衛隊の哨戒機「P-1」の出展が予定されており、P-1は飛行展示を計画している。

◆E195-E2は飛行展示も

 一方、 MRJ最大のライバルである、ブラジルのエンブラエルが開発中の「E2」シリーズは、最初の機体となるE190-E2が、2016年2月25日にロールアウト。予定を前倒しして、3カ月後の同年5月23日に初飛行に成功し、同年7月11日からロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーに飛行試験初号機(登録番号PR-ZEY)を持ち込んで地上展示した。

 E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機。E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指すE190-E2のメーカー標準座席数は1クラス106席、2クラス97席、2019年前半から納入予定のE195-E2は1クラス146席、2クラス120席、2020年納入開始予定のE175-E2は1クラス88席、2クラス80席としている。

 MRJと座席数で比較すると、MRJ90にとってE190-E2が、MRJ70はE175-E2が競合となる。

 今回のパリ航空ショーでは、E2シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展。地上展示するほか、パリ航空ショーのウェブサイトによると飛行展示も予定している。

 三菱航空機は例年、客室を模したモックアップを会場に展示し、売り込みを図ってきたが、実機の展示はE2シリーズが先行した。今回実機を初めて展示することで、各国の関係者にアピールしていく。


MRJ、欧州初登場=パリ航空ショーで展示
6/16(金) 17:00配信 時事通信

 三菱航空機(愛知県豊山町)は16日、開発中の国産初の小型ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)の試験機がパリ郊外のル・ブルジェ空港に到着したと発表した。米ワシントン州の開発拠点で試験飛行を行っている試験3号機で、欧州初登場となる。19日から同空港で開催されるパリ航空ショーで地上展示する。

 世界最大規模を誇るパリ航空ショーでの展示は初めてで、開催前日の18日から21日まで実際の機体を公開する。MRJは開発の遅れから初号機の納入予定の延期が続いているが、世界の航空業界関係者に開発の進捗(しんちょく)をアピールする。


ANA塗装のMRJ、パリ到着 欧州初上陸、航空ショー初出展へ
6/16(金) 9:07配信 Aviation Wire

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三菱重工と三菱航空機がパリ航空ショーに出展するANA塗装を施したMRJの飛行試験3号機(三菱航空機提供。水平出しとトリミングを当紙編集部で実施)

 三菱重工業(7011)と三菱航空機は現地時間6月15日(日本時間16日)、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が、パリのル・ブルジェ空港に到着したと発表した。19日から同空港で開かれるパリ航空ショーで、地上展示する。MRJの実機を出展するのは初めてで、欧州上陸も初となった。

【三菱航空機が公開したANA塗装MRJの写真】

 機体の塗装は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに、米国で塗り直された。現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に、飛行試験拠点である米ワシントン州グラントカウンティ国際空港内のモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発。カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港とグースベイ空港、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経て、15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)に、ル・ブルジェ空港へ到着した。

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定。開発に手間取り、当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画している。

 MRJはANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 MRJの飛行試験機は現在5機。すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

 パリ航空ショーは世界最大級の航空ショーで、世界各国から航空関係者や政府要人が集まる。三菱航空機は例年、客室を模したモックアップを会場に展示し、売り込みを図ってきた。

 今回の機体お披露目には、親会社の三菱重工業(7011)の宮永俊一社長や三菱航空機の水谷久和社長、ANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長が出席を予定。三菱航空機では、ANA塗装機を出展することについて、ローンチカスタマーに敬意を表するためだとしている。

 MRJが航空ショーに参加するのは、今回が初めて。地上展示のみで、飛行展示は行わない。また、三菱航空機は15日、3号機がANA塗装となる様子を収めた動画を公式サイト「MRJ Progress Updates」で公開した。

 MRJ最大のライバルである、ブラジルのエンブラエルが開発中の「E2」シリーズは、最初の機体となるE190-E2が、2016年2月25日にロールアウト。予定を前倒しして、3カ月後の同年5月23日に初飛行に成功し、7月11日からロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーに飛行試験初号機(登録番号PR-ZEY)を持ち込んだ。

 E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195で構成する「Eジェット」の後継機。E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。今回のパリ航空ショーでは、E2シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を地上展示。同機は3月7日にロールアウトした。


MRJ、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着 パリ・エアショーで展示
6/16(金) 7:03配信 sorae.jp

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MRJ、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着 パリ・エアショーで展示

三菱重工株式会社と三菱航空機が開発・製造をすすめる国産ジェット旅客機「MRJ」は、パリ・エアショーでの展示へ向けて飛行試験機がパリ郊外のル・ブルジェ空港へと到着しました。
 
今回同空港へと到着したのは、MRJの3号機。ボディーカラーはローンチカスタマーのANA仕様となっており、試験飛行を行っていた米ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港のモーゼスレイク・フライトテスト・センターからカナダ、アイスランドを経由し、初めてヨーロッパへと到着しました。
 
現在アメリカで型式証明の取得を目指しているMRJですが、2017年5月31日には搭載するP&W(プラット・アンド・ホイットニー)製の「PurePowerギヤードターボファンPW1200Gエンジン」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得。さらに、2020年半ばの納入が予定されていたMRJですが2019年に納入時期が前倒しされるという報道もあります。
 
これまで紆余曲折のあったMRJの開発ですが、いよいよ納入へとむけて詰めの時期へと入りつつあるのかもしれません。


MRJ がパリ到着…ANA塗装で欧州初上陸、エアショーに展示予定
6/16(金) 2:00配信 レスポンス

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ANA塗装のMRJ

三菱重工業および三菱航空機が開発・製造を進めるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機が現地時間15日(日本時間16日)、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着した。MRJにとって初の欧州上陸だ。

[関連写真]

同機は19日から同空港で開催されるパリエアショーに展示される。到着した飛行試験機は3号機で、ローンチカスタマーである全日本空輸株式会社(ANA)の塗装が施されている。

3号機は現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に米ワシントン州グラント・カウンティ国際空港内の、飛行試験拠点であるモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発した。その後カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港、グースベイ空港と、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経由し、現地時間15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)にル・ブルジェ空港に到着した。

《レスポンス 高木啓》

2017年6月12日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・54

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:エアバス、新型の超大型旅客機「A380plus」公開 より省エネ・低コストに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自C2輸送機事故、機長の操作手順ミスが原因 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、737 MAX 10ローンチ ライオンエアなど発注へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米子・空自機>滑走路逸脱は操作ミス…操縦士、手順誤る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A380plus開発調査 大型ウイングレット装着、燃費4%減 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原因は操作手順ミス=米子空港の輸送機事故―空自 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、737シリーズの最新鋭機737 MAX 10型機を正式発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】エアバス、総2階建て旅客機「A380」の効率向上型「A380plus」公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロッキード、F35の11カ国への売り込みで近く合意へ=関係筋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:数十年ぶりの大型投資、「MRJ」納期延期もかき消す受注力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ボーイング、「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ミネベアミツミ、パリ航空ショー出展 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:P-1も準備完了 パリ航空ショー、19日開幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJやボーイング/エアバス最新モデルが集合、パリ航空ショー2017開幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工の航空機エンジン子会社が期待する「MRJ」以外 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、787-10と737 MAX 9編隊飛行の動画公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F-35は仮にレーダーに捕捉されても、ロシアにも中国にも撃ち落とせない ー 元パイロットが断言する理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エンブラエル、E195-E2出展 パリ航空ショー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボンバルディア、CS300出展 パリ航空ショー、エア・バルティック塗装で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スクート、タイガーエアと7月合併へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、日本路線にも新ビジネス 睡眠重視「ポラリス」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最新鋭のステルス戦闘機「F-35A ライトニングII」、国内組み立て初号機のテストフライトを実施 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空、福岡ーホノルル直行便を夏季繁忙期に毎日運行 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:LCCでも全機ボーイング 787型機! スクートの快適なシートで台湾を旅してきた(その1) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<空自>新型輸送機C2 開発中にも同様のハンドル不具合 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空、福岡-ホノルル期間増便 9月まで1日1往復 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、成田ーサンフランシスコ線に「777-300ER」導入 ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」設定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、36年までに3万4900機需要予測 単通路機が大型化、超大型機は需要減 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空軍、F35戦闘機を一時飛行停止 操縦士に低酸素症様の症状 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最新鋭ステルス戦闘機F-35A 国内生産初号機お披露目とその戦略的意味 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア航空、成田線にA380を導入へ 2017年8月から9月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、成田~サンフランシスコ線にボーイング 777-300ER型機導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍総理の御用達「政府専用機」内部にはシャワールームも! - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

エアバス、新型の超大型旅客機「A380plus」公開 より省エネ・低コストに
6/20(火) 11:30配信 sorae.jp

A38ps
エアバス、新型の超大型旅客機「A380plus」公開 より省エネ・低コストに

エアバスはパリ・エアショーにて、総2階建ての新型超大型旅客機「A380plus」を公開しました。こちらはすでに運用されている「A380」のバリエーションとなります。
 
A380plusは新型の大型ウィングレットを採用し、燃料消費を4%低減。また座席あたりのコストも13%低下しています。このウィングレットは高さ4.7メートル(上方に3.5メートル、下方に1.2メートル)と大型のものです。
 
さらに新座席レイアウト「cabin enablers」により、80座席の追加が可能に。これには階段や乗務員の休憩区画の再設計、サイドウォールの収納の除去、そして9列仕様のプレミアムエコノミークラスと11列仕様のエコノミークラスが設定されています。
 
A380plusの最大離陸重量は578トンに増加。最大航続距離も8,200海里とA380から300海里増えています。


空自C2輸送機事故、機長の操作手順ミスが原因
6/20(火) 10:49配信 読売新聞

 米子空港(鳥取県境港市)で今月9日、航空自衛隊美保基地所属のC2輸送機が誘導路を外れて草地に突っ込んだ事故で、空自は20日、機長による操作手順のミスが原因とする調査結果を公表した。

 空自によると、機長は、機体が速度や姿勢を認識する「慣性基準装置」の作動完了を確認しないまま、機体を動かした。その結果、同装置は、機体が高速で移動していると誤って認識。事故防止のため、ステアリング(ハンドル)やブレーキの動作を制限する安全機能が働き、操縦が利かなくなったという。

 C2は空自の次期主力輸送機。今年3月、同基地に配備され、事故時は訓練中だった。C2の慣性基準装置は他の空自機と異なる仕様になっており、空自では、操作マニュアルの記載もわかりにくかったとして、操縦士の教育を徹底すると共に、マニュアルも改訂する。


ボーイング、737 MAX 10ローンチ ライオンエアなど発注へ
6/20(火) 10:44配信 Aviation Wire

 ボーイングは現地時間6月19日、パリで開かれている第52回パリ航空ショーで、737型機では胴体長が最長となる737 MAX 10の開発を発表した。

【パリでローンチした737 MAX 10】

 ゼネラル・エレクトリック(GE)系航空機リース会社のGEキャピタル・アビエーション(GECAS)が、従来発注した737 MAXのうち20機を737 MAX 10に変更。インドネシアのLCC、ライオン・エア(LNI/JT)を擁するライオングループなどが発注の意向を表明した。

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用。標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体がもっとも長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、737 MAX 10は5機種目となった。

 737 MAX 10は、パリ航空ショーに出展している737 MAX 9の胴体を66インチ(約1.7メートル)延長し、最大1クラス230席仕様にできる。定員増加に伴いドアを追加し、翼や圧力隔壁なども改良する。エンジンは他の737 MAXと同様、CFMインターナショナル製LEAP-1Bを2基搭載する。

 ボーイングは、737 MAX 10XはA321neoと比較し、運航コストを座席または輸送距離あたりで5%削減するとしており、「これまでの中で、もっとも収益性の高い単通路機」と表現している。

 パリ航空ショーで737 MAX 10のローンチを発表したボーイングのケビン・マカリスター民間航空機部門社長兼CEO(最高経営責任者)は、「737 MAX 10をラインナップに加えることで、市場での柔軟性を最大限に発揮し、燃料消費効率を向上させることができる」とアピールした。

 19日に737 MAX 10の発注や導入意向を表明したのは、GECASやライオングループのほか、中国銀行系リース会社のBOCアビエーション、中国系リース会社のCDBアビエーション・リース・ファイナンス、独TUIグループ、チベット・ファイナンシャル・リーシング、インドのLCCのスパイスジェット(SEJ/SG)。ボーイングによると、10社以上の顧客から240機以上の引き合いがあるという。

 BOCアビエーションとCDBアビエーションは、それぞれ10機発注する覚書(MoU)をボーイングと締結。TUIは70機発注した737 MAX 8のうち、18機を737 MAX 10に変更した。チベットは、737 MAX 10を含む737 MAXファミリーを20機発注するMoUを結んだ。

 スパイスジェットは、737 MAX 10を40機発注する意向を示した。このうち20機が新規発注、残り20機が発注済みの737 MAX 8からの変更となる。


<米子・空自機>滑走路逸脱は操作ミス…操縦士、手順誤る
6/20(火) 10:36配信 毎日新聞

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滑走路を外れて草地(手前)に突っ込み、移動された航空自衛隊のC2輸送機=鳥取県境港市の米子空港で2017年6月9日、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 鳥取県境港市の米子空港で9日、航空自衛隊美保基地の新型輸送機C2が滑走路を外れたトラブルで、空自は20日、操縦士が発進前の操作手順を誤り、ステアリングやブレーキの動きを制限する安全装置が働いたことが原因だったと発表した。「機体には異常がなかった」としており、地元自治体などに原因を説明した上で運用試験を再開する方針。

 空自によると、ミスがあったのは、機体の位置や姿勢を計測する装置の操作。操縦士が装置の電源を入れたが、起動が完了する前に機体を動かした結果、高速で移動しているとコンピューターが誤って認識し、機体の横転などを防ぐための安全装置が作動した。

 この日は緊急発進の手順を確認する訓練をしていた。操縦席には装置が起動中という表示が出ていたが、見落としており、手順書にも十分な注意書きがなかったという。

 C2は9日午前6時40分ごろ、誘導路から滑走路に入った地点でステアリングなどが利かなくなり、滑走路を横切って草地に突っ込んで停止した。C2は3月に配備されたばかりで、トラブル後は運用試験を中止している。空自は今後、手順書の見直しや操縦士への教育徹底などを通して再発防止を図るとしている。【前谷宏】


エアバス、A380plus開発調査 大型ウイングレット装着、燃費4%減
6/20(火) 8:55配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで公開されたA380plusに装備する大型ウイングレットのモックアップ=17年6月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスは現地時間6月18日、A380の改良版「A380plus」の開発調査を発表した。世界最大規模の航空ショー「第52回パリ航空ショー」初日の19日は、コンセプトモデルが公開された。大型ウイングレットなどを装備し、燃料消費量を最大4%抑えるほか、客室内の改良と合わせると、現行機と比較し、1席あたりのコストを13%削減できるようになる。

【パリで公開されたA380plusのコンセプトモデル】

 装着するウイングレットは高さ4.7メートルで、上向きのアップレットは3.5メートル、下向きのダウンレットは1.2メートル。空気抵抗を減少する設計を施した。

 今年4月、独ハンブルク開催された「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2017」で発表したA380向けの新客室オプション「キャビン・イネーブラー」では、最大78席を追加できるようにする。

 同オプションでは、階段の設計変更やクルーレスト(乗務員休憩室)の配置見直しなどにより、1列9席のプレミアムエコノミーや1列11席のエコノミーを追加する。現在のA380、標準座席数は4クラス497席。キャビン・イネーブラーを導入すると575席に増加できる。

 また、最大離陸重量(MTOW)を578トンに増加。航続距離を300海里(555.6キロ)延長できる。最大78席を増席した場合、現在の航続距離8200海里となる。

 パリ航空ショーの初日となった19日は、A380の飛行試験機MSN4(登録番号F-WWDD)に大型ウイングレットのモックアップを装着した、A380plusのコンセプトモデルを公開。MSN4は、パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港にある航空宇宙博物館に、エアバスから今年2月に寄贈された。

 会場の担当者によると、A380plusの開発が決まった場合、2019年に初飛行し、2020年の引き渡し開始を計画しているという。


原因は操作手順ミス=米子空港の輸送機事故―空自
6/20(火) 8:53配信 時事通信

 鳥取県境港市の米子空港で9日、航空自衛隊のC2輸送機が制御不能となって滑走路から外れた事故で、空自は20日、操縦士が機体装置の操作手順を誤り、ブレーキなどが効かなくなったことが原因と公表した。

 機体に異常は無かったとしている。

 事故は9日午前に発生。緊急発進を想定した模擬離陸の訓練中だったC2輸送機が、誘導路から滑走路へ右折する際に曲がり切れず、草地に突っ込んだ。けが人はいなかった。

 空自によると、機体の姿勢や速度を確認する「慣性基準装置」の作動準備中に機体を走行させたため、ハンドル操作やブレーキが制限された。操縦士は作動完了を目視で確認するのを怠った。

 操縦士向けの手順書には、同装置の操作順序を誤ると制御不能となる可能性があると明記されていなかった。空自は事故を受けて記載内容を見直すという。


【パリ航空ショー2017】ボーイング、737シリーズの最新鋭機737 MAX 10型機を正式発表
6/19(月) 21:39配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 米ボーイングは、6月19日~25日(現地時間)にフランス・パリで行なわれている航空展示会「パリ航空ショー2017」の初日に記者会見を開催し、同社が「業界最高クラスの効率、ナローボディとしては業界最高の収益性」とうたう737 MAXシリーズの最新鋭機で長胴タイプとなる「ボーイング 737 MAX 10」型機を正式に発表した。

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 同社によれば、GE子会社のリース会社GECAS(GE Capital Aviation Services)やシンガポールのリース会社BOC Aviationなど、すでに10社から240機の発注を受けており、そのほかの顧客に関しては今後明らかにすると説明した。

■国内線や近距離の国際線で使われるナローボディのボーイング 737 MAXシリーズ

 今回発表されたボーイング 737 MAX 10型機は、737 MAXシリーズの最新モデルにあたる。737 MAXシリーズは、ナローボディないしは単通路機と呼ばれる、機内の通路が1つしかない旅客機だ。各国の国内線や、近距離(日本でいえば東アジア内など)の国際線で利用されている737シリーズの後継機と位置付けている。また、アジアのLCCなどで導入が進んでいるエアバス A320neo型機の競合製品という側面も持っており、ボーイングにとっての戦略的製品の1つといえる。

 737 MAXシリーズは、787シリーズで使われている客室内装「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用するなど、最新鋭機にふさわしい仕様になっており、燃費が従来の737シリーズに比べて大きく改善していることも特徴だ。

 737 MAXシリーズは、すでにMAX 7型機、MAX 8型機、MAX 9型機が正式に発表されており、今回発表されたMAX 10型機は4つ目のモデルになる。ボーイングによれば、仕様の違いは以下のようになるという。

ボーイング 737 MAX 7型機

シート数:172席、138席(2クラス時)
最長航行距離:3825nm(nm:ノーティカルマイル、7080km)
全長:35.56m
翼長:35.9m
エンジン:LEAP-1B(CFM International)

ボーイング 737 MAX 8型機

シート数:200席、162席(2クラス時)
最長航行距離:3515nm(6510km)
全長:39.52m
翼長:35.9m
エンジン:LEAP-1B(CFM International)

ボーイング 737 MAX 9型機

シート数:220席、178席(2クラス時)
最長航行距離:3515nm(6510km)※追加タンク装着時
全長:42.16m
翼長:35.9m
エンジン:LEAP-1B(CFM International)

ボーイング 737 MAX 10型機

シート数:230席、188席(2クラス時)
最長航行距離:3215nm(5960km)※追加タンク装着時
全長:43.8m
翼長:35.9m
エンジン:LEAP-1B(CFM International)

 今回発表したMAX 10型機はスペックからも分かるように機体の全長を延長した長胴型仕様であり、最大シート数は増えているが、その分重量が増えて航行距離は減っているのが特徴だ。

■10社240機の受注をすでに獲得、737の生産体制は2017年末までに月産47機、2020年までに月産57機へ拡大

 会場内で行なわれた記者会見には、ボーイング 会長兼社長兼CEO デニス・ミュレンバーグ氏、ボーイング 上級副社長で、ボーイングコマーシャルエアプレーン(BCA)社長兼CEOのケビン・マクアリスター氏が登壇し、ボーイング 737 MAX 10型機に関するビデオを流し、その後スピーチを行なった。

 BCAのマクアリスター氏は「ボーイング 737 MAXの最大の特徴は効率。737 MAXシリーズは最大で230人の乗客を一度に運ぶことができ、現在の商用機としては最も効率がよく、ナローボディ機としては最高の収益性を実現している。MAXファミリーは顧客の柔軟な運用に配慮して、MAX 10は乗客数、MAX 9はより遠くへ、MAX 8とMAX 7は特定市場へのシート構成など、顧客のさまざまなニーズに答えることができる」と述べ、ラインアップの特徴を解説。737 MAX 10型機は、そのなかでも座席数がほしいというニーズに応えるための製品だとした。

 マクアリスター氏は「ボーイング 737 MAX 10はすでに10を超える顧客から、240機を受注している。このパリ航空ショーにおいて徐々に明らかにされるだろう」と続けた。

 氏は記者会見では特に言及しなかったが、同社のプレスリリースによれば、GE子会社のリース会社GECAS(GE Capital Aviation Services)が10機、シンガポールのリース会社BOC Aviationが20機、TUI Groupが18機(従来の注文からのコンバージョン)、CDB Aviationが8機(737 MAX 8型機からの変更)、Tibet Financial Leasingが737 MAX 8型機と737 MAX 10型機を合わせて20機、などの受注状況を明らかにし、今後同社への注文状況を公開するサイトになる「Boeing Orders and Deliveries」に反映されるという。

 その後、挨拶に立ったデニス・ミュレンバーグ氏は「ボーイングの財務は健全で、旅客機には7.5兆ドル(日本円で約832兆円)の市場規模があり、今後もグローバルなGDPは増えていく傾向で、旅客機への投資も増えていく。ボーイングとしても研究開発に投資を行ない、737 MAXなどによって新しい価値を顧客に提供していきたい」と述べ、今後も新しい旅客機への研究開発への投資を行なっていくとした。ミュレンバーグ氏によれば、現在すでに737シリーズのバックオーダーは4000機を超えており、現在は月産42機の生産体制を、2017年末までに47機、さらに2020年までには57機へと拡大する計画であると明らかにした。


【パリ航空ショー2017】エアバス、総2階建て旅客機「A380」の効率向上型「A380plus」公開
6/19(月) 17:13配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 仏エアバスは、パリ航空ショー2017の開催に合わせ、6月18日(現地時間)付けで総2階建て旅客機「A380」型機の効率向上モデルとなる「A380plus」型機の開発を発表。パリ航空ショー2017で実機を展示している。

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 A380plus型機は、従来のA380から効率性と経済性を高めたとするモデルで、ウィングレットはより大きく、翼端を上下に分かれる形状に変更。上方に3.5m、下方に1.2mと、上下で4.7mの高さを持つようになった。そのほかのウィング、空力の見直しも行なわれ、燃料消費を最大4%節約するとしている。

 また、階段や乗務員の休憩室(クルーレスト)、サイドウォールなどの見直しで、客室を最適化。従来よりも最大で80席を追加で搭載できるようにしたという。同社はこれを「Cabin enablers」と表現している。

 このほか、メンテナンス間隔を広げ、メンテナンスコストも削減できるとしている。


ロッキード、F35の11カ国への売り込みで近く合意へ=関係筋
6/19(月) 15:38配信 ロイター

F35
 6月18日、米防衛大手ロッキード・マーチンは、ステルス戦闘機F35を11カ国に対して合計で440機売り込む商談の最終段階に入っている。写真は大西洋上空で訓練中のF35B。米海兵隊が2015年8月提供(2015年 ロイター)

[18日 ロイター] - 米防衛大手ロッキード・マーチン<LMT.N>はステルス戦闘機F35を11カ国に対して合計で440機売り込む商談の最終段階に入っている。販売額は合計で370億ドルを超え、F35の商談としては過去最高となる見通し。事情に詳しい2人の関係者が語った。

関係者によると、販売価格はまだ最終決定していないが、1機当たりの平均価格は8500万ドルと予想されている。

購入を検討している11カ国の代表者は先週、メリーランド州ボルティモアで購入条件を巡って協議した上、F35の部品を供給しているノースロップ・グラマン<NOC.N>のメリーランド州の工場を視察した。

11カ国は米国のほかオーストラリア、デンマーク、イスラエル、イタリア、日本、オランダ、ノルウェー、トルコ、韓国、英国。

交渉は、2018年から20年にかけて3段階に分けて購入する覚書を締結する方向で進められている。

覚書は、18年度に135機以上を1機当たり平均8800万ドル程度で調達(受け渡しは20年)するほか、19年度と20年度には年間の調達規模がそれぞれ150機以上に増える内容となっている。

19年度の平均価格はF35Aの場合、1機当たり8500万ドルとなる見込み。20年度は8000万ドルを下回る可能性があるという。これはF35の販売価格としては過去最低となる。

覚書で次年度分の契約が保証されることで、ロッキード側は規模の経済に伴う有利な条件を確保でき、生産単価を引き下げることが可能になる。


数十年ぶりの大型投資、「MRJ」納期延期もかき消す受注力
6/19(月) 15:20配信 ニュースイッチ

777x
ボーイング「777X」のイメージ

ナブテスコ・長田信隆副社長インタビュー 「777X」がけん引
 ―足元の受注環境は。
 「米ボーイングの小型機『737MAX』と大型機『777X』向け飛行姿勢制御装置の受注に成功した。777X向けでは、現行機『777』向けのほぼ倍増となる1機当たり35本を供給する。これに伴い売上高も2―3倍程度の伸びを期待している」

 ―大型受注に際し、基幹部品の投資も活発化しています。
 「主力拠点である岐阜工場(岐阜県垂井町)で100億円を投じ、三つの新工場棟を建設している。電気油圧サーボバルブ(EHSV)の専用棟や表面処理工場などだ。いずれの工場もIoT(モノのインターネット)を導入し、生産性や品質管理の質を高める」

 ―生産管理の手法についても、ボーイングなどから高い評価を受けています。
 「防衛省向けなど数が少ない部品に対しては変種変量生産、民間航空機向けなど一定量つくるものはラインで流す定量生産で対応している。ただ、二つの生産管理システムが存在すると混乱のもとにもなるので、将来的にはシステムの統合も検討している。IoTに加え、人工知能(AI)の活用もカギとなりそうだ」

 ―修理・整備(MRO)事業の進捗(しんちょく)は。
 「米連邦航空局(FAA)の規制緩和などもあり、MROへの参入企業が増えている。競争激化で価格破壊も起こりつつある。顧客のライフサイクルコストをいかに下げられるかが競争軸になる。飛行姿勢制御装置の開発や生産に携わる強みを生かし、技術支援なども含めて提案する」

 ―三菱重工業グループが開発する小型旅客機「MRJ」向けにも、飛行姿勢制御装置を供給します。開発の遅れで影響はありますか。
 「厳しいところはある。受注を当て込んで生産体制を整えており、本年度くらいから量産の売り上げを考えていた。当社は防衛省やボーイング向けなど多様な仕事を確保しており、業績への影響は軽微だ」

<記者の目>
 数十年ぶりの大型投資に踏み切ったナブテスコ。建屋や設備といったハードへの投資は一巡した。今後も需要増が期待できる小型機向けは、同社の成長エンジンとなるだろう。高い収益性を誇ってきたMRO事業の変化にどう対応していくかが今後の課題。他社とのアライアンスや物流網の拡大などが、処方箋となる。
(日刊工業新聞第一産業部・長塚崇寛)


【パリ航空ショー2017】ボーイング、「787-10」&「737 MAX 9」の飛行試験機内を公開
6/19(月) 12:11配信 Impress Watch

 米ボーイングは、パリ航空ショー2017開幕前日の6月18日(現地時間)、同ショーで展示するボーイング 787-10型機とボーイング 737 MAX 9型機を報道関係者向けに公開した。

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 ボーイングは今回のパリ航空ショーにおいて、ボーイング 787ファミリーの最新派生機であるボーイング 787-10型機を地上展示するほか、ボーイング 737の最新ファミリーであるボーイング 737 MAXファミリーのMAX 9型機の地上展示ならびに飛行展示を行なう予定になっている。

 2016年に英国で行なわれたファンボロー国際航空ショーではANA塗装のボーイング 787-9型機の展示も話題になったが、今回のパリ航空ショー2017では、ボーイング 787-10型機、737 MAX 9型機ともにボーイングのハウスカラーでの出展となっている。

 ボーイングではこの出展に際して、両機が編隊飛行する動画を公開している。

 いずれも機体は飛行試験機で、測定用機材のほか、機内のウエイトを調整するためのタンクなどが積まれた、旅客機として乗る際には見られない機内となっている。

■ボーイング 787-10型機

 ボーイング 787-10型機は、既存のボーイング 787-8型機/787-9型機の長胴型となり、ボーイング 787-9型機から胴体を5.5m延長。標準レイアウトで40席増となる330席クラスの航空機となる。

 2017年3月に初飛行し、2018年上半期にローンチカスタマーであるシンガポール航空への納入を目指す。国内ではANA(全日本空輸)が発注するほか、海外を含めて計9社が同機を発注している。

 コックピットはボーイング 787-8型機/787-9型機とほぼ同一だが、フラップには着陸時のみ使用するという17度、18度の目盛りがあるのが既存2モデルとの違いとなっている。

■ボーイング 737 MAX 9型機

 ボーイング 737 MAX 9型機は、ボーイング 737-900型機を置き換えるMAXシリーズの派生機で、2クラスで180席、モノクラスで220席クラスのモデル。現在受注しているMAXシリーズとしては最長胴のモデルで、2017年4月に初飛行した。

 ボーイング 737 MAXシリーズは5月に初号機となるボーイング 737 MAX 8型機を、インドネシアのマリンド・エアに納入。MAX 9型機は2017年中には飛行試験を終え、2018年からの納入開始を目指す。


ミネベアミツミ、パリ航空ショー出展
6/19(月) 11:33配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーに出展するミネベアミツミのブースイメージ(同社資料から)

 ミネベアミツミ(6479)は、6月19日から開催されるパリ航空ショーに出展する。航空宇宙向けベアリングのほか、乗客のシートベルトの装着状態を客室乗務員が手元のタブレット端末で確認できるセンサーなど、開発中の製品も参考出品する。

 ベアリングなどの機械加工品やモーター、センサーなどの電子機器を手掛けるミネベアは今年1月27日に、電子部品メーカーのミツミ電機を完全子会社化し、経営統合を実施。社名をミネベアミツミに変更した。

 パリショーでは、旧ミネベアと旧ミツミだけでなく、欧州のグループ会社も共同出展する。同社グループでは、ロッドエンドベアリングやスフェリカルベアリング、特殊ボールベアリング、ローラーベアリングなどの航空宇宙向けベアリングを、航空機の三大市場である欧州と北米、アジアで生産・供給できる唯一のベアリングメーカーであることをアピールする。

 参考出品する開発中の製品は2つ。乗客のシートベルト装着状態を、客室乗務員が手元のタブレット端末で集中監視できるバッテリーレスの無線スイッチ搭載シートベルトセンサーを出展。また、機内のラバトリー(化粧室)にあるゴミ入れのフタを触れることなく開閉できる、近接センサーと小型モーター動力機構による自動開閉機構を展示する。

 場所はホール3のStand B18。時間は19日から25日までの午前8時30分から午後6時まで。


P-1も準備完了 パリ航空ショー、19日開幕
6/18(日) 23:21配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーの展示エリアに搬入された海上自衛隊のP-1=17年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 世界最大規模となる航空ショー「第52回パリ航空ショー」の会場であるパリのル・ブルジェ空港では、現地時間6月19日の開幕に向け準備が進んでいる。

【パリ航空ショーの会場に並ぶP-1や787-10、737 MAX 9、E195-E2】

 日本からは三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機が、全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとって地上展示されるほか、海上自衛隊の哨戒機P-1が厚木基地から2機参加。P-1は地上展示だけではなく、飛行展示も実施する。

 また、ボーイングは開発中の787-10と737 MAX 9を出展。このうち、737 MAX 9は飛行展示も行う。エアバスは開発中のA350-1000と航空会社への引き渡しが始まったA321neoを出展し、総2階建ての超大型機A380とともに飛行展示を実施する。

 リージョナル機では、ブラジルのエンブラエルが次世代リージョナルジェット機「E195-E2」などを出展する。昨年英国で開かれたファンボロー航空ショーにE190-E2を出展した際は地上展示のみだったが、今回E195-E2による飛行展示も実施。カナダのボンバルディアは、小型旅客機「Cシリーズ」のうちCS300などを出展する。

 会場のル・ブルジェ空港は18日午後3時30分(日本時間午後10時30分)時点で、多くの展示機が揃いつつあるが、地元であるエアバスの機材は夕方の到着となる見通し。

 今回で52回目となるパリ航空ショーは、1909年にスタート。奇数年開催で防衛や航空、宇宙分野を中心とする約2300社が出展し、出展総面積は32万4000平方メートル、企業が重要顧客などをもてなすシャレー(山小屋の意)は330棟、出展航空機は150機にのぼり、25日までの会期中の来場者数は業界関係者が15万人、一般は20万人を見込んでいる。


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJやボーイング/エアバス最新モデルが集合、パリ航空ショー2017開幕
6/18(日) 16:25配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で、航空産業の商談/展示会である「パリ航空ショー(International Paris Air Show)2017」が6月19日~25日(現地時間)に開かれる。世界最大級規模の航空ショーとして、英国ファンボローと1年おきに開催。前回は2015年6月15日~6月21日(同)に開催された。

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 軍事や民間、ハードウェアやソフトウェア、サービスなどを問わず航空関連産業の企業や団体が世界中から出展。会期の前半は主に商談の場として、後半の23日~25日は一般開放日として多くの人で賑わう。前回開催の2015年は商談目的の来場者が14万9947人、一般来場者が20万1637人だった(主催者発表)。

 2017年は、三菱重工業と三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット「MRJ」が展示される。これまでのエアショーでは客室モックアップの紹介などが中心だったが、ついに実機の展示が行なわれる。展示機は米国での試験に使用されている飛行試験機の3号機で、ローンチカスタマーのANA(全日本空輸)の塗装が施されている。飛行展示は予定されていないが、会場へは米国から飛行して、6月15日(現地時間)にル・ブルジェ空港に到着した。

 このほか、ボーイングは787型機の長胴型となる「ボーイング 787-10」型機の地上展示や、「ボーイング 737 MAX 9」型機の飛行展示。エアバスは「エアバス A321neo」型機と「エアバス A350-1000」型機を飛行展示と、両社の次世代機が会することになる。

 日本からは日本航空宇宙工業会(SJAC)の会員企業が出展。川崎重工業が製造し、海上自衛隊に納入している哨戒機「P-1」の売り込みを図り、同機の飛行展示を行なう予定になっている。

 トラベル Watchではパリ航空ショー2017の模様を随時お伝えする予定だ。


三菱重工の航空機エンジン子会社が期待する「MRJ」以外
6/18(日) 12:05配信 ニュースイッチ

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A320neo用のエンジンにも部品を供給(写真はエアバス提供)

三菱重工航空エンジン・島内克幸社長インタビュー
 ―航空機大手が豊富な受注残を抱えています。生産状況は。
 「工場はフル操業状態だ。欧州エアバスの主力小型機『A320』などに搭載される『V2500』用部品の生産量が最も多い。今後は次世代機『A320neo』に搭載する『PW1100G―JM』に軸足が移る。生産量は、より増える見込みで生産性向上など対応策を考える」

 ―複数の仕入れ先が共同で受注するクラスターの活用を進めています。
 「当社の協力会社では燃焼器用ケースなど部品ごとに三つのクラスターが立ち上がった。すでに部品出荷を始めたクラスターもある。いわゆる“ノコギリ型”ではなく、一括で加工してもらえるため効率が高まる。ただ、外に出す部分と、自分たちに残すキー技術は分けている」

 ―親会社の三菱重工業が4月に民間航空機の調達機能を神戸地区に集約した影響は。
 「当社は三菱重工に調達機能を委託していたが、4月に自社に取り込んだこともあり、影響はない。三菱重工の名古屋誘導推進システム製作所(愛知県小牧市)の協力会が解散したが、加盟企業以外とも取引しており、影響はない」

 ―国産小型ジェット旅客機「MRJ」のエンジン「PW1200G」の生産に参画します。
 「民間航空機の新型エンジンを日本で最終組み立てするのは我々が初めて。1基目の組み立て作業がいよいよ始まった。9月に組み立てを完了し、2018年1月には出荷できる予定だ。もっと早く始まる予定だったが、ようやく動きだした」

 ―エンジンの修理・整備(MRO)事業の状況は。
 「大型エンジン『PW4000』のMROは90年代から手がけ、累計200台の実績がある。MROの伸びを見込んで、16年度にはV2500でも始めた。月平均2台ほど手がけている。MROはユーザーである航空会社と直接やりとりできるのが魅力。彼らの意見を新規のエンジンの開発や生産にフィードバックできるからだ。今はV2500に集中するため、これ以上、手がけるエンジンの種類を増やす予定はない」

<記者の目>
 三菱重工がMRJの開発遅れにより航空機の機体事業で苦戦する中、好調を維持する。14年の分社化による発足後、仕入れ先のクラスター活動など、独自の取り組みが成果を上げつつある。4月には三菱重工の防衛向けエンジン事業を引き継いだ。規模のメリットやシナジー効果が期待される。
(日刊工業新聞社名古屋支社・戸村智幸)


ボーイング、787-10と737 MAX 9編隊飛行の動画公開
6/17(土) 18:20配信 Aviation Wire

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ワシントン州上空を編隊飛行する787-10(手前)と737 MAX 9(ボーイングの動画から)

 ボーイングは現地時間6月17日、パリのル・ブルジェ空港で19日に開幕する第52回パリ航空ショーに出展する787-10と737 MAX 9の編隊飛行を撮影した動画を公開した。

 2分5秒間の動画は、737 MAX 9の機首をアップで撮影したシーンからスタート。787-10の離陸シーンの後、737 MAX 9が急上昇する様子が続き、2機がワシントン州上空で編隊飛行を披露する。

 787-10は787では全長がもっとも長い超長胴型で、標準座席数は2クラスの場合、330席を設定。2月17日、初号機(登録番号N528ZC)を米サウスカロライナ州のノースチャールストン工場でお披露目し、3月31日に初飛行に成功した。初号機の引き渡しは、2018年を予定している。

 737 MAX 9は現行機種・737-900ERの後継機で、1クラス最大220席を設定。現地時間3月7日、初号機(N7379E)を米ワシントン州のレントン工場でロールアウトし、4月13日に初飛行に成功した。2018年の商業運航開始を目指す。

 ボーイングは、737 MAX 9を飛行展示し、787-10型機は地上展示する。また、米海軍の哨戒機P-8Aポセイドンと垂直離着陸輸送機V-22「オスプレイ」、AH-64アパッチ、大型輸送ヘリコプターCH-47チヌークも出展し、地上展示を予定している。


F-35は仮にレーダーに捕捉されても、ロシアにも中国にも撃ち落とせない ー 元パイロットが断言する理由
6/17(土) 7:10配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

F117
F-35は仮にレーダーに捕捉されても、ロシアにも中国にも撃ち落とせない

F-117が湾岸戦争に投入されて名を上げて以来、当時のソ連をはじめ、アメリカを仮想敵国と見なす国々は、ステルス戦闘機への対抗策の研究を続けてきた。

【画像】アメリカ空軍の初期型ステルス戦闘機、F-117ナイトホーク

1999年、F-117がセルビア上空で1機撃墜されたことで、いわゆる「見えない戦闘機」のイメージが大きく損なわれてしまった。このことは長年にわたってアメリカ空軍の重要課題となってきた。

現在、ロシアと中国は高性能の超短波レーダー(VHF)や複数のレーダーを統合して使う技術を開発している。これらのレーダーは、適切な条件下では、F-22やF-35などアメリカの最新鋭ステルス戦闘機を探知することができる。

多くの人が、ステルス戦闘機はアメリカ空軍にとって無益であり、お金がかかり過ぎると声高に主張してきた。だがその一方で、元アメリカ海兵隊少佐ダン・フラットリー(Dan Flatley)氏は、ステルス戦闘機のパイロットがロシアや中国の対ステルス兵器を恐れない理由をBusiness Insiderに語った。

「敵は『キルチェーン』(標的の探知から破壊に至るまでのプロセス)を構築しなければならない」と、元F-35パイロットのフラットリー氏は語った。レーダーは物体を探知するだけ。つまり、ロシアのVHFレーダーがF-35を探知できたとしても、標的を特定し、追跡し、照準を定められるとは限らない。ミサイルを命中させるという一連のキルチェーンを実行できるわけではないと同氏は述べた。

「我々はキルチェーンのすべての段階を阻止しようとしているのではなく、そのうち1つを断ち切ればよい」

したがって、たとえ敵の赤外線捜索追尾システムがF-35を探知し、パイロットにその位置を知らせたとしても、追跡し、ミサイルの照準を定めることはできない。つまり、ロシアと中国が数百万ドルもの費用をかけて開発したシステムは、F-35の姿をほんの少し見えるようにしただけにすぎない。システムは、大きな視点から見ると無駄な出費になったかもしれない。

「常にすべてを食い止める必要はない。敵が費やしてきた膨大な時間と資金、そして我々を撃墜しようとする労力が実を結ばないようにすれば良いだけだ」と、フラットリー氏はキルチェーンについて述べた。

「多くの人が分かっていない。我々が『いつでも、どんな相手やあらゆるレーダーに対しても、決して見つかることはない』と言っているかのように思われている。我々はそんなことは言っていない」

フラットリー氏は、「見えない飛行機を持っているのはワンダーウーマンくらいだ」というF-35パイロットのジョークを教えてくれた。現実には、 F-35は金属と合金でできた巨大な飛行物体。レーダーを適切な場所で、適切なタイミングで照射すれば、機体を確実に探知できるだろう。ただ、撃墜できるかどうかは別の話だ。

そして、敵のレーダーがF-35の痕跡を探す一方で、F-35は敵のあらゆるレーダー照射を認識し、対空兵器や敵機を特定する。

フラットリー氏によると、旧来の戦闘機はミッション遂行中に極めて限られた選択肢しか選べなかったが、F-35は一度に何倍ものことを行うことができる。つまり、敵の戦闘機や地上部隊がF-35を探している間に、F-35は両方を撃滅することができる。

「我々はF-35が持つ性能に大きな自信を持っている。多くのデータや資料がそれを裏付けている」

ロシアはF-35を探知できると大々的に宣伝しているが、これは自国の戦略の一部が無力化されてしまったことへの対応策なのかもしれない。

F-35は、最も強固に守られた空域に侵入し、ミッションを遂行するために開発された。敵も手をこまねいていたわけではなく、F-35に対抗するために大幅な進歩を遂げている。それでもアメリカは計画通りにミッションを遂行できると確信しているとフラットリー氏は語った。

「F-35は、敵の戦闘機や地上の防衛システムに対するミッション遂行を期待されている。それが、納税者や市民の期待でもある」

またフラットリー氏は、アメリカがF-35に多大な労力を費やしてきたことを認め、断言した。

「その労力を無駄にはしない」

source:Staff Sgt. Aaron Allmon II/DoD、Lockheed Martin、Lockheed Martin

[原文:An F-35 pilot explains why Russia and China's counterstealth can't stop him]

(翻訳:Conyac)


エンブラエル、E195-E2出展 パリ航空ショー
6/16(金) 15:24配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーに出展するE195-E2(エンブラエル提供)

 エンブラエルは、6月19日から25日までパリで開催される世界最大の航空宇宙ショー「パリ航空ショー」に、次世代リージョナルジェット機「E195-E2」などを出展する。

 旅客機E195-E2のほか、ビジネスジェット「レガシー450」、開発中の軍用機KC-390型機の3機種を出展。いずれも地上展示する。このほか、エールフランス・グループの地域航空会社、オップ! (HOP/A5)のERJ145も地上展示で出展する。

 E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195で構成する「Eジェット」の後継機で、E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。E195-E2はシリーズ最大の機体サイズで、現地時間3月7日に初号機(登録番号PR-ZIJ)がロールアウトした。

 メーカー標準の座席数は1クラス132席、2クラス120席。E2シリーズは、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の最大のライバルとなる。

 パリ航空ショーは2年に一度開催される世界最大の航空宇宙ショーで、1909年にスタート。52回目となる今回は、6月19日から25日までパリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれる。

 ボーイングは開発中の737 MAX 9や787-10型機を出展。エアバスは、開発中の大型機A350-1000型機と、4月に引き渡しを開始した小型機A321neoなどを出展する。

 日本からは、MRJの実機を初出展。ローンチカスタマーであるANAのカラーをまとった飛行試験3号機(JA23MJ)が、現地時間6月15日にル・ブルジェ空港に到着した。機体を地上展示するが、飛行展示は行わない。また、海上自衛隊の哨戒機「P-1」も初出展となり、飛行展示を予定している。


ボンバルディア、CS300出展 パリ航空ショー、エア・バルティック塗装で
6/16(金) 13:12配信 Aviation Wire

Cs300
エア・バルティック塗装のCS300(ボンバルディア提供)

 ボンバルディアは、6月19日から25日までパリで開催される世界最大の航空宇宙ショー「パリ航空ショー」に、小型旅客機「Cシリーズ」のうちCS300などを出展する。

【ウエストジェット・アンコールのQ400】

 出展するCS300は、ラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)塗装のもので、地上展示する。CS300はこれまでも航空ショーに出展し、前回の2015年は、ボンバルディアのコーポレートカラーで出展した。顧客塗装は初めて。

 カナダの地域航空会社、ウエストジェット・アンコール(WEN/WR)塗装のDHC-8-Q400も出展し、地上展示する。

 パリ航空ショーは2年に一度開催される世界最大の航空宇宙ショーで、1909年にスタート。52回目となる今回は、6月19日から25日までパリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれる。

 ボーイングは開発中の737 MAX 9や787-10型機を出展。エアバスは、開発中の大型機A350-1000型機と、4月に引き渡しを開始した小型機A321neoなどを出展する。

 日本からは、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の実機を初出展。ローンチカスタマーであるANAのカラーをまとった飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が、現地時間6月15日にル・ブルジェ空港に到着した。機体を地上展示するが、飛行展示は行わない。また、海上自衛隊の哨戒機「P-1」も初出展となり、飛行展示を予定している。


スクート、タイガーエアと7月合併へ
6/16(金) 9:25配信 Aviation Wire

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タイガーエアと合併するスクート=16年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(SCO/TZ)は現地時間7月25日、シンガポールのタイガーエア(TGW/TR)と合併し、スクートブランドに統一する。

 現在、合併への最終調整を進めている。合併後はすべてをスクートとして運航する。正式な社名は合併後に発表する。航空会社名を2文字のアルファベットで表すIATA(国際航空運送協会)コードは「TR」、3文字で表すICAO(国際民間航空機関)コードは「TGW」に変更する。

 運航機材は、スクートのボーイング787型機に加え、タイガーエアのエアバスA320型機も保有。A320は2018年中ごろをめどに、スクート塗装に切り替える。

 合併により、ウェブサイトもスクートに統一。運航便のスケジュールは変更しない。

 両社はシンガポール航空傘下のLCCで、現在は持ち株会社「バジェット・アビエーション・ホールディングス」(BAH)が所有し、管理している。両社ともLCC各社の航空連合「バリューアライアンス(VALUE ALLIANCE)」に加盟している。


ユナイテッド航空、日本路線にも新ビジネス 睡眠重視「ポラリス」
6/15(木) 21:27配信 Aviation Wire

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ユナイテッド航空の777-300ERに搭載する新ビジネス「ユナイテッド・ポラリス」のモックアップ=17年6月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は6月15日、新ビジネスクラスを設定したボーイング777-300ER型機の導入を、日本路線でも開始した。快適な睡眠を追求し、フルフラットシートに米百貨店の寝具を完備。ラウンジも順次リニューアルする。導入初日となった15日は、報道関係者向けに都内で新シートのモックアップを公開した。

【米百貨店と共同開発した寝具】

 新ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス(Polaris、北極星)」を設定した777-300ERは計366席で、ビジネス60席、足もとが広いエコノミークラス「エコノミープラス」102席、エコノミー204席を設定。日本路線にはサンフランシスコ-成田線で導入を開始した。同路線は前日まで747-400で運航していた。

 ポラリスに導入するシートは既製品ではなく、オリジナルデザインのものを導入する。英Acumen Design Associates社と英Priestman Goode社が共同でデザインを手がけ、ゾディアック・シート・UKが製造。全席から通路へアクセス可能な全長約198センチ(6フィート6インチ)のフルフラットシートで、16インチのパーソナルスクリーンも備える。

 当初、777-300ERに搭載し、787-10やエアバスA350-1000型機、767-300、777-200に順次設定していく。

 寝具はニューヨークの百貨店、サックス・フィフス・アベニューと共同開発。全便でスリッパを用意し、12時間を超える路線では、オリジナルのパジャマも提供する。

 機内ではワインを赤と白を3種類ずつ用意。すべてテイスティングできるようにした。食事は地域色を取り入れたものを提供し、成田発便では、契約農家が育てたオーガニック野菜を使用したメニューを用意する。

 専用ラウンジは国内外9空港に設置する。仮眠スペースやシャワー設備などを完備し、リラックス空間を提供する。機内では食事せずに睡眠を取りたい利用客向けには、ラウンジでフルコースの食事を提供する。

 ラウンジは2016年12月、シカゴ・オヘア空港で開設。今後、2018年までに残り8カ所にオープンする。開設するのはロサンゼルスとサンフランシスコ、ヒューストン、ニューアーク、ダレス(ワシントン)の米国内5カ所と、成田、香港、ヒースロー(ロンドン)の国外3カ所で、成田は2018年末の開設を予定している。


最新鋭のステルス戦闘機「F-35A ライトニングII」、国内組み立て初号機のテストフライトを実施
6/15(木) 20:47配信 レスポンス

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6月13日午前9時30分、県営名古屋空港を離陸していく「F-35A ライトニングII」の国内組み立て初号機。

ロッキード・マーチン(LM社)と三菱重工業は、航空自衛隊が導入を進めている最新鋭のステルス戦闘機「F-35A ライトニングII」のうち、日本国内で最終組み立てを行った機体の初テストフライトを13日に実施した。

[関連写真]

F-35Aは、航空自衛隊が「F-4EJ ファントム」の後継として導入を開始した戦闘機。日本は開発に参加しておらず、これまで導入してきた戦闘機のようにライセンス生産も認められていないが、FACO(=Final Assembly and Checkout)と呼ばれる機体の最終組み立てと検査を行なう施設を三菱重工業・小牧南工場内に設置されることはアメリカ国防総省から容認された。海外で製造された胴体部や主翼などのパーツを集約し、名古屋のFACOで組み立てを行なう。

42機の導入が計画されている日本向けF-35Aは「AX」という型番が付与された。AX1からAX4まではアメリカ国内にあるLM社の工場で最終組み立てされているが、AX5以降の38機については名古屋で組み立てが行われる。ただし、AX5については日本でのテストフライトが実施された後、アメリカ国内へ移動させて製造品質等のチェックを行うことになっており、これが完了した後にはアメリカ国内で進められているパイロット養成訓練にも用いられることが予定されている。

F-35シリーズのテストフライトはLM社に所属するパイロットによって行われており、AX5もこれに則ったものとみられる。13日午前9時30分にFACOと隣接する県営名古屋空港を離陸し、約2時間の飛行で基本的な性能を確認するためのテストを行ったようだ。

三菱重工業が手掛けた国産旅客機「MRJ」や、日本が今後開発を進めていく次世代戦闘機に必要とされる技術を試すための実証機「X-2」は時間を掛けて数度の滑走テストを行った後、実際に離陸するというプロセスをとったが、今回のAX-5は滑走テストを行うこともなく、最初から時間の長いフライトを実施している。F-35シリーズはすでに多数の機体が生産されており、「フライトに必要な初期データはすでに取れており、規定どおりに製造されていれば問題なく飛べる」ということはあるのかもしれないが、MRJやX-2の難産ぶりを知る者にとっては非常に衝撃的だった。

LM社によるテストフライトは、同社の規定どおりならばあと3回が予定されている。

《レスポンス 石田真一》


デルタ航空、福岡ーホノルル直行便を夏季繁忙期に毎日運行
6/15(木) 19:36配信 sorae.jp

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デルタ航空、福岡ーホノルル直行便を夏季繁忙期に毎日運行

デルタ航空は、福岡ーホノルル線を6月14日から9月18日まで毎日運行します。これまで同線は週5便が運行されていました。
 
九州唯一のハワイへの直行便となる本線は、ボーイング767-300ER型機で運航。ビジネスクラス「デルタ・ワン」が25席、エコノミークラス「メインキャビン」が171席、足元が広い「デルタ・コンフォートプラス」が29席の計225席が設定されています。
 
6月の運行スケジュールは福岡発(19時10分)ーホノルル着(8時28分)のDL598、ホノルル発(12時45分)ー福岡着(翌日17時25分)のDL599です。


ユナイテッド航空の747、成田から日本最終便
6/14(水) 19:34配信 Aviation Wire

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成田を離陸するユナイテッド航空の747-400運航最終便=17年6月14日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は6月14日、ボーイング747-400型機(登録番号N127UA)の日本路線での運航を終了した。最後の日本路線となったのはサンフランシスコ-成田線で、翌日からは777-300ERに変更する。

【成田に到着したユナイテッド航空の747-400】

 同社の747-400は3クラス374席で、ファースト12席、ビジネス52席、足もとが広いエコノミークラス「エコノミープラス」88席、エコノミー222席を設定。翌15日からは、777-300ER(366席:ビジネス60席、エコノミープラス102席、エコノミー204席)で運航する。

 到着最終便となったサンフランシスコからのUA837便が成田に到着すると、空港関係者らがスマートフォンで撮影する姿が多く見られた。成田へ747で乗り入れる航空会社は年々減り続け、ユナイテッド航空のほか、デルタ航空(DAL/DL)や台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)など、数社を残すのみとなった。関係者の1人は、「寂しくなる」とつぶやきながら、名残惜しそうにシャッターを切っていた。

 また、“最後の勇姿”を撮影しようと、サンフランシスコ行きUA838便が離陸するA滑走路を臨む第1ターミナル展望デッキには、多くの航空ファンが詰めかけた。

 ユナイテッド航空は現在、747-400を22機保有し、このうち20機をおもに北米-アジア間などの長距離路線に投入している。日本路線には2016年まで、シカゴ-成田線にも投入。サンフランシスコ-成田線が最後の路線となっていた。

 シカゴ-成田線は、747-400から777-200ER(269席:ファースト8席、ビジネス40席、エコノミープラス113席、エコノミー108席)に機材を変更している。

 ボーイングの発注リストによると、ユナイテッド航空は計68機の747を導入。1970年5月18日に747-100を初受領している。747-400は44機受領。2000年5月12日に受領した機体が最も新しい。

 747-400の後継機材について、同社では特定の機材を充当せず、777-300ERや787-8、787-9など、路線ごとに適合の機材を投入するという。

 ジャンボの愛称で親しまれた747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみ。

 また海外の航空各社も、日本路線への投入を相次いで終了させている。2016年は、9月3日にKLMオランダ航空(KLM/KL)がアムステルダム-成田線で、10月1日にキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が香港-羽田線での運航を終えている。


LCCでも全機ボーイング 787型機! スクートの快適なシートで台湾を旅してきた(その1)
6/14(水) 0:00配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 シンガポールを拠点として、多くの海外路線を運航しているLCCのスクート。一般的なLCCは、単通路のナローボディ機を使って短距離路線を中心に運航しているのに対し、スクートはすべての使用機材がワイドボディ(双通路)のボーイング 787型機で、中長距離路線を積極的に展開する点が大きな特徴。LCCのなかでも注目を集める存在になっている。今回、実際にスクートを利用して台湾に渡航してきたので、機材や座席の特徴、機内サービスなどを紹介する。

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■全機ボーイング 787型機を使用し、快適なシートや豊富な機内サービスを用意

 冒頭でも紹介したように、スクート最大の特徴は、全機材にボーイング 787型機を使用しているという点だ。一般的にLCCといえば、エアバス A320型機やボーイング 737型機などのナローボディ機を使用するのがほとんど。そして、よくいわれるのが、座席がかなり狭いという点だろう。実際にLCCのA320型機や737型機では、ほぼ最大限の座席を設置している場合が多く、いわゆるフルサービスキャリアの座席と比べると、シートピッチやシートの幅が狭かったり、背もたれのリクライニング角度が浅かったりする場合がほとんどだ。機材の航続距離も制限され、基本的にLCCは最長でも4時間程度の短距離路線への就航が中心となっている。

 それに対しスクートは、ボーイング 787型機を採用しているうえ、エコノミークラスのシートピッチは31インチ(78.74cm)、シートの幅は18インチ(45.72cm)と、フルサービスキャリアとほぼ同等のゆったりとした座席配置になっている。ナローボディ機を使用しているLCCのシートピッチは29インチ(約73.6cm)ほどなので、5cm以上もシートピッチが広いことになる。

 また、「スクートビズ」という、上位クラスのシートも設けられている。こちらは、フルサービスキャリアでのビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスに相当する位置付けで、LCCとは思えないゆったりとしたシートを採用している。

 スクートビズのシートピッチは、最小で38インチ(96cm)と、足を組んでもまだ余裕のある広さ。2-4-2配列でシートの横幅が22インチ(58cm)と、こちらもゆったり。さらに、背もたれのリクライニングも20cmと深く、非常に快適な座り心地になっている。LCCながらこういった快適なシートが用意されているのは、やはり機内のスペースに余裕のある787型機を使っているからこそだろう。

 加えて、スクートビズでは機内食とドリンク1本(アルコールまたはソフトドリンク)も付いてくる。多くのLCCでは、機内食やドリンク類は基本的にすべて有料だが、スクートビズならフルサービスキャリアに匹敵するサービスも受けられる。

 このほかにも、エコノミークラスも含めてすべての座席に用意されている電源は、エコノミークラスでは有料となるのに対して、スクートビズは無料で利用できたり、機内持ち込み手荷物が2個合計15gまで、受託手荷物も1個30kgまでが無料だったりと、エコノミークラスに対してさまざまな部分で優遇されている。

 それでいて、スクートビズの料金はなかなか魅力的だ。もともとスクートはLCCなので割安な運賃が魅力だが、スクートビズの料金でも、同一路線のフルサービスキャリアのエコノミークラス同等以下。これは非常にお得といえるだろう。

 シートの快適さだけでなく、機内環境のよさも787型機ならではだ。一般的な旅客機の室内は湿度が20%以下で、時には10%を下回るほど極度の乾燥状態になっているのに対して、787型機では湿度が20~40%程度に保たれているため、肌や喉にやさしい。また、シート上の手荷物収納棚も余裕があり、比較的大きな荷物も問題なく収納できる。

 さらに、Wi-Fiサービスが用意され、機内でインターネットアクセスやSNSを楽しめたり(有料)、手持ちのスマートフォンやタブレットを利用して映画やテレビなどのエンタテイメントサービスを利用できたり(有料、スクートビズでは無料)という点も、ほかのLCCにはあまりない特徴だ。このように、LCCの枠を超えたサービスが提供されているのがスクートの大きな魅力だ。

■往路でスクートビズの快適さを体験!

 というわけで、今回の台湾渡航では、往路のTZ201便でスクートビズに座ってみた。

 まず、機内に入って感じたのは、やはりほかのLCCとは一線を画す機内環境だ。とりわけスクートビズは、感覚的にはフルサービスキャリアでのプレミアムエコノミークラスのシートに近いという印象で、これがLCCの機内とは到底思えないほどだった。革張りのシートは座り心地抜群。ヘッドレストも含めて適度なクッション性があり、3時間半ほどのフライトとはいえ、楽に過ごせると感じた。テーブルは肘掛け内に収納されているので、上部を開いて引き出せば利用可能。

 スクートビズの座席に座ると、まずウエルカムドリンクが配られる。配られるのは小さなミネラルウォーターではあったが、すべてのドリンクが有料で、持ち込みが禁止されていることも珍しくないLCCでは、これでもありがたい。

 そして、離陸後には機内食が配られる。機内食は、温かいメインディッシュとサイドメニューのサラダ、ミネラルウォーター、デザート、そしてドリンクが1本。内容は、21.99シンガポールドル(約1760円、1シンガポールドル=約80円換算)で販売されている「プレミアムセレクション」と同一だ。今回は、メインディッシュに「照り焼きチキンライス」を選択。メニューでは和風となっているが、どことなく東南アジアっぽい印象の味付けがおもしろい。ほかのメニューもシンガポールなどの東南アジア料理が中心になっているのは、シンガポールを拠点とするスクートらしい部分だ。

 食事を終えて、せっかくなので機内Wi-Fiサービスを利用してみることにした。機内Wi-Fiの利用は、手持ちのスマートフォンやタブレット、PCから機内のWi-Fiに接続し、表示されるWebサイトからプランごとの料金を支払うことで利用可能になる。料金は、容量20MBのライトプランが5ドル、1時間プランが11.95ドル、3時間プランが16.95ドル、24時間プランが21.95ドル(すべて米ドル)。今回は、3時間半ほどのフライトだったので3時間プランを選択した。

 スマートフォンで機内Wi-Fiに接続し、表示されるWebサイトから機内Wi-Fiメニューへと進み、プランを選択してクレジットカードで料金を支払う。すると、支払いが終了した直後からインターネットアクセスが可能となった。

 速度はそれほど速くなく、速度計測アプリでは測ろうとしてもエラーになって計測できなかった。とはいえ、速度が遅すぎて使い物にならないということはなく、WebアクセスやSNSの投稿といった程度であれば、まずまず不満なく利用できた。これなら、SNSで家族や友人とコミュニケーションを取るといった程度なら、まったく問題なく利用できるはずだ。料金はかかるが、機内で快適に過ごせるという意味で、機内Wi-Fiの存在はかなり大きい。もちろん、スクートビズだけでなく、エコノミークラスでも利用できるので、スクートに搭乗した場合には、ぜひ試してみてほしい。

■エコノミークラスの快適さも申し分なし

 続いて、エコノミークラスだ。今回は復路のTZ202便でエコノミークラスを選択してみた。快適さ追求なら往復スクートビズというところではあるが、今回は双方の違いを確認してみたかったので、エコノミークラスを選択。

 先に紹介しているように、スクートのエコノミークラスについては、配列やシートピッチなどの情報をあらかじめ得ていたため、いい感じに快適なんだろうと漠然と思っていたが、実際に座ってみると、やはりその考えは正しかった。

 筆者は身長が約180cmあるため、ナローボディ機を利用する一般的なLCCのエコノミークラスシートでは、座席に深く座ったとしても、膝が前席に触れそうになるといった感じでかなり窮屈だ。しかし、スクートのエコノミークラスシートは、膝から前席までこぶし1つ以上のゆとりがあった。頑張れば足も組めるほどで、LCCのシートとは思えないほどだ。

 エコノミークラスでは、スクートビズのように無料のドリンクや機内食のサービスはなく、シート電源も有料とはなるが、この座席なら個人的に文句はない。スクートが比較的長距離の路線を運航できているのも、ワイドボディの787型機を利用するとともに、ゆったりとしたシートが設置されているからだと、実際に利用することで如実に理解できた。皆さんも、機会があればぜひスクートで、快適かつお得な海外旅行を体験してみてもらいたい。LCCへのイメージが、きっと大きく変わるはずだ。

 次回は、桃園国際空港から台北市内への移動や、早朝の帰国便に搭乗するための台北での前夜の過ごし方などを紹介したいと思う。


<空自>新型輸送機C2 開発中にも同様のハンドル不具合
6/13(火) 20:46配信 毎日新聞

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滑走路を外れて草地(手前)に突っ込み、移動された航空自衛隊のC2輸送機=鳥取県境港市の米子空港で2017年6月9日、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 鳥取県境港市の米子空港で航空自衛隊美保基地(同市)の新型輸送機C2が草地に突っ込んだ9日のトラブルで、同機種が開発段階の2012年にステアリング(ハンドル)が利かなくなる不具合を起こしていたことが、航空幕僚監部への取材で分かった。今回のトラブルでも同様の不具合が起きており、空自は関連を調べている。

 米子空港でのトラブルは、離陸前の手順を確認する「模擬離陸訓練」で発生。誘導路から滑走路に入ろうとした際にステアリングやブレーキが利かず、滑走路を横切る形で草地に突っ込んだ。

 空幕によると、岐阜県各務原市の岐阜基地で開発中だった2機の技術実用試験をしていた12年6月、1機でステアリングに動作不良が見つかった。コンピューターソフトウエアの不具合と判明し、改修して正常に動作するようになったという。

 美保基地には今年3月、動作不良を起こしたものとは別の同機種3機が配備された。20年度までに同基地で計10機まで増やす計画だ。【阿部絢美】


デルタ航空、福岡-ホノルル期間増便 9月まで1日1往復
6/13(火) 16:41配信 Aviation Wire

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ホノルル-福岡線を期間増便するデルタ航空=12年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 デルタ航空(DAL/DL)は現地時間6月15日から、ホノルル-福岡線を期間増便する。1日1往復のデイリーで運航し、夏季需要の獲得を狙う。9月18日まで。

 同路線は現在、週5往復を運航。ホノルル発月曜と木曜、福岡発火曜と金曜を増便し、1日1往復を運航する。運航機材はボーイング767-300ER型機で計225席(ビジネス25席、コンフォートプラス29席、エコノミー171席)。

 福岡行きDL599便はホノルルを午後0時34分に出発し、翌日午後5時25分に到着する。ホノルル行きDL598便は福岡を午後7時10分に出発し、午前8時28分に到着する。

 同路線は2011年12月に運航を開始。2016年には就航5周年を迎えた。


ユナイテッド航空、成田ーサンフランシスコ線に「777-300ER」導入 ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」設定
6/13(火) 16:15配信 sorae.jp

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ユナイテッド航空、成田ーサンフランシスコ線に「777-300ER」導入 ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」設定

ユナイテッド航空は成田ーサンフランシスコ線にボーイング「777-300ER」を導入します。
 
導入時期は6月14日(現地時間)からで、サンフランシスコ発(11時45分)の成田着(翌日14時35分着)のUA837便、成田発(17時10分)のサンフランシスコ着(10時55分着)のUA838便が設定されています。

またこの777-300ERには、ビジネスクラスの「ユナイテッド・ポラリス」が60席設定されています。こちらは全座席が通路にアクセス可能となっており、また広々とした座席が特徴です。


エアバス、36年までに3万4900機需要予測 単通路機が大型化、超大型機は需要減
6/13(火) 9:47配信 Aviation Wire

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単通路機の大型化で受注が増えるA321neo=16年3月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 エアバスは、2017年から2036年までの20年間の民間航空機市場予測を現地時間6月9日に発表した。今後20年間で航空輸送量は年平均で4.4%ずつ増加し、100席以上の旅客機3万4170機と、10トン以上の貨物機730機の計3万4900機の新造機が必要との見通しを示した。昨年予測した3万3070機から1830機積み増した。

 カタログ価格で換算すると、総額5兆3000億ドル(約583兆円)相当。一方、2018年から月産3機を1機に減産するA380など超大型機については、20年間の新造機需要を74機下方修正した。

◆パイロット53万人必要

 現在世界で運航されている航空機1万8890機が2036年までに2倍以上に増加し、約4万機になると予測。1万2870機の経年機が、燃費の良い機体に置き換えられるとみている。

 航空輸送量の成長は、中国やインド、その他アジア各国、中南米のような新興市場で最大の伸びを見せると予測。北米や西ヨーロッパといった成熟市場における年間成長率3.2%の約2倍の成長率を見込んでいる。新興市場は現在、世界人口の74億人に対し64億人の人口となっている。

 アジア太平洋地域は、今後20年間で新造機引き渡しの41%を占める見通し。第2位の欧州が20%、第3位は北米の16%と続いている。中間層の人口が倍増して50億人になり、特に新興国で空の旅がより身近なものになるとみている。

 また、今後20年間で新造機の運航と整備には、パイロット53万人と整備士55万人が必要になるとの見通しを示した。

◆単通路機の大型化続く

 A330やA350 XWB、A380といったワイドボディー(双通路)機市場では、今後20年間で約1万100機、カタログ価格で総額2兆9000億ドル相当の旅客機と貨物機が必要になると予測している。新造機の引き渡し総数のうち29%、金額で54%を占める。

 このうち、A330やA350といった中大型機は昨年の予測より626機増の8686機、A380などの超大型機は74機減の1406機と予測している。

 A320neoなどナローボディー(単通路)機市場では、20年間で2万4807機(前年比1277機増)の新造機需要がある見通しで、カタログ価格換算では2兆4000億ドルにのぼる。新造機需要全体の71%、金額で46%を占める。

 エアバスによると、輸送量増加に伴い、航空会社が発注する機体サイズを大型化する傾向が続いているという。A320neoファミリーで座席数がもっとも多く設定できるA321neo(1クラス240席)は、2016年の単通路機引き渡し機数の41%、受注の65%を占めた。


米空軍、F35戦闘機を一時飛行停止 操縦士に低酸素症様の症状
6/13(火) 8:37配信 AFP=時事

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エストニアに向かう米軍のF35戦闘機(2017年4月25日撮影、同年6月12日提供、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米空軍は現在、史上最も高額な航空機、F35ステルス戦闘機数十機の飛行を一時的に停止し、操縦士への酸素供給の問題を調査している。同軍が12日明らかにした。

【図解】F35統合打撃戦闘機

 米西部アリゾナ(Arizona)州にあるルーク空軍基地(Luke Air Force Base)のレベッカ・ヘイス(Rebecca Heyse)報道官(少佐)は声明で、同基地に所属する第56戦闘航空団(56th Fighter Wing)は「操縦士、整備士、医療専門家と、軍事・産業専門家らのチームの間で分析と情報共有を行うため、F35Aの飛行停止を継続する」と述べた。

 同型機をめぐっては、操縦士が低酸素症のような症状に見舞われる事案が先月2日から5件発生。今月9日に発生した直近の事案を受けて飛行が停止された。

 第56戦闘航空団は現在、55機のF35Aを有し、米空軍や、同型機を購入他国の空軍の操縦士に対する訓練に使っている。F35には今回飛行停止になった空軍型のF35Aのほか、短距離離陸垂直着陸が可能な海兵隊型のF35B、空母から運用できる海軍型のF35Cの3種類がある。

 同報道官は「一時飛行停止」の解除時期は分からないと述べる一方、一連の事案に重大なものはなく、操縦士は訓練を生かしてあらゆる問題を回避できたと強調した。

 F35の開発・調達では進捗の遅れや費用の超過、失敗が相次いでおり、2014年のエンジン火災の際にも飛行が停止されている。ほかにも、ソフトウエアのバグや機器の故障、脱出装置の欠陥といった問題が起きている。【翻訳編集】 AFPBB News


最新鋭ステルス戦闘機F-35A 国内生産初号機お披露目とその戦略的意味
6/13(火) 6:01配信 ホウドウキョク

FACO(機体の最終組み立てと検査を行う施設)を日本に置くことは森本敏・元防衛相の戦略的計画だった

アシスタント・千代島瑞希
日本国内で組み立てた初のF-35Aライトニング2戦闘機のお披露目式典が愛知県豊山町で行われました。

軍事評論家・岡部いさく氏
大きな扉が左右に開くとそこにドーンとF-35Aがいるという演出で(写真上)…実はこの航空自衛隊向けF-35Aは第5号機なんですね。1号機から4号機はアメリカで作られて航空自衛隊に引き渡されてからアメリカでテストと訓練に使われています。
能勢伸之解説委員
はい、今回セレモニーの画像をご覧ください。【画像参照】
「F-35A戦闘機(国内生産初号機)御披露目式」とありますがその下の英語の方です。
「F-35A Fighter ( Japan FACO First Aircraft ) Unveiling Ceremony 」とあります。日本におけるFACOの1号機だということなんです。

岡部氏
アンヴェーリングはヴェールをはがすという意味、そして今回日本が受け持ったのがFACOというんですが、Final Assembly and Check Out、機体の最終組み立てと検査を行う施設…だから、組み立て工場と思ってください。このFACOの中というのは厳重に守られていてほとんど見せてもらえない。

能勢解説委員
今後この機体は6月にロッキード・マーチン社のパイロットとアメリカ政府が契約しているパイロットで初飛行を行います。県営名古屋空港を離着陸し訓練区域を使用するということです。このF-35Aは防衛装備庁によりますとソフトウェアがブロック3iという段階の機体で、ブロック3fではないと…3fというのが本格実戦向きソフトウェアですが…それからイージス艦には日本独自の機能があるので、それを聞いたんですが、それはありませんとのことでした。

そのあとアメリカに空輸して訓練や試験をするそうですが、場所はメリーランド州の海軍基地。試験終了後アリゾナ州のルーク空軍基地に運ばれて、そこで航空自衛隊パイロットの飛行訓練に使用されます。そして平成30年度に日本に戻って三沢基地に配備です。

岡部氏
アメリカ軍もこの機体を使った試験をやるわけですね?

能勢解説委員
そうです。特に日本ではやることのできない電磁干渉試験を行うとのことです。

千代島
お披露目ではちゃんとお祓いもして、日本らしいですね。
あ、ここでさっそく#週刊安全保障にツイートが来ているので紹介しますね。
「masu」さんからいただきました。「そういえば、なんで日本にFACOがあるんだかさっぱりわからないから、教えてほしいです。あとイタリアにもあるのもなぜって感じですが…」とのことです。

能勢解説委員
はい、FACOが日本にできた件については、それを計画して実行してしまったご本人に来ていただいて伺ったことがありました。元防衛大臣の森本敏さんです。F-35はまずコンポーネントごとの生産があり、最終段階の組み上げと整備がこのFACOで行われると。そしてFACOについてはアメリカと共同開発国の協定でアメリカに一か所、それからヨーロッパに一か所…そのヨーロッパに一か所はイタリアということになっていたそうです。

けれども、日本としては戦略的な重要性を考えた場合にFACOを日本国内に置きたいとお考えになった。そうすればF-35の整備もできるしアメリカや他の国から要請があった場合にも対応するという戦略的重要性がうまれるかもしれないと。

岡部氏
そうですね。同じF-35ユーザークラブの中でも、FACOを持っていると持っていないとでは格が違う。重要な位置づけの意味合いも出てくる。そういうことを狙ってFACOをもってきたというのは、ある意味戦略的なgood jobかもしれませんね。

能勢解説委員
さてこの式典には若宮防衛副大臣が出席していたんですが、挨拶の中でこういう発言がありました。【画像参照】

「日本の領空を守るために、また国際社会の平和に貢献をするために」と、意味深な言葉を使っていらしたようです。

6月9日(金)「週刊安全保障」より


マレーシア航空、成田線にA380を導入へ 2017年8月から9月
6/12(月) 17:07配信 sorae.jp

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マレーシア航空、成田線にA380を導入へ 2017年8月から9月

マレーシア航空は2017年8月から9月にかけて、クアラルンプールー成田線にエアバスA380を導入します。
 
導入時期はクアラルンプール発の2017年8月10日から8月19日(成田発は8月11日から8月20日)のMH088/089便。そしてクアラルンプール発の9月7日~9月16日と、9月21日、9月22日のMH088/089便です。また9月には、マレーシア航空のソウル線にもA380が導入されます。
 
A380は総2階建ての超大型旅客機で、国内ではANAも2019年春からホノルル線への導入を決めています。一足早く、その乗り心地を試してみるのもいいかもしれませんね。


ユナイテッド航空、成田~サンフランシスコ線にボーイング 777-300ER型機導入
6/12(月) 13:26配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 ユナイテッド航空は、成田国際空港~サンフランシスコ国際空港線において6月15日からボーイング 777-300ER型機を導入する。

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 ボーイング 777-300ER型機の導入は日本における同社運航便では初となり、座席数はビジネスクラスの「ユナイテッド・ポラリス」が60席、プレミアムエコノミークラスの「エコノミープラス」が102席、エコノミークラスの「ユナイテッド・エコノミー」が204席の合計366席となる。

■6月15日からボーイング 777-300ER型機を導入する
ユナイテッド航空の成田国際空港~サンフランシスコ国際空港線

UA838便:成田(16時55分)発~サンフランシスコ(10時40分)着
UA837便:サンフランシスコ(11時45分)発~成田(翌14時35分)着
※いずれもデイリー運航

 ボーイング 777-300ER型機の「ユナイテッド・ポラリス」は、フルフラットになる約198cmのベッドスペースや16インチのモニターを備え、米国の高級デパート「サックス・フィフス・アベニュー」の協力で開発した寝具類、英国の自然派ブランド「ソーホーハウス & Co.」のスパサロン向け「カウシェット」製品によるアメニティキットを導入している。

 ちなみに同路線で1983年から運航されてきた、通称「ジャンボ」で知られるボーイング 747型機(ユナイテッド・ポラリス・ファーストクラス12席、ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス52席、ユナイテッド・エコノミープラス88席、ユナイテッド・エコノミー222席、計374席)は、6月14日17時10分成田発のUA838便で日本路線から引退する。


安倍総理の御用達「政府専用機」内部にはシャワールームも!
6/12(月) 11:00配信 SmartFLASH

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写真:航空自衛隊

 日本国政府専用機(機種はボーイング747ー400)は、1993年2月の初任務以来、訪れた国は95カ国、寄港地は254カ所に上る。原則、任務機の離陸30分後に、副務機の一機も飛び立つ。万が一に備え、原則2機体制で運用されている。

 運用を担当するのは、航空自衛隊・特別航空輸送隊。空自千歳基地をベースとし、部隊は約150名。当然、乗組員は全員航空自衛官だ。

 政府専用機に詳しい航空写真家の大村基嘉氏が語る。

「乗務員だけで、飛行や通信・整備・荷物搭載など、すべての作業を完結できるようになっています。愛称の『Cygnus(白鳥座)』は、離陸が白鳥の離水に似ていることに由来しています」

 内部の様子を前方から見てみよう。

 コックピットには、操縦士2名のほか、航法士1名がいる。「航法士は燃料プランや飛行ルートなどを細かく指示。要人らの予定は分刻みなので、早くても遅くてもダメ」(大村氏)

 機内の最前部には天皇皇后両陛下や、総理らのための貴賓室があるが、詳細は非公開。リビング、シャワールーム、さらに個室を備え、執務をおこなうこともできるという。
「ホテルの一室がそのまま再現されているそうです」(大村氏)

 貴賓室の後方は秘書官席(11席)、会議室、事務スペースが続く。事務スペースには、デスク3席とOA機器(プリンター、FAX、コピー複合機)が完備されている。

 その後ろは小型個室で、ここは通常、官房副長官が使う。
 随行員室(33席)は、ビジネスクラスに相当。総理外遊の際は外務省職員が20人から30人随行する。

 いちばん後方にあるのが、一般客室(89席)で、おもに同行記者らが使用する。中央に記者会見席が設置されている。記者の座席はJALでいうプレミアムエコノミー。
「意外と座席が硬く、すぐに寝つけない。だから、帰りはひたすら酒を飲む」(政治部記者)という。

「CAなどを担当する空中輸送員は、自衛隊で唯一、微笑んで仕事をする職種だとか」(大村氏)

 乗組員が垣間見たという、要人たちのエピソードも……。

「あるとき天皇陛下に『浅漬けが食べたいのですが、ありますか』と聞かれ、乗組員は機転を利かせ、すぐさまキュウリを漬けてお出ししたそうです」(同前)

 機内2階が乗組員の部屋だ。コックピットの後方に、通信室や部隊員が搭乗する席がある。

「ねぎらいの挨拶に来たのは安倍総理と野田佳彦前総理。鳩山由紀夫、菅直人元総理は来なかった」(空自関係者)という。

 現行機は2019年3月で退役し、次期機ボーイング777‐300ERに替わる。大村氏は名残りを惜しむ。

「いまとなっては、日本最後の旅客型ジャンボ機です。せめて退役イベントは、盛大におこなってほしいですね」
(週刊FLASH2017年5月30日号)

2017年6月 5日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・53

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:「カタール断交」は空の便に巨大影響を与える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ホノルルだけじゃない! 「ハワイの空」で激戦 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空機エンジンで“夢の技術”を手にしたGE - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米基地でF35を一時飛行停止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35飛行を一時停止=操縦士、相次ぎ体に異常―米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの17年5月、納入56機 受注13機 737 MAX、マリンド・エアに2機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバスの17年5月、納入60機 受注59機 A350、5機納入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大韓機「操縦室から煙」=けが人なし―福岡空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福岡空港>大韓航空機から煙 滑走路を一時閉鎖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:着陸前の大韓航空機「操縦室に煙」…消防車出動 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:空自輸送機「C2」、誘導路外れ草地に…訓練中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米子空港>空自輸送機が滑走路外れる ブレーキ利かず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米子空港で自衛隊機が滑走路はずれる 草地で止まる - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:フィンエアー、A350日本本格導入 成田増便分に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:公開されたF35A国内製造初号機 - 速報:Yahoo!ニュース.
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以下、参考のために同記事を引用

「カタール断交」は空の便に巨大影響を与える
6/11(日) 6:00配信 東洋経済オンライン

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自国を世界的な航空ハブとして整備することで急成長したカタール航空(筆者撮影)

 日本からの欧州への足として存在感が高まっている中東系航空会社。なかでもカタール航空は過去数年、破竹の勢いで世界中にネットワークを広げてきたが、周辺国との外交関係の断絶を受け、かつてないピンチに立たされている。

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 カタールはこれまで、自国を国際的な航空ハブとして整備し、世界各国の航空需要を取り込む政策を推し進めてきた。はたして、カタール航空はこの危機をどう乗り越えていくのだろうか。

■あの「ドーハの悲劇」の舞台

 カタールはアラビア湾に面した半島からなる国で、陸側の付け根はサウジアラビアとつながっている。日本人には「カタール」という国名よりも、「首都ドーハ」と言うほうがイメージが湧くかもしれない。24年前の1993年、サッカーワールドカップ(W杯)アメリカ大会への出場をかけた最終予選で、日本代表がイラクに終了間際のロスタイムで同点に追いつかれ敗退が決まった、あの「ドーハの悲劇」の舞台だからだ。

 6月5日、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、イエメン、バーレーン及びエジプトの5カ国は「カタールがテロ集団を支援し、地域の安定を脅かしている」として断交を表明。これらの国々はカタールとの直接の出入国を拒否。サウジアラビアは陸路国境を封鎖したほか、カタールとこれらの国々を結ぶ直行便の運航を停止しただけでなく、カタール機の上空通過も禁止する措置を取っている。

 その結果、カタール航空をはじめとするドーハ発着便は、バーレーンの管制空域にある限られた飛行ルートを使っての出入りを強いられている。

 改めてカタール航空とはどんな会社なのか。簡単に説明してみよう。

 社史を見ると、創業は1993年と比較的新しい。当初はエアバス「A310」2機を使い、周辺国へのフライトを飛ばしていたが、1995年にANAが使っていたボーイング「747」2機を導入するなどして業容を拡大。現在は、2階建ての「A380」をはじめ、「787ドリームライナー」を使用しているほか、2015年には「A350」を世界で初めて営業路線に投入している。つまり世界でも有数の新鋭機をそろえた航空会社と言えるだろう。

 就航都市は、周辺国との断交直前の時点で150を超えていた。カタールの首都・ドーハとニュージーランドのオークランドを結ぶ便は現時点で世界最長距離を飛ぶフライトで、約1万4500キロメートルを17時間30分余りかけて飛ぶ。そのほか、米国西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコへの直行フライトもあり、いずれも16時間近い長丁場となる。

 日本へは目下、成田と羽田に乗り入れている。東京への便に先立つ2005年に関西空港便が就航したが、2016年3月末をもって同区間は運休となった。「西日本からトルコやエジプト、そして欧州各地に行くのに便利」と好評だっただけになくなってしまったのが惜しまれる。

■周辺国の空域からの締め出しが大きな痛手

 中東は地理的に見て、欧州とアジア・オセアニアの中間に当たることから、旅客や貨物の中継地点としての存在意義がますます高まっている。

 カタール航空をはじめ、UAEのエミレーツ航空、エティハド航空といった中東系航空会社が積極的にネットワークを広げたおかげで、日本から欧州に安価で行けるようになったほか、アフリカへの旅行が身近になった。さらに南米に向かうのに中東経由というルートも開拓されている。2階建て超大型機「A380」に乗れるのも中東系航空会社の楽しみといえるだろう。シャワーがあったり、個室対応だったりといった超豪華仕様の上級クラスも話題になっている。

 ところがカタール航空は、周辺国との断交を受け、最適ルートを飛ぶことができなくなった。飛行ルートをチェックできるサイトを見ると、カタールからイランを結ぶ経路上に、同社の飛行機がびっちり並んで飛んでいるのがわかる。どこに向かうにも、このルートを通ってアラビア半島から離れて行くしかないからだ。

 特にアフリカ方面行きは真南に向かえばよかったものが、いったん真北に向かい、東側に大きく迂回してから南下するというルートを取らされる。

「カタール断交」は空の便に巨大影響を与える
6/11(日) 6:00配信
 迂回を強いられる結果、飛行距離・時間が延び、燃料代をはじめとするさまざまな固定費がかさむが、その増加分の費用を利用者に転嫁するわけにもいかない。

 中東地域の航空事情に詳しいアナリストのアラン・ピアフォード氏は、「競合のエミレーツ航空は、今回の断交騒動でカタール航空から利用者が逃げると見越し、すでに欧州―アジア間のチケット代を上げてきている」としながらも、「カタール航空が市場シェアを維持するため、思い切って値段を下げてくる可能性も否めない」と説明。カタール航空は今後、コスト拡大が見込まれる中、安く売ってでも搭乗率を上げて生き抜く戦略に出ることになるという見方を示している。

 今回の断交を経て、同社のUAE便やサウジ便など1日当たり55便前後がタイムテーブルから消滅。アナリストの間では、同社が運航していた中東地域への近距離便がなくなる分を他の長距離便への需要で補うことは難しいことから「前年比で10%以上の減収は避けられない」との声も出ている。

■主要客層の「メッカ巡礼団」が運べない

 カタール航空にとってのさらに大きな痛手は、サウジアラビアへの「メッカ巡礼団」が運べなくなることだ。統計調査会社statistaの資料によると、同社の全供給座席数のうちサウジ便は約6%を占めているという。

 メッカへの巡礼(ハッジ)はイスラム教徒(ムスリム)が一生のうち1度は果たすべき義務とされる。サウジは基本的に観光客を迎え入れていないことから、日本人にはイメージが湧きにくいかもしれないが、中東系をはじめ、ムスリムが多く住む国の航空会社にとってサウジへの航空需要は大切な客源となっている。巡礼団は中東だけでなく、世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアをはじめマレーシアやインド、バングラデシュなどアジア各国、さらに欧州やアフリカからもやって来る。

 カタール航空としては、巡礼団の需要が離れたら、ムスリムの多い国々との便を減らす対応に迫られるだろう。たとえばインドネシアの首都・ジャカルタへは現在1日3往復も飛んでいるが、巡礼団がいなければ供給過剰になることは避けられない。

 英国の航空業界専門家のひとり、ジョン・ストリックランド氏は「欧州―アジア間の座席供給はダブつきぎみ。それに加え、各社間の競争が価格の下降圧力になっている」と解説、「今回の断交のあおりで、中東への需要の一部が別の会社に流れる可能性が大きい」と述べている。各社が乗り入れ都市や運航便数の見直しを図ることは必至だ。

 カタールは前述のように、陸ではサウジアラビアとのみつながっており、断交前は食料品、日用品をはじめ、あらゆる物資をサウジ経由で調達していた。断交を機に、カタールの商店では買い付け騒ぎが起きたほか、物資の調達は今後、空路と海路に頼らざるをえない状況となっており、物価の上昇は避けられない。

 ドーハの諸物価はもともと高く、空港での乗り継ぎ中に何かを食べるにもその値段の高さに二の足を踏む状況だった。今後、物資の供給不足などでその価格がさらに上がることだろう。

 カタールでは2022年にサッカーW杯の開催が決まっているが、「建築資材が調達できないなどの理由で施設建設が間に合わないのでは」という懸念も高まっている。外国人観光客数は2013年から毎年2割近くの増加と右肩上がりで伸びており、2022年には370万人と昨年の2倍強という目標を立てているが、この数字の達成も危ぶまれている。

■「乗り継ぎ需要」で経営を成り立たせてきたが…

 中東の航空会社は、自国を目的地としない旅行客も積極的に取り込み「乗り継ぎ需要」で経営を成り立たせてきたという経緯がある。ドバイとエミレーツ航空のコンビネーションはその好例と言えるだろう。

 ドバイは観光開発を進める一方、「乗り継ぎのついでに街にも滞在を」とエミレーツ航空は無料あるいは格安価格で宿泊プランを提供。「すぐに乗り継がないでドバイに泊まる客」がついでに観光を楽しむという図式が確立、それにより航空会社の利用客も増えるという好循環を生んできた。

 しかし、今回のような急激な状況変化に耐えるには相当な体力が必要そうだ。前述の専門家、ストリックランド氏はカタールについて「世界有数のハブを構築するため、豪華な空港や最新鋭の機材をそろえるための投資を進めていた」と指摘。「しかし、断交により上空通過が禁止されたことにより、ルート変更で飛行時間が延びるだけでなく、スケジュールが狂ってシームレスな乗り継ぎができなくなる」とビジネスモデルの崩壊を懸念する。

 中東経由のルートは日本の旅行客にとって、よりお得に欧州やアフリカに飛べる手段となっている。遠い国での外交問題が引き金となり、日本からの渡航コストがふくらむのは困りものだ。一時的な問題として解決するのか、それとも長期化するのか。今後の展開を見守りたい。


ホノルルだけじゃない! 「ハワイの空」で激戦
6/11(日) 6:00配信 東洋経済オンライン

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ハワイ島のコナ国際空港に降り立つハワイアン航空の「A330」型機(写真:ハワイアン航空)

 楽園ハワイの空が、ますます混戦の様相を帯びている。日本から直行便を飛ばす航空会社の戦いの場は、今やホノルルだけではない。

【写真】成田空港を離陸するJAL機。成田からホノルルへ1日4便運航している

 日本航空(JAL)は今年9月15日、成田空港からハワイ島コナへの直行便を7年ぶりに復活させる。1日1便の運航だ。

 以前は「コナだけでは集客が難しかったため」(JAL広報)、成田―コナ―ホノルル―成田という三角運航だった。当時はボーイングの「747-400」機、いわゆるジャンボ機だったことが大きい。

■旅行客はオアフ島以外にも向いてきた

 ハワイを訪れる日本人観光客は年間150万人前後。ハワイ州観光局によれば、そのうち6割ほどがリピーターだ。ハワイの主要な島は8つ。ホノルルのあるオアフ島だけでなく、他の島を旅したいという需要は小さくない。ハワイ島は州最大の島で、キラウエア火山など豊富な自然で知られる。直行便のなかった昨年でも、同島には年間14万人の日本人が訪れた。

 JALにとってハワイ路線は1954年に羽田―ホノルル―サンフランシスコ線を就航して以来、伝統のある「牙城」だ。傘下の旅行会社ジャルパックが家族旅行の需要を作ったほか、ホノルルマラソンへの協賛で閑散期の需要喚起にも取り組んできた。

 特にホノルル線は現在でも、成田から1日4便、関西国際空港、中部国際空港からそれぞれ1日1便を運航している。2017年夏期ダイヤではこれらに加え、繁忙期に成田、関空からそれぞれ1日1便を増便する気合いの入れようだ。

 2010年に経営破綻したJALは公的資金の注入を受け再建。これが全日本空輸(ANA)との競争環境をゆがめたとして、国土交通省は2012年、当時再上場を控えていたJALの新規投資や路線開設を制限する指針、通称「8.10ペーパー」を出していた。

 このペーパーが今年3月末に期限を迎え、JALは新規路線の開設が可能になった。4月1日の羽田―ニューヨーク線を皮切りに、9月1日からは成田―メルボルン(オーストラリア)線、そしてコナ線を就航する。

 JALのコナ進出を迎え撃つのが、米ハワイアン航空だ。同社は昨年12月、羽田―コナ線を週3便で就航している。

 「特に驚きはない」。東洋経済の取材に応えた同社のマーク・ダンカリーCEOには、焦りは見られない。「われわれはこの7年間で日本からのハワイ線において第2のプレイヤーになった。これまでもJALとは競争してきたし、コナでもJALと張り合う自信がある」。

 ハワイアンは2010年、日本に初進出。羽田空港における深夜早朝の発着枠が拡大した際に羽田―ホノルル線(週7便)を就航した。昨年夏には成田―ホノルル線(週7便)、12月には羽田での米国線発着枠拡大を受け、先述のコナ線を新規就航。ホノルル線も週4便分増やした。この1年で座席供給量を一気に拡大したのである。このほか新千歳や関西国際空港からも運航中だ。

■コナ線はホノルル線より搭乗率が低い

 「ハワイアンが就航して以来、マーケットの成長を刺激している」とダンカリーCEOは言う。ただ、ホノルル線の平均搭乗率が80%台後半に達しているのに対し、コナ線は平均70%台にとどまる。

 さらに9月からはJALが成田ーコナ線に週7便運航で参入する。航空業界関係者からは「それだけの需要があるのか」といった疑問の声が聞かれる。羽田空港発着の場合、国内線の乗り継ぎを使った需要を期待できるのに対し、成田の場合は大半を首都圏の客で埋めなければならないからだ。

 JALが運航する飛行機はボーイング「767」で、座席数は199。ハワイアンのエアバス「A330」の278席より小さいものの、デイリー運航だと規模は相当に大きくなる。

 ハワイアンの拡大もここで打ち止めになるわけではない。「日本路線はもっと増やしたいという野望がある」とダンカリーCEOは語気を強める。「ただ今年はこれ以上増やせない」。米国本土向けの「A321neo」機が今年後半に入ってくれば、現在本土に飛ばしているA330を来年には日本へと回せるようになるという。

 JALやハワイアンを含む各社のホノルル線は、成田・羽田だけでなく、中部、関西、福岡の各空港発着の便でも80~90%ほどの高い搭乗率を維持している。日本全体で増便の余地はまだありそうだ。

■ANAの大型機に他社はどう対抗するか

 2019年、ANAは超大型機「A380」3機の導入をホノルル線で予定する。地方から首都圏へ旅客を集め、500を超える席を埋める算段だ。

 これに対抗するJALやハワイアンの戦略として考えられるのが、「地方空港からのハワイへの直行便だ」(国内航空会社幹部)。ANAが首都圏へと呼び込む前に、地方から直接ハワイへ運んでしまうわけだ。JALは過去に福岡や新千歳、新潟から、ハワイアンは福岡、仙台からホノルルへ運航していたが撤退。こうした路線が復活する可能性もあろう。

 テロが多発する欧州は渡航者数が低迷しており、気候が安定し治安も良いハワイは観光需要の頼みの綱だ。今月末にはエアアジアXが関空から、LCC(格安航空会社)として初めてホノルル線に参入する。一部報道によれば、シンガポールのLCC、スクートも関空からの就航を検討中だという。

 ハワイの空をめぐる争いは、まだまだ収まりそうもない。


航空機エンジンで“夢の技術”を手にしたGE
6/10(土) 17:57配信 ニュースイッチ

3Dプリンターを加工に積極活用
 米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、航空機エンジン製造で3Dプリンターの活用を加速している。内部構造が非常に複雑な燃料ノズルや低圧タービンブレードの後段を3Dプリンターで作成することに成功。一体成形による部品点数の削減や耐久性の向上につなげた。品質とコストダウンを両立できる“夢の技術”を手にしたGE。航空機エンジンのトップメーカーとして一層の飛躍を誓う。

 GEは約10年前から、仏サフラン・エアクラフト・エンジンと燃費効率の高い新型エンジンの開発に着手した。仏エアバスの単通路型小型旅客機「A320ネオ」などに搭載する「LEAP(リープ)」エンジンだ。

 燃費向上のカギとなったのが、燃料ノズルだった。GEはエンジンの燃焼器に効率的に燃料を噴射できるノズルの開発を目指した。

 ただ内部構造が複雑な燃料ノズルの先端部には、溶接やロウ付けが必要な部品が20点以上あり、設計通りに製造するのは難しかった。

 そこで選択したのが3Dプリンターによる加工だった。GEは1990年代に3Dプリンターによる部品造形の研究開発を始めていた。

 試行錯誤を繰り返し、ニッケル合金を3Dプリンターで積層してノズルを完成。ノズルは20個ほどの部品で構成するが、これを一体成形で達成した。

 従来のノズルに比べて25%の軽量化とともに、4―5倍の耐久性を持たせた。ノズル製造に3Dプリンターの導入を決めたGEは、米アラバマ州にノズル製造の工場も整備した。

 GEとサフランの合弁会社でLEAPを製造するCFMインターナショナルは、これまでに1万2200台以上を受注している。

 米ボーイングの次世代大型旅客機「777X」に搭載されるGEの新型エンジン「GE9X」向けチタンアルミ製低圧タービンブレードの製造にも、3Dプリンターを用いる。

 ジェフ・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は「現在3億ドル(約330億円)の3Dプリンター関連事業を、20年までに10億ドルに引き上げる」と期待を込める。


米基地でF35を一時飛行停止
6/10(土) 11:27配信 産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米空軍広報部は9日、西部アリゾナ州のルーク空軍基地に配備されている最新鋭ステルス戦闘機F35Aを一時的に飛行停止とする措置を取ったことを明らかにした。

 基地当局者の説明では、5月2日~今月8日、F35を操縦していた搭乗員に酸素が円滑に供給されず、低酸素症のような症状を訴える事例が5件あった。いずれの場合も予備の酸素供給システムが作動し、機体を安全に着陸させることができたとしている。

 ロイター通信によると、基地では搭乗員らに低酸素症に関連する安全講習を行った上で、12日に飛行訓練を再開する予定。

 F35が配備されている他の基地では飛行禁止措置は取られていない。

 航空自衛隊は42機のF35を調達する計画で、ルーク基地では自衛隊の搭乗員の訓練も引き受けている。米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)には海兵隊仕様のF35Bが10機配備されている。


F35飛行を一時停止=操縦士、相次ぎ体に異常―米軍
6/10(土) 9:48配信 時事通信

 【ワシントン時事】米空軍は9日、最新鋭ステルス戦闘機F35Aを操縦していたパイロットが相次いで体の異常を訴えたとして、同戦闘機の飛行を一時停止すると発表した。

 日本の航空自衛隊は今年度からF35Aを配備する。飛行停止は現在、米軍基地1カ所だけで実施されており、空自の配備計画に影響が出るかは不透明だ。

 空軍によると、先月2日以降、西部アリゾナ州にあるルーク空軍基地で、F35Aを操縦していたパイロット5人が低酸素症に似た症状を訴えた。いずれも予備の酸素供給システムが起動し、パイロットは無事着陸した。

 ただ、同基地は「深刻な問題だと受け止めている」と述べ、原因が明らかになるまで飛行を差し止めた。


ボーイングの17年5月、納入56機 受注13機 737 MAX、マリンド・エアに2機
6/9(金) 15:11配信 Aviation Wire

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成田へ着陸するマリンド・エアの737 MAX 8=17年5月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの2017年5月の引き渡しは56機(前年同月71機)、受注は13機(125機)だった。

 引き渡しの内訳は737が36機(前年同月47機)、747が1機(1機)、767が1機(0機)、777が6機(9機)、787が12機(14機)だった。

 737は36機中2機が737 MAXで、マレーシアのマリンド・エア(MXD/OD)に引き渡した。日本の航空会社では、日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)に737-800を1機引き渡した。

 787は12機中9機が787-9だった。日本の航空会社への引き渡しはなかった。

 受注は737が3機(前年同月124機)、747が0機(0機)、767が0機(0機)、777が0機(1機)、787が10機(0機)だった。

 737は匿名顧客から737-800を3機受注。787はすべて787-9で、カナダのウエストジェット(WJA/WS)から10機受注した。


エアバスの17年5月、納入60機 受注59機 A350、5機納入
6/9(金) 14:48配信 Aviation Wire

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シンガポール航空のA350-900=17年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスの2017年5月の引き渡しは60機(前年同月57機)となった。受注は59機(83機)だった。

 引き渡しの内訳は、A320シリーズが46機(前年同月48機)、A330シリーズが6機(3機)、A350シリーズが5機(3機)、A380が3機(3機)だった。

 A350はシンガポール航空(SIA/SQ)に2機、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)とカタール航空(QTR/QR)、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)に1機ずつ引き渡した。

 受注はA320シリーズが39機(前年同月77機)、A330シリーズが0機(0機)、A350シリーズが20機(6機)、A380が0機(0機)だった。

 A320は39機中4機がA320neoシリーズで、匿名顧客1社から4機を受注。A350は中国南方航空(CSN/CZ)から20機を受注した。


大韓機「操縦室から煙」=けが人なし―福岡空港
6/9(金) 11:41配信 時事通信

 9日午前10時20分ごろ、韓国・釜山発福岡行きの大韓航空783便ボーイング737―900型機(乗員乗客162人)から、着陸直前に「操縦室内で煙が上がっている」と福岡空港に連絡があった。

 同機は定刻の同22分に着陸し、けが人はいないという。

 着陸後に消防が確認したが、操縦室内に煙などは確認できなかった。大韓航空が原因を調べている。

 国土交通省福岡空港事務所によると、同空港の滑走路が約8分間閉鎖され、計19便の発着に遅れが出た。


<福岡空港>大韓航空機から煙 滑走路を一時閉鎖
6/9(金) 11:38配信 毎日新聞

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操縦席から煙が発生したとみられる大韓航空機=福岡市博多区の福岡空港で2017年6月9日午前11時、津村豊和撮影

 9日午前10時20分ごろ、福岡市博多区の福岡空港に着陸しようとしていた韓国・釜山発の大韓航空783便のパイロットから「コックピット(操縦室)から煙が出ている」と福岡空港の管制官に連絡があった。航空機はその約2分後に着陸した。乗員乗客計162人にけがは確認されていない。消防車などが出動し、滑走路が8分間閉鎖された。

 国土交通省大阪航空局福岡空港事務所によると、航空機はボーイング737-900型。午前9時34分に釜山を出発し、福岡空港の北側約13キロを飛行中、パイロットが管制官に異常を連絡した。着陸後、機体の外側で煙は確認できていないが、パイロットは「着陸した後に煙は消えた」と話しているという。

 同機に搭乗していた北九州市八幡西区の男性会社員(51)は「機内に煙やにおいはなく、韓国語で乗務員が『落ち着いてください』と声をかけたので、乗客が慌てることはなかった」と話した。【蓬田正志、佐野格】


着陸前の大韓航空機「操縦室に煙」…消防車出動
6/9(金) 11:08配信 読売新聞

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トラブルがあった大韓航空機(9日午前、福岡空港で)=大野博昭撮影

 9日午前10時20分頃、福岡空港(福岡市)に着陸しようとしていた韓国・釜山(プサン)発の大韓航空783便(ボーイング737―900型機)のパイロットから管制官に「コックピット内から煙が出ている」と連絡があり、同便は約2分後に着陸した。

 国土交通省福岡空港事務所によると、火は確認されず、乗客乗員162人にけがはなかった。

 同空港では、消防車4台が出動し、滑走路が約8分間閉鎖された。この影響で同空港発着の計19便に最大39分の遅れが出た。パイロットは同事務所に対し、「コックピットパネルから煙が出た。着陸後には消えた」と説明しているという。

 同機に乗っていた北九州市八幡西区の会社員男性(51)は「(機内では)煙も臭いも感じなかった。何が起きたのか分からない」と困惑していた。


C-2輸送機、米子空港で誘導路外れる ANA便3便欠航
6/9(金) 9:43配信 Aviation Wire

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航空自衛隊のC-2輸送機=16年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 6月9日朝、米子空港で航空自衛隊のC-2輸送機が誘導路から外れるトラブルがあり、滑走路が閉鎖された。けが人はなかった。この影響で、全日本空輸(ANA/NH)の米子発着便3便が欠航した。

 欠航となったのは、羽田を午前6時55分に出発する米子行き始発のNH381便、米子を午前7時20分発の羽田行き始発NH382便と、次便の米子午前8時50分発羽田行きNH384便の計3便。滑走路の運用は午前9時38分に再開したが、羽田午前9時35分発の米子行きNH383便も出発が遅れ、午前10時発となる見通し。

 欠航による影響者数は470人で、NH381便が168人(幼児2人含む)、NH382便が141人、NH384便が161人だった。

 誘導路を外れたC-2は、鳥取県の美保基地所属。訓練のため米子から離陸する予定だった。航空自衛隊では、詳しい状況を調べている。

 C-2は川崎重工業(7012)が手掛け、機体全体の約7割が国産。全長43.9メートル、全幅44.4メートル、全高14.2メートルで、最大積載量はこれまでの輸送機C-1の約3.8倍となる約30トン、最大離陸重量は同3.1倍の141トンとなり、国産の航空機では最大の大きさとなる。


空自輸送機「C2」、誘導路外れ草地に…訓練中
6/9(金) 8:52配信 読売新聞

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誘導路を外れて草地に突っ込んだ輸送機「C2」(9日午前、鳥取県境港市で)

 9日午前6時40分頃、鳥取県境港市の米子空港で、航空自衛隊美保基地所属の輸送機「C2」が訓練中、誘導路を外れて草地に突っ込んだ。

 乗員6人にけがはなかった。

 同基地によると、C2は離陸までの動作を確認する訓練を実施中、誘導路から滑走路へ右折進入しようとしたところ、ステアリング(ハンドル)とブレーキが利かなくなったという。

 同空港は美保基地と民間航空会社の共用飛行場。事故のため、滑走路が約3時間閉鎖され、同空港発着の民間機計3便が欠航した。

 「C2」は航空自衛隊の次期主力輸送機。美保基地には3月に3機が初配備され、来年9月の運用開始を目指して訓練を続けていた。


<米子空港>空自輸送機が滑走路外れる ブレーキ利かず
6/9(金) 8:41配信 毎日新聞

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滑走路を外れて草地(手前)に突っ込み、移動された航空自衛隊のC2輸送機=鳥取県境港市の米子空港で2017年6月9日午前9時11分、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 9日午前6時40分ごろ、鳥取県境港市の米子空港で、航空自衛隊C2輸送機が訓練のため誘導路から滑走路に入る際にブレーキなどが利かなくなり、滑走路を横切って草地に突っ込んだ。乗っていた隊員6人にけがはなかった。機体に大きな破損はなく、火災は起きていない。

 輸送機は空港を共用している航空自衛隊美保基地に所属。同基地によると、当時は滑走路を走り、離陸せずに再び駐機場に戻る「模擬離陸訓練」をしていた。誘導路から右手に曲がって滑走路に入ろうとしたが、曲がりきれず草地に数十メートル突っ込んだ。操縦していた隊員は「ブレーキとステアリング(ハンドル)が途中で利かなくなった」と話したといい、同基地が原因を調べている。

 米子空港は事故直後から約3時間にわたって閉鎖され、米子-羽田間の全日空計3便が運航を取りやめた。

 C2は老朽化したC1の後継として防衛省が開発した新型輸送機で、長さ43.9メートル、幅44.4メートル、高さ14.2メートル。同基地には今年3月に3機が配備されたばかりで、来年9月までの予定で運用試験中だった。2020年度までに同基地で計10機まで増やす計画だ。

 C2輸送機を巡っては01年度から開発を始めたものの、地上試験で機体の強度不足が判明し、配備が5年遅れた経緯がある。配備後のトラブルは初めて。

 航空幕僚監部は「機材トラブルや操縦ミスなどが考えられるが、今後乗員の聞き取りや現場の状況を確認して調べる」としている。【小野まなみ、長宗拓弥】


米子空港で自衛隊機が滑走路はずれる 草地で止まる
6/9(金) 8:37配信 産経新聞

 航空自衛隊美保基地によると、9日午前6時40分ごろ、鳥取県境港市の米子空港で、同基地所属のC2輸送機が誘導路から滑走路に入る際、滑走路を横断して草地で停止した。ステアリングとブレーキが利かなくなったという。けが人はなかった。同空港は直後から滑走路が閉鎖されている。


空自輸送機、誘導路外れる=模擬離陸の訓練中―鳥取・米子空港
6/9(金) 8:02配信 時事通信

 9日午前6時40分ごろ、鳥取県境港市の米子空港で、「模擬離陸」の訓練のため誘導路から滑走路へ向けて移動していた航空自衛隊のC2輸送機が制御を失い、草地に突っ込んだ。

 空自美保基地によると、けが人はいないという。

 空自によると、C2輸送機は3月に全国で初めて配備され、運用試験段階。この日は6人が乗り、実際に離陸はせず離陸前の手順を確認する訓練中だった。

 機体は、誘導路から滑走路へ右折しようとしたところ、曲がり切れずに滑走路を横切り、南側の草地に進入したという。操縦やブレーキが効かなかった可能性がある。

 稲田朋美防衛相は閣議後の記者会見で「心配と迷惑を掛け申し訳ない。原因確認を急ぎ、再発防止に取り組む」と語った。

 米子空港は、美保基地と民間の共用飛行場。空港は一時滑走路を閉鎖したが、機体を移動させ、同9時40分ごろ運航を再開した。同空港によると、影響で全日空の計3便が欠航した。


ボーイング、737 MAX 9飛行展示へ パリ航空ショー、787-10は地上展示
6/6(火) 17:06配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を予定している737 MAX 9=17年4月 PHOTO: Paul Weatherman/Boeing

 ボーイングは、6月19日から25日までパリで開催される世界最大の航空宇宙ショー「パリ航空ショー」に、開発中の737 MAX 9などを出展する。

【地上展示予定の787-10】

 737 MAX 9は飛行展示、787-10型機は地上展示する。また、米海軍の哨戒機P-8Aポセイドンと垂直離着陸輸送機V-22「オスプレイ」、AH-64アパッチ、大型輸送ヘリコプターCH-47チヌークも出展し、地上展示を予定している。

 737 MAX 9は現行機種・737-900ERの後継機で、1クラス最大220席を設定。現地時間3月7日、初号機(登録番号N7379E)を米ワシントン州のレントン工場でロールアウトし、4月13日に初飛行に成功した。2018年の商業運航開始を目指す。

 787-10は787では全長がもっとも長い超長胴型で、標準座席数は2クラスの場合、330席を設定。2月17日、初号機(N528ZC)を米サウスカロライナ州のノースチャールストン工場でお披露目し、3月31日に初飛行に成功した。初号機の引き渡しは、2018年を予定している。

 日本の航空会社では全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が3機発注している。ANAは2019年度から2020年度にかけて受領し、全機を国内線に投入する。

 パリ航空ショーは2年に一度開催される世界最大の航空宇宙ショーで、1909年にスタート。52回目となる今回は、6月19日から25日までパリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれる。

 エアバスは、開発中の大型機A350-1000型機と、4月に引き渡しを開始した小型機A321neoなどを出展し、飛行展示する。

 日本からは、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の実機を初出展。ローンチカスタマーであるANAのカラーをまとった機体を地上展示するが、飛行展示は行わない。また、海上自衛隊の哨戒機「P-1」も初出展となり、飛行展示を予定している。


世界最大の飛行機が初披露!空中発射プラットフォームとしてデビューへ
6/6(火) 16:00配信 ニューズウィーク日本版

マイクロソフト共同創業者ポール・アレンが創設

マイクロソフトの共同創業者であるポール・ガートナー・アレン氏が創設した宇宙輸送ベンチャー企業『ストラトローンチ・システムズ』は、地表から高度2,000キロメートルまでの、いわゆる"地球低軌道(LEO)"へのアクセス手段として、空中発射プラットフォームの開発に取り組んできた。

数年間の開発期間を経て、2017年5月31日、この革新的なプラットフォームがカリフォルニア州モハーヴェ砂漠で初めて公となり、"世界最大の飛行機"としても世界中から注目を集めている。

117.3メートルの翼幅

世界最長となる117.3メートルの翼幅を持つこの巨大な双胴機は、全長72.5メートルで、地上から垂直尾翼までの高さが15.2メートル。重さ226.8トンの機体にはボーイング747型機から転用したエンジン6基が搭載され、249.5トンまでのロケットを半径1,852キロメートル圏内に輸送できるよう設計されている。

離着陸や専用格納庫への移動などには28本の車輪からなる着陸装置が備えられており、軌道にロケットを送り込んだら、地上に戻り、ロケットを積み替え、燃料を補給して、再び上空へ向かう仕組みだ。

より安く効率的にロケットを発射できる

この航空機型のプラットフォームは、従来の垂直打ち上げ方式に比べて、打ち上げまでに要する時間が短いうえ、天候の影響を受けづらく、より安く効率的にロケットを発射できるのが利点。これによって地球低軌道へのアクセスが開かれれば、より多くの衛星を配備でき、衛星から得られるより多くの情報やデータを、気候変動の原因究明や農業生産性の可視化など、様々な分野に活用できると期待されている。

『ストラトローンチ・システムズ』では、このプラットフォームの公開日に給油テストを実施しており、今後、地上テストやエンジンの試運転などを経て、2019年にはロケットの空中打ち上げを実施する方針だ。

【参考記事】重さ64グラム!世界最小かつ最軽量の人工衛星をインドの青年が開発

ジェフ・ベゾフ、リチャード・ブランソンも

宇宙開発に積極的に取り組んでいる有名実業家は、アレン氏にとどまらない。アマゾン・ドット・コムの共同創業者であるジェフ・ベゾフ氏は航空宇宙企業『ブルーオリジン』を創設し、再利用型ロケットを開発。また、ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン氏は、宇宙旅行会社『ヴァージン・ギャラクティック』から2017年3月に分社化した『ヴァージン・オービット』で、小型衛星に特化したソリューションの開発に着手している。世界の富豪たちを中心とする宇宙への挑戦は、ますます活発となりそうだ。


国産F35 初号機公開
6/6(火) 7:55配信 産経新聞

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初公開された国内生産初号機のF35ステルス戦闘機=5日午前、愛知県豊山町(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞)

 航空自衛隊に配備される最新鋭のF35ステルス戦闘機のうち、国内企業が製造に参加した初の機体が5日、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で公開された。敵のレーダーに探知されにくいステルス性を備えているのが特徴で、防衛省は平成36年までに42機を取得する計画だ。ロシアや航空戦力の増強を進める中国に対し、米軍とともに優勢を確保する狙いがある。

 F35は老朽化したF4戦闘機の後継機。米ロッキード・マーチン社が米国内で製造した機体は4機が引き渡され、航空自衛隊のパイロットが米本土の空軍基地で訓練を行っている。残る38機は国内企業が製造に参加し、今年度中に計2機が防衛省に納入される。

 F35は、敵のレーダーに発見されにくく、他の航空機や艦艇との情報共有能力が向上した第5世代機。


念願の国産戦闘機「F3」開発へのプロローグか
6/6(火) 7:09配信 ニュースイッチ

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「F35A」公開、最新鋭ステルスの国内製造初号機
 航空自衛隊が導入するF35A最新鋭ステルス戦闘機の国内製造初号機が5日に三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)で、公開された。F35は今年度中に空自三沢基地(青森県三沢市)に配備される。

 F35は、米英豪など9カ国が共同開発し、米ロッキード・マーチン社が中心に製造。日本の企業は開発に参加していないが、組み立てなどの製造過程の一部を担う。

 空自は42機調達するが、4機は米政府の有償軍事援助(FMS)で完成機を調達。残る38機は三菱重工が米国から輸入した部品を最終的に組み立て、検査し納入する。今回公開された国内製造機は空自隊員の操縦訓練のため、米本土で使用される。

 F35は全幅約11メートル、全長約16メートル。敵のレーダーに探知されにくいのが特長で、機体は継ぎ目の段差をなくし丸みを帯びている。高度なセンサーを備えミサイルの探知、追尾能力もあるとされる。

 空自に導入される機体は、エンジン部品をIHIが、レーダー部品などを三菱電機がそれぞれ製造に参画する計画になっている。

<解説>
 航空自衛隊では、札幌オリンピックの年(1972年)に導入し、かなり老朽しているF4ファントム戦闘機の退役を先延ばしにしてきた。その置き換えとなるF35Aが、ようやく本格的に配備される。この新鋭機の実際の性能と、日本企業が組み立てで学ぶ生産技術が、念願の国産戦闘機(仮称・F3)開発の決断につながると思われる。


エアバス、A350-1000とA321neo飛行展示 パリ航空ショー、A380も
6/5(月) 21:35配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで飛行展示を予定しているA350-1000=17年5月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 エアバスは、6月19日から25日までパリで開催される世界最大の航空宇宙ショー「パリ航空ショー」に、開発中の大型機A350-1000型機などを出展する。

【A350やA321neoがデモンストレーション】

 飛行展示を実施するのは、A350-1000と小型機A321neo、総2階建ての超大型機A380、グループの防衛宇宙部門エアバス・ディフェンス・アンド・スペースの軍用輸送機A400M。A350-1000とA321neoは、航空ショー初出展となる。4機種とも、地上展示も行う。

 A350-1000はA350 XWBファミリーの長胴型で、エアバスの双発旅客機では最大の機種。エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を2基搭載している。胴体を延長したことで、標準型のA350-900よりも乗客を40人以上多く乗せることできる。主脚のタイヤは、従来の1脚あたり4本から同6本に増やした。

 メーカー標準座席数は、標準型のA350-900が3クラス325席であるのに対し、A350-1000が同366席。最大席数は440席となっている。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350 XWBを2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が国内線に就航する予定で、現在保有する777を6年程度で置き換える。

 A321neoは、小型機A321に新型エンジンを搭載し、燃費や航続距離などを改善した機体。1クラス時の標準座席数は240席で、標準型のA320neoの189席より51席多い。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製「PW1100G-JM」と、CFMインターナショナル製「LEAP-1A」のいずれかを選択できる。

 日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が、26機発注済み。2017年度から2023年度にかけて受領する。ANAは、A380も2019年度から3機導入し、成田-ホノルル線に投入する。

 エアバス・ディフェンス・アンド・スペースはA400Mのほか中型輸送機C295、戦闘機ユーロファイター「タイフーン」を、エアバス・ヘリコプターズはH130や、同社が設計した設計するアビオニクス「Helionix」装備のH135、H145Mなどの展示を予定している。

 パリ航空ショーは2年に一度開催される世界最大の航空宇宙ショーで、1909年にスタート。52回目となる今回は、6月19日から25日までパリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれる。

 日本からは、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の実機を初出展。ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーをまとった機体を地上展示するが、飛行展示は行わない。また、海上自衛隊の哨戒機「P-1」も初出展となり、飛行展示を予定している。


ステルス性能持つ「F35A」国産初号機を公開
6/5(月) 19:59配信 読売新聞

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公開されたF35Aの国内生産第1号機(5日午後、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で)=中根新太郎撮影

 航空自衛隊の次期主力戦闘機「F35A」の国内生産初号機が完成し、5日、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で公開された。

 今後、試験飛行などを行う予定で、国内生産機は順次、青森県三沢市の空自三沢基地に配備される。

 F35Aは全長約16メートル、全幅約11メートルで最大速度マッハ1・6。機体が電波を反射しにくい形状で、敵のレーダーから捕捉されにくいステルス性能を持つ。空自はF4戦闘機の後継機として42機を導入する予定。米ロッキード・マーチン社が納入済みの4機を除き、残り38機の最終組み立てと検査を同工場で行う。

 同工場で行われた完成式典で若宮健嗣(けんじ)・防衛副大臣は「卓越した能力を有する先進的な機体。日米双方の技術やノウハウの向上にも資する」と述べた。


<三菱重工業>これが最新鋭ステルス戦闘機「F35A」
6/5(月) 19:51配信 毎日新聞

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関係者と報道陣に公開されたF35Aの国内生産初号機=愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で2017年6月5日、兵藤公治撮影

 ◇国内生産初号機が完成、愛知の小牧南工場で公開

 最新鋭ステルス戦闘機F35Aの国内生産初号機が完成し5日、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で日米の関係者に公開された。

 米ロッキード・マーチンなどが開発し、全長16メートル、最高速度マッハ1.6。政府はF4戦闘機の後継となる次期主力戦闘機として、42機の調達を決定しており、4号機までは米国の工場で既に完成した。残りは小牧南工場が部品を輸入して組み立てる。今年度中にさらに1機が完成する。初号機の調達価格は1機140億円。今後、レーダーやエンジンの関係部品を三菱電機、IHIから調達する。

 式典には日米両政府関係者、米軍、航空自衛隊幹部ら計約300人が出席。屋外に引き出された機体の前で、両国の共同プロジェクトによる完成を祝った。

 初号機は飛行テストを経て米国へ空輸され、飛行性能の確認や訓練の後、空自三沢基地(青森県)に配備される。【山田一晶】


公開されたF35A国内製造初号機
時事通信 6/5(月) 19:37配信

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三菱重工業で最終的に組み立てられ、公開されたF35A最新鋭ステルス戦闘機の国内製造初号機=5日、愛知県豊山町


最新ステルス戦闘機「F-35A」国産初号機が披露 三菱重工と米ロッキード・マーティン
6/5(月) 19:34配信 sorae.jp

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最新ステルス戦闘機「F-35A」国産初号機が披露 三菱重工と米ロッキード・マーティン

航空自衛隊向けの最新ステルス戦闘機「F-35A」の国産初号機が、三菱重工と米ロッキード・マーティンによって2017年6月5日に公開されました。同機は青森県の三沢基地に配備される予定です。
 
合計42機の航空自衛隊への納入が予定されているF-35Aですが、2016年にはアメリカのフォートワース工場で生産された初号機が公開。そして愛知県の小牧南工場では、三菱重工によって38機がライセンス生産される予定です。
 
F-35Aはロッキード・マーティンの最新戦闘機「F-35 ライトニングII」の通常離陸機タイプで、ステルス性能と高いネットワーク中心作戦能力が特徴。老朽化した航空自衛隊の「F-4」戦闘機との置き換えが予定されています。また山口県の岩国基地には、短距離離陸・垂直着陸機(STOVL)タイプとなる米軍の「F-35B」が配備されています。


【レッドブル・エアレース千葉】ダグラス DC-3 と 零戦 の展示飛行やアクロバット飛行と、興味深いイベントが続々
6/5(月) 19:31配信 レスポンス

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乾いた柔らかいエンジン音を伴い、目の前を通り過ぎていく零式艦上戦闘機

今年のレッドブル・エアレース千葉大会では、今までにない見所があった。それは、レースの合間に様々な展示飛行が行われていることだ。そこに登場したのが、70年以上も前に製造されたダグラス「DC-3」や、かつて日本軍の主力艦上戦闘機だった「零式艦上戦闘機」だ。

[関連写真]

ダグラスDC-3は、エアレースのチーム/選手のスポンサーでもある時計メーカーのブライトリングが所有する機材で、製造は1940年というから実に77年前の機体ということになる。

DC-3は3日、可能な限り低めに飛んで来場者にその姿を披露。ゆったりとし飛行する姿は優美というかエレガントさも伝えてくる感じだった。DC-3は決勝レースが行われる4日も仙台空港から飛来し、エレガントな飛行で来場者を再び魅了してくれそうだ。

そして、もう一つのスペシャルな企画が「零戦」こと零式艦上戦闘機の展示飛行だ。零戦はレプリカの除けば世界4機しかない“貴重品”で、そのうちの1機を日本人が所有。新たにライセンスを取得した日本人パイロットが「零戦里帰りプロジェクト」の一環として3日の展示飛行を行った。

零戦はスカイツリーの方角から千葉方面へと飛来し、独特のエンジンフードの造りにより遠目にもすぐにその存在に気付くことができた。残念ながら脚は出っぱなしのテスト飛行となってしまったが、それでも2週目には機体を左右に振るなどして存在感をアピール。エンジン音は乾いたサウンドながらどこか柔らかい心地よさ。目の前を通り過ぎる頃にはその音がピークとなり、その響きに思わず拍手を送りたくなる気分となった。

DC-3や零戦の展示飛行は決勝が行われる4日にも開催予定となっているが、天候等の理由により、スケジュールは変更される可能性もあるので、主催者のホームページで確認することオススメする。

《レスポンス 会田肇》


【レッドブル・エアレース千葉】レプリカではなくて貴重な実物、スペシャルアクティビティとしてゼロ戦が登場
6/5(月) 19:30配信 レスポンス

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「零戦」がついにやってきた(6月3日、レッドブル・エアレース千葉)。

レッドブル・エアレース千葉大会において「熱心な航空ファンからはレース機よりも注目されたかもしれない」のが、スペシャル・サイドアクトとして披露されることになった「零式艦上戦闘機」だ。第二次世界大戦の真っ只中である1942年に三菱重工業が製造した「二二型」で、終戦後にパプアニューギニアで発見された残骸から復元されている。

[関連写真]

一般的には「ゼロ戦(零戦)」という通称の方が知られており、レプリカを除いては世界に4機しか存在していない。このうちの1機は日本人が所有していて「零戦里帰りプロジェクト」の一環として今回のフライトが決まった。

実は昨年の千葉大会においても同プロジェクトによる零戦の飛行は検討されていたという。この際には零戦の展示飛行ライセンスを有しているアメリカ人の高齢パイロットが体調を崩して大会の直前に帰国することになり、直前で中止になってしまったが、今回はライセンスを新たに得た日本人パイロットが操縦桿を握ることになり、エアレース会場での飛行がついに実現した。

3日は予選終了後の夕方に登場。会場をゆっくりとしたペースで飛行した。4日は決勝レース(ラウンド・オブ・14)直前の昼間に登場する予定だ。

《レスポンス 石田真一》


ノウハウ吸収が課題=ステルス機整備拠点に―F35製造参画の企業
6/5(月) 19:03配信 時事通信

 日本の戦闘機の生産は、三菱重工業小牧南工場(愛知県)が2011年に航空自衛隊のF2戦闘機の最終号機を引き渡した後、いったん途絶えた。

 空自が導入するF35A最新鋭ステルス戦闘機の最終組み立てなどに参画したことで、レーダーに発見されにくいステルス機のシステムや技術に接することが可能になった。

 しかし、F35は米国の先端軍事技術が結集された軍事機密の塊で、日本側はどこまでノウハウを吸収できるかが課題だ。

 「これまで経験したことがない高度なセキュリティー体制の構築などさまざまな課題があった」。三菱重工の幹部はF35の製造施設の整備についてこう表現し、極めて秘匿性の高い機体を扱うことをにじませた。

 防衛省によると、三菱重工はステルス性を向上させるための塗装や、ステルス性を確認する検査なども担っている。いずれも高度な情報保全が求められる作業だ。

 日本は9カ国が参加したF35の国際共同開発には参加していない「後発組」。今回公開された国内製造初号機の単価は約140億円で、完成機を米国から輸入するより40億円以上高い。製造ラインの維持や米国企業からの技術支援などから割高になっている。

 それでも「第五世代機と呼ばれる最先端の戦闘機の生産に関わることは防衛産業の基盤を維持していく上で重要」(防衛省幹部)。

 防衛省は現在、空自のF2戦闘機の後継機検討のために、国産のステルス実証機「X2」を開発中だ。開発は三菱重工が主体となり、エンジンをIHIが担当している。F2の後継は国際共同開発か国産か決まっていないが、F35の生産に関わる経験が、日本の次期戦闘機選定にどこまで反映されるのかも注目される。


【初公開】117mの翼をもつ世界最大の飛行機
6/5(月) 17:50配信 WIRED.jp

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IMAGE COURTEY OF STRATOLAUNCH SYSTEMS

マイクロソフトの共同創業者ポール・アレンが、両翼端117mとなる世界最大の「ロケット打ち上げ用の飛行機」の写真を公開した。飛行機は複数の人工衛星用ロケットを抱えて飛行し、上空から打ち上げる計画だ。

【初公開】世界記録を20m上回った世界最大の飛行機

マイクロソフトの共同創業者であるポール・アレンが2011年に共同で設立した宇宙航空会社ストラトローンチ・システムズは、立ち上げの当初こそ注目を集めたが、ここ数年は目立った成果を上げていなかった。

だがアレンは2017年5月31日、同社が開発した世界最大の飛行機の写真を初めて公開した。これらの写真を見る限り、同社の事業は順調に進んでいるようだ。

この飛行機の両翼端は385フィート(約117m)。史上最長であり、それまでの世界記録を約20m上回っている。エンジンは、「ボーイング747」機で使われているプラット・アンド・ホイットニー製のエンジンを6基搭載(ボーイング747は4機)。最大重量は130万ポンド(約590t)で、50万ポンド(約227t)の荷物積載が可能だという。

同機は、ロケットを上空まで運んで発射するための再利用可能なシステムとして開発されており、1回のミッションで複数のロケットを、異なる軌道や角度で発射できるようになるという。航続距離は2,000海里(3,704km)となる予定だ。

この飛行機の格納庫があるモハーヴェ空港は、カリフォルニア州のモハーヴェ砂漠にある。その格納庫から同機が屋外に移動されたのは今回が初めてのこと。アレンによれば「燃料テスト」のためだという。このテストは製造工程の最終段階で行うもので、その後は離陸テストや飛行テストに移ることになる。

発射装置の詳細はほとんど明らかになっていないが、アレンが2015年に設立したヴァルカン・エアロスペースは2016年10月、ストラトローンチ・システムズが開発する飛行機に関して、ヴァージニア州ダレスに本拠を置く航空宇宙・防衛企業のオービタルATKと提携している。オービタルはこの飛行機を利用して、人工衛星を打ち上げるロケット「ペガサスXL」を空中発射する計画だ。このロケットは、最大1,000ポンド(約454kg)の小型衛星を低軌道に乗せることができるという。

1953年生まれで現在64歳のアレンは、自ら執筆した自伝『ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト アイデア・マンの軌跡と夢』で述べているように、子どものころからロケットが大好きだった。ロバート・A・ハインラインのSF小説を読み、アポロ計画に夢中になり、「マーキュリー・セヴン」(1959年にNASAによって選抜された7名の宇宙飛行士)の宇宙飛行士の名前をすべて暗記しているほどだったという。


航空機の疲労の研究開発動向を議論する「ICAF2017(国際航空疲労委員会)」が名古屋で開幕
6/5(月) 15:18配信 Impress Watch

 ICAF2017(国際航空疲労委員会:International Committee on Aeronautical Fatigue and Structural Integrity)が名古屋市の愛知県産業労働センター「ウインクあいち」で6月5日に開幕、9日までの日程がスタートした。

 各国持ちまわりで隔年開催されるICAFは、航空機メーカーや航空会社などの研究者が参加し、金属疲労など航空機の疲労の研究開発動向を議論する場。

■5日間の日程には、MRJの見学も盛り込まれる

 ICAF2017の5日間の日程のうち、6月5日と6日がカンファレンス、7日~9日がシンポジウムとなる。途中、テクニカルツアーとして三菱航空機のMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の工場見学なども予定される。海外からの参加が多く、期間中、講演や展示ブースの説明は英語で行なわれる。

 ICAF2017では研究開発を議論するほか、メーカー、研究者、航空会社などが一堂に会することで新たな交流を生み出し、それぞれの立場からの意見交換が活発になることも目的の一つ。

 初日に行なわれた開幕の挨拶では、ICAF2017の委員長で東京大学教授の武田展雄氏が、ICAF2017のサマリー、スケジュールなどを説明。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の航空技術部門 部門長の伊藤文和氏はJAXAの概要などを説明した。

 JAL(日本航空) 整備本部副本部長 兼 JALエンジニアリング 常務取締役の北田裕一氏は、「オペレーターとして航空機疲労の何十年もの整備経験があるなかで、疲労に対する品質の向上を見てきた」と、製造や研究開発に携わった人に感謝を述べ、1985年に起こった御巣鷹山の墜落事故については「自分たちの役割を自覚するとともに、自分たちの経験を共有して貢献したい」と希望を語った。

■JALは金属疲労による不具合の検査風景や作業行程を紹介

 展示コーナーにブースを出展したJALは、金属疲労による不具合を発見するための検査風景の紹介や、JALにおける疲労検査・修理事例、作業行程などを紹介した。そして1985年の墜落事故の展示を行なっている「安全啓発センター」をパネルで紹介した。

 展示では、疲労検査の修理事例を紹介。ボーイング 767型機の交換したパーツを展示し、交換を行なうための準備の詳細や行程などを紹介している。また、VRのゴーグルを置き、ボーイング 767型機のWheel Well内の検査の模様や、小型機の検査の様子などを全方位の映像で紹介した。

 JALでは整備ノウハウの蓄積を強調、ICAF2017参加者にアピールすることで、今後、JALのノウハウをメーカーや研究者に役立ててもらうことを狙う。その結果、航空機の安全性や信頼性を高めるほか、整備しやすい機体となることを期待している。

 一方で、1985年の墜落事故の展示を行なっている「安全啓発センター」の紹介にもICAF2017の参加者が注目、今回の来日中に、安全啓発センターの見学を決めるなど、実際の事故経験の共有にも進展があった。

 なお、展示ブースはほかの日本企業も出展。ANA(全日本空輸)はフライトの長短距離による疲労の進み具合の実例を紹介、疲労に対する整備要件などを提案した。


F35ステルス戦闘機、三菱重工業工場で初公開 国内企業が製造参加
6/5(月) 14:53配信 産経新聞

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神事が執り行われ、初公開された国内生産初号機のF35ステルス戦闘機=5日午前、愛知県豊山町(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞)

 国内企業が製造に参加した最新鋭のF35ステルス戦闘機が5日、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で初公開された。防衛省は平成36年までに42機を取得する計画。ロシアや航空戦力の増強を進める中国に対し、米軍とともに優勢を確保する狙いがある。

 F35は老朽化したF4戦闘機の後継機で、第5世代戦闘機に位置づけられる。米ロッキード・マーティン社製の機体はすでに4機が引き渡されており、航空自衛隊のパイロットが米西部アリゾナ州の空軍基地で訓練を行っている。残る38機は国内企業が製造に参加し、今年度中に計2機が防衛省に納入される。

 F35は、他の航空機や艦艇と情報共有できる能力が向上。空自は通常の滑走路で離着陸するA型を運用する。米海兵隊は垂直離着艦できるB型10機を今年1月、米軍岩国基地(山口県)に配備した。


公開されたF35A国内製造初号機
時事通信 6/5(月) 13:11配信

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三菱重工業で最終的に組み立てられ、公開されたF35A最新鋭ステルス戦闘機の国内製造初号機=5日午後、愛知県豊山町


フィンエアー、A350日本本格導入 成田増便分に
6/5(月) 13:09配信 Aviation Wire

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放水アーチで歓迎を受けるフィンエアーAY71便初便=17年6月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 フィンエアー(FIN/AY)は現地時間6月4日、ヘルシンキ-成田線を期間増便し、運航を開始した。週4往復を増便し、エアバスA350-900型機を投入する。通年運航の1日1往復と合わせ、週11往復を設定する。日本時間5日には、同社の日本路線に初めて定期導入したA350(登録番号OH-LWF)が到着した。

 ヘルシンキ発は日曜と月曜、水曜、金曜を設定。成田発はそれぞれ翌日となる。成田行きAY71便はヘルシンキを午後4時45分に出発し、翌日午前8時5分に到着する。折り返しのヘルシンキ行きAY72便は成田を午前9時50分に出発し、午後1時50分に到着する。

 初便となったAY71便は254人が利用。運航乗務員3人、客室乗務員11人で運航した。

 フィンエアーはA350-900を19機発注済みで、2015年10月に初号機(OH-LWA)を受領し、現在までに9機を受領済み。2023年末までに全機がそろう。座席数は297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の3クラス構成となっている。

 ヘルシンキ-成田線は、1日1往復をA330-300で通年運航している。同社の日本路線は成田のほか関西と中部(セントレア)の2路線を通年で1日1往復ずつ、福岡は夏期限定で週3往復を運航している。いずれもA330で運航しているが、フィンエアーの永原範昭(ながはら・ひろあき)日本支社長は、将来的には日本路線すべてにA350を投入する意向を示した。

 関空線には7月11日から10月末まで投入し、10月からは成田線の通年運航分にもA350を定期導入する。

 フィンエアーは2016年10月、ヘルシンキ-成田線にA350を初導入。機材変更により一時的に投入した。


公開されたF35A国内製造初号機
時事通信 6/5(月) 13:07配信

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三菱重工業で最終的に組み立てられ、公開されたF35A最新鋭ステルス戦闘機の国内製造初号機=5日午後、愛知県豊山町


F35、国内製造初号機公開
時事通信 6/5(月) 13:07配信

F35ax
航空自衛隊が導入するF35A最新鋭ステルス戦闘機の国内製造初号機が5日、三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)で、公開された。F35は今年度中に空自三沢基地(青森県三沢市)に配備される。

2017年6月 1日 (木)

三菱MRJ、あれこれの話題・7

15年11月11日に初飛行した三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」は、現在形式証明の取得など量産機の製造に向けた飛行試験を続行中で、そうした開発進展状況のニュースについては逐次ご紹介しているが、ここではMRJに関するその他の話題をご紹介する。

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5番目の記事
6番目の記事

リンク:三菱航空機、債務超過510億円=MRJ開発遅れで―17年3月期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ・エアショー参加の「MRJ」、回送と離着陸動画が公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「MRJ」を部品技術検証用テストベッドに、政府が環境整備へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「秋にかけて大変重要な時期」MRJパリ航空ショー初出展、水谷社長に聞く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】MRJの開発は2020年半ばの引き渡しに向けて順調 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ航空ショー初出展終え離陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機がル・ブルジェ空港を出発、米国への帰途に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、次の機種は?「座席数100は需要がある」(三菱航空機社長) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ試験6号機、年内製造開始へ 水谷社長「スケジュールしんどくなる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、現時点で新規受注なし。サプライズはあるか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、初の国際航空ショー…受注なしの見通し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機内部を公開、初飛行で操縦桿を握った安村氏らがパリへフェリー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、試験機の機内公開 水谷社長「将来のビジネスつなげたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「MRJ」ようやく実機展示も、ライバルさらに上空へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、MRJの販売目標は1000機以上 20年間で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの実機お披露目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの実機お披露目=パリ航空ショー開幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの実機お披露目=パリ航空ショー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工宮永社長「強い気持ちの表われ」 MRJ、ANA塗装でパリ航空ショーお披露目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ航空ショー、きょう開幕。「MRJ」初の実機展示で顧客の反応は? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ航空ショーで展示へ 納期順守をアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ航空ショーに初展示へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJを前にANAHD副会長 篠辺氏「おぉ、できてるじゃないか」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの試験機、パリ航空ショーで展示へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA塗装のMRJ、パリ航空ショー初出展 ル・ブルジェ空港で準備進む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、欧州初登場=パリ航空ショーで展示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA塗装のMRJ、パリ到着 欧州初上陸、航空ショー初出展へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着 パリ・エアショーで展示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ がパリ到着…ANA塗装で欧州初上陸、エアショーに展示予定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「MRJ」納入、19年に前倒し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ巻き返しへ!パリ航空ショーの焦点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:型式証明を取得、パリ航空ショー出展も正念場続く「MRJ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、電気配線変更にLatecoere社選定 機体整備で米2社とも契約 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ整備、米2社と正式契約 電気配線は仏社 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

三菱航空機、債務超過510億円=MRJ開発遅れで―17年3月期
7/2(日) 3:00配信 時事通信

 国産初の小型ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)が2017年3月期に、510億円の債務超過となったことが1日、分かった。純損失は511億円。MRJの開発が遅れ、機体の納入ができない状態が続いているため。

 三菱航空機は、三菱重工業の子会社として08年に設立された非上場会社。MRJを納入できないことから売り上げが計上できず、開発費用が先行している。三菱重工からの借入金などで賄っており、債務超過であっても、資金繰りや経営に大きな影響はないとみられる。


パリ・エアショー参加の「MRJ」、回送と離着陸動画が公開
6/26(月) 17:34配信 sorae.jp

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パリ・エアショー参加の「MRJ」、回送と離着陸動画が公開

パリのル・ブールジェ空港で6月19日から25日まで開催された、パリ・エアショー。その場で展示された三菱航空機のリージョナルジェット「MRJ」の回送(フェリーフライト)や離着陸の様子が、動画で公開されました。(動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=ZffuEOoedeI)

ローンチカスタマーとなるANA(全日本空輸)のペイントが施されたMRJの3号機は、飛行試験を行っていた米ワシントン州のモーゼスレイク・フライトテスト・センターからカナダやアイスランドを経由して、パリへと到着。MRJがヨーロッパへと訪れるのは今回が初めてとなります。
 
公式には2020年半ば、あるいはもしかすると1年ほど前倒しされるかもしれない、MRJの納入。今回のパリ・エアショーで機体の受注に繋がったという話は聞いていませんが、着実に納入までの歩みを進めてほしいものです。


「MRJ」を部品技術検証用テストベッドに、政府が環境整備へ
6/26(月) 12:06配信 日刊工業新聞電子版

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MRJの最終組み立て工場(愛知県営名古屋空港近くの最終組立工場)

■国内航空産業の技術力底上げ
 政府は国産小型ジェット旅客機「MRJ」を国内で開発された装備品や部品の技術検証用プラットフォーム(テストベッド)として利用できる環境を整える。「MRJ」の開発完了後に利用を始める。

 MRJは国産だが、エンジンをはじめ構成部品の約7割が海外製。国産ジェット旅客機を保有する強みを生かし、航空機産業全体の技術力を底上げし、次期完成機事業の競争力強化につなげる。

 航空機の価値のうち、装備品の比率は4割程度を占めるが、国内の「ティア1」と呼ばれる1次サプライヤーは限られる。実際の航空機に試験的に搭載して実証するインフラを整え、部品や装備品産業の国内開発を加速させる。

 MRJは三菱重工業と三菱航空機(愛知県豊山町)が開発しており、量産初号機の納入時期は5回の延期を経て2020年半ばを予定する。政府はMRJを含む今後の完成機事業については安全性審査を的確に行いつつ、トップセールスなどにより受注を後押しする方針だ。

 完成機事業は単一機種だけでなく、投資・回収時期をずらしながら、派生プログラムを継続して保持することが求められる。一つのモデルで20年間以上継続する事業であり、部品や装備品企業も長期の供給責任を負う。

 一方で、すそ野が広く付加価値の高い産業で、地方経済への波及効果も大きい。官民連携で完成機事業を継続する体制を整え、産業基盤を発展させる。


「秋にかけて大変重要な時期」MRJパリ航空ショー初出展、水谷社長に聞く
6/26(月) 9:45配信 Aviation Wire

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MRJのパリ航空ショー初出展を終えた感想を語る三菱航空機の水谷社長=17年6月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が、6月19日から開かれた第52回パリ航空ショーに出展された。航空ショーへのMRJの実機出展は初めてで、欧州に姿を見せたのも初となった。

【パリを離陸するANA塗装のMRJ】

 同社の水谷久和社長も、世界各国から機体見学に訪れる航空会社やリース会社などの関係者を連日出迎えた。

 水谷社長は、三菱航空機の親会社である三菱重工業(7011)に1975年入社。名古屋誘導推進システム製作所副所長、航空宇宙事業本部の副事業本部長、防衛・宇宙ドメイン長などを歴任し、今年4月1日に現職に就いた。

 航空ショー開幕前日の18日に機体を報道関係者にお披露目した際は、終始表情が硬かった水谷社長。「英語であいさつするので、ものすごく緊張した」と自嘲気味に笑う水谷社長に、パリ航空ショーを終えた感想などを聞いた。

── 三菱航空機の社長として初めて航空ショーに参加した感想は。

水谷社長:これまでは防衛宇宙部門にいたので、航空ショーへ来ると世界のOEMに出向き、いろんなディスカッションや情報共有をしていた。

 今回はまったく立場が逆。いろんな方を出迎えて、こちらから説明するということが、防衛宇宙部門に在籍していた時はなかった環境だった。そこの面くらい方というか、初めての感覚が非常に強かった。

 ブリーフィングの場を持たせていただくことも、防衛宇宙ではなかったので、かなり違った。

── 今回はMRJの実機を初めて出展した。どういった部分を重視して、潜在顧客に説明したのか。

水谷社長:外観を含め、我々としてはきちっとできていると思うので、まずは機体を見てください、という感じだった。コックピットにしても、パイロットの視点で見て視認性なども配慮している。

 相手にもよるが、それなりの評価はいただけていると思う。

── 機体のサイズに対する反応はあったか。出展したMRJ90に対して胴体が短いMRJ70や、MRJ90よりも胴体が長く開発検討中のMRJ100Xもあるが。

水谷社長:もちろんそうした議論もあるのだが、まずは(出展した)MRJ90の機体をご覧いただいて、どういう感想を持たれるかが話の中心だった。

 MRJ90の機体の出来栄えや、開発状況をご自分の目で見ていただくことはできたと思う。

── 現在飛行試験機は5機で、設計変更が進んでいる。次の飛行試験機の製造はいつごろになるのか。

水谷社長:今年の然るべき時には製造に着手しないと、われわれが目指しているデリバリースケジュール(記者注:2020年半ばの量産機納入開始)がしんどくなる可能性がある。

 そういう意味では、今から秋にかけて大変重要な時期を迎えている。スケジュールをどうやってきちっとこなしていくかが重要だと思っている。

── MRJ70の開発状況はどうか。

水谷社長:MRJ90でTC(型式証明)を取得してからという位置づけなので、MRJ70が先に動き出すことはないと思っている。すべてはMRJ90の開発状況次第だ。


【パリ航空ショー2017】MRJの開発は2020年半ばの引き渡しに向けて順調
6/23(金) 15:11配信 Impress Watch

 三菱重工業株式会社の子会社でMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の開発、製造、販売を行なう三菱航空機は6月19日(現地時間)、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれている航空産業の商談/展示会「パリ航空ショー2017」において記者会見を開催し、グローバルの報道関係者に向けてMRJの開発進展状況などに関して説明した。

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 このなかで三菱航空機は、1月に発表した量産初号機引き渡しを2018年半ばから2020年半ばに延期したことに伴うスケジュール変更、さらには飛行試験の予定などに関して説明し、延期に伴って実施される装備品の配置変更に関してはすでにデザインが完了、電気配線の変更は予定どおりデザインプロセスが行なわれており、現在行なわれている試験飛行と合わせて、新しいターゲットとなる2020年半ばの量産初号機引き渡しに向けて、順調に進んでいるとアピールした。

■ローンチパートナーとなるANA塗装のMRJをもって、パリ航空ショーでの売り込みを目指す

 冒頭で挨拶に立った三菱航空機 取締役社長の水谷久和氏は「MRJのプログラムは徐々に進展しており、今回は我々のローンチパートナーとなるANA(全日本空輸)のカラーを塗装した試作機を持ち込んで、どの程度進展しているのかをお客さまにお見せしたいと考えた。今回は2人のチームリーダーから開発状況について説明していきたい」と述べ、今回三菱航空機がMRJをパリ航空ショーに持ち込んだことの目的を説明した。

 なお、質疑応答では、海外の報道関係者から同社が1月23日に量産初号機の引き渡しを2018年半ばから2020年半ばに延期したことを受けて、このショーで何をアピールしたいのかという質問もでたが、水谷氏は「今回来ているのは我々が開発がきちんと進んでいるということを理解をいただくことが大事だと考えている。すでにご注文をいただいているお客さまからは理解をいただいている。これから将来注文していただくお客さまに理解していただければいいと思っている」と答え、今回のパリ航空ショーに参加したのは、MRJの進展について説明し、潜在的な顧客にアピールする目的があると説明した。

■MRJはゼロから開発した飛行機となるため、過去のしがらみなく新しい世代の技術を採用できている

 引き続き、三菱航空機 営業本部 営業部長の福原裕悟氏が、MRJのリージョナルジェット(座席数が100席以下でハブ空港とローカル空港を結ぶような路線に投入されるジェット機)市場での位置付けや、そのセールスポイントなどについて説明した。福原氏は「今回初めてMRJを欧州に持ってくることができた。販売・マーケティングの観点からこのショーは重要であり、欧州の顧客に対してその高品質や高性能をアピールすることができると考えている」と述べ、MRJをパリ航空ショーに参加させた意義について説明した。

 続けて福原氏は、「リージョナルジェットは今後も年々成長していくと予想されており、2036年には1.6倍になると予想している。だからこそ我々はこの市場にコミットしていく。向こう約20年間に5000機の需要があると考えており、多くは北米、次いで欧州やアジアに需要がある」と述べ、MRJ開発の背景としてのリージョナルジェット市場の大きな可能性を語った。

 そのうえで、MRJの強みとして「MRJはクリーンシート(製品をゼロから開発すること)として設計されている。クリーンシートで設計できることがニューカマーの強みで、顧客のニーズに合わせた飛行機を提供することができる」と述べ、通常であれば従来製品の延長線上として設計されるのが飛行機開発の常道だが、新規参入した三菱航空機はゼロから設計することで、従来製品のしがらみがなく開発できることが強みだとした。それにより具体的なメリットとして、競合と比較して最大20%の低燃費のアドバンテージ、ノイズの低さなど環境への配慮、乗客への快適さの提供、最先端の15インチディスプレイを利用したコックピットデザインなどを挙げた。

■米国でのスコープ・クローズに対応するため、MRJ70からMRJ90へのコンバートも計画

 また、リージョナルジェットを米国で販売するうえでハードルの1つとなるスコープ・クローズ(Scope Clause)問題への対応についても触れた。スコープ・クローズとは、米国における航空会社とパイロットの労使協定の1つで、リージョナルジェットの座席数と重量に制限を設けるもの。米国では大手航空会社がリージョナルジェットをほかの航空会社に委託する場合があり、リージョナルジェットが大きな輸送力を持つと大手航空会社のパイロットの職域を侵すため、それを防ぐために設けられた規定。航空会社により規定は異なるが、最大76席、重量が8万6000ポンドということは共通している。

 MRJの場合、最初にリリースされるMRJ90は座席も重量も規定を超えてしまうため、それ以下のMRJ70というモデルを用意して対応する計画だ。福原氏によれば「現行のスコープ・クローズは2019年の末に改訂される予定で、そこで撤廃される可能性もある。このため、MRJ70をMRJ90にコンバートすることも可能にしている」と述べ、米国特有のニーズにもSKU構成を柔軟にすることで対応できるとアピールした。

 その後、福原氏はMRJの受注状況について説明し、ANAやJAL(日本航空)などの顧客を紹介した。また、スウェーデンのROCKTONとはまだ契約は結ばれていないが、交渉中であるとした。

 福原氏は「現在のリージョナルジェット市場はエンブラエルとボンバルディアの市場だが、現在のオーダーベースで考えれば、三菱は26%のマーケットシェアを獲れている」と説明し、三菱航空機が近い将来にシェアでエンブラエルについで第2位になれる可能性があると指摘した。

■スケジュール変更の原因となった装備品の配置はデザイン完了、電気配線のデザインは進行中

 引き続き、MRJの技術チームを率いている三菱航空機 プログラム・マネジメント・オフィス プログラム・ディレクターのアレクサンダー・ベラミー氏が登壇し、MRJの開発状況の進展に関する説明を行なった。

 ベラミー氏は「量産初号機の引き渡しのスケジュールを、装備品の配置変更と配線関連の設計変更のため、2018年半ばから2020年の半ばに変更したことを発表した。現在は飛行テストを行なっており、変更されたスケジュールでの引き渡しを実現するため全力で取り組んでいる」と述べ、1月23日に発表した設計変更によるスケジュールの変更について説明した。ベラミー氏は着任後にエンジニアリングチームを再編したことを明らかにし、各プロジェクトごとに責任者を配置して組織を整理したとした。

 MRJの開発状況については、認証要件を満たすように装備品の配置を変更することはすでにデザインが完了しており、電気関連の配線変更は、新たに開発チームを雇い、パートナーの協力を得ながら現在デザインが行なわれていると説明した。ベラミー氏によれば、パートナーはそうした飛行機の電気配線を専門に行なっているチームで、専用のツールと技術を利用して現在名古屋で開発を進めているということだった。

 今後のスケジュールについては、現在第1段階目の試験飛行を米国のモーゼスレイクで行なっており、そこに4機のテスト機を投入していくという。さらに第2段階目の試験飛行は最終的な型式証明の認証テストとなり、それは日本とモーゼスレイクで行なうことになるという。現在MRJ90の5機(10001、10002、10003、10004、10005)がテスト機として用意されており、10001~10004までがモーゼスレイクでの試験飛行に、10005が名古屋で地上テストに使われているとベラミー氏は説明した。また、最終的な型式証明の認証テストにはMRJ90が1機ないしは2機用意され、その後MRJ70のそれが用意されると説明した。

 認証機関による認証は、JCAB(国土交通省航空局)/FAA(米国連邦航空局)などの認証機関との協力のもとに行なわれており、JCABの最初のフライトは今夏に、FAAの最初のフライトは今年の終わりまでに、EASA(欧州航空安全機関)は現在検討中だとした。すでにエンジンとなるプラット・アンド・ホイットニー社の「PurePower Geared Turbofan PW1200Gエンジン」はFAAの型式証明を取得しており、それもMRJにとって大きな進展だとベラミー氏は指摘した。

 ベラミー氏は「再デザインや飛行テストは順調に進んでおり、予定どおり2020年の半ばに量産初号機を納入できるように進めたい」と述べ、再デザインによる延期はあったものの、その後は順調に進んでおり、2020年の半ばという新しい公約を守るべく開発を進めて行きたいとした。


MRJ、パリ航空ショー初出展終え離陸
6/22(木) 17:23配信 Aviation Wire

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パリ航空ショー初出展を終えル・ブルジェ空港を離陸するANA塗装を施したMRJの飛行試験3号機=17年6月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が現地時間6月22日午前8時10分すぎ(日本時間同日午後3時10分すぎ)、第52回パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港を離陸し、米国の飛行試験拠点であるワシントン州モーゼルレイクへ向かった。

【パリを離れるMRJ3号機】

 MRJの実機が航空ショーに出展されたのは、今回が初めて。25日まで開かれているパリ航空ショーのうち、商談期間である22日までに受注発表には至らなかったが、三菱航空機の水谷久和社長は、機体を見学した来場者からの反応についていると評価をいただいた」と語った。

 今回展示した3号機の塗装は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに米国で塗り直された。現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に、飛行試験拠点である米ワシントン州グラントカウンティ国際空港内のモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発。カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港とグースベイ空港、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経て、15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)に、ル・ブルジェ空港へ到着した。

 22日にパリを出発した3号機は、モーゼスレイクへ戻った後は再び飛行試験に戻る。飛行試験は4機体制で進められており、2020年初頭までに機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指し、合計2500時間におよぶ飛行試験を進める。三菱航空機によると、まもなく1000時間に達する見通し。

 一方、機体の再設計も同時に進められており、今秋には設計が固まる見込み。設計変更を反映した飛行試験6号機の製造開始は、年内を計画している。

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばとなる見通しで、水谷社長によると、社内目標としては2019年を掲げているという。

 MRJはローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を発注したANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機がル・ブルジェ空港を出発、米国への帰途に
6/22(木) 15:59配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 三菱重工業と三菱航空機がパリ航空ショー2017で展示したMRJの飛行試験3号機「FTA-3(登録記号:JA23MJ)」が、6月22日(現地時間)の朝、フライトテストの地である米国に向けて出発した。

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 今回のパリ航空ショーで展示されている飛行試験機3号機は、会場では地上展示だけだったものの、自力でのフェリーフライトを経て6月15日(同)に、パリ航空ショー会場であるル・ブルジェ空港に到着。商談目的での展示であることから、23日から始まる一般デーを前に、会場をあとにした。

 一般デーを前に会場をあとにする展示機は珍しいことではなく、既報のとおりボーイング 787-10型機は会期2日目には会場をあとにしている。こうしたフェリーフライトの離陸時刻などは公表されていないが、MRJは22日8時過ぎに23滑走路から離陸。すぐにランディングギアを収納し、やや右に旋回しながらパリから旅立っていった。

 ちなみに、このJA23MJの飛行情報は、Flightradar24でも表示されているので、気になる人は追跡してみてもよいだろう。


MRJ、次の機種は?「座席数100は需要がある」(三菱航空機社長)
6/22(木) 8:28配信 ニュースイッチ

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パリ航空ジョーで実機展示したMRJ

水谷社長インタビュー「土俵に乗った実感」
  【パリ=戸村智幸】三菱航空機(愛知県豊山町)の水谷久和社長は21日、航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」会場で日刊工業新聞社の取材に応じ、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」を実機展示したことについて、「ブラジルのエンブラエルなど競合と実機を並べて展示できた。開発が土俵に乗っていると実感を持てた」と意義を強調した。

 さらに「MRJがここまでできていると見てもらった意義がある。開発スケジュールをきっちり守る過程で、実機展示が布石になって商談に発展する可能性はある」と今後の受注への期待をあらためて示した。

 座席数88のMRJ90に続き、同76のMRJ70を開発するが、そのMRJ70の試験機の投入時期は「90の開発状況を踏まえていつごろ形にできるか判断する」と明言しなかった。

 また2機種の後の次世代機種の開発については「座席数100の機種は需要がある。50席の機種は70でカバーできる見方もある。100と50のどちらを開発するか、市場をどう見通すかが重要になる」と述べた。


MRJ試験6号機、年内製造開始へ 水谷社長「スケジュールしんどくなる」
6/22(木) 0:31配信 Aviation Wire

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17年内に飛行試験6号機の製造開始が検討されるMRJ=16年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機の水谷久和社長は現地時間6月21日、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機について、6機目の製造を年内に始める意向を示した。第52回パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港で、Aviation Wireの単独インタビューに応じた。

 MRJの飛行試験機は現在5機。初号機(登録番号JA21MJ)から4号機(JA24MJ)までの4機は、米国の飛行試験拠点であるモーゼスレイクで試験を実施しており、5号機(JA25MJ)は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、地上試験などに使われている。

 パリ航空ショーには、アビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験を実施している3号機(JA23MJ)を出展。米国で全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに塗り直して持ち込んだ。

 水谷社長は新たな飛行試験機について、「今年のしかるべき時期には製造に着手しないと、デリバリー(引き渡し)スケジュールがしんどくなる」と述べた。

 現在の納期は2020年半ばを計画。2020年初頭までに、機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指す。6号機は現在進めている設計変更を反映し、TC取得に向けた飛行試験を米国で進めていく。


MRJ、現時点で新規受注なし。サプライズはあるか?
6/21(水) 7:31配信 ニュースイッチ

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会見する水谷三菱航空機社長

三菱航空機、パリ航空ショーで
 【パリ=戸村智幸】三菱航空機(愛知県豊山町、水谷久和社長)は、航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で19日(現地時間)、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の最新状況を説明した。ただ、2016年に英国で開かれた「ファンボロー国際航空ショー」の時のような受注発表はなく、国際航空ショー初の実機を披露した前日と対照的に、寂しい内容となった。

 「新しい注文を取るのはさることながら、実機を展示して開発作業がきちんと進んでいることを理解してもらうことが重要だ」。水谷社長は記者から新規受注がないことを質問されると、今回の目的が受注獲得ではないことを強調した。

 MRJの最新状況の説明会は、パリとファンボローの両国際航空ショーの初日の恒例行事。16年はスウェーデンの航空機リース会社ロックトンから、20機の受注(10機はオプション)で基本合意したことを華々しく発表した。しかし今回は開発と営業の両責任者による説明にとどまった。

 ただ、5度目の納入延期でMRJへの信頼低下が懸念される中で、実機を展示して存在をアピールすることが、今回の最大の目標だったと言える。

 水谷社長も事前に「会期中の受注は難しい」と表明していた。重要なのはこれからだ。今秋の完了を見込む設計見直しなど、今後の開発が順調に進み、受注活動につながることが期待される。

<解説>
 エアショーでの受注会見は開幕2日目や3日目に突然設定されることもあるので、現時点で本当に受注ゼロに終わるかは分からない。ただし「受注という目的よりも、見直した計画に基づいて開発していると認識してもらうことが重要」(エアショー前の取材に対する水谷社長談)などの発言からも、相当に厳しい状況であることは伝わってくる。サプライズがあるといいのだが。


MRJ、初の国際航空ショー…受注なしの見通し
6/21(水) 7:13配信 読売新聞

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多くの報道陣がMRJの取材に訪れ、関心の高さを示した=戸田雄撮影

 【パリ=戸田雄】世界最大規模の航空見本市「パリ国際航空ショー」が19日開幕し、三菱航空機は国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の実機を初めて展示した。

 開発が順調に進んでいることをアピールする狙いだが、今回の航空ショー期間中に新たな受注は獲得できない見通しだ。小型機の需要は今後拡大が見込めるものの、ライバル社との差は広がっている。

 「MRJの開発作業がきちんと進んでいるということを理解して頂くのが、一番重要なミッションだ」

 三菱航空機の水谷久和社長は19日の記者会見で、実機を展示する意義を強調した。親会社の三菱重工業は、MRJ事業を宮永俊一社長の直轄にし、グループを挙げて開発に取り組んできた。航空見本市に初めて実機を展示できたことで、「ようやくスタートラインに立てた」(水谷社長)形だ。


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJ飛行試験機内部を公開、初飛行で操縦桿を握った安村氏らがパリへフェリー
6/20(火) 22:27配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 三菱重工業と三菱航空機は、パリ航空ショー2017の会場でMRJの飛行試験3号機「FTA-3」の機内を公開した。既報のとおり、三菱重工業と三菱航空機は今回のパリ航空ショーでANA塗装が施された飛行試験機の3号機を地上展示。開幕前日にはANAホールディングスの篠辺副会長も同席した記者会見が行なわれた。

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 今回のパリ航空ショーで展示されている飛行試験機3号機は2016年11月22日に初飛行した機体で、通常はブラックストライプとMRJロゴが描かれたデザイン。今回の展示のために5月にANA塗装をし直した。現在、愛知県のMRJ最終組立工場で地上試験に使われている飛行試験5号機もANA塗装が施されており、一時的ではあるが、2機のANA塗装MRJが存在する状態になっている。

 ペイントはいわゆるトリトンブルーのANA塗装をベースに、前方に「MRJ Mitsubishi Regional Jet」のロゴがあしらわれたもの。MRJのハウスカラーの特徴である、歌舞伎の化粧をモチーフにしたコックピット窓枠の端の“隈取”も通常のANAカラーにはないMRJ独特のデザインだ。なお、今回のペイントはあくまで今回のショーのためのもので、実際の機体に採用されるかは決まっていない。

 機内は飛行試験機ということもあって、配線などもむき出しの状態。旅客機として利用する場合のイメージは、過去にお伝えしている記事の客室モックアップなどを参照してほしい。コックピットは4枚のディスプレイを用いたグラスコックピットで、ジョイスティックなどではなく操縦桿を用いている。

 後方には貨物エリアがある。多くの旅客機は筒状の機体を上下に分割し、上部を客室、下部を貨物エリアとしているが、MRJは貨物エリアを機体後方のみに装備。これにより、上下を分ける床の位置を下げて、客室エリアを広くしている。これもMRJの特徴の一つであり、飛行試験機では壁のない状態でその特徴を見ることができる。旅客機となる際には、貨物室と客室を隔てる部分にギャレーやラバトリーが設置されることになる。

 この飛行試験機3号機は、米国ワシントン州のモーゼスレイクにあるグラント・カウンティ国際空港をベースに試験が行なわれており、今回のパリ航空ショーには、カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港、同グースベイ空港、そして大西洋を越えてアイスランドのレイキャビクにあるケプラヴィーク国際空港を経由。レイキャビクからパリまではノンストップで飛行した。

 このフェリーフライトを担当したのは3名のパイロットで、うち1名は、2015年11月11日に県営名古屋空港で行なわれたMRJの初飛行で操縦桿を握ったチーフパイロットの安村佳之氏。初飛行後、安村氏は現在、モーゼスレイクでテスト飛行に従事しており、「私自身は300時間とちょっと。MRJ合計では1000時間近く」の飛行時間に達している。現時点での飛行レートは「4機の飛行試験機が3時間ほどの12~13時間ほどがピーク」とのことだが、これは「これからまだ上がっていく」としている。

 初飛行後からの改善点などを尋ねると、「日々いろいろなパイロットが飛んで、いろいろなコメントが出る。数え切れないほどのパイロットコメントをアップデートした」とのことで、基本的な操縦性は変わっていないものの、ハンドリングのアップデートにより飛ばしやすくなっているという。

 ちなみに、現在はアビオニクス(航空電子機器)や、操縦性に関わるスタビリティ&コントビリティのテストが中心になっているとのこと。安村氏の見解としては「飛行レートがだいぶ上がってきている。機体自体も、フラッター試験や加重試験などの外形上の主な試験は終わっていて、もうそれらのトラブルはないと思う。あとは内部の1個1個の機器の完成度が上がっていけば型式証明が取れると思う」とし、2020年納入というスケジュールを守れることに自信をのぞかせた。


MRJ、試験機の機内公開 水谷社長「将来のビジネスつなげたい」
6/20(火) 13:10配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで公開されたMRJ飛行試験3号機のコックピット=17年6月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱航空機は現地時間6月19日、この日開幕した第52回パリ航空ショーで全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとった飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)の機内を公開した。

【MRJ機内とパリ航空ショーで飛ぶE195-E2】

 5機あるMRJの飛行試験機のうち、3号機はアビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験に使用。19日の公開時は、機体前方は試験機器などがない状態で、中央から後方は技術者が機体の状態を観測する席が設けられていた。

 このほかの飛行試験機は、初号機(JA21MJ)はシステム試験、2号機(JA22MJ)は機能・性能試験、内装を施す4号機(JA24MJ)はインテリアや騒音、防氷試験に投入。初号機から4号機までは、米モーゼスレイクを拠点に試験を進めている。

 一方、当初国内でオートパイロット試験に使用する予定だったANA塗装を施した5号機(JA25MJ)は、県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で機器配置の見直しなどに使われている。

 パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港で会見した、三菱航空機の水谷久和社長は、今回の3号機出展について「開発がきちんと進んでいることを、実機を持ち込んで世界のみなさんにお示しし、理解をいただくことが重要なミッション」と説明。「開発の実態を実機を通して御理解いただき、将来のビジネスにつなげていくきっかけになれば」と述べ、パリでの受注は難しいとの見通しを示した。

 実機を持ち込んだものの、受注は厳しいとみられるMRJ。一方、リージョナルジェット機の市場をリードするブラジルのエンブラエルは、開発中の「E2」シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展。19日には当初20日に予定していた飛行展示を前倒しして実施。約6分間のフライトを終えると、会場からは拍手が沸き起こった。

 リージョナルジェットの王者エンブラエルに対し、開発がリードしていたはずのMRJは徐々に巻き返され、苦しい戦いが続いている。


「MRJ」ようやく実機展示も、ライバルさらに上空へ
6/20(火) 11:40配信 ニュースイッチ

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披露したMRJ試験3号機の前で握手する宮永三菱重工社長(中央)と篠辺ANAホールディングス副会長(左)ら

「これ以上の納入延期はしないという決意だ」(三菱重工社長)
 【パリ=戸村智幸】三菱重工業は19日(現地時間)に開幕した航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の実機を国際航空ショーで初めて展示した。開発遅れでMRJへの信頼低下が懸念される中、世界の航空機産業の晴れの舞台で実機を披露し、存在感を高める狙いだ。

 パリ北東部の会場、ル・ブルジェ空港で18日、米国ワシントン州の飛行試験拠点から持ち込んだMRJ試験3号機の披露会が開かれた。第1号顧客のANAホールディングス(HD)仕様に塗装された3号機の前面が、6月のパリにしては熱い日差しを白く反射してたたずんだ。

 披露会には宮永俊一三菱重工社長が出席した。5度の納入延期を経て、開発の主体が子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)から三菱重工に移った表れと言える。

 宮永社長は自らの出席が、「これ以上の納入延期はしないという決意だ」と表明。さらにANA仕様への塗装は自身の指示だと明かした上で、「顧客のために全力で開発していると強く示すため」と狙いを説いた。

 同席した篠辺修ANAHD副会長は「開発過程でさまざまなことが起きると覚悟して発注した」と納入延期に理解を示した上で、「我々の塗装になっているのを見て、できてきていると実感した」と感慨深げだった。

 今年1月の5度目の延期決定により、量産初号機の納入予定時期は2020年半ばへと2年間遅れた。これによるマイナスイメージを払拭(ふっしょく)しようと踏み切ったのが、実機展示だ。

 航空ショーではこれまで、実物大模型(モックアップ)の展示にとどまっていた。機体を持ち込むには、型式証明取得のための飛行試験を中断する必要があったからだ。

 水谷久和三菱航空機社長は「1日でも多く飛行試験をと言う人もいた」と反対意見があったことを明かした上で、「それよりも実機展示で生まれる期待感などプラス効果を採った」と強調した。宮永三菱重工社長も「機体を見てもらうことで商談が広がっていくと願っている」と今後の受注活動の弾みになることに期待する。

 ただ、初の実機展示が意義深いのは確かだが、航空ショーの華である飛行展示を実施しないのは残念だ。米ボーイングや欧エアバスは、開発中の新型機を飛行展示や内部公開でアピールする。一方、MRJは飛行試験への影響を考えると、実機を持ち込むのが限界だった。試験機の状態という理由で、内部も公開しない。

 では次はどうか。18年に英国で開かれる「ファンボロー国際航空ショー」での飛行展示について、宮永三菱重工社長は「来年はステップアップに努める」と前向きな姿勢を示しつつ、「そのときの状況でいろいろ相談しなければならない」と付け加えた。現段階では判断しようがないのだろう。開発が順調に進み、MRJが1年後に英国の空を舞うことに期待したい。

<解説>
 やっとスタートラインに立てた、という印象。MRJを含む民間航空機の開発において「エアショーデビュー」は大きな一歩だが、この先、型式証明までの険しい道のりはまだ残されている。ライバルも手強い。MRJは地上展示のみだが、ブラジルのエンブラエルは今回、開発中の「E2シリーズ」の地上展示と飛行展示を予定している。


三菱航空機、MRJの販売目標は1000機以上 20年間で
6/20(火) 7:21配信 ロイター

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 6月19日、三菱重工業子会社の三菱航空機は、2040年近辺までに国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を1000機以上、販売する方針を示した。写真はMRJのポスター、都内で2016年10月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[パリ 19日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機は、2040年近辺までに国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を1000機以上、販売する方針を示した。

同社は同機をパリ航空ショーで展示。顧客に対し順調な進捗(しんちょく)状況を示し、2020年半ばの納入計画に変更がないことを確認していた。

三菱航空の販売マーケティング担当副社長、福原裕悟氏は、同機の販売目標について「約20年間で1000機以上」と答えた。

福原氏は19日、現時点の納入計画は427機と明かしていた。

ローンチカスタマーのANAは18日、同納入計画にコミットしていると述べた。

また福原氏は、三菱航空がブラジルのエンブラエル<EMBR3.SA>やカナダのボンバルディア<BBDb.TO>に独占されているリージョナルジェット市場で、主要2社のうちの1社になることが目標と言及。「(同市場の)リージョナルジェット機需要は今後20年間で5000機以上とみている。リージョナルジェット市場はとても堅実で、グローバルな顧客基盤を作ることが目標」と述べた。


MRJの実機お披露目
6/19(月) 20:00配信 時事通信

 【パリ時事】隔年で開催される世界最大級の航空機見本市、第52回パリ国際航空ショーが19日、パリ郊外ルブルジェで開幕した。日本からは、三菱航空機(愛知県豊山町)が国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の実機を国際航空ショーで初めてお披露目した。


MRJの実機お披露目=パリ航空ショー開幕
6/19(月) 17:00配信 時事通信

 【パリ時事】隔年で開催される世界最大級の航空機見本市、第52回パリ国際航空ショーが19日、パリ郊外ルブルジェで開幕した。日本からは、三菱航空機(愛知県豊山町)が国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の実機を国際航空ショーで初めてお披露目した。

 同社の親会社である三菱重工業の宮永俊一社長は「MRJを披露するのにこれ以上の機会はない。ぜひ間近で見てほしい」としている。

 このほか、ホンダが小型ジェット機「ホンダジェット」を出展。日本政府が川崎重工業を中心に製造するP1哨戒機も展示され、活発な商談が交わされる見通しだ。

 航空ショーは25日まで。米ボーイングや欧州のエアバスをはじめとする航空機関連の約2300社が参加し、業界関係者や一般客ら約35万人の来場が見込まれている。


MRJの実機お披露目=パリ航空ショー
時事通信 6/19(月) 16:10配信

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世界最大級の航空機見本市、第52回パリ国際航空ショーが19日、パリ郊外ルブルジェで開幕した。日本からは、三菱航空機が国産初の小型ジェット旅客機MRJの実機(写真)をお披露目した=15日撮影(同社提供)


三菱重工宮永社長「強い気持ちの表われ」 MRJ、ANA塗装でパリ航空ショーお披露目
6/19(月) 12:58配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーで展示されるANA塗装をまとったMRJの前で握手を交わす三菱重工の宮永社長(中央)と三菱航空機の水谷社長(右)、ANAホールディングスの篠辺副会長=17年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 三菱重工業(7011)と三菱航空機は現地時間6月18日、第52回パリ航空ショーが19日から開かれるパリのル・ブルジェ空港でMRJの飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)をお披露目した。ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとい、ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長も出席した。

【パリに出展されたANA塗装のMRJ】

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。1日には、PW1200GがFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得した。

 当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画。開発遅延に伴い、2016年11月からは三菱重工の宮永社長直轄の開発体制に移行した。

 今回パリへ持ち込んだのは、5機あるMRJ90の飛行試験機のうち3号機で、飛行試験の拠点である米国のモーゼスレイクには、今年4月に到着。ANA塗装には米国で塗り直し、ル・ブルジェ空港には、15日夕方に到着した。

---記事の概要---
・宮永社長「かなりの完成度」
・ANA塗装「強い気持ちの表われ」
・100席以上の着手未定

◆宮永社長「かなりの完成度」

 機体の完成度について、三菱重工の宮永俊一社長は、「かなりの完成度に来ている。そこをぜひ見ていただきたい」と自信を示した。これまでの開発遅延については「1月にも説明したとおり、国際基準の中で機体を完成していくことに、知見が足りなかった。試行錯誤でやってきて、このように解決したと示したい」と、実機をパリへ持ち込んだ意図を説明した。

 宮永社長がパリ入りしたことについて、記者から今後の開発がこれ以上遅れない意思表示かを尋ねられると、宮永社長は「そういう風に理解していただいて結構。より安全な飛行機を完成させるため、最後の検証プロセスにある。飛行機がこんなに完成していますということを、御理解いただければありがたい」と語った。

 三菱航空機の水谷久和社長は、パリに機体を持ち込んだことについて、「航空ショーで機体をお見せできて、身近な目標をクリアした。世界を代表する各社が集まっており、世界レベルではスタートラインについた」と感想を述べた。

 今後の開発スケジュールをどのようにクリアしていくかについて、水谷社長は「2019年納入の社内目標は、スケジュールを変えるわけではない。1月の新体制発表以降、新しい体制をきっちり作って運用し、それなりに成果が出始めている。この延長線上でわれわれなりにがんばって行けば、計画を守れると信じている」と語った。

 今回MRJはパリ航空ショーへ初参加となるだけではなく、欧州での実機初お披露目となった。水谷社長は欧州市場について、「北米だけではなく、欧州にもと思っており、まずはMRJ90を仕上げる。開発状況に理解を深めていただき、将来に向けての話につながっていけばよいと思う」と述べた。

◆ANA塗装「強い気持ちの表われ」

 MRJの飛行試験機5機のうち、すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

 3号機をANA塗装でパリへ出展することは、宮永社長のトップダウンで決まった。「ANAには遅れを待っていただいて申し訳ない。機体開発がここまできていると、航空ショーでお客様のために全力でやっていることをお示しする、強い気持ちの表われだ」と理由を述べた。

 一方、MRJはANA以外にも北米市場などにも顧客がおり、機体の安全性を証明する型式証明(TC)を取得するまでは、航空機メーカーの自社デザインによるカラーリングで、航空ショーなどに持ち込むのが一般的だ。

 MRJを発注している他社との関係について、宮永社長は「米国のお客様は、ローンチカスタマーとメーカーの関係をよくご存じなので、(ANA塗装で出展したことを)理解していただけると思う。ネガティブではなく、喜んでいただけると信じている」と語った。

 ANAHDの篠辺副会長は、MRJのパリ航空ショー初出展について、「飛行機を設計してから製造するまでの最終盤にきたことを証明していただけた。我々のペイントがどの段階で見られるかが、ひとつのステップだ」と語った。

 また、宮永社長の直轄体制である点について、篠辺副会長は「ありがたい。三菱重工が総力を挙げて納期に向けて進めている」と評価した。

 MRJのANA塗装は、同社が運航するボーイング787型機と同様、機体前方に大きくMRJのロゴが描かれている。量産機のデザインについて、篠辺副会長は「MRJの文言をどういう形で表現するかは、別途検討する」と述べるにとどめた。

◆100席以上の着手未定

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定した。ANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 一方、MRJ最大のライバルである、ブラジルのエンブラエルが開発中の「E2」シリーズは、最初の機体となるE190-E2が、2016年2月25日にロールアウト。現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機で、E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指す、E190-E2のメーカー標準座席数は1クラス106席、2クラス97席、2019年前半から納入予定のE195-E2は1クラス146席、2クラス120席、2020年納入開始予定のE175-E2は1クラス88席、2クラス80席。MRJと座席数で比較すると、MRJ90にとってE190-E2が、MRJ70はE175-E2が競合となる。

 今回のパリ航空ショーでは、エンブラエルはE2シリーズ最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展。地上展示するほか、飛行展示も予定している。

 80席クラスの機体から、リージョナル機では大型となる100席を超える機体まで、E2シリーズは幅広い選択肢を航空会社に提案できる。

 三菱航空機では、長胴型のMRJ100Xを100席クラスで検討している。宮永社長は、「リージョナル機のコアマーケットは、MRJ90とMRJ70のクラス。技術的に成功させることの次に、事業として成功させることが重要だ。MRJ90とMRJ70をしっかり成功させる」と述べ、当面は100席以上のクラスに着手しない考えを示した。


パリ航空ショー、きょう開幕。「MRJ」初の実機展示で顧客の反応は?
6/19(月) 10:15配信 ニュースイッチ

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パリに向けて米国から出発するMRJ試験3号機(三菱航空機提供)

納入時期前倒しに挑戦、「2強目指せる」
 世界最大の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」が19日、パリ郊外のル・ブルジェ空港で開幕する。英国で行う「ファンボロー国際航空ショー」との隔年開催の展示会。主催者によると今回は約2300社・団体が出展し、業界関係者向けの前半4日間には15万人の来場が見込まれる。25日までの開催で、後半3日間は一般来場者向け。

 出展する日本勢最大の目玉は、三菱重工業が開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」を実機展示することだ。主要航空ショーでの同実機展示は初めて。開発が遅れる中、実機を見せて世界の航空会社へのアピールを狙う。

 このほか、日本航空宇宙工業会(SJAC)と加盟12社や、各地の中小企業が出展する。また、東京都が中小企業グループと初出展し、海外メーカーからの受注獲得を目指す。中部地方の7企業・団体もドイツの航空宇宙産業クラスターの企業と交流する。

 パリ航空ショーは2年に一度、奇数年に開かれる世界最大の航空ショー。今回、米ボーイングが小型機「737MAX」の派生機種を事業化することが予想されたり、欧州エアバスが最新鋭大型機の飛行展示を予定したりしているが、日本で最も大きなトピックとなるのは、やはりMRJの実機出展だろう。

 世界の主要な航空ショーでは、メーカーは開発中の機体を展示してPRすることが多い。一方、これまでMRJの開発遅延に苦しんできた三菱航空機は、試験作業などを最優先するため航空ショーには実物大の客室模型(モックアップ)を出展してきた。MRJの実機が航空ショーに持ち込まれるのは初めてとなる。三菱航空機の親会社である三菱重工業の宮永俊一社長も現地に出向き、記者会見を行う予定。

 三菱航空機の水谷久和社長は、ローンチカスタマーであるANAホールディングスへの納入時期について「2019年を念頭に置いて作業している」と20年半ばからの前倒しを目指している。

 量産初号機の納入時期は、5度目の延期で18年半ばから20年半ばに遅れた。水谷社長は「めどが付いたと言えるほどではないが、社内では何とか19年に頑張ろうと話している」という。

 現在、今秋の完了予定で電気配線の見直しによる機体の設計変更作業を進めている。フランス企業とパートナー契約を結び、約20人の技術者を受け入れており「彼らの力をフル活用してきっちり仕上げたい」と水谷社長。

 パリ国際航空ショーに向けては、「エンブラエルが約5割のシェアだと思っている。ボンバルディアは4割だが100席以上に注力しており、我々ががんばっていけば、新しい2強の一角を形成できるのでは」(水谷社長)と意気込む。


MRJ、パリ航空ショーで展示へ 納期順守をアピール
6/19(月) 9:44配信 ロイター

[パリ 18日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機は約半世紀ぶりとなる国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の実機を19日開幕するパリ航空ショーで展示する。現地入りした幹部らは18日、2020年半ばの納入計画に変更がないことを確認した。

MRJは開発の遅れから初号機の納入予定が5度延期されているが、三菱重工業の宮永俊一社長は18日、記者団に対し「順調な進捗(しんちょく)状況を示すための展示」と説明。

また、同航空ショーで受注についての発表は予定していないと述べた。

三菱航空の販売マーケティング担当副社長、福原裕悟氏は昨年MRJ最大20機の発注契約を結んだスウェーデンの航空機リース会社ロックトンと欧州での販売で提携することに期待感を示した。

同氏はロイターに対し、「欧州では依然として多くの地域ジェット機が運航しており、それらに取って代わる絶好の機会」と述べた。

三菱航空機の水谷久和社長は納入時期を早める可能性があるか聞かれ、2020年半ばを目指しているが開発の前倒しに尽力していると語った。

初号機の納入先であるANAホールディングスの篠辺修副会長は「われわれは(MRJ)受け入れに向けて完全に用意ができている」と述べた。


MRJ、パリ航空ショーに初展示へ
6/19(月) 8:45配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

世界最大級のフランス・パリ国際航空ショーで初めて展示される、国産初のジェット旅客機「MRJ」が現地に到着し、関係者に公開された。
初めてヨーロッパに到着した「MRJ」。
披露されたのは、アメリカを拠点に試験飛行を続けているMRJの3号機で、最初の顧客、全日空の青を基調とした塗装が特別に施されている。
世界最大級のパリ航空ショーは、2,300を超える航空関連企業が出展。
三菱重工などは、MRJの実機を展示して、2020年の初納入に向けた開発の進捗(しんちょく)状況を世界にアピールしたい考え。
三菱重工の宮永俊一社長は「飛行機がこれだけできていますと、実際に見ていただきたい」と話した。
MRJは、「パリ国際航空ショー」で、19日から3日間、公開される。

東海テレビ/FNN


【パリ航空ショー2017】ANA塗装のMRJを前にANAHD副会長 篠辺氏「おぉ、できてるじゃないか」
6/19(月) 6:24配信 Impress Watch

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写真:Impress Watch

 三菱重工業と三菱航空機は、パリ航空ショー2017開幕を前日に控えた6月18日(現地時間)に記者会見を実施。両社代表者と、MRJのローンチカスタマーであるANA(全日本空輸)を代表して、ANA前社長で現在はANAHD(ANAホールディングス) 取締役副会長を務める篠辺修氏が同席した。

【この記事に関する別の画像を見る】

 すでにお伝えしているとおり、三菱重工業と三菱航空機は、今回のパリ航空ショーでANA塗装が施された飛行試験機の3号機を地上展示している。同社で「FTA-3」と呼ばれる同機は2016年11月22日初飛行し、2017年4月1日に米国のモーゼスレイクに到着。元々はブラックストライプとMRJロゴが描かれたデザインだが、今回の展示のために5月に塗装し直したという。パリには6月15日(現地時間)に到着した。

 記者会見に臨んだ三菱重工業 取締役社長CEOの宮永俊一氏と、三菱航空機 取締役社長の水谷久和氏は、ともに開発の順調さと、リージョナルジェットに新たな快適性や安全性をもたらす機体であることを改めて説明。

 宮永氏は、「プロジェクトにかける思いとコミットメント。1月に2年遅れるということを説明したが、遅れると言いながらも飛行機はほとんどできているが、安全性の証明のために万全を期すために遅れる、でも飛行機はこれだけできているということを実際に見ていただきたいと思っていた」とし、忙しいテストフライトのスケジュールを合間をぬってパリ航空ショーに出展したことに喜びを示した。

 水谷氏は「パリのこの青空で実機をご覧いただくことができてうれしく思っている。関係者一同、準備を重ねてきた甲斐があった。順調に仕上がっている。1月にお約束したスケジュールを守るべく頑張る」と改めての決意を表明した。

 今回の展示について、多くの商談が予定されていることは認めつつも、セールスの観点以上に「ここまで来ていると見ていただくことが重要」であるとしており、宮永氏は「コミットメントを示すために来た」と強調。

 水谷氏は、一部で「納入を2019年に前倒しする」との発言が報道されたことについて、「スケジュールを前倒し、変更したような報道があったことは一部にあったことは、私の思いとずれていたところがあった。特になにかを変えるわけではなく、1月の発表以降、新しい体制をきっちり作って、それを運営して成果が出始めているので、その延長線上で頑張っていければ、今の計画を守れることになると信じている。そこに(前倒しが)付いてくるということ」と説明。「我々の社内のグループ目標として“少しでも早く”という気持ちをお伝えしたかった。三菱航空機として対外的に約束しているMRJの目標納期は2020年半ばで、変わっていない」とした。

 このほか記者会見では、MRJ 90と最終組立工場での製造がスタートしたMRJ 70に続く航空機の開発についても質問が出たが、宮永氏は「まずはMRJを素晴らしい飛行機に作り上げることが大事で、総合的な航空機メーカーとしての力を長く保てるような全体的なレベルを高める。それを続けることが一番大事。我々のコアなビジネスにするためのいろいろな形で努力していく」とし、まずは両モデルの生産で技術力やビジネスとして確立するノウハウなどを習得することが重要であるとした。

□ANAHD副会長 篠辺氏「(スケジュールの遅れは)ローンチカスタマーとして理解している」

 ローンチカスタマーのANAを代表して会見に臨席したANAホールディングス 取締役副会長を務める篠辺修氏は、今回の出展に対して三菱関係者の努力への敬意や、ANA塗装が施された機体の展示に喜びの言葉を述べ、「我々はエアラインとして受け入れの準備ができており、引き続きMRJプロジェクトの進展に期待する」とした。

 また、ANA塗装のMRJをバックに行なわれた囲み取材では、「(スケジュールの遅れについては)都度ご報告をいただいていたし、実際に飛行機が飛んできて、しかも私どものロゴが入ったものを見て『おぉ、できてるじゃないか』」としたほか、「これは飛行機の設計から製造にいたる過程のなかでの最終盤であることを証明いただけたと思っている。最初に受領することになる我々のペイントをいつ実際に見られるかは一つのステップ。大変に光栄でうれしい」とコメント。今回ANA塗装機が展示されたことを「この段階まで来たな、という安心材料」とした。

 またスケジュールの遅れについては、「飛行機を使う側としては万全な飛行機にしていただきたいので、そこはローンチカスタマーとして理解しているつもりなので、これから確実にスケジュールを刻んでいただければ。開発の過程で我々にはうかがい知れないことが今後もあるかも知れないが、それを覚悟したうえで発注している」と話し、ANA側は納期予定から逆算しての受け入れ体制の修正を進めているとした。


MRJの試験機、パリ航空ショーで展示へ
6/18(日) 18:46配信 読売新聞

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パリ航空ショーで初展示される三菱航空機のMRJ=戸田雄撮影

 【パリ=戸田雄】三菱航空機は19日から開催される世界最大規模の航空見本市「パリ国際航空ショー」で、国産ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の試験機を展示する。

 MRJの納入は当初予定の2013年から大幅に遅れており、実機を展示することで世界の航空業界関係者に開発の進行をアピールする狙いがある。

 展示されるのは、米国の開発拠点でテスト飛行を行っていた試験機で、初号機の納入先となっている全日本空輸の塗装が施されている。


ANA塗装のMRJ、パリ航空ショー初出展 ル・ブルジェ空港で準備進む
6/17(土) 19:12配信 Aviation Wire

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パリ航空ショーが開かれるル・ブルジェ空港で展示準備が進むANA塗装が施されたMRJの飛行試験3号機=17年6月17日午前 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 パリのル・ブルジェ空港では、現地時間6月19日から開かれる世界最大規模の航空ショー「第52回パリ航空ショー」の開催準備が進んでいる。実機の出展は初となる三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」も、17日午前は好天に恵まれた会場で、空調設備などの準備が進められていた。

【パリ航空ショー会場で展示準備が進むMRJ】

 三菱航空機は親会社の三菱重工業(7011)とともに、MRJの飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)を地上展示。MRJの航空ショー出展は初めてで、欧州初お披露目となる。今回は地上展示のみで、飛行展示は行わない。

◆米国でANA塗装に

 MRJは、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」と、76席の「MRJ70」の2機種で構成。エンジンはいずれも低燃費や低騒音を特長とする、米プラット・アンド・ホイットニー製のギヤード・ターボファン・エンジン(GTFエンジン)「PurePower PW1200G」を採用する。6月1日には、PW1200GがFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得した。

 今回展示する3号機の塗装は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに、米国で塗り直された。現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に、飛行試験拠点である米ワシントン州グラントカウンティ国際空港内のモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発。カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港とグースベイ空港、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経て、15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)に、ル・ブルジェ空港へ到着した。

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定。開発に手間取り、当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画している。開発遅延に伴い、2016年11月からは三菱重工の宮永俊一社長直轄の開発体制に移行した。

 MRJはANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 MRJの飛行試験機は現在5機。すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

◆宮永社長もトップセールス

 航空ショー開幕前日の18日には、三菱重工の宮永社長や三菱航空機の水谷久和社長、ANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長が出席し、機体をお披露目する予定。三菱航空機はANA塗装機を出展することについて、ローンチカスタマーに敬意を表するためだとしている。

 今回で52回目となるパリ航空ショーは、1909年にスタート。防衛や航空、宇宙分野を中心とする約2300社が出展し、出展総面積は32万4000平方メートル、企業が重要顧客などをもてなすシャレー(山小屋の意)は330棟、出展航空機は150機にのぼり、会期中の来場者数は業界関係者が15万人、一般は20万人を見込んでいる。

 開催は奇数年で、偶数年はロンドン近郊でファンボロー航空ショーが開かれ、1年のうち大きな商談は両航空ショーで発表されることが多い。しかし規模で比べると、パリの出展者数はファンボローの1.5倍、来場者数も2倍と、パリが大きく上回っている。

 フランスの大統領や首相をはじめとする、各国政府などの公式視察団は300団体を予定。日本からはMRJのほか、海上自衛隊の哨戒機「P-1」の出展が予定されており、P-1は飛行展示を計画している。

◆E195-E2は飛行展示も

 一方、 MRJ最大のライバルである、ブラジルのエンブラエルが開発中の「E2」シリーズは、最初の機体となるE190-E2が、2016年2月25日にロールアウト。予定を前倒しして、3カ月後の同年5月23日に初飛行に成功し、同年7月11日からロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーに飛行試験初号機(登録番号PR-ZEY)を持ち込んで地上展示した。

 E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機。E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。

 2018年の納入開始を目指すE190-E2のメーカー標準座席数は1クラス106席、2クラス97席、2019年前半から納入予定のE195-E2は1クラス146席、2クラス120席、2020年納入開始予定のE175-E2は1クラス88席、2クラス80席としている。

 MRJと座席数で比較すると、MRJ90にとってE190-E2が、MRJ70はE175-E2が競合となる。

 今回のパリ航空ショーでは、E2シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を出展。地上展示するほか、パリ航空ショーのウェブサイトによると飛行展示も予定している。

 三菱航空機は例年、客室を模したモックアップを会場に展示し、売り込みを図ってきたが、実機の展示はE2シリーズが先行した。今回実機を初めて展示することで、各国の関係者にアピールしていく。


MRJ、欧州初登場=パリ航空ショーで展示
6/16(金) 17:00配信 時事通信

 三菱航空機(愛知県豊山町)は16日、開発中の国産初の小型ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)の試験機がパリ郊外のル・ブルジェ空港に到着したと発表した。米ワシントン州の開発拠点で試験飛行を行っている試験3号機で、欧州初登場となる。19日から同空港で開催されるパリ航空ショーで地上展示する。

 世界最大規模を誇るパリ航空ショーでの展示は初めてで、開催前日の18日から21日まで実際の機体を公開する。MRJは開発の遅れから初号機の納入予定の延期が続いているが、世界の航空業界関係者に開発の進捗(しんちょく)をアピールする。


ANA塗装のMRJ、パリ到着 欧州初上陸、航空ショー初出展へ
6/16(金) 9:07配信 Aviation Wire

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三菱重工と三菱航空機がパリ航空ショーに出展するANA塗装を施したMRJの飛行試験3号機(三菱航空機提供。水平出しとトリミングを当紙編集部で実施)

 三菱重工業(7011)と三菱航空機は現地時間6月15日(日本時間16日)、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が、パリのル・ブルジェ空港に到着したと発表した。19日から同空港で開かれるパリ航空ショーで、地上展示する。MRJの実機を出展するのは初めてで、欧州上陸も初となった。

【三菱航空機が公開したANA塗装MRJの写真】

 機体の塗装は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに、米国で塗り直された。現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に、飛行試験拠点である米ワシントン州グラントカウンティ国際空港内のモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発。カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港とグースベイ空港、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経て、15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)に、ル・ブルジェ空港へ到着した。

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定。開発に手間取り、当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画している。

 MRJはANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 MRJの飛行試験機は現在5機。すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

 パリ航空ショーは世界最大級の航空ショーで、世界各国から航空関係者や政府要人が集まる。三菱航空機は例年、客室を模したモックアップを会場に展示し、売り込みを図ってきた。

 今回の機体お披露目には、親会社の三菱重工業(7011)の宮永俊一社長や三菱航空機の水谷久和社長、ANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長が出席を予定。三菱航空機では、ANA塗装機を出展することについて、ローンチカスタマーに敬意を表するためだとしている。

 MRJが航空ショーに参加するのは、今回が初めて。地上展示のみで、飛行展示は行わない。また、三菱航空機は15日、3号機がANA塗装となる様子を収めた動画を公式サイト「MRJ Progress Updates」で公開した。

 MRJ最大のライバルである、ブラジルのエンブラエルが開発中の「E2」シリーズは、最初の機体となるE190-E2が、2016年2月25日にロールアウト。予定を前倒しして、3カ月後の同年5月23日に初飛行に成功し、7月11日からロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーに飛行試験初号機(登録番号PR-ZEY)を持ち込んだ。

 E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195で構成する「Eジェット」の後継機。E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成する。今回のパリ航空ショーでは、E2シリーズで最大の機体サイズとなるE195-E2の初号機(登録番号PR-ZIJ)を地上展示。同機は3月7日にロールアウトした。


MRJ、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着 パリ・エアショーで展示
6/16(金) 7:03配信 sorae.jp

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MRJ、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着 パリ・エアショーで展示

三菱重工株式会社と三菱航空機が開発・製造をすすめる国産ジェット旅客機「MRJ」は、パリ・エアショーでの展示へ向けて飛行試験機がパリ郊外のル・ブルジェ空港へと到着しました。
 
今回同空港へと到着したのは、MRJの3号機。ボディーカラーはローンチカスタマーのANA仕様となっており、試験飛行を行っていた米ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港のモーゼスレイク・フライトテスト・センターからカナダ、アイスランドを経由し、初めてヨーロッパへと到着しました。
 
現在アメリカで型式証明の取得を目指しているMRJですが、2017年5月31日には搭載するP&W(プラット・アンド・ホイットニー)製の「PurePowerギヤードターボファンPW1200Gエンジン」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得。さらに、2020年半ばの納入が予定されていたMRJですが2019年に納入時期が前倒しされるという報道もあります。
 
これまで紆余曲折のあったMRJの開発ですが、いよいよ納入へとむけて詰めの時期へと入りつつあるのかもしれません。


MRJ がパリ到着…ANA塗装で欧州初上陸、エアショーに展示予定
6/16(金) 2:00配信 レスポンス

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ANA塗装のMRJ

三菱重工業および三菱航空機が開発・製造を進めるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機が現地時間15日(日本時間16日)、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着した。MRJにとって初の欧州上陸だ。

[関連写真]

同機は19日から同空港で開催されるパリエアショーに展示される。到着した飛行試験機は3号機で、ローンチカスタマーである全日本空輸株式会社(ANA)の塗装が施されている。

3号機は現地時間13日午前8時38分(日本時間14日午前0時38分)に米ワシントン州グラント・カウンティ国際空港内の、飛行試験拠点であるモーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)を出発した。その後カナダのウィニペグ・ジェームス・アームストロング・リチャードソン国際空港、グースベイ空港と、アイスランドのケプラヴィーク国際空港を経由し、現地時間15日午後5時5分(日本時間16日午前0時5分)にル・ブルジェ空港に到着した。

《レスポンス 高木啓》


「MRJ」納入、19年に前倒し
6/14(水) 7:34配信 ニュースイッチ

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水谷社長

 三菱航空機(愛知県豊山町、水谷久和社長)の水谷社長は、日刊工業新聞などの取材に応じ、国産小型ジェット旅客機「MRJ」のANAホールディングスへの納入時期について「2019年を念頭に置いて作業している」と20年半ばからの前倒しを目指す考えを示した。

 量産初号機の納入時期は、5度目の延期で18年半ばから20年半ばに遅れた。水谷社長は「めどが付いたと言えるほどではないが、社内では何とか19年に頑張ろうと話している」とした。

 現在、今秋の完了予定で電気配線の見直しによる機体の設計変更作業を進めている。フランス企業とパートナー契約を結び、約20人の技術者を受け入れており「彼らの力をフル活用してきっちり仕上げたい」と強調した。

 また、19日に開幕する世界最大規模の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」でMRJの実機を世界の主要航空ショーで初めて展示することについて「開発が前に進んでいると実感してもらえるはず」と意気込みを示した。

 パリ航空ショーでは「受注という目的よりも、見直した計画に基づいて開発していると認識してもらうことが重要」と述べ、会期中の受注獲得にはこだわらない考えを示した。


MRJ巻き返しへ!パリ航空ショーの焦点
6/13(火) 8:16配信 ニュースイッチ

実機の初出展、歴史的なポイントに
 世界最大の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」が19―25日の7日間、パリ郊外のル・ブルジェ空港で開催される。主催者によれば、世界から航空機や部品メーカーなど2300社・団体が出展。商談者を対象とする前半4日間の「トレードデー」には15万人の来場が見込まれる。

 日本企業でも国産小型旅客機「MRJ」を開発する三菱航空機(愛知県豊山町)や、ビジネスジェット「ホンダジェット」を開発するホンダ、防衛省などが出展者リストに名を連ねており、国際的な商談や情報発信に臨む。

<MRJは歴史的な実機初出展>

 パリ航空ショーは2年に一度、奇数年に開かれる世界最大の航空ショー。今回、米ボーイングが小型機「737MAX」の派生機種を事業化することが予想されたり、欧州エアバスが最新鋭大型機の飛行展示を予定したりしているが、日本で最も大きなトピックとなるのは、やはりMRJの実機出展だろう。

 世界の主要な航空ショーでは、メーカーは開発中の機体を展示してPRすることが多い。一方、これまでMRJの開発遅延に苦しんできた三菱航空機は、試験作業などを最優先するため航空ショーには実物大の客室模型(モックアップ)を出展してきた。MRJの実機が航空ショーに持ち込まれるのは初めてとなる。三菱航空機の親会社である三菱重工業の宮永俊一社長も現地に出向き、記者会見を行う予定だ。

<MRJ開発トップが語った「人種のるつぼ」>

 5月、三菱航空機はパリ航空ショーに先立ち、航空専門ニュースサイト「AIN online」にスポンサード・コンテンツ(広告記事)を掲載。MRJのチーフエンジニアを務める岸信夫副社長名で、開発の状況を今後の方針を明らかにした。

 それによると、現在、社内に計13人いるプログラム責任者は、10カ国の異なる国々の出身者で構成されているという。三菱航空機は、過去に何度もプログラムが遅れる要因となった「型式証明」の取得作業を加速するため、2016年から外国人技術者の採用を大幅に増加。約2000人の従業員のうち600人程度は外国人で占められている。岸副社長は同じ広告記事の中でこう述べた。「グローバルの航空専門家は、日本人の設計・製造リーダーと密接に協調している。我々はこれを『三菱航空機のるつぼ』と呼んでいる」。

 三菱航空機は、日本人だけでは突破の難しかった民間航空機開発という壁を、海外の経験者を交えることで乗り越えようとしているのだ。

 MRJの開発は長らく“苦戦”が伝えられてきた。2015年11月11日の初飛行後も、三菱航空機は2度にわたり納期を延期。経営陣の交代もあった。しかし同社は、今回のパリ航空ショーに開発中のMRJの実機を持ち込むことで、開発計画が着実に進んでいることを世界にアピールする考え。実機の初展示は、設計や製造現場の士気向上にも大いに寄与しそうだ。

 もっとも、単に機体を出展するだけでは華々しさこそあれ、収益にすぐつながる“実入り”はほとんどない。パリ航空ショーでは当然、MRJの大型受注も期待されるところだ。


型式証明を取得、パリ航空ショー出展も正念場続く「MRJ」
6/3(土) 17:28配信 ニュースイッチ

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ANA仕様の試験5号機など4機の製造工程(三菱重工業提供)

設計変更完了に向け一歩一歩、量産時期は不透明
 三菱重工業と米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)は、三菱重工グループで開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」に搭載するP&W製のエンジン「PW1200G」が米国連邦航空局(FAA)の型式証明を取得、MRJの商業運航に向け、PW1200Gの信頼性が認められた。PW1200Gは約6000時間の運転で性能、耐圧、耐荷重などのデータを取得し、15種類以上の試験に成功した。

 さらに北米におけるMRJの機体MROサービス(メンテナンス、リペア、オーバーホール)のパートナーとして、「HAECO Americas」と「PEMCO World Air Services」の2社と契約を結んだ。

 また6月19日からフランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港でで開かれる世界最大級の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」に試験機を出展する。飛行試験3号機を持ち込む計画で、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA)のカラーリングに米国で塗り直し、客室の内装を変更して航空会社やリース会社など関係者向けに公開する。

 4月に就任した三菱航空機の水谷久和社長は、今後の開発計画については秋までとする設計見直しを「必ず成し遂げる」と強調。増員した外国人技術者の知見を生かし、「当面の開発はうまくいく」(同)と手応えを示す。延期の原因となった電気配線はこのほど作業のパートナーとして「Latecoere Interconnection Systems」を選定した。

 一方、量産計画について水谷社長は「17年の時点では見えず、まだ時間がかかる」という。愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)近くの最終組立工場では、量産初号機の納入先であるANA仕様に塗装された試験5号機など4機が2本のラインに並び、組み立て作業が進む。国内での飛行試験に投入する予定だった5号機は、当面飛行しない見通しだ。

 延べ床面積約4万4000平方メートルの最終組立工場には最大12機を置けるが、4機では空きスペースが目立つ。4機は米国で飛行試験中の試験1―4号機に続く機体。

 ただ、4機の今後は不透明だ。試験5号機以外の3機は量産機として製造していたが納入延期に伴い、試験機に転用される見通し。変更内容を反映した機体で試験したいからだ。

 量産機から試験機に転用された後についても流動的だ。三菱航空機の岸信夫副社長は「試験機専用にするか、試験後に顧客に納入するか検討している」と話す。

 また、納入延期前には20年に月産10機まで増やすと掲げていた量産計画についても、「計画全体の遅れに伴って見直しており、現時点でいつ開始とは言えない」(高口宙之三菱重工MRJ事業部長)状況。

 型式証明は取得したものの事業の正念場は続く。


MRJ、電気配線変更にLatecoere社選定 機体整備で米2社とも契約
6/2(金) 17:47配信 sorae.jp

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MRJ、電気配線変更にLatecoere社選定 機体整備で米2社とも契約

三菱航空機は6月1日、MRJ Newsletterにて、リージョナルジェット「MRJ」の電気配線の設計変更作業のパートナーとしてLatecorere社を選定したと発表しました。
 
現在MRJは2017年1月に発表された設計課題の解決にむけて動いています。三菱航空機はLatecoere社とエキスパートチームを結成し、最先端の設計ツールを導入して共に課題に当たることとなります。
 
また、北米におけるMRJの機体MROサービス(メンテナンス、リペア、オーバーホール)のパートナーとして、HAECO Americas 社と PEMCO World Air Services 社と契約を結んだことも発表しています。これにより、さらにカスタマーサポートの品質が向上することが期待できるとのこと。
 
なお、現在MRJはモーゼスレイク・フライトテストセンターで試験機4機が型式証明取得に向け、テストを続けています。さらに、MRJに2基搭載されるP&W製の「PW1200G」エンジンはFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得しています。


MRJ整備、米2社と正式契約 電気配線は仏社
6/1(木) 18:34配信 Aviation Wire

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モーゼスレイクにある拠点で試験を進めるMRJ(三菱航空機提供)

 三菱航空機は、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の試験を、米ワシントン州モーゼスレイクにある飛行試験拠点で進めている。MRO(整備・改修・オーバーホール)を担う米2社と正式契約を締結し、電気配線の開発プログラムのパートナーに仏社を選定した。

 MROサービスは、HAECOアメリカとPemcoワールドエアサービスの米国2社と正式契約。北米でのMROを担う。三菱航空機は2016年7月、英国で開催されたファンボロー航空ショーで、2社との基本合意を発表していた。

 MRJは一部装備品の配置などを変更し、電気配線全体を最新の安全性適合基準を満たす設計への変更を進めている。設計変更の作業パートナーに仏Latecoere Interconnection Systems社を選定。両社で設計課題の解決に取り組む。

 6月1日には、搭載するプラット・アンド・ホイットニー(PW)製新型エンジン「PW1200G」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得したと発表した。

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