社会・事件

2017年10月10日 (火)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2258

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:原発被災者訴訟 野上浩太郎官房副長官「関係省庁と対処方針検討する」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<規制委>原燃の虚偽記載認定…六ケ所再処理工場、雨水流入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:再処理工場、審査休止=雨水流入など保安規定違反―日本原燃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発被災者集団訴訟 原告、同種訴訟関係者「うれしい」「当然の判決」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最悪のタイミングだった東電のエラー 柏崎刈羽「合格」直前の「水位逆転」に規制委は… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国と東電に5億円賠償命令 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発被災者訴訟 長期評価の信頼性重視 「結果回避可能性」判断分かれる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発被災者訴訟 福島地裁・金沢秀樹裁判長 避難区域外の仮設も調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発被災者訴訟 「判決足がかりに闘う」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:放射能おびえない暮らしを=健康不安、切実な訴え―福島の被災者・原発集団訴訟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島原発訴訟>賠償拡大、可能性開く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島原発訴訟>「被害救済の足がかりに」 国と東電に責任 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国の責任認め「勝利」=原状回復認められず落胆も―福島集団訴訟判決で原告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発事故訴訟>一部に「平穏に生活する権利」侵害を認定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<神戸・復興住宅>明け渡しなど命令 79歳女性が敗訴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「総本山が国責任認めた」=群馬訴訟の弁護団事務局長―福島原発集団訴訟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興住宅明け渡し命じる=阪神被災者に、市が勝訴―神戸地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:防護服で現地検証も=福島地裁判決の金沢裁判長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京電力、「判決精査し対応を検討」=福島原発訴訟判決受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<復興住宅>市の主張認め、女性に明け渡し命令 神戸地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「規制権限行使すれば事故回避できた」国と東電に計約5億円の支払い命じる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発事故訴訟>国と東電に賠償命じる 福島地裁判決 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故、国と東電に5億賠償命じる 「国は津波予見できた」 原状回復請求は退ける 被災者集団訴訟で福島地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国・東電に再び賠償命令=原状回復認めず―原発事故、3件目判決・福島地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

原発被災者訴訟 野上浩太郎官房副長官「関係省庁と対処方針検討する」
10/11(水) 11:52配信 産経新聞

 野上浩太郎官房副長官は11日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発事故の被災者約3800人が起こした訴訟で、福島地裁が国と東電に計約5億円の賠償を命じる判決を出したことについて「国の主張について裁判所の十分な理解が得られなかったものと承知している」と述べた。今後の対応に関しては「関係省庁で判決内容を検討の上、対処方針を検討する」と述べるにとどめた。


<規制委>原燃の虚偽記載認定…六ケ所再処理工場、雨水流入
10/11(水) 11:49配信 毎日新聞

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日本原燃使用済み核燃料再処理工場=青森県六ケ所村で2011年3月、本社機から小松雄介撮影

 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で建屋に雨水が流入するトラブルが相次ぎ、原子力規制委員会は11日、同社が必要な点検をせずに点検日誌に「異常なし」と虚偽記載していたとして、保安規定違反に当たると認定した。再処理工場は規制委による安全審査が最終盤を迎えていたが、同社は工場内の全設備の点検を優先するため、審査は大幅に遅れる見通しとなった。

 再処理工場は使用済み核燃料から再利用可能なウランやプルトニウムを取り出す施設で、核燃料サイクルの要となる。これまでもトラブルが相次ぎ、1997年の完成予定を23回延期。現在は完成予定を2018年度上半期としているが、困難な状況となった。

 再処理工場では8月、非常用電源建屋に雨水約800リットルが流入していることが発覚。建屋脇の地下に配管が通る施設があり、ここにたまっていた雨水が漏れたことが原因だったが、この地下施設は03年の設置以来、一度も点検されていなかったにもかかわらず、日誌には「異常なし」と虚偽記載されていた。同社は「隣接する別の地下施設の点検結果だった」と釈明しているという。地下施設には9月にも雨水約110リットルが流入した。日本原燃は年内に全設備を点検し、規制委に報告した上で審査再開を求める方針。【鈴木理之】


再処理工場、審査休止=雨水流入など保安規定違反―日本原燃
10/11(水) 11:42配信 時事通信

 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で建屋内への雨水流入や換気用配管の腐食などが見つかった問題で、原子力規制委員会は11日、「巡視点検を長期間怠っていた」などとして、保安規定に違反すると認定した。

 規制委の会合に出席した同社の工藤健二社長は「安全上重要な施設の一部が長期間管理されていなかった」と謝罪。運転開始に向けた審査を進める上で必要な補正申請を当面行わない意向を表明した。審査は事実上ストップする。


原発被災者集団訴訟 原告、同種訴訟関係者「うれしい」「当然の判決」
10/11(水) 10:14配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、国と東電に対し、約2900人の被災者への損害賠償を命じた10日の福島地裁判決。開廷前から、原告や全国の同種訴訟原告団らが地裁周辺を行進し、「生業を返せ、地域を返せ」などと訴えていた。

 判決を受けて、原告団のある女性は「久しぶりにこんなにうれしい気持ちになった」と涙ぐんだ。

 判決後に開かれた原告側の報告集会には同種訴訟の原告団らも出席。千葉訴訟弁護団の滝沢信事務局長は、今回の判決を「極めてまっとうな、素直な、当たり前の判決」と評価した。


最悪のタイミングだった東電のエラー 柏崎刈羽「合格」直前の「水位逆転」に規制委は…
10/11(水) 9:30配信 産経新聞

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福島第1原発構内に林立する汚染水タンク=5月、福島県大熊町(写真:産経新聞)

 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の「実質合格」が迫っていた9月下旬、最悪のタイミングでエラーは起きた。原子力規制委員会が「あってはならない」と東電にくぎを刺してきた、福島第1原発の建屋内汚染水と、建屋周辺の地下水との「水位逆転」。汚染水が外に漏れ出す危険が放置されていたことが発覚し、柏崎刈羽原発の審査で「廃炉をやり遂げる」と誓った東電の信頼性が、最後の審査を前に再び揺らいだ。(社会部編集委員 鵜野光博)

 ■「腹立たしい」と規制委員

 「この一件をもって、これまでの議論をひっくり返すものではないが…」

 10月4日の規制委定例会合。5人いる規制委員が「水位逆転」について初めて言及したのは、柏崎刈羽原発6、7号機が新規制基準に適合しているとする審査書案が了承された直後だった。

 「水位については相当厳しく言ってきたのに、こういうことが起きたのは、腹立たしい部分がある」と述べたのは伴信彦委員だ。「東電にはこの問題を軽くとらえてほしくない。われわれは東電がどう対応していくか、そこに安全文化を見ていく必要があると思う」

 ■コントロールの「要」でミス

 何が起きたのか。

 東電が9月28日に明らかにしたのは、福島第1原発1~4号機周辺の地下水位を監視する水位計の設定に誤りがあったという事実だ。

 太平洋に面した福島第1原発は、山から海へ地下水が流れる地層の中に立っており、建屋内には多い時で1日400トンを超える地下水が流れ込んでいた。この水はそのまま汚染水となってたまり続けるため、東電は建屋周辺に井戸(サブドレン)を掘ってくみ上げたり、凍土遮水壁で1~4号機をぐるりと囲んで流入を防いだりとさまざまな対策を施してきた。その結果、最近の流入量は1日100トン~150トンにまで減っているとされる。

 ただ面倒なのは、地下水が減りすぎても問題が出ることだ。建屋周辺の地下水の水位が建屋内にたまっている汚染水の水位より下がってしまうと、濃度の高い汚染水が中から外へ漏れ出す恐れがある。規制委はこの点を重視し、サブドレンのくみ上げ量をコントロールすることで、水位逆転が起きないよう指導していた。

 そのコントロールの要となる水位計の設定が間違っていたという。

 ■「しっかりしてくれよ」

 29日に東電は、設定ミスがあった6本のサブドレンのうちの1本で、水位逆転が5月17~21日に8回起きていたと発表した。地下水位は建屋内汚染水より約1メートル高く保つよう調整しているが、問題の1本では逆に2~19ミリ低い状態になっていたという。

 この問題でこれまで最も厳しく東電に管理を求めていたのは、福島第1原発の廃炉工程を監視する会合を仕切っていた更田豊志委員長だった。

 更田氏は柏崎刈羽原発6、7号機が「実質合格」となった後の定例会見で、水位計のミスについて「しっかりしてくれよ、はおっしゃる通り」と記者側の懸念を肯定した上で、「ミスはどうしてもある。ただ、今回のミスは(規制委が認可した)実施計画が想定していた範囲の中。ミス一つ一つを東電に厳しく指摘してきたし、今後も指摘をしていかなければならないが、今回の件をもって(原発運転の)実施主体の資格がないというのは議論の飛躍だろうと思っている」と、合否に影響しなかった理由を述べた。

 「ミスであることは事実であって、問題はこれが繰り返されるかどうか。高い頻度で繰り返されるなら、品質保証の問題に及んで引き締めをはかってもらわなければならない」

 東電はこの翌日、水位逆転による建屋からの汚染水漏出はなかったとする調査結果を発表した。実害はなかったが、単純ミスが深刻な事態を招きかねなかったことは間違いなく、それを「想定の範囲内」とした更田委員長の言葉に「軽さ」を感じたのは記者だけではなかったろう。

 規制委は柏崎刈羽原発6、7号機の審査で、福島第1原発事故を起こした東電を「特別な事業者」として厳しく接してきた。その規制委の「重さ」が、規制委発足から5年間の原子力の信頼回復を支えてきたといっても過言ではない。東電の安全への取り組みも、そして委員長交代など転機を迎えた規制委の在り方についても、私たちは注視する必要がある。


国と東電に5億円賠償命令
10/11(水) 8:26配信 ホウドウキョク

福島第1原発事故の被災者およそ3,800人が慰謝料などを求めた裁判で、福島地方裁判所は10日、国と東電の責任を認め、双方に賠償を命じた。
この裁判は、福島県と隣接する県の住民およそ3,800人が、1人あたり月5万5,000円の慰謝料などを、国と東京電力に求めていたもの。
10日の判決で、福島地裁は、「津波は予見でき、対策を講じていれば、原発事故を回避できた」として、国と東京電力の責任を認めた。
そのうえで、避難区域外の住人にも新たな賠償を認め、およそ2,900人に、あわせて5億円を支払うよう命じた。
国の責任については、判決が出された同様の2つの裁判で判断が分かれていた。


原発被災者訴訟 長期評価の信頼性重視 「結果回避可能性」判断分かれる
10/11(水) 7:55配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故の被災者約3800人が損害賠償を求めた訴訟で、国と東電に計約5億円を賠償するよう命じた10日の福島地裁判決。約30の同種集団訴訟のうち、判決が出た前橋地裁と千葉地裁では国の責任をめぐる判断が割れていたが、福島地裁は「国が規制権限を行使しなかったことは違法」と判断した。平成14年に公表された「長期評価」と「結果回避可能性」が、判決内容を分ける形となった。

 各地の集団訴訟の主な争点は(1)東電と国は巨大津波を予見し事故を回避できたか(2)国は東電に安全対策を取らせる権限があったか(3)国の中間指針に基づく東電の賠償は妥当か-に絞られている。

 (1)の国の責任をめぐっては、9月の千葉地裁判決が国の責任を否定したのに対し、今回の福島地裁は3月の前橋地裁判決に続いて、国の責任を認めた。福島地裁が重要な根拠の一つとしたのが長期評価だ。

 政府の地震調査研究推進本部が14年7月に発表した長期評価について、国側は、専門家の間でも見解が分かれていたことから「確立した知見ではなかった」と主張していた。これに対し、福島地裁は長期評価と異なる考えを示した複数の論文などを検討。これらの見解によって「長期評価の信頼性が否定されるものではない」とした。

 その上で、長期評価に基づくシミュレーションを行っていれば、国は敷地を超える津波の到来を予見できたと認定。東電に津波対策を講じるよう求める規制権限を行使すべき「リミット」は、14年末だったとした。千葉地裁判決が長期評価を前提に認定した国の予見可能時期は「遅くとも18年まで」で、福島地裁は長期評価により重い信頼を置いたといえる。

 また福島地裁は、原告側が主張する津波対策を取れば「全電源喪失による事故を回避できた」と認定。対策をしても「事故を回避できなかった可能性がある」とした千葉地裁と正反対の結論を導いた。

 一方、原状回復請求については、原告の思いを「心情的に理解できる」としながらも、「民事訴訟として実現困難であり、不適法」として却下した。

 判決は原告の約7割を占める「自主的避難等対象区域」の該当者について、大人1人当たり16万円の賠償を認め、賠償対象区域外の原告も一部、1万円の賠償とするなど、約2900人に中間指針を超える賠償の上積みを認めた。

 ただ、認容額がわずかにとどまったほか、「ふるさと喪失慰謝料」も認められておらず、控訴審の判断が注目される。


原発被災者訴訟 福島地裁・金沢秀樹裁判長 避難区域外の仮設も調査
10/11(水) 7:55配信 産経新聞

 今回の訴訟を担当した金沢秀樹裁判長(48)は平成6年に任官し、職員総合研修所教官、東京地裁判事などを経て、27年4月から福島地家裁で部総括判事を務めている。

 汚職事件で有罪が確定した元福島県知事の佐藤栄佐久氏に支払われた退職金をめぐる訴訟では、同年6月、「有罪確定判決をもって、県が返納命令を発するのは相当」として、佐藤氏に退職金約7726万円の返還を命じた。

 今回の訴訟は、前任の裁判長の異動に伴い、同年3月から審理を担当。原告側の請求を受け、28年3月に福島県浪江、双葉、富岡の3町で被害の現状を検証した。

 また、避難区域外の福島市についても、同年6月に仮設住宅や保育園、果樹園を訪れ、避難生活の実態や、放射線による生活環境への影響を確認した。


原発被災者訴訟 「判決足がかりに闘う」
10/11(水) 7:55配信
 「主張の一丁目一番地を完全に勝ち取った」

 福島第1原発事故で国と東電に賠償を命じた福島地裁判決後、原告団長の中島孝さん(61)は原告や支援者らの集会でマイクを握り、こう力を込めた。

 福島県相馬市でスーパー「ナカジマストア」を経営。震災後は市場の魚を買い集め、格安で販売した。大手店が休業する中、住民が連日詰めかけた。原発から44キロ。放射性物質への不安はあったが「この地とお客さんを見捨てられない」。相馬に残ると決めた。

 事故後、漁協は操業を停止。地元漁港の魚を売りにしていたナカジマストアは別の港に仕入れを頼らざるを得ず、増えたコストが経営を圧迫した。小規模事業者の組合長でもある中島さんの下には、同業者からも切実な声が集まった。「もう首をつるしかねえよ」

 事故が起きた平成23年から、組合員らと、東電に営業損害の補償を求めて交渉を試みたが、望んだ答えは得られず、25年3月に訴訟を提起。国と東電は「科学的根拠を欠く不安は賠償の対象とならない」と反論した。突き放されたように思え、怒りがこみ上げた。法廷には3度立ち「放射能を怖がるなといわれても無理。事故が先の見えない苦しみを生んだ」と訴えた。

 訴訟を通じ、子供を持つ母親や廃業寸前の畜産家など面識のなかった原告の苦悩も知った。「責任を放置する国の姿勢を改めさせたい。国が責任を取らないと同じ事故は繰り返される」

 判決は国と東電、双方の責任を認め、中島さんは原告席で仲間と固い握手を交わした。「判決を足がかりに闘いを進めたい」。今後は判決文を手に福島県内の自治体を訪れ、東電との交渉にあたっての支援を求める。


放射能おびえない暮らしを=健康不安、切実な訴え―福島の被災者・原発集団訴訟
10/11(水) 7:03配信 時事通信

 「自然の恵みに囲まれ、年老いていきたかった」「泥にまみれて遊ぶ子や孫の成長を見守りたかった」。

 東京電力福島第1原発事故の集団訴訟で、被災地の原告住民が訴えたのは、放射能におびえることがない元の福島の姿に戻してほしいとの切実な思いに尽きた。事故から約6年7カ月。原告の意見陳述には、健康不安を抱える生活を強いられる被災者の心情が凝縮されていた。原告の約9割が避難指示などが出た区域以外の住民だ。

 事故当時、福島市で暮らし、妊娠中だった原告の女性は切迫早産と診断され、大きな余震が続く中で避難できず出産した経緯を意見陳述書につづった。放射線の不安を抱えながら授乳し、2歳の娘に被ばくの検査を受けさせることに心を痛め、娘に申し訳ない気持ちで涙があふれた。

 女性は「わたしはここに住み続けて良いのか」「あの時、福島でないところで出産すれば良かったのではないか」と苦悩し、「原発がなければこんなつらい思いはしなかった」と訴えた。

 福島県二本松市でスーパーを営む原告の服部浩幸さんは避難せず、事故後も地域の食料拠点として商品を提供できるよう必死で営業を続けた。しかし、子どもの健康への不安が消えない。意見陳述で「子どもたちだけでも避難させるべきだったのではないか」と自問自答する気持ちを吐露。「これは私たちのせいでしょうか」と国と東電を批判した。

 国は除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を福島県双葉町、大熊町に整備している。大半が帰還困難区域になった双葉町から避難した60代女性は意見陳述書に「中間貯蔵というが、最終処分場にされてしまうのではないか」とふるさとが汚染されたままになる不安をつづった。「何もないところだけど、双葉が一番好きです」「お金なんかいらない。私たちの町を元の姿に戻してほしい」と訴えた。


<福島原発訴訟>賠償拡大、可能性開く
10/10(火) 22:07配信 毎日新聞

 10日の東京電力福島第1原発事故による被害者訴訟の判決について、原告弁護団は「誰もが原告になり、被害救済を受けられる可能性が開けた」と評価する。判決が示した賠償範囲に居住していた人は福島県内だけでも150万人超。裁判は控訴審に移る公算が大きいが、判断が維持されれば現行の賠償制度に与える影響は極めて大きい。

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は、東京電力の賠償基準を「中間指針」で定め、避難指示区域や自主避難区域などの賠償の区割りは2011年末ごろまでに大枠が固まった。賠償額は避難指示区域では850万円以上だが、同区域周辺の自主避難区域では原則総額8万円。さらに原発から離れた福島県会津地方や茨城県などは賠償が認められず、格差があつれきを生んだり、各地で避難者らが提訴したりした原因にもなっている。

 このため、福島の原告団は「被ばくへの不安は共通している」と主張し、原告それぞれの個別賠償でなく、避難区域の内外に関わらず、居住地の空間放射線量が事故前の水準(毎時0.04マイクロシーベルト以下)に戻るまで月5万円を支払うよう求めた。

 さらに、原告の住む地域を複数に分類し、それぞれの原告代表計35人が被害を立証した。空港や基地の騒音訴訟など、ごく一部でしか例がない手法だが、採用した背景には、個別の救済を超えて賠償制度を「面的」に見直させる足がかりにしたいとの狙いがある。

 判決は「中間指針は目安であり、これを超える損害の認定は当然に許容される」と指摘し、制度の見直しに一石を投じた。原告弁護団幹事長の南雲芳夫弁護士は「賠償が認められた2900人の背後には全ての被害者がいる」と話し、賠償基準の見直しにつながることを期待する。

 だが、判決が認めた賠償額そのものは低く、原告側の渡辺純弁護士は「全ての被害実態を正しく反映していない。さらに上積みを拡大するために闘う」と控訴審を見据えた。【土江洋範、伊藤直孝】


<福島原発訴訟>「被害救済の足がかりに」 国と東電に責任
10/10(火) 21:54配信 毎日新聞

 ◇福島地裁判決 原告団長の中島孝さん「今後の戦いを更に」

 10日の東京電力福島第1原発事故による被害者訴訟の判決で、福島地裁は国と東電の責任を認め、賠償の上積みにとどまらず、範囲拡大にまで踏み込んだ。判決後の集会で原告団長の中島孝さん(61)は「被害救済の大きな足がかりになった」と表情を引き締めた。

 提訴から4年7カ月。同原発から北に約45キロ離れた福島県相馬市の住宅街で家族と小さなスーパーを営みながら、県内外約3800人の原告と共に国と東電の責任を追及してきた。中島さんを含む原告の大半が、避難指示区域外の住民だ。

 相馬市沿岸は黒潮と親潮が交わり、阿武隈山地からの養分も流れ込む豊かな好漁場とされる。事故前、店の自慢は地元・原釜漁港で揚がるタコやヒラメなどの刺し身だった。「旬の魚を安く食べられる」。そんな客の評判が商売人としての誇りだった。

 だが事故後、県沿岸の漁獲はストップ。県外から取り寄せた魚は鮮度が低く、客から「うまくねえ」と言われた。空揚げや焼き魚にして売りさばく日々が続き、胸は悔しさでいっぱいになった。

 同じく地元の魚介類を仕入れていた旅館や土産物店の仲間からは「商売の道が断たれた。首をつるしかねえのか」との声も。東電への賠償請求が難航していた時、弁護士から「現在の枠組みでは限界がある。大規模な裁判を展開したい」と原告団長を打診された。

 裁判になれば、膨大な時間がかかり、商売に支障が出る。悩んでいたとき、妻が背中を押してくれた。「店は私と息子で何とか切り盛りする。ここで引いたら男じゃないよ」

 事故から6年半が過ぎ、店では安全性が確認された地元の魚を並べるようになり、客も徐々に戻っている。だが客との会話は自慢だった魚の味よりも、放射能と食の安全に関する話題が増えた。

 商売人の誇りを奪われる悔しさを、もう誰にも味わわせたくない。「二度と原発事故を起こさせないこと」が福島に生きる自身の責務だと考えている。「今後の戦いを更に進めたい」と力を込めた。【岸慶太、尾崎修二】


国の責任認め「勝利」=原状回復認められず落胆も―福島集団訴訟判決で原告
10/10(火) 21:10配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故をめぐって全国最大規模となった集団訴訟の判決。

 福島地裁は10日、前橋地裁に続いて国と東電の賠償責任を認めた。裁判では事故回避の責任とともに、放射線汚染を国や電力会社がどこまで責任を持って原状回復(放射線量低減)するのかも問われた。賠償責任を認めたことに「完全に勝ち取った」と喜ぶ声が上がったが、原状回復請求が却下されたことに原告は落胆した。

 「勝訴」「国・東電断罪」「被害救済広げる」。10日午後2時すぎ、福島地裁の正門前で弁護士が判決第一報の垂れ幕を掲げると、集まった原告らから割れんばかりの歓声と拍手が広がった。中には、タオルで涙をぬぐう人の姿も見られた。その後、弁護団が原状回復が却下されたことを伝えると、原告らからはため息の声が漏れた。

 判決後、福島市内で記者会見が行われた。原告団団長で福島県相馬市に住む中島孝さん(61)は、国の責任を認めなければ事故は再発するとの考えから「1丁目1番地の問題について完全に勝ち取った」と評価した。


<原発事故訴訟>一部に「平穏に生活する権利」侵害を認定
10/10(火) 20:15配信 毎日新聞

 ◇福島地裁 1人当たり1万~36万円、総額5億円支払い命令

 東京電力福島第1原発事故当時、福島県や隣県に住んでいた約3800人が総額約160億円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、福島地裁(金沢秀樹裁判長)は10日、東電と国の責任を認め約2900人に対し1人当たり1万~36万円、総額約5億円の支払いを命じた。判決は、原告居住地の大半を占める自主避難区域や賠償対象外の福島県外の一部に「平穏に生活する権利」が侵害されたとして賠償の上積みや範囲拡大を認めた。国が区域ごとに定めた賠償基準の見直しを求める声が強まりそうだ。

 全国で約1万2000人が起こした約30件の集団訴訟のうち原告数は最多で、8割は避難しなかった「滞在者」。判決は3例目で、国の賠償責任を認めたのは前橋地裁(3月)に続き2例目。居住地の空間放射線量を事故前の水準に戻す原状回復は却下した。原告側は控訴する方針。

 判決は国の責任について、政府の地震調査研究推進本部が2002年に福島県沖にマグニチュード(M)8級の津波地震が起きうるとした「長期評価」に基づき「ただちに試算していれば、東電が08年に試算した通り、原発敷地への15.7メートルの津波襲来を予見できた」と指摘。02年末までに東電に津波対策を命じなかったのは「著しく合理性を欠く」と断じ、賠償義務は東電の半額相当とした。

 賠償対象は、国の避難指示基準(年間被ばく線量が20ミリシーベルト)を下回る地域でも、事故1カ月後で年換算10ミリシーベルトを超えていた福島、郡山市などの自主避難区域は「被ばくの不安や精神的苦痛は賠償に値する」と認定。避難者、滞在者とも1人16万円の上積みを命じた。賠償が認められていない福島県外でも水戸市などの住民に1人1万円を認めた。

 原告のうち約40人が求めた「ふるさと喪失慰謝料」は退け、同慰謝料を認めた千葉地裁判決(9月)とは異なる判断となった。

 東電と原子力規制庁は「対応を検討する」としている。【土江洋範、伊藤直孝】


<神戸・復興住宅>明け渡しなど命令 79歳女性が敗訴
10/10(火) 19:53配信 毎日新聞

 ◇集合住宅「キャナルタウンウェスト」 神戸地裁判決

 神戸市が阪神大震災の被災者向けに提供した借り上げ復興住宅で20年の入居期限が過ぎたとして、集合住宅「キャナルタウンウェスト」(同市兵庫区)の女性(79)に住居の明け渡しを求めた訴訟で、神戸地裁は10日、市の主張を認めて女性に明け渡しなどを命じる判決を出した。女性は控訴する方針。

 市による退去期限通知の有効性が争点だった。女性は入居許可書交付の前の「入居決定」時に通知すべきだったと主張したが、山口浩司裁判長は「少なくとも入居許可時点で通知されれば、将来の退去時期を具体的に予測できる」などとし、市の訴えを認めた。

 借り上げ復興住宅では2016年2月以降、継続入居や転居猶予の要件を満たさず、期限後も退去しない住民を相手取り、神戸市と兵庫県西宮市が民事訴訟を相次いで起こした。

 神戸市はキャナルタウンウェストの住人7人を提訴。分離して審理が進み、この日が初の判決だった。今後、適用法令や借り上げ期間の通知の有無など、個々の事情ごとに司法判断が下される。

 判決について佐伯雄三弁護団長は、不当な判決だと批判。女性は弁護団を通じて「裁判所に『部屋を出て行け』と言われたが、どこに行けばよいのか」とコメントした。神戸市は「妥当な判決。今後もすべての入居者に丁寧できめ細かい対応を行っていきたい」とのコメントを出した。【小槌大介、井上元宏】


「総本山が国責任認めた」=群馬訴訟の弁護団事務局長―福島原発集団訴訟
10/10(火) 19:17配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故の避難者訴訟で、国の責任を認めた福島地裁判決を受け、群馬県内の避難者が起こした同種訴訟の弁護団の関夕三郎事務局長は10日、「福島は全国で展開している訴訟の総本山。国の責任を認めた意義は極めて重い」とのコメントを出した。

 3月の前橋地裁判決も国の責任を認定した。

 コメントでは「損害の評価に課題は残る」と指摘する一方、国の責任を否定した9月の千葉地裁判決に触れ、「福島判決は国と東電の怠慢という不正義を明確にした」と評価した。


復興住宅明け渡し命じる=阪神被災者に、市が勝訴―神戸地裁
10/10(火) 18:32配信 時事通信

 阪神大震災の被災者向けに神戸市が20年の期限で借り上げた復興住宅をめぐり、期間が満了したとして、市が入居女性(79)に部屋の明け渡しを求めた訴訟で、神戸地裁(山口浩司裁判長)は10日、市の訴えを認め部屋を明け渡すよう命じる判決を言い渡した。

 借り上げ復興住宅からの退去をめぐっては兵庫県内で5件の訴訟があり、初の判決。女性側は控訴する方針。

 判決によると、神戸市は2016年10月末を期限に都市再生機構(UR)から住宅を借り上げた。市は02年8月、入居許可書に借り上げ期間を記載して女性に交付。公営住宅法は入居決定の際、期間満了時の明け渡しを通知しなければならないと定めているが、判決は入居許可書が通知に当たり、同法に基づく明け渡し請求ができると判断した。

 女性側は、市の通知時期は遅いなどと主張したが、退けられた。記者会見した佐伯雄三弁護団長は「(通知を見ての入居辞退は)とても無理な時期だ」と批判した。一方、久元喜造神戸市長は「主張が認められ妥当な判決」とコメントした。


防護服で現地検証も=福島地裁判決の金沢裁判長
10/10(火) 18:18配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故の集団訴訟で、国と東電に賠償を命じた福島地裁の金沢秀樹裁判長(48)は2016年3月、防護服姿で避難指示区域の福島県浪江、双葉、富岡各町を訪れ、現地で原告宅などの検証を実施した。

 裁判官による検証は珍しく、同年6月には同区域外の福島市で、仮設住宅や果樹園などを視察した。


東京電力、「判決精査し対応を検討」=福島原発訴訟判決受け
10/10(火) 16:59配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故をめぐる集団訴訟で、福島地裁が国と東電に賠償命令を出した判決について、東京電力は10日、「今後判決内容を精査し、対応を検討してまいります」などとするコメントを発表した。


<復興住宅>市の主張認め、女性に明け渡し命令 神戸地裁
10/10(火) 14:31配信 毎日新聞

 神戸市が阪神大震災の被災者向けに提供した「借り上げ復興住宅」で、20年の入居期限が過ぎたとして、市が同市兵庫区の復興住宅に住む女性(79)に住居の明け渡しを求めた訴訟の判決が10日、神戸地裁であった。山口浩司裁判長は、神戸市の主張を認め、女性側に明け渡しを命じた。

 借り上げ復興住宅を巡っては、2016年2月以降、神戸市と兵庫県西宮市が、継続入居や転居猶予の要件を満たさないのに、返還期限を過ぎても退去しない住民を相手取り、住居の明け渡しを求める民事訴訟を相次いで起こした。神戸市の場合、同市兵庫区の集合住宅「キャナルタウンウェスト」の住人7人を提訴。適用法令の違いや、借り上げ期間の通知の有無などにより分離して審理が進められ、この日が初の司法判断だった。【小槌大介】


「規制権限行使すれば事故回避できた」国と東電に計約5億円の支払い命じる
10/10(火) 14:29配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故の被災者約3800人が国と東電に損害賠償を求めた訴訟で、10日の福島地裁判決は「国は敷地を超える津波の到来を予見可能だった。平成14年末までに規制権限を行使していれば事故は回避できた」と判断。

 国の責任の範囲を「東電の負う責任の2分の1」とし、国と東電に計約5億円の支払いを命じた。


<原発事故訴訟>国と東電に賠償命じる 福島地裁判決
10/10(火) 14:24配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故当時、福島県や隣県に住んでいた約3800人が国と東電に総額約160億円の損害賠償などを求めた訴訟で、福島地裁(金沢秀樹裁判長)は10日、国と東電に対し、賠償を命じる判決を言い渡した。

 約1万2000人の避難者らが全国の地裁に起こした約30件の集団訴訟の中で判決は3件目。原告数は最も多い。3月の前橋地裁判決は国と東電の賠償責任を認めて原告62人に総額約3800万円を支払うよう命じていたが、9月の千葉地裁判決は国の賠償責任を否定。東電のみに対して原告42人に総額約3億7600万円を支払うよう命じていた。

 今回の訴訟で原告側は「生活環境が汚染され、家族や地域の人間関係が壊れたり、仕事の生きがいを失ったりした」と訴え、空間放射線量を事故前の状態(毎時0.04マイクロシーベルト以下)に「原状回復」することや、実現するまで1人月5万円の慰謝料を支払うことなどを求めていた。【土江洋範】


原発事故、国と東電に5億賠償命じる 「国は津波予見できた」 原状回復請求は退ける 被災者集団訴訟で福島地裁
10/10(火) 14:17配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故の被災者約3800人が国と東電に損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、福島地裁であった。金沢秀樹裁判長は「平成14年末時点で国が津波対策に関する規制権限を行使しなかったことは、許容される限度を逸脱し、著しく合理性を欠いていた」として、国と東電に計約5億円の賠償を命じた。「放射線量を事故前の水準に戻す」という原状回復請求は退けた。

 全国約30の同種集団訴訟で最大規模の原告数で、判決は3例目。前橋、千葉地裁では国の責任についての判断が分かれていた。原告側は居住地域ごとに代表者を立てて損害を訴える「代表立証」により、1人当たり月5万円の慰謝料を支払うよう求めていたほか、一部原告は「ふるさと喪失慰謝料」も求めていた。

 (1)東電と国は巨大津波を予見し事故を回避できたか(2)国は東電に安全対策を取らせる権限があったか(3)国の指針に基づく東電の賠償は妥当か-が主な争点だった。

 政府の地震調査研究推進本部は、平成14年7月に「マグニチュード8クラスの津波地震が30年以内に20%程度の確率で発生する」とする長期評価を公表。金沢裁判長は「国が長期評価に基づいて直ちにシミュレーションを実施していれば、敷地を超える津波の到来を予見できた」と指摘。14年末時点で、津波への安全対策を東電に命じていれば「事故は回避できた」と判断した。

 その上で、国の責任の範囲は、東電の負う責任の「2分の1」と認定。国と東電に計約5億円の賠償を命じた。

 訴訟で原告側は「国と東電は敷地の高さを超える津波が到来することを予見できた」と主張。被告側は「長期評価は確立した科学的知見とはいえない」などとしていた。

 今年3月の前橋地裁判決は「国と東電は津波の到来を予見でき、対策を講じれば事故は防げた」として国と東電の責任の重さは同等と判断。9月の千葉地裁判決も国は津波発生を予見できたとしたが、「対策をとっても事故は回避できなかった可能性がある」として、東電のみに賠償を命じた。


国・東電に再び賠償命令=原状回復認めず―原発事故、3件目判決・福島地裁
10/10(火) 14:13配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、福島県や近隣県の住民約3800人が、国と東電に居住地の放射線量低減(原状回復)と慰謝料など総額約160億円を求めた訴訟の判決が10日、福島地裁であった。

 金沢秀樹裁判長は「事故は回避できた」と述べ、約2900人に総額約5億円を支払うよう国と東電に命じた。原状回復の訴えは却下した。

 全国に約30ある同種訴訟で3件目の判決で、国の責任を認めたのは3月の前橋地裁に続き2件目。原告数が最も多い福島地裁の判断は、今後の判決に影響する可能性がある。

 金沢裁判長は、2002年7月に政府機関が公表した地震予測の「長期評価」は信頼性が高く、国はこれに基づき敷地高を超える津波を予見できたと判断。安全性確保を命じていれば事故は防げたとし、「02年末までに規制権限を行使しなかったのは著しく合理性を欠く」と述べた。

 その上で、原告の7割を占める福島、いわき、郡山各市など自主的避難等対象区域の住民には、国の中間指針(8万円)を超える16万円の賠償を認めた。中間指針の対象から外れた茨城県の一部住民にも1万円を認めた一方、960人は放射線量が低いなどの理由で棄却した。

 国の賠償責任は「原子力事業者を監督する2次的なものにとどまる」と指摘。責任の範囲は東電の2分の1と認定し、賠償額は約2億5000万円とした。

 原状回復請求については「心情的には理解できるが、民事訴訟としては不適法」と却下した。原状回復までの将来分の請求も認めなかった。

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、59人死亡 500人超負傷・6

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、59人が死亡、527人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

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リンク:ラスベガス銃乱射 撃たれた警備員が当時の様子語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃乱射事件「犯人はIS」説がにわかに真実味を帯びてきた - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:45人、依然入院中=ラスベガス乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:45人、依然入院中=ラスベガス乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>「銃は楽器同様身近」発生2週間現地ルポ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>銃規制、溝埋まらず 連射禁止は歩み寄り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射、被害学生がホテルなど提訴 事件の責任主張 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:超党派のバンプストック装置禁止法案、米下院に提出 ラスベガス銃乱射受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射、燃料タンク狙い焼夷弾射撃も 情報筋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射事件を受けて、YouTubeが連射装置解説ビデオを禁止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射 新情報が判明、銃撃開始前に警備員に発砲 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ラスベガス銃乱射 撃たれた警備員が当時の様子語る
10/19(木) 12:07配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、銃撃開始前にスティーブン・パドック容疑者の滞在先ホテルの部屋に近づき撃たれた警備員が18日放送の番組で事件の夜について初めてテレビで発言した。ドア越しに撃たれる前に「ドリルのような音」が聞こえたとしている。

警備員のカンポス氏は1日、パドック容疑者がホテル32階の部屋から野外コンサートの観客に向けて銃撃を開始する数分前に撃たれ、負傷していた。パドック容疑者は観客58人を殺害、500人近くを負傷させ、米現代史上最悪の銃乱射事件となった。

カンポス氏は番組の中で、容体は回復していると言及。「少しずつだが確実に、日ごとに良くなっている。精神的にも身体的にも回復しているところだ」と述べた。

カンポス氏は事件当日、ホテルの廊下を警備していたところ、32階のドアを点検するよう指示された。32階に向かうため階段を使用したものの、バリケード封鎖されたドアを通過することができず、エレベーターを使わねばならなかった。

カンポス氏は警備担当に電話し、ドアが閉鎖されていることを報告。ドリルのような音が聞こえたのはその時だった。付近で作業をしている人がいるのかと思ったという。

カンポス氏は「歩いていくと矢継ぎ早に銃撃音が聞こえた」と、落ち着いた口調ながらも神経質そうに振り返った。「私はまず隠れた。焼けるような感覚があった。ズボンの裾を上げると血が見えた」

パドック容疑者がドア越しに発砲し、カンポス氏の右太もも上部に当たっていた。

カンポス氏はドア口に隠れながら、ドアを調べるよう呼ばれたホテルの技術者に注意を促し、「隠れろ」と叫んだ。同じく番組に出演したこの技術者は「彼の言葉がなかったら、私も撃たれていただろう」と述べている。


銃乱射事件「犯人はIS」説がにわかに真実味を帯びてきた
10/18(水) 10:00配信 代ビジネス

間違いなく「成功者」だったのに、なぜ
 10月2日の朝、15番フリーウェイを、ロサンゼルスからラスベガスへ向けて走った。途中、車のラジオが速報を告げる。

 <銃撃犯スティーブン・パドックの父親は、1960年代、銀行強盗を犯し、FBIが最も探し求める10人の指名手配犯の一人でした――>

 事件は10月1日の午後10時5分に発生した。スティーブン・パドックが、ラスベガスの高級ホテル『マンダレイベイ』の32階のスウィートルームから、通りの反対側で行われていたカントリーミュージックの屋外コンサート会場めがけて、10分間に渡り、銃を乱射したのだ。会場は一瞬にして戦場と化し、58人が死亡、500人近くが負傷する大惨事となった。パドックも自ら命を絶った。

 現在までのところ、捜査当局は、犯行の動機を解明できていない。

 なぜ撃ったのか? 者が周辺を取材して得た材料をもとに、そこに迫ってみたい。

 犯罪の動機を考える場合、よく指摘されるのが生育環境だ。

 実際、パドックの生育環境は平和なものではなかった。父ベンジャミン・パドックは、車泥棒や信用詐欺などの犯罪を犯し、刑務所を出たり入ったりしていた。パドックが7歳だった1960年には、父がアリゾナ州で銀行強盗を犯して逮捕される。逮捕されたその場所は、皮肉にも、今回の銃撃事件の現場となった同じラスベガスだった。

 ベンジャミンは懲役20年を求刑されて連邦刑務所に服役したが、1969年には脱走し指名手配される。指名手配のポスターには”自殺傾向がある精神障害者”と説明されていた。父親の犯した重大犯罪が、当時、幼少期から思春期を生きていたパドックの心に大きな影を落としたのは間違いないだろう。

 しかし、そんな幼少期の不幸を覆そうとするかのように、パドックは人生を着実に切り開いていった。カリフォルニア州立大学を卒業し、IRS(米内国歳入庁)や航空宇宙産業などで勤務した後、会計士となる。

 不動産投資も始め、アパートや商業物件を売買しながら資産を積み上げ、遂には”マルチ・ミリオネア”となった。そのキャリアは、幼少期の不幸から立ち上がって成し遂げたサクセス・ストーリーとも見ることができるかもしれない。

 しかし不動産投資で財をなしたものの、結局パドックは父という「トラウマ」から逃れられなかったのかもしれない。ベンジャミンは、FBIの掲示板に”熱心なブリッジプレイヤー”と記されていたほどゲーム好きだった(ブリッジは、カードゲームのひとつだ)。

 また、脱獄後、1978年に逮捕された時はオレゴン州でビンゴパーラーを経営していた。パドックもギャンブルというゲームにはまり、”プロフェッショナル・ギャンブラー”としてカジノでお金を稼いでいた。プライベートでは2度離婚したが、フィリピン人の恋人マリルー・ダンレーと出会ったのも、ギャンブルで著名なネバダ州のリノにあるカジノだった。

 ダンレーはそこでハイリミットのギャンブルセクションのホステスをしていた。所有していたフロリダの家にも、数えるほどしか滞在しなかったほど、2人はあちこちのカジノでギャンブルする生活を送り、一度に10万ドル費やすこともあった。

 そんな暮らしぶりは、傍目には、裕福な引退者に見えたかもしれない。だが、父が重大犯罪を犯したという過去は彼につきまとっていたように見える。パドックに6000ドルで買われたという娼婦によると、彼から「父とは関わらなかったけど、俺の血の中には悪い性質がある。俺は生まれ持っての悪人だよ」というテキストメッセージが来たこともあったという。

犯人の住んでいた家へ向かった
 筆者は彼の足跡をたどるため、ラスベガスから120キロほど北のメスキートという小さな街に向けて、車を走らせた。延々と続く砂漠の中のフリーウェイを走り続けること1時間半、やがて、カジノリゾートの看板が目につき始めた。メスキートもまたカジノを主要産業とする街なのだ。

 事件前、パドックはこの街で暮らしていた。家は『サンシティー』と呼ばれる、55歳以上の引退者用に開発された住宅地の高台にあった。ゴルフなど野外活動を楽しみながら引退生活を送っている住民が多いピースフルな住宅地だ。

 公的記録によると、パドックは16年6月からその家に居住しているが、日常的に住んでいたわけではないようだ。実際、家の前やバックヤードには何も置かれておらず、売り出し中の空き家といった風情だ。家の近くで犬を散歩させていた男性が言い捨てた。

 「彼は孤立していて、住民たちとは交わることがなかったと聞いているよ。彼のような人のことを“リクルース(世捨て人)”というんだ」

 パドックの隣人も「『ハロー』と声をかけても、うつむいたままで、挨拶を返すこともなかった」とコメントしている。

 住民とは断絶するように暮らしていたパドックだが、地元のカジノでプレイする姿は目撃されている。彼がプレイしていたのは、皆と一緒に楽しむテーブルゲームではなく、一人で黙々とプレイするビデオポーカーだった。

 パドックが人と話したがらないところは、周囲からは特異に映っていたようだ。自分が所有していたアパートに住み込んでいた時も、部屋を賃貸しているテナントと話したくないため、わざわざ人を雇っていた。また、自家用セスナで飛ぶ時も、航空管制塔とやりとりしなくてはならないようなルートは避けていたという。

 生育環境が、彼をそんな性格にしたのだろうか? パドックは、アメリカで言われるところの“ローナー”だった。つまり、人と関わることなく孤立するように生きていた。そして、一部の心理学者は、ローナーな性格は、大量殺人犯によく見られると指摘している。

 しかし、ある意味、彼のように、人とは話したがらず、無愛想に見える人はどこにでもいるし、一人でいることを好む性分の人もいる。恋人が話すように、パドックはただ「寡黙な人」だっただけなのかもしれない。

 前に住んでいた家の隣人に尋ねると「普通の人でしたよ。私たちのことを信頼して、旅行中は家の鍵まで預けてくれたんです」と話している。また、「人の家の芝刈りをしてくれる“お隣のおじさん”ような、オープンな人柄だったよ」と今年初め、彼が訪ねた銃販売店の店員は話している。

 高級カジノホテル『ウィン・ラスベガス』のスタッフも「少し内向的だったが、理性的な人物だった」とその人物像について話した。彼らはみな、パドックの犯行に驚きを隠しきれないでいる。

「IS説」は本当なのか
 動機が判然としない中、にわかに浮上しているのが「パドックIS説」だ。実際、事件の翌朝、ISは犯行声明を出してもいる。パドックは数ヵ月前にイスラム教に改宗し、犯行に及んだというのだ。

 この声明については、組織が弱体化しているISが、事件に便乗して勢力回復を図ろうとしているという見方が強い。FBIも、彼が政治的イデオロギーを持っていなかったという理由で、彼とISとの関わりについては否定しており、今回の事件をテロと認定していない。

 しかし、そんな見方が多勢を占める中、「犯行声明を無視すべきではない」と主張しているジャーナリストがいる。IS関係者の取材を続けているニューヨークタイムズのジャーナリスト、ルクミニ・カリマキ氏だ。カリマキ氏はTwitter上でこのように指摘している。

 <ISISは、自分たちのメンバーやISにシンパシーを感じている人が行っていない攻撃については、めったに声明を出してきませんでした。確かに、彼らは、しばしば、死者数を大げさに言ったり、詳細を誇張したり歪曲したりはします。しかし、声明の核心部分は通常正しいのです>

 カリマキ氏は、2014年以降、ISが欧米で行ってきた50以上のテロを追ってきたが、そのうち、誤った声明が出されたのは3回だけだったという。また、声明を出していないにもかかわらず、ISの犯行であると判明した例も数多いという。

 しかも、今回の事件では、ISは、最初はパドックが数ヵ月前に改宗してメンバーになったと発表したものの、数日後には「6ヵ月前に改宗した」と具体的な数字を出し、声明を繰り返している点にも注目している。

 実際、捜査当局がISの犯行ではないと主張しながらも、結果的にはISの犯行であったという例は数多いという。その顕著な例として、カリマキ氏は15年10月末、エジプトからロシアに向かっていたロシアの旅客機が爆破された事件をあげる。

 この事件が起きた際、エジプトもロシアも、ISが犯行声明を出したにも関わらず、ISのテロである可能性を否定した。その後、ISはロシア機爆破に使った小型爆発物の写真を機関誌で公開。最終的に、ロシア大統領府はテロだったと断定している。

もしも本当にISならば…
 テロリズム専門家として知られるマイケル・スミスII氏も、ISと繋がっている可能性を排除すべきではないとする立場だ。

 パドックがISとは無関係と指摘されている理由の一つに、彼の年齢がある。通常、ISは若者をターゲットにしてリクルートしているが、パドックは64歳と高齢だからだ。

 しかし、スミスII氏はこの見方について、「彼のプロフィールがISメンバーのプロフィールに当てはまらないからといって、ISの影響がなかったとは決め付けられない。ISは、リクルート範囲を広げており、勧誘する場合も、ISであることを隠しておくよう説得しているからだ」と米メディアの取材に答えている。

 確かに、その用意周到な計画性を見る限り、パドックは、一人で“ジハード”しようとしていたかにも見える。例えば、20年以上かけて47丁の銃を収集したパドックだが、うち、33丁はこの一年で購入したものだった。銃だけではなく、ISが行っているような車を使った爆撃も考えていたようだ。銃撃を犯したホテルに駐車していた車に、50ポンド分の爆薬 や1600発分の弾丸も積み込まれていたのだ。

 銃撃のターゲットも入念に物色されていた。実際に宿泊したマンダレイベイホテル以外に、コンサート会場を見下ろすシカゴのホテルやラスベガスのダウンタウンの繁華街を見下ろす部屋も予約されていた。さらには、宿泊していたホテルの部屋のテーブルには、ホテルからターゲットまでの距離や死者数を最大限にするためにはどう銃撃すればいいか、などについて試算した数字を記したメモも残されていた。

 銃撃後には逃走する計画もあったようだ。そんなことが、たった一人でできるだろうか? 捜査当局も、何者かのヘルプがあったとしてもおかしくないと指摘している。

 “パドックIS説”をサポートするような報道もある。例えば、彼はISのプレゼンスがある中東の国々にも寄港するようなクルーズ旅行に参加していた。

 米・右系メディアは、恋人の母国であるフィリピンにはイスラム系過激派が多いことも指摘している。パドックは宗教を信仰してなかったようだが、キリスト教を懐疑的に見ていたため、キリスト教信者の多くが一般的に好んでいると言われるカントリーミュージックのコンサート会場をターゲットにしたのではないかと見る向きもいる。

 折しも、銃撃事件が起きた10月1日は、テロ等の不測の事態が危惧されていた日にちに該当していた。9月30日から10月1日は、イスラム教徒シーア派にとって最大の宗教行事である“アーシューラー”に当たるからだ。そのため、在米邦人の中には、領事館から、テロの標的となりやすい場所では用心するよう注意喚起するメールを受け取った者もいた。

 ISは、メディアの注目を得るため、情報を小出しする傾向があるという。米国の歴史を鑑みても、最も痛ましい出来事の一つに数えられる今回の乱射事件。そこにもしも「白人系ISによる犯行」という事実が付与されたなら、アメリカ国民が受けるショックはさらに増すことになる。「せめて、『リクルースの野蛮な犯行』であってほしい」と願う人が多い中、今後、“パドックIS説”を裏付けるような決定的な証拠が出てくるのだろうか。

飯塚 真紀子


45人、依然入院中=ラスベガス乱射
時事通信 10/14(土) 9:37配信

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米ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で、地元警察は13日、45人の負傷者が依然入院しており、一部は「危機的な状態」だと明らかにした。事件は1日夜に発生。写真は容疑者が32階の部屋から乱射したホテル=4日撮


45人、依然入院中=ラスベガス乱射
10/14(土) 6:34配信 時事通信

 【ロサンゼルス時事】米西部ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で、地元警察は13日、45人の負傷者が依然入院しており、一部は「危機的な状態」だと明らかにした。

 また、事件による負傷者数を546人に修正した。

 事件は1日夜に発生。ホテルの32階の部屋からスティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が野外コンサート会場に向けて銃を乱射し、58人が死亡した。動機は分かっていない。


<ラスベガス乱射>「銃は楽器同様身近」発生2週間現地ルポ
10/12(木) 21:41配信 毎日新聞

 多数が死傷する銃乱射事件が発生しても、一向に銃規制が進まず銃の販売が増える米国。市民らはなぜ銃を求め続けるのか。

 米西部ネバダ州ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件のスティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が銃を購入した同州の店は「ガンズ&ギターズ(銃とギター)」という名で、楽器と銃が一緒に売られる。「同じように身近なんだ」。音楽用品を買いに来たエンジニア、ジョン・ロバーツさん(65)は言った。

 ネバダ州では種類によるが銃の購入に許可や届け出はいらず、買える数に制限もない。

 捜査当局によると、パドック容疑者は同州や西部カリフォルニアとユタ、南部テキサスの4州で合法的に銃を入手、自宅などから47丁が見つかった。今年2月にショットガンを買ったユタ州の銃販売店主、クリス・マイケルさん(36)は「普通の人に見えた」と言う。

 同州では連邦捜査局(FBI)の身元確認を通り必要書類に記入すれば約15分でショットガンが買える。「1日おきに新しい銃がないか見に来る人もいる。かばんや靴を複数持つのと同じだ」(マイケルさん)

 客の元米兵、スティーブ・ハートマンさん(59)は「何か起きた時、銃があれば安心だ」。一方、事件現場近くに追悼に来た不動産業、アンバー・トレジョさん(39)は「戦場で使うような装備が容易に手に入る点は見直すべきだ」と言う。

 カリフォルニア州コスタメサの銃見本市。40年以上続き、2日間で約1万人が訪れる。約1200のブースに銃や銃弾が並び、ビールを手にした人々が見入っていた。バンプストックは同州では違法で、見本市運営のトレーシー・オルコットさん(48)は「事件で初めて知った。不要だ」。一方自衛のため銃を8丁持つという警官のブライアンさん(41)は「銃規制で犯罪は防げない。憲法が銃を持つ権利を保障するのは、独裁に武力で対抗する権利の保障でもある」と主張した。【ラスベガス(米西部ネバダ州)などで長野宏美】


<ラスベガス乱射>銃規制、溝埋まらず 連射禁止は歩み寄り
10/12(木) 20:08配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】死者・負傷者合わせて500人超を出し「米史上最悪」といわれるラスベガスの銃乱射事件から15日で2週間となる。だが抜本的な銃規制強化は米政界の共通認識ではない。米社会では、銃暴力の犠牲者が後を絶たない現状を「公共の安全の問題」として行動を求める声と「状況は変わらない」との冷めた見方が交錯する。

 「法の抜け穴を塞がなければ」。民主党のファインスタイン上院議員は4日、半自動式銃でフルオート(全自動)銃並みの連射を可能にする銃床「バンプストック」(BS)禁止法案を発表した。

 BS装着で毎分400~800発の発射が可能になる。ラスベガスの事件では容疑者のホテルの部屋から12個が発見された。米国では殺傷力の極めて高いフルオート銃の販売は原則禁止だが、BSなどの改造部品が合法的に流通している。

 銃規制強化に強固に反対し絶大な資金力と集票力で議会に影響力を持つ全米ライフル協会(NRA)も、BS禁止法案を支持する異例の声明を発表。与党・共和党も前向きだ。だがNRAは、武器保有の権利を定めた合衆国憲法修正第2条を「守り抜く」とも強調。部品規制で妥協し、銃所持規制など抜本的対策を抑止したい構えだ。

 米国内には推定3億丁前後の銃が流通。英紙ガーディアンは「国民100人中88人が銃を所持することになり、世界で群を抜く」と指摘する。年間3万人超が銃により死亡している。

 州により規制に軽重があるが、開拓時代の伝統から銃所持の権利は個人の主権の象徴ととらえる人が少なくない。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの世論調査(今年3~4月)では「銃暴力が大きな社会問題」との回答は83%だが、銃所持の全面禁止を支持したのは9%だった。

 ただ、ラスベガス事件を受けて意識の変化も見られる。従来の乱射事件では容疑者の精神疾患などに焦点が当てられ、「銃が人を殺すのでなく、人が人を殺す」とのNRAの主張が一定の説得力を持っていた。だが、今回の事件では容疑者の精神病歴や犯罪歴が不明で、大量殺人も可能な銃が容易に入手できる「米国の異常さ」に目を向ける声も目立つ。

 人気テレビ・トークショー司会者のコナン・オブライエン氏は事件翌日の放送で、「文明社会での出来事とは思えない。世界史上最も豊かで影響力のあるこの国で、なぜこのような惨劇が繰り返されるのか」と語り、「何かが変わらなくてはいけない」と訴えた。

 ◇ことば「銃購入者の身元調査」

 銃購入者の身元調査は連邦法で義務づけられ、販売業者がFBIに電話などで問い合わせる。1年以上の服役刑や家庭内暴力で有罪判決を受けた者、精神・知的障害者などは購入ができない。


ラスベガス銃乱射、被害学生がホテルなど提訴 事件の責任主張
10/12(木) 14:21配信 CNN.co.jp

(CNN) 58人の死者を出したラスベガスの銃乱射事件を受け、被害に遭ったカリフォルニア州の学生が11日、容疑者の滞在していたホテルの所有企業、標的となったコンサートイベントの運営会社、さらに犯行に使われた「バンプストック」と呼ばれる銃の改造装置のメーカーを相手取って訴訟を起こした。当該の企業すべてに事件を引き起こした責任があるとの主張だ。

訴状では、スティーブン・パドック容疑者の滞在先だったホテルと野外コンサート会場を所有するMGMリゾーツ・インターナショナル側に対応の不首尾があったと指摘。

パドック容疑者はコンサートの観客に発砲し始める6分前にホテルの警備員を撃ったとされているが、警備員が銃撃された知らせを受けてもMGMは迅速な行動をとらなかったとの見解を示した。

またパドック容疑者が大量の銃器を持ち込んで滞在し、客室内と廊下にカメラを設置していたことについて、ホテルのセキュリティーチェックが適正に機能しなかった結果だと主張した。

イベントを運営したライブ・ネーションに対しては、会場に適切な緊急避難口を設置し観客に明示する措置を取らなかったと強調。非常時のまとまった避難計画や避難指示の案内はなく、スタッフも緊急対応の訓練を受けていなかったため「観客は事態がのみ込めないまま、どうやって逃げればいいのかもわからず取り残された」としている。

半自動小銃を自動小銃のように使用できるバンプストックのメーカーとしては、テキサスに本社を置く1社を訴訟の対象に挙げた。「バンプストックを割安な装置として売り出し、連射可能な自動小銃の所持を原則禁止する法律に抜け道を与えている」というのがその理由だ。同社に対してはすでに1つの銃規制団体が訴訟を起こしている。

上記の3社に対しCNNはコメントを求めたが回答は得られなかった。

訴訟を起こしたページ・ガスパーさん(21)は心理学を専攻する学生で来年卒業する予定。1日に発生した銃乱射事件では右のわきの下に銃弾を受け、胸の組織や肝臓を損傷した。病院に運ばれて治療を受け、現在はカリフォルニア州の自宅に戻って療養している。

ガスパーさんの弁護士は今回の訴訟について、賠償金目的ではなく、ホテルやコンサート会場での安全に関する規定や手順を改善するために起こしたと説明した。


超党派のバンプストック装置禁止法案、米下院に提出 ラスベガス銃乱射受け
10/11(水) 11:47配信 CNN.co.jp

(CNN) 半自動小銃を自動小銃のように使用できる「バンプストック」と呼ばれる装置を禁止する法案が10日、米下院に提出された。
バンプストックを巡っては、58人の死者を出したラスベガスの銃乱射事件を受けて共和・民主両党の議員20人が規制に向けた取り組みを進め、共和党のカルロス・カーベロ下院議員が禁止法案を正式に下院に提出した。
ラスベガスの事件で死亡したスティーブン・パドック容疑者が使っていたホテルからは、バンプストックで改造した銃が見つかっていた。現時点でこの装置を禁止する規定はなく、アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)による製造や販売規制の対象にもなっていない。
「この数十年で初めて、合理的な銃政策に向けた超党派のコンセンサスが高まった。この問題で共和党と民主党には深い分断が生じていた」。カーベロ議員は声明の中でそう指摘した。
ここ数年で銃乱射事件が相次いでいるにもかかわらず、米議会で銃規制法案を巡る進展はほとんどなかった。2012年にコネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受けて提出された身元確認強化の法案は、当時民主党が多数を占めていた上院でも通過せず、その後提案された同様の法案も、共和党が多数を占める議会で否決されている。


ラスベガス銃乱射、燃料タンク狙い焼夷弾射撃も 情報筋
10/11(水) 10:55配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者が、空港付近の燃料タンクに向けて特殊な焼夷(しょうい)弾を撃っていたことが11日までに分かった。捜査当局の情報筋2人がCNNに明かした。捜査員は、爆発を引き起こす狙いがあったとみているという。

この種の銃弾は直撃した対象を発火させる目的で使用される。情報筋によれば、パドック容疑者の滞在先ホテルの部屋や、マッカラン国際空港の敷地付近にある燃料タンクの近くでこうした銃弾が見つかった。

当局はこれに先立ち、パドック容疑者がホテル32階の部屋から野外コンサートの観客を銃撃する際、このタンクに向けて発砲し、ライフルの銃弾2発を直撃させたことを明らかにしていた。ただ、タンクに向け発砲するのに焼夷弾を使用したかどうかは明かしていなかった。

焼夷弾はタンク近くの場所で回収されたという。タンクに直撃した銃弾も焼夷弾だったかどうかは不明。空港の広報担当者は、タンクに直撃したもの以外の銃弾が回収されたとの情報は把握していないと述べた。

空港関係者は先週、ジェット燃料は炎に短時間さらされても発火しないよう設計されているとして、銃撃により爆発が引き起こされる可能性は低いとの見方を示していた。

米現代史上最悪の銃乱射となったこの事件では、パドック容疑者が野外コンサートに参加していた観客58人を殺害、500人近くを負傷させた。容疑者は滞在先ホテルの部屋の中で自殺しているのが発見された。


ラスベガス乱射事件を受けて、YouTubeが連射装置解説ビデオを禁止
10/10(火) 19:19配信 TechCrunch Japan

YouTubeは、今月始めにラスベガスで起きた、58人が死亡し489人が負傷した乱射事件を受けて、「バンプストック(bump stock)」と呼ばれる装置を使ってライフルをより致命的なものにする方法を教える、ビデオチュートリアルの削除を始めている。

そうしたビデオが紹介するのは、連続発射を可能にする手段だ。銃の反動を利用して引き金を素早く動作させることにより、セミオートマチックの武器をフルオートマチックのように使うことができるようになる。この技法は、現在連邦法によっては禁止されていない。しかし、ラスベガス事件の犯人であるStephen Paddockが、それを使ってMandalay Bayから群衆に何百発もの弾を撃ったことが分かってからは、この技法はより強い監視の対象になっている。

この乱射は、1人の個人が行ったものとしては、米国史上最悪の死者数を数えることになった。カリフォルニア州のDiane Feinstein上院議員は、この技法を禁止する法律の必要性を公言している 。NRAはこれに対し、全面禁止ではなく、銃自身を統制するものと同様の規制強化を求めたいと応じた。

YouTubeは、TechCrunchに送ってきた声明の中で、この禁止措置を認めている。同社の広報担当者は「私たちは、有害で危険なコンテンツを禁止するポリシーを、これまでもずっと保持しています」と述べている。「最近起きたラスベガスの悲劇を受けて、私たちは銃器をより早く発射させる方法を示したビデオを精査し、既存のポリシーを拡大してそれらのビデオを禁止するようにしました」。

広報担当者が語るように、こうした禁止は完全に新しいものではなく、むしろ既存のルールを拡大したものだ。バンプストックに対する新たな禁止は、すでに銃器やバンプストックの販売へのリンクが禁止されている現行のガイドラインに加わる。サイトのコミュニティガイドラインに違反していると思われる動画は、一般視聴者によって削除相当と報告される可能性がある。

(翻訳:Sako)


ラスベガス銃乱射 新情報が判明、銃撃開始前に警備員に発砲
10/10(火) 14:12配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者が、滞在先ホテルの部屋から野外コンサートの観客に発砲し始める6分前にホテルの警備員を撃っていたことが分かった。地元警察が9日に明らかにした。

当局は先週、この警備員について、銃撃の最中にパドック容疑者の部屋に近づき、容疑者の注意をそらしたと発表。容疑者はドア越しに警備員を撃った後、観客に対するこれ以上の発砲をやめたとの見方を示していた。

地元保安官によれば、警備員は1日の午後9時59分に脚を撃たれた。この警備員は同じ階の別の部屋で鳴り出したアラームについて調べていた。パドック容疑者は午後10時5分、野外コンサートの観客への発砲を開始。約9~11分間にわたり銃撃を続けたという。

警察によると、パドック容疑者が最後の銃弾を放ったのは午後10時15分。当局は依然、容疑者が銃撃をやめた理由について把握していないという。

警官がホテルの部屋に入った際、容疑者はすでに銃で自殺していた。

同保安官は今回の時系列の修正について、進行中の捜査で新たな情報が浮上したことに基づく措置としている。

捜査員は依然、ホテルの部屋に残されていた証拠を調査中。パドック容疑者の経歴を洗い、米現代史上最悪の銃乱射に至った動機を調べている。

2017年10月 5日 (木)

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、59人死亡 500人超負傷・5

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、59人が死亡、527人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

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リンク:ラスベガス銃乱射、容疑者語るギャンブル生活 1晩1億円の賭けも CNN EXCLUSIVE - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:YouTube、銃連射装置の解説動画を禁止--ラスベガス乱射事件を受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射から1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:動機解明、長期戦に=大量殺害に異様な執念―ラスベガス銃乱射から1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:シカゴの音楽祭も標的か=ラスベガス銃乱射の容疑者―米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:乱射事件が起きると銃が飛ぶように売れる米国社会「真の怖さ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃改造部品の制限容認=全米ライフル協会が声明―大統領同調、規制前進も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全米ライフル協会、フルオート改造部品の規制排除せず-ベガス乱射で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【映像】ラスベガス銃乱射事件 容疑者はバンプストック装着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>IS犯行声明の信ぴょう性に疑問符 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:議員がNRA=全米ライフル協会を恐れる理由 フジテレビ風間晋解説委員の解説 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスヴェガスの銃乱射は、法の「抜け穴」が招いた悲劇だった - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:世界のホテルでセキュリティ強化の兆し? 金属探知機やX線検査の先行事例も ― 相次ぐテロ・事件の発生で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>容疑者、事件前に高層住居賃借 下見か - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

銃の悲劇再び 規制の声が広がるハリウッド
10/10(火) 12:29配信 日刊スポーツ

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銃乱射事件で負傷した人を手押し車で搬送する医療関係者(AP)

 ラスベガスで銃乱射事件が起きてから1週間がたちましたが、米国では再び銃規制がクローズアップされています。事件発生後、レディー・ガガやアリアナ・グランデが銃規制の強化を求めるメッセージを発信。2012年12月にコネチカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受けてハリウッドで銃規制が叫ばれて以来となる、銃問題の論議が再び起きています。ガガは、「祈ることはとても大切だけど、人々の命は法律を制定する権力を持つ議員やドナルド・トランプの手にかかっている」とツイート。英マンチェスターで行われた自身のコンサート会場で爆破テロが起きたグランデは、「愛と団結、平和、銃規制が必要」と訴えています。また、今年のアカデミー賞の司会者としても知られるジミー・キンメルは、自身のトーク番組に涙目で登場し、「外から来る人に入国規制をし、壁を作ると言っているが、アメリカ国内にいる人には何もしない」と、トランプ米大統領を非難。銃規制に反対する議員たちを顔写真付きで紹介し、銃規制を強く訴えました。

 1日に起きた、ホテルの32階の部屋の窓から多くの観客でにぎわうコンサート会場を狙って銃を乱射するという狂気の沙汰で、米国史上最悪の58人が死亡し、500人以上が負傷した大惨事は、全米のみならずハリウッドにも大きな衝撃を与えています。エンターテインメントの街としても知られるラスベガスでは、ブリトニー・スピアーズやセリーヌ・ディオン、マライア・キャリーら歌姫たちも常設公演を行っていますし、ハリウッド映画のロケ地としても有名で、「オーシャンズ」シリーズや「レインマン」(88年)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」(89年)、「ハング・オーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(09年)など多くの映画やドラマが撮影されていますから他人事ではありません。また、LAから車で4時間、飛行機なら1時間ほどで行けるラスベガスは、多くのハリウッドスターたちの社交の場として知られ、事件現場となったマンダレイ・ベイ・ホテルではボクシングの世界タイトルマッチや格闘技の試合も行われており、シルベスター・スタローン主演の「ロッキー・ザ・ファイナル」(06年)のロケが行われたほか、ビヨンセやボン・ジョヴィ、テイラー・スウィフトらのコンサートも行われているため、その衝撃の大きさは計り知れません。

 小学校での銃乱射事件では20人もの幼い命が失われたこともあり、ガガら100人以上の著名人が銃規制を求める全面広告をニューヨーク・タイムズ紙に掲載。しかし、その後も銃規制はまったく進んでおらず、昨年もフロリダ州のゲイクラブで同性愛に反対する人が銃を乱射して約50人が亡くなっています。このような悲惨な事件があってもなお、今回事件のあったネバダ州をはじめとする複数の州では誰でも簡単に合法で銃やライフルを購入することができるのです。どんなに民主党やハリウッドの著名人たちが銃規制を訴えても実現しないのは、保守派が銃所持の権利を守る全米ライフル協会から多額の献金を受けているからだと言われています。それが、このような事件が起きてもなお一朝一夕では解決できない根深い問題だと言われるゆえんです。

 一方で、犠牲者支援や社会の変化を求める声も上がり始めています。ディオンは事件から2日後にラスベガスの公演でステージに立ち、涙ながらに犠牲者や家族を追悼するとともに、被害者家族支援のためにコンサートの収益を寄付することを発表しました。事件当時、ステージで演奏をしていたカントリー歌手のジェイソン・アルディーンは、ステージから逃げて無傷でしたが、「この国、世界は最近何かが変わったと感じる。この世界は子供を安心して育てられない場所になってしまった。あの日、僕たちは民主党でも共和党でもなく、白人でも黒人でもなく、ただの人間、アメリカ人だった。今こそ一つになって立ち上がる時だ。一つになって憎しみを捨てる時が来た」とツイッターでコメント。ライブに出演していたギタリストのカレブ・キーターは、過去の銃規制反対の考えが変わったことを表明し、「今すぐに銃規制を」とツイッターで呼び掛けています。今回も多くのセレブが追悼メッセージを寄せており、これを機に銃規制が再び論じられることに期待する声も少なくありません。

【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)


ラスベガス銃乱射、容疑者語るギャンブル生活 1晩1億円の賭けも CNN EXCLUSIVE
10/10(火) 11:13配信 CNN.co.jp

ラスベガス(CNN) 夜は徹夜でギャンブルに興じて日中は寝て過ごし、不安を抑える目的でバリウムを服用。1晩に100万ドル(約1億円)も賭けながら、スウェット姿でラスベガスのカジノに現れ、飲料はチップを払いたくないという理由から自分で持ち込んでいた――。

ラスベガスで起きた米史上最悪の銃乱射事件で、少なくとも58人を殺害したスティーブン・パドック容疑者。CNNはこのほど、同容疑者が自らの生活について語った2013年の陳述書を独占入手した。

同容疑者は、2011年にコスモポリタンホテルで足を滑らせて転んだとして民事訴訟を起こし、13年10月29日に陳述を行った。今回の事件と直接的な関係はないものの、関係者によると、陳述書は米連邦捜査局(FBI)に提出されたという。

陳述の中でパドック容疑者は、自分には精神衛生問題はなく、薬物などの依存症も犯罪歴もないと語っている。

ただ、不安感を抑えるために、ネバダ州のスティーブン・ウィンクラー医師からバリウムを処方されていたという。どのくらいの頻度で服用していたかは不明だが、1年半前に処方された60錠入りのボトルに、10~15錠の残りがあると語っていた。

医薬品メーカーによると、バリウムなどのジアゼパムを服用すると、攻撃的になったり怒りっぽくなるなどの副作用が出ることがある。パドック容疑者が最後にバリウムを服用したのがいつだったのかは不明だが、ラスベガスの地元紙は、ウィンクラー医師が今年6月、パドック容疑者のためにジアゼパムを処方したと伝えていた。

パドック容疑者は陳述の中で、銃を隠して携帯できるテキサス州の免許を持っているとも証言していた。しかし銃に言及しているのはこの部分のみだった。

普段はカリフォルニア、ネバダ、テキサス、フロリダの各州を行き来しながら生活し、ホテルがカジノの大口客に無料で提供する部屋が実質的な自宅になっていた。

コスモポリタンホテルでは、恐らく事故の前夜に酒のボトルを開けたものの、それほどたくさんは飲まなかったとしている。

足を滑らせて転んだ2011年10月の夜は、黒いスウェットと突っかけサンダル姿で歩いてカジノへ向かう途中だったといい、液体で足を滑らせて転び、ひざの腱をいためたと主張している。関係者によると、調停人は最終的に、コスモポリタンホテル側の訴えを認めた。

ギャンブルについては「世界最大のビデオポーカープレイヤー」を自称し、「私ほどたくさん、長時間プレイする人間はいない」と証言。2006年には1日平均14時間、1年365日プレイしていたといい、「一晩中ギャンブルをやって、日中は寝ていた」と振り返った。

1晩で賭けた金額を尋ねられると「100万ドル」と答え、「それは大金ですね」という弁護士に、「いや、そんなことはない」と応じている。

陳述書では、パドック容疑者の経歴も明らかになった。同容疑者は主にカリフォルニア州で育ってロサンゼルスのハイスクールに通い、米内国歳入庁(IRS)の職員を経て、不動産への投資を始めた。どこで原資を築いたのかについては明らかにしていない。


YouTube、銃連射装置の解説動画を禁止--ラスベガス乱射事件を受け
10/10(火) 9:55配信 CNET Japan

 米国史上最悪の銃乱射事件を受けて、YouTubeは銃を連射できるようにする装置の取り付け方の解説動画を禁止した。

 YouTubeが禁止したのは、銃をより素早く発射できるようにする「バンプストック」と呼ばれる装置の使い方を解説する動画。同社はコミュニティーガイドラインを更新して、今回のポリシー変更を反映させた。The Telegraphが報じた。

 YouTubeの広報担当者は、「当社は以前より、有害で危険なコンテンツを禁止するポリシーを掲げている。ラスベガスで先頃発生した悲惨な出来事を受けて、小火器を改造して素早く発射できるようにする方法の解説動画を詳しく調べた。そして、当社の既存のポリシーを拡大して、これらの動画を禁止した」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。


ラスベガス銃乱射から1週間
時事通信 10/8(日) 14:50配信

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米ネバダ州ラスベガスで58人が死亡、500人近くが負傷した銃乱射事件は8日で発生から1週間。写真は銃が乱射されたカントリー音楽祭の野外会場で、現場検証する捜査員=4日


動機解明、長期戦に=大量殺害に異様な執念―ラスベガス銃乱射から1週間
10/8(日) 14:25配信 時事通信

931
米ネバダ州ラスベガスで58人が死亡、500人近くが負傷した銃乱射事件は8日で発生から1週間。写真は銃が乱射されたカントリー音楽祭の野外会場で、現場検証する捜査員=4日

 【ロサンゼルス時事】米ネバダ州ラスベガスで58人が死亡、500人近くが負傷した銃乱射事件は8日で発生から1週間。

 犯行後に自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)の大量殺人への異様な執念が明らかになってきた一方、犯行動機は依然として謎に包まれている。米史上最悪の乱射事件の真相解明は長期戦の様相を呈してきた。

 ◇被害最大化狙う
 捜査当局によると、容疑者が最初に発砲したのは1日午後10時5分。高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」の32階の部屋からカントリー音楽祭の野外会場に向けた乱射は同15分まで断続的に続いた。警官らが部屋を突き止め、午後11時20分に突入すると容疑者は既に自殺していた。

 流出した事件直後の写真によると、室内に大量の銃器が散乱していた。野外会場までの距離などを書いたメモも見つかったという。近くのマッカラン国際空港の燃料タンクも2発の銃弾を浴び、1発は貫通していた。容疑者がタンクを爆発させることを狙った可能性もある。

 また、犯行に使用されたとみられる銃は連射可能な形に改造されていた。容疑者の車には銃弾を受けると爆発する物質が大量に積まれており、被害を大きくするためにさまざまな準備をしていた様子がうかがえる。

 ◇野外音楽祭を物色
 容疑者は事件の約2カ月前に、シカゴで開かれた野外音楽祭の会場を見渡せるホテルの2室を予約していたことも判明した。ボストンではコンサート会場に近いホテルもインターネットで探していたという。

 事件の約1週間前にはラスベガスで開かれていた別の音楽祭会場を見下ろす高層マンションの3室を借りていた。捜査関係者は「容疑者がシカゴやボストンを訪れていたことを示すものは何もない」と米メディアに語ったが、多くの人が集まる野外コンサート会場に狙いを定め、犯行の機会をうかがっていたとみられる。

 ◇協力者の可能性も
 不可解なのは動機だ。地元警察幹部は「過去の大量殺人の多くは動機がはっきりしていたが、今回は何も発見できていない」と認める。

 カギを握るとみられていた交際相手のフィリピン出身の女性(62)は「彼が誰かに対して暴力を計画しているとは思いもよらなかった」と弁護士を通じてコメントした。過激思想に染まっていた形跡はなく、裕福な暮らしを送っていた容疑者を犯行に駆り立てた動機は不明だ。

 捜査当局は「誰にも知られずに1人で犯行を計画・実行したとは考えにくい」(地元警察幹部)とし、背後に協力者がいた可能性を視野に入れている。「容疑者の生まれてから死ぬまでのあらゆる面」(同)を今後徹底的に調べる方針だ。


ラスベガスの乱射事件で変わるか? アメリカ人の銃規制に対する意識
10/8(日) 8:10配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

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銃撃から逃れようと会場を走るフェスの参加者。

近代アメリカ史上最悪となったラスベガスの乱射事件をきっかけに、アメリカでは再び銃規制をめぐる議論が過熱している。

【写真付き全文はこちら】ラスベガスの乱射事件で変わるか? アメリカ人の銃規制に対する意識

容疑者が使用した武器の非道さと、短時間で多くの死傷者を出したそのスピードは、一般市民にどういった種類の銃をどのくらいの数まで購入することを許可すべきかという疑問を生じさせた。

警察が容疑者のホテルの部屋に踏み込むと、複数のセミオートマチック・ライフルを含む23丁の銃が見つかった。その後、ネバダ州メスキートにある容疑者の自宅からは、19の火器と数千の銃弾が発見されている。

容疑者が実際に使用した具体的な武器のタイプはわかっていないが、記録された動画や音声から容疑者のライフルには速射能力があったと見られている。合法的に購入できる、「バンプストック」と呼ばれる銃を全自動(フルオート)で連射できる装置が使用された可能性がある。

多くの政治家や銃規制推進派が何らかの規制を求める一方、反対派はこうした惨事を政治利用すべきではないと批判、銃の登録が治安の改善にはつながらないと主張している。

アメリカの一般市民は銃規制について、どのように考えているのだろうか?

※写真付き詳細は記事上部のリンクよりご覧になれます。

2017年春に行われた調査によると、89%のアメリカ人(銃の所有者、非所有者含む)が、精神疾患者には銃の購入を許可すべきではないとの認識で一致していた。

個人販売や展示即売会では素性調査抜きで銃が購入できる、いわゆる「ガン・ショーの抜け穴」についても、意見はさほど割れていない。銃所有者で77%、非所有者で87%、全体で84%がこの抜け穴を規制すべきだと考えている。

FBIの渡航禁止リストに名前が掲載されている人間についても、83%のアメリカ人が銃の購入を禁止すべきだと考えている。しかし、人権擁護団体はFBIのリストは恣意的で、しばしば不正確で、イスラム系アメリカ人に対する差別につながるとして、国会の法規制には批判的だった。

銃の所有者と非所有者の意見が割れ始めるのが、アサルト・スタイルの武器と大容量の弾倉について。アサルト・スタイルの武器の禁止について賛成しているのは、銃所有者で半数以下、非所有者では77%だ。弾倉の規制についても、賛成しているのは銃所有者で44%、非所有者で74%と開きがある。

全米ライフル協会(NRA)のロビー活動も問題を複雑化させている。アメリカの銃の所有者のうち、NRAに所属しているのはたった19%、全体の5分の1以下だ。

NRAが銃規制に与える影響については、44%のアメリカ人が「大きすぎる」と考えている。一方、「適切」と考えているのが40%、「少なすぎる」と考えているのが15%だ。

しかし、その考え方は党派によっても異なる。民主党を支持する銃所有者の60%がNRAの影響力が大きすぎると考える一方、共和党を支持する銃所有者の67%は適切だと考えている。

アメリカ人の銃所有率は近年、低下し続けている。しかし、その売り上げは史上最高レベルだ。

これは銃の所有者が減る一方で、1人あたりの所有数が増えていることを示唆している。事実、平均的なアメリカの銃所有者は8丁の銃を持っている。

最近、銃を所有し始めたアメリカ人は30%。

銃所有者のうち、67%がその主な目的を「護身用」と回答している。

銃所有者の4分の3近くが、銃の所有は個人の自由の本質に関わるものだと考えている。

一般的に、アメリカ人の55%は銃規制をより強化すべきと考えており、緩和すべきと考えているのは10%、現状を維持すべきと考えているのは34%だ。今回の事件を受けて、こうした数字にも変化が現れるのかもしれない。

Source: Gallup
[原文:How Americans really feel about gun control]
(翻訳:編集部)


米銃乱射1週間 見えぬ動機、深まる謎 ローンウルフ型…未然防止に課題
10/8(日) 7:55配信 産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】米西部ラスベガスで起きた銃乱射事件は8日で発生から1週間を迎える。58人が死亡、約490人が負傷した惨劇をめぐる捜査は自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)の動機解明が焦点だが、犯行声明や遺書などが見つからない上、テロ組織とのつながりも見えず難航している。パドック容疑者が他のコンサート会場をターゲットとして物色した形跡も判明。無差別殺人を志向した経緯が浮かぶ中、「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」事件を未然防止する困難さが改めて突きつけられた形だ。

 ◆複数の会場を物色か

 パドック容疑者は乱射事件の前、同じラスベガス市内で開催された音楽フェスティバル(9月22~24日)に合わせて、会場を見渡せるホテルの部屋を数日借りていた。

 8月には、中西部シカゴで開かれた世界的な音楽フェスティバルの期間中に近くのホテルを予約したものの、宿泊はしなかった。東部ボストンのコンサート会場について調べていたとの情報もあり、無差別殺人の対象として複数の大規模会場を物色していた可能性が高まっている。

 新たに50ポンド(約23キロ)の爆発物と約1600発の銃弾もホテル駐車場にあった車から見つかり、新たな襲撃が実行に移される恐れがあったほか、パドック容疑者が1982年から銃を集め始めており、長年にわたって凶行を計画していた疑いも浮かぶ。

 前科がない上、当局の監視対象にもなっておらず、「どんな予防策も全てのローンウルフを阻止できない」(米紙USA TODAY電子版)と、未然防止の難しさが指摘されている。

 ◆宿泊先に数字のメモ

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、地元警察は、パドック容疑者が宿泊していた高級ホテル「マンダレイ・ベイ・ホテル」の部屋から、数字が書かれたメモを発見。分析を急いでいるが、遺書や声明などではないという。

 一方、事件当時に滞在していたフィリピンから米国に戻り、米連邦捜査局(FBI)に聴取された交際女性(62)は、弁護士を通じた声明で「計画は寝耳に水」と関与を全面的に否定。FBIも「現段階でテロであることを示す証拠はない」としており、事件の手掛かりを女性に期待した警察当局は、“空振り”に終わった状態だ。

 動機を特定する有力な手掛かりを見いだせない中、地元警察は6日、記者会見で「依然として、事件の明確な動機は見つかっていない」と、苦しい捜査状況を明かした。ホームページなどで情報提供を呼び掛けているものの、真相解明には時間がかかりそうだ。


ラスベガス乱射事件 発砲で大爆発の爆発物積む
10/7(土) 15:20配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

アメリカ・ラスベガスで起きた銃乱射事件で、容疑者の車にあった爆発物は、その場で大きな爆発を起こすことが可能なものだったことがわかった。
スティーブン・パドック容疑者(64)の車で見つかった爆発物を地元警察が調べた結果、爆発物は、射撃の標的として売られている製品で、発砲を受けると大爆発を起こすものだったことがわかった。
車は、容疑者がいたホテルの駐車場で見つかっている。
地元警察は、パドック容疑者が車を銃撃したり、車内で爆発物に向けて発砲するなどして、爆破事件を起こす計画を立てていたおそれもあるとみて調べている。


空港燃料タンクに2発の銃弾=容疑者、乱射前に発砲か―米ラスベガス
10/7(土) 11:07配信 時事通信

 【ロサンゼルス時事】米ネバダ州ラスベガスで1日夜に起きた銃乱射事件で、近くのマッカラン国際空港に設置された燃料タンクが2発の銃弾を受けていたことが6日分かった。

 米CNNテレビは捜査関係者の話として、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が野外コンサート会場に乱射する前にタンクに向けて発砲したもようだと伝えた。

 空港によると、巨大タンクに撃ち込まれた2発の銃弾のうち1発は貫通していた。ただ、燃料に引火して爆発するなどの被害はなかった。

 また、ホテルの駐車場に置かれていた容疑者の車からは、銃弾を受けると爆発する「タネライト」と呼ばれる爆発物質が大量に見つかっている。容疑者がさまざまな手段で被害の最大化を企てていた可能性がある。

 一方、地元当局は事件の犠牲者58人の身元を公表した。捜査当局は59人が死亡し、527人が負傷したと発表していたが、その後、死者数を58人、負傷者数を489人に修正した。在サンフランシスコ日本総領事館によると、犠牲者に日本人が含まれていたという連絡はないという。


全米ライフル協会、連射装置の規制勧告 ベガス銃乱射で異例の声
10/7(土) 9:57配信 AFPBB News

【10月7日 AFP】米ラスベガス(Las Vegas)で起きた銃乱射事件で、凶器のライフルに連射を可能にする装置が取り付けられていたことを受け、米国最大の銃ロビー団体「全米ライフル協会(NRA)」は5日、こうした装置に「追加の規制」を課すべきだと表明した。銃規制に強く反対してきたNRAとしては異例の見解だ。

 スティーブン・パドック(Stephen Paddock)容疑者(64)が使用した「バンプストック」と呼ばれるばね付きの装置は、銃自体の反動を利用することで連射を可能にするもので、使用すると1分間に数百発の銃弾を発射できるようになる。事件ではカントリー音楽祭の会場への銃撃により58人が死亡、約500人が負傷した。

 NRA幹部のウェイン・ラピエール(Wayne LaPierre)、クリス・コックス(Chris Cox)両氏は声明を出し、同協会は米当局に対し、「これらの装置が連邦法に準拠しているか直ちに見直す」よう勧告。「NRAは、半自動式ライフルを全自動式のように動作させるため設計された装置には、追加の規制が課されるべきと考える」と表明した。

 ラスベガスの事件を受け、米議員の間では銃規制強化を求める声が高まっており、共和党内でもバンプストック禁止に関心を示す予想外の動きが出ている。共和党指導部のポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長はラジオ局とのインタビューで、バンプストックについて「明らかに検討する必要がある」との見解を示した。

 バンプストックやそれに類似した「トリガークランク」など、半自動式の銃器を機関銃並みの高速発砲が可能な全自動式銃器に改造する装置を禁止する法案は、上下両院の民主党議員によって提案されてきた。

 コネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)の小学校で児童20人を含む26人が犠牲となった銃乱射事件が起きた翌年の2013年には、アサルト(攻撃用)銃器禁止法案が提出されたものの、否決された。同法案を推進したダイアン・ファインスタイン(Dianne Feinstein)上院議員は、今こそ共和党議員がバンプストックの使用制限に向け、賢明な対策を支持するときであることを願っていると語った。

 共和党内では、指導部の一員であるジョン・コーニン(John Cornyn)上院議員を含め数人の議員がバンプストックなどの規制法案に関心を示している。ホワイトハウス(White House)も、議会でのバンプストックに関する議論を歓迎すると表明した。映像は、バージニア(Virginia)州シャンティリー(Chantilly)の銃器店など。6日撮影。(c)AFPBB News


米ライフル協、銃連射装置の規制支持 トランプ氏も前向き
10/7(土) 7:55配信 産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】銃規制強化に反対してきた与党・共和党の有力支持団体、全米ライフル協会(NRA)は5日、西部ラスベガスでの銃乱射事件を受け、半自動小銃に取り付けて連射を可能にする装置「バンプ・ストック」の規制を支持すると表明した。

 過去の乱射事件であらゆる銃規制強化に反対してきたNRAが前向きな姿勢を示すのは極めて異例だ。米議会では民主、共和両党から装置の所持や販売を禁止する動きが出ており、トランプ米大統領も検討に前向きな考えを示した。

 NRAは声明で銃乱射事件後に自殺した容疑者がバンプ・ストックを使っていたとされることを挙げ、「半自動小銃を自動小銃のように機能させられる装置は追加規制の対象にすべきだ」とし、銃規制を担当するアルコール・たばこ・火器および爆発物取締局(ATF)に検討を求めた。

 バンプ・ストックは100ドル(約1万1千円)から数百ドルで購入でき、半自動小銃に装着すると1分間当たり数百発の連射が可能になる。連邦法で強い規制がかかる自動小銃に改造することを可能にするものだとし、上院で民主党議員が所持や販売を禁止する法案を提出。下院でも共和党議員が提出する動きがある。

 これに関し、トランプ氏は5日、「短期間で検討する」と記者団に述べた。トランプ氏は米議会側と銃規制に関する協議を始めたとされ、サンダース大統領報道官は記者会見でバンプ・ストック規制をめぐる論議について「歓迎しており、(政権として)対話に参加したい」と述べた。


無くならない銃乱射事件 アメリカの憲法が「武器の保有」を認めている理由
10/7(土) 7:30配信 デイリー新潮

なぜ銃規制はできないのか
 59人もの死者を出したラスベガスでの銃乱射事件を見て、多くの日本人が持つのは、なぜ銃規制をしないのか、という疑問だろう。

 この疑問に対して、テレビなどでは

「アメリカでは銃規制に反対する団体が存在し、彼らが政治力を持っているから」

 という解説がなされることが多い。

 これは間違いではない。

 が、問題はなぜそういう団体が存在し、一定の支持を得ているか、である。

 この疑問に対して、「自分の身は自分で守るという考えから」というのはあまりにシンプルすぎるだろう。アメリカ社会が銃の所持を認めてきたのには、もっと複雑な歴史的経緯がある。

 米国コロラド州生まれで、アメリカの弁護士資格を持つコリン・P・A・ジョーンズ氏は著書『アメリカが劣化した本当の理由』の中で、この問題について詳細な解説を加えている。同書から抜粋、引用しながら見ていこう。

憲法が保障する「武器を保有する権利」
 そもそも、アメリカの憲法は、市民が武器を持つ権利を保障している。修正第2条には、こうある。

 修正第2条[武器保有権] 規律ある民兵団は、自由な国家の安全にとって必要であるから、国民が武器を保有し携行する権利は、侵してはならない。

(Amendment II A well regulated Militia, being necessary to the security of a free State, the right of the people to keep and bear Arms, shall not be infringed.)

 つまり「国民が武器を保有し携行する権利」を国家(連邦政府)が侵してはならないと明記してあるのだ。

 問題は、前半にある「民兵団」。日本人にはあまり馴染みがない民兵団とはいかなるものか。

 合衆国憲法が制定された当時、多くのアメリカ人にとって職業軍人で構成される常設軍は必要悪だった。

 コロニー(イギリス植民地)の時代、アメリカ人はイギリス駐留軍と付き合ってきた。当時は、駐留費用をなるべく駐留地(アメリカ)に負担させるという政策から、コロニーには軍人に宿営施設を提供することが義務付けられた。現在の「思いやり予算」のようなものである。

 これは当時の米国人にとって歓迎すべきことではなかった。

 そのため、憲法には、こうした軍隊が肥大化して巨大な財政負担になり、市民の自由に対する脅威にならないための仕掛けが組み込まれることとなった。

 その一つが、予算編成規定である。合衆国憲法では、軍事費は2年ごとに議会に再承認されなければならないことになっている。

 つまり議会が承認しなければ、軍は金欠で消滅してしまう。これは、軍のあり方を常に立法の課題としながら、民主主義機関のコントロールが及ばない組織になることを防ぐためである。

 もう一つは、「軍」ではなく「民兵団」を国防の基盤にすることであった。民兵団とは、定期的に軍事訓練を受けた一般市民による、有事にのみ機能する軍事組織である。日本でいえば、予備自衛官制度が近いだろう。

 ただし、憲法に規定される民兵団は本来、国ではなく州単位の軍事組織である。戦争など有事の際にのみ連邦政府が“借りる”ことはできるが、それ以外の時、民兵団は連邦軍の最高指揮官である大統領ではなく、州知事の指揮下にある。

政府から州を守る兵隊たち
 ここで思い出していただきたいのが、先ほどの修正2条だ。

 条文からも明らかなように、武器の保有権が保障されている理由は、そうしないと民兵団が維持できなくなる恐れがあるからだ。

 また、権利章典は本来、各州を連邦政府から守るためのものという性格が強かった。そう考えると、民兵団そのものも、各州の主権を守るためにあるという解釈もできなくはない。

 日本人的な発想では、「州」は「県」のようなものだと思いがちだ。しかし、実際にはアメリカの場合、「州」という一種の主権国家が集まって合衆国ができあがったという経緯がある。国が「県」を作った日本とは成り立ちが根本から異なる。

 アメリカの「州」にそれぞれオリジナルの刑法、民放などがあるのはこのためだ。

 そして、アメリカの連邦政府はあくまでも各州の一部の国家機能を委託された存在にすぎない。これは今でも同様である。

 面白いことに、アメリカ大使館のウェブサイトにある合衆国憲法の和訳の中で、State が「州」ではなく「国家」と訳されているのは、この修正第2条だけである。こう訳すと、民兵団は国防のための国軍であるというニュアンスが強くなるが、実は「州」と訳した方が本来の趣旨に忠実である、という見方もできなくはない。

 アメリカ人の中には、アサルト・ライフルやマシンガンまで保有する権利があると、他の国から見れば狂っていると思われるような主張をする人がいる。しかし、これもまったく根拠のない主張ではない。背景には、そのくらいの武器を個人単位で持っていないと、政府(特にFBIなど連邦政府所管の強力な武装組織)の侵害から個人の自由や地域社会の自治を守ることができない、という発想があるのだ。

 幕末の長州藩は、中央政府(江戸幕府)からの武力侵攻に備えていたが、現代の日本でそのような心配をしている地方の人はまずいないだろう。日本国憲法もそのような事態はまったく想定していない。

 しかし、アメリカの憲法にはそれに似た考えが今でも生きているということになる。

 つまり単純に「危ない隣人から身を守りたい」といった考えから、彼らは「武器を保有する権利」を憲法にまで書きこんでいるのではないのだ。

 ジョーンズ氏自身は、「ライフルでもマシンガンでも持っていいじゃないか」といった発想には決して賛同しないものの、一方で「それが修正第2条の本来の趣旨から大きくずれているとまでは言えないかもしれない」という法律家としての見解を述べている。

 国の事情はそれぞれだが、日本人はとりあえず銃規制について考えなくてもよい状況に生きていられることを幸せだと考えておいていいのだろう。

デイリー新潮編集部

2017年10月7日 掲載


ラスベガス乱射事件でNRAが声明
10/7(土) 6:01配信 ホウドウキョク

「銃がないと安心して暮らせない」
2001年の911同時テロの前のことだが、筆者がワシントンに駐在していた時、取材でワシントン市警察の警察官と懇談する機会を得た。

当時はイスラム国なども存在せず、テロの脅威を感ずることなど無かったが、銃犯罪が横行し、その犠牲になる警察官も多かった。
上記の「銃がないと安心して暮らせない」は、その時の警察官の言葉である。職務で携行する銃のことではない。自宅で保持する護身用の銃のことである。

「無ければ、いざという時家族を守れないだろう?」と、海兵隊上がりのこの警察官は真顔で続けた。
「犯罪者の銃撃で殉職する警察官がこんなに多いのだから、銃規制の強化を多数の警察官達は望んでいるでしょう?」という私の問いに対する応えがこれであった。

警察官なら銃規制の強化にもろ手を上げて賛成するだろうと勝手に想像していた筆者は大きなショックを受けたのを今でも思い出す。
ことほど左様に、銃と安全に対する意識は異なるのである。

国民の権利を守る憲法が、銃規制の最大の障害
アメリカでは銃の所持は憲法が認める国民の権利であることは、広く知られている。その根拠に、1791年に成立した合衆国憲法修正第2条(Second Amendment)にはこう記されている。

「規律ある民兵団は、自由な国家の安全にとって必要であるから、国民が武器を保有し携行する権利は侵してはならない。」(在日本アメリカン・センター・ウェブページより。)
*原文は注釈1

イギリスの植民地支配に立ち向かい、独立を勝ち取った“当時の”アメリカ国民にとっては、銃の携行は当たり前で、支配階層がこれを制限しようとするのはあり得ないことだったのだと容易に想像できる。

しかし、現代社会においてはこの条文が銃規制を妨げる最大の障害になっている。

”悪いのは犯人である。銃ではない”!?
アメリカの射撃愛好家や銃器産業がメンバーとなっている全米ライフル協会・NRA (the National Rifle Association) は、ラスベガスでの乱射事件を受け、5日になってようやく声明を発表した。

事件で使われた「バンプストック」と呼ばれる高速連射を可能にする装置の規制を呼びかけたのである。ただし、呼びかけたのは「バンプストック」の規制だけ。銃そのものはもとより、殺傷能力の高いセミオートマティックライフル(半自動小銃)の規制には全く触れていない。

一部を抜粋して紹介する。(訳は筆者)*原文は注釈2
「NRAは、半自動小銃を高速連射が可能な自動小銃のように変える装置を追加規制の対象にすべきであると確信する。より危険の高まる世界において、憲法修正第2条が定めるところの、我々自身と家族・コミュニティーを守るという自由を強化するためNRAはその使命に一層まい進する」

ラスベガスのような乱射事件が起きるたびに、NRAは「悪いのは犯人である。銃ではない」と声高に主張する。今回も銃そのものの規制には断固反対という、これまでの姿勢に変わりは無いことを強調している。

一般人に半自動小銃は必要なし
ライフル射撃やクレー射撃などはオリンピックの競技にも取り上げられている立派なスポーツである。銃は、国家の防衛や治安の維持、狩猟や害獣の駆除などにも欠かせない道具である。しかし、一般人に、連射の効く半自動小銃が必要ないのは自明のことである。その自明のことをアメリカ議会が法制化するのを合衆国憲法修正第2条は妨げているのである。

ラスベガスの乱射事件の犯人は、全部で47丁もの銃器を所持していた。すべて合法的に購入したと伝えられている。その異常さに当局は全く気づいていない。ほぼ、野放しだからである。これ以前に起きた銃器による大量殺戮事件でも、犯人の多くが銃を合法的に入手していたと報道されている。恐ろしいことである。

対して日本の銃規制は、世界的にみても非常に厳しいと言われている。その厳しさ故に害獣駆除にあたるハンターのなり手が足りなくなっているとも言われる。しかし厳しくて結構。
アメリカのようになるのは真っ平ごめんである。

また、この厳しい銃規制はテロ対策にも極めて重要な役割を果たしているのである。

紙面が尽きた。
テロ対策の側面については、近々触れてみたいと思っている。


野球場などでも乱射もくろむ?
10/6(金) 16:30配信 ホウドウキョク

別のイベント会場2つを狙っていた可能性がある。
アメリカ・ラスベガスの銃乱射事件で、自殺したパドック容疑者が、2017年8月にシカゴで行われた音楽イベント会場近くのホテルを予約していたことがわかった。
さらに、メジャーリーグ、ボストン・レッドソックスの球場付近のホテルをインターネットで検索した形跡も見つかり、警察は、パドック容疑者が以前から人数が集まる大きなイベントなどを狙っていたものとみて調べている。
こうした中、NRA(全米ライフル協会)は5日、パドック容疑者が所持していた「バンプ・ストック」という銃を連射可能にする装置について、追加規制するべきだとの声明を発表。
これを受けて、トランプ大統領も記者団に、この装置の制限を検討する考えを示した。


不法所持の銃、5万丁回収=罪に問わずと提出求め―豪
10/6(金) 15:54配信 時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア政府は6日、国民が不法所持している銃器を自主的に提出すれば罪に問わないと呼び掛けて取り締まりを実施したところ、5万1000丁を回収したと発表した。

 ターンブル首相は記者団に対し、米ラスベガスで起きた銃乱射事件の容疑者が大量の銃器を所持していたことに触れて「このような人物はオーストラリアでは所持できない」と強調した。


全米ライフル協会、銃乱射事件で使われた連射装置の規制に合意
10/6(金) 15:21配信 ロイター

[ラスベガス 5日 ロイター] - 全米ライフル協会(NRA)は5日、ラスベガスでの銃乱射事件で使用された連射を可能にする装置の規制を受け入れる用意があると表明した。

事件では、犯人が半自動小銃を自動小銃のように連射できるようにする「バンプストック」という改造装置を使用。これが10分間の乱射で多くの犠牲者を出すことにつながった。

銃規制には強硬に反対することで知られるロビー団体のNRAだが、バンプストックには「一段の規制が加えられるべき」との見解を示した。

共和党幹部からも対応する必要があるとの声が出ている。ライアン下院議長はラジオ番組で「明らかに検証が必要だ。今週までこの装置のことを知らなかった」と述べた。

トランプ大統領は、この装置を禁止すべきかとの記者団の質問に対し「近く検討を行う」と答えた。


銃規制、米国民はトランプ氏に何を期待? ベガスで聞く
10/6(金) 14:56配信 BBC News

ラジニ・バイディヤナザン記者、BBCニュース(ラスベガス)

現代の米国史上最悪の銃乱射事件を受けて、多くの米国民は大統領に答えを求めている。だが、ドナルド・トランプ米大統領はラスベガスを訪問した際、その答えを提供しただろうか。

ルート91カントリー音楽祭で事件が起きた10月1日夜、ボブさんとハイディさんはピザを提供していた。

2人は地元アーカンソー州からコンサート会場に働きに来ていた。そんななか、銃声を聞いた。

高熱のピザの窯を背に屋台の中に避難しながら、観客たちが安全な場所に避難するのを手伝った。

いまだに動揺が収まっていないものの、2人はここラスベガスの多くの人と同じように、あの残虐な事件を防ぐため何かできることはあったのか、答えを探している。

ボブさんは、「銃そのものじゃなくて、銃を所持する人たちの方が問題だ」と購入者の精神状態の審査を強化すべきだと考えている。

トランプ大統領は今年、ほとんど注目されないなか、オバマ前大統領政権下に制定された重い精神病を患う人の銃購入を防ぐ規制を廃止した。

この動きには、ラスベガスで私が会った大統領の支持者らも反対している。

ミズーリ州ブランソンから来たクリスタルさんは、「銃ではなく、人の心が事件を起こしている」と話す。

クリスタルさんは、「誰もが銃を携帯する権利を持つべきだけど、だからと言って、頭のおかしい行動をとっていいわけじゃない」と言い、自分は地元では銃を携帯しているとも語った。

「銃を携帯している。誰にも撃ったことはないけど」

クリスタルさんは、憲法で保障された銃を所持する権利にはいくつかの条件が伴うべきだと考えている。

クリスタルさんは銃器を所持する許可を得る前に、銃の安全な使用方法を教える「コンシール・アンド・キャリー(隠して携帯する)講座」の受講を求められていた。

だが地元ミズーリ州の法律が今年初めに変わり、見えないように隠して持つ銃を携帯する際の許可が必要なくなった。

クリスタルさんは、この法律は元に戻すべきで、銃を所持したい場合は、訓練を受けて責任を持って銃を使用する方法を学ぶべきだと考えている。

夫で同じくドナルド・トランプ氏に投票したテリーさんは、規制強化すべき別の領域を提案した。

警察によると、ラスベガス乱射事件のスティーブン・パドック容疑者の部屋にあった12丁の銃にいわゆる「バンプストック」が取り付けられているのが発見された。バンプストックは合法の装置で、取り付けると、半自動式の銃を複数の弾を一度に連射できる自動式の銃に変えることができる。

AK47やコルトAR15などの半自動式の銃も合法だ。このような武器がコネチカット州ニュートンのサンディ・フック小学校やフロリダ州オーランドのナイトクラブでの銃乱射事件で使用された。そして1日のラスベガス乱射事件では、付属の装置がこのような武器に取り付けられたようだ。

テリーさんは、これらの装置に加え、複数の弾を一度に連射できる全ての自動式の銃を禁止すべきだと主張する。

「銃を所持する権利は信じているけど、アサルト(攻撃用)ライフルが本当に必要だろうか」とテリーさんは信じられないといった面持ちで問いかけた。

テネシー州在住のダイアン・クワストさんも、同じ疑問を抱いている。乱射事件があったマンダレイ・ベイ・ホテルの外で話してくれた。

周辺の道路を封鎖するために張ってある黄色い規制テープの向こうをじっと見つめるクワストさんには32階の窓が2つ割れているのが見えている。パドック容疑者が残忍な殺人を実行した場所だ。

「絶対に、銃規制を支持します」とクワストさんは口にした。「この悲劇の結果として、何かが生まれればいいと心から願っています」。

ここのところ銃乱射事件が起こるたびに、自身を含む何百万人という銃規制を求める声に政治家が耳を傾けてくれるよう、クワストさんは願ってきた。

しかし、クワストさんのような人が多くいるのと同じくらい、問題の本質は銃所有の法規制とはまったく関係ないと感じる人も多いのだ。

「トランプ大統領は銃規制について何も言う必要はないと思う」と言うのは、ペンシルベニア州ハリスバーグ在住のボブさんだ。

「銃規制でこうした攻撃がなくなるとは思わない。ホテルに入る時にもっと厳しいセキュリティチェックが必要だと思う」

パドック容疑者が滞在していたスイートルームからは、20丁以上の銃が見つかった。報道によると、同容疑者は少なくとも10個のスーツケースに入れて部屋に持ち込んだ。

ボブさんは、ホテル入口に金属探知機を設置していれば、今回のことはそもそも防げたはずだと主張する。

私がここで会った数人は、同じ意見を口にした。インドのムンバイやイスラエルのエルサレムのような都市では、多くのホテルや公共施設の入り口で、空港のようなセキュリティ・チェックが行われている。インドでは、174人が死亡した2008年のムンバイ同時多発テロ以降、このように変わった。

現在では、インドの大都市で大型ホテルに入る車はすべて、爆弾がないか車両の底部を調べられ、武器がないか後部座席を調べられる。

ラスベガスの旅の終盤、インディアナ州在住のデニース・マーフィーさんとクアネッタ・サッグスさんが、銃に関してはこの国がいかにジレンマに直面しているかを思い出させてくれた。

「大統領はただ、銃を購入しにくくすればいい。それだけの話し」というのは、デニースさん。「誰もが手にするべきものじゃない」。

私がベガスで会った誰もが、パドック容疑者はあれほど多くの武器を手に入れるべきではなかったし、改造までできたのはもってのほかだ、という意見に同意する。しかし解決策を突き止めるのはずっと難しい。

今回の銃乱射事件を受けたトランプ大統領の言葉は、この悲劇で傷ついた多くの人たちにとって、いくらかの慰めとなるだろう。

しかしトランプ氏の大統領職にとってもっと大きな課題は、銃をめぐる深い分断をなくすことだ。この分断は、この国を何世代にもわたり苦しめてきた。

米国が、銃乱射事件を受けて銃規制問題と向き合うのは、今回が初めてではない。そして恐らく、最後にもならないだろう。

(英語記事 What does Las Vegas want Trump to do in wake of shooting? )


<ラスベガス乱射>シカゴ音楽祭も標的か 2カ月前宿泊予約
10/6(金) 13:15配信 毎日新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)長野宏美】米ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が今年8月、中西部イリノイ州シカゴで開かれた野外音楽祭を見下ろせるホテルの部屋を予約していたことが分かった。米メディアによると、捜査当局はパドック容疑者が別の会場を標的にしようとした可能性もあるとみて調べている。

 音楽祭は8月3~6日に行われた。パドック容疑者はこの期間に会場を見渡せるホテルの部屋を2室予約。ホテルはAP通信に「予約はあったが、容疑者は姿を現さなかった」と明かした。このコンサートにはオバマ前大統領の長女マリアさんも行っていたという。

 また、時期は不明だが、パドック容疑者は東部マサチューセッツ州ボストンでコンサートの会場として使用される野球場近くのホテルもインターネットで検索していたという。ただ、捜査当局は米メディアに対して「容疑者がボストンを訪れたことを示す情報はない」としている。

 また捜査当局は4日、容疑者がラスベガスで先月行われたコンサート会場を見下ろせる高層アパートの部屋を予約していたと発表。AP通信は、カジノで高額の賭けをする容疑者はカジノホテルに無料宿泊することができ、「アパートを借りるのは奇妙だ」と伝えた。こうしたいくつかの「下見」の結果、1日のコンサート会場を選んだ可能性もある。


全米ライフル協会、銃改造部品の新たな規制求める
10/6(金) 13:14配信 BBC News

銃規制強化に反対する団体、全米ライフル協会(NRA)は5日、ラスベガスで起きた銃乱射事件でスティーブン・パドック容疑者が使用した「バンプストック」と呼ばれる銃改造部品に対する新たな規制を求めた。

NRAは、「半自動小銃が自動小銃のように機能できるようにする装置に対しては、追加的な規制が設けられるべきだ」とし、「これらの装置が連邦法に合致しているか、すぐに検討されるべきだ」と述べた。

与党・共和党は長年にわたりあらゆる銃規制に反対してきたが、今回はバンプストックの禁止を検討すると表明している。

連邦議会ではバンプストック禁止法に関する公聴会が開かれる予定で、審議が進む見通し。

NRAによる発表後、ドナルド・トランプ米大統領は記者団に対し「短期間のうちに」装置を禁止するかどうか考えると述べた。

NRA幹部のウェイン・ラピア、クリス・コックス両氏は、連名の声明で、「ラスベガスでの邪悪で無意味な攻撃の後、どうすれば悲劇が将来起きないようにできるのか米国民は答えを探している」と述べた。

両氏は「頭のおかしい男による犯罪行為に基づいて、法に従う米国人に銃を禁止するのは将来の攻撃の予防に何ら役立たない」とし、銃規制を訴える政治家たちを批判した。

死者58人負傷者500人近くを出したラスベガスの事件以来初となった今回のNRA声明は、バンプストックがバラク・オバマ前大統領の政権時に、アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)によって承認されていたと指摘した。

声明発表直後に記者団と話したサラ・サンダース大統領報道官は、「(共和・民主)両党議員や複数の団体がバンプストックを検討する予定だ。我々は歓迎するし、議論に参加したい」と語った。

NRAの声明はさらに、銃を携帯して州間を自由に行き来できるようにする法律の可決を議会に求めた。法案は団体が長らく擁護してきたもので、州ごとに銃規制が違うなかで、地元で銃所持の許可を得ている人物がより厳格な規制がある州にも銃を持って行けるようにするのが狙い。

銃のサイレンサー(消音器)の規制緩和にもNRAは力を入れているが、ラスベガスでの事件を受け下院の共和党議員らは法案を取り下げた。

4日には、民主党のダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出)がバンプストックの禁止法案を提出。共和党のカルロス・カーベロ下院議員(フロリダ州)は記者らに対し、共和党案が5日中にも提出される可能性があると語った。

カーベロ議員は、事務所には法案に関心を示す議員たちから電話が「殺到」しているとし、超党派での合意が形成されつつあると述べた。同議員は「分別のある銃政策という点で、大きな進歩が目前にあると思う」と話した。

バンプストックには、バンプファイア・ストック、サイドファイア・アダプターとも呼ばれ、購入には自動小銃のような詳細な身元確認を必要としない。

ラスベガスの事件のスティーブン・パドック容疑者は乱射に使用した12丁のライフルにバンプストックを装着していた。

バンプストックは通常200ドル(約2万2500円)以下で売られており、関連企業の広告によると、わずか7秒で100発近くの高速弾を撃つことができる。

バンプストックの製造で大きな市場シェアを持つスライド・ファイア社は、ラスベガスでの事件以降「非常に大きな需要があったため」売り切れ状態になっていると述べた。

(英語記事 Las Vegas shooting: NRA urges new rules for gun 'bump-stocks')


米銃権利団体が異例の対応 連射装置「バンプ・ストック」の規制を支持 ラスベガス乱射の犯人が使用
10/6(金) 9:55配信 産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】銃規制強化に反対してきた与党・共和党の有力支持団体、全米ライフル協会(NRA)は5日、西部ラスベガスでの銃乱射事件を受け、半自動小銃に取り付けて連射を可能にする装置「バンプ・ストック」の規制を支持すると表明した。

 過去の乱射事件であらゆる銃規制強化に反対してきたNRAが前向きな姿勢を示すのは極めて異例だ。米議会では民主、共和両党から装置の所持や販売を禁止する動きが出ており、ホワイトハウスも検討に前向きな考えを示した。

 NRAは声明で銃乱射事件後に自殺した容疑者がバンプ・ストックを使っていたとされることを挙げ、「半自動小銃を自動小銃のように機能させられる装置は追加規制の対象にすべきだ」とし、銃規制を担当するアルコール・たばこ・火器および爆発物取締局(ATF)に検討を求めた。

 バンプ・ストックは100ドル(約1万1千円)から数百ドルで購入でき、半自動小銃に装着すると1分間当たり数百発の連射が可能になる。連邦法で強い規制がかかる自動小銃に改造することを可能にするものだとし、上院で民主党議員が所持や販売を禁止する法案を提出。下院でも共和党議員が提出する動きがある。

 下院の共和党トップ、ライアン下院議長は5日、法案を検討する考えを表明。AP通信によると、トランプ大統領は米議会側と銃規制に関して協議を開始。サンダース大統領報道官は5日の記者会見で同装置を規制する動きを「歓迎しており、(政権として)対話に参加したい」と述べた。


米議会、銃規制強化の機運 民主議員、連射装置所持の禁止法案提出
10/6(金) 7:55配信 産経新聞

 ■共和議員も検討表明

 【ワシントン=加納宏幸】米史上最悪となった西部ラスベガスの銃乱射事件を受け、下院の与党・共和党トップ、ライアン下院議長は5日のMSNBCテレビ番組で、民主党が提出した銃規制強化法案を検討する考えを示した。憲法が保障する、国民の武装権を守ろうとしてきた共和党の中からも、大量殺傷を可能とする武器については規制を検討するときが来たという機運が生まれている。

 法案は、野党・民主党のファインスタイン上院議員が4日に提出したもので、1発ずつしか発射できない半自動小銃に取り付けて連射を可能にする「バンプ・ストック」など発射能力を高める装置の所持や販売を禁止。20人以上の同党議員が共同提案者になった。

 バンプ・ストックはラスベガスの銃乱射事件で自殺したスティーブン・パドック容疑者も使用していた。

 ライアン氏は同装置が半自動小銃を連邦法で強い規制がかかる自動小銃に改造することを可能にするものであるとし、検討の必要性に言及。共和党の上院ナンバー2、コーニン院内幹事も「私もハンターとして多くの銃を保有しているが、バンプ・ストックの使用は理解できない」とし、公聴会で検討する考えを表明した。このほか複数の同党議員が法案審議に前向きだ。連邦議会では、銃乱射事件のたびに銃購入者の身元確認や大量殺傷能力を持つ銃の流通を規制する法案が提出されてきたが、党派対立や共和党に影響力を持つ全米ライフル協会(NRA)の反対で規制強化は進まなかった。

                   ◇

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ラスベガスの銃乱射事件で、トランプ大統領は4日、メラニア夫人とともにラスベガスを訪れ、被害者や医療・警察関係者らを見舞った。同国史上最悪の銃乱射事件を受けて銃規制強化を求める声が改めて上がるが、論議の動向はまだ見通せない。

 ◇かわすトランプ氏

 「昨晩の事件までは(市民の武装の権利を認める)合衆国憲法修正第2条の支持者だった。だが、それは誤りだった」

 2日、事件現場のイベント会場で演奏していたカントリー音楽のギタリスト、ケイレブ・キーターさんがツイッター上で声明を出し、波紋を呼んだ。西部開拓時代やカウボーイなど武張ったイメージと重なるカントリー音楽の担い手が、銃規制に反対してきた過去を“ざんげ”したのだ。

 5月の英国公演がテロの標的となった米歌手、アリアナ・グランデさんや、レディ・ガガさんも、次々と銃規制強化の必要性を唱えた。著名人らのこうした訴えは、「米国と銃」の在り方に一石を投じるのか-。

 4日、ラスベガスを訪れたトランプ氏は「今日はその話はしない」とかわした。

 ◇憲法修正2条の壁

 銃犯罪の情報を集めるサイト「ガン・バイオレンス・アーカイブ」(GVA)によると、米国で4人以上が死傷した乱射事件は今年だけで273件(4日まで)。銃犯罪の死者は1万1736人(同)に上る。

 米国では日常的に乱射事件が発生しているともいえ、犠牲者が出るたびに規制強化の議論が起きるものの、有力ロビー団体「全米ライフル協会」(NRA)などの反対で、厳格な規制導入が見送られてきた。保守派は、合衆国憲法修正第2条をよりどころに、国民には銃で自衛する権利が保障されていると主張する。

 NRAから強力な支援を受けるトランプ大統領は4月、NRAの年次会合での演説で修正第2条を守る考えを強調し、規制緩和に意欲を表明していた。

 ◇所持は「愛国的」?

 警察発表などによると、スティーブン・パドック容疑者(64)は、半自動小銃に取り付けると弾倉が空になるまで連射が可能になる装置「バンプ・ストック」を凶器となった銃に装着していた。米国では自動小銃の売買には一定の規制があるが、こうして殺傷力を高める改造は容易だ。

 事件後、ラスベガス市内では犠牲者追悼のろうそくがともされている。男子学生(20)は「また同じような事件が起きてしまった。政治家は真剣に銃規制に取り組むべきだ」と話す。

 だが米国では、共和党員の約7割が銃所持を「愛国的」と考えているとの調査もある。米CNNテレビ(電子版)は、乱射事件の多くが白人男性によるとの専門家の分析を紹介し「(銃所持の)文化は、(白人を中心とする)政府支配層に支持されており、愛国心の名の下に称賛され続ける」と悲観論を示した。


ラスベガス乱射 交際女性「計画は寝耳に水」
10/6(金) 7:55配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ネバダ州ラスベガスで発生した銃乱射事件で、米連邦捜査局(FBI)は4日、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)と交際していた女性(62)を、フィリピンから戻ったロサンゼルスで事情聴取した。女性は同日、弁護士を通じて「彼が計画していた銃乱射は寝耳に水だった。捜査に全面的に協力したい」などとする声明を発表し、事件への関与を否定した。

 パドック容疑者は事件前にフィリピンへ10万ドル(約1130万円)を送金したと報じられていたが、女性は声明で、フィリピンにいる家族の家を買うため自分宛てに送金があったことを認め、「後になって手切れ金だと思った」とした。事件前にフィリピンの家族に会いに行くため航空券を買い与えられたという。

 一方、警察当局は4日、記者会見し、負傷者を527人から489人に修正した。172人が依然入院中という。会見に同席したFBIの捜査官は、女性の聴取内容は明らかにできないとしたうえで、「現段階で事件がテロであることを示す証拠はない」と述べた。


シカゴの音楽祭も標的か=ラスベガス銃乱射の容疑者―米
10/6(金) 7:47配信 時事通信

 【ロサンゼルス時事】米ネバダ州ラスベガスの野外コンサート会場を狙った銃乱射事件で、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が事件の約2カ月前に、シカゴで開かれた野外音楽祭の会場を見渡せるホテルを予約していた可能性があることが5日分かった。

 米メディアが報じた。同容疑者が今回の事件とは別のコンサート会場を標的にしようとしていた疑いが浮上している。

 シカゴでは、8月3~6日に大規模な野外音楽祭が開かれていた。米メディアによると、この期間に会場近くの高級ホテルの2室に容疑者と同名の予約が入っていた。しかし、予約の日になっても宿泊客は姿を現さなかったという。

 また、時期は不明だが、同容疑者がボストン地域でコンサート会場として使用される野球場などの周辺ホテルをインターネットで検索していたとの報道もある。ただ、捜査当局者は米NBCテレビに対し「容疑者がシカゴやボストンを訪れていたことを示すものは何もない」と語った。

 捜査当局によると、同容疑者はラスベガス市内でも、乱射事件の約1週間前に高層マンションの部屋を民泊仲介サイト「エアビーアンドビー」を通して借りていた。期間は、9月22~25日にこの周辺で開かれていた別の野外音楽祭と重なっていた。実際に宿泊したかは不明だが、犯行の機会をうかがっていた可能性がある。


乱射事件が起きると銃が飛ぶように売れる米国社会「真の怖さ」
10/6(金) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン

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ラスベガスで前例のない数の死者を出す悲惨な銃乱射事件が起きた後、「怖い経済現象」が起きたのをご存じだろうか Photo:AFP/AFLO

● ラスベガス銃乱射事件後の 恐ろしい経済現象とは?

 アメリカのラスベガスで、また悲惨な銃乱射事件が起きた。それも前例のない形で――。事件の翌日時点で死者59人、負傷者は527人という大惨事だ。

 なぜこれだけ被害が大きかったかというと、犯人はホテルの32階の部屋から眼下のコンサート会場に無差別に乱射したからだ。しかも銃はフルオートマチックに(つまり引き金を引き続ければ自動的に発射されるように)改造され、100発を撃ち尽くすと弾倉を交換して、さらに撃ち続けたという。

 さて、このような事件が起きるたびに「なぜアメリカでは銃規制を強化しないのか?」と思ってしまう。少なくとも筆者個人はそう思うのだが、今回は逆の話をしようと思う。アメリカ人が銃規制に賛成しないのはなぜなのか、という話だ。

 それを理解していただくために、ある不可解な現象についてクイズを出したい。ラスベガスの銃乱射事件の翌日、アメリカの株式市場では銃器メーカーの株価が上昇した。それはなぜかというのが問題だ。

 そしてこの問題への回答から、さらに怖い「あること」を我々は理解することになるのだが、その種明かしはこのコラムの最後に持っていきたい。まずは、なぜ銃器メーカーの株価が上がるかだ。

 この現象は日本人にはなかなか理解し難い。銃の乱射事件が起き、大統領が事件現場を訪れて追悼し、全米も悲しみに暮れているという報道がなされている。そんな状況なら、日本人は「これから銃規制が強化され、収益が減る銃器メーカーの株価は下落するに違いない」と考えるはずだ。

 しかし、アメリカでは現実に銃器メーカーの株価が上昇した。そして銃乱射事件が起きる度に、株式市場で同様の現象が起きているという。

 事件後に銃器メーカーの株価が上昇する理由は、「このような事件が起きた直後に、全米で拳銃の売上高が増加するから」だという。実際に、事件後2~3ヵ月間は拳銃が売れに売れる状態が続くという。

 日本には、よく似た全然別の現象がある。震災が起きると損害保険の売上が増えるのだ。アメリカ人と日本人が似ているのは、普段は生活にリスクがあることを忘れて呑気に暮らしているのだが、一度悲惨な事件や災害の映像を目にすると、急に心配になって対策を考え出す、という点だ。

 ところが日米の違いで言えば、日本人は万が一のときのために「補償」を考える一方で、アメリカ人は万が一のことが起こらないような「抑止力」にお金を払うという点だ。

● 「銃があれば死なずに済んだ」 日本人と違うアメリカ人の考え方

 日本人から見れば、アメリカで銃を用いた悲惨な事件が起きるのは銃が売られているからである。日本では一時期、ナイフを使った凄惨な犯罪が相次いだことがあったが、警察がナイフの所持を厳しく規制するようになって、そのような犯罪も減少した。だから、とにかく規制をしたほうが犯罪はなくなると日本人は考える。

 一方で、アメリカ人は「規制をすれば犯罪者だけが銃器を持ち歩くようになる」と考える。アメリカでは銃を規制しようとする運動家が拳銃で殺されることがある。そのときの銃愛好家の決まり文句が、「銃を持っていれば死なずに済んだのに」というものだ。これは冗談ではなく、彼らは真顔でそう言うのだ。

 ここまで来ると、哲学というか考え方の違いとしか言いようがないのだが、アメリカ人は皆が武装解除をして平和になることよりも、銃で脅されたときに「撃たれる前に撃つことができる自由」の方を大事だと考えるのだ。

 さて、日本人に理解できない次の話を紹介しよう。護身用の銃を持っている人の家に拳銃を持った強盗が押し入ったとする。もちろん状況にもよるが、「金を出せ」と拳銃で家族を脅されている様子を見ていた主人が、護身用拳銃を手に取れる状態だった場合に、次に何をするだろうか。

 アメリカ人の場合は「犯人に向けて引き金を引く」が次に行うべき行動だ。それも威嚇のために足を撃つとかではなく、的の大きい胴体を狙って即座に引き金を引く。

 決してドラマや映画のように、犯人に拳銃を向けながら「銃を捨てないと撃つぞ」などと交渉したりはしない。撃たなければ撃たれるかもしれないという場合においては、アメリカ人は真っ先に撃つのである。

 ここがアメリカ人と日本人の決定的な考え方の違いである。日本人はついつい「全体で見て一番良い解決策を探る」ことを考えがちである。銃を突きつけ返して交渉すれば、強盗は降参して逃げ出すかもしれない。そうなれば誰も傷つかないから、まずはそういった解決策を優先してしまう。

 アメリカ人は違う。「自分にとって一番確実で良い解決策をとる」のである。相手が銃を持ち出した時点で、撃たれて殺されるリスクが目の前にある。自分が撃てばそのリスクが消える。だから撃つのだ。

 もちろん撃てば相手を殺すことになるかもしれないし、その後正当防衛か過剰防衛かを巡って面倒な裁判に巻き込まれる可能性もあるだろう。でも裁判で殺されることはない。だから撃つ。それがアメリカ人の考え方だ。

● 北朝鮮問題で日本がやるべきは 解散総選挙ではなくアメリカの説得

 さて、この話から何を言いたいのか、種明かしに移ろう。

 たとえば、北朝鮮がアメリカ人を「水爆を搭載したミサイルで撃つぞ」と脅迫している。トランプ大統領をではなく、アメリカ全体が脅されている。その状態で我々日本人は、「なんとか交渉して平和裏に解決したい」と考えている。

 この件に関する最大の問題は、アメリカ人は自衛に関して、日本人とは違う考え方をするということだ。つまり我々が理解すべきことは、北朝鮮がアメリカを脅した段階で、この問題は北朝鮮問題からアメリカ問題へと局面がシフトしたということだ。

 だから日本は、与党のように「解散総選挙の争点は北朝鮮問題だ」とか、野党のように「選挙による政治的空白が問題だ」などと言っている場合ではない。北朝鮮問題について我々日本人が必死になってやるべきことは、現フェーズにおいて「アメリカの説得」なのである。

 (百年コンサルティング代表 鈴木貴博)


銃改造部品の制限容認=全米ライフル協会が声明―大統領同調、規制前進も
10/6(金) 5:35配信 時事通信

 【ワシントン時事】銃規制強化に反対する米ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)は5日、ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件を受けて初めて声明を出し、スティーブン・パドック容疑者が所持していた銃を連射可能にする部品について「追加制限を課すべきだ」との立場を打ち出した。

 これを受け、トランプ大統領も記者団に「短期間で(制限を)検討する」と語った。

 与党・共和党に強い影響力を持つNRAとトランプ氏がそろって柔軟な姿勢を示したことで、銃規制がわずかながら前進する可能性が出てきた。

 米国では機関銃のように連射できる銃の所持は原則として違法だが、1発ずつしか撃てない銃を連射可能な形に改造する部品の使用は禁じられていない。パドック容疑者は、銃撃の反動を利用して毎分400~800回の連射を可能にする部品「バンプストック」を所持していたとされる。

 NRAは声明で「銃禁止で攻撃は防げない」としながらも、「バンプストックなどの部品が連邦法に適合しているか直ちに再検討するよう要求する」と表明。サンダース大統領報道官は記者会見で「バンプストックや関連機器を検証する動きを歓迎する。私たちも議論に加わりたい」と語った。

 共和党下院トップのライアン下院議長もMSNBCテレビの番組で「明らかに検討の必要がある事項だ」と指摘した。


全米ライフル協会、フルオート改造部品の規制排除せず-ベガス乱射で
10/6(金) 4:36配信 Bloomberg

全米最大の銃ロビイスト団体、全米ライフル協会(NRA)は半自動小銃を全自動(フルオート)並みの速度で連射できるように改造する部品について、規制対象とすることに反対しない姿勢を明らかにした。共和党議員からも規制の可能性を閉ざさないという趣旨の発言が相次いでいる。

ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件で使われた「バンプストック」と呼ばれる部品について、NRAは5日、連邦法に適合しているかどうかを調査するようアルコール・たばこ・銃器取り締まり局(ATF)に要請した。

NRAは「半自動式のライフルを全自動式並みに改造する部品を、追加規制の対象とするべきだと考える」との声明を発表した。同時に銃禁止を求める議員らを批判し、禁止しても「狂った男による犯罪」は防げないと反論した。

原題:NRA Open to New Rules on Rapid-Fire Gun Accessories After Vegas(抜粋)


【映像】ラスベガス銃乱射事件 容疑者はバンプストック装着
10/5(木) 18:26配信 AP通信

ラスベガス、ネバダ州、10月4日 (AP)― 死者58人、負傷者500人超という「近代米国史上最悪」となった10月1日の銃乱射事件で、死亡したスティーブン・パドック容疑者(64)が「バンプストック」と呼ばれる連射装置を銃に装着していたことが、当局の調べで分かった。
 バンプストック、またはバンプファイア・ストックと呼ばれるこの装置は、既存の銃のストック(銃床)に装着して、銃の反動を利用して引き金を引いたまま状態にしておき、フルオートマチック銃のように連続発射を可能にする。
 この装置を装着していたことで、パドック容疑者は殆ど不可能と思える速さで、数丁の銃を取り替えながら、群衆に向かって乱射し続けることができた、と当局はみている。
 バンプストックを装着することで連射は可能になるが、その代償として命中精度が落ちる。パドック容疑者の場合、ホテルの高層階から地上のコンサート会場に向けて銃を乱射していたので、命中精度は問題ではなかったのではないか、と銃の専門家は指摘する。

(日本語翻訳 アフロ)


<ラスベガス乱射>IS犯行声明の信ぴょう性に疑問符
10/5(木) 17:23配信 毎日新聞

 【カイロ篠田航一】ラスベガスで1日起きた銃乱射事件では過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。だが米捜査当局は容疑者とのつながりを否定し、声明の信ぴょう性に疑問符が付いている。中東で退潮が鮮明なISが勢力誇示を狙って無関係な事件に便乗し、支持者を扇動する宣伝に利用した可能性もある。

 ISは、系列のニュースサイト「アーマク通信」で犯行声明を出す場合が多い。最近は当局の捜査で虚偽が判明する事例が目立つ。

 6月にフィリピンでカジノ施設に男が放火し30人以上が死亡した事件では「IS戦士が実行」との声明が出たが、容疑者はギャンブル依存症のキリスト教徒と判明。6月にパレスチナ人の男らがイスラエルの警官を襲撃した事件も、ISの犯行声明後にイスラム原理主義組織ハマスが「容疑者はわれわれの組織に属しISは無関係」と否定した。手口の詳細など容疑者側しか知り得ない「秘密の暴露」がない場合、便乗の可能性が出てくる。

 一方、6月にイランで起きた同時テロでは、容疑者が侵入した国会議事堂内部の映像を公開。厳重な警備を突破した「成果」を強調する狙いが明確で、イスラム教シーア派国家イランを敵視する自称スンニ派組織ISの関与が濃厚とみられる。

 今月1日のラスベガスの事件では、ISは容疑者が「十字軍の連合国を狙えという最高指導者の呼びかけに応じた」と主張、3日前に公開していたバグダディ最高指導者の「肉声」に言及した。敵視する米国で起きた大事件を「手柄」として利用しようとした思惑もうかがえる。


銃乱射男 別のイベントでも計画か
10/5(木) 17:23配信 ホウドウキョク

アメリカのラスベガスで58人が死亡した銃乱射事件で、自殺した容疑者の男が、事件の10日ほど前に行われた、別の音楽イベント会場近くの部屋を予約していたことがわかった。
地元警察は、パドック容疑者が、乱射事件の前に行われた別の音楽イベントの会場近くにある、コンドミニアムの部屋を予約していたことを確認したと明らかにした。
イベントには5万人が参加していたということで、警察はパドック容疑者が、当初、この音楽イベントを狙っていた可能性もあるとみて調べている。
こうした中、FBI(連邦捜査局)の事情聴取を受けたパドック容疑者の交際相手が、弁護士を通じて4日、声明を発表した。
弁護士は「彼は、こんな凄惨(せいさん)な事件を起こすようなことは、ほのめかしていなかった」と述べた。
また交際相手は、弁護士を通じ、パドック容疑者から事件のおよそ2週間前に航空券をもらい、フィリピンの家族に会いに行くよう勧められ、家の購入資金として送金を受けたことも明らかにした。
一方、トランプ大統領は4日、ラスベガスを訪問し、被害者を見舞ったほか、銃乱射事件の対応にあたった医療関係者や警察官を称賛し、「われわれは100%あなたたちとともにある」と強調した。
銃規制についてあらためて問われると、トランプ大統領は「今は話さない」と述べるにとどめた。


<ラスベガス乱射>「大きな音に敏感…」負傷者は今も恐怖に
10/5(木) 17:00配信 毎日新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)長野宏美】米史上最悪といわれる死傷者が出たラスベガスの銃乱射事件で、負傷者は今も恐怖に直面していることが、見舞った親族の話から明らかになった。

 「大きな音に敏感になり、病室の扉をノックする音を聞いただけで左右を見回し、おびえている」

 事件で負傷した米西部カリフォルニア州の高校生、ティファニー・ウザールさん(18)の様子を、おじのリック・レオンさん(67)はそう明かした。

 ウザールさんはひじと腹部を負傷し、腹部に弾丸が残っていた。2回手術を受け、命に別条はないが事件の話は嫌がるという。

 「撃たれたけど大丈夫」。1日午後10時45分ごろ、レオンさんの娘エリカさんに無事を知らせる電話がウザールさんからあった。この日はウザールさんの誕生日。両親からチケットを贈られ、姉2人や友人と大好きなカントリーミュージックのコンサートで祝っていた。午後10時過ぎ発砲が始まり、楽しい夜は暗転。ウザールさんは血を流しながら必死に逃げたという。

 「めいの命は助かった。だが、なぜこんな事件が起きてしまったのか」。そう話すレオンさんの表情は悲しげに見えた。


議員がNRA=全米ライフル協会を恐れる理由 フジテレビ風間晋解説委員の解説
10/5(木) 14:32配信 ホウドウキョク

<600人死傷でも、銃規制”緩和”へ揺るがず>
ラスベガスの銃乱射事件は、単独犯が10分程度で600人をも死傷させたという意味で、自動小銃の殺傷力の恐ろしさを印象付けた。それが合法的に取得したものなのか、セミオートマチックの違法改造なのか、「トリガークランク」などインターネットで簡単に入手できるアタッチメントを取り付けて連射可能にしたものも含まれるかはすぐに明らかにされるだろうが、いずれにしても、これだけの殺傷力を目の当たりにしても、首都ワシントンでは銃規制を強化しようという動きは見られない。

それどころか、ライアン下院議長は事件翌日、サイレンサー=消音器が今より簡単に入手できるようになる法案の審議を進める考えに変わりはないことを明らかにした。サイレンサーは銃規制の主な対象の一つだ。

<選挙立候補者をNRAが独自に格付け?!>
銃規制が進まない理由として挙げられるのが、規制反対の強力なロビー団体NRA=全米ライフル協会が、議員にはとても怖い存在だからだ。NRAは「銃を所持する権利」を擁護する信頼できる立候補者かどうかという観点から、AからFまで候補者を「格付け」し、500万人の会員にアドバイスする。会員はそれを家族や友人、知人に口コミで広げていくため、CからFに「格付け」された候補者にとっては厳しい状況となる。

NRAが「選挙で落とす」対象になってしまうからだ。逆に「格付け」の良い候補者には人的・金銭的支援が行われる。ちなみにこの「格付け」は、議会での投票記録や発言内容、そして、NRAが行うアンケートへの回答などから総合的に決定している。

<NRAに睨まれたくない議員たち>
中間選挙は来年11月6日が投票日なので、まだ1年以上先と思いがちだが、早い州では来年3月に「予備選」がスタートする。5か月先でしかない。予備選は本選に比べて投票参加者が一桁少ない数万人規模で、当落を決める差は数百票だったりする。気に入らない議員を落とすなら、本選より予備選を狙う方が確実なわけだ。

例えば、2014年の中間選挙の予備選で、当時の下院共和党ナンバー2のカンター院内総務が無名の新人に敗北する大番狂わせがあったが、カンター氏の獲得票は28,902票、相手は36,120票。これで、次期下院議長間違いなしと目されていたカンター氏の政治生命は終わってしまった。

連邦議会でも州の議会でも、来年の選挙で再選を狙う議員にとっては、今、NRAににらまれたら具合が悪い‥だから銃規制は進まないのだ。


ラスヴェガスの銃乱射は、法の「抜け穴」が招いた悲劇だった
10/5(木) 12:30配信 WIRED.jp

ラスヴェガスで2017年10月1日に起きた銃乱射事件では、法律で禁止されているはずの自動小銃か、ほぼ自動に改造された銃が使われた可能性が高い。それでも悲劇が起きてしまった背景には、銃の改造や自動化を補助するツールが米国で野放しとなっている現状があった。

【動画】犯人が違法な「自動小銃」を入手できた理由とは

日曜夜、ラスベガスで起きた銃乱射事件。ぞっとするような現場の映像を見た人なら、誰でも「あの音」を聞いたことだろう。その銃声は、人間が手で連続して引き金を引くよりもずっと速く、短く連続して鳴り響いた。まるでヘリコプターのプロペラが回るようなリズムで──。

それは何百万ものアメリカ人が所有する、一般的な半自動小銃ではなかった。自動小銃、もしくは自動小銃と同じくらいの殺傷力をもつように改造された、半自動小銃の音だ。2017年10月1日、「マンダレイベイ リゾート&カジノ」の窓から男が乱射した銃により、少なくとも58人が亡くなり、500人以上が負傷した事件は、すでにアメリカ近代史上最悪の被害を出している。

しかし、この悲劇の記録を見聞きした銃の専門家は、事件の別の特徴に注目している。毎分何百発にも近いスピードで発砲が可能な自動小銃、もしくはほぼ自動の銃が使われた、ここ何十年で初めての銃乱射事件である点だ。

アメリカ国内での全自動小銃の入手は不可能ではないにしても、銃規制法によって非常に困難になっている。それを考えると、犯人はいかにあような速度で発砲できたのか、未だに不明である。

しかし、答えの可能性には事欠かない。30年前に作られた自動小銃禁止の法律には抜け穴があり、一般市民が入手することはできる。そしてより可能性が高いのは、合法や違法なものを含むさまざまな技術的なハックによって、半自動小銃をより殺傷力のある高速発砲銃に改造したのではないか、ということだ。

「アメリカのなかでも特にネヴァダ州では、今回の銃乱射事件の犯人のような人物が大量の銃を集めることは非常に簡単です。しかも、改造なしでも非常に危険で、遠距離でも正確に撃つことのできる銃をです」と、銃規制擁護団体「銃による暴力防止法律センター」の弁護士マイク・マクライヴリーは語る。「そして殺傷能力を高める改造方法は、違法・合法を含め多様な方法があるのです」

銃権利団体ディフェンス・ディストリビューティッドの主任エンジニア、ジョン・サリヴァンはよりシンプルに表現する。「半自動小銃を全自動小銃に改造することは、本当にとても簡単です。結局のところ、マシンガンを作るのは簡単なのです」

自動小銃への“アップグレード”は簡単
ラスベガス銃乱射事件の犯人が使用した銃の種類は、現時点ではまだはっきりしていない。地元警察は、犯人がいたホテルの部屋からどのような銃が見つかったのかに関して、『WIRED』US版へのコメントを拒否した。しかし、犯人がマシンガンもしくはそれと同等のものを手に入れる方法は数多くあった。

最も簡単な方法のひとつで、犯人が使用した銃について推測を巡らせている専門家の間で有力な説となっているのは、いわゆる「ヘルファイヤー・トリガー」「ガットクランク」と呼ばれるものである。このシンプルな装置を「AR-15」ライフルの引き金に固定すれば、回転クランクを回すだけで、1回転につき数発を発砲できる。

これによって、毎分何百発も簡単に発砲できるようになるわけだ。平均的な銃撃者が主導で引き金を引くと毎分約80~100発程度である。それほどの速度で発砲すれば、普通のAR-15は間違いなくオーバーヒートしてしまう。だが、犯人はホテルの部屋に19丁の銃をもっていたと報道されており、必要に応じて新しいものと交換することもできた。

半自動小銃を実質的に自動小銃に改造するためのツールとしては、ほかに「スライドファイア」「バンプストック」と呼ばれるものがある。これらの装置は、銃を肩に固定する部分にスプリング構造を追加することで、銃弾が発射されるたびに銃全体が前方に弾むようになる。

このスローモーションヴィデオにあるように、単に引き金に指を置くだけで、弾みによってマシンガンに匹敵する速さで引き金を繰り返し引ける仕組みだ。なお、当局は火曜になって、犯人は少なくともライフルのうち1丁にバンプストックを装着していたことを確認した。

本格的な自動化は違法だが「非常に簡単」
ギャットクランクやバンプストックは、AR-15やAK-47を機能的には自動小銃に変えることができる。だが、明らかに違法ではない。アメリカでは自動小銃が1986年以降は禁止されているが、米国のアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)は、1度引き金を引いたら複数発の銃弾が発砲される場合にのみ、銃を自動と認定している。

ところが、バンプストックを取り付けたところで、発砲するには毎回引き金を引く必要がある。ガットクランクは、あくまで補助装置である。すなわち、それ自体は幅広く販売することを禁止されない、法律上のグレーゾーンなのだ。だが、ディフェンス・ディストリビューティッドのサリヴァンによると、法律を破ることを厭わない人なら、半自動のAR-15を本格的な自動小銃に改造することは困難ではないという。

自動小銃には、引き金部分に「オートシア」と呼ばれる小さな部品がある。その重要な金属部品は、薬室内のガスが膨張して銃身から銃弾を押し出し、銃の弾倉からボルトが新しい銃弾を引き出すという一連の動きが行われる毎回の発砲の後に、撃鉄をとらえる。下のヴィデオで示されるように、ボルトが銃床のスプリングにぶつかって再び前方に弾むと、引き金との接触なしで撃針にぶつかれるように撃鉄を離す。

ハンドドリルとボール盤、もしくはコンピューター制御のフライス盤さえあれば、誰でもAR-15のフレームにいくつか穴を開け、さらに内部の空洞を広げることができる、とサリヴァンは言う。そうすれば、オンラインで入手可能な半自動小銃に、全自動小銃の発砲メカニズムを追加するための部品「M16オートシア」を組み込める。

「だいたい4分くらいで済む、非常に簡単な作業です」と、サリヴァンは語る。完成品の自家製自動小銃は違法性が高く、単に所有しているだけで罰金数十万ドル、そして数十年の懲役が課される。

「本物」の自動小銃を方法的に所持する方法も
サリヴァンはさらに、自作のものだけでなく、本物の全自動小銃を誰でも合法的に所有できることを指摘する。86年の禁止法以前に製造され、一般市民に所有されている自動小銃が、アメリカ国内には数十万丁は存在している。それらの古い銃は法律の適用を免除されており、それらを買えば完全に合法なマシンガンが手に入るのだ。

だが、その希少価値ゆえ非常に高価なものになっている。実際、サリヴァンはこうした自動小銃を25,000ドル(約282万円)で購入したのだという。「私にとっては、お金にかえられないものです」と彼は言う。「所有できるもののうちで、最高に格好いいものですから」

法律の適用を免除された自動小銃でさえ、ニューヨーク州やカリフォルニア州を含む多くの地域においては、持ち込み禁止である。しかし、ネヴァダ州にはそのような法律はない。さらに重要なことに、ネヴァダ州には1人の個人が所有できる半自動小銃の数、半自動小銃で使用できる弾倉のサイズに関する制限もない、と「銃による暴力防止法律センター」のマクライヴリーは指摘する。

カリフォルニア州やニューヨーク州では、弾倉に込められる弾丸の数を最大10発までに制限している。だが、ラスヴェガスの事件で途切れることなく発砲が続いた時間の長さから判断すると、犯人は50~100発が装填された弾倉を利用していた可能性が高い。そのような半自動小銃を規制していないことが、仮に全自動小銃に改造された場合の危険性をさらに高めるのだ。

「誰も半自動小銃を持ってはならない、と言っているわけではありません。しかし、なぜ10丁も15丁も必要なのでしょうか? そして、なぜ大容量の弾倉が必要なのでしょうか?」と、マクライヴリーは疑問を呈する。「憲法修正第2条によって、銃を保有する権利と市民の安全をうまく両立させることはできます。しかし現状では、人々にやりたいことをやらせるほうにひどく傾いています。そして、わたしたちがその代償を支払っているのです」


世界のホテルでセキュリティ強化の兆し? 金属探知機やX線検査の先行事例も ― 相次ぐテロ・事件の発生で
10/5(木) 12:12配信 トラベルボイス

世界各地で相次ぐテロなどの対応で、セキュリティ強化の議論に拍車がかかりそうだ。今月初めに起きた米・ラスベガスの銃乱射事件を契機に、セキュリティ対策専門家が、今後米国でホテルの監視カメラ増設、スタッフ増員などが求められる可能性を指摘している。

AP通信が、個人のプライバシーを尊重する米国でもセキュリティ対策強化を進めざるを得なくなる可能性について、世界に報じた。

最も積極的な対策として議論されるべきは、空港でおこなわれるような、金属探知機やX線検査などだろう。例えば、マニラのホテル「リゾーツ・ワールド」では、オフィスビルやショッピングモール同様に、多くのホテルでも金属探知機とX線撮影機材を導入していた。しかし、6月にカジノ併設の複合リゾートで発生した発砲事件の犯人は、弾薬ベストとライフルを所有した状態でホテルに滞在したことが分かっている。これは、決して「大きな荷物を持っている客のみを監視する」ことが適切でないことを示唆しているともいえる。

かつて西アフリカ・マリで武装グループが人質とともに立てこもった事件の舞台となったラディソン・ブル(Radisson Blu)ホテルでは、現在、バッグを対象とする探知機導入のほか、ホテルの玄関前を運転することを禁止した。

2008年に160名が死亡する事件が発生したインドでは、アコーホテル、ハイアット、マリオットなどのチェーンホテルで小型の金属探知機とX線検査機を使ったチェックを実施。ニューデリーにある空港近くの高級施設レモンツリーホテルでは、訪問者を追跡できる顔認識システムを導入したとされる。

さらに、太平洋アジア観光協会(PATA:Pacific Asia Travel Association)の最高経営責任者(CEO)マリオ・ハーディ氏は、ホテルで荷物を検査するにとどまらず、自動車のチェック、多くの防犯カメラを活用して対策を講じていると説明する。

今回のラスベガスの事件を受け、米国ホテル業協会(AHLA:American Hotel and Lodging Association)では、ラスベガスの宿泊施設が地元当局と緊密に協力を進める点を強調。例えばホテルのロビーでルームキーの所在を確認する権限を持つ警備員の採用などを進めたり、カードなしではアクセスできないフロアを限定するなどの策を講じていると説明している。

しかし、最大のリスクは同じ経験をしていない国だ。経験がなければ、そこにかける費用対効果が低く見積もられる可能性もあり、厳しい対応が適用されにくい場合があるとの指摘も。2020年に東京でオリンピック開催を控える日本。こうした世界の動きは他人事ではない。


<ラスベガス乱射>容疑者、事件前に高層住居賃借 下見か
10/5(木) 11:23配信 毎日新聞

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銃乱射の現場となったラスベガスのホテル=AP

 ◇FBIが同居女性聴取

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)長野宏美】米ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件で、米捜査当局は4日、スティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が事件前の9月22~24日、ラスベガス市内の別の場所で野外コンサートが開かれた時期にその会場を見下ろせる高層アパートの一室を借りていたことを明かした。1週間前に犯行の下見などを行った可能性もうかがえるが、会見で保安官は「事前調査のためか分からない」と語った。

 また、米連邦捜査局(FBI)はパドック容疑者と同居していた恋人の女性(62)をロサンゼルスで聴取したことも明らかにした。女性は9月中旬に出身地のフィリピンに渡航し、今月3日夜にロサンゼルスに到着した。当局は容疑者が大量の武器を購入した経緯や事件前に行動の変化がなかったかどうかなどを聴いている。

 女性の弁護士は4日、声明を発表し「こんな恐ろしいことが起きる兆候はなく、私が気づくような言動はなかった」と女性の心境を明かした。

 声明によると、パドック容疑者は2週間以上前、安い航空券を見つけたので、家族に会うためフィリピンに行くよう女性に勧めた。滞在中に女性や家族の家を購入する資金として送金を受けたという。米メディアは送金額を10万ドル(約1130万円)と報じている。

 女性は突然の旅行や送金に対し「別れるつもりなのか」と不安になったが、「このような計画をしているとは思わなかった」という。パドック容疑者については「やさしくて思いやりがあり、静かな男だった」と述べた。

 一方、捜査当局は4日の記者会見で、乱射は1日午後10時5分から15分までの10分間だと発表した。現場の監視カメラから判明したという。また、527人とされていた負傷者数を489人に修正した。

2017年10月 4日 (水)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2257

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:W杯トロフィーが被災地に=岩手県釜石市〔地域〕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島の旧避難地域7年ぶりの稲刈り「満足できそう」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城県で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城県で震度3、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:皇后さま、東日本大震災の支援コンサート鑑賞 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:皇后さま、被災地支援の音楽会ご鑑賞 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興住宅退去、10日に初判決=市が阪神被災者訴え―神戸地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難者福島訴訟、国の責任・原状回復焦点に10日判決 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「国の責任」割れる判断=原発事故で3件目判決へ―原告数最多、10日福島地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度5弱の地震 土砂崩れも... - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発被害者訴訟>賠償制度の妥当性焦点 10日に福島判決 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【地震解説】福島で震度5弱、深夜に広範囲で強い揺れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、首相官邸に情報連絡室設置 福島県で震度5弱の地震発生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度5弱 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島県で震度5弱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>福島で震度5弱 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【地震】福島県で震度5弱 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕福島県楢葉町・川内村で震度5弱、津波の心配なし(10/6) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮設住宅の入居期限1年延長=熊本地震で閣議決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:定期検査中に冷却水漏れ=伊方原発、環境影響なし―四国電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発避難者訴訟>「国の責任否定」千葉地裁判決不服、控訴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島原発避難者訴訟で原告控訴=一審は国の責任認めず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電、汚染水漏出を否定=福島第1水位計ミス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電が控訴、原発避難者訴訟=千葉地裁判決に不服 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽原発「合格」 規制委 福島第1事故後、東電初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽再稼働「合格」 「これで終わりではない」規制委、今後も東電注視 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽再稼働「合格」 東電、収益改善に道筋 原子力再編・統合の呼び水 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽「合格」 柏崎市長「安心」/市民団体「反対」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<柏崎刈羽原発>早期の再稼働困難 県「検査3、4年」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「除染」 300万円超の過大請求 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<阿蘇山>「南登山道」復旧、通行OK - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発ADRで和解へ=東電7億円支払い―福島県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽原発「再稼働」合格判断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大川小訴訟、裁判官が現地視察=複数の避難経路確認―仙台高裁 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

W杯トロフィーが被災地に=岩手県釜石市〔地域〕
10/10(火) 10:18配信 時事通信

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ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の会場となる岩手県釜石市で、優勝トロフィー「ウェブ・エリス杯」が披露され、地元の釜石東中学校で発足した特設ラグビー部の部員とともに記念撮影した=6日

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の会場となる岩手県釜石市鵜住居(うのすまい)町で、優勝トロフィー「ウェブ・エリス杯」が披露された。地元の釜石東中学校で発足した特設ラグビー部の部員とともに記念撮影し、東日本大震災の被災地が競技の舞台となる一大イベントに向けての機運醸成に一役買った。

 特設ラグビー部は今年、釜石市での大会開催に関わりを持ってもらおうと発足。部員18人が11月の県大会出場を目指して練習に励んでいる。建設中のスタジアムが見える校舎のテラスで記念撮影が行われ、参加した3年生の柏崎一馬さんは「W杯で町が盛り上がってほしい」と話した。

 釜石市で最も被害が大きかったのが鵜住居地区で、津波で全壊した同校と鵜住居小学校の跡地に「釜石鵜住居復興スタジアム」の建設が進んでいる。両校は仮設校舎を経て跡地近くの高台に移転した。

 トロフィーは純銀製で、高さ472ミリ、重さ4.5キロ。大会のPRイベントの一環として、9月から11月まで国内各地の開催会場などを巡回し、一般公開されている。


福島の旧避難地域7年ぶりの稲刈り「満足できそう」
10/10(火) 9:47配信 日刊スポーツ

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避難指示解除後初となる7年ぶりの稲刈りを行った富岡町の渡辺伸さん(撮影・清水優)

 福島県富岡町の米農家渡辺伸さん(57)が9日、東京電力福島第1原発事故による避難指示解除後初となる7年ぶりの稲刈りを行った。事故前の作付面積の1割にも満たない60アールの田んぼだが、手塩にかけただけあってずっしりと頭をたれた稲穂に「満足できそうな感じだ」と笑みをもらした。

 4月の避難指示解除前は居住制限区域だった自宅前の水田。昨年春までの農地除染では表土を5センチはぎ取られた。その影響で掘り起こされた石を1年かけて丁寧に拾い、ようやく今年5月に田植えにこぎ着けた。事故前は必要なかったイノシシよけの電気柵も効果を発揮。風に揺れる稲穂が金色に輝く秋の風景が、7年ぶりによみがえった。「最初は米になんのかなって不安だった。やってみっと、なんとかなんだなぁ」。

 町では今年、地元農家の組合と渡辺さんを含む個人農家3人が実証栽培を実施。来年はさらに1~2人が加わる見通しだ。


宮城県で震度3
10/10(火) 0:02配信 時事通信

 9日午後11時47分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、同県石巻市と女川町で震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約60キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.1と推定される。主な各地の震度は次の通り。

 震度3=宮城県石巻市、女川町
 震度2=仙台市、岩手県大船渡市。


宮城県で震度3、津波の心配なし
10/10(火) 0:00配信 産経新聞

 9日午後11時47分ごろ、宮城県石巻市と女川町で震度3を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は宮城県沖で震源の深さは約60キロ、地震の規模はマグニチュード(M)4・1と推定される。津波の心配はないという。


皇后さま、東日本大震災の支援コンサート鑑賞
10/9(月) 9:41配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

皇后さまは8日、東日本大震災の被災地支援コンサートを鑑賞された。
皇后さまが鑑賞されたのは、東日本大震災の被災地を支援して、東京・中央区で開かれた、矢口周美(かねみ)さんと黒坂 黒太郎さんらのコカリナの合奏によるコンサート。
会場では、コカリナの合奏によるシューベルトの「アヴェ・マリア」や、広島で被爆した木から作られたコカリナの伴奏による、カザルス作曲「鳥の歌」などが披露された。
皇后さまは、これまでも、しばしばコンサートを訪れていて、今回、アンコールで矢口さんの歌声に合わせ、曲を口ずさむなど、およそ1時間にわたり、9曲を楽しまれた。

・必見「皇后さま、東日本大震災の支援コンサート鑑賞」の動画


皇后さま、被災地支援の音楽会ご鑑賞
10/9(月) 7:55配信 産経新聞

 皇后さまは8日、東京都中央区の浜離宮朝日ホールを訪れ、東日本大震災の被災地を支援するために開かれた歌手、矢口周美さんのコンサートを鑑賞された。コンサートには矢口さんの夫で木製の笛「コカリナ」奏者の黒坂黒太郎さんらも出演。黒坂さんと親交が深い皇后さまは「一本の樹」というアンコール曲を観客とともに口ずさまれていた。


復興住宅退去、10日に初判決=市が阪神被災者訴え―神戸地裁
10/8(日) 14:56配信 時事通信

 阪神大震災の被災者向けに神戸市が提供した復興住宅で、20年の借り上げ期間が満了したとして、入居する女性(79)に市が部屋の明け渡しを求めた訴訟の判決が10日、神戸地裁で言い渡される。

 借り上げ復興住宅をめぐる兵庫県内5件の訴訟で初の判決。

 公営住宅法は、借り上げ住宅の入居決定の際、期間満了時の明け渡しを入居者に通知しなければならないと明記。満了時には明け渡しを請求できるとしている。

 この住宅は、2016年10月31日を期限に市が都市再生機構(UR)から借り上げた。市は同法に基づく期間満了時の明け渡しを明示し、入居を許可したと主張。女性の代理人は「市の通知は入居10日前で、敷金納付などを終えた後と遅い。入居決定時と言えず、同法の通知に当たらない」と反論している。


原発避難者福島訴訟、国の責任・原状回復焦点に10日判決
10/8(日) 7:55配信 産経新聞

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津波をめぐる主な知見と各地裁の判断(写真:産経新聞)

 ■原告は最大規模3800人

 東京電力福島第1原発事故の被災者約3800人が、国と東電に損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、福島地裁(金沢秀樹裁判長)で言い渡される。全国で起こされている約30の同種集団訴訟で最大規模。先行していた前橋地裁、千葉地裁の判決では国の責任をめぐる判断が分かれているほか、「放射線量を事故前の水準に戻す」という原状回復請求についてどう判断するかも注目される。

 原告には事故当時、福島県に住んでいた人のほか、宮城、茨城、栃木県に住んでいた約60人も含まれる。

 主な争点は(1)東電と国は巨大津波を予見し事故を回避できたか(2)国は東電に安全対策を取らせる「規制権限」があったか(3)国の指針に基づく東電の賠償は妥当か-となっている。

 (2)について、前橋地裁判決(3月)、千葉地裁判決(9月)はいずれも国に規制権限があったと認定。一方で(1)の判断は分かれた。

 政府の地震調査研究推進本部が平成14年7月に公表した「マグニチュード8クラスの津波地震が30年以内に20%程度の確率で発生する」とする長期評価などに基づき、原告側は「国と東電は敷地の高さを超える津波が到来することを予見できた」と主張。被告側は「長期評価は確立した科学的知見とはいえない」などとしている。

 前橋地裁は「国と東電は遅くとも長期評価が公表された数カ月後には、敷地の高さを超える津波の到来が予見できた」と判断。「対策を講じれば事故は防げた」として国と東電の責任の重さは同等と判断した。

 千葉地裁も国について「遅くとも18年までには敷地の高さを超える津波の発生を予見できた」としながらも、「原告が主張する対策をとっても事故は回避できなかった可能性がある」として、国に責任はないと結論づけ、東電のみに賠償を命じた。

 福島訴訟では「事故で平穏な生活を侵害された」として、放射線量を事故前の水準の毎時0・04マイクロシーベルト以下とするよう、原状回復を請求。実現するまで、1人当たり月5万円の慰謝料なども支払うよう求めている。


「国の責任」割れる判断=原発事故で3件目判決へ―原告数最多、10日福島地裁
10/7(土) 14:23配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、福島県や近隣県の住民が、国と東電に居住地の放射線量低減(原状回復)と慰謝料を求めた訴訟の判決が10日、福島地裁(金沢秀樹裁判長)で言い渡される。

 同種訴訟の3件目となる判決で、原告数は最多の3824人。先行訴訟は国の責任について判断が割れており、判決が注目される。

 原告の大半は避難しておらず、訴訟では「被ばくの不安にさらされず平穏な生活をする権利」に基づき、居住地の空間放射線量を事故前と同じ0.04マイクロシーベルト以下とするよう請求。線量が下がるまでの間、1人当たり月5万5000円の慰謝料などを求めている。

 最大の争点は、国の賠償責任を認めるかだ。前橋地裁は3月、政府機関が2002年に公表した地震予測を根拠に、「大津波を予見できた」として国の責任を認めた。

 一方、責任を否定した9月の千葉地裁判決は、02年の予測には異論も示されていたと指摘。このため、「予見できたが、事故は回避できなかった可能性がある」と異なる結論を導いた。

 先行訴訟にない論点も多い。原告側の原状回復請求は初めてで、国と東電は「方法が特定されておらず、実現は不可能」と却下を求めた。

 慰謝料では、原状回復までの将来分の請求が認められるかも焦点となる。将来分の賠償請求をめぐっては、最高裁が昨年12月、基地の騒音訴訟で「あらかじめ賠償額を認定できない」として認めない判断を示している。


福島で震度5弱の地震 土砂崩れも...
10/7(土) 11:07配信 ホウドウキョク

福島県沖を震源とする強い地震があり、楢葉町や川内村で震度5弱を観測した。
地震発生時の小名浜港では、設置されたカメラが大きく揺れているのが確認できる。
6日午後11時56分ごろ、東北地方を中心に、北海道から中部地方にかけて地震があった。
震源の深さは53km、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推測されている。
この地震によるけが人や家屋の倒壊などの被害は確認されていないが、栃木・大田原市では、小規模な土砂崩れが起きた。
気象庁は、今回の地震は、2011年の東日本大震災の余震活動の1つとみられると発表し、揺れの強かった地域に対し、今後の地震活動に注意するよう呼びかけている。


<原発被害者訴訟>賠償制度の妥当性焦点 10日に福島判決
10/7(土) 8:30配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故当時、福島県や隣県に住んでいた約3800人が国と東電に損害賠償などを求めた訴訟の判決が10日、福島地裁(金沢秀樹裁判長)で言い渡される。約1万2000人の避難者らが全国で計約30件起こした集団訴訟の中で原告数は最多。国や東電が決めた線引きによって受け取る賠償額に差が出て、地域や被災者間であつれきも生じる中、現行の賠償制度について福島地裁がどう判断するのか注目される。【宮崎稔樹、土江洋範】

 判決は3月の前橋地裁(原告数137人)、9月の千葉地裁(同45人)に続き3例目。

 福島訴訟の原告は、居住地の空間放射線量を事故前の状態(毎時0.04マイクロシーベルト以下)に原状回復▽原状回復の実現まで1人当たり月5万円の慰謝料--などを請求。うち約40人は「ふるさと喪失慰謝料」(1人2000万円)も求めており、請求総額は結審時(今年3月)までで約160億円に上る。

 東電は、事故の賠償基準として国の審査会が定めた「中間指針」を基に、「日常生活を妨げた」などとして慰謝料を支払っている。同原発周辺で避難を指示されたり、屋内退避を強いられたりした区域では1人当たり70万~1450万円が支払われた一方、ほかの区域は原則0~8万円にとどまる。

 原告の事故当時の居住地は福島県内の全市町村のほか、宮城、茨城、栃木の3県まで広がり、9割近くが避難指示などが出た区域以外の住民だ。大半の原告が避難しなかったものの、現行の賠償では不十分だと主張。国と東電は「中間指針は合理的」などと反論している。

 前橋・千葉両地裁の判決は、個別事情に応じて原告一人一人に賠償額を示したが、福島地裁は地域ごとに現行の慰謝料から上積みすべきかを判断する見通し。弁護団は「国と東電に賠償制度を見直させたい」と話す。

 国と東電に、津波を予見し事故を防げなかった過失があるかも大きな争点だ。前橋地裁は「原発の敷地の高さ(10メートル)を超える津波を予見でき、国が東電に対策を命じなかったのは合理性を欠き違法」として国の責任も認めた。

 しかし千葉地裁は「予見できたが、対策を取っても事故を防げなかった可能性がある」として、国の責任についてはまったく反対の判断をした。

 ◇「不条理許されない」弁護団事務局長、公害訴訟闘った父追い

 「国策に基づく原発の事故が長期にわたり広範囲の住民に被害を与えているのは、過去の公害と同じ。企業利益を優先させる姿勢を改めさせないかぎり、公害は繰り返される」。東京の弁護士、馬奈木厳太郎(まなぎいずたろう)さん(42)は、原発事故被害者の集団訴訟の中で原告が最も多い福島訴訟の弁護団事務局長を務め、国と東電の責任を追及してきた。

 福岡県出身。父昭雄さん(75)も弁護士で、「公害の原点」とされる水俣病などの公害訴訟で国や加害企業と闘ってきた。幼いころから熊本県水俣市や裁判所に連れられ、闘う父の背中を見てきた。一度は法学者になったが、「当事者に近い仕事がしたい」と大学講師を辞め、弁護士に転身。その3カ月後、あの事故が起きた。2カ月後、福島で被災者の法律相談のボランティアに参加。「古里に戻れるのか」「仕事はどうなるのか」。相談会場は避難者らであふれ、張り詰めた空気が漂っていた。各地から集まった弁護士らと被災者の窮状に向き合う中で「こんな不条理が許されていいのか」と義憤にかられた。

 この日以来、毎週のように福島に通うようになり、仲間らとともに被災者の弁護団を結成。国や東電が決めた賠償の線引きによる分断を乗り越え、原発を推進した国の責任を問うために、震災から2年後の2013年3月11日に提訴した。

 「父たち先人の闘いを一歩でも二歩でも先に進めたい」。10日の判決を、公害の根絶に向けた一里塚にするつもりだ。【土江洋範】


【地震解説】福島で震度5弱、深夜に広範囲で強い揺れ
10/7(土) 1:01配信 ウェザーニュース

 6日(金)23時56分頃、福島県沖を震源とするM5.9の地震が発生しました。
 この地震で福島県楢葉町と川内村で震度5弱を観測。そのほか、宮城県白石市や名取市、福島県福島市や郡山市、いわき市、茨城県北茨城市、栃木県大田原市などで震度4を観測しました。震度3以上のエリアは東北北部から関東にかけての広範囲に渡っています。
 なお、この地震による津波の発生はありませんでした。

 福島県内で震度5弱以上を記録するのは、今年2月28日に発生した同じ福島県沖でのM5.7以来です。

 ウェザーニュースが独自に設置している、生活環境の揺れを測定するYureステーションのデータ(画像右)を見ていくと、宮城県岩沼市では23時57分ちょうど頃に初期微動を捉え、約20秒ほどで主要動の強い揺れが到達。約1分半近く揺れが続いたと見られます。

 また、ウェザーニュース会員から届いた揺れの体感報告(画像左)では、強い揺れを感じた地域が同心円状ではなく南北に伸びている様子がわかります。

 7日(土)0時0分頃には最大震度3、M4.3の余震が発生しています。今後も震度3~4程度の余震の恐れがありますので、揺れが大きかったエリアでは、落ちやすいものや倒れやすいものがないかしっかりと確認の上、お休みになってください。

 また、7日(土)朝にかけて雨が続く見込みです。強い揺れで地盤の緩んでいる恐れがあるため、念のため急な斜面には近づかないようにしてください。


政府、首相官邸に情報連絡室設置 福島県で震度5弱の地震発生
10/7(土) 0:24配信 産経新聞

 政府は6日夜、福島県浜通りで震度5弱の地震が発生したのを受け、首相官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設置した。


福島で震度5弱 津波の心配なし
10/7(土) 0:04配信 産経新聞

 6日午後11時56分ごろ、福島県浜通りで震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約50キロ、地震の規模はマグニチュード(M)5.9と推定される。津波の心配はないという。

 各地の震度は次の通り。

▽震度5弱 福島県浜通り

▽震度4 宮城県南部 福島県中通り 茨城県北部 栃木県北部 栃木県南部

▽震度3 青森県三八上北 岩手県内陸北部 宮城県北部 宮城県中部 山形県庄内 山形県村山 山形県置賜 福島県会津 茨城県南部 群馬県南部 埼玉県南部 千葉県北東部 千葉県北西部


福島県で震度5弱
10/7(土) 0:03配信 時事通信

 6日午後11時56分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、福島県楢葉町と川内村で震度5弱の揺れを観測した。

 7日午前0時ごろにも地震があり、両町村などで震度3の揺れを観測。気象庁によると、震源の深さはともに約50キロ。地震の規模(マグニチュード)はそれぞれ5.9と4.3と推定される。

 いずれも地震による津波の心配はなく、東京電力によると、福島第1、第2原発に異常はないという。主な各地の震度は次の通り。

 震度5弱=福島県楢葉町、川内村
 震度4=福島県いわき市、南相馬市、宮城県白石市、茨城県常陸太田市
 震度3=仙台市、水戸市、宇都宮市、盛岡市、千葉県成田市。


<地震>福島で震度5弱 津波の心配なし
10/7(土) 0:02配信 毎日新聞

 6日午後11時56分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県楢葉町と川内村で震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.9と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 また、原子力規制庁によると、東京電力福島第1、第2原発に新たな異常は確認されていないという。【松浦吉剛、柳楽未来】

 各地の震度は以下の通り。

震度5弱 福島県楢葉町、川内村

震度4 宮城県白石市、名取市、角田市、岩沼市、蔵王町、大河原町、村田町、丸森町、亘理町、山元町、福島市、福島県郡山市、白河市、須賀川市、二本松市、桑折町、国見町、川俣町、大玉村、鏡石町、泉崎村、中島村、矢吹町、棚倉町、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町、田村市、伊達市、本宮市、いわき市、相馬市、広野町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村、南相馬市、茨城県常陸太田市、北茨城市、笠間市、大子町、栃木県大田原市、市貝町、那珂川町


【地震】福島県で震度5弱 津波の心配なし
10/7(土) 0:01配信 ウェザーニュース

 10月6日(金) 23時56分頃、福島県で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。震源は福島県沖、震源の深さは約50km、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.9と推定されます。この地震による津波の心配はありません。

 福島県沖を震源とする地震で震度5弱以上を観測したのは、今年2月28日以来約7ヶ月ぶりでした。

◆震度5弱
【福島県】
 楢葉町北田 川内村上川内早渡

◆震度4
【宮城県】
 白石市亘理町 名取市増田 角田市角田 岩沼市桜 蔵王町円田 大河原町新南 村田町村田 丸森町鳥屋 亘理町下小路 山元町浅生原

【福島県】
 福島市松木町 福島市五老内町 郡山市朝日 郡山市開成 白河市郭内 白河市新白河 白河市東 白河市表郷 須賀川市八幡山 須賀川市岩瀬支所 須賀川市八幡町 二本松市針道 桑折町東大隅 国見町藤田 川俣町五百田 大玉村南小屋 鏡石町不時沼 泉崎村泉崎 中島村滑津 矢吹町一本木 棚倉町棚倉中居野 石川町長久保 玉川村小高 平田村永田 浅川町浅川 古殿町松川新桑原 三春町大町 小野町小野新町 田村市船引町 田村市大越町 田村市常葉町 田村市都路町 田村市滝根町 福島伊達市梁川町 本宮市白岩 いわき市小名浜 いわき市三和町 いわき市平四ツ波 いわき市錦町 いわき市平梅本 相馬市中村 福島広野町下北迫大谷地原 福島広野町下北迫苗代替 富岡町本岡 川内村下川内 川内村上川内小山平 大熊町野上 双葉町両竹 浪江町幾世橋 葛尾村落合落合 新地町谷地小屋 飯舘村伊丹沢 南相馬市原町区高見町 南相馬市小高区

【茨城県】
 常陸太田市金井町 常陸太田市高柿町 北茨城市磯原町 笠間市石井 大子町池田

【栃木県】
 大田原市湯津上 市貝町市塙 栃木那珂川町小川


〔地震〕福島県楢葉町・川内村で震度5弱、津波の心配なし(10/6)
10/7(土) 0:00配信 レスキューナウニュース

気象庁によると、6日23:56頃、福島県沖を震源とするM5.9の地震があり、福島県楢葉町・川内村で震度5弱の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :10月6日23:56頃
・震源地  :福島県沖(北緯37.1度、東経141.2度)
・震源の深さ:約50km
・地震の規模:M5.9(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度5弱】
・福島県 :楢葉町北田*、川内村上川内早渡*
【震度4】
・福島県 :福島市松木町、福島市五老内町*、郡山市朝日、郡山市開成*、白河市郭内、白河市新白河*、白河市東*、白河市表郷*、須賀川市八幡山*、須賀川市岩瀬支所*、須賀川市八幡町*、二本松市針道*、桑折町東大隅*、国見町藤田*、川俣町五百田*、大玉村南小屋、鏡石町不時沼*、泉崎村泉崎*、中島村滑津*、矢吹町一本木*、棚倉町棚倉中居野、石川町長久保*、玉川村小高*、平田村永田*、浅川町浅川*、古殿町松川新桑原*、三春町大町*、小野町小野新町*、田村市船引町、田村市大越町*、田村市常葉町*、田村市都路町*、田村市滝根町*、福島伊達市梁川町*、本宮市白岩*、いわき市小名浜、いわき市三和町、いわき市平四ツ波*、いわき市錦町*、いわき市平梅本*、相馬市中村*、福島広野町下北迫大谷地原*、福島広野町下北迫苗代替*、富岡町本岡*、川内村下川内、川内村上川内小山平*、大熊町野上*、双葉町両竹*、浪江町幾世橋、葛尾村落合落合*、新地町谷地小屋*、飯舘村伊丹沢*、南相馬市原町区高見町*、南相馬市小高区*
・宮城県 :白石市亘理町*、名取市増田*、角田市角田*、岩沼市桜*、蔵王町円田*、大河原町新南*、村田町村田*、丸森町鳥屋*、亘理町下小路*、山元町浅生原*
・茨城県 :常陸太田市金井町*、常陸太田市高柿町*、北茨城市磯原町*、笠間市石井*、大子町池田*
・栃木県 :大田原市湯津上*、市貝町市塙*、栃木那珂川町小川*
【震度3】
・福島県 :福島市桜木町*、福島市飯野町*、郡山市湖南町*、白河市八幡小路*、白河市大信*、須賀川市長沼支所*、二本松市金色*、二本松市油井*、二本松市小浜*、大玉村玉井*、天栄村下松本*、天栄村湯本支所*、西郷村熊倉*、棚倉町棚倉舘ヶ丘*、矢祭町戸塚*、矢祭町東舘*、塙町塙*、鮫川村赤坂中野*、古殿町松川横川、小野町中通*、福島伊達市前川原*、福島伊達市保原町*、福島伊達市霊山町*、福島伊達市月舘町*、本宮市本宮*、南相馬市原町区三島町、南相馬市鹿島区栃窪、南相馬市原町区本町*、南相馬市鹿島区西町*、猪苗代町城南、猪苗代町千代田*、会津坂下町市中三番甲*、会津美里町新鶴庁舎*
・宮城県 :宮城加美町中新田*、色麻町四竈*、涌谷町新町裏、栗原市若柳*、登米市中田町、登米市登米町*、登米市米山町*、登米市南方町*、登米市迫町*、宮城美里町木間塚*、大崎市古川三日町、大崎市古川大崎、大崎市古川北町*、大崎市松山*、大崎市鹿島台*、仙台空港、七ヶ宿町関*、柴田町船岡、宮城川崎町前川*、丸森町上滝、仙台青葉区大倉、仙台青葉区作並*、仙台青葉区雨宮*、仙台青葉区落合*、仙台宮城野区五輪、仙台宮城野区苦竹*、仙台若林区遠見塚*、仙台太白区山田*、仙台泉区将監*、石巻市大街道南*、石巻市前谷地*、石巻市桃生町*、塩竈市旭町*、東松島市矢本*、東松島市小野*、松島町高城、七ヶ浜町東宮浜*、利府町利府*、大和町吉岡*、大郷町粕川*、大衡村大衡*、富谷市富谷*
・茨城県 :水戸市金町、水戸市千波町*、水戸市内原町*、日立市助川小学校*、日立市役所*、日立市十王町友部*、常陸太田市町屋町、常陸太田市町田町*、常陸太田市大中町*、高萩市安良川*、笠間市中央*、笠間市下郷*、笠間市笠間*、ひたちなか市南神敷台*、ひたちなか市東石川*、茨城町小堤*、東海村東海*、常陸大宮市中富町、常陸大宮市北町*、常陸大宮市山方*、常陸大宮市高部*、常陸大宮市上小瀬*、常陸大宮市野口*、那珂市福田*、那珂市瓜連*、城里町石塚*、城里町阿波山*、小美玉市小川*、小美玉市堅倉*、小美玉市上玉里*、土浦市常名、石岡市柿岡、石岡市若宮*、石岡市八郷*、取手市寺田*、牛久市城中町*、茨城鹿嶋市鉢形、茨城鹿嶋市宮中*、五霞町小福田*、坂東市馬立*、坂東市山*、稲敷市江戸崎甲*、稲敷市伊佐津*、筑西市舟生、筑西市門井*、かすみがうら市上土田*、行方市山田*、行方市麻生*、桜川市岩瀬*、桜川市真壁*、桜川市羽田*、鉾田市汲上*、常総市新石下*、つくばみらい市福田*
・栃木県 :日光市中鉢石町*、日光市今市本町*、大田原市黒羽田町、大田原市本町*、那須町寺子*、那須塩原市鍋掛*、那須塩原市共墾社*、那須塩原市あたご町*、宇都宮市明保野町、宇都宮市中里町*、宇都宮市中岡本町*、足利市大正町*、佐野市葛生東*、鹿沼市晃望台*、真岡市石島*、茂木町茂木*、芳賀町祖母井*、高根沢町石末*、栃木さくら市喜連川*、那須烏山市中央、那須烏山市大金*
・青森県 :階上町道仏*
・岩手県 :普代村銅屋*、盛岡市薮川*
・山形県 :酒田市本町*、上山市河崎*、山辺町緑ケ丘*、中山町長崎*、米沢市アルカディア、米沢市林泉寺*
・群馬県 :桐生市黒保根町*、渋川市赤城町*
・埼玉県 :春日部市粕壁*、宮代町笠原*
・千葉県 :香取市役所*、野田市鶴奉*、成田市花崎町、印西市大森*、印西市笠神*


仮設住宅の入居期限1年延長=熊本地震で閣議決定
10/6(金) 12:23配信 時事通信

 政府は6日の閣議で、昨年4月に発生した熊本地震の被災者向け仮設住宅について、原則2年の入居期限を1年延長できるよう決定した。

 内閣府によると、約4万3000人の被災者が現在も仮設住宅に入居。退去後に利用する災害公営住宅の整備が遅れていることなどを考慮した


定期検査中に冷却水漏れ=伊方原発、環境影響なし―四国電
10/5(木) 22:48配信 時事通信

 四国電力は5日、定期検査中の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で、放射性物質を含んだ1次冷却水が漏れるトラブルがあったと発表した。

 原子炉格納容器内にとどまっており、環境への影響はないという。

 四国電によると、5日午前11時半ごろ、定期検査の準備で1次冷却水を抜く作業中、配管とホースのつなぎ目から、冷却水が漏れているのを運転員が見つけた。漏水は現在、止まっている。

 漏水量は推定約530ミリリットル。放射能量は最大140万ベクレルで、国への報告基準の5分の2相当という。四国電は原因を調べる。


<原発避難者訴訟>「国の責任否定」千葉地裁判決不服、控訴
10/5(木) 20:55配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県から千葉県に避難した住民らが国と東電に約28億円の賠償を求めた訴訟で、原告18世帯45人のうち13世帯32人が5日、先月22日の1審・千葉地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。17世帯42人に計約3億7600万円を支払うよう命じられた東電も同日控訴した。

 判決は東電に対し、既払い分の賠償金に上積みして賠償を命じた一方、国の責任は否定した。

 控訴後に千葉市内で記者会見した原告弁護団は「控訴審では国の責任を認めさせたい。1審判決は慰謝料額が非常に少ない点も不服だ」と説明した。東電広報室は「控訴審でも請求内容や主張を詳しく聞き、しっかり対応する」としている。【斎藤文太郎】


福島原発避難者訴訟で原告控訴=一審は国の責任認めず
10/5(木) 19:55配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟で、原告側は5日、国の責任を認めなかった一審千葉地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。

 判決で賠償を命じられた東電は同日午前に控訴している。

 原告側弁護団によると、控訴した原告は一審判決時の18世帯45人のうち、13世帯32人。福武公子弁護団長は「国の責任を認めさせたい。ふるさとへの帰宅が困難なのに、(賠償)金額が少ない」と控訴理由を説明した。

 千葉地裁は9月22日の判決で、国は大津波の到来を予見できたが、事故を回避できなかった可能性があるとして、国への請求を退けた。一方、東電については、「重大な過失があったとは言えない」とした上で、過失の有無にかかわらず賠償責任を負う原子力損害賠償法に基づき、約3億7600万円の賠償を命じた。


東電、汚染水漏出を否定=福島第1水位計ミス
10/5(木) 19:54配信 時事通信

 東京電力福島第1原発で、原子炉建屋周辺の地下水くみ上げ用井戸の水位計に設定ミスがあった問題について、東電は5日、建屋地下にたまった高濃度汚染水の外部漏出はないと判断したと発表した。

 東電は汚染水漏れを防ぐため、建屋周辺の地下水位を汚染水より高く維持している。東電によると、水位計の設定ミスで六つの井戸で地下水が過剰にくみ上げられる状態になり、うち一つの井戸で5月、汚染水よりも地下水が低い状態が8回あった。

 その後の調査で、この井戸と建屋との間にある別の井戸の水位が、汚染水より高かったことを確認。水位低下による汚染水漏れはないと判断した。


東電が控訴、原発避難者訴訟=千葉地裁判決に不服
10/5(木) 12:33配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟で、東電は5日、東電への賠償を命じた千葉地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。

 原告側も控訴する方針を固めている。

 9月22日の地裁判決は、東電に対し、過失の有無にかかわらず事業者が賠償責任を負うことを定めた原子力損害賠償法に基づき、約3億7600万円の賠償を命じた。国への請求は退けた。

 東京電力の話 判決内容を十分に精査した結果、総合的に判断し、控訴することとした。


柏崎刈羽原発「合格」 規制委 福島第1事故後、東電初
10/5(木) 7:55配信 産経新聞

 原子力規制委員会は4日、定例会合を開き、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。事実上の合格となり、福島第1原発事故を起こした東電の原発では初めて。また、同原発と同じ沸騰水型(BWR)としても合格は初のケースとなる。

 規制委は、5日から30日間の意見公募などを経て、今冬に審査書を正式決定する見通し。ただ、新潟県の米山隆一知事は4日、「県独自の検証で安全が確認できなければ、再稼働の議論はできない」と表明し、再稼働に必要な地元の同意には、数年かかるとみられる。

 会合では、伴信彦委員が福島第1原発で9月下旬、建屋内の汚染水が漏れ出す恐れが発覚したことに言及し、「東電がどう対応するか安全文化を見ていく必要がある」と指摘した。また、重大事故時に原子炉格納容器の破裂を防ぐ「代替循環冷却系」システムなど東電が自主的に導入した安全対策を新規制基準に反映し、後続のBWRに求めていく方針を決めた。

 柏崎刈羽原発6、7号機の審査で規制委は、東電の原発事業者としての適格性を重視。「福島の廃炉と柏崎刈羽の安全性向上を両立させる」などとした小早川智明社長名の文書を保安規定に反映させることなどを条件に適格性を認めた。

 東電は同日、実質合格を受けて「福島の廃炉、賠償をやり遂げるとともに、原子力の安全性向上に取り組む」とコメントした。


柏崎刈羽再稼働「合格」 「これで終わりではない」規制委、今後も東電注視
10/5(木) 7:55配信 産経新聞

 「これで終わりではない」。4年間の安全審査、5週にわたった定例会合での集中議論の末に、再び原発運転の資格を東京電力に与えた原子力規制委員会。更田(ふけた)豊志委員長は4日の定例会見で、今後行われる保安規定の審査でも「新たな論点が生まれるかもしれない」と述べ、原子力事業者としての「適格性」を認めた東電を今後も注視していく姿勢を示した。

 柏崎刈羽原発6、7号機をめぐる審査は、今年7月以降に急展開した。6月末に東電経営陣が交代したのが主な要因で、任期切れが9月中旬に迫った田中俊一前委員長は、小早川智明新社長を呼んで「福島の廃炉で主体性が見えない」と叱責したり、審査中の原発を初めて視察し職員と面談したりと精力的に動いた。

 「福島第1原発事故を起こした事業者の適格性について、われわれが納得できなければ、国民も納得できないだろう」と田中氏(7月の定例会見)。しかし、適格性の審査は「前例がない」(更田氏)ため手探り状態。合格しても再稼働に必要な地元同意の判断は数年後で、「審査を急ぐ理由がない」(規制委幹部)と疑問の声も聞かれた。最終的には「福島に向き合い、廃炉をやり遂げる」「安全性より経済性を優先させない」などとした小早川氏の提出文書を評価し、口約束で終わらせないよう、保安規定に明記させることで決着した。

 「東電の国民に対する約束がきちんと履行されるか注視していきたい」と更田氏。保安規定にどのような形で「安全文化」が記述されるかが次の焦点になる。ただ、専門用語が並ぶ技術的審査とは違い、国民が納得する言葉で規制委は適格性の結論を示せたのか。注視されるのはお墨付きを与えた規制委の説明能力でもある。(鵜野光博)


柏崎刈羽再稼働「合格」 東電、収益改善に道筋 原子力再編・統合の呼び水
10/5(木) 7:55配信 産経新聞

 原子力規制委員会が4日、新規制基準への適合を認めたことで、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)は再稼働に一歩近づいた。東京電力ホールディングス(HD)は再稼働で収益改善に道筋を付け、他電力との原子力事業の再編・統合への準備を進めたい考え。再編に慎重な他電力の姿勢にも、変化が生じる可能性がある。(会田聡)

 東電は柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働で、火力発電の燃料費が年間最大2200億円減ると試算。収益改善分は、福島第1原発事故の賠償・廃炉費用に必要な年約5千億円の原資に充てる。ただ、国が原子力損害賠償・廃炉等支援機構を通じて肩代わりする除染費用4兆円の支払いには、さらなる収益改善策が不可欠になる。

 5月に公表した再建策「新々総合特別事業計画」は賠償・廃炉費用に加え、除染費用の確保に年4500億円の利益上積みを目標として掲げた。

 国が保有する東電株の価値を上げて売却益を増やすためだが、「到達には再稼働や経営合理化だけでは限界がある」とも指摘。原子力事業は今後10年以内に他社と新会社(共同事業体)を設立し、調達力強化や投資負担の分散で収益を拡大する方針を示した。東電株に加え、新会社の株式売却益を除染費用に充てることも検討する。

 東電HDの小早川智明社長は6月の就任会見で、「(原子力事業は)社内カンパニー化も視野に入れる」と表明。カンパニーとして独立させることで責任や採算性を明確にし、再編への環境作りを進める狙いとみられる。

 これに対し、他電力からは「収益改善が再編の前提条件」という声が上がる。再稼働で収益性が大幅に向上すれば、他電力にとっても再編の効果が出てくる。

 ただ、地元との信頼関係が不可欠の原発は、「(再編で)事業者が変わることはあり得ない」との慎重な見方も根強い。

 東電HDが収益力を取り戻し、再編・統合を実現できるかどうか。着実な再稼働の実現がカギとなる。


柏崎刈羽「合格」 柏崎市長「安心」/市民団体「反対」
10/5(木) 7:55配信 産経新聞

 東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が、再稼働に向けて原子力規制委員会の審査に「合格」したことを受け、立地する柏崎市では4日、さまざまな受け止め方が交錯した。

 柏崎市内の対立の歴史にピリオドを打つことを掲げ、昨秋の同市長選で当選した桜井雅浩市長(55)は4日、「合理的、科学的な審査で合格したのなら、まずは安心した」と評価。再稼働の条件として7基のうち1~5号機いずれかの廃炉を求めており、「全体のリスクを軽減するため、2年以内に廃炉計画を提出するよう改めて求めたい」と東電に注文を付けた。

 柏崎商工会議所の吉田直一郎副会頭(71)は再稼働に期待を示した上で、「まずは国がしっかり原発政策の方針を打ち出してほしい。規制委や原子力規制庁に任せるだけでは何も進まない」と指摘した。

 地元の団体「柏崎エネルギーフォーラム」の小林英介会長(54)は「一つの大きなハードルを越えたが、実効性のある避難計画の策定など再稼働までの道のりは長い。東電は粛々と安全対策工事を進めてほしい」と話した。

 市民団体「柏崎刈羽市民ネットワーク」事務局の竹内英子さん(48)は「再稼働には反対。たとえ動かすにしても、避難弱者をどうするかなど事故に対応できる態勢を整えてからにしてほしい」と訴えた。

 一方、福島第1原発事故で避難を続ける福島県民からは複雑な声も。

 「ひとたび重大事故が起きると甚大な被害が出ることを、(東電は)絶対に忘れてほしくない。ただ、原発で生計を立てている人がいるので何とも言えない気持ちだ」。第1原発が立地する同県大熊町の帰還困難区域に自宅があり、いわき市の仮設住宅で暮らす看護師の田子島屋邦子さん(62)はそう語った。


<柏崎刈羽原発>早期の再稼働困難 県「検査3、4年」
10/5(木) 0:45配信 毎日新聞

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新潟県の東京電力柏崎刈羽原発。(右から)6号機、7号機=2017年9月30日午前11時11分、本社機「希望」から西本勝撮影

 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県、ともに135.6万キロワット)について、原子力規制委員会は4日、新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。一方、米山隆一・新潟県知事は同日、「今回のことで県の検証は全く左右されない」と述べ、「3、4年かかる」とする福島第1原発事故の検証を優先する姿勢を改めて強調した。地元の同意を得るには時間がかかり、早期の再稼働は困難な状況だ。

 国民からの意見公募(30日間)や経済産業相らからの意見聴取を経て、今冬にも正式に審査合格となる見込み。福島第1原発事故を起こした東電の原発が合格するのは初めてで、福島第1原発と同じ沸騰水型としても初の合格となる。東電は4日、「終わりなき原子力の安全性向上に取り組む」との談話を発表した。

 審査書案によると、東電は設計上想定する最大の地震の揺れ(基準地震動)を1209ガル(ガルは加速度の単位)、津波の高さを8.3メートルとして安全対策を強化。これまでに審査に合格した加圧水型原発に比べて沸騰水型は原子炉格納容器の容積が小さく、事故時に内圧が高まりやすい点を踏まえ、予備の循環冷却システムや放射性物質を除去しながら内部の空気を排気(ベント)できるフィルター付きベント装置を備えるとした。審査書案はこれらの対策は有効で、新規制基準に適合するとしている。

 また、規制委は東電が福島第1原発事故を起こしたことを重視。技術的な審査に加え、原子力事業者としての適格性についても検討し、条件付きで認めた。

 規制委は柏崎刈羽原発6、7号機を沸騰水型原発のモデルケースとして審査を進めた。沸騰水型では、日本原電東海第2原発(茨城県)などの審査が比較的進んでいるが、地盤の問題などで苦戦している原発が目立ち、柏崎刈羽原発に続く早期の合格の見通しは立たない。この日の定例会では、格納容器の事故対策として東電が採用した予備の循環冷却システムの設置を、全ての沸騰水型原発に求める方針を決めた。【鈴木理之】


「除染」 300万円超の過大請求
10/4(水) 21:15配信 ホウドウキョク

福島第1原発事故の除染費用の不正請求問題で、あわせて8つの事業で、300万円を超える過大請求があることがわかった
この問題は、準大手ゼネコンの安藤ハザマが、福島第1原発事故の除染事業で、宿泊費の領収書を改ざんし、費用を不正請求していたもので、環境省は、安藤ハザマを3カ月間の指名停止措置にした。
この問題を受け、環境省が、ほかの除染事業の宿泊費についても調べたところ、故意ではない経理ミスなどから、安藤ハザマを含む、あわせて8つの事業で、300万円を超える過大請求があることがわかった。
環境省は厳重注意をするとともに、過払い分の返還を求めることにしている。


<阿蘇山>「南登山道」復旧、通行OK
10/4(水) 19:49配信 毎日新聞

 熊本地震やその後の大雨による土砂崩れで通行止めになっていた熊本県南阿蘇村と阿蘇山上をつなぐ県道阿蘇吉田線の南側部分「南登山道」(約12キロ)が復旧し、4日に通行できるようになった。既に復旧している東登山道(約15キロ)と阿蘇山上でつながっており、約1年半ぶりに阿蘇山域を南北に通り抜けることが可能になった。

 阿蘇山上に通じる4ルートのうち、県道草千里浜栃木線も復旧しており、残る県道阿蘇公園下野線も来年3月までには通行できるようになる見通し。【杉山恵一】


原発ADRで和解へ=東電7億円支払い―福島県
10/4(水) 19:38配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で被った人件費や風評対策費として、福島県が計約10億7000万円の支払いを東電に求めていた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、県議会は4日、東電が約7億2800万円を支払うことで和解する内容の議案を可決した。

 東電は支払いに応じる意思を示しており、和解が成立する見通し。

 県が昨年4月、原子力損害賠償紛争解決センターに仲介を申し立てていた。県によると、原発事故対応による2011年度の超過勤務分の人件費や、風評対策として行った観光道路無料化の費用などを東電が支払う内容の和解案をセンターが提示。原発事故に伴い新設した除染対策課や原子力損害対策課などの人件費は認められなかった。


柏崎刈羽原発「再稼働」合格判断
10/4(水) 19:30配信 ホウドウキョク

新潟県の柏崎刈羽原発6号機、7号機の再稼働に向けた審査で、原子力規制委員会は、事実上、合格とする判断を示した。東京電力の原発では、初めてとなる。
柏崎刈羽原発6、7号機について、東京電力は、再稼働の前提となる安全審査を2013年9月に申請していた。
規制委員会は、4日の会合で、東電に事業者として原発を動かす適格性があると認め、安全対策も規制基準に適合しているとして、事実上の合格証となる審査書の案を了承した。
事実上合格の判断が示されたのは、東電の原発では初めてで、事故を起こした福島第1原発と同じタイプの沸騰水型としても、初めてのケースとなる。
今後、審査書案は、一般から意見を募集するなどして正式に決定されるが、地元である新潟県の米山知事は、原発事故の検証がなされない限り、再稼働の議論はできないとしている。


大川小訴訟、裁判官が現地視察=複数の避難経路確認―仙台高裁
10/4(水) 18:47配信 時事通信

 東日本大震災の津波で犠牲となった宮城県石巻市立大川小学校の児童23人の遺族が、市と県に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、仙台高裁の小川浩裁判長ら裁判官3人が4日、遺族らと現地の校舎周辺を視察した。

 小川裁判長らは、児童や教職員が避難のため実際に向かったとされる小高い交差点を経由して、児童が植樹活動を行っていた山に登り、大川小が事前に準備すべきだった避難場所として適切かを確認した。校庭では、遺族側が「避難すれば助かった」と主張する裏山の避難経路を目視で確認した。

 三男の雄樹君=当時(12)=を亡くした佐藤和隆さん(50)は「地震とともにいち早く移動して登るなら(植樹を行っていた山の)森、時間をかけないなら裏山。そこを裁判官の方々にしっかり見てもらえた」と話した。

 大川小では児童74人と教職員10人が犠牲になり、昨年10月の一審仙台地裁判決は、津波が襲来した約7分前までには予測できたと認定。適切な場所に避難させなかったとして14億円余りの支払いを市と県に命じ、原告、被告双方が控訴した。仙台地裁の裁判官も2015年に校舎周辺を視察した。

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、59人死亡 500人超負傷・4

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、59人が死亡、527人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

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リンク:【ラスベガス乱射】 恋人は「何も知らなかった、予兆もなかった」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、トランプ大統領に哀悼の意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>トランプ氏負傷者慰問 銃規制言及避ける - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射 容疑者の交際女性「計画は寝耳に水」 声明で関与を否定 ロスに戻りFBIが聴取 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃乱射のラスベガス訪問=米大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射、警官のボディーカメラの映像公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:献血者であふれる医療施設、米ラスベガス銃乱射で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射 トランプ米大統領が訪問 銃規制「きょうはその話はしない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ大統領、ラスベガスを訪問 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃規制でトランプ氏「議論、当面はない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射容疑者、事前にスーツケース10個超 武器隠し運ぶ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃の改造部品禁止を=民主議員が法案提出―米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米大統領、銃乱射のラスベガス訪問=FBI、交際女性から聴取 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相 トランプ大統領にお悔やみ ラスベガス銃乱射事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>安倍首相、トランプ氏に弔意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日米「百パーセント共にある」 安倍首相 トランプ大統領と電話会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、乱射事件で弔意=米大統領と電話会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>事件前、恋人に10万ドル送金 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>警察混乱、情報錯綜 突入まで1時間以上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:議員がNRA=全米ライフル協会を恐れる理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ラスベガス乱射】 犯人はテロリストなのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:情報提供を呼び掛けるウィリアムズさん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:議員がNRA=全米ライフル協会を恐れる理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガス銃撃事件、SWAT部隊はどうやって犯人を見つけたのか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不安募る安否不明者家族=娘と連絡取れず「根比べ」―ラスベガス乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4日夜に日米首脳電話会談、ラスベガス事件哀悼や北朝鮮問題で=関係筋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃社会アメリカ 数字で見る被害と支持 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:ラスベガス銃乱射、教師や3児の母親も犠牲に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射犯の同居女性は何者か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ米大統領、銃規制「今は議論しない」 ラスベガス乱射で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:動機見えぬラスベガス銃乱射、米国到着の恋人から事情聴取へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>容疑者連射9分超 カメラで警官接近監視 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>銃規制一転賛成…現場で演奏のギタリスト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射事件前、交際女性滞在の比に10万ドル送金 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

【ラスベガス乱射】 恋人は「何も知らなかった、予兆もなかった」
10/5(木) 10:58配信 BBC News

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【ラスベガス乱射】 恋人は「何も知らなかった、予兆もなかった」

現代米国史上最悪の被害を出したラスベガス乱射事件の容疑者の交際相手は4日、「優しく、思いやり深く、物静かな」パートナーが何を計画していたか何も知らなかったと明らかにした。弁護人が記者会見で声明を読み上げた。

1日夜の事件当時、フィリピン滞在中だったダンリーさんは、3日に米国に戻り、連邦捜査局(FBI)の事情聴取を受けた。

ダンリーさんは声明で、スティーブン・パドック容疑者は事件の予兆となるようなことは「私に何も言わず、そのような行動も取らなかった」と表明した。

「私は彼を愛していたし、穏やかな将来を一緒に過ごしたいと願っていた」とダンリーさんは言い、「言葉にならない恐ろしい暴力行為」に衝撃を受けたと強調した。

事件発生直後、ラスベガス市警はダンリーさんを「参考人」として行方を探した。

フィリピン生まれでオーストラリア市民のダンリーさんは、元カジノ従業員。ラスベガスから北東に130キロ離れたメスキートでパドック容疑者と暮らしていた。事件の約2週間前に容疑者がいきなり、フィリピンの家族に会いに行くようにと「格安航空券」をプレゼントしてくれたという。

ダンリーさんがフィリピンに滞在中、容疑者は家の購入資金だとして、10万ドル(約1100万円)を送金してきたという。

「ありがたかったけれども、正直言って、手切れ金のつもりなのかと心配だった。まさか誰かに危害を加えようと計画していたなんて、まったく何一つ思い当らなかった」とダンリーさんは文書で説明した。

ダンリーさんの姉妹たちはこれに先立ち、豪「7ニュース」に対して、「自分の計画の邪魔にならないよう(ダンリーさんは)追い払われた」のだろうと話した。

パドック容疑者は9月28日、マンダレイ・ベイ・ホテル32階のスイートルームにチェックインした。この際に、ダンリーさんの身分証を使ったという情報もある。

10月1日午後10時8分ごろ、ホテルの向かいにある屋外コンサート会場で開かれていたカントリー音楽祭の観客約2万2000人に向かって、乱射を始めた。

それから9~11分の間に、容疑者は58人を殺害し、500人以上にけがをさせた後、自殺したとみられている。

ラスベガス市警のジョーセフ・ロンバルド保安官は4日の記者会見で、パドック容疑者の足取りについてさらに分かった内容を説明した。


・ホテルに停めてあった容疑者の車から、銃弾1600発以上と、新たに爆発物も発見
・発砲を始める数時間前まで、容疑者はギャンブルをしていた
・事件の前週には、ラスベガス市内の別の野外音楽祭を見下ろす高層賃貸マンションの一室を借りていた。9月22~24日の音楽祭には、ミューズ、ロード、ブリンク182などが出演。観衆は約15万人だった

ドナルド・トランプ米大統領は4日、メラニア夫人と共にラスベガスを訪れ、被害者や救急対応の担当者たちを慰問した。

事件の被害者が多数救急搬送されたユニバーシティ・メディカル・センター(UMC)で大統領は記者団に、「この人たちの働きぶりを見ると、アメリカ人でいることがとても誇らしく思える」と話した。

「人間性の最悪の部分が打って出てくると、そして今回はまさにそうだったが、人間性の最高の部分が反応する」と大統領は述べ、負傷した警官たちを称えた。

「恐怖のどん底にあっても常に、我々の命のために自分たちの命を危険にさらしてくれる人たちに希望を抱く」

「日曜夜に世界中が目撃した勇気は、とても言葉にならない。米国人は死と憎しみに愛と勇気で対抗した」

(英語記事 Las Vegas shooting: Paddock's girlfriend denies knowledge of attack)


安倍首相、トランプ大統領に哀悼の意
10/5(木) 10:53配信 ホウドウキョク

安倍首相は4日夜、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、ラスベガスで起きた銃撃事件の犠牲者に、哀悼の意を伝えた。
安倍首相は「米国の困難な時に、私、そして日本国民は、トランプ大統領、米国国民と100%ともにあると伝えた」と述べた。
安倍首相は、銃撃事件の犠牲者に哀悼の意を表し、トランプ大統領は、「温かい言葉に感謝する」と応じた。
また、北朝鮮情勢についても協議し、「対話のための対話は意味がない」として、国際社会全体で最大限の圧力をかける認識を確認した。


<ラスベガス乱射>トランプ氏負傷者慰問 銃規制言及避ける
10/5(木) 10:27配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は4日、銃乱射事件の発生した西部ネバダ州ラスベガスを訪問し、事件でけがをした被害者や医療関係者、警察当局者らと面会した。「暗黒の中で輝きを見せるのは人々の良心だ」と述べ、事件対応に謝意を表明し、「困難を国民皆で乗り越える」と語った。一方、銃規制に関する言及はなかった。

 トランプ氏は市内の警察署で演説し、事件現場で警察官らが「危険に身をなげうって市民を守った」とたたえた。これに先立ち訪問した市内の病院では、入院中の事件で負傷した人らを見舞った。トランプ氏は「自ら重傷を負いながら、他者を助けようとした人たちがいた。途方もなく勇敢な行動だ」と語り、治療にあたった医師や看護師らに対しては「すばらしいプロ意識で対応にあたった」と感謝した。

 一方、銃規制に関する見解を記者団に問われたトランプ氏は「今日はその話はしない」と繰り返し、言及を避けた。事件の容疑者については「とても病的な人間だ」と述べた。


ラスベガス銃乱射 容疑者の交際女性「計画は寝耳に水」 声明で関与を否定 ロスに戻りFBIが聴取
10/5(木) 10:05配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ネバダ州ラスベガスで発生した銃乱射事件で、米連邦捜査局(FBI)は4日、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)と交際していた女性(62)を、フィリピンから戻ったロサンゼルスで事情聴取した。女性は同日、弁護士を通じて「彼が計画していた銃乱射は寝耳に水だった。捜査に全面的に協力したい」などと声明を発表し、事件への関与を否定した。

 パドック容疑者は事件前にフィリピンへ10万ドル(約1130万円)を送金したと報じられていたが、女性は声明で、送金は自分宛のものでフィリピンにいる家族の家を買うためだったと認めた。

 また、声明では「パドック容疑者は、あんな恐ろしいことが起きることをほのめかしたりするようなことはしなかった」、「事件の2週間以上前にフィリピンの家族に会いに行くため安い航空券を買ってくれた」などと、計画に関知していないことを強調した。

 フィリピン入国管理当局によると、女性は9月15日に日本からフィリピンに到着。その後、香港を訪れたが25日に戻り、事件当日はフィリピン国内にいた。


銃乱射のラスベガス訪問=米大統領
時事通信 10/5(木) 9:25配信

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トランプ米大統領(中央)は4日、コンサート会場を狙った銃乱射事件で多数の死傷者が出たネバダ州ラスベガスをメラニア夫人と共に訪れ、負傷者や警察関係者らと面会した。


ラスベガス銃乱射、警官のボディーカメラの映像公開
10/5(木) 8:57配信 AFPBB News

【10月5日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で1日夜に起きた近年の米国史上最悪とされる銃乱射事件で、現場の警察官が装着していたボディーカメラの映像が公開された。近くの人々に避難を促す様子が映っている。(c)AFPBB News


献血者であふれる医療施設、米ラスベガス銃乱射で
10/5(木) 8:44配信 AFPBB News

【10月5日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で起きた銃乱射事件を受け、同地で大勢の人々が献血をしようと医療施設を訪れている。

 警察によると、事件では元会計士のスティーブン・パドック(Stephen Paddock)容疑者(64)の銃撃により58人が死亡した。死者数はこれまで59人とされていたが、当局は後の発表で、死者のうち1人は同容疑者だったと明らかにしている。3日撮影。(c)AFPBB News


ラスベガス銃乱射 トランプ米大統領が訪問 銃規制「きょうはその話はしない」
10/5(木) 8:22配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、トランプ大統領はメラニア夫人と4日、ラスベガスを訪問し、被害者や救助にあたった医療・警察当局者らを見舞った。米史上最悪の銃乱射事件を受け、銃規制を求める声が改めて強まっているが、トランプ氏は「きょうはその話はしない」と言及を避けた。

 トランプ氏は事件の被害者らを見舞った後、「もうこの状況を見たくはない。他の人を助けようとしてひどく負傷した人たちがたくさんいた」と述べ、負傷者らをホワイトハウスに招待したことを明らかにした。

 続いて警察当局とも面会。「(事件の)容疑者はとても気持ち悪く、狂っている。警察はプロ根性を見せてくれた。とても良い仕事をしてくれた」とたたえた。

 トランプ氏は面会後に会見し、事件後の緊急対応に関係者が果たした役割を称賛しつつ、「われわれはこのおぞましい事件を共に乗り越える。痛みを共有し、米国人として克服するのだ」と述べ、国民に結束を呼びかけた。


トランプ大統領、ラスベガスを訪問
10/5(木) 8:18配信 ホウドウキョク

アメリカのトランプ大統領は、銃乱射事件で58人が死亡し、500人以上が負傷したネバダ州ラスベガスを訪問し、医療・警察関係者らを激励し、事件に巻き込まれた被害者らを見舞った。
トランプ大統領は、4日に訪問したラスベガスの病院で、「ここで目の当たりにしたのは、素晴らしいプロ意識だ。医師や看護師らの対処は、素晴らしかった。そして、このような出来事は、もう二度と見たくない」と述べ、アメリカ史上最悪とされる銃乱射事件の対応にあたった医療関係者や警察官を称賛し、「われわれは100%あなたたちとともにある」と強調した。
そのうえでトランプ大統領は、スティーブン・パドック容疑者について、「非常に病的で、頭のおかしい人物だった」と、あらためて述べた。
また、事件に巻き込まれた被害者らを見舞ったトランプ大統領は、生存者の一部をホワイトハウスに招待したと明らかにした。


銃規制でトランプ氏「議論、当面はない」
10/5(木) 7:55配信 産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のマコネル上院院内総務は3日、ラスベガスで起きた銃乱射事件を受けた銃規制に関する法整備に慎重な見解を示した。一方、民主党は銃購入時の身元確認の厳格化などの法案提出を予定している。

 民主党のシューマー上院院内総務は銃規制に反対する共和党の支持団体、全米ライフル協会(NRA)を挙げ「(トランプ氏を)NRAと決別させ、私たちに協力させよう」と述べた。

 当のトランプ氏は3日、記者団から銃規制論議について問われ、「いつかその時が来るだろうが、当面はない」と語った。


ラスベガス乱射容疑者、事前にスーツケース10個超 武器隠し運ぶ
10/5(木) 7:55配信 産経新聞

 ■部屋周辺にはカメラ 事件前に比に10万ドル送金か

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が、宿泊先のホテル上層階のスイートルームへ数日にわたって10個以上のスーツケースを運び込んでいたことが3日、分かった。地元警察当局などが明らかにした。当局は、ホテルの部屋へつながる廊下などに複数のカメラが設置されていたとも発表。視界を遮るものがなく野外コンサート会場を見下ろせる角部屋で、犯行前から周到な準備が進められていた可能性が一層強まった。

 部屋からは銃や銃弾、ハンマーなどが見つかっているが、米CNNテレビによると、ホテル職員らは「部屋に何ら怪しいところはなかった」としている。警察当局は、パドック容疑者がスーツケースに巧妙に隠して、自ら武器を運び込んだとみている。当局者によると、パドック容疑者がコンサート会場に向けて乱射した2つの窓の前には、二脚架を付けた銃が置かれていた。

 また、複数の米メディアは3日、パドック容疑者が事件前、フィリピンに10万ドル(約1130万円)を送金していたと報道。具体的な送金先や目的は不明だが、地元警察は同日夜、滞在先のフィリピンから米国に戻ったパドック容疑者の交際女性(62)に接触していることを明らかにした。警察幹部は「(女性は)現時点で容疑者の一人だ」としたものの、具体的な容疑には触れていない。

 米メディアによると、女性はフィリピン生まれで、オーストラリア国籍を持ち、しばしば家族のいるフィリピンを訪れていたという。警察は、女性が事件について何らかの事情を知っている可能性があるとみて慎重に調べる。

 警察当局は3日の会見で、ホテルとネバダ州リノ、同州メスキートの自宅の計3カ所から押収した銃が47丁に上り、このうちホテルにあった12丁には、自動連射を可能にする特別な装置が付けられていたことを明らかにした。銃撃は9~11分続いたという。また、事件の死者数を59人から58人に修正した。

 ホテル内に設置されていたカメラは、スイートルームにつながる廊下に2つ、ドアののぞき穴部分に1つ。パドック容疑者が犯行計画を察知されるのを警戒していたとみられる。


銃の改造部品禁止を=民主議員が法案提出―米
10/5(木) 7:24配信 時事通信

 【ワシントン時事】米ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で連射可能な銃が使われたことを受け、野党・民主党のファインスタイン上院議員らは4日、銃を連射できるように改造する部品の販売・所持を禁じる法案を上院に提出した。

 この法案には与党・共和党の一部からも賛同する声が出ており、審議が進む可能性もある。

 米国では連射可能な全自動の銃を市民が所持することは原則違法だが、1発ずつしか撃てない半自動の銃を機関銃のように改造する部品の使用は禁じられていない。米メディアによると、スティーブン・パドック容疑者はライフルにこうした部品の一つ「バンプストック」を取り付けていた。


米大統領、銃乱射のラスベガス訪問=FBI、交際女性から聴取
10/5(木) 7:19配信 時事通信

908
トランプ米大統領(中央)は4日、コンサート会場を狙った銃乱射事件で多数の死傷者が出たネバダ州ラスベガスをメラニア夫人と共に訪れ、負傷者や警察関係者らと面会した。

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】トランプ米大統領は4日、コンサート会場を狙った銃乱射事件で多数の死傷者が出たネバダ州ラスベガスをメラニア夫人と共に訪れ、負傷者や警察関係者らと面会した。

 一方、連邦捜査局(FBI)は容疑者の交際相手の女性から事情を聴取。動機解明を急いでいる。

 ラスベガスの警察を訪問したトランプ氏は、事件に対応した捜査関係者らを「プロフェッショナリズムとは何かを示した」と称賛。「これからも恐怖と闘っていかねばならないが、一緒に乗り越えていこう」と連帯の姿勢を強調した。

 これに先立ち、現地の病院で負傷者を見舞ったトランプ氏は、犯行の動機に関し「まだ分からない。全力で調べている」と説明した。犯行後に自殺したスティーブン・パドック容疑者については「頭のおかしい男だ」と語った。

 今回の事件を受け、民主党などから銃規制を求める声が高まっていることに関しては「きょうは話さない」と述べるにとどめた。

 米メディアによると、FBIは4日、ロサンゼルスでパドック容疑者の交際相手だった女性から事情を聴いた。女性は同日、弁護士を通じて声明を出し、容疑者は「親切で思いやりがあり、物静かな人だった」と説明。「この恐ろしい出来事を私にほのめかす言動はなかった」として、事件の背景に心当たりはないと主張した。


安倍首相 トランプ大統領にお悔やみ ラスベガス銃乱射事件
10/4(水) 23:47配信 産経新聞

 安倍晋三首相は4日夜、トランプ米大統領と電話で会談し、米ラスベガスで多数の死傷者が出た銃乱射事件に対する哀悼の意を伝えた。会談後、首相は公邸前で記者団に「おぞましい銃撃事件について大統領、そして米国民の皆さまに直接お悔やみを伝えたいと考え、電話した。米国の困難な時に私、そして日本国民は、大統領、米国民と百パーセント共にあるということを伝えた」と述べた。

 電話会談に同席した野上浩太郎官房副長官によると、トランプ氏は「温かい言葉に感謝する。シンゾーは真の友人である」と応じたという。 

 電話会談は約12分間で、両首脳は弾道ミサイル発射と核実験を繰り返す北朝鮮について「対話のための対話では意味がなく、国際社会で圧力をかけていくことが重要」として、両国で緊密に連携する必要があるとの考えで一致した。11月上旬に予定されるトランプ氏の来日についても確認した。


<ラスベガス乱射>安倍首相、トランプ氏に弔意
10/4(水) 23:22配信 毎日新聞

 安倍晋三首相は4日夜、米ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で起きた銃乱射事件で多数の死傷者が出たことに対し、トランプ米大統領に電話で弔意を伝えた。首相は「私と日本国民は、大統領、米国民と100%共にある」と呼びかけ、トランプ氏は「温かい言葉をありがとう。晋三は真の友人だ」などと応じた。トランプ氏は11月上旬に来日予定で、両首脳は「訪日を楽しみにしている」と互いに述べた。

 協議では北朝鮮の核・ミサイル問題についても意見を交わし「対話のための対話では意味がない」との認識で一致し、国際社会が団結し北朝鮮に最大限の圧力をかけることが重要だと確認した。【遠藤修平】


日米「百パーセント共にある」 安倍首相 トランプ大統領と電話会談
10/4(水) 22:56配信 産経新聞

 安倍晋三首相は4日夜、トランプ米大統領と電話で会談した。首相が会談後に記者団に語った発言の全文は次の通り。

   ◇

 ラスベガスで発生したおぞましい銃撃事件について、トランプ大統領、そして米国国民の皆さまに直接お悔やみを伝えたいと考え電話をいたしました。

 米国の困難な時に私、そして日本国民は、トランプ大統領、米国国民と百パーセント共にあるということをお伝えしました。

 また、北朝鮮情勢についても意見交換をし、そして今後連携して取り組んでいくということで一致をいたしました。


安倍首相、乱射事件で弔意=米大統領と電話会談
10/4(水) 22:09配信 時事通信

 安倍晋三首相は4日夜、米国のトランプ大統領と電話で10分余り会談した。

 首相は、多くの死傷者を出した米ラスベガスの銃乱射事件について、哀悼の意を示すとともに、米国や米国民と連帯する立場を伝えた。トランプ大統領は「温かい言葉に感謝する。シンゾウは真の友人だ」と応じた。

 会談後、首相は記者団に「米国の困難な時に、私そして日本国民はトランプ大統領、米国民と100%ともにあることを伝えた」と語った。

 両首脳は、緊迫した状態が続く北朝鮮情勢をめぐり、緊密に連携することを改めて確認した。10日の朝鮮労働党創建記念日の前後に、北朝鮮がミサイル発射など新たな挑発に出るとの見方がある。


<ラスベガス乱射>事件前、恋人に10万ドル送金
10/4(水) 21:11配信 毎日新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)國枝すみれ、長野宏美】米ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件で、複数の米メディアは3日、スティーブン・パドック容疑者(64)が事件の1週間前、10万ドル(約1130万円)を恋人の女性(62)が滞在するフィリピンの銀行口座に送金していたと報じた。女性は3日夜、ロサンゼルスの空港に到着しており、警察当局は、容疑者の動機につながる事情を知っている可能性があるとみて、聴取する。

 女性はフィリピン出身で、2010年ごろ、当時勤務していたネバダ州のカジノで客だったパドック容疑者と知り合い、その後、州内の容疑者宅で同居をするようになった。事件前の先月15日にフィリピンに入国し、事件当日もフィリピンに滞在していた。

 また、容疑者が宿泊したホテルや州内の自宅など計3カ所で押収された銃器は計47丁に上った。ホテルの部屋からは自動連射を可能にする「バンプ・ファイア・ストック」と呼ばれる部品12個も発見され、無差別殺人を計画していた疑いが一層濃厚になった。

 一方、警察当局は3日、これまで59人としていた犠牲者数を58人に訂正。容疑者も人数に含めていたという。

 トランプ米大統領は4日、現地入りし、事件の被害者らと面会する。


<ラスベガス乱射>警察混乱、情報錯綜 突入まで1時間以上
10/4(水) 21:07配信 毎日新聞

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パドック容疑者がコンサート会場を狙ったホテルの32階の部屋の見取り図

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)長野宏美】米史上最悪となったラスベガスの銃乱射事件では、スティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が銃撃を開始した後、警察が滞在先のホテルの部屋に突入するまで1時間以上かかった。警察の発表や米メディアが報じた警察無線のやりとりなどから、容疑者の用意周到さと同時に当日の現場の混乱ぶりも浮き彫りになった。

 パドック容疑者は先月28日、ラスベガスのホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」にチェックイン。部屋には23丁の銃器を持ち込んだ。「起こさないでください」という備え付けのサインをドアの取っ手に掲げただけでなく、部屋内外にカメラ3個を取り付け、警察などの接近を警戒。約400メートル離れたコンサート会場に向けた銃乱射の準備を進めた。

 「発砲だ。自動式銃のような音だ」。2万2000人が集まった会場を警備中の警官から一報があったのは1日午後10時8分。カントリー歌手、ジェイソン・アルディーンさんのコンサートは終盤を迎えており、「タタタタタ」という乾いた音が演奏中に鳴り響いた。アルディーンさんはしばらく歌い続け、観衆も聴き入っていた。

 通報を受けた警官らが現場に急行したが、狙撃場所を巡って警察無線の情報が錯綜(さくそう)した。「マンダレイ・ベイの上の階からだ」「(会場の)7番ゲートからだ」。負傷者がどんどん増えていく中、必死で狙撃犯の居場所を特定しようとする警察の様子も伝わってくる。「被害が広がる前に銃撃犯を発見する必要がある。誰か銃撃犯を見つけたか?」

 10時14分、マンダレイ・ベイの31階を捜索中の警官が「一つ上の階から自動式銃の音が聞こえる」と報告。銃撃犯の逃走を防ぐため、警察はホテル側にエレベーターを止めるよう要請した。10時20分には「しばらく銃声を聞かない」という無線のやり取りがあり、コンサート会場に向けた銃撃は9~11分だったと推定されている。

 銃撃犯の部屋が32階の「135」号室と特定され、ホテル警備員1人が近づこうとした。だが、10時27分に部屋内部から発砲があり、警備員は足を負傷した。

 その後も「複数犯だ」などの情報が飛び交い、警察の特殊部隊がこの部屋に突入したのは11時25分。パドック容疑者は既に自殺していた。警察が一部メディアへの流出を認めた室内の様子の写真では、手袋をはめて横たわった容疑者の傍らに銃2丁が落ちていた。


議員がNRA=全米ライフル協会を恐れる理由
10/4(水) 20:00配信 ホウドウキョク

600人死傷でも、銃規制”緩和”へ揺るがず
ラスベガスの銃乱射事件は、単独犯が10分程度で600人をも死傷させたという意味で、自動小銃の殺傷力の恐ろしさを印象付けた。それが合法的に取得したものなのか、セミオートマチックの違法改造なのか、「トリガークランク」などインターネットで簡単に入手できるアタッチメントを取り付けて連射可能にしたものも含まれるかはすぐに明らかにされるだろうが、いずれにしても、これだけの殺傷力を目の当たりにしても、首都ワシントンでは銃規制を強化しようという動きは見られない。

全米ライフル協会はなぜそこまで力を持っているのか

それどころか、ライアン下院議長は事件翌日、サイレンサー=消音器が今より簡単に入手できるようになる法案の審議を進める考えに変わりはないことを明らかにした。サイレンサーは銃規制の主な対象の一つだ。

選挙立候補者をNRAが独自に格付け?!
銃規制が進まない理由として挙げられるのが、規制反対の強力なロビー団体NRA=全米ライフル協会が、議員にはとても怖い存在だからだ。NRAは「銃を所持する権利」を擁護する信頼できる立候補者かどうかという観点から、AからFまで候補者を「格付け」し、500万人の会員にアドバイスする。会員はそれを家族や友人、知人に口コミで広げていくため、CからFに「格付け」された候補者にとっては厳しい状況となる。

NRAが「選挙で落とす」対象になってしまうからだ。逆に「格付け」の良い候補者には人的・金銭的支援が行われる。ちなみにこの「格付け」は、議会での投票記録や発言内容、そして、NRAが行うアンケートへの回答などから総合的に決定している。

NRAに睨まれたくない議員たち
中間選挙は来年11月6日が投票日なので、まだ1年以上先と思いがちだが、早い州では来年3月に「予備選」がスタートする。5か月先でしかない。予備選は本選に比べて投票参加者が一桁少ない数万人規模で、当落を決める差は数百票だったりする。気に入らない議員を落とすなら、本選より予備選を狙う方が確実なわけだ。

例えば、2014年の中間選挙の予備選で、当時の下院共和党ナンバー2のカンター院内総務が無名の新人に敗北する大番狂わせがあったが、カンター氏の獲得票は28,902票、相手は36,120票。これで、次期下院議長間違いなしと目されていたカンター氏の政治生命は終わってしまった。

連邦議会でも州の議会でも、来年の選挙で再選を狙う議員にとっては、今、NRAににらまれたら具合が悪い‥だから銃規制は進まないのだ。


【ラスベガス乱射】 犯人はテロリストなのか
10/4(水) 18:58配信 BBC News

少なくとも58人が死亡し、527人が負傷した米ラスベガス乱射事件の容疑者について、情報が少しずつ明らかになるにつれて、インターネットではなぜスティーブン・パドック容疑者が「テロリスト」と呼ばれていないかについて、議論が繰り広げられている。

64歳で白人のパドック容疑者は1日夜、マンダレイ・ベイ・ホテル32階のスイートルームの窓から、屋外音楽祭の会場に向けて10分前後にわたり乱射を続けた。ラスベガス警察と主要マスコミは、容疑者を「一匹狼」、「おじいさん」、「ギャンブラー」、「元会計士」などと形容しているが、「テロリスト」とは呼んでいない。

警官隊が突入すると自殺していたという容疑者の動機は、まだ分かっていない。国際テロ組織とのつながりや、精神疾患は確認されていない。

しかしソーシャルメディアでは大勢が、もしパドック容疑者がイスラム教徒だったなら、証拠などなくてもイスラム過激主義とつながっているはずだという思い込みから、ただちに「テロリスト」と呼ばれたに違いないと指摘している。

著名人もテレビ出演者も学識者もこぞって、今回は何が違うのかと話し合っている。

ネバダ州法は「テロ行為」を、「多数の一般市民に甚大な身体的危害を加える、もしくは死亡させることを意図して暴力を使用する行為」と規定している。

米連邦法は、「国内テロ」の要件を3つ挙げ、「連邦法か州法に違反し、人命に危害を加え」、市民や政府を威圧もしくは強要し、主に米国内で起きる活動のことだと定めている。

連邦捜査局(FBI)も、「政治的もしくは社会的な目的の推進のため、政府や市民やその一部を、威圧もしくは強要する」意図をテロ行為の要件にしている。

大勢に危害を加えるだけでなく、政府に何らかの行動を強要する、あるいは特定の思想を推し進めようとするという要素があるかどうかが、「テロ」と認定するための鍵となるようだ。

ソーシャルメディアでは大勢が、ネバダ州法の関連部分の画像を共有し、ラスベガス市警のジョーセフ・ロンバルド保安官がパドック容疑者について記者会見で語った内容を疑問視した。保安官は2日未明、容疑者について「信条体系についてまだ分かっていない。現時点では、単独犯で、一匹狼的な犯人だったと考えている」と述べた。

これについて「@clairevenom」さんは、「『一匹狼』と読んだ瞬間、銃撃犯の人種が分かった」とツイートした。

その@clairevenomさんのツイートに、ジュリアン・レンガウアーさんは「自分も同じことを思った。もっとよく分かるよう、ネットでこの一覧表を見つけた」と返信した。

レンガウアーさんが投稿した画像は、肌の色を並べたものの思われる。左上の薄い色の下には「発砲犯」とあり、右に「銃撃犯」、「犯罪者」、「一匹狼」と並んでいる。下の段で肌の色が濃くなるにつれて、「過激派」、「武装勢力」、「狂信者」、「テロリスト」、「売人」、「フーディー」(パーカーのフードをかぶっている若者のこと。2012年2月にフロリダ州で、フードをかぶって歩いていた黒人青年トレイボン・マーティンさんが、白人男性に射殺された)、「ギャング構成員」、「ギャング」と言葉が並んでいる。

ツイッターでは1日の事件以来、「一匹狼」という単語が20万回以上、投稿された。大勢の利用者が、容疑者が白人か有色人種かで使われる表現が明らかに違うようだが、それはなぜかと議論するなか、「テロ攻撃」という言葉も17万回以上、投稿された。

フェイスブックでも議論が広がっている。インドネシアのムルサルさんは、「(容疑者は)国際テロリストじゃないって?  顔がアラブ風じゃないからか?」と書いた。

ムスリム系米国人のマフムード・エルアワディさんは、事件に悲しんでいると書いた上で、イスラム過激主義者の攻撃の後に自分の家族が経験するようなことを、今回の事件があっても白人は経験しないはずだと指摘した。

「乱射事件が起きるたびに、髪を覆っている妻は危険にさらされる。息子はモハメドという名前なので、学校で攻撃される。4歳の娘はアラビア語を話すので、つらい扱いを受ける。しかし、テロリストが白人でキリスト教徒だとなるといきなり、精神病の人がやったことだから何もかも大丈夫ということになる」

価値判断

BBCでは、「テロリスト」や「テロ」という言葉の使い方に、明確な基準を設けている。

BBC編集ガイドラインでは、「テロリストやテロ行為の構成要件について、幅広い合意は成立していない。テロという単語の使用にはしばしば、価値判断が伴う。そのため私たちは、人が『テロリスト』と言っている言葉を引用する際に表現を変更してはならないが、私たちとしては使用を避けるべきだ」と書いている。

さらにBBCの編集ガイドラインは、「だからといって、特定の行為の実態や恐ろしさを伝えることを回避してはならない。むしろ、自分の言葉の使い方によって、BBCの客観報道に対する評価にどう影響するかを検討すべきだ」と念押ししている。

ソーシャルメディアでは大多数の人が、パドック容疑者を「テロリスト」と呼ばない捜査当局やマスコミを批判している。しかし、大多数に異論を唱える人たちもいる。

ドニー・インバーソさんはツイッターで、「テロではない。テロは、恐怖によって人の政治信条や信仰を変えさせようとするものだ。これは乱射事件だった」と書いた。

M・G・ミッチェルさんは「政治的な動機の証拠を見つけていないなら、スティーブン・パドックは大量殺人犯だ。テロリストの定義にマッチしない」とツイートした。

プレストンさんは、「動機が分かるまでテロかどうか判断できない。乱射事件とテロは同義語じゃない」とツイートした。

(英語記事 Las Vegas shootings: Is the gunman a terrorist? )

By UGC and Social News Team, additional reporting by BBC Reality Check


情報提供を呼び掛けるウィリアムズさん
時事通信 10/4(水) 18:05配信

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3日、米ネバダ州ラスベガスで、乱射事件後に安否が分からなくなった娘の情報提供を呼び掛けるステファニー・ウィリアムズさん。


議員がNRA=全米ライフル協会を恐れる理由
10/4(水) 17:58配信 ホウドウキョク

600人死傷でも、銃規制”緩和”へ揺るがず
ラスベガスの銃乱射事件は、単独犯が10分程度で600人をも死傷させたという意味で、自動小銃の殺傷力の恐ろしさを印象付けた。それが合法的に取得したものなのか、セミオートマチックの違法改造なのか、「トリガークランク」などインターネットで簡単に入手できるアタッチメントを取り付けて連射可能にしたものも含まれるかはすぐに明らかにされるだろうが、いずれにしても、これだけの殺傷力を目の当たりにしても、首都ワシントンでは銃規制を強化しようという動きは見られない。

それどころか、ライアン下院議長は事件翌日、サイレンサー=消音器が今より簡単に入手できるようになる法案の審議を進める考えに変わりはないことを明らかにした。サイレンサーは銃規制の主な対象の一つだ。

選挙立候補者をNRAが独自に格付け?!
銃規制が進まない理由として挙げられるのが、規制反対の強力なロビー団体NRA=全米ライフル協会が、議員にはとても怖い存在だからだ。NRAは「銃を所持する権利」を擁護する信頼できる立候補者かどうかという観点から、AからFまで候補者を「格付け」し、500万人の会員にアドバイスする。会員はそれを家族や友人、知人に口コミで広げていくため、CからFに「格付け」された候補者にとっては厳しい状況となる。

NRAが「選挙で落とす」対象になってしまうからだ。逆に「格付け」の良い候補者には人的・金銭的支援が行われる。ちなみにこの「格付け」は、議会での投票記録や発言内容、そして、NRAが行うアンケートへの回答などから総合的に決定している。

NRAに睨まれたくない議員たち
中間選挙は来年11月6日が投票日なので、まだ1年以上先と思いがちだが、早い州では来年3月に「予備選」がスタートする。5か月先でしかない。予備選は本選に比べて投票参加者が一桁少ない数万人規模で、当落を決める差は数百票だったりする。気に入らない議員を落とすなら、本選より予備選を狙う方が確実なわけだ。

例えば、2014年の中間選挙の予備選で、当時の下院共和党ナンバー2のカンター院内総務が無名の新人に敗北する大番狂わせがあったが、カンター氏の獲得票は28,902票、相手は36,120票。これで、次期下院議長間違いなしと目されていたカンター氏の政治生命は終わってしまった。

連邦議会でも州の議会でも、来年の選挙で再選を狙う議員にとっては、今、NRAににらまれたら具合が悪い‥だから銃規制は進まないのだ。


米ラスベガス銃撃事件、SWAT部隊はどうやって犯人を見つけたのか?
10/4(水) 17:50配信 エスクァイア

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犯人が潜んでいた、マンダレー・ベイ・ホテル・アンド・カジノ。

銃撃犯の居場所を特定した手がかりは、ホテルでよく見かけるあの白いモノにあった。

 2017年10月1日夜(米国時間)に、ラスベガスで開かれたカントリーミュージックのコンサート会場で銃乱射事件が発生。無惨にも50人を超える人々が死亡した。
 
 犯人の男は、コンサート会場の脇に建つマンダレー・ベイ・ホテル・アンド・カジノ(Mandalay Bay Hotel and Casino;以下、マンダレー・ベイ)の32階にある客室から、コンサートの観客に向けて自動小銃を発砲。これにより、この事件は米国史上最悪の銃乱射事件となった。 
 
 地元警察のジョー・ロンバード保安官(警察署長)によると、死傷者の数は現時点で516名に上っているという。以下に記すのは、この惨劇が展開するなかで警察当局がどうやって犯人を見つけ出すことができたかをまとめたものである。

 午後10時8分、スティーブン・パドック(64歳)がホテルの32階にある客室の窓ガラスを破り、コンサートの観客約2万2000人へ向けて銃撃を開始したのだった。 
 
 これを受けて警察の緊急通報係には、「ラスベガス・ストリップの南地区で開催されていた『Route 91 Harvest Festival』というコンサートで銃撃事件が発生」との通報が入り始める。目撃者はCNNに対して、銃の乱射は10分から15分程度続いたと語っていた。

 犯人がいたホテルの部屋からは、眼下で行われていたコンサートの様子が一切障害物なしに見渡せた。「MSMBC」で警察関連アナリストを務めるジム・キャバナは、「あの位置からなら、射撃の腕がない人間でも、たくさんの人を簡単に撃ち殺せてしまう」とコメントしている。 
 
 そして犯人の居場所が見つかったのは、部屋の火災警報器が銃からの煙に反応して作動したからだった…。この点についてラスベガス警察の元警部補ランディ・サットンは、CBSの番組『This Morning』のなかで次のように説明していた。「犯人が使った全自動小銃から大量の煙が発生し、それで煙探知機が作動したことで犯人の居場所がわかった。銃口の発火が手がかりになったわけではなかった」

 「ワシントン・ポスト」紙によると、警察のSWAT部隊は20分がかりでパドックの宿泊していた部屋を特定したという。マンダレー・ベイは客室数3309室の大型ホテルで、警察はこの時29階から32階までの4フロアを立ち入り禁止にしていた。 
 
 パドックのいる部屋を突き止めたSWATの隊員らは、爆発物を使って部屋のドアを吹き飛ばし、内部に踏み込んだ。CNNは、その瞬間を録音した音声を公表していた。

 ラスベガス警察がリリースした声明によると、パドックはホテルの室内で死んでいる状態で発見されたという。これに関して、死因は自殺というのが警察当局の考え。またロンバード保安官はその後、客室内で多数の銃器がみつかったと発表していた。 
 
 午前0時1分、ラスベガス警察は容疑者ひとりを確保したと発表した。 
  
 銃撃事件の被害者らがラスベガス周辺にある複数の病院に搬送されるなか、死傷者の数は増えていった。現時点では58人が死亡、516人が負傷したと報じられている。ラスベガス市当局関係者は、家族や友人・知人の安否確認用に次の電話番号を公開している。 

 Facebookでも危機対応ページを設けて、ユーザーが家族らの安否を確認できるようにしている。 
 
Saying a prayer for all the victims & their loved ones, also for the residents & visitors of Las Vegas.
―ESQUIRE JAPAN

翻訳:坂和 敏


不安募る安否不明者家族=娘と連絡取れず「根比べ」―ラスベガス乱射
10/4(水) 17:11配信 時事通信

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3日、米ネバダ州ラスベガスで、乱射事件後に安否が分からなくなった娘の情報提供を呼び掛けるステファニー・ウィリアムズさん。

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米ネバダ州ラスベガスで1日夜に発生した銃乱射事件は発生から丸2日が経過した。

 捜査当局は3日、3人を除いて犠牲者の身元を確認したと明らかにした。ただ、病院では依然として多くの負傷者が治療を受けており、家族や友人の安否が分からない人々は不安を募らせている。

 市内の大規模展示場ラスベガス・コンベンションセンターに行方不明者の家族のために設置された連絡所には、ひっきりなしに人が訪れた。コンサートに行ったきり安否が分からない友人を捜しているリサ・シャーマンさんは「何も情報がない」と声を震わせた。

 事件後に娘と連絡が取れなくなったというステファニー・ウィリアムズさんは「娘の情報や写真をすべての病院に送った。根比べするしかない」と語り、報道陣を通じて情報提供を呼び掛けた。

 一方、米メディアによると、スティーブン・パドック容疑者(64)=犯行後に自殺=の交際相手の女性が3日夜、フィリピンから米ロサンゼルス国際空港に到着。捜査当局は女性から事情を聴き、同容疑者の犯行の動機解明を本格化させる。


4日夜に日米首脳電話会談、ラスベガス事件哀悼や北朝鮮問題で=関係筋
10/4(水) 16:00配信 ロイター

[東京 4日 ロイター] - 関係筋によると、日米首脳は4日夜、電話で会談する。安倍晋三首相が、ラスベガスで発生した銃乱射事件における犠牲者への哀悼の意をトランプ米大統領に表明する。

また、核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応方針についても、話し合うとみられている。

(久保信博 編集:田巻一彦)


銃社会アメリカ 数字で見る被害と支持
10/4(水) 14:32配信 BBC News

現代米国史上最悪の乱射事件を機に、米国でまたしても銃所有と規制強化の是非をめぐる議論が再燃している。

米ピュー研究所の2017年調査によると、米国市民の約4割が、銃を所有している、もしくは銃のある世帯に住んでいると答えた。そして、米国で発生する銃器による殺人や過失致死の割合は先進国で最高だ。

米国は諸外国と比べてどうなのか

2016年の米国では1万1000人以上が銃によって死亡した。これは、殺人と過失致死の合計件数の約3分の2に相当する。

下表は、各国内で発生する殺人事件に占める発砲案件の割合。2016年の米国が64%だったのに対し、2015~2016年のイングランドとウェールズは4.5%、2015年のカナダは30.5%、2013~2014年のオーストラリアは13%だった。

市民がたくさん銃を持っている国は

世界各国で民間人がどれくらい銃を所有しているのか正確に知るのは難しいが、米国の約2億7000万丁はどのような推計でも群を抜いて突出している。欧州で人口1人当たりの持つ銃の数が特に多いのは、スイスとフィンランドだ。

下表は、住民100人あたりの銃の数を国別で比較したもの。2位のイエメンを米国が大きく引き離している。

米国で銃で死ぬ人たちの内訳は

1982年以降の米国では、4人以上が犠牲になる大量射殺事件が90回起きている。しかし乱射事件の被害者は実は、米国で銃によって死ぬ人のごく一部に過ぎない。下図が示すように、2016年に米国で銃によって死亡した合計1万1004人のうち、約5500人は自殺で、乱射事件の犠牲者は71人だった。

2015年には、銃による自殺件数は銃による殺人件数の2倍近くで、その割合は増加を続けている。米疾病対策センター(CDC)と米自殺防止基金によると、銃による自殺は米国内の自殺件数の半数近くを占める。

2016年の米公衆衛生学会機関誌に掲載された研究によると、市民の銃所有率が高い州では、男女を問わず自殺率も高いという、強い正の相関が確認された。

ラスベガス乱射

ラスベガスの乱射事件は、近年の米国で最悪の死傷者数を出した。犠牲者の数が極めて高かった乱射事件3件は、いずれも過去10年の間に起きている。

昨年6月にフロリダ州オーランドのナイトクラブが襲われた事件では、49人が死亡した。バージニア州のバージニア工科大学で32人が死亡した乱射事件は、2007年4月。コネチカット州ニュータウンでサンディーフック小学校が襲われ、児童20人と教職員6人、そして学校襲撃前に犯人の母親が殺害された事件は2012年12月だった。

どのような銃が米国人を死なせているのか

軍隊が使うような殺傷力をもつ自動小銃が、オーランドのナイトクラブ襲撃やコネチカット州のサンディフック小学校襲撃で使われたと批判されている。

警察よると、ラスベガス乱射の容疑者が犯行現場としたホテルの室内には23丁の銃器があり、ラスベガス北東郊外メスキートの自宅からも銃19丁や爆発物、大量の銃弾が発見された。

下表は、米国で銃を使った殺人事件を、銃の種類別に分けたもの。多い順から、短銃、ライフル、散弾銃、その他となっている。

米国では自動小銃は2004年まで10年間、民間人の所有は全面的に規制されていたが、現在では少数の州のみが禁止している。一方で、連邦捜査局(FBI)の統計によると、ほとんどの銃による殺人事件では短銃が使用されている。

銃はいくらで買えるのか

市民が銃をほとんど持たない国からすると、米国では銃がいかに安く買えるかは、意外に思えるかもしれない。

ラスベガス乱射のスティーブン・パドック容疑者がいたホテルの部屋で発見されたという自動小銃は、一般的に約1500ドル(約18万円)で買える。マックブックと同じような価格帯だ。

同様に、容疑者の室内で発見されたという短銃は、安いものは200ドル(約2万3000円)程度。たとえばクロームブックのラップトップなみで、銃砲店で手に入る。

ホテルの部屋で銃が23丁、さらに自宅から19丁が発見されたということは、つまりパドック容疑者は武器と付属品(三脚、照準器、銃弾、カートリッジなど)に合わせて7万ドル(約780万円)使った可能性がある。

銃規制を支持するのはどういう人か

短銃の所有禁止について、米世論は過去60年の間に劇的に変化した。データは不完全ながら、調査会社ギャラップによると、現在ではかなりの大多数が短銃規制に反対している。下図は、「警察その他の所持が許可された人物を除いて、短銃所持を法律で禁止するべきか」という質問に対して、「禁止すべきでない」という回答率を赤線で、「禁止すべき」という回答率を緑の線で、その移り変わりを示している(紫の線は「特に意見なし)。

しかし、たとえば精神病の病歴がある人や当局の監視対象人物への銃販売を規制することについては、政治的な主義主張を越えて幅広く大勢が支持している。

ドナルド・トランプ米大統領は、ラスベガス乱射事件の後、「銃の法律については時間がたつにつれて、話をしていく」などと反応した。ホワイトハウス報道官は、今は「銃規制を議論すべき時ではない」と述べた。

前任者のバラク・オバマ前大統領は、共和党が支配する議会の抵抗に遭い、銃規制強化の実現に苦労した。

銃規制に反対するのは誰か

全米ライフル協会(NRA)は、米国のあらゆる銃規制に反対するロビー団体で、市民がより多くの銃を持てば持つほど、国は安全になると主張する。

NRAは米国で最も強力な圧力団体のひとつ。国の銃政策に影響力を行使するため、多数の連邦議員に多額の寄付をしている。

ピュー研究所によると、米国で銃を所有する5人に1人が自分はNRA会員だと認めている。特に、共和党支持者の銃所有者は、多くがNRAを支持している。

ロビー活動面では、NRAは年間約300万ドル(約3億4000万円)を銃政策のために使っていると公称する。

上のグラフは、上院公文書局が公表した、届け出のあった議員への寄付金のみを示している。NRAはこれ以外にも、銃規制に反対する候補の選挙戦を支持するなどの活動に何百万ドルと使っている。

(英語記事 America's gun culture in eight charts)


アングル:ラスベガス銃乱射、教師や3児の母親も犠牲に
10/4(水) 14:06配信 ロイター

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 10月4日、米ラスベガスで1日、ホテルの高層階から野外音楽フェスティバル会場を狙った銃乱射事件では、4児のシングルマザーや妻を守ろうとした看護師など58人が犠牲となった。写真はソーシャルメディアなどに掲載された犠牲者。提供写真(2017年 ロイター)

[4日 ロイター] - 米ラスベガスで1日発生した米史上最悪の銃乱射事件では、教師やスカイダイビングが趣味の3児の母親など58人が犠牲となった。

ホテルの32階の部屋から野外音楽フェスティバル会場を狙って銃を乱射した後に自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)の犯行の動機は依然不明。同容疑者と同居していた恋人の女性(62)も、容疑者の計画について何も知らなかったとの声明を発表した。

家族や友人などによって4日までに確認された一部の犠牲者の名前とプロフィールは以下の通り。

●デニス・コーエンさん

息子2人の母親であるコーエンさんは、恋人のデリック・ボー・テイラーさんと一緒にコンサートを見に来ていた。テイラーさんも今回の銃撃で死亡したと、ABC関連局が伝えた。コーエンさんは不動産マネージャーで、週末には米カリフォルニア州のアボカドフェスティバルでボランティアをする予定だったという。

●ハンナ・アーラーズさん(35)

カリフォルニア州ムリエータ在住のアーラーズさんは3児の母。スカイダイビングやアウトドアが趣味だったと、ロサンゼルスタイムス紙は伝えた。

●サンディ・ケイシーさん

ケイシーさんは、米カリフォルニア州の中学校特別学級の教師だったと、サンディエゴのKGTVが伝えた。同僚教師グループとともにコンサートに来ていたという。

●リサ・ロメオムニスさん

ロメオムニスさんは、ニューメキシコ州ギャラップの高校の事務職員だった。同州の地元紙が伝えた。最近では、処分を待つ生徒のサポート役を勤め、外交的で、親切で思いやりがある人柄だったという。

●ジョーディン・リベラさん(21)

リベラさんは、カリフォルニア州立大サンバーナーディーノ校でヘルスケア管理を学ぶ大学4年生だった。同州ラベルヌ出身で、ボニータ高校を卒業。同大のモラレス学長は、「彼女の温かくて楽観的な人柄や、エネルギーや親切な心を忘れないだろう」とフェイスブックに書き込んだ。

●ジェシカ・クリムチャクさん(28)

クリムチャクさんは、カナダのアルバータ州在住で司書として働く、4人の子どもを持つシングルマザーだった。婚約者と共にラスベガスを訪れていたと、カナダのグローブ・アンド・メール紙が報じている。「とても良い母親で、4人の素晴らしい子どもを立派に育てていた」と、クリムチャクさんの祖母マーガレットさんが同紙に語った。

●ソニー・メルトンさん(29)

テネシー州ビッグサンディ在住のメルトンさんは射殺される直前に妻ヘザーさんを救った。「彼が私をつかんで走り出した直後に、彼が背中を撃たれたのが分かった」とヘザーさんはナッシュビルのWSMV-TVに語った。メルトンさんは看護師として、ヘザーさんは整形外科医として地元の病院で働いていた。

●クリス・ロイバルさん(28)

カリフォルニア州コロナ在住のロイバルさんは退役海軍軍人で、アフガニスタンでの従軍経験があった。胸を撃たれて死亡した、と妻ディクシーさんがロイターに語った。アフガニスタン従軍の記憶に悩まされながらも、冒険好きで人生を楽しもうとしていたと、ディクシーさんは話す。「音楽が大好きで、いつも何か歌っていた。カラオケが得意だった」。彼の腕に描かれたたくさんのタトゥーには、かつて住んだラスベガスを称えたものもある。退役後は、ジムに勤務していた。

●ジャック・ビートンさん

カリフォルニア州ベイカーズフィールド在住で、バーベキューレストランのグリル責任者として働いていたビートンさんは、妻の身を守ろうとして亡くなった。23ABCニュースが伝えた。息子がビートンさんの死を確認したという。

●アンジー・ゴメスさん

ゴメスさんは、2015年にカリフォルニア州リバーサイドの高校を卒業した。同校はフェイスブックに、「彼女は常に同窓生に愛され、慕われるだろう」と書き込んだ。

●エイドリアン・マーフィットさん(35)

アラスカ州アンカレジで漁師として働くマーフィットさんは、親友のブライアン・マッキノンさんと一緒にコンサートに来ていた、とアラスカ・ディスパッチ・ニュースが報じた。2人で写真を撮っていた時に、銃弾がマーフィットさんの首を貫通した、とマッキノンさんは同紙に語った。

●メリッサ・ラミレスさん(26)

ラミレスさんは、カリフォルニア州アンテロープ・バレーで育ったと、従姉妹のファビオラ・ファルネッティさんがニューヨーク・タイムズ紙に語った。カリフォルニア州立大ベイカーズフィールド校でビジネスを専攻し、自動車保険会社に勤務していた。ラミレスさんの両親はメキシコからの移民で、米国籍を取得しているという。

●ベイリー・シュバイツァーさん(20)

シュバイツァーさんは、カリフォルニア州ベイカーズフィールド在住だと、彼女の兄弟がベイカーズフィールド・カリフォルニアン紙に語った。

(翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)


ラスベガス銃乱射犯の同居女性は何者か
10/4(水) 12:53配信 ニューズウィーク日本版

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銃乱射犯パドックの同居人マリロウは、事件の前に出国したとみられている

乱射の動機解明のカギを握るとみられる同居女性は、アメリカで複数の素性を持ち住所も転々とし、一時は2人の男性と結婚していた
米史上最悪の銃乱射犯、スティーブン・パドックと同居していたガールフレンドで、重要参考人として追われているマリロウ・ダンリーはフィリピン生まれで20年以上アメリカで暮らしている。2つの社会保障番号を使い、2人と男性と同時に結婚していたことも公的な記録から判明した。

米史上最悪ラスベガス銃乱射から逃げまどう人

死者59人と600人近い負傷者を出した銃撃の動機はまだ謎に包まれたまま。それを知る糸口となるかもしれない女性の人生もまた、謎だらけだ。同時に2人の夫、破産、2つの社会保障番号、いくつかの州に渡って転々と変わる住所、住んでいる州によって年齢まで違うこともある。そしてパドックは事件の3日前、フィリピンのマリロウの家族に10万ドルを送金している。FBI(米連邦捜査局)は、海外にいる彼女を一刻も早く連れ戻そうと必死だ。

本誌の調べでは、マリロウはいくつもの名前を使い分けており、記録も矛盾している。
ダンリーはマリロウ・ネイティビダドとしてアメリカに来て、1990年にギアリー・ダンリーと結婚した。現在76歳の彼はアーカンソー州に住んでいるが、取材には応じなかった。

1996年に、マリロウ・ダンリーはジョゼ・バストスと結婚し、マリロウ・バストスになる。だが記録によると、彼女は2015年まで最初の夫と離婚していない。

ダンリー夫妻はテネシー州とアーカンソー州に住み、バストス夫妻はカリフォルニア州に住んでいたが、どちらの婚姻届もラスベガスのあるネバダ州クラーク群に提出されている。マリロウには現在カリフォルニアに住む娘がいるが、父親が誰かはわからない。

カリフォルニアでは彼女の名前はマリロウ・ネイティビダド・バストスで誕生日は1962年1月、現在55歳になるが、異なる社会保障番号を使用しているネバダでは、名前はマリロウ・ルー・ダンリーで誕生日は1954年12月、62歳になる。

時には、複数の素性が混じり合うこともある。マリロウは2012年にバストスの姓で破産申請しているが、当時彼女はまだダンリーと結婚していて、しかも銃乱射のパドックとネバダ州リノで暮らしている。リノの自宅の隣人によれば、マリロウはよくカリフォルニアの娘を訪ねていたという。また隣人たちは、長いこと家を空けることが多いダンリー夫妻を「世捨て人」と呼んでいたという。

マリロウは多くの住所を、時には同時に、持っていた。アーカンソー、テネシー、カリフォルニア、フロリダなどの州を転々とし、その州内でもあちこちの町を移動した。

警察は事件後直ちに、マリロウは銃乱射とは無関係と発表したが、事件のカギを握る人物として今も行方を追っている。

<お詫びと訂正>
上記記事の「同時に2人の夫」がいたという部分は、事実誤認でした。この点をメインにした当初のタイトル「ラスベガス銃乱射犯の同居女性は2人の夫を持ったこともあるフィリピン人」も「ラスベガス銃乱射犯の同居女性は何者か」に訂正し、お詫びします。

メリナ・デルキック


トランプ米大統領、銃規制「今は議論しない」 ラスベガス乱射で
10/4(水) 12:15配信 考えを示した。写真は乱射事件を受けて黙とうする同大統領ら。ワシントンで2日撮影(2017年 ロイター

[ワシントン 3日 ロイター] - 米ラスベガスで同国史上最悪の銃乱射事件が起きたことに関連し、トランプ大統領は3日、銃規制について政治的議論を行う時期ではないとの考えを示した。

米自治領プエルトリコ訪問からの帰路で大統領は、銃規制を巡る議論がある時点で行われるかとの質問に対し、「恐らくいずれ議論する」と答えた。ただ「現時点では行わない」と付け加えた。

銃規制を巡り、民主党からは大統領に立法措置を求める声が上がっているが、共和党幹部は否定的だ。

民主党は、銃購入時の身元確認の強化などを盛り込んだ規制案をまとめていることを明らかにした。

一方、共和党のマコネル上院院内総務は記者団に対し、立法措置を協議するのは時期尚早だと語り、ライアン下院議長も銃規制ではなくメンタルヘルスに焦点を当てるべきだとの見方を示した。


動機見えぬラスベガス銃乱射、米国到着の恋人から事情聴取へ
10/4(水) 12:04配信 ロイター

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 10月3日、米国史上最悪の59人が犠牲となったラスベガス銃乱射事件では、自殺した容疑者の動機解明に向けて、米国に戻った恋人から参考人として事情を聞く方針だ。写真は銃乱射した後に自殺したスティーブン・パドック容疑者。ソーシャルメディアで掲載された撮影日不明の写真。提供写真(2017年 ロイター)

[ラスベガス 3日 ロイター] - 米国史上最悪の58人が犠牲となったラスベガス銃乱射事件では、自殺した容疑者の動機解明に向けて、同容疑者の恋人から参考人として事情を聞く方針だ。捜査当局が3日、明らかにした。

カジノホテル32階の部屋から1日夜、野外音楽フェスティバルの会場に向けて銃を乱射した後に自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)の犯行動機については、いまだ明らかになっていない。

パドック容疑者と同居していた恋人のマリルー・ダンレーさんは、連邦捜査局(FBI)の要請を受け、3日滞在先のフィリピンから米国に到着した。

「われわれは彼女と話している」と郡保安官は語り、事件の容疑者はポドック容疑者以外にいないと繰り返した。

オーストラリア国籍で、フィリピン生まれとされるダンレーさんは、ラスベガスから約145キロ北東のネバダ州メスキートで、退職者コミュニティーにある容疑者の自宅に同居していた。

捜査当局は、パドック容疑者がフィリピンの口座に送金した10万ドル(約1120万円)がダンレーさん宛だった可能性があるとみて関心を寄せている、と国土安全保障省の関係筋がロイターに語った。

捜査当局は、ダンレーさんがパドック容疑者から米国を離れるよう促されていなかったかなどについて事情を聞く方針。ダンレーさんはソーシャルメディアのページで、自身を「カジノのプロフェッショナル」で、母親であり祖母でもあると自己紹介している。

郡保安官によると、パドック容疑者はホテルの部屋から9分間銃を乱射した後、自殺した。ホテルの部屋の内外には監視カメラが仕掛けられており、警官の接近を素早く把握しようと試みていたとみられる。ホテルの部屋や同容疑者の自宅から、計47丁の銃が押収された。

今回の事件で500人以上が負傷しており、近隣の病院に運び込まれた少なくとも20人が危険な状態だと医療関係者は語る。警察当局は3日、当初59人としていた犠牲者数を58人に修正した。

トランプ米大統領は3日、パドック容疑者について、「病んだ、頭のおかしい男だ」と記者団に語った。


<ラスベガス乱射>容疑者連射9分超 カメラで警官接近監視
10/4(水) 11:42配信 毎日新聞

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銃乱射現場付近で、被害者を追悼する人々ら=AP

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)國枝すみれ、長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスで600人近くが死傷した銃乱射事件で、警察当局は3日夜(日本時間4日朝)記者会見し、スティーブン・パドック容疑者(64)が32階のホテルの部屋から野外コンサート会場に9~11分間、10回以上連射を続け、部屋内外にカメラ3個を設置して警察官らの接近を監視していたと明らかにした。(社会面に関連記事)

 パドック容疑者のホテルの部屋からは、半自動小銃の「全自動」での連射を可能にする「バンプ・ファイア・ストック」と呼ばれる部品12個も発見された。この部品は合法なものもあり、100ドル(約1万1300円)程度で販売されている場合がある。

 警察によると、発砲の通報が始まったのは1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろで、発砲は同19分に停止。警察の特殊部隊員が部屋に突入したのは1時間以上後で、この時点で、容疑者は自殺していた。発見されたカメラのうち2個は廊下に、1個は部屋のドアののぞき穴に設置されていた。警官や警備員が接近するのを察知するためだとみられる。警察が押収した容疑者の銃器はライフルとショットガン、ピストル合計47丁となった。ホテルの部屋とネバダ州メスキートの容疑者宅など合計3カ所で弾薬とともに発見された。銃器はネバダ、カリフォルニア、ユタ、テキサスの4州で購入されていた。

 一方、複数の米主要メディアは捜査関係者の話として、パドック容疑者が事件の1週間前に10万ドル(約1130万円)を同居していた恋人(62)の母国フィリピンに送金していたと報じた。死を覚悟した容疑者が恋人が困らないよう送金した可能性もあるという。

 恋人はフィリピン人で、2017年春ごろから容疑者と交際、同居していた。4日にも米国に帰国する予定で、捜査当局は参考人として聴取するとみられる。

 事件では59人が死亡、527人が負傷している。警察は3日の会見で、死者のうち1人は容疑者で、犠牲者は58人だと明らかにした。容疑者のパソコンや通話記録の分析も進め、動機の解明を急いでいる。米当局の調べでは、国内外の過激派組織と容疑者のつながりは発見されていない。


<ラスベガス乱射>銃規制一転賛成…現場で演奏のギタリスト
10/4(水) 11:19配信 毎日新聞

 「銃規制が必要だ。今こそ」。米西部ネバダ州ラスベガスで1日起きた銃乱射事件の標的になったコンサートで演奏していたギタリストが2日、ツイッターに投稿したメッセージで、これまでの銃保有の権利支持を転換し、規制の必要性を強く訴えた。

 ギタリストのケイレブ・キーターさんは投稿で、事件が発生するまでは、銃保有の権利を保障する米国憲法修正第2条の支持者だったことを明かしたうえで、「自分がどれほど間違っていたか、言い尽くせないほどだ」と明言。600人近い死傷者が出たのは、容疑者が「常軌を逸した量の火力を持つことが可能だったためだ」とも述べ、「もうたくさんだ」と銃規制を求める姿勢に変化したことを強調した。【久野華代】


ラスベガス銃乱射事件前、交際女性滞在の比に10万ドル送金
10/4(水) 11:18配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ラスベガスの銃乱射事件で、複数の米メディアは3日、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が事件前、フィリピンに10万ドル(約1100万円)を送金していたと報じた。送金先や目的は不明。一方、地元警察は同日、パドック容疑者の交際女性(62)がフィリピンに滞在しており、当局がすでに接触していることを明らかにした。警察は、この女性が事件について何らかの事情を知っている可能性があるとみて慎重に調べる方針。

 地元警察の幹部は「女性から間もなく話を聞けるだろう。(女性は)現時点で容疑者の1人だ」としたものの、具体的な容疑には触れていない。警察当局によると、パドック容疑者は最近数週間の間にラスベガスのカジノで少なくとも16万ドル(約1800万円)を稼いでいたという。

 米メディアによると、女性は9月25日に香港に向けて出国。4日に米国へ戻るという。女性はフィリピン生まれでオーストラリア国籍を持っており、しばしば家族のいるフィリピンを訪れていたとの報道もある。

 女性はラスベガスの北西720キロのリノにあるパドック容疑者が購入した家で同居していた。かつてはリノのカジノで掛け金の高い客を相手にするホステスとして働き、離婚歴もある。女性の知人によると、「温和で外向的、優しい人だった」という。

 フロリダ州に住むパドック容疑者の弟、エリックさんは米メディアに、送金が女性の面倒を見るためだったとの見方を示し、「兄は愛した人たちの面倒を見る人だった。女性を事件から遠ざけ、カネを渡したのだろう。兄は地獄へ落ちたが、彼女の面倒を見たかったのだろう」と語った。

 パドック容疑者はラスベガスの有名カジノホテル「シーザーズ・パレス」の最上客で、1日に1万ドル(約112万円)以上を口座で出し入れすることがあったという。

 また、地元警察は3日、パドック容疑者がチェックインし犯行に使ったホテルのスイートルームへつながる廊下などに、複数のカメラを設置していたと発表した。米連邦捜査局(FBI)が設置目的を調べているが、犯行計画を察知されるのを警戒していたとみられる。

2017年10月 3日 (火)

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、59人死亡 500人超負傷・3

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、59人が死亡、527人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

最初の記事
2番目の記事

リンク:【ラスベガス乱射】 容疑者、ホテル室内に監視カメラ設置=警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射現場近くの花束 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射事件の現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:割れた窓ガラス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射事件現場のホテル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米大統領、銃規制「そのうち話す」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>愛する街のため祈る 現場に追悼の言葉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃撃9分以上続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アリアナ、ガガが銃乱射事件犠牲者を哀悼「胸が張り裂けそう」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:史上最悪の銃撃犯は“ギャンブラー”謎の素顔、交際相手は東京か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射 IS犯行声明は「便乗」か 容疑者との関係捜査困難に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射 ギャンブル好き元会計士 一匹おおかみ、謎の動機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃規制の是非 米で論争再燃 トランプ氏「時間たてば議論」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ大統領に各国首脳が哀悼の意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガス乱射、銃撃9分以上続く=12丁、連射式に改造 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射 カジノ産業に集客4290万人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射 米政権「銃規制議論は時期尚早」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射、史上「最悪」の惨事 観光の街、経済打撃は必至 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:乱射時の演奏歌手「米、何かが変わった」=国民に団結訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>容疑者、不動産と飛行機所有 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>容疑者発見・制圧に時間 警備の盲点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>銃改造で高い殺傷力 動機は依然不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:べガス銃乱射の犠牲者はあなたの「母親、同僚、友人」だったかもしれない - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>米政権、銃規制に慎重 保守層に配慮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:これでも銃規制強化に向かわないトランプ政権 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:乱射犠牲者の追悼集会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「全自動」に改造、連射か=銃42丁と爆発物押収―容疑者、入念に凶行計画・米乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガスのあるネバダ州は、全米でも銃規制が緩い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者を追悼する看板 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「銃声で目覚めた」=現場ホテル宿泊の邦人―米ラスベガス乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射事件の全貌 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:容疑者が乱射したホテル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:抜本的銃規制見込めず=業界団体の影響強く―米乱射事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:ラスベガス乱射の容疑者、裕福なギャンブル愛好家 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

【ラスベガス乱射】 容疑者、ホテル室内に監視カメラ設置=警察
10/4(水) 11:16配信 BBC News

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【ラスベガス乱射】 容疑者、ホテル室内に監視カメラ設置=警察

58人が死亡し、500人以上が負傷した米ラスベガス乱射事件のスティーブン・パドック容疑者(64)について、地元警察は3日、発砲拠点とした宿泊先のホテル室内に複数のカメラを設置するなど、周到に準備を重ねていたようだと明らかにした。

ロサンゼルス市警のジョーセフ・ロンバルド・クラーク郡保安官は記者団を前に、パドック容疑者はホテルの室内に複数のカメラを設置していたと説明。ルームサービスのトロリーなどにも置かれたカメラは、警察の動きを監視することが狙いだったようだと見解を示した。

「この人物は事前準備を重ねていた。明らかに、あの部屋に特定の種類の武器を、しかもあれだけの武器を置いていたことからしても。きわめて周到に用意を重ねていたし、自分の行動を事細かに検分していたに違いない」と保安官は話した。

容疑者は警察の特殊部隊(SWAT)がホテル32階の部屋に突入する前に自殺していた様子。警察突入の直前に、ドア越しにホテル警備員が撃たれて負傷した。

パドック容疑者に犯罪歴はなく、警察は要注意人物として認識していなかった。ただしホテルの室内には23丁の銃器があり、ラスベガス北東郊外メスキートの自宅からも銃19丁や爆発物、大量の銃弾が発見された。

テレビ局「ボストン25ニュース」は、ホテルの部屋の床に散らばる銃の写真を入手した。

保安官によると、ホテルのスイートルームには、銃器やカメラのほか、10個のスーツケースがあったという。

容疑者はスイートルーム室内の2カ所の窓の間を移動しながら、連射を重ねていたものとみられる。

調べによると、パドック容疑者の自動車からは硝酸アンモニウムも発見された。これは肥料にも使われるが、1995年のオクラホマ・シティー連邦政府ビル爆破事件などで使われた爆発の材料にもなる。

銃砲小売りチェーン「ニュー・フロンティア・アーマリー」のデイビッド・ファミリエッティ氏はBBCに対して、容疑者が北ラスベガスの店舗で今年春に銃器を購入したと話した。連邦捜査局(FBI)による経歴調査を含め、州法や連邦法の規定はすべて満たしていたという。

ただし、容疑者が店頭で購入した散弾銃とライフル銃だけでは、「ビデオで見聞きした(攻撃は)不可能で、改造が必要だ」とファミリエッティ氏は話した。

容疑者が乱射の標的にしたカントリー音楽祭の会場で撮影された様々な動画で聞こえる、連射の速度からは、容疑者が合法的に入手した付属品を使い、ライフル銃を自動式に近い速度で連射できるよう改造した可能性がうかがわれる。

交際相手は日本ではなくフィリピンに

警察は、パドック容疑者とメスキートの一軒家で住んでいたとされる交際相手のマリルー・ダンリーさんについて、依然として「参考人」だと話した。当初は日本に滞在中で、もはや参考人ではないと話していたが、実際にはフィリピン滞在中だと訂正した。

ロンバルド保安官は、ダンリーさんと「まだ会話中だ」と述べた。

米メディアによると、62歳のダンリーさんはフィリピン生まれのオーストラリア市民。9月末からフィリピンに滞在していたが、3日夜にロサンゼルスに帰国し、連邦捜査員に出迎えられた。

容疑者は9月28日に、ダンリーさんの身分証などを使い、ホテルにチェックインしたとみられている。

フィリピン警察はAFP通信に対して、パドック容疑者が事件の数日前、フィリピンにいるダンリーさんに10万ドルを送金していたと話した。

大統領は銃規制強化議論に消極姿勢

現代米国史上最悪の乱射事件を機に、米国の銃規制法制をめぐる議論が再燃している。しかしドナルド・トランプ米大統領は、仮に対応が必要だとしてもその議論は「今すべきことではない」、「銃の法律については時間がたつにつれて、話をしていく」などと反応した。強力な銃ロビー、全米ライフル協会(NRA)の後押しを得ているトランプ氏は、大統領選の最中も、米国民の武器携行権を保障する連邦憲法修正第2条を保障すると繰り返していた。

大統領はパドック容疑者を「病気の男、頭のおかしい男だ」と呼んだ。

しかし、匿名を条件に取材に応じた米国土安全保障省の高官はロイター通信に対して、「精神疾患や脳障害があったと示す」「証拠は何もない」と話した。

連邦捜査局(FBI)も、国際テロ組織との関連をうかがわせる事実関係は見当たらないと判断を示している。

一方で、9月20日にハリケーンで甚大な被害を受けた米自治領プエルトリコを3日に訪れたトランプ氏は、銃規制議論にふさわしい時は「いずれ来るかもしれない」と述べた。

銃規制に関してトランプ氏の姿勢は長年にわたり二転三転している。

今回の乱射事件は「国内テロ」なのかという問いかけにも、トランプ氏は明言を避けた。

(英語記事 Las Vegas shooting: Paddock placed cameras in hotel)


米乱射現場近くの花束
時事通信 10/4(水) 10:02配信

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米乱射事件の現場となった野外コンサート会場近くにたむけられた花束=3日、ネバダ州ラスベガス


米乱射事件の現場
時事通信 10/4(水) 10:02配信

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米乱射事件の現場。容疑者は高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」から野外コンサート会場(手前左)に向けて発砲した=3日、ネバダ州ラスベガス


割れた窓ガラス
時事通信 10/4(水) 10:00配信

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米乱射事件で割れたホテルの窓ガラス=3日、ネバダ州ラスベガス


米乱射事件現場のホテル
時事通信 10/4(水) 10:00配信

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米乱射事件で容疑者がコンサート会場に向けて発砲したホテル。容疑者がいた部屋の窓ガラスが割れている=3日、ネバダ州ラスベガス


米大統領、銃規制「そのうち話す」
時事通信 10/4(水) 9:52配信

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3日、米ワシントンで記者団の質問に答えるトランプ大統領。ラスベガスでの銃乱射事件を受けて銃規制に取り組む考えはないかと問われたものの、「銃法制についてはそのうち話す」と述べるにとどめた。


<ラスベガス乱射>愛する街のため祈る 現場に追悼の言葉
10/4(水) 9:46配信 毎日新聞

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銃乱射事件の犠牲者を追悼するメッセージを書き込む人々=米西部ネバダ州ラスベガスで3日、AP

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)長野宏美】ラスベガスのために祈る--。600人近くが死傷した1日の銃乱射事件を受け、ネオンサインがきらびやかなラスベガスでは、被害者を悼むメッセージなどの掲示が広がっている。

 中心部の大通り沿いには、市民や標的になったコンサートに参加していた人々が手向けた花やろうそくが並べられた。「暗闇は暗闇を追い払えない。光だけが暗闇を追い払う」「平和、結束、調和」。音楽を楽しむ多くの聴衆が犠牲になった無差別発砲事件に対抗して、人々の団結を呼びかけるメッセージもささげられている。

 黄色い花束を手向けたジェシカ・イエキーさん(46)は、銃撃されたコンサートの観客だった。「近くにいた子供たちも逃げ惑っていた。彼らはどうなったか……」と言葉を詰まらせた。

 ラスベガスの大学生アナ・カボナさん(21)はろうそくに火をともし、「私たちの愛する街で起きた事件で傷ついた人々と地域への支持を示すため来た」と涙をぬぐった。

 乱射事件が起きた際に演奏していたカントリー歌手のジェイソン・アルディーンさん(40)は、写真共有サイト「インスタグラム」で「米国や世界で何かが変わってしまった」と吐露し、「私たちはみんな人間で米国人であり、一つに結束する時だ」と呼びかけた。


銃撃9分以上続く
時事通信 10/4(水) 9:17配信

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米ラスベガスで1日起きた銃乱射事件で、捜査当局は3日、スティーブン・パドック容疑者が、宿泊したホテル32階の部屋から9分以上にわたり、銃撃を続けたと明らかにした。写真は3日、犠牲者を追悼する人々。


アリアナ、ガガが銃乱射事件犠牲者を哀悼「胸が張り裂けそう」
10/4(水) 9:12配信 スポニチアネックス

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歌手のアリアナ・グランデ(AP)

 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件を受け、米国の歌手らがツイッターで哀悼の意を示した。今年5月に英国で行ったコンサートで自爆テロが発生したアリアナ・グランデ(24)は「胸が張り裂けそう。私たちには愛、結束、平和、銃規制が必要」と訴えた。

 レディー・ガガ(31)は「これがまさにテロリズム。テロには人種も性別も宗教も関係ない」と怒りを表した。


史上最悪の銃撃犯は“ギャンブラー”謎の素顔、交際相手は東京か
10/4(水) 8:11配信 Wedge

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銃撃場所となったホテル(REUTERS/AFLO)

 米西部ネバダ州ラスベガスで59人が死亡、約530人が負傷する米史上最悪の銃撃事件が発生した。容疑者は白人のスティーブン・パドック(64)で、犯行後に自殺しているのが見つかった。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したが、連邦捜査局(FBI)は関連を否定、動機は不明だ。犯人の素顔に迫った。

ISが執拗に犯行声明
 犯行現場になったのは、ギャンブル都市ラスベガスの目抜き通り「ストリップ」に近接したコンサート会場だ。パドックは1日午後10時過ぎ、会場を見下ろす高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」32階の宿泊部屋からコンサート会場で行われていたカントリーミュージックの音楽祭にライフルを乱射した。

 会場には当時、2万人を超える観客がいたが、次々に凶弾に倒れていった。警察がパドックの潜んでいた部屋に突入した午前零時前には、すでにパドックは自殺していた。部屋からは銃火器17丁が見つかった。パドックは部屋の窓ガラスをハンマーで割り、ここから銃撃した。使用した銃はAK47自動ライフル。

 捜査当局は当初、共犯者として同居していたと見られる62歳のガールフレンドM・Dの行方を追っていた。しかし、その後、彼女は国外に出国していたことが分かり、事件とは直接関係ないとされている。地元警察によると、M・Dは現在、東京に滞在しているようだ、という。

 犯行後、間もなくIS系の「マナーク通信」が「ISの戦士が実行した。戦士は数ヶ月前にイスラム教に改宗した」との犯行声明を出した。ISはその後も新たな声明を出し、戦士が指導者バグダディの「十字軍の連合国を狙えという呼び掛けに応じた」と再び主張した。

 ISはテロ事件と関わりがなくても、自分たちの犯行とするケースもあるが、今回は短時間のうちに執拗に犯行を主張しており、犯人との関係に相当自信を持っているのかもしれない。フィリピンで6月、カジノでの乱射、放火で、37人が死亡した事件が発生した時も、ISは犯人をISの戦士として犯行声明を出している。この事件はギャンブルの借金が犯行の動機だった。

 ラスベガスの事件の前、米国で最大の銃撃事件は昨年6月、フロリダ州オーランドのナイトクラブで起きた49人殺害事件だった。この時はISの過激思想が引き金になった「一匹オオカミ型テロ」だったが、今回の事件の被害者はそれをはるかに上回る史上最悪のテロとなった。

 問題は動機だ。その解明は今後の捜査に任せなければならないが、ギャンブルによる借金やトラブルが原因なのか、それともISの過激思想に共鳴した犯行なのか、全く不明だ。ワシントン・ポストなど米メディアの報道からは、引退して余生を「ギャンブラー」として過ごす「引きこもり男」の素顔が浮かび上がってくる。

「25万ドル儲けた」
 パドックはここ数年、ラスベガスから北東約130キロのところにある町メスキートにM・Dと一緒に住んでいた。子供はいない。住んでいた地区は引退した人々のコミュニティーだが、近所づきあいはほとんどなく、静かで、よそよそしく、引きこもりの印象だった、という。

 パドックは2013年にこの住宅を購入したが、州内の他の場所にも住宅を所有していた。M・Dはパドックのことを「プロのギャンブラー」として近所に紹介しており、ラスベガスを訪れてはポーカーなどのギャンブルをし、時にはカントリーミュージックのコンサートに行くなど引退生活を楽しんでいるかのようだった。

 フロリダに住んでいるパドックの弟の話として伝えられるところによると、パドックは金持ちで、ギャンブルにはたびたび、数万ドルを賭けていた。「25万ドル儲けた」と言ってきたこともあった、という。5日前には、パドックはフロリダを襲ったハリケーンの被害を心配してメールしてきた。

 パドックはフロリダで会計士や不動産屋として稼ぎ、1985年から3年間、軍事産業のロッキード・マーティンに勤務したこともある。その後、テキサスやカリフォルニアなどを転々とし、ネバダ州に移った。弟によると、精神疾患もなく、また宗教や政治団体とも関わりがなかった。なぜこんな事件を起こしたのか全く理解できない、としている。

 パドックは航空機のパイロットの免許も持っており、自家用機2機を保有、アラスカでの狩猟免許を取得している、と報じられている。ただ、父親はパドックが小さい頃、銀行強盗容疑でFBIから指名手配を受けていた。

 パドックは少々変人のような面も持っていたが、史上最悪の銃撃テロを起こすような人物像とはかけ離れている。何が彼をテロに駆り立てたのか、米国の銃社会故の犯行なのか。東京に滞在しているとされるM・Dが何らかのカギを握っている可能性もある。何よりも早急な動機の解明が求められるところだ。

佐々木伸 (星槎大学客員教授)


米乱射 IS犯行声明は「便乗」か 容疑者との関係捜査困難に
10/4(水) 7:55配信 産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射テロで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)傘下の通信社が犯行声明を出した直後に、米捜査当局が「テロ犯と国際テロ組織とのつながりは見つかっていない」と述べた。ISは声明で、テロ犯は「数カ月前にイスラム教に改宗した」としたが、声明が事実でなかったとすれば、脅威を拡散するために今後も関与していない事件に便乗し、犯行声明を出す可能性があることを示している。

 ISは9月28日、欧米への攻撃を指示する指導者、アブバクル・バグダーディ容疑者の肉声とされる音声メッセージをインターネット上で公開したばかりだ。声明を出した背景に、このタイミングを逃さず劣勢が続くイラクやシリアで戦うメンバーの士気を鼓舞し、支持者を引きつける狙いもにじむ。

 ラスベガスの事件に先立ち1日、仏マルセイユの国鉄駅で、チュニジア出身とされる男がナイフで通行人に襲いかかり、女性2人が死亡した事件でも、ISが犯行声明を出した。仏検察当局は容疑者とISとの関係はまだ不明だとしている。

 ISは指導者の音声メッセージ公開翌日の先月29日、米露や英仏などを名指しして「人の集まる場所」が標的になると警告。「爆発を起こし、車が群衆に向かって暴走し、首をかき切る」といった文章をネット上に流していた。米国旗を羽織った人の背中でナイフを構える合成写真に、「呼びかけに応じて彼らを刺せ」との一文を添えたものもあった。

 ラスベガスやマルセイユの事件の犯人がISと無関係だったとしても、「呼びかけ通りにテロが相次いでいる」と、事実を糊塗して自らの宣伝に努めている可能性はゼロではない。

 イラクやシリアで劣勢が続く中、IS傘下の通信社は、虚偽の犯行声明を出して戦闘員や支持者の引き締めを図る「プロパガンダ機関」になった-との見方が最近、聞かれるようになった。

 その一方で、ISが組織的テロを起こす能力を失っている-と断定する証拠があるわけではない。

 組織の弱体化により、テロを起こす能力があるメンバーが都市に潜伏しやすくなる面もあろう。欧米などの捜査当局にとり、テロ犯とISの結びつきを見極めるのがますます困難になりつつある。


ラスベガス乱射 ギャンブル好き元会計士 一匹おおかみ、謎の動機
10/4(水) 7:55配信 産経新聞

 ギャンブル好きの資産家で家族思い…。米西部ラスベガスで銃乱射事件を起こし、自殺したスティーブン・パドック容疑者をめぐる人物像からは、同国史上最悪の凶行を引き起こした動機を直接うかがうことができない。何が容疑者を周到な計画に駆り立てたのか。国際テロ組織との関わりも薄いとみられる中、捜査は動機の謎にどこまで迫れるかが焦点となりそうだ。

 南部フロリダ州の自宅前でメディアの取材に応じたパドック容疑者の弟、エリックさんは「彼は裕福だった。私たちが知る限り、兄は全く素晴らしい人だった」と証言。不動産投資で成功した元会計士で特別の前科もない。ギャンブルで大金をかけ、クルージングを楽しんでいたといい、2015年にラスベガスから約130キロ離れたメスキートに36万9千ドル(約4170万円)で住宅を購入し、フロリダから移り住んだ。

 フロリダ州を直撃したハリケーン「イルマ」の影響を心配して、母親の様子を尋ねるメッセージをエリックさんに送ったり、母親を気遣って歩行器をプレゼントする優しい面もあった。

 一方で家族関係は複雑だったようだ。少なくとも2回離婚歴があり、現在交際している女性は2010~13年にネバダ州のカジノでホステスとして勤務していた。

 また、パドック容疑者の父親は、銀行強盗で20年の懲役刑で服役中に脱獄。逮捕される前の1977年まで、FBIから最も凶悪な容疑者の一人として指名手配されていた。

 「(兄は)熱心な銃愛好家ではなかった」「いかなる政治組織や宗教団体とも関係がなかった」。こうエリックさんが証言するように、パドック容疑者と国際的なテロ組織との接点は確認できていない。

 地元警察によると、自宅からも少なくとも銃19丁が見つかり、車には爆発物の原料の硝酸アンモニウムもあった。「ローンウルフ(一匹おおかみ)」型の犯行との見方が強まる中、捜査当局は、動機が全容解明の鍵となるとみて関係者から事情聴取を急ぐ方針だ。

 一方、ロイター通信によると、トランプ米大統領は3日、容疑者は「(心を)病んだ人間だ」と述べた。(ラスベガス 住井亨介)


銃規制の是非 米で論争再燃 トランプ氏「時間たてば議論」
10/4(水) 7:55配信 産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米ラスベガスで起きた銃乱射事件を受け、米国内では銃規制の是非をめぐる論争が再燃している。野党民主党からは銃規制の必要性を訴える声が相次いでいるが、トランプ米政権は議論に慎重姿勢をみせている。1月の大統領就任後、初めて銃問題に直面するトランプ米大統領の銃規制をめぐる対応が注目される。

 トランプ氏は3日、記者団に対し「時間がたてば、銃の法律について議論することになるだろう」と述べた。ただ、サンダース米大統領報道官は2日、トランプ氏が「国民の武装の権利」を認めた合衆国憲法修正第2条を「強く支持してきた」と指摘、銃規制について「事件の全容が分かっていない段階で、議論するのは時期尚早」とした。

 一方、野党民主党からは銃規制強化を求める声が相次いだ。クリントン元国務長官はツイッターに「悲嘆に暮れるだけでは十分ではない」と投稿、銃規制に向けた結束を訴えた。民主党下院トップのペロシ院内総務も、銃暴力を調査する委員会を立ち上げるようライアン下院議長(共和党)に求める公開書簡を送った。

 銃規制の強化を訴えたオバマ前政権は保守派の共和党に阻まれ、成果を出せなかった。トランプ氏は、オバマ氏とは正反対の銃所持の権利擁護派とされる。昨年の大統領選で、銃所持の権利推進団体である全米ライフル協会(NRA)の支持を受け、6月には現職大統領として34年ぶりにNRAの年次総会に出席した。

 ただ、過去の発言には変遷があり、2000年の著書では自動小銃の禁止や、銃購入の待機期間長期化を支持すると表明。昨年6月のフロリダ州の銃乱射事件では、テロリスト予備軍として政府の監視リストにある者については銃購入を禁止すべきだとも主張した。

 だが来年に中間選挙を控え、豊富な資金力を誇るNRAの影響は避けられない。トランプ氏の支持層の90%が銃所持規制より権利擁護が重要と考えているとの世論調査もあり、トランプ氏が銃規制に乗り出すのは難しいとの見方が大半だ。


トランプ大統領に各国首脳が哀悼の意
10/4(水) 7:55配信 産経新聞

 トランプ米大統領は2日、ラスベガスの銃乱射事件を受け電話会談したメイ英首相から哀悼の言葉を伝えられた。ロシアのプーチン大統領はトランプ氏に電報を送り、「数十人もの善良な市民らの命を奪った残酷な犯罪にショックを受けている」と述べた。中国の習近平国家主席も電報で、米政府と米国民に対する「心からの同情」を表明した。(ワシントン 加納宏幸、モスクワ 黒川信雄、北京 西見由章)


米ラスベガス乱射、銃撃9分以上続く=12丁、連射式に改造
10/4(水) 7:41配信 時事通信

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米ラスベガスで1日起きた銃乱射事件で、捜査当局は3日、スティーブン・パドック容疑者が、宿泊したホテル32階の部屋から9分以上にわたり、銃撃を続けたと明らかにした。写真は3日、犠牲者を追悼する人々。

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米ネバダ州ラスベガスで1日起きた銃乱射事件で、捜査当局は3日、スティーブン・パドック容疑者(64)が宿泊していたホテル32階の部屋から9~11分間にわたり、野外コンサート会場に向かって銃撃を続けたと明らかにした。

 さらに、銃12丁を連射できるように改造していたことや、部屋の内外に監視用とみられるカメラ3台を設置していたことも判明。捜査当局は「大々的かつ計画的な犯行」とみて、動機の解明を急いでいる。

 容疑者はハンマーのような物で部屋の2カ所の窓を割り、360メートル以上離れた野外会場に向かって乱射。捜査当局が部屋に突入する前に自殺した。

 捜査当局によると、容疑者は半自動小銃を、引き金を引いている間は連射可能な全自動式のようにできる装置を取り付けていた。ホテルの部屋やネバダ州の2カ所の自宅から押収された銃器は計47丁に上った。

 また、カメラは部屋のドアののぞき穴に一つ、部屋の外の廊下に二つあった。当局は、容疑者が警察など部屋に近づく人物の監視目的で設置したとみている。

 一方、複数の米メディアは3日、パドック容疑者が犯行前、フィリピンの口座に約10万ドル(約1120万円)を送金していたと伝えた。送金先は不明だが、容疑者の交際相手の女性(62)はフィリピン出身。捜査当局は、フィリピンに滞在中の女性を「重要参考人」として連絡を取っている。女性は捜査に協力しているという。

 NBCテレビによると、女性は9月25日、香港に行き、今月4日に米国へ戻る。事件当時はフィリピンにいた。パドック容疑者は裕福だったとされ、容疑者の弟はNBCに「10万ドルはとてつもない大金というほどではない」と説明。女性の面倒を見るための送金だったのではないかと推測した。

 フィリピン入管当局は4日、女性が3日夜、米ロサンゼルス行きの航空機に乗り、フィリピンを出国したことを明らかにした。


ラスベガス乱射 カジノ産業に集客4290万人
10/4(水) 7:15配信 SankeiBiz

 ラスベガスでの銃乱射事件は、観光が支えるネバダ州南部の経済圏に暗い影を落としそうだ。雇用の4割超を観光業が支えているとされる同地域で、事件の影響により観光客が減少する恐れもある。

 ラスベガス会議・観光局によると、ネバダ州南部で昨年、観光業によって生み出された雇用は約40万7000人で、全労働力の約44%に相当するという。カジノやショーなどの人気で、年間観光客数は4290万人と、2009年から増加傾向が続いている。

 巨大なホテルを会場として、大型の国際会議や展示会が頻繁に開かれ、会議などの関連で昨年は過去最高の630万人が訪れた。

 一方、株式市場では事件後、銃器メーカーの株価が上昇した。銃撃事件のたびに浮上する「銃規制の議論」を念頭に、規制強化前に購買を急ぐ消費者心理から、軍用モデルをベースとした高性能ライフル銃などのメーカー各社の売り上げが一時的に伸びるとの投資判断による。

 スミス&ウェッソンの持ち株会社やスターム・ルガー社の株価は2日、一時3~5%の上昇を記録した。

 米CNBCによると、16年の米フロリダ州オーランドでの事件など、深刻な銃乱射事件の後は、「自分の身は自分で守る」という根強い考え方を背景に、2~3カ月にわたり銃器の売り上げが伸びるという。(ワシントン 塩原永久)


ラスベガス乱射 米政権「銃規制議論は時期尚早」
10/4(水) 7:15配信 SankeiBiz

 米国の銃器犯罪史上、最大の惨劇がネバダ州ラスベガスで起きたことで、米国内では銃規制の是非をめぐる論争が繰り返されている。クリントン元国務長官ら野党民主党からは銃規制を訴える声が高まるが、サンダース米大統領報道官は2日の記者会見で「議論は時期尚早」と述べるなど、トランプ政権は規制強化に慎重な姿勢を崩していない。

 トランプ大統領は事件を非難する一方、銃規制については言及していない。銃所持の権利推進団体である「全米ライフル協会」(NRA)の支持を受けたトランプ氏は、これまで銃規制に反対する立場を鮮明にしており、現政権下で規制議論が加速する可能性は低い。

 サンダース氏は2日の会見で、トランプ氏は「国民の武装の権利」を認めた合衆国憲法修正2条を「強く支持してきた」と指摘。銃規制について問われると「事件の全容が分かっていない段階で、議論するのは早すぎる」と強調した。

 また、銃関連の犯罪が多い中西部イリノイ州シカゴの例を挙げ、「国内で最も厳しい銃規制の法律があるが、全く役に立っていない」と述べ、銃規制が犯罪抑止の決め手ではないとの見方も示した。

 オバマ前政権が推し進めた銃規制強化を求める運動はトランプ政権発足で下火となり、民主党は今回の事件を規制強化につなげようと躍起だ。クリントン氏はツイッターに「政治は横に置いて、(惨劇が)二度と起きないよう協力しなければならない」と投稿し、銃規制に向けた団結を訴えた。

 また民主党上院トップのシューマー院内総務は「議会がすべきことは、市民を安全に守るための法案を通すことだ」と強調。民主党下院トップのペロシ院内総務は、銃による暴力を調査する委員会を立ち上げるようライアン下院議長(共和党)に求める公開書簡を送った。(ニューヨーク 上塚真由)


ラスベガス乱射、史上「最悪」の惨事 観光の街、経済打撃は必至
10/4(水) 7:15配信 SankeiBiz

 米西部ネバダ州ラスベガスで1日深夜(現地時間)、ホテル32階から近隣の屋外コンサート会場に向けて銃が乱射され、3日までに少なくとも59人が死亡、500人余りが重軽傷を負った。日本人旅行者の被害は報じられていないが、米国の銃器犯罪史上「最悪」の惨事で、観光産業への依存度が高い地元経済への打撃は必至だ。また、現場で死亡したスティーブン・パドック容疑者(64)が42丁もの銃器を所持していたことで、米国内では銃規制を求める声が出ているが、トランプ共和党政権の下で規制議論は盛り上がりを欠く状態だ。


乱射時の演奏歌手「米、何かが変わった」=国民に団結訴え
10/4(水) 6:10配信 時事通信

 【ニューヨークAFP=時事】米ネバダ州ラスベガスのコンサート会場を狙った銃乱射事件当時、演奏中だったカントリー歌手ジェイソン・アルディーンさん(40)が3日、写真共有サイト「インスタグラム」にコメントを投稿し、米国で「何かが変わってしまった」と不安を打ち明けた上で、市民に困難克服への団結を呼び掛けた。

 アルディーンさんの投稿は、1日夜の事件後2回目。この中で「世界は自分の子供を育てるのが怖く感じるような場所になりつつある」と思いを吐露した。一方で「結局のところ、民主党か共和党か、白人か黒人か、男性か女性かの問題でない。僕らはみな人間で米国人であり、団結し始める時だ」と訴えた。


<ラスベガス乱射>容疑者、不動産と飛行機所有
10/3(火) 21:48配信 毎日新聞

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スティーブン・パドック容疑者の自宅=米西部ネバダ州メスキートで2017年10月2日、國枝すみれ撮影

 【メスキート(米西部ネバダ州)國枝すみれ】パドック容疑者を銃乱射事件に駆り立てたものは何だったのか。その足跡を追っても謎は深まるばかりだ。

 ラスベガスから北東に120キロ離れた砂漠の町メスキート。55歳以上の退職者を対象にしたコミュニティーに、容疑者の自宅はあった。新しい感じがするこの家からは2日、警察が銃器19丁、数千発の弾薬、爆発物を押収した。家宅捜索の際に引きはがされた車庫の扉は地面に置かれたままだ。

 日が暮れると、コミュニティーの人通りは絶える。容疑者宅の両隣には「取材お断り」の張り紙があった。近所を散歩していた元軍人のゲリー・カルバーさん(64)は「静かで安全。だからここに住んでいる。あんな事件を起こす人間が住んでいたなんて信じられない」と話した。容疑者のことは知らないという。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、パドック容疑者は自分のことを「スノーバード」と呼んでいた。渡り鳥のように冬の間だけ、暖かいネバダ州や西部アリゾナ州などで暮らす避寒者のことだ。元会計士で、複数の不動産と飛行機2機を所有し、ギャンブルとゴルフ、クルーズでの旅が趣味だった。離婚歴は2回あるが、犯罪歴はなかった。同居していたフィリピン人の女性(62)は2003年からネバダ州に住んでおり、北部レノのカジノで高額利用者の接客をしていたという。

 一方、容疑者の父親ベンジャミン・パドック氏は1960年に銀行強盗をして逮捕され、68年にテキサス州の刑務所から脱獄。70年代に再逮捕されるまで、連邦捜査局(FBI)の「お尋ね者」だった。当時の新聞には「過去の犯罪で銃を使い、逮捕を逃れるために暴力を使い、サイコパスと診断されている。非常に危険」という捜査官のコメントが掲載されている。

 容疑者を含む4兄弟は父親は死んだと聞かされ、母親の手で育てられた。南部フロリダ州に住む弟のエリック・パドック氏(55)は、容疑者は不動産ビジネスで財をなしたと説明。事件について「家族の上に隕石(いんせき)が落ちてきたようだ」とショックをあらわにした。容疑者は他の兄弟とは疎遠だったとみられる。


<ラスベガス乱射>容疑者発見・制圧に時間 警備の盲点
10/3(火) 21:46配信 毎日新聞

 米史上最悪の59人の死者を出した西部ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件。負傷者を含めると、スティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=は600人近くに銃弾を浴びせたことになる。なぜそんなことが可能だったのか。現場を歩いた。【ラスベガス長野宏美】

 容疑者が宿泊したホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」に事件翌日の2日、泊まってみた。駐車場からキャリーバッグを引き、館内に入ると、ポーカー台やスロットマシンが並ぶカジノエリアを通り抜け、チェックインカウンターにたどり着く。ホテル前にはパトカーが止まり、ものものしい雰囲気だが、以前に宿泊した別のホテル同様、荷物を調べられることはなかった。

 米国ではコンサート会場などでは入場口で荷物を確認されることが多いが、ホテルではそうしたチェックはない。警察によると、容疑者が宿泊していた32階の部屋からは、23丁の銃器と10個以上のスーツケースが見つかったという。

 館内のエレベーター前には警備員が配置され、宿泊する客室の鍵を見せなければ乗り込めなかった。「昨日までは鍵を見せる必要はなかった。警備がない方が理想だけど、ホテルから銃撃するなんて」。エレベーターに乗り合わせた中年の白人男性は残念がった。

 宿泊した客室は23階。事件が起きた時刻と同じ午後10時8分に窓の外を見下ろしてみた。標的となった約400メートル先のコンサート会場は暗く、遠く感じたが、周囲のネオンの明かりもあり、場所ははっきりと確認できた。

 米メディアによると、容疑者は銃撃のために客室の2カ所の窓ガラスを鈍器のようなもので打ち破った。照準器が付けられたライフルは三脚に備え付けられていた。容疑者は約2万2000人が集まったコンサート会場に向けて銃撃を開始。それは10分以上、続いた。

 米連邦捜査局(FBI)による調査では、2000~13年に起きた乱射事件の犯人は5分以内に警官などに制圧されるケースが大半という。犯人が地上で銃撃するためだが、今回は連射可能な自動式銃を使い、また、ホテルの高層階から発砲したため、発見と制圧までに時間がかかり、被害が広がったとみられる。

 コンサート会場の人たちもどこから撃たれているか分からず混乱した。会場後方にいたというラスベガスの大学生、ラヘル・マハリさん(23)は「銃撃犯は伏せた人が立ち上がるのを待つように断続的に乱射してきた。会場の中で発砲したと思った」と振り返った。

 ◇テロ組織模倣の可能性=公益財団法人公共政策調査会・板橋功研究センター長

 今年5月に英マンチェスターでコンサート会場がテロの標的になったことなどを教訓に、今回もコンサート会場そのものは厳重に警戒していたであろう。しかし、近くのホテルの部屋から銃撃するのは警備の盲点を突く手口だった。(ホテルの32階という)これほど高い位置から不特定多数を狙った銃乱射事件は世界でも初めてだろう。テロ組織が模倣する可能性もあり、今後は周囲に高い建物がある野外会場でのイベント開催は難しい対応を迫られるであろう。

 ホテルの室内に多くの銃が持ち込まれ、「大量の荷物をおかしいと気付かなかったのか」という声もあるが、サービス業のホテルが宿泊客の荷物を検査するのは難しい。パドック容疑者はコンサート会場を狙える側に部屋をとり、先月28日から宿泊していたことからみても周到に準備をしていたのだろう。

 これまでのところ、容疑者の動機に思想や宗教的な背景は見えないが、「ローンウルフ(一匹オオカミ)型」のテロ類似行為と言える。仲間と情報を共有しない単独犯は、治安当局が事前に計画を察知するのが難しい。最近、実行されているテロはローンウルフによるものが多い。対策は難しいが、「市民の目」は有効だ。容疑者が実行に移す前の段階で、40丁以上もの銃器を購入、所持していることを周囲の人が異変と気付いていれば、結果は違ったかもしれない。【聞き手・武内彩】


<ラスベガス乱射>銃改造で高い殺傷力 動機は依然不明
10/3(火) 21:02配信 毎日新聞

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パドック容疑者が銃撃のために破壊したホテルの部屋の窓=米西部ネバダ州ラスベガスで2017年10月2日、AP

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)長野宏美、國枝すみれ】米ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で起きた銃乱射事件で、米主要メディアは2日、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が使用したとみられる複数の銃が、殺傷能力を高めるために改造されていたと報じた。容疑者の自宅や宿泊先のホテルからは銃器類計42丁や爆発物が押収されており、強い殺意もうかがえる。一方、動機は依然判明しておらず捜査当局が解明を急いでいる。

 地元警察の発表などによると、事件は1日夜(日本時間2日午後)に発生し、59人が死亡、527人が負傷した。

 AP通信によると、ホテルから押収された銃のうち少なくとも2丁が自動連射する「フルオート」に改造されていた。

 ネバダ州は全米の中でも銃規制が極めて緩いとされる。パドック容疑者も昨年、居住するラスベガス近郊メスキートの銃器店で銃とライフルなど計3丁を合法的に購入。経営者の男性は「販売時に犯歴チェックなど必要な措置は行った。不安定さや(銃所持に)不向きという兆候はなかった」との声明を発表した。

 事件を受け、トランプ大統領は4日に現地入りする意向を表明した。


べガス銃乱射の犠牲者はあなたの「母親、同僚、友人」だったかもしれない
10/3(火) 18:54配信 ニューズウィーク日本版

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2日夜、犠牲者を追悼する集会が開かれた

日常は、降り注ぐ銃弾によって切り裂かれた
米ネバダ州ラスベガスで10月1日夜(現地時間)に発生した銃乱射事件は、事件発生当初は2人と報道された死者が59人、負傷者は600人にまで膨らみ、アメリカ史上最悪の被害を出している。

「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

容疑者スティーブン・パドック (64)は自殺、テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)が犯行声明を出す(FBIは関与を否定)など、依然として事態は混乱の最中にあるが、一夜明け、徐々に明らかになってきた被害の状況には胸が痛むばかりだ。59人のうちのほんの一部だが、と犠牲者たちの人となりを紹介したい。

■デニス・バーディタス
ウェストバージニア州からこのコンサートに参加していた彼女は、夫の腕の中で息を引き取った。32年間連れ添った夫のトニー・バーディタスのフェイスブック投稿によると、彼女には2人の息子がおり、近々5人の孫の祖母になる予定だった。

■キャリー・バーネット
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで10年に渡って調理員として活躍した。これを受け、ウォルト・ディズニー・ カンパニーのロバート・アイガーCEOは声明を発表。「無分別で恐ろしい行為は、大きすぎる損失を出した。ディズニーファミリーの素晴らしいメンバー、キャリー・バーネットに追悼の意を表する」

■ベイリー・シュバイツァー
インフィニティ・コミュニケーション・アンド・コンサルティング社で働いていたシュバイツァーは、銃弾に倒れた。同社は声明で「彼女は職場で太陽のような存在だった」と、突然の死を惜しんだ。

■ネイサ・トンクス
ラスベガスに拠点を置くIT企業テクノロントに勤めていた。テクノロントはトンクスを「偉大な母親で、同僚、そして友人であった」とコメント。3人の息子を残して亡くなった。

■クリス・ロイバル
南カリフォルニア在住のロイバルは、アフガニスタンに派兵された経験を持つアメリカ海軍のベテラン。胸を撃たれたという。

■ハンナ・アーラーズ
カリフォルニア州ムリータで夫と3人の子供と暮らしていた彼女は、頭に銃弾を受けた。35歳の若さだった。

■アンジェラ・ゴメス
カリフォルニア州のリバーサイド・ポリテクニック・ハイスクールを2015年に卒業したばかりのゴメス。同校は、乱射事件で卒業生が亡くなったことを認めている。

■レイチェル・パーカー
警察当局によると、カリフォルニア州マンハッタン・ビーチ警察署に所属する警察官2人が、乱射事件に巻き込まれた。このうち記録技師のパーカーは搬送先の病院で死亡したと発表。パーカーは10年間勤務しており、「彼女を亡くしたことは我々にとって大きな損害だ」と当局は悔んだ。もう一人の警察官は軽傷だった。

■ダナ・ガードナー
52歳のガードナーは、3人の娘たちとコンサート会場で銃撃に遭った。ABCニュースによれば、娘たちは無傷で生還した。


<ラスベガス乱射>米政権、銃規制に慎重 保守層に配慮
10/3(火) 18:25配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米西部ネバダ州ラスベガスでの銃乱射事件について、トランプ大統領は「邪悪の極みの行為」と非難し、4日には現地で遺族らと面会する意向を示すなど、被害者に寄り添う真摯(しんし)な姿勢を示している。一方、乱射事件のたびに米国内で高まる銃規制強化の論議に関して、ホワイトハウスは慎重な姿勢を維持。銃規制の抜本強化が急速に進む動きはない。

 「銃規制法については今後の議論だ。私は今回の事件で警察がいかに迅速に対応し素晴らしい仕事をしたか、強調したい」。トランプ氏は3日朝、ホワイトハウスで記者団にそう語った。事件を受けて2日に読み上げた声明では、銃規制に関する言及はなかった。

 トランプ氏は過去には銃規制強化を訴えたことがある。2000年に出版した著書では「殺傷力の高い銃の規制や所持者の適正な審査の厳格化に賛成する」と表明。12年の東部コネティカット州の小学校で発生した乱射事件後には、銃規制の必要性を訴えたオバマ大統領(当時)に対し「自分の思いを代弁してくれた」と謝意を示すツイートをした。

 だが昨年の大統領選で、トランプ氏は米政界に強大な影響力を誇る全米ライフル協会(NRA)の支援を受けた。自衛のための武器保有の権利を定めた合衆国憲法修正2条について「堅持するのは自分しかいない」と繰り返し訴え、銃規制に反対する保守層から支持を集めた。

 NRAは豊富な資金力で米政界に強大な影響力を持つロビー団体だ。銃規制強化に踏み出すことは支持層を裏切ることになり、トランプ氏の政策転換は想定しにくい、との見方が大勢を占めている。

 2日の記者会見で、今回の事件がトランプ氏の銃規制に関する考えを変えるかを問われたサンダース大統領報道官は「大統領は修正2条を強く支持する立場だ」と述べる一方、「今日は被害者を慰め、犠牲者を悼む日だ」と強調。銃規制強化の議論は「時期尚早だ」と語った。

 11年に西部アリゾナ州での銃乱射事件で頭部に銃弾を受け重傷を負ったギフォーズ元下院議員(民主)は2日、ワシントンの連邦議会議事堂に向かって拳を上げ「あなたたちにかかっている」と述べ、規制強化へ向けた議会の対応を促した。

 ただ、こうした声は議会では少数派で、むしろ「銃規制緩和」の動きさえ出ている。銃の消音器(サイレンサー)購入を容易にする法案を共和党下院議員が提出しており、NRAも支持している。

 法案は「野生動物を狩りするハンターの聴力を守る」ことを目的としているが、ラスベガスでの事件でサイレンサーが使用されていたら、容疑者の居場所の特定に時間がかかり犠牲者や被害者がさらに増えていたとの指摘があり、民主党が法案採決に強く反対。上下両院で多数を維持する共和党が採決に踏み切れば、対立が激化する可能性がある。


これでも銃規制強化に向かわないトランプ政権
10/3(火) 18:18配信 ホウドウキョク

これがオバマ政権だったら、どんな言葉がささげられるのだろうか。

アメリカでまたも起こった銃乱射事件。

自殺したスティーブン・パドック容疑者

ネバダ州・ラスベガスで1日起きた事件では、少なくとも59人が死亡、500人以上が負傷するというアメリカ史上最悪のものとなった。

こうした事件が起こるたびに、アメリカでは銃規制の是非を巡って論争が繰り返される。

しかし、「自分の身は自分で守る」と銃所持を容認するアメリカ社会の根強い「信仰」と、NRA=全米ライフル協会という巨大な政治力を持った圧力団体の存在が、銃の規制強化を阻んできた。

事件を受けて、トランプ大統領は声明で、「邪悪な行為だ。われわれの結束は、悪によって打ち砕くことはできない」と犯行を非難したが、銃規制については言及していない。

また、サンダース大統領報道官は、記者会見の中で「大統領は、銃所持の権利を認めた合衆国憲法修正第2条を強く支持してきた」と述べ、トランプ氏には銃規制強化の考えがないことを強調した。

トランプ氏は、NRA=全米ライフル協会から支持を受けており、これまでも銃規制に反対の立場をとっている。

一方、銃規制の強化を訴えてきた民主党では、オバマ前大統領がツイッターで「ミシェルと私は、ラスベガスで犠牲となった人々に祈りを捧げます。私たちは、ご家族や、他にも起こった無意味な悲劇に耐えている人々と共にあります」と投稿した。

また、大統領選でトランプ氏と争ったクリントン氏もツイッターで、ラスベガスの犠牲者に哀悼の意を表したうえで、「私たちは悲しむだけではだめです。私たちは、政治を横に置いて、NRAに立ち向かい、こうしたことが二度と起こらないように協力しなければいけません」と銃規制の強化のために団結することを訴えた。

毎年3万人が銃のため命を落とす
銃規制の強化を呼びかける動きは、著名人にも広がっている。

歌手のレディー・ガガさんはツイッターに、「これは明らかにテロです。民主党と共和党の皆さん、今こそ団結してください」と投稿。

また、歌手のアリアナ・グランデさんは、「私の心は張り裂けそうです。私たちは愛と連帯、平和、銃規制が必要です」とツイッターで銃規制を訴えている。

アリアナさんのイギリスでのコンサートでは、今年5月、自爆テロ事件が発生している。

アメリカでは1981年のレーガン大統領暗殺未遂事件の際、銃弾を受けたブレイディ報道官から名をとった、本格的な銃規制法であるブレイディ法が94年に発効したが、5年の時限法であったため、2004年に延長されず失効した。

その間も1999年にはコロラド州のコロンバイン高校で銃乱射事件が起き、高校生13人が死亡。

この事件は銃規制強化化を訴えるマイケル・ムーア監督が、「ボウリング・フォー・コロンバイン」として映画化した。

2007年にはバージニア工科大学の銃乱射事件で33名が死亡。

2012年にはコネティカット州の小学校で銃乱射事件が起き、児童20名を含む26名が死亡するという痛ましい悲劇が起きている。

いずれも学校という、子どもたちにとって最も安全な場であるべき場所に銃が持ち込まれ、多くの若い命が無残に奪われている。

コネティカット州の事件では、オバマ大統領(当時)がその後、2016年に大統領令による銃規制強化策を発表、テレビ演説中に犠牲者に言及して涙を流したのは記憶に新しい。

しかし、この際も全米ライフル協会は、「米国民の憲法上の権利を守るため闘い続ける」と宣言している。

3億丁の銃が民間で所持され、毎年3万人が銃のため命を落とすアメリカ社会。

しかし、自分を守る権利が銃の規制強化をこれからも阻み続ける。


乱射犠牲者の追悼集会
時事通信 10/3(火) 17:50配信

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銃乱射事件犠牲者の追悼集会に参列する人々=2日、米ネバダ州ラスベガス


「全自動」に改造、連射か=銃42丁と爆発物押収―容疑者、入念に凶行計画・米乱射
10/3(火) 17:38配信 時事通信

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銃乱射事件犠牲者の追悼集会に参列する人々=2日、米ネバダ州ラスベガス

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で1日に起きた銃乱射事件で、捜査当局は2日、スティーブン・パドック容疑者(64)=犯行後に自殺=の自宅や現場を捜索し、銃器計42丁や爆発物などを押収した。

 容疑者が引き金を引いている間はずっと連射できる「全自動」式に改造した自動小銃を使用した疑いも浮上しており、周到な準備・計画の上での凶行だったことが明らかになりつつある。

 2日の時点で犠牲者は59人、負傷者は527人。個別の乱射事件での死者数は「米史上最多」となった。トランプ大統領とペンス副大統領は同日、ホワイトハウスで犠牲者に黙とうをささげた。大統領は4日、ラスベガスを訪問する。

 捜査当局は2日未明、ラスベガスから北東に100キロ余り離れたネバダ州メスキートの容疑者の自宅を捜索。19丁の銃や数千発の弾薬、爆発物を発見した。銃撃を行ったホテル32階の部屋からは、23丁の銃器や銃を置くスタンド、照準器も見つかった。容疑者と国際テロ組織との関係は確認されておらず、当局は同居人の女性から事情を聴くなどして、全容の解明を急いでいる。

 銃は合法的に購入したものとみられている。ネバダ州は米国でも銃規制が緩やかで、所有者は届け出などを義務付けられていない。ワシントン・ポスト紙(電子版)は、容疑者が使用した銃の一つはカラシニコフ自動小銃と同型だったと報じた。米国では1986年以降、連射可能な全自動小銃は一般向けに製造されておらず、容疑者が違法に改造を施した可能性もある。

 米国で相次ぐ乱射事件では、高所ではなく被害者に近接した場所から発砲する例が多い。今回は高層階からの発砲で、容疑者は自殺するまでに弾倉を交換する余裕もあったもようだ。

 容疑者の動機は依然、不明だ。CNNテレビなどは、容疑者の父親=98年に死亡=がかつて連邦捜査局(FBI)に指名手配されていた銀行強盗犯だったと伝えた。容疑者自身には、交通違反以外の犯罪歴はないという。引退前は会計士の仕事をしており、裕福だったとの情報もある。


ラスベガスのあるネバダ州は、全米でも銃規制が緩い
10/3(火) 16:30配信 ニューズウィーク日本版

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事件前日の現場。犯人は奥のマンダレイ・ベイ・ホテルの32階から撃ってきた

銃の購入には許可も届け出もいらず、何丁でも買える。届けを出せば自動小銃や機関銃もOK。隠して持ち歩くには許可がいるが、大っぴらに持ち歩くのは自由って?
ネバダ州ラスベガスで10月1日の夜、アメリカ史上最悪の銃乱射事件が発生した。国内で銃規制がもっとも緩い州の1つであるネバダ州の法律に、厳しい視線が集まるのは必至だ。

米史上最悪ラスベガス銃乱射から逃げまどう人々

ネバダ州の法律では、銃を所有するのに許可は必要なく、届け出も義務付けられていない。個人が所有できる銃の数にも制限はない。全米ライフル協会(NRA)によれば、同州では、連邦法に基づいて届け出を出せば、自動小銃と機関銃を所有することもできる。

また、攻撃用武器や50口径ライフル、大容量の弾倉を譲渡したり所有したりすることも禁止されていない。銃器を隠して持ち歩く場合は地元警察の許可証が必要だが、大っぴらに持ち歩くのであれば許可は不要だ。

ネバダ州でも、2016年11月には銃反対派が一定の勝利をおさめたことがある。個人間による売買やオンラインで銃を購入した場合でも、購入者の身元確認を義務化すべきだとする法案「Question 1」が、住民投票において僅差で可決されたのだ。

ラスベガスの銃撃事件に関するソーシャルメディアでの当初の報道を見るかぎり、単独で犯行に至った銃撃犯スティーブン・パドック容疑者は、大口径の自動小銃を使っていたようだ。銃撃現場を撮影した映像からは、数秒間でかなりの数の銃声が鳴り響いているのが聞こえてくる。

■攻撃用武器いったんは禁止したが

そうした武器は、1994年に施行された攻撃用武器規制法で禁止されたが、同法は2004年に失効した。一部の政治家が同法を復活させようと試み、あと一歩のところまで迫ったものの、2012年にコネチカット州のサンディフック小学校銃乱射事件が起きた後も、復活には至っていない。

銃による暴力の撲滅を訴える非営利組織「銃暴力を止める連合」は、銃乱射事件の加害者がそうした武器を好むのは「当然だ」と述べている。「攻撃用武器は、殺傷能力が最大になるよう設計されており、できるだけ多くの人を、できるだけすばやく殺すことを意図している」

一方、銃業界のロビイストたちは、購入時の身元確認を強化しようとする住民投票がネバダ州で可決されたことに非常に批判的だ。Question 1はネバダ州で決議されたものの、法律はまだ施行されておらず、違憲と訴えられて法廷で争われている。また、身元確認を誰が行うのかは明確ではない。

ネバダ州は、1998年から身元確認を州独自で実施してきた。地元紙のラスベガス・レビュー・ジャーナルによれば、新たな法律では、身元確認は連邦捜査局(FBI)が担うと規定されているが、FBI側は、連邦政府による義務づけではないので、身元確認の実施を否定しているという。

(翻訳:ガリレオ)

カラム・ペイトン


犠牲者を追悼する看板
時事通信 10/3(火) 16:26配信

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乱射事件の犠牲者の追悼と現場に駆け付けた人々への謝意を示す看板=2日、米西部ネバダ州ラスベガス


「銃声で目覚めた」=現場ホテル宿泊の邦人―米ラスベガス乱射
10/3(火) 16:24配信 時事通信

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乱射事件の犠牲者の追悼と現場に駆け付けた人々への謝意を示す看板=2日、米西部ネバダ州ラスベガス

 【ラスベガス時事】「銃声で目が覚めた。部屋のカーテンを開けたら容疑者を捜索するヘリコプターが目の前に見えた」―。

 米西部ネバダ州ラスベガスで容疑者の男=事件後に自殺=がコンサート会場に向けて銃を乱射した高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」に宿泊している日本人の会社員男性(42)が、事件当時の緊迫した様子を語った。

 日本から出張でラスベガスを訪れたこの男性は1日午後にチェックインし、21階の自室で時差ぼけ克服のために寝ていたが、銃の連射音で目を覚ました。容疑者の部屋は32階で男性の部屋とは反対の向きだったが、銃声ははっきりと聞こえた。

 最初は「交通事故かと思った」が、しばらくして起き出してカーテンを開けると、目の前には容疑者を捜索するヘリコプターが空中に浮かび、ライトを照らしていた。窓の下には50台ほどのパトカーがずらり。勤務先や家族からは「絶対に部屋の外に出ないように」と連絡が入り、不安な一夜を過ごした。

 男性は事件発生前の午後4時ごろ、ホテルに警官が犬を連れて入って行くのを目撃し、不審に思ったという。別のホテルに宿泊する会社員の男性(39)は「カントリー音楽祭はターゲットになりやすいので、警戒を高めていたのではないか」と話した。

 多くの負傷者が治療を受けているサンライズ病院では、負傷者の家族や見舞いに訪れた人々が抱き合い、励まし合っていた。病院に毛布などの物資を運び込むボランティア活動を買って出たデボラ・ダルガンさん(52)は「何かをせずにはいられない」と心境を語った。

 事件発生から2日目の夜を迎えたラスベガス中心街では、普段はきらびやかな広告のネオンサインが犠牲者の追悼と現場に駆け付けた人々への謝意を示す表示に切り替わった。在サンフランシスコ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたという情報はない。ただ、死傷者が多数に上っていることから状況確認のため職員1人を現地に派遣した。


ラスベガス銃乱射事件の全貌
10/3(火) 15:30配信 ITmedia NEWS

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逃げまどう人々(Shawn Kilgore via AP)

[AP通信] 米ネバダ州ラスベガスで10月1日夜(現地時間)、何千人ものコンサート客に向けてホテルの32階から発砲するという米国史上最悪の銃乱射事件が発生した。捜査当局は単独犯とみられるこの事件の容疑者について調べを進めているが、その動機は翌2日になっても謎のままだ。

発砲のために叩き割られたホテルの窓(AP Photo/Chris Carlson)

 この事件では少なくとも59人が死亡し、数百人が負傷。事件が起きた1日夜、現場では「ルート91ハーベストフェスティバル」が開催され、カントリーミュージックの人気シンガー、ジェイソン・アルディーンが演奏中だった。容疑者はこの野外コンサート会場の向かいにあるカジノホテル「マンダレイベイ」の窓を叩き割り、部屋に隠しておいたライフル銃で発砲を始めた。警察がホテルの部屋に突入したときには、既に容疑者は自殺していたという。

 この悲劇的な事件の捜査状況と米国内での反応をまとめる。

●捜査状況

 事件を受け、イスラム過激派組織ISが犯行声明を出したが、捜査当局は今回の事件に国際テロ組織が関係している可能性は低いとの見方だ。

 仕事を引退し、ネバダ州メスキートで余生を過ごしていたスティーブン・クレイグ・パドック容疑者(64)は、特に警察に目をつけられるような人物ではなかった。当局はパドック容疑者が単独で犯行に及んだとみているが、同居していた女性(62)に事情聴取をする方針だという。

 「現時点ではサイコパスの心に入り込むことができない」とラスベガス警察のジョゼフ・ロンバルド保安官は語る。

 捜査状況に詳しい2人の関係筋によると、当局はパドック容疑者が滞在していたホテルの部屋から少なくとも17丁の銃を押収したという。

 現在、ラスベガス警察が捜査を指揮しており、ジェフ・セッションズ司法長官はFBI(連邦捜査局)など複数の連邦政府機関に協力を指示している。

●犠牲者

 事件では少なくとも527人が負傷し、59人の死亡が確認されている。

 正看護師のソニー・メルトンさんは、死亡が確認された犠牲者の1人。ソニーさんの妻で整形外科医のヘザー・メルトンさんも夫と一緒に事件の現場にいたが、ヘザーさんは助かった。

 ヘザーさんはテネシー州ナッシュビルのテレビ局WZTVの取材に応じ、「夫は自分の命と引き換えに私を助けてくれた」と語っている。ヘザーさんによれば、ソニーさんはこれまでに出会った中で一番心の優しい愛情深い男性だったという。

 他にも、アラスカ州アンカレッジの漁師エイドリアン・マーフィットさん(35)、ニューメキシコ州ギャラップの高校事務員リーサ・ロメロさん、カリフォルニア州マンハッタンビーチ警察の情報記録技術者レイチェル・パーカーさん、カナダのブリティッシュコロンビア州メイプルリッジの機械工実習生ジョーダン・マクルドゥーンさんなどが今回の事件の犠牲となり命を落としている。

●容疑者

 フロリダ州に住むパドック容疑者の弟エリックさんによれば、「兄は大富豪で、カジノで気前よくお金を使い、食事や部屋代が無料になるサービスを何度も受けていた」という。

 エリックさんは自分の兄について、「他の人たちとは違い、彼はお金持ちで、クルーズ旅行やギャンブルを楽しんでいた」とも語っている。

 パドック容疑者はネバダ州メスキート在住。当局によれば、少なくとも2004年から2012年まではテキサス州ダラス郊外のメスキートに住んでいた。さらにブライアン・パリシュ警部補によれば、パドック容疑者は不動産登記によると少なくとも3件の賃貸不動産を所有していたという。

 捜査当局は2日にネバダ州メスキートの自宅を捜索。ネバダ州当局もテキサス州当局も、これまでパドック容疑者と接触したことはないという。ただしパドック容疑者の父親ベンジャミン・ホスキンズ・パドックは名うての銀行強盗であり、かつて服役中の1968年に刑務所から脱走し、一時はFBIの最重要指名手配犯とされていた。

●ラスベガスの治安

 今回の事件では、銃などの武器をホテルに持ち込むのがいかに簡単かが明らかになった。容疑者がどのようにしてホテルの部屋に銃や弾薬を持ち込んだのかはまだ定かではない。だがセキュリティの専門家は、スーツケースやゴルフバッグなど、ごく普通の手荷物に隠すのは簡単だったであろうとの見方を示す。

 「この男が発砲した弾薬の量からすると、複数回にわけて部屋に運び入れたか、あるいは全部まとめてカートで運んだかだろう」。元シークレットサービス(大統領護衛官)で現在はメジャーリーグ球場などプロスポーツ向けのプライベートセキュリティコンサルタントを務めるアンジェラ・ハードリチカ氏は、そう指摘する。

●トランプ大統領の対応

 事件を受け、ドナルド・トランプ米大統領は4日に現地を訪れると表明。「自分にとっても、皆さんにとっても、とてもとても悲しい1日になるだろう。皆さんがどこにいようと、どのような思想信条であろうともだ」とコメントしている。

 大統領は2日午前にホワイトハウスで演説し、この銃乱射事件を「極めて邪悪な犯行だ」と強く非難。

 2日午後には、メラニア夫人とともにホワイトハウスの南庭で犠牲者に黙とうを捧げた。大統領はこの事件について、電話でテリーザ・メイ英首相とも話をしたという。

 一方で米民主党は2日、新たな銃規制法の必要性を訴えた。だが全米ライフル協会が支持する共和党法案もたなざらしとなる中、銃規制強化の動きに弾みがつく兆しは見られない。

●カントリーシンガーが相次ぎコメント

 カントリーミュージック界では、スター歌手たちが相次ぎ、事件の犠牲者らにお悔やみの言葉を送っている。

 「不幸にも犠牲になった全ての人たちのこと、彼らの愛する人たちの苦悩を思い、胸が痛む」。1日夜のイベントに参加したルーク・コムズはInstagramでそうコメントしている。

 キャリー・アンダーウッドはTwitterで次のようにコメント。「朝起きて知った。なんて痛ましい事件。犠牲者のご冥福をお祈りし、ご家族に心からお悔やみを申し上げます」

 キース・アーバンは「言葉にならない。事件に巻き込まれた人たちに心からお見舞いを申し上げます」とツイートしている。

●かつての銃乱射事件の遺族は

 今回の事件には、2012年に起きたサンディフック小学校銃乱射事件で家族を失った遺族も心を痛めている。

 サンディフック小学校銃乱射事件で6歳の娘アナ・グレースを亡くしたネルバ・マルケス-グリーンさんは、今回の事件を受けて一連のツイートを投稿。人種問題や一般大衆の激しい怒りなど、銃による暴力の問題についてコメントしている。

 「子供を亡くした母親としては、犯人の肌の色などどうでもいい。でもどうして誰も、銃を持った怒れる白人たちについて語ろうとしないの?」とネルバさんはツイート。「なぜ自分たちに都合のよい事件についてしか話そうとしないの? お願い。母親が自分の子供を銃による暴力から守れるようにどうか協力して」と続けている。
(日本語翻訳 ITmedia ニュース)
(C) AP通信


容疑者が乱射したホテル
時事通信 10/3(火) 14:44配信

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2日、米ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で、容疑者の銃撃で割れたホテルの窓ガラス。


抜本的銃規制見込めず=業界団体の影響強く―米乱射事件
10/3(火) 14:22配信 時事通信

 【ワシントン時事】米ネバダ州ラスベガスでの銃乱射事件を受け、野党・民主党からは今こそ銃規制を強化すべきだとの声が上がった。

 しかし、与党・共和党内で歩調を合わせようという機運は高まっておらず、「米史上最悪の乱射事件」を経ても抜本的な銃規制は進みそうにない。

 事件から一夜明けた2日、トランプ大統領はホワイトハウスから国民に向けて演説し、「純然たる悪の所業だ」と無差別の銃撃を批判した。しかし、約5分間の演説中、銃規制には最後まで触れずじまい。乱射事件が起きるたびに銃規制強化を国民に訴えていたオバマ前大統領とは対照的だ。

 トランプ氏は翌3日、事件を受けて銃規制に取り組む考えはないかと記者団に問われたものの、「銃法制についてはそのうち話す」と述べるにとどめ、「警察が素早く介入できたのは奇跡だ」「容疑者は病的だ」などと話をはぐらかした。

 トランプ氏は銃規制に前向きだった時期もある。しかし、昨年の大統領選では、銃規制に猛反対する全米ライフル協会(NRA)がトランプ氏を強力に支援。トランプ氏は今年4月、NRA年次総会に現職大統領として30年以上ぶりに出席し、「(自身は)真の友人、擁護者だ」と強調した。

 NRAの支援を受けているのは共和党議員も同じだ。このため、6月には共和党議員団が銃撃され、幹部の1人が瀕死(ひんし)の重傷を負う事件まで起きているにもかかわらず、「共和党が議会の多数を握っている限り、銃規制強化はほぼ確実にできない」(ワシントン・ポスト紙)のが実情だ。

 これに対し、民主党は批判を強めている。バイデン前副大統領はツイッターに「もうたくさんだ。議会とホワイトハウスは命を救うために今行動すべきだ」と投稿。マーフィー上院議員は声明で「同僚議員が銃産業を恐れて何もしようとしないのはひどく腹立たしい」と指弾した。


アングル:ラスベガス乱射の容疑者、裕福なギャンブル愛好家
10/3(火) 14:17配信 ロイター

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9月2日、スティーブン・パドック容疑者(64)は数年前、ラスベガスのカジノ街から車で1時間ほどの所にあるネバダ州の静かな退職者向けコミュニティーに家を購入し、落ち着いた生活に馴染もうとしているように見えた。写真はパドック容疑者の自宅があるメスキートのコミュニティ。(2017年 ロイター/Steve Marcus)

Jonathan Allen and Dan Whitcomb

[2日 ロイター] - アパート管理人だったギャンブル愛好家のスティーブン・パドック容疑者(64)は数年前、大好きなラスベガスのカジノ街から車で1時間ほどの所にあるネバダ州の静かな退職者向けコミュニティーに家を購入し、落ち着いた生活に馴染もうとしているように見えた。

ラスベガスのカジノホテル32階の部屋に立てこもり、カントリー音楽の野外フェスティバル会場に向けて複数の銃で乱射し、米国史上最悪となる59人を殺害、520人以上を負傷させることが出来るような兆候はなかった、と同容疑者を知る人々は証言する。

「彼は裕福で、ビデオポーカーで遊んだり、クルーズに乗ったりするのが好きだった」。同容疑者の兄弟エリック・パドック氏は2日、フロリダ州オーランドの自宅前で記者団にそう語った。

「銃など抜いたことはない。まったく訳が分からない」。エリックさんは、同容疑者が拳銃数丁を金庫に保管してしていたことは知っていたが、自動小銃はなかったと話す。

パドック容疑者が所有していた銃34丁を警察は押収。うち16丁はホテルの部屋から、18丁はメスキートにある同容疑者の自宅から押収した。自動小銃や半自動のライフルを違法にマシンガンに改造したものもあったという。

エリックさんはパドック容疑者は穏やかな性格だったと語る。同容疑者は、ギャンブルが合法で、フロリダ中部の多湿を嫌っていたことから、ネバダ州に移住したという。

同容疑者は、ゴルフやギャンブル愛好家に人気の砂漠の町メスキートにある自宅に、恋人とともに住んでいたもよう。事件発生時には、この女性は東京に滞在中だったが、ラスベガス警察は女性が帰国し次第、事情を聴く方針だ。捜査当局は、この女性は事件とは無関係だとしている。

エリックさんが同容疑者と最後に連絡を取ったのは9月初旬で、兄弟の母親が住むフロリダ州で、ハリケーン「イルマ」通過後に発生した停電の状況について、メッセージを交わしたという。

「彼は、政治組織や宗教組織とは何のつながりもなかった」とエリックさんは言う。

<全米を転々と>

兄弟の父親パトリック・ベンジャミン・パドック氏は、1960年代に銀行強盗を働いた容疑で連邦捜査局(FBI)の「最重要指名手配容疑者」のリストに載ったことがあった。兄弟はほとんど父親を知らずに成長した。パドック容疑者自身には犯罪歴はなかったという。

同容疑者は最近、数万ドル単位の金額をギャンブルに投じていたと、NBCは捜査関係筋の話として報じた。勝ち負けは不明だという。

公的記録によると、同容疑者は、フロリダ州のほか、カリフォルニア州やネバダ州の別の地域に数年ずつ暮らしており、米西部や南東部を転々としていたことがうかがえる。

米ロッキード・マーチンの広報担当者は、パドック容疑者が1985年─1988年に同社の前身にあたる企業で働いていたことを明らかにしたが、詳細には言及しなかった。

同容疑者は、一時住んでいたテキサス州からハンティング免許を取得。また、パイロット免許も持っており、少なくとも1機のシングルエンジン飛行機が同容疑者の名前で登録されている。

2015年初頭には、アリゾナ州との州境に近いネバダ州メスキートの、新しく作られた退職者向けコミュニティに、2階建ての質素な家を購入した。

「きちんと片付いた小ぎれいな家で、普通でないところは何もない」と、メスキート警察の広報担当者は2日、記者団に語った。

FBIは、パドック容疑者は国際武装グループとのつながりはなかったとしている。

ネバダ州メスキートに移住する前は、パドック容疑者はテキサス州で、「セントラル・パーク」というアパートの建物管理をしていた。ワシントン・ポスト紙は、パドック容疑者がほかに会計士として働いたことがあり、不動産にも投資していたと報じた。

2015年の時点でパドック容疑者は独身だった。だが、カリフォルニア州在住だった1980年代に婚姻していたとみられている。

銃乱射事件の実行犯としては、同容疑者は珍しい部類に属する、とメリーランド大のローラ・デューガン教授(犯罪学)は指摘する。

「ほとんどの銃乱射実行犯は若い世代だ。今回のケースには、困惑している。なぜ60代の裕福な男が、こんなことをするのか」

(翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、58人死亡 500人超負傷・2

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、58人が死亡、515人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

最初の記事

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リンク:ラスベガス銃乱射 途切れず乱射「トリガー・クランク」使用か 死者59人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射 宿泊先に銃器10丁 容疑者、過去のテロ模倣か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃乱射 無差別テロどう防ぐ 米政権、新たな課題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射 終わりのない銃声 観客2万人パニック - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

アングル:ラスベガス乱射、「恐怖の2時間」に何が起きたか
10/3(火) 14:05配信 ロイター

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 10月2日、米ネバダ州ラスベガスで1日夜に乱射が始まったとき、一部の人たちは殺りくが行われていることを信じようとしなかった。写真は現場近くにあったカウボーイブーツ。1日撮影(2017年 ロイター/Las Vegas Sun/Steve Marcus)

Daniel Trotta and Gina Cherelus

[2日 ロイター] - 米ネバダ州ラスベガスで1日夜、乱射が始まったとき、一部の人たちは殺りくが行われていることを信じようとしなかった。

ラスベガス・ストリップで開催されていた野外音楽フェスティバルでは、カントリーミュージシャンのジェイソン・アルディーンがギターソロを演奏している最中だった。満員の観客は、これから恐ろしいことが起きようとしていることなど知らずに演奏を楽しんでいた。

「本物の銃声ではない」

パニックになった人々が周りで身をかがめるなか、ある男性はこう叫んだ。「花火だ、花火だよ。みんな、やめろ、やめるんだ」

午後10時7分。容疑者の死亡を警察が確認するまで、2時間近くに及ぶ恐怖の始まりだった。

警察はその後、スティーブン・パドック容疑者(64)が、少なくともライフル10丁をマンダレイ・ベイホテルの32階の部屋に持ち込み、来場者ら2万2000人に向けて発砲したことを明らかにした。少なくとも59人が死亡、527人が負傷したこの事件は、米史上最悪の銃撃事件となった。

会場に銃弾の雨が降り注ぎ、これは現実だとすぐに分かった。

「銃撃されている」

ラスベガス警察の警官は午後10時8分、無線で連絡。

「自動火器のようだ」

多くのソーシャルメディアのユーザーがこの惨状を記録していた。ロイターは、確認できたビデオや警察などの公式声明、現場にいた地元メディアの記者の証言に基づき、事件の発生状況の再現を試みた。

「テロ攻撃が自分のすぐ近くで起きていたことは間違いない。マンダレイ・ベイにいる」と、あるツイッターユーザーは事件発生当初にこう投稿した。

通りでは、タクシー運転手が発生から数分以内に警告を受けていた。メーターの青いスクリーンに警察活動を知らせる通知が現れた。

「ラスベガス大通りとトロピカーナを避けるように。マンダレイ・ベイから銃撃発生。容疑者3人の可能性」

午後10時25分。このような警告がタクシー運転手に向かって発せられた。

数分後、警察はマンダレイ・ベイホテルの建物のなかに避難するよう人々に指示。「タクシー運転手も車から降りてホテルに入れとのことだ」と、ラスベガスでタクシー運転手をしているブロガーは午後10時28分にこうツイートしている。

事件発生から30分後、警察はツイッターで銃撃犯を捜査中だと説明。一方、避難しなかった人々は救助活動に走った。

自分の車を救急車替わりにする人や、群衆整理の案内板をストレッチャーにして現場で救助にあたる人も現れた。

「頭を撃たれた人がいる。頭を撃たれた人がいる」

現場で救助している男性がこう叫んでいる様子を、あるビデオは映し出している。

自称ラスベガスのタトゥーモデルだというリンゼイ・リーさんは、犠牲者を病院に搬送するよう現場で男性に頼まれ、自分のトラックを提供した。

「どうぞ、みんな後ろに乗せて」と、ビデオのなかでリーさんは促している。

そして、ほとんどのボランティア市民には心の準備がない事態が起きた。

「トラックの後ろで1人が亡くなった。私の婚約者は彼を病院のなかに運ばなければならなかった」と、リーさんはインスタグラムで語っている。「悪夢だった。人生のなかで今夜のような出来事に遭遇したことはない」

事件発生から90分間が経過しても、警察は市街地にいる人たちに身をかがめて避難するよう指示していた。

地元メディアのレイチェル・クロスビー記者は、ネバダ州唯一の最高レベルの外傷治療センターである「ユニバーシティー・メディカル・センター」で、事態の推移を目撃した。ベッドは満床だった。

「何人かの看護師が、病院のエントランスを急いで行ったり来たりしていた」とクロスビー記者はツイートしている。「病院から飛び出していく一般人たちもいた。顔面蒼白だった」

事件は、病院職員にとっても大きな試練となった。

「神様」と、ある看護師は何度もつぶやいた。別の看護師は最愛の人に電話し、ひざを着き、うなだれて深呼吸をした。

「医療着を着たスタッフがどんどん病院に入っていった」とクロスビー記者は言う。

警察は、銃撃がいつの時点で終わりを迎えたのかまだ明らかにしていない。

だがようやく、発生から2時間弱がたったころ、危険が過ぎ去った最初の兆しが見え始めた。

「容疑者1人の死亡を確認」

ラスベガス警察は午後11時58分、こうツイートした。

「進行中の捜査案件だ。改めて言うが、今ストリップに行かないように」

(翻訳:伊藤典子 編集:山口香子)


「呆然としてしまって」 ラスベガス乱射容疑者の弟
10/3(火) 14:04配信 BBC News

少なくとも59人が死亡し、567人が負傷した米ラスベガス乱射事件のスティーブン・パドック容疑者について、フロリダ州に住む弟のエリック・パドック氏は、報道陣を前に、自分も「呆然としている」と当惑をあらわにした。エリック氏は兄について、「メスキートの家に住んで、ラスベガスでギャンブルして、いろんなことをして、ブリートを食べて」いた、ごく普通の人だったと話した。


安倍首相 銃乱射事件でお見舞いメッセージ「心から連帯の意を表する」
10/3(火) 13:34配信 ホウドウキョク

アメリカ・ラスベガスで起きた銃乱射事件について、安倍首相は2日、お見舞いのメッセージを、トランプ大統領に送った。
安倍首相は、トランプ大統領に充てたメッセージの中で、「多数の無辜(むこ)の市民が犠牲になったことに、大きな衝撃を受けるとともに、強い憤りを覚える」と、お見舞いの言葉を述べた。
そのうえで、安倍首相は「無差別で、大規模な銃撃事件は、いかなる理由があろうと許されない。断固、非難する」と述べ、「アメリカおよびアメリカ国民に、心からの連帯の意を表する」と伝えた。


ラスベガス乱射 容疑者は裕福な元会計士の「ギャンブラー」
10/3(火) 13:04配信 BBC News

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ラスベガス乱射 容疑者は裕福な元会計士の「ギャンブラー」

少なくとも58人が死亡し、527人が負傷した米ラスベガス乱射事件のスティーブン・パドック容疑者(64)は、裕福な元会計士で、砂漠の中の年金生活者用新興住宅地で、静かで豊かな余生を送っているかのように思われていた。

調べによると、ラスベガス北東約130キロにあるネバダ州メスキートの一軒家に住んでいた容疑者は、飛行機の操縦士免許を持ち、犯罪歴はなかった。

しかし、かつて隣人だったという人は、容疑者がプロの「ギャンブラー」を自認し、「変わり者だった」と話す。

捜査関係者はロイター通信に対して、パドック容疑者には心の健康上の問題があった可能性があると話している。

今回の乱射事件による被害者数は、現代米国史で最多。これまでは昨年6月にフロリダ州オーランドのナイトクラブで49人が殺害された事件が、最多だった。

調べによると、パドック容疑者は1日午後10時すぎ、マンダレイ・ベイ・ホテルの32階の窓から乱射を開始。警察が突入する際に自殺したとみられている。

ラスベガス警察のジョセフ・ロンバルド保安官は2日午後の記者会見で、容疑者が9月28日から滞在していた32階の部屋には、少なくとも16丁の銃器があったと話した。加えて、メスキートの自宅を家宅捜索したところ、銃器18丁以上と銃弾数千発、「いくつかの電子機器」を発見し、敷地内と車には爆発物「タナライト」があったという。

容疑者宅は、主に退職した人たちが暮らす静かな住宅地にある。

米報道によると、容疑者は小型飛行機の操縦免許をもち、小型機を2機、所有していた。

銃砲小売りチェーン「ニュー・フロンティア・アーマリー」のデイビッド・ファミリエッティ氏はBBCに対して、容疑者が北ラスベガスの店舗で今年春に銃器を購入したと話した。連邦捜査局(FBI)による経歴調査を含め、州法や連邦法の規定はすべて満たしていたという。

ただし、容疑者が店頭で購入した散弾銃とライフル銃だけでは、「ビデオで見聞きした(攻撃は)不可能で、改造が必要だ」とファミリエッティ氏は話した。

過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)は、容疑者がイスラム教に改宗したばかりだとして裏付けを示さないまま犯行声明を出した。しかしFBIの捜査員は、現時点では海外テロ組織との関連は見当たらないと判断していると記者会見で話した。

容疑者の弟、エリック・パドック氏はフロリダ州オーランドの自宅前で記者団に対し、自分たちの父親はかつてFBIの最重要指名手配人の1人だった銀行強盗で、連邦刑務所を脱獄したこともあると話した。

FBIが1969年に作成した指名手配ポスターは、連邦刑務所を脱獄したパトリック・ベンジャミン・パドック服役囚が「反社会的精神病質と診断された」と書いてある。

容疑者の弟、エリック・パドック氏は報道陣に、兄が乱射の実行犯とされていることについて家族全員、衝撃を受けていると話した。

「まったく理屈に合わない。こんなことをする理由がまるでない」とエリック氏は当惑をあらわにし、「ただポーカー・ゲームをして、船旅に出かけて、タコ・ベルでブリートを食べてるだけの人だ」と兄について語った。

エリック氏によると容疑者は、「熱心なガンマニアでもなんでもない」ほか、軍隊経験もなかった。可能性としては、「いきなりプツッと切れてしまった」くらいしか考えられないという。

米NBCニュースは、容疑者がここ数日の間にラスベガスのカジノで「数万ドル」をギャンブルに使っていたようだと伝えた。ただし、容疑者がギャンブルで勝ったのか負けたのか、事件と関係するのかは不明だ。

容疑者のもうひとりの兄弟でカリフォルニア州在住のブルース・パドック氏は、NBCニュースに対して、容疑者はマンション経営で資産を築いたと明らかにした。

米防衛・航空大手ロッキード・マーチンによると、パドック容疑者は30年前、同社の前身企業のひとつに内部監査人として勤めていたことがあるという。

ラスベガス警察は、容疑者に犯罪歴はなく、警察との接触はありきたりな交通違反だけだと説明した。

パドック容疑者は2012年には、ラスベガスのコスモポリタン・ホテルに対し、床の「障害物」のせいで転倒したと損害賠償の訴えを起こしたが、2014年に双方が訴えを取り下げた。

容疑者は昨年6月、ネバダ州リノからメスキートの一軒家に引っ越し、交際相手のマリルー・ダンリーさん(62)と暮らしていた。

警察は事件発生当初、ダンリーさんを重要参考人として探したものの、日本にいることが確認され、事情聴取の末に「もはや重要参考人ではない」と発表した。

容疑者はダンリーさんの身分証を「一部利用して」ホテルにチェックインしたが、ダンリーさんは同行していなかったという。

かつてパドック容疑者の隣人だったというダイアン・マッケイさん(79)は、米紙ワシントン・ポストに対して、容疑者とダンリーさんは常に家のブラインドを閉じていたと話した。

「変わり者だった。人づきあいが悪くて。まるで、隣には誰もいないみたいだった」とマッケイさんは言い、「せめて機嫌が悪いとか、何かあるでしょう。それが彼の場合、何もなかった。ただひたすら静かで」と振り返った。

(英語記事 Stephen Paddock: Vegas suspect a gambler and ex-accountant)


ラスベガスの音楽祭出演者ら、銃乱射事件発生時の恐怖を語る
10/3(火) 12:47配信 ロイター

[ロサンゼルス 2日 ロイター] - 米ラスベガスで1日に起きた米国史上最悪の銃乱射事件を受け、現場となったカントリーミュージックの音楽祭「ルート91ハーベスト・フェスティバル」に出演していたミュージシャンらは事件発生時の恐怖をSNSなどで語った。

9月29日─10月1日の3日間開催された同音楽祭は今年で3回目となり、ジェイソン・アルディーン、エリック・チャーチ、サム・ハントなどカントリー界のビッグスターが出演し、全米からファンが集まっていた。

1日夜のヘッドライナーを務めたアルディーンは、ステージに上がったまさにその時に銃声が鳴り響き、観客数千人が身を伏せたという。インスタグラムで「恐ろしいというのをはるかに超えていた。楽しむために出掛けた誰にでも起き得たことで、私の心は痛んでいる」と書き込んだ。

アルディーンの数分前まで演奏していた歌手、ジェイク・オーウェンは「想像を絶する出来事」を目撃したと語り、誰もどこへ行くべきか分からない状態だったと述べた。

この日の出演はなかった歌手のクリス・ヤングはツイッターに、「銃声を聞きながら、ステージ裏のトレーラーの床にどのくらいいたか分からない。文字通りまだ震えている」と書き込んだ。

また、ギタリストのカレブ・キーターは、これまで銃規制には反対だったが考えが変わったとツイッターで表明した。

カントリー歌手としてキャリアをスタートさせたテイラー・スウィフトはツイッターで、「犠牲者のことを思うと私の心は痛み、無力感や悲しみを表す言葉もありません」と述べた。


ラスベガス銃乱射 菅官房長官「日本人巻き込まれた情報ない」
10/3(火) 12:13配信 産経新聞

 菅義偉官房長官は3日午前の記者会見で、米西部ラスベガスで起きた銃乱射事件で「日本人が巻き込まれたという情報はない」と述べた。その上で事件を「いかなる理由があろうと許せない」と厳しく非難した。

 事件を起こしたスティーブン・パドック容疑者が交際していた女性が日本に滞在しているとの情報に関しては「政府としては承知していない」と述べた。

 政府は事件発生直後にサンフランシスコ総領事館に対策本部を設置し情報収集した。また、外務省のホームページやメールなどを通じて、在留邦人などに注意喚起している。


邦人被害情報なし=菅長官、米乱射事件を非難
10/3(火) 12:05配信 時事通信

 菅義偉官房長官は3日午前の記者会見で、米ラスベガスで発生した乱射事件について、「現時点で日本人が巻き込まれたという情報には接していない」と述べた。

 また、「無差別で大規模な銃撃事件はいかなる理由があろうと許すことができず、断固として非難したい」と強調した。

 日本政府はサンフランシスコ総領事館の職員を現地に派遣し、邦人の安否確認を急いでいる。容疑者の交際相手が東京に滞在しているという情報に関し、菅氏は「政府としては承知していない」と述べた。


ラスベガスの銃乱射事件は、なぜ「テロ」と呼ばれないのか
10/3(火) 12:00配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

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現場の警戒にあたる警察官。

アメリカのラスベガスで1日に発生した銃乱射事件は、少なくとも59人の死亡者と500人以上の負傷者を出した。

【写真付き全文はこちら】ラスベガスの銃乱射事件は、なぜ「テロ」と呼ばれないのか

近代アメリカ史上最悪の乱射事件となったが、当局はこの事件を「テロ」とは呼んでいない。

「事件当時の容疑者の信念がわかっていない」ラスベガス警察のジョセフ・ロンバルド(Joseph Lombardo)保安官は2日(現地時間)、ネバダ州在住の64歳の容疑者についてこう述べた。

「現時点で、この事件はローン・ウルフ型の単独犯によるもので、我々は現場をコントロールしている」

連邦法はテロリズムを「政治的又は社会的目的を促進するべく、 政府、 市民又は階層を威嚇又は強制するため、 人や財産に対し不法に軍事力及び暴力を使用すること」と定義付けている。つまり今回の事件は、前例のないほど多くの死傷者数を出したが、連邦法におけるテロリズムの要件を満たしてはいないのだ。

言い換えれば、犯行の動機がわからない限り、当局は何らかの事件を公式にテロリズムと呼ぶことはできない。

「私たちは嫌悪感を抱くような事件をテロリズムと呼ぶ傾向にある」とジョージタウン大学の安全保障研究のディレクターでテロリズムの専門家であるブルース・ホフマン(Bruce Hoffman)氏はBusiness Insiderに対して語った。

「しかし実際は、その事件が人々の恐怖(terror)や恐れ、不安を生み出したとしても、テロリズムかどうかを決めるにあたって重要なのは、政治的な動機だ」

FBIの特別捜査官アーロン・ラウズ(Aaron Rouse)氏は2日に開いた会見で、今回の容疑者と国際テロリストグループの間には「何のつながりも見つかっていない」と話している。

だが、テロリズムの定義をめぐっては、連邦法とネバダ州の州法は異なる。同州ではテロをより広義に捉えていて、「一般市民の死亡や重傷を目的とした破壊、強制、暴力の使用もしくは未遂に関する全ての行為」と定義している。

ある事件を早い段階でテロリズムと認識することは「法的にも運用的にも大きな影響を招く」可能性があるとホフマン氏は言う。しかし、捜査を進める中で、容疑者の経歴や政治的イデオロギーに関する詳細が明らかになるにしたがって、その認識を変えることもできると同氏は指摘する。

[原文:Why the Las Vegas shooting isn't being called terrorism]
(翻訳:編集部)


【映像】ラスベガスで500人超死傷 米国史上最悪の銃乱射事件
10/3(火) 11:50配信 AP通信

ラスベガス、ネバダ州、10月1日 (AP)― 米西部ネバダ州ラスベガスで1日夜、カントリー・ミュージックの野外コンサートの最中に、隣接するホテルの32階から銃が乱射され、少なくとも59人が死亡し、527人が負傷するという「近代米国史上最悪の銃乱射事件」が発生した。
 警察によれば、銃を乱射したのはラスベガスから約130キロ離れたメスキートに住むスティーブン・パドック容疑者(64)で、3日間にわたったカントリー・ミュージックの祭典の最後を飾るステージの最中に、会場から道路を挟んで反対側の「マンダレー・ベイ・ホテル・アンド・カシノ」の32階から、会場の観客めがけて銃を乱射したという。
 ラスベガス警察の特殊部隊(SWAT)が出動し、火薬を使ってホテルのドアを爆破。銃撃があった部屋に突入した時点でパドック容疑者は死亡しており、警察は自殺とみている。
 警察によると、ホテルの部屋からは連続発射を可能にするよう改造された銃16丁が見つかった。メスキートのパドック容疑者の自宅からは、さらに18丁の銃器と爆発物、数千発の弾薬が押収された。警察はまた、同容疑者の車から硝酸アンモニウムを押収した。
 ドナルド・トランプ米大統領は2日、銃乱射事件は「悪魔の仕業だ」とコメントし、FBI(連邦捜査局)と国土安全保障省が地元当局と協力して事件の解明に当たっていると述べた。同大統領は4日に現地を訪問する予定。
 ラスベガスのFBI特別捜査官は2日、記者会見で「国際テログループとの関連はない」と述べたが、イラクとシリアの「イスラム国」(IS)は、イスラム国系メディア「アマーク通信」を通じて、パドック容疑者はISのために行動したと主張したが、証拠は示さなかった。

(日本語翻訳 アフロ)


ラスベガス銃乱射で58人死亡。部屋からライフル銃など19丁発見
10/3(火) 11:50配信 ホウドウキョク

アメリカ史上最悪の銃乱射事件は、1日夜、ラスベガス中心部のマンダレイ・ベイホテルの32階から、音楽イベント会場に向けて無差別に発砲された。
犯行現場となった部屋の窓は割れ、死者は少なくとも58人にのぼり、515人が負傷している。
警察は、ネバダ州に住むスティーブン・パドック容疑者(64)が、銃を乱射したとみているが、警察がホテルの部屋に踏み込んだ時、パドック容疑者は、すでに自殺していた。
当時、銃撃を受けたイベント会場には、2万人を超える観客がいた。
地元メディアによると、ホテルの部屋からは、ライフル銃など銃器が少なくとも19丁見つかっていて、警察は自宅を捜索するなどして、犯行動機の解明を急いでいる。
容疑者の弟は「とてもショックだ。冗談だと思った。宗教的なものにも、政治的なものにも、関わったことはない」と話した。

アメリカ・ラスベガスの銃乱射事件は、少なくとも58人が死亡

国際的なテロ組織とのつながりはない
FBI(連邦捜査局)は、パドック容疑者は単独犯とみていて、国際的なテロ組織とのつながりはないとしている。
サンフランシスコの日本総領事館によると、これまでに、日本人が被害に遭ったとの情報は入っていないという。

「純粋な悪の所業だ」
事件について、ホワイトハウスで声明を発表したトランプ大統領は2日、「50人以上を殺害し、数百人を負傷させた。純粋な悪の所業だ。われわれの結束は、悪によって打ち砕くことはできない」と述べ、国民に団結を呼びかけた。
そして、4日にラスベガスを訪問して、犠牲者の遺族らを見舞う意向を表明し、メラニア夫人らとともに、銃撃事件の犠牲者に哀悼の意を表し、黙とうをささげた。
一方、安倍首相は、「多数の無辜(むこ)の市民が犠牲になったことに、大きな衝撃を受けるとともに、強い憤りを覚える」と、トランプ大統領にお見舞いのメッセージを送った。
そのうえで、「無差別で、大規模な銃撃事件は、いかなる理由があろうと許されない。断固、非難する」と述べ、「アメリカおよびアメリカ国民に、心からの連帯の意を表する」と伝えた。


ラスベガス銃乱射 日本の警察当局、地元警察の「交際女性は東京滞在」発表に否定的
10/3(火) 11:46配信 産経新聞

 米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、地元警察が「容疑者の交際相手の女性が東京に滞在している」と発表したことについて、日本の複数の警察当局幹部は3日、「確認中だが、現時点で女性は日本にいないとみられる。地元警察の事実誤認の可能性がある」との見方を示した。


<ラスベガス乱射>娯楽の街に悲しみ 目撃者「戦場だった」
10/3(火) 11:38配信 毎日新聞

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乱射事件の追悼式で「私たちは一緒に祈る」という紙を掲げて涙をぬぐう女性=米西部ネバダ州ラスベガスで2017年10月2日、長野宏美撮影

 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】無数の銃弾が撃ち込まれたコンサート会場には、ペットボトルやビニール袋が無残に取り残され、惨劇の傷痕が浮かび上がっていた。米国史上最悪の犠牲者を出したラスベガスの銃乱射事件。発生から一夜が明けた2日(日本時間3日)、現場付近は道路が封鎖され、警戒のパトカーや警官の姿が目立つ。ギャンブルやショーに象徴されるエンターテインメントの街は一変し、衝撃と悲しみに包まれた。

 事件発生時、カリフォルニア州の元警官、シェリー・フォールさん(65)はスティーブン・パドック容疑者(64)が銃を乱射したホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」に宿泊していた。その直前まで、コンサート会場を見下ろす部屋で、夫と娘とともに、会場の明かりや音楽のにぎわいに接していた。

 乾いた音が連続して響いた。「花火かと思った」と気にせずにいたという。だが、息子からの連絡でテレビをつけ、惨事を知った。「驚いて会場を見下ろすと真っ暗だった。10メートルほど斜め下に窓ガラスが割れた部屋が見え、容疑者の部屋だと後で知り恐ろしかった」

 また、コンサート会場にいたラスベガスのウエートレス、ジャクリン・マイヤースさん(29)は「まさに戦場だった。人々が『銃声だ』と叫んで逃げ出し、何百発も銃声が聞こえた」と振り返った。

 会場の警備が及ばないホテルの部屋から乱射された。ソフトターゲットが狙われたことに、ネバダ州選出のディナ・ティータス下院議員(67)は「彼は要注意人物でもなく、ホテル側も予測できない事態。隠して持ち込まれたら防衛するのは、とても難しい」と語った。

 ラスベガス市庁舎前では2日、乱射事件の被害者に祈りをささげる追悼式が開かれ、議員や牧師、乱射事件を体験した人々らが一緒に歌をうたい、結束を誓った。

 キャロライン・グッドマン市長は「私たちは回復力を持っている。心が痛む出来事だが、前進しよう」と呼びかけた。


<ラスベガス乱射>容疑者は元会計士、カジノ常連
10/3(火) 11:17配信 毎日新聞

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パドック容疑者=AP

 米西部ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で現地時間1日夜起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者(64)の弟(55)が2日、米メディアの取材に応じた。容疑者について、犯歴もなく、会計士の仕事を退職した後、経済的に裕福な生活を送っていた、と明らかにした。

 弟によると、容疑者は、ネバダ州メスキートの2階建ての自宅のほか、州内に別の家を所有。日常的にギャンブルに興じ、ビデオポーカーをすることが多かったという。弟は「(パドック容疑者は)カジノで25万ドル(約2800万円)勝ったとメールを送ってきたこともある」と振り返った。

 容疑者は、弟の近くに暮らす母親にクッキーを送ることもあった。弟が最後に連絡を取ったのはハリケーン「イルマ」がフロリダ州を襲った数日後。「母親はどうしている?」とメッセージを受け取ったという。【國枝すみれ(ラスベガス)、武内彩】


<ラスベガス乱射>銃42丁と爆発物押収 周到に計画か
10/3(火) 11:16配信 毎日新聞

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無数の銃弾が撃ち込まれたコンサート会場=AP

 ◇死者59人に

 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美、ワシントン高本耕太】米西部ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で現地時間1日夜起きた銃乱射事件で、地元の捜査当局は2日、死者59人、負傷者は527人に上ったと発表した。捜査当局が、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)の宿泊先ホテルの部屋や自宅を捜索した結果、銃や爆発物を含む大量の武器を発見。周到に犯行の準備をしていた可能性が高まった。

 当局は2日未明、ラスベガスから北東約100キロ離れたネバダ州メスキートにあるパドック容疑者の自宅を捜索。銃19丁と爆発物などを発見、押収した。ホテルの部屋でも銃23丁が見つかっており、合わせて42丁となった。また、容疑者の車から硝酸アンモニウムが見つかったことも明らかにした。硝酸アンモニウムは火薬や爆薬の原料となる危険物で、オクラホマシティーの連邦政府ビル爆破事件(1995年)の爆弾にも使用された。

 これまでの調べによると、パドック容疑者は1日午後10時すぎ、2万人以上が集まっていたカントリー音楽のコンサート会場に向け、近くのホテルの32階の部屋から銃を乱射したとみられている。警察の特殊部隊が部屋に突入した際には既に自殺していた。

 事件を受け、トランプ大統領は2日、ホワイトハウス南庭でメラニア夫人、ペンス副大統領夫妻らと共に犠牲者に黙とうをささげた。連邦政府機関や在外公館などで今月6日の日没まで半旗を掲げるよう指示するとともに、4日には現地入りする意向を表明し、犠牲者とその家族、けがをした被害者らに寄り添う姿勢を示した。

 一方、トランプ氏は声明を読み上げ、容疑者を「ガンマン(銃を持った人間)」と呼んだ。ただ、それ以外は、銃使用に関する言及はなかった。サンダース大統領報道官は2日の記者会見で銃規制への立場を繰り返しただされ、「今日は被害者を慰め、犠牲者を悼む日だ。政治や政策を議論する時ではない」と述べ明言を避ける一方、自衛のための武器保有の権利を定めた合衆国憲法修正第2条について「強く支持してきた大統領の立場は変わらない」と述べた。


ラスベガス銃乱射 容疑者の車から爆弾原料の硝酸アンモニウム
10/3(火) 10:47配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ラスベガスの銃乱射事件で、地元警察は2日、死亡したスティーブン・パドック容疑者(64)の車から爆発物の原料となる硝酸アンモニウムを発見したと発表した。

 1995年の米オクラホマシティー連邦ビル爆破事件の爆弾製造にも使われたことで知られる。


ラスベガス銃乱射 銃器メーカーの株上昇 観光は直撃
10/3(火) 10:34配信 産経新聞

 【ワシントン=塩原永久】米西部ラスベガスで起きた銃乱射事件は、観光が支えるネバダ州南部の経済圏に暗い影を落としそうだ。雇用の4割超を観光業が支えているとされる同地域で、事件の影響により観光客が減少する恐れもある。

 ラスベガス国際会議・観光局によると、ネバダ州南部で昨年、観光業によって生み出された雇用は約40万7千人で、全労働力の約44%に相当するという。カジノやショーなどの人気で、年間観光客数は4290万人と、2009年から増加傾向が続いている。

 巨大なホテルを会場として、大型の国際会議や展示会が頻繁に開かれ、会議などの関連で昨年は過去最高の630万人が訪れた。

 一方、株式市場では事件後、銃メーカーの株価が上がった。事件を契機に「銃規制の議論が強まる」(米メディア)とみて、規制強化の前に銃器を購入する動きが広がるとの予想を、投資家が持ったためだ。

 スミス&ウェッソンの持ち株会社やスターム・ルガーの株価は2日、一時3~5%の上昇を記録した。

 米CNBCによると、16年の米フロリダ州オーランドでの事件など、深刻な銃乱射事件の後は、「自分の身は自分で守る」という根強い考え方を背景に、2~3カ月にわたり銃器の売り上げが伸びるという。


ラスベガス銃乱射 「本当にひどい」「千発は撃ったかも…」恐怖と怒り訴える周辺ホテルの宿泊客
10/3(火) 10:25配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】「本当にひどい」「恐怖で震えた」。米西部ネバダ州ラスベガスの屋外コンサート会場で起きた銃乱射から一夜明けた2日、周辺ホテルの宿泊客らは、惨劇がもたらした恐怖とともに、無差別に市民を標的とした残忍さに怒りを口々に訴えた。

 現場周辺では、警察が非常線を張り、要所を警察官が固めて人の出入りを厳しく制限。時折警察車両が行き交うものの、普段はあふれているだろう観光客の姿はほとんどない。

 「千発は撃っていたかもしれない」

 スティーブン・パドック容疑者(64)が上層階の部屋から銃を乱射した高級ホテル「マンダレイ・ベイ・ホテル」に滞在中のアルド・グエイチさん(33)は、乱射の様子を振り返った。

 ホテルを仰ぎ見て、「あそこから撃っていた」と指さした先には、窓が開いてカーテンがはためいているのが見える。ホテルはコンサート会場とは道1本隔てただけで、見下ろす位置にある部屋からは遮るものがない。

 タタタタタッ…。グエイチさんは午後10時すぎ、突然の銃撃音に気づいた。自室から外を見ると、コンサート会場に向かって無差別の銃撃が続き、多くの人がクモの子を散らすように逃げ惑う姿が見えた。「ひどいの一言だった」

 ホテルは営業を続けているが、本来はもっと陽気であろう宿泊客らが、あちこちで小声で銃撃事件を話題にしては顔をしかめる。

 ホテル内のカジノもオープンしているものの、事件の影響なのか、午前中だからなのか、ほとんど客はおらず閑散としている。

 スロットマシンで遊んでいたメリー・ジョー・パトリックさん(63)は、銃撃があったとき自室にいた。突然フロントから電話があり、「窓側に近づくな」と言われた。外の様子が気になり、階下へ行こうとしたが、ホテル内の行動も制限されて自室に閉じ込められてしまったという。

 テキサス州ダラスからのバカンス中だったが、「仕方ないわ。でも悲しすぎる」と言葉少なに語った。


ラスベガス銃乱射 容疑者の交際相手は東京に滞在中
10/3(火) 10:23配信 産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、地元警察は2日の記者会見で、スティーブン・パドック容疑者(64)=死亡=の交際相手の女性(62)が現在、東京に滞在していると明らかにした。女性は近く帰国する予定で、警察当局は女性の帰国後、本格的に事情聴取する方針という。

 米メディアによると、交際相手の女性はアジア系で、パドック容疑者とラスベガス郊外で同居していた。女性は1日の事件発生当時、米国外におり、事件とは直接関係がないとみられている。


ラスベガス銃乱射 プーチン露大統領「残酷な犯罪にショック」
10/3(火) 10:20配信 産経新聞

 【モスクワ=黒川信雄】ロシアのプーチン大統領は2日、米西部ラスベガスで起きた銃乱射事件をめぐりトランプ米大統領に電報を送り、「数十人もの善良な市民らの命を奪った残酷な犯罪にショックを受けている」と述べ、犠牲者の遺族らに哀悼の意を表明した。

 露大統領府が発表した。プーチン氏は、負傷者の早期回復を願うとも述べた。


悲劇後絶たず…/米国で近年起きた主な銃乱射事件
10/3(火) 10:06配信 日刊スポーツ

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銃乱射事件で負傷した人を手押し車で搬送する医療関係者(AP)

 米ラスベガスで1日午後10時(日本時間2日午後2時)ごろ、ホテル上層階の部屋から男が屋外コンサート会場に向けて銃を乱射。少なくとも50人が死亡、400人以上が負傷した。米国で近年起きた主な乱射事件は次の通り。

 ◆07年4月16日 バージニア州のバージニア工科大で男子学生が乱射、学生ら32人を殺害

 ◆09年11月5日 テキサス州のフォートフッド陸軍基地で陸軍少佐の精神科医師が乱射、13人死亡

 ◆12年7月20日 コロラド州デンバー郊外の映画館で男が乱射、12人死亡

 ◆同12月14日 コネティカット州ニュータウンの小学校で男が乱射、子どもら26人死亡

 ◆15年6月17日 サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で白人の男が乱射、9人死亡

 ◆同10月1日 オレゴン州ローズバーグで男が乱射、9人死亡

 ◆同12月2日 カリフォルニア州の福祉施設で乱射事件。14人死亡、警察が容疑者男女を射殺

 ◆16年6月12日 フロリダ州のナイトクラブで男が乱射、49人死亡

 ◆17年10月1日 ネバダ州ラスベガスで乱射、少なくとも50人死亡


ラスベガス銃乱射 実行犯は「米国人の兵士」IS、米銃乱射で新たな声明
10/3(火) 10:02配信 産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】米ラスベガスで多数の死傷者を出した銃乱射事件で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は2日、新たな声明を出し、実行犯は米国人のIS兵士だとした上で、「連合国を狙えという呼びかけに応じて実行された」と述べた。

 ISが先月28日、指導者アブバクル・バグダーディ容疑者のものだとして公開した音声メッセージは、「十字軍と背教者に楽しい人生を送らせてはならない」などと、欧米諸国を念頭に攻撃するよう呼びかけていた。

 ISは乱射事件の発生後、実行犯は数カ月前にイスラム教に改宗したISの兵士だとする別の声明を出していた。ただ、米捜査当局は容疑者と国際的テロ組織とのつながりは見つかっていないとしている。


ラスベガス乱射、民主党は銃規制強化を要求 共和党は規制に沈黙
10/3(火) 9:56配信 ロイター

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 10月2日、米ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件では死者が少なくとも59人に上り、米国史上最悪となったが、政治家の反応はこれまでの銃撃事件と変わっていない。民主党が銃規制の強化を訴える一方、共和党に規制強化を支持する動きは見られない。写真は1日撮影(2017年 ロイター/STEVE MARCUS)

[ワシントン 2日 ロイター] - 米ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件では死者が少なくとも59人に上り、米国史上最悪となったが、政治家の反応はこれまでの銃撃事件と変わっていない。民主党が銃規制の強化を訴える一方、共和党に規制強化を支持する動きは見られない。

【スライドショー】ラスベガス銃乱射事件

共和党のライアン下院議長は2日、犠牲者を追悼し、祈りを捧げると表明。

共和党のマコネル上院院内総務は国を挙げた追悼を呼び掛けた。

これに対し、民主党からは祈るだけでは十分ではないとして、銃規制の強化を求める声が上がった。クリス・マーフィー上院議員は銃購入者の身元調査に関する新たな法案を提出する方針を表明。下院のペロシ院内総務は銃販売におけるチェックを強化する法案の可決を求めた。

ホワイトハウスのサンダース報道官は会見で、トランプ大統領が事件を受けて銃規制の強化を望む可能性はあるかと問われると「近日中に協議が可能な事柄だと考える」と回答。政権としては、今回のような事件の再発を止められない法律が作られることは望まないと述べた。


エッフェル塔消灯、仏米の襲撃事件犠牲者を追悼
10/3(火) 9:46配信 AFPBB News

【10月3日 AFP】フランス・パリ(Paris)の観光名所エッフェル塔(Eiffel Tower)は2日夜、仏第2の都市マルセイユ(Marseille)と米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で発生した襲撃事件による犠牲者への追悼の意を示し、消灯された。

 ラスベガスでは1日、男がコンサート会場に向け銃を乱射し、少なくとも58人が死亡、500人以上が負傷した。米国史上最悪の銃乱射事件となった。仏マルセイユの主要鉄道駅付近でも同日、男が若い女性2人を刺殺する事件が起きている。

 これらの事件について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は、傘下のプロパガンダ機関アマック(Amaq)を通じて犯行声明を出しており、ISの「兵士」が実行したと主張している。ただその主張を裏付ける証拠は示されていない。(c)AFPBB News


銃器42丁、爆発物を押収=米乱射
時事通信 10/3(火) 9:25配信

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米ラスベガスの銃乱射事件で、捜査当局は2日、容疑者の自宅などを捜索し、計42丁の銃器や爆発物などを押収した。写真は同日、ホワイトハウスで、犠牲者を悼み黙とうをささげるトランプ大統領(左から2人目)ら。


ラスベガス銃乱射 米大統領に各国首脳が哀悼
10/3(火) 9:20配信 産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は2日、米西部ラスベガスで1日深夜に起きた銃乱射事件を受け、各国首脳から哀悼の言葉を伝えられた。

 ホワイトハウスによると、トランプ氏は英国のメイ首相と電話会談。メイ氏が乱射事件への哀悼の意を表したのに対し、トランプ氏は謝意を伝え、事件に最初に対処した警察などの素早い対応をたたえた。

 カナダのトルドー首相との電話会談ではカナダ西部アルバータ州の州都エドモントンで週末に発生したテロとみられる事件を踏まえ、互いに捜査協力することを確認。訪米中のタイのプラユット首相も2日のトランプ氏との首脳会談で「米国民に連帯の気持ちを伝えたい」と述べた。


ラスベガス銃乱射 銃規制をめぐって政争再び トランプ政権は「時期尚早」
10/3(火) 9:18配信 産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件を受け、米国内では、銃規制の是非をめぐる論争が繰り返されている。クリントン元国務長官など野党民主党からは銃規制の必要性を訴える声が相次いだが、サンダース米大統領報道官は2日の記者会見で「議論は時期尚早」と述べ、規制強化に慎重姿勢を示した。

 今回の事件を受け、トランプ大統領は銃規制について言及していない。だが、銃所持の権利推進団体である全米ライフル協会(NRA)の支持を受けるトランプ氏はこれまで銃規制に反対する立場を鮮明にしており、現政権下で規制議論が加速する可能性は低い。

 サンダース氏は2日の会見で、トランプ氏は「国民の武装の権利」を認めた合衆国憲法修正2条を「強く支持してきた」と指摘。銃規制について問われると「事件の全容が分かっていない段階で、議論するのは早すぎる」と強調した。

 また、銃関連の犯罪が多い中西部イリノイ州シカゴの例を挙げ、「国内で最も厳しい銃規制の法律があるが、全く役に立っていない」と述べ、銃規制と事件の発生は無関係であるとの見方も示した。

 オバマ前政権が推し進めた銃規制強化を求める運動はトランプ政権発足で下火となり、民主党は今回の事件を規制強化につなげようと躍起だ。

 クリントン氏はツイッターに「政治は横に置いて、二度と起きないよう協力しなければならない」と投稿し、銃規制に向けて団結するよう訴えた。また民主党上院トップのシューマー院内総務は「議会がすべきことは、市民を安全に守るための法案を通すことだ」と強調。民主党下院トップのペロシ院内総務は、銃による暴力を調査する委員会を立ち上げるようライアン下院議長(共和党)に求める公開書簡を送った。


米乱射事件の現場付近=米乱射
時事通信 10/3(火) 9:15配信

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米西部ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件から一夜明けた2日、自殺した容疑者がコンサート会場に向けて発砲した高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」付近。


連帯を呼び掛ける男性=米乱射
時事通信 10/3(火) 9:15配信

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2日、米ネバダ州ラスベガスで、銃乱射事件を受け、連帯を呼び掛ける看護師のジョン・ディマヤさん。


米大統領=米乱射
時事通信 10/3(火) 9:03配信

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2日、米ラスベガスでの銃乱射事件を受け、ホワイトハウスで声明を読み上げるトランプ大統領。


ベガス銃乱射は「悪の所業」 トランプ氏演説、銃規制には触れず
10/3(火) 8:37配信 AFPBB News

【10月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日、ホワイトハウス(White House)でテレビ演説し、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のコンサート会場で1日夜発生し58人が死亡した銃乱射事件について、「純然たる悪の所業」だと非難した。一方、銃規制の強化を求める声や、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が出した犯行声明については言及を避けた。

 トランプ氏は「悲劇と恐怖に見舞われたとき、米国は一つに結束する。これまでも常にそうだった」と表明。「われわれの結束は悪によって打ち壊されることはない。われわれの絆は暴力によって引き裂かれることはない。われわれは、同胞の市民たちが無分別に殺害されたことに対し、大きな怒りを感じている。だがきょう、われわれを特徴づけるのは愛だ。それは今後も、永遠に変わらない」と述べた。

 トランプ氏はまた、6日の日没までの半旗掲揚を命令。犠牲者に対し弔辞を述べるとともに、4日にラスベガス入りすると発表した。ISは傘下のプロパガンダ機関を通じ、事件の実行犯はISの「兵士」で、数か月前にイスラム教に改宗していたと主張する声明を出したが、トランプ氏は演説でこれに触れなかった。(c)AFPBB News


ラスベガス銃乱射 途切れず乱射「トリガー・クランク」使用か 死者59人に
10/3(火) 8:33配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ネバダ州ラスベガス中心部で1日夜、ホテルの32階から屋外コンサート会場に向けて銃が乱射された事件で、スティーブン・パドック容疑者(64)が、銃弾を途切れることなく一定して撃つため、「トリガー・クランク」と呼ばれる装置を使っていた可能性があることが2日、分かった。米紙USAトゥデーが専門家の見解として報じた。警察当局によると、事件による死者は59人で、負傷者は527人に上っている。

 同紙によると、パドック容疑者は、引き金を引くたびに撃つ半自動の銃を購入したが、引き金を引き続ければ途切れずに撃てる完全自動の銃は購入していなかった。半自動の銃に「トリガー・クランク」を取り付けると安定的に銃を撃つことができるといい、インターネット上で40~50ドルで購入できるという。

 乱射の様子を映した映像では、短い一定間隔で途切れることなく銃声が響きわたっており、半自動の銃に何らかの改造などを施した可能性がある。

 事件をめぐっては、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系の通信社が犯行声明を出したが、米連邦捜査局(FBI)の担当者などによると、パドック容疑者に国際的テロ組織とのつながりはみられず、犯罪歴もなかった。

 複数のメディアの取材に応じた、フロリダ州に住むパドック容疑者の弟によると、パドック容疑者は元会計士でラスベガスから約130キロ離れたメスキートに居住。ポーカーゲームが好きで、しばしばラスベガスのカジノを訪れ、25万ドル(約2800万円)勝ったことを報告するメールを送ってきたこともあった。健康、金銭面での問題は抱えておらず、宗教的、政治的団体に所属したこともなかったという。

 一方、メスキートの地元警察によると、家宅捜索の際に容疑者の自宅には誰もおらず、銃1丁と銃弾が残されていた。パドック容疑者には同居する女性(62)がいたが、事件当時は国外にいたという。

 また、パドック容疑者の父親は、銀行強盗で20年の懲役刑に服役中に脱獄。逮捕される1年前の1977年まで、米連邦捜査局に最も凶悪な10容疑者の1人に数えられていたという。


米乱射 宿泊先に銃器10丁 容疑者、過去のテロ模倣か
10/3(火) 7:55配信 産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、地元警察は死亡したスティーブン・パドック容疑者(64)の犯行動機や背景などの解明を急ぐ。犯行は、カントリー音楽のコンサートが行われていた会場が標的となったことなどから、容疑者が過去にあった同様のテロ攻撃を模倣した可能性がある。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は2015年11月のパリ同時多発テロで、コンサートが行われていたバタクラン劇場を標的としたほか、今年5月には英中部マンチェスターで行われていた米歌手、アリアナ・グランデさんのコンサートの会場で自爆テロを実行した。

 今回もISが関与したかどうかは別として、乱射犯が一連の手口に触発された恐れは排除できない。

 一方、ネバダ州の銃規制法が全米50州の中でも極めて緩いことも犯行の背景となったとみられる。同州では、銃購入に身分証などの提示を必要とせず、州当局への所有の届け出や、許可証の取得制度などもない。

 また、銃器を衣服の下などに隠して持ち歩く際は許可証の取得が義務づけられているものの、腰のホルスターに差すなど周囲から見える形で銃を携行することは合法とされている。機関銃に関しても連邦法に基づき正規の登録手続きを行っていれば所有可能だ。


銃乱射 無差別テロどう防ぐ 米政権、新たな課題
10/3(火) 7:55配信 産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米西部ラスベガスでの銃乱射事件を受け、トランプ政権は不特定多数の市民らの殺害を目的とした無差別テロをどう防ぐかという難題を突きつけられた。

 トランプ大統領は就任時の公約の一つに「国内治安の強化」を掲げ、凶悪犯罪に立ち向かう警察を物心両面で支援する姿勢を強く打ち出してきた。

 しかし、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が米国内の思想的共鳴者に対し、ラスベガスなど米国内でのテロ実行を奨励。米司法当局は最近、ISなどの暴力的過激主義に加えて、白人至上主義勢力や「アンティファ」と呼ばれる新手の極左暴力集団が台頭してきたとして、一連の勢力による国内テロへの警戒を強めている。

 しかし、米国では2001年の中枢同時テロ以降は、「テロに屈することなく、通常通りの生活を貫くことで過激思想に打ち勝つ」との考え方が大勢を占める。

 大規模コンサートやイベントでは金属探知機による身体検査や持ち物検査が実施されるものの、ホテルやショッピングモールなどの商業施設では、来場者のチェックなどはほとんど行われていない。

 事件では、コンサートを見に来ていた非番の地元警察官2人も犠牲となった。テロ対策専門家の一人はFOXニュースに対し、米国もイスラエルにならい、非番の警官にも常に銃を携行させ、警官であることを明示する帽子をかぶらせて犯罪の抑止・強化態勢を強化すべきだと主張した。

 米国民の間で「銃の所持は憲法で保障された権利」という意識が確固として存在する以上、トランプ氏としても銃規制以外の手段による再発防止策を打ち出す必要に迫られている。


米乱射 終わりのない銃声 観客2万人パニック
10/3(火) 7:55配信 産経新聞

 【ラスベガス=住井亨介、ニューヨーク=上塚真由】「客が逃げ出した後も銃撃は続いた」-。米西部ネバダ州ラスベガスで1日夜に起きた銃乱射事件では野外コンサートを楽しむ大勢の観客が悲劇に巻き込まれ、多数の死傷者が出た。世界有数の観光都市はカジノだけでなくショッピングやエンターテインメントが楽しめ、日本人にも人気。今回の事件で観光客離れを懸念する声も出ている。

                   ◇

 「銃声だ!」

 ロイター通信などによると、事件発生時、現場ではカントリー音楽のコンサートが開かれており、最後の出番の人気歌手、ジェイソン・アルディーンさんがステージに立っていた。その最中、銃声がとどろいた。

 当時、会場には2万人を超える観客がいたが、一瞬で騒然となった。現場に居合わせた人がツイッターに投稿した映像ではマシンガンを連射するような音が鳴り響き、多くの人が「伏せろ!」などと叫んだ。

 コンサート会場で事件を目撃した40代の元教師の男性は、米ABCテレビなどの取材に「3回銃声が耳元で聞こえ、一緒にいた友人が胸を撃たれた。銃声が耳から離れない」と振り返った。男性らは事件発生直後、しばらく恐怖におびえてコンサート会場のステージ下に隠れていたが、重傷を負った友人を運ぶため外に逃げ出したという。別の目撃者は「銃声はずっと終わらなかった。永遠に続くようだった」と語った。

 ◆予定通り修学旅行

 旅行各社によると、ラスベガスは日本人にも人気だが、夏休みシーズンも終わり、観光客は少ない時期。銃が乱射されたとみられる「マンダレイ・ベイ・ホテル」は「日本人の利用は多くない」(エイチ・アイ・エスの広報担当)という。

 さいたま市見沼区の私立栄東中学・高等学校によると高校2年生計約400人が修学旅行で滞在。田中淳子校長は「けが人はいないと聞いている」と話した。

 日程は第1陣が9月27日~10月4日、第2陣が9月28日~10月5日で、今後は自由行動を団体行動に変更し予定通り旅行を続ける。

 JTB広報室の担当者は「現地支店とも連絡を取ってツアー客の安否確認を進めている」と話す。各社は状況をみながらツアーの日程変更などを検討する。

 ◆訪問者増に冷や水

 ショッピングやショーも楽しめるラスベガスでは、さまざまな企業が大規模な展示会を開催し、観光客を含めた訪問者数が増加傾向にある。

 約10年前からカジノの売り上げは微減しているが、訪問者数は増え続け、当局によると昨年は約4290万人が訪問し、統計を取り始めた1970年以降最多だった。

 ラスベガスのレストラン従業員、ウロク・クーリーさん(53)は「多くの人が亡くなった。恐ろしいとしかいえない。犯人の動機や事件の背景を明らかにしてほしい」と話す。

 2015年11月のパリ同時多発テロ後、パリの観光業が深刻な打撃を受けたこともあり、ラスベガスも敬遠される恐れがある。

2017年10月 2日 (月)

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、58人死亡 500人超負傷

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、58人が死亡、515人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

リンク:「まるで野戦病院」=惨事に表情硬く―米ラスベガス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃器42丁、爆発物を押収=用意周到、動機解明急ぐ―米ラスベガス乱射事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガスで銃乱射 米最悪50人超死亡400人以上負傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射事件で各国首脳が弔意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「安全地帯」から無差別発砲=3日前に現場へ―米乱射容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:乱射「純粋な悪の所業」=国民の団結呼び掛け―米大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射 「イスラム国」が犯行声明 「実行犯は数カ月前に改宗」と主張 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射事件、「イスラム国」が関与認める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガスで銃乱射 50人死亡、400人以上負傷「米国史上最悪の銃乱射事件」 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:ラスベガスで史上最悪の銃乱射事件、50人以上死亡-大統領が哀悼の意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス銃乱射>乾いた銃声響き、2万人の観客パニック - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス銃乱射>警察「米史上最悪の死者数」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガスで銃乱射 50人死亡、200人以上負傷「米国史上最悪の銃乱射事件」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射事件、治安面で最大の挑戦=大統領、犠牲者に弔意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:容疑者と一緒にいたとみられる女性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス銃乱射>死者50人、負傷者200人以上に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:逃げ惑う人々 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:運ばれる負傷者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警官と救急隊員 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガス銃撃 日本人の被害情報なしも旅行各社「情報集める」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:響く銃声、逃げ惑う若者=秋の音楽祭一転、流血の惨事に―米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガスで銃乱射事件:20人以上死亡、100人余り負傷-AP - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射で59人死亡・数百人負傷、米史上最悪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス銃乱射>20人死亡100人超負傷 容疑者死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米乱射、20人以上死亡=負傷者100人超に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガス発砲事件、死者20人負傷者100超 犯人は警察が殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス銃乱射>負傷24人のうち12人が重体 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガスで乱射、58人死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米国>銃乱射で2人死亡24人負傷 ラスベガス中心部で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガスのカジノホテルで銃撃か 2人死亡、24人負傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ラスベガスで乱射、58人死亡=500人超負傷、「史上最悪」に―容疑者自殺 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「まるで野戦病院」=惨事に表情硬く―米ラスベガス
10/3(火) 7:41配信 時事通信

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米西部ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件から一夜明けた2日、自殺した容疑者がコンサート会場に向けて発砲した高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」付近。

 【ラスベガス時事】米西部ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件から一夜明けた2日、自殺した容疑者がコンサート会場に向けて発砲した高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」付近の目抜き通りは警察の規制線が張られ、テレビ局の中継車が数十台集まるなど物々しい雰囲気に包まれた。

 負傷者を手当てした看護師は「まるで野戦病院のようだった」と硬い表情で話した。

 「撃たれる! 助けて」。休暇でシカゴからラスベガスを訪れていたトム・ドレさん(62)は事件発生時、助けを求めて叫びながら走ってくる少女を車に一時保護した。「少女はほとんど何も話せない状態だった」が、ドレさんは現場に近づくにつれて混乱状況を察知した。「あんなにたくさんの救急車は見たことがなかった」と話した。

 看護師のジョン・ディマヤさん(40)は、急きょ勤務先の病院に呼び出されて運び込まれた負傷者の救護に当たった。「大人から子どもまで数多くが運び込まれて誰も何が起きているのか理解していなかった」と語る。

 ディマヤさんはラスベガスで生まれ育ったが、「こんな惨事は初めてだ」とこわばった表情。「医師や看護師は最善を尽くしている」と負傷者の回復を祈った。

 乱射事件の現場は、高級リゾートホテルやカジノが立ち並ぶ観光地の中心。隣接する空港に着陸する旅客機が上空を低空飛行で行き交っていた。近くの商店で働く女性は「朝出勤してきたら警察が道路を封鎖していた。全く信じられない」と驚いていた。


銃器42丁、爆発物を押収=用意周到、動機解明急ぐ―米ラスベガス乱射事件
10/3(火) 7:17配信 時事通信

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米ラスベガスの銃乱射事件で、捜査当局は2日、容疑者の自宅などを捜索し、計42丁の銃器や爆発物などを押収した。写真は同日、ホワイトハウスで、犠牲者を悼み黙とうをささげるトランプ大統領(左から2人目)ら。

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米ネバダ州ラスベガスのコンサート会場で起きた銃乱射事件で、捜査当局は2日、自殺したとみられるスティーブン・パドック容疑者(64)の自宅や犯行現場を捜索し、計42丁の銃器や弾薬、爆発物などを押収した。

 一方で容疑者と国際テロ組織との関係は確認されておらず、動機の解明を急ぐ。

 2日の時点で犠牲者は59人、負傷者は527人。米メディアによると、個別の乱射事件での死者数は「米史上最多」となった。トランプ大統領とペンス副大統領は同日、ホワイトハウスの南庭で職員らと共に乱射事件の犠牲者に黙とうをささげた。大統領は4日、ラスベガスを訪問する。

 捜査当局は2日未明、ラスベガスから北東に100キロ余り離れたネバダ州メスキートの容疑者の自宅を捜索。19丁の銃や数千発の弾薬のほか、爆発物も発見された。銃撃を行ったホテルの部屋からは、複数のライフルを含む23丁の銃器が見つかっている。銃は合法的に購入したものとみられているが、ネバダ州は米国の中でも銃規制が緩やかで、所有者は届け出などを義務付けられていない。

 2日付のワシントン・ポスト紙(電子版)は、容疑者が乱射で使用した銃器の一つは、カラシニコフ自動小銃と同型とみられていると報じた。銃器はスタンドで固定されており、周到な準備と計画性がうかがえる。

 CNNテレビなどは、パドック容疑者の父親=1998年に死亡=が、かつて連邦捜査局(FBI)に指名手配されていた銀行強盗犯だったと報道。ただ、容疑者自身については交通違反以外の犯罪歴はないという。引退前は会計士の仕事をしており、裕福だったとの情報もある。

 米メディアは、容疑者と同居する交際相手の女性が現在、東京に滞在している可能性があると報道。ただ、日本の捜査当局者によると、トランジットのため日本に立ち寄った可能性はあるが、日本には滞在していないという。


ラスベガスで銃乱射 米最悪50人超死亡400人以上負傷
10/3(火) 6:05配信 スポーツ報知

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治療を待つ被害者たち(ロイター)

 米西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時(日本時間2日午後2時)ごろ、男がホテルの上層階から近くの屋外コンサート会場に向けて銃を乱射した。地元警察は2日未明、少なくとも50人が死亡、400人以上が負傷したと発表した。警察官2人も負傷し、1人は重傷。ネバダ州出身のスティーブン・パドック容疑者(64)は自殺した。容疑者の部屋からは多数の銃器が見つかった。CNNテレビは「米国史上最悪の銃乱射事件」と報じている。

 銃弾が上空から途切れなく降り注ぎ、あちこちで悲鳴が上がった。「誰かが撃っている」「伏せろ」。日曜日の1日夜、2万人を超える観客でにぎわっていたラスベガスの屋外コンサート会場は、惨劇の舞台に一変した。

 パドック容疑者は会場を見下ろせる高級ホテル「マンダレイベイ」の32階から銃を乱射した。ホテルから会場までは200メートル以上。機関銃を連射するような音が鳴り響き、多くの人が「銃声だ」などと叫んだ。出演者の1人は「銃撃はちゅうちょすることなく10分以上、続いていた」と証言した。コンサートが開かれていたのはカジノやホテルが並ぶ目抜き通りに面したスペース。逃げ場を失った観衆は折り重なるように倒れ込み、互いの身を守り合うしかなかった。近くのマッカラン国際空港では飛行機の離着陸が一時中断された。

 機動隊がホテルの部屋に突入する前に容疑者は自殺した。動機は明らかになっていない。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を発表したが、信ぴょう性は不明。部屋からは大量の武器を発見した。在サンフランシスコ日本総領事館は2日未明の時点で、日本人が巻き込まれたとの情報はないとした。

 地元警察は死者は50人以上、負傷者は400人を超えるとし、CNNテレビは「米国史上最悪の銃撃事件」と伝えている。米国内では、16年6月にフロリダ州のナイトクラブで男が銃を乱射し、49人が死亡。パリでは15年11月に同時多発テロで「イスラム国」の戦闘員らが銃を乱射するなどし、130人以上の犠牲者が出ている。11年7月にはノルウェーのオスロの銃撃事件で77人が死亡、100人以上が負傷した。

 事件発生時、会場ではカントリー音楽フェスティバルが開かれ、ステージではトリを務める人気歌手ジェイソン・アルディーン(40)が演奏中だった。アルディーンは「とてつもなく恐ろしかった」と会員制交流サイト(SNS)に投稿。「楽しい夜を過ごそうと集まった人たちがこんな目に遭い、心が痛む」とつづった。また、トランプ米大統領はツイッターで「恐るべきラスベガス銃乱射の被害者と家族に哀悼の意」を表明した。

 ◆ラスベガス 米西部ネバダ州南東部の砂漠地帯に位置する同州最大の都市で、人口は60万人超。州公認のギャンブル施設や豪華ホテルが立ち並び、世界屈指の娯楽都市として知られる。24時間営業のカジノやレストランも多く「眠らない街」とも評される。昨年は世界各国から4000万人以上が訪れた。日本人観光客からの人気も高い。


米乱射事件で各国首脳が弔意
10/3(火) 5:37配信 時事通信

 【ワシントン、モスクワ時事】米ホワイトハウスは2日、トランプ大統領が英国のメイ首相、カナダのトルドー首相とそれぞれ電話会談し、両首脳からラスベガスで起きた銃乱射事件について弔意を伝えられたと発表した。

 ロシアのプーチン大統領も2日、トランプ大統領に弔意を伝えた。プーチン氏は弔電の中で「市民数十人の命を奪った犯罪はその残酷さにおいて衝撃的だ」と犯行を非難。犠牲者の家族らを見舞った。


「安全地帯」から無差別発砲=3日前に現場へ―米乱射容疑者
10/3(火) 1:08配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件の実行犯とされる同州在住のスティーブン・パドック容疑者(64)は、会場警備の手が及ばないホテルの部屋に銃を持ち込み、「安全地帯」から眼下のコンサート会場に向け引き金を引き続けたとみられる。

 同容疑者は引退した元会計士で、テロ組織との関連は確認されておらず、動機は不明だ。

 米メディアや当局の発表によると、パドック容疑者は事件の3日前の9月28日にホテルにチェックイン。32階の部屋から、通りを挟んではす向かいにあるコンサート会場をめがけて銃を乱射し、約2万2000人の観衆を大混乱に陥れた。目撃者はロイター通信に、「一度に100発は発砲があったはずだ。弾を再装填(そうてん)するような間を置いて、さらに銃撃が続いた」と振り返った。

 フロリダ州に住むパドック容疑者の弟はCBSテレビに、同容疑者について「銃に熱を上げるような男ではない」と述べ、軍歴もなく、特定の宗教や政治信条に肩入れしていた様子もなかったと明かした。弟が別途CNNテレビに語ったところでは、同容疑者は、9月にハリケーンがフロリダ州を直撃した後、州内に住む母親の様子を尋ねるため連絡してきたという。

 パドック容疑者はラスベガスの北東約120キロのネバダ州メスキートで、女性と同居生活を送っていた。飛行機の操縦と狩猟の免許を持ち、航空機を保有しているとの情報もある。当局は自宅を捜索し、複数の銃や弾薬を発見したが、自宅内に大きな異常は見られなかったという。


乱射「純粋な悪の所業」=国民の団結呼び掛け―米大統領
10/3(火) 1:01配信 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件について「純粋な悪の所業だ」と非難した。

 4日にラスベガスを訪問し、現地警察関係者や犠牲者遺族に会うとも表明した。国民には団結を呼び掛けた。

 トランプ氏はホワイトハウスで声明を読み上げ、遺族への弔意を伝えるとともに、負傷者の早期回復を願うと述べた。また、警察などが極めて素早く対応し「さらなる人命が失われるのを防いだ」と称賛。「連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省が、緊密に現地当局の捜査に協力している」と語った。

 その上で、信仰や家族、共有する価値に基づき国民が団結する必要性を強調。「われわれの団結が悪に打ち砕かれることも、絆が暴力によって断ち切られることもない」と訴えた。犯人像には言及しなかった。


ラスベガス銃乱射 「イスラム国」が犯行声明 「実行犯は数カ月前に改宗」と主張
10/2(月) 23:53配信 産経新聞

 【ロサンゼルス支局】米西部ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は2日、傘下のオンライン通信社を通じ、「イスラム国の戦士が(事件を)実行した」とする犯行声明を出した。

 声明は、死亡した事件の実行犯、スティーブン・パドック容疑者(64)が「数カ月前にイスラム教に改宗していた」とも主張した。声明の内容の真偽は不明。存在感を誇示するため、事件に便乗する形で声明を出した可能性もある。


ラスベガス銃乱射事件、「イスラム国」が関与認める
10/2(月) 23:39配信 ロイター

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 10月2日、ラスベガスの銃乱射事件で、過激派組織「イスラム国」が関与を認めた。写真は現場付近で1日撮影(2017年 ロイター/Las Vegas Sun/Steve Marcus)

[カイロ 2日 ロイター] - 米ネバダ州ラスベガスで行われていた音楽フェスティバルで1日夜に発生した銃乱射事件について、過激派組織「イスラム国」(IS)が2日、関与を認めた。

ISと関連のあるAMAQ通信は「ラスベガスの攻撃はISの兵士が実行した」とし、この人物は「数カ月前にイスラム教に改宗していた」としている。

事件は現地時間の1日午後10時(日本時間2日午後2時)過ぎに発生。容疑者はホテルの32階から会場に向け数分間乱射、その後警察に射殺された。少なくとも50人が死亡、400人以上が負傷している。


米ラスベガスで銃乱射 50人死亡、400人以上負傷「米国史上最悪の銃乱射事件」
10/2(月) 23:16配信 産経新聞

 【ロサンゼルス支局】米西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるカジノホテルで1日深夜(日本時間2日午後)、男が銃を乱射する事件があり、地元警察や米CNNテレビによると、少なくとも50人が死亡、400人以上が負傷した。容疑者の男は自殺した。CNNは「米国史上最悪の銃乱射事件だ」と伝えた。トランプ大統領は2日、ツイッターで、被害者と遺族に「深い哀悼の意」を表した。

 ラスベガスは、カジノなどで知られる世界有数の観光都市。日本人観光客にも人気がある。在サンフランシスコ日本総領事館は、これまでのところ日本人が巻き込まれたとの情報はないとしている。死者数はさらに増える可能性がある。

 CNNによると、男は地元に住むスティーブン・パドック容疑者(64)。

 現地からの報道によると、現場はラスベガス中心街にある「マンダレイ・ベイ・ホテル」の屋外イベント会場。事件当時はカントリーミュージックのコンサートが行われていた。地元警察は、同容疑者がホテルの32階部分から会場に向けて銃を乱射したと明らかにした。

 観客がネットに投稿したとみられる動画では、ギターなどの音に混じって銃声が響いているのが確認できる。会場は大混乱に陥った。

 ロイター通信が地元警察の話として伝えたところでは、同容疑者単独による犯行との見方が強い。宗教的背景や政治信条などは不明だが、警察は、何らかの武装グループと関係している可能性は低いという。

 米国では銃乱射事件が繰り返されており、昨年6月にはフロリダ州のナイトクラブが襲撃され49人が死亡した。


倒れ込む男女
時事通信 10/2(月) 21:19配信

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1日、米ラスベガスの銃乱射事件現場で、倒れた女性に覆いかぶさる男性。


安倍首相、乱射事件「強い憤り」=米大統領にメッセージ
10/2(月) 21:19配信 時事通信

 安倍晋三首相は2日、米ラスベガスで発生した乱射事件を受け、「多数の無辜(むこ)の市民が犠牲になったことに、大きな衝撃を受けるとともに強い憤りを覚える」とのメッセージをトランプ米大統領に送った。

 メッセージは「(事件を)断固非難する。日本は、この困難な時を乗り越えようとする米国および米国国民に心からの連帯の意を表する」としている。


ラスベガスで銃乱射事件、59人以上死亡-大統領は4日に現地訪問
10/2(月) 21:15配信 Bloomberg

トランプ米大統領は2日、ラスベガスで1日夜に発生した銃乱射事件を受け4日に現地を訪問すると表明した。警察によると、事件では少なくとも59人が死亡、527人以上がけがをし、銃乱射として米史上最悪。

大統領は2日の声明で、ラスベガス銃乱射は「悪魔の所業だ」とコメントした。連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省が捜査にかかわると説明した。

警察によると、容疑者は野外コンサート会場を見下ろすホテルの部屋から発砲した。容疑者は死亡し、動機は明らかでない。

トランプ大統領は「多数の米国民が今、大切な人の突然の死を悼んでいる」とし、その痛みは計り知れないと語った。

過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出したと、過激派の動きを監視しているSITEインテリジェンス・グループがIS系メディアのアマク通信を基に明らかにした。

警察当局によると、容疑者はネバダ州の住民、ス​​ティーブン・パドック(64)で、事件後に自殺した。SITEによれば、アマク通信は同容疑者が最近イスラム教に改宗していたとしているが、証拠は示していない。トランプ大統領は容疑者の名前や動機、テロに言及しなかった。FBIのアーロン・ルース捜査官はラスベガスでの記者会見で、「現時点では国際的テログループとの関連はないと判断している」と述べた。

国家安全保障会議(NSC)の当局者もテロリストとの関連は判明していないとした上で、捜査を続けていると述べた。

原題:Trump to Visit Las Vegas After Shooting Tests His Leadership (3) (抜粋)


ラスベガスで史上最悪の銃乱射事件、50人以上死亡-大統領が哀悼の意
10/2(月) 21:15配信 Bloomberg

トランプ米大統領は2日、ラスベガスで1日夜に発生した銃乱射事件の犠牲者に対し哀悼の意を表した。警察によると、事件では少なくとも50人が死亡、200人以上がけがをした。米史上最悪の銃乱射事件となる。

トランプ大統領は「ラスベガスで発生した悲惨な銃乱射事件の犠牲者と家族に深い哀悼の意を表する」とツイートした。

ホワイトハウスのサンダース報道官は声明で、大統領は事件について報告を受けており、ホワイトハウスの当局者らは事態を注視していると説明した。「事件に遭った全ての人のことを思い、祈りをささげている」と付け加えた。

事件は銃規制に関する議論を再燃させる可能性がある。これまでの最悪はフロリダ州オーランドのナイトクラブで49人が犠牲になった約1年前の事件だった。

当局によると、容疑者はラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテル・アンド・カジノの32階から、眼下で行われていた野外コンサートの会場に向け銃を乱射した。ネバダ州クラーク郡のジョゼフ・ロンバード保安官は、スティーブン・パドックという男が容疑者で動機は不明だと述べた。容疑者は現場で死亡したという。

原題:Trump Sends Sympathies to Victims of Las Vegas Mass Shooting(抜粋)


<ラスベガス銃乱射>乾いた銃声響き、2万人の観客パニック
10/2(月) 21:03配信 毎日新聞

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銃撃があった現場周辺で警戒する警察官ら=米ラスベガスで2017年10月1日、AP

 「タタタタタ、タタタタ、タタタタ」。人気歌手が演奏中の野外コンサート会場に、数えきれないほどの乾いた銃声が響き渡った。米西部ネバダ州ラスベガス中心部で1日午後10時(日本時間2日午後2時)過ぎに発生した銃乱射事件。音楽を楽しんでいた2万人を超える聴衆を、パニックに陥れた。会場は泣き叫ぶ人や逃げ惑う人で大混乱に陥り、570人以上が銃弾で死傷する大惨事となった。

 銃撃を受けた会場では、3日間にわたり、米国最大級のカントリー音楽の祭典「ルート91ハーベスト・フェスティバル」が開かれていた。トップクラスの人気を誇るカントリー歌手ジェイソン・アルディーンさんの演奏中に、約900メートル離れたホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」の32階からスティーブン・パドック容疑者(64)が銃を乱射し始めた。

 ソーシャルメディアに投稿された発砲当時の会場を映したとみられる映像では、軽快な音楽に交ざって銃声が響き始めると、アルディーンさんが演奏を中断。突然の銃声に最初は戸惑いながらも、異変に気付いてパニック状態に陥る観客の様子が映っていた。

 映像には「銃声だ」などと泣き叫ぶ声のほか、「姿勢を低くして」と周囲に促す声も収められていた。周囲は野外で暗く、どこから銃撃されているのかも分からずに逃げ惑う人々が、折り重なるように倒れ込んだ。銃声は録音された分だけでも数十回は続いた。発砲は数分間続いたとの証言もある。

 会場にいたモニーク・デカフさんは、米CNNテレビの取材に「ガラスが割れたような音がして周りを見回したら、銃声が聞こえた。一瞬、銃声が鳴りやみ、もう大丈夫だと思ったらまた銃撃が始まった」と話した。

 別の男性は現地メディアに「爆竹のような音がした後、ステージ上が大騒ぎになった。アルディーンさんもステージから逃げた。周囲にいた人もみんな地面に伏せて、大混乱だった」と語った。

 会場にいたという女性はCNNに、乾いた血に覆われた足を見せながら、「逃げる途中でついた。観客たちは、お互いの体を乗り越えながら走った」と語った。

 アルディーンさんは事件後、ソーシャルメディアで「言葉も出ない。楽しい夜になるはずだと、楽しみに来てくれた人たちの誰にでも起こり得たことがつらい」と投稿した。

 一方、米メディアによると、パドック容疑者は引退した会計士で、パイロットの免許を持ち飛行機2機を所有。また、北部アラスカ州の狩猟許可も取っていた。警察当局は犯行の動機を調べている。パドック容疑者の親族は2日、ロイター通信の電話取材に「なぜこんなことになったのか、まったく分からない。恐ろしい。犠牲者の方々にお悔やみを言いたい」と述べた。

 同容疑者は62歳の女性と同居しており、警察は、参考人として捜していたが、居場所を特定、今後事情を聴く。【武内彩】


<ラスベガス銃乱射>警察「米史上最悪の死者数」
10/2(月) 20:44配信 毎日新聞

 ◇「58人死亡、515人負傷」 トランプ氏が4日に現地入り

 【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、中心部のホテルから隣接するコンサート会場を狙った銃撃があり、地元警察は2日朝、聴衆ら58人が死亡、515人が負傷したと発表した。容疑者は男1人で、発砲していたホテル内の客室に警官が突入した時点で自殺していた。警察は「銃乱射事件としては米史上最悪の死者数」としている。

 警察当局によると男はスティーブン・パドック容疑者(64)で、単独犯と見られる。犯行当時、ライフルなど銃10丁を保持。ラスベガスの北東約130キロのメスキート在住で、地元警察は家宅捜索で銃器や弾丸を発見したと明らかにした。

 トランプ米大統領は2日、ホワイトハウスで事件を「極めて邪悪な行為だ」と非難し、犠牲者の支援を約束し4日にラスベガス入りする意向を示した。

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)系のアーマク通信は2日、「ISの兵士が実行した」とする事実上の犯行声明を出した。この中で、容疑者は「2~3カ月前にイスラム教に改宗した」とも述べた。しかし、米連邦捜査局(FBI)は、容疑者と外国のテロ組織とのつながりを否定した。

 警察などによると、パドック容疑者は9月28日から市内中心部のホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」に宿泊。事件当夜は32階から、約400メートル離れたカントリーミュージックの野外コンサート会場に向け自動小銃と見られる武器を連続して発砲。会場には約2万2000人の聴衆が集まっていた。

 ソーシャルメディアに投稿された現場の動画によると、演奏中に発砲音が聞こえ始め、しばらくして「伏せろ」などと叫ぶ声が響いた。米メディアによると、歌手らにけがはなかった。会場周辺は多数の人々が走って逃げ、パニック状態に陥った。警察は発砲場所を突き止め、部屋のドアを爆破して突入したが、容疑者は死亡していたという。

 事件を受け、ラスベガスのマッカラン国際空港は一時、飛行機の発着を停止した。現場のホテル付近は警察が封鎖した。

 ラスベガスは「ギャンブルの街」として知られるが近年はショーや買い物を楽しむため、日本人を含む多数の外国人観光客も訪問する。在サンフランシスコ日本総領事館によると、現地時間2日未明の時点で日本人が今回の事件に巻き込まれたとの情報はない。


米ラスベガスで銃乱射 50人死亡、200人以上負傷「米国史上最悪の銃乱射事件」
10/2(月) 20:33配信 産経新聞

 【ロサンゼルス支局】米西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるカジノホテルで1日深夜(日本時間2日午後)、男が銃を乱射する事件があり、米CNNテレビによると、少なくとも50人が死亡、200人以上が負傷した。容疑者の男は警察に射殺された。CNNは、「米国史上最悪の銃乱射事件だ」と伝えた。

 ラスベガスは、カジノなどで知られる世界有数の観光都市。日本人観光客にも人気がある。被害者らの国籍や、日本人が巻き込まれていないかなどは不明。死者数はさらに増える可能性がある。

 現地からの報道によると、現場はラスベガス中心街にある「マンダレイ・ベイ・ホテル」の屋外イベント会場。事件当時はカントリーミュージックのコンサートが行われていた。地元警察は、男がホテルの上層階から会場に向けて銃を乱射したと明らかにした。

 観客がツイッターなどに投稿した動画では、ギターなどの音に混じって銃声が響いているのが確認できる。会場は大混乱に陥った。

 ロイター通信が地元警察の話として伝えたところでは、男は地元出身で、単独犯とみられる。男の宗教的背景などは不明だが、警察は、何らかの武装グループと関係している可能性は低いとしている。ルームメイトのアジア系女性が男に同行していたとの情報もあり、警察が調べている。

 米国では銃乱射事件が繰り返されており、昨年6月にはフロリダ州のナイトクラブが襲撃され49人が死亡した。


米乱射事件、治安面で最大の挑戦=大統領、犠牲者に弔意
10/2(月) 20:28配信 時事通信

 【ワシントン時事】米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件は、1月のトランプ大統領就任後、治安面で最大の挑戦となった。

 事件の真相究明に全力を注ぐとともに、政権は警察を含む法執行機関の強化など、治安対策を進めるとみられる。

 トランプ氏は2日朝、ツイッターに「恐ろしい銃撃事件の犠牲者と家族に、心からのお悔やみを伝える」と書き込んだ。サンダース大統領報道官は声明で、トランプ氏は事件について報告を受けていると説明。「情勢を注視しており、州と地元当局を全面支援する」と表明した。

 トランプ氏は就任以来、米国の「治安悪化」を繰り返し問題視してきた。国内の殺人発生率について、事実と異なる数字に基づき深刻さを訴え、指摘を受けて修正したこともある。8月には、オバマ前政権が禁止した大口径火器を含む一部軍用品の警察などへの払い下げを解禁する大統領令を出した。

 批判を浴びたイスラム圏など一部諸国からの一時入国禁止は「テロリスト入国阻止」、メキシコ国境への「壁」建設は国境を越えて活動する犯罪組織対策を理由に、それぞれ正当化してきた。仮に今回の乱射がテロや移民と関係ない単独犯だった場合、治安強化のみならず、米社会の「病理」に真っ正面から向き合わなければならなくなる。

 多くの人が無差別乱射の犠牲になったことを受け、今後、銃規制を求める声が再び高まることが予想される。一方、銃所持の権利推進団体である全米ライフル協会(NRA)の支持を受けるトランプ氏は、銃規制に反対の立場だ


容疑者と一緒にいたとみられる女性
時事通信 10/2(月) 20:06配信

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米ラスベガスの銃乱射事件で、容疑者と一緒にいたとみられる女性(ラスベガス市警のツイッターより)


<ラスベガス銃乱射>死者50人、負傷者200人以上に
10/2(月) 19:57配信 毎日新聞

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発砲による負傷者の救護にあたる警察官ら=AP

 【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスのカジノホテル近くで1日夜にあった乱射事件で、CNNによると、少なくとも50人が死亡し、200人以上が負傷した。

 地元警察は容疑者1人が死亡し、他に容疑者はいないと発表した。現場は観光客らでにぎわうラスベガス中心部にあるマンダレイ・ベイ・ホテル付近で、近くではカントリーミュージックの野外コンサートが開かれていた。

 ソーシャルメディアに投稿された動画では、演奏中に機関銃のような発砲音が連続して聞こえ、「銃声だ」「伏せろ」などと叫ぶ声が響いた。米メディアに語った目撃者の話ではホテルの上層階から何者かが乱射したという情報もある。

 事件を受けて一時、ラスベガスのマッカラン国際空港では飛行機の発着を止め、現場のカジノ付近は封鎖された。


逃げ惑う人々
時事通信 10/2(月) 19:51配信

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1日、米ラスベガスで銃撃音を聞き、逃げ惑う人々


運ばれる負傷者
時事通信 10/2(月) 19:51配信

959
2日、米ラスベガスの銃乱射事件で負傷者を運ぶ人々。


警官と救急隊員
時事通信 10/2(月) 18:59配信

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2日未明、米ラスベガスの銃乱射事件現場近くに駆け付けた警官と救急隊員。


米ラスベガス銃撃 日本人の被害情報なしも旅行各社「情報集める」
10/2(月) 18:47配信 産経新聞

 米ラスベガスの銃乱射で多数の死傷者が出たことを受け、大手旅行代理店JTB(東京都品川区)広報室の担当者は「グループ会社の企画も合わせると多くのツアーがある。現在、現地の支店とも連絡を取って、ツアー客の安否確認を進めている」と話した。

 旅行各社によると、ラスベガスは日本人にも人気の高い観光地だが、現在は夏休みシーズンも終わり、観光客は少ない時期。銃が乱射されたとみられるカジノホテル「マンダレイベイ」は、「日本人の利用はそんなにない」(エイチ・アイ・エスの広報担当者)という。

 外務省などによると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていないが、各社は現地の治安状況などをみながらツアーの日程を変更するかなどを検討するという。

 阪急交通社の担当者は「ツアー客の安否は確認できたが、現地が夜間ということもあり、引き続き情報を集めている」と話した。


響く銃声、逃げ惑う若者=秋の音楽祭一転、流血の惨事に―米
10/2(月) 18:27配信 時事通信

 【ロサンゼルス時事】逃げ惑う若者、散乱するペットボトル。

 米ラスベガスで1日夜、秋風を楽しむ3日間の野外コンサートが一転、流血の惨事と化した。「米史上最悪」(CNNテレビ)の乱射事件。犯人は隣接するホテルの部屋から観客を狙い撃ちしたとみられ、会場は恐怖と怒りに包まれた。

 コンサートは「ルート91ハーベスト・フェスティバル」と呼ばれ、米国で最大級のカントリー音楽の祭典。インターネットに投稿された動画によると、バンドの軽快な演奏で観客が体を揺らす中、突如「タタタタタ、タタタタタ」と乾いた銃の連射音が響いた。

 「何てことだ」。立ち見の観客は凶弾がどこから飛んでくるかも分からず、体を伏せるので精いっぱい。乱射は何度も続く。男性の叫び声と女性の悲鳴が交差する中、一部が「今だ、逃げろ」と駆けだした。

 CNNによると、現場に居合わせた女性は「銃撃が止まって大丈夫だと思ったら、また始まった」とおびえた様子。ある男性は現場から交流サイトに投稿した動画で「(事件を起こした犯人は)狂っている」と吐き捨てるように言った。

 警察は、現場を含むラスベガスのホテル・カジノ街を封鎖。地元の男による単独犯行との見方を示したが、テロか憎悪犯罪かは分からない。コンサートの観客を無差別に狙う事件は、5月に英中部マンチェスターでも起きた。きらびやかに輝くネオンをよそに、人々は不安な夜を明かすことを余儀なくされた。

 事件当時、ステージで演奏中だった米歌手ジェイソン・アルディーンさんは無事。交流サイトに「今夜の事件は恐怖を超えている。巻き込まれた全員に祈りをささげたい」とつづった。


米ラスベガスで銃乱射事件:20人以上死亡、100人余り負傷-AP
10/2(月) 18:22配信 Bloomberg

米ラスベガスの音楽イベントで1日遅くに銃乱射事件があり、少なくとも20人が死亡、100人余りが負傷した。当局者が2日の早い時間に述べたとしてAP通信が報じた。


ラスベガス乱射で59人死亡・数百人負傷、米史上最悪
10/2(月) 18:02配信 ロイター

[ラスベガス(米ネバダ州)/カイロ/ワシントン 2日 ロイター] - 米ラスベガスの音楽フェスティバル会場で、現地時間の1日午後10時(日本時間2日午後2時)過ぎに銃乱射事件が発生、少なくとも59人が死亡し、525人以上がけがを負った。

近年の米国史上最悪の銃撃事件となった。

警察は、犯行に及んだのはネバダ州内の高齢者居住地区に住むスティーブン・パドック容疑者(64)と特定、単独で行ったとの見方を示した。

過激派組織「イスラム国」(IS)が関与を認めたが、米当局者らは犯行声明を裏付ける証拠はないとした。

米当局によると、同容疑者はマンダレイ・ベイホテルの32階の部屋から、来場者ら2万2000人に向けて数分間発砲した。

警察が部屋に突入する前、同容疑者は自殺した。郡保安官によると、部屋からライフル10丁以上や複数のマシンガンなどがみつかったという。

ISと関連のあるAMAQ通信は「ラスベガスの攻撃はISの兵士が実行した」とし、この人物は「数カ月前にイスラム教に改宗していた」としている。

一方、郡保安官は同容疑者の信仰は分かっていないと説明した。

米政府高官2人はロイターの取材に、同容疑者はテロリストと疑われる人物のデータベースで見つからなかったと指摘。当局者の1人は、精神的な問題の既往歴があったと信じる根拠があると語った。

トランプ大統領は「悪の権化による仕業」と非難した。4日にラスベガス入りし、被害者や家族、救助隊員らと会う考えを示した。

銃撃は9月29日─10月1日の3日間にわたって行われていた、カントリーミュージック・フェスティバル「Route 91 Harvest」最終日の夜に起きた。

<複数の銃>

パドック容疑者の弟であるエリック・パドック氏によると、容疑者は政治的、宗教的組織には所属しておらず、精神疾患の病歴もないという。父親は銀行強盗として米連邦捜査局(FBI)の「10大重要指名手配」リストに載せられていたこともあったもようだ。

エリック氏は容疑者について「裕福な男」だとし、ビデオポーカーや船旅が好きだったと話した。フロリダ州からネバダ州に引っ越した後、静かな生活に落ち着いていたと思っていたという。

ネバダ州は、米国で銃規制が最も寛容な州の1つであり、所有者はライセンスの取得や銃の登録が不要となっている。

容疑者が前週木曜から在室していたホテルのスイートルームからはライフル16丁、望遠鏡のほか、マシンガンに改良しようとしたと思われるものが見つかった。スーツケースも10個以上あった。

郡保安官によると、容疑者は「ハンマーのようなもの」で部屋の窓ガラスを割り、そこから発砲したという。容疑者の自動車からは、爆発物に利用される複合肥料の硝酸アンモニウムが発見された。

警察は、ラスベガスから約145キロメートル北東のネバダ州メスキートにある容疑者の自宅で、少なくとも18の銃火器、爆発物、大量の弾薬を発見した。

メスキートにある銃販売店店主は声明を発表し、パドック容疑者は「必要な身元調査や手続きをすべてクリアしていた」と説明。「不安定さや不健康さを感じさせることは一度もなかった」と述べた。

捜査当局は、容疑者のガールフレンドとされるマリルー・デーンリー氏を聴取する意向だ。郡保安官によると、同氏は東京に滞在しているとみられる。


<ラスベガス銃乱射>20人死亡100人超負傷 容疑者死亡
10/2(月) 17:49配信 毎日新聞

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発砲による負傷者の救護にあたる警察官ら=AP

 【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスのカジノホテル近くで1日夜、乱射事件があり、CNNによると、少なくとも20人が死亡し、100人以上が負傷した。

 地元警察は容疑者1人が死亡し、他に容疑者はいないと発表した。現場は観光客らでにぎわうラスベガス中心部にあるマンダレイ・ベイ・ホテル付近で、近くではカントリーミュージックの野外コンサートが開かれていた。

 ソーシャルメディアに投稿された動画では、演奏中に機関銃のような発砲音が連続して聞こえ、「銃声だ」「伏せろ」などと叫ぶ声が響いた。米メディアに語った目撃者の話ではホテルの上層階から何者かが乱射したという情報もある。

 事件を受けて一時、ラスベガスのマッカラン国際空港では飛行機の発着を止め、現場のカジノ付近は封鎖された。


米乱射、20人以上死亡=負傷者100人超に
10/2(月) 17:44配信 時事通信

 AFP通信などによると、米ラスベガスの銃乱射事件で、警察は2日、死者が20人以上、負傷者が100人以上に達したと明らかにした。


米ラスベガス発砲事件、死者20人負傷者100超 犯人は警察が殺害
10/2(月) 17:22配信 AFPBB News

【10月2日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で1日夜発生した銃乱射事件で、警察は2日、少なくとも20人が死亡し、100人以上が負傷したと発表した。

 ラスベガス警察のジョゼフ・ロンバルド(Joseph Lombardo)保安官は記者会見で、「現時点で100人超の負傷者がおり、20人超が死亡した」と発表した。

 警察はコンサート会場の隣にあるマンダレイ・ベイ・カジノ(Mandalay Bay Casino)の32階から銃が乱射されたとの通報を受けて現場に急行。銃乱射に及んだ地元在住の男と銃撃戦を繰り広げた末に犯人を殺害した。

 現場の様子としてソーシャルメディア上で拡散している動画には、聴衆がカントリーミュージックのコンサートを楽しんでいるところに自動小銃が連射される銃声のような音が鳴り響き、パフォーマンスが中断する様子が捉えられていた。

 ある目撃者は地元テレビ局KLASに対し、何者かが階上から人々に向かって乱射したと証言していた。

 容疑者が複数いるとの報道もあるが、警察はツイッター(Twitter)に「現時点ではこれ以上の銃撃者はいないと考えている」と投稿し、これを否定した。映像は、騒然とする現場近く。(c)AFPBB News


<ラスベガス銃乱射>負傷24人のうち12人が重体
10/2(月) 16:50配信 毎日新聞

 【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスで1日夜(日本時間2日昼)発生した銃乱射事件で、負傷した24人のうち少なくとも12人が重体だと病院関係者が明らかにした。これとは別に、2人の死亡が確認されている。ロイター通信などによると、発砲は中心部のホテル「マンダレー・ベイ・カジノ」の他、市内の複数の場所で報告された。

 発砲現場のホテルには警察が急行したが、激しい銃撃を浴び動きが取れなかったとの情報もある。

 事件を受け、地元空港は一時的に離発着を中断した。発砲現場付近の道路は警察が封鎖した。


米ラスベガスで乱射、58人死亡
時事通信 10/2(月) 16:48配信

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米西部ネバダ州ラスベガスで1日、約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、58人が死亡、515人が負傷した。容疑者の男は自殺した。写真は銃声を聞き逃げる人々。


<米国>銃乱射で2人死亡24人負傷 ラスベガス中心部で
10/2(月) 16:21配信 毎日新聞

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発砲があった「マンダレー・ベイ・カジノ」付近で警戒にあたる警察官=AP

 【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスの警察によると、1日夜(日本時間2日昼)、同市中心部のホテル「マンダレー・ベイ・カジノ」付近で発砲があった。地元メディアによると、少なくとも2人が死亡し、24人が負傷し病院で手当を受けている。ラスベガス市警は「容疑者1人が排除された」と発表したが、複数の発砲者がいるとの情報もある。

 事件当時、現場付近では屋外コンサートが開かれており、CNNは、聴衆に対してホテル上階から何者かが自動小銃を連続して乱射した模様だと報じた。ネット上に配信された現場とされる動画には、連続した発砲音や、恐怖の叫び声が記録されている。


ラスベガスのカジノホテルで銃撃か 2人死亡、24人負傷
10/2(月) 16:09配信 産経新聞

 【ロサンゼルス支局】米西部ネバダ州ラスベガスのカジノホテルで1日夜(日本時間2日午後)、何者かが銃を乱射し、ロイター通信によると少なくとも2人が死亡、24人が負傷した。病院関係者の話などとして伝えた。

 ロイターによると、事件が起きたとみられるのは、ラスベガス中心街に位置するマンダレイ・ベイ・ホテル。同ホテルとは別の場所で銃撃があったとの情報もある。


米ラスベガスで乱射、58人死亡=500人超負傷、「史上最悪」に―容疑者自殺
10/2(月) 16:05配信 時事通信

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米西部ネバダ州ラスベガスで1日、約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、58人が死亡、515人が負傷した。容疑者の男は自殺した。写真は銃声を聞き逃げる人々。

 【ロサンゼルス時事】米西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、58人が死亡、515人が負傷した。

 容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

 警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

 トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

 事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

 ツイッターに投稿された乱射時のものとみられる映像では、演奏中に無数の銃声が聞こえ、コンサートが中断。しばらくして再び銃声が鳴り響き、観客らはその場に伏せたり、隠れる場所を探し回ったりした。

 事件を受け、マッカラン国際空港はすべての発着便を見合わせた。在サンフランシスコ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたという情報はない。

 世界では近年、警備が手薄で不特定多数の人が集まる「ソフトターゲット」を標的としたテロなどが相次いでいる。コンサート会場を巻き込んだ事件では、2015年11月にパリ同時テロが発生。今年5月には英マンチェスターで米女性歌手アリアナ・グランデさんの公演が狙われた。

 国土安全保障省は今回の銃乱射を受けて声明を出し、「国内にある他の公共の場に関し、現時点で特段の脅威があることを示す信頼できる情報はない」とした上で、今後、警戒を強めていく方針を表明した。

2017年9月27日 (水)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2256

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<除染事業不正>安藤ハザマ、3カ月間の指名停止 環境省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<規制委>柏崎刈羽、審査「合格」 東電の原発で事故後初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電柏崎刈羽原発6、7号機「実質合格」原子力規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽原発「適合」=福島同型で初、規制委了承―地元は慎重、再稼働見通せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇南登山道が復旧 車の所要時間80分→40分に短縮 熊本地震で被災 観光復興に弾み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城の石垣復元、写真4万点活用 元通りの位置に 凸版印刷が地震前に撮影、熊本大と連携 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フリー記者の「演説」にどう対応? 原子力規制委員会 委員長交代、会見で見えた新旧トップの違い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「原発事故で十分な透析受けられず」 福島・広野町の女性が東電提訴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故で透析不十分=遺族が東電提訴―東京地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇火山博物館、ほぼ復旧 震災1年半本格再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島・山木屋>避難指示解除で三匹獅子舞7年ぶり復活 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島原発事故>町の風景残す 大熊町が3Dアーカイブ化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城被曝、「保安規定に抵触恐れ」 機構最終報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発7キロ、帰還進まず=「昔みたいに」85歳願う―浪江町、避難解除半年・福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「被ばく事故」再発防止策公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:作業員被ばくで最終報告書=再発防止策など策定―原子力機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:京都の原発避難集団訴訟結審=判決来年3月、賠償請求 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水位逆転、8回確認=計測機器の設定ミス―福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城「奇跡の一本足」の櫓いったん解体へ 石垣復旧後に再建 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地下水と汚染水、水位逆転か=井戸の機器設定ミス―福島第1原発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:溶融燃料、圧力容器に一部残存=3号機の透視調査―福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染費不正取得 安藤ハザマ社員を詐欺罪で在宅起訴 東京地検特捜部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大飯再稼働、県議会が同意=福井知事、最終判断へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安藤ハザマ社員2人を在宅起訴=除染事業で宿泊費詐取―東京地検 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島原発避難者訴訟で控訴へ=千葉判決受け原告側 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽「合格」持ち越し 規制委、質疑終わらず 審査終盤も異例づくし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「柏崎刈羽再稼働」合格判断持ち越し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<詐欺容疑>復興企業立地補助金10億円を詐取 3人逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興補助金10億円超詐取=容疑で元社長ら3人逮捕―福島県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染事業に無許可で労働者斡旋容疑 山口組系組長らを逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染労働者を無許可紹介=容疑で暴力団組長ら逮捕―警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<柏崎刈羽原発>「適合」審査書案を提示、規制委が議論開始 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<除染事業不正>安藤ハザマ、3カ月間の指名停止 環境省
10/4(水) 18:38配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県田村市発注の除染事業で、作業員の宿泊費を水増し請求してだまし取ったとして、東京地検特捜部が準大手ゼネコン「安藤ハザマ」東北支店の社員2人を詐欺罪で在宅起訴した事件に絡み、環境省は4日、同社を来年1月3日まで3カ月間の指名停止処分とした。起訴状によると、安藤ハザマ東北支店の社員2人は田村市発注の除染事業で作業員の宿泊費を約4100万円水増しした虚偽の領収書などを同市に提出し、2015年に水増し分を含む約7600万円をだまし取ったとされる。

 また、環境省は国直轄の除染事業の宿泊費の不正を調査した結果を公表。8件の除染事業の計302万円について、二重計上などで過大請求があったと明らかにした。各社に返還を求める方針だが、いずれも受注者側の請求ミスで、領収書を偽造するなどの不正は確認できなかったという。同省は今後、宿泊費の請求に際して領収書の他、振り込み記録の提出も求めるなど、チェック体制を厳格化する方針。【五十嵐和大】


<規制委>柏崎刈羽、審査「合格」 東電の原発で事故後初
10/4(水) 12:18配信 毎日新聞

 原子力規制委員会は4日の定例会で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県、ともに135.6万キロワット)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。審査書案は事実上の審査の「合格証」で、福島第1原発事故を起こした東電の原発が合格するのは初めて。福島第1原発と同じタイプの沸騰水型としても初の合格となる。

 国民からの意見募集(30日間)や経済産業相らからの意見聴取を経て、今冬にも正式に合格となる見込み。一方、新潟県の米山隆一知事は4日、記者団に対し「今回のことで県の検証は全く左右されない」と述べ、「3、4年かかる」とする福島第1原発事故の検証を優先する方針を改めて示した。早期の再稼働は難しい状況だ。

 先月27日の定例会で事務局の原子力規制庁が審査書案を提示し、5人の委員で議論を続けていた。審査書案によると、東電は設計上想定する地震の最大の揺れを1209ガル(ガルは加速度の単位)、津波の高さを海抜8.3メートルとして安全対策を取った。

 また、これまでに審査に合格した加圧水型原発と比べ、沸騰水型は原子炉格納容器の容積が小さく、事故時に内圧が高まって破損しやすい特徴がある。東電は事故時に放射性物質を除去して空気を逃がすことができる「フィルター付きベント(排気)装置」や、予備の循環冷却システムを新設するとした。審査書案ではこうした東電の安全対策を有効と認めた。

 東電は2013年9月に6、7号機の審査を申請。規制委は東電が重大事故を起こした当事者であることを重視。通常の技術的審査に加え、原子力事業者としての適格性を見極める異例の対応を取った。原発の安全性向上や福島第1原発の廃炉に主体的に取り組む姿勢を、原発の運転手順を定める保安規定に明記することなどを条件に、適格性を認めた。東電は今後、こうした内容を盛り込んだ保安規定を作成する。

 東電は4日、「終わりなき原子力の安全性向上に取り組む」とのコメントを発表した。【鈴木理之】


東電柏崎刈羽原発6、7号機「実質合格」原子力規制委
10/4(水) 12:11配信 産経新聞

 原子力規制委員会は4日、定例会合を開き、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。事実上の合格となり、福島第1原発事故を起こした東電の原発では初めて。また、同原発と同じ沸騰水型(BWR)としても合格は初のケースとなる。

 今後は一般からの意見公募などを経て正式合格となる。ただ、再稼働に必要な地元の同意には数年かかる見通し。新潟県の米山隆一知事は「福島第1原発事故の検証が終わらなければ判断できない」としており、同県柏崎市の桜井雅浩市長は条件の一つとして1~5号機いずれかの廃炉を求めている。

 東電は平成25年9月に安全審査を申請。新規制基準の要求を超えた安全対策を行うなど技術レベルの高さが評価される一方で、規制委は東電を「事故を起こした特別な事業者」と位置づけ、再び原発を運営する上での「適格性」を重視。小早川智明社長ら幹部を呼んで意見聴取したり、柏崎刈羽原発の現場職員と意見交換したりと異例の審査手順を踏んだ。

 小早川社長は7月下旬、「福島の廃炉と柏崎刈羽の安全性向上を両立させる」などと文書で表明。規制委はこれを保安規定に明記することを求め、さらに経済産業相に監督・指導する意向を確認することを条件に適格性を認めていた。


柏崎刈羽原発「適合」=福島同型で初、規制委了承―地元は慎重、再稼働見通せず
10/4(水) 12:10配信 時事通信

 原子力規制委員会は4日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合すると認め、事実上の合格証に当たる審査書案を了承した。

 東電が事故を起こした福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉が、新規制基準に適合すると判断されたのは初めて。東電の原発でも初となった。

 新規制基準に適合すると判断されたのは全国で7原発14基目。更田豊志委員長は会合後の記者会見で、「簡単な審査ではなかったが、厳正な審査、十分な議論を尽くすことができたと満足している」と話した。

 柏崎刈羽6、7号機の審査はヤマ場を越えたが、新潟県の米山隆一知事は再稼働に慎重な姿勢を示しており、再稼働の時期は見通せない。

 事故を起こした東電に、再び原発を運転する「適格性」を認めるに当たり、規制委は「安全を最優先に原子力事業に取り組む」と確約させた。規制委は審査書案を了承した後、発電事業を所管する経済産業相から意見を聴き、東電の経営方針を指導・監督することを確認する。

 審査書案は約1カ月間、一般から意見を募集した後、正式決定される見通し。規制委は続いて、原発の運転管理の基本的事項を定めた保安規定などの審査を進める。保安規定の中に安全最優先の姿勢を明記させ、規制委の検査で取り組み状況をチェックできるようにする。


阿蘇南登山道が復旧 車の所要時間80分→40分に短縮 熊本地震で被災 観光復興に弾み
10/4(水) 12:00配信 西日本新聞

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通行止めが解除された阿蘇山上の県道阿蘇吉田線(南登山道)。正面は熊本地震による斜面崩落が生々しい烏帽子岳=4日午前10時

 昨年4月の熊本地震で被災して通行止めが続いていた熊本県南阿蘇村と阿蘇山上をつなぐ県道阿蘇吉田線(南登山道、11・6キロ)が4日午前10時、通行可能になった。草千里ケ浜など阿蘇山上を経由して阿蘇市側ともつながり、観光の復興に弾みがつきそうだ。

⇒【画像】「天空の道」いまだ不通 阿蘇・北外輪山 地震で斜面崩落

 復旧工事が続いているため一部は片側通行だが、南阿蘇村役場-阿蘇山上の車での所要時間は、迂回(うかい)路経由の80分が40分に短縮される。南登山道の開通に伴い東登山道(阿蘇市黒川-阿蘇山上、約10キロ)の夜間通行止めも解除され、24時間通行が可能になる。

 阿蘇登山道路の残る通行止めは、阿蘇山中腹で東登山道と合流する県道阿蘇公園下野線の一部区間(約5キロ)。県は本年度中の規制解除を目指している。

=2017/10/04 西日本新聞=


熊本城の石垣復元、写真4万点活用 元通りの位置に 凸版印刷が地震前に撮影、熊本大と連携
10/4(水) 9:44配信 西日本新聞

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熊本地震前に熊本城の石垣を部分ごとに撮影した4枚の写真。崩落した石垣の復元に生かされる(凸版印刷提供)

 熊本大は3日、熊本地震で崩落した熊本城の石垣の早期復旧へ向けて、凸版印刷(東京)が地震前に撮影していた4万点を超す石垣や櫓(やぐら)などのデジタル写真を活用する研究が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の本年度の支援事業に採択されたと発表した。研究成果は「一本足」状態の石垣に支えられて倒壊を免れた飯田丸五階櫓などの復元にも生かす。

 熊本市によると、国特別史跡の熊本城は文化財としての価値を守るため、崩れた石垣を元通りの位置に戻す必要がある。研究は、熊本大工学部の上瀧剛助教(37)が開発した「石垣照合システム」も活用。崩落した石の写真の輪郭と、凸版印刷が保有する崩落前の石垣の写真を照合することで元の位置を推定する。

 両者は5月、熊本城などの文化財復旧支援に関する連携協定を締結。JSTは研究開発費として2~6年間に最大5億円を支援する。凸版印刷は保有する写真などのデジタルデータの整理に着手。熊本市は崩れた石の形状や場所の調査、台帳の作成などを専門職員の手で進めている。

 熊本大によると、東日本大震災で被災した城跡でも震災前後の石垣の写真を目視で照合する作業が続いており、こうした現場でも研究成果を生かしたいという。上瀧助教は「早く熊本城を復興し、元気な姿になるよう力を尽くしたい」と話している。

=2017/10/04付 西日本新聞朝刊=


フリー記者の「演説」にどう対応? 原子力規制委員会 委員長交代、会見で見えた新旧トップの違い
10/4(水) 9:30配信 産経新聞

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委員長着任会見に臨む原子力規制委員会の更田豊志氏=9月22日午後、東京都港区(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 原子力規制委員会の委員長が9月22日、初代の田中俊一氏(72)から更田豊志氏(60)にバトンタッチされた。2人は日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)で先輩・後輩の関係で、規制委では委員長と委員長代理のコンビとして運営をリードしてきた。ただ、着任後の更田氏の発言からは田中氏との「違い」も随所に見られる。福島への思い、記者への対応…その違いをクローズアップしてみよう。(社会部編集委員 鵜野光博)

 ■福島への思いは…

 22日の着任会見冒頭、更田氏は「規制委は福島第1原発事故の反省と教訓に基づき設置された組織。委員長が交代しても福島への強い思いを持ち続けることが重要だ」と述べた。

 前任の田中氏は福島市出身で、委員長を引き受けた動機を「福島の事故の風化の歯止めに少しでもなれば」だったと明かしている。退任後は「復興に少しでも役に立てれば」と福島に戻った田中氏。福島への強い思いは明らかだが、では更田氏にとってのそれはなんだろうか。

 会見で問われた更田氏は、「私は福島県出身ではないので、地域性という意味では田中委員長のような思いを持つことは努力しても難しい」とした上で、こう語った。

 「私たち原子力に携わってきた者からすれば、福島という言葉は、地域以外に、あの未曾有の事故そのものを指している。大きな被害も、汚染された区域もそうだ。こういった事実に向き合っていくことを含めて、福島に対する思いという表現をとっている」

 さらに、「これだけ対策を打ったら、もうこういう事故は起きません…これは福島を忘れたことになる。私たちが安心を語りだしたら、福島を忘れたものだと思っていい」と述べ、「安全に対する追求姿勢を維持、強化することが、福島に対する思いを強く持つことと並行しているのだと思う」と発言の真意を説明した。

 ■有識者会合の評価

 2人は地震を引き起こす活断層・破砕帯の評価を行った「有識者会合」をめぐっても違いがあった。

 再稼働に向けた原発の安全審査が長引く最大の理由となっている活断層・破砕帯の評価。当初は専門家で構成する有識者会合が規制委の安全審査に先行して評価を行い、その結果を規制委が事実上追認。しかし規制委は平成26年12月、有識者会合の評価結果を「報告」として受けつつも、規制委の安全審査で最終判断するという姿勢を明確にした。

 この経緯について、田中氏は退任間際の8月31日に日本記者クラブで行った会見で「活断層や破砕帯の調査は、原子力をやってきた人間から見ると全く違った世界だった」と率直に認め、「当初は有識者会合の評価結果を受け入れたが、ただ、有識者は責任を持って結論を出してくれるわけではない。それがだんだん分かってきた」と説明。「責任を最終的に負わなければならないのは規制委であり、(有識者会合の評価結果を)参考にしつつ、今は規制委の責任で最終的には判断している」と述べた。

 有識者会合への“不信”をも感じさせる発言だったが、更田氏は違った。

 「有識者会合に問題があったとは思っていない。そもそも初めから『間違った判断をしたら責任取ってもらいます』という構成ではない。重要な情報として参考になる知見と見解を与えてくれる組織だ。私たちは行政機関だから、責任を持つのは規制委。有識者会合に責任を転嫁するつもりは毛頭ない」(22日の着任会見)

 ■7分以上を費やして…

 2人の会見でもっとも違いが際立ったのが、特定のフリー記者の質問への対応だ。

 委員長の定例会見では、原発に対する北朝鮮のテロやミサイル攻撃について、質問の形をとりながら持論を展開する記者がいる。発言内容には詳しく触れないが、田中氏は「それはあなたがいつもここに来て演説されるだけであって、聞き置くだけにしておきます」(20日の退任会見)と、相手にしていなかった。

 しかし、更田氏は22日の着任会見で同じ記者と、もう一人の関連質問を含めて7分以上の時間を費やして対応した。ただ、この対応が今後も続くのかは分からないが…。

 ■「更田カラーはおのずと出る」

 委員長として初めての定例会見となった27日、「田中路線を引き継ぐのか、自分のカラーを出すのか」と問われた更田氏は、「二者択一なら、田中前委員長の路線をきちんと受け継ぎたい。カラーというものはおのずと出てしまうものだと思うので、私はそれに任せたい」と答えた。そして、田中氏が5年を振り返って「政治的圧力とかは関係なしに科学的、中立的に判断し、一つの理念できちっとやってきたのは、一点の曇りもない」と述べたことに触れ、こう語った。

 「退任の際に、非常に明確な言葉で『一点の曇りもない』とおっしゃった。私もあの言葉とともに退任できれば、どんなにいいだろうと思います」

 最後に、田中氏の会見は机を前に椅子に座って行われたが、更田氏の会見は立って行われている。

 「自分の希望でこうしてもらいました。座ってやると姿勢が悪くなるのと、後ろの方の顔が見えづらくなる。(記者の)顔が見えた方が、私の場合、答えやすいので」

 いろんな「違い」に、2人の個性が隠れているようだ。

 たなか・しゅんいち 昭和20年、福島市生まれ。東北大工学部原子核工学科を卒業し、42年、日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)入所。53年、工学博士(東北大)。平成16年、同研究所副理事長。18年、原子力学会会長。19年、原子力委員会委員長代理。24年9月、原子力規制委員会委員長。29年9月退任。

 ふけた・とよし 昭和32年、茨城県生まれ。東京工業大大学院理工学研究科博士課程を修了し、62年、日本原子力研究所入所。平成22年、日本原子力研究開発機構安全研究センター副センター長。24年9月、原子力規制委員。29年9月、規制委員長就任。


「原発事故で十分な透析受けられず」 福島・広野町の女性が東電提訴
10/3(火) 18:16配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故後に父親が死亡したのは、十分な人工透析を受けられなかったためとして、福島県広野町の遠藤恵美子さん(69)が3日、東電を相手取り、慰謝料など約3100万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、遠藤さんの父、誠さん=当時(88)=は腎臓病のため、事故当時、富岡町の病院で週3回程度、約4時間ずつの透析を受けていた。

 震災でいわき市へ避難。市内の病院で透析を受けたが、医師から「風評被害で医薬品などの物資が入らず、治療が続けられない」と告げられ、治療を受けるためバスで東京都へ移動。その後、都内で入院中に体調が悪化し、平成23年4月1日に死亡した。

 原告側は、事故によって病院を転々とした結果、誠さんが十分な回数・時間の透析を受けられなかったと指摘。「震災から1カ月もたたずに死亡したのは、透析不足と環境変化やストレスのためだ」としている。

 誠さんは震災関連死の認定を受けた。東電は、賠償金として約780万円を提示したという。

 東京・霞が関の司法記者クラブで会見した遠藤さんは「東電の提示した金額には納得がいかない。父が亡くなった無念さをこのままにできないという思いで訴訟を起こした」と話した。


原発事故で透析不十分=遺族が東電提訴―東京地裁
10/3(火) 16:21配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で十分な人工透析を受けられなかったために父親が病死したとして、長女の遠藤恵美子さん(69)が、東電に慰謝料など約3100万円の損害賠償を求める訴訟を3日、東京地裁に起こした。

 
 訴状によると、福島県広野町に住んでいた遠藤誠さん=当時(88)=は腎臓の病気を抱えていたが、事故後は人工透析を受けるため、いわき市や都内の病院を転々とさせられ、体調悪化で2011年4月に死亡した。

 原告側は「事故が原因で不十分な透析しか受けられなかった」と主張している。提訴後に記者会見した恵美子さんは「事故がなければ父は生きていた。穏やかに送ってあげたかった」と話した。

 東電の話 真摯(しんし)に対応していく。


阿蘇火山博物館、ほぼ復旧 震災1年半本格再開
10/2(月) 11:40配信 西日本新聞

 熊本県阿蘇市赤水の阿蘇火山博物館は1日、熊本地震で被災した建物関連の復旧工事がほぼ完了したとして、営業を本格再開した。博物館に通じる東登山道が昨年9月に仮復旧後、同11月に業務を一部縮小して仮オープンしていた。

 関係者が集った式典では、被災直後の館内の状況や復旧作業の様子がスクリーンに映し出された。池辺伸一郎館長は「火口カメラの修復などはまだこれから」と述べ、公益的な役割を果たす施設の復旧資金の確保へ協力を求めた。

 入館料は中学生以上64歳まで860円、65歳以上690円、小学生以下430円。

=2017/10/02付 西日本新聞朝刊=


<福島・山木屋>避難指示解除で三匹獅子舞7年ぶり復活
10/2(月) 10:23配信 毎日新聞

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山木屋地区で7年ぶりに奉納された「三匹獅子舞」=福島県川俣町山木屋の八坂神社で2017年10月1日、岸慶太撮影

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が3月末に解除された福島県川俣町山木屋地区にある八坂神社で1日、町無形文化財の「三匹獅子舞」が7年ぶりに奉納された。190年以上の歴史があるとされる。原発事故でいったん途絶えたが、氏子らが復興への願いを込めて復活させた。獅子役の子どもを確保できないなど事故前とは違う姿だったものの、住民らは「復興への大きな一歩」と勇壮な舞に見入った。

 3匹の獅子が太鼓や笛の音とともに拝殿前に現れ、体を前後左右に揺らし10曲を舞った。最後の演目「牝獅子かけ」では、「太郎獅子」と「次郎獅子」が「牝獅子」を奪い合う様子を表現し、住民は「昔の山木屋のよう」と喜んだ。

 三匹獅子舞は悪霊払いや五穀豊穣(ほうじょう)を願うもので、神社には「文政10年」(1827年)と記された太鼓が現存する。起源は300年以上前ともいわれる。毎年10月の例大祭で、上組と下組に分かれた住民が交代で奉納し、小学5年~高校1年の男子が舞う姿が長く親しまれてきた。だが原発事故で避難生活が始まると、披露の場は町内の仮設住宅など3回に限られていた。

 やっと再開できた神事だが、道具の管理や練習の世話を担う大世話人を定める「宿」制度は復活させられず、神社までの行列も行われなかった。獅子3匹と先導役「筅(ささら)」は、町外に住む25~38歳の男性4人が務め、舞台に子どもの姿はなかった。

 それでも関係者が継承に込める思いは強い。山木屋出身の会社員、大内康雄さん(39)=福島市松川町=は「故郷を守るために」と、25年ぶりの獅子役を買って出た。父の舞を見つめ続けた長男の理雄(りお)さん(12)は「昔から続くものが絶えたらさみしい。僕は山木屋の生まれではないけれど、力になれれば」と話していた。

 氏子らは来年も舞を奉納したいという。保存会の遠藤政見会長(82)は「今回の奉納で、多くの住民が山木屋への愛着を感じてくれた。伝統を大切にしながら、どう子どもを確保するかなどについては柔軟に考えていきたい」と話した。【岸慶太】


福島で震度3
10/1(日) 10:49配信 時事通信

 1日午前10時25分ごろ、茨城県北部を震源とする地震があり、福島県白河市などで震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.9と推定される。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度3=福島県白河市、いわき市
 震度2=福島市、宮城県岩沼市、山形県中山町、茨城県日立市、宇都宮市。


<福島原発事故>町の風景残す 大熊町が3Dアーカイブ化
9/30(土) 10:39配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故により今も全域で避難指示が続く福島県大熊町で、360度カメラ付きの3Dレーザー測定器を使い、町の風景を画像などで保存する「大熊町アーカイブズ事業」が進んでいる。

 中間貯蔵施設の建設などにより景色が変わってしまう前に、現在の町の様子を住民に見てもらおうと同町が始めた。

 昨年6月から撮影を始め、これまでにデータとして残したのは7カ所。今年度は8月から来年1月まで、下野上地区をはじめ、町立大野小学校や大野駅など計6施設を撮影するという。

 企画調整課の愛場(あいば)学さん(38)は「記憶の風化が進まないよう、今後も身近な建物を記録に残していくことで、町の人たちに懐かしい記憶をつないでいってほしい」と話す。【宮武祐希】


茨城被曝、「保安規定に抵触恐れ」 機構最終報告
9/30(土) 7:55配信 産経新聞

 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)で起きた被曝(ひばく)事故で、機構は29日、添加した樹脂を取り除かずに核燃料物質を貯蔵容器に封入し、その情報を引き継がなかったことが保安規定に抵触する恐れがあるとした最終報告書をまとめ、原子力規制委員会に提出した。核燃料物質の貯蔵・保管のガイドラインを年内をめどに定め、管理の改善を図るとしている。

 事故は6月に発生。作業員が点検で貯蔵容器を開けた際に中のビニールバッグが破裂し、飛散したプルトニウムなどを吸って5人が内部被曝した。容器は、21年間開封されていなかった。

 機構は添加されたエポキシ樹脂が放射線で分解され、ガスが発生したと断定。作業員は会話や汗で生じたマスクと皮膚の隙間から放射性物質を吸い込んだとみられ、着用するマスクの種類も再検討する。


原発7キロ、帰還進まず=「昔みたいに」85歳願う―浪江町、避難解除半年・福島
9/30(土) 5:20配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で、福島県浪江町に出ていた避難指示が3月末に解除されてから、30日で半年を迎えた。

 放射線量が高い帰還困難区域を除いて住民が居住できるようになったが、帰還率は約2.4%にとどまる。原発から北に約7キロの高瀬地区で暮らす原田登さん(85)は神社に毎日通い、「みんな高瀬に戻ってきて、発展しますように」と祈っている。

 町によると、高瀬地区は避難指示が解除された地域で最も原発に近い集落。東日本大震災と原発事故の前は207世帯が住んでいたが、戻ったのは8月末時点で12世帯19人にとどまる。

 ひっそりとした町で、原田さんは「昔みたいに穏やかに暮らしたい」と遠くを見詰めた。

 震災後、親戚らを頼って東京など7カ所を転々とした。気苦労もあり、自宅に帰れる日を待ちわびた。避難指示が解除された翌日の4月1日に、妻と2人で戻った。

 「家も畑も先祖から伝わったもの。自分が守らないと」と考えてきた。代々農家で震災前は米や野菜を作っていたが、「風評があって売れない。売れなければ何のために作るのか分からない」。今は自分で食べる分だけだが、「いずれは売るために作りたい」と畑が荒れないように耕している。

 町内にはスーパーがなく、買い物は車で隣の南相馬市まで行く。高齢の原田さんは運転に不安もあるが、「免許を返すことになれば生活ができなくなる」と複雑な思いを打ち明けた。

 町は高齢者の交通手段を確保するため、予約制の乗り合いタクシーの運行を始めた。仮設商業施設や診療所なども整備し、帰還に向けた環境づくりを進めている。しかし放射線への不安や生活の不便さ、避難先で生活基盤ができたことなどから帰還しない人も多い。帰還困難区域を除く、町の住民登録は8月末時点で約1万5000人、帰還は360人にとどまっている。


「被ばく事故」再発防止策公表
9/29(金) 23:37配信 ホウドウキョク

再発防止策などを公表。
日本原子力研究開発機構は、茨城・大洗町の研究施設で起きた被ばく事故について、再発防止策などを盛り込んだ最終報告書をまとめた。
この施設で2017年6月、核燃料物質が入った容器を点検したところ、中のビニールバッグが破裂し、作業員5人が被ばくした。
報告書では、事故の原因は、核燃料物質と中に入っていた不純物などが化学反応を起こしたため、ガスが発生し、破裂したとしている。
原子力機構は21年前、核燃料物質を保管する際に、不純物を取り除かなかったことが、保安規定違反にあたる可能性があるとしたうえで、核燃料物質を保管する基準の見直しや、破裂などのリスクを考慮した作業計画を作成するなど、再発防止に取り組む方針。


作業員被ばくで最終報告書=再発防止策など策定―原子力機構
9/29(金) 20:33配信 時事通信

 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で6月、放射性物質の点検中に作業員5人が内部被ばくした事故で、原子力機構は29日、最終報告書を原子力規制委員会に提出した。

 「安定状態で保管していると思い込み、詳細な作業計画書を策定していなかった」として、保管基準の改善や、作業計画策定時のリスク考慮などを盛り込んだ。

 事故は6月、同センターの燃料研究棟で放射性物質の点検中に起きた。実験に使ったプルトニウム酸化物を樹脂で固めてビニール袋で密封していたが、長期間保存するうちに樹脂が放射線で分解されガスが発生。点検時に袋が破裂して放射性物質が飛び散り、作業員5人が内部被ばくした。


京都の原発避難集団訴訟結審=判決来年3月、賠償請求
9/29(金) 17:08配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で、福島県や宮城県などから京都府内への避難者が国と東電に慰謝料など約8億5000万円の損害賠償を求めた訴訟が29日、京都地裁(浅見宣義裁判長)で結審した。

 判決は来年3月15日。

 原告は福島、宮城、茨城、栃木、千葉の5県からの避難者57世帯174人。

 原告らは、政府の地震調査研究推進本部がまとめた「長期評価」などによって、2002年には原発敷地の高さを超える津波の襲来を予見できたと主張。防潮堤を設置すれば事故を回避できたのに、国と東電は対策を怠ったと訴えている。裁判では原告54人が意見陳述した。


水位逆転、8回確認=計測機器の設定ミス―福島第1
9/29(金) 11:23配信 時事通信

 東京電力福島第1原発の原子炉建屋周辺にある地下水くみ上げ用井戸で水位計の設定ミスがあった問題で、東電は29日、過去のデータを確認したところ少なくとも8回、建屋地下にたまった高濃度汚染水の水位よりも建屋周辺の地下水の水位が低くなる逆転状態が起きていたと発表した。

 
 東電によると、1号機建屋近くの203番井戸で、5月17~21日に8回、水位の逆転が発生。実際は汚染水の水位より、地下水位が2~19ミリ低くなっていた。数値は1時間ごとに計測しており、逆転状態がどの程度続いたかは不明という。

 水位が逆転すると、たまった汚染水が建屋の外に漏れ出すおそれがある。東電は、203番を含め、28日に調べた6本の井戸の地下水の放射性物質の量に異常な値はないとしているが、漏出がなかったかを含め詳しい確認を続けている。


熊本城「奇跡の一本足」の櫓いったん解体へ 石垣復旧後に再建
9/29(金) 9:44配信 西日本新聞

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石垣の復旧工事のため一時解体される熊本城の飯田丸五階櫓=28日午後、熊本市中央区

 熊本市は28日、熊本地震で被災し「一本足」状態の石垣に支えられて倒壊を免れた熊本城飯田丸五階櫓(やぐら)について、櫓をいったん解体して石垣の復旧工事を進める方針を明らかにした。櫓をそのまま移動させる「曳家(ひきや)」の技法も検討したが、櫓や石垣が損壊する恐れがあると判断した。熊本城保存活用委員会文化財修復検討部会に方針を示した。

 市によると、櫓全体がゆがんでおり、移動作業時の負荷に耐えられない恐れがあるほか、櫓底部の被災状況からも曳家の技法は適さないという。解体した櫓の部材は城内に保管し、石垣の復旧後に組み立て直す。市は年内にも解体に着手し、2023年度中の完了を目指す。

=2017/09/29付 西日本新聞朝刊=


地下水と汚染水、水位逆転か=井戸の機器設定ミス―福島第1原発
9/28(木) 21:56配信 時事通信

 東京電力は28日、福島第1原発の原子炉建屋周辺にある地下水くみ上げ用の井戸で、水位計に設定ミスがあったと発表した。

 実際より水位が約70センチ高く表示される状態だったという。建屋の地下には高濃度汚染水がたまっており、周辺の地下水の水位が低くなると汚染水が漏れ出す恐れがある。東電は水位の逆転が起きていなかったか調べる。

 高濃度汚染水が漏れないように、建屋周辺の地下水は、汚染水より水位を高くする必要がある。東電は1~4号機建屋の周囲に掘った井戸で地下水をくみ上げ、水位を調整している。

 東電によると、ミスがあった井戸は6本で、最も古いものは今年4月19日から水位計の設定を誤っていた。

 28日時点で最も水位が低い井戸は基準プラス約109センチ、近くの2号機建屋地下の汚染水は同約100センチで、単純に比較すると地下水が約9センチ上回っていた。


溶融燃料、圧力容器に一部残存=3号機の透視調査―福島第1
9/28(木) 20:09配信 時事通信

 東京電力は28日、宇宙線を利用して福島第1原発3号機の内部を透視した結果、溶け落ちた核燃料(デブリ)の一部が圧力容器の底部にとどまっているとみられると発表した。

 圧力容器を突き抜け、格納容器の底に落下したデブリもあると推定される。

 圧力容器の中心部には、事故前に核燃料や制御棒などが約200トンあったが、今回の調査で約30トンに減少したことが判明した。一方、圧力容器底部の物質量は約35トンから約90トンに増えており、ここにデブリがたまっている可能性がある。ただ東電は、数値には数十トンの誤差があり得るとしている。


福島で震度3
9/28(木) 16:26配信 時事通信

 28日午後4時11分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県楢葉町などで震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約40キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.9と推定される。主な各地の震度は次の通り。

 震度3=福島県いわき市、広野町、楢葉町
 震度2=宮城県角田市、茨城県日立市、栃木県大田原市。


除染費不正取得 安藤ハザマ社員を詐欺罪で在宅起訴 東京地検特捜部
9/28(木) 14:56配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故の除染事業をめぐる除染費不正取得事件で、東京地検特捜部は28日、作業員の宿泊費を水増しした改竄(かいざん)領収書を自治体に提出し約7600万円をだまし取ったとして、詐欺罪で準大手ゼネコン「安藤ハザマ」(東京)の社員2人を在宅起訴した。

 起訴されたのは、東北支店土木部田村船引作業所に勤務していた山下雄一元副所長(48)と、同部浪江その3出張所工務2課の茂呂吉司(よしじ)元課長(50)=いずれも仙台市。関係者によると、いずれも起訴内容を認めているという。

 起訴状によると、両被告は平成27年7月~8月、同社が25年に福島県田村市から受注した除染事業で、作業員宿泊費の支出実績を約4100万円水増し、総額2億200万円と計上。同市から水増し分を含めた約7600万円をだまし取ったとしている。

 除染費不正取得疑惑は今年6月、産経新聞の報道で明らかになり、特捜部が同月、詐欺容疑で同社本社などを家宅捜索していた。

 関係者によると、茂呂被告は1次下請け会社側に、宿泊単価や人数を水増しした改竄領収書の作成をメールで指示。山下被告は自治体との窓口役を務めていた。茂呂被告は当初、特捜部の任意聴取に「下請けから集めきれなかった領収書の穴埋めのために改竄して帳尻合わせをした」と説明していたという。

 東日本大震災の復興事業では24年、早期復興のため全国から作業員を確保する必要があり、宿泊費については特例で領収書か宿泊金額が分かる証明書を提出すれば、実費精算を認める通達を国が出していた。

 安藤ハザマは「会社としての関与は認められないものの、今回の事態を厳粛に受け止め、法令順守の徹底など再発防止に努める」とのコメントを出した。


大飯再稼働、県議会が同意=福井知事、最終判断へ
9/28(木) 14:46配信 時事通信

 福井県議会(定数37、欠員1)は28日の本会議で、関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働を前提とした意見書を賛成多数で採択した。

 再稼働について事実上、同意した形で、地元同意の手続きは西川一誠知事の判断を残すだけとなった。

 西川知事は本会議後、記者団に「おおい町、県議会(の考え)を踏まえて判断することになる」と述べたが、時期は「まだ分からない」と話した。

 採択された意見書に「同意」の文言はないが、再稼働を前提とした内容。立地地域の住民や国民の安全安心を確保するためとして(1)原発の必要性と重要性を理解してもらう活動の強化(2)広域避難計画の確定と実効性の向上(3)使用済み核燃料の課題に当事者意識を持って具体的な対策を進める(4)立地地域の地域振興策―を国に強く求めている。


安藤ハザマ社員2人を在宅起訴=除染事業で宿泊費詐取―東京地検
9/28(木) 14:26配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故の除染事業をめぐる不正受給事件で、東京地検特捜部は28日、作業員の宿泊費を水増しして福島県田村市に請求し、約7600万円をだまし取ったとして、詐欺罪でゼネコン準大手「安藤ハザマ」(東京都港区)の社員2人を在宅起訴した。

 起訴されたのは、東北支店土木部の山下雄一・元田村船引作業所副所長(48)=仙台市=と、茂呂吉司・元課長(50)=同=。関係者によると、2人は起訴内容を認めている。

 起訴状によると、2人は2015年7~8月、発注元の田村市に、作業員の宿泊費を約4100万円水増しし、支出実績を約2億円と偽った報告書を提出。業務委託料の残額として約7600万円を詐取したとされる。

 報告書の提出に当たっては、証明書類が必要だったが、2人は改ざんした領収書などを出していたという。

 事件をめぐっては、安藤ハザマが今年6月、田村市に約2700万円、福島県いわき市に約5300万円を水増し請求していたと公表した。特捜部は今回、いわき市への請求については、立件を見送ったとみられる。

 安藤ハザマは「会社としての関与は認められないものの、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に努める」などとするコメントを発表。田村市は「在宅起訴に至ったことは誠に遺憾。宿泊費の返還については、国、県と協議して対応したい」とした。


福島原発避難者訴訟で控訴へ=千葉判決受け原告側
9/28(木) 12:01配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟で、国の責任を認めなかった22日の千葉地裁判決について、原告側が控訴する方針を固めたことが28日、分かった。

 判決は、国は大津波を予見できたが、事故を回避できなかった可能性があるとして、国への請求を退けた。東電については「重大な過失があったとは言えない」とした上で、過失の有無にかかわらず賠償責任を負う原子力損害賠償法に基づき、約3億7600万円の賠償を命じた。

 原告側は「判決は、国と東電の過失と加害責任を否定するもので、到底受け入れがたい」とコメントした。


柏崎刈羽「合格」持ち越し 規制委、質疑終わらず 審査終盤も異例づくし
9/28(木) 7:55配信 産経新聞

 原子力規制委員会は27日の定例会合で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合していることを示す「審査書案」を提示し、とりまとめに向けた議論を始めた。この日は規制委員らの質疑が終わらず、結論は10月4日の次回定例会合以降に持ち越した。審査書案が了承されれば沸騰水型(BWR)で初の実質合格となるが、了承に複数回を費やすのは規制委で初めてで、審査書の分量も過去最高。同原発の審査は終盤も“異例づくし”となっている。

 提示された審査書案は485ページで、過去に合格した加圧水型(PWR)の6原発よりも多い。さらに197ページの図解と、福島第1原発事故の教訓を踏まえた対策をまとめた参考資料を初めて添付。説明と地震・津波対策などの質疑だけで規定の1時間半を超えた。

 委員長として初の定例会合を終えた更田(ふけた)豊志氏は、会見で「特別扱いと言われれば確かにそう思う」と述べた。東電が福島原発事故の当事者であることに加え、「シビアアクシデント(過酷事故)対策はPWRはシンプルだが、BWRは応用問題的。きちんとした説明を求めた」という。

 柏崎刈羽原発6、7号機をめぐっては、「東電の原発事業者としての適格性」を技術審査と並ぶテーマとするなど、規制委として異例の対応をとってきた。

 次回会合について更田氏は「審査書案のとりまとめができるか、正直分からない。納得できなければ議論を続ける」と述べた。


「柏崎刈羽再稼働」合格判断持ち越し
9/27(水) 21:06配信 ホウドウキョク

東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた審査で、原子力規制委員会の合格判断が来週に持ち越された。
新潟県にある柏崎刈羽原発6、7号機の審査で、規制委員会は東京電力に対し、事業者として原発を動かす適格性があると認めている。
27日の会合では、重大事故への備えなど、東京電力の対策について、事実上の合格証となる審査書の案が示されたが、議論が長引いた結果、合格判断は来週に持ち越された。
規制委員会の議論で大きな問題は見つかっていないため、来週にも合格と判断される見通し。


<詐欺容疑>復興企業立地補助金10億円を詐取 3人逮捕
9/27(水) 20:59配信 毎日新聞

 ◇福島県警

 東日本大震災からの産業復興を支援する福島県の補助金を不正に受給したとして、福島県警は27日、印刷関連会社「ルキオ」(本社・東京都、破産手続き中)の元社長、古谷庄悟容疑者(52)=東京都大田区=ら3人を詐欺容疑で逮捕した。

 他に逮捕されたのは、いずれもルキオの取引先で、静岡県沼津市の塗料販売会社役員、内藤修容疑者(70)と、福島県南相馬市の看板製作会社役員、竹内雄一容疑者(62)。

 逮捕容疑は、2014年4~5月、共謀して南相馬市の新工場の土地や設備の購入を巡り、領収書などの金額を水増しして県に申請し、「ふくしま産業復興企業立地補助金」約10億8000万円をだまし取ったとしている。県警によると、3人とも容疑を否認している。

 この補助金は雇用の改善などを目指し、県内に工場を建てたり、設備を新設したりした企業に交付される。ルキオは14年3月に新工場で操業を開始した。その後不正が発覚し、県が昨年12月、刑事告訴していた。【岸慶太、高井瞳】


復興補助金10億円超詐取=容疑で元社長ら3人逮捕―福島県警
9/27(水) 19:10配信 時事通信

 東日本大震災からの産業復興を支援する福島県の補助金約10億8000万円をだまし取ったとして、県警南相馬署は27日、詐欺容疑でプリンター製造販売会社「ルキオ」(東京都世田谷区、破産手続き中)の元社長古谷庄悟容疑者(52)=東京都大田区久が原=ら3人を逮捕した。

 県警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は共謀し2014年、県に対して土地や建物などの購入費を水増しして補助金を申請し、同年5月に約10億8000万円をだまし取った疑い。

 県は昨年12月、悪質性が高いとして刑事告訴していた。


除染事業に無許可で労働者斡旋容疑 山口組系組長らを逮捕
9/27(水) 16:36配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染事業に許可なく労働者を斡旋(あっせん)したとして、警視庁組織犯罪対策4課は27日、職業安定法違反と労働基準法違反容疑で、東京都葛飾区高砂、指定暴力団山口組系組長、丸田英伸(ひでのぶ)容疑者(48)ら男3人を逮捕した。丸田容疑者は「覚えていない」などと容疑を否認しているという。

 ほかに逮捕されたのは福島県郡山市大槻町、建設会社役員、山村茂樹容疑者(59)とさいたま市桜区白鍬、無職、北野明雄容疑者(51)。

 組対4課によると、丸田容疑者らは、環境省発注の福島県富岡町での除染事業をめぐり、許可なく労働者を斡旋。業者からは労働者1人につき1日当たり3千円の紹介手数料、労働者からも日当から2~3千円を手数料名目で受け取っていたとされる。

 平成27年2月~28年4月に十数人を斡旋し、少なくとも1千万円以上の利益を得ていたという。組対4課は、除染事業が暴力団の資金源になっていたとみて実態解明を進めている。

 逮捕容疑は、27年1月~28年3月にかけて、富岡町の除染事業の2次下請け業者に男性2人を労働者として斡旋し、16万円の紹介手数料を受け取ったほか、この2人から手数料92万円を受け取るなど、許可なく職業紹介事業を行ったとしている。


除染労働者を無許可紹介=容疑で暴力団組長ら逮捕―警視庁
9/27(水) 16:25配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故の除染作業を請け負った業者に無許可で労働者を紹介したなどとして、警視庁組織犯罪対策4課は27日、職業安定法違反(無許可有料職業紹介)容疑などで、指定暴力団山口組系組長の丸田英伸容疑者(48)=東京都葛飾区高砂=ら3人を逮捕した。

 丸田容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しているという。同課は、昨年4月ごろまでの約1年間に10人余りを派遣し、紹介手数料として少なくとも1000万円を稼いでいたとみて調べている。

 逮捕容疑は2015年1月~16年3月、福島県富岡町の除染工事に男性労働者2人を無許可で派遣し、紹介手数料として2次下請け業者から約16万円、労働者らから約92万円をそれぞれ受け取った疑い。

 同課によると、紹介料は1人1日当たり3000円で、労働者も手取りの日当1万6000円から2000~3000円を支払っていた。下請け業者からの紹介料は複数の口座を介して同容疑者に渡っており、同課は偽装の意図があったとみて実態解明を進める。


<柏崎刈羽原発>「適合」審査書案を提示、規制委が議論開始
9/27(水) 11:53配信 毎日新聞

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東京電力柏崎刈羽原発の(左から)5、6、7号機=新潟県柏崎市で2016年4月、本社ヘリから

 原子力規制委員会は27日の定例会で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合しているとする審査書案の議論を始めた。来月4日以降の定例会で了承する方針。福島第1原発事故を起こした東電が再び原発を運転する適格性について規制委は認める方針を決めており、6、7号機の審査は最終局面を迎えた。

 規制委事務局の原子力規制庁が27日に示した審査書案は計約480ページで、事実上の審査合格証となる。福島第1原発と同じ沸騰水型の原発で審査書案が提示されたのは初めて。

 東電は想定する最大の揺れ「基準地震動」を1209ガル(ガルは加速度の単位)、最大の津波高を8.3メートルとし、安全対策を強化。これまでに審査に合格した加圧水型原発と比べて原子炉格納容器の容積が小さく、異常時に内圧が高まって破損しやすいため、放射性物質を除去して空気を逃がすことができる「フィルター付きベント(排気)装置」や、予備の循環冷却システムを新設する。審査書案はこうした対策を有効と評価した。

 東電は2013年9月に6、7号機の審査を申請。規制委は沸騰水型原発のモデルケースとして集中的に審査を進めた。一方で東電が重大事故を起こしたことを重視し、原子力事業者としての適格性を見極める異例の対応を取った。

 規制委は、安全性向上に取り組む姿勢を原発の運転手順などを定める保安規定に明記することなどを条件に適格性を認めることを決め、東電は保安規定に盛り込むことを了承している。【鈴木理之】

2017年9月22日 (金)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2255

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:東北沖で続く地震 発生メカニズムに違いあり - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽「適合」審査書案=福島原発と同型初―規制委、結論持ち越し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:柏崎刈羽に道筋も「安堵感もないし何もない」退任の規制委委員長、東電への「最後のメッセージ」は… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:核燃料搬出3年遅れ 福島1、2号機 廃炉工程を改定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「遅れている認識ない」 政府・東電、甘い見通し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩手県沖でM6.0の地震 東北で震度4を観測 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東北地方で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>青森・八戸市などで震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕青森県・岩手県・宮城県で震度4、津波の心配なし(9/27) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故後の輸入規制を一部緩和 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電幹部「リスク回避可能」=プール燃料回収先送り―福島第1原発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1 廃炉工程表3年遅れに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島第1原発>核燃料回収3年先送り…1、2号機プール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1、燃料取り出し3年先送り=1、2号機プール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地元町長が再稼働同意=大飯原発、県の判断焦点に―福井 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故の避難で東電に賠償判決 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原子力規制委員会 新委員長就任 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故、国に責任なし 避難者訴訟 東電に3.7億円賠償命令 千葉地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難者千葉訴訟 ふるさと喪失は賠償対象 「認定前進」全国の原告に影響 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電旧経営陣は業過致死傷罪で公判中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原子力規制委の更田新委員長が会見 「初心を忘れず安全追求」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:規制委「裁判官個々の判断」 電力会社「再稼働に逆風」 千葉地裁判決 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「国の責任認めるべき」 千葉地裁判決で弁護団長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<千葉・原発避難訴訟>「ふるさと喪失」初認定 賠償上積み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:戻れぬ故郷「忘れられない」=失ったあの日返して―双葉町の原告夫婦 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<千葉・原発避難訴訟>前橋原告弁護団 賠償額に一定の評価 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<千葉・原発避難訴訟>震災から6年半「前に進めぬ判決」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<千葉・原発避難訴訟>東電賠償3.7億円 原告は控訴へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原子力規制委の山中新委員が「福島の復興に寄与を」と抱負 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力規制委>更田氏が委員長就任 「厳正な規制」継承 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「国と東電、次は断罪を」=10月判決の福島地裁原告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「福島への思い、持ち続ける」=更田委員長が就任会見―規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「お父さんに負けたなんて言えない」原発事故後、千葉に避難した菅野美貴子さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大熊町も復興拠点申請へ=全域の11%、860ヘクタール―福島 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

東北沖で続く地震 発生メカニズムに違いあり
9/27(水) 10:18配信 ウェザーニュース

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提供:ウェザーニュース

 今日9月27日(水)の早朝、岩手県沖を震源とするM6.0の地震が発生。盛岡市などで震度4を観測しています。
 また、先週9月21日(木)には三陸沖でM5.9の地震が発生しました。

 2つの地震はいずれも東北地方の東の沖で発生し、地震の規模も近いものですが、その発生要因には大きな違いがあります。

 9月21日の地震は「正断層型」で、アウターライズ地震と呼ばれるプレートが引っ張られることによって、起こる地震です。
 一方、今日27日に発生した地震は「逆断層型」で、プレート境界付近で発生しやすいタイプになります。

 どちらの地震も少なからず東日本大震災の影響を受けていると見られます。
 メカニズムは違っても共通しているのは、地震の規模が大きくなれば津波を伴う点です。地震の揺れそのものが小さくても、離れた海底で発生した場合は津波が発生する恐れがあります。

 特に大きめの横揺れを感じたようなケースは、しっかりと地震の規模や震源を確認し、津波の有無を確認するのが良さそうです。


柏崎刈羽「適合」審査書案=福島原発と同型初―規制委、結論持ち越し
9/27(水) 10:08配信 時事通信

 原子力規制委員会は27日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合しているとする審査書案を公表した。

 規制委は同日の定例会合で審査書案を議論。案をまとめた事務局の原子力規制庁に対し、委員から質問が相次いだ。更田豊志委員長は「次回の委員会で回答してもらい議論を続けたい」と述べ、結論を10月4日の次回会合に持ち越した。

 事故を起こした東電福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉で初の審査書案。規制委が了承すれば約1カ月の意見公募を経て正式決定されるが、再稼働には他に二つの認可が必要な上、新潟県の米山隆一知事は福島原発事故の検証を優先する考えを示しており、再稼働の時期は見通しが立たない。

 審査書案は、福島第1原発で起きたような過酷事故の対策について細かく想定。電源を失った際の炉心損傷防止について、非常用冷却装置が作動しない場合は別ルートで注水するほか、消防車を利用するなど多様な注水手段を確保した。

 原子炉格納容器の破損防止では、放射性物質をフィルターで吸着させた上で容器内の圧力を逃す「フィルター付きベント」に加え、車載式の冷却装置などを組み合わせた「代替循環冷却系」を採用。外部に放出される放射性物質が少ない代替循環冷却系を優先して使うと定めた。


柏崎刈羽に道筋も「安堵感もないし何もない」退任の規制委委員長、東電への「最後のメッセージ」は…
9/27(水) 9:30配信 産経新聞

 「消極的な適格性を認めたのかな、という気がする」。9月22日で原子力規制委員会委員長を退任した田中俊一氏は、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の審査で大きなテーマとなった「東電の原発事業者としての適格性」について、20日の退任会見でこう語った。最後の定例会合で懸案の議論に決着をつけた田中氏。再び原発運転に乗り出そうとする東電に、どんな“最後のメッセージ”を送ったのか。(社会部編集委員 鵜野光博)

 ■わずか4分半で終了

 東電の小早川智明社長を呼んで開かれた20日午前の規制委定例会合で、東電の適格性に関する議論は、わずか4分半のやりとりで終わった。

 「当社が表明した安全性向上に関わる取り組みなどについては、保安規定に定める安全文化醸成に関わる実施事項とする旨を記載させていただき、申請する考えです」と小早川氏。

 「社長から確約をいただいた」と進行役の田中氏。「東電としては、ぜひ社長の責任できちっとした保安規定を書いていただくよう改めてお願いします」と求め、淡々と次の議題に移った。

 小早川氏が7月以降、文書や意見聴取で表明してきた「福島の廃炉をやり遂げる」「風評被害に取り組む」「安全性より経済性を優先させない」といった“約束”を将来的に担保するため、柏崎刈羽原発の保安規定に書き込ませる-。前回の定例会合で決めた方針をこの日、小早川氏に直接確認したことが、田中氏が同原発の審査に関わった最後となった。

 ■「国民との約束守れ」

 同原発の審査では、技術的内容を中心とした審査書案のとりまとめが残っているが、大きな課題はクリアされており、合格は既定路線となっている。その意味で、「適格性」は合否にかかわる最大のテーマだった。

 同日午後に開かれた田中氏の退任会見は1時間に及んだ。最後の会合で審査に道筋をつけたことへの思いを聞かれた田中氏は、「一つの流れで来ただけで、安堵(あんど)感もないし何もない」とそっけなかった。ただ、東電への注文を聞かれると「これからのことだから、(委員長を退任する)私が申し上げることはない」と前置きしながらも、「約束したことはきちんと守っていただく。それは規制委に対してだけじゃなく、国民に対しての約束と言っているのだから、そういう意識でやっていただきたい」と厳しい言葉で注文した。

 一方、規制委として適格性があると結論づけたことについては「あの事故を冷静に考え、その後の東電の対応をみると、頭から適格性を否定するだけの状況にはない。消極的な適格性を認めたというものかなという気がする」と説明。適格性の審査については「初めてのことだし、手探りだった」と認めた。

 ■「一世代かかっても不信ぬぐえない」

 田中氏が規制委員長を務めた5年間は、福島第1原発事故後に「地に落ちた信頼」を回復するため、電力事業者側、原子力規制行政側がともにあがき、模索した期間でもあった。

 不信をぬぐい去ることについて、田中氏の会見での言葉は悲観的だった。

 「やっぱり福島第1原発事故という重大な事故を経験した国民が、そんなに簡単に不信をぬぐい去れるものではないし、たぶん、一世代かかってもぬぐい去れないかもしれない」。田中氏によると、1979年に起きた米スリーマイル島原発事故では、「20年、30年ぐらいたってようやく新しい原子炉が作れる状況になった」という。

 規制委発足当時について「心がけたのは独立性と透明性を保つこと。とにかく私どもが懸命に努力している姿を率直に全部見てもらおうという姿勢だった」と信頼回復への取り組みを振り返った。原子力の今後については「みんなで議論すべきで、規制委だけに期待されてもそれは違う」と指摘。「もっと国会で十分に議論していただきたい。規制委だけで原子力を全て動かしているみたいに社会から思われている。原発の賛成反対ばかりではなく、深めた議論をやってもらいたい」と要望した。

 ■「風化」との戦い、退任後も

 福島市出身の田中氏は、退任後、福島県飯舘村に住む予定だという。

 「福島の事故の風化の歯止めに少しでもなるのではと思い、ここ(規制委)に行くことを決心した。ぜひまた、福島の復興に少しでもお役に立てたらいいなと思っている。時間で人間の記憶は風化するので、どのぐらい歯止めになるか分からない。一個人ですから。でも、やってみます」

 田中氏は7月下旬、柏崎刈羽原発に足を運んだ。審査中の原発を委員長として訪ねたのは初めてで、そこでは面談した作業員ら一人一人に「福島の事故の時にどこにいたか」「事故を起こした東電の職員としてどうすべきか」などと事故の体験と教訓を確かめたという。

 福島第1原発事故の記憶と教訓は、東電をはじめとする原子力事業者と原子力規制行政側が背負い続けていく十字架であり、「地に落ちた信頼」を回復させるために風化させてはならない。一個人に戻っても「風化の歯止めになる」と語ったことが、田中氏が東電に送った最後で最大のメッセージなのかもしれない。

 ◇

 たなか・しゅんいち 昭和20年、福島市生まれ。中学・高校時代を会津で過ごした。東北大工学部原子核工学科を卒業し、42年、日本原子力研究所入所。53年、工学博士(東北大)。平成16年、同研究所副理事長。18年、原子力学会会長。19年、原子力委員会委員長代理。24年9月、原子力規制委員会委員長(29年9月退任)。11年の茨城・東海村JCO臨界事故では、現場で事故収束作業を指導した。


核燃料搬出3年遅れ 福島1、2号機 廃炉工程を改定
9/27(水) 7:55配信 産経新聞

 政府は26日、関係閣僚会議で東京電力福島第1原発の廃炉に向けた中長期ロードマップ(工程表)を改定し、1、2号機のプールに保管されている使用済み核燃料の取り出し開始時期を、現行の平成32年度から3年遅らせ、「35年度めど」とすることを決めた。溶融核燃料(デブリ)の取り出しも、1~3号機で最初に取り出しを行う号機の選定と取り出し方法の確定時期を、30年度前半から31年度に遅らせた。

 ロードマップは政府と東電が23年に初めて策定。改定は4回目で、1、2号機のプールの燃料取り出し時期の見直しは3回目。3号機プールからの燃料取り出しは現行の30年度半ばを維持し、「30~40年後」とする廃炉終了までの期間も従来通りとした。

 1号機は原子炉格納容器を覆う重さ約520トンのコンクリート製の蓋が大きくずれていることが判明、2号機も近くの排気筒で支柱に破断が見つかり、新たな被曝(ひばく)低減策などが必要となったことが理由。

 デブリ取り出し方針は、格納容器を水で満たさずに横側から着手する「気中・横工法」に軸足を置くことを工程表に明記した。小規模から段階的に取り出しを進めるとしている。

 また、原子炉建屋への地下水流入などで発生している汚染水を、サブドレン(井戸)の強化などで現状の1日約200トンから32年内に約150トンに抑制。汚染水を保管するタンクは、安全性が高い溶接型に30年度内に切り替えるとしている。

 原子力規制委員会が海洋放出を求めている放射性物質トリチウムを含んだ処理水については「技術的な観点に加え、風評被害などの社会的観点も含めて総合的な検討を引き続き進める」として目標年次は示さなかった。


「遅れている認識ない」 政府・東電、甘い見通し
9/27(水) 7:55配信 産経新聞

 2年ぶりに改定された中長期ロードマップについて、東京電力で廃炉作業を担う福島第一廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は26日、会見で「全体の作業を最適化しており、どんどん遅れているという認識ではない」と強調した。ただ、平成33年内としたデブリの取り出し開始時期や、「30~40年」の目標を維持した廃炉作業期間については「担保を問われると答えられない」と述べるなど、見通しの不透明感が目立った。

 廃炉作業を監視する原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長は、22日の着任会見でロードマップのデブリ取り出し時期に言及し、「具体的計画が立つ相手だと考えること自体が、少し甘いのではないか」と厳しい見方を示しており、政府・東電と規制行政側との“温度差”も露呈している。

 ロードマップでは、原子炉建屋内にたまった汚染水の放射性物質減少など計画通りに進んでいる事項にも言及。一方、1号機の使用済み燃料取り出しでは、今年3月に公表した格納容器の蓋がずれていたことへの対応に約1年半が必要とされ、現状の約10カ月の作業遅れなどと合わせて3年先送りとされた。

 「気中・横工法」に軸足を置く方針が決まったデブリ取り出しについては「情報や必要な技術開発などがいまだ限定的」「検討するには不確実性が大きい」などの言葉が並んだ。増田氏は「研究所などでデブリ取り出しの技術開発に取り組んでいる皆さんに現場から情報を発信することが大事だ」と述べた。

 また「廃炉完了」のイメージについて問われると「使用済み燃料やデブリのリスクを取り去った後の話。将来どうするかは福島の皆さんと対話しながら決めたい」と述べるにとどめた。


岩手県沖でM6.0の地震 東北で震度4を観測 津波の心配なし
9/27(水) 5:56配信 ウェザーニュース

 9月27日 5:22 宮城県・岩手県・青森県で震度4を観測する地震が発生しました。

 震源地:岩手県沖
 マグニチュード:6.0
 震源の深さ:約30km
 この地震による津波の心配はありません

 岩手県沖を震源とするマグニチュード6以上の地震が発生したのは、2012年3月27日以来で、約5年半ぶりでした。


◆震度3以上を観測した地点

▼震度4
 【青森県】
 八戸市南郷 階上町道仏

 【岩手県】
 普代村銅屋 野田村野田 盛岡市薮川 盛岡市渋民

 【宮城県】
 登米市迫町

▼震度3
 【青森県】
 青森市花園 青森市中央 八戸市湊町 八戸市内丸 十和田市西二番町 野辺地町田狭沢 野辺地町野辺地 七戸町七戸 七戸町森ノ上 六戸町犬落瀬 東北町上北南 三戸町在府小路町 五戸町古舘 五戸町倉石中市 青森南部町沖田面 青森南部町苫米地 青森南部町平 おいらせ町中下田 おいらせ町上明堂

 【岩手県】
 宮古市鍬ヶ崎 宮古市五月町 宮古市川井 宮古市区界 宮古市田老 宮古市茂市 久慈市川崎町 久慈市枝成沢 山田町八幡町 山田町大沢 大船渡市大船渡町 釜石市只越町 釜石市中妻町 住田町世田米 盛岡市山王町 雫石町千刈田 一戸町高善寺 八幡平市大更 八幡平市田頭 八幡平市叺田 八幡平市野駄 軽米町軽米 矢巾町南矢幅 紫波町紫波中央駅前 滝沢市鵜飼 花巻市大迫町 花巻市石鳥谷町 花巻市材木町 花巻市東和町 北上市柳原町 北上市相去町 遠野市青笹町 遠野市宮守町 一関市花泉町 一関市千厩町 一関市室根町 金ケ崎町西根 平泉町平泉 奥州市水沢区大鐘町 奥州市水沢区佐倉河 奥州市江刺区 奥州市前沢区 奥州市胆沢区 奥州市衣川区

 【宮城県】
 気仙沼市赤岩 気仙沼市唐桑町 涌谷町新町裏 栗原市栗駒 栗原市築館 栗原市志波姫 栗原市高清水 栗原市若柳 栗原市一迫 登米市中田町 登米市豊里町 登米市登米町 登米市米山町 登米市南方町 南三陸町志津川 宮城美里町木間塚 大崎市古川三日町 大崎市古川北町 大崎市松山 角田市角田 大河原町新南 丸森町鳥屋 石巻市大街道南 石巻市相野谷 石巻市前谷地 石巻市桃生町 東松島市矢本 松島町高城

 【秋田県】
 秋田市雄和妙法

 【山形県】
 中山町長崎

 【福島県】
 国見町藤田


東北地方で震度4
9/27(水) 5:46配信 時事通信

 27日午前5時22分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、青森県八戸市や盛岡市、宮城県登米市などで震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約30キロ。地震の規模(マグニチュード)は6.0と推定される。この地震による津波の心配はない。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度4=青森県八戸市、盛岡市、宮城県登米市
 震度3=青森市、岩手県釜石市、宮城県気仙沼市、秋田市、山形県中山町、福島県国見町
 震度2=北海道函館市、青森県三沢市、岩手県陸前高田市、仙台市青葉区、秋田県能代市、山形県村山市、福島市、茨城県常総市、栃木県那須町、群馬県明和町、埼玉県春日部市、千葉県浦安市、横浜市中区、新潟県村上市。


<地震>青森・八戸市などで震度4 津波の心配なし
9/27(水) 5:33配信 毎日新聞

 27日午前5時22分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、青森県三八上北、岩手県沿岸北部・内陸北部、宮城県北部で震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは約30キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.0と推定される。津波の心配はない。【デジタル編集部】

 各地の震度は以下の通り。

震度4 青森県八戸市、階上町、岩手県普代村、野田村、盛岡市、宮城県登米市

震度3 青森市、青森県十和田市、野辺地町、七戸町、六戸町、東北町、三戸町、五戸町、青森南部町、おいらせ町、岩手県宮古市、久慈市、山田町、大船渡市、釜石市、住田町、雫石町、一戸町、八幡平市、軽米町、矢巾町、紫波町、滝沢市、花巻市、北上市、遠野市、一関市、金ケ崎町、平泉町、奥州市、宮城県気仙沼市、涌谷町、栗原市、南三陸町、宮城美里町、大崎市、角田市、大河原町、丸森町、石巻市、東松島市、松島町、秋田市、山形県中山町、福島県国見町


〔地震〕青森県・岩手県・宮城県で震度4、津波の心配なし(9/27)
9/27(水) 5:25配信 レスキューナウニュース

気象庁によると、27日05:22頃、岩手県沖を震源とするM6.0の地震があり、青森県八戸市・階上町、岩手県普代村・野田村・盛岡市、宮城県登米市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :9月27日05:22頃
・震源地  :岩手県沖(北緯40.3度、東経142.5度)
・震源の深さ:約30km
・地震の規模:M6.0(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
・青森県 :八戸市南郷*、階上町道仏*
・岩手県 :普代村銅屋*、野田村野田*、盛岡市薮川*、盛岡市渋民*
・宮城県 :登米市迫町*
【震度3】
・青森県 :青森市花園、青森市中央*、八戸市湊町、八戸市内丸*、十和田市西二番町*、野辺地町田狭沢*、野辺地町野辺地*、七戸町七戸*、七戸町森ノ上*、六戸町犬落瀬*、東北町上北南*、三戸町在府小路町*、五戸町古舘、五戸町倉石中市*、青森南部町沖田面*、青森南部町苫米地*、青森南部町平*、おいらせ町中下田*、おいらせ町上明堂*
・岩手県 :宮古市鍬ヶ崎、宮古市五月町*、宮古市川井*、宮古市区界*、宮古市田老*、宮古市茂市*、久慈市川崎町、久慈市枝成沢、山田町八幡町、山田町大沢*、大船渡市大船渡町、釜石市只越町、釜石市中妻町*、住田町世田米*、盛岡市山王町、雫石町千刈田、一戸町高善寺*、八幡平市大更、八幡平市田頭*、八幡平市叺田*、八幡平市野駄*、軽米町軽米*、矢巾町南矢幅*、紫波町紫波中央駅前*、滝沢市鵜飼*、花巻市大迫町、花巻市石鳥谷町*、花巻市材木町*、花巻市東和町*、北上市柳原町、北上市相去町*、遠野市青笹町*、遠野市宮守町*、一関市花泉町*、一関市千厩町*、一関市室根町*、金ケ崎町西根*、平泉町平泉*、奥州市水沢区大鐘町、奥州市水沢区佐倉河*、奥州市江刺区*、奥州市前沢区*、奥州市胆沢区*、奥州市衣川区*
・宮城県 :気仙沼市赤岩、気仙沼市唐桑町*、涌谷町新町裏、栗原市栗駒、栗原市築館*、栗原市志波姫*、栗原市高清水*、栗原市若柳*、栗原市一迫*、登米市中田町、登米市豊里町*、登米市登米町*、登米市米山町*、登米市南方町*、南三陸町志津川、宮城美里町木間塚*、大崎市古川三日町、大崎市古川北町*、大崎市松山*、角田市角田*、大河原町新南*、丸森町鳥屋*、石巻市大街道南*、石巻市相野谷*、石巻市前谷地*、石巻市桃生町*、東松島市矢本*、松島町高城
・秋田県 :秋田市雄和妙法*
・山形県 :中山町長崎*
・福島県 :国見町藤田*


原発事故後の輸入規制を一部緩和
9/26(火) 18:47配信 ホウドウキョク

東京電力・福島第1原発の事故後にアメリカ政府が設けた、福島や岩手、宮城など5つの県で生産された乳製品の輸入規制が、一部緩和された。
斎藤農水相は「少しずつ前進しているということで、うれしく思っている」と述べた。
農林水産省によると、福島第1原発の事故後、アメリカ政府は、福島、岩手、宮城、栃木、群馬の5つの県で生産された牛乳や乳製品を輸入する場合、アメリカの食品安全基準に違反していないことの証明を添付するよう日本に義務づけてきたが、9月22日、この証明の添付が不要となった。
日本の食品をめぐっては、アメリカ政府は、福島県産のコメや宮城県産、岩手県産のタケノコなど14の県の一部品目について、現在も輸入停止措置をとっている。


東電幹部「リスク回避可能」=プール燃料回収先送り―福島第1原発
9/26(火) 18:17配信 時事通信

 東京電力福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は26日、福島第1原発の廃炉工程表で1、2号機の使用済み燃料プールからの核燃料取り出しが3年先送りされたことについて、「リスク回避は可能」と強調した。

 増田代表は、使用済み燃料の発熱は弱まっており、プールの冷却機能がトラブルで停止しても、燃料が溶けるなどの重大事態は発生しないと説明した。


福島第1 廃炉工程表3年遅れに
9/26(火) 13:52配信 ホウドウキョク

政府と東京電力は、福島第1原発1号機と2号機の使用済み燃料プールからの核燃料取り出しを3年遅らせるなど、2年前に決めた廃炉への工程表を見直した。
第1原発1号機では、原子炉建屋が水素爆発し、がれきの撤去に時間がかかることが判明している。
2号機では、建屋は爆発しなかったが、屋根や壁の解体にあたり、放射性物質が飛び散らない措置などに、慎重な対応が求められている。
今回改定された工程表では、1号機と2号機にある使用済み燃料プールからの核燃料の取り出し開始を3年遅らせ、2023年度をめどにした。
一方、燃料デブリと呼ばれる格納容器内の溶けた核燃料の取り出し方法の決定については、内部調査がさらに必要なことなどから、1年遅らせ、2019年度にした。


<福島第1原発>核燃料回収3年先送り…1、2号機プール
9/26(火) 10:57配信 毎日新聞

 ◇廃炉工程表を改定

 政府は26日の関係閣僚会議で、東京電力福島第1原発の廃炉工程表を2年ぶりに改定した。1、2号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し開始を「2023年度めど」とし、3年先送りした。事故で溶け落ちた1~3号機の核燃料(燃料デブリ)の取り出しについては、来年度前半までとしていた最初に着手する原子炉の選定と工法決定を19年度中に遅らせた。21年の燃料デブリ取り出し開始は維持し、廃炉完了まで「30~40年」とする目標は変えなかった。

 工程表の改定は4回目。プール内の使用済み核燃料は、電源喪失などで冷やせなくなると溶融する恐れがある。取り出して空冷式の保管容器に移す計画で、4号機のみ完了している。1、2号機は15年の前回改定時に取り出し開始時期を遅らせ、いずれも20年度としていた。

 しかし、1号機では原子炉格納容器のふたがずれていることが分かり、放射線低減策が必要になったほか、がれきのプールへの落下防止策にも時間がかかると判明。2号機でも建屋上部の屋根や壁の全面解体が必要になり、放射線量調査や放射性物質の飛散防止策の検討でさらに遅らせる必要があると判断した。3号機は今年1月、17年度だった取り出し開始目標を18年度中ごろに延期している。

 燃料デブリの取り出しについては、1~3号機とも原子炉格納容器を水で満たさない「気中工法」を採用。格納容器の底に溶け落ちた燃料デブリを、横側から取り出す方法を軸に進めると決定した。しかし、来年度前半までに最初に着手する原子炉を選んで具体的な作業方法を決めるという目標の達成は断念した。炉内のデブリの分布や性状の情報が不足しており、経済産業省の担当者は「(取り出し方針の)実現可能性の調査に時間をかけたい」と説明した。【岡田英】


福島第1、燃料取り出し3年先送り=1、2号機プール
9/26(火) 10:32配信 時事通信

 政府は26日、東京電力福島第1原発の廃炉作業の工程表を改定した。

 1、2号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料の取り出し開始時期を、従来の計画より3年程度遅らせ、2023年度をめどとする。

 溶け落ちた核燃料(デブリ)の回収作業を最初に始める原子炉などの決定時期も18年度上半期から19年度内に遅らせるが、回収の開始時期は21年中を維持した。

 プール内の燃料取り出しについて、原子炉建屋が大破した1号機は、プールがあるフロアのがれき撤去などに時間がかかることが判明したため、計画を遅らせる。

 建屋が爆発しなかった2号機はフロア上部の屋根や壁を解体するが、放射性物質が飛び散らないようにする措置に時間がかかると判断した。


地元町長が再稼働同意=大飯原発、県の判断焦点に―福井
9/25(月) 9:35配信 時事通信

 福井県おおい町の中塚寛町長は25日、関西電力大飯原発3、4号機(同町)の再稼働に同意した。

 同日の町議会全員協議会で「町として大飯原発3、4号機の再稼働について理解する」と述べた。

 再稼働には、おおい町と福井県の同意が必要で、町議会は既に同意している。町長が再稼働を認めたことで、焦点は県議会と西川一誠知事の判断に移る。関電は3号機を来年1月中旬、4号機を3月中旬に再稼働する計画を示している。

 中塚町長は25日夕、県庁を訪れ、西川知事に再稼働に同意したと報告。西川知事は「町長の考えを十分受け止め、今後しかるべき対応をしたい」と応じた。

 中塚町長は再稼働について、安全性についての町民の理解や、原子力政策などに関する国の意思の確認などを判断材料にすると説明していた。


原発事故の避難で東電に賠償判決
9/23(土) 14:57配信 ホウドウキョク

東京電力福島第1原発の事故で、千葉県に避難した45人が、国と東京電力に損害賠償を求めた裁判で、千葉地裁は、東電への賠償のみを認める判決を言い渡した。
この裁判は、原発事故により、ふるさとからの避難を強いられた、いわゆる「ふるさと喪失」の慰謝料として、18世帯45人が、国と東電に総額28億円余りを求めたもの。
22日の判決で、千葉地裁は、原告の精神的苦痛は東電の事故と関係があるとして、東電に対して、「ふるさと喪失」に対する慰謝料などを一部認める形で、原告のうち42人におよそ3億7,000万円の賠償を支払うよう命じた。
一方、国については、対策をとっても事故を避けられなかった可能性があるとして、訴えを退けた。
原告側は、国の責任が認められなかったことや、損害賠償の額を不服として控訴する意向を示した。
原告側女性は「こんな判決は非常におかしいと思いました。ほかに言葉が見つかりません」と話した。
原発事故をめぐっては、3月の群馬・前橋地裁の判決では、国の責任を初めて認めていて、判断が分かれた形となった。


原子力規制委員会 新委員長就任
9/23(土) 11:23配信 ホウドウキョク

22日付で就任した、原子力規制委員会の更田委員長が就任会見に臨んだ。
更田新原子力規制委員長は「安全の追求に終わりはないという初心を忘れず、委員や規制庁職員とともに、最善を尽くす覚悟です」と述べた。
更田委員長は「福島に対する強い思いを持ち続けることが重要」、「厳正な規制を行うという基本的な方針は、決して変えてはならない」と述べ、任期満了で退任した初代委員長の田中氏の路線を引き継ぐ方針を示した。
更田氏は、福島第1原発事故のあと、規制委員会が2012年に発足した当初から委員を務め、2014年からは委員長代理だった。


原発事故、国に責任なし 避難者訴訟 東電に3.7億円賠償命令 千葉地裁
9/23(土) 7:55配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故の影響で福島県から千葉県に避難した18世帯45人が、国と東電に計約28億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、千葉地裁であり、阪本勝裁判長は東電に対し、17世帯42人に計3億7600万円を支払うよう命じた。国については「遅くとも平成18年までに津波が発生する可能性を予見できた」としたが、「対策を取っても事故を回避できなかった可能性がある」などとして、請求を棄却した。

 全国で起こされた約30の同種集団訴訟で2例目の判決。3月の前橋地裁判決は国と東電の責任を認めて賠償を命じていた。千葉地裁は、各原告の損害を認定した上で、東電がすでに支払った賠償金を差し引くなどして、認容額を算定した。

 (1)東電と国は巨大津波を予見し事故を回避できたか(2)国は東電に安全対策を取らせる権限があったか(3)国の指針に基づく東電の賠償は妥当か-が主な争点。

 判決は、政府の地震調査研究推進本部が14年7月に公表した「マグニチュード8クラスの津波地震が30年以内に20%程度の確率で発生する」との長期評価を前提にすれば、国は18年までに津波を予見できたと指摘。一方、非常用電源の高所設置などの対策をしても事故を回避できなかった可能性があり、国が規制権限を行使しなかったことが「合理性を欠くとはいえない」と結論づけた。東電については「津波対策を完全に放置したとまでは評価できない」とした。

 原告側は避難生活に伴う慰謝料と別に「ふるさと喪失慰謝料」として1人一律2千万円を請求。判決は、一部原告について50万~1千万円を認容した。

 東電は「内容を精査し、対応を検討する」とコメント。原子力規制庁は「国の主張が認められたと承知している」としている。


原発避難者千葉訴訟 ふるさと喪失は賠償対象 「認定前進」全国の原告に影響
9/23(土) 7:55配信 産経新聞

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原発事故避難者集団訴訟裁判所(写真:産経新聞)

 ■国責任、前橋と判断分かれる

 東京電力福島第1原発事故の避難者が国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟で2例目となった22日の千葉地裁判決は、国の賠償責任を否定する一方、事故前の暮らしを失ったことに対する「ふるさと喪失」の慰謝料が賠償の対象になることを事実上認めた。全国で起こされている約30の同種訴訟の原告数は1万1千人超。各地の訴訟の主張・立証にも影響を与えそうだ。

 「全体として不当判決だが、前進面もある」。弁護団の一人は判決をこう評価した。同種訴訟で初の司法判断となった3月の前橋地裁判決と比べ、関係者が「絶句した」と話すのが、国の責任をめぐる判断だ。

 前橋地裁は、政府の地震調査研究推進本部が長期評価を公表した平成14年7月の数カ月後には「東電は津波を予見可能だった」と指摘。「国が規制権限を行使していれば事故は防げた」と、国にも賠償を命じた。

 千葉地裁判決も国に規制権限があるとした上で、長期評価などから「遅くとも18年までに、敷地の高さを超える津波が発生する可能性を予見できた」とした。

 一方、事故前は津波対策の優先度が地震対策ほど高くなかったこと、長期評価には異論もあったことなどを考慮。対策をしても「事故に間に合わないか、全電源喪失を防ぐことができなかった可能性がある」とし、国の対応が違法とまではいえないとした。

 中央大法科大学院の升田純教授(民事法)は「前橋に比べ、丁寧で合理的な判断。長期評価にはさまざまな議論があり、ただちに国が対策を講じる義務が生じるとはいえない」と話す。

 損害認定に関しては「前進」とされる部分もある。

 判決は、「中間指針」が定めた月額10万円の慰謝料は「最低限の基準」とも指摘。今回、原告が請求した一律2千万円の「ふるさと喪失慰謝料」についても、「避難生活に伴う慰謝料では補填(ほてん)しきれないものは賠償の対象となる」とした。

 大阪市立大大学院の除本(よけもと)理史教授(環境政策論)は「額が少なかったとしてもふるさと喪失慰謝料が認められたことは意味がある」と評価。「同様の損害を求めた他の訴訟に影響を与えるだろう」としている。


東電旧経営陣は業過致死傷罪で公判中
9/23(土) 7:55配信 産経新聞

 東京電力福島第1原発事故をめぐる法的責任の追及は、業務上過失致死傷罪に問われた東電の旧経営陣3人の刑事裁判でも行われ、「事故を予見し、回避できたのか」が最大の争点となっている。

 東京地裁で公判中なのは勝俣恒久元会長(77)▽武藤栄元副社長(67)▽武黒一郎元副社長(71)。東京地検は2度にわたって3人を不起訴としたが、検察審査会の議決を経て強制起訴された。

 今年6月の初公判で3人は「事故の予見や回避は不可能だった」として、いずれも無罪を主張した。


原子力規制委の更田新委員長が会見 「初心を忘れず安全追求」
9/23(土) 7:55配信 産経新聞

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委員長着任会見に臨む原子力規制委員会の更田豊志氏=22日午後、東京都港区(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 原子力規制委員会の田中俊一委員長が22日に退任し、委員長代理の更田(ふけた)豊志氏(60)が同日、新委員長に就任した。更田氏は着任会見で「規制委は福島第1原発事故の反省と教訓に基づき設置された組織。委員長が交代しても福島への強い思いを持ち続けることが重要だ」と述べ、「安全の追求に終わりはないという初心を忘れず、最善を尽くしたい」と語った。

 更田氏は茨城県出身。東京工業大大学院理工学研究科博士課程を修了し、日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)に長年勤務。平成24年9月から規制委員を務めている。

 「私にとって福島という言葉は、未曽有の事故を指している。私たちが『安心』を語りだしたら、福島を忘れたことになる」と更田氏。この5年間でもっとも苦労したことに、原発の安全審査にかかわる新規制基準の策定などを挙げ、「個々の原発の耐震性の確認が、これだけ手間取るとは思わなかった」と長期化している審査に触れた。

 電力事業者に対しては、「自らの施設の安全性を『国の要求に応えたから』ではなく、自分を主語に、誇りを持って語るようになってほしい」と求めた。


規制委「裁判官個々の判断」 電力会社「再稼働に逆風」 千葉地裁判決
9/22(金) 22:05配信 産経新聞

 東京電力に賠償額約3億7600万円の支払いを命じた一方、国に対する請求を棄却した22日の千葉地裁判決を受け、福島第1原発事故当時の原子力安全・保安院に代わって規制行政を担う原子力規制庁の幹部は、前橋地裁と判断が分かれたことについて「裁判官が個々に判断していることで、コメントするのは難しい。同じような訴訟は数多くあり、これからも国の責任をめぐってさまざまな判断が出るだろう」と冷静に受け止めた。

 また、大熊一寛総務課長は「福島第1原発事故を踏まえて策定した新規制基準に対する適合審査を厳格に実施していくことによって、適切な規制を行っていきたい」と述べた。

 福島第1原発と同じ沸騰水型(BWR)原発を持つ他の電力大手の幹部は、「今回の判決は再稼働に逆風だ」と話した。各社は原発事業に影響するとして、今後の訴訟の動向を注視するとともに「原発の安全性を高める取り組みに終わりはない」との姿勢を強調した。


「国の責任認めるべき」 千葉地裁判決で弁護団長
9/22(金) 22:02配信 産経新聞

 「国の責任を否定」「東電の賠償一部認める」。原発避難者への賠償をめぐる22日の千葉地裁での判決言い渡し後、千葉地裁前で弁護士が掲げた2枚の垂れ幕を見た原告らは、一様に複雑な表情を見せた。

 この日、地裁には全国の同種訴訟の関係者らが駆けつけ、一般傍聴席59席に対し、4倍近い213人の希望者が集まった。

 閉廷後の記者会見で、福武公子弁護団長は、国の責任を否定した判決を「原発は国策で進めてきたもの。国の責任が認められるべきだ」と非難。一方、「ふるさと喪失慰謝料」を事実上認めたことは「これまで認められなかった損害で、採用されたことはよかった」と評価した。

 弁護団は控訴する方針。原発事故全国弁護団連絡会の米倉勉弁護士は報告集会で「判決の報告を聞いて悔しいが、てこにできる足がかりもある。必ず覆そう」と呼びかけた。


<千葉・原発避難訴訟>「ふるさと喪失」初認定 賠償上積み
9/22(金) 21:57配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故を巡る集団訴訟の2件目の判決となった22日の千葉地裁判決は、国の法的責任を否定する一方、「ふるさと喪失」の慰謝料を初めて明確に認め、東電に計約3億7600万円の賠償を命じた。原発事故から6年半。避難指示が解除された地域でも、元のコミュニティー再生にはほど遠い現状だ。判決は、従来の賠償基準の枠には到底とどまらない損害を認めたと言える。

 「前橋地裁判決は国と東電の責任を認め、『名』は取れたが『実』は取れなかった、という感じだった。千葉は『実』は取れたと言えるのではないか」。22日、千葉市内の報告集会に駆けつけた群馬訴訟の鈴木克昌弁護団長は、率直に千葉地裁判決の印象を語った。

 前橋地裁判決は国と東電の賠償責任を認め、総額約4億6000万円の損害を認めた。ただ、うち約4億2000万円は国の審査会が東電の支払い基準を定めた「中間指針」に基づいて東電から「支払い済み」だとして、賠償の上積み額が認められたのは原告137人中62人にとどまり、総額もわずか3855万円だ。このため原告からは「精神的苦痛が適切に評価されなかった」と落胆の声が相次いだ。

 一方で千葉地裁判決は、原告45人のうち42人に、支払い済みの賠償金約6億5000万円に、総額約3億7600万円を上積みして支払うよう東電に命じた。中間指針を「最低限の基準」に過ぎないと指摘し、個別の事情を検討して大幅な上積みを認めた。

 とりわけ注目されるのは「ふるさと喪失慰謝料」を正面から認めた点だ。千葉訴訟の原告の大半は避難指示区域からの避難者で、「事故で故郷での生活や人間関係、風習を失い、平穏な生活を送る権利を侵害された」と主張。地域コミュニティーを失った苦痛への賠償をふるさと喪失慰謝料と定義し、1人2000万円を請求していた。こうした苦痛が「中間指針には反映されていない」との思いが原告にはあるからだ。

 東電は、福島県飯舘村など今春までに避難指示が解除された地域については、放射線量低下やインフラ復旧などを理由に「ふるさとを不可逆的に喪失したかのような主張は事実ではない」として、東電基準に基づく現行の賠償で十分だと反論していた。

 だが避難指示が解除された地域でも、居住者は事故前の1割程度にとどまっている。判決は「(原告は)地域社会との密接なつながりを相当期間にわたり喪失した。避難指示解除後も苦痛はただちに回復されない」として、36人に平均約300万円の賠償を命じた。

 原告にはやるせない思いも募る。福島県南相馬市小高区から千葉県八街市に避難する斎藤美智子さん(56)は「私たちは人生を狂わされている。お金が戻ってきたとしても故郷は戻ってこない」と何度も声を詰まらせた。【尾崎修二、加藤昌平】

 ◇国の責任 「前橋」と正反対

 千葉地裁判決は国の法的責任を認めず、3月の前橋地裁判決とは正反対の結論となった。裁判では国が東電に津波対策を命じなかったことが違法かどうかが問われたが、千葉地裁判決は国の対応について「許容される限度を超えて不合理とは言えない」と結論付けた。

 前橋、千葉地裁の原告側は、政府の地震調査研究推進本部が2002年7月、福島沖を含む日本海溝で大規模な津波地震が起きうるとした「長期評価」に基づき、国は東電に対策を命じるべきだったと主張。前橋地裁判決は、国策である原発について国が積極的に事業者を規制すべきだったとの考えを示し、国の違法性を認定した。

 千葉地裁判決も長期評価について「十分尊重すべきだった」と指摘する一方、原告側が主張する非常用電源の高台配置などの対策を行っても「震災当日の津波で全電源喪失を防げたかは分からない」とし、事故を回避できなかった可能性があると判断した。

 一方、東電の責任について原告側は「長期評価に基づいて08年に15.7メートルの津波を試算しながら、対策を怠った」と主張していた。この点は、東電が土木学会に想定津波の再検討を依頼した点が「対策の先送り」に当たるとして、旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴されている重要な論点だったが、千葉地裁判決は「(再検討依頼は)津波対策を放置したとまでは言えない」として東電の重過失を否定した。

 原発事故全国弁護団連絡会の米倉勉・代表世話人は「事実関係はほぼ原告側の主張を受け入れているのに、最後の法的評価で国の責任を否定した。『そんたく判決』だ」と批判する。

 同様の訴訟は全国で約30件ある。10月10日に福島地裁、来年3月には京都、東京地裁、福島地裁いわき支部で判決が予定されている。ベテラン裁判官は「判決が積み重なり判断が精緻化されれば、司法判断の流れが見えてくるだろう」と話した。【伊藤直孝】


戻れぬ故郷「忘れられない」=失ったあの日返して―双葉町の原告夫婦
9/22(金) 21:40配信 時事通信

 帰ることのできない故郷。

 でも忘れられない。東京電力福島第1原発事故による避難をめぐる千葉訴訟の原告で、福島県双葉町出身の石川茂男さん(91)と妻はきのさん(81)は千葉県八千代市で避難生活を送る。事故から6年半。今もふるさとへの思いは消えない。

 茂男さんは公務員として長年、転勤生活を送ってきた。定年を機に、家族と双葉町に引っ越し、念願だった生まれ故郷での暮らしをスタートさせた。

 仙台市出身のはきのさんも双葉町での暮らしにすぐ溶け込んだ。自宅で生け花教室を開き、多いときには20人ほどの生徒がいた。毎年秋になると生徒と温泉に行き、正月には新年会を開いた。地域の人々との触れ合いは生きがいとなり、2人にとって双葉町の自宅は「ついの住み家」となるはずだった。しかし、2011年3月の原発事故が全てを奪った。

 「これからどうなるのか。頭が真っ白になった」。事故後、混乱の中で避難所を転々。過酷な避難生活の影響で茂男さんは体調を崩した。その後八千代市内の病院に入院し、同市で暮らすことに。しかし、故郷を離れての生活は、2人の体に変調を来した。茂男さんは数年前から歩けなくなり、車いすで生活。はきのさんも気分が落ち込み、精神安定剤が手放せなくなった。

 「事故が起きたら」という不安はあった。しかし、「町が少しは潤う」との思いから、原発を生活の一部として受け入れていた。そして事故は起きた。東電、国に対しては「いまさら憤ってもしょうがない」。ただ、失ったふるさと、あの日の生活を「補償してほしい」。

 住民同士、支え合いながら暮らしていた双葉町での生活が懐かしい。「ふるさとの人に会いたい。どうしても忘れられない」と語気を強めた。


<千葉・原発避難訴訟>前橋原告弁護団 賠償額に一定の評価
9/22(金) 21:38配信 毎日新聞

 22日の東京電力福島第1原発事故を受けた避難者訴訟の判決で、千葉地裁は国の賠償責任を認めた3月の前橋地裁判決から一転、国の責任に対する訴えを退ける判断をした。

 前橋地裁訴訟の原告弁護団(鈴木克昌団長)は「前進があった」と賠償額についての判断は一定の評価をしたものの、国の責任を認定しなかったことについては、「原発は絶対に事故を起こしてはいけない施設。国と東電は、敷地の高さを超える津波を予見できたのなら、調査研究に真剣に取り組むべき義務があったはず。千葉地裁は国と東電の不誠実、怠慢を見落としている」と厳しく批判した。【杉直樹】


<千葉・原発避難訴訟>震災から6年半「前に進めぬ判決」
9/22(金) 21:32配信 毎日新聞

 ◇国の責任認めず無念

 「私たちの苦労はなんだったのか」「怒りを持って抗議したい」。22日の東京電力福島第1原発事故を受けた避難者訴訟の判決で、千葉地裁は国の賠償責任を認めた3月の前橋地裁判決から一転、国の責任に対する訴えを退けた。故郷を失った精神的苦痛に対する「ふるさと喪失慰謝料」も、国の避難指示区域から避難した人々に限られた。慣れない土地での暮らしと裁判。傷つき、闘ってきた人々から怒りや戸惑いの声が上がった。

 「国の責任を分かってもらえなかったことが一番残念。震災から6年半の苦労を分かってほしかった」。原告の一人で、福島県南相馬市鹿島区から千葉市に避難し、生活してきた菅野美貴子さん(62)は判決後、目を赤くして声を震わせた。

 提訴から4年あまり。周囲から補償金額を聞かれることを避けるため、避難生活を送っている事実さえも明かせない日々を送ってきた。「裁判なんてもうたくさん」と何度も思った。それでも裁判を続けてきたのは、裁判途中で亡くなった夫秀一さんのためだった。

 生まれ育った南相馬市で秀一さんと石材店を営んでいたが、市の避難勧告で故郷を離れることを余儀なくされた。ヘルニアなどを患っていた秀一さんの受け入れ先を自宅近くの避難先で見つけられない。唯一手を挙げてくれたのが千葉市の福祉施設。見知らぬ土地で夫婦で帰郷を願い続けたが、秀一さんは、2015年8月に腎不全のため64歳で亡くなった。

 判決では、故郷での生活や人間関係などを失った心の痛みを償う「ふるさと喪失慰謝料」を同種の訴訟で初めて認めた。損害額を50万~1000万円と算定したが、対象は避難指示区域から避難した36人に限られ、美貴子さんらには認められなかった。

 「今日の判決を土台にして前に進もうと思っていたけれどこんな形では進めない」。秀一さんに対しても「(判決内容は)伝えられない」と肩を落とした。【田ノ上達也、尾崎修二】


<千葉・原発避難訴訟>東電賠償3.7億円 原告は控訴へ
9/22(金) 21:20配信 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故に伴い福島県から千葉県に避難した18世帯45人が、東電と国に計約28億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁は22日、東電に対し、17世帯42人に支払い済みの賠償金約6億5000万円に上積みして計約3億7600万円を支払うよう命じた。一方、国への請求は退けた。阪本勝裁判長は「国も津波を予見できた」と指摘したが、事故以前の知見では津波対策より地震対策が優先課題だったなどとして「東電に対策を取るよう命じる義務はなかった」と国の責任を否定した。原告は控訴する方針。

 全国20地裁・支部に起こされた約30件の避難者集団訴訟では2例目の判決。最初の前橋地裁判決(3月)は国の責任も認めており、判断が分かれた。故郷での生活などを失った苦痛に対する「ふるさと喪失慰謝料」(1人2000万円)については、「精神的損害の賠償対象」と初めて認定し、原告36人の損害額を1人50万~1000万円で計1億円余と算定。自主避難者らには認めなかった。

 争点となった津波の予見可能性について、政府の地震調査研究推進本部が2002年に公表した「福島県沖を含む日本海溝沿いで30年以内にマグニチュード8級の津波地震が20%の確率で起きる」との長期評価に基づき、「国は06年までに原発敷地高(海抜約10メートル)を超える津波を予見できた」と断定。しかし、事故以前は地震対策が「喫緊の課題」だったとし「津波対策を講じても間に合わなかった可能性がある」とも述べた。

 東電については「津波対策を完全に放置したとまでは評価できない」と判断。過失の有無に関係なく事業者が賠償責任を負う原子力損害賠償法に基づき請求の一部を認めた。また国の避難指示区域に合理性を認めた一方、「低線量被ばくの健康リスクがないと科学的に証明されていない」とし、自主避難者にも東電が支払った賠償額を超える支払いを命じた。

 東電は「判決内容を精査し、対応を検討する」とコメントした。【斎藤文太郎】


原子力規制委の山中新委員が「福島の復興に寄与を」と抱負
9/22(金) 20:42配信 産経新聞

 更田豊志氏の後任として原子力規制委員に就任した前大阪大副学長、山中伸介氏(61)が22日に会見し、「私の規制委員としての活動が少しでも福島の復興に寄与することを願うと同時に、日本が国際的に信頼されるよう最善を尽くすつもりだ」と抱負を語った。

 「これまで大学でやってきた原子炉重大事故時における安全研究や、人材育成などの経験を生かし、新委員長を支えたい」と山中氏。規制委では原子力施設関係の審査と、検査制度見直しを担当する。

 規制委は同日の臨時会合で、田中知(さとる)委員を委員長代理とすることを決めた。


<原子力規制委>更田氏が委員長就任 「厳正な規制」継承
9/22(金) 20:40配信 毎日新聞

 任期満了で退任した原子力規制委員会の田中俊一委員長(72)の後任に内定していた更田(ふけた)豊志委員長代理(60)が22日、委員長に就任した。更田委員長は記者会見で「厳正な規制を変えてはいけない」と述べ、田中前委員長の方針を継承する考えを示した。

 またこの日、規制委は臨時会議を開き、委員長代理に田中知(さとる)委員(67)を指名。東京電力福島第1原発の廃炉作業の監視は田中委員長代理が引き継ぐことも決めた。

 更田委員長は、今後5年で取り組む課題として、2020年度から導入される原発の保安作業の抜き打ち検査などの検査制度を挙げ、「新たな制度を軌道に乗せる」と意気込んだ。

 新委員に就任した山中伸介・前大阪大副学長(61)も会見し、「これまで培った知見や人材育成の経験を生かし、福島の復興に寄与したい」と語った。山中委員は核燃料の安全性に関する研究などが専門で、更田委員長が担ってきた新基準に基づく原発の安全審査などを担当する。

 更田委員長の任期は22年9月までの5年で、山中委員は更田氏の委員としての残り3年の任期を引き継ぐ。【鈴木理之】


「国と東電、次は断罪を」=10月判決の福島地裁原告
9/22(金) 20:14配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故の避難者訴訟の判決で、千葉地裁は国の責任を認めなかった。

 10月に判決がある福島地裁の原告らには22日、怒りが広がったが、「福島では断罪してほしい」と期待の声も聞かれた。

 福島県二本松市でスーパーを経営する福島原告の服部浩幸さん(48)は千葉地裁判決を受け、東電本社前で抗議活動を行った。判決については「国の責任を認めないのはまずあり得ないと思っていた」と驚がく。津波の予見可能性を認めたのに、事故を回避できなかった可能性があるとした点を「むちゃくちゃだ」と切って捨てた。

 同じく福島原告で、浪江町から福島市に避難した無職紺野重秋さん(79)も「はらわたが煮えくり返る」と憤った。一方で「国と東電を断罪するような判決を出してもらいたい」と福島地裁に期待を込めた。


「福島への思い、持ち続ける」=更田委員長が就任会見―規制委
9/22(金) 20:12配信 時事通信

 原子力規制委員会の委員長に22日付で就任した更田豊志氏が同日夕、東京都港区の原子力規制庁で記者会見し、「福島に対する強い思いを持ち続け、厳正な規制を行うという基本的な方針や考えは決して変えてはいけない」と抱負を述べた。

 更田委員長は日本原子力研究開発機構安全研究センター副センター長などを経て、2012年9月の規制委発足と同時に委員に就任。原発の新規制基準策定や審査、東京電力福島第1原発の廃炉規制などを担当した。

 会見で今後の課題を問われた更田委員長は「最初の5年間にない難しさは、時がたつと(緊張感が)緩むことがあること。安全性の追求に終わりはない、妥協がないということを貫きたい」と強調した。


「お父さんに負けたなんて言えない」原発事故後、千葉に避難した菅野美貴子さん
9/22(金) 20:11配信 産経新聞

 「お父さんに負けたなんて、言えないよ」。千葉地裁での判決後、福島県南相馬市から千葉市へ避難している原告、菅野美貴子さん(62)は、2年前に64歳で他界した夫の秀一さんを思い、つぶやいた。

 昭和48年に結婚し、夫婦で石材店を営んできた。2人の息子にも恵まれた幸せな毎日は、平成23年3月の東日本大震災と原発事故で一変する。市の避難勧告を受け、自宅兼石材店を離れた。

 体が不自由だった秀一さんの受け入れ先があると聞き、千葉市の老人ホームに避難。7月に現在の自宅に移った。「放射線量が高く故郷には戻れない」と、店は24年夏に閉めた。故郷や生業を奪われた憤りから、訴訟で闘うことも決めた。

 孤独な避難生活に「前向きにならなくては」と思い立ち、25年1月からは秀一さんのヘルパーだった女性とともに市内で居酒屋「しのぶ」を営む。「お客さんはいい人ばかり」。徐々に楽しみも見つかった。

 宮城県多賀城市と横浜市に住む2人の息子は「いつでも来ていいよ」と言ってくれるが、今も千葉市を離れないのは、避難生活を支えてくれた友人がいるからだ。「人間がどのように生き、死んで行くかを自身で決める自由がある」。法廷では、こう意見陳述した。

 判決では、計約890万円の損害が認容された。一方で、原発事故への国の責任を否定する内容には到底、納得がいかない。「息子のところへはまだ行けない。とにかく落ち着いて静かに暮らしたい」。涙をにじませ、足早に職場へ向かった。(橘川玲奈)


大熊町も復興拠点申請へ=全域の11%、860ヘクタール―福島
9/22(金) 17:37配信 時事通信

 東京電力福島第1原発事故で全域に避難指示が出ている福島県大熊町は22日、帰還困難区域に設ける「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)について、町全域の約11%に当たる860ヘクタールを国に申請する予定だと明らかにした。

 復興拠点は5月に成立した改正福島復興再生特別措置法で定められ、国の負担でインフラ整備と除染を実施する。2027年までに居住人口2600人を目指す。

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