« 無法なキチガイ国家・韓国のエスカレートする「反日」、すでに末期症状・43 | トップページ | 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・251 »

2017年11月 7日 (火)

トランプ米大統領アジア各国歴訪 5日の日本訪問から・5

ドナルド・トランプ米大統領は3日、アジア歴訪に向けてワシントンを出発した。
3、4の両日、ハワイに立ち寄った後、5日から日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンを訪問する。

アジア歴訪の最大の焦点は北朝鮮の核問題への対処だ。トランプ氏は「北朝鮮問題はわれわれが解決する」と改めて強調。訪問先では各国首脳に、経済・外交両面での圧力をさらに強化するよう求めるとみられる。
さらに、今回の外遊で太平洋軍が司令部を置くハワイを訪問することで、トランプ氏は北朝鮮に対して軍事的選択肢も排除しない姿勢を鮮明にする意向とみられる。米軍は今月中旬にも空母3隻による「極めて異例」(米軍高官)の合同演習を西太平洋で行う予定で、軍事圧力も強めている。

最初の記事
2番目の記事
3番目の記事
4番目の記事

リンク:経済の話題で不意打ち ビジネスマン手法でペース握るトランプ大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:非武装地帯の「電撃視察」断念=悪天候で米大統領―韓国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ米大統領、非武装地帯の電撃訪問取りやめ-濃い霧で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏訪韓 “調和”のはずが外交非礼? 元慰安婦招待に「独島エビ」と反日色の晩餐会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「反日晩さん会」韓国に抗議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「1日少ない」、イバンカ氏来ない…韓国の気がかりはトランプ訪韓より訪日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏訪韓 反対・歓迎両派が集会 ソウル中心部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:反日晩餐会 日本政府抗議/菅長官は不快感 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:晩餐会に元慰安婦招待 韓国大統領府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米韓首脳会談 トランプ氏、結束演出 対中改善に動いた文氏に疑念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:韓国、米国の不信感解消へ苦心 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北、米非難も今は様子見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米韓、北の核阻止へ連携 トランプ氏「軍事力行使も」 首脳会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ来日の舞台裏 「北に対話請うてはならない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:まるで日米結婚式!? 晩餐会大盛況 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米韓首脳「北へ圧力強化」で一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:貿易赤字に不満表明、トランプの「怒り」は本物か? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相のトランプ占いは「吉」か「凶」か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ訪日で浮き彫りになった「アメリカファースト」の真実 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ米大統領一行、ルート変更=抗議団体が物投げる―韓国報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏訪韓 トランプ氏、晩餐会招待客の元慰安婦と握手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日米首脳>ゴルフ中の外交記録 どう残すかが議論に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:いかなる圧力も無意味=米大統領、韓国を「脅迫」―北朝鮮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<トランプ大統領>米国製防衛装備品「大量購入」要求に波紋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<対北朝鮮>「最大限の圧力」米韓首脳も一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米韓首脳晩さん会>元慰安婦出席、独島エビも 日本側反発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ大統領、北朝鮮に米の軍事力を警告 融和的姿勢も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏訪韓 トランプ氏「必要なら比類無き軍事能力を使う用意がある」と表明  - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米韓、対北朝鮮で断固たる対応=比類なき軍事力で防衛―トランプ氏「交渉」も促す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鯉のエサやり 升をひっくり返したのはトランプ大統領だけなのか TV映像の切り取り方に批判 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍・空母3隻が異例の共同演習へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ありがとう、ドナルド」安倍晋三首相がツイッターで謝辞 トランプ氏もすぐリツイート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日米ゴルフ会談で北Xデー秘密協議 巨大密室で突っ込んだ「ポスト正恩」具体案 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏「日本は貿易不公平だ」 日米財界人会合で批判、一層の市場開放求める - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

経済の話題で不意打ち ビジネスマン手法でペース握るトランプ大統領
11/8(水) 10:00配信 産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】訪韓したトランプ米大統領は7日、文在寅大統領らとの会談冒頭、いきなり国内経済と韓国側の兵器購入の話を切り出した。文氏は共同記者会見で、自由貿易協定(FTA)の協議の推進を確約しており、韓国側が懸念してきたFTAの再交渉が米国ペースで進む可能性が高まっている。

 「経済的にうまくいっており、指標もいい。失業率は17年ぶりの低さとなった」

 トランプ氏は、両国の閣僚らも交えた文氏との会談の冒頭、こう国内経済の話題をまくし立てた。

 韓国政府による米国製兵器購入に触れた上で「貿易赤字は必ず解決しなければならない問題だが、配慮に感謝申し上げる」と韓国側に謝意を示した。

 唐突に経済の話に持ち込み、不意打ちを仕掛ける-。“ビジネスマン”としてのトランプ氏の顔を見せつけた瞬間だった。

 文氏との首脳会談後の記者会見でも「現在の協定は成功的だとはいえず、米国にとってそれほどよい交渉ではなかった」と主張。「われわれは自由で公正かつ互恵的な貿易交渉を導き出せる」と強調した。

 これに対し、文氏は「FTA協議を迅速に推進していくこと」で合意したと明らかにした。会談がトランプ氏ペースで進んだことをうかがわせた。

 文氏には、米国での6月の初の首脳会談でもトランプ氏にFTAの再交渉に言及される先制攻撃を受けた苦い経験があった。

 トランプ氏は就任前から「米韓FTAは不公正だ」と批判し、見直しを主張してきたが、韓国政府は、FTAの効果を説明することで再協議を先送りしようとしてきた。だが、トランプ氏がFTAの破棄まで示唆する米側の強気の姿勢に押し切られ、10月には、再交渉の開始で合意していた。

 「迅速に推進」との文氏の言質も取り付けたことで、さらに米側の攻勢が強まるとみられる。「アメリカ・ファースト(第一)」を掲げ、国内経済を何より優先させてきたトランプ氏は、対北抑止力強化の見返りに米国内向け手土産を手にしたようだ。


非武装地帯の「電撃視察」断念=悪天候で米大統領―韓国
11/8(水) 9:46配信 時事通信

 【ソウル時事】韓国訪問中のトランプ米大統領は8日午前、南北朝鮮の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)の視察を試みたが、悪天候のため断念した。

 ホワイトハウスはこれまで、「時間がない」としてトランプ氏のDMZ訪問を否定し、事前に報道陣に示された日程にも視察の予定はなかった。

 韓国大統領府当局者によると、文在寅大統領は7日の米韓首脳会談で、トランプ氏にDMZ訪問を提案。文氏が先に現地入りしてトランプ氏を出迎え、2人で視察することにした。ヘリコプターで「現場までおよそ5分」(サンダース米大統領報道官)の所まで飛んだが、濃霧のため引き返したという。

 サンダース氏は、両大統領がそろってDMZを訪れることで「(米韓)両国の同盟が強力かつ重要であることを示す」機会になると説明していた。


トランプ米大統領、非武装地帯の電撃訪問取りやめ-濃い霧で
11/8(水) 9:14配信 Bloomberg

韓国を訪問中のトランプ米大統領は、南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を8日に電撃訪問する計画を取りやめた。濃い霧が発生したためという。

サンダース米大統領報道官が記者団に語ったところによると、トランプ氏のヘリコプターは着陸ゾーンまで5分以内のところまで上空を飛行し、韓国の文在寅大統領は別の場所に行き先を変えた。DMZ訪問は米韓両国の力強い同盟の象徴となるよう計画されていたと報道官は説明した。

同報道官は、トランプ氏が「かなり失望したと思う」と述べ、「それでも両首脳が訪問を計画していたことは、同盟の強さを示すものだ」と指摘した。トランプ大統領は8日に北京に向かう予定。

DMZ訪問は、トランプ氏が3日にアジア歴訪に出発する前から計画されていたが、公表スケジュールには記載されていなかった。警戒態勢は厳しく、大統領に当日同行する記者13人は、8日朝は遅く起床しても大丈夫だと当初伝えられていたが、7日午後11時半になって翌朝5時45分に出発できるよう準備する必要があると通知された。

原題:Trump Scraps Surprise Korea DMZ Visit as Fog Blankets Border (1)(抜粋)


トランプ氏訪韓 “調和”のはずが外交非礼? 元慰安婦招待に「独島エビ」と反日色の晩餐会
11/8(水) 9:30配信 産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】トランプ米大統領夫妻をもてなす韓国大統領府の晩餐会には、元慰安婦女性が招待された上、竹島(島根県隠岐の島町)の韓国名である「独島」を冠したエビ料理がメニューに登場した。大統領府側は、メニューに込めた「調和」のメッセージを強調したが、米首脳を歓待する場に、日本との“紛争の種”を持ち出したことは、外交非礼に当たりかねない。

 大統領府が公開したメニューには、巨済島産の焼きカレイやマツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビなどが並んだ。カレイはトランプ氏の好物とされ、南東端にある巨済島は文氏の出身地だ。

 異彩を放つのが「独島エビ」のあえ物だ。韓国紙は「日本が領有権を主張する独島をわれわれが守るという意思を米側にアピールする狙いがある」と分析。大統領府は「食材一つ一つに意味を込め、最初の国賓に対する真心を表現しようとした」と説明している。

 晩餐会では、両国が足並みをそろえた行進が続くようにとの願いを込め、「軽騎兵」序曲や、韓流歌手の歌が披露されたという。

 韓国メディアには、2泊3日滞在し、安倍晋三首相とゴルフをともにして絆を深めた訪日と1泊だけとなった今回の訪韓を比較し、韓国の外交力不足を嘆く論調が目立つ。これを意識してか、文政権側には、元慰安婦や独島エビを持ち出し、独自色を打ち出したことを国内向けにアピールしようという思惑が垣間見える。

 だが、米国の歴代政権は、同盟国である韓国と日本が歴史や領土問題で関係をこじらせることを最も嫌ってきた。今回、内向きのメッセージを国賓の接待の場に持ち込んだ文氏流の“おもてなし”を、トランプ氏がどう受けとめたのかが注目される。


「反日晩さん会」韓国に抗議
11/8(水) 8:24配信 ホウドウキョク

265
(写真:ホウドウキョク)

韓国政府が、いわゆる元慰安婦の女性を招待するなどした晩さん会について、日本政府は、外交ルートを通じて、韓国側に抗議を行った。
菅官房長官は、「日米韓の緊密な連携に、悪影響を及ぼすような動きは避ける必要がある」と述べた。
菅官房長官は、元慰安婦の女性を晩さん会に招待したことについて、日韓両政府が、慰安婦問題の最終的で不可逆的な解決を確認した、2015年の日韓合意に反するとの立場を示した。
そのうえで、外交ルートを通じ、韓国政府に抗議したことを明らかにした。
また、日本固有の領土、竹島の韓国の名をつけた「独島エビ」の提供について、「他国の接遇について、政府はコメントを控える」としたうえで、「どうかと思う」と不快感を示した。


「1日少ない」、イバンカ氏来ない…韓国の気がかりはトランプ訪韓より訪日
11/8(水) 8:17配信 産経新聞

 トランプ米大統領が日本に続き7日、韓国を訪問した。文在寅大統領との首脳会談も済ませ、8日には国会で演説する。トランプ氏訪韓をめぐり韓国では「日本より滞在日数が1日少ない」という不満が先月以降、メディアの間で渦巻いていた。

 韓国大統領府関係者は「訪日初日は日曜日で実質的な差はない」「国会演説をするのは韓国だけ」「重要なのは中身」などとメディアをなだめるのに腐心していたようだ。そんな中、韓国をさらに落胆させることがあった。トランプ氏の長女で大統領補佐官のイバンカさんが訪日したが、韓国には来なかった。

 和食を楽しみ、安倍晋三首相と談笑するイバンカさん。安倍首相とゴルフを共にし、首脳会談や共同記者会見するトランプ氏。一方、トランプ氏を迎えるソウルでは反米集会が続く。日米友好の様子を詳しく伝える韓国の報道からは、複雑な思いが伝わってきた。

 いつものことだが、日本との比較だ。別に韓国を嫌っている訳じゃなかろうし、米韓同盟関係を確認したから、それでいいじゃないの。でも韓国メディアは気にし続けた。関心はトランプ氏の韓国訪問よりも、むしろ訪日の方に向いていたように思える。韓国は相変わらず、何事も日本に先を越されると気が済まないようだ。(名村隆寛)


トランプ氏訪韓 反対・歓迎両派が集会 ソウル中心部
11/8(水) 8:05配信 産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】トランプ米大統領が国賓として訪韓した7日、ソウル中心部では訪韓反対と歓迎の集会がそれぞれ開かれた。

 韓国警察はトランプ氏の韓国到着前からソウル市内の要所に警察官を配置。米国大使館の近くでは「反トランプ集会」が行われたが、道路が封鎖され、予定より少数の集会となった。参加者は拡声器で、集会を規制したとして、文在寅政権批判した。

 一方、歓迎集会には大勢の市民が集まり、「トランプ大統領のために祈ります」などと書かれたプラカードや米韓両国旗を振り気勢を上げた。


反日晩餐会 日本政府抗議/菅長官は不快感
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 政府は7日、韓国政府が同日夜に開いた文在寅大統領とトランプ米大統領の晩餐会に元慰安婦を招待し、韓国が不法に占拠している竹島(島根県隠岐の島町)の韓国側呼称「独島」の名前を冠した「独島エビ」を提供すると発表したことに対し、ソウルの日本大使館を通じて抗議した。

 菅義偉官房長官は記者会見で「トランプ大統領が日韓を最初の訪問先に選んでいる中、(北朝鮮問題で)日米韓の緊密な連携に悪影響を及ぼす動きは避ける必要がある」と不快感を示した。また、韓国側に対し慰安婦問題が最終的で不可逆的に解決したとする日韓合意の「着実な実施を求める」と強調し、日本の立場を申し入れたことを明らかにした。

 エビについては「外国が他国の要人をどのように接遇するかについて政府としてコメントを差し控えるが、どうかとは思う」と疑問を呈した。慰安婦問題や竹島に関する日本の立場に関し、「米国からは完全に理解を得られている」とも強調した。

 安倍晋三首相とトランプ氏は6日の会談で、北朝鮮に対し「最大限の圧力」をかけるために日米韓の連携の重要性を確認したばかりだった。日韓間の問題を持ち出して緊密な日米関係に水を差し、米韓の距離を縮めることを狙ったような韓国の動きに対し、日本政府内には「信じられない」「韓国はいったい何がしたいのか」といった強い不快感とあきれが広がっている。


晩餐会に元慰安婦招待 韓国大統領府
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】トランプ米大統領を招き、韓国大統領府で7日夜に開かれた晩餐会に元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さん(88)が出席した。韓国大統領府が招待したもので、聯合ニュースによると、トランプ氏は李さんと抱き合ってあいさつした。

 李さんは2007年に米議会で慰安婦問題について証言し、米下院は日本に謝罪を求める決議を可決した。その後も内外での慰安婦像の設置に関わるなど、現在も15年の慰安婦問題をめぐる日韓合意の破棄を強く求めている。

 文在寅大統領は日韓合意について「国民の大多数が受け入れられない」との立場を安倍晋三首相にも伝えている。晩餐会の場を利用し、慰安婦問題に対する韓国の国民感情への理解を求める考えとみられる。

 また、晩餐会のメニューには、竹島(島根県隠岐の島町)近海で捕れた「独島(トクト)(竹島の韓国での呼称)エビ」を使った料理が含まれており、大統領府がわざわざ発表した。

 トランプ氏の訪韓に合わせ慰安婦問題や竹島の領有権などでの自国の主張をアピールした韓国政府。その露骨な手法が、今後の日韓関係に影響を及ぼす可能性は否定できない。


米韓首脳会談 トランプ氏、結束演出 対中改善に動いた文氏に疑念
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 トランプ米大統領が初訪韓し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。北朝鮮に核放棄を迫るため、両首脳は最大限の圧力をかけることを確認したが、実態は何とか結束を演出した形だ。文氏は米国の武力行使を懸念。トランプ氏は対話による解決に言及し、文氏に歩み寄る姿勢をみせたが、中国との関係改善に動いた文政権への不信は拭い切れていない。晩餐(ばんさん)会には元慰安婦の女性も招かれ、日米韓の連携に冷や水が浴びせられた。

                   ◇

 【ソウル=黒瀬悦成】トランプ米大統領は7日、韓国の文在寅大統領との首脳会談で、北朝鮮への圧力の最大化に向けて共同歩調をとる姿勢を打ち出した。しかし、トランプ氏が「対話重視」の文氏に同調するかのように北朝鮮との対話に言及したことをめぐっては、臆測や批判を呼ぶのは必至とみられる。

 トランプ氏はこの日の共同記者会見で「韓国は私にとって非常に重要だ」と強調。米韓関係筋によれば、今回のアジア歴訪では当初、韓国訪問を見合わせる案も出ていたが、同氏は「(韓国を)スキップしたりはしない」と述べ、米国の「コリア・パッシング(無視)」を心配する韓国世論に配慮する姿勢を見せた。

 トランプ氏が国際社会の対北包囲網の強化を主導する現在の局面で「対話」を打ち出したことは、最近も文氏が唱える対話路線を「融和政策」と切り捨てたことを考えると、目立った姿勢の変化といえる。

 北朝鮮が米国の求める「核放棄を前提とした対話」に向け、実際に何らかの動きを示しているのかは明らかでない。

 ただ言えるのは、今回の会談の結果をもってトランプ政権が文政権に全幅の信頼を持つに至ったと考えるのは早計であることだ。米韓の結束を崩すまいと、協調を演出したとみられる。

 トランプ政権は、韓国が先月末、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)システム配備で悪化した中国との関係改善で合意したと発表した際に韓国が表明したとされる「3つのノー」に懸念を示している。

 中国政府の見解によれば、韓国は「米国のミサイル防衛システムに加入しない」「日米韓の安全保障協力を軍事同盟に発展させない」「THAADを追加配備しない」と表明した。

 米韓同盟や日米韓の対北朝鮮連携に亀裂を入れる意図が明白な中国の策動に乗って3つのノーを受け入れた韓国に対し、トランプ政権は過剰反応によって北朝鮮や中国を利するのを避ける思惑などから表だった反発は示していないにすぎない。今回の協調的姿勢もその延長にある。

 トランプ氏は文氏に米国製高性能兵器の購入を確約させて実利を確保し、韓国独自の軍事力強化につなげたものの、本格的な「二人三脚」に向けての課題はなお多いのが実情だ。


韓国、米国の不信感解消へ苦心
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】米韓首脳会談で韓国側が必須とし最も神経を使っていたのは、米国の不信感を解いた上での米韓同盟関係の確認だ。文在寅大統領が前触れもなく史上初めて在韓米軍司令部がある基地でトランプ米大統領を迎えたことにその思いがうかがえ、同盟が揺らぐことを防ごうとする苦心の跡がみてとれた。

 韓国は先月31日、中国との関係改善合意を発表しており、合意には米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の追加配備不可など、米韓同盟に関わる敏感な問題が含まれている。また、文氏が言及したという「米中とのバランス外交」が中韓接近を思わせ、韓国では米国の「韓国離れ」が懸念されていた。

 首脳会談後の共同記者会見での文氏は「未来志向的な韓米同盟」を強調。トランプ氏からは「韓国は単なる同盟国以上の存在」との言葉を受けた。

 また、文氏は「バランス外交とは米中との関係を意味してはない」と説明し、不信感の解消に努めた。これに加勢するようにトランプ氏からは「韓国民を失望させたくない。韓国を迂回(うかい)しない」と米国の韓国離れはないとの確約を得た。

 さらに、文氏は「北朝鮮核問題を平和的に解決し、朝鮮半島の恒久的な平和体制を定着させる方針で一致した」と語った。形の上では双方が協調し、歩み寄ったことになる。

 ただ、首脳会談は1時間ほどで、どこまで突っ込んだ議論や確約ができたのかは不明だ。記者会見での文氏の表情からは安堵(あんど)感がうかがえたが、状況次第では再度の曲折もあり得る。


北、米非難も今は様子見
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】トランプ米大統領の7日の初訪韓に合わせ、米韓両軍は、戦闘機やイージス艦を動員、鉄壁の警戒態勢で臨んでいる。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は、頻繁にミサイルを移動させ、トランプ氏非難を繰り返しているが、50日以上軍事的挑発に出ていない。日韓中首脳と会談を重ねるトランプ氏の次の出方をうかがっているようだ。

 「老いぼれ戦争狂のトランプは北侵戦争暴言を絶え間なく吐き、われわれを圧殺しようと企図している」。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は7日、論評でこう批判。「それをあおって利益を得ようとしている」とトランプ氏との会談で対北圧力を強調した安倍晋三首相も名指しで糾弾した。

 実際に、国内で移動式発射台に積んだ弾道ミサイルを搬出する動きを見せつけ、北朝鮮外務省の研究所幹部は米メディアに、太平洋上での水爆実験を持ち出した李容浩(リ・ヨンホ)外相の発言を「言葉通りに受けとめるべきだ」と警告した。

 特に、米軍が原子力空母3隻を朝鮮半島を含む西太平洋に展開し、圧迫していることに北朝鮮は神経をとがらせている。専門家の間では、米国がこれだけの抑止力を誇示する中、北朝鮮も発射したミサイルが迎撃され、衝突に発展するリスクを避けようとするだろうとの見方が強い。


米韓、北の核阻止へ連携 トランプ氏「軍事力行使も」 首脳会談
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=黒瀬悦成、桜井紀雄】トランプ米大統領は7日、日本に続くアジア歴訪の2カ所目の訪問国である韓国に到着し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談を行った。両首脳は会談後、ソウルの大統領府で共同記者会見を行い、核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮に核保有を断念させるため、米韓が連携を一層強めていくことを確認した。

 トランプ氏は北朝鮮への対応に関し、「北朝鮮は世界全体にとっての脅威であり、世界全体で対処する必要がある」と指摘し、「必要とあれば軍事力を行使する」と言明。現在、北朝鮮に圧力をかける目的で「(西太平洋に)米海軍の原子力空母3隻に加え原潜を展開させている」と明かした。ただ一方で「軍事行動を除くあらゆる手段を講じて解決を目指す」と表明。「北朝鮮は正しいことをすべきだ。交渉のテーブルにつくのは理にかなっている。具体的な動きもある」と述べ、対話による解決を望む姿勢も示した。文氏も「北朝鮮は挑発行為をやめ、対話に戻るべきだ」と訴えた。

 会談では、米韓が10月に再交渉開始で合意した自由貿易協定(FTA)についても話し合われ、再交渉に向けた動きを加速させることで合意した。

 トランプ氏が大統領に就任後、韓国を訪問するのは初めて。米大統領の国賓としての訪問は25年ぶり。この日は、日本を出発してソウル南方の烏山(オサン)空軍基地に大統領専用機で到着し、続いて在韓米軍司令部の移転先であるハンフリーズ基地を訪問。文氏とともに米韓両軍の将兵らと昼食をとり、朝鮮半島情勢について報告を受けた。


トランプ来日の舞台裏 「北に対話請うてはならない」
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

 ■ゴルフ・会食…首相との関係深化

 ■貿易「同盟に悪影響与えることせず」

 首相の安倍晋三と米大統領、トランプがゴルフ、会食、会談など一連の行事で見せた親密さは、同時に日米同盟の強固さを世界に印象付けた。安倍は周囲に「日米関係に付け入る隙はないことを、世界に示すという目的は達成した」とその意義を語る。両首脳の蜜月関係の舞台裏を検証した。(論説委員兼政治部編集委員 阿比留瑠比)

                  ◇

 ◆「拉致解決しよう」

 6日午後9時半ごろ、東京・元赤坂の迎賓館。晩餐(ばんさん)会後の記念撮影などすべての日程を終えたトランプは、安倍との別れを惜しんだ。

 「これから韓国、中国に行くから、いろんな話をするつもりだ。また連絡するが、どのみちアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でベトナムで会うから、その時に話そう。中韓との会談がどういう展開になったか伝えるよ」

 こう語ったトランプはさらに、5日午後のプレーを含めて安倍との2回にわたるゴルフ会談を振り返り、安倍との友情についてこう述懐した。

 「やっぱり、ゴルフをしたことがお互い大きかったなあ。私も(各国と)何度か首脳会談をしてきたけれど、会談して食事して終わりだからな。その点、ゴルフをすれば相手の性格も分かるし、本音も話せるし、打ち解けることができた」

 拉致被害者の家族との面会では膝詰めで話を聞き、「皆さんは強いリーダーを持っている」と安倍を持ち上げた。安倍には「シンゾー、これは必ず一緒にやろう(解決しよう)」と呼びかけた。

 5日のゴルフ会談に関しては、語り合ったことを表に出さない取り決めになっているが、北朝鮮危機などに関し本音の話をした。同席者の多い首脳会談時よりも、むしろ掘り下げた話があったといい、当面は、日米両国や関係諸国による対北制裁の行方を見守ることなどで合意したとされる。

 両首脳が機微にわたる話をしたのは、一緒にプレーしたプロゴルファーの松山英樹が離れた場所にいた場面でのことだった。

 北朝鮮危機をめぐっては5日夜の東京・銀座の鉄板焼き店でも、トランプ好みのウェルダンで焼かれた但馬牛を堪能しつつ、両首脳は次の見解で一致した。

 トランプ「とにかくこちらから北朝鮮に、何らかの対話を請う(beg)てはならない」

 安倍「もちろん、向こうから対話を求めるようにしなければいけない」

 ◆米国内へアピール

 トランプは今回、共同記者会見などで日米間の貿易不均衡問題にも言及したが、安倍に直接それへの対応を求めることはしなかった。逆にこう明言した。

 「(貿易問題で)日米同盟に悪い影響を与えることはしない」

 トランプとしては、米国内向けにテレビカメラの前では経済問題をアピールせざるを得ないという事情もあったようだ。「トランプ氏は貿易赤字はあっても、日本ともめてはいけないと思っている」(外務省幹部)ことがはっきりしたのも、今回の一連の会談の成果だといえる。

 首脳同士の信頼関係は、互いの国の政策全般にも関わってくる。首脳会談の場では、トランプはこうも断言した。

 「シンゾーだから日米関係はいいんだ。シンゾーだから、私は日本のためにやる。もし(日本の首相が)シンゾーじゃなければ、私は(他国と自由に契約を結ぶ)フリーエージェントになるんだ」

 冗談半分だと分かっていたため、みんな笑顔で聞いていたが、半分は本音だったのではないか。北朝鮮、中国と日本が難しい国際問題に取り組む中で、日米首脳の緊密な間柄は得難い財産となっている。=敬称略


まるで日米結婚式!? 晩餐会大盛況
11/8(水) 7:55配信 産経新聞

264
安倍晋三首相(中央右)主催の晩餐会で歓談するトランプ米大統領(同左)ら=6日夜、東京・元赤坂の迎賓館(写真:産経新聞)

 ■ピコ太郎さんが突撃→トランプ大統領に行列→首相が一人一人紹介

 安倍晋三首相が6日夜に迎賓館でトランプ米大統領を招いて開いた晩餐(ばんさん)会は一風変わった盛り上がりとなった。首脳出席の晩餐会は同じテーブルを囲む列席者同士で会話を楽しむのが通例だが、トランプ氏へのあいさつに行列ができ、首相が一人一人を紹介する展開となり、「結婚式」のような雰囲気だったという。

 きっかけは「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画で有名な歌手のピコ太郎さん。トランプ氏の孫娘がPPAPの物まねをした動画が話題を呼び、招かれた。出席者によると、ピコ太郎さんがトランプ氏に突撃し、記念撮影に成功した。

 これを目撃した出席者が写真を撮ろうとトランプ氏の元に殺到。次第に自席を移動する人が増え、あちこちで酒盛りが始まった。

 外務省幹部が「あんな晩餐会、今まで見たことがない」と語るほどで、首脳間の信頼が強固な現在の日米関係を反映した和やかな会となった。

 晩餐会には政官財の要人のほか、ニューヨークのブロードウェーミュージカルに出演経験がある女優の米倉涼子さん、米ハワイ・ホノルル名誉市長の俳優、杉良太郎さんら米国にゆかりのある著名人が出席した。


米韓首脳「北へ圧力強化」で一致
11/8(水) 7:40配信 ホウドウキョク

263
(写真:ホウドウキョク)

韓国を訪問中のアメリカのトランプ大統領は7日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、圧力を強化していくことで一致した。
トランプ大統領は「北朝鮮は世界的な脅威だ。世界的な行動が必要とされる」と述べた。
トランプ大統領は、「北朝鮮が核・ミサイル開発をやめるよう、中国やロシアも含め、全ての関係国に求めていく」と述べたうえで、「全ての国は、北朝鮮との貿易を中断しなければならない」と、圧力強化を強調。
文大統領も、「北朝鮮が対話に応じるまで、最大限の制裁と圧力を加えるという既存の戦略を再確認した」と述べた。
また、トランプ大統領は、「3隻の空母と原子力潜水艦を展開させているが、使わないで済むことを望む」と述べ、「北朝鮮は、非核化に向けて対話のテーブルに戻るべきだ」と訴えた。
このあと開かれた晩さん会には、いわゆる元慰安婦の女性が招待されたほか、韓国が実効支配している島根・竹島周辺で取れた、「独島エビ」と称するエビを使った料理も提供された。
一方、ソウルでは、トランプ大統領訪問に反対するデモが相次ぎ、夜には、朴前大統領退陣を求めた時と同様、多くの人々が、ろうそくを手に集まった。
トランプ大統領は8日、韓国の国会で演説を行い、午後に中国を訪問する。


貿易赤字に不満表明、トランプの「怒り」は本物か?
11/8(水) 6:10配信 JBpress

 米国のドナルド・トランプ大統領の訪日は、日本の安全保障への脅威が増すなかで日米同盟の強固さや北朝鮮への抑止の日米連携を明示した点で、日本にとっても大きな成功だったといえよう。

 だが、トランプ大統領がほぼ唯一日本への不満を述べた領域がある。日米の貿易問題だ。日本側の官民の間で、今後トランプ政権の貿易面での対日非難がさらに高まり、安全保障面にも悪影響を及ぼすのではないかという心配が広がっている。

 しかし米国側の現実をみると、日本側の深刻な懸念はやや過剰に映る。かつての日米貿易摩擦の時代と比べると、現在の日米貿易は質量ともに大きく異なっているからだ。

■ 前向きな合意のなかで唯一ぶつけられた不満

 今回の日米首脳会談では、北朝鮮の核とミサイルの脅威への日米共同の対応が確認された。トランプ大統領は北朝鮮による日本人拉致被害者の家族にも面会し、強い激励の言葉を述べ、北朝鮮の非人道的な行為を改めて非難した。日本人拉致の解決はもちろん日本自身が主体となるべきだが、超大国である米国の大統領が日本への協力を誓ったことの影響は大きい。

 日米首脳が「自由で開かれたインド太平洋戦略」の推進で合意したことも日本にとっての意義は大きい。この戦略は明らかに太平洋やインド洋での、軍事力を背景にした中国の膨張への抑止を目標としているからだ。

 しかし、こうした一連の前向きな合意のなかでトランプ大統領が表明した日米貿易関係への不満は、日本側に大きな影を投げた。同大統領は安倍首相との首脳会談の直前、日米の経営者らへの演説で米国の対日貿易赤字を提起して不満を述べた。

 トランプ大統領はさらに安倍首相との共同記者会見でも「慢性的な貿易の不平等さや貿易赤字を解消していかなければならない。米国の輸出産業が平等に日本市場にアクセスできることを求めている」と明言し、日本に市場開放措置などを求めていることを改めて公表した。

 トランプ大統領の対日貿易赤字への不満は、すでに日本政府にも直接にぶつけられ、麻生太郎財務相とマイク・ペンス副大統領との間で協議が続けられている。

 こうした不満の表明は、今回の日米首脳会談のほぼ唯一の対立点、相違点として日本側の官民の懸念を招いた。たとえば朝日新聞(11月6日夕刊)はトランプ訪日に関連して一面のトップ記事で「対日貿易『公平でない』」「トランプ氏、経営者前に」という見出しで大々的に報じた。

■ 対日貿易問題の比重が大きくない3つの理由

 しかし米国側の実情をみると、対日貿易問題の対外的な摩擦や懸念の案件としての比重は、実はそれほど大きくはない。日米関係は基本的に良好かつ堅固であり、貿易問題は日米関係を揺るがす要因にはなっていないといってよい。

 その理由は以下の通りである。

 第1に、いまの米国内には国政レベルでの対日貿易摩擦が存在しないことである。

 最近の連邦議会でも、日本との貿易問題は提起されていない。日本の自動車、鉄鋼、電機製品、工作機械、半導体といった製品が米国市場に大量に流れ込み、競合する米国企業からの苦情が相次ぎ、議会での日本非難が続く、という1980年代、90年代の構図はまったく存在しないといえる。現在の米側の苦情は、「米国製品が日本市場に思うように参入できない」という状況に対してであり、米国内での日本製品の脅威が叫ばれているわけではないのだ。

 第2に、いまの米国の対日貿易赤字は相対的にそれほどの巨額ではないことである。

 米国商務省発表の2016年の貿易統計では米国の対日赤字は689億ドルだった。中国に次いで2位となっているが、米国の貿易赤字全体の9%ほどだった。この比率は1990年代には60%、つまり日本一国だけで米国の貿易赤字全体の6割を占めていた状況とは比べものにならない。

 第3に、トランプ政権が貿易問題に関して苦情を言う主な対象はあくまで中国だということである。

 米国の中国に対する貿易赤字は、上記の米側貿易統計でも2016年度に3470億ドルと全体の47%を占めた。2位の日本のちょうど5倍である。

 しかも中国は米国製品の偽造品、模造品を大量に作り、米側から知的所有権侵害の調査対象とされている。トランプ政権は、中国の国有企業や国営企業への補助金供与、中国内での米国企業に対する規制なども、不当だとして糾弾している。そうした批判の激しさは、日本に対する批判とは桁違いといってよい。

■ 過剰な懸念を向ける必要はない

 以上の理由があるからだろうか、トランプ大統領は東京での安倍首相との首脳会談では貿易問題を提起しなかったという。

 この状況は、トランプ氏が日本との貿易不均衡を課題として取り上げた経緯を振り返ってみても理解できる。

 トランプ氏は大統領選挙キャンペーンの早い時期に、中国との貿易不均衡問題を提起し、中国の貿易慣行を不当、不正だとして激しく糾弾した。その後、「米国の貿易といえば、日本も、韓国も、赤字を重ねさせられている相手国だ」という感じで日本が出てきたのである。

 つまり、貿易不均衡問題の糾弾は元々、中国に対して向けられていたのだが、補足的に日本や韓国も糾弾の対象となった。大統領に当選したトランプ氏が日本政府に貿易問題の協議を求めてきたのは、振り上げた拳を簡単におろすことができなかったということなのだろう。

 もちろん日本としては、日米関係全体、特に安全保障面での日米同盟の堅持のために、トランプ政権が提起する貿易問題に耳を傾ける態度は保つべきである。だが、貿易問題は切迫しておらず、過剰な懸念を向ける必要はないことも知っておくべきだろう。

古森 義久


安倍首相のトランプ占いは「吉」か「凶」か
11/8(水) 6:00配信 東洋経済オンライン

262
ドナルド&シンゾーの関係でも、米国の対日貿易赤字には強硬な姿勢で臨み、大量の武器購入を迫ったトランプ大統領(写真:共同)

 群衆の歓声とカメラやスマホのシャッター音のあふれる“トランプ狂騒曲”が終わった。「世界のお騒がせ男」ドナルド・トランプ米大統領の初訪日は、ファーストドーターと呼ばれるイバンカ大統領補佐官による“露払い”もあって、首都・東京を舞台に6日間にわたる「トランプウイーク」のお祭り騒ぎに沸いた。ファーストネームで呼び合う「ドナルド&シンゾー」コンビ結成で、今回はホスト役の安倍晋三首相は「首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれた1年はなかった」と得意満面で、アッキーこと昭恵夫人とともに大統領夫妻へのおもてなしに全力投球した。

 視聴率至上主義のテレビ各局はNHKも含めて大統領夫妻や娘の一挙手一投足をライブ映像などでたれ流し、大統領宿泊先の名門ホテルの周辺は、物見高い群衆による喧騒に包まれた。ひときわ目立つ長身ぞろいのトランプ一家は、行く先々で日の丸と星条旗の小旗で歓迎され、「幸せな日本訪問」を満喫しているようにも見えた。

 ただ、最大の焦点の北朝鮮危機への対応は「最大限の圧力」と「すべての選択肢」で「完全に一致」したが、外交的解決への道はかすみ、安全保障を“人質”に日米貿易摩擦解消を迫る大統領に、首相は防戦も強いられた。過去にも例のない日米首脳の「異様な親密さ」も双方の国益一致には直結せず、「世界の安倍」を自認する1強首相も“トランプ占い”の結果は「吉凶相半ば」と見えた。

■先乗りイバンカ氏が首相らを“悩殺”

 「トランプウイーク」の始まりは2日からのイバンカ補佐官の訪日だった。同日夕、民間機で成田空港に到着したイバンカ氏は水色の上着に黒のパンツという装いで、元モデルらしい長身と小顔で、カメラの砲列に笑顔を振りまいた。本来、大統領補佐官は外交賓客とはいえない事務方にすぎないはずが、「トランプ大統領がいちばん言うことを聞く愛娘」だけに首相ら政府側も「将を射んとすれば……」との格言どおり、重要閣僚級の接遇で対応した。

 イバンカ氏は当初、日本に先乗りしたうえで大統領アジア歴訪に合わせて韓国、中国も訪れる予定だったが、国内事情もあって4日帰国に変更した。日本と同様に「重要賓客」の訪問に期待していた韓国と中国の関係者は、“人気アイドル”のドタキャンにがっくりと肩を落としたとされる。

 才色兼備のイバンカ氏だけに、同氏の公式日程となる3日の「国際女性会議」では首相自身が出迎えや講演前の紹介を行うなど気遣いは半端ではなく、同夜は「大手町の日本旅館」として有名なホテルで歓迎夕食会を開催した。和室の会食でのハイライトとなった雅楽演奏では、曲の途中で3日前に誕生日を迎えたイバンカ氏を祝う「ハッピーバースデー」が奏でられ、気づいたイバンカ氏が「オー!」と口を押さえて喜ぶ姿に、サプライズ仕掛け人の首相もご満悦だったという。

 自らのファッションブランドも持つイバンカ氏は、国際女性会議にはピンクの上着とミニスカートで脚線美を披露、夜の会食には花柄のワンピースに黒のリボンベルトという華やかな装いで首相らを“悩殺”した。4日朝の散歩も含め、TPOを意識したイバンカファッションはモデルさながらだったが、首相らとの会話の中では、大統領補佐官としてトランプ外交を支える手腕も垣間見られたとされる。

■会食は肉づくし、ゴルフ対決も接待優先

 主役のトランプ大統領は、娘の帰国した翌日の5日午前、大統領専用機「エアフォースワン」でメラニア夫人とともに都下の米軍横田基地に降り立った。大統領は同基地内で行われた歓迎式で世界最強を誇る米軍の最高司令官としてスピーチし「どんな独裁者もアメリカの決意を過小評価してはいけない」と北朝鮮を強く牽制。「USAコール」が響く会場で米軍兵士や自衛隊の面々と握手を繰り返した後、専用ヘリコプター「マリーンワン」で埼玉県下の霞ケ関カンツリー倶楽部に移動し、今年2月以来の首相とのゴルフ対決に興じた。

 世界の目を意識してか、ゴルフ場なのに双方とも背広姿で再会した大統領と首相はまず、クラブハウスでわざわざシェフを招いて焼き上げた米国産牛肉を挟んだハンバーガーをぱくつき、記念の帽子にサインし合って親密ぶりをアピールした。ステーキ大好きの大統領と焼き肉大好きの首相だけに、その後の3回の会食もすべてメインデイッシュは和牛の肉づくし。「ステーキはウエルダン(十分焼く)でケチャップたっぷり」というトランプ流に、首相だけでなくシェフたちも苦笑しながら調子を合わせたとされる。

 米プロゴルフツアーで活躍する松山英樹選手も交えてのゴルフプレーでは「勝負はデッドヒート」(首相)となったとされるが、首相がファーストパットで大きくオーバーした球を大統領が笑って拾い上げるなど、和気あいあいの接待ゴルフでもあった。ただ、わずか90分足らずのハーフラウンドでも、首相は「リラックスする中で難しい話もできた」と納得顔。ただ、プレーの合間の2人だけの「密談」は日米外交史の隠された1ページとなった。

 ゴルフに続いて、東銀座の高級ステーキハウスで夫人同伴の夕食を楽しんだ両首脳は、翌6日には迎賓館での昼食会も含めた日米首脳会談と共同記者会見という公式行事をこなし、同じ場所の晩餐会で「とても楽しい訪日」(大統領)を締めくくった。晩餐会にはイバンカ氏の娘(大統領の孫)がファンになった「ペン、パイナッポー、アッポーペン」が世界で大ヒットした歌手のピコ太郎さんも招かれ、大統領夫妻との軽妙な掛け合いが参会者の笑いを誘った。

 こうした合計9時間半にも及ぶ首脳交流は過去に例のない華やかさで、イバンカ氏の“露払い”訪日も合わせた6日間の“トランプウイーク”は、「安倍外交のプライムタイム」(外務省)となり政府高官も「大成功」と胸を張った。しかし、一連の首脳協議での重要テーマだった北朝鮮危機や対中国外交、さらには日米貿易摩擦などへの対応では軋轢もあり、「日米外交の難しさ」も垣間見られた。

■安倍外交のプライムタイムには“落とし穴”も

 4日にハワイに立ち寄って日米開戦の地・真珠湾に沈んだ戦艦アリゾナの犠牲者を慰霊した大統領は、ツイッターに「リメンバー・パールハーバー」と書き込んだ。横田基地のスピーチでは日本を「宝のようなパートナーで、誇り高い歴史を持っている」と絶賛した大統領だが、過去の日本軍の米国奇襲への複雑な思いがにじんだ瞬間でもあった。

 5度目となった6日の日米首脳会談での最優先議題は当然、ICBM発射や核実験を繰り返す北朝鮮への対応だった。両首脳は過去の対話を無視して暴走する北朝鮮に対し、日米両国が「最大限の圧力をかける」ことで一致し、共同会見でも「日米が100パーセント共にあることを力強く確認した」(首相)、「われわれは黙って見ていない。戦略的忍耐の時期は終わった」(大統領)と共に強い言葉で北朝鮮を牽制した。

 ただ、こうした日米首脳の言動に対して北朝鮮は機関紙・労働新聞を通じて「破滅を免れたいなら滅多に口を開くな」と恫喝するなど対話の気配はまったく見せない。非公表になったとされる米朝軍事衝突時の韓国からの邦人退避策協議が、解決の方途もない事態の深刻さを物語る。武力行使を含む「すべての選択肢がテーブルの上にある」と繰り返す大統領の対北戦略を、首相が「完全に一致している」と明言したことで、「日本が巻き込まれるリスクが高まった」(元外務省高官)ことも否定できない。

 さらに両首脳は対北戦略で「中国が大きな役割を果たすことが重要」と口をそろえたが、直ちに中国外務省が「誰からも言われる必要はない」と不快感を示すなど、中国との連携も困難視される状況だ。日本にとって、米国と完全に手を組んでの対中外交は、軍事衝突に徹底反対している韓国との協議とも合わせて、「安倍外交の重大なネック」(自民幹部)ともなりかねない。

 一方、日米貿易でも両首脳の立場は食い違った。巨額の対日貿易赤字を問題視する大統領は、6日朝の日米企業家との会合で「日米貿易は公平でない」と批判した。大統領は首脳会談でも「対日貿易赤字を減らしていかねばならない」と迫ったが、首相は麻生太郎副総理とペンス副大統領による日米経済対話を深化させるとしてなんとか体をかわした。

 大統領が就任時に離脱を決断した環太平洋経済連携協定(TPP)の米国抜きでの締結問題や、TPPに代わる日米FTA(2国間自由貿易協定)についても議題に上った可能性が大きいが、両首脳は共同会見でまったく触れなかった。これは「世界に日米蜜月関係をアピールするためあえて言及を避けた」(官邸筋)のが真相とみられている。

 そうした中、大統領は共同会見で「非常に重要なのは、日本が膨大な兵器を追加で買うことだ」と得意気に語った。大統領は、北朝鮮が日本上空を通過するICBM発射を繰り返していることについて「(自衛隊は)なんで撃ち落とさないのか」とつぶやいたとされる。日本の米国製防衛装備品の購入はその延長線上の要求でもある。首相も「努力する」姿勢を示したが、防衛省幹部は「予算上も、とても対応できない」と首を傾げる。

 平和憲法を背景に安全保障では「米国頼り」の日本に、あえて防衛力強化を求める大統領は「武器商人」ともいえる。会談後、ツイッターに「(日本から)大量の軍関連やエネルギーの注文が来ている」と書き込んだ大統領は「友好の仮面を外せば、安全保障と武器輸出をディール(取引)するようなしたたかな商売人」(外務省幹部)の素顔も見せた格好だ。

■「猛獣使い」が食い殺される不安も

 もちろん、首脳会談の前に北朝鮮の拉致被害者や家族との面会に応じ、「解決への協力」を約束した大統領に、高齢の被害家族たちは「感謝と期待」に胸を詰まらせた。首相との個人的関係も含め、日米両首脳が強い絆で結ばれていることは否定しようがない「安倍外交の成果」(自民幹部)ではある。

 しかし野党からは「すり寄りへつらう対米追従」(社民党)との批判も出た。自民党内でもポスト安倍を狙う石破茂元地方創生相も首相と大統領による“日米蜜月”について、「国民の支持あっての同盟だ。トランプ政権が多くの国民の支持が得られるかどうかについて、つねにウォッチしていく必要がある。必ずしも国民の全幅の信任を得ていない政権であるぞということはよく認識しながらやっていかないとならない」と警鐘を鳴らした。

 大統領は7日午前、次の訪問国の韓国に向かった。同国では「反トランプ」の抗議デモも広がるが、日本では多くの国民が大統領訪日を素直に喜んだようにみえる。首相は、国際舞台でトランプ氏やプーチン・ロシア大統領らと親交を重ねて「猛獣使い」の異名もとるが、「深入りしすぎると、猛獣に食い殺される」(元外務省高官)との不安も付きまとう。首相周辺は「これで内閣支持率も上がり、株価もバブル崩壊後の高値を更新し続けるはず」と手放しの喜びようだが、今後の国会論戦も含め、今回の「ドナルド&シンゾー」蜜月外交の成果がなお問われ続けることは間違いなさそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト


トランプ訪日で浮き彫りになった「アメリカファースト」の真実
11/8(水) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン

261
Photo:首相官邸HPより

 ドナルド・トランプ米大統領が11月5日に初来日した。ゴルフ、銀座、4度の食事会と、まるで「成金の社長さんを接待する」かのようにご機嫌を取り、ことさらに「今ほど日米関係が緊密なことはなかった」を強調した。しかし、具体的に何か進展したかといえば、何もない。

 この連載ではトランプ大統領の「アメリカ第一主義(アメリカファースト)は変わっていないと指摘した。結局、米国は北朝鮮が米軍グアム基地や米国本土を直接攻撃できるミサイルを開発する可能性が出てきた時に、初めて北朝鮮問題に介入してきたからである(本連載第155回)。

 今回の訪日でも、大統領はひたすらアメリカファーストであった。安倍首相は、大統領が機嫌を損ねて「日本を捨てる」と言い出さないように、ひたすら歓待するしかなかったように見える。

 この連載では、日本がなぜ「奇跡」と呼ばれた高度経済成長を成し遂げて、経済大国となれたかを振り返ってきた(第149回)。それは、東西冷戦期の米国の戦略に日本が組み込まれ、「米国に守ってもらい、米国に食わせてもらった」からに他ならない。今回は、これまで断片的に何度か論じてきた「米国の戦略」を整理し、メディアが「シンゾー・ドナルド関係」とひたすら持ち上げる日米関係の「本質」を考えてみたい。

● 米国の戦略(1): 米国が世界の警察官になり「世界を食わせた」理由

 日本が高度経済成長を成し遂げたのは、端的にいえば、米国が日米安保条約に基づいて日本の安全保障を肩代わりし、日本の製品をどんどん購入してくれたからだった。「軽武装経済至上主義」の「吉田ドクトリン」を打ち出した吉田茂元首相は、これについて「日本は米国を番犬として飼っていると思えばいい」とまで言った。日本がしたたかに米国を利用して、先進国にのし上がったといえる。

 しかし、日本は先進国になりながらも、米国にどんどん輸出をする一方で、市場を保護して米国からの輸入をブロックし続けた。これが、米国の不満となり、70-80年代には、日本は上記のトランプ氏のような発言を、米国から散々聞かされた来た歴史がある。これは日本だけの話ではない。東西冷戦期から今日に至るまで、世界中の新興国が、米国に製品を買ってもらって成長しているし、米国に守ってもらっている(第150回)。

 米国は、なぜ「世界を食わせてやってきた」のか。なぜ「世界の警察官」を務めてきたのか。今日では、それは当たり前のこととなっているので、皆忘れているようだが、そもそもは東西冷戦になり、ソ連・中国共産党の共産主義ブロックに対抗するための米国の戦略であった。

 第二次大戦後、ソ連の台頭、中華人民共和国の成立による共産主義の拡大を防ぐために、米国は地政学的な拠点にある国々と同盟関係を築こうとした。例えば、西ドイツ、フランスなど西欧、日本、韓国、トルコなどアジアが共産主義と対峙するフロントラインであり、戦略的拠点であった。まず米国は、これらの国々を同盟国とするために、「ソ連の侵略から守る」という約束をする必要があった。

 第二次大戦で荒廃した国々は、自ら国を守る軍事力を失っていた。また、米国から巨額の援助を受けることなしに、経済復興することもできなかった。ソ連からの独立を維持するには、米国から軍事的、経済的に守ってもらうことしか方法がなかった。

 こうして、米国は世界各地に米軍を展開し、同盟国の領土をソ連の軍事的脅威から防衛する「世界の警察官」になったのである。米軍は同盟国の安全保障をほぼ肩代わりし、同盟国で無制限に軍事作戦を展開する自由を得た。例えば、朝鮮戦争やベトナム戦争では、同盟国の領土内でありながら、米軍が主力となり、同盟国を従える形で、共産主義と直接戦った。

 ただ、「世界の警察官」は、同盟国を守るだけではなかった。次に米国は、米国自身と同盟国が安全に石油・ガスなど天然資源を確保するため、世界的に展開できる唯一の海軍を提供して「世界の全ての海上交通路」を防衛した。それまで同盟国は、国家の軍事力のかなりの部分を、特に公海上での商人とその貨物の護衛に割く必要があった。米国が「世界の警察官」となることで、同盟国、自国の沿岸線をパトロールする小規模な海軍を維持するだけでよくなった。

 さらに米国は同盟国に、「米国市場への自由なアクセス」を許した。第二次世界大戦で世界中の市場が荒廃した後、米国市場は世界で唯一、ある程度の規模を持ち、各国がアクセスを求めるに値する市場となっていた。米国は、同盟国を自らの貿易システムに招き、工業化と経済成長を促した。その目的は、同盟国を豊かにすることで、同盟国の国内に貧困や格差による不満が爆発し、共産主義が蔓延することを防ぐことだった。これが米国が「世界の国を食わせてやった」理由である。

● 米国の戦略(2): なぜ日本と西独が「奇跡」の高度成長を成し遂げたのか

 最初に米国が接近したのが、かつての敵国だった日本と西ドイツであった。第二次世界大戦後、米国は当初、日本と西ドイツが二度と軍事大国化することを防ぐために、再工業化は行わない方針だった。その方針が変わったのは、1950年の朝鮮戦争の勃発であった。日本は、自由主義圏と共産圏によって南北に分断された朝鮮半島に近接し、アジアにおいて共産主義ブロックと対峙する前線となった。

 一方、ドイツは自由主義圏と共産圏に分断されて、西ドイツはより直接的に共産主義ブロックと向き合う最前線となった。米国は、両国を再度工業化して防衛力を強化することに方針を転換した。そして、日本とドイツは「奇跡的な高度経済成長」を成し遂げて、共産主義に対抗するフロントラインとして機能したのである。

 そもそも、両国が第二次世界大戦を始めた最大の理由は、資源と市場へのアクセスを確保するためだった。どちらも第二次世界大戦で完膚なきまでに叩きのめされたが、戦後の「戦勝国」の米国から、元々の望みをはるかに上回るものを提供された。その上、米国から自力では到達しえない完璧な安全保障を提供されたのである。これを「奇跡」と呼ばずに、他に奇跡と呼べるものがあるだろうか。

● 米国の戦略(3): 米国の同盟国同士の歴史的な紛争が回避できた

 米国市場への自由なアクセスは、日本、ドイツだけではなく、韓国、台湾、オセアニアの諸国、北米大陸、西ヨーロッパ、そして後には共産主義の大国である中国までもが参加した。ピーター・ゼイハンは、多くの国が米国の同盟国になることで得たメリットを以下の通り整理している。

 1.フランスとドイツは、お互いに相手を警戒して武装する必要がなくなった。

 2.スウェーデンやオランダなどの中規模の国家は、貿易に焦点をあてて自国の強みを活かすことに集中できるようになり、防衛には最小限の努力を割くだけでよくなった。

 3.世界中の貿易路の安全が保障されたことで、さまざまな土地を占領する必要がなくなった。最古の小麦生産地であるエジプトは、過去2000年で初めて、自由に息をつけるようになった。

 4.世界中に散らばるヨーロッパの植民地が解放された。東南アジア諸国連合(ASEAN)を設立し、独自の自由貿易ネットワークを形成した。

 5.日本はもはや東アジア沿岸地域を搾取する必要がなくなった。アメリカの安全保障下で、韓国、台湾、シンガポールの3国が世界で最もダイナミックな経済国として台頭した。中国はその歴史上で初めて、外部の干渉のない安全な環境で国の基盤を固めることができた(ゼイハン,2016:135-7)。

 つまり、米国が築いた同盟体制とは、単に米国が同盟国を共産主義から守ったというだけではない。より重要なことは、それぞれの国が、領土の安全の確保、資源の確保、市場の確保のために、長年の歴史において「敵」となっていた隣国を警戒する必要がなくなったということだ。それらを全て、米国がやってくれたからである。

● あらためて、 アメリカファーストとは何かを考える

 ここで、トランプ大統領のアメリカファーストとは何かを、あらためて考えてみたい。大統領はご存じの通り、過激な発言を繰り返してきた。例えば、同盟国・日本に対しては、

 「日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。アメリカは、日本に何か買わせたか? 牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。これは貿易不均衡だ」

 「(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に)アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。 日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか?ご存じの通り、日米安保条約は心憎い。なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない」

 といった調子である。

 一見荒唐無稽に聞こえるが、事の本質を突いている。大統領は、米国が「世界の警察官」を続ける意思がなく、「世界を食わせる」ことをやめると明快に言っている。これから米国は、米国自身のために軍隊とカネを使う。むしろ同盟国は、米国のために少なくともカネを出せ。これがアメリカファーストなのである。

 ここで、日本社会に広がる1つの「誤解」を解いておきたい。それは、トランプ大統領がアメリカファーストを唱えるのは、米国が弱体化したからだという誤解だ。むしろ実態は逆で、米国は「史上最強」と呼んでもいい状態だ。

 米国のアメリカファーストは、トランプ大統領の個人的な思いつきではない。前任のバラク・オバマ大統領の時代から進められてきた、米国の国家戦略の変化と見なすべきものなのである。オバマ前大統領は、2013年9月に対シリア内戦への軍事不介入声明を発表した際、「もはやアメリカは世界の警察官ではない」と宣言し、中東からの米軍撤退、将来の韓国からの米軍撤退(公表)、2020年から2026年の間に沖縄から海兵隊を含む全米軍撤退(非公式)、NATO(北大西洋条約機構)の閉鎖又は欧州中央軍への統合、中南米、アフリカ地域からの米軍撤退等々を打ち出してきた。「世界の警察官を少しずつやめていく」のは、米国内で党派を超えたコンセンサスなのだ(第145回)。

 その背景には「シェール革命」があると考える。主に米国で生産されるシェール石油・ガスによって、米国が石油の輸入国から輸出国に変わる劇的な変化が起こった。エネルギー自給を達成し、米国内で「ものづくり」が復活し、新たな雇用が生まれた。しかし、その結果として、米国は独りでやっていけるということになった。「世界の警察官」として、産油国が多数ある中東など国際社会に関わっていく必要性がなくなったのである。これが、アメリカファーストの背景にある。

● トランプ訪日は「大統領を接待した」だけに終わった 日本は引き続き「超対米従属」に徹するしかない

 今回の訪日で、トランプ大統領は「どんな独裁者も、どんな政権も、どんな国も米国の決意を甘く見ないほうがよい」「私が大統領である限り、米国は圧倒的な力と資金で必ず勝利する」と発言し、北朝鮮への圧力を一段と強化する方針を示した。それは大変心強いことだが、発言の内容は、従来以上に踏み込んだものではない。

 むしろ驚かされたのは、トランプ大統領が「日本が米国からさらに軍装備品を購入すれば、安倍首相は北朝鮮のミサイルを撃ち落とすことができるだろう」と発言したことだ。安倍首相は「日本の防衛力を質的に、量的に拡充していかなければならない」と応じ、イージス艦などのミサイル防衛体制強化のために、米国からさらに装備品を購入していくことになるとの見通しを示した。

 また、トランプ大統領は、日米の企業経営者らとの会合で、日本との貿易は「公平で開かれたものではない」と強調し、「日本との慢性的な貿易不均衡を是正していかなければならない」と発言するなど、貿易赤字解消への意欲を示している。

 結局、「過去にない緊密な日米関係」をいくら強調してみたところで、トランプ大統領は「アメリカから武器を買って、日本に飛んでくるミサイルは自分で撃ち落とせ」なのである。何度でも強調するが、アメリカファーストなのである。

 今、日本ができることは「超対米従属」のみである(第149回)。米国が築いた同盟関係から最も恩恵を受けてきた日本は、同盟関係を維持する以外に、生きていく道はない。その意味で、安倍首相がトランプ大統領をまるで「成金社長を接待漬け」にするように歓待したのは、正しいと思う。

 気がついたら、米国は中国とうまく「ディール」して、米国に北朝鮮からミサイルが飛んでこないことだけを決めて、「あとはシンゾー、うまくやれ。武器は売ってやる」と言って去っていく。日本は「東洋の一小国」として孤立してしまうという、最悪の事態を想定しておくべきではないだろうか。

 参考文献 :ピーター・ゼイハン(2016)『地政学で読む世界覇権2030』(東洋経済新報社)

 (立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)


トランプ米大統領一行、ルート変更=抗議団体が物投げる―韓国報道
11/8(水) 0:46配信 時事通信

 【ソウル時事】韓国の聯合ニュースによると、訪韓中のトランプ米大統領が7日夜、文在寅大統領との夕食会を終え、宿泊先のホテルに車で向かう途中、ルートを変更する事態となった。

 トランプ氏一行の通行前、訪韓に反対する団体が車道に物を投げ込んだためとみられる。

 団体は同日昼ごろから、ソウル中心部の広場で抗議集会を開催。夜にはトランプ氏らがホテルに向かう道の途中で待ち構え、「戦争反対」などと声を上げ、印刷物や蛍光棒などを車道に投げ入れたもようだ。

 トランプ氏は8日午前、韓国国会での演説が予定されている。訪韓に反対する団体は国会付近でも抗議集会を計画している。


トランプ氏訪韓 トランプ氏、晩餐会招待客の元慰安婦と握手
11/7(火) 22:33配信 産経新聞

 聯合ニュースによると、韓国を訪問中のトランプ米大統領は7日、大統領府が開いた晩餐会で、招待客として出席した元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さん(88)と抱き合ったり、握手をするなどして、あいさつを交わした。


<日米首脳>ゴルフ中の外交記録 どう残すかが議論に
11/7(火) 21:51配信 毎日新聞

191
ドライバーでナイスショットした安倍晋三首相(右端)に「シンゾー」と声をかけ、グータッチで称賛するトランプ米大統領=埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部で2017年11月5日(内閣広報室提供)

 ◇通訳を介さない場面も 野党は問題視

 安倍晋三首相とトランプ米大統領が5日にゴルフをした際に交わした発言を、外交記録としてどう残すかが議論になっている。菅義偉官房長官は7日の記者会見で「一般論として言えば、記録に残す必要のある外交上のやり取りは残すのが通常だ」と述べた。ただ、外務省幹部は「同行した通訳が全部を聞き取れたわけではない」と説明。首脳間の親密な関係と、記録の必要性が相反する可能性が浮き彫りになった。

 外務省は通常、首脳間の発言を文書で記録。原則、作成後30年を経た文書を定期的に公開している。

 両首脳は5日、ゴルフ場で約2時間過ごし、通訳を介さずに両首脳だけで会話する場面もあった。首相は終了後、記者団に「難しい話題も交ぜながら、ゆっくりと突っ込んだ話ができた」と述べた。

 野党は記録性の観点から問題視する。両首脳が今年2月に米国でプレーした後、参院本会議で民進党の羽田雄一郎氏が「気になるのはゴルフを含む一連の会談で何が語られたのかだ」「示された公的資料は会談の概要、共同声明、記者会見だけだ」とただしたが、首相は突っ込んだ説明を避けた。共産党幹部は「外交記録が残っていないのは問題だ。後から検証のしようがない」と指摘している。【梅田啓祐】


いかなる圧力も無意味=米大統領、韓国を「脅迫」―北朝鮮
11/7(火) 21:44配信 時事通信

 【ソウル時事】7日付の北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は論評で、「一心団結と自力自強(自力更生)の威力で前進するわが国には、いかなる制裁や軍事的圧力も無意味だ」と強調した。

 トランプ米大統領が日韓歴訪で3カ国の結束を誇示する中、制裁・圧力に屈しない姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 論評は「米国はトランプのアジア歴訪期間中、誰かの『挑発』が予想されると騒ぎ、三つの空母打撃群を朝鮮半島周辺海域に集結させ、極度の緊張をつくり出している」と非難。その上で「米帝の侵略武力がわれわれに近づくほど、われわれの革命武力の無慈悲な攻撃による残酷な結末を免れることはできなくなる」と威嚇した。

 一方、別の論評では「トランプの南朝鮮(韓国)訪問に反対する各階層の人民たちの抗議糾弾の声が一段と激しくなっている」と伝えた。

 論評は、トランプ氏が最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備や米韓自由貿易協定(FTA)の再交渉要求、米国製兵器の購入要求で、韓国を「脅迫」していると批判。「民族の敵が『国賓』待遇で訪れるため、各層が断固反対している」との見方を示した。


<トランプ大統領>米国製防衛装備品「大量購入」要求に波紋
11/7(火) 21:06配信 毎日新聞

 ◇厳しい財政事情 安倍政権下ですでに増加…

 トランプ米大統領が来日時に、米国製防衛装備品の「大量購入」を要求したことが、政府内で波紋を広げている。厳しい財政事情から防衛費全体の急増は見込めないうえ、米国からの装備品購入は安倍政権下ですでに増加しており、これ以上の対応は難しいためだ。

 菅義偉官房長官は7日の記者会見で「自衛隊の装備品は防衛計画の大綱や(5年ごとに大枠の予算と購入品を定める)中期防衛力整備計画(中期防)に基づき、米国製を含めて計画的に取得している」と述べ、現行計画にない装備品の追加購入に慎重な姿勢を示した。

 トランプ氏は6日の記者会見で「日本が大量の防衛装備を買うことが好ましい。そうすべきだ」と訴えた。7日には「訪日と安倍(晋三)首相との友情が、我々の偉大な国に多くの利益をもたらす。軍事とエネルギーで莫大(ばくだい)な発注があるだろう」とツイッターにつぶやいた。

 近年、米国からの装備品購入は大幅に増加している。ほとんどは米政府が提示する条件を受け入れなければならない政府間取引の有償軍事援助(FMS)だ。FMSによる購入額は、2008~12年度の5年間で計約3647億円だったが、安倍政権が予算編成した13~17年度は、計約1兆6244億円と約4.5倍にはね上がった。ステルス戦闘機F35、垂直離着陸輸送機オスプレイ、弾道ミサイル防衛対応のイージスシステム(イージス艦搭載)など高額装備品の導入が増えたためだ。トランプ氏が「世界最高の戦闘機」と言及したF35は計42機の購入が決まっており、陸上配備型の新型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の導入も決定済みだ。

 来年末には次期中期防(19~23年度)を策定する。政府内にはその際に「トランプ氏の機嫌を損ねない程度に対応する必要はある」(外務省幹部)として、米国からの購入を一定程度増やすべきだとの声が出ている。将来的に導入することを想定している装備品について、購入時期を早めることも含めて検討する見通しだ。【秋山信一】


<対北朝鮮>「最大限の圧力」米韓首脳も一致
11/7(火) 20:47配信 毎日新聞

 【ソウル高本耕太】アジア歴訪中のトランプ米大統領は7日、韓国の首都ソウルに到着した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談では、北朝鮮問題の「平和的解決」を目指し、核・ミサイル開発放棄を迫るため「最大限の制裁と圧力」を加え続けることで一致した。米韓自由貿易協定(FTA)について、トランプ氏は会談後の共同記者会見で「出来が悪く米国にとって不利な取引」と指摘。「自由で公正、互恵的な貿易協定の合意に至ることを確信している」と再交渉に意欲を見せた。

 会談で両首脳は、米韓同盟の対北朝鮮抑止・対処力の向上で一致。日米韓3カ国の安全保障協力の強化も確認した。文氏は会見で「米戦略資産の朝鮮半島周辺への配置拡大で合意した」と明らかにした。トランプ氏も「今、3隻の空母と原子力潜水艦を展開させているが、使わないで済むことを望む」と述べ「比類なき軍事力」と強調した。米朝直接対話の可能性については「言及したくない」と繰り返した。

 FTAを巡ってトランプ氏は「より良い協定作りに向けた、文氏による交渉加速の指示に感謝する」と述べた。また「韓国は今後、世界最高水準の米国製軍装備品を購入する」と表明。「韓国にとって理にかなった行動であり、米国には雇用を生み、対韓貿易赤字是正にもなる」と語った。

 会談に先立ち、両首脳はソウル近郊の在韓米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」を訪問し、北朝鮮情勢に関する状況報告も受けた。在韓米軍司令部を移転した同基地視察は、基地建設費用の大半を負担した韓国側が要請。同盟の負担共有を示す狙いだ。 同日夜には、トランプ氏を招いた公式晩さん会が開かれた。韓国政府は、晩さん会に元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんを招待したと発表。李さんは席上、トランプ氏と対面した。


<米韓首脳晩さん会>元慰安婦出席、独島エビも 日本側反発
11/7(火) 20:13配信 毎日新聞

 【高橋克哉、ソウル大貫智子】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領の7日の晩さん会に元慰安婦の女性が招待され、竹島周辺で取られた「独島(竹島の韓国名)エビ」を使った料理が提供されたことに日本側は反発した。菅義偉官房長官は記者会見で「日米韓の緊密な連携に悪影響を及ぼすような動きは避ける必要がある」と不快感を示した。

 日本政府は韓国側に「2015年の慰安婦問題に関する日韓合意の精神に反する」と申し入れた。他国間のやり取りへの申し入れは異例で事実上の抗議だ。合意では「国際社会で互いに非難、批判することは控える」としており、菅氏は会見で「粘り強く合意の着実な実施を求めたい」と強調。合意当時の外相の岸田文雄・自民党政調会長は「韓国政府もしっかり対応してもらいたい」と述べた。

 招待された元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんは07年に米下院で当時の様子を証言。日本に謝罪を求める米下院決議に結び付き、第1次安倍政権下の日米間の外交問題に発展した。韓国では李さんがモデルとされる映画がヒット中で、7日現在の観客動員数は約330万人。韓国青瓦台(大統領府)関係者は「トランプ氏が訪れた韓日間には慰安婦問題がある」と述べ、米側にアピールする狙いがあると説明した。文氏の支持層には合意への反発が強く、李さんの招待は国内向けの行動の色が濃い。

 晩さん会では、李さんとトランプ氏が抱き合い、文氏が見守る場面もあった。


トランプ大統領、北朝鮮に米の軍事力を警告 融和的姿勢も
11/7(火) 19:06配信 ロイター

260
 11月7日、韓国を訪問中のトランプ米大統領は、北朝鮮に対し、必要なら米国はあらゆる種類の軍事力を使用して自国や同盟国を防衛する用意があると警告した。写真はソウルで7日撮影(2017年 ロイター/Jung Yeon-Je)

[ソウル 7日 ロイター] - 韓国を訪問中のトランプ米大統領は7日、北朝鮮に対し、必要なら米国はあらゆる種類の軍事力を使用して自国や同盟国を防衛する用意があると警告した。その上で、これまで以上に融和的な姿勢を示し、核問題を巡るこう着状態の打開に向けて合意するよう北朝鮮に求めた。

トランプ大統領は、韓国の文在寅大統領との共同記者会見で、軍事力以外のあらゆる手段を活用したいとしつつ、「北朝鮮の独裁者がまったく不必要に生命を脅かさないよう」、あらゆる必要なものを準備したと発言。「われわれが作り上げてきたすべてのものを、北朝鮮が脅かすことは許容できない」と述べた。

北朝鮮が米国の持つ「圧倒的な力」を理解する必要があるとし、西太平洋で軍事演習を実施する米空母3隻などに言及した。

トランプ大統領は時折、声高な調子を緩め、北朝鮮に対し「正しいことを行う」よう要請。「いくつかの動きは見える」としたが、詳細については触れず、米国が全軍事力を使う必要がないよう「神に願う」と述べた。

また「北朝鮮が交渉のテーブルに着き合意することは理にかなっている」と語った。

トランプ大統領は文大統領について、北朝鮮への対応や米韓貿易協定を巡って姿勢は異なるものの、「素晴らしい協力関係」を築いていると称賛した。

文大統領はトランプ大統領に対し、トランプ氏の訪韓が、北朝鮮を巡る一部の韓国国民の懸念を和らげ、「北朝鮮の核問題の解決に向けたターニングポイント」となることを望むと述べた。


トランプ氏訪韓 トランプ氏「必要なら比類無き軍事能力を使う用意がある」と表明 
11/7(火) 18:10配信 産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】韓国を訪問中のトランプ米大統領は7日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談後に共同記者会見し、北朝鮮の脅威から米国や同盟国を守るため「必要なら比類なき軍事能力を使う用意がある」と表明した。

 また、文氏は在寅大統領は共同記者会見で、米軍戦略兵器の朝鮮半島や近隣地域への展開を「拡大、強化する」と述べた。


米韓、対北朝鮮で断固たる対応=比類なき軍事力で防衛―トランプ氏「交渉」も促す
11/7(火) 18:02配信 時事通信

259
7日、ソウルを訪問したトランプ米大統領(左)と握手を交わす文在寅・韓国大統領。

 【ソウル時事】韓国を訪問したトランプ米大統領は7日、ソウルの青瓦台(大統領府)で文在寅大統領と会談し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に最大限の圧力を加え、断固たる対応を取ることで一致した。

 一方、トランプ氏は会談後の記者会見で、「北朝鮮が交渉の席に着くことは理にかなっている」と繰り返し、北朝鮮側の行動を促した。

 トランプ政権はこれまで、「今は北朝鮮との対話の時ではない」(サンダース大統領報道官)として、圧力に重点を置く強硬姿勢が目立った。トランプ氏が今回、北朝鮮に対し、交渉に応じる「多くの正当な理由がある」と呼び掛ける背景には、対話の重要性を訴える文氏と足並みの一致を演出する狙いがある。

 トランプ氏は会見で、米海軍が空母3隻を西太平洋に派遣したことに触れ、「米国は同盟国を防衛するため、必要なら比類なき軍事力のすべてを使う用意がある」と明言。「われわれは進展している」「幾つかの確かな動きがある」とも述べたが、詳細は述べなかった。

 文氏も共同会見で「米戦略資産(兵器)の朝鮮半島周辺への配置拡大で合意した」と表明。「北朝鮮が自ら核を放棄し真剣な対話に臨むまで、最大限の制裁と圧力を加える戦略を再確認した」と強調した。一方で「北朝鮮が正しい選択をする場合、明るい未来を提供する準備ができている」と、交渉による問題解決を希望する考えも示した。

 また、主要議題の一つとなっている米韓自由貿易協定(FTA)再交渉をめぐり、トランプ氏は「自由、公正、互恵的な貿易協定に至ると確信している」と指摘。米国製の兵器類の購入が「韓国側に(防衛力強化で)大きな意味があるし、われわれにも雇用(増加)や貿易赤字削減をもたらす」と強調した。


鯉のエサやり 升をひっくり返したのはトランプ大統領だけなのか TV映像の切り取り方に批判
11/7(火) 17:57配信 J-CASTニュース

 来日中のドナルド・トランプ米大統領が池の鯉にエサをやる場面の報道をめぐって違和感が持たれている。

 テレビ各局の報道では、トランプ氏は升に入ったエサを匙でまいていたが、最後は升ごとひっくり返して終了。「もどかしくなったのか」「面倒になったか」といったナレーション付きで報じられた。だが、この直前の場面を見ると印象が変わる。

■「少量のスプーンが面倒になったか、すぐに升をひっくり返して終了」

 トランプ氏は2017年11月6日正午すぎ、東京・元赤坂の迎賓館を訪問。安倍氏とともに、升と匙を使って池の鯉へのエサやりを体験した。

 同日夕からテレビ各局でその様子が報じられた。テレビ朝日系「スーパーJチャンネル」では、「笑顔をみせながら盆栽をみたり、鯉にエサをやったり。小さいスプーンではもどかしかったのか、最後は豪快に」というナレーションとともに、トランプ氏が池に向かって升をひっくり返し、一気にエサをやる様子が流れた。

 フジテレビ系「みんなのニュース」も、「最初は丁寧に餌をまきますが、もどかしくなったのか、最後は升の中身を一気に投入。これには安倍総理も思わずこの表情」「トランプ流の豪快さを見せました」といったナレが入り、同様にトランプ氏が升を返す映像が流れた。

 日本テレビ系列は「NEWS ZERO」で、「少量のスプーンが面倒になったか、すぐに升をひっくり返して終了。安倍総理も思わず苦笑い。だが、本人は満足そうだ」として上記と同様の場面が流れた。TBS系「Nスタ」は「鯉の餌やりを体験。日本滞在にすっかりご満悦の様子」とだけトランプ氏の表情を伝えつつ、やはり升をひっくり返す映像を放送した。

 こうした映像と言葉からは、トランプ氏が率先して升のエサを一気にまいたように見える。だが、実際は少し異なるようだ。

「ニュースの切り取り方を考えるのに凄く良いケースですよね」
 AFP通信は、このエサやりの場面を撮影した1分強の動画を公開。両首脳はしばらく匙でエサをやった後、一度後ろを振り向いたかと思うと、まず安倍氏が池に向かって升ごとエサをバラまいた。直後にトランプ氏が升をひっくり返し、手を振って池の前から去っていった。バラまきは安倍氏が先に行っていたというわけだ。この場面の動画は米NBCニュースのサイトでも見られる。

 「面倒」「もどかしかったのか」といった言葉でトランプ氏の振る舞いが報じられていたが、こうした前後関係を知ったツイッターユーザーの間では

  「トランプ大統領の鯉の餌やり、時間なくて安倍首相が先にやったからやったのにそれだけあたかも礼儀知らずみたいに取り上げるのは...」
  「ニュースの切り取り方を考えるのに凄く良いケースですよね」
  「経緯がカットされ、印象操作になっている」
  「ささやかな印象操作を垣間見た感」

と違和感を抱く声が数多く出ることになった。

 なおこの日、両首脳のスケジュールは当初の予定より押していた。エサやりの途中後ろを向いた場面で、スタッフに時間が迫っている旨を伝えられ、終えることになったとされる。


米軍・空母3隻が異例の共同演習へ
11/7(火) 17:47配信 ホウドウキョク

258
(写真:ホウドウキョク)

トランプ大統領がアジアを歴訪する中、アメリカ軍の空母3隻が近く、異例の共同演習を行うことがわかった。
アメリカ軍の当局者によると、原子力空母「ニミッツ」、「ロナルド・レーガン」、「セオドア・ルーズベルト」の3隻と、それにともなう艦船が、近く、西太平洋で共同演習を行うという。
具体的な場所や日時は、明らかになっていない。
ロイター通信によると、この地域で空母3隻が演習するのは、2007年以来、およそ10年ぶりで、トランプ大統領がアジアを歴訪する中、北朝鮮の核・ミサイル開発をけん制する狙いがある。


「ありがとう、ドナルド」安倍晋三首相がツイッターで謝辞 トランプ氏もすぐリツイート
11/7(火) 17:11配信 産経新聞

241
韓国に向けて出発するため、大統領専用機に乗り込むトランプ米大統領とメラニア夫人=7日午前、東京・米軍横田基地(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)

 「本当にありがとう、ドナルド」

 安倍晋三首相は7日、3日間の訪日を終えて韓国に向かったトランプ米大統領に宛てたメッセージを自身のツイッターに投稿した。6日夜に東京・元赤坂の迎賓館での晩餐会の際に安倍首相と昭恵夫人、トランプ氏とメラニア夫人の4人で撮影した写真も掲載した。

 首相は「トランプ大統領による、初の、歴史的な日本訪問は、間違いなく、日米同盟の揺るぎない絆を世界に示すことができました」と謝辞をつづり、「アジア歴訪の大成功をお祈りしています」と締めくくった。トランプ氏の反応は早く、安倍首相のツイートをすぐにリツイート(転載)した。


日米ゴルフ会談で北Xデー秘密協議 巨大密室で突っ込んだ「ポスト正恩」具体案
11/7(火) 16:56配信 夕刊フジ

256
天皇、皇后両陛下はトランプ米大統領夫妻を出迎えられた=6日午前11時3分、皇居・御所(川口良介撮影)(写真:夕刊フジ)

 安倍晋三首相は6日午後、来日中のドナルド・トランプ米大統領と、東京・元赤坂の迎賓館で首脳会談を行った。日米同盟の絆を再確認したうえで、国際社会の警告を無視して「核・ミサイル開発」を強行する、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮への圧力強化策などを話し合った。「巨大な密室」といわれるゴルフ場での首脳外交の意義と、レックス・ティラーソン米国務長官の退任説とは。トランプ氏が今回断行したアジア歴訪の“真の焦点”は「半島有事の対応」と「ポスト金正恩」とされる。実は、表に出ない非公式協議こそ極めて重要なのだ。 

 「ゴルフ場では、ゴルフのプレー中ならではの会話も弾んだ。さまざまな話題について、お互いにリラックスして本音の話ができるということもあるが、いろんな難しい話題も時々織り交ぜながら、ゆっくりと突っ込んだ話ができた」

 安倍首相は5日午後、名門の「霞ヶ関カンツリー倶楽部」(埼玉県川越市)で、トランプ氏とプレーした後、記者団にこう語った。ラウンドには、プロゴルファーの松山英樹選手も同行した。

 トランプ氏は6日、天皇皇后両陛下に拝謁したほか、安倍首相と首脳会談を行い、北朝鮮による拉致被害者の家族と面会した。

 今回のアジア歴訪(5~14日)について、ハーバート・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は、(1)北朝鮮の「核・ミサイル」完全放棄で国際的合意を強める(2)公正で互恵的な貿易(3)自由で開かれたインド太平洋地域の発展-を目標に掲げた。

 中でも、北朝鮮問題が最重要なのは間違いない。

 トランプ氏は日本到着直後、米軍横田基地(東京都)で行った演説でも、緊迫する北朝鮮情勢を踏まえ、以下のように語った。

 「いかなる独裁者や体制、国家も米国の決意を侮るべきではない」「われわれの自由を守るに際し、決して譲歩せず、動揺せず、ためらわない」

 9月の国連総会でトランプ氏は「自国や同盟国を守るためには、北朝鮮を(軍事力で)完全に破壊する以外、選択肢はなくなる」と語ったが、それに匹敵する警告といえる。

 米国と北朝鮮は今夏以降、複数のルートで水面下接触を続けてきたとされる。だが、北朝鮮はこれまでも国際社会に「核廃棄」を約束しながら、極秘で「核・ミサイル」開発を進めてきた前科がある。信頼関係は、ほぼ構築できていない。

 それどころか、水面下接触中にも、北朝鮮は弾道ミサイルを何度も発射し、9月には、米国がレッドラインとしていた「6度目の核実験」を強行した。来年には、米本土や首都ワシントンを攻撃可能なICBM(大陸間弾道ミサイル)を手にする可能性が高い。

 正恩氏は、自国民を餓死させるだけでなく、兄の金正男(キム・ジョンナム)氏や、叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を、暗殺・処刑した人物である。世界各国を「核・ミサイル」で恫喝(どうかつ)しながら、米国さえも止められない「狂気の独裁国家」が誕生しかねないのだ。

 米国としても、後ろ盾だった中国としても、これ以上、放置できない段階に突入しつつある。

 トランプ氏は10月上旬、北朝鮮との「対話路線」にこだわるティラーソン国務長官に対し、「チビのロケットマン(=正恩氏)と交渉をしようとして、時間を無駄にしていると伝えた」とツイッターに投稿した。

 日米の情報当局関係者の間では、「トランプ氏のアジア歴訪が終われば、米朝衝突がいつ起きてもおかしくない。東アジアは、朝鮮戦争休戦(1953年7月)以来の『異次元の危機』に突入する可能性が高い」とみられている。

 それを察知した安倍首相は、日本のかじ取りを引き続き担うため、国民の信を問う衆院選(10月22日投開票)を、あのタイミングで断行した。

 今回の、トランプ氏のアジア歴訪について、官邸に近い関係者は「真の焦点は『半島有事の対応』と『ポスト金正恩』だろう。中でも、訪日と訪中の意義が極めて大きい」といい、続けた。

 「大まかな有事の対応は、関係国の事務方が水面下で進める。だが、肝心の部分、例えば、『残された平和的解決の可能性』や『拉致被害者の救出』『難民に偽装した朝鮮人民軍の日本上陸』、朝鮮半島有事の中国参戦を定めた『中朝友好互助条約の無効』などは、首脳間の極秘交渉でなければ話せない。トランプ氏と中国の習近平国家主席は、半島有事を米中戦争にさせない最終確認と、具体的な『ポスト金正恩』を話し合うだろう」

 こうした協議を、安倍首相とトランプ氏はいつするのか。

 実は、冒頭の「霞ヶ関カンツリー倶楽部」でのゴルフが注目される。両首脳にとって「巨大な密室」と言われるゴルフコースは、周囲の雑音を排して、本音で語り合える場所なのだ。

 今年2月、トランプ氏の別荘があるフロリダ州パームビーチで、両首脳はゴルフ外交で親交を深めた。2つのゴルフ場で約5時間、計27ラウンドした。日本の左派メディアは「対米従属」「能天気」「見返りを求められる」などと批判的に報じたが、一面的でしかない。

 「ゴルフ場の移動や、通訳だけを乗せたカートで、安倍首相とトランプ氏は、公式の首脳会談ではできない、外交・安全保障について、相当突っ込んだ話をした。今回、ゴルフ外交がセットされたことには意味がある。北朝鮮問題で、トランプ氏とティラーソン氏に距離があることも一因ではないか」(官邸周辺)

 正恩氏には「核・ミサイル」の完全放棄しか残された道はない。そのタイムリミットが迫っていることを悟るべきだ。


トランプ氏「日本は貿易不公平だ」 日米財界人会合で批判、一層の市場開放求める
11/7(火) 16:56配信 夕刊フジ

255
安倍晋三首相(左)との会談を前に栄誉礼を受けるトランプ米大統領=6日午前、東京・元赤坂の迎賓館(松本健吾撮影)(写真:夕刊フジ)

 安倍晋三首相は6日午後、ドナルド・トランプ米大統領との首脳会談で、「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮への圧力強化と、日米両国の緊密な連携を再確認。北朝鮮の核放棄に向け、強固な同盟をアピールした。会談後は、北朝鮮による拉致被害者家族らと面会した。

 安倍首相は6日午前、首脳会談について、「北朝鮮問題をはじめ、世界のさまざまな課題について議論していきたい。日米同盟が強固なものであると世界に発信していきたい」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

 首脳会談では、北朝鮮への石油供給制限を柱とする国連安全保障理事会決議の厳格な履行を確認。安倍首相は日本独自の制裁対象を拡大する方針を表明した。

 首脳会談に先立ち、天皇、皇后両陛下は6日、トランプ氏とメラニア夫人をお住まいの皇居・御所に招いて懇談された。両陛下とトランプ氏の面会は初めて。両陛下は、車寄せに到着した大統領夫妻を出迎え、にこやかな表情で握手し、あいさつを交わされた。

 両陛下との懇談では神妙な表情を見せたトランプ氏だが、拝謁前に都内で開かれた日米財界人との会合では「日本市場は公平でなく、開かれていない」と批判、一層の市場開放を求めた。米国が離脱した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への復帰は否定した。

 拉致被害者家族らとの面会には、横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)や、家族会代表で田口八重子さん(62)=同(22)=の兄、飯塚繁雄さん(79)に加え、拉致被害者の曽我ひとみさん(58)も参加した。

 両首脳は5日昼、「霞ヶ関カンツリー倶楽部」(埼玉県川越市)で昼食をとった。安倍首相は、トランプ氏が大好物のよく焼いた牛肉のハンバーガーでもてなした。

 両首脳は9ラウンドのゴルフ外交の後、両夫人とともに東京・銀座の高級鉄板料理店「銀座うかい亭」で夕食会に臨み、但馬牛のステーキや三重県産の伊勢エビのソテーなどを楽しんだ。同店は、米倉涼子主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」にも登場する名店という。

« 無法なキチガイ国家・韓国のエスカレートする「反日」、すでに末期症状・43 | トップページ | 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・251 »

ニュース」カテゴリの記事

国家・元首・国事」カテゴリの記事

国防・軍事・安全保障」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

領土・外交」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/66057464

この記事へのトラックバック一覧です: トランプ米大統領アジア各国歴訪 5日の日本訪問から・5:

« 無法なキチガイ国家・韓国のエスカレートする「反日」、すでに末期症状・43 | トップページ | 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・251 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31