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2017年10月10日 (火)

アメリカ・ラスベガスで銃乱射、59人死亡 500人超負傷・6

アメリカ西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、ホテル上階の部屋から約2万人が集まるコンサート会場に向けて男が銃を乱射し、地元警察によると、59人が死亡、527人が負傷した。

容疑者の男は自殺した。警察は男について過激派とのつながりはなく、単独犯とみて動機などを調べている。CNNテレビは「米史上最悪の乱射事件」と伝えた。

警察によると、発砲したのは地元出身で白人のスティーブン・パドック容疑者(64)。特殊部隊がホテルの部屋に突入した際、容疑者は既に銃で自殺していたとされる。室内から銃器10丁以上が見つかった。

トランプ大統領は2日、事件を受け、国民に向けて声明を読み上げ「純粋な悪の所業だ」と非難した。

事件は、高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」近くで発生。カントリー音楽の野外コンサートが開かれており、犯人は同ホテルの32階から会場を狙って無差別に発砲した。ABCテレビは目撃者の話として、銃撃は約5分間続いたと伝えた。

※以上、時事通信の報道による。

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リンク:ラスベガス銃乱射 撃たれた警備員が当時の様子語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃乱射事件「犯人はIS」説がにわかに真実味を帯びてきた - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:45人、依然入院中=ラスベガス乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:45人、依然入院中=ラスベガス乱射 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>「銃は楽器同様身近」発生2週間現地ルポ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ラスベガス乱射>銃規制、溝埋まらず 連射禁止は歩み寄り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射、被害学生がホテルなど提訴 事件の責任主張 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:超党派のバンプストック装置禁止法案、米下院に提出 ラスベガス銃乱射受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射、燃料タンク狙い焼夷弾射撃も 情報筋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス乱射事件を受けて、YouTubeが連射装置解説ビデオを禁止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ラスベガス銃乱射 新情報が判明、銃撃開始前に警備員に発砲 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ラスベガス銃乱射 撃たれた警備員が当時の様子語る
10/19(木) 12:07配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、銃撃開始前にスティーブン・パドック容疑者の滞在先ホテルの部屋に近づき撃たれた警備員が18日放送の番組で事件の夜について初めてテレビで発言した。ドア越しに撃たれる前に「ドリルのような音」が聞こえたとしている。

警備員のカンポス氏は1日、パドック容疑者がホテル32階の部屋から野外コンサートの観客に向けて銃撃を開始する数分前に撃たれ、負傷していた。パドック容疑者は観客58人を殺害、500人近くを負傷させ、米現代史上最悪の銃乱射事件となった。

カンポス氏は番組の中で、容体は回復していると言及。「少しずつだが確実に、日ごとに良くなっている。精神的にも身体的にも回復しているところだ」と述べた。

カンポス氏は事件当日、ホテルの廊下を警備していたところ、32階のドアを点検するよう指示された。32階に向かうため階段を使用したものの、バリケード封鎖されたドアを通過することができず、エレベーターを使わねばならなかった。

カンポス氏は警備担当に電話し、ドアが閉鎖されていることを報告。ドリルのような音が聞こえたのはその時だった。付近で作業をしている人がいるのかと思ったという。

カンポス氏は「歩いていくと矢継ぎ早に銃撃音が聞こえた」と、落ち着いた口調ながらも神経質そうに振り返った。「私はまず隠れた。焼けるような感覚があった。ズボンの裾を上げると血が見えた」

パドック容疑者がドア越しに発砲し、カンポス氏の右太もも上部に当たっていた。

カンポス氏はドア口に隠れながら、ドアを調べるよう呼ばれたホテルの技術者に注意を促し、「隠れろ」と叫んだ。同じく番組に出演したこの技術者は「彼の言葉がなかったら、私も撃たれていただろう」と述べている。


銃乱射事件「犯人はIS」説がにわかに真実味を帯びてきた
10/18(水) 10:00配信 代ビジネス

間違いなく「成功者」だったのに、なぜ
 10月2日の朝、15番フリーウェイを、ロサンゼルスからラスベガスへ向けて走った。途中、車のラジオが速報を告げる。

 <銃撃犯スティーブン・パドックの父親は、1960年代、銀行強盗を犯し、FBIが最も探し求める10人の指名手配犯の一人でした――>

 事件は10月1日の午後10時5分に発生した。スティーブン・パドックが、ラスベガスの高級ホテル『マンダレイベイ』の32階のスウィートルームから、通りの反対側で行われていたカントリーミュージックの屋外コンサート会場めがけて、10分間に渡り、銃を乱射したのだ。会場は一瞬にして戦場と化し、58人が死亡、500人近くが負傷する大惨事となった。パドックも自ら命を絶った。

 現在までのところ、捜査当局は、犯行の動機を解明できていない。

 なぜ撃ったのか? 者が周辺を取材して得た材料をもとに、そこに迫ってみたい。

 犯罪の動機を考える場合、よく指摘されるのが生育環境だ。

 実際、パドックの生育環境は平和なものではなかった。父ベンジャミン・パドックは、車泥棒や信用詐欺などの犯罪を犯し、刑務所を出たり入ったりしていた。パドックが7歳だった1960年には、父がアリゾナ州で銀行強盗を犯して逮捕される。逮捕されたその場所は、皮肉にも、今回の銃撃事件の現場となった同じラスベガスだった。

 ベンジャミンは懲役20年を求刑されて連邦刑務所に服役したが、1969年には脱走し指名手配される。指名手配のポスターには”自殺傾向がある精神障害者”と説明されていた。父親の犯した重大犯罪が、当時、幼少期から思春期を生きていたパドックの心に大きな影を落としたのは間違いないだろう。

 しかし、そんな幼少期の不幸を覆そうとするかのように、パドックは人生を着実に切り開いていった。カリフォルニア州立大学を卒業し、IRS(米内国歳入庁)や航空宇宙産業などで勤務した後、会計士となる。

 不動産投資も始め、アパートや商業物件を売買しながら資産を積み上げ、遂には”マルチ・ミリオネア”となった。そのキャリアは、幼少期の不幸から立ち上がって成し遂げたサクセス・ストーリーとも見ることができるかもしれない。

 しかし不動産投資で財をなしたものの、結局パドックは父という「トラウマ」から逃れられなかったのかもしれない。ベンジャミンは、FBIの掲示板に”熱心なブリッジプレイヤー”と記されていたほどゲーム好きだった(ブリッジは、カードゲームのひとつだ)。

 また、脱獄後、1978年に逮捕された時はオレゴン州でビンゴパーラーを経営していた。パドックもギャンブルというゲームにはまり、”プロフェッショナル・ギャンブラー”としてカジノでお金を稼いでいた。プライベートでは2度離婚したが、フィリピン人の恋人マリルー・ダンレーと出会ったのも、ギャンブルで著名なネバダ州のリノにあるカジノだった。

 ダンレーはそこでハイリミットのギャンブルセクションのホステスをしていた。所有していたフロリダの家にも、数えるほどしか滞在しなかったほど、2人はあちこちのカジノでギャンブルする生活を送り、一度に10万ドル費やすこともあった。

 そんな暮らしぶりは、傍目には、裕福な引退者に見えたかもしれない。だが、父が重大犯罪を犯したという過去は彼につきまとっていたように見える。パドックに6000ドルで買われたという娼婦によると、彼から「父とは関わらなかったけど、俺の血の中には悪い性質がある。俺は生まれ持っての悪人だよ」というテキストメッセージが来たこともあったという。

犯人の住んでいた家へ向かった
 筆者は彼の足跡をたどるため、ラスベガスから120キロほど北のメスキートという小さな街に向けて、車を走らせた。延々と続く砂漠の中のフリーウェイを走り続けること1時間半、やがて、カジノリゾートの看板が目につき始めた。メスキートもまたカジノを主要産業とする街なのだ。

 事件前、パドックはこの街で暮らしていた。家は『サンシティー』と呼ばれる、55歳以上の引退者用に開発された住宅地の高台にあった。ゴルフなど野外活動を楽しみながら引退生活を送っている住民が多いピースフルな住宅地だ。

 公的記録によると、パドックは16年6月からその家に居住しているが、日常的に住んでいたわけではないようだ。実際、家の前やバックヤードには何も置かれておらず、売り出し中の空き家といった風情だ。家の近くで犬を散歩させていた男性が言い捨てた。

 「彼は孤立していて、住民たちとは交わることがなかったと聞いているよ。彼のような人のことを“リクルース(世捨て人)”というんだ」

 パドックの隣人も「『ハロー』と声をかけても、うつむいたままで、挨拶を返すこともなかった」とコメントしている。

 住民とは断絶するように暮らしていたパドックだが、地元のカジノでプレイする姿は目撃されている。彼がプレイしていたのは、皆と一緒に楽しむテーブルゲームではなく、一人で黙々とプレイするビデオポーカーだった。

 パドックが人と話したがらないところは、周囲からは特異に映っていたようだ。自分が所有していたアパートに住み込んでいた時も、部屋を賃貸しているテナントと話したくないため、わざわざ人を雇っていた。また、自家用セスナで飛ぶ時も、航空管制塔とやりとりしなくてはならないようなルートは避けていたという。

 生育環境が、彼をそんな性格にしたのだろうか? パドックは、アメリカで言われるところの“ローナー”だった。つまり、人と関わることなく孤立するように生きていた。そして、一部の心理学者は、ローナーな性格は、大量殺人犯によく見られると指摘している。

 しかし、ある意味、彼のように、人とは話したがらず、無愛想に見える人はどこにでもいるし、一人でいることを好む性分の人もいる。恋人が話すように、パドックはただ「寡黙な人」だっただけなのかもしれない。

 前に住んでいた家の隣人に尋ねると「普通の人でしたよ。私たちのことを信頼して、旅行中は家の鍵まで預けてくれたんです」と話している。また、「人の家の芝刈りをしてくれる“お隣のおじさん”ような、オープンな人柄だったよ」と今年初め、彼が訪ねた銃販売店の店員は話している。

 高級カジノホテル『ウィン・ラスベガス』のスタッフも「少し内向的だったが、理性的な人物だった」とその人物像について話した。彼らはみな、パドックの犯行に驚きを隠しきれないでいる。

「IS説」は本当なのか
 動機が判然としない中、にわかに浮上しているのが「パドックIS説」だ。実際、事件の翌朝、ISは犯行声明を出してもいる。パドックは数ヵ月前にイスラム教に改宗し、犯行に及んだというのだ。

 この声明については、組織が弱体化しているISが、事件に便乗して勢力回復を図ろうとしているという見方が強い。FBIも、彼が政治的イデオロギーを持っていなかったという理由で、彼とISとの関わりについては否定しており、今回の事件をテロと認定していない。

 しかし、そんな見方が多勢を占める中、「犯行声明を無視すべきではない」と主張しているジャーナリストがいる。IS関係者の取材を続けているニューヨークタイムズのジャーナリスト、ルクミニ・カリマキ氏だ。カリマキ氏はTwitter上でこのように指摘している。

 <ISISは、自分たちのメンバーやISにシンパシーを感じている人が行っていない攻撃については、めったに声明を出してきませんでした。確かに、彼らは、しばしば、死者数を大げさに言ったり、詳細を誇張したり歪曲したりはします。しかし、声明の核心部分は通常正しいのです>

 カリマキ氏は、2014年以降、ISが欧米で行ってきた50以上のテロを追ってきたが、そのうち、誤った声明が出されたのは3回だけだったという。また、声明を出していないにもかかわらず、ISの犯行であると判明した例も数多いという。

 しかも、今回の事件では、ISは、最初はパドックが数ヵ月前に改宗してメンバーになったと発表したものの、数日後には「6ヵ月前に改宗した」と具体的な数字を出し、声明を繰り返している点にも注目している。

 実際、捜査当局がISの犯行ではないと主張しながらも、結果的にはISの犯行であったという例は数多いという。その顕著な例として、カリマキ氏は15年10月末、エジプトからロシアに向かっていたロシアの旅客機が爆破された事件をあげる。

 この事件が起きた際、エジプトもロシアも、ISが犯行声明を出したにも関わらず、ISのテロである可能性を否定した。その後、ISはロシア機爆破に使った小型爆発物の写真を機関誌で公開。最終的に、ロシア大統領府はテロだったと断定している。

もしも本当にISならば…
 テロリズム専門家として知られるマイケル・スミスII氏も、ISと繋がっている可能性を排除すべきではないとする立場だ。

 パドックがISとは無関係と指摘されている理由の一つに、彼の年齢がある。通常、ISは若者をターゲットにしてリクルートしているが、パドックは64歳と高齢だからだ。

 しかし、スミスII氏はこの見方について、「彼のプロフィールがISメンバーのプロフィールに当てはまらないからといって、ISの影響がなかったとは決め付けられない。ISは、リクルート範囲を広げており、勧誘する場合も、ISであることを隠しておくよう説得しているからだ」と米メディアの取材に答えている。

 確かに、その用意周到な計画性を見る限り、パドックは、一人で“ジハード”しようとしていたかにも見える。例えば、20年以上かけて47丁の銃を収集したパドックだが、うち、33丁はこの一年で購入したものだった。銃だけではなく、ISが行っているような車を使った爆撃も考えていたようだ。銃撃を犯したホテルに駐車していた車に、50ポンド分の爆薬 や1600発分の弾丸も積み込まれていたのだ。

 銃撃のターゲットも入念に物色されていた。実際に宿泊したマンダレイベイホテル以外に、コンサート会場を見下ろすシカゴのホテルやラスベガスのダウンタウンの繁華街を見下ろす部屋も予約されていた。さらには、宿泊していたホテルの部屋のテーブルには、ホテルからターゲットまでの距離や死者数を最大限にするためにはどう銃撃すればいいか、などについて試算した数字を記したメモも残されていた。

 銃撃後には逃走する計画もあったようだ。そんなことが、たった一人でできるだろうか? 捜査当局も、何者かのヘルプがあったとしてもおかしくないと指摘している。

 “パドックIS説”をサポートするような報道もある。例えば、彼はISのプレゼンスがある中東の国々にも寄港するようなクルーズ旅行に参加していた。

 米・右系メディアは、恋人の母国であるフィリピンにはイスラム系過激派が多いことも指摘している。パドックは宗教を信仰してなかったようだが、キリスト教を懐疑的に見ていたため、キリスト教信者の多くが一般的に好んでいると言われるカントリーミュージックのコンサート会場をターゲットにしたのではないかと見る向きもいる。

 折しも、銃撃事件が起きた10月1日は、テロ等の不測の事態が危惧されていた日にちに該当していた。9月30日から10月1日は、イスラム教徒シーア派にとって最大の宗教行事である“アーシューラー”に当たるからだ。そのため、在米邦人の中には、領事館から、テロの標的となりやすい場所では用心するよう注意喚起するメールを受け取った者もいた。

 ISは、メディアの注目を得るため、情報を小出しする傾向があるという。米国の歴史を鑑みても、最も痛ましい出来事の一つに数えられる今回の乱射事件。そこにもしも「白人系ISによる犯行」という事実が付与されたなら、アメリカ国民が受けるショックはさらに増すことになる。「せめて、『リクルースの野蛮な犯行』であってほしい」と願う人が多い中、今後、“パドックIS説”を裏付けるような決定的な証拠が出てくるのだろうか。

飯塚 真紀子


45人、依然入院中=ラスベガス乱射
時事通信 10/14(土) 9:37配信

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米ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で、地元警察は13日、45人の負傷者が依然入院しており、一部は「危機的な状態」だと明らかにした。事件は1日夜に発生。写真は容疑者が32階の部屋から乱射したホテル=4日撮


45人、依然入院中=ラスベガス乱射
10/14(土) 6:34配信 時事通信

 【ロサンゼルス時事】米西部ネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で、地元警察は13日、45人の負傷者が依然入院しており、一部は「危機的な状態」だと明らかにした。

 また、事件による負傷者数を546人に修正した。

 事件は1日夜に発生。ホテルの32階の部屋からスティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が野外コンサート会場に向けて銃を乱射し、58人が死亡した。動機は分かっていない。


<ラスベガス乱射>「銃は楽器同様身近」発生2週間現地ルポ
10/12(木) 21:41配信 毎日新聞

 多数が死傷する銃乱射事件が発生しても、一向に銃規制が進まず銃の販売が増える米国。市民らはなぜ銃を求め続けるのか。

 米西部ネバダ州ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件のスティーブン・パドック容疑者(64)=自殺=が銃を購入した同州の店は「ガンズ&ギターズ(銃とギター)」という名で、楽器と銃が一緒に売られる。「同じように身近なんだ」。音楽用品を買いに来たエンジニア、ジョン・ロバーツさん(65)は言った。

 ネバダ州では種類によるが銃の購入に許可や届け出はいらず、買える数に制限もない。

 捜査当局によると、パドック容疑者は同州や西部カリフォルニアとユタ、南部テキサスの4州で合法的に銃を入手、自宅などから47丁が見つかった。今年2月にショットガンを買ったユタ州の銃販売店主、クリス・マイケルさん(36)は「普通の人に見えた」と言う。

 同州では連邦捜査局(FBI)の身元確認を通り必要書類に記入すれば約15分でショットガンが買える。「1日おきに新しい銃がないか見に来る人もいる。かばんや靴を複数持つのと同じだ」(マイケルさん)

 客の元米兵、スティーブ・ハートマンさん(59)は「何か起きた時、銃があれば安心だ」。一方、事件現場近くに追悼に来た不動産業、アンバー・トレジョさん(39)は「戦場で使うような装備が容易に手に入る点は見直すべきだ」と言う。

 カリフォルニア州コスタメサの銃見本市。40年以上続き、2日間で約1万人が訪れる。約1200のブースに銃や銃弾が並び、ビールを手にした人々が見入っていた。バンプストックは同州では違法で、見本市運営のトレーシー・オルコットさん(48)は「事件で初めて知った。不要だ」。一方自衛のため銃を8丁持つという警官のブライアンさん(41)は「銃規制で犯罪は防げない。憲法が銃を持つ権利を保障するのは、独裁に武力で対抗する権利の保障でもある」と主張した。【ラスベガス(米西部ネバダ州)などで長野宏美】


<ラスベガス乱射>銃規制、溝埋まらず 連射禁止は歩み寄り
10/12(木) 20:08配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】死者・負傷者合わせて500人超を出し「米史上最悪」といわれるラスベガスの銃乱射事件から15日で2週間となる。だが抜本的な銃規制強化は米政界の共通認識ではない。米社会では、銃暴力の犠牲者が後を絶たない現状を「公共の安全の問題」として行動を求める声と「状況は変わらない」との冷めた見方が交錯する。

 「法の抜け穴を塞がなければ」。民主党のファインスタイン上院議員は4日、半自動式銃でフルオート(全自動)銃並みの連射を可能にする銃床「バンプストック」(BS)禁止法案を発表した。

 BS装着で毎分400~800発の発射が可能になる。ラスベガスの事件では容疑者のホテルの部屋から12個が発見された。米国では殺傷力の極めて高いフルオート銃の販売は原則禁止だが、BSなどの改造部品が合法的に流通している。

 銃規制強化に強固に反対し絶大な資金力と集票力で議会に影響力を持つ全米ライフル協会(NRA)も、BS禁止法案を支持する異例の声明を発表。与党・共和党も前向きだ。だがNRAは、武器保有の権利を定めた合衆国憲法修正第2条を「守り抜く」とも強調。部品規制で妥協し、銃所持規制など抜本的対策を抑止したい構えだ。

 米国内には推定3億丁前後の銃が流通。英紙ガーディアンは「国民100人中88人が銃を所持することになり、世界で群を抜く」と指摘する。年間3万人超が銃により死亡している。

 州により規制に軽重があるが、開拓時代の伝統から銃所持の権利は個人の主権の象徴ととらえる人が少なくない。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの世論調査(今年3~4月)では「銃暴力が大きな社会問題」との回答は83%だが、銃所持の全面禁止を支持したのは9%だった。

 ただ、ラスベガス事件を受けて意識の変化も見られる。従来の乱射事件では容疑者の精神疾患などに焦点が当てられ、「銃が人を殺すのでなく、人が人を殺す」とのNRAの主張が一定の説得力を持っていた。だが、今回の事件では容疑者の精神病歴や犯罪歴が不明で、大量殺人も可能な銃が容易に入手できる「米国の異常さ」に目を向ける声も目立つ。

 人気テレビ・トークショー司会者のコナン・オブライエン氏は事件翌日の放送で、「文明社会での出来事とは思えない。世界史上最も豊かで影響力のあるこの国で、なぜこのような惨劇が繰り返されるのか」と語り、「何かが変わらなくてはいけない」と訴えた。

 ◇ことば「銃購入者の身元調査」

 銃購入者の身元調査は連邦法で義務づけられ、販売業者がFBIに電話などで問い合わせる。1年以上の服役刑や家庭内暴力で有罪判決を受けた者、精神・知的障害者などは購入ができない。


ラスベガス銃乱射、被害学生がホテルなど提訴 事件の責任主張
10/12(木) 14:21配信 CNN.co.jp

(CNN) 58人の死者を出したラスベガスの銃乱射事件を受け、被害に遭ったカリフォルニア州の学生が11日、容疑者の滞在していたホテルの所有企業、標的となったコンサートイベントの運営会社、さらに犯行に使われた「バンプストック」と呼ばれる銃の改造装置のメーカーを相手取って訴訟を起こした。当該の企業すべてに事件を引き起こした責任があるとの主張だ。

訴状では、スティーブン・パドック容疑者の滞在先だったホテルと野外コンサート会場を所有するMGMリゾーツ・インターナショナル側に対応の不首尾があったと指摘。

パドック容疑者はコンサートの観客に発砲し始める6分前にホテルの警備員を撃ったとされているが、警備員が銃撃された知らせを受けてもMGMは迅速な行動をとらなかったとの見解を示した。

またパドック容疑者が大量の銃器を持ち込んで滞在し、客室内と廊下にカメラを設置していたことについて、ホテルのセキュリティーチェックが適正に機能しなかった結果だと主張した。

イベントを運営したライブ・ネーションに対しては、会場に適切な緊急避難口を設置し観客に明示する措置を取らなかったと強調。非常時のまとまった避難計画や避難指示の案内はなく、スタッフも緊急対応の訓練を受けていなかったため「観客は事態がのみ込めないまま、どうやって逃げればいいのかもわからず取り残された」としている。

半自動小銃を自動小銃のように使用できるバンプストックのメーカーとしては、テキサスに本社を置く1社を訴訟の対象に挙げた。「バンプストックを割安な装置として売り出し、連射可能な自動小銃の所持を原則禁止する法律に抜け道を与えている」というのがその理由だ。同社に対してはすでに1つの銃規制団体が訴訟を起こしている。

上記の3社に対しCNNはコメントを求めたが回答は得られなかった。

訴訟を起こしたページ・ガスパーさん(21)は心理学を専攻する学生で来年卒業する予定。1日に発生した銃乱射事件では右のわきの下に銃弾を受け、胸の組織や肝臓を損傷した。病院に運ばれて治療を受け、現在はカリフォルニア州の自宅に戻って療養している。

ガスパーさんの弁護士は今回の訴訟について、賠償金目的ではなく、ホテルやコンサート会場での安全に関する規定や手順を改善するために起こしたと説明した。


超党派のバンプストック装置禁止法案、米下院に提出 ラスベガス銃乱射受け
10/11(水) 11:47配信 CNN.co.jp

(CNN) 半自動小銃を自動小銃のように使用できる「バンプストック」と呼ばれる装置を禁止する法案が10日、米下院に提出された。
バンプストックを巡っては、58人の死者を出したラスベガスの銃乱射事件を受けて共和・民主両党の議員20人が規制に向けた取り組みを進め、共和党のカルロス・カーベロ下院議員が禁止法案を正式に下院に提出した。
ラスベガスの事件で死亡したスティーブン・パドック容疑者が使っていたホテルからは、バンプストックで改造した銃が見つかっていた。現時点でこの装置を禁止する規定はなく、アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)による製造や販売規制の対象にもなっていない。
「この数十年で初めて、合理的な銃政策に向けた超党派のコンセンサスが高まった。この問題で共和党と民主党には深い分断が生じていた」。カーベロ議員は声明の中でそう指摘した。
ここ数年で銃乱射事件が相次いでいるにもかかわらず、米議会で銃規制法案を巡る進展はほとんどなかった。2012年にコネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受けて提出された身元確認強化の法案は、当時民主党が多数を占めていた上院でも通過せず、その後提案された同様の法案も、共和党が多数を占める議会で否決されている。


ラスベガス銃乱射、燃料タンク狙い焼夷弾射撃も 情報筋
10/11(水) 10:55配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者が、空港付近の燃料タンクに向けて特殊な焼夷(しょうい)弾を撃っていたことが11日までに分かった。捜査当局の情報筋2人がCNNに明かした。捜査員は、爆発を引き起こす狙いがあったとみているという。

この種の銃弾は直撃した対象を発火させる目的で使用される。情報筋によれば、パドック容疑者の滞在先ホテルの部屋や、マッカラン国際空港の敷地付近にある燃料タンクの近くでこうした銃弾が見つかった。

当局はこれに先立ち、パドック容疑者がホテル32階の部屋から野外コンサートの観客を銃撃する際、このタンクに向けて発砲し、ライフルの銃弾2発を直撃させたことを明らかにしていた。ただ、タンクに向け発砲するのに焼夷弾を使用したかどうかは明かしていなかった。

焼夷弾はタンク近くの場所で回収されたという。タンクに直撃した銃弾も焼夷弾だったかどうかは不明。空港の広報担当者は、タンクに直撃したもの以外の銃弾が回収されたとの情報は把握していないと述べた。

空港関係者は先週、ジェット燃料は炎に短時間さらされても発火しないよう設計されているとして、銃撃により爆発が引き起こされる可能性は低いとの見方を示していた。

米現代史上最悪の銃乱射となったこの事件では、パドック容疑者が野外コンサートに参加していた観客58人を殺害、500人近くを負傷させた。容疑者は滞在先ホテルの部屋の中で自殺しているのが発見された。


ラスベガス乱射事件を受けて、YouTubeが連射装置解説ビデオを禁止
10/10(火) 19:19配信 TechCrunch Japan

YouTubeは、今月始めにラスベガスで起きた、58人が死亡し489人が負傷した乱射事件を受けて、「バンプストック(bump stock)」と呼ばれる装置を使ってライフルをより致命的なものにする方法を教える、ビデオチュートリアルの削除を始めている。

そうしたビデオが紹介するのは、連続発射を可能にする手段だ。銃の反動を利用して引き金を素早く動作させることにより、セミオートマチックの武器をフルオートマチックのように使うことができるようになる。この技法は、現在連邦法によっては禁止されていない。しかし、ラスベガス事件の犯人であるStephen Paddockが、それを使ってMandalay Bayから群衆に何百発もの弾を撃ったことが分かってからは、この技法はより強い監視の対象になっている。

この乱射は、1人の個人が行ったものとしては、米国史上最悪の死者数を数えることになった。カリフォルニア州のDiane Feinstein上院議員は、この技法を禁止する法律の必要性を公言している 。NRAはこれに対し、全面禁止ではなく、銃自身を統制するものと同様の規制強化を求めたいと応じた。

YouTubeは、TechCrunchに送ってきた声明の中で、この禁止措置を認めている。同社の広報担当者は「私たちは、有害で危険なコンテンツを禁止するポリシーを、これまでもずっと保持しています」と述べている。「最近起きたラスベガスの悲劇を受けて、私たちは銃器をより早く発射させる方法を示したビデオを精査し、既存のポリシーを拡大してそれらのビデオを禁止するようにしました」。

広報担当者が語るように、こうした禁止は完全に新しいものではなく、むしろ既存のルールを拡大したものだ。バンプストックに対する新たな禁止は、すでに銃器やバンプストックの販売へのリンクが禁止されている現行のガイドラインに加わる。サイトのコミュニティガイドラインに違反していると思われる動画は、一般視聴者によって削除相当と報告される可能性がある。

(翻訳:Sako)


ラスベガス銃乱射 新情報が判明、銃撃開始前に警備員に発砲
10/10(火) 14:12配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者が、滞在先ホテルの部屋から野外コンサートの観客に発砲し始める6分前にホテルの警備員を撃っていたことが分かった。地元警察が9日に明らかにした。

当局は先週、この警備員について、銃撃の最中にパドック容疑者の部屋に近づき、容疑者の注意をそらしたと発表。容疑者はドア越しに警備員を撃った後、観客に対するこれ以上の発砲をやめたとの見方を示していた。

地元保安官によれば、警備員は1日の午後9時59分に脚を撃たれた。この警備員は同じ階の別の部屋で鳴り出したアラームについて調べていた。パドック容疑者は午後10時5分、野外コンサートの観客への発砲を開始。約9~11分間にわたり銃撃を続けたという。

警察によると、パドック容疑者が最後の銃弾を放ったのは午後10時15分。当局は依然、容疑者が銃撃をやめた理由について把握していないという。

警官がホテルの部屋に入った際、容疑者はすでに銃で自殺していた。

同保安官は今回の時系列の修正について、進行中の捜査で新たな情報が浮上したことに基づく措置としている。

捜査員は依然、ホテルの部屋に残されていた証拠を調査中。パドック容疑者の経歴を洗い、米現代史上最悪の銃乱射に至った動機を調べている。

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