« 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・188 | トップページ | メキシコ沖でM8.1の地震 »

2017年9月 8日 (金)

北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・189

去る1月6日に核実験を行なった残虐な中世の亡霊・暗黒独裁国家・北朝鮮が、今度は長距離弾道ミサイル発射実験の準備を進めていたが、ついに7日9時31分に発射した。

政府は7日午前、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開き、国民の安全確保に万全を期すとともに、米韓などと緊密に連携し、北朝鮮に厳しく対応していく方針を確認した。
NSCで首相は、「米国や韓国など関係国と連携し、必要な対応を適時適切に行う」よう求めた。また、首相は関係省庁に対し、(1)落下物などによる被害がないかの確認(2)情報収集・分析の徹底(3)関係国との連携―を指示した。

安倍晋三首相は7日午前、首相官邸で記者団に対し、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したことについて「断じて容認できない。明白な国連安全保障理事会決議違反だ。国際社会と連携し、毅然として対応する。国民の安全と安心を確保することに万全を期する考えだ」と述べた。

183番目の記事
184番目の記事
185番目の記事
186番目の記事
187番目の記事
188番目の記事

リンク:中国高官、北ミサイル「次は東京上空」明言 9・9要警戒?具体的根拠示さず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:NATO総長、10月訪日=北朝鮮問題協議へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米、11日採決堅持=北朝鮮制裁、中ロに圧力―国連安保理 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏警告 「とても悲しい日になる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「白頭山」調査、停滞の恐れ=北朝鮮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:挑発に再び警戒=北朝鮮、9日建国記念日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国高官の「東京上空越える」発言明らかに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「白頭山」調査、停滞の恐れ=北朝鮮の核実験で―10世紀に大噴火、近年も地殻変動 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空母ロナルド・レーガンが横須賀出港、「定期警戒任務」と米海軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本政府、北朝鮮の新たな挑発警戒 建国記念日控え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:河野太郎外相、8日から中東で対北制裁強化を呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空母レーガン出港=日本海展開、北朝鮮けん制へ―横須賀 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本政府、北朝鮮の新たな挑発警戒 建国記念日控え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ロシアと違いはない」 河野太郎外相が対北制裁めぐり強調 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:河野外相、中東へ今夜出発=北朝鮮労働者問題も協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:米政権に残された選択肢、北朝鮮の核保有容認か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:EU、北朝鮮への追加制裁で合意 独自制裁強化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米国>トランプ氏「軍事行動望まない」北朝鮮挑発には警告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国・王毅外相「北」への追加制裁支持 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「北」対外経済相が日米韓批判 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国、国境の街に影響じわり 北朝鮮への住民感情が悪化 観光客急減、レストラン閉店相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:メキシコ政府、北朝鮮大使に国外退去命令 核実験実施受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正恩氏のIQは「人並み以上」 「暴走する性格」 排除恐れ異母兄暗殺 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮大使は「ペルソナ・グラータ」 メキシコが追放、72時間以内に 核実験への抗議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ米大統領、北朝鮮への軍事行動「間違いなく選択肢に含まれる」 軍事力行使は「北朝鮮にとって悲劇の日に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「断固たる対応」と警告=制裁・圧力強化を非難―北朝鮮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日ロ会談終え、安倍首相が帰国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮核実験 EU、北朝鮮への制裁強化「必要」一致 非公式外相理事会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:田原総一朗氏が安倍晋三首相に持ちかけたのは訪朝だった! 6カ国協議再開へ米朝橋渡しを提案 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北選択肢 東アジア核再配備、米慎重論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:人民より核・ミサイル 北の石油供給完全停止カギ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北制裁案 日本、履行に国内法の壁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露、石油禁輸に反対 日露首脳、制裁強化では一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北、露韓に再考促す 安倍首相、最大限の圧力 韓国と一致 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

中国高官、北ミサイル「次は東京上空」明言 9・9要警戒?具体的根拠示さず
9/8(金) 16:56配信 夕刊フジ

943
遠山清彦衆院議員(写真:夕刊フジ)

 中国の孔鉉佑・朝鮮半島問題特別代表兼外務次官補が8月30日、日本の超党派の国会議員団と北京で会談した際、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「次は東京の上空を越える発射を行うシナリオも考えられる」と発言していたことが分かった。具体的根拠は示さなかったが、9月9日の北朝鮮の「建国記念日」は要警戒なのか。

 北朝鮮は会談前日(8月29日)、北海道上空を通過する弾道ミサイルを発射していた。孔氏は、北朝鮮への圧力強化を求める日本を牽制したとみられる。日中外交筋が6日、明らかにした。

 会談したのは、自民、民進、公明各党議員による「日中次世代交流委員会第5次訪中団」(団長・遠山清彦衆院議員=公明)で約1時間会談。

 孔氏は北朝鮮情勢について「危機的な状況でも対話を試みる価値はある。さもなければブレーキが利かず、エスカレートするだけだ」と強調し、「東京上空通過」に言及した。

 同時に「そうならないように対応したい」とも語り、北朝鮮に対し国連安全保障理事会決議の順守を求めていることも説明した。


NATO総長、10月訪日=北朝鮮問題協議へ
9/8(金) 16:52配信 時事通信

 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が10月に訪日することが8日、明らかになった。

 NATO当局者は、日本側との協議では「核実験実施で緊張が高まる北朝鮮の問題が重要議題に上る」と述べた。

 事務総長は6日、北朝鮮の核実験を強く非難し、「パートナーである日本や韓国と緊密に協議を続けている」と説明していた。


米、11日採決堅持=北朝鮮制裁、中ロに圧力―国連安保理
9/8(金) 16:44配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は7日、米国が配布した制裁強化決議案の調整を続けた。

 外交筋によると、米国は決議案修正の用意はあるものの、11日に採決する方針を崩していない。中ロ両国は決議案に慎重で、採決強行の場合、拒否権を行使する可能性もある。

 安保理は核実験前から、11日午後(日本時間12日未明)に北朝鮮関連の会合を開く予定だった。米国はこれに合わせた採決を目指し、6日に北朝鮮への原油や石油製品の供給停止、金正恩朝鮮労働党委員長の資産凍結などを盛り込んだ制裁決議案を配布した。

 核実験から間もない時期に、常に最大の交渉相手となってきた中国の合意もないまま、全理事国に決議案を配布するのは極めて異例。外交筋は、決議案の内容で譲歩するよう「中国やロシアに圧力をかける狙いがあるのではないか」と指摘する。

 米国の性急な動きを受け、安保理の各国大使らとエチオピアを訪問していた中国の劉結一国連大使は7日、旅程を短縮してニューヨークに戻った。決議案交渉に参加するためとみられる。

 今回の決議案は、北朝鮮の生命線である燃料の全面禁輸をうたっており、北朝鮮の暴発を懸念する中ロの同意を得るのは難しいという見方がある。ロイター通信によると、ロシアは「最強の制裁」(ヘイリー米国連大使)を現段階で科してしまうと、北朝鮮が挑発行為を続けた場合、新たに打つ手がなくなるとして、決議案に疑義を呈しているという。ラブロフ外相は8日、記者会見で「(決議案が)どのような形になるかを予測するのは時期尚早だ」と述べた。

 決議案はまた、制裁指定された船舶の臨検時に「あらゆる必要な措置」を講じることを許可すると明記した。軍事力行使を容認しているとの解釈も可能で、識者からは懸念も出ている。

 元国務省高官でペンシルベニア州立大教授のジョゼフ・デトーマス氏(核不拡散)は臨検時の措置に関し、「今は一つの事件が大きな戦争を引き起こすところに以前より近づいている。非常にリスクのある提案だ」と語った。


トランプ氏警告 「とても悲しい日になる」
9/8(金) 16:12配信 ホウドウキョク

アメリカのトランプ大統領は、核実験など挑発を続ける北朝鮮に対し、アメリカが軍事攻撃に踏み切れば、「とても悲しい日になる」と警告した。
トランプ大統領は「北朝鮮に対し、われわれが軍事力を使わないことを望む。もし使えば、北朝鮮にとって、とても悲しい日になる」と述べた。
トランプ大統領は、7日に会見し、「アメリカ軍はかつてなく強く、装備は最新だ」と主張し、北朝鮮をけん制した。
一方で、トランプ大統領は、軍事力行使は避けられないものではないとして、「ほかのことで解決できるなら素晴らしい」と語り、制裁強化などによる解決に期待感も示した。


「白頭山」調査、停滞の恐れ=北朝鮮
時事通信 9/8(金) 15:51配信

942
北朝鮮の地下核実験により、中国との国境にある活火山「白頭山」の国際調査の停滞が懸念されている。写真は山頂にあるカルデラ湖「天池」=2005年9月、北朝鮮側の山頂で撮影(正面が北、宮本毅東北大助教提供)


挑発に再び警戒=北朝鮮、9日建国記念日
9/8(金) 15:33配信 時事通信

 【ソウル時事】北朝鮮は9日、69回目の建国記念日を迎える。

 3日に強行した「大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する水爆の実験」に続き、7月に2回発射したICBM「火星14」を再び撃つ恐れがある。日米韓は、8月末の中距離弾道ミサイル「火星12」のように日本上空を越える軌道で北朝鮮がミサイルを発射し、米本土を攻撃するICBMの完成度を誇示する事態もあり得るとみて、警戒を強めている。

 菅義偉官房長官は8日の記者会見で、北朝鮮の動向に関し「常日頃から、国民の命や平和な暮らしを守るため万全の態勢を取っている」と強調。北朝鮮がICBMの発射などを強行した場合の対応については、「国際法や国連安全保障理事会決議に違反することは厳しく抗議するのは当然だ」と述べた。

 北朝鮮は昨年の建国記念日に5回目の核実験を実施。今月3日の6回目の実験では、爆発規模が広島に投下された原爆の10倍を超えた。韓国の李洛淵首相は7日、「9日にICBMを通常の角度で発射する新たな挑発に出るとの予測もある」と指摘。韓国統一省報道官も8日、「追加挑発の可能性はいつでもある」と強調した。

 金正恩朝鮮労働党委員長は8月末、射程5000キロで米領グアム島を狙う火星12の発射に立ち会った際、太平洋を目標に「弾道ミサイル発射訓練を多く行う」と明言した。次回は、「米本土全域が射程内にあることが立証された」(金委員長)と誇る火星14を使う可能性があり、韓国の一部専門家は、北海道上空を通過した火星12の発射が火星14で再現されるかもしれないと指摘する。

 日米韓は、国際社会による圧力強化を働き掛けている。米政府は6日、国連安全保障理事会の理事国に、原油の全面禁輸や金委員長らを資産凍結などの対象に指定することを盛り込んだ決議案を配布した。厳しい制裁を示すことで、北朝鮮をけん制する狙いもあるとみられる。


中国高官の「東京上空越える」発言明らかに
9/8(金) 14:56配信 ホウドウキョク

北朝鮮の弾道ミサイルが東京上空を越えるシナリオもあるとの意見が、中国政府高官から示されたことを明らかにした。
自民党の橋本 岳衆院議員は7日、8月に中国を訪問した際に、面会した孔鉉佑朝鮮半島問題特別代表が、北朝鮮が「東京の上空を越えて、ミサイル発射を行うシナリオも考えられる」と述べたことを、自身のブログで明らかにした。
橋本議員は、中国政府も北朝鮮による核実験を脅威とみなす中、日本に起こりうるシナリオの一例として、中国当局側が示したものだとの認識を示した。
そのうえで橋本氏は、中国側にも国際社会とともに、北朝鮮に一致して対応をすることを求めた。


「白頭山」調査、停滞の恐れ=北朝鮮の核実験で―10世紀に大噴火、近年も地殻変動
9/8(金) 14:47配信 時事通信

942
北朝鮮の地下核実験により、中国との国境にある活火山「白頭山」の国際調査の停滞が懸念されている。写真は山頂にあるカルデラ湖「天池」=2005年9月、北朝鮮側の山頂で撮影(正面が北、宮本毅東北大助教提供)

 北朝鮮の地下核実験により、中国との国境にある活火山「白頭山」(2744メートル)の国際調査の停滞が懸念されている。

 10世紀の大噴火は過去2000年間で世界有数の規模で、日本の北海道や東北にも火山灰が積もった。核実験で噴火が誘発されるかは不明だが、近年も地殻変動や火山性地震が観測されており、調査の強化が求められる。

 東北大東北アジア研究センターは1999年から日中共同で白頭山の調査を開始。北朝鮮や韓国の研究者も協力し、過去の火山活動を解明した成果を2008年に公表した。10世紀の大噴火の状況が分かる古文書はほとんど残っていないが、火砕流や土石流、降灰で大きな被害が出たとみられることを明らかにした。

 大噴火は、青森県・十和田火山の噴火(915年)後であることは、同県内の火山灰層の年代的な順序から明らかだったが、特定が難航していた。英ケンブリッジ大や中国地震局などのチームは今年、噴火で焦げた樹木の発掘調査やグリーンランド氷床掘削で得られた当時の氷の分析に基づき、946年後半と断定する論文を発表した。

 古文書によると、その後は1668年と1702年、1903年に小規模な噴火があった。2002年から06年にかけては火山性地震や地殻変動、火山ガス成分の異常が観測され、噴火が警戒された。北朝鮮とケンブリッジ大、米地質調査所のチームは白頭山の北朝鮮側6カ所に地震計を設置。地下にマグマの供給源が広がっている様子を解明し、昨年発表した。

 北朝鮮・豊渓里の地下核実験場は白頭山から南東に約110キロ。包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)によると、3日の核実験による地震の規模はマグニチュード6.1だった。

 白頭山の現地調査に携わった東北大の宮本毅助教は、今後も同規模以上の核実験が行われた場合、「火口付近のごく浅い地下にマグマで熱せられた水蒸気が閉じ込められていれば、揺れで噴出する可能性がある」と話した。噴火を誘発するかは「揺れでマグマが上昇する道が開く可能性と、逆に閉じる可能性があるので分からない」という。

 米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイトによると、米国がネバダ州やアリューシャン列島で繰り返した地下核実験で、近くの火山が噴火した例はなかった。

 宮本助教は「白頭山では10世紀の大噴火以降、マグマが蓄積されていると考えた方がよい。しかし、大噴火がどれくらいの周期で起きるのかや、そもそも周期性があるのかも、まだ分からない。われわれの調査は北朝鮮のミサイル発射と(06年の)最初の核実験で中断したが、解明を進める必要がある」と話した。


空母ロナルド・レーガンが横須賀出港、「定期警戒任務」と米海軍
9/8(金) 14:21配信 ロイター

[東京 8日 ロイター] - 米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが8日、母港の横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港した。在日米海軍によると、西太平洋地域の定期警戒が任務。北朝鮮をめぐる情勢が緊迫する中、再び朝鮮半島近くの日本海に派遣される可能性がある。

レーガンは今年5月から8月まで定期警戒任務を実施。その際は原子力空母カール・ビンソンとともに日本海に派遣され、自衛隊や韓国軍と共同訓練を行って北朝鮮をけん制した。

在日米海軍は今回の長期航海について、「秋の定期パトロール」と説明。「レーガンの担当地域には日本海も含まれる」とだけ述べ、具体的な任務や派遣先は明らかにしなかった。

レーガンは年内に横須賀基地に帰港する予定。

(久保信博)


日本政府、北朝鮮の新たな挑発警戒 建国記念日控え
9/8(金) 13:59配信 ロイター

[東京 8日 ロイター] - 9日の北朝鮮建国記念日を翌日に控え、日本政府は新たな挑発行為への警戒を強めている。河野太郎外相は8日午前の閣議後会見で、「この状況ではいつでも(挑発は)ありうると思っている。外務省、防衛省以下、政府連携して緊密に体制は整えている」と語った。

北朝鮮は8月末に日本上空を通過する中距離弾を発射。9月3日には「水爆」と称する通算6回目の核実験を行った。米領グアム周辺へ弾道ミサイルを打つとした計画は今も撤回されていない。

河野外相は「もう一度挑発があった場合には、国際社会としてさらなる圧力の強化、さらに強いメッセージを北朝鮮に対して出す必要がある」と述べた。

小野寺五典防衛相も8日午前の会見で、昨年の建国記念日に5回目の核実験があったことに言及した上で、「今の北朝鮮の様々な状況を踏まえ、日米韓で連携を取りながら警戒監視体制を続けていく」と述べた。

(久保信博※)


河野太郎外相、8日から中東で対北制裁強化を呼びかけ
9/8(金) 12:48配信 産経新聞

 河野太郎外相は8日午前の記者会見で、同日から6日間の日程で中東5カ国を歴訪すると発表した。河野氏は、中東諸国には北朝鮮の労働者を受け入れている国が多いとしたうえで「労働者から北朝鮮に外貨が送金されている実態に関し、対応をお願いしてまいりたい」と述べ、労働者の国外退去や送金規制など何らかの措置を取るよう求める考えを示した。

 河野氏が公式訪問するのは、カタール、ヨルダン、クウェート、サウジアラビア、エジプトの5カ国。エジプトでは11日に22カ国・機関が加盟するアラブ連盟諸国の外相らが集まる「日アラブ政治対話」を初めて開催する。

 一連の会談で、河野氏は対北朝鮮圧力の強化に向けた連携を訴える一方、対イラン外交をめぐりサウジアラビアやエジプトなどがカタールと断交している問題や中東和平問題について、平和的解決を呼びかける。


米空母レーガン出港=日本海展開、北朝鮮けん制へ―横須賀
9/8(金) 12:42配信 時事通信

941
米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」が8日正午すぎ、警戒監視任務に就くため、横須賀基地(神奈川県横須賀市)から出港した。

 米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」が8日正午すぎ、警戒監視任務に就くため、横須賀基地(神奈川県横須賀市)から出港した。

 北朝鮮情勢が緊迫化する中、朝鮮半島周辺海域に展開し、弾道ミサイル発射や核実験を続ける北朝鮮をけん制するとみられる。韓国に寄港する可能性もある。

 北朝鮮の核実験強行後、米韓両政府は米軍の空母や戦略爆撃機の朝鮮半島沖への定期的な派遣について協議していた。

 米第7艦隊は「予定されていた定期パトロール
を開始した」とした上で、「同盟国と緊密に連携して活動するとともに、われわれの技量と戦術を示す機会になる」としている。

 レーガンは艦載機60機以上を搭載。横須賀基地を拠点にイージス艦や巡航ミサイル「トマホーク」を搭載する潜水艦などと第5空母打撃群を構成し、米軍の西太平洋における抑止力の要を担う。


日本政府、北朝鮮の新たな挑発警戒 建国記念日控え
9/8(金) 12:40配信 ロイター

[東京 8日 ロイター] - 9日の北朝鮮建国記念日を翌日に控え、日本政府は新たな挑発行為への警戒を強めている。河野太郎外相は8日午前の閣議後会見で、「この状況ではいつでも(挑発は)ありうると思っている。外務省、防衛省以下、政府連携して緊密に体制は整えている」と語った。

北朝鮮は8月末に日本上空を通過する中距離弾を発射。9月3日には「水爆」と称する通算6回目の核実験を行った。米領グアム周辺へ弾道ミサイルを打つとした計画は今も撤回されていない。

河野外相は「もう一度挑発があった場合には、国際社会としてさらなる圧力の強化、さらに強いメッセージを北朝鮮に対して出す必要がある」と述べた。

小野寺五典防衛相も8日午前の会見で、昨年の建国記念日に5回目の核実験があったことに言及した上で、「今の北朝鮮の様々な状況を踏まえ、日米韓で連携を取りながら警戒監視体制を続けていく」と述べた。

(久保信博※)


「ロシアと違いはない」 河野太郎外相が対北制裁めぐり強調
9/8(金) 12:39配信 産経新聞

 河野太郎外相は8日午前の記者会見で、7日の日露首脳会談で対北朝鮮制裁をめぐり両国の足並みがそろわなかったことについて「国連安保理の決議に関しては、それぞれの国がいろいろ事情を抱えているが、国際社会として北朝鮮に強いメッセージを送らなければいけないということは違いがあるとは思えない」と述べ、追加制裁決議の採択に向けた協力は可能との認識を受けた。

 また、北朝鮮の脅威増大を踏まえ、自民党の石破茂元幹事長が日本国内での米軍の核兵器配備を議論すべきだとの考えを示していることに関し、河野氏は「現時点で拡大抑止を含む米国の抑止力は極めて有効に働いている。政府は非核三原則の見直しの議論をする予定はない」と説明した。


河野外相、中東へ今夜出発=北朝鮮労働者問題も協議
9/8(金) 12:33配信 時事通信

 河野太郎外相は8日の閣議後の記者会見で、カタール、ヨルダン、クウェート、サウジアラビア、エジプトの中東5カ国の訪問日程を発表した。

 8日夜に出発し、13日に帰国する。サウジアラビアなどがカタールと断交し、中東で緊張が高まっていることを受け、関係修復に向けて対話を促したい考え。中東には北朝鮮の労働者を多く受け入れている国があり、制裁強化への協力も求める方針だ。


アングル:米政権に残された選択肢、北朝鮮の核保有容認か
9/8(金) 12:30配信 ロイター

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は、対話や経済制裁、軍事的圧力のいずれを通じても北朝鮮に核開発を放棄させるのは不可能だと悟り、同国を封じ込めて核兵器の使用を思いとどまらせるほかないとの結論に至るのかもしれない。

2日に北朝鮮が6回目の核実験を強行したことで、米国およびその連合国との緊張は一気に高まった。

米高官らは軍事行動の計画を明らかにしていないが、既存の先制攻撃計画では、どれをとっても北朝鮮からの猛烈な反撃を免れる保証がないと言う。

マティス国防長官は先週記者団に対し「外交的な解決策が尽きたわけでは決してない」と述べ、軍事的な選択肢は非現実的で短絡的だとの考えをにじませた。

米国とアジアの当局者らは、対話と経済制裁の強化が必要だとの考だが、それによって北朝鮮が自らの存続に不可欠と考えている核・ミサイル開発を抑えたり、いわんや放棄するとは考えられないとも認めている。

つまり米国と韓国、日本など同盟国は、目を背けたい質問を突きつけられている。「核武装した北朝鮮と共存していく道はあるのか。封じ込め、核兵器の使用を思いとどまらせることによって」

トランプ大統領は7日の記者会見で、交渉の手の内は明かさないとした上で、米国の軍事行動によって問題が解決されれば、北朝鮮にとって「非常に悲しい日」になると発言。「軍事行動は間違いなく選択肢だ」が、何事も不可避ということはないと述べた。

<抑止は可能か>

ただ、冷戦時代の抑止力モデルが北朝鮮のようなならず者国家相手にも適用できるかどうかは不明だと、トランプ政権高官は言う。

高官はトランプ氏の会見後、記者団に対し、「大統領はその選択肢を採りたくはないだろう」と述べ、「われわれは、北朝鮮は抑えが利かないのではないかと非常に懸念している」と続けた。

抑止力を強める選択肢の1つに、米国の老朽化した核兵器を近代化し、北朝鮮が米国や米軍基地、同盟国に核弾頭搭載ミサイルを発射した暁には同国が破滅する状況を確保することが挙げられる。

もう1つは、米国のミサイル防衛を強化すること。特に多数のミサイルを迎撃できる技術の試験、調査、開発への投資を増やすことだ。

専門家によると、いずれも中国、ロシアとの軍拡競争を誘発しないよう配慮する必要がある。

ホワイトハウスが封じ込め戦略の準備を整えている兆候は見られない。ある米高官は、経済制裁、特に中国からの制裁と対話合意を組み合わせれば北朝鮮に核開発を抑制するよう説得できるばかりか、1996年の包括的核実験禁止条約(CTBT)に署名させることさえ可能かもしれない、と述べた。

この高官は「CTBTへの署名は、北朝鮮の核保有国入りを黙認することになるが、実験を止めさせられる。それと相互確証破壊を組み合わせることが、考え得る限りで最良かもしれない」と見ている。

残る疑問は、トランプ氏がその選択肢を採るかどうかだ。「自制と手堅さという言葉は普通、ドナルド・トランプという名前が出てくる文中では使われない」と語るのは、ブルッキングス研究所のロバート・アインホーン氏。「いずれは他に選択肢がないことを悟るだろうか」と案じる。

マンスフィールド財団のフランク・ジャヌージ理事長は、もっと楽観的だ。「衝動的な行動を起こすのではなく、(北朝鮮に対する)抑止と封じ込めという難しい手順を進める忍耐力がトランプ氏にあるだろうか。私はあると思う。彼が物にした商談のいくつかは、結実に数年間を要している」

(Arshad Mohammed記者 Phil Stewart記者)


EU、北朝鮮への追加制裁で合意 独自制裁強化も
9/8(金) 11:21配信 ロイター

[タリン 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟28カ国の外相は7日、エストニアの首都タリンで会合を開き、核実験を強行した北朝鮮に追加制裁を科すことで合意した。

会合に出席したEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は、北朝鮮が「見境なく」行動する可能性がある中で、「極めて危険な状況」に陥る可能性があると発言。「北朝鮮への経済制裁強化を盛り込んだ国連安全保障理事会の新たな制裁決議案を支持し、北朝鮮への経済的圧力を強めるよう加盟国外相らに提案する。EUとしても新たな独自制裁に着手する」と記者団に述べた。

ドイツとフランスの外相は制裁強化に賛同。ベルギーとエストニアの外相は制裁と並行して外交的解決を模索する必要性を訴えた。

EUはすでに北朝鮮に対し、安保理の制裁に加え、広範囲にわたる独自の制裁を導入している。このため、追加制裁の余地は限定される。

EUは現在、北朝鮮との間でほとんどすべての貿易と投資を禁止し、北朝鮮に向かう積み荷と個人の荷物にはすべて検査を義務付けている。

EU当局者や外交官によると、新たな制裁にはEU域内の北朝鮮人労働者の制限や欧州での北朝鮮外交官の活動への妨害が含まれる可能性がある。

7日の会合では具体的な制裁に関する正式な決定はなかったが、近く詳細が策定される見通し。


<米国>トランプ氏「軍事行動望まない」北朝鮮挑発には警告
9/8(金) 11:11配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】北朝鮮が9日の建国記念日前後にミサイル発射実験などの新たな軍事的挑発に出ないか警戒感が強まる中、トランプ米大統領は7日、北朝鮮に対し「軍事力を使わないことが望ましいが、もし我々が行使すれば、北朝鮮にとって非常に悲しい日になるだろう」と述べ、挑発行動を慎むよう警告した。

 一方、軍事行動は不可避との見方について「その道は進みたくない」と強調。外交的解決を優先する考えをあらためて示した。

 ホワイトハウスでクウェートのサバハ首長と会談後、共同記者会見で語った。トランプ氏は「北朝鮮はひどいふるまいをしている」などと非難したが、これまでの「(北朝鮮は)砲火と激しい怒りに直面する」といった表現に比べると抑制した発言が目立った。トランプ政権としては、軍事行動を排除しない「すべての選択肢」を維持しつつ、さらなる緊張激化は避けたい考えで、制裁強化に向け協力が不可欠な中国やロシアが武力行使に強く反対していることにも配慮を見せた形だ。

 一方、米政府高官は7日、記者団に対し、北朝鮮が強行した6回目の核実験で大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載可能な水爆実験に成功したと主張していることについて「分析中だが、水爆だったとの北朝鮮の主張と矛盾する点はない」と述べた。

 そのうえで「北朝鮮の脅威が抑止されないのではないかと非常に懸念している」と危機感を示し、「国際社会のすべての国が影響力を行使するよう呼びかける」と語った。


中国・王毅外相「北」への追加制裁支持
9/8(金) 11:09配信 ホウドウキョク

中国の王毅外相は7日、北朝鮮への追加制裁について、「国連安全保障理事会が必要な措置を取ることに同意する」と述べ、支持を表明した。
王毅外相は7日、記者会見で「朝鮮半島情勢の進展を考慮し、安保理がさらなる対応と必要措置を取ることに同意する」と述べ、国連安保理での新たな北朝鮮制裁について、支持する考えを示した。
一方で、「制裁と圧力は事態解決の鍵となる手段の半分にすぎない。もう半分は、対話と交渉だ」と述べ、日本やアメリカなどが求める石油の禁輸を含む追加制裁への賛否については、明言しなかった。
今後、中国が実際にどの程度歩み寄るか、注目される。


「北」対外経済相が日米韓批判
9/8(金) 11:06配信 ホウドウキョク

「東方経済フォーラム」に参加していた北朝鮮の対外経済相が、「核の抑止力を得た」と、核実験の成果を誇示したうえで、日本やアメリカ、韓国を批判した。
北朝鮮の金英才(キム・ヨンジェ)対外経済相は7日、ロシアメディアに対し、北朝鮮が3日に行った核実験について、「世界のいかなる場所の敵対勢力からの攻撃をも無慈悲に撃退し、朝鮮半島の平和と安定を守る、強力な核の抑止力を得ることができた」と述べた。
金氏はまた、アメリカの圧力強化を批判したうえで、「日本と韓国は、フォーラムを自分たちの不公正な政治目的に使おうとしている」と述べ、会合での安倍首相と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発言を非難した。


中国、国境の街に影響じわり 北朝鮮への住民感情が悪化 観光客急減、レストラン閉店相次ぐ
9/8(金) 10:37配信 西日本新聞

940
中朝国境を隔てる鴨緑江に架かる中朝友誼橋(左)。経済制裁下でも物資を載せたトラックが行き来する

 北朝鮮の核実験を巡る国連安全保障理事会の協議で石油禁輸が焦点となる中、北朝鮮への送油施設がある国境の街、中国遼寧省丹東市では、制裁強化が市民生活に影響しないか懸念が広がっていた。核・ミサイル開発をやめない北朝鮮に対し住民感情は悪化。朝鮮式レストランや北朝鮮への日帰りツアーの客が急減し、中朝関係の冷え込みをうかがわせた。

 中朝国境を流れる鴨緑江から約6キロ離れた山間部に大きなタンクが並ぶ。北朝鮮へ送る石油の備蓄施設だ。施設内の引き込み線には石油を運ぶ黒い貨車が見える。黒竜江省の油田から列車で運んだ石油は全長約30キロのパイプラインで鴨緑江対岸の北朝鮮新義州に送られるという。施設周辺は厳戒態勢が敷かれ、停車して取材することも難しい。

 北朝鮮への中古車輸出を手伝っているという男性は「石油が禁輸になったら、北朝鮮がガソリン不足になって車が売れなくなる」と表情を曇らせた。

 国連安保理の制裁決議に基づき、中国は8月、北朝鮮からの石炭や海産物の輸入を全面禁止したが、丹東市内の市場には北朝鮮産のナマコが並んでいた。店員によると、禁輸前に取り寄せたものだという。今後、北朝鮮から海産物が入らないと困るのでは。疑問を口にすると、中朝貿易に携わった経験のある男性が教えてくれた。「北朝鮮で取れた高級ナマコなどの海産物は中国産に偽装して日本や韓国に輸出する。市内の市場には影響ないよ」

朝鮮式レストランも客が減り、閉店が相次ぐ
 北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)で核実験が実施された3日、約400キロ離れた丹東もマンション高層階では揺れが感じられたという。「放射能漏れで空気と水が汚染されないか心配。北朝鮮の実験場が密閉されているとは思えない」と旅行業を営む男性は不信感をにじませた。

 男性によると北朝鮮の名所や学校を巡る日帰りバスツアーはかつて市外からの中国人観光客に人気で、多い時は1日10台を超えたが、最近は4、5台にとどまる。北朝鮮に対する反発が広がり、この1年で大幅に参加者が減ったという。

 民族衣装姿の北朝鮮女性が歌や踊りを披露する朝鮮式レストランも客が減り、閉店が相次いでいる。北朝鮮を経済面で支える中国に対し国際社会の視線が厳しくなる中、中国当局が北朝鮮女性へのビザ発給を厳格化しているとの指摘もある。営業中のレストランで女性従業員に新しい同僚は入店しているか尋ねると、表情を硬くして黙り込んだ。

隔てる川は干上がり、数十メートル先は北朝鮮
 丹東市と接する北朝鮮の黄金坪島(ファングムピョンド)は中朝が共同開発する予定だったが、橋渡し役だった北朝鮮の張成沢(チャンソンテク)元国防副委員長が処刑されて事業は中止となった。今は国境にフェンスが張り巡らされているものの、隔てる川は干上がり、数十メートル先は北朝鮮だ。

 「北朝鮮を締め付けすぎたらフェンスを越えて難民が押し寄せてくる。隣り合わせの中国は米国みたいに厳しい制裁はできない」。案内してくれた旅行業の男性はつぶやいた。

=2017/09/08付 西日本新聞朝刊=


メキシコ政府、北朝鮮大使に国外退去命令 核実験実施受け
9/8(金) 9:17配信 ロイター

[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコ政府は7日、北朝鮮の核実験実施に抗議し、北朝鮮の駐メキシコ大使に国外退去命令を下したと発表した。政府は「北朝鮮の核開発は国際社会の平和と安全にとって深刻なリスクであり、日本や韓国などメキシコの同盟国を含む近隣諸国に脅威をもたらしている」と表明した。

メキシコは北米自由貿易協定(NAFTA)の破棄をちらつかせるトランプ米大統領との関係がぎくしゃくする中、政治的にさほど大きな犠牲を伴わない外交問題で米国に同調した格好だ。

ただ、メキシコ外務省の当局者によると、同政府は北朝鮮との外交関係を維持している。


金正恩氏のIQは「人並み以上」 「暴走する性格」 排除恐れ異母兄暗殺
9/8(金) 9:16配信 産経新聞

 「知能指数(IQ)は人並み以上だった」

 かつて韓国の研究機関、国家安保戦略研究所で所長を務めた南成旭(ナム・ソンウク)氏は7日、独自に得た会話内容を基に分析した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長のIQについて、産経新聞の取材にこう指摘した。

 金委員長がスイス留学中、年上の交際相手から電話で「たばこをやめたら」と告げられ、口汚い言葉で罵り返したとの逸話も紹介。性格は「普通」ではなく、指導者に就けば「こじれるだろうと予測したが、現実になっている」と語った。

 核実験など軍事的挑発の「原因の半分が暴走する性格から来ており、金正恩氏が除去されない限り、問題は続く」とも警告した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、「金正恩氏を除去できる方法」と題した社説で、「北朝鮮の体制をできるだけ早く終わらせることが最も人道的な道だ」と論じた。

 米政府は、北朝鮮の政権交代を追求するとは表明していない。ただ、米中央情報局(CIA)のポンペオ長官は7月、フォーラムで「重要なのは核の能力と核を使う人物を切り離すことだ」と述べ、金委員長の追放を示唆。「秘密工作は、トランプ大統領が外交では解決できないと判断した瞬間、提示されるだろう」とも語っている。

 米韓で金委員長の排除による政権交代が公然と語られ始めた。ポンペオ氏の発言に、北朝鮮は報復を警告。最高指導者の“除去”にいかに神経をとがらせているかをうかがわせた。

 韓国の情報機関、国家情報院は、金委員長の家族の動静を国会で報告した。次兄の金正哲(ジョンチョル)氏は、権力から完全に排除され、個人の楽団活動に専念。常に監視下に置かれ、泥酔して酒瓶を割って暴れるなど不安定な精神状態も見せている。

 妹の金与正(ヨジョン)氏は、金委員長を補佐する政権の実力者として活発に活動。男系継承が伝統の北朝鮮では、与正氏は金委員長に取って代わる存在とはみなされず、金委員長にとって最も心を許せる肉親なのだろう。

 それに対し、金正日(ジョンイル)総書記の長男であり、後継候補との見方が消えなかったのが異母兄の金正男(ジョンナム)氏だった。実際、海外亡命政府の「首班」に担ぎ出そうと模索する英脱北者団体幹部との接触が判明している。正男氏は2月にマレーシアで暗殺された。次兄も権力から遠ざけ、金委員長の後釜に座る兄弟はいなくなったことになる。

 しばらくミサイル発射を控えていた北朝鮮は、正男氏暗殺前日の2月12日に中距離弾道ミサイルを発射。暗殺と軌を一にするように3月以降、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含む連続発射に踏み出す。

 ICBM発射に踏み込めば「米国が本気で自身の排除に乗り出す」と金委員長が恐れ、先手を打って自分に取って代わり得る最有力候補を消したとみても不自然ではない。

 「兄殺し」-。それは後顧の憂いを断ち、「米国がどんな妨害に出ようが、ICBM完成にこぎ着ける道」を選択した金委員長の“覚悟”を物語っている。

    ■  ■

 北朝鮮の平壌で6日、6回目の核実験「成功」を祝う10万人集会が開かれた。

 「核保有国としてわが国の戦略的地位はもはや逆戻りさせられなくなった」

 朝鮮労働党機関紙、労働新聞は7日、朴奉珠(パク・ポンジュ)首相が集会でこう演説したと伝えた。9日の建国記念日を前に「わが軍と人民に勇気を与えた」と強調。核保有への道は“国民総意の選択”だとアピールする大掛かりな演出だ。

 核実験翌日の4日には、同紙1面に金正恩党委員長が朴氏や黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長ら最高幹部4人と討議する写真を掲載。党最高意思決定機関、政治局常務委員会会議で「国家核戦力完成」という党の目標達成に向け、核実験の決定書を採択したと報じた。金委員長の独断ではなく「手続きを踏んだ決定」だと強調するのが狙いのようだ。

 同時に金委員長が実験「断行」の命令書に署名する写真を大きく載せ、金委員長だけに最終決定権があることも印象づけた。

 政権発足当初、金正日総書記が後見を託した側近らによって共同統治が行われるとの観測があった。だが、金総書記の葬儀で霊柩車を囲んだ側近7人は、李英浩(リ・ヨンホ)軍総参謀長の更迭を皮切りに大半が姿を消した。

 2013年末には叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏も処刑。罪状で、中国を後ろ盾に金正男氏を庇護し、核開発に反対したことが原因だと示唆した。韓国情報機関、国家情報院の報告では、金総書記の妹で張氏の妻、金敬姫(ギョンヒ)氏も平壌近郊で療養中で、政治の場から完全に隠遁している。

 現在は、黄氏ら新たな側近らに支えられている。ひざまずき、手で口を隠しながら金委員長に報告する黄氏の姿が北朝鮮メディアに映し出された。側近との間にさえ、「最高尊厳」金委員長との間に隔絶があることを示す。大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射による米国との対決という選択も最終的には、金委員長の「孤独」な決断だった実態が浮かぶ。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「核実験をすれば、引き返せない橋を渡ることになる」と警告し、対話を求めてきた。金委員長は、果たして対話を放棄し、“ルビコン川”を渡ったのか。

 コーツ米国家情報長官は「とても普通ではないタイプだが、狂ってはいない」との金委員長への評価を米メディアに示している。

 金委員長は2012年4月、海外メディアも招待し「衛星」と称する長距離弾道ミサイルを打ち上げ、党トップ就任直後の功績として宣伝しようとした。だが、発射直後に爆発すると、即座に失敗を認めた。

 15年8月には、北朝鮮が南北軍事境界線の韓国側に仕掛けた地雷が爆発。韓国軍の2人が負傷し、砲撃の応酬に発展した。北朝鮮は48時間以内に韓国が軍事境界線で実施している対北非難放送をやめなければ「軍事的行動に移る」と通告。南北間で緊張が高まった。

 韓国側は臨戦態勢のまま応じず、期限まで残り2時間となったとき、この“チキンゲーム”で先に折れたのは正恩政権だった。高官会談を提案し、最終的に「遺憾の意」を表明した。

 北朝鮮情勢に詳しい龍谷大の李相哲教授は「生き残りが最大の目的であり、金委員長が自暴自棄に走ることはない。相手が軍事行動に出ると判断すれば引くことを知っている」と指摘する。

 だが、現状は米国が軍事行動を取ったり、中国が石油供給を中断したりしないと見越しているとの見方を示し、こう分析する。

 「トランプ政権が在韓米軍の家族を避難させるなど本気で軍事行動に入る姿勢を示さない限り、交渉に応じることはないだろう」(ソウル 桜井紀雄)


北朝鮮大使は「ペルソナ・グラータ」 メキシコが追放、72時間以内に 核実験への抗議
9/8(金) 9:12配信 産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】中米メキシコ政府は7日、国際社会の反対を無視して北朝鮮が6回目の核実験を行ったことなどを理由に、北朝鮮大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)として、72時間以内に国外追放すると発表した。

 核開発などをめぐり、大使が追放されるのは異例で、北朝鮮と外交関係を持つ中南米などの国々が同様の措置を取れば、国際社会からの孤立は一層鮮明になりそうだ。

 メキシコ外務省は「北朝鮮は国際法と国連安保理決議に反して、核実験やミサイル発射を続けており、国際平和と安全を危険にさらしている」「メキシコと関係の深い日本や韓国を含め、近隣諸国を脅威にさらしている」などとする声明を発表した。

 国際社会が再三懸念を表明してきたにもかかわらず、今月3日に行われた6回目の核実験が過去最大級だったことにも触れ、北朝鮮による核・ミサイル開発を「絶対に拒否する」と強調した。

 一方で、ロイター通信の取材に応じたメキシコ外務省の当局者によると、同政府は北朝鮮との外交関係を維持しているといい、北朝鮮側の反応も注目される。


トランプ米大統領、北朝鮮への軍事行動「間違いなく選択肢に含まれる」 軍事力行使は「北朝鮮にとって悲劇の日に」
9/8(金) 9:08配信 産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は7日、新たな大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の構えを見せる北朝鮮に対し、軍事行動は「間違いなく選択肢に含まれる」と述べた。ホワイトハウスでクウェートのサバハ首長との会談後に記者会見で語った。

 トランプ氏はその上で、「軍事力を使いたくはないが、あり得ることだ。そうなれば北朝鮮にとって悲劇の日となる」と指摘した。

 また、「米軍はこれまでになく精強となった」と強調しつつ、「軍事力行使が不可避というわけではない。不可避なものなど何もない」と語り、国連安全保障理事会での北朝鮮制裁決議などを通じて北朝鮮に外交・経済的圧力をかけ、事態打開につなげることに期待を表明した。

 米国内では、北朝鮮による核保有の事実を受け入れた上で北朝鮮への「抑止と封じ込め」を強めていくという、東西冷戦での旧ソ連に対する取り組みを北朝鮮にも適用するべきだとの意見が元政府高官や専門家らから浮上している。

 トランプ氏は「抑止と封じ込め」について「手の内は明かさない」と述べるにとどまったが、トランプ政権高官は記者団に対し、相互確証破壊の考え方に基づく核兵器使用の自制が「北朝鮮には通用しないのではないか」と語り、現時点では慎重な構えを示した。

 政権高官はまた、米国や同盟国を脅威から守り抜くと改めて強調。北朝鮮は米国の決意を見くびるべきではなく、北朝鮮が出方を誤れば「重大な誤算に陥る恐れがある」と警告した。


「断固たる対応」と警告=制裁・圧力強化を非難―北朝鮮
9/8(金) 9:06配信 時事通信

 【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は7日夜、報道官談話を出し、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用水爆」の実験を受けた「米国など敵対勢力」による制裁・圧力強化の動きを「妄動」と非難した。

 その上で「米国は、制裁や圧迫に執着するなら、到底耐えることのできない、類例ない断固たる対応に直面することになる」と警告した。

 日本に対しては「これ以上、米国の手足となってはならない」と主張し、「多種多様な原爆と水爆、ミサイルを保有した世界的な軍事強国が最も近くにあることを肝に銘じるべきだ」と威嚇。さらに「核や戦略弾道ミサイルでなくとも、南朝鮮(韓国)をいつでも簡単に相手にする準備ができている」と強調した。


日ロ会談終え、安倍首相が帰国
9/8(金) 8:37配信 ホウドウキョク

安倍首相は、ロシアのウラジオストクで、北朝鮮問題などについて、プーチン大統領と首脳会談を行い、8日未明に帰国した。
新たな安保理決議の採択に向けて、各国に理解を求めた安倍首相だが、追加の制裁に慎重なロシアに関しては、11月に再度首脳会談を行うことになった。
安倍首相は、「日ロ両国は、国連安保理の場も含め、今後も連携、緊密に協力することで一致した」と述べた。
首脳会談では、北朝鮮の核実験は、地域の平和と安定に対する深刻な脅威だとの認識で一致した。
しかし、安倍首相が、「北朝鮮に政策を変えさせる必要がある」と述べ、国連安保理の制裁などでの圧力強化に理解を求めたのに対し、プーチン大統領は、「解決には、政治的・外交的手段しかない」と対話重視を示し、立場の違いも浮き彫りとなった。
一方、北方領土問題解決につなげる共同経済活動については、観光振興など5項目の実施で合意したほか、10月上旬の現地調査も決まり、着実な前進となった。


北朝鮮核実験 EU、北朝鮮への制裁強化「必要」一致 非公式外相理事会
9/8(金) 8:22配信 産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は7日、エストニアの首都タリンで開いた非公式の外相理事会で、6回目の核実験を強行した北朝鮮への対応について協議し、制裁を強化する必要があるとの認識で一致した。議長国のエストニアが明らかにした。近く詳細を決定する。

 ロイター通信によると、新たな制裁にはEU加盟国に滞在する北朝鮮の労働者や外交官に対する制限措置などが盛り込まれる可能性がある。EUによると、2015年末時点で583人が労働許可を得てEU域内に滞在。455人で最多のポーランドは最近、許可の発行を停止したと伝えられる。

 EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は7日の理事会前、「軍事対立の悪循環に陥るのを避けるため、一段の経済的、外交的圧力を高めるのがEUの立場」と強調した。

 EUは北朝鮮に対し、国連安全保障理事会決議に基づく制裁のほか、独自の制裁も実施。安保理で米国が目指す石油禁輸を含め、大半の貿易や投資も禁じている。


田原総一朗氏が安倍晋三首相に持ちかけたのは訪朝だった! 6カ国協議再開へ米朝橋渡しを提案
9/8(金) 8:11配信 産経新聞

 ジャーナリストの田原総一朗氏は7日、自民党議員でつくる「日本の明日を創る会」の会合で講演し、7月に安倍晋三首相に面会した際、北朝鮮と日米韓中露による6カ国協議の復活に向けて、北朝鮮に訪朝する案を持ちかけていたことを明らかにした。

 田原氏は7月28日、官邸で首相と面会し、記者団の質問に「政治生命をかけた冒険をしてみないか?」と提案したと語った。ただ、内容は明らかにしていなかった。

 出席者によると、田原氏は講演で、首相との面会のやりとりに言及した。具体的には、トランプ米大統領と会談し、6カ国協議復活の条件を聞き出し、中国やロシア首脳とも協議。その上で、関係各国の了承が得られれば首相は訪朝し、金正恩朝鮮労働党委員長に伝えてはどうかという提案をした。「首相は『ぜひやりたい』と答えた」という。


対北選択肢 東アジア核再配備、米慎重論
9/8(金) 7:55配信 産経新聞

 ■「反米勢力の反発招く」指摘/コストも増

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権が北朝鮮の核の脅威をにらんで韓国や日本の一部で浮上している「東アジアへの戦術核兵器の再配備」の議論への対応を迫られている。米国内の軍事専門家の間では「偶発的衝突を招きやすくなる」として反対論が圧倒的に多く、米政権としては現状の態勢での「拡大抑止」と同盟条約に基づく防衛義務の履行を重ねて確約することで日韓の理解を得る方針だ。

 米国は父ブッシュ政権下の1991年、当時の盧泰愚大統領による「朝鮮半島非核化宣言」を受けて在韓米軍の戦術核を朝鮮半島から全て撤去した。

 また、ブッシュ大統領は同年、アジア太平洋を含む世界各地に展開している海軍の水上艦艇と攻撃型潜水艦、地上配備の海軍航空機から核弾頭型トマホーク巡航ミサイルなどの戦術核を全面撤去すると宣言し、直ちに実行に移した。

 しかし、北朝鮮による核・弾道ミサイルの脅威の増大を受け、トランプ政権は東アジアへの戦術核の配備を対北朝鮮での「すべての選択肢」の一つとして検討対象に入れてきた。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、ホワイトハウスが2月28日の会議で在韓米軍への戦術核配備の可能性について話し合ったと伝えている。

 韓国への戦術核再配備の論理とは、北朝鮮が核放棄に応じない場合は、期日を明示して戦術核を配備すると通告して北朝鮮に圧力をかけると同時に、韓国への核再配備を嫌う中国が北朝鮮への影響力行使に動く効果を狙うというものだ。

 韓国からの報道では、マティス米国防長官と韓国の宋永武国防相は電話会談で戦術核の再配備について協議したと伝えられているが、米国防総省は「わが国の核兵器の配置について言及するのは不適切だ」(マニング報道官)として、この問題でコメントしない立場を貫いている。

 一方、米政策研究機関「太平洋フォーラムCSIS」の会長で核問題専門家のラルフ・コッサ氏は「韓国への戦術核の導入は国内の反米勢力の猛反発を招き、韓国の対北政策の亀裂を深めるのは確実で、北朝鮮の思うつぼともなる」と指摘する。

 また、配備された戦術核自体が北朝鮮の通常兵力や破壊工作の標的となるのは確実で、管理のためのコストが膨らむのは必至であるほか、偶然の局地的衝突で核使用に踏み切るリスクが高まる恐れもあり、米国内では慎重論が大勢を占めているのが実情だ。


人民より核・ミサイル 北の石油供給完全停止カギ
9/8(金) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】国連安保理の対北制裁決議案の切り札とされる石油禁輸が実現した場合、北朝鮮に与える経済的ダメージは極めて大きい。

 石油精製品としてのガソリンの供給を断ち切ることによって自動車や船舶、航空機の稼働がさらに困難となる。また、戦闘機などの通常戦力、ミサイルはもちろん、移動式弾道ミサイルの運搬車両にも影響が及ぶことは必至だ。

 石油禁輸に反対するロシアなどが指摘するように、病院など一般市民の生活が深刻な影響を受けることも予想される。社会混乱が起き、大量の難民が発生することや、政権崩壊までもが中国などでは懸念されている。ただ、プーチン露大統領が指摘したように、「北朝鮮は草を食べても核を放棄しない」ものとみられる。人民の生活よりも、金正恩政権の維持に直結する核やミサイルが重要であるためだ。人民を飢えさせても核開発にこだわった金正日政権下の1990年代後半での出来事が、それを証明している。

 それよりも問題は、対北石油禁輸が米国などの要求通り実現するかだ。

 北朝鮮の石油需要は年間90万トンで、うち50万トンが中国に頼っているといわれる。約20万トンがロシアから輸入されているとされ、プーチン大統領も対北輸出を認めている。

 石油の供給を完全に停止せず、抜け道がある限り、金正恩氏が人民を餓死させても核・ミサイルを手放すことはなさそうだ。


対北制裁案 日本、履行に国内法の壁
9/8(金) 7:55配信 産経新聞

 ■臨検、船長の同意必要 資産凍結、割れる司法

 政府は、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の新たな制裁決議案について、米国と協力して11日の採択を目指す。ただ、決議案がそのまま採択されても、政府にとって、北朝鮮の貨物船の臨検や臨検を受けた貨物船の資産凍結を実施する環境は整っておらず、決議履行は困難な状況だ。決議が採択されれば、対応を迫られることになる。

 菅義偉官房長官は7日の記者会見で、米国が作成した決議案について「厳しい措置を含む決議案の採択は極めて重要である」と述べた。採択に向けて英米仏などの安保理常任理事国や韓国と連携し、中露とも意思疎通を図る考えを示した。

 決議案は、安保理が制裁対象に指定する貨物船に対し、国連加盟国は旗国の同意なしで「あらゆる必要な措置」をもって公海上で臨検ができると明記した。貨物船を近くの港に寄港させた上で資産凍結することなども盛り込んだ。

 しかし、決議が採択されても履行するには日本の国内法が立ちはだかる。有事の場合、臨検は可能となるが、日本への武力攻撃に至る恐れがある「重要影響事態」と判断され船舶検査が可能となっても、積み荷の押収などの強制的な権限はない。検査も対象船の船長の同意が条件となる。検査要員などの態勢も整っていない。

 臨検後の貨物船に対する資産凍結も、過去の制裁決議では、加盟国に対し船舶を含む「あらゆる種類の資産」の凍結を義務づけているが、日本の国内法は未整備のままだ。

 さらに、今回の決議案には、北朝鮮政府や朝鮮労働党、金正恩朝鮮労働党委員長の傘下の団体・個人などを資産凍結対象にすることも明記されている。政府は朝鮮総連を「北朝鮮と密接な関係にあるという認識」と国会などで表明していることから、対象となる可能性が高い。

 しかし、朝鮮学校への公的助成の停止をめぐっては、国と地方の温度差があるほか、司法判断さえ割れる状況だ。総連の資産凍結に踏み切るにはハードルが相当高い。


露、石油禁輸に反対 日露首脳、制裁強化では一致
9/8(金) 7:55配信 産経新聞

 【ウラジオストク=大橋拓史】安倍晋三首相は7日、ロシア極東ウラジオストクでプーチン露大統領と会談し、北朝鮮による核実験実施を受けて「国際社会で最大限の圧力をかけることが重要だ」と述べ、国連安全保障理事会での新たな制裁決議採択に協力を求めた。プーチン氏は制裁強化に賛成する考えを示したものの、石油禁輸については反対した。両首脳は北方領土での共同経済活動について、海産物養殖など5項目を優先的に具体化することで合意。11月にベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせた会談や、来年5月のロシア・サンクトペテルブルクでの経済フォーラムに首相が参加することも申し合わせた。

 一方、首相は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも会談し、「これまでとは異次元の圧力を科すべく、取り組みを進める必要がある」と述べ、両首脳は圧力強化が必要との認識で一致した。

 また首相は、日本の朝鮮半島統治時代の徴用工について「完全かつ最終的に解決済み」との立場を伝えた。日韓合意に関しても着実な履行を求めた。


対北、露韓に再考促す 安倍首相、最大限の圧力 韓国と一致
9/8(金) 7:55配信 産経新聞

 安倍晋三首相が7日にロシア極東ウラジオストクで行った首脳会談は、核実験を実施した北朝鮮をめぐり、日本の立場とは必ずしも一致していなかった首脳2人に再考を促す場となった。1人はロシアのプーチン大統領、もう1人は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領だ。2人は圧力強化を求める首相に対照的な反応を見せた。

 日露首脳会談でプーチン氏の振る舞いが一変したのは、首相が北朝鮮の話題を取り上げた瞬間だった。

 「北朝鮮の問題を含め、地域の平和と安定に貢献するために話し合いたい」

 首相がこう語りかけると、プーチン氏は頬に手を当てて無表情になった。経済協力などの進展を評価する首相の言葉には、うなずいて賛意を示したのとは正反対だった。北朝鮮をめぐる日露の溝は大きい。さらなる対北圧力を求める日本に対し、ロシアは制裁強化に消極的な姿勢を示す。

 日本とともに追加制裁を求めるトランプ米政権は、ロシアにサンフランシスコ総領事館の閉鎖を通告するなど関係が悪化しており、ロシアとの対話に乗り出しにくい。首相はプーチン、トランプ両氏と関係を構築しているため、7日の会談では米露の橋渡し役を果たすことも狙った。

 しかし、北朝鮮に関してロシアが交渉相手とみなすのは米国であり、首相の説得には限界があるのも事実だ。日本外務省の幹部は「対北制裁を受け入れる代わりにサンフランシスコ総領事館を返せと言い出しかねない」と語る。

 首相は会談に先立つ東方経済フォーラムで、核実験がウラジオストクから約300キロの地点で実施されたことを指摘し、ロシアにとっても脅威であることを強調して翻意を促した。だが、プーチン氏は会談後の共同記者発表で「核問題の解決は政治・外交的手段によってのみ可能だ」と言い放った。

 一方、首相は文氏との会談で「タイムリーに話し合うことができる関係を構築できてうれしい」と笑顔を向けるなど友好ムードの演出に腐心した。徴用工や慰安婦などに関しても原則的立場を伝えるだけで追い込むことはしなかった。

 文氏は「韓国は北朝鮮と国境を接しており、国民の不安が大きい」と述べ、圧力強化が北朝鮮の暴発につながる懸念をにじませた。とはいえ「最大限の圧力」をかけることでは一致し、対北対話を重視する韓国を日米韓の連携に引き込むことに一定の成果を得た。(ウラジオストク 大橋拓史、黒川信雄)

« 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・188 | トップページ | メキシコ沖でM8.1の地震 »

ニュース」カテゴリの記事

国防・軍事・安全保障」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/65787380

この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・189:

« 北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・188 | トップページ | メキシコ沖でM8.1の地震 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31