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2017年8月30日 (水)

北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・164

去る1月6日に核実験を行なった残虐な中世の亡霊・暗黒独裁国家・北朝鮮が、今度は長距離弾道ミサイル発射実験の準備を進めていたが、ついに7日9時31分に発射した。

政府は7日午前、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開き、国民の安全確保に万全を期すとともに、米韓などと緊密に連携し、北朝鮮に厳しく対応していく方針を確認した。
NSCで首相は、「米国や韓国など関係国と連携し、必要な対応を適時適切に行う」よう求めた。また、首相は関係省庁に対し、(1)落下物などによる被害がないかの確認(2)情報収集・分析の徹底(3)関係国との連携―を指示した。

安倍晋三首相は7日午前、首相官邸で記者団に対し、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したことについて「断じて容認できない。明白な国連安全保障理事会決議違反だ。国際社会と連携し、毅然として対応する。国民の安全と安心を確保することに万全を期する考えだ」と述べた。

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リンク:<トランプ氏>ミサイル発射以来、北朝鮮に関し初ツイート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:衆参両院で「北」抗議決議採択 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米大統領、北朝鮮との対話「答えではない」=ミサイル発射に強い不満 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮ミサイル>正恩氏「発射続ける」 火星12と発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮ミサイル>中露も非難賛成 議長声明を採択 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「北」弾道ミサイル発射映像公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北への石油禁輸、日本政府が各国に働きかけへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮ミサイル>衆参委が非難決議 閉会中審査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮ミサイル>米国狙った発射、迎撃に新3要件 防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:2プラス2、早期開催で一致=日英防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍、弾道ミサイルの迎撃実験成功…北をけん制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ミサイル住民避難訓練>米軍基地や原発立地は未実施…なぜ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北朝鮮、緊密に連携=日英首脳―河野外相も各国と電話協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:河野外相、4カ国外相に対北圧力強化を呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最新迎撃ミサイルの実験成功=北朝鮮に能力誇示―米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ミサイル迎撃の拠点、アラスカの基地を取材 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ミサイル対応に万全=小野寺防衛相、高橋道知事と会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:石油禁輸、各国に働き掛けへ=北朝鮮制裁で政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ミサイル分離、慎重に分析=多弾頭式を警戒―小野寺防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「太平洋目標」日米けん制=金委員長、グアム計画に固執―北朝鮮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル発射に抗議、決議採択…閉会中審査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相公邸泊、ミサイル把握か=野党が指摘―衆院委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ミサイルで「日韓併合」の恨み晴らす 金正恩が「8月29日」選んだ理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:外相 「北」対応で韓国駐日大使と一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本の陸上型イージス配備は23年度、最新レーダー搭載は不透明=関係者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:Jアラート全局発動で早朝の日本列島震撼 通勤中の女性動揺「逃げろといわれてもどこに逃げれば」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル列島通過、懸念される『最悪の事態』 「正恩体制の存続保証」要求、米朝“水面下接触”で主張対立 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正恩氏、次は9・9建国記念日に核実験か 韓国攻撃の可能性も?識者「『斬首作戦』実施報道の対抗で…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル、燃焼時間短く…意図的か技術に問題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル ターンブル豪首相「日本と全面的に連帯」 安倍晋三首相に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:焦点:北朝鮮ミサイル発射で注目集まる米国「迎撃」の選択肢 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:制裁決議、議論難航か=中ロは慎重崩さず―国連安保理 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日韓首脳 対「北」圧力で連携確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北朝鮮、圧力強化で一致=日豪首脳 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<トランプ氏>ミサイル発射以来、北朝鮮に関し初ツイート
8/30(水) 22:46配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は30日、自身のツイッターに「米国は25年間にわたって北朝鮮と交渉を試み、カネをゆすり取られ続けてきた。対話は解決策ではない!」と投稿した。日本上空を通過する北朝鮮のミサイル発射以来、トランプ氏が北朝鮮に関してツイートしたのは初めて。


衆参両院で「北」抗議決議採択
8/30(水) 22:40配信 ホウドウキョク

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、国会では30日、衆参両院で閉会中審査を行い、北朝鮮に厳重に抗議する決議が採択された。
河野外相は「今回のわが国の上空を通過する形での弾道ミサイル発射は、わが国の安全保障にとって、これまでのミサイル発射とレベルの異なる深刻かつ重大な脅威です。国際社会の強い抗議、警告を無視した今回の発射は、断じて容認できません」と述べた。
衆参両院で採択された決議では、北朝鮮のミサイル発射は、国連安保理決議に違反すると指摘し、さらなる挑発行動を自制するよう求めた。
また、政府に対しては、安保理決議の厳格かつ全面的な履行を、国際社会に強く働きかけるよう求めた。
一方、30日の審議では、29日のミサイルについて、政府が、日本海上空で3つに分離した可能性があると分析していることについても、質疑が交わされた。
公明党の佐藤茂樹衆院議員は「1段式ミサイルである『火星12』が3つに分離した可能性があるというのは、どういうことなのか。多弾頭式の機能を今回のミサイルに備えたのか? それとも失敗したのか?」と質問すると、小野寺防衛相は「レーダーは時々の条件で、存在しないものをとらえることもあり得る。いずれにしても、発射されたミサイルが3つに分離したかは、現在も分析しているが、最終的には飛翔(ひしょう)体は全て太平洋の洋上に落下したということです」と述べた。
また、小野寺防衛相は、北朝鮮の弾道ミサイルが、アメリカ本土に向けて発射された場合、状況によって、安全保障関連法に基づき、集団的自衛権を行使できる存立危機事態に認定し迎撃することは、法的には可能だとの見方を示した。


米大統領、北朝鮮との対話「答えではない」=ミサイル発射に強い不満
8/30(水) 22:28配信 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日、北朝鮮への対応について「対話は答えではない」とツイッターに投稿した。

 北朝鮮が弾道ミサイル発射による挑発を再開したことに、強い不満を表明したものとみられる。

 トランプ氏は「米国は25年間にわたり、北朝鮮と対話し、ゆすられてカネを渡してきた」とも書き込んだ。北朝鮮による核開発を阻止できなかった過去の合意を念頭に、核・ミサイル計画放棄につながらない対話は無意味だという姿勢を示し、譲歩を迫った形だ。

 トランプ氏は一時、北朝鮮がミサイル発射を控えていたことを「われわれに敬意を払い始めた」と前向きに評価。米政権からは、対話による問題解決を期待する声が相次いだ。だが、同盟国である日本の上空を通過した29日の中距離弾道ミサイル発射で、期待は裏切られた。

 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正恩朝鮮労働党委員長は今回のミサイル発射後、米韓合同演習を非難し、「米国を言葉で相手してはならず、行動で見せなければならないというのが、今回改めて得る教訓だ」と指摘していた。


<北朝鮮ミサイル>正恩氏「発射続ける」 火星12と発表
8/30(水) 22:17配信 毎日新聞

 【ソウル米村耕一】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が29日に平壌で行われた中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練を視察したと報じた。29日朝に北海道上空を通過し太平洋上に落下した弾道ミサイルを指すとみられる。金委員長は発射実験について「グアムをけん制するための前奏曲」だと説明したうえで「今後も太平洋を目標とした弾道ミサイル発射訓練を多く行わなければならない」と述べ、ミサイル発射実験の継続を指示した。

 朝鮮中央通信によると、今回の発射実験は米韓合同軍事演習に対抗する武力示威という。また同通信は「火星12」を発射した8月29日が日韓併合から107年に当たるとも指摘。発射はそうした日に日本国民を「気絶するほど驚かせる大胆な作戦」で「われわれ人民の積もった無念さを晴らすものだった」とも説明した。


<北朝鮮ミサイル>中露も非難賛成 議長声明を採択
8/30(水) 22:15配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】国連安全保障理事会は29日、緊急会合を開き、北朝鮮が北海道上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを「言語道断の行為」と厳しく批判する議長声明を全会一致で採択した。これまでの報道声明よりも強い意思表示となる議長声明を即日採択したことで、中国やロシアを含む安保理の総意として北朝鮮への警告を強めた形だ。

 議長声明は決議のような拘束力は伴わないが、報道声明よりも強く公式記録に残る。北朝鮮の核・ミサイル問題での議長声明は2012年4月以来。

 声明は北朝鮮のミサイル発射が度重なる安保理決議に違反し「地域のみならず、すべての国連加盟国に対する脅威だ」と指摘した。さらに北朝鮮に対し安保理決議に沿ってミサイル開発を即時停止するとともに、核開発の「検証可能で不可逆的な放棄」を迫った。

 今回の声明には、北朝鮮への圧力強化には慎重な立場のロシアや中国も賛成した。中国の劉結一国連大使は会合で「北朝鮮の安保理決議に反する行為に反対する」と批判。7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の際に報道声明採択に難色を示していたロシアのネベンジャ国連大使も「北朝鮮の核・ミサイル開発は即座に停止されなければならない」と明言した。

 声明案を提出した米国のヘイリー国連大使は会合で「世界は結束して北朝鮮に対峙(たいじ)している。米国は北朝鮮の無法な振る舞いを許さず、それは世界のほかの国々も一緒だ」と述べ、5日の制裁決議採択に続き、全理事国が一致した採択の意義を強調した。日本の別所浩郎国連大使も「向こうみずな行動は受け入れられないとの、強く明確なメッセージだ」と述べた。

 議長声明では、即時の合意形成と採択を目指し新たな制裁措置についての言及は避けた形だが、緊急会合開催を求めた日米韓3カ国は制裁強化の方針で一致している。今後、北朝鮮への石油禁輸措置などを含めた追加制裁決議を早期採択するよう、理事国に働きかける構えだ。


「北」弾道ミサイル発射映像公開
8/30(水) 21:52配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

北朝鮮メディアは30日午後、北海道上空を29日に通過した弾道ミサイルの発射映像を公開した。
朝鮮中央テレビは29日朝、平壌(ピョンヤン)から中長距離弾道ミサイル「火星12型」が発射された際の映像を放送した。
朝鮮中央テレビは「敬愛する最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)同士が、朝鮮人民軍の中長距離戦略弾道ミサイル発射訓練を指導しました」と報じた。
金正恩委員長が立ち会いのもと、移動式の発射台で運ばれたミサイルが、オレンジ色の炎を吹き出し、上昇していく様子が映し出されている。
金委員長は「グアム島をけん制するための意味深長な前奏曲だ。今後、太平洋を目標に弾道ミサイルの発射訓練を数多く実施する」と述べたうえで、「米韓合同軍事演習への対応措置の序幕だ」と強調した。


北への石油禁輸、日本政府が各国に働きかけへ
8/30(水) 21:40配信 読売新聞

 日本政府は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難した国連安全保障理事会の議長声明を歓迎するとともに、今後は北朝鮮に対する石油輸出を制限するため、安保理による追加制裁決議の採択を米国とともに各国に働きかけていく方針だ。

 菅官房長官は30日の記者会見で、安保理が全会一致で議長声明を採択したことについて、「北朝鮮に対し明確なメッセージを送ることができたことを高く評価する」と語った。そのうえで、「米国や韓国と緊密に連携し、新たな安保理決議も含めて今後の対応を真剣に検討したい。石油(禁輸)も当然選択肢の一つだ」と述べ、追加制裁を検討する考えを示した。

 安倍首相は30日、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と約20分間電話で会談し、安保理での追加制裁決議採択に向け、日米韓3か国で国際世論を喚起していく考えで一致。9月6、7日にロシア極東ウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」に合わせて日韓首脳会談を行い、対応について協議する方針も確認した。


<北朝鮮ミサイル>衆参委が非難決議 閉会中審査
8/30(水) 21:39配信 毎日新聞

 衆院安全保障委員会と参院外交防衛委員会は30日の閉会中審査で、日本上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイルの発射が「これまでにない深刻かつ重大な脅威」だと強く非難する決議をそれぞれ全会一致で採択した。北朝鮮の挑発行動を抑えるためには、国連安全保障理事会の制裁決議を厳格に履行することが重要だとして、政府に国際社会への働きかけを強化するよう求めた。

 両委員会に出席した河野太郎外相は、北朝鮮からの石炭・鉄鉱石の輸入禁止や北朝鮮の労働者の雇用制限などを盛り込んだ8月5日の安保理決議の厳格な履行によって「さまざまな経済的圧力を加え、核・ミサイル(開発)の資金源を断ちたい」と強調。北朝鮮との対話再開については「北朝鮮が非核化に向けて明白な意思を示し、具体的な行動をとることが条件だ」と述べた。

 小野寺五典防衛相は29日に発射されたミサイルについて「レーダーで落下するまで切れ目なく完全に追尾していた」と強調。自衛隊のレーダーがミサイルが三つに分離する航跡を捉えたと改めて説明したが、実際に分離したかについては「分析中」と述べるにとどめた。これに関連し、安倍晋三首相が「発射直後からミサイルの動きを完全に把握している」と発言したことに、参院で伊波洋一氏(無所属)が「完全には把握していないのではないか」と指摘した。

 河野氏は29日に、予告していた米領グアム周辺ではなく、北海道方面に向けてミサイルが発射されたことから「北朝鮮がひるんだ」と発言した。衆院で青柳陽一郎氏(民進)がこの発言の真意を尋ねると、河野氏は「米国が強い姿勢を示したことでグアム(周辺)に発射しなかったことにつながったとの見方を紹介した。問題ない」と答弁した。【秋山信一】


<北朝鮮ミサイル>米国狙った発射、迎撃に新3要件 防衛相
8/30(水) 21:36配信 毎日新聞

 小野寺五典防衛相は30日の衆院安全保障委員会で、北朝鮮が米国の本土やハワイを狙ってミサイルを発射した場合、「武力行使の新3要件」を満たせば、集団的自衛権を行使しての自衛隊による迎撃は可能との認識を示した。民進党の後藤祐一氏に対する答弁。

 安全保障関連法の整備により、米国など「密接な関係にある他国」に対する攻撃があり、「我が国の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある」などの新3要件を満たせば、集団的自衛権の限定的な行使が可能とされた。

 小野寺氏は「弾道ミサイルが米国に向けて発射されただけで、武力行使の新3要件が満たされるわけではない」とも述べ、米国を狙うミサイルが発射されただけでは不十分と指摘。日本の存立が脅かされるかなどを総合的に判断する必要があるとした。実際には、北朝鮮からハワイや米本土を狙う場合、ミサイルは日本周辺上空の高高度を飛行するため、自衛隊の現行の迎撃ミサイルでは技術的に対応は困難と指摘されている。【村尾哲】


2プラス2、早期開催で一致=日英防衛相
8/30(水) 21:17配信 時事通信

 小野寺五典防衛相は30日、英国のファロン国防相と電話会談し、日英の防衛協力をさらに進めるとともに、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を早期に開催することで一致した。

 小野寺氏は、ミサイルを発射した北朝鮮に対する国際社会による圧力強化の重要性を強調し、「英国とも緊密に連携していきたい」と表明。ファロン氏も「さらに圧力を加えるとともに強い言葉で非難する必要がある」と応じた。


米軍、弾道ミサイルの迎撃実験成功…北をけん制
8/30(水) 21:13配信 読売新聞

 【ワシントン=大木聖馬】米国防総省ミサイル防衛局は30日、準中距離弾道ミサイルの迎撃実験をハワイ周辺で行い成功したと発表した。

 北朝鮮が29日に中距離弾道ミサイルを発射するなど挑発行為を繰り返す中、米軍のミサイル防衛能力の高さを誇示し、北朝鮮をけん制する狙いだ。

 同局の発表によると、ハワイ・カウアイ島のミサイル基地から発射された標的のミサイルをハワイ沖に展開していたイージス駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」が捕捉、追尾し、同艦搭載の迎撃ミサイル「SM6」で迎撃に成功した。

 同局のグリーブス局長は声明で「今回の実験はイージス艦が弾道ミサイルを終末段階で迎撃する能力を向上させるうえで重要だ」と成果を強調した。

 同局によると、米軍がSM6による準中距離弾道ミサイルの迎撃実験を行ったのは2回目で、いずれも成功している。


<ミサイル住民避難訓練>米軍基地や原発立地は未実施…なぜ
8/30(水) 21:03配信 毎日新聞

 政府は29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、東日本の12道県に全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難を呼びかけた。こうした事態に備えて3月以降、地方自治体と共同で住民避難訓練を12回実施してきたが、実は攻撃目標となる可能性が指摘される在日米軍基地や原発がある自治体では実施していない。なぜなのだろうか。【岸達也、森田采花】

 「訓練、訓練、ミサイル発射、ミサイル発射」。26日午前、津市西部の榊原町地区。国民保護サイレンに続いて避難を呼びかける声が響いた。付近に飛来する恐れが出たとの想定で、小学校の校庭の子供や保護者は体育館に避難。特別養護老人ホームでは職員が入所者を窓から遠ざけた。

 政府は北朝鮮情勢の悪化を受け、自治体に避難訓練を呼びかけている。津市の訓練は、小学校で除草ボランティアを予定していた地区住民に市や三重県が協力を要請した。県には「こんな訓練に意味があるのか」と苦情も寄せられたが、3日後にはミサイルが北海道上空を通過。県の担当者は「訓練を行う自治体が増えるだろう」と話す。

 今後も北朝鮮のミサイル発射は続くのか。イギリスの軍事週刊誌ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーの東京特派員、高橋浩祐さんは「4月の軍事パレードでは今回使ったとされる『火星12』など新型ミサイルが複数登場した。未発射のものもあるとみられ、実験が続く可能性が高い」とみる。

     ◇

 北朝鮮は3月、日本海にミサイルを発射した部隊の任務を「有事に日本駐屯米軍基地を攻撃する」と発表した。専門家も「米軍基地や原発を狙う可能性は否定できない」と語る。

 ただ、こうした施設がある自治体で国の訓練は未実施だ。基地が集中する沖縄県では昨年2月、ミサイルが上空を通過したが、県の担当者は「国の要請は市町村に伝えたが、具体的な計画はない」と語る。アジア有数の米空軍基地がある嘉手納町の担当者も「基地があるから危険という説明は政府に聞いていない」。

 廃炉が決まったものも含め原発15基を抱える福井県も実施していない。担当者は「訓練は住民に動いてもらう必要がある」と慎重だ。一方、高橋さんは「着弾する可能性は決して大きくないが、避難訓練を行うならば標的になり得る基地や原発、避難先となる地下街の多い都市部を優先すべきだ」と指摘する。

 各地の米軍基地では万一に備え、迎撃ミサイルの配備や生物化学兵器への対処訓練が行われ、基地の内外で対応は大きく異なる。政府関係者は「基地や原発を抱える自治体でも実施するのが望ましいが、住民感情を考えると難しい側面もある」と説明。反基地や反原発感情を刺激することを懸念しているという。

 基地を抱えるある県の担当者も「目立ち過ぎる訓練は住民を動揺させる。訓練は小さな町に引き受けてもらい、報道を通じて危機感を共有するのが一番いい」と複雑な表情をみせた。


対北朝鮮、緊密に連携=日英首脳―河野外相も各国と電話協議
8/30(水) 20:49配信 時事通信

 安倍晋三首相は30日、来日した英国のメイ首相と京都市内で夕食会に臨み、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した北朝鮮への圧力強化に向け、国連の場を含め緊密に連携していくことで一致した。

 北朝鮮との関係が深い中国に一層の役割を求めていく方針も確認した。

 河野太郎外相も英、オーストラリア、イスラエル、エジプトの各国外相と電話で協議。この後、外務省で記者団に「北朝鮮に向けての憤り、非難という面では一致している」と語った。中ロ両国の外相との電話会談も調整していることを明かし、9月上旬の安倍晋三首相のロシア極東ウラジオストク訪問に同行して日ロ外相会談を行いたいとの考えも示した。


河野外相、4カ国外相に対北圧力強化を呼びかけ
8/30(水) 20:23配信 産経新聞

 河野太郎外相は30日、英国、オーストラリア、エジプト、イスラエルの各国外相とそれぞれ電話会談し、29日に弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対し、圧力を強化するよう呼びかけた。いずれの外相とも国連安全保障理事会の決議に基づく制裁の着実な履行を図る点で一致した。

 河野氏は国連安保理議長として北朝鮮に挑発行動の即時停止を求める声明をまとめたエジプトのシュクリ外相に感謝の意を伝達した。イスラエルのネタニヤフ首相兼外相との会談では中東和平に向け両国が緊密に連携する方針で一致した。


最新迎撃ミサイルの実験成功=北朝鮮に能力誇示―米軍
8/30(水) 19:57配信 時事通信

 【ホノルル時事】米国防総省は30日、最新式の対空ミサイルSM6を使った準中距離弾道ミサイル迎撃実験に成功したと発表した。

 SM6で準中距離弾道ミサイルの迎撃に成功したのは2回目。相次ぐ弾道ミサイル発射で挑発を繰り返す北朝鮮に対し、米軍の防衛力を誇示する狙いがある。

 同省ミサイル防衛局によると、ハワイ沖に展開したイージス駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」は、ハワイ・カウアイ島のミサイル基地から発射された標的の準中距離弾道ミサイルをレーダーで探知・追跡し、迎撃した。

 グリーブス・ミサイル防衛局長は声明で「(航程の)終末段階にある弾道ミサイルをイージス艦で迎撃する能力を高めたという点でこの実験は重要だ」と評価。「高まる脅威を上回るために弾道ミサイル防衛技術を発展させ続ける」と強調した。


ミサイル迎撃の拠点、アラスカの基地を取材
8/30(水) 19:57配信 CNN.co.jp

アラスカ州フォートグリーリー(CNN) 北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を繰り返すなか、CNNはこのほど特別な許可を得て、米本土を守るためのミサイル迎撃拠点の一つ、アラスカ州のフォートグリーリー基地を取材した。

「着弾地点はロサンゼルス」「GBI(地上配備型迎撃ミサイル)2発で追尾している」と将校の声。敵地から発射された大陸間弾道ミサイル(ICBM)が米本土に向かっている――といっても、現実の話ではない。これはCNNに公開された迎撃訓練の様子だ。同基地ではこのような訓練が何度も繰り返されている。

米本土を狙ってICBMが発射された場合、防衛の切り札となるGBIは、こことカリフォルニア州バンデンバーグ基地に配備されている。

フォートグリーリーのミサイル格納庫は、同州フェアバンクスから240キロ離れた荒野の地下に設けられている。38基のGBIが天を仰いで待ち受ける。年末までにさらに6基が追加される予定だ。

取材班が格納庫に入った。ミサイルはいつ発射されるか分からない。警報が鳴ったらただちに機材を全て手放し、避難するよう説明を受ける。

ミサイルの先端にあるのが、弾頭部分に当たるEKV(大気圏外迎撃体)だ。「弾丸を弾丸で撃って破壊する」と、将校が説明する。「北朝鮮の実験や発言が攻撃性を増している。結果として我々の任務もますます現実性を帯びてきた」

ICBMの迎撃実験はこれまで18回実施され、標的を撃ち落とすことができたのは10回。成功率は60%だが、兵士らは「必ず迎撃できる」と口をそろえる。

GBIの増設を主張しているサリバン上院議員はCNNとのインタビューで、「1回の実験ごとに技術は進歩し続けている」と強調した。

冬場には氷点下となり日照もほとんどない厳しい天候の地域で、現場の兵士はこのミッションに非常に個人的な思いも重ねている。「家族のことを思う。ジョージア州にいる家族を。みんな同じだ」とある若い兵士は語る。「彼らを守るために絶対に100%この仕事をやる」

第49ミサイル防衛大隊は自分たちを「全50州3億人の米国人を守る300人の兵士」と呼んでいる。


ミサイル対応に万全=小野寺防衛相、高橋道知事と会談
8/30(水) 19:44配信 時事通信

 小野寺五典防衛相は30日、北朝鮮が29日に発射したミサイルが北海道上空を通過したことを受け、高橋はるみ道知事と防衛省で会談した。

 小野寺氏は、再発防止に努める政府方針を伝えるとともに、「防衛省として万が一のときにしっかり対応できるようにしていきたい」と述べ、住民や漁業者の安全確保に万全を尽くす考えを示した。高橋氏は「二度とこのような暴挙を北朝鮮にさせないために毅然(きぜん)とした対応をお願いしたい」と強調、要請文書も手渡した。


石油禁輸、各国に働き掛けへ=北朝鮮制裁で政府
8/30(水) 19:16配信 時事通信

 政府は30日、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した北朝鮮への国連安全保障理事会での対応をめぐり、北朝鮮に対する石油輸出禁止を各国に提起する方向で調整に入った。

 米国とともに、制裁強化に慎重な中国やロシアに働き掛け、新たな決議の採択を目指す。

 安倍晋三首相は同日、韓国の文在寅大統領、オーストラリアのターンブル首相と相次いで電話で会談。「今の北朝鮮には最大限の圧力をかけるしかない」などと訴え、両首脳と北朝鮮への制裁を強化する方針を確認した。その後、トランプ米大統領とも前日に続いて電話で協議した。菅義偉官房長官は記者会見で、石油禁輸について「選択肢の一つ」と認めた。


ミサイル分離、慎重に分析=多弾頭式を警戒―小野寺防衛相
8/30(水) 18:53配信 時事通信

 小野寺五典防衛相は30日、衆参両院委員会の閉会中審査で、北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルが空中で分離したかどうかについて、慎重に分析を進める考えを示した。

 分離が成功していた場合、北朝鮮が多弾頭式のミサイル技術を保有している可能性があり、政府は警戒している。

 小野寺氏は29日のミサイル発射直後、「レーダーなどの情報で、三つに分離したことは確認している」と説明していた。しかし、防衛省は同日午後に「分離の有無を確定するにはさらに情報分析が必要」と軌道修正した。

 閉会中審査では公明党の佐藤茂樹衆院議員らが「多弾頭式なのか、失敗なのか」などと質問。これに対し、小野寺氏は「現在も分析中」と繰り返すとともに、「自衛隊レーダーはその時々の条件によって本来存在しないものを捉えてしまうことがある」と指摘した。


「太平洋目標」日米けん制=金委員長、グアム計画に固執―北朝鮮
8/30(水) 18:42配信 時事通信

 【ソウル時事】北朝鮮は30日、北海道上空を通過して太平洋に落下した29日の弾道ミサイルに関し、中距離弾道ミサイル「火星12」の発射に「成功した」と公表した。

 発射訓練に立ち会った金正恩朝鮮労働党委員長は、米領グアム島沖への発射計画に固執する姿勢を誇示。そのため太平洋を目標とする弾道ミサイル発射を続けるよう指示を出し、日米両国を強くけん制した。

 朝鮮中央テレビは30日午後、金委員長が指導した29日のミサイル発射の映像を放映した。同テレビは、韓国の情報機関・国家情報院がミサイル発射は初めてと指摘する平壌郊外・順安の飛行場で金委員長が指導する様子を紹介。ミサイルは放物線を描きながら飛び、高い高度で打ち上げる「ロフテッド軌道」とは異なる通常の角度で飛行する様子がうかがえた。

 これに対して立ち会った金委員長は満足な様子を示し、「わが軍が行った太平洋上での軍事作戦の第一歩だ」と強調。米軍基地が集まるグアム島をけん制する「前奏曲になる」とも述べ、太平洋上に向けて引き続き「弾道ミサイル発射を多く行う」考えを示した。その上で「米国の言動を引き続き注視し、今後の行動を決める」と述べ、米国の出方を見極める「余裕」もアピールした。


北ミサイル発射に抗議、決議採択…閉会中審査
8/30(水) 18:38配信 読売新聞

 衆院安全保障委員会の閉会中審査が30日開かれ、北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことに対し、「我が国の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」などと抗議する決議を、全会一致で採択した。

 決議は、ミサイル発射を「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と位置づけたほか、政府に対し、米国や韓国などと緊密に連携し、北朝鮮への圧力を強化するよう求めた。

 河野外相は委員会で、北朝鮮による昨年以降の核実験や弾道ミサイル発射の費用を「200億円は下回らない」と指摘。国連安全保障理事会が今月5日に採択した、北朝鮮による石炭輸出を全面禁止する決議について、「履行すれば10億ドル以上の外資を絶つことができる。ミサイル・核の原資を絶つことが大事だ」と強調した。

 小野寺防衛相は、北朝鮮の朝鮮中央通信が弾道ミサイルは中距離弾道ミサイル「火星12」だったと報じたことに触れ、「今回発射したのは、形状が類似していることから、『火星12』型だった」との見解を示した。

 参院外交防衛委員会の閉会中審査も30日行われ、同様の決議を全会一致で採択した。


安倍首相公邸泊、ミサイル把握か=野党が指摘―衆院委
8/30(水) 18:15配信 時事通信

 「安倍晋三首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけだ」。

 民進党の後藤祐一衆院議員は30日の衆院安全保障委員会で、政府の初動態勢に関しこう指摘した。西村康稔官房副長官は「常日頃から緊張感を持って情報分析をしている結果だ」とかわしたが、後藤氏は北朝鮮に見抜かれるとして「普段から公邸に泊まった方がいい」と助言した。

 今月、首相が公邸に泊まったのは25、28両日のみ。いずれも翌早朝に北朝鮮がミサイルを発射しており、事前に兆候を察知していたとみられる。25日は夜の会合などを入れず、28日夜も公邸内で自民党役員らと会食したのみ。出席者の1人は「首相はあまり酒を飲まなかった」と話していた。


ミサイルで「日韓併合」の恨み晴らす 金正恩が「8月29日」選んだ理由
8/30(水) 17:44配信 J-CASTニュース

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発射される中距離弾道ミサイル「火星12」。8月30日の労働新聞が1面で報じた

 北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過した問題で、労働新聞など国営メディアは2017年8月30日朝、発射に金正恩・朝鮮労働党委員長が立ち会っていたと報じた。正恩氏は今回の発射が「太平洋上での軍事作戦の第一歩」だとして、今後も太平洋に向けたミサイル発射を「多く」行うように指示した。

 ミサイル発射は米韓合同軍事演習への対抗措置だとしているが、日本にも矛先を向けている。8月29日は1910年に日韓併合が行われた日で、この日に「日本がびっくり仰天する大胆な作戦」が行われたことを称賛した。北朝鮮は、日本が「朝鮮の標準時間まで奪った」として、2015年には日本と同じだった標準時を30分早めて「平壌時間」を設定したばかり。あらゆる局面で「抗日」が政策決定の理由になる「お国柄」を改めて反映したとも言えそうだ。

■グアムけん制の「意味深長な前奏曲」

 国営メディアによると、発射されたのは中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」。「わが国家の首都で初の発射訓練」だったことも明らかにした。打ち上げが平壌郊外の順安(スナン)国際空港周辺で行われたとする日本政府や韓国政府の分析を裏付けた形だ。

 正恩氏は、ミサイル発射は

  「米国の態度を見守るとしたわれわれの警告に米国が好戦的な侵略戦争演習で応えた」

 結果だと主張、米韓軍事演習に反発した結果だったと明らかにした。太平洋を狙ったミサイル発射を繰り返し行うことも名言。今後、弾道ミサイルが日本上空を通過することも増えそうだ。

  「わが軍隊が行った太平洋上での軍事作戦の第一歩であり、侵略の前哨基地であるグアムをけん制するための意味深長な前奏曲になる」
  「今後、太平洋を目標にして弾道ロケット発射訓練を多く行って戦略武力の戦力化、実戦化、現代化を積極的に推し進めなければならない」

日本が「びっくり仰天する大胆な作戦」
 さらに、ミサイルが発射された8月29日という日付にも言及。正恩氏が、

  「107年前、『韓日合併』という恥ずべき条約が公布された血の8月29日に残虐な日本の島国夷(辺注:「島国に住む未開の人々」を意味するとみられる)がびっくり仰天する大胆な作戦を策定し、首都圏地域から弾道ロケットを発射するように承認してわが人民の胸に積もりに積もった恨みを晴らしてくれた」

ことを、ミサイル発射を担当した朝鮮人民軍戦略軍のメンバーが感謝したなどと伝えた。

2015年には103年ぶりに「平壌時間」
 北朝鮮では、戦後70年にあたる2015年にも、日本の植民地統治を理由に政策が変更された経緯がある。朝鮮半島では、1908年に当時の大韓帝国が、世界標準時(GMT)から8.5時間進んだ標準時を導入。日韓併合後の12年1月1日に日本と同じ標準時(GMT+9時間)に変更された。それから103年後の2015年8月7日、北朝鮮の最高人民会議常任委員会は国営メディアを通じて、

  「邪悪な日本帝国主義者は、五千年の長い歴史と文化を誇っていた三千里領土を無惨に踏みにじり、前代未聞の朝鮮民族抹殺政策に没頭し、朝鮮の標準時間まで奪う永遠に許すことのできない犯罪行為を敢行した」

として、

  「祖国解放70周年を迎え、朝鮮の軍隊と人民の頑固不変の信念と意志を反映」

するために「平壌時間」を導入すると発表。現在は韓国と日本の時差はなく、南北朝鮮で30分の時差がある状態が続いている。


外相 「北」対応で韓国駐日大使と一致
8/30(水) 17:44配信 ホウドウキョク

河野外相は30日、韓国の李俊揆(イ・ジュンギュ)駐日大使と会談し、北朝鮮によるミサイル発射に対して、アメリカを含めた3カ国で緊密に連携して対応することで一致した。
河野外相は、「日本と韓国と米国が、しっかりと連携して、北朝鮮に圧力をかけていかなければならない」と述べた。
李俊揆駐日大使は、「北朝鮮による挑発は、非常に遺憾なことだが、こうした事態に対して、韓国と日本との間で意思疎通と協力が、以前のどの時よりも活発に円滑に行われていることをうれしく思う」と述べた。
会談で、河野外相と李大使は、国連の場を含めて、日韓・日米韓で、引き続き、緊密に連携していくことで一致した。
一方、慰安婦問題や植民地時代の「徴用工」の問題をめぐっては、河野外相が「解決済み」とする日本の立場を説明したうえで、「両国の間には困難な問題もあるが、未来志向の関係を築いていくことが重要だ」と伝えた。


日本の陸上型イージス配備は23年度、最新レーダー搭載は不透明=関係者
8/30(水) 17:25配信 ロイター

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 8月30日、日本が導入する迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備時期が、今から5年以上先の2023年度になる見通しであることがわかった。写真は、ルーマニアのデベセル空軍基地に配備された「イージス・アショア」のデッキハウス。2016年5月撮影(2017年 ロイター/Inquam Photos/Adel Al-Haddad)

[東京 30日 ロイター] - 日本が導入する迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備時期が、今から5年以上先の2023年度になる見通しであることがわかった。北朝鮮の脅威が高まる中、政府は計画の前倒しを急ぐが、最新鋭のレーダーを搭載できるかどうか米国から確約を得られておらず、射程や速度を向上させた新型迎撃ミサイルの能力を最大限引き出せない可能性がある。

<発注から配備まで5年>

イージス・アショアは、イージス艦に搭載しているミサイル防衛システムを地上に配備した装備。レーダーやミサイル発射装置などで構成される。開発国の米国は、北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛の一環としてルーマニアに配備している。

日米の複数の関係者によると、イージス・アショアを発注してから配備までにかかる期間は約5年。システムを構築し、試験を重ねる必要がある。さらに設置場所を確保し、住民の理解を得る時間もかかる。メーカーである米レイセオン<RTN.N>とロッキード・マーチン<LMT.N>が、すでに米軍向けの受注を抱えているという事情もある。日本は2018年度から整備に向けて動き出すが、関係者の1人は「配備は2023年度になる」と話す。

事前予告なしに日本を飛び越えて弾道ミサイルを発射するなど、北朝鮮をめぐる情勢は一段と緊迫している。与党・自民党などから弾道ミサイル防衛の強化を急ぐよう求める声が強まっており、政府関係者は「できるだけ急ぐ。イージス・アショアの配備までは現有戦力で最大限対応する」と話す。

しかし、どこまで配備を速められるかどうかは不透明だ。日本はイージス・アショアのレーダーに、探知性能を大幅に向上させた最新鋭の「スパイ6」の搭載を希望しているが、米軍が同レーダーの運用を始めるのは22年。

複数の関係者によると、米国のミサイル防衛局は自国の配備前に同レーダーの輸出許可を確約することはできないとの立場だいう。関係者の1人は「日本がスパイ6を取得できる保証はない」と話す。

現行の「スパイ1」レーダーを搭載する選択肢もあるが、複数の関係者によると、日米が共同開発し、射影距離や速度が向上した最新の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を追尾しきれず、イージス・アショアの能力を最大限に生かせないという。

<新造のイージス艦は現行レーダー>

イージス・アショアは1基700━800億円、SM3ブロック2Aは現行の「ブロック1A」の2倍に当たる1発約30億円とされる。関係者によると、日本はイージス・アショア2基で北海道から九州までを、イージス艦で南西諸島を防衛する計画だという。

日本は現在、弾道ミサイル防衛能力を持ったイージス艦4隻を保有している。さらに2隻を改修して能力を持たせ、2隻を新たに建造し、2021年度には合計8隻体制になる予定。複数の関係者によると、新たな2隻はスパイ1レーダーを積む見通しだ。

(久保信博、ティム・ケリー 編集:田巻一彦)


Jアラート全局発動で早朝の日本列島震撼 通勤中の女性動揺「逃げろといわれてもどこに逃げれば」
8/30(水) 16:56配信 夕刊フジ

 日本列島に戦慄が走った。29日早朝、出勤中のサラリーマン、子供たちが登校する前の一般家庭を北朝鮮のミサイル発射が襲った。テレビ局全局が一斉に画面をJアラート(全国瞬時警報システム)に切り替え、アナウンサーが着弾する可能性がある自治体を次々と呼び上げた上で、「頑丈な建物に避難してください!」と連呼した。列島は不安と混乱、強い憤りに包まれた。

 午前6時2分のことだった。それまでニュースを流していたテレビ画面が一瞬にして暗転、“真っ黒”な背景のJアラートに変わり、「国民保護に関する情報」というタイトルがデカデカと映し出された。その下には赤い太い線が引かれ、さらにその下に文字で「北朝鮮からミサイルが発射された模様」と警告。その間、アナウンサーが北海道、東北、栃木、茨城など次々と自治体を呼び上げ、「対象地域の方は頑丈な建物や地下に避難してください!」と強い口調で繰り返した。

 Jアラートは、午前6時14分に「先ほどこの地域(対象地域)の上空をミサイルが通過した模様」とし、その後、北海道・襟裳岬東の太平洋上に落下したと伝えた。

 妻が妊娠中という盛岡市の会社員(40)は「逃げろと言われても、どこに逃げればいいのか…」と不安そうに答え、都内の50代のタクシー運転手は「本当に飛んで来るんですかね」と戸惑い、都内の企業に出勤中だった40代の女性は「北朝鮮ってホント面倒」と怒りを露わにした。

 北の“奇襲”に公共機関も混乱をきたした。高校や中等教育学校などを運営する土浦日本大学学園(茨城)は幼稚園を含む4校の休校を決定。JR東日本は東北、上越、北陸の各新幹線とミサイル発射情報の対象となった地域の在来線全線、JR北海道は北海道新幹線と道内の在来線全線の運転を一時見合わせた。

 日航と全日空によると、国内線、国際線ともに運航への影響はなかったが、不測の事態を受けて対応に追われた。


北ミサイル列島通過、懸念される『最悪の事態』 「正恩体制の存続保証」要求、米朝“水面下接触”で主張対立
8/30(水) 16:56配信 夕刊フジ

 北朝鮮が許し難い挑発を仕掛けてきた。29日朝、ミサイル1発を発射し、北海道上空を通過させ、襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下させたのだ。米国領グアムに発射予告していた、弾道ミサイル「火星12」の可能性がある。被害は確認されていないが、日本国土を含む、航空機や船舶などを危険にさらす、常軌を逸した行為だ。「6回目の核実験」の兆候も確認される。安倍晋三首相と、ドナルド・トランプ米大統領は同日午前、緊急電話首脳会談を行い、北朝鮮への圧力強化で一致した。トランプ氏は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「戦争か、平和か」と迫っていた。米朝が軍事衝突する「最悪の事態」も懸念される。

 「トランプ氏と約40分間、北朝鮮のミサイル発射に対する分析、認識、対応について議論した。日米の立場は完全に一致した。これまでにない重大で深刻な脅威で、直ちに国連安全保障理事会の緊急会合を開催し、北朝鮮に対して圧力をさらに強めていく。トランプ氏からは『米国は、同盟国である日本と100%ともにある』との力強いコミットメントもあった」

 安倍首相は29日午前、日米電話首脳会談後、記者団にこう語った。トランプ氏は、日米同盟に基づく「日本防衛」を改めて確約した。世界最強の米軍と自衛隊は、最高レベルの警戒を続けている。

 それにしても、北朝鮮の暴挙は狂気の沙汰だ。

 日本政府によると、北朝鮮は同日午前5時58分ごろ、首都・平壌(ピョンヤン)付近から弾道ミサイルを北東方向に発射した。ミサイルは6時6分ごろ北海道上空を通過、12分ごろ、太平洋上に落下した。事前通告は一切なかった。

 韓国軍合同参謀本部によると、弾道ミサイルの飛行距離は約2700キロで、最高高度は550キロ超だという。聯合ニュースが伝えた。高高度の「ロフテッド軌道」ではなかった。

 小野寺五典防衛相は同日午前、中距離弾道ミサイル「火星12」の可能性があり、「3つに分離した」「落下地点はわが国の排他的経済水域(EEZ)の外側」と述べた。「火星12」は射程4000~6000キロ。北朝鮮は今月、「火星12」4発で、グアムを包囲射撃することを検討していると表明し、日本の島根、広島、高知の上空を通過すると予告していた。

 今回、ミサイルが通過した北海道上空は、多くの航空機が飛行している。周辺海域は、多数の船舶が行き来している。通告なしのミサイル発射は国際ルールや人命を無視・軽視した、許されざる行為といえる。

 日本政府は、上空通過を察知して、ミサイル発射直後に全国瞬時警報システム(Jアラート)を作動させた。自衛隊法に基づく、イージス艦やPAC3(地対空誘導弾パトリオット)による破壊措置は実施しなかった。

 北朝鮮による武力挑発は、今月26日の短距離ミサイル発射以来。北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過したのは、2016年2月に長距離弾道ミサイルが沖縄上空を通って以来、5回目。

 安倍首相は前出の日米首脳会談前、官邸で記者団に「北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後から、その動きを完全に把握している」「いかなる状況にも対応できるよう、緊張感を持って国民の安全、安心の確保に万全を期す」と語った。

 国連安全保障理事会は今月初め、北朝鮮による2回のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射を受けて、北朝鮮産石炭の全面禁輸を含む制裁決議を採択した。21日からは、韓国で米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン」が始まり、軍事的圧力も強化している。

 一方、在京の情報当局者によると、米国と北朝鮮は6月ごろから、複数のルートで“水面下接触”をしているという。米国は「北朝鮮の核・ミサイル完全放棄」を、北朝鮮は「正恩体制の存続保証」を要求。北朝鮮は体制維持には核・ミサイルが不可欠と考えており、双方の主張は対立したままだとされる。

 このため、北朝鮮はグアムへの弾道ミサイル発射予告などで恫喝(どうかつ)した。「戦争とは、他の手段をもってする政治の継続」という、クラウゼヴィッツ流思考といえる。

 これに対し、トランプ政権は軍事行動(先制攻撃)も覚悟し、9月1日から米国民に「北朝鮮への渡航禁止令」を出していた。今回のミサイル発射は、その直前のタイミングで行われた。ただ、発射方向はグアムではなく、北海道・襟裳岬沖の太平洋上だった。

 河野太郎外相は29日、「米国が対応を取っていたことを考えれば、北朝鮮が少しひるんだと思う」と外務省で記者団に述べた。

 一触即発の緊張が続くが、今後どうなるのか。

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「グアムに向けて撃てば、弾道ミサイルはすべて米国に迎撃されてしまうと北朝鮮は恐れ、日本に向けて撃ったのだろう。トランプ氏は、北朝鮮がグアムへの発射計画を一時保留すると表明したことに、『非常に賢明』などと評価したが、その判断は早計だったということだ。今回の事態が『米朝の軍事衝突』に一歩近づかせたのは間違いない」と話している。

 ■軍事ジャーナリスト、世良光弘氏の話 「ミサイルが『3つに分離した』というのが本当であれば、これまで発射されたことのない固体燃料を使用した3段式の弾道ミサイル『火星13』である可能性も考えられる。正恩氏がミサイル研究所を視察する様子を報じた北朝鮮メディアの写真に『火星13』の絵が映り込んでいた。射程は8000~1万2000キロで、ワシントンを狙えるとされ、今回は燃料を調整して飛距離を抑えたという見方もできるだろう。北海道方面に向けて発射すれば、最短距離で米国の東海岸に到達することができる。米国に対する北朝鮮の脅しがまた一歩進んだように思う。これまでと違い、平壌付近から発射したのは、どこからでも撃てることを示したかったのではないか」


正恩氏、次は9・9建国記念日に核実験か 韓国攻撃の可能性も?識者「『斬首作戦』実施報道の対抗で…」
8/30(水) 16:56配信 夕刊フジ

 無法国家・北朝鮮を率いる金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が狂気の度合いを強めている。前回の飛翔体発射からわずか3日後の29日早朝、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。今後、北朝鮮がさらなる挑発行為に踏み切る恐れがあり、核実験の準備を完了したとの情報もある。正恩氏の暴走を許してはならない。

 「核実験の準備が完了した状態だ」。韓国の情報機関、国家情報院は28日、そう国会に報告した。出席した議員によると、準備が完了したのは、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の2つの坑道。韓国当局は北朝鮮について、いつでも核実験を実施できる状態を維持しているとみて監視を続けている。

 核実験のタイミングとして、考えられるのが来月9日前後だ。北朝鮮の建国記念日に当たり、昨年のこの日に5回目の核実験を行った。今年も記念日に合わせて強行する可能性がある。

 北朝鮮は、核弾頭を搭載した米本土に届くICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を目指しており、8月29日早朝に発射した弾道ミサイルもその一環との見方がある。

 北朝鮮情勢に詳しい麗澤大の西岡力客員教授は「北朝鮮は、大気圏再突入技術と核弾頭の小型化技術を確立していないとされる。あと1回核実験を成功させれば小型化ができるという北朝鮮内部の有力情報がある」と説明し、こう続ける。

 「今回のミサイル発射が大気圏再突入技術の実験だった可能性もある。北朝鮮が着々と技術を蓄積しているとすると、核実験を強行する可能性は十分にある」

 核実験以外にも気になる動きがある。朝鮮中央放送は26日、正恩氏が「島嶼(とうしょ)占領のための軍特殊作戦部隊の対象物打撃競技」を視察したと伝えた。日時は不明だが、韓国北西部の白ニョン島と大延坪(テヨンピョン)島の占領を想定したもので、正恩氏は「ソウルを一気に占領し、(朝鮮半島の)南半部を平定する考えを持つべきだ」と強調したという。

 韓国攻撃の恐れはあるのか。西岡氏は「米韓軍の『作戦計画5015』に正恩氏の『斬首作戦』が入っているといわれ、特殊部隊による実施がメディアで報じられている。その対抗のため、北朝鮮も特殊部隊を持っていると喧伝しているのではないか」と指摘した。

 朝鮮半島情勢は一触即発のようだ。


北ミサイル、燃焼時間短く…意図的か技術に問題
8/30(水) 16:41配信 読売新聞

 【ワシントン=大木聖馬】北朝鮮が29日に発射した「火星12」とみられる弾道ミサイルについて、米政策研究機関「憂慮する科学者同盟」のミサイル技術専門家、デビッド・ライト氏は29日、読売新聞の取材に応じ、飛行距離が推計射程より短かったのは、エンジンの燃焼時間が短かった可能性が高いとの見方を示した。

 北朝鮮は5月14日に火星12を通常より高い角度のロフテッド軌道で発射しているが、ライト氏はその際、通常の軌道で発射されれば、射程が4800キロ・メートルに達すると推計していた。

 ライト氏は、5月の発射時のエンジン燃焼時間を151秒とした場合、燃焼時間を約8秒短くすることで、飛距離が2700キロ・メートルになると分析。29日の発射の際、北朝鮮が燃焼時間を意図的に短くしたか、エンジンに技術的な問題が生じた可能性を指摘した。


北ミサイル ターンブル豪首相「日本と全面的に連帯」 安倍晋三首相に
8/30(水) 16:40配信 産経新聞

 安倍晋三首相は30日、オーストラリアのターンブル首相と北朝鮮による29日早朝の弾道ミサイル発射をめぐって電話で会談した。両首脳は北朝鮮に対するさらなる圧力の重要性や、両国で緊密に連携していくことを確認した。

 安倍首相は、ターンブル氏が北朝鮮のミサイル発射を強く非難する声明を出したことについて「大変勇気づけられた」と評価し、「今の北朝鮮には最大限の圧力をかけるしかない」と強調した。

 ターンブル氏は「これまでにないレベルの脅威に対して、日本と全面的に連帯する。この難局にあたり、オーストラリアとしてもできる限りの支援をする用意がある」と応じた。

 両首脳は北朝鮮問題において、中国の役割が引き続き重要であるとの認識でも一致した。


焦点:北朝鮮ミサイル発射で注目集まる米国「迎撃」の選択肢
8/30(水) 16:35配信 ロイター

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 8月29日、北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことにより、今後試験発射されるミサイルについて、米政府が迎撃を検討する圧力が高まる可能性がある。写真は北朝鮮によるミサイル発射実験の模様。KCNA提供写真(2017年 ロイター/KCNA)

[ワシントン 29日 ロイター] - 北朝鮮が29日に日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことにより、今後試験発射されるミサイルについて、米政府が迎撃を検討する圧力が高まる可能性がある。ただ迎撃が成功するとの確証はなく、米当局者は、北朝鮮情勢の一段の緊迫化を警戒している。

政府当局者の1人は、今回のミサイル発射を受け、飛行中のミサイルを迎撃する可能性に一段と焦点が当てられるとの見方を示した。

トランプ米大統領が「あらゆる選択肢がテーブルにある」と繰り返し述べる一方で、米国で、直接的な軍事行動に向けて政策が急速にシフトしている兆候はみられていない。

ただ、29日のミサイル発射によって浮き彫りとなったのは、トランプ大統領による厳しい口調、制裁決議、朝鮮半島での軍事力の誇示は、北朝鮮の指導者である金正恩朝鮮労働党委員長の行動を阻止するにはほとんど効果を見せていないということだ。

マティス米国防長官は既に、米国または同盟国の領有区域に対して危険とみなされるミサイルは迎撃すると表明している。不透明なのは、今回のように日本上空を通過したものの同国の領有区域が直接的な脅威を受けなかったミサイルに対し、米政府が多層防衛システムを配備する用意があるかどうかだ。配備された場合、自衛行為というよりも軍事力の誇示とみなされるだろう。

米国防次官補(東アジア担当)を務めたデービッド・シアー氏は「政府の審議では、検討対象となる選択肢の一つだろう」と述べた。

一部のアナリストは、北朝鮮がこうした行為を戦争行為とみなし、韓国と日本に対して壊滅的な被害をもたらす可能性のある軍事的報復を行う危険性があると指摘する。

また、北朝鮮に隣接し主要な貿易相手国である中国が、米国の直接的な軍事行動に反発する可能性も高い。

<迎撃成功の確証なく>

米国が最近行ったミサイル迎撃実験は成功したものの、専門家は、新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)などを含む米国のミサイル防衛システムが、標的を撃ち落とす確証はないと指摘する。

米国はミサイル防衛システムの研究と開発に過去18年間で400億ドルを投じてきたが、同システムを戦争が行われている下で配備したことはない。

北朝鮮の拡大するミサイル能力を米軍が防衛できるとの見方に、懐疑的な声もある。

一部の専門家は、米国のミサイル防衛が対応できるのは飛来してくるミサイル1発、もしくは少数だと警告している。北朝鮮の技術と生産が進歩し続ければ、米国の防衛が追いつかなくなる可能性がある。

ワシントンのシンクタンク「38ノース」のミサイル専門家、マイケル・エレマン氏は、迎撃が失敗したとしたら、きまりが悪いことではあるが大きな驚きではないと指摘。「ミサイル防衛はミサイルに対する盾とはならず、言うなれば防空のようなものだ。敵対勢力が与える損害を最小限に抑えるよう設計されている」と語った。

ある匿名の米当局者は、ミサイルが日本または韓国の上空で迎撃された場合に民間人の犠牲者が出るリスクや、北朝鮮による報復措置の可能性を判断することが困難であることから、米軍は直接的な脅威をもたらさないミサイルを撃ち落とすことに特に慎重的だと述べた。

米軍・情報当局者は、米国が軍事行動に踏み切れば、北朝鮮がソウルと在韓米軍をミサイルと大砲で攻撃する可能性があると指摘する。

さらに、米国または同盟国を危険にさらさない北朝鮮のミサイルを狙うことは、法的に問題が生じる可能性もある。北朝鮮の弾道ミサイル開発を禁止する国連安全保障理事会の決議は、こうした行為を明確に認めていない。

(Matt Spetalnick記者、David Brunnstrom記者)


制裁決議、議論難航か=中ロは慎重崩さず―国連安保理
8/30(水) 16:31配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】北朝鮮が北海道上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、日本政府は29日の国連安全保障理事会緊急会合で制裁決議の早期採択を要請した。

 具体的な制裁議論はこれから始まるが、核実験や長距離弾道ミサイル発射が行われていない現状での追加制裁に中国やロシアは慎重とみられ、議論が進展するかは不透明だ。

 日本政府は、事前通告なしに日本上空を飛行した今回のミサイル発射を重く受け止めており、追加制裁で、北朝鮮のさらなる挑発行為を阻止したい思惑がある。別所浩郎国連大使は緊急会合後、記者団に「北朝鮮が対応を変えなければならないと思うように圧力を強める」必要性を訴えた。

 しかし、安保理では7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、今月5日に制裁を大幅に強化する決議を採択したばかり。国連加盟国は決議の履行に着手したところで、決議の効果や課題も見えていないのが現状だ。

 ロシアのネベンジャ国連大使は緊急会合に先立ち、記者団に追加制裁よりも5日の決議をまずは履行すべきかと問われると「そう思う」と認め、新決議についても「制裁だけでは打開策にならない」と慎重な姿勢を示した。

 北朝鮮最大の支援国である中国の劉結一国連大使は29日の安保理公開会合で、追加制裁の是非には言及しなかったが、対話の重要性を改めて強調した。中国はこれまでも北朝鮮の不安定化を招くような強力な決議には反対してきた経緯があり、新たな核実験やICBM発射が行われていない現状で、さらに強い制裁を容認する可能性は低いとみられる。


日韓首脳 対「北」圧力で連携確認
8/30(水) 16:07配信 ホウドウキョク

安倍首相は30日午前、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話で会談し、北朝鮮に対する圧力強化に向けて、日本と韓国が緊密に協力していくことを確認した。
1週間で2度目となる電話会談で、日韓・日米韓の強固な連携をあらためて確認することで、北朝鮮への圧力を示した形。
電話会談で、安倍首相は、「きのうのミサイル発射は、これまでにない暴挙で、今はさらに圧力を高める時期だ」と伝えた。
これに対し、文大統領は、「日韓の緊密な協力の必要性が、さらに高まった」と応え、国連安保理でのさらなる強い決議に向けて、日米韓で連携していくことで一致した。
菅官房長官は、「諸懸案解決のために、どのような圧力強化をすることが一番効果的か、今後の対応を考えていきたい。石油(禁輸)のことも、当然、選択肢の1つだろう」と述べた。
一方、「ミサイル発射は前奏曲」などと述べた金正恩(キム・ジョンウン)氏の発言を受けて、小野寺防衛相は、「さらなる挑発行為が続くことが予想される」と話し、高度な警戒監視態勢を維持する考えを示した。


対北朝鮮、圧力強化で一致=日豪首脳
8/30(水) 15:53配信 時事通信

 安倍晋三首相は30日、オーストラリアのターンブル首相と電話で会談し、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した北朝鮮への圧力を強化していく方針で一致した。

 制裁強化の鍵を握る中国に建設的役割を果たすよう促すことも確認した。

 安倍氏は「今の北朝鮮には最大限の圧力をかけるしかない。今後も日豪で緊密に連携を取りたい」と強調。ターンブル氏も「発射を強く非難する。日本と全面的に連帯し、豪州としてもできる限り支援する用意がある」と応じた。

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