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2017年6月15日 (木)

ロンドンの高層アパートで大規模火災 17人死亡、負傷者多数・2

ロンドン西部で14日午前時(日本時間同日午前9時)ごろ、27階建ての高層アパートから出火、建物全体が燃えており、消防車40台、消防隊員200人が出動して消火活動が続いている。

建物は発生から3時間以上経過後も、炎に包まれており、出火の原因は不明。

警察によれば、多数が負傷した。出火から数時間後も住人の避難が続いている。逃げ遅れ、建物内に閉じ込められた人が多数いるとの情報があり、当初12人の死亡を確認、その後17人となったが、死傷者数はさらに増える恐れがある。

現場はハイドパーク西方の高級住宅街で、現地からの報道では、アパートには120戸が入っていたという。

最初の記事

リンク:メイ英首相、16日に高層住宅火災の負傷者慰問へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:メイ英首相、高層住宅火災で住人慰問せず 与党からも批判 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン火災 被災者を慰問しないメイ首相に批判高まる 政権の新たな難題にも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン・タワーマンション火災 犠牲者100人超か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン高層住宅火災、少なくとも65人が行方不明=英サン紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン大火災に市民の怒り、緊縮のツケは弱者に-格差浮き彫り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ロンドン火災】 「労働階級が無視されている」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高層ビルで火災発生、その時どうする? 専門家が解説 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:高層住宅火災で露呈、英国が抱える「貧富の格差」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アデル、大火災のあったグレンフェル・タワーに来訪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「祖国の再建が夢」 ロンドン火災、シリア難民の学生も犠牲に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ロンドン火災】 なぜ高層住宅にスプリンクラーがついていないのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アデル、ロンドン高層住宅火災の現場で被害者に支援 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ロンドン火災】死者17人に 首相は完全な公開調査を命令 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英アパート火災、捜索完了まで数カ月か=警察「死者100人未満」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ウィリアム王子とキャサリン妃もロンドン火災被害者のために寄付 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン火災「死者100人超の可能性」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アデル、ロンドン火災現場で泣きながらみんなをハグ! - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英歌手アデルが高層住宅火災当日に現場を慰問、投稿写真で判明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン火災 見栄え重視の外壁 火の回り早める? 出火から15分で全体が炎上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドン火災、テロと無関係 死者17人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<英高層住宅火災>人災か 防火設備に不備 死者17人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英高層火災、死者17人に…犠牲者数増える恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英高層マンション火災、死者17人に さらに増える恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英ロンドンの高層住宅火災、死者17人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英アパート火災、死者17人に=犬投入、「捜索に数週間」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英マンション火災 原因を捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ロンドン火災】 なぜ高層住宅の住民は「室内に留まる」よう指示されるのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英高層マンション火災、死者12人に 住人は以前から不安視 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「壊滅的な出来事がない限り無視」 高層住宅火災 無視された住民の訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<英高層住宅火災>迫る炎 窓から子を地上に投げ出す母も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロンドンの高層マンション火災、犠牲者12人に 消火活動続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英高層住宅火災、ほぼ鎮火…不明者捜索が本格化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ロンドン火事】 「何年」も火災の懸念を訴えていた=住民団体 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

メイ英首相、16日に高層住宅火災の負傷者慰問へ
6/16(金) 19:35配信 ロイター

[ロンドン 16日 ロイター] - メイ英首相は16日、ロンドンの高層住宅火災の負傷者を慰問する予定。同火災を巡っては、首相はテレビで悲しみの気持ちを表明するなどしたが、これまでに被害者と面会しておらず、強い批判を浴びていた。


メイ英首相、高層住宅火災で住人慰問せず 与党からも批判
6/16(金) 18:47配信 ロイター

[ロンドン 16日 ロイター] - 英国のメイ首相が、ロンドンにある高層公営住宅で発生した大規模火災の被害者を慰問していないことで、批判を受けている。24階建て高層住宅「グレンフェル・タワー」で発生した今回の火災では、少なくとも17人が死亡。

大衆紙サンによると、少なくとも65人が行方不明になっているという。メイ首相は公開調査を約束し、救急隊との会見後、テレビでお悔やみの声明を発表した。

だが、野党労働党のコービン党首やロンドンのカーン市長と異なり、グレンフェル・タワーの住人とは面会せず、地元やメディアだけでなく与党保守党内からも批判が出ている。

国防相などを歴任した元政治家のマイケル・ポーティロ氏は「メイ首相は、人間性をまったく見せずにすべての状況をコントロールしようとした」と糾弾。「首相は住人を慰問すべきだった。人々を恐れず、彼らの感情を受け止める覚悟をすべきだ」と述べた。

首相は15日、住人との面会や現地公民館の訪問をしていない理由をただされ、救急隊から報告される予定の現場を訪れたかったと述べた。

16日の英各紙は政府に対する批判を強め、燃えやすい素材が外装に使用されていたことと急速な延焼の関連性など、解明されていない疑問を指摘。先の総選挙ではメイ首相を支持した右派タブロイド紙のデーリー・メールは「死を招いた3つの疑問」との見出しで問題を提起し、政府は憂慮すべき課題に直面していると報じた。

一方、住宅政策を担当するジェイビッド地方自治相は、メイ首相が被害者を慰問していないことを擁護。「首相がしたかったことは、復旧や救助活動をしている人々に声をかけ、必要なものがすべて揃っているか確認することだった」と述べた。


ロンドン火災 被災者を慰問しないメイ首相に批判高まる 政権の新たな難題にも
6/16(金) 17:53配信 産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】ロンドン西部の高層アパートで起きた大規模火災で、15日、被災現場を視察したメイ首相は、警察や消防の説明を受け、徹底した公開調査を指示したが、被災者を慰問しなかったため「被災者に面談すべきだった」との非難が集中。英メディアも「ブッシュ元米大統領が指導力欠如を露呈した『ハリケーン・カトリーナ』と同じ対応ミス」(ガーディアン紙)と批判しており、テロ対応で支持率が急落したメイ政権の新たな火だねになりかねない。

 公営高層住宅には400人から500人が居住していたが、移民を中心とした低所得者層だった。15日、被災現場を訪問したメイ氏はイラク戦争参加問題などと同様に独立した公開調査を行う方針を明言したが、遺族や被害者など住民に会わなかった。首相官邸では「捜査や救急作業に支障をきたすことを回避するため」と弁明するが、対照的に労働党のジェレミー・コービン党首は同日、訪問して被災者と会って、「代替え住宅確保に全力を尽くす」と語り、ロンドンのカーン市長も面談した被災住民に原因究明を約束した。

 労働党のハーマン議員は、ツイッターで、「メイ氏は被害者と会うべきだった。テレビ経由で話をするだけでは駄目だ」と非難。英BBC放送は「被災者に共感している姿勢に欠け、誤算だったということになりかねない」と求心力が低下したメイ政権の命取りにもなる懸念を伝えた。


ロンドン・タワーマンション火災 犠牲者100人超か
6/16(金) 17:20配信 ホウドウキョク

イギリス・ロンドンの高層マンションで現地時間14日午前1時すぎに発生した火災は、犠牲者が100人を超す可能性があると伝えられている。

現場は、バッキンガム宮殿などがあるロンドン中心部から、西に5kmほど離れた住宅街。
これまでに17人の死亡が確認され、行方不明者は数十人にのぼり、犠牲者が100人を超す可能性があるとも伝えられている。

火災が発生したのは、現地時間14日午前1時すぎ。
発生直後、炎は、まだマンションの一部にしか見られなかったが、およそ2時間後には、2階から最上階までのほとんどが炎に包まれていた。
延焼を免れた部屋にも、窓にへばりつき、様子をうかがう人の姿が見えた。
消防車40台、消防隊員200人が出動し、消火活動が続けられたが、火の勢いは収まらなかった。

タワーマンションは、1974年に建築され、24階建て、120世帯が入居しているという。
2016年には、外壁の改装など大規模な改修工事が行われた。
今回、火はなぜ、短時間に建物全体へと燃え広がってしまったのか。

住民は防火体制の不備を以前から指摘
このマンションの一部の住民は、防火体制の不備を以前から指摘していたことがわかった。
住民グループは、避難用の出口が1カ所しかないことなどを指摘し、マンションの管理会社に火災の危険を訴え何度も改善を求めたが、聞き入れられなかったと主張している。
また現地メディアは、火災報知機が鳴らなかったという居住者の証言も伝えている。

以前マンションに住んでいた人は「わたしたちは、一酸化炭素や火事の危険を指摘したが、全く聞き入れられなかった」と話した。

防火区画が整備されていなかったのでは…
防災システム研究所の山村武彦所長は、各部屋、各フロアの防火区画が整備されていなかった可能性を指摘する。
「これを見て、何がすごいって、全体が炎に包まれています。一気に全体が燃えているというのは、防火区画らしい区画がなかったのではないか。1985年にビルディングアクトと、日本でいう建築基準法が改正になっています。それ以降のものは、非常に不燃化が進んで、防火区画もきちんとされている。この場合には、1970年代の建物ですから、不燃化ということや、あるいは、防火区画がきちっとされていなかったのではないか。窓の枠ごと落下してるように見えるが、アルミサッシであれば、ああいうふうに、なかなか燃えにくい。窓枠そのものの耐火性が考えられていなかったのではないか」    

現地消防は会見で、「最悪な火災事故になってしまった。29年のキャリアの中で、このような大火災を経験したことがない」と述べた。

公聴会を設置し、真相究明を
メイ首相は、「この悲劇は適切に調査される必要がある」として、公聴会を設置し、真相を究明する考えを示している。


ロンドン高層住宅火災、少なくとも65人が行方不明=英サン紙
6/16(金) 16:29配信 ロイター

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 6月16日、英大衆紙サンは、英ロンドン中心部にある24階建て高層公営住宅で14日発生した大規模火災で少なくとも65人が行方不明になっていると報じた。(2017年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 16日 ロイター] - 英大衆紙サンは16日、英ロンドン中心部にある24階建て高層公営住宅で14日発生した大規模火災で少なくとも65人が行方不明になっていると報じた。

警察はこれまでに17人が死亡したとしており、この数が増えることが懸念されている。

ロンドン警察のカンディ署長は15日、死者は100人を超えるかとの質問に「3桁に達しないことを祈りたい」と答えていた。


ロンドン大火災に市民の怒り、緊縮のツケは弱者に-格差浮き彫り
6/16(金) 16:06配信 Bloomberg

ロンドンで14日に発生した大火災で焼け落ちた高層集合住宅の残骸は、市民が嘆く失政の象徴のようだ。

高層棟で未明に発生した火災では少なくとも30人が死亡、24人が病院に収容されており、行方不明者もまだ多数いるとみられる。住民の怒りは過去7年にわたり市民の生活を支えるサービスの予算を削減し続けてきた政府に向かう。

「緊縮はあの炎の中で燃え尽きた」と、生粋のロンドンっ子のセーラさんは話した。地下鉄で付近を通りかかったが、何か手伝おうと思い途中下車した。一緒にいたもう1人の女性シオバンさんは「これはビルじゃなくて墓場よ」と残骸を見て言った。2人は名字を名乗らなかった。

英国は既に分裂した国だ。住民の一部は格差拡大を怒り既成勢力に一矢報いようとしている。国民投票での欧州連合(EU)離脱選択はエリートたちに突きつける「ノー」だった。空気を読み損ねたメイ首相は選挙で痛い目に遭った。

緊縮反対の野党が議席を伸ばした8日の総選挙の数日後のこの大惨事は、あまりのタイミングに空恐ろしくなるほどだ。

世界で最も裕福な人々が住む地区にあるこの公営住宅は昨年、改装された。しかし改装は街の景観を損なわないことだけが目的で「住民のためではなかった」と向かいの棟に住むソラン・カリミさん(31)は言う。住民は安全性についての懸念を訴えていた。

メイ首相は火災についての調査を命じた。1974年に建てられた戸数120の24階建て高層ビルにはほぼ500人が住んでいた。ロンドン消防当局は15日、行方不明者の数は分からないと説明。ロンドン警視庁の幹部スチュアート・カンディ氏は「亡くなった人の数が3桁にならないことを祈っている」と述べた。

原題:As London Tower Smolders, Outrage Spreads Over Divided Society(抜粋)As London Tower Smolders, Outrage Spreads in Divided Society (3)


【ロンドン火災】 「労働階級が無視されている」
6/16(金) 15:56配信 BBC News

マリオ・カッチョトッロ、BBCニュース

マリア・ビゴさんは、グレンフェル・タワーの向かいに11年前から住んでいる。今回の火事で、とても動揺して怒っている。

自分の台所の窓から見えるタワー棟で、火事のせいで大勢が亡くなったからだけではなく。

子供たちを通わせる地元のプレイグループにかかる費用がどんどん高くなっていること、そしてノース・ケンジントン地区の住民が家賃を払い切れなくなっていることに、マリアさんは怒っている。

けれどもマリアさんは何よりも、自分の声が無視されていると怒っているのだ。

「今朝の集団登校で、みんなすごく怒っていた」とマリアさんは言う。

「階級と階級の間の分断がひどくて、それは社会浄化のせいだって色々な人が言っていた」

マリアさんによると、自分の周りの人たちは、火事のあったタワー棟で色々なものが動かなかったことや、スプリンクラーがなかったことを怒っていたという。

「ただ防火心得を貼りだすだけじゃなく、どうやったら安全に建物から避難できるのか、住民を訓練する必要がある」とマリアさんは話す。

マリアさんは2児の母。子供は二人とも特別支援が必要だ。そしてマリアさんは、高級住宅地ナイツブリッジの富裕層が次第次第にケンジントンやノッティング・ヒル、ホランド・パークなど、北へ西へと生活圏を拡大させ、それに伴い地価上昇の範囲も拡大していったと指摘する。

マリアさんは両手で輪を作った。「まるで包囲されてるみたい」。

土地管理局によると、ケンジントン・チェルシー地区の平均住宅価格は136万9708ポンド(約1億9500万円)。2016年以降、6万6384ポンド(約943万円)上昇した。英国の平住宅価格は22万0094ポンド(約3120万円)だ。

さらに、資産評価局によると、イングランド全体の月家賃平均は民間住宅で650ポンド(約9万2300円)、公営住宅は381ポンド(約5万4000円)だ。しかしそれがケンジントン・チェルシー地区になると、民間は2492ポンド(約35万4000円)、公営は537ポンド(約7万6000円)と、格差が5倍近くに跳ね上がる。

マリアさんはノース・ケンジントンで生まれ育った。子供たちのプレイグループの民営化が進み、費用が上昇してきた様子を話す。

「前は2ポンドだったものが、今では7.50ポンド。そうすると誰も子供たちを連れていかれない」

息つぐ間もなくマリアさんは話し続ける。不満が全身からこぼれる。

「この地区は昔からずっと労働者階級の住む場所だった。それが今では少しずつそうではなくなってきていて、労働者階級は自分たちの発言権が奪われてると感じている」

「行政は私たちの言うことを聞いてくれない。私たちはきれいな建物が欲しいわけじゃない。行政は私たちに『何が必要なのか』、『何が欲しいのか』を尋ねるべきだ」

利益優先指向が、労働者階級の生活をむしばんでいるとマリアさんは話す。

「この地域にできる物件を買うのは、地元の人間じゃない」

グレンフェル・タワーの周辺、特に目抜き通りのラティマー通りの近くに人は大勢いる。しかしそのほとんどが、低い沈鬱な声で静かに話している。少人数でかたまり、表情は暗い。報道関係者とは話したくないという人もいる。

火事で黒くなったタワー棟の写真をとる人たちもいる。空に黒く縦に走る傷跡のようだ。全員の意識を埋め尽くしている。

スポーツウェアを着て大きめのキャップをかぶる青年たち。シャツとズボンの高齢男性。ヒジャブを巻いた女性。誰もが携帯電話を取り出して、すすだらけの黒いタワーを撮影している。黒い破片がふわふわと漂っては道路に落ちてくる。

誰もがタワーを見上げては顔をしかめる。目に映る光景が信じられないのだ。

道端の会話の断片が聞こえてくる。

「どれだけ必死だと思う……」と、男性が歩きながら女性に話している。

避難所となった教会など色々な建物に、大勢の人が衣類を詰めた袋を持って入っていく。しかし、丁寧に断られている。

ラティマー地域教会にワゴン車で乗り付けて、衣類の入った大きな袋を二つ持って降りる。しかし、寄付された服があふれかえっているため、受け取りを断られた。

男性は袋を自分のワゴン車に戻して、自分はエセックスの人間だが近くまで来たので何かしたかったのだと話す。なすすべもなく、力なく笑う。

道端のあちこちで、まるで大がかりな引っ越し作業が行われているように見える。大量のビニール袋を積んだ車が次々とやってきて、寄付センターはどこなのか通行人や警官に行き方を尋ねている。

その人たちも次々に、もう寄付の服は受け付けていないのだと言われている。ただし、おむつはまだ不足していると。

ランカスター・ウェイに住む正統派教会のビスラト・ベルハヌ神父(55)は、19年前からこの地域で暮らしている。

以前からグレンフェル・タワーの住民たちとは知り合いだったため、今回の火事に衝撃を受けている。

「みんな仲が良くてダイナミックなコミュニティーだ。タワー棟の人たちはお互いのことを知っているし、家族同然だった。住んでる人たちを知っているし、一緒に泣いている。みんなショック状態で、海外からも私のところに何があったんだと電話がかかってくる」

ベルハヌ神父も、確かに地元住民は地価上昇のせいで締め出されているように感じていると話す。人間よりも金額の方が大事なように思えると。

「陰謀論も飛び交っているが、私は関わりたくない。愛と優しさが必要だ。傷を癒して、人の心を癒さないと」

タワー棟の近くに住むクリスティーナ・シモンズさん(56)は、この地域に27年前から住んでいる。障害があり、歩くには杖が必要だ。

「みんなお互いを助けて協力しあっている。この辺にこんなにエリトリアやソマリアの人たちが住んでいるなんて知らなかった。みんな表に出てきて、手を差し伸べている」

クリスティーナさんもまた、行政は「私たちの言うことを聞こうとしない」と何度か繰り返す。

「ついこの間、ガス工事だからと道が通行止めになっていた。でも何の工事もしてるように見えなかった。おかげで大混乱だった。私はあまり歩けないし。通行止めになるなんて、誰も教えてくれなかった」

「(行政は)私の言うことを聞かない。私たちは無視されて、何もしてもらえない。ものすごく頭にきてる」

そう怒りながらも、クリスティーナさんは火事の被害者は本当に気の毒だと声を落とす。

「近所のみんなが集まる集会とかあればいいのに。これでみんなが前より親しくなるかもしれない」

(英語記事 London fire: 'The working class aren't being listened to')


高層ビルで火災発生、その時どうする? 専門家が解説
6/16(金) 15:48配信 CNN.co.jp

(CNN) 英ロンドン西部の高層住宅で14日未明に発生した火災は、これまでに17人の死者を出した。建物は炎に包まれ、窓からは黒煙が噴き出し、焼け落ちて構造のみが残ったビルは、ほぼ原形をとどめていない。

火災に詳しい米ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ刑事司法校のグレン・コーベット准教授は、「もしロンドンのあのビルにスプリンクラーがあったら、そもそもこのような話にはなっていない」と語る。

高層ビルでは、特に上の階にいるほど、避難にかかる時間が長くなる。では火災が起きた場合、身の安全を守るためにはどうすればいいのか、コーベット氏に解説してもらった。

1.落ち着いて行動する

火災の発生は、一般的には警報機で知らされる。しかし煙を見たり臭いがしたりした場合は、直ちに緊急ダイヤルに通報して、自分が建物のどこにいるのかを知らせるべきだ。そうすれば、巨大な建物の中のどこで出火したのかを消防隊が特定しやすくなり、ビルがどの程度の危険にさらされているのかを判断する助けにもなる。

2.自室への影響を見極める

危険にさらされれば本能的に、できるだけ早く避難することを考える。しかしそれは思いとどまる必要がある。

「ほとんどの高層住宅は、火災発生時の対応として、自室や隣室で火災が起きている場合、または自室が火災の影響を受けている場合を除いて、住人が自室にとどまる手順を定めているのが普通だ」とコーベット氏は言う。

特に高層階の住人が避難しようとすれば、大きな危険と困難を伴う。「幾度となく繰り返されていることだが、自室を離れて階段を降りようとすれば、煙突に踏み込むような状態になる」「脱出したいと思うのは本能的な衝動だが、そうすれば自分をさらなる危険に追い込んでしまうかもしれない」(コーベット氏)

ただし、階段に火の気がなく安全に避難できるのであれば、急いで、しかし落ち着いて階段から避難する。

3.自宅待機か避難か、どちらが安全かを判断する

・自室にとどまる場合

自室が火災に脅かされていない限りは、そのまま待機する。ドアの下に濡れたタオルを置き、通気口はふさいで煙の侵入を防ぐ。その状態で救助を待つ。

・避難する場合

屋上に上ったり、エレベーターを使ったりしてはいけない。窓ガラスを割ったり、飛び降りようとしたりすれば、死に至ることもある。

避難する際は鍵を忘れてはいけない。もし避難しようとして廊下や階段が封鎖されていれば、引き返すしかないかもしれない。

4.消防の指示に従う

結局のところは、消防の指示に従うことが大切だとコーベット氏は話し、「生き延びるための恐らく唯一の方法は、火災の中でどうすべきかを知ることだ」と助言している。


アングル:高層住宅火災で露呈、英国が抱える「貧富の格差」
6/16(金) 14:51配信 ロイター

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 6月15日、大規模火災で黒焦げの無残な姿をさらすロンドンの高層住宅周辺では、はっきりと怒りの声が上がっていた。地元当局が、富裕層を優遇する政策に走り、貧しい市民の安全や福利を軽視している、というのだ。写真は被災者へのメッセージを現場近くの壁に書き込む市民 (2017年 ロイター/Paul Hackett)

[ロンドン 15日 ロイター] - 少なくとも17人が死亡した大規模火災が今週発生したロンドン西部の公営住宅がある一角から、徒歩で少しの場所に、数百万ポンドはする優雅な住宅が並ぶ、英国で最も裕福な通りの1つがある。

ケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区は、ポップスターやセレブ、富裕層や銀行幹部が住むエリアとして、英国内外で広く知られている。

だがその同じ地区には、今回の火災が起きた24階建ての高層公営住宅「グレンフェル・タワー」が建つ一角のように、貧しい地区も点在している。

住民が寝入った14日未明に発生し、瞬く間に炎が建物を飲み込んだ今回の大火災では、住民数十人が行方不明となっており、犠牲者の数はさらに増えると当局は見ている。運よく脱出できた住民も、全ての所持品を失った。

この大惨事にショックを受けたロンドン市民からは、大量の洋服や靴、シーツなどの寄付が押し寄せ、早々にボランティアが対応しきれない程になっている。

だが15日には、黒焦げの無残な姿をさらすタワーの周辺から、はっきりと怒りの声が上がっていた。地元当局が、富裕層を優遇する政策に走り、貧しい市民の安全や福利を軽視している、というのだ。

火災のあった建物に住む受付係員のアリア・アルガッバーニさんは、新たな外装材が取り付けられた昨年の改修工事に立腹していた多くの住人の1人だ。炎が急速に広がった一因に、この改修工事があった可能性を指摘する報道も出ている。

「なぜ外観をきれいにしたのかを考えると、いらだたしい。反対側の高級住宅の住民にとってこのタワーが見苦しいからだ」と彼女は言う。

消防当局は、火災原因を特定するには時期尚早としており、地元当局は、改修工事は住人の住環境改善のために行ったと説明している。

<「二都物語」>

改修工事中に同タワーの住民と緊密に連携していた地域のまとめ役、ピルグリム・タッカーさんは、今回の火災は、長年の間コミュニティの一部を丸ごと無視したことによる悲劇的な結末だと考えている。

「この公営住宅の住人は、自分たちが無視されていることを知っている」と、彼女は衝撃を隠せない様子で語った。「もし行政がするべき仕事をしていたなら、こんなことは起きなかった」

防災上の懸念を住人が指摘したにもかかわらず聞き入れられなかったとタッカー氏らが声を上げるなか、大惨事の余波は、より大きな政治の世界にも広がりつつある。

先週の総選挙で、財政規律の重視や、減税、ビジネス環境の整備を掲げた与党保守党は、公共事業に対する支出拡大を重視する野党労働党に対し議席を失い、過半数を確保できなかった。

グレンフェル・タワーのあるケンジントンの選挙区では、史上初めて労働党の候補者が当選を果たし、驚きを持って受け止められた。

当選した労働党のエマ・デントコード議員は新聞のインタビューで、安全性を軽視したとして行政当局を批判し、悲劇は防げたはずだと指摘するなど、火災を機に素早い反応を見せた。

メイ首相は15日、グレンフェル・タワーを訪問したが、消防士と会話する一方で住民とは言葉を交わさなかったと批判を浴びた。

対照的に、近隣の教会を訪問して住民やボランティアに面会した労働党のコービン党首は、「来てくれてありがとう」と周囲から声がかかるなど歓迎された。

「ケンジントンが『二都物語』であることは、避けられない事実だ」と、コービン党首は記者団に述べた。「ケンジントンの南側は極めて裕福で、全国で最も高級な地区だ。この火事が起きた地区は、国内でも最貧の部類だと思う」

<「ある種の人々」>

グレンフェルがある一角のすぐ外側は、多様な層が住むノッティング・デールと呼ばれる区域だ。味気のない1970年代築の公共住宅の周りには、富豪とまではいかないものの、裕福な人々が住む手入れの行き届いた住宅が並ぶきれいな通りがある。富豪たちは、数分は離れたホランド・パークと呼ばれる地区に住んでいる。

ノッティング・デールでは、地元住民の怒りにもかかわらず、火災によってコミュニティの異なる層の人々が団結した。タワーから脱出した人々や、現場近くの自宅から避難を余儀なくされた人々のために、より裕福な住民の多くが住居を開放したのだ。

ゆとりある生活を送る年配の婦人アナベル・ドナルドさんは、自宅アパートを、行き場のない住人6人に貸している。

火災が起きた夜、ドナルドさんはパジャマ姿で近くの教会に駆けつけ、避難してきた人たちのためにお茶を入れたり、子供たちにおもちゃをあげたり、大勢が利用するトイレを清掃するなど、できる限りの手助けを行った。

裕福な側の住民ではあるが、ドナルドさんは、保守党が主導するケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区の行政の在り方に対する怒りを共有している。

「ゆとりのない人たちは、自分たちには何もなく、一方で特権階級が全てを手にしている、と感じている。それは全く真実だと思う」とドナルドさんは言う。

彼女は、増税で公共住宅や他の公共サービスへの支出を拡充することは簡単にできるのに、地区の税金が不必要に低く抑えられていると批判する。地区税の負担増があれば、喜んで応じる考えだと語った。

「行政は、倹約する地区であることを自慢に思っている。ある種の人々を喜ばすことができると思ってやっているのだ」と彼女は言う。

火災の衝撃が社会に広まる一方で、社会的な分断はいつもより重要でなくなったと感じているという。

「教会で手助けしていた時ほど、地域で受け入れられたと感じたことはなかった。彼らは、私がどちら側の人間か、まったく気にしなかった。彼らの子供たちと遊んだり、おむつを替えたり、お茶やコーヒーを用意したりしたことだけが、重要だった」とドナルドさんは語った。

(Estelle Shirbon記者、Alistair Smout記者、翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)


アデル、大火災のあったグレンフェル・タワーに来訪
6/16(金) 13:45配信 cinemacafe.net

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アデル (C) Instagram

アデルが14日(現地時間)に多数の被害者を出す大火災が発生したロンドンの公営高層住宅グレンフェル・タワーを訪れた

出火からわずか15分で24階建てのそのビル全体が炎に包まれたこの火災では、現在で少なくとも17人の死者と多数の負傷者が出ており、その被害者たちの追悼の場にアデルの姿も目撃された。

あるファンの1人は15日(現地時間)、アデルがみんなを抱きしめ慰めていたとツイートしている。

AddleUnionというユーザー名のツイッターには「アデルがいまグレンフェル・タワーにいて、住民に何か手助けがいるか聞いています」「アデルが周囲を回ってみんなを抱きしめ慰めています」と、ユーザー名FourMeeのツイッターにはタワー前にいるアデルの画像が載せられ「アデルがアバヤを着てグレンフェル・タワーにいます。リスペクト」と記され、同ユーザーのインスタグラムではアデルの夫サイモン・コネッキーも現場を一緒に訪れていたことを伝えている。

アデルがこのような配慮をしたことは今回が初めてではなく、今年3月にロンドンで発生したウエストミンスター橋でのテロ襲撃事件においてもこのようなコメントをしていた。「今日、私の地元ロンドンでテロ攻撃がありました。現在私はロンドンから真逆の場所にいますが、犠牲者に我々の光と祈りが届いて欲しいと思います」「家にいないのがとても変な感じです。今日は友だちと家族と過ごしたい思いです。私の知っている人は皆無事です。でも無事でない人たちもいるのです。ですから今夜はその被害者のみなさんのために祈りましょう」。

(C) BANG Media International


「祖国の再建が夢」 ロンドン火災、シリア難民の学生も犠牲に
6/16(金) 13:01配信 AFP=時事

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英ロンドン西部の高層住宅で大規模火災に巻き込まれ、亡くなったシリア難民のモハメド・アルハジャリさん。在英団体「シリア・ソリダリティ・キャンペーン」提供(2017年6月15日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】英ロンドン(London)西部の高層住宅で発生した大規模火災で、犠牲者にシリア難民の男性が含まれていることが明らかになった。シリアの民主化を支援する団体が15日、氏名を公表した。男性は内戦で荒廃した祖国の再建を夢見て大学で土木を学んでいたというが、志半ばで命を落とすことになった。

【写真特集】英ロンドンの高層住宅火災

 24階建てのグレンフェル・タワー(Grenfell Tower)で14日未明に始まったこの火災で、犠牲者の氏名が公表されたのも初めて。

 平和や自由を求めるシリア人を支援する在英団体「シリア・ソリダリティー・キャンペーン(Syria Solidarity Campaign)」によると、亡くなったのは14階に入居していたシリア難民のモハメド・アルハジャリ(Mohammed Alhajali)さん(23)。

 2014年に兄のオマル(Omar)さんと共に英国に渡り、ウエスト・ロンドン大学(University of West London)で土木工学を学んでいた。「いつの日か祖国に戻り、シリアを再建すること」が夢だったという。

 火災発生当時、アルハジャリさんはオマルさんと一緒に室内にいたが、避難しようとした際にはぐれてしまった。オマルさんだけが生き延び、病院で治療を受けているという。

 同団体は声明で「モハメドさんはシリアでの戦火や死から逃れるため、危険な旅をして英国にやって来たが、その英国の自宅で火事に遭うことになった。モハメドさんは安全を求めてこの国にやってきたというのに、英国は彼を守れなかった」と悔しさをにじませた。

 アルハジャリさんは最期の時、シリアの家族に電話しようとしたがつながらず、シリアにいる友人と話していたという。「モハメドさんは友人に別れを告げ、火が迫ってきたと言った。彼はその友人に家族へのメッセージを託した」

 アルハジャリさんは17日、ナチス・ドイツ(Nazi)を支持する男に昨年暗殺されたジョー・コックス(Jo Cox)下院議員(当時)の追悼行事の一環として、ロンドン北部で行われる難民コミュニティーの集会に出席する予定だった。

 英BBCによると、アルハジャリさんの両親が遺体との対面のためダマスカス(Damascus)から英国に渡航できるように、家族が査証(ビザ)を取得しようとしているという。【翻訳編集】 AFPBB News


【ロンドン火災】 なぜ高層住宅にスプリンクラーがついていないのか
6/16(金) 12:42配信 BBC News

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【ロンドン火災】 なぜ高層住宅にスプリンクラーがついていないのか

高層建築で火災の拡大を防ぐのに最も効果的な装置の一つが、スプリンクラーだ。しかし、14日未明に出火したロンドン西部のグレンフェル・タワーをはじめ、英国内に数千とある高層住宅の多くには、スプリンクラーが設置されていない。それはなぜなのか。

イングランドでスプリンクラーの設置が義務付けられているのは、2007年以降に建てられ、高さ30メートル以上の建物のみだ。この決まりは過去にさかのぼって適用されないため、1974年に完成したグレンフェル・タワーにも適用されなかった。建物の構造や使用方法に根本的な変更を加える場合は、既存の高層建築にもスプリンクラーを設置しなくてはならない。

北アイルランドでも同様の決まりだ。スコットランドでは、高さ18メートル以上の新築住宅にはスプリンクラーが義務付けられている。ウェールズでは昨年以来、すべての住宅建築は新築・改築を問わず、スプリンクラーを設置しなくてはならない。

しかし、英国内では地方を問わず、既存の建物にスプリンクラーを後付する義務はない。

どれくらいかかるのか

スプリンクラーのある公営高層住宅は全体の1%に満たない。では、古い建物に新しいスプリンクラー・システムをつけるには、いくらかかるのか。

2009年にロンドン南部で発生した公営高層住宅「ラカナル・ハウス」火災について調査報告書をまとめたサー・ケン・ナイトによると、建物内の延焼を防ぐ手段としてスプリンクラーなどの有効性は相当の証拠で支えられていたものの、すでに建っている高層住宅すべてに、消火装置の設置を事後的に義務付けるのは「現実的でないし、経済的にも難しい」と考えられていた。

消火スプリンクラーの業界団体「英自動消火スプリンクラー協会(BAFSA)」は、グレンフェル・タワーにスプリンクラーを設置する費用を20万ポンド(約2800万円)と見積もっている。

費用は建物によって異なる。2010年に英南部サザンプトンの「シャーリー・タワーズ」で起きた火災の後(消防士二人が死亡)、管理する行政区は高層住宅3棟にスプリンクラーを設置。費用は100万ポンド(約1億4000万円)だった。

グレンフェルのようにコンクリートと鉄でできた建物の場合、設置作業が困難で時間がかかるため、費用がかさむこともある。そのため、延焼の防止にはスプリンクラー以外の方法が優先されてきた。

全国消防署長会議のロイ・ウィルシャー委員長はこれに対して、従来の方針を「あらめて検討し直す必要がある」と認める。

ウィルシャー委員は一方で、グレンフェル・タワーでは炎が外壁を伝って拡大したように見えることを指摘。その場合、スプリンクラーがあっても大きな違いはなかったかもしれないという。

グレンフェル・タワーの火災は、2015年末から2016年元日にかけてドバイで起きた高層ビルの事例と似ている。高級ホテル「アドレス・ダウンタウン・ドバイ」(63階建て)とグレンフェル・タワーの違いは、ドバイのビルには「スプリンクラーがあり誰も死ななかった」ことだと、欧州消火スプリンクラーネットワークのアラン・ブリンソン氏は言う。

全英消防職員協会の報道担当は2015年、「スプリンクラーが適切に設置され、きちんと作動する」英国内の建物で、火災による犠牲者が出たことはないと表明している。

<解説> マーサ・キアニー、BBCラジオ4

過去にも公営高層住宅で火事が起きては、警告が無視されていたことが発覚してきた。

グレンフェル・タワー火災の7年前、2010年4月に南部サザンプトンのシャーリー・タワーズで起きた火災で、消防士二人が死亡した。検死官は「公営住宅の供給担当は、高さ30メートル超のすべての既存高層住宅について、スプリンクラーの設置を検討すべきだ」と勧告した。

2005年にはロンドン北郊スティーブネジの「ハロウ・コート」で火災があり、女性一人と消防士二人が死亡した。地元の消防当局は英消防士協会に対して、「スプリンクラーの設置」を含めた高層建築対策を検討すべきだと提言した。

2009年にロンドン南部の公営高層住宅「ラカナル・ハウス」で6人が死亡した後、検死官は「(コミュニティ・地方自治省は)、高層集合住宅の供給事業者に対して、スプリンクラーの設置を検討するよう促すべき」だと勧告している。

(英語記事 Reality Check: Why don't all high-rises have sprinklers? )


アデル、ロンドン高層住宅火災の現場で被害者に支援
6/16(金) 12:15配信 クランクイン!

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ロンドン高層公営住宅火災の現場にかけつけたアデル

 グラミー賞歌手のアデルが、現地時間14日に発生した英ロンドンの高層公営住宅「グレンフェル・タワー」の火災の現場にかけつけ、被害に遭った人々にできることはないかと支援を申し出ていたという。

 発生から2日たった現在も鎮火していないというロンドン高層公営住宅火災。当局の発表などによると、これまでに少なくとも17人の死亡が確認され、80名近い負傷者を出したという。Billboardによると、ノッティングヒルに住むというアデルは火災のニュースを聞くと、環境慈善団体「Drop4Drop」のCEOを務める夫サイモン・カネッキと共に現場を訪れたとのことだ。

 目撃者などがツイッターにあげた情報では、アデルは被害に遭った人々にヘルプが必要か聞いて回り、避難者たちをハグして慰めていたという。

 また火災の翌日には歌手のリタ・オラも現場で目撃されていたようだが、リタは「この恐ろしいニュースを聞いて、ただならぬ衝撃を受けています。ウエストロンドンで起きたこの身の毛のよだつ悲劇に影響を受けた方々を思っています」とツイート。歌手サム・スミスなどもツイッターなどで被害者を追悼した。


【ロンドン火災】死者17人に 首相は完全な公開調査を命令
6/16(金) 11:24配信 BBC News

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【ロンドン火災】死者17人に 首相は完全な公開調査を命令

ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建て127戸のタワー棟から出火し、大火災となった。少なくとも17人が死亡し、多数が行方不明となっている火事について、テリーザ・メイ英首相は15日、事実関係の完全な公開調査を指示した。シリア難民の23歳男性が、犠牲者として最初に名前が公表された。焼失したアパート内で生存者は発見されていないため、犠牲者の数は今後増える恐れがある。

メイ首相は、なぜ炎があっという間に燃え広がったのか、住民は「答えを得る権利がある」と述べた。

ロンドン警視庁のスチュアート・カンディー警視長は、犠牲者のうちこれまで6人について身元を確認できたが、「残念ながら全員を確認できない恐れがある」と話した。また死者数については「3ケタでないことを祈るが、人数については答えられない」と述べた。

ロンドン消防庁のダニー・コットン消防総監は15日朝、全階を一通り調べたものの、建物の「かなりの部分」ではまだ詳細な調査が実施できていないと話した。出火原因はまだ不明という。

火災は深夜零時過ぎに発生したため、住民の多くは自宅内にいたものとみられている。消防当局は65人を救出したが、多くは炎や煙のため室内に閉じ込められたもよう。30人が今でも入院中で、15人は重体という。

エリザベス女王は、被害者と家族に「思いと祈りを寄せている」と話した。

シリアを逃れて英国で……

民間支援団体「シリア連帯キャンペーン」は15日、シリア難民で土木工学の学生だったモハメド・アルハジャリさん(23)が亡くなったと発表した。犠牲者の名前が公表されるのは、アルハジャリさんが初めて。

団体によると、モハメドさんは15階で兄のオマルさんと住んでいた。一緒に逃げようとしたが、地上に降りる途中ではぐれてしまった。オマルさんは消防士に救出されたが、モハメドさんは自室に戻り、シリアの家族に電話しようとしたという。

「モハメドは救出を待ちながら、シリアにいる友人と2時間、電話で話していた。家族と連絡をとろうとしていたのだが、現地の状況のせいで通じなかった。4年前から家族と会っていない。炎が迫ってくるのを見て、モハメドは友達に別れを告げた。家族にも伝えてほしいと友人に伝言を託した」と団体は説明した。

「モハメドは戦争と死から逃れてシリアを出て、この国に来たのに、死はよりによって自宅で彼を襲った」、「モハメドは安全を求めてこの国に来たのに、英国は彼を守らなかった」と支援団体は指摘している。

与野党首脳が現地を視察

15日にはメイ首相がグレンフェル・タワーの現場を視察し、ダニー・コットン消防総監や救急隊員たちの話を聞いた。

首相は「炎は予想外に急速かつ激しい勢いで建物全体に燃え広がったと説明を受けた。ならば、通常の火災報告や、必要に応じた警察の捜査に加えて、なぜこうなったのか完全な公開調査が必要だ」と話した。

首相官邸は、原因調査は裁判官が主導することになると確認した。BBCのノーマン・スミス政治副編集長によると、政府は「間もなく」、担当判事の名前を公表する意向という。

英政府はこれまでに、大衆紙の盗聴問題やイラク戦争参加の経緯などについて、公開調査を開いてきた。通常は政府が責任者を指名するものの、政府から独立して行われ、公聴会はテレビ中継されることもある。裁判官が主導し、証人には宣誓証言が求められることもあるが、形式は定まっていない。最終報告書が発表されるまでに、数年と数百万ポンドの経費がかかることもある。

野党・労働党のジェレミー・コービン党首も現地を訪れ、被害に遭った住民たちに話を聞き、住民団体の代表たちに「真実を明らかにしなくてはならないし、必ず明らかになる」と伝えた。

コービン党首はこれに先立ち声明で、「あのように炎が燃え広がることができたことに非常に怒っている」と表明。「ケンジントンの南半分はとても裕福だ。国内でも最も裕福な地域の一つだ。それに対して同じケンジントンの北半分は、国内で最も貧しい地区の一つだと思う」と指摘し、「ロンドン市内で、ぜいたくな建物やマンションが未来への投資として使われずにいるのに、ホームレスや貧しい人が住む場所を探し求めるなど、受け入れがたい」、「被害に遭った住民が近所で再び住む場所を見つけられるよう、(行政が)物件を探すか、必要なら収用して、確保しなくてはならない」と強調した。

ロンドンのサディク・カーン市長もグレンフェル・タワーを訪れ、大規模修繕を終えたばかりのタワー棟の修繕が安全だったのかどうかを、原因調査で究明する必要があると述べた。

労働党のハリエット・ハーマン議員(ロンドン南部選出)は、メイ首相が現場で住民と話をしなかったことを批判。議員はツイッターで、「被害者と会うべきだった。被害者の話を聞くつもりでいるべきだった。テレビ経由で話をするだけでは駄目だ」と書いた。

BBCのローラ・クンスバーグ政治担当編集委員によると、首相が被害者たちを訪問しなかったのは正しい判断だと首相側近たちは考えているという。

「邪魔になりたくなかったし、救急作業に支障をきたすようなことにしくなかったのだという。それに正直言って、テレビカメラに張り付かせて一挙手一投足を追わせるというのは、まったく首相のやり方ではないので」

しかし、こうしたい大災害の現場では「本物の共感力の表現」が必要になり得るため、首相スタッフのこの判断は「誤算だった」ということになりかねないと、クンスバーグ記者は指摘した。

総額860万ポンド(約12億円)の大規模修繕工事を担当した建築会社「ライドン・コンストラクション」は、公開調査の発表を歓迎するとコメント。同社はこれまでに、火災発生に「衝撃を受けている」と述べる一方、修繕工事はすべて「必要な建築基準や防火基準、健康安全基準を満たしたものだった」と説明している。

「グレンフェル・タワー」の管理は、地元ケンジントン・チェルシー行政区から委託され、ケンジントン・チェルシー管理団体が担当している。同団体は、被害者に「心から誠心誠意の追悼」を寄せるとコメントし、現在は行政区と共に住民に支援を提供することを最優先していると発表した。

アロク・シャーマ住宅担当政務次官は、「すべての世帯に、同じ地域内で住宅を提供するため」政府として地元当局と協力していると話した。

ニック・ハード警察・消防担当政務次官は、「国民的悲劇」だと述べ、「鈍重な官僚主義が入り込む余地はない」と強調。火災によって「大勢が衝撃を受け、心配し、怒り、苛立っているのを我々は十分に理解しているので、すべての事実を明るみに出す」と話した。

(英語記事 London fire: Prime minister orders full public inquiry)


英アパート火災、捜索完了まで数カ月か=警察「死者100人未満」
6/16(金) 11:13配信 時事通信

 【ロンドンAFP=時事】英警察は15日、ロンドンの高層アパートでの14日の大規模火災について、内部の捜索完了まで数カ月かかる恐れがあると明らかにした。

 ロンドン警視庁高官は記者団に対し「全員の身元確認ができない恐れもある。捜索には数週間、あるいは数カ月かかると(警察内では)話している」と述べた。

 消防当局によると、火災現場の捜索はまだ建物の半分しか終わっていない。上層階の捜索には、消防隊員を増員する必要があると訴えている。

 少なくとも17人の犠牲が確認されたが、鑑識官によると、遺体の損傷が激しく、身元が分かったのは6人しかいない。残る11人の遺体は依然として建物内にあるが、鎮火が確認できず、運び出せていない。

 アパートの居住者は600人とみられる一方、うち400人が行方不明とも報じられるが、警視庁高官は「あくまで仮定の数字にすぎない」と強調した。「大勢が自力で脱出し、65人が救出された。個人的な見解だが、犠牲者数は100人に達しないことを願う」と語り、現状の死者17人よりは大幅に増える恐れを示唆した。


ウィリアム王子とキャサリン妃もロンドン火災被害者のために寄付
6/16(金) 10:58配信 Movie Walker

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ロンドン火災の被害者へ真っ先に寄付をしたウィリアム王子&キャサリン妃/写真:SPLASH/アフロ

ウィリアム王子とキャサリン妃、ヘンリー王子の3人が、ロンドン市内で発生した高層住宅火災の被害者のために立ち上げられた基金の最初の寄付者の中に含まれていたという。

【写真を見る】共同声明を発表したウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子

ロンドンの地方紙、イブニング・スタンダードは、火災の被害に遭った人々のための基金を立ち上げ、早くも90万ポンド(約1億2700万円)を集めている。ウィリアム王子とキャサリン妃、そしてヘンリー王子の3人は、一番最初に基金に寄付を寄せた人々の中に含まれていたそうで、「イブニング・スタンダード紙がいち早く基金を立ち上げて、ただちに行動してくれたことを喜ばしく思います」という共同声明を発表した。

ケンジントン宮殿は火災現場から2マイル(3.2km)しか離れておらず、200人を超える消防士たちが駆け付けた火災発生当時の騒ぎは伝わっていたはず。

エリザベス女王も公式声明で犠牲者とその家族のために祈っていると発表した。また、女王は消化活動や救援活動にあたった消防士や救急隊員へのねぎらいの言葉も贈っている。「フィリップ殿下と私は、人々を救うために自らの生命を危険にさらしている消防士や救急隊員の勇気に感謝します。また、このひどい出来事の影響を受けた人々を助けようと集まったコミュニティーのボランティアたちの、信じられないほど寛大な姿に心を鼓舞されます」と語ったとITVニュースが伝えている。【UK在住/MIKAKO】


ロンドン火災「死者100人超の可能性」
6/16(金) 10:53配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

イギリス・ロンドンの高層マンションで起きた火災は、死者が17人に増えた。行方不明者は数十人にのぼり、地元メディアは、犠牲者が100人を超す可能性があると報じている。
不明の友人を捜す女性は、「何が起きたか受け入れられない。夢を見ているようです。多くの友人が死んでしまったと思う。家の中で焼けてしまったのかと考え続けてしまう」と語った。
15日、黒く焼け焦げたマンションの周辺には、行方不明者を捜す人たちが、情報を求めて集まった。
イギリスメディアは、2016年、マンションが改装された際の防火対策の不備が、被害の拡大を招いたと指摘していて、住民の多くも、火災の危険を管理会社に訴えていた。
6年前まで住んでいた人は、「一酸化炭素や火事の危険を指摘したが、全く聞き入れられなかった」と語った。
犠牲者の数は、さらに増えるとみられていて、テレグラフ紙は、100人を超える可能性があると指摘している。
メイ首相は、「この悲劇が適切に調査される必要がある」として、公聴会を設置し、真相を究明する考えを示した。


アデル、ロンドン火災現場で泣きながらみんなをハグ!
6/16(金) 10:47配信 Movie Walker

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ロンドンの火事現場で人々を勇気づけたアデル/写真:SPLASH/アフロ

アデルが、英国ロンドンの高層住宅で火災が発生した現場に駆け付け、涙をこぼしながら周囲の人々をハグしていたことがわかった。

アデルは6月14日に夫のサイモン・コネッキーと共に現場に現れ、周囲の人々が彼女に気づくと、涙をふきながらみんなを抱きしめていたそうだ。現場に集まっていた人々がアデルの写真を撮ってツイッターに投稿しており、「コミュニティーの支援活動がすばらしい。そしてその最中に、ロンドンの仲間たちを助けるためにアデルが現れた。リスペクトしよう」「アデル大好き!彼女はまっとうな人。彼女は実際に現場に現れて、被害に遭った人々の家族へのサポートを示した」などのつぶやきがネットに寄せられた。

英紙イブニング・スタンダードのサイトが、現地で人々が撮影したアデルの画像を掲載しているが、アデルは目を泣きはらし、腕を伸ばして人々をハグしている。

リタ・オラ、リリー・アレン、エド・シーランらもツイッターで火災の被害者たちへのサポートを表明している。「ベッドや車での送迎が必要な人、紅茶を飲みたい人はツイートしてください」と被害者たちに直接支援をオファーしたリリーには、ツイッターで賞賛の声が集まっている。また、セレブリティ―・シェフのジェイミー・オリバーは、彼が経営している現場近くのレストランで、食べ物と飲み物を無料で提供している。【UK在住/MIKAKO】


英歌手アデルが高層住宅火災当日に現場を慰問、投稿写真で判明
6/16(金) 10:00配信 ロイター

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6月15日、ロンドンの高層住宅で発生した大規模火災の現場周辺に集まっていた人々のなかに、慰問のため訪れた英歌手アデルさんがいたことがソーシャルメディアに投稿された写真で明らかになった。写真はソーシャルメディアから(2017年 ロイター/TWITTER: FOURMEE)

[ロンドン 15日 ロイター] - 14日にロンドンの高層住宅で発生した大規模火災の現場周辺にその日の夜集まっていた人々のなかに、英歌手アデルさんがいたことがソーシャルメディアに投稿された写真で明らかになった。アデルさんは被害者らを励ますため訪れたという。

14日早朝に出火した24階建て高層公営住宅「グレンフェル・タワー」の火災では、これまでに犠牲者17人が確認されている。

インスタグラムの利用者が、アデルさんが写った3枚の写真を投稿した。夫のサイモン・コネッキーさんも一緒だったという。「アデルとサイモン・コネッキーがグレンフェル・タワーを訪れた。2人を尊敬する」とコメントしている。

アデルさんは公式な声明やツイートなどは発表していないが、ソーシャルメディア上には、アデルさんの思いやりや行動に対する称賛のコメントが多く寄せられている。


ロンドン火災 見栄え重視の外壁 火の回り早める? 出火から15分で全体が炎上
6/16(金) 8:45配信 産経新聞

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激しく煙が上がる高層アパート =ロンドン西部のノースケンジントン(岡部伸撮影)(写真:産経新聞)

 【ロンドン=岡部伸】ロンドン西部の高層アパートで起きた大規模火災で、警察当局は15日、昨年までに大規模改修を行った際、見栄え重視で外壁に燃えやすい素材を使用したため、出火から15分程度で建物全体に炎が広がったとの疑いを強めた。施工業者から事情を聴いている。

【不安そうに見つめる住民ら】黒煙を巻き上げ、壁一面が激しく炎上する高層マンション

 消防当局者は上層階は特に崩壊の恐れが強いとして、捜索に訓練犬が投入されたと明らかにした。捜索は「数週間かかる可能性がある」としている。約600人いたとみられるアパート住人のうち、数十人の行方が不明となっている。

 火災のあった高層アパートは、ケンジントンチェルシー区が改修に取り組み、昨年までの2年間で約1千万ポンド(約14億円)をかけ、内装、暖房システムのほか防水効果を高める外壁工事を終えたばかりだった。英メディアによると、施工業者の計画書では「建物の見栄えを良くして、外観を現代風にする」との目的が強調され、表面を覆う外壁に燃えやすい樹脂などの素材が使われていた。

 メイ首相は15日、現場視察後に「(火災から)学ぶべき教訓があるならば学び、行動を起こす」との声明を発表、全面的な調査を実施する考えを表明した。英内務省のハード閣外相(警察・消防担当)は、同様の大規模改修を行った高層住宅について一斉点検を実施すると明らかにした。


ロンドン火災、テロと無関係 死者17人に
6/16(金) 7:55配信 産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】ロンドン西部の高層アパートで起きた大規模火災で、警察当局は15日「テロであることを示す証拠はない」として、テロと無関係との認識を示した。当局によると、同火災で17人が死亡、70人以上が負傷した。逃げ遅れて建物内に取り残された住人が多数おり、犠牲者数はさらに増える可能性がある。

 英メディアによると、スプリンクラーが設置されておらず、火災報知機も作動しないなど建物内の防火設備が機能しなかった可能性が浮上、「かつて経験したことのない規模の火災」(ロンドン消防局のコットン局長)は、人災との疑いが強まった。


<英高層住宅火災>人災か 防火設備に不備 死者17人に
6/15(木) 21:49配信 毎日新聞

 【ロンドン矢野純一】ロンドン西部の高層住宅(24階建て、120室)で起きた大規模火災で、ロンドン消防局は15日、建物内の捜索をほぼ終え、生存者がいないことを明らかにした。ロンドン警視庁は死者は17人に増え、重体は17人と発表。安否が確認できない人も多数おり、犠牲者はさらに増える可能性がある。高層住宅の住民団体からは防火設備の改善などを求める声が再三上がっており、人災的な要素も浮かび上がっている。

 ◇外壁

 現場近くに住むイゼルディンさん(50)は、火災発生から約30分過ぎた14日午前1時半ごろ、高層住宅近くまでたどり着いた。「炎が低層階から中高層階まで壁を伝うように広がっていた」と話す。

 高層住宅では、昨年まで約2年間、約1000万ポンド(約14億円)をかけて、内装や暖房設備のほか、防水効果を高める外壁工事も行った。英メディアは、「外壁に使用された樹脂が火のまわりを早めた可能性がある」との専門家の分析を紹介。炎が外壁を伝って瞬く間に上層階に燃え広がったとみられる。

 ◇警告

 この建物では2013年に漏電による火災が発生。大事には至らなかったが、有志住民で作る組織は、繰り返し防火設備の不備を指摘していた。この組織のウェブサイトによると、昨年11月には、高層住宅の管理会社に対して再三、改善を要求しても無視されている現状を報告。「犠牲者が出るような事態が起きない限り、外部調査は期待できない」と警告していた。同組織は「こうした事態を懸念していたのに管理会社は聞く耳を持たなかった」と批判した。

 管理会社は14日、声明で「指摘を真剣に受け止め、調査を予定していた」と述べた。

 ◇室内待機

 1974年に建てられたこの住宅は、スプリンクラー設置を規定した規則改正前の建築物のため、防火設備が不十分だった。にもかかわらず管理会社は、建物はコンクリートで防火性が高いとして、住民に火災の際は炎が部屋に迫ってくるまでは、室内にとどまるように指導していた。

 妹が9階に住んでいたというマリータさんは「なぜ、部屋にとどまるようにしていたのか。そのために亡くなった人が大勢いる」と不満をあらわにした。


英高層火災、死者17人に…犠牲者数増える恐れ
6/15(木) 21:41配信 読売新聞

 【ロンドン=角谷志保美】ロンドン西部の高層公営住宅で14日未明に起きた火災について、ロンドン警視庁は15日、17人の死亡を確認したと発表した。

 逃げ遅れた人が多数いるとみられ、犠牲者数は今後増える恐れがある。ロンドン消防当局によると、上層階の損傷が特に激しいため、行方不明者の捜索終了には数週間かかる見通しという。

 メイ首相は15日、被害拡大の原因を究明する調査委員会の設置を発表した。

 消防当局は14日夜から15日朝にかけて、全24階の大まかな捜索を実施したが、行方不明者が多いとみられる上層階の本格的な捜索には、内部の補強工事が必要という。

 消防当局の責任者は15日午前に記者会見し、「現状では建物の端に行くのは危険だ」と説明。天井が崩落する恐れなどがあるという。当面は、特殊訓練を受けた捜索犬を投入する方針だ。


英高層マンション火災、死者17人に さらに増える恐れ
6/15(木) 19:48配信 CNN.co.jp

ロンドン(CNN) 英ロンドン西部にある24階建ての集合住宅で14日未明に起きた火災で、警察は17人の死亡を確認したと発表した。死者数はさらに増えると予想されている。

ロンドン消防局のコットン局長は、行方不明者の総数は不明としている。まだ建物内に生存者がいれば「本当に奇跡的だ」とも述べ、建物内の捜索には数週間かかるとの見通しを示した。

火災は火の回りが速く、瞬く間にビル全体に延焼。多くの住人が取り残され、窓から飛び降りた人もいると報じられている。

ビルの防火対策について住民が数年前から不安を訴えていたことも判明した。最近の改修工事で外壁に取り付けられた素材が一因となり、短時間に燃え広がった可能性も指摘されている。


英ロンドンの高層住宅火災、死者17人に
6/15(木) 19:37配信 AFP=時事

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火災によって焼損した英ロンドン西部のグレンフェル・タワー(2017年6月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(写真追加)英ロンドン(London)西部の24階建て高層住宅で14日未明に発生した大規模火災で、警察当局は15日、死者数が少なくとも17人になったと発表した。

 ロンドン警視庁(Metropolitan Police、Scotland Yard)のスチュアート・カンディ(Stuart Cundy)警視総監はテレビ放送された声明で、「不幸にも亡くなった人の数は、現在のところ17人と確認した」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News


英アパート火災、死者17人に=犬投入、「捜索に数週間」
6/15(木) 19:10配信 時事通信

 【ロンドン時事】ロンドン西部の高層アパートで14日発生した大規模火災で、英警察は15日、死者数が17人に増えたと発表した。

 犠牲者数はさらに増える見通しという。また、負傷者37人がなお病院で治療を受けており、うち17人が重体。

 消防当局者は現場の捜索に、特別に訓練された犬が投入されていると明らかにした。特に上層部は崩壊の恐れがあり、体重が軽く短時間で広範囲を捜索できる犬が役立つとしている。

 当局者はまた、捜索には「数週間かかる可能性がある」と述べ、捜索の長期化を示唆した。400~600人いたとみられるアパートの住人のうち、なお数十人の行方が分かっていないとの情報もあり、当局が確認を急いでいる。出火原因については依然明らかではない。メイ首相は15日、現場を視察した。


英マンション火災 原因を捜査
6/15(木) 16:35配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

イギリス・ロンドンの高層マンションで起きた火災で、死者は12人にのぼり、警察はくわしい出火原因を調べている。
この火災で警察は、これまでに12人の死亡を確認し、負傷者は79人にのぼっている。
火の勢いは弱まり、消防隊員などは24階建てマンションの全ての階に入って、これまでに65人を救出したという。
一方、マンションの一部の住民が、以前から避難用の出口が1カ所しかないことなど不備を指摘し、マンションの運営を行う組織に何度も改善を求めたものの、聞き入れられなかったと主張している。
現場からほど近い教会には、近所の人が、続々と水や食料を持って集まってきている。
マンションから避難した居住者や、近隣の住民は、教会やコミュニティーセンターなどに身を寄せていて、市民から食料や服などの寄付が続いている。
火災の原因について、当局はまだ不明だとしているが、現地メディアは、直前に4階の住民が「自宅の冷蔵庫が爆発した」と通報し、当局が関連を調べていると報じている。


【ロンドン火災】 なぜ高層住宅の住民は「室内に留まる」よう指示されるのか
6/15(木) 14:58配信 BBC News

レイチェル・シュレアー、ジャック・グッドマン BBCニュース

ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建て127戸の「グレンフェル・タワー」から出火し、大勢が死傷する大火災となった。管理側は住民に、自室や直近の廊下などで出火したのでなければ、火事の際は室内に留まるよう指示していた。これはなぜなのか。

グレンフェル・タワー内に掲示されていた火災時行動マニュアルは、自室で発生した、もしくは自室に影響を与えている火事でなければ、室内に留まるよう住民に勧告している。住民へのニュースレターでは、「別段の指示がない限り、長年の『その場にいて』方針が適用されます。これはつまり、自室や自室外の廊下で出火したのでない限り、自室内にいるべきだという意味です」と書いている。

これは大型集合住宅において比較的スタンダードな勧告だ。

ロンドン消防局は一般的な火災対策として、集合住宅で火災が発生した場合、炎や煙に直接影響を受けていない箇所の人たちは、自室に留まった方が「安全な場合が多い」と説明している。

元消防士で防火対策専門家のエルフィン・エドワーズさんは、「自室に留まる」方針は、火事に直接影響を受けない住民が不要に避難して通路をふさがないようにするためだと話す。

大事なポイントとなるのは、炎の広がり方だ。英国の防火対策の基本は、鎮圧可能な規模の火事を前提としている。高層集合住宅は通常、たとえ1カ所で出火しても建物全体には広がらないよう設計されている。個別の住宅はそれぞれ独立して、延焼を防ぐように設計されているはずだ。

しかしグレンフェル・タワー火災の場合、炎が瞬く間に建物全体に燃え広がった。その速度は前例がないとエドワーズさんは言う。

建築物の防災設備点検を専門とするジェフ・ウィルキンソンさんはBBCに対して、煙が避難ルートに侵入して広がった様子が「何より気がかりな」ことのひとつだと話した。ウィルキンソンさんはさらに、タワー棟の警報システムが、通常想定されるものとは異なっていたようだと指摘する。

「こういう建物は、全員が避難することを想定していない。非常階段が一つしかない構造では、火は個別の居宅内で鎮圧することが前提となっている。住民全員が一斉に避難しなくても良いようにするためだ。消防隊がやってきて状況を把握し、どの階から先に避難すべきか判断し、住民はその避難誘導に従うというシナリオが想定されている」

防火対策の専門家、グレアム・フィールドハウスさんは、「室内に留まる」方針があるからといって、どのような場合にも住民は室内に残らなくてはならないわけではないと話す。

「室内残留方針の是非と、住民がどれだけ方針を理解しているのかにもよる。もし炎や煙の影響を受けているなら、早く出た方がいい」

たとえばエセックス地方のハーロウ行政区は、「迷うなら、外へ」と行動指針を出している。

各地の行政区を代表する地方政府協会も、2012年の行動マニュアルで「迷ったら外へ」を勧告。「室内残留」方針があるからといって、「身の危険を感じる」人たちが外に出るのを防ぐものではないと説明している。

恋人と幼い娘の3人でグレンフェル・タワーの8階に住んでいたマイケル・パラマシーバンさんは、外に出るなという勧告を無視したと話す。

「アパートに残ってたら、3人とも死んでいた」

室内に留まるようにという勧告は、これまでにも疑問視されてきた。

2009年にはロンドン南東部の公営高層住宅「ラカナル・ハウス」(14階建て98戸)で火事があり、6人が死亡した。その後の火災調査で、当時のケン・ナイト消防総監は、火勢の広がり方が異例だったと指摘。室内に留まる原則が今でも有効なのか確認するには、火の広がり方を十分に理解する必要があると報告した。

今回のグレンフェル・タワー火災によって、避難方法に関するその疑問があらためて浮上するのかもしれない。

(英語記事 London fire: Why are people told to 'stay put'? )


英高層マンション火災、死者12人に 住人は以前から不安視
6/15(木) 12:48配信 CNN.co.jp

ロンドン(CNN) ビルの防火対策について住民が数年前から不安を訴えていたことも判明した。最近の改修工事で外壁に取り付けられた素材が一因となり、短時間に燃え広がった可能性も指摘されている。

英国のメイ首相は、捜索活動が終わり次第、原因究明のための捜査に着手すると表明した。

集合住宅には125世帯が入居しており、託児所もあった。病院に運ばれた負傷者78人のうち18人は重体となっている。消防局は65人を建物から救出したことを明らかにした。

14日夕刻に記者会見したロンドン警視庁の幹部は、「捜索活動は難航するだろう。死者の数は12人より増えることが予想される」「これ以上の生存者がいるとは予想できない」と語った。

行方不明者の数は現時点では分かっていない。イタリア外務省は、イタリア人少なくとも2人の安否が確認できていないことを明らかにした。

英ロンドン西部にある24階建ての集合住宅で14日未明に起きた火災は、これまでに少なくとも12人の死亡が確認され、78人が負傷して病院に運ばれた。警察は、死者の数はさらに増えるだろうと予想している。

火災は火の回りが速く、瞬く間にビル全体に延焼。多くの住人が取り残され、窓から飛び降りた人もいると報じられている。

火災が発生したのは現地時間の午前1時ごろ。人々がビルから飛び降りたり、逃げ遅れた子どもが窓をたたいたりするのを見たという証言もある。

出火原因については、推測するのはまだ時期尚早だと消防局長は話している。

改修工事を手がけた会社は、ビル管理規制や防火規制、衛生基準、安全基準はすべて順守していたと強調した。

目撃者の証言によると、住人は出火当初、自室にとどまるよう指示されたという。高層ビルは一般的に、各階で火災を食い止める設計になっていることから、自室にとどまった方が安全な場合もある。

しかし今回の場合、建物の外面から火が燃え移り、全体に広がったと見られる。

ある女性は、友人が警察に指示されてビル内で3時間待ったが、助けが来なかったので自力で脱出したと話した。

別の一家は5歳の娘を連れたまま、出火からほぼ4時間たった午前5時ごろまで8階で身動きできなくなったという。

避難できた女性は「火災報知器が鳴らなかった」と語り、近所の人からの電話で初めて火災を知ったと話している。

複数の目撃者は、タワーから飛び降りる人を何人も見たと証言。隣の建物に住む女性はPA通信の取材に対し、女性が地上にいる男性に向かって赤ん坊を窓から投げるのを見たと証言した。

テレビを見ていたという住人の男性は、プラスチックが焼ける臭いで火災に気づき、「娘をつかんで階段を駆け下りた」という。「私たちが脱出するまでに、建物の半分が火に包まれていた。まるで山火事のような延焼だった」と振り返った。

近隣の教会などには住人のための避難所が開設され、地域住民や支援団体が食料や衣類などを提供している。


「壊滅的な出来事がない限り無視」 高層住宅火災 無視された住民の訴え
6/15(木) 12:16配信 BuzzFeed Japan

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6月14日、炎と煙に包まれるグレンフェル・タワー。

ロンドン西部の24階建ての高層住宅「グレンフェル・タワー」で6月14日未明(現地時間)に発生した大規模火災。少なくとも12人が死亡し、多数の負傷者や行方不明者が出ている。
【Hannah Al-Othman / BuzzFeed Japan】

「たくさんの人が泣き叫んで助けを求めていた」高層マンション火災、目撃者は語る

安全性への懸念を以前より訴えてきた住民男性の一人は「壊滅的な出来事」でも起きない限り、管理者が安全性向上の必要性を認識することはないだろう、という内容をブログに記載していた。

エドワード・ダファーンさんは(55)住民団体「グレンフェル・アクション・グループ(Grenfell Action Group)」のメンバー。住宅を管理する民間業者・Kensington and Chelsea Tenant Management Organisation (略称KCTMO)に対し、長い間苦情を申し入れてきた。

昨年11月20日、ダファーンさんはブログにこのように綴っている。

「本当に恐ろしいことだが、壊滅的な出来事でも起きない限り、私たちの住む住宅の管理者の不適格と無能を、世間の人たちに知ってもらう機会は訪れない気がしている。そのようなことでも起きないと、居住者の健康と安全を無視する管理者の姿勢が改善され、私たちの今の危険な生活状況が終わりを迎えることはないのではないか。」

ダファーンさんは、14日の火災では無事だったものの、煙に取り囲まれた。居住している16階の部屋から、消防士に助けられながら脱出したとBuzzFeed Newsに語った。

「管理者は私たちに対し、火災の危険性のことも含めて、あまり良い扱いをしてきませんでした。壊滅的な火災のようなことが起きない限り、管理者が動くことはないだろうと予想していました。他の住民にも心の備えだけでもしていて欲しいと思っていましたが、こんな形で現実になってしまいました」

ダファーンさんは、こう続けた。

「本当に多くの人を火災で失いました。彼らが建物から歩いて出てくることはもうありません」

(この記事は英語から翻訳・編集されました。)


<英高層住宅火災>迫る炎 窓から子を地上に投げ出す母も
6/15(木) 12:14配信 毎日新聞

 【ロンドン矢野純一】ロンドン西部の高層住宅(24階建て、120室)の火災現場近くの避難所には、命からがら逃げ出した住人や、連絡が取れない友人や家族を捜す人が詰めかけた。炎が迫る中、窓から我が子を地上で待ち受ける人に投げ出す母親の様子を証言する人もいた。

 「玄関には黒煙が充満していて逃げられない。床は触れないほど熱くなっている」。高層23階に住む友人と携帯電話で交わした最後の会話について、現場近くに住むケインさん(25)が語った。この会話は火災発生から3時間後の14日午前4時過ぎのことだったという。

 ケインさんは火災発生後に何度も、携帯電話で連絡し、逃げるように促した。だが友人は「『消防に電話をしたら部屋にとどまるように言われた』と話し、避難しようとしなかった」と肩を落とした。

 近くの住人のイゼルディンさん(50)によると、長女が、中層階から3人の子供を次々と窓から投げ下ろす母親を目撃したという。この子供たちの安否は分からないが、イゼルディンさんは「こんなことが起きるとは信じられない」と話した。

 また、英BBCの取材に応じたサミラさんは「10階あたりの窓から母親が赤ん坊を、地上にいる人に投げ下ろしたのを目撃した」と話した。地上にいた男性が赤ん坊を抱き留めて救ったという。

 3階に住んでいたというアフガニスタン出身のサヤルさん(26)は黒煙が渦巻く中を逃げ出した。「火事だ」と叫ぶ声で目が覚め、窓から外を見ると、すぐ上の階から炎が上がっていた。隣の住民と一緒に非常階段を伝って逃げた。

 サヤルさんによると、緊急時の対応を知らせる建物内の看板には、火災の際は室内にとどまるように書かれていた。「部屋に残っていたら、間違いなく死んでいた」というサヤルさん。22階に住んでいた親類(50)の携帯電話は「呼び出し音が鳴るだけで、誰も応じない」と話し、何度もかけ直していた。


ロンドンの高層マンション火災、犠牲者12人に 消火活動続く
6/15(木) 11:27配信 ロイター

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 6月14日、英ロンドン中心部にある24階建て高層マンションで発生した大規模火災の犠牲者は、少なくとも12人に上っている(2017年 ロイター/Neil Hall)

[ロンドン 14日 ロイター] - 英ロンドン中心部にある24階建て高層マンションで14日発生した大規模火災の犠牲者は、少なくとも12人に上っている。消防当局は火災の規模とそのスピードにおいて、ロンドンで前例のない大惨事だとしている。

約600人が居住していた築43年のマンション「グレンフェル・タワー」の消火活動には消防車40台、消防士およそ200人が出動。

出火から16時間以上が経過したが、今なお消火活動は続いており、消防隊は上層階へたどり着こうと試みている。消防士らによれば、これまで65人を救出。一部の住人はパジャマ姿だったという。

救急隊は、火災の原因について語るのは時期尚早だとしている。一部の住人は警報が鳴らなかったと語った。また別の住人らは、火災時の安全確保について繰り返し警告していたと述べた。

ロンドンの裕福なケンジントン地区の一部を見渡せる低所得層向けの同マンションで、このような悲劇が起きることは予見できた、と地元の住民団体は非難の声を上げた。カーン市長も、答えるべき疑問があると語った。

一方、メイ首相は適切な調査を約束。この火災を受け、与党保守党と北アイルランドの民主統一党(DUP)との協議は延期となった。来週とみられている欧州連合(EU)離脱交渉の開始も遅れる見込みだという。

一部の住民は上層階の窓から助けを求め、なかには子どもを助けるために窓から投げようとする人もいた。

「『助けて、助けて、助けて』と叫ぶ大勢の子どもや親がいた」とアミナ・シャリフさんはロイターに語った。

「私たちは何もできず、建物の側面が崩れ落ちるのを見た。私たちはただ立ち尽くし、叫んでいた」


英高層住宅火災、ほぼ鎮火…不明者捜索が本格化
6/15(木) 11:26配信 読売新聞

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14日未明に起きた火災で黒こげになったロンドン西部の高層公営住宅。出火から約19時間が経過した時点でも一部に炎が残っていた=角谷志保美撮影

 【ロンドン=角谷志保美】ロンドン西部の高層公営住宅火災は14日夜、ほぼ鎮火し、警察によるビル内での行方不明者の捜索が本格化した。

 14日までに確認された死者は12人だが、約120世帯が入居できる建物のため、犠牲者は大幅に増えるとみられる。

 負傷者は70人以上で、英PA通信によると、このうち34人が入院して治療を受けている。

 ビルは、中層階と上層階が真っ黒に焼けこげ、窓ガラスはほとんど残っていない。火災の発生から24時間以上が経過した15日未明も所々で火の手が上がり、捜索と並行して小規模な消火活動が夜通し続いた。


【ロンドン火事】 「何年」も火災の懸念を訴えていた=住民団体
6/15(木) 11:22配信 BBC News

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【ロンドン火事】 「何年」も火災の懸念を訴えていた=住民団体

ロンドン西部で14日未明に火災が発生した高層公営住宅では、住民が数年前から火災発生の懸念を訴えていたという。地元住民団体が明らかにした。火事ではこれまでに12人の死亡が確認され、多数が負傷。120戸以上の住民の多くが行方不明となっている。

公営住宅「ランカスター・ウェスト・エステート」の24階建てタワー棟「グレンフェル・タワー」は、1974年に完成した。地域全体の6700万ポンド(現在の為替レートで約94億円)規模の再生化計画の一環として、2015~2016年にかけて総額1000万ポンド近い大規模修繕工事を終えたばかりだった。

工事を請け負った建築会社「ライドン・コンストラクション」は、火災発生に「衝撃を受けている」とコメントし、修繕工事はすべて「必要な建築基準や防火基準、健康安全基準を満たしたものだった」と説明している。

「グレンフェル・タワー」の管理は、地元ケンジントン・チェルシー行政区から委託され、ケンジントン・チェルシー管理団体が担当している。

修繕工事の内容は

タワー棟の修繕工事で、地上階から4階部分までが大きくリフォームされ、住居9戸分が増築された。住民用の共有部分も新しくなり、地元事業2社用の利用スペースも改修された。

外壁は、換気機能付きの雨除け外装材で改修。断熱材も加えられたと思われる。窓を交換し、帳壁(カーテンウォール)、新しい暖房システム、排煙換気システムも導入された。

タワー棟の安全性は

グレンフェル・タワーの住民たちは2013年2月、このままでは火事が起きるかもしれないと懸念を表明していた。

住民団体「グレンフェル行動グループ」は、2012年の防火設備点検報告から問題点を取り出して発表。それによると、地下ボイラー室とエレベーター管理室、地上階の配電室にそれぞれ配置されている消火器は、使用期限を12カ月以上過ぎていたという。屋上周辺に置かれていた消火器には「使用禁止」と大きく書かれ、2009年以来点検されていなかったという。

大規模修繕工事の後、ロンドン消防局とケンジントン・チェルシー行政区は2016年に、通常の「中」程度の火災リスクと認定した。

しかし住民たちは、タワー棟の火災リスクは高いままだと警告していた。グレンフェル行動グループは2016年11月にはブログで、「破局的な出来事」が起きない限り、タワー棟の危険な生活環境は終わらないと書いている。

行動グループはさらに、火災発生時にとるべき行動についても通り一遍の情報しか与えられていなかったと批判する。「エレベーターに貼ってある一時的なお知らせと、修繕に関する最近のニュースレター内のお知らせ」には、自分の居宅以外で火事が起きた場合には室内に留まるよう勧告していたと話す。

グループはブログで、「グレンフェル・タワーの掲示板や個別階に、火災時にどう行動すべきか指示が掲示されていたことは一度もない」と書いている。

「なぜあれほど火が広まったのか」

ケンジントン・チェルシー行政区のニック・パジェット=ブラウン区長はBBCに対して、「ひどい悲劇だ」と話した。

「現場を訪れると、炎が数階分を覆って、たちまち広がっていた。なので出火原因のほかに、なぜあれほど素早く火が広まったのか、徹底的に調査する必要がある」

「(グレンフェルで)修繕を行ったように、1960年代や1970年代に建てられた公営住宅の多くを修繕している。暖房・給湯システムや窓を改修し、断熱効果を高め、新しい外装材を使い、エネルギー効率を高めるのが目的だ」

「修繕工事の内容を点検し、何がどのようにどういう基準で実施され、施工内容が基準を満たしていたのかどうかを確認しなくてはならない」

「タワー住宅については、修繕方法や避難方法について問題が色々あると思う。その全てを点検する必要がある」

(英語記事 Concerns raised about Grenfell Tower 'for years')

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