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2017年5月29日 (月)

北朝鮮、今度は弾道ミサイル発射・92

去る1月6日に核実験を行なった残虐な中世の亡霊・暗黒独裁国家・北朝鮮が、今度は長距離弾道ミサイル発射実験の準備を進めていたが、ついに7日9時31分に発射した。

政府は7日午前、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開き、国民の安全確保に万全を期すとともに、米韓などと緊密に連携し、北朝鮮に厳しく対応していく方針を確認した。
NSCで首相は、「米国や韓国など関係国と連携し、必要な対応を適時適切に行う」よう求めた。また、首相は関係省庁に対し、(1)落下物などによる被害がないかの確認(2)情報収集・分析の徹底(3)関係国との連携―を指示した。

安倍晋三首相は7日午前、首相官邸で記者団に対し、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したことについて「断じて容認できない。明白な国連安全保障理事会決議違反だ。国際社会と連携し、毅然として対応する。国民の安全と安心を確保することに万全を期する考えだ」と述べた。

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リンク:「北」ミサイル「精密誘導発射成功」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプがドゥテルテに明かした、北朝鮮核ミサイル開発への本音 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:初のICBM迎撃実験へ=米軍、北朝鮮けん制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮ミサイル発射映像、弾頭部に翼らしきもの確認と稲田防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アメリカ軍をけん制 3週連続ミサイル発射。迎撃実験も成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ミサイル分析急ぐ=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新型誘導ミサイル「成功」 北朝鮮、誤差7メートル主張 精度向上を誇示、米けん制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮>ミサイルは新誘導弾 「誤差7メートル」主張 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮による精密誘導弾道ミサイル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:精密誘導弾道ミサイル発射の瞬間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮の新型ミサイル、着弾の誤差わずか7メートル-国営通信 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮、「精密誘導」弾道ミサイルの試験発射に成功か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、中国に圧力強化迫る=対北朝鮮、挑発やまず苦慮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北朝鮮、圧力強化を継続=ミサイル防衛で備えも―米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北の核100施設未解明 米と軍事衝突「十分ある」 米分析サイト編集長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 米、武力行使放棄せず 挑発行為を強く警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 中国にさらなる圧力求める 来日の外交トップに働きかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 拉致家族・漁業関係者ら憤り「具体的行動で圧力を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 首相「米と具体的行動」 ミサイル防衛の強化念頭 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 韓国は緊張感なくマンネリ化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル発射 秋田・山形県は情報収集に奔走 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 発射常態化を画策 2月から9回、命中精度誇示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事「北ミサイルに強く抗議」 近くで漁船1隻操業も漁協が無事確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 「危機感失わない」 防衛省、発射35分後に速報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮分析サイト38ノース編集長一問一答 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮の金委員長、新誘導装置でのミサイル実験指揮=KCNA - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:精密誘導ミサイルの発射「成功」=「誤差7メートルで目標着弾」―北朝鮮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍が有事対応を大型無人偵察機で強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮ミサイル>トランプ米大統領ツイート「中国に非礼」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮ミサイル発射、中国に「大変無礼」=トランプ氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対北朝鮮「中国は役割を」=谷内氏が楊国務委員に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北ミサイル 「あざけ笑う行動、許せない」 萩生田光一官房副長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:またミサイル発射…今回発射したとみられるミサイルの特徴と現状 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮ミサイル>日米韓圧力に反発 技術的理由指摘の声も - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「北」ミサイル「精密誘導発射成功」
5/30(火) 14:47配信 ホウドウキョク

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(写真:ホウドウキョク)

北朝鮮は、精密誘導システムを導入した、新型の弾道ミサイルの発射に成功したと発表した。29日、日本の排他的経済水域に落下した、弾道ミサイルを指しているとみられる。
30日付の労働新聞は写真付きで、「金委員長の指導の下、精密制御誘導システムを導入した弾道ミサイルを新たに開発し、テスト発射を成功裏に行った」と報道した。
記事では、「これまでより発射時間をはるかに短縮できるシステムが完成した」、「7メートルの誤差で、目標に正確に命中した」と新型ミサイルの性能が紹介されていて、「敵艦船をはじめとする、海上と地上の目標を精密打撃できる」と述べ、朝鮮半島周辺に展開している、アメリカの空母艦隊への攻撃能力をアピールする狙いがあったとみられている。
新型の弾道ミサイルは、火星・スカッドミサイルを改良した「KN-17」とみられている。
29日、韓国国防省は「現在までのところは、スカッド系列を改良して試験発射したと分析している」と述べた。
「スカッド改良型ミサイル」は、アメリカのミサイル防衛システムでも迎撃が難しいとされる軌道修正できる能力を身に着けたとみられている。
さらに、射程距離の長い弾道ミサイルにも応用される可能性が高く、韓国や日本にとっては大きな脅威になると、専門家は指摘している。


トランプがドゥテルテに明かした、北朝鮮核ミサイル開発への本音
5/30(火) 14:30配信 ニューズウィーク日本版

<最近明らかになったトランプとドゥテルテの電話会談の中身からは、北朝鮮がいずれ核兵器を保有するだろうとアメリカが見越していると同時に、まだ切迫した危機感を持っていないことが窺える>

北朝鮮は5月29日の午前5時40分ごろ、北朝鮮東岸のウォンサン付近から短距離ミサイル「スカッド」と見られるミサイルを発射した。ミサイルは6分ほど飛行した後に、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したようだ。

今回のミサイル発射は、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が終了し、北朝鮮問題について首脳宣言で「新たな段階の脅威」と明記したすぐ後のことだった。毎度のことだが、国際的に動きの後にミサイル発射などで世界の出方を探る行動と見ていいだろう。

日本政府は激しく反発しているが、ドナルド・トランプ米大統領は、ミサイル発射のすぐ後から何度かツイートをアップしているが、北朝鮮問題に一切触れていない。

トランプは初外遊となる中東や欧州を9日間で回り、G7を終えて5月27日の夜にアメリカへ帰国したばかりだ。大きな失態なく帰国したトランプだが、実は外遊に出る前に、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領と電話会談を行ったことがニュースになっていた。

というのも、ドゥテルテはその言動で「フィリピンのトランプ」などと揶揄されたこともあり、麻薬戦争で超法規的に殺人を行なっているとして国際的な批判を受けているからだ。

【参考記事】フィリピンが東南アジアにおけるISISの拠点になる?

最近、その両者の電話会談の詳細がフィリピン政府側から流出し、関係者の間で話題になっている。

会談が行われたのは4月29日で、5月23日に米ワシントンポスト紙が会話記録を入手して報じた。そこでトランプは、北朝鮮のミサイル開発について触れている。お互いを"仲間"と見ているトランプとドゥテルテの会話なだけに、トランプの「本音」が垣間見られる。

一体どんなやりとりだったのか。

トランプはまず、ドゥテルテの「殺人行為」を賞賛する。「あなたが麻薬問題で信じられないほど素晴らしい仕事をしていることを耳にして、おめでとうと言いたかった。多くの国が同じ問題を抱え、私たちもそうだ。だけど、君は素晴らしい仕事ぶりなので、電話して伝えたかった」とトランプは言う。

そして話は北朝鮮問題に。トランプがドゥテルテに、金正恩・朝鮮労働党委員長をどう見ているのかと聞くと、「安定はしていないですね、大統領閣下。ロケットが爆発する際も笑顔でいるでしょう。しかも、彼をたしなめるべき最後の国である中国にも楯突いている。彼の顔はいつも笑っているが、彼は人類すべてに多大な苦痛や苦しみを与える非常に危険な"おもちゃ"を手にしているんですよ」とドゥテルテは答える。

これを受けて、トランプはミサイル開発に言及する。「彼は爆薬を持っていても、それを発射する装置は持っていない。ロケットはすべて爆発している。素晴らしい知らせだよ」

トランプは続ける。「ただ最終的には発射装置を手にすることになるだろう」

米政府は2014年までに北朝鮮の核開発は止められないと認識し、その後はミサイル開発を阻止しようとしてきたが、電話会談のトランプ発言からはミサイル開発ももう既定路線にあり、米政府も止められないところに来ていると考えられる。北朝鮮が発射装置を手に入れると認めているからだ。

米政府はサイバー攻撃で北朝鮮のミサイル発射を妨害しているとの話も出ている。もちろんすべての失敗がサイバー攻撃によるものではないだろうが、ミサイル開発を遅らせる妨害作戦に乗り出している(いた)ことは十分に考えられる。

それでも、もう北朝鮮のミサイル開発は止められないところにまで来ているということなのだろう。トランプがいちいちミサイル発射にツイッターで反応しないことからも、それは分かる。

【参考記事】空虚な言葉だけが飛び交った、自覚なきトランプの中東歴訪

そして中国に期待していると、トランプは語る。「中国が問題を解決してくれることを望んでいる。彼ら(北朝鮮)は多くのものを中国から入手しているので、中国は解決する手段を持っている。中国も(北朝鮮から)電話を受けない、というようなことをしている。ただ中国がやらないなら、われわれがやるまでだ」

そしてこうも述べている。「核兵器を持ったイカれた奴に、あんなふうに好き勝手させるわけにはいかない。われわれは、北朝鮮の20倍の火力を持っている。使いたくはないが......」

ドゥテルテは最後に「ASEAN(東南アジア諸国連合)のメンバーに会談内容を伝える」と述べ、こう確認する。「私たちは皆、平和を望んでいて、そこに秘密は何もない、ということで」。これに「GOOD」と返答したトランプだが、これが北朝鮮に対して武力行使は考えていないという意味なのかどうかは分からない。

とにかく日本をはじめとする北朝鮮の周辺国とは違って、トランプにあまり切迫した危機感がないことは確かなようだ。


初のICBM迎撃実験へ=米軍、北朝鮮けん制
5/30(火) 14:23配信 時事通信

 【ワシントン時事】米軍は30日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を想定した初の迎撃実験を行う。

 北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返し、ICBM開発も進めていると主張する中、米本土のミサイル防衛能力を強化し、北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。

 米国防総省ミサイル防衛局によると、西太平洋のマーシャル諸島にある実験場から標的を発射。カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から地上発射型迎撃ミサイル(GBI)を使って撃ち落とす。

 米軍は1999年以降、GBIによる迎撃実験を計17回行い、うち9回が成功した。このほか、標的発射に失敗し、迎撃ミサイルを発射できなかったケースが1回ある。前回の実験は2014年6月に行い、成功した。

 北朝鮮は29日、東部の元山から弾道ミサイル1発を発射。日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定されている。トランプ米大統領はツイッターに「隣国の中国に対し大変無礼なことをしている」と書き込み、北朝鮮を非難した。


北朝鮮ミサイル発射映像、弾頭部に翼らしきもの確認と稲田防衛相
5/30(火) 12:13配信 ロイター

[東京 30日 ロイター] - 稲田朋美防衛相は30日の閣議後会見で、北朝鮮が同日朝に公表した前日のものとみられるミサイル発射映像について、弾頭部に翼らしきものを確認したと語った。北朝鮮は国営放送を通じ、精密誘導装置でミサイルを制御したと発表しており、日本の防衛省は翼との関連など分析を進める。

稲田防衛相は「キャタピラ式の移動発射台から発射されており、ミサイルの弾頭部には操縦翼とみられるものが確認され、液体燃料方式のエンジンの特徴である直線状の炎が見て取れる」と語った。その上で「いかなる機能を持っているのか、専門的、総合的に分析する必要がある」と述べた。

一方で、新型ミサイルかどうかは結論づけていないとも指摘。「飛翔距離などから、スカッド系列の可能性があると現時点では分析している」と語った。

朝鮮中央通信(KCNA)は30日朝、弾道ミサイルの発射映像を公開し、新型の精密誘導装置や新しい移動式発射台の信頼性を確認することが目的だったと伝えた。29日のミサイル発射の映像かどうかは明らかにしていない。

北朝鮮は推定射程500キロ程度のスカッドとみられる29日のものを含め、3週連続で弾道ミサイルを発射している。稲田防衛相は「国際社会からの圧力の高まりに反発し、さらなる挑発行為に出る可能性もある」と述べた。


アメリカ軍をけん制 3週連続ミサイル発射。迎撃実験も成功
5/30(火) 12:11配信 ホウドウキョク

強まる国際圧力への答えが、29日のミサイル発射だったのか。止まらぬ「北」の暴走は、今週も続いた。

日本時間29日午前5時40分ごろ、北朝鮮東岸の元山(ウォンサン)付近から放たれた弾道ミサイルは、およそ400km飛翔し、日本の排他的経済水域内に着弾したと推定される。
その場所は、島根県の隠岐諸島から、およそ300km。
新潟県の佐渡島から、およそ500kmの場所にあたる。
隠岐諸島に近い、兵庫・豊岡市の漁師は、「イカ釣り船だったら、まともにいっとるん違うかな。操業場所だと思う」、「ずいぶんと近いところに落としたな。今現在、ミサイル落下付近で、仕事している船がある。死活問題ですよね」などと話した。

G7が北への圧力強化で一致した直後のミサイル発射
26日、イタリアで開かれたG7サミットでは、北朝鮮が「新たな段階の脅威となっている」という認識で一致したばかり。
G7が北朝鮮への圧力強化で一致した直後のミサイル発射。
日本政府の関係者は、「国際社会の圧力には屈しないという北朝鮮の意思表示だろう」との見方を示している。

三週連続、今年に入って9回目
日本の排他的経済水域に北朝鮮の弾道ミサイルが着弾するのは、ミサイル4発が同時に発射された今年3月以来のこと。
ミサイル発射はこれで三週連続となり、今年に入って9回目となる。

稲田防衛相は、今回発射したミサイルについて、スカッド型の短中距離弾道ミサイルの可能性を指摘している。
安倍首相は「北朝鮮を抑止するため、米国と共に、具体的な行動をとっていきます」と述べた。

新型迎撃ミサイル発射実験も成功
一方、28日の朝鮮中央テレビでは、新たな映像が公開された。
これまでの人民服姿とは違い、第1ボタンを外した白シャツ姿で登場した、金正恩委員長。
新型迎撃ミサイル発射実験の映像の中には、正恩氏がミサイル発射を見届ける様子をとらえたものもあったが、実際にミサイルが迎撃した瞬間はカットされ、「迎撃後」とみられる、青空に黒い煙が立ち込める様子が映されていた。

「大量生産し、制空権をめぐる敵の妄想を砕け」
正恩氏は「去年出た欠陥を完全に克服し、合格だ」としたうえで、朝鮮中央テレビは「敬愛する最高指導者同志は、『このミサイルを大量生産し、制空権をめぐる敵の妄想を砕け』とおっしゃった」と報じた。

迎撃ミサイルの開発までも加速させる北朝鮮。

そこには、近く、朝鮮半島周辺海域など西太平洋に空母3隻を同時展開させるとともに、ICBMの迎撃実験も行う構えのアメリカ軍をけん制する狙いが見える。

拉致問題の再調査を約束した「ストックホルム合意」から3年だが…
5月29日は、日本と北朝鮮の間で、拉致問題の再調査を約束した「ストックホルム合意」から、ちょうど3年の節目の日。
拉致被害者の有本恵子さんの両親は、問題解決はおろか、挑発を続ける北朝鮮に憤りを隠せない。

菅官房長官は会見で、「北朝鮮に対し、ストックホルム合意の履行を求めつつ、1日も早い、全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、全力で取り組んでいるところです」と述べたが、日朝関係は悪化の一途をたどり、解決への道は見えていない。


ミサイル分析急ぐ=菅官房長官
5/30(火) 11:43配信 時事通信

 菅義偉官房長官は30日の記者会見で、朝鮮中央通信が精密制御誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験に成功したと伝えたことに関し、「北朝鮮のミサイル開発は一定の技術的進捗(しんちょく)を得ていると考えられるが、詳細は分析中で、引き続き専門的、総合的見地から分析を行っている」と述べた。

 稲田朋美防衛相は会見で、北朝鮮の公表画像などを基に、「移動式発射台(TEL)から発射され、弾頭部には操縦翼とみられるものが確認できる」と指摘。対応に万全を期すため、ミサイル防衛態勢の強化を進めていくとの認識を強調した。


新型誘導ミサイル「成功」 北朝鮮、誤差7メートル主張 精度向上を誇示、米けん制
5/30(火) 11:20配信 産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、新開発した精密誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験に「成功」したと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が発射に立ち会い、7メートルの誤差で目標点に命中したと主張した。北朝鮮は29日、東部の元山(ウォンサン)付近からミサイルを発射、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾させたと推定されている。

 同通信によると、敵艦船などを精密に攻撃できるよう金委員長が開発を指示したという。艦船も狙えることを示唆し、朝鮮半島近海に空母を展開し圧迫を続けるトランプ米政権を牽制(けんせい)する思惑とみられる。金委員長は、米国に「無謀な軍事的妄動がもたらすのは死だけだ」と警告した。

 朝鮮中央テレビは30日、ミサイル発射の模様を放映した。4月15日の軍事パレードに登場したミサイルと同一で、前方に羽根があるのが特徴。スカッドの改良型とみられている。

 ミサイルは、液体燃料を使っているとされ、無限軌道型の移動式発射台で運用。同通信は、発射の準備工程が高度に自動化され、発射時間が大幅に短縮されたとしている。金委員長は、策定した工程表通りにさらに兵器開発を進めるよう指示した。

 北朝鮮外務省報道官は30日、同国に核・ミサイル開発の完全放棄を求めた先進7カ国(G7)首脳会議の首脳宣言に反発、「制裁と圧迫が拡大するほど核戦力の多様化、高度化をさらに推進する」と主張した。


<北朝鮮>ミサイルは新誘導弾 「誤差7メートル」主張
5/30(火) 11:12配信 毎日新聞

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ミサイルが着水した海域

 【ソウル米村耕一】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、「精密誘導システムを導入した弾道ミサイルを新たに開発し、発射実験に成功した」と伝えた。29日朝に日本海に向けて発射した短距離弾道ミサイルを指すとみられる。新型ミサイルは「艦船を含む目標を精密に打撃できる」として、空母などを標的とした地対艦ミサイルとしての能力も持つと主張した。

 朝鮮中央通信によると、実験はミサイルの誘導技術や無限軌道式の移動発射台の信頼性を確認する目的で行われ、予定された目標に誤差7メートルの範囲で命中した。視察した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「従来の火星系列のミサイルよりも発射時間を短縮するシステムが完成した」と評価。「今後もすでに作ってあるタイムスケジュールに従って多段階、連続的に自衛的国防工業の威力を見せつける」と、国際的な非難にもかかわらずミサイル実験を継続する意思を改めて示した。

 北朝鮮は29日午前5時39分に北朝鮮東部・元山(ウォンサン)一帯から弾道ミサイル1発を発射。日本政府によると東に約400キロ飛行し、落下地点は新潟県・佐渡島から約500キロ、島根県・隠岐諸島から約300キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内とみられる。


北朝鮮による精密誘導弾道ミサイル
時事通信 5/30(火) 11:06配信

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北朝鮮が実施した精密誘導弾道ミサイルの発射実験の様子=30日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)より


精密誘導弾道ミサイル発射の瞬間
時事通信 5/30(火) 11:02配信

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北朝鮮の精密誘導弾道ミサイル発射の瞬間=30日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)より


北朝鮮の新型ミサイル、着弾の誤差わずか7メートル-国営通信
5/30(火) 10:11配信 Bloomberg

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は30日、同国が直近に実施した弾道ミサイル発射実験は、精密な誘導システムなどを搭載した新型ロケットを試したものだと伝えた。

KCNAによれば、発射前の準備プロセスは以前の「火星」よりも高度に自動化され、発射に要する時間は「著しく」短縮された。また誤差7メートルで目標に着弾したと説明した。

KCNAはまた、金正恩朝鮮労働党委員長はより強力な戦略兵器を引き続き開発するよう求めたと報じた。ただ、このミサイルに核弾頭を搭載することが可能かどうかについては言及していない。

29日早朝に発射された弾道ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられている。同国による弾道ミサイル発射は今年9回目。

原題:Kim Oversaw Launch of North Korea’s New ‘Precision’ Missile(抜粋)


北朝鮮、「精密誘導」弾道ミサイルの試験発射に成功か
JSF | 軍事ブロガー
5/30(火) 8:58

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2017年4月15日のパレードに登場した北朝鮮の「精密誘導」弾道ミサイル(写真:ロイター/アフロ)

5月29日早朝、北朝鮮は東部の元山から日本海に向けて弾道ミサイルを発射しました。約450km飛翔して日本の排他的経済水域に着水し、スカッドに類似した射程を持つ短距離弾道ミサイルと分析されています。

そして翌30日、北朝鮮は「新たに開発した精密誘導制御システムを導入した弾道ミサイルの試験発射に成功した」と発表しました。それは「敵船をはじめとする海上や地上の任意の地点を精密に打撃することが出来る」とし、対艦攻撃能力と対地精密誘導能力の両方を持つ新型弾道ミサイルであるとしています。そして「履帯式自走発射機の走行特性を試験した」ともありました。

以上の点から、29日に発射された短距離弾道ミサイルは、4月15日に平壌で行われた軍事パレードに登場した新型弾道ミサイルであると考えられます。スカッド系の弾体の前方部分に操舵翼が装着された謎のミサイルは、アメリカ側のコードネーム「KN-17」が暫定的に与えられています。KN-17の試験発射だったとすれば、確認されたのは今回が初めてになります。

KN-17は短距離弾道ミサイルであるため、日本への直接的な脅威はありません。韓国軍や在韓米軍の地上軍事目標を精密に打撃することを主眼に置いた兵器であると考えられます。北朝鮮側の発表では対艦攻撃能力を持つとしていますが、海上への索敵能力が著しく乏しい北朝鮮軍では米空母を発見する事自体が困難で、有効に活用することは先ず無理なために、実用性よりも政治的な効果を狙って対艦攻撃能力を強調しているものと推測します。

対艦弾道ミサイルの可能性に付いて
仮に短距離弾道ミサイルである「KN-17」で敵艦隊を狙ったとしても、射程が短いので速度が弾道ミサイルとしては遅く、山なりに弾道を描いて飛んで来るのでレーダーでの発見は容易で、イージス艦が護衛に付いているなら迎撃はそれほど困難ではありません。「対艦弾道ミサイル」には技術的なジレンマがあり、射程が短ければ誘導は可能ですが迎撃されやすく、しかし逆に射程を伸ばして迎撃され難いほど速度を上げると、今度は誘導が非常に難しくなります。その為、現在実用化されている対艦弾道ミサイルはイランの保有する射程300kmと短距離の「ハリジ・ファルス」があるくらいで、中国が開発しているとされる中距離の射程を持つ対艦弾道ミサイル「DF-21D」は、未だに海上目標への実射試験が確認されておらず、実用性がある兵器なのか疑問視されています。


政府、中国に圧力強化迫る=対北朝鮮、挑発やまず苦慮
5/30(火) 8:04配信 時事通信

 北朝鮮が29日に再び弾道ミサイルを発射したことを受け、日本政府は国際社会と連携してさらに圧力を強める方針だ。

 ただ、イタリアでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で圧力強化を確認しても北朝鮮の挑発行為はやまず、日本は対応に苦慮しているのが実情。「制裁の効果が不十分」とみて、中国に圧力強化を迫るとともに、韓国、ロシアとも協力していく方針だ。

 「さらなる制裁や国連での緊密な連携を通じて北朝鮮への圧力を強化するため、米国や韓国と協力する。中国は断固たる姿勢を示すことが重要だ」。安倍晋三首相は29日の参院本会議でこう答弁し、制裁の実効性をさらに高める必要性を強調。菅義偉官房長官も記者会見で「中国の役割が重要だ」と指摘した。

 中国は北朝鮮からの石炭輸入を停止するなど、圧力をある程度強めているが、日本政府はまだ不十分とみている。来日した楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)国務委員に対し圧力強化を要請した。7月の20カ国・地域(G20)首脳会議の際に首相から習近平国家主席に直接働き掛けることも模索する。外務省幹部は「北朝鮮をぎゅっと締め上げられるのは中国だ。影響力は圧倒的だ」と話す。

 北朝鮮との対話を視野に入れる韓国の文在寅政権とも、日本は協力していく考え。外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は29日、韓国の金★均(★火ヘンに共)平和交渉本部長と電話協議し、「日韓、日韓米で引き続き緊密に連携しながら断固として対応していく」ことを申し合わせた。また、北朝鮮の貨客船「万景峰」号の航路を開設したロシアに対しても、日本は制裁に「抜け穴」が生じないよう完全履行を求めていく方針だ。

 日本はまた、西太平洋に3隻目の空母を派遣する米国とも引き続き足並みをそろえる。岸田文雄外相は29日、ティラーソン米国務長官との電話会談で「日米が防衛態勢の能力向上を図るべく具体的行動を取る」ことを確認した。だが、北朝鮮のミサイル発射は3週連続、今年9回目に及んでおり、圧力強化の効果が出るかどうかは不透明だ。


対北朝鮮、圧力強化を継続=ミサイル防衛で備えも―米
5/30(火) 8:03配信 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米政権は北朝鮮に「最大限の圧力」をかけ、核・ミサイル計画の放棄を迫る方針を継続する構えだ。

 制裁や外交手段を中心に置くが、近く西太平洋に3隻目の空母を派遣し、軍事的圧力も強化していく。さらに、米軍は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を想定した初の迎撃実験を行い、ICBM開発を進める北朝鮮の将来の脅威に対する備えも固める。

 米国は圧力強化と同時に、北朝鮮との対話に応じる姿勢も見せ、核開発放棄やミサイル発射の停止を要求している。しかし、北朝鮮は毎週、ミサイルを発射し、呼び掛けに応じるそぶりを見せていない。

 トランプ政権はこれまで、圧力強化は「初期の段階」(ティラーソン国務長官)にあるとして、圧力が効いていないとの見方を否定。北朝鮮への国際包囲網づくりを進めるとともに、引き続き中国に影響力行使を求めていくとみられる。

 米軍は原子力空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」が展開する西太平洋に「ニミッツ」も投入し、軍事力を誇示する構えだ。ただ、マティス国防長官は28日放送されたCBSテレビのインタビューで、北朝鮮との軍事衝突は「壊滅的な戦争になる」と指摘。実際に軍事的選択肢を取ることには慎重な姿勢を改めて示した。

 一方、米政府内では、現在のペースで北朝鮮が開発を続ければ「米本土の脅威になるミサイル技術を取得する」(国防総省高官)との見方がある。このため、米軍は30日に行う地上発射型迎撃ミサイル(GBI)によるICBM迎撃実験を含め、ミサイル防衛網の強化に着手している。


北の核100施設未解明 米と軍事衝突「十分ある」 米分析サイト編集長
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 北朝鮮が東部の元山(ウォンサン)付近から日本海に向けて弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射した29日、米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」で編集長兼プロデューサーを務めるジェニー・タウン氏らが産経新聞との単独インタビューに応じ、これまでに明らかになっていない北朝鮮の核開発関連の施設が「100カ所前後ある」と明らかにした。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がレッドライン(越えてはならない一線)を読み違え、米国などとの軍事的衝突に至る危険性については、「十分に可能性がある」と述べた。

 タウン氏は「核兵器の製造、蓄積場所は確定的には分からない」とした上で、「核開発プログラム」に関連しているとみられる100カ所前後のうち、施設の目的や場所が判明しているのは数カ所にすぎないと述べた。来月中にも北朝鮮の核・生物・化学・ミサイル開発に関するリポートで公開するという。

 緊張が高まっている朝鮮半島情勢をめぐって金委員長がレッドラインを読み違えて軍事衝突に発展する可能性について、「確かにある。米国が予防的な軍事オプションを起こすとは考えにくく、韓国も認めないが、そうした中でアクシデントが発生する懸念は高まっている」と指摘した。

 また、北朝鮮は北東部・豊渓里(プンゲリ)にある核実験場で6回目の核実験をいつでも実施できるとの見方を示し、「最終的な準備状況にあるようだ。トンネル内の定位置に設置された(核爆発の)装置は、まだそこにある可能性が高く、北朝鮮はまさに実行するための理由付けを待っている」とし、「(北朝鮮の核放棄は)まずないと思う。極めて限られた人物がそうした判断をできるが、そうした兆候はみえない」と述べた。

 発射を繰り返す弾道ミサイルにも触れ、「北朝鮮は数年にわたって能力向上に取り組んできた。能力が過去を上回るものになっていると実証している」とし、弾頭への化学・生物兵器搭載は「おそらくできる」との見方を示した。


北ミサイル 米、武力行使放棄せず 挑発行為を強く警戒
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、北朝鮮が3週連続で弾道ミサイルを発射したことに危機感を強め、北朝鮮の金正恩体制に対して米本土に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、あらゆる種類のミサイル発射を「挑発行為」として容認しない姿勢を強く打ち出していく構えだ。

 マティス米国防長官は、今回のミサイル発射に先立って28日放映のCBSテレビの報道番組に出演し、北朝鮮は既に「米国への直接の脅威だ」と断言した。

 マティス氏はまた、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を重ねるごとに開発技術を向上させていると指摘。北朝鮮が実戦配備済みのスカッドやムスダンが一連の発射を通じて兵器としての信頼性を向上させれば、日本や韓国、グアムに駐留する米軍に対する脅威は確実に高まるという現実を念頭に、強い警戒感を示した。

 トランプ政権は引き続き、国際圧力の強化と中国による北朝鮮への働きかけを通じて事態の外交的解決を図る方針だ。

 マティス氏もこの日のインタビューで北朝鮮との間で武力紛争が起きた場合、北朝鮮の圧倒的な火砲が韓国の首都ソウルを射程に収めているため、「大半の人々にとって、一生で最悪の紛争になるだろう。事態を外交的手段で解決できず戦闘に発展すれば、破滅的な戦争となる」と警告した。

 しかし、トランプ政権は武力行使の選択肢を放棄したわけでは全くない。

 マティス氏は、トランプ大統領が政治的な裁量の余地を確保するためにも、北朝鮮の行動に関して「レッドライン(越えてはならない一線)を引くことはしない」と強調しつつも、「われわれは北朝鮮が知らないことを知っているかもしれない」などと述べ、今後の展開に含みを残した。


北ミサイル 中国にさらなる圧力求める 来日の外交トップに働きかけ
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 政府は、イタリアでのG7サミットの前後に北朝鮮が挑発行動に出ることを想定し、あらかじめ「厳戒態勢をとっていた」(官邸筋)とされる。だが、実際に発射が強行されたことには、「国連安全保障理事会の制裁決議をこれだけやってるのに。安保理の真価が問われる状況だ」(高官)といらだちの声も漏れた。

 政府は今後、国連安保理での新たな制裁決議の採択を目指すと同時に、貿易や過去の経緯を通じて北朝鮮とつながりが深い後見役の中国に、さらなる影響力の行使を求めていく考えだ。

 中国の役割の重要性は、北朝鮮の核・ミサイル開発問題を「国際的な最優先事項」と位置づけたサミットでも共有された。

 サミット初日の26日、首脳らによる討議の途中で、議題が機微に触れる内容となったことから外部へのマイク音声が切られた時間帯があった。政府高官によると、「中国に一段と厳しい対北制裁措置を取るよう国際社会で迫るべきだ」といった議論だったという。

 29日には、中国の外交担当トップの楊潔●(よう・けつち)国務委員が来日し、谷内正太郎国家安全保障局長と会談した。日本滞在中は30日に岸田文雄外相と会うほか、安倍晋三首相との会談も調整中だ。首相は29日の参院本会議で、「中国がさらなる役割を果たすことを求めてきたが、楊国務委員との間でも北朝鮮問題を取り上げ、連携強化について働きかける予定だ」と語った。

 一方、航空自衛隊はこの日午前、空自新田原基地(宮崎県)のF15戦闘機2機と米空軍のB1戦略爆撃機2機が九州周辺で編隊飛行の共同訓練を行ったと発表した。通常は公表されないこの種の訓練をあえて明らかにしたのは、北朝鮮を牽制(けんせい)する意図があったとみられる。

●=簾の广を厂に、兼を虎に


北ミサイル 拉致家族・漁業関係者ら憤り「具体的行動で圧力を」
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 朝鮮半島が緊迫化する中で、またも繰り返された北朝鮮による挑発行為。拉致被害者家族や、関係者らは怒りと不安を募らせた。

 横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)は「対話を呼びかけられながら、なぜ緊張を高める行動を繰り返すのか。核やミサイル問題も重要だが日本政府は被害者救出を最優先に真剣に取り組んでいただきたい」と訴えた。

 「国際ルールを守るよう北朝鮮を説得すべきだ」。有本恵子さん(57)=同(23)=の父、明弘さん(88)は怒りをにじませた。

 一方、増元るみ子さん(63)=同(24)=の弟、照明さん(61)は「日本政府の反応はいつも同じ文言という印象だ。実際に具体的行動で圧力をかけないと挑発は止まらない」と強調した。

 弾道ミサイルが落下したとみられるのは、新潟県・佐渡島から約500キロ、島根県・隠岐諸島から約300キロのEEZ内。日本海側の自治体は対応に追われた。

 佐渡漁業協同組合の内田鉄治専務理事は「より沿岸近くにミサイルが落ちることがあれば、各漁船に無線で直接連絡しなければならない」と警戒。隠岐諸島周辺で操業する漁協の男性職員(45)は「ええかげんにしてほしい、というのが本音」と漏らした。

 鳥取県の平井伸治知事は「憤りを禁じ得ない」とコメント。落下したとみられる海域の南にはベニズワイガニの漁場がある。石川県沖では6月、イカ釣り漁が始まり、大型漁船の操業も増える見通し。同県危機管理監室は「漁業者や漁船など水産関係の被害に関して特に警戒したい」と語る。

 3月にミサイル落下を想定した住民参加訓練が初めて行われた秋田県では午前10時から県幹部が連絡会議を開き、不測の事態に備え初動対応などを確認した。


北ミサイル 首相「米と具体的行動」 ミサイル防衛の強化念頭
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 安倍晋三首相は29日の参院本会議で、「先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)では、北朝鮮の問題がグローバルな脅威で、国際社会の最優先事項との認識を共有できた」と北朝鮮包囲網を広げる成果を挙げたと表明した。その上で、同日朝の北朝鮮のミサイル発射について「現時点で具体的な内容は控えるが、米国とともに具体的な行動を取っていく」と強調した。

 また、岸田文雄外相は29日、米国のティラーソン国務長官と電話会談した。会談後、岸田氏も記者団に「防衛能力の向上を図るため、具体的行動を取ることで一致した」と明かした。

 政府は現行のミサイル防衛(MD)システムの強化を図るため、イージス艦の迎撃システムの地上配備型である「イージス・アショア」を米国から購入、配備することを検討している。安倍首相らが言及した米国との「具体的な行動」は、こうした対応を念頭に置いているとみられる。

 政府はこの日、ミサイル発射から約2時間後の午前7時40分ごろに、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合を開き、対応を協議した。NSC後、稲田朋美防衛相は記者団に、発射されたミサイルの種類に関し「飛翔(ひしょう)距離などから、スカッド系列の可能性がある」と述べ、高度は100キロ程度だとの分析を示した。

 政府はミサイル発射について、国連安全保障理事会決議への明白な違反で「断じて許すことができない」(菅官房長官)として、北朝鮮に外交ルートを通じて厳重に抗議、非難した。


北ミサイル 韓国は緊張感なくマンネリ化
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】韓国政府は26日、民間団体による人道支援目的の北朝鮮側との接触を承認したばかり。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足わずか20日のうちに北朝鮮が弾道ミサイルを3回発射したことで、南北関係改善を模索し始めていた韓国は落胆を隠せない状況だ。

 韓国軍合同参謀本部は29日、「繰り返す挑発行為は自ら孤立を招き、軍と韓米同盟、国際社会の強力な対応に直面する」との警告声明を発表した。韓国外務省も「新政府(文政権)の発足後、頻繁に挑発を繰り返すのは朝鮮半島の非核化と平和に向けたわれわれの要求に反することだ」との報道官声明を発表した。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は、民間交流に限りつつも事実上の対北融和政策を始めた文在寅政権に冷や水を浴びせたかたちだ。

 それでも、韓国統一省報道官は29日の記者会見で、「南北関係の断絶は望ましくないため、国際社会の対北制裁の枠を外れない範囲内で検討していく」と述べた。また、中断が続く対北協力事業の金剛山観光の再開について「核問題に関し進展があれば検討できる」と付け加え、対北制裁の姿勢は見せなかった。北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、韓国軍は韓国を射程に収めるスカッドかその改良型とみている。韓国政府は29日、国家安全保障会議(NSC)を開いて対応策を協議し、外務省なども糾弾声明を発表したとはいえ、韓国社会には相変わらず危機感や緊張感はない。

 北朝鮮がミサイル発射を繰り返しても、韓国政府の対策協議や対北非難声明の発表は定例行事化しており、メディア報道のマンネリ感も否めない。北朝鮮が「朝鮮半島はもちろん国際平和と安全に対する深刻な脅威」(韓国軍の声明)である現実は、国民レベルでは無関係の感さえある。


北ミサイル発射 秋田・山形県は情報収集に奔走
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 北朝鮮が29日、今月だけで3度目の弾道ミサイルを発射した。日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾したとみられている。日本海側の秋田、山形両県では情報の確認や収集に追われた。「許されない」「強い憤りを感じる」。東北の各知事からは怒りや非難の声が渦巻いている。

 24時間体制で職員が詰めている秋田県総合防災対策課は一報を受けて、関連部署の担当者に一斉連絡。午前7時前には幹部職員らも登庁して情報収集に当たった。並行して県警や秋田海上保安部などが漁船や実習船の被害がないか安否確認が進められ、午前8時20分の段階で被害がないことが確認された。また、県庁ではミサイル発射に関する庁内連絡会議も開かれた。

 佐竹敬久知事はミサイル発射に遺憾の意を示すとともに、「北朝鮮主導の(南北)統一を最終的な狙いとして、いろいろな交渉を有利に進めようとしているのでは」と分析した。

 山形県も早朝から漁船などの被害がないかを確認し、午前9時20分すぎに無事を確認した。吉村美栄子知事は「3週連続で度重なるミサイル発射を強行したことは、国連安全保障理事会決議に違反し、自制を求める国際社会の声を無視したものであり、断じて許されるものではない」とコメント。さらに「政府には断固とした対応をとられるよう求める」とした。

 ミサイル発射が相次ぐ中、酒田市では6月9日、国や県、市町村が合同で住民避難訓練を実施する。

 また、宮城県の村井嘉浩知事も定例記者会見で「国際社会が何度も止めるように勧告しているにもかかわらず、それを無視して、ミサイルを何度も発射していることに大変強い憤りを感じる」と非難。その上で「国際社会に反旗を翻しており、引き続き世界の声を集約して、止めさせるように働きかけることが何よりも重要」と述べた。

 岩手県の達増拓也知事も定例記者会見で「遺憾だ。国連決議を尊重してもらわなければならない」と非難。イタリアで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で北朝鮮対策が議論されたことにも触れ、「政府はさまざまなルートでの対応を行うべきだ」との考えも示した。


北ミサイル 発射常態化を画策 2月から9回、命中精度誇示
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が29日、3週連続で今年9回目の弾道ミサイル発射を強行した。米国をはじめ、国際社会が発射をやめさせる有効な手立てを打ち出せない中、金正恩(キム・ジョンウン)政権はミサイル技術の向上に向け、発射実験の常態化を狙っているとみられる。 

 「先鋭化した朝鮮半島情勢を最悪の爆発ラインに追い込む危険千万な軍事的妄動だ」

 北朝鮮は28日、米軍が原子力空母カール・ビンソンに加え、空母ロナルド・レーガンを朝鮮半島周辺に向かわせ、合同訓練を行うと伝えられることに談話でこう反発した。

 「米国式虚勢」は通用しないと強調し「挑発者らが正気を取り戻す間もなく、核戦力の多様化、高度化を一層推し進めていく」と主張した。それを行動で示したのが29日の発射だ。

 金日成(イルソン)・金正日(ジョンイル)時代の1984~2011年12月までのミサイル発射が計31回だったのに対し、金正恩体制に入ってからは5年余りで70回を超えた。今年だけで既に12発目だ。

 今回、日本の排他的経済水域(EEZ)内にあえて着弾させたとみられるのは、命中精度を誇示し、いつでも在日米軍基地を攻撃できると威嚇する意図があるようだ。北朝鮮は「日本も攻撃圏内にある」と繰り返し強調してきた。

 14日に発射した「火星12」のように飛距離に重点を置いた新型ミサイル開発で米本土を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成を目指す一方、今回発射された可能性があるスカッド系列など、実戦性の高いミサイルの発射を織り交ぜ、米国を牽制(けんせい)してきた。

 在韓米軍のブルックス司令官は25日、ソウルでの講演で、金正恩朝鮮労働党委員長が保有するミサイルやロケット砲は「韓国の首都圏にとって大きな脅威」であり、「北朝鮮の兵器体系を事前に攻撃するのは難しい」と述べ、先制攻撃は事実上困難だとの認識を示した。

 トランプ米政権は、空母展開などで軍事的圧迫を強めてはいるが、正恩政権の度重なるミサイル発射に対し、取り得る選択肢がそう多くないのが実情だ。


新潟知事「北ミサイルに強く抗議」 近くで漁船1隻操業も漁協が無事確認
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 北朝鮮が29日早朝に発射した弾道ミサイルが佐渡島から約500キロとみられる日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾した事態を受け、米山隆一知事は「わが国の安全に重大な脅威となる極めて危険な行為で、国際社会の平和と安全を著しく害する暴挙。北朝鮮の度重なる挑発に強く抗議する」とのコメントを同日発表した。着弾した海域の近くでは新潟漁業協同組合新潟支所に所属する漁船1隻がベニズワイガニ漁をしていたが、被害はなかった。

 本県などの沿岸海域を管轄する第9管区海上保安本部は同日、航行する船舶などに「航行警報」を出してミサイル発射の情報を伝え、注意を呼び掛けた。船舶に被害が出たとの連絡は入っていないという。県危機対策課は、消防庁や韓国メディアのニュースなどから関連情報を収集し「いつも通り」(坂西和也課長)の警戒体制を続けた。

 着弾地点から約300キロとみられる島根県・隠岐諸島の北東約80キロ付近では当時、同支所の漁船1隻がベニズワイガニ漁をしていたほか、別の1隻が鳥取県の境港に入港中だった。同支所の内田剛志支所長は午前7時までに計2隻の安全を確認したという。着弾が続けば不測の事態も起こりかねず、内田支所長は「操業に集中できる海域を政府はしっかり確保してほしい」と求めた。

 一方、佐渡市の佐渡漁業協同組合では、所属する漁船や両津港を拠点とする県外のイカ釣り船への影響はなく「県や海保から情報は入ったが、組合員に連絡はしなかった」(祝(ほうり)正明組合長)という。


北ミサイル 「危機感失わない」 防衛省、発射35分後に速報
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 北朝鮮による3週連続の弾道ミサイル発射を受け、防衛省・自衛隊は29日早朝から情報収集にあたり、幹部会議を開いて警戒監視に万全を期すことを確認した。防衛省は、発射の約35分後には日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下する可能性があると報道機関などに公表。過去と比べて異例の早さで、幹部は「ミサイル発射が常態化しても、危機感が失われないようにしなければいけない」と述べた。

 防衛省の発表は、前回21日は発射から約1時間半後、14日も約1時間15分後で、いずれも日本海への落下を確認してからだった。公表が早くなったとはいえ、今回の公表時点ではEEZ内に落下していた可能性が高い。幹部は「EEZに落ちてくる場合、できるだけ早く国民に知らせるという考え方で対応している」と説明する。

 全国瞬時警報システム(Jアラート)は今回、鳴らなかった。内閣官房の担当者は「領土・領海に落下したり、通過したりする可能性がないと判断したので使用していない」としている。

 防衛省幹部は、先の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)の首脳宣言で北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威が「新しい段階」にあると指摘されたことを踏まえ、「これほどミサイルが立て続けに発射されると、新しい段階がどこまで進んでいくのか予測が難しい」と話す。北朝鮮は21日には夕方に発射しているため、自衛隊幹部は「時間を置いて1日に2度発射する可能性も捨てきれない」として29日は朝以降も警戒を続けた。

 一方、海上保安庁はこの日、午前6時3分に航行警報を出し、日本海を航行する船舶に注意を呼びかけるとともに、航空機と巡視船を出して周辺の警戒と情報収集に当たった。


北朝鮮分析サイト38ノース編集長一問一答
5/30(火) 7:55配信 産経新聞

 ■バレーボール画像は準備完了アピール

 米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」で編集長兼プロデューサーを務めるジェニー・タウン氏との単独インタビューの主なやりとりは次の通り。

 --核弾頭化に何回の核実験が必要か

 「正確に何回必要かは言いにくい。いつ核兵器の小型化に成功するか正確には分からない。政治的状況が緊張している限り、彼らは今のペースで開発を続けるだろう。彼らは確実に進歩している」

 --先月、豊渓里(プンゲリ)の核実験場で作業員らがバレーボールに興じる様子を撮影した衛星写真を38ノースが発表した

 「バレーボールの画像を見て『彼らは何をしているのか』とわれわれも驚いた。豊渓里について数週間にわたって報告してきたが、一貫して核実験に向けての準備があったからだ。あの画像から彼らが何を見せ、何を伝えようとしているのか考えたが、いつでも実験準備が整っているといったことを知らせようとした可能性がある」

 --現在、把握している核関連施設はどこか

 「豊渓里と寧辺(ニョンビョン)。それ以外はミサイル関連や、より経済志向が強い(核)関連の施設だ。さまざまな噂がある施設については監視を始めている」

 --金正恩(キム・ジョンウン)体制と父親の正日(ジョンイル)体制との違いをどう分析しているか。正恩氏は「ミサイル・ショー」を楽しんでいるようにもみえるが

 「正恩氏は確かに父と全く違う。リーダーとしての思考方法や対外戦略面でも。対外的な関係をまったく構築できていない。中国とも、韓国とも、日本ともだ。正恩氏は中国に対しても挑戦的だ。中国が北朝鮮をコントロールできるという見方そのものに挑戦しているように見える。あるいは米国が北朝鮮を制御できるということに対してもだ。正恩氏が示そうとしているのは、彼自身の独立したリーダーシップだ」

 --米国が先制攻撃を実施した場合、甚大な被害が予想される

 「『先制』という言葉には注意が必要だ。それは、なんらかの(攻撃の)動きがすでにみられる場合に使われる。豊渓里核実験場を念頭に置くと、次の核実験をさせないためには、『先制』ではなく『予防』的な攻撃が求められる。そうした予防的な攻撃は極めてやりにくく、予期しない結果を招く可能性があるというのは、マティス米国防長官やマクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の指摘する通りだ。米国が一方的な攻撃を加えるにしても、反撃は地域の同盟国に向けられる可能性があり、まず受け入れられない」

 --正恩氏と中国の習近平国家主席との関係は悪い。北朝鮮への中国の影響力はまだ大きいか

 「政治的な影響力はある。経済的な影響力も確かにある。石炭や石油の輸出入禁止の話もある。ただ、北朝鮮への一番のホットラインを止めることをしようとはしないだろう。彼らはそれを望んでいない」


北朝鮮の金委員長、新誘導装置でのミサイル実験指揮=KCNA
5/30(火) 7:38配信 ロイター

[ソウル 30日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は30日、金正恩朝鮮労働党委員長が新しい精密誘導装置の制御による弾道ミサイルの発射実験を指揮し、より強力な戦略兵器の開発を命じたと報道した。

KCNAによると、ミサイルにはこれまでの「火星」よりも進歩した自動の発射前システムが用いられた。これは、韓国軍が29日に指摘したように、スカッド級ミサイルの改良型が発射された可能性を示唆している。

北朝鮮は29日、短距離弾道ミサイルを発射した。KCNAによるミサイル発射の報道は通常、発射の翌日に行われる。

KCNAは今回の実験について、新型の精密誘導システムや新しい移動式発射台の信頼性を異なる状況で確認することが目的だったと伝えた。

KCNAによると、金委員長は「われわれが最近遂げている価値ある勝利のニュースが報じられるたびにヤンキーら(米軍)は非常に不安になり、(米国の)手先である韓国軍の連中はますます意気消沈して行くだろう」と述べた。

また、北朝鮮が米軍の挑発行動への対抗措置として「より大きな『贈り物の包み』をヤンキーらに送るため、この精神にのっとりいっそう躍進する」ことに自信を示したという。


精密誘導ミサイルの発射「成功」=「誤差7メートルで目標着弾」―北朝鮮
5/30(火) 6:56配信 時事通信

 【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、精密制御誘導システムを導入した新たな弾道ミサイルの発射実験に成功したと伝えた。

 同日の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は発射の瞬間などを捉えた写真を掲載した。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会った。北朝鮮は29日、東岸の元山から弾道ミサイル1発を発射。日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定されており、同通信の報道はこれを指すとみられる。

 同通信によると、ミサイルは7メートルの誤差で目標点に着弾し、金委員長は「大いに満足」した。金委員長は昨年、「敵艦船を含め、海上、地上の任意の標的を精密に攻撃できる弾道ミサイル」の開発を指示していたといい、対艦弾道ミサイルとして配備することも念頭に置いているとみられる。


米軍が有事対応を大型無人偵察機で強化
5/30(火) 6:30配信 ホウドウキョク

5月から横田基地に展開中の無人偵察機「グローバルホーク」は移動式発射台の動きも探知する

能勢伸之解説委員
北朝鮮の動きを実際に見張っているかどうかは別として、今、横田基地には北朝鮮の動きを監視できる大型無人偵察機「グローバルホーク」が4機、5月から展開しています。
24日に岡部さんがそのうちの一機、ブロック30を取材しました…大きいですよね?

軍事評論家・岡部いさく
はい、横幅が39.9m。旅客機くらいの大きさなんですが、無人で飛ぶ。変わった形でしょ?垂直尾翼にあるBBの文字はカリフォルニア州のビール空軍基地を表しているんですが…この機体の下にあるホッケースティックの先のようなL字型のものを見てください。
【上記リンク参照】
胴体の下に5本、主翼の下にも2本と全部で7本あるんですが今まで見たことのないアンテナなんです。ジェレミー・フィールズ隊長にお聞きしたところ、センサー・パッケージだと…つまり何か電波を傍受するためのシステムの一部のアンテナだそうです。新しい装備ですね。
カメラで撮影、電波傍受ができて、合成開口レーダーで画像探知ができるなど様々なセンサーを持っているのがこのブロック30です。


(画像:ホウドウキョク)
今回はブロック30とブロック40が2機ずつ展開しています。イラストを描いてきたのでこれで説明します。
【画像参照】
さらにブロック40が1機来て合計5機になるそうですが、ブロック30がカメラ、レーダーとか電波傍受の機体、そしてブロック40の方はAN/ZPY-2という最新鋭のレーダーを機体の真下に装備している。このレーダーは横向きに電波を出して地上や海上の目標を細かく見ていて、しかも移動目標を洗い出すことができるというもの。

だから例えばどこかの国の弾道ミサイルの移動式発射台(TEL)を見つけ出すこともできるということです。

機体そのものは無人機なので人は乗らないのですが、横田には今6人のパイロットが来ているそうです。ただし横田にいるパイロットがやることは離着陸だけ。

このグローバルホークは、何とマウスとキーボードで操作して離着陸させるそうなんですよ。ドローンとかラジコン飛行機みたいにレバーやボールを動かして操縦するんじゃなくてマウスとキーボードで「こう飛びなさい」と指示する。自動的に自分で場所を確認しながら飛んで行くから例えば有人機のパイロットではできないような霧の中や雨の中でも離着陸できるんですね。

そして離陸後、実際に偵察飛行する時のパイロットはアメリカ本土にいるんだそうです。このクジラのオデコのようなところに大きなパラボラアンテナが入っていてアメリカから衛星通信で操縦する。

前の方の写真を見てみましょう。
【上記リンク参照】

前方に白いラインが入っているところは円筒形になっていて、ここがグルンと回るとカメラが出てくる。普通の電子工学的カメラと赤外線カメラの両方が装備されていて夜間でも地上の様子がわかります。それから、その上にある黒い部分は電波が通る場所を意味するので様々な電波センサーがついているのでしょう。

一番先端にもレンズが確認できるんですが、地上で滑走する時に便利なようにということで、これは偵察用のカメラではないようです。

そしてこれが…【画像参照】

こちらに来ている第9偵察航空団 第69偵察航空群 第1遣隊のパッチです。ちゃんとこう、旭日をバックにホークが目を光らせているという、その名もサイレント・ハンターズ…沈黙の狩人です。

5月26日(金)「週刊安全保障」より


<北朝鮮ミサイル>トランプ米大統領ツイート「中国に非礼」
5/30(火) 0:11配信 毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は29日、自身のツイッターに「北朝鮮は新たなミサイルを発射することで、隣人の中国に重大な非礼を示した」と書き込んだ。

 米国は北朝鮮に核・ミサイル放棄を迫る「最大限の圧力」をかけるため、空母の展開など軍事的なプレゼンスの強化と同時に、外交努力も維持する方針。北朝鮮と関係の深い中国に今後も粘り強く影響力行使を求めていく考えだ。トランプ氏は「中国は努力を続けている」とも述べ北朝鮮包囲網への協力に期待感を示した。


北朝鮮ミサイル発射、中国に「大変無礼」=トランプ氏
5/29(月) 23:52配信 ロイター

[ワシントン 29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日、短文投稿サイト「ツイッター」で「北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射して、隣国の中国に大変な無礼を働いた。ただ中国は精一杯やっている」と述べた。


対北朝鮮「中国は役割を」=谷内氏が楊国務委員に
5/29(月) 23:47配信 時事通信

 谷内正太郎国家安全保障局長は29日、中国の楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)国務委員と神奈川県内で、夕食を交え約5時間会談した。

 両氏は弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応をめぐり、国連の場を含め一層緊密に連携していくことで一致。谷内氏は「新たな段階の脅威であり、中国はさらなる役割を果たしてほしい」として、北朝鮮への自制要求や国連安保理決議に基づく制裁履行で協力を求めた。

 谷内、楊両氏は日中関係改善に向け、双方が努力することを確認。谷内氏は「首脳間を含むさまざまなレベルの対話を強化したい」と述べた。7月にドイツで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた日中首脳会談や、今年の日中韓首脳会談についても調整したもようだ。


北ミサイル 「あざけ笑う行動、許せない」 萩生田光一官房副長官
5/29(月) 23:22配信 産経新聞

 萩生田光一官房副長官は29日夜、BSフジ番組で北朝鮮によるミサイル発射について、「G7(先進7カ国首脳会議)で、各国が同じ思いで北に対して向き合おうと決めた直後に、それをあざけ笑うかのような行動に出たことは許せない。大変憤りを感じる」と述べた。

 国連安全保障理事会決議など国際社会の対北制裁が効果をあげていないとの指摘には、「これから効果を示していかなければならない段階だ」と指摘した。その上で米国との連携の重要性を強調し、「あらゆる選択肢の中で日本はともに行動できるものは、一緒に行動する」と強調した。


またミサイル発射…今回発射したとみられるミサイルの特徴と現状
5/29(月) 22:59配信 ホウドウキョク

ミサイル防衛に詳しい能勢解説委員の解説です。

今月に入って3回目、発射ミサイルの実力は
北朝鮮は29日朝、弾道ミサイルをまた発射。政府は日本の排他的経済水域=EEZ内に着水したと見られると発表した。29日午前11時時点。今回のミサイルについての情報は以下の通り。

さらに飛行距離は約400kmで、今年に入ってミサイル発射は9回目。今回のミサイルは低高度で、EEZ内に落下したということだがその場所がこちらだ。

今回落下したところが赤いバツで、3月に発射されたミサイルが紫のバツだ。

【EEZ内の落下場所について】
・新潟県・佐渡島から約500km
・島根県・隠岐諸島から約300kmと推定
・前回は3月に4発発射されたうちの1発が、秋田・男鹿半島の西約300~350kmに落下

今回のミサイルは『スカッドC』?『KN-17』?
水平距離で400km、韓国そして稲田防衛大臣はスカッド系列ではないかとの言い方をしている。北朝鮮が持っているスカッドは、スカッドB・スカッドC・スカッドER、そしてスカッドのどれかを改造したとみられるKN-17だ。スカッドBは飛ばしても最大300km、今回400km飛んでいるということはスカッドBではない。スカッドERは1000km飛び、高さ250kmくらいまで上がる。ロフテッド軌道で短くしたとしたら高度100kmはありえないのでスカッドERでもないだろう。

画像はスカッドERだが、今回のミサイルは『スカッドC』か『KN-17』の可能性が浮上する。スカッドCは最大射程500km、高度100km超えは、ほぼこの数値に合ってくるので、これの可能性が非常に高いといえそうだ。

●『KN-17』
スカッド系列の弾道ミサイルを改造して作られた。途中で軌道が変わるとみられる弾道ミサイルで、元のスカッドがどれを使っているのか良く分からず、射程がどれくらいかも良く分かっていない。

スカッドBは300km、スカッドCが500kmと言われているのでこの2つは韓国、スカッドERは1000km飛ぶので日本がかなり射程に入ってくる。KN-17は軌道が変わるという性能を持っていそうだが、どれくらい飛ぶのかはよくわからない。KN-17は謎につつまれていて分からないところが多い。

KN-17はひょっとしたら海の上の軍艦を狙うのではないか、また、ペトリオットパトリオットPAC3という対空ミサイルで防護されている地上施設を狙うのではないかなど諸説色々ある。いずれにせよ射程が分からないため韓国かひょっとしたら日本に届くか分からない。

今回は400kmの100kmのため、スカッドERではなくKN-17だとしてもそれはスカッドCベースという可能性が出てくる。日本には届きにくく、ギリギリ届いても一部だけだ。日本を標的にすると本州はカバーしてないと難しい。どうしても800kmや1000kmは必要になってくる。
今回の発射の情報について、アメリカ軍は相当、確度を持った情報があったはずだ。アメリカ軍は監視体制を早い時間から取っていた。

他方、北朝鮮の今回の狙いとして、米海軍空母の動きが標的になったということはあるのか、また、海上に配置されている空母は対象になるのか。という点が気になる。だが、北朝鮮の能力が海の上の軍艦の場所を正確にとらえられるのか、またミサイルをその場所に誘導できるのか、特に空母などイージス艦は動き回っているから予想位置にミサイルを撃ち込まなければならないためミサイルが到達するときにこの位置にいるという計算ができるのか。そこは疑問だ。

ロケットを発射させる技術は確実にあがっているが、そこが読める能力があるのかというのはわからない。巡航ミサイルの種類だとラジコンのようなもので狙うことはできるが、従来の弾道ミサイルのように一度打ち上げて標的の上に落ちていくものは発射して途中までしか誘導が効かない。そのため、そこから先のことはかなり難しい。
今回も排他的経済水域ギリギリを狙ったのか、狙った通りのところに落ちたのか。以前4発打ったとき、金正恩氏がモニターを見ている画面があった。その4発が直線状に北から南に並んでいて、その中の一番南がEEZに入っていたようだ。北朝鮮は動かない場所に向かって発射するという能力についてはかなり高くなったと見ている。危機感は募る一方だ。

5月29日放送「ランチタグ」より


<北朝鮮ミサイル>日米韓圧力に反発 技術的理由指摘の声も
5/29(月) 22:50配信 毎日新聞

 北朝鮮は29日午前5時39分ごろ、北朝鮮東部・元山一帯から弾道ミサイルを少なくとも1発発射した。韓国軍は短距離弾道ミサイルのスカッド系列とみている。日本政府によると東に約400キロ飛行し、落下地点は新潟県・佐渡島から約500キロ、島根県・隠岐諸島から約300キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内と推定される。北朝鮮の核・ミサイル開発に対する日米韓などの圧力に強く反発したものとみられるが、新型ミサイル開発のための技術的理由が別にある可能性を指摘する声もある。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は28、29の両日、米韓が6月に朝鮮半島周辺で米空母「カール・ビンソン」などが参加する合同演習を画策しているとして「危険な軍事的妄動だ」と非難した。同通信は3月に改良型スカッドミサイル4発を日本海に向けて発射した際にも、米韓合同軍事演習を強く非難しており、今回のミサイル発射も6月に予定されていると韓国内で報じられた合同演習を念頭に置いたものとみられる。特に、北朝鮮との対話を模索する韓国の文在寅(ムンジェイン)政権への揺さぶりを図った可能性もある。

 一方、韓国の専門家の間では、新技術を適用したミサイル発射実験の可能性を指摘する見方もある。

 北朝鮮が発射したミサイルの弾頭部分が日本のEEZ内に落下したのは今年3月以来で4回目。また北朝鮮のミサイル発射は今年に入り9回目。ミサイル発射は、ほぼ3週連続となった。

 岸田文雄外相は29日、米国のティラーソン国務長官と電話で約25分間協議し、北朝鮮への圧力を強化するとともに、防衛能力向上を図るため「具体的行動を取る」ことで一致した。北朝鮮との関係が深い中国とロシアに、国連安全保障理事会などを通じて、効果的な役割を果たすよう働きかける方針も確認した。

 安倍晋三首相は29日の参院本会議で、この日に来日した中国の楊潔篪(ようけつち)国務委員に対し「北朝鮮問題を取り上げ、連携強化について働きかける予定だ」と表明した。【秋山信一、ソウル米村耕一】

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