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2017年4月 1日 (土)

栃木のスキー場で雪崩 高校生ら8人死亡、40人負傷・6

27日午前9時20分ごろ、栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生し、県高校体育連盟の春山安全登山講習会を受けていた県内の高校生が巻き込まれ、8人が死亡、重傷含む40人の負傷者が出ている。

同スキー場は去る3月20日に今シーズンの営業を終了していた。また宇都宮地方気象台は26日午前10時から雪崩注意報を発令していた。

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リンク:那須スキー場雪崩 検証委、6月までに取りまとめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩発生の無線連絡、講習会本部の「応答なし」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩現場 48年前にも死者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:専門家チームが現地「雪崩」調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:48年前にも同じ場所で雪崩「なぜ行ったのか」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「登山経験なし」犠牲教師の告別式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:山岳救助隊員「現場は雪崩危険箇所」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<栃木雪崩>教え子ら最後の別れ 大田原高教諭の葬儀 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<栃木雪崩>専門家が調査へ 捜査長期化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「雪崩は常識。一度も近づいたことない」山岳救助隊員が証言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩事故で萩原さん通夜営まれる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「想定外」あってはならない=雪崩事故踏まえ、新年度訓示―栃木知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:栃木スキー場雪崩 発生から1週間 「対応遅い」「無謀な計画」 県知事、町長が相次ぎ指摘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>事故1週間 献花途絶えず 唇かむ救助隊員ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「本当に残念」、山に合掌=雪崩現場、多くの花束―発生1週間・栃木8人死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>県高体連、呼吸空間確保法を教えず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須8人死亡 現場斜面、毎年雪崩か 地元で「危険な場所」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須8人死亡 角膜提供、母の決断 最後の社会奉仕「役に立てたね」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須8人死亡 危険な課外活動どこまで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲教師の父親「納得できない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「なぜ」「真相を」=拭えぬ不信と癒えぬ傷―犠牲の遺族・栃木スキー場雪崩 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>犠牲16歳・淳生さん角膜提供 2患者に移植へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「優しい先生だった」=雪崩犠牲の教諭通夜―栃木 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>悪天候…湧き出る「なぜ」「なんで」事故1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>愛好家ら山離れ懸念「初心者増え、逆に危険」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:山岳救助隊員、事故当時の状況語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「絶対安全」が惨事に=経験裏目、甘い危機管理―栃木スキー場雪崩、3日で1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩犠牲の高校生 角膜を提供へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須8人死亡 雪崩危険性テストせず 講習前に例年は実施 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「世界を見て」雪崩犠牲の高校生、角膜を提供 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<雪崩8人死亡>犠牲教諭の教え子ら献花 事故現場近くで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須町の雪崩事故で高校の家宅捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩事故に遭った高瀬さんの告別式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:事故現場「雪崩危険箇所」=立ち入り届け出ず訓練―栃木8人死亡事故 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

那須スキー場雪崩 検証委、6月までに取りまとめ
産経新聞 4/5(水) 18:03配信

 栃木県那須町で登山講習会に参加した県立大田原高の生徒ら8人が死亡した雪崩事故について、県教育委員会の宇田貞夫教育長は5日の記者会見で、今月上旬に立ち上げる予定の検証委員会の検証結果を6月までにまとめる方針を明らかにした。

 検証委員会は、登山や気象関係者ら外部の委員約10人、山岳関係者やPTAの地元関係者ら協力委員約5人で構成し、計5回の開催を予定。県教委は、講習会に参加した県内7校の教員らを対象にした聞き取り調査を進めており、検証委員会の検証結果を基に再発防止策をまとめる。


雪崩発生の無線連絡、講習会本部の「応答なし」
読売新聞 4/5(水) 9:09配信

 栃木県立大田原高校の生徒と教諭計8人が死亡した同県那須町の雪崩事故で、「春山安全登山講習会」の引率教諭が、現場から講習会本部に雪崩発生の無線連絡をしたが、応答がなかったと話していることが、県関係者への取材で分かった。

 雪崩は3月27日午前8時半頃に発生し、引率教諭が本部となっていた旅館に駆け込んで救助要請したのが同9時15分頃。110番までに発生から約50分を要していた。

 講習会の現場責任者で同校の猪瀬修一教諭(50)は雪崩発生当時、本部の旅館にいた。3月29日の記者会見では、無線機を手元に置いていなかった時間帯があったと説明し、無線連絡があったかは「分からない」と話した。


雪崩現場 48年前にも死者
ホウドウキョク 4/4(火) 15:25配信

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(写真:ホウドウキョク)

栃木・那須町で登山講習会に参加していた高校生らが雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故で、現場近くでは、48年前にも雪崩による死亡事故が起きていたことがわかった。
那須山岳救助隊関係者は、「昭和44年2月9日にスキー場の中で、高校の大会の県の予選会があったときに表層雪崩が出て、まっすぐわたしのいるところにぶつかって、わたしは雪の中に埋まった」と語った。
今回の雪崩で、救助活動を行った那須山岳救助隊の関係者によると、48年前の1969年2月、今回の講習会を主催した栃木県高校体育連盟の担当者とともに、大会の下見のために周辺を訪れた際にも、雪崩が起きていたと証言した。
さらに、その翌月には、周辺を歩いていた数人が雪崩に巻き込まれ、1人がスキー場内のゲレンデにある木に激突して、死亡していた。
証言をした関係者は、講習会の主催者側は現場周辺で雪崩が起きやすいことをわかっていたはずだと指摘しているが、高体連側はFNNの取材に対し、過去の事故については把握していないと答えた。
警察は、講習会の現場責任者らが雪崩を予見できたかについて、慎重に調べる方針。


専門家チームが現地「雪崩」調査
ホウドウキョク 4/4(火) 10:56配信

栃木・那須町で、高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、専門家チームが現場周辺の斜面に入り、雪崩が起きやすい雪質だったかを調べた。
調査は3日午後、雪山災害の専門家チームが、事故があった那須岳の周辺に入って行ったもので、雪の深さや雪質を調べた。
調査を行った災害・復興科学研究所の渡部 俊技官は「落ちたと思われるところは急で、『上からは全く見えない状態』。(表面から)30cmから40cmくらいの新しい雪の下に、氷みたいな固い雪があった」と話した。
警察は、こうした調査結果もふまえ、訓練の主催者が雪崩を事前に予見できたか、慎重に調べる方針。
一方、高根沢町の斎場では、大田原高校の萩原秀知さん(16)の告別式が執り行われ、同級生たちが、最後の別れを悼んだ。
中学校の同級生は、「こんな形で会うとは思わなかった。悲しいです」、「お前の分まで頑張るからと言いたいです」などと話した。
また、栃木市では、生徒たちを引率していた毛塚優甫さん(29)の告別式が行われ、恩師との別れを惜しむ生徒の姿が見られた。
教え子は「とても優しかったので、恩師であって、大好きだったので、すごく残念だと思う」と話した。


48年前にも同じ場所で雪崩「なぜ行ったのか」
読売新聞 4/4(火) 7:22配信

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(写真:読売新聞)

 栃木県那須町の茶臼岳(1915メートル)で、「春山安全登山講習会」に参加した高校生と教諭計48人が雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故から3日で1週間となった。

 「なぜあの場所へ行ったのか理解できない」。発生当日、救助の指揮を執った那須山岳救助隊長の大高登さん(88)は「48年前にもほぼ同じ場所で雪崩による死亡事故があった」と話し、訓練場所の選定に改めて疑問を投げかけた。

 大高さんは、茶臼岳近くの温泉旅館で生まれ育ち、「那須の山の生き字引」ともいわれる。1965年に同救助隊の前身の那須山岳会を結成。以来、警察から救助要請のあった事故の記録が続けられている。

 今回、雪崩はスキー場西方の「天(てん)狗(ぐ)の鼻」と呼ばれる岩(標高1515メートル)付近で発生し、160メートル以上にわたって雪が滑り落ちた。


「登山経験なし」犠牲教師の告別式
ホウドウキョク 4/3(月) 17:06配信

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(写真:ホウドウキョク)

栃木・那須町の雪崩事故で、生徒たちを引率していて犠牲となった、大田原高校の毛塚優甫さん(29)の告別式が3日に営まれた。
栃木市の斎場で営まれている毛塚優甫さんの告別式には、始まる1時間ほど前から生徒たちが集まり始め、恩師との最後の別れを惜しむ姿が見られた。
ラッセル訓練の先頭班にいて亡くなった毛塚さんは、2016年に教員採用試験に合格し、初めての赴任先となった大田原高校で、剣道部と山岳部の顧問を兼任していた。
2日夜の通夜では、毛塚さんの父親が、登山経験がない息子が、ラッセル訓練の引率者として配置されたことに対して、怒りをあらわにした。
毛塚さんの父親は「正しい判断のできる人はいたのですか。責任者は、なぜ旅館にいたのですか。(息子は)生徒たちの命を守る側なんですけど、雪山経験ゼロの息子には、とてもできないことです。ただ決定されたことを一生懸命にやっていたのだろうと、わたしは思う」と話した。
登山講習会の実施要項には、毛塚さんの名前は、講師として記載がなかったこともわかっている。


山岳救助隊員「現場は雪崩危険箇所」
ホウドウキョク 4/3(月) 16:03配信

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(写真:ホウドウキョク)

栃木・那須町で、登山講習会に参加していた高校生らが雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故から、3日で1週間がたった。
事故現場が見える場所に設置された献花台には、多くの人が訪れている。
中でも、救助にあたった山岳救助隊員は、以前から現場では雪崩が発生するなど、危険な場所だったと証言した。
那須山岳救助隊の高山昭彦さんは、「自分は、ここの救助隊なので、ここが危険だとよく知っていて、一度も行ったことがない。最初に行って感じたことは、本当に、これは大変なことになっているというのと、なぜここに...、大事な子どもたちを連れてきたのか」と話した。
事故現場は、1997年に林野庁が「雪崩危険箇所」として栃木県に通達していた一帯で、登山講習を主催した栃木県高校体育連盟は、国有林に入る際に必要な入林届が未提出だったという。


<栃木雪崩>教え子ら最後の別れ 大田原高教諭の葬儀
毎日新聞 4/3(月) 11:31配信

 栃木県那須町のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒ら8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、犠牲となった県立大田原高校教諭で山岳部顧問の毛塚優甫(けつか・ゆうすけ)さん(29)の葬儀が3日、栃木市内で営まれ、教え子らが最後の別れを惜しんだ。

 毛塚さんから現代文の授業を受けていたという同校2年の男子生徒(16)は「今日は『今まで教えていただきありがとうございました』という思いを伝えに来ました」と話した。毛塚さんが中学生の頃に学年主任として接した女性(62)は「彼はまじめで実直でした。中3の時に難しいピアノの伴奏も努力してやり遂げました。剣道一筋の生徒で、今回の講習会が終わった後は剣道の大会に出るはずだったのに」と嘆いた。

 毛塚さんは登山経験が浅かったが、ラッセル訓練では十分な経験が必要とされた先頭の「1班」の引率教諭を務めていた。参列者によると、葬儀であいさつした毛塚さんの父親は「(事故の)真相を追究してほしい」と訴えたという。【萩原桂菜】


<栃木雪崩>専門家が調査へ 捜査長期化も
毎日新聞 4/3(月) 11:29配信

 栃木県那須町での登山講習会に参加した県立大田原高の生徒ら8人が死亡した雪崩事故は、3日で発生から1週間を迎えた。県警は同日、雪崩の発生状況などを解明するため、専門家に調査を依頼する方針を明らかにした。県警は業務上過失致死傷容疑で引率教諭らから事情を聴いているが、雪崩の発生を予見できたか立証するのは難しく、捜査は長期化するとみられる。

 春山安全登山講習会と題し、県内7校が参加して先月25~27日の日程で開催。茶臼岳登山が予定された前日の26日に雪崩注意報が出されたことなどを踏まえ、主催した県高校体育連盟の登山専門部委員長を含む引率教諭3人が協議して登山を中止。雪をかき分けて進むラッセル訓練に切り替えていた。

 現場周辺の国有林を管理する林野庁塩那森林管理署によると、現場一帯は「雪崩危険箇所」で栃木県に通知していたが、委員長らは別の場所と認識。「経験則」から「絶対安全」と判断したという。

 現場を独自調査したNPO法人「日本雪崩ネットワーク」(横浜市)の出川あずさ理事によると、傾斜が30度以上あり、大きな木も少なく、「雪崩が発生しやすい典型的な地形」という。救助にあたった那須山岳救助隊のメンバーは「地形、気象、行動の面で雪崩が起きやすい状況が重なっていた」とみている。

 県警は先月30日、現場検証を実施。31日には委員長で現場責任者だった教諭が勤務する大田原高を家宅捜索した。県警は訓練参加者ら100人以上から事情を聴く方針で、雪崩に対する危険性の認識や安全管理体制に問題がなかったか慎重に捜査を進めている。【野田樹、野口麗子】


「雪崩は常識。一度も近づいたことない」山岳救助隊員が証言
ホウドウキョク 4/3(月) 11:28配信

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(画像:ホウドウキョク)

雪崩の発生から、3日で1週間。
献花に訪れた山岳救助隊員は、現場は雪崩が多く、隊員ですら入ったことがない危険な場所だと証言した。

なぜ、ここに大事な子どもたちを連れてきたのか…
栃木県那須町で、大田原高校の山岳部の高校生ら8人が犠牲となった雪崩事件から3日で1週間。

懸命の救助にあたった、那須山岳救助隊の高山昭彦さん(57)は、「2メートルくらいは、雪の下に埋まっている状況でした」、「ほとんど全員の方が、顔は真っ白、または黒くなり始めている状態で。全く呼びかけにも反応なし」などと、当時の様子を鮮明に思い出しながら証言した。

「最初に行って感じたことは、本当にこれは大変なことになっている。なぜ、ここに大事な子どもたちを連れてきたのか」と言葉を詰まらせながら話した。

まさか、そこで訓練をするとは…
雪崩の危険性がある場所での訓練をめぐり、登山講習会の現場責任者は会見で、過去の経験から、「絶対安全だと判断した」と説明している。

しかし、この地域を管轄する山岳救助隊員の間では、この場所は雪崩が起こりやすい場所として知られ、隊員らも「一度も近づいたことがない」と証言する。

高山さんは、「雪崩が起きているのは、時々自分も見えていた。救助隊の間でも、あそこは雪崩が起きやすく危険なのは、ある意味、常識でした。あそこは、ゲレンデではなくて完全に山です。自分はここの救助隊なので、ここが危険だとよく知っていて一度も行ったことがない。まさか、そこで訓練をするとは想像もつかなかった」と話した。

「なぜ、雪山経験ゼロの息子を引率者にしたのか」
一方、教師で唯一の犠牲となった毛塚優甫さん(29)の通夜が営まれ、父親が経験の浅い息子に引率役をさせたことへの不満を述べた。

ラッセル訓練の先頭班にいて亡くなった、大田原高校の教師の毛塚優甫さんの通夜では、父親が、登山経験の浅い息子が、ラッセル訓練の引率者として配置されたことに対し、怒りをあらわにした。

毛塚さんの父親は、「正しい判断のできる人はいたのか。責任者は、なぜ旅館にいたのか。吹雪いている危険の予想されるところに1年目の新米教師、それも雪山経験ゼロの息子を引率者にしたのは、なぜか。息子がどうして命を奪われなければならないのか、わたしには、いくら考えても納得がいきません」と話した。

医師になるのが夢だった…
また、医師になるのが夢だったという萩原秀知さん(16)の通夜も営まれ、友人たちが次々に訪れ、早すぎる死を悼んだ。

萩原さんの小学校の同級生は「誰にでも優しくて、分け隔てなく、みんなに平等に接してくれた」と話した。

萩原さんの中学校の同級生は「明るくて、優しい人でした。高校生までの思い出のビデオが流されて、泣いている人が多かった」と話した。

この登山講習をめぐっては、主催者が予定していた登山が悪天候でできなくなった場合の代わりになる訓練計画を決めていなかった。また、国有林に入る際に必要な入林届を提出していなかったこともわかっていて、警察は、訓練を行った判断が適切だったか捜査している。


雪崩事故で萩原さん通夜営まれる
ホウドウキョク 4/3(月) 11:21配信

栃木・那須町で雪崩に高校生ら8人が巻き込まれ、死亡した事故で、萩原秀知さん(16)の通夜が営まれ、友人たちが早すぎる死を悼んだ。
萩原さんの小学校の同級生は「誰にでも優しくて、分け隔てなく、みんなに平等に接してくれた」と話した。
萩原さんの中学校の同級生は「明るくて、優しい人でした。高校生までの思い出のビデオが流されていました。泣いている人が多かった」と話した。
登山講習の主催者は、国有林に入る際に必要な入林届を提出していなかったこともわかっていて、警察は、訓練を行った判断が適切だったか捜査している。


「想定外」あってはならない=雪崩事故踏まえ、新年度訓示―栃木知事
時事通信 4/3(月) 11:17配信

 栃木県の福田富一知事は3日、部課長級の幹部職員を対象とした新年度の訓示を県庁で行った。

 同県那須町で起きた雪崩事故を踏まえ「想定外はあってはならない」と述べ、緊急時の連絡体制などを徹底するよう指示した。

 福田知事は、今後県内で行うイベントなどについて「常に不測の事態を想定し、避難経路の確認や必要な物資の調達などを関係者に周知してほしい」と強調。「行政が行う催しで事故があってはならない。自然災害によるものであっても、被害を最小限に食い止めるよう、しっかり準備してほしい」と呼び掛けた。


栃木スキー場雪崩 発生から1週間 「対応遅い」「無謀な計画」 県知事、町長が相次ぎ指摘
産経新聞 4/3(月) 10:27配信

 栃木県那須町のスキー場付近で登山講習会に参加していた県立大田原高校の生徒と教諭8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故は3日、発生から1週間を迎える。県警の捜査、県教育委員会による検証で原因の究明、再発防止策の確立が急がれる。

 事故発生の3月27日、情報が錯綜(さくそう)する中、県教育委員会は慌ただしく情報収集に追われ、宇田貞夫教育長が夕方、記者会見した。「登山中止を決めたのは正しかったと思う」とした上で、ゲレンデや周辺の斜面での活動については「経緯は分からない。(雪山を登らず)スキー場内の練習ということで『まさか』という思いがあったのではないか」と述べた。県教委は今後、第三者による検証委員会を立ち上げ、講習会や冬山登山を許可してきた経緯などを検証していく。

 同日夜には県高等学校体育連盟の橋本健一会長が会見。「しっかりとした危機管理態勢が必要だった。原因を究明し、二度とこのような事故を起こさない態勢を整えたい」。ただ、詳細は現場に委ねていたとの説明を繰り返した。

 現場責任者だった県高体連登山専門部の猪瀬修一委員長(50)=大田原高教諭=が会見したのは29日。2時間以上に及んだ。「当時は絶対安全と判断した。雪(の降り方)が強くなく、風もほとんどなく、現場の教諭2人と相談して決めた」と説明。「そのときは絶対安全と判断して訓練に入ったが、本当に反省しなければいけないと思っている」と判断の甘さを認めたが、「慣れや慢心はなかったのか」と重ねて問われ、「慢心を認めろということですか」と反論する場面もあった。

 同日は福田富一知事の定例会見もあり、雪崩発生から警察への通報に約50分かかっている点を挙げ、「もっと早い対応が必要だった。連絡通報態勢がしっかりしていれば、もっと早く通報できたのではないか」と初期対応の不備を指摘。

 那須町の高久勝町長も同日に定例会見。講習会が実施されたスキー場を管理する立場から「(講習会参加者は)ゲレンデを通過しており、報告義務がある。町も管理者の立場から報告を受ける責任がある」。使用を許可したのはトイレがあるセンターハウスだけという認識だったが、参加者がゲレンデを通ってスキー場外の国有林に向かったのは「無許可」と批判。また、現場はスキー場外だったと強調し、「雪崩が起きたのはスキー場とは離れた国有林。なぜあのような場所まで生徒たちを連れていったのか。あまりにも計画が無謀ではなかったかと思い、残念」。風評被害に触れ、怒りの表情も見せた。

■雪崩事故発生後の経過

3月

27日 雪崩事故で高校生ら8人死亡

   県高体連の橋本健一会長が記者会見「しっか   りした危機管理体制が必要だった」

28日 県警が那須塩原署に特別捜査班設置

   講習会参加校で保護者への説明会

29日 大田原高校で全校集会

   高久勝・那須町長が記者会見「ゲレンデ使用   届け出ない。今後、活動報告求める」

   福田富一知事が記者会見「初期対応が問題」   。県教委、検証委員会設置を発表

30日 県警が現場検証

   県高体連が臨時理事会。各専門部に危機管理   マニュアルの義務化を通知

31日 県警が大田原高校を家宅捜索

   福田知事らがスキー場で献花


<那須雪崩>事故1週間 献花途絶えず 唇かむ救助隊員ら 
毎日新聞 4/3(月) 10:11配信

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救助活動に参加した那須山岳救助隊の隊員らも献花台を訪れた=那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で2017年4月2日、萩原桂菜撮影

 栃木県那須町湯本のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒7人と教諭の計8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故から、3日で1週間となる。事故後初めての週末、現場近くに設けられた献花台には犠牲者を悼む人が引きも切らず訪れていた。また、事故が起きた現場では専門家が調査を進め、事故当時の雪崩の全体像が解明されつつある。【萩原桂菜、高橋隆輔】

 スキー場入り口近くに設置された献花台は、幾重にも重なった花束や慰霊の品であふれていた。犠牲者の数に合わせたのか、8本並べて置かれた缶コーヒーや、厳寒の中で命を落とした高校生らを思いやってか、使い捨てカイロを置いた人もいた。

 事故後に救助活動を行った那須山岳救助隊の隊員らも2日、献花に訪れた。「救助に駆けつけたときは、まさかこんな大きな事故になるとは思っていなかった」と語る高根沢修二副隊長は、この日の雲一つ無い青空の下に広がる現場を見上げ、「当時は吹雪でよく見えなかったが、改めて見るととても急勾配だ」と唇をかみしめた。

 那須町の会社員、佐々木康雄さん(45)は雪崩事故が起きた前日にスキー場付近を訪れ、講習を受けていた高校生たちを目撃したという。「まさか次の日にこんな事故が起こるなんて……」と、肩を落とした。

 一方、防災科学技術研究所雪氷防災研究センターはこの日、現地で2度目の調査を行った。ドローンなどを使い、雪崩の流れた方向や発生した場所を約4時間調査した。上石勲センター長(57)は「(雪崩が発生したと見られる)『天狗の鼻』から200メートルくらい下にデブリ(塊)があった。そこまで雪崩が来ていた可能性もある」と話し、分析を急ぐ考えを示した。

 現場を調査した同センターとNPO法人「日本雪崩ネットワーク」が判断した雪崩の発生メカニズムは、固い雪の上に積もった新雪が崩れる「表層雪崩」で一致している。

 同センターが発生翌日の先月28日に発生現場より約200メートル低い地点で行った調査では、固い雪の上に約35センチの軽く柔らかい雪の層が確認された。新雪は結晶のすき間が大きく、重みに耐えられずに崩れやすいため、表層が滑り落ちたとみられる。

 また、日本雪崩ネットワークは同日、さらに現場に近い標高約1400メートル地点で調査。一度溶けて固まった層と、その上の新雪の層の間に結合の弱い層が認められ、実験では雪崩の危険を示す反応が出た。さらに、事故と同じ日に起きた別の雪崩の形跡も確認できたという。出川あずさ理事長は「現場は傾斜が30度以上で大きな木も少なく、雪崩が発生しやすい典型的な地形」とも指摘する。

 この調査結果は、専門家が事故直後に地形や気象条件のみから推測した内容と一致する。事前に知識があれば、雪崩の発生を十分に予見できた可能性が高まっている。訓練責任者の教諭は、雪崩の危険性そのものは認識した上で「(訓練を行う場所は)絶対安全と判断した」と主張しているが、どの程度慎重に情報収集や判断がなされていたか、徹底的な検証が求められる。


「本当に残念」、山に合掌=雪崩現場、多くの花束―発生1週間・栃木8人死亡
時事通信 4/3(月) 10:10配信

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栃木県那須町で、春山登山講習中だった県立大田原高校の生徒ら8人が死亡した雪崩事故は、3日で発生から1週間を迎えた。現場に近いスキー場の入り口には、花束を持った人が訪れて手を合わせ、犠牲者を悼んだ。

 栃木県那須町で、春山登山講習中だった県立大田原高校の生徒ら8人が死亡した雪崩事故は、3日で発生から1週間を迎えた。

 現場に近いスキー場の入り口には、花束を持った人が次々と訪れて手を合わせ、犠牲者を悼んだ。

 スキー場の入り口に設けられた献花台前では、亡くなった生徒らと同年代の子供がいるという40代の夫婦=那須町=が、線香に火を付け、じっと合掌していた。花を手向けた同校OBの自営業男性(56)=矢板市=は「後輩だし、同じ年頃の子供もいる。お子さんたちも無念だったろう」と声を震わせた。

 犠牲になった大田原高校2年生、鏑木悠輔さん(17)が自宅に遊びに来たこともあったという会社員の男性(53)=那須町=は、「私も山をやる。何か力になれなかったか…」と話し、「ごめんなさい」と念じながら、祈ったという。

 亡くなった同校教諭の毛塚優甫さん(29)の父親と知り合いだという男性(62)=宇都宮市=は、「やっと先生になっただろうに…。本当に残念だ」と話し、長い間、現場を見つめた。

 献花台には、この日までに台に乗り切らないほどの花束が手向けられた。温かい飲み物が入っていたとみられるペットボトルやお菓子も供えられた。

 雪崩は3月27日午前8時半ごろ発生。巻き込まれた生徒らのうち、大田原高校の男子生徒7人と男性教諭の計8人が死亡した。


<那須雪崩>県高体連、呼吸空間確保法を教えず
毎日新聞 4/3(月) 8:00配信

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雪中の呼吸確保

 ◇訓練場所では表層雪崩を予測する「弱層テスト」も怠る

 雪崩注意報が出ていた栃木県那須町の雪山で先月27日、登山安全講習会に参加した県立大田原高山岳部の生徒ら8人がラッセル訓練中に雪崩で死亡した事故で、主催者の県高校体育連盟登山専門部が、雪に埋まった際に呼吸空間を確保する生存法を周知せず、事前に表層雪崩を予測する「弱層テスト」も怠っていたことがわかった。同校関係者が取材に証言した。雪崩を想定せずに訓練が行われた結果、8人が死亡した疑いがあり、県警は関係者から事情を聴いている。

 安全講習会は先月25~27日にあり、県内7校の山岳部員ら生徒51人が参加。27日に予定された茶臼岳登山は中止され、雪をかきわけて進むラッセル訓練に切り替えられ、装備が整っていた46人が参加した。

 関係者によると、座学が初日にあり、「山の魅力」をテーマに学んだが、雪崩や巻き込まれた際の対処法の説明はなかった。

 雪に埋まると、雪の圧力で短時間のうちに窒息する危険が高まるため、流されている時に浮上を試みるか、口の周りを手で覆うなど呼吸できる空間を作れるかが生存時間を延ばすカギとなる。生徒らは雪崩に対する心構えがないまま訓練に参加したとみられる。

 また、雪の斜面では弱層と呼ばれる積雪内のもろい層が表層雪崩を誘発しやすく、数十センチ程度掘って弱層の有無を確かめることが危険回避の有効策とされる。しかし、関係者によると、過去の講習会では弱層テスト後にラッセル訓練をしていたが、今回は事前確認がなかった。県高体連登山専門部委員長で大田原高山岳部顧問の猪瀬修一教諭(50)は、事故後の会見で「絶対安全だと思った」としている。

 雪崩に直撃された先頭の1班は、大田原高などの教諭2人と1、2年生それぞれ6人の計14人で、うち2年3人と1年4人、登山歴の浅い毛塚優甫教諭(29)の計8人が死亡。半径約10メートルの範囲で見つかった。雪の圧力で窒息死しており、2メートルもの深い場所に埋まっていた生徒もいた。

 雪崩を研究している名古屋大大学院の西村浩一教授は「(弱層は)スコップで掘ればすぐに分かる。経験豊富な教諭なら確認したはず」と指摘する。【野口麗子、萩原桂菜、三股智子】


那須8人死亡 現場斜面、毎年雪崩か 地元で「危険な場所」
産経新聞 4/3(月) 7:55配信

 栃木県那須町のスキー場で、登山講習会に参加した県立大田原高校の生徒と教員の計8人が死亡した雪崩事故で、事故のあった斜面は毎年のように雪崩が発生する「危険な場所」と認識されていたことが2日、地元関係者の話で分かった。

 雪崩事故は発生から3日で1週間。県警は業務上過失致死傷容疑で、講習会の責任者らによる安全管理面の判断などについて詳しく調べている。

 事故現場の斜面の危険性を指摘するのは那須山岳救助隊の男性で、「雪崩があった斜面は毎年春先に表層雪崩が起きている」と証言。自身もゲレンデで雪崩に巻き込まれた経験があるといい、「なぜあそこを(訓練場所に)選んだのか分からない」と話した。

 この男性などによると、昭和40~50年代には近くにある那須ロープウェイの職員が事故現場近くで雪崩に巻き込まれ、死亡する事故も発生しているという。現地を調査した専門家も「典型的な雪崩発生地形」と言及している。

 これに対し、講習会の責任者で、県高等学校体育連盟登山専門部の猪瀬修一委員長(50)は、危険な場所は把握しており、事故現場は「絶対安全」との認識だったとしている。

 業務上過失致死傷容疑の捜査に際しては、雪崩発生を予想できたかという「予見可能性」と、予見できたとすれば事故を防止できたかという「結果回避可能性」の有無が焦点となる。過去の雪崩事例は予見可能性を判断する上で重要な要素となり、県警が事実関係の裏付けを行っている。

 一方、防災科学技術研究所雪氷防災研究センター(新潟県長岡市)の職員らが2日、雪崩事故の現場を調査し、国有林の樹林帯を越えた辺りで雪崩の痕跡を確認したと明らかにした。降雪直後の新雪が流れ落ちた表層雪崩だったと推測している。


那須8人死亡 角膜提供、母の決断 最後の社会奉仕「役に立てたね」
産経新聞 4/3(月) 7:55配信

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雪崩事故現場のスキー場に設けられた献花台の前で手を合わせる人たち =2日午前、栃木県那須町(鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 「僕ならやってほしい。だからやろうよ」

 栃木県那須町のスキー場で雪崩に巻き込まれ、犠牲となった県立大田原高校1年、高瀬淳生(あつき)さん(16)。母の晶子さん(50)は最愛の息子を失った後、角膜の移植を決心したが、「見かけが変わるかもしれない」と説明を受けて迷っていた。大切な体を傷つけていいのか-。苦悶(くもん)する母を後押ししたのは兄、悠生(ゆうき)さん(20)の一言だった。

 淳生さんは大学で心理学を学び、人の役に立つ仕事に就くのが夢だった。淳生さんの叔母(47)によると、淳生さんは父、昌二さん=当時(46)=を6年前に肺がんで亡くしており、「つらい思いをしたからか、人のためになりたいという思いが人一倍あった」。

 雪崩はそんな淳生さんをのみ込んだ。

 晶子さんが搬送先の病院に駆けつけると、冷たくなった淳生さんがいた。

 病院に家族が集まり、今後について話し合った。そのとき、晶子さんが角膜の提供を口にした。この子はまだ社会で何もしていない。最後の社会奉仕をさせてあげたい…。

 手術直前、親しかった親族数人で淳生さんに会いに行った。

 横たわる190センチ近い淳生さんの体に、全員ですがりつくようにして泣いた。術後、晶子さんは淳生さんに何度も繰り返した。「やってよかった。役に立てたね、希望がかなったね」

 最愛の息子の命を奪った登山だが、事故を受けて高校生の冬山登山を中止する動きが広がっていることには否定的だ。「淳生は山岳部が大好きだった。それを頭から否定してはいけないと思う」(叔母)からだ。

 淳生さんは多趣味だった。中学はバレーボール部で活躍。合唱コンクールでは指を骨折しながらもピアノ伴奏を務めた。ほかにも化石、ギター、読書…。

 祖母からロードレーサーという競技用の自転車を贈られると、自転車にものめり込んだ。乗った日は必ず部屋まで持ち込み、今も新品のようにピカピカだ。

 淳生さんの告別式が行われた翌日の2日。晶子さんは、栃木県内で行われていた自転車ロードレース「ツール・ド・とちぎ」を観戦した。

 淳生さんが生前、行くのを楽しみにしていたレース。晶子さんの頭には、淳生さんが自転車に乗るときに愛用していたサングラスがかけられていた。(豊嶋茉莉)


那須8人死亡 危険な課外活動どこまで
産経新聞 4/3(月) 7:55配信

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雪崩発生までの動きと現場(写真:産経新聞)

 高校生7人を含む計8人が巻き込まれた雪崩事故は、教育現場の課外活動で危険性を含むスポーツをどこまで実施するかという課題も突きつけた。

 独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(JSC)によると、平成27年度の課外活動で死亡したのは保育園、幼稚園から高校までで計11人。ほとんどが部活動など運動後に体調不良を訴えて死亡するケースで、柔道部の練習中に畳に頭を打ち付けて死亡する事故もあった。

 過去の主な事例では、22年6月に浜松市の浜名湖で、手こぎのカッターボートが転覆し、中学1年の女子生徒=当時(12)=が死亡した事故がある。

 ボート訓練には中学1年の生徒約90人が参加しており、大雨、強風、波浪注意報が出ていたにもかかわらず訓練を決行。波が高くなりボートが立ち往生したため、モーターボートで曳航(えいこう)したところ転覆した。

 元年3月には、長野県白馬村のスキー場付近で、登山経験の少ない教員や高校生らを雪崩が襲った。雪山を体験させる研修会で、生徒は無事だったが男性教諭=当時(24)=が死亡した。男性教諭の友人男性(52)は、今回の事故について「訓練は必ずしも斜面でやる必要はないし、若い命を預かっているのだから中止にするという判断もできたはずだ」と話す。

 名古屋大学の内田良准教授(教育社会学)は「登山はそもそも、夏でも滑落や熱中症などリスクが高いことが織り込み済みとなっている」と指摘し、「学校教育として行われる以上、安全確保が最優先。経験則ではなく専門的な立場から危険かどうかを判断すべきだ」と訴えている。


犠牲教師の父親「納得できない」
ホウドウキョク 4/3(月) 7:44配信

栃木・那須町で、雪崩に高校生ら8人が巻き込まれ死亡した事故で、父親が、経験の浅い息子に引率役をさせたことへの不満を述べた。
ラッセル訓練の先頭班にいて亡くなった、大田原高校の教師の毛塚優甫さん(29)の通夜では、父親が、登山経験の浅い息子がラッセル訓練の引率者として配置されたことに対して、怒りをあらわにした。
毛塚さんの父親は「正しい判断のできる人はいたのですか。責任者は、なぜ旅館にいたのですか。ふぶいている危険の予想されるところに1年目の新米教師、それも雪山経験ゼロの息子を引率者にしたのは、なぜですか。息子がどうして命を奪われなければならないのか、わたしには、いくら考えても納得がいきません」と話した。


「なぜ」「真相を」=拭えぬ不信と癒えぬ傷―犠牲の遺族・栃木スキー場雪崩
時事通信 4/3(月) 7:07配信

 栃木県那須町で県立大田原高校(同県大田原市)の生徒ら8人が死亡した雪崩事故は、引率者らの準備や判断への数々の疑問点が浮上し、県警が同校の家宅捜索に入るなど、天災から人災へと様相を変えつつある。

 「なぜ息子は死んだのか」。遺族は癒えることのない傷を抱えたまま、複雑な思いで捜査を見守る。

 「17年間、一緒にいられて最高に幸せだった」。同校2年の鏑木悠輔さん(17)=同県那須町=の父、浩之さん(51)は3月30日の告別式で、息子にそう語り掛けた。

 雪崩注意報下での訓練、ビーコン不携帯、緊急連絡用の無線機の車中放置。悲しみに暮れる中、事故を伝えるニュースに、安全管理への疑問が次々と浮かぶ。悠輔は死ななくても済んだのではないか―。講習会を主催した県高校体育連盟や、ラッセル訓練実施を決めた引率教諭らへの不信が募る。「ただの事故ではない」
 「真相を知りたい」。取材に何度も繰り返した浩之さんは「山については素人だが、知識を増やし、真実を明らかにしたい」と語った。

 同校2年浅井譲さん(17)=同県那須塩原市=を亡くした父、慎二さん(47)は「原因を究明し、今後につなげてもらいたい」と訴える一方、「後から何を言っても息子は帰ってこない」と肩を落とした。

 「また届いているよ、譲」。受験に向け、譲さんが取り寄せた大学案内が自宅に郵送されるたび、未来に夢を持っていた息子の笑顔がまぶたによみがえる。「今はただただ、譲がいないという事実に納得がいかない」と涙目で語り、捜査については「結果を待つだけ」と続けた。


<那須雪崩>犠牲16歳・淳生さん角膜提供 2患者に移植へ
毎日新聞 4/2(日) 21:41配信

 ◇母親「きっと世の中の役に立ちたかったんだと…」

 栃木県那須町のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒ら8人がラッセル訓練中に死亡した雪崩事故。雪崩事故で犠牲になった県立大田原高1年の高瀬淳生(あつき)さんの角膜が、栃木県アイバンクに提供された。近く視覚に障害がある患者2人に移植される見込み。

 「淳生は16歳で、まだ何も世の中の役に立っていません。きっと世の中の役に立ちたかったんだと思いました」。毎日新聞の取材に淳生さんの母親(50)が2日、角膜提供の理由を語った。だが、決断に至るまでには葛藤があった。

 淳生さんが死亡した先月27日夜、医者に臓器提供ができないかを尋ねた。しかし、専門医から「角膜を提供すると眼球を取り出して義眼を入れることになるので、顔の形が変わるかもしれない」と言われ、迷いが生じたという。

 「(葬儀に)参列してくださる皆さんのためにも、淳生の今までの顔のままで見送りたい」。そう思った時、淳生さんの兄に「僕が淳生なら角膜を提供したいと思う。だから提供しよう」と励まされ、提供を決断したという。【野口麗子】


「優しい先生だった」=雪崩犠牲の教諭通夜―栃木
時事通信 4/2(日) 21:36配信

 「優しい先生だった」。

 栃木県那須町のスキー場付近で起きた雪崩で犠牲になった県立大田原高校教諭毛塚優甫さん(29)の通夜が2日夜、同県栃木市の斎場でしめやかに営まれた。生徒や学校関係者らが多数参列し、別れを惜しんだ。

 参列者によると、祭壇には笑顔の毛塚さんの写真が飾られた。父親はあいさつで、毛塚さんが雪山登山の全くの初心者だったと話した上で、「無責任極まりない」「計画は無謀だった」などと、講習会などに対する疑問や批判を口にしたという。

 現代文を教わっていた同校2年の男子生徒(16)は「みんなに平等に接してくれる優しい先生。どうして訓練を中止しなかったのか」と涙を拭いながら話した。大学の同窓生で、毛塚さんらとドライブなどを楽しんだことがあるという女性(29)は「事故は防げたんじゃないかと思うと、すごく悔しい」と唇をかんだ。


<那須雪崩>悪天候…湧き出る「なぜ」「なんで」事故1週間
毎日新聞 4/2(日) 21:36配信

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雪崩発生時の状況

 栃木県那須町のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒ら8人がラッセル訓練中に死亡した雪崩事故から、3日で1週間。遺族らは悪天候の中でなぜ訓練が実施されたのか、疑問をぬぐいきれない。関係者の証言を踏まえ、当時の状況を振り返った。【野口麗子、野田樹、高橋隆輔】

 先月27日午前6時前。登山講習会の現場責任者、県高校体育連盟登山専門部委員長の猪瀬修一教諭(50)は、現地本部を置いた旅館で天候を確認した。付近には前日から雪崩注意報が出ていた。

 その日は茶臼岳(標高1915メートル)への往復を予定していた。旅館はスキー場の管理事務所から車で2、3分。猪瀬教諭は管理事務所からやや離れた場所で生徒らと共にテントで宿泊していた登山専門部副委員長の男性教諭に電話をかけた。

 副委員長と、もう1人の男性教諭から「雪が降っている。茶臼は無理だろう。ラッセル訓練はできるのでは」と提案されたという猪瀬教諭。二、三十年以上も登山経験があるという3人は「経験則」でラッセル訓練の実施を決めた。

 29日記者会見した猪瀬教諭は「(ラッセル訓練についての3人の)話はすぐに終わったのか」との記者からの問いかけに「はい」と答えた上で「コースは決めていない」と説明。「絶対安全と思った」と振り返った。議論はなかった。

 午前7時半。管理事務所前に集合した生徒らへラッセル訓練への変更が伝えられた。この時、足首から雪が入らないように身につけるスパッツがなかった生徒5人は訓練への参加を見送った。午前8時、猪瀬教諭は生徒らが訓練に出発したのを見送った後、旅館へと戻った。

 次第に吹雪が強まっていった。先頭をいく1班は技術の高い大田原高の生徒12人と他校を含む教諭2人の14人で編成していた。1班にいた2年の生徒は「2年生が前、1年生が後ろで隊列を組んでいました。吹雪で会話は通じる状況じゃなかった。周りは何も見えなかった」と振り返る。

 その直後の午前8時半ごろ、樹林帯の中腹あたりにいた4班の生徒は「雪崩が来るぞ」との叫び声を聞いた。

 樹林帯を抜けて尾根付近にいたとみられる1班を、茶臼岳の9合目付近で発生した雪崩が襲った。「枝分かれして横に広がる」(県警捜査関係者)という雪崩の本流は1班を、派生した雪崩が2班をのみこんだ。

 ほどなくして雪に埋まった1班の先頭にいた副委員長が掘り出された。救出された1班の2年生は「雪に埋もれたところまでは覚えていますが、その後の記憶はほとんどない」と話す。事故後、猪瀬教諭は「あそこ(事故現場付近)は尾根筋だから大丈夫と思った」と語った。

 この2年生によると、この日の朝、みんなで朝食のスクランブルエッグを作った。2年生は死亡した大金実さん(17)と一緒にテントで過ごしたといい、「『山岳部で登るのもあと3回くらいだね』って話していたんですが」と話した。

 午前9時ごろ、管理事務所近くで待機していた5班の教諭は、2班にいた教諭から被害を知らされたという。約15分後、5班の教諭は現地本部のある旅館へ駆け込んだ。教諭らは無線機や携帯電話を持っていたはずだが、なぜ連絡が遅れたのかは不明だ。

 猪瀬教諭はこのころ、旅館で精算するなどして無線を10分程度車に積んで連絡がつかない状態だったという。県警に110番が入ったのは9時20分ごろ。雪崩発生から約50分が経過していた。

 さらに約2時間半後の午前11時50分ごろ、那須山岳救助隊のメンバーが現場に到着した。那須地区消防本部などによると、犠牲者8人が発見されたのは半径10メートルほどの範囲で、深さ約2メートルから発見された人もいた。

 県立大田原高の剣道部と山岳部の顧問で、1班の最後尾にいて犠牲になった毛塚優甫教諭(29)の父親は、栃木市内で2日に営まれた通夜の席で「(本格的な)冬山経験ゼロの息子をなんで引率させたのか。なんで吹雪の中でラッセル訓練をやったのか」と怒りをあらわにしたという。


<那須雪崩>愛好家ら山離れ懸念「初心者増え、逆に危険」
毎日新聞 4/2(日) 19:18配信

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献花台に花をたむけ、手を合わせながら雪崩が起きた現場を見上げる人たち=栃木県那須町湯本で

 栃木県那須町湯本のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒7人と教諭の計8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、現場近くのスキー場に設置された献花台には連日多くの人々が訪れ、犠牲者の冥福を祈っている。時折小雪が舞う寒さとなった1日は、登山愛好家らの姿が目立った。愛好家の間では、登山を自粛する動きが広がることに、複雑な思いを抱えている人もいる。

 四季に合わせ、約40年も那須岳を登っているという、さくら市の自営業、平石実さん(66)は「毎回違う表情を見せてくれる那須の山は、何度登ってもあきない。危険なイメージがついてしまうのが残念」と話した。雪崩事故の現場については、「何で雪の中、あの急な斜面に行こうと思ったのか」と首をかしげていた。

 また、30年以上の登山歴があり、1日に那須岳に登る予定だったという鹿沼市の会社員、西村泰彦さん(53)は事故の影響で、雪山での活動が自粛される風潮を懸念。「冬山での正しい訓練の機会が無くなると、知識の少ない登山者が増えて危険だと思う」。事故の再発防止に向けては、「気候など状況によって雪崩のリスクは何倍にも大きくなる。もっと情報収集などに努めるべきだった」と話した。【萩原桂菜】


山岳救助隊員、事故当時の状況語る
ホウドウキョク 4/2(日) 15:44配信

栃木・那須町で高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、救助にあたった山岳救助隊員らが、献花台を訪れ、当時のくわしい状況を証言した。
救助にあたった山岳救助隊員は、「2メートルくらいは雪の下に埋まっている状況でした」、「ほとんど全員の方が、顔は真っ白、または黒くなり始めている状態で。全く呼びかけにも反応なし」、「なぜ、ここに...大事な子どもたちを連れてきたのか」などと話した。
また救助隊員は、事故が起きた現場は危険な場所で、山岳救助隊員でも足を踏み入れたことがないと証言した。
講習の主催者は、予定の登山が悪天候でできなくなった場合の訓練計画を定めていなかったこともわかり、警察は訓練を行った判断が適切だったか捜査している。


「絶対安全」が惨事に=経験裏目、甘い危機管理―栃木スキー場雪崩、3日で1週間
時事通信 4/2(日) 14:34配信

 栃木県那須町のスキー場付近で、春山登山講習会に参加した高校生ら8人が犠牲となった雪崩事故は、3日で発生から1週間を迎える。

 分厚い積雪の中、雪崩注意報を知りながら、引率教諭が「絶対安全」と判断して実施された訓練が、惨事を招いた。全容解明に向け、県警は捜査を始めた。

 ◇講習会だから…
 栃木県では、県立高校が部活動などで標高1500メートル以上の山に登る場合、登山計画審査会でルートや装備を事前チェックする決まりだった。審査では過去の雪崩発生地点なども助言される。

 講習会でも標高1915メートルの茶臼岳に登る計画だったが、主催した県高校体育連盟は「登山ではなく講習会」と位置付け、1963年の開始以来審査が必要と考えていなかった。

 登山ではないとの意識は、雪崩に埋まった時に位置情報を発信する「ビーコン」を携行しなかった理由にも表れた。講習会の責任者だった県高体連登山専門部の猪瀬修一委員長(50)は記者会見で、「雪崩の危険が高いきつい冬山登山には必須だが、講習会ではそういうところには行かない」と説明した。

 ◇「経験則」繰り返す
 事故が起きた3月27日、猪瀬氏は登山経験の長い教諭2人と協議し、午前6時に登山中止を決定。同7時半ごろ、麓から積雪の状況などを確かめた上で、雪をかき分けながら進むラッセル訓練の実施を決めた。

 「絶対安全であると判断して訓練に入った」と主張した猪瀬氏。理由として、以前も同じ場所で訓練をしていた点を挙げ、たびたび「経験則」という単語を持ち出した。

 ◇通報まで50分
 雪崩は午前8時半ごろ発生し、麓に近かった教諭が旅館内の本部に駆け込み猪瀬氏に伝達。110番は発生から約50分後だった。

 連絡用に無線機があったが、猪瀬氏は本部の撤収作業をしていて約10分間、無線機から離れていた。登山中の教諭らは携帯電話も持っていたが、つながらなかった可能性がある。

 「長い間やっていると、なれ合いというか、不用意な危機管理ということがあると思う」。30日の県高体連臨時理事会後、橋本健一会長(60)は反省の言葉を口にした。

 ◇全容解明へ捜査
 県警捜査1課などは31日、県高体連登山専門部の事務局がある県立大田原高校を家宅捜索した。安全管理体制の適否や、雪崩発生が予見できたかが捜査の焦点となる。捜査幹部は「調べる点はいっぱいある。一つずつだ」と語り、全容解明への決意をにじませた。


雪崩犠牲の高校生 角膜を提供へ
ホウドウキョク 4/2(日) 13:14配信

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(写真:ホウドウキョク)

栃木・那須町で登山講習会に参加していた高校生が雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故で、高瀬淳生さん(16)の告別式が営まれ、角膜が移植用に提供されることが明らかにされた。
多くの友人たちが集まった高瀬淳生さんの告別式では、高瀬さんが見ることができなくなった世界を代わりに見てほしいという遺族の思いから、角膜が移植を待つ人のために提供されることが明らかにされた。
高瀬さんの遺族は「淳生がまだ見ることのできなかった景色を見、最後に世の中のお役に立てるのだ、生きた証しが残るのだというかすかな喜びを、勇気ある決断で感じることができました」と話した。
また、佐藤宏祐さん(16)の告別式も営まれ、次々に訪れた友人たちは最後の別れを惜しんだ。
中学時代の塾の友達は「塾の友達だったが、すごく優しくて(勉強を)教えてもらったりして、すごくお世話になったので『ありがとう』という言葉をかけた」と話した。
一方、現場近くの献花台には、献花に訪れる人の姿が見られた。
警察は、ラッセル訓練を行った判断が適切だったか調べている。


那須8人死亡 雪崩危険性テストせず 講習前に例年は実施
産経新聞 4/2(日) 7:55配信

 栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場で、春山登山講習会に参加した県立大田原高校の生徒と教員計8人が死亡した雪崩事故で、雪崩の危険性を調べるための「弱層テスト」を事故当日の出発時点で実施していなかったことが1日、分かった。以前、講習会に参加していた関係者は、訓練前には必ず実施していたと証言。実施していれば雪崩を予測できた可能性があり、県警も業務上過失致死の疑いで調べている。

 事故のあった3月27日は天候不良で当初予定の「登山」から雪の中を歩く「ラッセル訓練」に変更したためテストを行わなかったことが考えられるほか、ラッセル訓練を実施した場所で行われた可能性もある。

 弱層は雪の粒同士の結び付きが弱い層。雪を掘り下げるテストを実施することで見つけることができる。今回の雪崩でも、現地を調査した防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が雪の表面から17~30センチの場所で弱層を確認しており、季節外れの大雪による新雪の重さで「弱層が破壊されて表層雪崩が発生したと推定される」としている。

 以前、春山講習会に参加していたという関係者は「講習会では毎日、事前の弱層テストを必ず実施し、雪崩には細心の注意を払っていた」と話している。

 一方、県教育委員会は、県内の高校が部活動で行う登山を当面自粛することを決めた。既に実施を許可している9校20件の登山についても、各校に自粛するよう伝えた。


「世界を見て」雪崩犠牲の高校生、角膜を提供
読売新聞 4/1(土) 20:51配信

 栃木県那須町の雪崩事故で犠牲になった県立大田原高校生、高瀬淳生(あつき)さん(16)の角膜が県アイバンクに提供され、福田富一知事から感謝状が贈られたことがわかった。

 1日、同県矢板市で行われた告別式で親族が参列者に明らかにした。

 参列者によると、高瀬さんの角膜は近日中に患者2人へ移植される見込み。告別式で、高瀬さんの親族は「淳生が見ることのできなくなった世界を、(角膜の)提供を受ける2人には見てもらいたい」とあいさつしたという。

 福田知事は取材に対し、「角膜を必要としている人にはうれしいことだろうし、高瀬さんが別の形で生き続けていくことにもなる」と語った。県アイバンクは提供者と視覚障害者との間を仲介する公益財団法人。


<雪崩8人死亡>犠牲教諭の教え子ら献花 事故現場近くで
毎日新聞 4/1(土) 20:11配信

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多くの人々が献花台に花をたむけに訪れた=栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場で2017年4月1日、萩原桂菜撮影

 栃木県那須町湯本のスキー場付近で「春山登山」講習会に参加した県立大田原高山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、現場近くに設けられた献花台には1日、犠牲になった同校教諭の教え子ら多くの人々が訪れ、花をたむけて死を悼んだ。

 献花に来た同校2年の男子生徒は、山岳部顧問で死亡した毛塚優甫(ゆうすけ)さん(29)の現代文の授業を1年間受けたという。「一人一人の宿題のプリントを家に持ち帰って夜遅くまで添削してくれる熱心な先生でした。厳しい環境で苦しかったでしょうが、安らかに眠ってほしい」と静かに語った。

 この日は、雪崩に巻き込まれたとみられる男子高校生が家族に付き添われ、松葉づえをつきながら花をたむけた。険しい表情を浮かべながら無言で足早にスキー場を後にした。【萩原桂菜】


那須町の雪崩事故で高校の家宅捜索
ホウドウキョク 4/1(土) 16:39配信

栃木・那須町で、登山講習会に参加していた高校生ら8人が、雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、警察は、講習会の現場責任者が勤務する高校の家宅捜索を行った。
業務上過失致死の疑いで家宅捜索を受けたのは、登山講習会の現場責任者の猪瀬修一委員長が勤務する栃木県の大田原高校で、3月31日午前9時すぎから、捜査員およそ20人が山岳部の部室などの捜索を行った。
一方、雪崩が発生した際、事故現場の教師が、講習会の本部がある旅館にいた猪瀬委員長に緊急事態を無線で伝えようとしたものの、つながらなかった可能性があることがわかった。
本部が設置された旅館の関係者は「スキー場にいた先生が、猪瀬先生に連絡に来たんだと思います。多分、先生との連絡が取れないから、直接、向こうの先生が本人のところに来たんじゃないかと思いますけど」と話した。
警察の現場検証では、雪崩は160メートル以上にわたって発生していたことが、新たにわかり、警察は、登山訓練を行った判断に問題がなかったかなど、くわしく調べることにしている。


雪崩事故に遭った高瀬さんの告別式
ホウドウキョク 4/1(土) 16:35配信

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(写真:ホウドウキョク)

栃木・那須町で、登山講習会に参加していた高校生が雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故で、高瀬淳生さん(16)の告別式が営まれた。
大田原高校の高瀬淳生さんの告別式には、多くの友人たちが集まり、突然の別れを悼んだ。
中学の同級生は「16歳という若い年で淳生君、亡くなってしまったので、その分、自分が高瀬君の分まで頑張って強く生きていきたいと伝えて、安らかに休んでほしい」と話した。
3月31日夜の通夜では、高瀬さんの母親が「大学で勉強させてあげたかった。どうか皆さん、淳生のことを忘れないでください」と話した。
一方、現場近くの献花台には、1日も献花に訪れる人の姿が見られている。


事故現場「雪崩危険箇所」=立ち入り届け出ず訓練―栃木8人死亡事故
時事通信 4/1(土) 14:21配信

 栃木県那須町のスキー場付近で春山登山講習中の高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、事故現場一帯が国の調査の結果、「雪崩危険箇所」に当たると判断されていたことが1日、林野庁への取材で分かった。

 講習会を主催した県高校体育連盟は、現場の国有林に立ち入るための「入林届」を森林管理署に提出していなかった。

 那須町を管轄する塩那森林管理署は届け出があれば注意喚起できた、と指摘している。

 同署によると、個人による登山などを除き、国有林に立ち入る際は原則として入林届の提出を求めている。今回の講習会も提出の対象だったが、県高体連側からの届け出はなかった。

 県高体連登山専門部の委員長で、現場責任者だった県立大田原高校山岳部顧問の猪瀬修一教諭(50)は記者会見で、同じ場所で過去にも訓練をしたことがあると述べたが、同署によると、記録が残る過去5年間に届け出はなかった。

 林野庁は1997年の調査で現場一帯の斜面を、傾きや樹木の生え方から雪崩危険箇所と判断していた。この情報は、防災対策に活用するため都道府県などに提供され、栃木県の地域防災計画にも記載されていた。

 塩那森林管理署幹部は1日までの取材に、「署への届け出や自治体への相談があれば、注意喚起できたのではないか」と話した。

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