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2017年4月 1日 (土)

777・787・A350等、航空機一般の話題・49

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:セントレア、ペインフィールド空港と提携 787日米ゆかりの地 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米国>最新鋭ステルス戦闘機を欧州に試験配備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:在日米軍、有事備える=F35Bや特殊作戦機―政府、空母動向注視も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、ベルーガXLの大型部品到着 仏トゥールーズ工場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ナブテスコと日本飛行機、ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー2016受賞 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1020社が集結する「名古屋 ものづくり ワールド 2017」で見た日本の航空機産業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ、ホノルル/グアム/パラオ線で6月末まで期間限定特別運賃を設定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、737-800をBOCアビエーションからリース MRJつなぎの一部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「零戦」米本土の空に 日本人操縦で初飛行か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:歴史上もっとも重要な航空機 8選 “PART 2“ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、国交省に定員オーバー防止策 本人確認の徹底 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:残骸から復元の「零戦」飛ぶ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヴァイサラの冬季気象観測技術、エミレーツ航空が評価開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「行ってよかった」ナンバーワン、JAL工場見学に密着…親子22組が体験 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米国防総省、F35購入で最低5%のコスト削減求める=関係筋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、787旅客機に金属3Dプリンター部品を採用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:歴史上もっとも重要な航空機 7選 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ターキッシュエア、米国行きで無料Wi-Fi 電子機器の持ち込み制限で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A350-1000の騒音試験 離着陸時、スペイン南部で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:787最大の機体、チャールストン舞う 特集・ボーイング787-10初飛行(離陸編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、17年1-3月期納入169機、受注213機 737 MAXは97機受注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、17年1-3月期納入136機、受注26機 A350は13機納入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、MRJ遅延で737つなぎ導入 リースで4機、旧型機置き換え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、B737―800型機4機リースへ 5度目のMRJ納期遅れで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A380に新客室オプション 階段変更で座席増、575席に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米国が台湾にF35売却か 国防省幹部「正式な情報ない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ジャムコ、787向けビジネスクラスシート開発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、最新鋭機種「787―10」初飛行に成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中部空港、LCCターミナル17年度内着工 年間450万人計画 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス「A350」、日本就航相次ぐ。長距離線軸に導入拡大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング「787-10」、サウスカロライナにて初飛行を実施 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スカイマークが破綻から急復活できた舞台裏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、787-10の初飛行成功 超長胴型、ANAも発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日航機、那覇に2度引き返す…計測装置不具合で - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

セントレア、ペインフィールド空港と提携 787日米ゆかりの地
Aviation Wire 4/15(土) 12:19配信

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ペインフィールド空港と提携するセントレア=15年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は4月14日、シアトル近郊のペインフィールド空港を運営するワシントン州スノホミッシュ郡と、空港運営などに関する覚書を締結した。

 ペインフィールド空港は1936年に開港。ボーイング787型機の製造拠点であるエバレット工場に隣接し、3本の滑走路を運用している。中部地域で生産された787の主要部位を搭載し、セントレアから出発する専用貨物機「ドリームリフター」の目的地のひとつとなっている。

 セントレアに2018年夏にオープンする商業施設「FLIGHT OF DREAMS」に屋内展示される787の飛行試験初号機「ZA001」(登録番号N787BA)が、2009年に初飛行した空港としても知られている。

 両空港では、空港運営の情報・意見交換、事業に対する相互支援を行っていく。


<米国>最新鋭ステルス戦闘機を欧州に試験配備
毎日新聞 4/15(土) 10:03配信

 【ワシントン会川晴之】米国防総省は14日、最新鋭ステルス戦闘機F35Aを欧州に訓練のため試験配備すると発表した。空軍仕様のF35Aの海外展開はこれが初めて。F35の海外展開は、今年1月に垂直離着陸型のF35Bを在日米軍岩国基地(山口県岩国市)に配備したのに続き2地域目となる。

 米軍は、F35Aを欧州、アジア・太平洋地域の双方に早期配備する計画を進めている。国防総省によると、週内に数機のF35Aを派遣し、数週間、在欧米軍や北大西洋条約機構(NATO)軍と合同訓練を実施する。正式配備は2020年代初頭を目標にしている。


在日米軍、有事備える=F35Bや特殊作戦機―政府、空母動向注視も
時事通信 4/14(金) 18:44配信

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米軍嘉手納基地で行われた有事に航空戦力を一斉に出撃させる訓練。戦闘機だけでなく、早期警戒管制機や空中給油機、戦闘員の救助任務に就くヘリコプターも発進態勢を取った=12日、嘉手納基地(米空軍提供)

 米軍が北朝鮮に軍事力を行使する場合に、出撃や後方支援の拠点になる在日米軍基地では、有事を想定したとみられる動きが出ている。

〔写真特集〕ステルス戦闘機 F35

 岩国基地(山口県岩国市)では海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機が爆弾の搭載訓練を、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)では戦闘機などが一斉に出撃態勢を取る訓練を14日までに行った。

 米海軍によると、太平洋では横須賀基地(神奈川県)を拠点にする米第7艦隊の管轄エリアで展開中の空母カール・ビンソンとは別に、空母ニミッツが航行中。政府関係者は「カール・ビンソンに加えて、複数の空母が日本近海に追加派遣される事態になれば、米国が軍事行動を取る可能性が高まる」と話した。

 海兵隊によると、岩国基地では6日、F35が精密誘導爆弾を搭載する訓練を行った。F35に詳しい航空評論家の青木謙知さんは、海兵隊が公開した画像から「『GBU32』と呼ばれる重さ約1000ポンド(約450キロ)の精密誘導爆弾の模擬弾を使った訓練だろう。誘導装置は実弾と同じものが装着されている」と話す。

 嘉手納基地では12日、航空戦力を一斉に出撃させる訓練が行われ、所属の戦闘機や早期警戒管制機などが滑走路にずらりと並び、発進態勢を取った。同基地の空軍特殊作戦群は昨年10月、敵地に部隊を運ぶ輸送機「MC130コンバット・タロン」を韓国に派遣し、訓練をしている。


エアバス、ベルーガXLの大型部品到着 仏トゥールーズ工場
Aviation Wire 4/14(金) 16:06配信

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スペインの工場から仏トゥールーズの最終組立工場に到着したベルーガXL用の大型部品=17年4月 PHOTO: F. Lancelot, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間4月12日、パーツ輸送を担う次世代大型輸送機「Beluga XL(ベルーガXL)」に使用する大型部品が仏トゥールーズの最終組立工場に到着したと発表した。今後組立を進め、2018年の初飛行、2019年の運用開始を目指す。

 到着したのは側面用2つ、中央用1つの後部用パネルで、スペイン北東部ベランテビリャの工場から陸送した。

 ベルーガXLは、現行のA300をベースとする大型輸送機A300-600ST「ベルーガ」の後継機。A350 XWBファミリーの増産に伴い、2014年11月に開発が発表された。A330-200F貨物機をベースに5機製造する。コンポーネントや機器は既存のものを再利用するが、コックピットや貨物室などは新規開発となる。

 機体の中核部分は、A330-200Fの構造部分を補強して使用。2016年12月に機首や尾翼がない状態で組み立てられ、胴体と主翼の結合まで終えた。今年は胴体と機首や尾翼を結合させる。結合作業は、仏トゥールーズのブラニャック空港に隣接するエアバスの第2セクションL34ビル内で行われる。

 エアバスは2015年12月に初号機の製造を開始。スペイン工場で最初の「メタルカット」が行われ、後部胴体の製造を始めた。機体の各部位を統合するプロセスは18カ月で、最初の12カ月間で機体を完成させて機械的・電気的なシステムを取り付ける。残り6カ月間は機体を第2ステーションへ移し、地上試験とエンジンの取付を行う。エンジンは現行のベルーガは米GE製CF6だったが、英ロールス・ロイス製トレント700を選定した。

 ベルーガXLは、現行機より輸送力を30%向上させ、A350の主翼を2つ同時に運べるようにする。機体断面は1メートル広くなり、ペイロードも12%増える。既存のベルーガは新型機と順次入れ替え、2025年までに全機が退役する見通し。

 A350は3月末現在、821機を受注。このうち標準型のA350-900が602機でもっとも多く、長胴型のA350-1000が211機、開発中止となる短胴型のA350-800が8機となっている。

 量産初号機となるカタール航空(QTR/QR)向けのA350-900(登録番号A7-ALA)は、2014年10月2日にロールアウトし、同月16日に初飛行。同年12月22日にカタール航空へ引き渡した。11月末までにA350-900が49機引き渡されている。2016年11月24日に飛行試験初号機(F-WMIL)が初飛行したA350-1000は、2017年末までの商業飛行開始を目指す。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350を2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が就航する予定で、現在保有するボーイング777型機を6年程度で置き換える。


ナブテスコと日本飛行機、ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー2016受賞
Aviation Wire 4/14(金) 10:11配信

 ボーイングは現地時間4月12日(日本時間13日)、2016年の「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」に13社を選出し、日本企業ではナブテスコ(6268)と日本飛行機が選ばれた。ナブテスコは2年連続の選出となった。

 ナブテスコは、環境賞を受賞。法令に準拠した測定可能な環境プログラムと環境保全を推進する社風の下、実現したリーダーシップ、傑出した業績、優れた協力関係が評価された。

 ナブテスコは、フライト・コントロール・アクチュエーション・システム(操縦制御システム)を手掛け、2015年3月には次世代大型機777X向けの同システムを受注している。

 日飛は、コラボレーション賞を受賞。革新、プロセス・製品改良の分野でボーイングと協力し、共通目標を達成した点が評価された。

 川崎重工業(7012)グループの日飛は、1979年に767のインスパーリブを製造開始し、777の前脚扉/インスパーリブ、747-8の主脚扉/アウトボード・フラップ/胴体フレームの製造を担当している。

 サプライヤー・オブ・ザ・イヤーはサプライヤーごとに品質や納期、納入後のアフターケア、価格、顧客ニーズへの対応力などを総合評価し、選定している。

 ボーイングは世界48カ国、1万3000社以上の企業から、年間600億ドル(約6兆5500億円)以上の製品やサービスを購入している。2016年はボーイングの製品コストのうち、サプライヤーが供給するコンポーネントや組立済み部品が、約65%を占めた。


1020社が集結する「名古屋 ものづくり ワールド 2017」で見た日本の航空機産業
Impress Watch 4/13(木) 23:17配信

 4月12~14日の3日間にわたり、愛知県のポートメッセなごやで「名古屋 ものづくり ワールド 2017」が開催されている。ものづくりに関わる4つの技術展示会が集結したもので、ポートメッセなごやにある3つの展示館をすべて使い、「第2回 名古屋 機械要素技術展」「第2回 名古屋 設計・製造ソリューション展」「第1回 名古屋 工場設備・備品展」「第1回 名古屋 航空・宇宙機器開発展」がそれぞれ開かれている。

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 ここでは、同展示会の講演会場で行なわれた、経済産業省と川崎重工業による航空機産業に関する特別講演の内容についてお届けする。

■伸張する航空機産業の、高い参入障壁。クリアの鍵は「クラスター」

「航空機産業の今後の展望と経済産業省の施策について」というタイトルで最初の特別講演を務めたのは、経済産業省の北廣雅之氏。肩書きは「製造産業局 航空機武器宇宙産業課 航空機部品・素材産業室 室長」ということで、民間航空機やロケットの“ものづくり”に精通した人物だ。

 同氏が講演で訴えたのは、今後も大きな成長が見込まれる航空機産業において、日本の企業が製造に関わる割合を今以上に増やすべきであり、そのための“ものづくり”を手がける企業、人材の育成が急務である、というもの。同氏によれば、昨今は世界的に民間航空機の需要が急速に伸びてきており、旅客需要は年率5%の割合で増加。現在世界に2万機ある旅客機が、今後20年間で3万機以上に拡大する見通しだとしている。

 こうしたなかで、特にボーイングのような代表的な航空機メーカーにおいては、国内外の企業が多数関わる国際共同開発が盛んになってきている。例えば日本は、ボーイングの航空機製造に対する部品の寄与率が約35%と高く、日本企業からの部品調達額も2008年におよそ10億ドルだったのが、2015年には53億ドルに拡大するなど、著しい成長を見せている。

 ところが、国ごとの航空機関連の産業規模は、日本は米国の10分の1以下、欧州各国と比較しても数分の1程度で、日本国内の自動車産業と比較しても30分の1ほどと極めて低いのが実情だ。需要は見込めるが、その産業を担う日本企業が少なく、これをいかにして増やしていくかが大きな課題となっている。そこで、同氏は各事業分野におけるいくつかの具体的な動きや施策を紹介した。

 1つは「完成機事業」において、三菱航空機が手がけるリージョナルジェット「MRJ」がすでに世界から447機の受注を獲得している、という国内企業の動き。YS-11以来半世紀ぶりの国産旅客機開発は、リージョナルジェット市場を「ブラジルの航空会社であるエンブラエル社と二分する」だろうと同氏は期待をかける。

 次に、着実な成長を続けている「機体構造」と「エンジン」分野。これらは国際共同開発が進み、機体については日本企業の参加比率がボーイング 787型機で35%、ボーイング 777X型機で21%となっている。また、エンジンはボーイング 787型機が15%、ボーイング 777X型機が10.5%という状況だ。

 一方、「装備品」分野はまだ開拓の余地がある。内装品を手がけるジャムコ、着陸脚のシステムを製造する住友精密工業、飛行制御システムのナプテスコなどが、リージョナルジェットや大型旅客機の製造にすでに関わっている。しかしながら、航空機全体の価値から見て、その4割ほどを占めるとされている装備品には、これから参入しても少なくないチャンスがあると見ている。炭素繊維複合材やセラミックス基複合材、各種合金など航空機材料の分野も同様の状況となっている。

 とはいえ、企業の自助努力だけに頼りきりというわけではなく、国としても、政府間レベルの国際協力を推し進めてきている。同氏は、2013年6月に署名した日仏民間航空機協力と、日EU民間航空機共同研究協力、2014年11月からたびたびミーティングを開いている日加民間航空機協力を具体的な施策として挙げた。

 エアバスも日本企業との国際共同開発を望んでいると伝えられており、客室の設計技術、3Dプリンタの活用、ロボットによる自動組立といった部分でニーズが高いとしている。最近はLCCの登場によって、整備・修理・オーバーホールの外注化が徐々に進んでおり、そうしたMRO(Maintenance Repair and Overhaul)ビジネスが拡大しつつあることも報告した。

 企業が持つ高い技術力に対するニーズは高いものの、「優秀な人材を確保するのが難しくなってきている」というリソース面での課題もある。これについては、航空関係団体や関係省庁が協力して「Skyworks」というWebサイトを立ち上げ、パイロット、航空整備士、航空製造技術者になるための若者向けの情報提供を行なっている。

 航空機産業への参入の難しさは、人材だけの問題ではない。例えば、航空機に使用される部品には極めて高い安全性が求められるため、必然的に初期投資が高くなるうえに、一定した品質レベルを保証するため、生産時のトレーサビリティを確保しなければならない。一度開発したものについては、その後20年、30年にわたって供給責任が発生し、各種認証の取得も必要だ。航空機メーカーは海外企業が多いため、外国語でのコミュニケーション能力も求められる。

 航空機産業にはそういった高い参入障壁があるわけだが、中小企業単独では困難でも、複数の企業が集まれば可能になることもある。国内には、複数の企業からなる事業協同組合とした「航空機産業クラスター」を形成する動きが活発化しており、例えば三重県松阪市では、航空機部品メーカー10社が「松阪部品クラスター」を2015年に発足。一括受注、一貫生産体制を構築し、生産リードタイムの大幅な短縮につなげているという。

 政府も、航空宇宙産業の部品製造に必要とされる「JISQ9100」や「Nadcap」といった品質マネジメント認証の取得を支援するため、情報収集やその提供、取得時の参考になるガイドブックの作成を行なっている。また、大手製造会社と中小企業とのビジネスマッチングの仕組みを用意しているほか、非破壊検査員の育成のため、2017年度中に国内に養成機関などを設ける計画もある。

 自治体によっては認証取得にかかる費用の助成などを実施しているところもあるとし、会場に集まった関係者に積極的な航空産業への参入検討を呼びかけた。

■ボーイング 787、ボーイング 777Xの部品を製造する川重の技術

 次に登壇した川崎重工業の石川主典氏は、「川崎重工業における航空機製造」と題して同社の現在の航空機製造体制について解説した。

 同社は現在、主に自衛隊向けの輸送機、哨戒機と、旅客機の部品製造を行なっている。生産拠点は、名古屋港にある名古屋第一、第二工場の2つと、岐阜工場の計3カ所。名古屋の工場はボーイング 787-8型機、787-9型機、787-10型機の複合材部品の製造・組み立てなどを行ない、ボーイング 777X型機の部品組み立て用の工場も新設したばかり。

 同社の製造担当箇所は、787型機が主翼前方の胴体の一部(前胴部)、主翼固定後縁部、主脚格納部。777X型機が前胴部と中胴部、貨物扉、主脚格納部、後部圧力隔壁となっている。

 このうち、胴体部については、複合材による一体成形を可能にするため、6×15m(直径×長さ)、約72トンという超大型の成形型が用いられる。自重たわみが0.5mm以下、形状精度が±0.1mmという高い精度を誇り、熱膨張も極小に抑えられたもので、これに自動積層機を利用して複合材を高速に積層し、オートクレーブによる熱硬化を行ない、成形型を取り外すと輪切りにしたような巨大で精密な胴体部ができあがる。さらにトリム・ドリル加工によって窓など必要な穴開けを行なった後、高精度NC制御による完全自動の非破壊検査で品質を確認、オートリベッターによる組み立てへと進んでいく。

 777X型機においては、ボーイングが最終組立ラインを“革新的に変更”してコストダウンを図っていることにより、川崎重工業が新設した777X型機用の組立工場でも、“治工具レス”やロボットなどによる“自動化”を進めた新たな技術開発に注力しているという。

 特に現在取り組んでいる「生産性向上に向けた改善活動」として挙げたのが、「Kawasaki Production System(KPS)」というもの。元は同社の二輪事業などを手がける「モーターサイクル&エンジンカンパニー」で誕生した製造工程管理の仕組みで、「作業標準の設定→問題点抽出→改善→改善結果の標準化」というサイクルを回しながら精度を高めていくものだ。

 しかしながら、生産リードタイムが長く、求められる仕様が厳密なうえに、多品種少量生産という航空機部品の製造現場には、KPSはなじみにくい手法でもある。そのため、1カ所の職場で数万行におよぶ細分化された工程のデータベースを作成し、そのデータベースから作業者全員の日々の「生産管理板」を作成する仕組みを構築した。各作業ごとの目標時間と実績時間を記録し、差異があった場合は理由も記述して、目標時間に到達できるよう改善していく。これにより、想定される習熟曲線より低い工数低減を実現したという。

 今後は、ビッグデータやICT/IoTを活用した「スマートファクトリー構想」も推し進めていくと同氏。RFIDやカラーコードによる部品の個体識別を可能にし、設備の稼働データを収集して稼働率の向上を図る。さらには生産管理板をデジタル化することで、作業指示やリアルタイムの生産実績情報の収集を実現し、それらビッグデータをもとにした分析と全体最適化を目指す、とした。


デルタ、ホノルル/グアム/パラオ線で6月末まで期間限定特別運賃を設定
Impress Watch 4/13(木) 14:37配信

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写真:Impress Watch

 デルタ航空は4月12日、日本発のホノルル、グアム、パラオ行きリゾート路線で期間限定の特別運賃を設定したことを発表した。対象期間は、一部をのぞいた6月末日まで。

路線ごとの特別運賃(燃油サーチャージ、諸税込)

成田~ホノルル線
旅行期間:6月30日まで
平日往復運賃:エコノミークラス「メインキャビン」6万4560円、ビジネスクラス「デルタ・ワン」15万5560円

関空(大阪)~ホノルル線
旅行期間:6月30日まで
平日往復運賃:エコノミークラス「メインキャビン」7万2560円、ビジネスクラス「デルタ・ワン」19万7560円

セントレア(名古屋)~ホノルル線
旅行期間:6月30日まで
平日往復運賃:エコノミークラス「メインキャビン」7万7560円、ビジネスクラス「デルタ・ワン」19万7560円

成田~グアム線
旅行期間:6月30日まで
平日往復運賃:エコノミークラス「メインキャビン」3万4430円~4万8430円

成田~パラオ線
旅行期間:5月31日まで
平日往復運賃:エコノミークラス「メインキャビン」5万7610円

 なお、ホノルル線の4月25日から5月4日、グアム線の4月28日から5月3日、パラオ線の4月8日から5月4日、以上の期間の日本出発便は特別割引対象外となる。

 デルタ航空は日本人旅行者向けのリゾート路線に力を入れており、成田、関空、セントレア、福岡からホノルル、成田からグアム、サイパン、パラオ各島へ定期直行便を運航している。ホノルル路線の使用機材はボーイング 747-400型機とボーイング 767-300ER型機、グアム、サイパン、パラオの短距離リゾート路線はボーイング 757-200型機。すべての機材で機内Wi-Fiサービス(一部有料)を利用できる。


ANA、737-800をBOCアビエーションからリース MRJつなぎの一部
Aviation Wire 4/13(木) 11:07配信

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ANAの737-800=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)などを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、ボーイング737-800型機をBOCアビエーションからリースで調達する。

 BOCアビエーションはシンガポールを拠点とする航空機リース会社で、中国銀行の子会社。ANAHDは、納入が遅れている三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」のつなぎとして、737-800の新造機4機をリース導入する。このうち、2機がBOCアビエーションの機材となり、2018年後半に受領する。

 ANAHDは、グループで地方路線を担う傘下のANAウイングス(AKX/EH)が運航するボーイング737-500型機(1クラス126席)を中心に、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」への置き換えを計画。3月29日現在、ANAHDは737-500を17機保有している。

 MRJの納入遅延を受け、ANAHDは2016年6月に、カナダのボンバルディアが製造するターボプロップ(プロペラ)機のDHC-8-Q400型機(1クラス74席)を、代替機として3機発注済み。1995年3月から導入を始めた737-500の経年化が進んでいることから、737-800をMRJの代替機として導入する。

 ANAは3月29日現在、737-800を36機保有しており、すべて国内線で運航。座席数は2クラス167席(プレミアム8席、普通席159席)となっている。


「零戦」米本土の空に 日本人操縦で初飛行か
産経新聞 4/13(木) 7:55配信

 【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州サンバーナディーノ郡のチノ空港で11日、ロサンゼルス近郊に住む飛行教官、柳田一昭さん(66)が零戦22型の訓練飛行を成功させた。零戦に詳しい航空ジャーナリストの藤森篤氏は「知る限りでは戦後、米国で零戦を操縦した日本人はいない」としており、“初飛行”の可能性がある。

 ブルルルッ。機首のプロペラが独特の機械音をたてて回転する。ゆっくりと滑走路を走り始めた。しなやかに速度を上げていき、ふわっと機体が浮かぶと、一気に高度を上げていった。

 柳田さんは同日午後、零戦の操縦ライセンスを取得するための訓練として、チノ空港から約1時間のフライトを行った。

 この零戦は戦後、パプアニューギニアで墜落しているのがみつかった。米国人が残骸や部品を集めて米国に持ち帰り、その後ロシアで設計図を基に修理した。ロシアに持ち込まれた背景には、ソ連(当時)が崩壊し、仕事を失った軍需産業従事者らが低価格でも修理・修復を請け負っていたという事情があったという。

 エンジンはオリジナルではないが、それ以外はほぼ当時の零戦と同じで、柳田さんがメンテナンスを担当。オーナーの了解を得て、訓練飛行が実現した。

 22型は三菱重工業製で、先の大戦で日本軍と連合軍が激しい戦闘を繰り広げたソロモン諸島の戦いの中盤ごろから投入された。訓練飛行を終えた柳田さんは「楽しめた。噂通り操縦性能の高さを実感できた。長年の夢だった」と語った。近く、ライセンス取得の試験を受けるという。

 米国には現在、飛行可能な零戦が、カリフォルニア州3機、ワシントン州1機、サウスダコタ州1機の計5機あり、航空ショーなどで飛行することがある。


歴史上もっとも重要な航空機 8選 “PART 2“
MEN’S+ 4/12(水) 21:10配信

 決して「絶対!」とは言えませんと前置きを入れておきましょう…。

 これから挙げる航空機たちは、長年の議論の末に我々が考えるところの、歴史上最も重要な航空機だと言えるものばかりを集めました。 
 
 ここにリストアップされたものは、航空工学のみならず人類全体の歴史に影響を与えてきたのです。今回は…、「PART 2」として、8種類の航空機をご紹介いたします。

262
ロッキードC-130
 ロッキード・マーチン社が製造した、ターボプロップエンジンを4機搭載した軍用輸送機は、他のどんな軍用航空機よりも長く製造が続けられています。50年の歴史の中で、順応性と汎用性が最も高い国軍主力製品として評価を得てきました。 
 
 不良滑走路でも操作できる軍隊&カーゴ輸送用航空機として、本来設計されました。が、C-130は、対地攻撃機としてだけでなく、調査・捜索・救助の基盤や空中給油を始めとした、様々な役割を果たす航空機として活路を見出しました。この由緒ある航空機の40を超える機種は、1954年の初飛行から70カ国を超える国々に輸出されています。またC-130は、合計120万時間以上の飛行記録を保持しています。

193
ダグラス DC-3
 史上初の航空機ではないですが、ダグラスDC-3は事実上、アメリカ人が考える空の旅に革命を起こした飛行機です。DC-3は、他のどんな飛行機もできなかった方法で、私たちの旅のスタイルに最もドラマティックなインパクトを与えたと言えるかもしれません。 
 
 1936年にDC-3が誕生する以前は、LAからNYまでの大陸横断飛行の際に、気が遠くなるような離着陸を15回、機体の乗り換えも2度3度は必要でした。ところが、DC-3が生まれてからは、20人もの親しい友人とともに1機に搭乗でき、ほんの3回の燃料補給と、約15時間の飛行で大陸が横断できるようになったのです。 
 
 過給機関やカンチレバー構造のメタル翼、格納式着陸装置などを含むダグラスの革新は、唯一無二の飛行体験を乗客に提供しました。第二次世界大戦中は、軍用型が広範囲に渡って使用され、そこには空中降下を介した軍隊の輸送も含まれてもいましたが…。ノルマンディーの海岸裏手に軍隊を降下した“D-デイ”(ノルマンディー上陸作戦開始日)には、1,000機以上のDC-3が北西ヨーロッパの空へと飛び立ちました。

311
ブレリオ XI
 フランス航空業界の先駆者であるルイ・ブレリオは、ライト兄弟がたわみ翼を使用して飛行を成功させた才能からヒントを得て、独自の単葉機を改良。エンジン搭載の重い機体で、イギリス海峡の横断飛行に成功した初めての人物です。 

 彼の成功は、飛行機が単に裕福なプレイボーイだけのものではなく、世界の時間と距離を“縮める”価値ある道具になりうるという文化的な閃きをもたらしました。そして、彼の設計への需要は急激に高まり、当時の業界先駆者たちの多くのが、彼が設計した様々な航空機で飛行を行いました。 

 セスナ・エアクラフト社創設者のクライド・セスナもその一人で、同社は他のどの企業よりも小型単発機を多く販売しました。

172
セスナ172
セスナ 172 スカイホークは、他のどの航空機よりも多く販売されました。1956年に生産が開始して以来、この4座席の個人向け高翼単発機の累計販売数は43,000機を超え、現在も製造が続いています。 
 
 信頼できる安定した性能と手頃な価格が魅力のスカイホークは、航空学校のいたるところで主要航空機として使用されています。控えめなパフォーマンスと長い寿命は、世界中の自家用パイロットに理想的な交通手段を提供しました。

 かくしてスカイホークの成功は、セスナ・エアクラフト社に軽飛行機市場における独占的な地位を与えたのでした。

606
ガルフストリーム G500
 2014年秋に姉妹機G600とともに発表された、プライベート・ビジネスジェットであるG500。以前は軍用機でのみ使用可能だった技術で、フライトクルーに視覚および触覚フィードバックを提供する、フライ・バイ・ワイヤのアクティブ・サイドスティックが特徴となっています。この飛行操縦かんを通してのフィードバックのおかげで、操縦士と副操縦士の両方が、互いの操縦状況および自動操縦時の状況をフォローし体感できるようになったのです。 
 
 飛行計器はハネウェル社製の対称的なデザインのフライトデッキで美しく配置されており、タッチスクリーン式の10のコントローラーは、操縦士に膨大な量の飛行情報を提供することができます。また、搭乗員は統合タッチスクリーンを通して、システム管理や飛行管理、通信、チェックリスト、気象観測、飛行情報にアクセスすることができます。 
 
 ガルフストリームが社内で初めてデザインした新しい翼は、パフォーマンスと乗客の快適さを向上することに成功しました。G500は2015年に初飛行を敢行し、燃料効率の良さや高速性だけでなく、安全性の向上においても類を見ない技術レベルを披露しました。

747
ボーイング747
 37年もの間、乗客定員数の最高記録を保持し続けたこの元祖ジャンボジェットは、通常ファーストクラスの乗客のために確保される上部デッキに作られた“コブ”の存在で、一躍有名になりました。 
 
 747は、今日存在する航空機の2倍以上のサイズを誇ります。コンピューターを使う以前のデザインに立ち返り、エンジニアたちは手作業のスケッチで75,000点もの製図を描き、ここのパーツが確実に適合するようフルスケールのベニヤ製モデルを製作した上での本製造を開始したそうです。またこれと同じ頃、ボーイングは巨大なものを作りたいというだけで、世界最大のビルも建設しましたね。 
 
 この飛行機は、工業デザインにおけるマスターピースでした。事実、あまりに素晴らしかったので、航空旅客業界の進歩を行き詰まらせてしまったほどでした。747の旅客機業務は、コンコルドやロシアのツボレフTu-144と競合する予定であった超音速旅客機のデザインと開発がすすめば、それで終了と予想されていました。しかし、結果それどころか、747は予定されていた400機という上限を破ることになったのです。今日まで1,500機が販売されており、さらに多くの機数が発注済みの状況になっています。 
 
 これまで747は、現在までのべ35万人の乗客を運びました。これは世界人口の半分に値する数です。その任務には米大統領の輸送から、背中に乗せる方法でのスペースシャトル運搬まで、様々なものが含まれています。

304
ベル X-1
 この超音速研究航空機は、1947年にスーパーソニックを描いた…つまり、音速を突破した史上初の有人飛行機として名を轟かせました。
 
 また、一連のロケットエンジン付き飛行機の先駆けとなった、初代X-機でもあります。いわば実験的な飛行機で、高度なシステムや空気力学のテストに使用され、そこで得たデータによって合衆国はそれを応用。宇宙技術への発展に役立てていったのでした。さらにX-1の試験で収集された超音速の飛行データは、未来の米軍戦闘機の設計においても非常に有益であることがわかっているのです。

211
スピリット・オブ・セントルイス号
 こちらはRyan Airlines(ライアン・エアラインズ)社製の単発機ライアンNYP-1になります。こちらを言えば、より多くの人が納得するでしょう。またの名を“スピリット・オブ・セントルイス号”と呼びます。
 
 つまり、こちらが1927年5月21日にチャールズ・リンドバーグによって、33時間30分のノンストップでのNYからパリまでの大西洋横断という偉業を達成した飛行機なのです。当時、航空業界では無名に等しかったリンドバーグは、適切な既存の航空機デザインを手に入れるのに、十分な資金を調達することができませんでした。が、最終的にリンドバーグとライアン・エアラインズ社の共同で、布張りで単座の単葉機を設計することができたのでした。小規模なテスト飛行とサンディエゴ-セントルイス間を飛行した後、リンドバーグはNYのルーズベルト・フィールドに到着しました。なんとこれは、パリへ飛び立つほんの10日前の話になります。 
 
 この歴史的なフライトが与えたインパクトは計り知れず、それは単にリンドバーグの新たな名声というだけの話に留まりません。1927年5月の運命的なフライトの後のその年は、アメリカのパイロット免許の申請者が3倍に膨らみ、認可済みの航空機の数は4倍を記録。アメリカにおける航空旅客者数も増えたのです。1926年から1929年の間、飛行機の予約座席数は5,782から173,405までと増加し、それ以降、航空業界には大きな変化が訪れたわけです。


JAL、国交省に定員オーバー防止策 本人確認の徹底
Aviation Wire 4/12(水) 20:35配信

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パリ発便で起きた定員オーバーで国交省に再発防止策を提出したJAL=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は4月11日、パリで現地時間3月21日(日本時間22日)に起きた定員オーバーで出発したトラブルについて、再発防止策を国土交通省航空局(JCAB)に提出した。3月28日に国交省がJALを厳重注意したことによるもので、搭乗手続き時の本人確認の徹底や、委託先への業務実施の徹底など、3つの再発防止策を報告した。

◆パリで発生した定員オーバー

 トラブルは3月21日、パリ発羽田行きJL46便(ボーイング777-300ER型機、登録番号JA732J)で定員を1人オーバーした状態で出発し、誘導路から駐機場へ戻るトラブルが発生した。現地で搭乗手続きを委託している会社の地上係員が、航空券を乗客に手渡す際の本人確認が不十分だったことや、二重発券などのミスが重なった上、機内でも客室乗務員による確認が不十分だったことで起きた。

 国交省は3月28日、JALに対し再発防止策を文書で提出するよう指示。国際線での搭乗手続時と搭乗口通過時の本人確認、国内・国際線の搭乗手続でエラーが発生した場合の確認方法や、機体が移動を開始する前に機内での着席確認を徹底すること、自社と委託先の係員への徹底を求めていた。

◆自社・委託先社員の業務実施を徹底

 JALは国交省に対し、国際線での搭乗手続き時や搭乗口通過時の本人確認の徹底、搭乗手続き時にエラーが発生した場合の確認を徹底するなど、再発防止策を提出。機体が移動を開始する前の乗客の着席確認や、自社と委託先社員に対し、手順に沿って業務にあたるよう徹底する。

 JALは「厳重注意を受ける事案を発生させたことを大変重く受け止めており、当局に提出した対策を徹底し、再発防止に努めて参りたい」とコメントしている。

◆国内でも定員オーバー

 定員オーバーのトラブルは、日本国内でも発生。直近では2016年9月30日に、福岡空港で全日本空輸(ANA/NH)の羽田行きNH256便(777-200、JA742A)で発生している。

 国交省は国内の航空各社に対し、航空機が出発する際に乗客の着席やシートベルト着用状況の確認を徹底するため、3月14日から関連基準を改正。利用者にも、トイレは搭乗前に空港で済ますことや、出発時の着席とシートベルト着用の徹底を呼びかけている。


残骸から復元の「零戦」飛ぶ
ホウドウキョク 4/12(水) 16:33配信

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(写真:ホウドウキョク)

残骸から復元された「零戦」が、アメリカ上空を飛行した。
カリフォルニア州の空港にある旧日本軍の零式艦上戦闘機、通称「零戦」。
南太平洋の島に落ちていた残骸から復元されたこの機体を管理する日本人パイロット教官・柳田一昭さんが11日、「零戦」飛行の免許を取得するため、初めてトレーニング飛行を実施した。
パイロット教官・柳田一昭さんは、「『零戦』とは、どういう飛行機かということをみんなに伝えられたら、それが一番うれしい」と語った。
アメリカ上空を日本人が零戦で飛行するのは、戦後初めてだという。


ヴァイサラの冬季気象観測技術、エミレーツ航空が評価開始
Aviation Wire 4/12(水) 9:14配信

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ヴァイサラの冬季気象観測システムを評価するエミレーツ航空=13年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 気象観測機器などを手掛けるフィンランドのヴァイサラは、エミレーツ航空(UAE/EK)と冬季気象観測の意思決定新システム「CheckTime(チェックタイム)」の導入試験を進めている。除雪や除氷が必要な気象条件下で運航する際、一定時間しか機体を保護できない防除雪氷液を、効率よく散布するための判断材料をパイロットに提供する。

 エミレーツは、米シカゴ・オヘア空港と、デンマークのコペンハーゲン空港で2016年の冬から導入試験を開始。CheckTimeが空港の気象条件を観測し、パイロットに航空機の主翼の除氷や除雪の意思決定に必要な情報を提供する。

 両空港は、冬季の気象条件の影響を受けやすく、エミレーツの主力機材であるエアバスA380型機とボーイング777型機をともに運航していることから、実証実験の場に選ばれた。これにより、CheckTimeがパイロットに必要な情報を提供するパフォーマンスを、複数の機材で検証していく。

 空港で機体に使用する防除雪氷液は、気象現象に対して「ホールドオーバータイム(有効時間)」と呼ばれる一定時間しか機体を保護できない。このため、有効時間を過ぎると、再び散布処理を行わなければならないことから、融氷効果が消える前に離陸しなければならない。

 CheckTimeは、パイロットが防除雪氷液の散布量や散布時間を算出していたものを、ヴァイサラが保有する高精度の気象センサーなどを使い、自動化するシステム。これまでホールドオーバータイムテーブルやグラフ、気象条件の観測など、人間が計算していた作業を置き換えられる。

 パイロットには、航空会社のACARS用コンピューターやコックピットのモバイル機器を通じ、毎分ごとにアップデートされた情報を提供することで、重要な意思決定をサポートする。

 ヴァイサラでは、こうした自動化による業務改善により、パイロットは安全性や運航といったより重要な項目に集中出来るようになり、効率性向上や環境への影響抑制につなげられるとしている。

 試験の初期段階では、エミレーツは従来の人手による寒冷気象運用手順と、CheckTimeによる運用を並行して実施。結果の比較分析や検証を行った。

 ヴァイサラは40年以上にわたり、世界の主要空港に航空気象観測装置を提供。日本国内でも雲低高度や気圧、湿度、視程などの計測センサーや、滑走路面監視と路面状態予測のシステムなどの納入実績がある。


「行ってよかった」ナンバーワン、JAL工場見学に密着…親子22組が体験
リセマム 4/11(火) 17:15配信

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2017年4月9日(日) リセマム読者限定のJAL工場見学が行われた

 小学生から大人を対象に、年末年始を除く毎日開催されている日本航空(JAL)の工場見学「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」。夏休みや冬休みなどの長期休暇や土日、祝日はもちろん、平日予約も人気のプログラムだ。

JAL工場見学に潜入!普段は見られない格納庫や展示エリアのようすを公開(写真全15枚)

 約100分の工場見学コース内容は、2016年には旅行Webサイト「トリップアドバイザー」が発表した「行ってよかった!無料観光スポットランキング2016」において1位を獲得しており、一体どのような内容なのか、一度足を運びたいとする個人・団体もいるだろう。JALは2016年から子ども支援の取組み「空育(そらいく)」も本格始動し、同社の今後の教育CSR活動にも注目が集まっている。

 リセマムは4月9日、JALの協力を受け、リセマム読者限定の工場見学を「新整備場」で開催。205組410人の応募の中から抽選で選ばれた25組50人の親子のうち、22組が展示エリアの見学のほか、航空教室と格納庫見学に参加した。

◆日本一忙しい羽田空港…空の旅を支えるJALスタッフの活躍

 JALの工場見学は3部構成。受付後は、工場見学コースの流れや飛行機の仕組み、羽田航空についてなどを学ぶ「航空教室」に参加する。工場見学のハイライトである「格納庫見学」に向け、基礎知識を学ぶ場だ。「なぜ飛行機は空を飛べるの?」といった素朴な疑問に答えるため、流体力学に触れる場面もある。小学校低学年には多少難しい内容でも、多種多彩なスライドや飛行機の説明模型を用いてJALスタッフがわかりやすく解説するため、まだ学年の低い小学生でも安心だ。会場では、熱心にメモを取ったり、親子で話し合ったりしながら理解を深めているようすが見られた。はっきりと認識できない広さ、速さ、重さなどについては、「羽田空港の敷地面積は東京ディズニーリゾート15個分の広さ」など、子どもたちに馴染み深い例を用いて説明。「知らなかった」「広いね」など、素直な感想が漏れていた。

 特に会場が沸いたのは、飛行機のジェットエンジンの強さを示す動画が放送された場面。ジェットエンジンの風力により、いとも簡単に転がってしまった自動車のようすを目にし、子どもたちは「わぁ」と、驚きの声をあげていた。

 「航空教室」のあとは、スタッフの誘導により3班に分かれ、格納庫へ移動する。実際に整備士やスタッフが任務にあたっている現場を周り、整備中の航空機や滑走路で離発着する飛行機を間近で見学できる。航空教室によると、羽田空港は「日本一多忙な空港」。2、3分の間隔で1便が離発着しており、年間乗降者数は世界第5位に達するという。工場見学にはその高稼働率が幸いし、当日は1班につき4、5便以上の飛行機を目の前で眺めることができた。

 航空教室を含め、見学コースの案内はすべてパイロットや航空整備士、客室乗務員などの経験者が担当する。各々の経験は参加者への説明に生かされており、参加する度に新たな発見を得られる点が興味深い。格納庫内で説明するポイントも異なるため、隅々まで見学しようと、何度も足を運ぶ工場見学ファンがいるのも頷ける。

 ある班では、滑走路に着陸する飛行機を見たのち、JALおなじみのロゴマーク「鶴丸(つるまる)」が初めてあしらわれた機体、JA8001「富士」も見学した。格納庫に保管されているのは機首部分のみだったが、日本のジャンボジェット揺籃期を支えた「空の貴婦人」は存在感たっぷり。見学中はみな、思い思いに記念写真を撮ったり、スタッフに質問をしたりと、なかなか見ることのできない裏舞台をじっくりと見学しているようだった。

◆個人予約も諦めないで…こまめなチェックが鍵

 航空教室と格納庫見学のほか、受付から航空教室までの時間と、航空教室から格納庫見学までの間には合計2回、約30~40分ほどの「展示エリア」見学時間が設けられている。見学時間中には、整備士、運航乗務員、客室乗務員などの仕事を紹介するエリアや、制服を着用した記念撮影ができるキッズフォトコーナーも体験可能。

 さらに、JALグループ提供の国際線・国内線シートの乗り心地が体験できる試乗コーナーや、最新技術を生かした「顔マッピング」ゾーンも用意されている。大年表や歴代制服展示、皇室・特別フライト展示など、数々のアーカイブ展示が用意されているため、すべて見終えるには「全然、時間が足りない」という声もあがるほどの充実ぶりだった。

 工場見学は1日4回、毎日午前10時~11時40分、午前11時半~午後1時10分、午後1時~午後2時40分、午後2時半~午後4時10分に開催中。時間帯や日程により、格納庫に入っている飛行機の種類も異なる。JAL広報部によると、大型機ボーイング777が格納庫に入っているタイミングは“圧巻”の一言だという。今回は目にできなかったが、ぜひ、機会があればまた参加して、「空のお仕事」に対する理解を深める機会としてもらえたら…と願ってやまない1日だった。

 見学予約は、見学希望日の6か月前・同一日午前9時半から、Webサイト経由で受け付ける。学校の長期休暇期間は人気が集中するが、キャンセルが発生した場合は自動的に再予約の受付がスタートされるため、お目当ての日程を確保するにはこまめなチェックが肝心だ。見学可能人数は1~100名まで。なお、工場見学者には、JALオリジナルネックストラップのプレゼントがある。ストラップは白、黒、緑、水色、紺、紫、ピンク、オレンジ、グレー、そしてJALカラーの赤の、全10色。繰り返し訪れる楽しみがひとつ、増えそうだ。

《リセマム 佐藤亜希》


米国防総省、F35購入で最低5%のコスト削減求める=関係筋
ロイター 4/11(火) 12:31配信

[ワシントン 10日 ロイター] - 米国防総省と米防衛大手ロッキード・マーチン<LMT.N>は、同社が製造する最新鋭ステルス戦闘機F35の調達に向けた今年の契約交渉で、購入価格を5%以上削減する可能性がある。交渉に詳しい複数の関係者が明らかにした。

国防総省は2月、昨年の購入契約について、これまで1機1億0200万ドルだった価格を過去最低の9460万ドルと、7.3%引き下げることでロッキードと合意したと発表。

今後始まる交渉では約130機の調達を目指す。そのうち、昨年と同じ空軍仕様のF35Aについては、100機前後の購入費を5─7%、額にして6億6000万ドル以上削減することで合意する可能性がある。これにより1機の購入価格は8000万ドルに近づくことになる。

関係者によると、調達するF35の種類や数、合意の時期について決定事項はまだないという。

国防総省のF35共同プログラム事務局は、同戦闘機や納税者にとって最善の条件で合意することを引き続き重視していると表明したが、交渉についてはコメントを避けた。ロッキードの担当者もコメントを差し控えた。


ボーイング、787旅客機に金属3Dプリンター部品を採用
ロイター 4/11(火) 10:16配信

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 4月10日、米航空機大手ボーイングは、ノルウェーのノシュク・チタニウムが3Dプリンターを使い生産するチタン製部品を、最新旅客機「787ドリームライナー」に採用することを決めた。写真は南カリフォルニアのノース・チャールストンの同社工場で組み立ての最終工程に入っている「787ドリームライナー」機。2013年12月撮影(2017年 ロイター/Randall Hill)

[シアトル 10日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング<BA.N>は、ノルウェーのノシュク・チタニウムが3Dプリンターを使い生産するチタン製部品を、最新旅客機「787ドリームライナー」に採用することを決めた。1機当たり200万─300万ドルのコスト削減につながるという。ノシュクが10日発表した。

ノシュクとボーイングによると、飛行中の機体にかかる圧力に耐えるよう設計された構造部材に金属3Dプリンターで作ったチタン製部品を採用するのは初めてという。金属3Dプリンターを使った部品が産業界で広く受け入れられ始めていることを示した。

業界関係者によると、強くて軽いチタン合金はアルミニウムと比べ7倍のコストがかかるとされ、2億6500万ドルに上る787のコストのうち約1700万ドルを占めるという。

ノシュクによると、同社はボーイングと1年以上にわたり787の4つの部品の設計に共同で取り組んできており、米連邦航空局(FAA)の認証も得ているという。

年後半には生産過程などについても米当局の許可を得られると見込んでおり、それを皮切りに個別の部品に関する許可を取る必要なく数千種類の787用部品をプリンターで生産することが可能になるという。

ノシュクは部品を当初はノルウェーで生産するが、年末までにはニューヨーク州北部に建設中の9台のプリンターを備えた拠点が稼動を始めるとしている。


歴史上もっとも重要な航空機 7選
MEN’S+ 4/10(月) 21:10配信

 決して「絶対!」とは言えませんが…これから挙げる航空機たちは、長年の議論の末に我々が考えるところの、歴史上最も重要な航空機だと言えるものばかりを集めました。 
 
 ここにリストアップされたものは、航空工学のみならず人類全体の歴史に影響を与えてきたのです。今回「PART 1」として、7種類の航空機をご紹介いたします。

B29
ボーイング B-29 スーパーフォートレス
 第二次世界大戦で広島と長崎に原爆を投下し、日本軍に最後の一撃を加えた航空機B-29の存在は、みなさんもご存知でしょう。
 
 この“悪名”とも言える“功績”が、このスーパーフォートレスを最も重要な航空機のリストに含めるのに十分な理由である一方、この爆撃機が当時の素晴らしい先進技術を装備していたことも忘れてはなりません。巧妙な遠隔射撃システム、旋回銃塔、二重車輪の三輪の前輪着陸装置、与圧室がその一例となります。 
 
 数年後、新型エンジンが追加され、B-50に改良された後は、ノンストップで世界一周飛行をした史上初の飛行機になりました。また、チャック・イェーガーが世界で初めて音速突破飛行を成功させたグラマラス グレニス(正式名:ベル X-1)をはじめ、多くのX-1機研究用航空機の母機でもありました。

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ライトフライヤー号
 動力によって初めて飛行に成功した(当たり前ですが)空気より重いこの機械は、歴史上最も重要な飛行機と言えるかもしれません。
 
 このライトフライヤー号はライト兄弟により開発され、1903年12月17日にキティホークのビーチを予定よりもはるか高く数分間飛行し、事実上世界一の素晴らしい飛行技術(およびマーケティング)を披露したのでした。方向舵の旋回と合わせて、機体をバンクさせる「たわみ翼」を使用したことで、彼らは機体を適切に操縦できたのです。そしてこの概念は、現在もほとんどすべての飛行機で採用されています。 
 
 世界で初めて飛んだだけでは飽き足らなかったライト兄弟は、さらに長い年月を費やし、自分たちの発明を軍用車両としてアメリカやヨーロッパ政府に購入してもらおうと試みますが、失敗に終わっています。初飛行からほぼ5年後の1908年、彼らはフランスのル・マンで開催された飛行大会に出場し、小飛行場の非常に懐疑的な観客を前に飛行を披露したことで、兄ウィルバー・ライトは一夜にして世界が注目する有名人となりました。このパフォーマンスは、西ヨーロッパの飛行革命を刺激し、動力飛行の認知および開発において急速な発展を牽引していったのでした。

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スーパーマリン スピットファイア
 スピットファイアは、第二次世界大戦を通して継続生産された唯一の英国戦闘機でした。イギリス空軍戦闘機軍団の柱の一つになり、バトル・オブ・ブリテンでドイツ連邦空軍を撃退したことで、一番良く知られています。特徴的な楕円翼は、翼断面が非常に薄く設計されており、その結果、現代の多くの戦闘機よりも高速の飛行が可能だったのです。 
 
 迎撃機、写真偵察、戦闘爆撃機、練習機など、様々な用途で役割を果たせるよう、機体は汎用性に優れていました。スピットファイアは本来、1,000hpのロールス・ロイス・マリーンV-12エンジンを搭載していましたが、後に、同じくロールス・ロイス製の巨大なグリフォンエンジンで2,300馬力までまかなえるようになりました。

 2017年7月(日本は9月)公開予定の映画『DUNKIRK(ダンケルク)』では、当時のスピットファイアの活躍ぶりが観ることができるでしょう。

787
ボーイング787ドリームライナー
 ドリームライナーは、主として複合材を使用したボーイング社初の航空機です。機体は巨大な複合バレルセクションを接合して組み立てられており、複数のアルミセクションに膨大な数の留め具を接合する伝統的な製造方法とは異なっています。複合材はインテリアやドア、尾翼のパーツ製造に使用されたほか、負荷がかかった際には劇的な柔軟性を発揮できる新しい翼のデザインにも採用されました。 
 
 電動サーボモータによって翼面が操作できるように、フライ・バイ・ワイヤによる操縦システムが既存のハイドロリック/ブリードエア・パワーシステムに取って代わりました。大幅な空力改良と全エンジンが新しくなったことで、ドリームライナーと差し替えられたボーイング767と比較して、燃料効率が20%も向上したことになります。 
 
 5度におよぶ初飛行延期、バッテリー問題、重量増加問題に絡む一連の受注キャンセルなどの開発難にもかかわらず、ボーイング787ドリームライナーは未来の空を飛び回る低騒音および中型軽量ジェット旅客機の基準を打ちたてたのです。

Sr71
ロッキード SR-71ブラックバード
 ブラックバードの最後の飛行が1999年だったにも関わらず、この航空機が1976年に打ちたてた有人機史上最高速度の記録は依然として塗り替えられていません。そして、約40年間の不動の座を維持しているこの記録が、近い将来に破られる気配はまだありません。ブラックバードには、ベーシックなステルス性と法外なスピードと高度で飛行できる能力が備わっているため、危険な偵察飛行の任務にも対応できます。また、仮に地対空ミサイルにロックオンされることがあった場合(過去にあった)でも、標準プロトコルで加速することでその危険から回避することもできるのです。 
 
 ブラックバード退役後のポジションを埋められるほど、透けるほど薄い見事なデザインの新しい機体が登場するのでしょうか? 多くの人が疑問を抱いていることでしょう。SR-72の開発にまつわる噂は10年近くも囁かれてきましたが、ごく最近、ロッキード・マーチン社はブラックバードの後継者であるマッハ7の推進システム装置設計の実現可能性の研究に関して、政府との契約を獲得しました。
 
 しかし、エアプレーンファンとしての思いは違うかもしれません。複雑で高価なSR-72の開発自体、ステルス性と致死性を備えた無人航空戦闘機開発へと差し替えられる可能性は十分考えられますので。

398
シーラス SR22
 SR22は、2011年に民間航空業界に嵐を巻き起こして以来、10年以上もの間、単一エンジン/4座席の飛行機としてベストセラーの座に君臨しています。複合構造と機体に装備されたバリスティック・パラシュートなど、滑らかな機体のシーラスは、初めてのパイロットでも自信をもって操縦できる、非常に高性能のマシンです。 
 
 2013年、ライアン・キャンベルはSR22で飛行し、地球一周単独飛行を成し遂げた最年少パイロットになりました。その一方で、パラシュートシステムは100人以上の人命を救ったことで高い評価を得ています。

923
リアジェット23
 遡ること1960年、ビル・リアは故郷カリフォルニアからスイスへ移住し、地上攻撃機FFA P-16のプロトタイプの再設計をすべく、スイス・アメリカン・アヴィエーション・コーポレーションを設立しました。しかし計画は失敗に終わり、スイス空軍はSAAC-23 ExecutJetの受注をキャンセルしましたが、それでもリアは諦めませんでした。その後、彼はその可能性を信じてアメリカへ帰国し、自分だけのエグゼクティブバージョンの製造に取り掛かったのです。 
 
 リアの鋭い洞察力は、企業重役用のビジネストリップに向けた新進市場が、高速で効率的なビジネス航空機の新たな始まりを示すリアジェット23の開発を、後押しすることを見抜いていました。新しい名前と新しい土地で約2年の製造期間で、リアジェットはカンザスの施設から104機を出荷し、1966年には生産を終了したのです。
 
 同機は最高速度560mph(903km/h)で6名の乗客を収容できる、世界初の量産型ビジネスジェットになりました。あまりの人気にリアジェットという言葉が、ビジネスジェットの代名詞として使われていたほどです。


ターキッシュエア、米国行きで無料Wi-Fi 電子機器の持ち込み制限で
Aviation Wire 4/10(月) 20:34配信

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米国行きで無料Wi-Fiの提供を開始したターキッシュエアラインズ=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)は、イスタンブール発米国行きで機内Wi-Fiの無料提供を開始した。一部電子機器の機内持ち込み制限を受けたもので、搭乗ゲートで電子機器を預け入れた乗客が対象となる。

 米政府と英政府は現地時間3月25日から、中東地域からの一部到着便について、携帯電話を超えるサイズの電子機器の機内持ち込みを制限している。乗客はノートパソコンやタブレット端末、携帯ゲーム機などを預け入れる必要がある。

 ターキッシュエアラインズはボーイング777-300ER型機の機内で、機内Wi-Fiを提供している。ビジネスクラスは無料で利用できるが、エコノミークラスは通常、1時間あたり9.99ドル、24時間で14.99ドルかかる。

 同社の米国線は、ロサンゼルスやサンフランシスコ、ニューヨーク、マイアミ、ボストンなどに乗り入れている。


エアバス、A350-1000の騒音試験 離着陸時、スペイン南部で
Aviation Wire 4/10(月) 14:02配信

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スペインで騒音試験に臨むA350-1000飛行試験2号機=17年3月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間4月7日、大型機A350 XWBの長胴型となるA350-1000型機の騒音試験をスペイン南部で実施したと発表した。

 試験に投入したのは飛行試験2号機(MSN065、登録番号F-WLXV)で、3月27日から4月5日までスペイン南部のモロン空軍基地で実施した。機体に機器を設置し、離着陸時とエンジン起動時の騒音を検証した。

 A350-1000はエアバスの双発旅客機では最大の機種。エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を2基搭載している。胴体を延長したことで、標準型のA350-900よりも乗客を40人以上多く乗せることできる。主脚のタイヤは、従来の1脚あたり4本から同6本に増やした。

 エアバスでは、派生型のA350-1000は量産初号機の引き渡し開始まで、より短期間での到達を見込む。3機の飛行試験機を使って約1年間の試験を実施し、2017年末までの商業飛行開始を目指す。

 初号機(F-WMIL)は2016年11月に、3号機(F-WWXL)は今年1月に、2号機は2月に初飛行した。2号機には客室を備え、世界各地で飛行試験を実施する。

 A350-1000は3月末現在、211機の受注を獲得している。日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が31機のA350 XWBを2013年10月7日に確定発注。A350-900が18機、A350-1000が13機で、このほかにオプションで25機を購入する。2019年にA350-900の初号機が就航する予定で、現在保有するボーイング777型機を6年程度で置き換える。


787最大の機体、チャールストン舞う 特集・ボーイング787-10初飛行(離陸編)
Aviation Wire 4/7(金) 19:29配信

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チャールストン空港から初飛行に向かう787-10初号機=17年3月31日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 787では全長がもっとも長い超長胴型「787-10」が、現地時間3月31日朝(日本時間31日夜)に初飛行した。

【787-10初飛行の離陸を見る】

 初飛行したのは、ボーイング787-10型機の飛行試験初号機(登録番号N528ZC)。787-10を一手に製造する米サウスカロライナ州のチャールストン国際空港を午前9時37分に離陸し、4時間58分の初飛行で操縦系統のシステムや操縦特性などを試験後、午後2時35分に同空港へ着陸した。

 チャールストン空港には、ボーイングの社員や関係者、航空ファンなどが集まり、787-10を描いたTシャツなどを着て初飛行を祝った。

 787-10は、標準型の787-8、長胴型の787-9に続く787ファミリーで3機種目となる機体で、全長は787-9と比べて5.5メートル長い68.3メートルと、3機種のうちもっとも長い。前部胴体は約13メートルで、787-9と比べて3メートル長く、約7メートルの787-8と比べると約2倍。中胴も787-9と比べ、3メートル長い。

 標準座席数は2クラスの場合、787-9より40席多い330席。航続距離は1万1910km(6430海里)で、置き換え対象とな従来機と比べて燃費が25%以上向上し、次世代の競合機と比較しても10%以上優れているとしている。

 787の生産ラインは、ワシントン州シアトルのエバレットと、ノースチャールストンの2カ所あり、787-10はすべてノースチャールストンで製造。初号機の引き渡しは、当初の計画通り2018年を予定している。

 日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が3機発注済み。2019年度から2020年度にかけて受領し、全機を国内線に投入する。


ボーイング、17年1-3月期納入169機、受注213機 737 MAXは97機受注
Aviation Wire 4/7(金) 17:32配信

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97機受注した737 MAX=16年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの2017年1-3月期(第1四半期)の民間機の引き渡しは、前年同期比7機(3.98%)減の169機、受注は135機(2.73倍)増の213機だった。

 機種別で見ると、引き渡しは737が113機(前年同期は121機)、747が1機(1機)、767が2機(1機)、777が21機(23機)、787が32機(30機)だった。

 787のうち、長胴型の787-9は24機だった。日本の航空会社への引き渡しはすべて787-9で、日本航空(JAL/JL、9201)に2機を引き渡した。

 受注は737が177機(前年同期は62機)、747が1機(4機)、767が15機(1機)、777が9機(10機)、787が11機(1機)だった。

 737のうち737 MAXは97機で、米国のVIP顧客から1機、匿名顧客6社から計96機を受注。767はすべて米空軍からで、767-2Cを受注した。


エアバス、17年1-3月期納入136機、受注26機 A350は13機納入
Aviation Wire 4/7(金) 14:35配信

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キャセイパシフィック航空のA350-900=17年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスの2017年1-3月期(第1四半期)の引き渡しは前年同期比11機(8.80%)増の136機、受注は6機(18.75%)減の26機だった。

 機種別で見ると、引き渡しはA320シリーズが107機(前年同期103機)、A330シリーズが13機(13機)、A350シリーズが13機(4機)、A380が3機(5機)だった。

 A350はキャセイパシフィック航空(CPA/CX)に3機、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)とシンガポール航空(SIA/SQ)に2機ずつ、エチオピア航空(ETH/ET)と台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)、カタール航空(QTR/QR)、ベトナム航空(HVN/VN)に1機ずつを引き渡した。

 リース会社エアキャップにも2機引き渡し、2機とも仏エア・カリブ(FWI/TX)がリース導入した。

 A380はエミレーツ航空(UAE/EK)に2機、エティハド航空(ETD/EY)に1機引き渡した。

 受注はA320シリーズが23機(前年同期12機)、A330シリーズが0機(18機)、A350シリーズが3機(0機)、A380が0機(2機)だった。

 A320のうちA320neoは1機で、エアキャップから受注。残りは従来型だった。A350はエールフランス航空(AFR/AF)から標準型のA350-900を3機受注した。


ANA、MRJ遅延で737つなぎ導入 リースで4機、旧型機置き換え
Aviation Wire 4/7(金) 11:47配信

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ANAの737-800=16年10月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、納入が遅れている三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」のつなぎとして、ボーイングの小型機737-800型機をリース導入する方針を固めた。4月7日の日本経済新聞が報じたもので、ANAHDは当紙の取材に対し、報道内容を一部認めた。2018年度から導入する。

【退役が進むANAの737-500】

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工業(7011)に発注し、事業化が決定。開発に手間取り、当初2013年だった納期は、2014年4-6月期、2015年度の半ば以降、2017年4-6月期、2018年中ごろとずれ込み、今年1月23日に5度目の延期が決まり、2020年半ばを計画している。

 MRJはANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

 ANAHDは、グループで地方路線を担う傘下のANAウイングス(AKX/EH)が運航するボーイング737-500型機(1クラス126席)を中心に、メーカー標準座席数が88席の「MRJ90」への置き換えを計画。3月29日現在、ANAHDは737-500を17機保有している。

 MRJの納入遅延を受け、ANAHDは2016年6月に、カナダのボンバルディアが製造するターボプロップ(プロペラ)機のDHC-8-Q400型機(1クラス74席)を、代替機として3機発注済み。1995年3月から導入を始めた737-500の経年化が進んでいることから、737-800をMRJの代替機として導入する。

 今回導入する737-800は、4機ともリース機。ANAは3月29日現在、737-800を36機国内線で運航しており、座席数は2クラス167席(プレミアム8席、普通席159席)となっている。

 ANAHDは、737-800より小型の同世代機737-700も7機保有しているが、国内線の小型機は737-800を主力としていることから、同型機を選定した。

 737-800は世界的に需要があり、737ファミリーでは最多となる5051機を3月末時点で受注。これまでに4390機が航空会社やリース会社へ引き渡されており、リース機材の調達もしやすい。

 ANAHDは「MRJの1日でも早い導入を待っており、納入に向けた最大限のサポートを続けていく」とコメントした。


ANA、B737―800型機4機リースへ 5度目のMRJ納期遅れで
ロイター 4/7(金) 7:09配信

[東京 7日 ロイター] - ANAホールディングス<9202.T>は、三菱重工業<7011.T>子会社が開発する小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の5度目となる納期遅れによる機材繰りへの悪影響を避けるため、米ボーイング<BA.N>の「B737―800」型機4機のリースを受けることを決めた。

2018年8月以降に順次導入する計画だ。

ANA傘下の航空事業会社、全日本空輸の平子裕志社長が6日のロイターとのインタビューで明らかにした。平子社長はMRJの納期遅延に伴い「機材の不足が生じる」と述べ、B737―800型機の導入などにより「手当てをしていく」と語った。

4機のリースはシンガポールのBOCアビエーション<2588.HK>、アイルランドのSMBCアビエーション・キャピタルの航空機リース2社から受ける予定。

三菱重は今年1月にMRJの納入開始を従来の18年半ばから20年半ばに延期すると発表した。最新の安全基準に適合させるため、一部装備品の配置や電気配線の設計を変更するのが理由。MRJの事業化を決めた08年当時は13年の納入開始を予定していたが、その後もたびたび設計の見直しなどが生じ、納期の遅れは5度目となる。

ANAはMRJ初号機を受け取る「ローンチカスタマー」。国内地方路線で活用するため計25機を発注し、この計画を納期遅延後も変更していない。同社はこれまでにも納期遅れによる対応として、すでに活用しているボーイングの小型ジェット機「B737―500」の退役時期延長や加ボンバルディア<BBDb.TO>製プロペラ機「DHC―8―Q400」の3機追加購入といった対策を講じている。

ANAはボーイングの中型機「B787」でもローンチカスタマーで、B787も納入が3―4年ほど遅れたほか、納入後もバッテリーから煙が発生して欠航が相次いだり、エンジンの不具合に見舞われた。

ただ、平子社長は従来とは異なる路線展開が可能になるゲームチェンジャーとも言われ、先進性あるB787を「十分エンジョイできている」と指摘、「導入していなかったら、今のような状態は実現できなかった」と説明。その上で、MRJは居住性、燃費性などに優れた「従来のリージョナルジェットの概念を超えた飛行機」で、「MRJに対しても(B787と)同じような期待を持っている」と語った。

(白木真紀)


エアバス、A380に新客室オプション 階段変更で座席増、575席に
Aviation Wire 4/6(木) 0:03配信

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ハンブルクで公開されたA380前部階段の設計変更オプション(同社提供)

 エアバスは現地時間4月3日、総2階建ての超大型機A380型機の新客室オプションを発表した。客室前方の階段を設計変更するなどにより、4クラス497席の座席数を、78席増の575席にできる。

【A380の階段の写真を見る】

 新オプションは前部階段の設計変更のほか、クルーレスト(乗務員休憩室)の移転、座席配置の見直し、後部階段の設計変更によるギャレー(厨房設備)の見直しなどのオプションを用意する。

 前部階段の見直しは、階段の位置を現在の「ドア1」(最前方のドア)から「ドア2」へ移し、アッパーデッキ(2階席)に上がる階段入口と、ロワー(下部)デッキのクルーレストに下りる階段を組み合わせる。これにより、最大20席追加できるようになる。

 クルーレストの配置見直しでは、現在はドア1の中2階コックピット裏側にある運航乗務員用のものを移動し、ロワーデッキの客室乗務員用のクルーレストと結合させる。これにより、メインデッキ(1階席)前方にプレミアムエコノミーを3席追加できる。

 メインデッキは、エコノミークラスの座席配列を見直すことで、18インチの座席幅を確保しながら、1列11席(3-5-3席)配列が可能になり、23席増やすことができる。

 また、シート設計を最適化することで、メインデッキに1列9席のプレミアムエコノミーを設けることができ、11席を追加できる。

 客席後部のらせん階段は、四角い直階段に再設計することで、ギャレーの収容量が増加。14席増やすとともに、機内食などを積むカートを2台追加できるようになる。

 アッパーデッキは、両端の荷物入れを外すことで、足もとの客室幅を拡大できる。これにより、ヘリンボーン配列のビジネスクラスであれば、最大10席増やすことができる。

 エアバスはこれらの客室装備オプションのち、最新の前部階段の設計変更を独ハンブルクで6日まで開催されている「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2017」で公開した。


米国が台湾にF35売却か 国防省幹部「正式な情報ない」
中央社フォーカス台湾 4/5(水) 13:39配信

(台北 5日 中央社)国防部(国防省)戦略規画司の呉宝コン司長は5日、立法院(国会)外交および国防委員会で、米国が台湾へ最新鋭戦闘機F35などの武器売却を検討しているとの報道について、「まだ米国側の正式な情報は受け取っていない」としながらも、購入に前向きな態度を示した。(コン=王へんに昆)

呉司長は、垂直離着陸とステルス機能は次世代戦闘機に求めるものだとして、F35導入の必要性を説明。ただ、米国の担当者が着任していないとして、具体的な話し合いは行われていないとした。

一方、終末高高度防衛(THAAD)ミサイルの配備については、「短期的には必要はない」とする馮世寛部長(国防相)の発言を繰り返すにとどめた。

(呂欣ケイ/編集:齊藤啓介)


ジャムコ、787向けビジネスクラスシート開発
Aviation Wire 4/5(水) 9:04配信

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ジャムコの787上級クラス向けシート「Venture」(同社提供)

 ジャムコ(7408)は4月4日、ボーイング787型機向けシートを2種類発表した。ビジネスクラスなど上級クラスでの採用を見込む。

【ジャムコ新シートの写真を見る】

 独ハンブルクで4日から6日まで開催される「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2017」に、新シート「Journey-B」と「Venture」を初出展。787の客室仕様「ボーイング・スカイ・インテリア」に調和させ、美しさや使い心地、人間工学的デザインを合わせ持つという。

 ジャムコは、787向けにギャレー(厨房設備)、ラバトリー(化粧室)、コックピットの内装パネル、収納ボックス、コックピットドアと周辺隔壁をグループでボーイングに供給している。

 すでにエアバスA350 XWB向けにもビジネスクラス用シートを開発しており、採用を決めた航空会社もある。


ボーイング、最新鋭機種「787―10」初飛行に成功
ニュースイッチ 4/4(火) 15:07配信

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「787―10」

ANAなどが導入予定
 米ボーイングは、中大型旅客機「787」の最新鋭機種「787―10」の初飛行に成功した。サウスカロライナ工場(米国)に隣接する飛行場で実施し、4時間58分の飛行を無事に終了した。同機種は787の中で、最長の胴体を備えた派生機。今後は2018年上期の初号機納入に向け、包括的な飛行試験に入る。

 新型機は現行の「787―9」の胴体を5・5メートル延長し、787ファミリーの優れた乗り心地と長距離運航を達成した。1座席当たりの燃料効率性とCO2(二酸化炭素)排出量は、競合機種と比較して10%優れているという。787―10は現在までに149機を受注。ローンチカスタマー(開発の後ろ盾となる顧客)のシンガポール航空をはじめ、全日本空輸(ANA)やブリティッシュ・エアウェイズなど、9社が導入を表明している。


中部空港、LCCターミナル17年度内着工 年間450万人計画
Aviation Wire 4/4(火) 13:11配信

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南西から北東方面を見たセントレアのLCCターミナル(右側白地の建物)。左側は既存のターミナル(イメージ、中部空港会社提供)

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は、LCCターミナルを今年度内に着工し、2019年度上期に開業させる。スポット(駐機場)は10、年間旅客数は国際線300万人と国内線150万人の計450万人を計画している。

【LCCターミナルのイメージ図を見る】

◆利便性の高さと拡張性

 中部空港会社が3月31日に発表した計画によると、LCCターミナルはチェックイン棟とコンコース棟の2棟で構成し、いずれも2階建てで延床面積は約4万平方メートル。空港島南側の臨時駐車場エリアに建設する。

 国際線と国内線を同じターミナル内で運用し、乗り換えのしやすさや旅客動線をわかりやすくすることで、利便性の高いターミナルにする。現在のターミナルからの距離は300メートルで、徒歩4分を想定。立体駐車場に直結させ、LCCターミナル前面にバス乗り場を整備する。交通アクセスの良さを重視することで、バスなら徒歩1分、立体駐車場からは徒歩2分、鉄道や高速船からは動く歩道を使うことで徒歩7分で利用できるという。

 LCCターミナル内は1階を到着、2階を出発に分け、チェックインから搭乗口までは同じ階を移動するようにし、わからいやすさを追求。チェックイン棟で手荷物を預けた利用者に、コンコース棟で買い物をしてもらえるようにする。

 スポットは航空機の自走出発が可能で、国際線と国内線の運用を切り替えやすくする。乗客が搭乗する際はエプロンルーフを設け、徒歩で機体に向かう。

 10あるスポットのうち、エアバスA320型機やボーイング737型機など小型機を駐機できるのが9、エアバスA330型機など中大型機用が1。このうち、4つがマルチスポットで、小型機なら2機、中大型機なら1機駐機できるようにする。

 ターミナルビルとエプロンの拡張用地も設け、マルチスポットを3つ拡張可能にした。

◆Flight of Dreams直結

 中部空港会社は、ボーイング787-8型機の飛行試験初号機(ZA001、登録番号N787BA)を展示する複合商業施設「Flight of Dreams」(フライト・オブ・ドリームス)を、2018年夏に開業予定。付近には、展示面積6万平方メートルの愛知県国際展示場が2019年秋までにオープンする。

 LCCターミナルは、Flight of Dreamsと直結し、国際展示場とは空中回廊で結ぶ。国際展示場への所要時間は徒歩5分を想定し、空港島南側を新たな商業地域としてにぎわいを創出する。

 工事はエプロンエリアの地盤改良工事から着手。ゴールデンウィーク明けから臨時駐車場の一部が工事区域になり、利用できなくなる。ターミナルビルは、今年度下期の着工となる見通し。

◆エアアジア・ジャパン就航未定

 現在4社ある国内LCCのうち、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)のみ就航。国内線は札幌と福岡、鹿児島、那覇の4路線、国際線は台北とマニラの2路線を運航している。

 中部を拠点に、日本への再参入を目指すエアアジア・ジャパン(DJ)は、今年初めの就航を目指していた中部-札幌線と、今春予定の中部-台北線について、就航を延期すると1月30日に発表。新たな就航時期は未定としている。

 海外のLCCは5社で、中国の春秋航空(CQH/9C)と香港の香港エクスプレス航空(HKE/UO)、台湾のタイガーエア台湾(TTW/IT)、韓国のチェジュ航空(JJA/7C)、フィリピンのセブパシフィック航空(CEB/5J)が乗り入れている。


エアバス「A350」、日本就航相次ぐ。長距離線軸に導入拡大
ニュースイッチ 4/4(火) 8:24配信

機内広く燃費25%向上
  日本への定期便で、欧エアバスの最新型機「A350」の就航が相次いでいる。ベトナム航空が2016年10月、関西―ホーチミン線に日本の定期便として初めて導入。同年12月に中華航空とシンガポール航空が、17年1月に香港・キャセイパシフィック航空が導入した。エアバスは15年に初号機を納入し、2年間で全世界に70機を納めた。燃費も良いことから、長距離線を中心に日本にも導入が広がり始めている。

 ベトナム航空はエアバスA350を導入した2路線目として、3月26日に羽田―ハノイ線で運航を始めた。6月にはフィンランド・フィンエアー、19年にはJALが導入する計画で、今後も就航が続く予定だ。

 A350は機体の70%に、炭素繊維などの軽量素材を使用し軽量化している。300席クラスの従来機に比べ、燃費が約25%向上した。燃料費が4分の1削減となるため、コストの大半を燃料が占める航空会社にとって「収益の大幅な向上に直結する機材」(ベトナム航空)と期待が高い。

 初号機を受領した「ローンチカスタマー」は、中東のカタール航空で、15年1月に初就航した。ベトナム航空は14機を発注しており、15年7月にアジアの航空会社では初めてA350を受領した。

 同時期に運航を開始した米ボーイング787型機とともに、中核機と位置付け、現在まで7機を受領。日本へ初めてA350を就航させるなど、サービス拡充の切り札として、日本路線への投入を進めている。

 運航が始まった羽田―ハノイ線はA350の導入により、ビジネスクラスの機内食で、料理を一つずつ陶器の皿に盛って提供できるようになった。従来のA321に比べ、機材が約1・7倍に大型化したことで、機内のキッチンも広くなり、客室乗務員が機内で料理を盛り付けることが可能になったためだ。

 ベトナム航空は夏ごろをめどに、現在のビジネスクラスとエコノミークラスに加え、プレミアムエコノミークラスを設け、3クラスにする計画。より高いサービスを求める日本市場の需要に、きめ細かく対応していく。

 日本の航空会社は、JALが31機の確定発注とオプション(仮発注)25機を含め、A350を最大56機購入する契約を結んでいる。現行の主力機であるボーイング777の後継機として、19年から運航を始める。現在、内装のレイアウトなどを検討するなど、受領に向け準備を進めている。A350は現状、一部の国際線でしか乗れないレアな機材。だが、JALは国内線にも導入する計画で、20年頃には日本の空を頻繁に飛ぶ機材となりそうだ。


ボーイング「787-10」、サウスカロライナにて初飛行を実施
sorae.jp 4/4(火) 7:59配信

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ボーイング「787-10」、サウスカロライナにて初飛行を実施

ボーイングは3月31日(現地時間)、新型ジェット機「787-10」の初飛行をサウスカロライナの飛行場にて行いました。飛行時間は5時間ほどで、特にトラブルなどは起きませんでした。
 
今回の初飛行に携わったのは、パイロットのTim Berg氏とMike Bryan氏。Berg氏は「テイクオフから着陸まで、飛行機は順調に、そして予定通りに飛行しました」と語っています。
 
ドリームライナーの愛称でも知られるボーイングの「787」において、「787-10」は長胴型に相当します。787-9よりも5.5m胴体が延長され、座席数は330席に拡張。さらに座席あたりで25%の燃費向上や、同サイズ機より10パーセント飛行効率を向上させています。
 
なお787-10は世界9社の航空会社から合計149機の受注を受けており、ANAホールディングスも3機の導入を計画しています。ANAによる運用開始は2019年~2020年の予定です。


スカイマークが破綻から急復活できた舞台裏
東洋経済オンライン 4/3(月) 6:00配信

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スカイマークの拠点は羽田空港。株主のANAホールディングスとの間にはすきま風が吹く(提供:Aviation Wire)

 4月3日、東京・羽田空港。スカイマークの格納庫には、真新しいスーツに身を包んだ125人の新入社員がずらりと並んだ。昨年の新卒入社はわずか5人だった。

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 「業界の異端児」と呼ばれた西久保愼一元社長の失策で、スカイマークは2015年1月に経営破綻。翌2016年3月に民事再生手続きを終えてから1年が経ち、同社は復活を遂げた。

■「西久保時代」との決別を進めた

 搭乗率は今年2月まで15カ月連続で前年同月を上回り、80%台半ばを維持。羽田発着路線では、ほぼ満席の状態が続く。

 2017年3月期は売上高が750億円(前期比4%増)、営業利益は50億円(同3倍)前後となる見込みだ。昨冬には3年半ぶりの賞与が社員に支給された。

 投資ファンドのインテグラル(50.1%)、ANAホールディングス(16.5%)などが出資し、新体制に移行したのが2015年9月。インテグラル代表の佐山展生氏が会長に、日本政策投資銀行でエア・ドゥなど航空会社の再建を担った市江正彦氏が社長に就いた。

 以降1年半でスカイマークが進めてきたのは「西久保時代との決別」だ。

 破綻の要因は、身の丈を超える事業計画だった。西久保元社長は成長を求め、エアバスの中型機「A330」を国内線に導入。だが円安でドル建てのリース料や燃油費が膨らんだ。国際線向けに超大型機「A380」も購入したが、支払いができず破綻した。

変わらない"羽田依存"構造
 スカイマーク復活の要因について、航空経営研究所の赤井奉久所長は「元の姿に戻ったことが大きい。基本は羽田拠点のLCC(格安航空会社)モデルなので、普通にやれば利益が出る」と指摘する。

 LCCは単一機種の航空機で稼働時間を長くすることで利益を出す。現在、スカイマークはボーイングの小型機「B737」のみで多頻度運航を行っている。同社最大の羽田─福岡線は1日11往復を運航する。ピークだった2012年3月期に営業利益率が2割に達したのと同じ仕組みだ。

■破綻前より旅客単価が下がっている

 だが「LCCとは違う」と、佐山会長は断言する。座席の前後間隔はLCCが約70センチメートル。スカイマークは大手と同等の約80センチメートル。

 手荷物預けは20キログラムまで無料(LCCは有料)。ネスレと提携し、一部路線ではコーヒーや菓子の無料提供も始めた。

 さらに定時運航と欠航の削減、サービス向上も進めている。昨年10月には市江社長直轄で定時性向上に取り組む組織を設置。破綻前の2014年度は定時出発率が8割前後だったが、2016年度は平均で9割と、業界大手と遜色ない。

 西久保時代から変わっていないのは価格戦略だ。国内線客単価の推移を見ると、スカイマークは破綻後も下落が続いている。市江社長は「空席に応じて変動する運賃を利用して、早めに購入する客層が厚くなったため」とする。結局、顧客の利用動機として価格が大きいのが実態だ。

足りない"成長ストーリー"
 収益性が回復しつつあるとはいえ、売り上げの伸びは頭打ちだ。利益の大半を稼ぎ出す羽田空港は発着枠を使い切っており、現状は便数をこれ以上増やすことができない。

 だからといって機材を大型化したり地方路線を拡大すれば、経営破綻の二の舞いになりかねない。破綻で頓挫した国際線進出に向けては、まず年内にチャーター便を計画するが、LCCとの競争は激しく定期便就航は容易でない。

 戦略の成否は、出資者の出口戦略にも影響しそうだ。スポンサー株主間の契約では、2015年9月に裁判所が再生計画を認可した時点から、5年以内の再上場を目指すとしている。

 「上場する際には、航空会社としての独立性を打ち出す」と佐山会長は意気込む。だが、証券市場からは「成長株として買うための、明確なストーリーがない」(野村証券の広兼賢治アナリスト)と冷めた声も上がる。

 2000年前後の規制緩和で参入した新興航空会社は軒並み、経営危機でANAの出資を受けた。ANAの予約システムを用い、コードシェアも実施。だがスカイマークは、システムの共有は独立性を損ねるとして拒否している。

 運賃の推移は新興3社とANAは酷似しているが、スカイマークだけが異なる。「ANAにとっては“目の上のたんこぶ”だろう」(航空会社OB)。

 新生スカイマークは巡航速度に入ったが、その先の視界はまだ開けていない。


ボーイング、787-10の初飛行成功 超長胴型、ANAも発注
Aviation Wire 4/1(土) 9:28配信

7810ff
大勢の観客に見送られてチャールストン空港を離陸し初飛行する787-10初号機=17年3月31日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 ボーイングは現地時間3月31日朝(日本時間31日夜)、787型機では全長がもっとも長い超長胴型「787-10」の初飛行を成功させた。

【初飛行する787-10の写真を見る】

 初飛行したのは、787-10の飛行試験初号機(登録番号N528ZC)。787-10を一手に製造する米サウスカロライナ州のチャールストン国際空港を午前9時37分ごろ離陸し、4時間58分の初飛行後、午後2時35分ごろ同空港に着陸した。

 初飛行では、操縦系統のシステムや操縦特性などの試験が行われた。

 787-10は、標準型の787-8、長胴型の787-9に続く787ファミリーで3機種目となる機体で、全長は787-9と比べて5.5メートル長い68.3メートルと、3機種のうちもっとも長い。前部胴体は約13メートルで、787-9と比べて3メートル長く、約7メートルの787-8と比べると約2倍。中胴も787-9と比べ、3メートル長い。

 標準座席数は2クラスの場合、787-9より40席多い330席。航続距離は1万1910km(6430海里)で、置き換え対象とな従来機と比べて燃費が25%以上向上し、次世代の競合機と比較しても10%以上優れているとしている。

 787の生産ラインは、ワシントン州シアトルのエバレットと、ノースチャールストンの2カ所あり、787-10はすべてノースチャールストンで製造。初号機の引き渡しは、当初の計画通り2018年を予定している。

 日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が3機発注済み。2019年度から2020年度にかけて受領し、全機を国内線に投入する。


日航機、那覇に2度引き返す…計測装置不具合で
読売新聞 4/1(土) 1:47配信

 31日午後5時頃、那覇発羽田行きの日本航空916便(ボーイング767―300型)が離陸直後、気圧を計測する装置に不具合が発生したため、約35分後に那覇空港に引き返した。

 乗客261人と乗員8人にけがはなかった。

 同機は部品を交換して整備を終えた後、同日午後8時半頃に離陸したが、直後に同じ装置の不具合を示す表示が出たため、約25分後に再び那覇空港に引き返した。日本航空によると、乗客247人が別の便に乗り換え、同日午後10時10分頃に那覇空港を出発した。

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