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2017年3月30日 (木)

栃木のスキー場で雪崩 高校生ら8人死亡、40人負傷・5

27日午前9時20分ごろ、栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生し、県高校体育連盟の春山安全登山講習会を受けていた県内の高校生が巻き込まれ、8人が死亡、重傷含む40人の負傷者が出ている。

同スキー場は去る3月20日に今シーズンの営業を終了していた。また宇都宮地方気象台は26日午前10時から雪崩注意報を発令していた。

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リンク:<那須雪崩>計画変更、事前準備なし 県警、体制不備捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:栃木雪崩事故 2月に一時スキー場閉鎖 栃木県警、高校を家宅捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩発生は予見できたか 残る3つの謎…県教委も検証作業へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪山登山、中止相次ぐ=独自の安全基準検討も―栃木雪崩事故受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩、長さ160m以上に…県警が現場検証 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高校の冬山春山登山の実態調査へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>犠牲者の顔写真を取り違え TBSが謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高校生の冬山登山、スポーツ庁が実態調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「申し訳ない」「冥福祈るだけ」=雪崩現場で知事ら献花―栃木・那須町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩事故 故・奥 公輝さんの告別式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩事故 現場責任者の高校を家宅捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:別の雪崩も派生、生徒巻き込む=自力脱出し生還―栃木雪崩8人死亡事故で学校捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高校生の冬山登山、全国調査へ…スポーツ庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩犠牲の生徒顔写真、取り違え…TBS謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>大田原高を捜索…危険性の認識捜査 栃木県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:冬山登山の実態調査=全国の高校で―文科省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:栃木スキー場雪崩 県立大田原高校を家宅捜索 業務上過失致死の疑いで栃木県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩事故、現場責任者の教諭勤務の大田原高捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大田原高校を捜索=業務上過失致死容疑―8人死亡の雪崩・栃木県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>大田原高校を家宅捜索…業過致死容疑で栃木県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩、別の斜面でも 同じ日、調査で痕跡発見 那須 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須雪崩 浅井さん、鏑木さん告別式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪崩の現場、国の「危険箇所」…入林届提出なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:連絡付かず駆け込みか=引率教諭、雪崩現場から本部に―通報まで50分・栃木県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>雪山登山あり方賛否「原則禁止」「判断力育成」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同級生ら冥福祈る=雪崩犠牲の奥さん通夜―栃木 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>初めて現場検証 規模など確認 県警、消防など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:講習会内容を二重チェック=栃木県高体連が方針―スキー場雪崩 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:事故前、雪崩懸念で封鎖=現場近くのゲレンデ―高校生ら8人死亡・栃木 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:那須のスキー場雪崩 警察が現場検証 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:誘発された雪崩、別の班の9人襲う…自力で脱出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警察関係者は入らず=雪崩事故検証委の構成訂正―栃木県教委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:なだれ注意報の中、死亡事故の現場検証…那須 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<那須雪崩>冬山登山大会、三重県中止へ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<那須雪崩>計画変更、事前準備なし 県警、体制不備捜査
毎日新聞 4/1(土) 8:00配信

 栃木県那須町のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒ら8人がラッセル訓練中に死亡した雪崩事故で、主催者の県高校体育連盟の登山専門部が予定の登山を悪天候でできなくなった場合の訓練計画を事前に作らず、実施要項に講師として記載のない教諭にラッセル訓練の先頭班を引率させていたことがわかった。また、事故現場の国有林の管理元に入林届を出していなかったことも判明。県警は、雪崩に対する危機意識の欠如や管理体制の不備があったとみて調べている。

 県警捜査1課などは31日、業務上過失致死容疑で事故後初めて同校を家宅捜索。実施要項などの関係書類を押収したとみられる。

 県高体連登山専門部の関係者によると、今回の訓練は春山安全登山講習会と題し、県内7校が参加して先月25~27日の日程で開催。茶臼岳登山が予定された前日の26日に雪崩注意報が出されたことなどをふまえ、翌朝に委員長を含む引率教諭3人が協議し登山を中止。ラッセル訓練に変えた。

 実施要項は講習会前に作られたが、「荒天でない限り茶臼岳まで往復」とのみ記され、代替訓練の記載はなかった。代替のラッセル訓練は、ルートも事前に決めないまま引率者任せで行われていた。しかも、同専門部はラッセル訓練に当たり力量に応じて生徒らを5班に編成したが、先頭で深雪をかきわけることから十分な経験が必要とされた「1班」に登山歴の浅い同校教諭の毛塚優甫さん(29)=死亡=を配置。実施要項の講師欄にも毛塚さんの名前はなかったという。

 現場付近の国有林を管理する林野庁塩那森林管理署によると、事故現場一帯は雪崩危険箇所として栃木県に通知されていたが、県高体連のような団体が国有林に入る際に必要な入林届は未提出だった。管理署幹部は「事前に(ラッセル訓練の)計画があったら、相談してほしかった。入林届が出ていれば、雪崩の注意喚起もできた」と語った。

 スキー場へもトイレの使用しか申請されておらず、講習会前に雪崩が原因で一部ゲレンデが封鎖された事実も伝わらなかった。【野口麗子、柴田光二、川崎健】


栃木雪崩事故 2月に一時スキー場閉鎖 栃木県警、高校を家宅捜索
産経新聞 4/1(土) 7:55配信

 栃木県那須町のスキー場で、登山講習会に参加した県立大田原高校の生徒と教員の計8人が死亡した雪崩事故で、雪崩の危険があるとして、同スキー場の一部が2、3月にかけて閉鎖されていたことが31日、分かった。講習会の安全管理に問題があった可能性もあるとみて、県警は同日、業務上過失致死の疑いで、講習会の責任者だった県高等学校体育連盟登山専門部の猪瀬修一委員長(50)が所属する県立大田原高校の家宅捜索を実施した。

 スキー場を所有する那須町によると、今年2月25日から3月1日まで、雪崩が発生する恐れがあったため、スキー場の第2ゲレンデを閉鎖したという。2日の再開後、20日にはすべての営業を終了した。猪瀬氏らが事前にこうした事実を把握していれば、講習の内容を見直すことになった可能性もある。

 猪瀬氏は29日に開いた記者会見で、「雪崩が起きやすい地点を知っていた」などとし、事故のあった場所については「絶対安全」と述べていた。

 また、県警によると、雪崩が流れ落ちた距離は約160メートル以上にわたっていた。30日に実施したスキー場とその近辺の現場検証で判明した。


雪崩発生は予見できたか 残る3つの謎…県教委も検証作業へ
産経新聞 4/1(土) 7:55配信

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雪崩発生までの動きと残る謎(写真:産経新聞)

 栃木県那須町のスキー場で高校生ら8人が死亡した雪崩事故は、県警の捜査が本格化した。業務上過失致死容疑での立件に向け、今後の捜査でポイントとなるのは、講習会の責任者らが雪崩をどの程度予期できたかという「予見可能性」だ。その解明に向けては、いくつかの謎が残されている。県教委も第三者による検証委員会を設置、4月上旬にも検証作業を開始する。

 ◆誰が訓練提案?

 謎の一つは、登山の中止を決めた後、誰が雪の中を歩く「ラッセル訓練」を提案したかだ。

 「2人と相談した。誰が提案したか特定するのは自信がない」

 講習会の責任者だった猪瀬修一氏は3月29日の記者会見でそう述べている。猪瀬氏は事故当時、スキー場から車で2、3分の本部にいた。相談した2人とは、猪瀬氏よりも登山歴の長い、副委員長の菅又久雄氏と前委員長、渡辺浩典氏だ。

 猪瀬氏の説明では2人と携帯電話でやり取りする中で「ラッセル訓練ならできるよね」とまとまった。ただ、3人のうち誰が訓練を提案したかは具体的に判明していない。

 ◆見解の食い違い

 訓練場所について「絶対安全」と強調した猪瀬氏だが、「典型的な雪崩発生地形」と指摘する専門家もおり、見解が食い違っているのも不可解な点だ。

 「雪崩の起きやすい地点は認知しており、そこを避ければ大丈夫」。同じスキー場で何度も講習会を行ってきた3人は、訓練場所の北側にある急斜面を危険場所として認識していた。

 しかし、雪崩は訓練場所の上部にある別の急斜面で発生。生徒たちがいた場所まで約160メートル下りてきた。現地調査を行った「日本雪崩ネットワーク」の出川あずさ理事(56)は「この斜面は傾斜30度以上で風を遮るものがなく、樹木が少ないといった雪崩の条件がそろっている」という。

 山のベテランである猪瀬氏らと、専門家でなぜ認識が百八十度異なるのか。出川氏は「(北側の斜面を)危険だと認識できたのであれば、上部の急斜面も危険だと認識できたと考えるのが自然だ」と首をひねる。

 ◆無線機使用は?

 なぜ救助要請に無線機が使われなかったのかも分かっていない。救助要請は生徒を引率していた教員が本部に駆けつけて行われており、事故発生から約50分もかかっている。

 栃木県内のある山岳部顧問によると、県高体連の登山部行事では引率教諭が1人1台ずつ無線機を持つといい、「山中で連絡を取り合うときは通常、無線機を使う」と話す。今回の訓練でも、引率した教員の一部は無線機を持っていたというが、猪瀬氏の元に無線連絡はなかったとされる。

 しかし、猪瀬氏は雪崩発生から30分後の午前9時ごろに10分程度、無線機を車内に放置していたことも明かしている。空白の10分間に連絡はあったのか-。捜査や調査機関による、実態の解明が求められている。


雪山登山、中止相次ぐ=独自の安全基準検討も―栃木雪崩事故受け
時事通信 4/1(土) 4:42配信

 栃木県那須町で8人が死亡した雪崩事故を受け、高校生による雪山登山の中止が1日までに各地で相次いでいる。

 スポーツ庁は冬山登山を原則行わないよう求める緊急通知を出したが、噴火災害などを含めた県独自の安全管理基準の策定に向け、検討を始めたところもある。

 福島県教育委員会は事故が発生した3月27日、山形県内で登山していた高校山岳部に即時下山を指示した。福島県内の高校では他に、4月上旬までに登山を計画していた3校が中止を決めたという。

 宮城県でも1校が、4月初めに予定していた蔵王連峰への山行合宿を中止した。この高校によると、毎年この時期に行ってきたが、今後は夏山登山を中心とする方向で見直すという。

 宮城県高校体育連盟は登山に加え、山での活動が多いスキーや自転車競技でも安全管理徹底の再確認を求めた。今後、雪山での事故に限らず、噴火災害などを含めた山での安全管理について、外部の有識者を交えて独自の基準作りに取り組む方針という。

 三重県高体連は、毎年12月に北アルプスや八ケ岳などで開催してきた登山部冬季大会を、2017年度以降は中止する方向で検討を始めた。藤田隆司理事長は「(雪山で)安全に登山する技術を身に付けるため行ってきたが、高校生の部活動という観点から、生徒の命のリスクを冒してまで行うべきではないと考えている」と述べた。4月下旬に結論を出す予定という。


雪崩、長さ160m以上に…県警が現場検証
読売新聞 4/1(土) 0:04配信

 栃木県那須町で春山登山講習会に参加していた同県内の高校生と教諭計48人が雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故で、県警による現場検証の結果、雪崩の規模が長さ160メートル以上に及んでいたことが31日、分かった。

 県警は同日、講習会の現場責任者だった教諭が勤務する同県大田原市の県立大田原高校を業務上過失致死容疑で捜索し、関係資料を押収した。

 事故は先月27日午前8時半頃、茶臼岳(1915メートル)中腹のスキー場近くで発生、雪をかき分けて進むラッセルの訓練中に雪崩が起き、同校の男子生徒7人と同校の男性教諭(29)が死亡した。

 県警によると、雪崩の起点はスキー場西側の「天狗(てんぐ)の鼻」と呼ばれる岩(標高1515メートル)付近で、160メートル以上にわたって雪が滑り落ち、同校の生徒らを襲った。


高校の冬山春山登山の実態調査へ
ホウドウキョク 3/31(金) 20:03配信

栃木・那須町で、高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡したことを受け、スポーツ庁は、都道府県の教育委員会などを通じ、高校の冬山登山などの実態調査を行う。
31日午前、松野文科相は「二度と同様の事故を起こさないためにも、今回の調査を通じて、実態を的確に把握する」と述べた。
栃木・那須町で、登山講習会に参加していた高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ、死亡したことを受け、スポーツ庁は、全国の高校の冬山や春山登山の、今シーズンの実施状況や安全対策について、実態調査を行うよう、都道府県の教育委員会などに通知した。
文科省は、1964年以降、高校生以下の冬山登山を禁止する通知を出していて、2016年11月にも、スポーツ庁が通知を行っていた。


<那須雪崩>犠牲者の顔写真を取り違え TBSが謝罪
毎日新聞 3/31(金) 19:21配信

 TBSは31日、栃木県那須町の雪崩事故で亡くなった男子高校生として放送した写真が、別人だったとして、同日朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」で訂正し、謝罪した。30日夜の報道番組「NEWS23」でも同様に謝罪した。

 TBSによると、集合写真から顔写真を抜き出す際に取り違えたまま、29日の「NEWS23」で流し、「ビビット」でも使っていた。社内からの指摘で誤りに気付いたという。【丸山進】


高校生の冬山登山、スポーツ庁が実態調査
読売新聞 3/31(金) 18:46配信

 高校生ら8人が死亡した栃木県那須町での雪崩事故を受け、スポーツ庁は31日、高校生の冬山登山について全国的な実態調査を始めた。

 2016年の「高校生以下は原則として冬山登山を行わない」とする同庁の通知を各都道府県教委は周知したか、各高校などに対しては登山の実施状況や、安全対策などについて、4月21日までに電子メールでの回答を求めている。


「申し訳ない」「冥福祈るだけ」=雪崩現場で知事ら献花―栃木・那須町
時事通信 3/31(金) 18:40配信

 栃木県立大田原高校(同県大田原市)の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、現場近くの那須温泉ファミリースキー場(同県那須町)には31日午後、福田富一知事や県教育委員会の宇田貞夫教育長らが訪れ、献花台で黙とう、犠牲者の冥福を祈った。

 献花を終えた福田知事は、報道陣から8人にささげた言葉を問われると、硬い表情で「こんなことになってしまい、『申し訳ない』と言った」と言葉を詰まらせた。県警による大田原高校の家宅捜索については、「司法の場で真実が明らかにされると思う。遺族も注目しており、速やかな対応が求められる」などと語った。

 知事に先立ち献花した宇田教育長は、声を震わせながら、「冥福を祈るだけ。申し訳ありません。本当に言葉がない」と述べ、ハンカチで目元を押さえた。大田原高校に対しては、県警の捜査に協力するよう指示したという。


雪崩事故 故・奥 公輝さんの告別式
ホウドウキョク 3/31(金) 16:22配信

栃木・那須町の雪崩事故で亡くなった大田原高校の奥 公輝さん(16)の告別式が、31日に行われた。
高校の同級生らは「僕の気持ちの表れとして持ってこようと思って」、「山岳部以外に応援団にも入っていて、すごく頑張っていた。静かに天国で眠ってほしい」などと話した。
同級生たちは、告別式の1時間以上も前から斎場に集まり始め、奥さんとの突然の別れを悼む声が多く聞かれた。
また、31日夜には、同じ大田原高校の高瀬淳生さん(16)、大金 実さん(17)、佐藤宏祐さん(16)の通夜が、それぞれ営まれる予定。
一方、現場が見えるスキー場のゲレンデには、午前10時前に献花台が設置された。


雪崩事故 現場責任者の高校を家宅捜索
ホウドウキョク 3/31(金) 16:19配信

栃木・那須町で、高校生ら8人が雪崩で死亡した事故で、警察は31日朝から、業務上過失致死の疑いで、講習会の現場責任者が勤務する大田原高校を家宅捜索している。
31日午前9時すぎ、警察の捜査員およそ20人が、大田原高校の正門から校舎内に入り、捜索が行われている。
捜索の前には、講習会の現場責任者で、大田原高校山岳部顧問の猪瀬修一氏ら、学校関係者も校舎内に入っていて、捜索の対応にあたっているものとみられる。
一方、雪崩が発生した際、現場で訓練を引率していた先生が、講習会の本部がある麓の旅館にいた猪瀬氏に、緊急事態を無線で伝えようとしたものの、つながらなかった可能性があることがわかった。
本部が設置された旅館の関係者は「スキー場にいた先生が、猪瀬先生に連絡に来たんだと思う。(先生と)連絡が取れないから、直接、本人のところに来たのでは」と話した。
旅館の関係者によると、現場から歩いて旅館を訪ねてきた引率の先生に、電話を貸したということで、このため、雪崩発生から110番通報まで、およそ50分を要した。
猪瀬氏は、29日の会見で、「無線機を一時、手元に置いていなかった」と釈明している。
警察は、講習会に関わる書類などを押収し、登山訓練を行った判断や、安全管理に問題がなかったか、さらに、雪崩発生から通報までの経緯などを調べる方針。


別の雪崩も派生、生徒巻き込む=自力脱出し生還―栃木雪崩8人死亡事故で学校捜索
時事通信 3/31(金) 16:11配信

 栃木県那須町のスキー場付近で、登山講習中の県立大田原高校の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、8人が巻き込まれた雪崩から派生したとみられる小規模な雪崩に、一緒に訓練していた県立真岡高校の生徒らが巻き込まれていたことが3月31日までに、引率した教諭らへの取材で分かった。

 
 生徒らは雪に埋もれたが、ほぼ全員が自力で脱出した。引率の教諭らは安否確認に追われ、大田原高校の生徒らが遭難したことにしばらく気がつかなかったという。

 県警捜査1課などは31日、業務上過失致死容疑で大田原高校を捜索し関連資料を押収。訓練実施の判断や安全対策に問題がなかったかや、通報までの経緯について詳しく調べる。現場の責任者ら引率した教諭からの事情聴取も進める。

 訓練を主催した県高校体育連盟などによると、講習会に参加した生徒は、五つの班に分かれ、大田原高校生徒らが第1班として、先頭になり雪をかき分けて進むラッセル訓練をしていた。

 雪崩は3月27日午前8時半ごろに発生。第2班に所属する県立真岡高校の生徒8人も、第1班が遭った雪崩から派生したとみられる雪崩に巻き込まれた。

 生徒の安否確認に当たった第2班を引率した教諭は当初、1班が遭難したことに気付かなかった。その後、1班の引率教諭が雪の中から助け出されるのを見て大田原高校の生徒たちの遭難に気付いた。

 訓練に参加した引率の教諭らが救助要請に動いたのは、午前9時前ごろだったという。最後尾の5班を指導していた教諭が、旅館に駆け込んで雪崩発生を伝えた。110番は同9時20分ごろに入っていた。

 旅館にいた県高体連登山専門部の委員長で、現場責任者だった大田原高校山岳部顧問の猪瀬修一教諭(50)は記者会見で、事故当時旅館にいたが、無線を一時手放していたことを明らかにしている。


高校生の冬山登山、全国調査へ…スポーツ庁
読売新聞 3/31(金) 14:58配信

 栃木県那須町の雪崩事故を受け、スポーツ庁は高校生の冬山登山について全国調査を行うことを決めた。

 松野文部科学相が31日の閣議後記者会見で明らかにした。

 各都道府県の教育委員会、各高校が対象。同庁が毎冬出している「高校生以下は原則として冬山登山は行わない」という通知がどれだけ周知されているか、2016年度の冬山、春山登山の実施状況、安全対策などを調査する。松野文科相は「(事故の)検証結果などを踏まえながら、再発防止の徹底を図りたい」と話した。


雪崩犠牲の生徒顔写真、取り違え…TBS謝罪
読売新聞 3/31(金) 12:31配信

 栃木県那須町の雪崩事故で、TBSは、29日夜に放送した報道番組「NEWS23」で事故で亡くなった男子生徒の顔写真を誤って放送したとして、30日夜の同番組などで謝罪した。

 TBS広報部によると、県立大田原高校2年の浅井譲さん(17)が写った集合写真を加工して使用したが、別人を浅井さんとして放送したという。


<那須雪崩>大田原高を捜索…危険性の認識捜査 栃木県警
毎日新聞 3/31(金) 12:07配信

 栃木県那須町のスキー場付近で「春山登山」講習会に参加した高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、県警は31日、県高校体育連盟の登山専門部委員長で現場責任者だった男性教諭が勤務する県立大田原高校(大田原市)を業務上過失致死容疑で家宅捜索した。県警はこれまでに引率した教諭らから事情を聴いており、雪崩に対する危険性の認識や安全管理体制に問題がなかったか捜査を進める。

 午前9時過ぎ、県警の捜査員ら約20人が校舎に入り山岳部の部室などを調べた。

 県警によると、雪崩は那須温泉ファミリースキー場西側にある「天狗の鼻」と呼ばれる岩の付近で発生し、雪は160メートル以上にわたって流れ落ちていたことが現場検証で判明した。

 委員長によると、事故前日の26日に雪崩注意報が出されたことなどから、27日朝に委員長を含め引率にあたった教諭3人が話し合って予定していた付近の茶臼岳への登山を中止し、雪をかき分けて歩くラッセルの訓練に変更した。

 訓練には55人が参加し、スキー場付近の国有林で雪崩に巻き込まれて大田原高の生徒7人と教諭1人が死亡した。

 委員長は雪崩の危険があるのは事故現場とは別の場所だと認識していたといい「(訓練を実施した)尾根筋は安全」と判断したという。

 雪崩の発生から、現地本部にいた委員長に事故の連絡が入り警察へ通報するまで約50分を要しており、県警はこうした事故後の対応に問題がなかったかも調べを進める。【川崎健、田中友梨】


冬山登山の実態調査=全国の高校で―文科省
時事通信 3/31(金) 11:19配信

 栃木県那須町のスキー場付近で高校生ら8人が死亡した雪崩事故を受け、松野博一文部科学相は31日の閣議後記者会見で、全国の国公私立高校などを対象に、冬山・春山登山の実態調査を実施することを明らかにした。

 
 各教育委員会や高校などにアンケート用紙を送り、高校生以下の冬山登山を原則として行わないよう求めた通知の周知状況や、2016年度の冬から春にかけての雪が積もった山の登山の実施状況、講じた安全対策などを尋ねる。

 結果は5月中に取りまとめ、栃木県教委の事故検証委員会の報告書と併せて有識者らの意見も聞き、再発防止策などを検討する。

 通知は06年から毎年出し、16年11月にもスポーツ庁が出していた。


栃木スキー場雪崩 県立大田原高校を家宅捜索 業務上過失致死の疑いで栃木県警
産経新聞 3/31(金) 9:45配信

 栃木県那須町のスキー場で登山講習会に参加した高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、県警は31日、業務上過失致死の疑いで、講習会の責任者だった県高等学校体育連盟登山専門部の猪瀬修一委員長(50)が所属する栃木県立大田原高校に家宅捜索に入った。捜査員らは山岳部の部室や倉庫など関係先を捜索したとみられる。

 この日午前9時過ぎ、多くの報道陣が集まる中、警察車両から降りた捜査員約20人が次々に校舎の中に入っていった。春休みのため校内に生徒の姿はなく、学校関係者が数人出入りする姿がみられた。

 県警は30日に那須温泉ファミリースキー場とその周辺を現場検証しており、31日に雪崩は約160メートル以上下ったとみられることを明らかにした。幅や積雪の深さについては明らかにしなかった。今後、家宅捜索で押収した資料を分析し、講習会の行程や安全管理に問題がなかったか、雪崩の発生の予見可能性などについて調べる。

 一方、松野博一文部科学相は31日の閣議後記者会見で、全国の高校や高専を対象に、冬季や春季の登山の実施状況を調べると明らかにした。


雪崩事故、現場責任者の教諭勤務の大田原高捜索
読売新聞 3/31(金) 9:24配信

 栃木県那須町で春山登山講習会に参加していた同県内の高校生と教諭計48人が雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故で、県警は31日、講習会の現場責任者だった教諭が勤務する同県大田原市の県立大田原高校を業務上過失致死容疑で捜索した。

 関係資料を押収、分析し、捜査を進める方針。

 講習は、県高校体育連盟登山部が主催した。事故は27日午前8時半頃、「那須温泉ファミリースキー場」近くで、雪をかき分けて進むラッセルの訓練中に発生し、大田原高校の男子生徒7人と、同校の教諭(29)が死亡した。

 同町には26日からなだれ注意報が出ており、当日は未明から雪が降っていた。現場責任者の大田原高校の猪瀬修一教諭(50)は29日の記者会見で、別の引率教諭2人と話し合い、当初予定していた登山を中止し、ラッセル訓練に変更したと説明。訓練を行った場所については「経験から絶対安全と考えていた」と述べた。


大田原高校を捜索=業務上過失致死容疑―8人死亡の雪崩・栃木県警
時事通信 3/31(金) 9:18配信

 栃木県那須町のスキー場付近で、春山登山講習中の県立大田原高校の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、県警捜査1課などは31日、業務上過失致死容疑で、引率した教諭が勤務する同県大田原市の同校を家宅捜索した。

 関係書類などを押収し、安全管理などに問題がなかったか捜査を進める。

 雪崩は27日午前8時半ごろ発生。雪をかき分けて進むラッセル訓練中だった高校生と引率の教諭らが巻き込まれ、大田原高校の男子生徒7人と男性教諭が死亡した。

 同校の説明などによると、講習会の責任者だった同校山岳部顧問の猪瀬修一教諭(50)らは、同日午前6時に雪崩注意報を確認し、計3人の教諭が相談した上で、予定していた登山を中止しラッセル訓練に切り替えた。

 猪瀬教諭は29日の記者会見で、「雪崩の危険は知っていたが、起きやすい地形に近づかなければ大丈夫だと思った」と説明。訓練を実施した場所について「危険な場所という認識はなかった」と述べていた。

 県警は、引率した教諭のほか、講習会を主催した県高校体育連盟の関係者らから事情聴取。雪崩注意報が出ていた中、ラッセル訓練を行った判断の妥当性や、参加者に適切な装備をさせていたかなどについて詳しく調べる方針。

 県警は30日、現場周辺の検証を実施。痕跡などから、「天狗の鼻」と呼ばれる付近を起点に斜面を160メートル以上にわたって雪が崩れ落ちていたことが確認されたという。


<那須雪崩>大田原高校を家宅捜索…業過致死容疑で栃木県警
毎日新聞 3/31(金) 9:16配信

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雪崩が発生した那須温泉ファミリースキー場付近で現場検証をする捜査員たち=栃木県那須町で2017年3月30日、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場付近で27日、県高校体育連盟主催の「春山登山」講習会に参加していた県立大田原高校山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、県警は31日、業務上過失致死容疑で同校の家宅捜索を始めた。同校教諭が県高体連登山専門部委員長として現場責任者を務めており、県警は雪崩に対する危険性の認識や安全管理体制などに問題がなかったか、捜査を進める。


雪崩、別の斜面でも 同じ日、調査で痕跡発見 那須
産経新聞 3/31(金) 7:55配信

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那須温泉ファミリースキー場(写真:産経新聞)

 栃木県那須町のスキー場で登山講習会に参加した高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、このスキー場で同じ日に別の雪崩が発生していた可能性が高いことが30日、現地を調査した「日本雪崩ネットワーク」への取材で分かった。当時の現場付近は一晩で積雪30センチを記録しており、一帯は雪崩が起きやすい状況だったとみられる。

 生徒らを直撃した雪崩は、27日午前8時半ごろ、スキー場第2ゲレンデ西側の場外の斜面で発生。同団体が28日朝に調査したところ、この場所の北側の斜面で、雪崩の後にできる「デブリ」(塊)が発見された。雪質から27日中に発生した雪崩と推定されるという。

 デブリの位置などにより、この雪崩はゲレンデ近くまで到達していることも判明。被害の出た雪崩よりやや小さいが、直撃すれば死者が出る可能性のある規模だったという。調査した出川あずさ理事(56)は「27日に短時間に大量の雪が降ったため、スキー場付近で複数の雪崩が発生したのではないか」と説明した。

 新たな雪崩の発生場所は、講習会で引率教諭らが「雪崩の起きやすい地点」としていた場所とほぼ重なるとみられる。

 一方、栃木県警は30日、業務上過失致死容疑で、現場となったスキー場やその近辺を事故後初めて現場検証。講習会を主催した県高等学校体育連盟は同日、登山専門部など各部の活動ごとに危機管理マニュアルの作成を義務化することを決めた。


那須雪崩 浅井さん、鏑木さん告別式
産経新聞 3/31(金) 7:55配信

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雪崩事故で犠牲になった浅井譲さんのひつぎを乗せ、参列者に見送られて式場を出る車=30日午後、栃木県那須塩原市(菊本和人撮影)(写真:産経新聞)

 ■「カブとの思い出は一生の宝物」「世界一優しいお兄ちゃん」

 栃木県那須町のスキー場雪崩事故で犠牲となった同県立大田原高校2年の浅井譲さん(17)=那須塩原市=と鏑木(かぶらぎ)悠輔さん(17)=那須町=の葬儀・告別式が30日、県内の斎場でそれぞれ営まれ、家族や友人らが最後の別れを惜しんだ。

 浅井さんの告別式では、妹の千鶴さん(11)が「誕生日プレゼントはラジコンカーだったね。2日で壊れちゃったらまた買ってくれたよね。うれしかったよ」と思い出を語り、「これからも千鶴のことを守ってください。世界一優しいお兄ちゃん」と、すすり泣きながら手紙を読み上げた。浅井さんと小中学校が同じだった中山迅人(はやと)さん(17)は「妹がかわいそうでならない。中止していれば…」と声を詰まらせた。

 那須町で行われた鏑木さんの告別式では、代表の友人らが「カブ(鏑木さん)との思い出は一生の宝物」などと挨拶。父、浩之さんも鏑木さんが教師になる夢に向けて勉強に励んでいたことなどを話し、「17年間、一緒にいられて最高に幸せだったよ。悠輔、ありがとう」と涙をこらえて息子に語りかけた。

 同日夜には同じく雪崩の犠牲になった、同高1年の奥公輝さん(16)=さくら市=の通夜も営まれた。制服姿の同級生らが多数出席。中学の同級生だった上保光美(じょうほ・みつよし)さん(16)は「学校の不注意で亡くなったと思うと怒りを覚える」とやるせない気持ちを打ち明けた。


雪崩の現場、国の「危険箇所」…入林届提出なし
読売新聞 3/31(金) 7:22配信

 栃木県那須町で春山登山講習会に参加していた高校生と引率教諭計48人が雪崩に巻き込まれ、県立大田原高校の8人が死亡した事故で、現場一帯が国の雪崩危険箇所に指定されていることが30日、林野庁や県への取材で分かった。

 林野庁塩那(えんな)森林管理署によると、現場一帯は「那須町湯本中曽根」という箇所名で、同庁の指示を受けて県が調査し、1997年度と2004年度に雪崩危険箇所として公表された。

 現場はスキー場近くの国有林で、登山以外で立ち入る場合は、「入林届」を署に提出する必要があり、届け出の際には、同署が、雪崩危険箇所であることを伝えることになっているという。しかし、今回の講習会を主催した県高校体育連盟登山部からは、入林届は提出されていなかった。


連絡付かず駆け込みか=引率教諭、雪崩現場から本部に―通報まで50分・栃木県警
時事通信 3/31(金) 7:08配信

 栃木県那須町のスキー場付近で、春山登山講習中の県立大田原高校の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、現場の引率教諭から講習会本部に雪崩発生を伝えようと試みたが、つながらなかった可能性があることが30日、関係者への取材で分かった。

 本部が設置された旅館の男性は「(雪崩の一報をもたらした別の教諭が)『電話がつながらない』と駆け込んできた」などと話しているという。

 雪崩発生から110番まで50分程度を要しており、県警はこの男性から、本部にいた講習会責任者の猪瀬修一・同校教諭(50)が雪崩を把握した状況などについて聴取。通報までの経緯などの解明を進めている。

 雪崩は27日午前8時半ごろに発生し、スキー場近くの国有林内でラッセル訓練をしていた大田原高校の生徒らが巻き込まれた。訓練は五つの班に分かれて実施。旅館に駆け込んで雪崩発生を伝えたのは最後尾の5班を指導していた教諭で、110番は同9時20分ごろに入っていた。

 旅館の男性は県警の事情聴取を受けた後、取材に対し、「先生が9時すぎに駆け込んできて、猪瀬教諭と話をした。(110番のため)旅館の電話を貸した」などと証言。男性の親族によると、男性は「先生が『電話がつながらない』と言って駆け込んできた」などと話したという。

 猪瀬教諭は記者会見で、現場とやりとりをするための無線機を約10分間、車の中に放置していたなどと説明。放置した時刻を「9時前後だと思う」などとし、この間に無線が鳴ったどうかは「分からない」と話していた。

 県警は無線機や携帯電話の使用状況についても捜査を進め、通報に時間がかかった経緯の解明を急ぐ。


<那須雪崩>雪山登山あり方賛否「原則禁止」「判断力育成」
毎日新聞 3/30(木) 21:42配信

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雪崩が発生した那須温泉ファミリースキー場付近で現場検証をする捜査員たち=栃木県那須町で2017年3月30日午前9時56分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 栃木県那須町で高校生ら8人が死亡した雪崩事故を受け、高校生の登山のあり方を見直す動きが始まっている。冬山登山禁止の徹底が前提となるが、「春山」との線引きがあいまいなことに加え、過度の自粛は状況判断能力の低下につながるとの指摘もある。どのような見直しが高校生の命を守ることにつながるのか、関係者は頭を悩ませている。【野口麗子、三股智子】

 スポーツ庁は今回の事故直後に全国の都道府県教委に高校生の「冬山」登山を原則禁じるよう再通知した。毎日新聞が関東・東北の1都12県の高校体育連盟に取材したところ、青森▽秋田▽宮城▽山形▽福島▽群馬▽栃木--の7県が11~3月の積雪期に登山技術の講習会を開催しており、いずれも入山時期の見直しや雪崩遭遇時に位置情報を知らせる電波発信機(ビーコン)の配備など、安全管理を見直す検討を始めたと回答した。

 ただ、特に東北地方の担当者は「一部の山は6月ごろまで雪が残り、春でも冬の気象条件になることがある。『冬山』の定義がはっきりしないのが問題だ」と不安を口にする。

 こうした現場の悩みに理解を示すのは、世界的な登山家、野口健さん(43)だ。雪崩のリスクは冬より春の方が高いことから季節で区切ることに疑問を呈し、毎日新聞の取材に「今回の事故は、責任者が現場を見ることもなく急きょ予定を変更するなど、責任者に基礎知識が欠けていた。問題の本質は判断ミスで、冬山だからというわけではない」と言い切る。

 野口さんは夏山でも暴風雨による低体温症の遭難が起きる可能性があることなどを指摘したうえで、季節ごとの一律規制よりも、状況を見極める能力を重視している。また、「引率者である教諭の役割は山岳ガイドに等しい」と話し、登山は命にかかわる活動だということを念頭に、顧問の教諭が山岳ガイドの資格を取ったり、外部の専門家をコーチに招いたりするなどの対応が必要だとも話した。


同級生ら冥福祈る=雪崩犠牲の奥さん通夜―栃木
時事通信 3/30(木) 20:58配信

 栃木県那須町で起きた雪崩の犠牲となった県立大田原高校1年奥公輝さん(16)の通夜が30日夜、同県高根沢町の斎場で営まれ、制服姿の同級生らが冥福を祈った。

 中学3年生の時に同じクラスだった上保光美さん(16)は、「話しているとすごく面白くて、一緒にいると毎日が楽しかった」と振り返った。自分がつらいときに奥さんが支えてくれたといい、「学校側の不注意で亡くなったのではと思うと、怒りが湧いてくる」と悔しがった。

 小中学校が同じだった別の男子生徒(16)は「勉強ができたので、休み時間などに教えてもらった。短かったけどありがとうという気持ちです」と沈痛な面持ち。女子生徒(16)は「無理して訓練をやるべきではなかった。できるなら帰ってきてほしい」と声を振り絞った。

 参列者によると、父親は「これから楽しい時期が待っていたのに残念です」とあいさつ。母親は黙ったまま隣で泣いていたという。


<那須雪崩>初めて現場検証 規模など確認 県警、消防など
毎日新聞 3/30(木) 20:21配信

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雪崩が発生した那須温泉ファミリースキー場付近で現場検証をする捜査員たち=栃木県那須町で2017年3月30日午前9時56分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 栃木県那須町で「春山登山」の講習会に参加していた県立大田原高山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、発生4日目の30日、悪天候のため延びていた栃木県警の現場検証が初めて行われた。講習会を主催した県高校体育連盟も臨時理事会を開き、危機管理方法などを話し合った。

 業務上過失致死容疑の現場検証は事故現場のスキー場付近で行われ、県警捜査員のほか消防隊員、山岳救助隊員も加わり、雪崩の規模などを確認した。

 宇都宮市で開かれた県高体連の臨時理事会では、登山に限らず全運動部の専門部に対し、活動状況に応じた危機管理マニュアルの作成を義務づけることを決めた。講習会の内容などもチェックし、事故の未然防止に努める。【萩原桂菜】


講習会内容を二重チェック=栃木県高体連が方針―スキー場雪崩
時事通信 3/30(木) 18:12配信

 栃木県那須町のスキー場付近で高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、春山登山講習を主催した県高校体育連盟が30日、臨時理事会を開き、競技ごとの専門部が開催する講習会・研修会の要項や実施報告を、高体連事務局に提出するよう求めた。

 
 従来は大会以外は提出を求めていなかった。橋本健一会長は「二重のチェックをしたい」と話し、問題があると判断すれば、専門部に再提出を求めるとした。

 災害や負傷者が発生した時の対応をまとめた危機管理マニュアルも、すべての専門部が作成するよう要請。既に作成済みの部も見直して再提出するよう求めた。


事故前、雪崩懸念で封鎖=現場近くのゲレンデ―高校生ら8人死亡・栃木
時事通信 3/30(木) 16:45配信

 栃木県那須町のスキー場付近で高校生ら8人が死亡した雪崩で、事故前の一時期、雪崩が起きる危険性があるとしてスキー場の一部ゲレンデが封鎖されていたことが30日、同町への取材で分かった。

 登山講習の責任者は、一時封鎖を把握しないまま、訓練が行われたゲレンデ西側の林を「絶対安全」と判断していた。県警は現場周辺での雪崩の危険性に対する認識などについて調べを進める。

 那須町によると、那須温泉ファミリースキー場では、降雪状況の確認や日々のパトロールで雪崩の危険性を調査している。事故発生前の2月下旬、三つあるゲレンデのうち第2ゲレンデ上方の山の斜面で雪崩の危険性があるとして、同月25日から3月1日までの間、第2ゲレンデを封鎖。ポールや看板を立てて立ち入りを制限した。雪崩を前提としたゲレンデ封鎖は過去にもあった。


那須のスキー場雪崩 警察が現場検証
ホウドウキョク 3/30(木) 16:02配信

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(写真:ホウドウキョク)

栃木・那須町のスキー場で、登山講習会に参加していた高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ、死亡した事故で、現場では30日朝から警察による現場検証が行われた。
30日午前7時すぎから行われた現場検証では、警察と、現場で救出活動を行った消防や山岳救助隊が、生徒たちを発見した当時の状況などの確認した。
講習会の現場責任者だった大田原高校の猪瀬修一教諭は、29日の会見で、「当時は絶対安全だと判断していた」などと説明したが、スキー場を管理する那須町の観光商工課は、訓練を行う報告を受けていなかったことを明らかにしている。
警察は今後、雪崩の発生場所や規模を特定し、判断に問題がなかったかなどを調べることにしている。


誘発された雪崩、別の班の9人襲う…自力で脱出
読売新聞 3/30(木) 14:21配信

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現場検証のため、スキー場の敷地内に入る捜査員ら(30日午前7時17分、栃木県那須町湯本で)=江原桂都撮影

 栃木県那須町で27日、春山登山訓練をしていた高校生と引率教員計48人が雪崩に巻き込まれた事故で、最初に発生した大きな雪崩が先頭の第1班14人(大田原高)を襲い、これに誘発された小規模な雪崩が、少し北側に離れた斜面にいた第2班9人(真岡(もおか)高)を巻き込んだとみられることが、引率教員の説明でわかった。

 第1班は雪に埋まり、生徒7人と教員1人が死亡。第2班はほぼ全員が自力で脱出できたが、雪崩の規模によっては、危うく被害が拡大しかねない状況だった。

 訓練は、県高校体育連盟が主催する「春山安全登山講習会」の一環で実施。当初は那須ファミリースキー場付近から茶臼岳(1915メートル)に登る予定だったが、積雪のため、ゲレンデ周辺の林で雪をかき分けて進むラッセルの訓練に変更され、教員を含めて5班計55人が参加した。雪崩は訓練開始30分後の午前8時半頃、ゲレンデ先の国有林にいた第1班の上方約200メートルから雪の塊が押し寄せてきたとみられる。


警察関係者は入らず=雪崩事故検証委の構成訂正―栃木県教委
時事通信 3/30(木) 12:46配信

 栃木県教育委員会は30日、高校生ら8人が死亡した雪崩事故の原因究明や再発防止に向け設置する検証委員会に関し、構成する委員に警察関係者は含まれないと訂正発表した。

 県教委は29日に構成する委員を発表した際、「警察関係者」も挙げていた。検証委は登山や気象、医療の専門家らで構成され、4月上旬に初会合を開く。


なだれ注意報の中、死亡事故の現場検証…那須
読売新聞 3/30(木) 12:04配信

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現場検証のため、樹林帯を登っていく捜査員ら(30日午前、栃木県那須町湯本で)=江原桂都撮影

 栃木県那須町で春山登山講習会に参加していた高校生と引率教諭計48人が雪崩に巻き込まれ、県立大田原高校の8人が死亡した事故で、県警は30日、現場検証を行った。

 那須山岳救助隊副隊長を先頭に、捜査員10人と那須地区消防本部4人の計15人が隊列を組んで午前7時17分、那須温泉ファミリースキー場を出発し、8人の遺体が見つかった第2ゲレンデ先の林へ向かった。

 同町には30日もなだれ注意報が出ており、15人は雪上歩行用の「かんじき」を履き、防寒着に身を包んで、救出時の状況や遺体発見場所などを約3時間20分にわたり慎重に確認していた。

 事故は、県高校体育連盟主催の「春山安全登山講習会」の訓練中に発生。県警は引率教員たちがこの訓練を行った判断に過失がなかったか、業務上過失致死傷容疑で捜査をしている。


<那須雪崩>冬山登山大会、三重県中止へ
毎日新聞 3/30(木) 11:48配信

 栃木県那須町の雪崩事故を受けて、三重県教育委員会は29日、県立高校に冬山登山を中止するよう文書で通知した。同県教委で通知するのは初めて。同県高体連も県内の高校の登山部員らが毎年行ってきた冬山での登山大会を2017年度以降は中止する方向で検討しており、4月中に結論を出す方針だ。

 県教委によると、県内には約20校に登山部があり、計約250人が所属している。登山大会は県高体連が主催し、毎年12月に長野県の八ケ岳で実施してきた。雪上歩行やテント張りなどを行い、昨年は5校の25人が参加した。

 今回の事故を受けて、県高体連の藤田隆司理事長は「安全面への配慮から今後も続けることは厳しい。日常の部活動でも雪山での活動を規制する可能性がある」と話す。県教委保健体育課の野垣内(のがいと)靖課長は「これまで冬山登山を行うかどうかの判断は各校に委ねてきた。しかし、改めて危険性が明確になり、冬山で活動しないよう県教委としても通知した」と説明した。【井口慎太郎】

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