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2017年3月21日 (火)

北朝鮮、金正恩の兄・金正男氏暗殺 金正恩の刺客による犯行説濃厚・27

中世の亡霊・暗黒残虐国家・北朝鮮の親玉=金正恩の異母兄にあたる金正男(ジョンナム)氏が13日、マレーシアで何者かに殺害された。複数の韓国メディアが14日報じた。

金正男氏はマレーシア・クアラルンプールの空港で北朝鮮の刺客とみられ女2人に何らかの方法で毒殺されたもよう。犯人の女2人は殺害後、タクシーで逃走したとしている。

金正男氏は、北朝鮮の前の親玉=金正日の長男だが、北朝鮮の改革開放を主張、また独裁権力の継承について金一派の世襲にも反対していたとされ、これらの点が金正恩の逆鱗に降れ、金正恩の指令で暗殺されたとの観測が濃厚である。
だとすれば、(すでに明白なことではあるが)金正恩一派の牛耳る北朝鮮という国家は、現世の地獄ともいうべき、中世以前の残虐で野蛮な暗黒国家であり、存在すること自体許されない犯罪国家というしかない。
そもそも21世紀の今日、このような中世以前の残虐な亡霊国家が現存すること自体、人類の恥だ。

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リンク:正男氏遺体、依然病院に マレーシア保健相言及 引き渡し難航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体扱いに「何ら変化ない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏遺体>マレーシアに安置 北朝鮮と交渉難航か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体は病院に=北朝鮮と依然交渉中―マレーシア保健相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏の遺体、依然としてクアラルンプールに=マレーシア保健相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「北」がマレーシア人解放拒否 交渉決裂か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>マレーシア「クアラルンプールに遺体安置」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体どこに? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体どこに? =声明なし、引き渡し情報錯綜―マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体、北移送中止か マレーシア外交官解放難航 現地紙報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア・北朝鮮、「交渉」難航か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏遺体、北移送中止か マレーシア外交官解放拒否 現地紙報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体、北に引き渡しで合意…マレーシア紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏>遺体を搬出 マレーシア「北朝鮮と合意」報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体、北朝鮮に引き渡しへ=マレーシア人は出国―現地紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「金正男氏の遺体引き渡しで合意」と中国語紙が報道 マレーシアと北朝鮮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮とマレーシアが手打ち? 正男氏遺体めぐり新たな動き - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏の遺体 病院から搬出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏殺害、マレーシア警察が北大使館で聴取へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 事件でマレーシア政府声明発表へ 遺体北移送など説明か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高麗航空職員と北朝鮮大使館2等書記官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体、マレーシアきょうにも北移送か 大使館員聴取 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「金正雲氏と正男氏、北京で同席」…朝日「スクープ」に矛盾する記事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男暗殺の20年前の全く同じ日に従兄弟も「処刑暗殺」されていた あまりにも多過ぎる共通点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 正男氏の遺体、北へ移送か…マレーシア、27日中にも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体で「近く声明」…マレーシア保健相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏遺体、火葬のため搬出=きょう政府声明か―マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮高官らマレーシア入り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏暗殺 総連首脳は北犯行と判断 内部に正恩氏批判 部下へは「米韓謀略」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男暗殺事件に“新展開” 捜査線上に北朝鮮籍の謎のVIPが浮上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:元駐ベトナム大使の息子か=国際手配の容疑者―正男氏事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮が核実験や新たなミサイル発射の可能性 金正恩氏は狂人か合理的か それが問題だ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「金正男」長男の告白ビデオ 北朝鮮への3つのメッセージとは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏殺害、フオン被告も予行演習に参加か - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

正男氏遺体、依然病院に マレーシア保健相言及 引き渡し難航
産経新聞 3/29(水) 7:55配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシアのスブラマニアム保健相は28日、正男氏の遺体は依然クアラルンプールの病院に安置されていると述べた。マレーシアと北朝鮮の合意で、北朝鮮への遺体引き渡しが決まったと報じられたが、両国間の協議は難航しているもようだ。

 マレーシアの中国語紙、中国報(電子版)は27日、北朝鮮側が、事件の参考人ら北朝鮮国籍の3人のマレーシア出国と、正男氏の遺体引き渡しを条件に、平壌で足止めしたマレーシア外交官らの解放に応じたと報道。その後、北朝鮮側が外交官解放を拒否し、遺体移送は中止になったと伝えた。事件に関与したとみられる2等書記官と高麗航空職員は、正男氏の遺体と同じ飛行機で出国する予定だったが、見送られたという。

 マレーシアの地元メディアは、外交官ら9人の解放をめぐって、“誤算”が生じたと指摘した。

 マレーシアのザヒド副首相は26日、事件をめぐる北朝鮮との協議について27日に声明を発表すると述べたが、実現しなかった。


正男氏遺体扱いに「何ら変化ない」
ホウドウキョク 3/28(火) 21:49配信

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシアの保健相は、遺体の扱いについて、「現状、何ら変化はない」と述べた。
マレーシアのメディアによると、正男氏の遺体は、北朝鮮から出られなくなっているマレーシア人の帰国と引き換えに、27日、北朝鮮側に移送される予定だった。
しかし、直前で取りやめとなり、遺体は27日夜から再び、クアラルンプール市内の病院に安置されている。
遺体の移送について、マレーシアのスブラマニアム保健相は28日、「要請があった場合は、必要な手続きをしなければならないが、現状、何ら変化はない」と述べ、協議の行方は不透明となっている。


<金正男氏遺体>マレーシアに安置 北朝鮮と交渉難航か
毎日新聞 3/28(火) 20:06配信

 【ジャカルタ平野光芳】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシアのスブラマニアム保健相は28日、金氏の遺体について「状況に変化はない」と述べ、従来通りクアラルンプール市内の病院に安置されていると説明した。遺体を巡っては「国外移送される」「火葬される」などの情報が交錯し、政府の対応も混乱。背景には、マレーシアと北朝鮮両政府の交渉難航がありそうだ。

 スブラマニアム保健相は26日、遺体の処遇などについて同日中にも発表があると説明。ザヒド副首相はマレーシア外務省が27日にも声明を出すとの見通しを示したが、28日になっても公式発表はない。

 北朝鮮政府は「遺体はキム・チョルという外交官」と主張し、事件直後から即時の引き渡しを要求。マレーシア政府は親族への返還を最優先させるなどとして拒否したが、北朝鮮は、平壌の在北朝鮮マレーシア大使館の職員やその家族計9人の出国を禁止する事実上の「人質」策を取り、対抗してきた。

 マレーシア側は北朝鮮との交渉で9人の帰国と安全確保を最優先にする方針だ。交換条件として、遺体の北朝鮮への送還や、クアラルンプールの北朝鮮大使館内に潜伏している北朝鮮籍の重要参考人らの帰国容認などが挙がっているとみられる。交渉は1カ月以上続いており、ここ数日の混乱は、交渉が合意直前で頓挫したためとの見方も出ている。

 また、仮に合意に達しても、マレーシア政府は、自国の9人が北朝鮮を出て安全な場所に移るまで内容を公にしない可能性が高い。北朝鮮に対して何らかの譲歩は避けられず、国内世論から「弱腰」との批判を受けないためにも、マレーシア側は慎重な対応を取ることになりそうだ。


正男氏遺体は病院に=北朝鮮と依然交渉中―マレーシア保健相
時事通信 3/28(火) 16:50配信

 【クアラルンプール時事】マレーシア国営ベルナマ通信などによると、スブラマニアム保健相は28日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の遺体はクアラルンプール市内の病院にあると述べた。

 また、「外務省と北朝鮮の交渉は続いている」と語り、遺体の取り扱いはまだ決まっていないことを明らかにした。

 複数の地元紙は、遺体が26日に病院から運び出され、27日夜に戻されたと報道。これに関し、保健相は「私が知る限り、遺体は常に病院にあった」と指摘。遺体が火葬されたとの臆測も否定した。

 保健相はまた、正男氏の親族を待っているが、残念ながらマレーシアに現れないため、外務省が遺体の取り扱いを検討していると説明した。


金正男氏の遺体、依然としてクアラルンプールに=マレーシア保健相
ロイター 3/28(火) 16:25配信

[クアラルンプール 28日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアの空港で殺害された事件に関連し、マレーシアのスブラマニアム保健相は28日、同氏の遺体はまだクアラルンプールに安置されていると明らかにした。遺体が間もなくマレーシアを離れるとの報道を受けてコメントした。

27日、遺体が病院から葬儀場に移送され、北京へ向かう航空機に乗せる準備が行われているとメディアは報道。マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズは28日、匿名の情報として、遺体は北京から北朝鮮に移送される見通しと報じた。

だが、スブラマニアム氏は「遺体を搬送するために必要な条件について、科学捜査局と検討する必要がある」と説明し、「私たちに関する限り、現状維持に変わりはない」と述べた。

同氏は、外務省と首相府の間で協議が行われていると語ったが、政府はコメントを拒否した。

事件を巡る協議について詳しい情報筋によると、遺体の処遇と在マレーシアの北朝鮮大使館に潜伏しているとみられる3人の北朝鮮国籍の容疑者に対する捜査が、両国の交渉において中心的な問題になっているという。


「北」がマレーシア人解放拒否 交渉決裂か
ホウドウキョク 3/28(火) 15:38配信

合意に至ったとみられていた金正男(キム・ジョンナム)氏殺害をめぐるマレーシアと北朝鮮の交渉は、北朝鮮側が、マレーシア人9人の解放を突然拒否したことが理由で、いったん決裂した可能性が出てきた。
現地メディアによると、マレーシアと北朝鮮は、27日までの協議で、平壌(ピョンヤン)にいるマレーシア人9人の帰国と引き換えに、北朝鮮籍の容疑者ら3人をマレーシアから出国させ、正男氏の遺体も引き渡すことで合意していた。
しかし、北朝鮮側が、マレーシア人解放を拒否したため、マレーシア側も、遺体の移送などを土壇場で取りやめたという。
双方から新たな声明の発表などはなく、協議の行方は不透明となっている。


<金正男氏殺害>マレーシア「クアラルンプールに遺体安置」
毎日新聞 3/28(火) 13:23配信

 ロイター通信によると、マレーシアのスブラマニアム保健相は28日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏の遺体について、首都クアラルンプール市内に安置されていることを明らかにした。マレーシア・メディアが遺体がすでに火葬されたなどと報じたことから、現状を説明した。【大前仁】


正男氏遺体どこに? 
時事通信 3/28(火) 10:43配信

910
金正男氏(2010年6月撮影)の遺体をめぐる問題で、マレーシア政府は27日、見込まれていた声明を出さなかった。遺体は今どこに安置されているのか当局の正式な発表がないまま、情報が錯綜している。


正男氏遺体どこに? =声明なし、引き渡し情報錯綜―マレーシア
時事通信 3/28(火) 10:27配信

910
金正男氏(2010年6月撮影)の遺体をめぐる問題で、マレーシア政府は27日、見込まれていた声明を出さなかった。遺体は今どこに安置されているのか当局の正式な発表がないまま、情報が錯綜している。

 【クアラルンプール時事】マレーシアで2月に暗殺された北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の遺体をめぐる問題で、マレーシア政府は27日、見込まれていた声明を出さなかった。

 複数の華字紙は「空港に移されていた正男氏の遺体が27日夜、クアラルンプール市内の病院に戻された」と報じた。当局の正式な発表がないまま、情報が錯綜(さくそう)している。

 ロイター通信によると、スブラマニアム保健相は28日、記者団に対し「遺体を移送したいと要請があった場合、法医学当局と必要な手続きをしなければならない。この点で現状に何ら変化はない」と述べ、事態が行き詰まっていることを示唆した。遺体の扱いについて親族から協力を得られていないとも語ったという。

 華字紙中国報は、正男氏の遺体の状態が懸念される状況になったため、航空会社が遺体の積み込みを拒否していると報じた。マレーシア政府が方針を変更し、遺体の火葬を検討していると伝える情報もある。

 一方、別の華字紙東方日報は、マレーシア政府が北朝鮮との交渉で「遺体の引き渡しを交渉条件にしない」方針だと伝えた。「信頼できる消息筋の話」という。これに先立つ一部報道では、マレーシアと北朝鮮の両政府は、北朝鮮から出国できなくなっているマレーシア人9人を出国させる交換条件で、正男氏の遺体が北朝鮮に引き渡されることになったと報じていた。

 一連の情報について、当局の確認は一切ない。臆測だけが膨らむ格好になっている。マレーシアのアニファ外相は、東方日報に対し、遺体に関しては外務省が28日に発表すると述べたが、これも確認されていない。


正男氏遺体、北移送中止か マレーシア外交官解放難航 現地紙報道
産経新聞 3/28(火) 7:55配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシアの中国語紙、中国報(電子版)は27日、北朝鮮側が、事件の参考人ら北朝鮮国籍の3人のマレーシア出国と、正男氏の遺体引き渡しを条件に、平壌に足止めしているマレーシア外交官ら9人の解放に応じたと報じた。その後、北朝鮮側は解放を突然拒否し、遺体移送も中止されたと伝えており、協議の行方は不透明だ。

 同紙は、正男氏の遺体と北朝鮮国籍の男らは、27日夕にマレーシアを出発し、北京経由で平壌に向かう予定と報じた。だが、「遺体の腐乱」を理由に航空会社が移送を拒否し、遺体は同日夜、クアラルンプールの病院に戻された、とした。

 マレーシア当局筋は先立つ26日、遺体が同日、クアラルンプールの病院施設内から、近郊の葬儀場に移送されたと明らかにした。

 同紙は、マレーシア警察が26日、事件で運転手役となった1人の北朝鮮国籍者を特定したとも伝えた。事件に関与したとみられる2等書記官と高麗航空職員は、正男氏の遺体と同じ飛行機で出国する予定だったが、土壇場になって搭乗をキャンセルされたという。


マレーシア・北朝鮮、「交渉」難航か
ホウドウキョク 3/28(火) 7:10配信

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件をめぐるマレーシアと北朝鮮の交渉が、最終段階で難航しているもよう。
事件をきっかけに関係が悪化したマレーシアと北朝鮮は、事態打開に向けた協議を続けているが、交渉は最終段階で難航しているとみられる。
27日は、北朝鮮大使館内にかくまわれているとされている容疑者ら2人が、中国・北京に向かうという情報があったものの、現時点で出国は確認されていない。
マレーシア側は、北朝鮮から出られなくなっている大使館職員ら9人の早期の帰国を北朝鮮側に求めていて、水面下で「事実上の人質交換」が提示されているとみられている。
また、関係者によると、一度、病院から空港に移された正男氏の遺体も27日夜、再び病院に戻った。
今後、協議の中で、双方が妥協点を見い出せるかどうかは不透明で、交渉の行方が注目される。


金正男氏遺体、北移送中止か マレーシア外交官解放拒否 現地紙報道
産経新聞 3/28(火) 1:30配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシアの中国語紙、中国報(電子版)は27日、北朝鮮側が、事件の参考人ら北朝鮮国籍の3人のマレーシア出国と、正男氏の遺体引き渡しを条件に、平壌に足止めしているマレーシア外交官ら9人の解放に応じたと報じた。その後、北朝鮮側は解放を突然拒否し、遺体移送も中止されたと伝えており、協議の行方は不透明だ。

 同紙は、正男氏の遺体と北朝鮮国籍の男らは、27日夕にマレーシアを出発し、北京経由で平壌に向かう予定と報じた。だが、「遺体の腐乱」を理由に航空会社が移送を拒否し、遺体は同日夜、クアラルンプールの病院に戻された、とした。

 マレーシア当局筋は先立つ26日、遺体が同日、クアラルンプールの病院施設内から、近郊の葬儀場に移送されたと明らかにした。

 同紙は、マレーシア警察が26日、事件で運転手役となった1人の北朝鮮国籍者を特定したとも伝えた。事件に関与したとみられる2等書記官と高麗航空職員は、正男氏の遺体と同じ飛行機で出国する予定だったが、土壇場になって搭乗をキャンセルされたという。


正男氏遺体、北に引き渡しで合意…マレーシア紙
読売新聞 3/27(月) 23:27配信

 【クアラルンプール=安田信介】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件で、マレーシア紙・中国報(電子版)は27日、正男氏の遺体を北朝鮮に引き渡すことで両国政府が合意したと報じた。

 マレーシア側が、事件の重要参考人とされる北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)ら北朝鮮人3人の出国も容認する代わりに、北朝鮮側は平壌(ピョンヤン)に足止めしていたマレーシア国民9人の帰国を認めるという。この措置により事実上の幕引きとなる可能性がある。

 同紙は、正男氏の遺体は、27日のマレーシア航空機でクアラルンプールから北京に移送された後、平壌に運ばれると伝えた。ただ東方日報は27日、遺体はマカオに運ばれる予定と伝えており、情報が錯綜(さくそう)している。


<金正男氏>遺体を搬出 マレーシア「北朝鮮と合意」報道
毎日新聞 3/27(月) 21:01配信

 【ジャカルタ平野光芳】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、金氏の遺体が26日、安置場所のクアラルンプール市内の病院から搬出されたことが、関係者への取材で分かった。搬出先は不明だ。

 地元華字紙「中国報」(電子版)は27日、遺体が、事件に関与した疑いがある北朝鮮籍の男らと合わせて北朝鮮に空路で移送される見通しだと伝えた。北朝鮮国内では、在北朝鮮マレーシア大使館の職員や家族ら9人が出国を禁止されて事実上の人質となっており、マレーシア側は9人の出国を交換条件として、両政府が合意したという。だが、マレーシア政府は公式発表をしていない。遺体が火葬されたかどうかも不明だ。

 また同紙によれば、マレーシア警察の警官4人が26日、クアラルンプールの北朝鮮大使館に立ち入った。同大使館内には2等書記官の男ら事件に関与した疑いがある3人が潜伏していると言われ、事情聴取が行われたとみられるという。この警察の立ち入りが両政府の合意の一環だった可能性もある。


正男氏遺体、北朝鮮に引き渡しへ=マレーシア人は出国―現地紙
時事通信 3/27(月) 20:37配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で、マレーシア紙・中国報(電子版)は27日、マレーシアと北朝鮮が、北朝鮮に留め置かれているマレーシア人9人を出国させる一方、正男氏の遺体を北朝鮮に引き渡すことで合意したと報じた。

 
 合意によれば、事件の重要参考人である在マレーシア北朝鮮大使館の二等書記官ら北朝鮮人3人のマレーシアからの出国も認められるという。両国の交渉は大詰めを迎えているもようで、近く合意が発表される見通しだ。

 マレーシア紙・東方日報(電子版)によると、正男氏の遺体は26日にクアラルンプール市内の病院からクアラルンプール国際空港の貨物センターに移されたとの情報がある。マレーシアのアニファ外相は同紙に対し、遺体について外務省が28日に発表すると述べた。

 ただ、同紙は遺体がマカオに運ばれる予定だとする一方、中国報は北京経由で平壌に移送される見通しだと報道。情報は錯綜(さくそう)している。

 事件を受けて関係が悪化した両国は、領内にいる相手国民の出国を禁止。マレーシア政府は自国民の出国実現に向けて北朝鮮と協議を行っていた。

 北朝鮮は遺体の即時引き渡しを要求したが、マレーシアは応じてこなかった。マレーシア警察のイブラヒム副長官によれば、正男氏の家族は遺体の取り扱いをマレーシア政府に託したという。


「金正男氏の遺体引き渡しで合意」と中国語紙が報道 マレーシアと北朝鮮
産経新聞 3/27(月) 20:18配信

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で、マレーシアの中国語紙、中国報(電子版)は27日、正男氏の遺体と容疑者の北朝鮮への引き渡しと、北朝鮮にいるマレーシア人9人の帰還で、両国政府が合意したと報じた。これにより、正男氏の遺体が北朝鮮に向けて移送されることになると伝えている。

 同紙によると、正男氏の遺体は27日夕のマレーシア航空便でクアラルンプールから北京に向かい、その後、北朝鮮に向かう見通しという。(シンガポール支局)


北朝鮮とマレーシアが手打ち? 正男氏遺体めぐり新たな動き
J-CASTニュース 3/27(月) 18:56配信

 北朝鮮の金正男氏の暗殺から40日以上が経ち、新たな局面を迎えている。正男氏の遺体が病院から移送されたとマレーシアメディアがいっせいに報じ、それと前後する形で、マレーシアの警察官がクアラルンプールの北朝鮮大使館を訪れ、事件との関係が疑われる人物から事情聴取を行ったとみられるためだ。

 こういった動きは、マレーシアと北朝鮮何らかの合意に至った結果だとも指摘されている。マレーシア政府は2017年3月26日、同日中にも何らかの発表があると説明していたが、27日夕方時点でも発表は行われておらず、詰めの交渉が難航している可能性もある。

■「宗教的儀式」のために移送、と報道

 正男氏の遺体は、殺害された2月13日から、司法解剖のためにクアラルンプール市内の病院に安置され、引き渡しを求める北朝鮮側とマレーシア政府との攻防が続いていた。マレーシアのザヒド副首相は3月15日、正男氏の子どもからDNAサンプルの提供を受けて遺体の身元を確認したことを明らかにし、マレーシア警察のイブラヒム副長官は翌16日、「遺族が政府に(遺体の取り扱いを)任せたと理解している」と説明。マレーシア政府がどう対応するかに注目が集まっていた。

 現地紙のニュー・ストレートツ・タイムス(電子版)によると、トヨタのミニバン「ヴェルファイア」が3月26日14時頃、遺体が安置されている病院に入り、すぐに出て行った。同紙は、ミニバンが病院から出ていく様子の写真を

  「金正男氏の遺体が病院から運び出された」

という説明つきでウェブサイトに掲載。情報筋の話として、遺体は「宗教的儀式」のために移送されたと報じた。国営ベルナマ通信は、この車の出入りまでは病院入口の門は厳重に警備され、常に閉まった状態だったが、車が去ってからはわずかに開いており、人が行き来する様子も見られるなど、警備が緩くなったと指摘している。

「人質外交」に妥協迫られたとの見方も
 ただ、今後の遺体の扱いについては諸説が報じられている。ニュー・ストレートツ・タイムスは

  「遺体が火葬されるのか、土葬されるのか、それとも再び霊安室に戻されるのかは明らかではない」

とするにとどめているが、韓国の聯合ニュースは

 「マレーシア政府は前日から正男氏の遺体引き渡しを要求する北朝鮮と非公開で協議を進めてきた。現地外交筋は北朝鮮に引き渡すために遺体が火葬された可能性を指摘する」と「火葬」説をとる。

 中国語紙「中国報」は、3月26日に警察官4人が2時間30分にわたって北朝鮮大使館を訪れ、事件への関与が疑われている二等書記官や国営高麗航空職員ら3人への事情聴取を行ったと報じた。北朝鮮側が事情聴取に応じる代わりにマレーシア側は遺体の引き渡しに応じた可能性もあり、韓国の英字紙、コリア・ヘラルドは、

  「(平壌の大使館員ら)マレーシア人9人が北朝鮮から出られなくなったり、北朝鮮政府の非協力的な態度が原因で捜査が暗礁に乗り上げたりと、マレーシアにとっては、今回の事案は国内的にも国際的にも政治的重荷になってきた」

として、北朝鮮の「人質外交」が原因でマレーシア側が「合意」せざるを得なかった可能性を指摘している。

「遺族がマカオで受けとる調整」か
 一方で、遺体は家族に引き渡されるとの説もある。マレーシアの英字紙「ザ・サン・デイリー」は3月27日、

  「遺体は送還の前に、葬儀場とみられる不明な場所に移送されたことが分かっている」
  「正男氏の遺族と連絡を取っている外務省が、明日までに遺族が遺体をマカオで受けとることができるように調整しているとみられている」

と報じた。

 スブラマニアム保健相保健相は3月26日、正男氏の遺体の取り扱いを急ぎたい意向を表明、保健省と外務省、首相府、北朝鮮との協議が続いていると説明し、

  「発表は今日にもあるだろう」

と話した。遺体が北朝鮮に送り返されるかどうかについては、

  「分からないが、まもなく決定があると聞いている。ナジブ首相が発表する」

と応じたが、3月27日夕方時点で、マレーシア政府からの発表はない。


正男氏の遺体 病院から搬出
ホウドウキョク 3/27(月) 13:23配信

マレーシアで起きた北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件で、遺体が、これまで安置されていた病院から運び出されていたことがわかった。北朝鮮側に引き渡されたかどうかは、わかっていない。
マレーシア当局関係者筋によると、金正男氏の遺体は26日午後、安置されていた病院から、ほかの場所に移されたとみられている。
マレーシアと北朝鮮は25日、クアラルンプール市内で、非公開の協議を行い、北朝鮮から出ることのできないマレーシア大使館員ら9人の早期帰国や、病院に安置されている正男氏の遺体の取り扱いなどについて、話し合っていた。
一方、北朝鮮大使館には26日、大使館職員を含む容疑者らの事情聴取を行うため、事件後初めて、マレーシア警察の捜査員4人が、建物の中に入ったという。


正男氏殺害、マレーシア警察が北大使館で聴取へ
読売新聞 3/27(月) 12:21配信

 【クアラルンプール=安田信介】マレーシア紙「中国報」(電子版)によると、北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏殺害事件を捜査するマレーシア警察の担当者が26日、事件の容疑者ら3人を事情聴取するためクアラルンプールの北朝鮮大使館に入った。

 両国関係は事件を機に悪化し、双方が国内にいる相手国の国民の出国を禁止。両国は事態打開に向け交渉を進めており、マレーシアは大使館員ら9人を出国させるよう求めている。北朝鮮は交換条件として正男氏の遺体引き渡しに加え、マレーシア警察が事件の重要参考人としている北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)らを帰国させるよう求めているとされる。

 ヒョン氏らは大使館内にかくまわれているとみられている。北朝鮮が警察による事情聴取を認めたことで、交渉に何らかの進展があったとの見方が出ている。


金正男氏殺害 事件でマレーシア政府声明発表へ 遺体北移送など説明か
産経新聞 3/27(月) 10:23配信

 【シンガポール=吉村英輝】北朝鮮の金(キム)正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア政府は27日、事件に関する声明を発表する見通しだ。北朝鮮側への遺体引き渡しを含めた説明が行われる可能性がある。マレーシア警察が事件に関与したとして聴取を要求している北朝鮮大使館の2等書記官らへの捜査状況も焦点だ。

 正男氏の遺体は、クアラルンプールの病院施設内から26日、近郊の葬儀場に移送されたとみられる。遺体は火葬の後、北朝鮮側に引き渡される可能性がある。

 北朝鮮側は当初から遺体の引き渡しを要求し、遺体は北朝鮮国籍の男性「キム・チョル」で正男氏ではないと主張。死因も「心臓発作」などとしてきた。

 これに対しマレーシア政府は、海外の家族からのDNA検査から遺体を正男氏と特定し、猛毒の神経剤VXを使った毒殺と断定、遺体は「家族に引き渡す」としてきた。しかし、家族からの申し出はこれまでなく、北朝鮮側への引き渡しにも応じる姿勢に態度を軟化させてきている。

 一方、事件は北朝鮮国営の高麗航空職員ら容疑者2人と在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官が関与し、大使館内に潜伏しているとみられる。両国は互いの国民を出国禁止にする事態にまで関係が悪化。マレーシア政府は、北朝鮮国内に足止めされている同国人らの安全な帰国が「最優先」として、北朝鮮側と協議を続けている。


高麗航空職員と北朝鮮大使館2等書記官
時事通信 3/27(月) 9:01配信

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金正男氏殺害事件でマレーシア警察が行方を追う高麗航空職員キム・ウギル容疑者(左)とヒョン・クァンソン在マレーシア北朝鮮大使館2等書記官=同警察が2月22日提供


正男氏遺体、マレーシアきょうにも北移送か 大使館員聴取
産経新聞 3/27(月) 7:55配信

 【シンガポール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件でマレーシア当局筋は26日、産経新聞に正男氏の遺体が同日、クアラルンプールの病院施設内から、近郊の葬儀施設に移送されたと明らかにした。ザヒド副首相は北朝鮮との交渉に関し27日に声明を発表するとしており、遺体は同日中にも北朝鮮に向けて移送される可能性がある。

 病院からの遺体搬送には警察が警備に当たったという。遺体は殺害2日後の先月15日、同病院に移送され、司法解剖が行われた。

 北朝鮮は遺体について、北朝鮮国籍の男性「キム・チョル」であり正男氏ではないと主張、遺体の引き渡しを求めていた。

 一方、中国語紙、中国報(電子版)は26日、マレーシア警察の警官4人が26日、クアラルンプールの在マレーシア北朝鮮大使館に立ち入ったと報じた。マレーシア政府が重要参考人として北朝鮮側に聴取協力を求めている2等書記官ら3人への聴取がなされたという。事件後、警察が大使館に入るのを認められたのは初めて。

 マレーシアと北朝鮮は捜査手法や遺体の取り扱いをめぐって対立し、互いの国民を出国禁止にする事態にまで関係が悪化。13日から外交協議を続けてきた。

 北朝鮮側は最近、交渉のために新たな外交団をマレーシアに送り込んだとの情報もあり、協議が大詰めを迎え、何らかの合意に至ったとの見方が出ている。


「金正雲氏と正男氏、北京で同席」…朝日「スクープ」に矛盾する記事
産経新聞 3/27(月) 7:55配信

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北朝鮮の金正雲(正恩)氏と中国の胡錦濤国家主席との「会談」に、金正男氏が同席していたと報じた2009年6月18日付の朝日新聞1面の記事(写真:産経新聞)

 ■2月15日付では「面識なかった」

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害されてから1カ月半。衝撃的な事件によって、異母兄弟の関係や正男氏を保護してきたとされる中国と北朝鮮の関係が改めて脚光を浴びている。そうした中、8年前の「連続スクープ」で両氏に直接面識があると報じた朝日新聞が最近、既報と矛盾する記事を掲載。過去の特ダネの信憑(しんぴょう)性を自ら損ねるという異例の状況が生まれている。(原川貴郎)

 ◆中国を極秘訪問

 「正雲氏訪中に正男氏も同席」

 2009年6月18日付の朝日新聞朝刊1面は、こんな見出しを付けた記事を掲載した。「北朝鮮の金正日総書記の三男、正雲氏が極秘に訪中し、胡錦濤・中国国家主席と北京で会談」した際、「正男氏は胡主席と面識があり、紹介者として側近とともに列席」していたと報じた(※当時は正恩氏を正雲氏と表記)。

 その2日前の16日に朝日は、「正雲氏が、金総書記の特使として中国を極秘に訪問」し、「胡錦濤国家主席らと初めて会談、後継者に内定したことが直接伝えられた」と朝刊1面トップで報道した。18日の記事は16日の続報で、いずれも峯村健司記者の署名による北京発の「スクープ」だった。

 ただ、先月13日の正男氏殺害後の朝日の記事には、かつて中国国家主席と同席するほどだった異母兄弟の間柄についての紹介はなく、代わりに次のような説明があった。

 「正男氏と正恩氏は別々の場所で育てられ、面識もなかったという」(2月15日付朝刊9面)

 ◆各方面から疑問

 実は09年6月の朝日の一連の報道には直後から「誤報」と指摘する声が各方面で上がっていた。

 中国外務省の報道官は記者会見で、「報道された事実は存在しない」「まるで(スパイ小説の)『007』を読んでいるようだ」などと明確に否定。中国の武大偉外務次官(当時)も、訪中した自民党議員に対し、「全くそういう事実はない。正雲氏は中国に一度も来たことがない。なぜあのような記事が出たのか。日本のメディアはしっかりしているはずなのに」と語った。

 北朝鮮の2度目の核実験の約3週間後の報道だっただけに、専門家からも「だいたい、中国が北朝鮮の核実験に怒っているこの時期に、“首脳会談”を受け入れるはずがない」(重村智計早大教授・『WiLL』09年8月号)などと疑問が呈された。

 しかし、朝日側は当時、中国外務省の会見を踏まえた毎日新聞社の問い合わせに、「ご指摘いただいた北朝鮮についての一連の報道は、確かな取材に基づき記事にしたものです」とコメント。さらに「朝日新聞『金正雲・胡錦濤会談』大虚報のケジメの付け方」の見出しで記事を掲載した「週刊新潮」の編集部に対して抗議文を送付し、記事と見出しについて謝罪と訂正を求めるなど自社報道に強い自信を見せていた。

 ◆正誤に言及せず

 09年6月18日付の峯村記者の記事と相反する事実を伝えた今年2月の朝日報道は、09年6月当時もソウル駐在だった牧野愛博記者によるソウル発の署名記事だ。

 兄弟間の面識をめぐっては、当の正男氏自身が「平壌では住んでいる場所が違ったので、弟とは全く面識がない」(11年1月の東京新聞の五味洋治氏とのインタビュー)と説明している。韓国の情報機関によれば、正男氏は12年4月に正恩氏に送った手紙に「私たちは一度も顔を合わせたことのない兄弟だ」と記しており、産経新聞社は2月、これを報じた。事件後、韓国や欧米のメディアも2人に面識はなかったとの情報を伝えている。

 牧野記者も横並びに伝えたが、朝日は強い自信を見せていた特ダネをさりげなく訂正したのか。09年6月18日の記事が誤報なら、その2日前の「世界的スクープ」(当時の船橋洋一・朝日新聞社主筆)の第一報の信憑性も改めて問われることになる。

 産経新聞社は今月21日、少なくとも正恩氏と正男氏との面識の有無について矛盾する2つの記事について、どちらが正しいか朝日新聞社広報部に問い合わせた。

 同広報部は24日、「2つの記事は、それぞれの記者が信頼する取材相手からの情報に基づいて執筆いたしました」とファクスで返答した。しかし、記事の正誤について言及しなかった。


金正男暗殺の20年前の全く同じ日に従兄弟も「処刑暗殺」されていた あまりにも多過ぎる共通点
現代ビジネス 3/27(月) 7:01配信

やはり亡命先で殺害された
 金正日の長男・金正男氏がマレーシアで殺害されてから、早くも1ヵ月半が経とうとしている。さまざまな状況から見て、金正男氏の殺害には北朝鮮が絡んでいる疑いが濃厚だが、北朝鮮が事件への関与を認めることは、今後も絶対にないだろう。過去、明らかに北朝鮮が関与したと見られているテロ事件についても、北朝鮮が関与を認めたことは一度もないのだ。

 北朝鮮が国家ぐるみで事件に関与しているならば、犯行は周到な計画なもとに実行され、証拠は完全に隠滅され、犯人は巧妙に逃亡しているはずである。だから、捜査は遅々として進まない。今回の事件もその例に漏れない。

 こうした事件は、その後の捜査と事件関係者の部分的な告白によって、長い歳月のうちに少しずつ真相が明らかになってゆくものなのである。あたかもタマネギの皮が1枚ずつはがれていくように。

 ここでは1997年に起きた「李翰英(イ・ハニョン)殺害事件」を通して、北朝鮮による暗殺テロの前例とその顛末を見渡してみたい。

 金正男氏暗殺のちょうど20年前。1997年2月15日、ソウル近郊の城南市書峴洞・現代アパート(418棟1402号)のエレベーター前で、1人の男性が拳銃で撃たれるという事件が発生した。被害者は銃弾2発を頭部に受けて重体に陥り、付近の病院に搬送されたが、10日後に死亡。犯人は現場から逃走した。

 当初からこの事件は怨恨などによる単純な殺人事件ではないと見られていた。というのは、殺害されたのが北朝鮮からの亡命者・李翰英氏だったからである。李氏はこのアパートの知人の家に一時起居していた。

 李翰英氏は、金正日の内縁の妻・成恵琳(ソン・ヘリム)の姉の息子で、本名は金一男(キム・イルナム)。金正恩や金正男にとっては従兄弟にあたる。金正日は叔父にあたる人物。1960年に平壌で生まれ、78年にモスクワ言語大学文学部に入学、卒業後にはジュネーヴの大学に留学していたが、1982年10月に韓国へ亡命。87年に韓国放送公社(KBS)に入社してロシア語の放送プロデューサーとなっていた。

 韓国側では李氏に整形手術を施し、亡命の事実ははもちろん、13年間にわたり、動向を一切公開しなかった。しかし、96年に叔母である成恵琳の一家がモスクワに脱出。李氏はこの脱出を助けたという。

 その後、李氏は自分の身分を明かして北朝鮮の体制を批判し始めた。1996年には北朝鮮支配層の内情を暴露した書籍を韓国で出版している。このことにより、北朝鮮から頻繁に脅迫を受けていた。

「スパイにやられた」
 李氏の殺害を受けて、当局は管轄の警察署に捜査本部を設置し、直ちに捜査を開始した。李氏の殺害を目撃した周辺住民の証言によると、犯人は2人組。1人はバーバリーコートを着ていたことがわかっている。李氏は犯人らと言い争った末に拳銃で撃たれたという。また、李氏は意識を失う前に周囲に「スパイにやられた」という言葉を残していた。

 警察の聞き込みによって、事件の発生前に李氏の身辺を執拗に調査していた人物がいたことも明らかになった。

 事件の10日前、李氏が身を寄せていた知人宅に電話局の職員を名乗る男が電話をかけ、マンションの部屋番号を尋ねていた。

 また、事件の5日前には不審な2人組の男が李氏の知人宅の周囲をうろついており、事件当日には雑誌記者を名乗る30代の男が李氏の所在と帰宅時間を電話で尋ねるなどしている。

 事件には北朝鮮の関与が疑われた。李氏が殺害された日は、奇しくも金正日の55歳の誕生日の前日。殺害方法も事故や自殺などに偽装せず、まるで処刑でもするように射殺している。

 殺害に用いられた拳銃も北朝鮮の犯行であることを暗示していた。現場からは犯行に用いられた拳銃の薬莢が発見されたが、この薬莢から犯行に使用されのは6.35ミリブローニング拳銃であることが判明。過去に韓国に派遣された北朝鮮の工作員がこの拳銃を使用した前例がある。

 また、この拳銃は軽量小型で携帯に便利だが、貫通力が弱いため、暗殺を担当する工作員は必ず2発以上発射してとどめを刺すように教育されるという。これは李氏の殺害方法と一致する。

 警察が注目したのは、犯人が李氏の住所を正確に把握していたということである。李氏は職場の同僚にすら自宅住所を明かしていなかった。捜査本部は犯人が何らかの方法で李氏の個人情報を入手していたと見て、情報の入手経路を中心に捜査を展開した。その結果、何と李氏の個人情報が警察の個人情報照会システムから漏れていたことが明らかになった。

 事件の2週間前、犯人はソウル市内の興信所に電話で李氏の住所照会を依頼。興信所の所長は現職の警察官に住所照会を頼み、得られた個人情報を犯人に教えたという(捜査の過程で、この興信所の所長と情報を漏らした警察官は逮捕されている)。

 犯人は興信所に報酬を払い込む際に、銀行の窓口を利用していた。この銀行の監視カメラには犯人の姿が映っており、振り込み用紙には犯人の自筆のサインと指紋が残っていた。これらは大きな手掛かりになると思われた。

金正男暗殺事件との共通点
 捜査本部は監視カメラの映像をもとに犯人のモンタージュ写真を作成。260万枚もの手配ビラを印刷して配布した。ところが、反響はまったくなし。銀行強盗事件の場合には必ず一般人からのタレコミがあるのに、この事件のモンタージュにはまったく反応がなかったという。

 振り込み用紙から採取した指紋の照会も行われたが、これも成果がなかった。韓国では18歳以上の住民には指紋の登録が義務づけられているため、指紋の照合に失敗したということは、犯人が国外から来た者であることを意味している。つまり、韓国に派遣された工作員である可能性が高い。

 警察は5ヵ月間、懸命の捜査を続けた。捜査本部は李氏と債務関係や親族関係を持つ200人あまりの人物を取り調べた。捜査線上に浮かんだ容疑者は9,000人、電話通話の照会は3,000件、宿泊施設に対する聞き込みは5,500件に及んだ。しかし、ついに犯人にたどり着くことはできなかったのである。

 事件の真相が明らかになるには、かなりの時間を要した。事件から9ヵ月後の97年11月、北朝鮮から派遣された夫婦工作員が逮捕され、李氏は北朝鮮の社会安全部所属の特殊工作班員によって殺害されたことを自白した。殺害の実行犯は、北朝鮮に帰国後、「英雄称号」を授けられ、再度の韓国潜入に備えて整形手術まで受けたという。

 事件から13年後の2010年になって、新たな事実が明らかになる。この年の8月、韓国に居住する脱北者の情報を収集し、北朝鮮に提供した疑いで60代の男が逮捕された。

 この男は1996年から10年以上にわたって、北朝鮮の工作員に接触し、脱北者の動静や反北朝鮮活動を報告していたという。この男は1997年ごろ、北朝鮮工作員から「李翰英氏を殺害せよ」という指示を受けたことがあったと自白している。

 李翰英殺人事件は①複数の実行犯、②周到な下準備、③巧妙な逃走、④証拠の徹底した隠滅、といった点で、金正男殺人事件と通じるものがある。

 マレーシア警察の懸命の捜査が続いているようだが、おそらく、事件の真相が明らかになるまでには、相当な時間を要するだろう。

 すでに、事件発生からかなりの時間が経過し、巷間の関心も薄れつつあるようである。しかし、時間はかかろうとも、事件の真相は徐々に明らかになってゆくはずである。

 事件を風化させず見つめ続けること。これこそ、今回のような国家の関与が疑われるテロ事件に向き合う正しい姿勢だと思われる。


金正男氏殺害 正男氏の遺体、北へ移送か…マレーシア、27日中にも
産経新聞 3/27(月) 1:58配信

 【シンガポール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で、マレーシア当局筋は26日、産経新聞に正男氏の遺体が同日、クアラルンプールの病院施設内から、近郊の葬儀施設に移送されたと明らかにした。ザヒド副首相は北朝鮮との交渉に関し27日に声明を発表するとしており、遺体は同日中にも北朝鮮に向けて移送される可能性がある。

 病院からの遺体搬送には警察が警備に当たったという。遺体は殺害2日後の先月15日、同病院に移送され、司法解剖が行われた。

 北朝鮮は遺体について、北朝鮮国籍の男性「キム・チョル」であり正男氏ではないと主張、遺体の引き渡しを求めていた。

 一方、中国語紙、中国報(電子版)は26日、マレーシア警察の警官4人が26日、クアラルンプールの在マレーシア北朝鮮大使館に立ち入ったと報じた。マレーシア政府が重要参考人として北朝鮮側に聴取協力を求めている2等書記官ら3人への聴取がなされたという。事件後、警察が大使館に入るのを認められたのは初めて。

 マレーシアと北朝鮮は捜査手法や遺体の取り扱いをめぐって対立し、互いの国民を出国禁止にする事態にまで関係が悪化。13日から外交協議を続けてきた。

 北朝鮮側は最近、交渉のために新たな外交団をマレーシアに送り込んだとの情報もあり、協議が大詰めを迎え、何らかの合意に至ったとの見方が出ている。


正男氏遺体で「近く声明」…マレーシア保健相
読売新聞 3/27(月) 1:25配信

 【クアラルンプール=安田信介】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏殺害事件で、マレーシアのスブラマニアム保健相は26日、正男氏の遺体の取り扱いについて、「政府の決定に関する声明を間もなく発表する」との見通しを明らかにした。

 国営ベルナマ通信が伝えた。27日にも発表される可能性がある。

 北朝鮮は、正男氏の遺体の引き渡しや、事件の重要参考人とされている北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)らの帰国をマレーシア側に強く求めてきた。また、平壌にいるマレーシアの外交官や家族ら9人の出国を禁止しており、出国を求めるマレーシア側との交渉が大詰めを迎えた模様だ。

 一方、地元紙「ブリタ・ハリアン」(電子版)など複数の地元メディアによると、マレーシア当局は26日、正男氏の遺体を安置先のクアラルンプールの病院から別の場所に移した。


正男氏遺体、火葬のため搬出=きょう政府声明か―マレーシア
時事通信 3/27(月) 0:56配信

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金正男氏殺害事件でマレーシア警察が行方を追う高麗航空職員キム・ウギル容疑者(左)とヒョン・クァンソン在マレーシア北朝鮮大使館2等書記官=同警察が2月22日提供

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で、正男氏の遺体は26日午後、安置されていたクアラルンプール市内の病院から搬出された。

 マレーシアの華字紙・中国報(電子版)などが伝えた。運び出された遺体は火葬場に送られ、火葬後の遺灰は北朝鮮側に引き渡される見通しという。マレーシア政府は27日、遺体の扱いを含め、同事件をめぐる北朝鮮との交渉結果について声明を発表するとみられる。

 英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)も関係者の話として、正男氏の遺体は「宗教儀式」のため、別の場所に移されたと報じた。正男氏は2月13日にクアラルンプール国際空港で殺害され、遺体は約40日間、市内の病院に安置されていた。

 マレーシアのザヒド副首相は26日、外務省が北朝鮮との交渉進展に関する公式声明を27日に発表するだろうと説明。カリド警察長官も正男氏の遺体搬出について、メディアに「あす(27日)の情報を待ってほしい」と述べた。

 星洲日報によると、マレーシアと北朝鮮は事件処理をめぐり、既に何らかの合意に達したという。

 一方、中国報によれば、マレーシアの警官4人が26日、事件の重要参考人に事情聴取するため、在マレーシア北朝鮮大使館に入ることを初めて認められた。警察は、事件に関与したとされる同大使館の2等書記官や高麗航空職員ら3人が大使館の中にいるとみて、北朝鮮に聴取の協力を求めたが、北朝鮮側はこれまで応じていなかった。

 4人の警官は約2時間半にわたり大使館に滞在したという。


北朝鮮高官らマレーシア入り
ホウドウキョク 3/26(日) 14:44配信

金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件をめぐって、北朝鮮の高官らがマレーシア入りし、正男氏の遺体の取り扱いなどについて、マレーシア政府と協議した。
協議は25日、クアラルンプール市内の政府関連施設で、およそ8時間にわたって非公開で行われ、市内の病院に安置されている正男氏の遺体の取り扱いや、北朝鮮大使館にいるとみられる容疑者らの事情聴取について、話し合われた。
このほか、マレーシア側は、北朝鮮にいる自国の大使館員ら9人の早期帰国を求め、今後の協議で、北朝鮮側がどのような条件を出すのか、注目されている。


正男氏暗殺 総連首脳は北犯行と判断 内部に正恩氏批判 部下へは「米韓謀略」
産経新聞 3/26(日) 7:55配信

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金正男氏殺害に関する朝鮮総連のスタンス(写真:産経新聞)

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)首脳が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件について、北朝鮮当局による犯行と判断していることが25日、分かった。北朝鮮の在外公館・準組織幹部が、事件関与を否定する当局と異なる見解を示したのは初めて。朝鮮総連関係者が明らかにした。朝鮮総連幹部らが内部向けには米韓両国の謀略による犯行と説明していたことも判明したが、組織内では犯行を主導できる立場にあった正恩氏への批判が相次いでいる。

 関係者によると、朝鮮総連の首脳が2月13日の事件後、別の幹部に事件の概要を説明した。この際、首脳は「北朝鮮による犯行だ。事件には(2013年に正恩氏に粛清された)張成沢(チャン・ソンテク)氏らが関係している」と分析した。張氏は正恩、正男両氏の義理の叔父で、正男氏に経済的支援を行っていたとみられることから、首脳は正男氏殺害が張氏関係者粛清の一環として実行に移されたとの認識を示した。

 一方、北朝鮮は事件後、朝鮮総連に対して正男氏の殺害に関する具体的対応を指示していない。このため、朝鮮総連は犯行に関する公式見解を外部に明らかにしていない。

 だが、複数の朝鮮総連幹部らは事件後、内部の非公式会合で「遺体は正男氏と確認されていない」「マレーシア当局が(猛毒の神経剤)VXによる毒殺を主張しているだけだ」と部下らに説明。「マレーシアには米中央情報局(CIA)のアジア拠点があり、事件は米韓による謀略である」と断定していた。

 朝鮮総連内では、こうした説明を受けても「正男氏は北朝鮮当局に殺害された可能性が高く、気の毒だ」と正恩氏に反発する声が噴出しており、動揺が広がっている。

 朝鮮総連は産経新聞の取材に対し「応じない」としている。


金正男暗殺事件に“新展開” 捜査線上に北朝鮮籍の謎のVIPが浮上
文春オンライン 3/26(日) 7:00配信

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公開された動画のハンソル氏と見られる男性 ©共同通信社

 金正男氏(当時45)が白昼のクアラルンプール国際空港で暗殺されてから1カ月余が過ぎた今月15日、捜査が動いた。マレーシアのザヒド副首相兼内相が、殺害された男性の身元確認の決め手が正男氏の子供から採取したDNA型だったことを明かしたのだ。

「DNAサンプルを提供した人物について、当局は、“正男氏の子供”とだけ発表しましたが、息子のキム・ハンソル氏(21)と見られています」(外報部記者)

 ハンソル氏の行方をめぐっては事件発生直後から、世界中の関心が集まっていた。

「ハンソル氏が身元確認のために、クアラルンプールを訪れたとの情報も流れましたが、マレーシア警察はこれを否定。現地記者の間では、『ハンソル氏の安全確保のために、否定せざるを得なかったのでは』と言われています」(同前)

 そのハンソル氏の動向が明らかになったのは、今月7日。YouTubeにハンソル氏を名乗る人物が動画を投稿、「私の父、金正男は殺害された」と語ったのである。

「動画を公開した団体は、ハンソル氏の身柄確保にアメリカ、中国、オランダ、匿名の計4カ国の政府が協力していたと発表。これに対して、韓国駐在のオランダ大使が、ノーコメントとしながらも、ハンソル氏と何らかの接触があったことは認めました」(同前)

 この動画公開から3日後に、マレーシア当局は「遺体が正男氏のものであることを確認した」と発表している。

「この時点では、その確認方法は伏せられていましたが、15日の発表で、正式に子供から採取したDNAサンプルを用いたことが明かされたわけです」(同前)

 一方で、マレーシア警察は、今も在クアラルンプール北朝鮮大使館に匿われているとみられる3名の容疑者の行方を追っているが、捜査に新たな展開もあるという。

「マレーシア警察のトップが、“捜査線上にあるVIPが浮上した”と発表したのです。その正体については、はっきりと語りませんでしたが、オフレコで北朝鮮籍の人物であることを認めています。例えばクアラルンプールで長年ビジネスをしている北朝鮮籍の人物などの可能性もある」(現地記者)

 世界を震撼させた事件の真相は、未だ謎に包まれている。


元駐ベトナム大使の息子か=国際手配の容疑者―正男氏事件
時事通信 3/22(水) 18:59配信

 【ハノイ時事】韓国の聯合ニュースは22日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で国際手配されている北朝鮮国籍の4人のうち、リ・ジヒョン容疑者は元駐ベトナム北朝鮮大使の息子だと報じた。

 ハノイの大使館勤務歴があり、要人のベトナム語通訳を担当したとしている。

 マレーシア警察や外交関係者によれば、リ容疑者の父のリ・ホン氏は1980年代以降、2回にわたって駐ベトナム大使を務めた。リ容疑者は84年生まれで、2009年11月から1年3カ月間、ハノイの北朝鮮大使館で働いたという。


北朝鮮が核実験や新たなミサイル発射の可能性 金正恩氏は狂人か合理的か それが問題だ
産経新聞 3/22(水) 10:00配信

 核・ミサイル開発を進める北朝鮮をめぐり、日米両政府に変化が生じている。

 北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)から脱退した1993年以降、日米両国を含む国際社会の関心は、いかに北朝鮮の核開発を止めるかに集まっていた。核開発阻止が最重要課題であることに今も変わりはない。

 だが、北朝鮮が一定の核攻撃能力を獲得したとみられる今、北朝鮮に攻撃を思いとどまらせることも喫緊の課題となっている。その表れが、2月10日に安倍晋三首相とトランプ米大統領が発表した日米共同声明だ。

 「核及び通常戦力の双方によるあらゆる種類の米国の軍事力を使った日本の防衛に対する米国のコミットメントは揺るぎない」

 日米両政府の共同文書が核抑止に言及したのは、1975年8月に三木武夫首相(当時)とフォード大統領(同)が発表した共同新聞発表以来、約41年ぶりのことだ。

 安倍、トランプ両氏の共同声明に核抑止が盛り込まれた背景には、トランプ氏が大統領選挙期間中に日本の核武装を容認するような発言を行ったため、米国による「核の傘」の信頼性を確認する必要があったこともある。これに加えて重要なのが、北朝鮮の核・ミサイル開発が着実に進展しているという事実だ。

 北朝鮮は昨年だけで核実験を2回実施し、弾道ミサイル23発を発射した。今年に入っても、弾道ミサイル発射を2回行った。オバマ前米政権は、北朝鮮が非核化の意思を示さない限り対話に応じないとする「戦略的忍耐」政策を取ってきた。この結果、北朝鮮の核・ミサイル開発は事実上、放置されてきた。

 米軍は核兵器を含む圧倒的な軍事力を有している。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2015年の米軍事費は5960億ドルで、2位の中国(2150億ドル)を大きく引き離している。外務省幹部は「どう考えたって米軍が本気でやれば、北朝鮮はペシャンコにつぶされる」と語る。

 トランプ米政権は対北朝鮮政策の見直しを進めており、3月16日に安倍晋三首相と会談したティラーソン国務長官は「あらゆる選択肢がテーブルの上に乗っている」と伝えた。「あらゆる選択肢」には「ミサイル基地への先制攻撃」「体制転換」も含まれているとする米紙報道は広く知られている。

 北朝鮮の抑止に向け、米国の能力と意図は示されている。だが、これで十分かといえば、必ずしもそうではない。

 抑止とは、耐え難い損害を与える可能性を示すことで、相手の攻撃を思いとどまらせる効果を狙ったものだ。これが成立するためには、「意図」「能力」「相手の合理性」の3つの条件が必要となる。

 米国が圧倒的な軍事力(能力)を持ち、攻撃を行うシグナル(意図)を送っていたとしても、北朝鮮が合理性に欠け、米軍の能力を見誤れば、挑発行為を見送る可能性が低くなる。

 つまり米軍や自衛隊による北朝鮮の抑止は、最高意思決定者である金正恩朝鮮労働党委員長が合理的かどうかにかかっていることになる。仮に金正恩氏が狂っていれば、トランプ政権による軍事力強化も、日本政府が進める敵基地攻撃能力保有の検討も、むなしい努力となりかねない。

 金正恩氏は国際的孤立を深めることになるにもかかわらず、核実験と弾道ミサイル発射を続けている。側近を次々と粛正し、北朝鮮は2月13日には異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏をマレーシアで殺害したとされる。金正恩氏の合理性に疑問を呈する声があったとしても不思議ではない。

 「相手が合理的であるという前提に基づいて初めて核抑止理論は成り立つが、現在の北朝鮮体制がどこまで合理的なのか、これは幾つか議論の余地がある」

 民進党の神山洋介衆院議員は昨年11月17日の衆院安全保障委員会でこう述べた。政府内では「金正恩氏がパラノイア(妄想症)なのかどうか分からない」(外務省幹部)との声も漏れる。

 一方、金正恩氏の最大の目標は北朝鮮の人々の幸福ではなく、自身の生き残りであり、その意味では合理的であるとの分析もある。外務省幹部は「あの年齢で、あれだけの地位を守れるのは合理的であるという結果かもしれない。金王朝を守るという意味では合理的だとも言えなくもない」と分析する。

 北朝鮮は国際的な経済制裁で経済的苦境に陥っているが、貿易の9割を占める中国は北朝鮮を見放しているわけではない。リビアのカダフィ政権が核開発を放棄した後、2011年に崩壊したことを考えれば、金正恩氏が核開発を「合理的」と判断してもおかしくない。

 日米両国が抑止力を強化し、朝鮮半島有事が発生すれば被害を最小限に抑えるための事態対処能力を持つことが不可欠であることは論を俟たない。

 だが、金正恩氏が狂人を装い、抑止力に対する日米韓3カ国の自信を揺るがせる戦術も考えられる。米政府が日韓両国に対して情報協力を盛んに促すのは、3カ国が連携して北朝鮮内部の動向を見極める必要があるからでもある。金正恩氏は狂っているのか、それとも合理的なのか。それが問題だ。(政治部 杉本康士)


「金正男」長男の告白ビデオ 北朝鮮への3つのメッセージとは
デイリー新潮 3/22(水) 5:58配信

「北風を吹かせる」とは、韓国が折に触れ、北朝鮮を政治的に“利用”することの喩え。朴槿恵大統領(65)に憲法裁が罷免の判決を下したのは3月10日のことだ。一方、金正男の長男が「父は殺された」と動画で告白したのはその僅か3日前。2点を結ぶ、ビデオに込められたメッセージ3つとは。北風を吹かせたのは誰か。

 ***

 長男キム・ハンソルの告白は40秒で、北朝鮮の外交官旅券を示しながら、〈自分は北朝鮮のキム・ハンソルで、妹と母と一緒にいる〉と語ったのだ。かつて直撃取材をしたジャーナリストの宮下洋一氏によると、

「顔の雰囲気も英語の訛りも本人に違いありません」

 ところで、動画公開元は「チョンリマ民間防衛」なる団体。彼らはサイトで、

「先月、緊急の保護を求められ、家族3人を安全のために移動させた」

 とし、オランダ、中国、アメリカとあともう1つの計4カ国が支援してくれたことに感謝を申し述べている。情報不足から様々なミステリーの輻輳を思わせるところ、ひとつずつ解き明かしていくと、

「匿名の残りの1つは我が方。つまり国家情報院の庇護下にあると見ていい」

 と韓国政府関係者。これに首肯するように早大の重村智計名誉教授が解説する。

「まず、『北朝鮮の国民たちへ』という動画のタイトルですが、北の人々は自国のことを『共和国』と呼びます。そのうえ、『チョンリマ』の英語の綴りが、韓国語からの英訳になっている。これらの点から韓国側の、つまり国情院の手になるものと言えるでしょう」

■1987年11月
 メッセージその1に続き、国名を伏せた理由がその2に繋がっている。

「韓国に助けられたとなると北の暗殺の対象となってしまうから。中国からオランダを経由し、最も安全なアメリカにいると私は見ています。北の崩壊を見据えたアメリカがカードとして彼を求めた、要するにハンソルの亡命宣言なんです」(同)

 事実、金正日の甥で韓国に亡命し、金王朝に関する暴露本をものしていた李韓永が銃撃されたのちに死亡しているし、累計3万人超の脱北者に交じる恰好でいまもなお工作員が南進してきているのだ。そんななか、

「1987年11月のことを思い出しました」

 と振り返るのが、産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏。

「大韓航空機爆破事件が起きたのは、大統領選を1カ月後に控えた時期でした。その後に自殺し損なった金賢姫が韓国側に引き渡されるのが12月15日。大統領選の前日にわざわざ設定し、保守候補の盧泰愚に勢いをつけるものでした」

 爆破事件そのものは北の謀略に他ならないが、その後の処理は、「北による赤化」と対峙してきた国情院がまさに「北風を吹かせた」とも言えるわけだ。

 本誌(「週刊新潮」)は9号で、金正男暗殺犯について国情院OB説を唱え、大要こう記した。

〈朴政権のあとにできるのは急進的な左翼政権。当然、いままでよりも北と近い。常に「北=魔の帝国」でなければならない国情院にそれは悪夢。北の仕業に見せかけ近未来の蜜月関係を回避したく、そのため、国情院における極右的な陣営のOBなどが金正男暗殺を仕掛けたのではないか〉

 北への底なしの敵愾心。これがメッセージその3である。父を殺害して北を走らせ、息子を庇護下に置き、更に北を刺激するかのような「国情院犯行説」を見るにつけ、「どのアラビアの香料もこの手から血の臭いは消せない。ああ!」と夢遊病のなかで呻いたマクベス夫人の運命が頭を過るのだ。

ワイド特集「我が世の春」より

「週刊新潮」2017年3月23日号 掲載


正男氏殺害、フオン被告も予行演習に参加か
読売新聞 3/21(火) 23:02配信

 【ハノイ=吉田健一】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏が2月13日に殺害された事件で、実行犯として殺人罪で起訴されたベトナム人のドアン・ティ・フオン被告(28)が事件の1か月前、事件当日にマレーシアを出国した北朝鮮の男2人とカンボジアに渡航していたことがわかった。

 インドネシア人のシティ・アイシャー被告(25)も1月下旬に別の北朝鮮の男とカンボジアを訪れて殺害の予行演習をしており、犯行グループの入念な準備が改めて浮き彫りとなった。

 関係者の話によると、フオン被告と行動を共にしていたのは、国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配したリ・ジェナム(56)、リ・ジヒョン(32)の両容疑者。

 3人は1月13日午後、ベトナム航空機でハノイからプノンペンに入った。フオン被告はプノンペンに数日間滞在し、その間、両容疑者と殺害の予行演習をしたとみられる。

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