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2017年3月 9日 (木)

北朝鮮、金正恩の兄・金正男氏暗殺 金正恩の刺客による犯行説濃厚・24

中世の亡霊・暗黒残虐国家・北朝鮮の親玉=金正恩の異母兄にあたる金正男(ジョンナム)氏が13日、マレーシアで何者かに殺害された。複数の韓国メディアが14日報じた。

金正男氏はマレーシア・クアラルンプールの空港で北朝鮮の刺客とみられ女2人に何らかの方法で毒殺されたもよう。犯人の女2人は殺害後、タクシーで逃走したとしている。

金正男氏は、北朝鮮の前の親玉=金正日の長男だが、北朝鮮の改革開放を主張、また独裁権力の継承について金一派の世襲にも反対していたとされ、これらの点が金正恩の逆鱗に降れ、金正恩の指令で暗殺されたとの観測が濃厚である。
だとすれば、(すでに明白なことではあるが)金正恩一派の牛耳る北朝鮮という国家は、現世の地獄ともいうべき、中世以前の残虐で野蛮な暗黒国家であり、存在すること自体許されない犯罪国家というしかない。
そもそも21世紀の今日、このような中世以前の残虐な亡霊国家が現存すること自体、人類の恥だ。

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リンク:正男氏報道見るな…北朝鮮が海外駐在者らに指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮と数日中に協議へ=大使館員らの解放で―マレーシア外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「韓国の北朝鮮化が進む」 呉善花氏「悪者は完全に潰すという国民性がある」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 マレーシア、北と数日以内に正式協議 北朝鮮への遺体引き渡し可能性に言及 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>マレーシア外相「近く北朝鮮と公式協議」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏「ホクロ位置」で身元確認か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシアで正男氏埋葬も…保健省が可能性言及 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「もう、やめてくれ」と正男氏から正恩氏に手紙。『北朝鮮の内部情報』を入手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:怯える金正恩の暴走に備えよ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:韓国狂乱…朴氏、不訴追特権失い逮捕・起訴の危機 文在寅氏が大統領なら「赤化統一」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:動画公開のキム・ハンソル氏 隠しきれない怒りと悲しみが? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア警察、毒殺遺体を金正男氏と確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独裁者・金正恩を最高指導者と呼ぶ朝日新聞 --- 中村 仁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:VX使用に深刻な懸念=正男氏事件でマレーシア支援も―OPCW - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「VXは非常識、核も使いかねない」…武藤氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「遺体は金正男氏」公式に確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害、マレーシア警察が遺体の身元を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア警察、遺体を正男氏と断定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>「遺体は正男氏」…マレーシア警察が特定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:遺体の身元、金正男氏と確認…方法は明かさず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:遺体身元、金正男氏と確認=詳細明かさず―マレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮からマレーシア人の国連職員2人が出国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米国連大使、北に最後通告 米中、正男氏息子を擁立視野…すでに逃亡・亡命先に入国か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「金正男暗殺」と「マレーシアの闇」(上)北朝鮮「武器貿易」の拠点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 台湾当局、息子ハンソル氏の滞在を否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏毒殺 マレーシア人2人が北出国 「人質」の国連職員、北京到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏暗殺の黒幕が正恩氏と断定されても罰せられない現実 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:石井氏「正男氏、正恩体制への憂いあったかも」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キム・ハンソル氏支援「千里馬民間防衛」の謎 公式サイト、ドメイン登録地はパナマ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮>出国を許可…マレーシアの国連職員2人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア人のWFP職員2人、北朝鮮から退去 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏暗殺 台湾当局、ハンソル氏の滞在を否定 一部報道受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア人2人が北朝鮮出国=大使館職員らは在留 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:WFPのマレーシア人職員2人、北朝鮮を出国 禁止措置が続く中 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

正男氏報道見るな…北朝鮮が海外駐在者らに指示
読売新聞 3/12(日) 8:31配信

 【クアラルンプール=岩島佑希、吉田健一】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件で、北朝鮮当局が11日、海外駐在の貿易商や企業関係者らに事件の報道を見ないよう指示したことがわかった。

 東南アジアなどの北朝鮮関係者が読売新聞に明らかにした。事件直後にもかん口令が出ていたといい、金正恩(キムジョンウン)政権は、正男氏殺害情報が国内に流入するのを極度に警戒している模様だ。

 正男氏は、金日成(キムイルソン)主席の血を引く「白頭山(ペクトゥサン)の血統」を受け継ぐ。正恩氏が殺害指令を出したとの情報が広まることによるイメージダウンを避ける狙いとみられる。北朝鮮は遺体の身元を「外交官用旅券を持つキム・チョル」と主張し続けている。


北朝鮮と数日中に協議へ=大使館員らの解放で―マレーシア外相
時事通信 3/12(日) 0:26配信

 マレーシアのアニファ外相は11日、北朝鮮の金正男氏殺害事件で、北朝鮮から出国を禁じられているマレーシア人大使館員ら9人の解放について、数日中にも公式な協議が始まるとの見通しを明らかにした。

 マレーシア紙スター(電子版)などによると、アニファ外相は大使館員らの親族と面会後、記者団に対し「(協議開始に向け)在マレーシア北朝鮮大使館を通じて連絡を取っている」と述べた。その上で、「北朝鮮も協議開始を求めている。彼らの要求は分からないが、最善の結果を得るためにどうすべきかを判断しなければならない」と語った。

 一方、マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)によれば、マレーシア保健省高官は11日、親族からの申し出がなければ正男氏の遺体はマレーシア国内で埋葬される可能性があると述べた。同紙はまた、当局による遺体の身元確認について、顔のほくろの位置が2012年に出版された日本の新聞記者の本に掲載された正男氏の写真と一致した点が、決め手の一つになったと伝えた。


「韓国の北朝鮮化が進む」 呉善花氏「悪者は完全に潰すという国民性がある」
産経新聞 3/11(土) 21:50配信

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韓国情勢について講演する呉善花氏=11日午後、福岡市中央区(中村雅和撮影)(写真:産経新聞)

 拓殖大の呉善花教授は11日、福岡市内で講演し、朴槿恵氏を大統領から罷免した韓国について「韓国には『悪者は完全に潰す』という国民性がある。そのような国民情緒を前に、憲法裁判所も全員一致で罷免を決定した。今後、韓国の北朝鮮化が進むだろう」と語った。

 呉氏は、朴氏の今後について「親族ではなく、本人が汚職に関わっているとされる。国民は、道徳国家・韓国として許してはいけない非道徳な悪人と見ている。失職の次は逮捕、拘束される姿を見たい、という国民感情があるだろう」とした。併せて「弾劾裁判が全員一致で罷免としたことも、国民情緒に乗った結果だろう。裁判官ですら、この情緒には逆らえない」と述べた。

 次期大統領選では、朴氏弾劾を先導し、世論調査で先行する文在寅氏が当選するとの見方を示した。その上で「親北朝鮮の姿勢は隠し、慰安婦や強制連行などで反日を強め、国民の情緒に訴えるだろう」と述べた。

 また、韓国の内政が、北朝鮮と同じように、社会主義的な政策に傾くと指摘した。

 呉氏は、その理由として「韓国では、貧富の格差が拡大し伝統的な韓国らしさを失ったと考えられている。一方、北朝鮮は民族の主体性を保っているとして親近感を持つ国民は多い」と指摘した。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射や、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件もあったが、呉氏は「金正恩(委員長)は、韓国の北朝鮮への接近は後戻りしない、と自信を持っているだろう」と述べた。

 国際情勢を勉強する「一月三舟」の会(代表世話人、松尾新吾九州電力相談役ら)で講演した。


金正男氏殺害 マレーシア、北と数日以内に正式協議 北朝鮮への遺体引き渡し可能性に言及
産経新聞 3/11(土) 20:58配信

 【クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、同国のアニファ外相は11日、北朝鮮で出国を禁止され、事実上の人質にされているマレーシア人9人の帰国を含む対応などについて、数日以内に北朝鮮と正式協議を始めると明らかにした。

 北朝鮮は正男氏の遺体を引き渡すよう求めており、外相は要求に応じる可能性にも言及した。

 外相は、9人の安全確保が最大の懸案事項であり、全員の早期帰国に全力を尽くすため、在マレーシア北朝鮮大使館を通じて現在、北朝鮮政府とやりとりをしているとしている。

 正男氏の遺体については、「最終的には、北朝鮮政府か正男氏の親族に返還されるだろうが、まずは北朝鮮にいる9人の安全を確保しなければならない」と述べた。

 両国はこれまで3度、非公式な協議を行ったものの、北朝鮮側の要求は固まっていないとしている。正式協議の日時と場所は決まっておらず、他国からの仲介の申し出については、「マレーシアと北朝鮮は現在も直接対話ができる」として断っているという。


<金正男氏殺害>マレーシア外相「近く北朝鮮と公式協議」
毎日新聞 3/11(土) 20:19配信

 【クアラルンプール金子淳】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の殺害事件を受け、北朝鮮とマレーシアが相手国民の出国禁止措置を続けている問題で、マレーシアのアニファ外相は11日、報道陣に対し、北朝鮮との公式協議が近く始まるとの見通しを明らかにした。北朝鮮側も対話に前向きな姿勢を示しているという。

 地元メディアによると、アニファ外相は北朝鮮に残された外交官の家族と面会した後、記者団の取材に応じた。外相は、すでに北朝鮮大使館と連絡を取り合っていると明らかにし、「彼ら(北朝鮮)も交渉を求めている」と述べた。公式協議の日時や場所は未定だが、第三国を介さずに直接2国間で行うという。

 両国関係は事件以来、険悪化の一途をたどっており、実現すれば事態打開に向かう可能性がある。ただ、北朝鮮側はマレーシア警察が重要参考人としている2等書記官らの出国を求める可能性があり、協議の行方は見通せない状況だ。

 北朝鮮は7日、事件の捜査への対抗手段としてマレーシアの外交官らの出国を禁止。これを受け、マレーシアも国内の北朝鮮人の出国を禁じる措置を取っている。


金正男氏「ホクロ位置」で身元確認か
ホウドウキョク 3/11(土) 20:13配信

ホクロの位置で、身元を確認した可能性があることがわかった。
北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシアの警察長官は10日、遺体が正男氏であると確認したと発表したが、具体的な身元確認方法は明らかにしなかった。
地元メディアによると、警察は、遺体の顔にあるホクロの位置をもとに、正男氏と交流があった、日本の新聞記者の著書に掲載されている写真と照合し、身元を確認したという。
マレーシア当局は、これまで身元の最終確認には、親族からのDNAサンプルの提供が必要と繰り返し述べていた。


マレーシアで正男氏埋葬も…保健省が可能性言及
読売新聞 3/11(土) 19:24配信

 【クアラルンプール=児玉浩太郎】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件で、マレーシア保健省のヒルミ・ヤハヤ副大臣は11日、警察当局が正男氏と断定した遺体について、同国内で埋葬される可能性に言及した。

 地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)などが報じた。

 遺体はクアラルンプールの病院に安置されており、警察が身元を特定した10日、保健省に引き継がれた。副大臣は遺体保管に期限がないとした上で、通常は身元確認後に親族が引き取らない場合、「埋葬される」と説明。今回の遺体については「時間がほしい。決定したら発表する」と述べるにとどめた。北朝鮮は、遺体引き取りを求めている。

 一方、マレーシアのアニファ外相は11日の記者会見で、出国禁止で北朝鮮にとどまっている大使館員や家族ら9人の帰還について北朝鮮と「数日以内」に協議する見通しを示し、「(北朝鮮は)協議を始めたがっている」と述べた。


「もう、やめてくれ」と正男氏から正恩氏に手紙。『北朝鮮の内部情報』を入手
ホウドウキョク 3/11(土) 18:39配信

北朝鮮の金正男氏殺害事件は、正男氏と異母弟、金正恩氏による後継争いが背景にある。その解明の手がかりとなる平壌中枢の内部情報を入手した。そこには、正男、正恩の両氏に叔父・張成沢氏を交えたファミリーの確執が生々しく描かれていた。

金正日総書記、倒れる……上層部の混乱
金日成主席、金正日総書記、そして金正恩朝鮮労働党委員長。
北朝鮮の世襲統治は3代目に入っています。
権力継承の絶対条件は「白頭山革命家系」、つまり金日成氏の血を引くことです。

金正日氏には正男氏、正哲氏、正恩氏の3人の息子がいました。
当初は長男・正男氏が有力視されました。
しかし2001年に成田空港で摘発されて脱落。
後継レースには弟2人が残りました。

ところが08年8月、金正日氏が脳梗塞で倒れると、状況が変化しました。
最高指導者不在、後継者未定の事態に、上層部は動揺。
義弟の張成沢氏が権限を代行する形で混乱は収拾しました。
機密情報には当時の様子が次のように記されています。

【08年9月×日】
・金オクが張成沢を認定した
・趙明録、玄哲海、金鎰チョルら軍部の核心も張についた
・以後、安定したようだ
・つまり権力が張に移った状態

ここに書かれた4人は
 金オク氏:金正日氏の事実上の妻
 趙明録氏:国防委員会第1副委員長
 玄哲海氏:朝鮮人民軍大将
 金鎰チョル氏:人民武力部長=国防相
当時の実力者が張氏を支持したということでした。

実はこの時期、正男氏も活発に動いていました。
平壌に戻り、フランスから専門医を招いたりして父親に尽くしていたのです。
……正男氏を支えてきた張氏に権力が移った。
……正男氏も金正日氏に接近している。
この様子が「正男氏が後継に意欲を見せた」との憶測を呼んだのです。

「正恩なら扱いやすい」……張成沢氏の計算
しかし、結果はこれとは異なりました。

【09年1月×日】
・三男が後継者に決まった
・金正日の許可を得て、張が地方の党幹部に通知した

内部情報は背景も分析していました。

・張の権力掌握に軍の一部で反発があった
 ゆえに張は自分よりも後継者を前面に出したかった
・長男には支持者がいて、張は恐れていた
 一方、三男はまだ若く、権力基盤がない
 だから権力を維持しやすいと踏んだ

ポスト金正日時代の実権を握る――張氏のしたたかな計算がうかがえます。

後継決定を知った正男氏は父親と張氏にメールを送りました。

 金正日氏に「おめでとうございます」
 張成沢氏に「平壌で(私の)安全は確保されるのか?」

既に正男氏は身の危険を感じていたのでしょう。
弟からみれば、もはや自分は権力継承の妨げになる「枝葉」「危険分子」――と。
北朝鮮にいた家族全員を北京に送り、本人も拠点を次々に変えました。

「もう、やめてくれ」……正男氏が弟に泣きつく
正男氏の不安は現実のものとなりました。

【09年5月×日】
・正男の平壌の自宅が捜索された
・正男は正恩に手紙を書き、FAXで送った
・あて名は「まだ一度も顔を見たことのない弟へ」
・手紙の趣旨は「もう、やめてくれ」だった

このころ、正男氏に近い幹部も多くが権力中枢を追われました。

そして11年12月。
金正日氏が死去し、正恩氏は直ちに権力を握りました。
「排除」の圧力が正男氏にかかり、暗殺の危機にさらされました。
正男氏は正恩氏に手紙を送り、こう訴えました。

「私と家族を助けて欲しい」
「逃げ場も隠れ場もない。逃げ道は自殺だけだ」

それでも正恩氏は敵視し続けました。

母親の異なる2人は別々の家庭に育ち、会うことはなかったようです。

「嫌いだ。除去せよ」

正恩氏は後継争いの末、憎しみと猜疑心を募らせたようです。
残る「白頭山の家系」は、正哲氏と正男氏の息子ハンソル氏。
2人の命運を握るのは正恩氏です。

詳しくは3月11日放送「鴨ちゃんねる」でお伝えします。
https://www.houdoukyoku.jp/


怯える金正恩の暴走に備えよ
Japan In-depth 3/11(土) 18:02配信

【まとめ】
・金正男氏の長男金漢率氏が40秒の動画公開

・金漢率氏の勇気が金正恩を脅かす

・日米共同して金正恩暴走に備えよ

■金正男の長男が父の死を認める動画発信

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(33)の指令により、マレーシアで猛毒の神経剤VXを使って暗殺されたとされる異母兄の金正男氏(享年45)の長男、金漢率(キム・ハンソル)氏(21)が、謎の脱北者支援組織「千里馬民間防衛」によって「保護」され、動画サイト『ユーチューブ』に投稿した動画で、冷静かつ計算されたメッセージを世界に向けて発信し、敵対者の幻覚に怯える金正恩を震え上がらせた。

なぜなら、たった40秒の動画で、金漢率氏が極めて優秀で、人民に愛され支持され得る、潜在的な生来の指導者であることが明らかになったからである。

金漢率氏は、自分の父親が金正恩の主張するように心臓発作で死んだのではなく、「殺された」と述べ、真正面から叔父の金正恩に挑戦した。まだ21歳の金漢率氏は、動画の締めくくりの部分で気丈な笑みさえ浮かべ、心中の悲しみと憤りを抑制しながら、父親に次いで暗殺される危険を顧みず、「我ここにあり」と自らの存在を大々的に世界中に示した。

政治的野心がなく、静謐(せいひつ)を保っていた金正男氏に嫉妬し、無慈悲な手法を使って殺害した、臆病で器の小さい金正恩に比べ、若い金漢率氏は堂々としていた。自ら「北朝鮮出身で(指導者の家系である)金一族の一員」と語り、北朝鮮への自分の帰属と忠誠と指導責任を明らかにした。

金漢率氏の短いメッセージは、彼が聡明で国際的感覚に優れた指導者たり得る器であることを、17歳の時点で受けたインタビューに続いて、改めて示した。慎重に選んだ語彙を駆使する彼の立派な英語は、金漢率氏が北朝鮮人民だけでなく、海外にも正統な指導者として広く認知される可能性の高さを知らしめる効果があった。そのため、その存在は北朝鮮国内ではほぼ全く知られていないにもかかわらず、金正恩を潜在的に、根底から脅かす存在と化したのだ。

■金正恩・金漢率、2人とも出自に難あり

ちなみに、北朝鮮の「国父」金日成と息子・金正日の「白頭の血統」を継ぐ両人は、どちらも「出身階層」に難がある。金正恩の母は、北朝鮮帰国事業で北朝鮮に渡った大阪市鶴橋生まれの元在日朝鮮人の高英姫氏であり、金正日から日本風に「あゆみ」と呼ばれていたともいわれる。高英姫氏の父は、大阪府の軍需工場で日本軍勝利のため生産に従事した、「敵対階層」に属する高京澤氏である。

一方、金正男氏の母であり、金漢率氏の祖母であるソン・ヘリム氏の家系も、南鮮の「敵対階層」の地主出身であり、朝鮮戦争中、韓国から北朝鮮へ渡った入北者であるところも、「敵対階層」となる。しかも、ヘリム氏は夫のある身でありながら、金正日と不倫をし、金正男氏を身籠ったという、後ろめたい経歴まである。

北朝鮮の「革命」の基準における出自の正統性は、金漢率氏も金正恩も五十歩百歩なのだが、問題は人民からの支持と敬愛をどれだけ受けられるか、自身の「物語」にどれくらいの正統性があるか、どれだけ国際社会の承認を得られるか、そしてどれほど勇気があり自身のことに自信を持っているか、という指導者の資質だ。

■金漢率の存在が金正恩を脅かす

北朝鮮専門家であり、『デイリーNKジャパン』編集長の高英起氏は、「甥っ子・金漢率の勇気が、金正恩を脅かしかねない」と指摘するが、その通りだろう。北朝鮮のすべての権力を掌握しているにもかかわらず、臆病で疑心暗鬼に陥った金正恩と、「消される」危険性を顧みずに、自身の潜在的な北朝鮮国家に対する指導責任を明らかにし、金正恩の嘘に堂々と異を唱えた金漢率氏。金正恩の圧政に呻き苦しむ人民は、どちらを愛し、支持するだろうか。

平壌生まれの金漢率氏だが、北朝鮮育ちではないという、重大な欠陥がある。しかし、それが却って「人民を直接抑圧したことがない」「海外で学んだ開放的で進取精神に富む考えを、北朝鮮の再建に活かせる」という有利な「物語」につながる。

金正恩政権が崩壊すれば、求心力のある暫定指導者が求められるのは自然であり、「白頭の血統」で、金正恩のように両手が人民の血で汚れていない金漢率氏の利用価値は、高い。

金漢率氏の動画を公開した「千里馬民間防衛」は、金漢率氏の保護に、米国、中国、オランダ、そして別のもう一か国の支援があったと明らかにした。正恩のライバルに、超大国の米国と中国を含む、広く国際的な支持があるというのだ。

■金正恩暴走に備えよ

金正恩は、潜在的脅威の兄・金正男氏を消すことで、枕を高くして寝られると踏んだ。だが自身が指示した暗殺の結果、野心のなかった金正男氏の比ではない、人民の敬愛と支持を広く集め得る「大物」のライバルが、自分に真っ向から挑戦してくるという、意図しない状況を生んでしまった。

金漢率氏は、米中をはじめ、国際社会の潜在的支持まで取り付けている。恐れおののいた金正恩は、狂ったように暴走する可能性もある。日本政府は、「金正恩政権崩壊後」をにらんで金漢率氏との太いパイプを確保するとともに、金正恩暴走に先回りし、米軍と共同で、日本を狙う北朝鮮ミサイル基地・工場・移動発射台に対する先制攻撃が可能だと知らしめ、日本攻撃を断念させる方策を練るべきだ。


韓国狂乱…朴氏、不訴追特権失い逮捕・起訴の危機 文在寅氏が大統領なら「赤化統一」
夕刊フジ 3/11(土) 16:56配信

 韓国の国会から弾劾訴追された朴槿恵(パク・クネ)大統領について、憲法裁判所は10日、全員一致で罷免を認めた。韓国で現職大統領の弾劾成立は初めてとなる。即時失職し、不訴追特権を失った朴氏は逮捕・起訴の危機に立たされた。60日以内に実施される次期大統領選は5月9日投開票が有力だが、「従北」「反日」の極左候補が優勢に戦いを進める。韓国を覆う「悪夢のシナリオ」が現実味を帯びてきた。

 ソウル中心部の憲法裁近くの路上に設置された大型画面で朴氏の失職決定の瞬間が生中継されると、「反朴派」は大きな歓声を上げ、歴史的決定を抱き合って喜んだ。

 「親朴派」もいったん静まりかえった後、怒りを爆発させ、警戒中の機動隊と衝突した。警官約2万人が厳戒態勢のなか、騒乱状態が続いた。

 午前11時に始まった決定言い渡しでは、朴氏が長年の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告による私的な利益追求に関与、支援したと認定した。さらに崔被告による国政介入の事実を徹底的に隠蔽し、捜査にも協力しなかったと批判、憲法を守る意志がなかったと指摘し、裁判官8人全員が罷免に賛成した。

 韓国大統領の罷免は1948年の建国以来、初めて。決定に異議を申し立てる制度はないとされ、朴氏はこの瞬間に失職、大統領ではなくなった。

 朴氏は2013年2月、韓国初の女性大統領に就任。1979年に暗殺された父、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領(当時)と同じく任期を全うできなかった。87年改正の現行憲法下で5年の任期を終えられなかった大統領は朴氏が初めて。

 韓国では、現職の大統領は内乱罪などを除き、刑事訴追されないという特権がある。だが、大統領を罷免された朴氏はただの人に戻る。容疑が濃厚であれば、検察は朴氏を逮捕できる。

 朴氏と崔被告の疑惑を捜査してきた特別検察官(特検)は2月28日、朴氏について、韓国最大の財閥であるサムスングループの経営トップで、サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告側から、約430億ウォン(約42億円)の賄賂を受け取った「容疑者」と認定した。

 その後、特検は検察に捜査を引き継いだ。このため、検察も朴氏を「容疑者」として扱うことが予想され、「Xデー」が近づいたといえる。

 一方、朴氏の失職に伴い、大統領選は本来の12月から大幅に前倒しされ、60日以内に実施されることになった。韓国メディアは大統領選の日程について5月9日を有力としている。

 韓国の世論調査機関「リアルメーター」が今月9日に発表した調査では、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が36・1%で1位、大統領代行を務めている黄教安(ファン・ギョアン)首相が14・2%、共に民主党所属の安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事が12・9%で続いている。

 大統領レースを独走中の文氏だが、韓国だけでなく、日本、世界まで危機に陥れかねない危険な人物なのだ。

 文氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領秘書室長を務めていた2007年、国連の北朝鮮人権決議案が採択される前に北朝鮮の意見を求め、韓国の決議を棄権させていたことが当時の外交通商相の回顧録で暴露された。さらに、大統領に当選したら米国より「北朝鮮に先に行く」と発言したこともある。「親北」というより、「従北」と位置付けられる存在だ。

 韓国が不法占拠を続ける島根県の竹島(韓国名・独島)に上陸した経験もある。慰安婦問題をめぐる日韓合意や日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の見直し、さらには今月に韓国で配備が始まったばかりの高高度防衛ミサイル「THAAD」の配備延期も求めている。

 文氏が大統領になることで、北朝鮮主導による朝鮮半島の「赤化統一」や在韓米軍の撤退の恐れすら指摘されている。

 今月6日にも弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮の脅威が距離的にも日本に近づき、日米は朝鮮海峡で北と対峙(たいじ)しなければいけなくなるのだ。

 拓殖大学の荒木和博教授は大統領選の行方について、「昔であれば、北朝鮮が何か挑発行動をすれば、保守層に傾く『左翼バネ』が働いていたが、今の若い人には通用しなくなっている。保守派にはこれといった候補もおらず、文氏当選の可能性が高いだろう」として、文氏が大統領になった後の韓国を次のように予想した。

 「米韓関係も悪くなるし、日本からすれば韓国に何を言っても話し合いができなくなるのではないか。左翼の労働組合などがやりたい放題になり、朝鮮半島全体が『学級崩壊』状態になる可能性がある。北朝鮮と同じく、国際社会から孤立する道に歩み出すかもしれない」

 相次ぐ弾道ミサイル発射に加え、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件への関与も濃厚となり、北朝鮮への国際社会の目が厳しさを増しているが、韓国も歩調を合わせていく恐れがある。

 韓国はいつになれば正気を取り戻すのか。


動画公開のキム・ハンソル氏 隠しきれない怒りと悲しみが?
NEWS ポストセブン 3/11(土) 16:00配信

916
YouTube上で動画を公開したキム・ハンソル氏

 経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、金正男氏の長男、キム・ハンソル氏の状況をYouTubeで公開された動画から分析。

 * * *
「北朝鮮の人々へ」と題された40秒の動画が、YouTubeにアップされた。そこに映っていたのは、キム・ハンソル氏を名乗る男。マレーシアで殺害されたキム・ジョンナム(金正男)氏の長男である。

 動画は脱北者の支援団体を名乗る「チョルリマ民間防衛」のホームページに掲載された。キム氏はこの団体に保護され、今は安全な場所にいるという。ホームページでは人道的な緊急支援に対し、オランダ、中国、アメリカと匿名の国の政府、そしてオランダのエンブレヒツ駐韓大使の名前をあげて感謝の意を示している。

 動画の男性については、韓国の情報機関、国家情報院がキム・ハンソル氏本人と断定した。そこで、命懸けとも思える40秒の動画から見えたキム氏の現在の心理状態について分析してみようと思う。

 カメラをまっすぐ見据えたキム氏はまず、自分の名前を名乗った。次に「北朝鮮生まれ」と言うまでに、ほんのわずかな間があり、声のトーンが低くなり、こもったように小さくなる。北朝鮮という国への複雑な思いがそこにあるのだろう。

 続けて「金一族の一員です」と言うが、彼がここで顔を上げることはなかった。手元のパスポートを提示しようとしたからかもしれない。だが、その一族の出身であることを誇りに思っていれば、普通ならここは顔を上げるところだ。自分の家系や血筋を否定したい気持ちや、一族に誇りを持てないという意識があるのでは…と思う。

「父が殺害された」と話す前、キム氏は自分の左側に顔を向け、視線をそちらに動かした。その視線は左前の一点で止まり、何かをとらえたように思える。続けて「私は母と妹と一緒にいる」と話す前も、左側に顔を向けた。この時も、視線の動きが左前の一点で止まり、誰かと目を合わせたかに思える。

 もし左前に誰かがいたとすれば、座っているキム氏の目線の高さから推測して、それほど背の高い人ではないだろう。「父が殺害」「母と妹」という言葉の時に、視線を向けた、しっかりと見たことから考えると、そこにいたのは母か妹の可能性があるのではないだろうか。

 だとすれば、この動画は家族の同意のもと、その意思が反映されたものかもしれない。

 動画の中では父親の殺害を「数日前」と語っている。一見すると、父親が数日前に殺害されたとは思えないほど、淡々とした表情で冷静に落ち着いて話している。だが、本当にそうだろうか?

 感情を隠す最善の方法は、顔の筋肉の動きを抑制すること。つまりできるだけ無表情で淡々と見えるようにすることである。

 だがキム氏の顔を見ると、以前よりもまぶたが腫れぼったく、鼻が赤くなっているのがわかる。悲しんだ後の顔、泣きそうな気持ちをこらえている顔とは思えないだろうか? 鼻が赤くなったのがもし撮影ライトのせいなら、頬が先に赤くなるはずだ。

「殺された」と言った時、キム氏はほんの一瞬、かすかに両眉の内側の端だけが持ち上げ、視線を下に向けた。微妙であるが、これは悲しみの表情だ。この動画には、微妙な表情がいくつか出てくる。

 次に音声が削除されているが、キム氏は感謝を述べながら、頬笑みを見せる。ところがこの頬笑み、よく見るととても悲しそうだ。目を細めるかのように両頬を持ち上げているが、眉と目の間が開いて上まぶたが下がり、視線も下を向いている。要するに、のっぺりとした笑い顔なのだ。一瞬見せたこの表情も、実は悲しみを示すものである。

 さらに「殺された」から「感謝している」まで、一気に話している。ゆっくり間を開けて話すと、悲しみや怒り、憤りなどの感情が露わになってしまう可能性があったのではないだろうか。

 ところが、「状況が好転することを」と言う前は違っていた。「そして」と言った後、舌打ちをして、かすかに怒りの表情を見せたのだ。眉間がわずかに寄るが、眉毛は上がっていない。口元をまっすぐ結んでいるが、唇が薄くなる程度で、ごくわずかに顎に力が入った顔。

 表情のない顔にしか見えない、曖昧で見逃してしまうほどの微表情だが、心理学者のポール・エクマンが分類している顔の表情と照らし合わせると、抑えられた怒りか困惑、または決意のしるしではないかと思うのだ。

 エクマンはこの表情について、著書『顔は口ほどに嘘をつく』(河出書房新書)で、「問題が取り返しのつかなくなる前に警告する、怒りの初期段階の可能性」と示唆している。すでに怒りは初期段階ではないだろう。だが、メッセージと合わせてこの表情をとらえると、自分たち3人の未来が取り返しがつかなくなる前に、動画という手段で世界に配信し、北朝鮮に警告? 抵抗? したいという気持ちがあるだろうことは、充分理解できる。

 最後は笑顔で動画が終わる。キム氏はカメラをしっかりと見据え、口を閉じ、頬を持ち上げ笑って見せた。唇を真一文字に結んだままの笑顔は、本心や本当の感情を隠したい時に出てくる笑顔といわれている。本心も感情も隠したまま、カメラに向かったのだろう。

 未だ明確な出口の見えないこの事件。果たして、真相が解明されるのは、いったいいつになるのだろうか?


マレーシア警察、毒殺遺体を金正男氏と確認
CNN.co.jp 3/11(土) 9:40配信

マレーシア・クアラルンプール(CNN) マレーシア警察のカリド長官は10日、記者団に対し、同国のクアラルンプールで先月殺害された北朝鮮国籍の男性について、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏だと確認したことを明らかにした。殺害されたのが正男氏だと警察が公式に確認したのは初めて。

カリド長官はこの中で、正男氏の遺体の身元特定に関して警察が法律の要件を満たしたと言及。身元確認の方法については、証人の安全を理由に詳細を明かさなかった。

これまで遺体の引き取りを求めてきた人物はいないため、警察は遺体をマレーシア保健省に引き渡す方針だという。

マレーシア警察によれば、正男氏は2月13日、クアラルンプールからマカオに向かう航空便の搭乗手続きをしていた際、猛毒の「VX」で殺害された。

インドネシア国籍の女1人とベトナム国籍の女1人が殺人罪で起訴されている。有罪の判決が出た場合、両被告は死刑を言い渡される可能性もある。

警察は現在、正男氏の殺害をめぐり北朝鮮国籍の7人の行方を追っている。このうち容疑者4人は既に北朝鮮に帰国したとみられている。警察はクアラルンプールの北朝鮮大使館に潜伏中と目されている他の3人から事情聴取したい考え。


独裁者・金正恩を最高指導者と呼ぶ朝日新聞 --- 中村 仁
アゴラ 3/11(土) 7:11配信

犯罪者を指導者とは違和感
朝鮮労働党(北)の金正恩委員長の残虐、残忍な犯罪、暴挙はまだまだ続きそうです。肉親を毒殺し、側近を虐殺し、国民を見捨てて核ミサイルの開発に狂奔する様子が連日、報道されています。朝日新聞を読んでいましたら、社説で「最高指導者・金正恩委員長」という表現に出会い、絶句しました。えっ、なんで「最高指導者なの」と。

金正男殺害事件は、何年も前から金正恩委員長(以下、肩書略)が命令、指示していたとの報道です。猜疑心が強く、側近でも疑いを持つと、ためらいなく処刑する。独裁国家ですから、重大な決定のほとんどをトップが決めていると考えていいでしょう。国際刑事裁判所規定にある「人道に対する罪」にいくつ該当するか、数えきれないでしょう。

問題の朝日の記事というのは、ミサイル発射を扱った7日の社説です。「北朝鮮の挑発 暴挙の連続が招く孤立」との見出しです。「最高指導者・金正恩委員長の異母兄が殺害された事件では、相互にビザなし渡航を認めていたほどの友好国、マレーシアとの関係も急速に悪化した」というくだりに出てきます。

たかが呼称の問題ではない
「最高指導者」という呼称を使っているのは妙です。金正恩が父親の後継者に決まった当初、肩書は確か労働党第一書記で、正式に父親に代わる「国家のトップ」に就任したことを強調するために、「最高指導者」という呼称がメディアには頻繁に登場しました。この呼称には違和感があり、次第に使われなくなり、久しぶりに朝日新聞の社説で見かけました。

同じ日の毎日新聞の社説は、「日米韓の協調で抑止力を高めよ」との見出しで、「朝鮮労働党の金正恩委員長は大陸間弾道弾の発射が最終段階にあると、言い放っていた」という部分で、「金委員長」という表現を使いました。せめてこの表現にとどめておくべきでしょう。

読売新聞には、時々、「最高指導者」との表現が登場します。「独裁者による恐怖政治はとどまるところを知らない。韓国情報機関によると、金委員長が最高指導者となった5年前から、工作機関は暗殺指示を受けていた」(2月17日、社説)です。5年前にトップになったことを意味するために「最高指導者」と説明し、その前段では「独裁者」と指摘しています。

さらに読売には、「金正男氏の存在さえ、国民に知らせていない。事件を巡る情報が拡大して最高指導者の威信が揺らぐことを恐れている」(3月4日、社説)とあります。「国内における威信」について書いているのですから、この場合なら「最高指導者」との表現は許容範囲でしょう。

米国紙はずばり「独裁者」
米国紙にはずばり、「独裁者」という表現が出てきます。16年7月のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙は「オバマ政権は北朝鮮の独裁者である金正恩労働党委員長に制裁を課すと発表した」と、表現しました。「独裁者」、「委員長」と併記しており、意図するところが分かりやすいですね。

金正恩は、「最高指導」どころか、平然と国民を痛みつける「最低」かつ「反(国際)社会的的」人物という印象ですから、朝日新聞の用語法は無神経です。日本の新聞では、以前、北朝鮮と略さずに朝鮮民主主義人民共和国と書いてきました。民主主義でもないし、人民共和国でもないし、独裁国家なので北朝鮮と略記する新聞が増えてきた時も、朝日はなかなか「北朝鮮」に踏み切らなかった経緯があります。北朝鮮に親近感を持ち続けた過去が尾を引いているのかもしれません。

編集部より:このブログは「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2017年3月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、中村氏のブログ(http://blog.goo.ne.jp/jinn-news)をご覧ください。動画引用リンクはYouTube「大阪観光チャンネル」より。


VX使用に深刻な懸念=正男氏事件でマレーシア支援も―OPCW
時事通信 3/11(土) 5:39配信

 【ブリュッセル時事】オランダ・ハーグにある化学兵器禁止機関(OPCW)の執行理事会は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、猛毒の神経剤VXが使用されたことに深刻な懸念を表明する決議を採択した。

 決議は9日付で、「いかなる状況であれ、化学兵器を使用することは非難に値し、法的規範や国際社会の基準に完全に反する」と批判している。

 決議はまた、ウズムジュ事務局長に対し、マレーシア政府から求めがあれば技術支援を提供するよう要請した。事務局長は既に2月24日付の書簡でマレーシアに支援の用意を伝えているという。


「VXは非常識、核も使いかねない」…武藤氏
読売新聞 3/10(金) 23:58配信

 東京財団の小原凡司氏と作家のなかにし礼氏、元駐韓大使の武藤正敏氏が10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、核ミサイル開発などで挑発を繰り返す北朝鮮情勢について語った。

 小原氏は潜水艦発射ミサイルの脅威を指摘。なかにし氏は同時に4発を発射したミサイルについて、「同時に打ち落とすのは困難というメッセージでは」と分析した。武藤氏は、金正男氏の殺害について「化学兵器VXの使用は非常識で、核も使いかねない」と危惧した。


「遺体は金正男氏」公式に確認
ホウドウキョク 3/10(金) 23:34配信

公式に金正男(キム・ジョンナム)氏と確認された。
北朝鮮の金正男氏が殺害された事件で10日、マレーシア警察の長官は、遺体が金正男氏だと公式に確認されたとした一方、正男氏だと確認に至った経緯は具体的に明かさず、「法律上の要件は満たした」と述べるにとどめた。
「DNA鑑定で確認したのか」という記者の問いにもコメントしなかったが、「親族からは協力を得た」としている。
身元確認に協力するかが注目されていた息子のハンソル氏は、8日に公開された映像で、殺されたのは自分の父親だと認めていた。
遺体は、あくまでパスポートに書かれていた「キム・チョル」氏だとしている北朝鮮側が、発表を受けて主張を変化させるかが焦点となる。


金正男氏殺害、マレーシア警察が遺体の身元を確認
AFP=時事 3/10(金) 23:02配信

【AFP=時事】マレーシア警察のカリド・アブバカル(Khalid Abu Bakar)長官は10日、クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur international Airport)で先月殺害された男性が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏だと確認されたと発表した。

【関連写真】金正男氏殺害の実行役として逮捕された女2人

 アブバカル長官は記者会見で、「キム・チョル(Kim Chol)」と称した男性は金正男氏であることが最終的に確認されたと語ったが、遺体の身元の確認方法については「証人たちの安全のため」として触れなかった。

 これまでマレーシア当局は、親族のDNAサンプルが必要だとして、犠牲者の身元の公式な特定や遺体の引き渡しを拒否していた。【翻訳編集】 AFPBB News


マレーシア警察、遺体を正男氏と断定
産経新聞 3/10(金) 20:08配信

 【クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、マレーシア警察のカリド長官は10日の記者会見で、遺体は正男氏だと断定したと発表した。

 警察はこれまで、正男氏が所持していた旅券に基づき、遺体の氏名を「キム・チョル」と発表してきた。北朝鮮政府も「遺体は外交旅券を持ったキム・チョルだ」として引き渡しを求めていた。マレーシア警察は遺体は正男氏だと初めて確認し、北朝鮮の主張を明確に退けた。

 長官は遺体の身元の特定には、近親者とのDNAの照合が必要だとしてきたが、特定した方法については「証人の安全のため」として明言しなかった。遺体は引き取り手の親族が現れていないため、警察から保健省に移管される。

 会見後、長官は産経新聞に、身元特定は9日に行われたと述べた。また、政府筋は、「正男氏の2つの家族はどちらも遺体を引き取りたい意志を示しているとの話を中国政府から聞いている」と明らかにした。

 AP通信によれば、ナジブ首相は8日、遺族が現れないのは「恐れているからだろう」と述べた。


<金正男氏殺害>「遺体は正男氏」…マレーシア警察が特定
毎日新聞 3/10(金) 20:05配信

 【クアラルンプール金子淳、林哲平】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシア警察のカリド・アブバカル長官は10日の記者会見で、遺体は正男氏と特定したと発表した。警察はこれまで公式には確認していなかった。ただ、身元の特定方法は明らかにしておらず、遺体を別の人物だと主張している北朝鮮が反発を強めるのは必至だ。

 長官は身元の特定方法について「関係者の安全のため明かせない」と説明。一方で「法的な要求を満たした」と、遺体の捜査が終了したことを明らかにした。ただ、遺族から遺体引き取りの申し出がなく、保健省が管理することになるという。北朝鮮は当初から、遺体は「キム・チョル」という名の外交官だと主張しており、引き続き引き渡しを求めるとみられる。

 事件を巡っては、正男氏の息子のハンソル氏を名乗る男性が「数日前に父は殺された」と話すビデオをインターネット上に投稿。ハンソル氏は米国にいるとの情報もあるが、行方は分かっておらず、マレーシアに遺体を引き取りに来る可能性は低い。


遺体の身元、金正男氏と確認…方法は明かさず
読売新聞 3/10(金) 18:42配信

 【クアラルンプール=児玉浩太郎】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件で、マレーシア警察のハリド長官は10日、記者会見を開き、遺体の身元を正男氏と確認したと発表した。

 確認方法は明らかにせず、正男氏と認めない北朝鮮は反発しそうだ。

 北朝鮮側はこれまで「外交官用旅券を持つキム・チョル」と主張。警察当局は、近親者による確認とDNAサンプルの提供を受け、身元を最終確認するとしてきた。ハリド長官は記者会見で「身元確認は法の要件を満たしている。証人の安全にかかわるため、どう確認したかを言うつもりはない」と述べ、DNA鑑定を実施したかどうか言及を避けた。

 親族と連絡を取ったのかと問われると「我々は親族に情報を提供しているが、誰も(遺体を)取りに来ないようだ」と語り、理由については「わからない」と述べた。遺体は「保健省に引き渡す」という。


遺体身元、金正男氏と確認=詳細明かさず―マレーシア警察
時事通信 3/10(金) 18:28配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で、マレーシア警察のカリド長官は10日、記者会見し、遺体の身元を正男氏と確認したと述べた。

 長官は「身元確認で求められる要件をすべて満たした」と説明したが、確認方法などの詳細については「証人の安全」を理由に明らかにしなかった。

 正男氏の近親者が遺体の引き取りに来ていないため、保健省に遺体を移すという。長官は身元確認を受け、近親者に連絡するのかとの質問に対し、「既に近親者には知らせた」と話した。

 北朝鮮は、殺害された男性を正男氏と認めておらず、マレーシア側の捜査を「信用できない」と非難している。


北朝鮮からマレーシア人の国連職員2人が出国
CNN.co.jp 3/10(金) 17:47配信

(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件をめぐり、北朝鮮が出国を禁止していたマレーシア人11人のうち、国連職員2人が出国したことが明らかになった。

国連の報道官によれば、出国したのは世界食糧計画(WFP)のマレーシア人職員男女各1人で、9日に北京に到着した。

残る9人には、大使館員とその家族が含まれる。

北朝鮮によるマレーシア人の出国禁止措置を受け、マレーシア政府もすぐに、国内に滞在している北朝鮮人の出国禁止を発表した。政府は国内の北朝鮮人の数については明らかにしていない。

正男氏の殺害をめぐり、マレーシアの警察は7人の北朝鮮人の行方を追っている。うち4人の容疑者は、すでに北朝鮮に帰国したとみられている。

警察は残る3人を取り調べたい意向だが、3人は北朝鮮大使館内にいるとみられている。

一方、正男氏の家族は身を隠しているとみられている。息子のハンソル氏は8日、動画を公開するという形で事件後初めて人前に姿を現した。


米国連大使、北に最後通告 米中、正男氏息子を擁立視野…すでに逃亡・亡命先に入国か
夕刊フジ 3/10(金) 16:56配信

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮への包囲網構築が進んでいる。国連安全保障理事会は8日午前(日本時間9日未明)、「重大な決議違反」である北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて緊急会合を開き、制裁決議の着実な実施と、新たな行動を目指すことで一致した。この直前、マレーシアで暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子、金漢率(キム・ハンソル)氏を名乗る男性のビデオメッセージが公開されたが、その背景とは。ドナルド・トランプ米大統領はついに、「斬首計画」「限定空爆」を決断するのか。 

 「正恩氏は理性的な人間ではない」「極めて無責任で傲慢(ごうまん)だ」「すべての選択肢を検討している」「われわれは適切に対処する」

 米国のニッキー・ヘイリー国連大使は8日、国連安保理の緊急会合後に記者会見し、明言した。ロイター通信などが報じた。「すべての選択肢」に、「斬首計画」や「限定空爆」などが含まれるのは間違いない。最後通告に聞こえた。

 記者会見には、日本の別所浩郎国連大使も同席し、弾道ミサイルの一部が落下した日本の排他的経済水域(EEZ)で漁民が操業していた可能性もあったと指摘し、「到底容認できない」と述べた。

 日本政府関係者によると、北朝鮮が発射した弾道ミサイル4発のうち1発が、石川県・能登半島の北北西約200キロの地点に落下したと推定しているという。これまでのミサイル発射で、最も日本本土に接近した可能性があるとみられる。

 北朝鮮は、核兵器の小型化にほぼ成功し、弾道ミサイル発射で周辺国を恫喝し続けている。国際社会の平和と安定を脅かす危険な存在である。

 加えて、正恩氏には、マレーシアで化学兵器を使用したテロ、それも異母兄である正男氏の暗殺を指示した「兄殺し」の容疑が強まった。正男氏の息子、ハンソル氏を名乗る男性のビデオメッセージが公開され、「数日前に私の父親が殺害された」と訴えたのだ。韓国情報機関、国家情報院は「男性はハンソル氏自身だ」と認めている。

 先月中旬ごろ撮影されたとみられる動画が、北朝鮮のミサイル発射を受けた国連安全保障理事会の緊急会合の直前、そして、レックス・ティラーソン米国務長官が北朝鮮問題を協議するため15~19日の日程で日本と中国、韓国を歴訪する前に、公開されたのは偶然とは思えない。

 元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は「国家情報院の『正男氏暗殺は北朝鮮の国家テロだ』という主張に対し、北朝鮮はしきりに否定している。マレーシア政府や警察も確実な証拠を持って、北朝鮮の関与を実証する方向にいっていない。ハンソル氏の登場で『北朝鮮はテロ国家である』ということを、世界に示そうとしたのではないか」と語る。

 確かに、マレーシア警察の事件捜査は足踏みしている。

 国際政治学者の藤井厳喜氏も「常識的に考えて、米国を中心として『対北朝鮮包囲網』を構築したい側が公開したのは、ほぼ確かだ。正男氏暗殺に北朝鮮が関与したことをアピールし、より厳しい圧力をかける狙いだろう。中国への引き締めや、北朝鮮と裏でつながっている欧州各国にも圧力をかける思惑もあるのではないか」と話す。

 弾道ミサイルの発射に加え、猛毒の神経剤VXを他国で使用して、国家ぐるみで暗殺テロを実行したとなれば、米国による「北朝鮮の『テロ支援国家』の再指定」は避けられない。トランプ氏の「正恩氏排除」の決断を後押ししそうだ。

 注目のハンソル氏は、一体どこにいるのか。

 東京基督教大の西岡力教授は、動画を掲載した団体「千里馬民防衛」(チェオリマ・シビル・ディフェンス)が、ハンソル氏らの逃亡・亡命などに関係したのではないかとの見方を示し、次のように解説する。

 「正男氏と家族の韓国亡命の話が進んでいた-という情報を聞いた。国家情報院が『第3のルートで危険を通知していた』と語っていたが、このことかもしれない。黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)朝鮮労働党書記の韓国亡命の際も、最初に民間団体が接触した。今回、北朝鮮が正男氏亡命を察知して、暗殺したのかもしれない。ハンソル氏の動画がネットに上がったということは、すでに逃亡・亡命先に到着したのだろう。北朝鮮と一番敵対している、韓国と米国が一番安全だ」

 ハンソル氏はかつて、「私はわが人民が飢えていることを知っている。彼らを助けるために何かをしたい」とネット上に書き込み、祖国・北朝鮮への思いを披露していた。今回公開された動画でも「私は金氏一家の1人だ」と明言している。

 動画を掲載した団体は、オランダ、中国、米国、匿名の第4の国から支援を受けていると説明している。

 トランプ氏率いる米軍が「正恩氏排除」を果たした後、米国や中国の後ろ盾を得て、ハンソル氏が北朝鮮再建のキーマンとなるのか。


「金正男暗殺」と「マレーシアの闇」(上)北朝鮮「武器貿易」の拠点
新潮社 フォーサイト 3/10(金) 15:51配信

 マレーシアの首都クアラルンプールにある国際空港第2ターミナル(LCC専用)の自動発券機の前で、北朝鮮の金正男暗殺事件が2017年2月13日(月)に発生してから、およそ1カ月が経過しようとしている。暗殺には猛毒のVXガスが使用されたことが判明し、金正男氏は2名の女性実行犯にVXガスを顔面に塗られてから、15-30分の範囲内に死亡した。 

■「強硬な姿勢」というが……

 この暗殺事件の対応を巡って、マレーシアと北朝鮮は急速に関係が悪化し、両国の駐在大使は本国へ引き揚げ、両国で非難の応酬が続き、お互いに両国民の出国を相互に禁止するなど、外交関係は悪化の一途を辿っている。日本国内で連日流れるメディア報道を見る限り、今回の暗殺事件が発生して以来、マレーシア政府は北朝鮮に対し、当初から迅速で、強硬な姿勢を打ち出してきたことになっている。
 事件に対するマレーシア政府の対応は次のようになる。クアラルンプール国際空港第2ターミナルの防犯カメラの映像を公表して、ベトナム人とインドネシア人の女性実行犯2名を逮捕。実行グループの北朝鮮工作員4名がクアラルンプール国際空港第1ターミナルから海外へ脱出したとして、4名の顔写真と氏名を公表。工作員の実行グループの現地支援者として、北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者を潜伏先のクアラルンプール市内マンションで逮捕。さらに駐平壌のマレーシア大使を本国に呼び戻した。報道は、マレーシア政府が金正男暗殺事件の全容解明と実行犯の逮捕に全力を挙げてきたかのようになされてきた。

■7つの「ちぐはぐな対応」

 しかしながら、本暗殺事件を冷静に振り返ってみると、マレーシア側の対応は決して迅速ではなく、むしろスローペースだった。表面的には北朝鮮に対して強硬姿勢を打ち出してきたが、それもどこか腰が引けており、チグハグな対応が目立った。だからこそ、事件の全容は一向に解明されていない。マレーシア政府のチグハグな対応と思われる点を以下に整理してみよう。
(1) マレーシアと北朝鮮の両国とも、金正男氏が殺害されたことを正式には認めていない。
(2) マレーシア政府は金正男氏のDNA鑑定を実施していない。
(3) 実行犯や容疑者を逮捕する決め手となったのは、国際空港の防犯カメラ映像だが、これもシンガポールが公表してから、あわててマレーシア政府が公表した。
(4) 北朝鮮の工作員4名がクアラルンプール国際空港からジャカルタへ向けて空路で脱出し、ドバイ、ウラジオストクを経由して平壌に到着したと報道したのもシンガポールで、重要情報の提示はシンガポール主導で進められた。
(5) 実行犯である北朝鮮工作員を支援したとされる北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者を逮捕しておきながら、3月3日に証拠不十分として釈放したことで、マレーシア政府は暗殺グループの全容解明を実質的に放棄した。
(6) 初動捜査が遅く、旅行者や空港関係者が自由に現場へ足を踏み入れるなど、事件現場の現状保存はせず、現場検証を実施したのはようやく1週間後であった。
(7) 毒殺であると発表しておきながら、VXガスの認定に手間がかかり、防毒マスクで装備した警察官が現場検証したのも2週間以上経過した後で、市民からは失笑される事態となっていた。

■情報はシンガポールから

 ここで(3)および(4)について補足すると、シンガポールが国策メディア「チャンネル・ニューズ・アジア(CNA)」を使って、北朝鮮工作員や実行犯の防犯カメラ映像をいち早く流したのは、マレーシア政府が暗殺事件の解明に本気で取り組まないとの判断があったからであろう。明日は我が身のシンガポールとしては、事件を解明することで、自国で起きるかもしれない第2の暗殺事件を未然に防ぐことができるとの計算が働いているはずだ。シンガポールによる防犯カメラ映像の放映を突きつけられて、マレーシア政府はしぶしぶカメラ映像を提供し始めたというのが実態ではないだろうか。
 なぜマレーシア政府が北朝鮮に対してどこか曖昧な対応を示し、事件の真相解明に消極的な姿勢を見せているのか。一言でいえば、マレーシアは北朝鮮との関係で弱みを握られているからである。その弱みは2つある。
 第1の弱みは、北朝鮮がマレーシアを武器貿易の拠点として利用し、マレーシアの政治家や企業家が北朝鮮の自称貿易商や工作員に名義を貸して就労させるなど、便宜供与を行っていたからである。マレーシアの政治家は名義貸しで、多額の報酬を受け取っていた可能性がある。
 第2は、マレーシアがゴム農園、パーム油農園、石炭の炭鉱などの過酷な労働環境で、多数の北朝鮮労働者を雇っていたという事実だ。第1と第2の目的を円滑に進めるために、マレーシア政府は異例にも北朝鮮からの渡航者に入国ビザ(査証)を免除したのである。
 こうした両国関係の緊密化を象徴しているのが、北朝鮮の金正恩労働党委員長に対して、マレーシアの私立「ヘルプ(HELP)大学」(1986年創立)が2013年10月3日、経済学の名誉博士号を授与したことであろう。学位の授与式は、クアラルンプール市内の北朝鮮大使館で行われた。
 武器貿易や労働者の就労などの実態が明らかになると、新たな政治スキャンダルに発展する恐れがあり、ナジブ政権としては2つの矛盾する対応策を採用したことが見えてくる。第1の対応策は、国内外の世論を操作するために、表面的にはマレーシア政府が北朝鮮に対して強硬な姿勢を取っているというポーズを見せる、第2の対応策は暗殺事件の全容を解明せず、事件の幕引きを早期に行いたい、ということだ。こうした2つの矛盾した対応策を前に、メディアの報道も振り回され続けたのではないだろうか。
 以下では、マレーシアがひた隠しにしておきたかった北朝鮮による武器貿易の拠点作りと、労働者の受け入れに関して詳述してみたい。

■政府主導の武器展示会

 マレーシアは現在、グローバルな武器ビジネスの有力な拠点となっている。世界中から武器の商人、メーカー、バイヤー、防衛コンサルタントが、クアラルンプールに大挙してやってくる。各種兵器の需要が高い中東、南アジア、アフリカの紛争当事国からも、軍服を着た沢山のバイヤーが訪れる。なぜマレーシアが、世界的に武器ビジネスの拠点になったかと言えば、防衛装備品の大型展示会を政府主導で定期的に開催しているからである。
 ここに目を付けたのが、北朝鮮であった。北朝鮮はクアラルンプールを武器貿易の最前線と位置付け、ここから世界中に武器を販売していた可能性が指摘されている。
 しかも北朝鮮に対しては渡航ビザの免除という特権が与えられており、マレーシアには特別な制約もなく自由に渡航できたわけで、北朝鮮にとってこれほど有難い国はない。武器ビジネス関係者は、北朝鮮から一般の旅行者として入国して短期滞在し、もしくは就労ビザを取得して長期に滞在することも容易であるなど、マレーシアの利用価値は想像以上に大きい。金正男氏にとってもマレーシアは訪問しやすく、頻繁にクアラルンプールを訪れていたようだ。北朝鮮からすれば、多数の工作員を送り込んで金正男包囲網を整備しながら、暗殺事件を企てることをプランニングできる環境が整っていたということになる。(つづく)


金正男氏殺害 台湾当局、息子ハンソル氏の滞在を否定
産経新聞 3/10(金) 11:40配信

 台湾の内政部移民署(入国管理局に相当)の何栄村署長は9日、金正男氏の息子ハンソル氏について「台湾に入境していない」と述べた。一部韓国メディアが台湾に滞在していると報じたことを受け、立法院(国会)での審議で答えた。一方、別の当局者は、ハンソル氏が台湾を経由地として利用したかどうかは「分からない」と述べた。(台北 田中靖人)


金正男氏毒殺 マレーシア人2人が北出国 「人質」の国連職員、北京到着
産経新聞 3/10(金) 7:55配信

 【クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、マレーシアのナジブ首相は9日、北朝鮮に同国からの出国を禁止され、事実上の人質になっていたマレーシア人11人のうち、国連職員の2人が北朝鮮を出国し、北京に到着したと明らかにした。

 出国したのは世界食糧計画(WFP)の職員。残るマレーシア人は大使館員3人を含む9人となった。首相はこの日の声明で、9人の帰国に全力を尽くすと表明し、「断固とした取り組みを弱めることはない」として、北朝鮮国籍者のマレーシアからの出国を引き続き禁止することを確認した。

 一方で、「あらゆる交渉と協議を非公開で行っている。北朝鮮国籍者がやったことの理由と動機の解明を進めている」とした。

 北朝鮮との外交関係を断たない理由については「解決策を見つけるのに意思の疎通を続ける必要がある」と説明し、「北朝鮮政府はマレーシア人の安全を保証した」としている。

 一方、現地メディアによると、マレーシア警察は国内に北朝鮮情報機関要員が紛れている可能性があるとして、北朝鮮国籍者の監視を始めている。


金正男氏暗殺の黒幕が正恩氏と断定されても罰せられない現実
NEWS ポストセブン 3/10(金) 7:00配信

 かつて金正日総書記の後継者と呼ばれたこともある金正男氏が暗殺された。指令を下したのは腹違いの弟・金正恩委員長とみられる。北は核開発に前のめり、南の韓国は大統領弾劾騒動と、ただでさえ朝鮮半島情勢が混乱するなか今回の暗殺事件は何をもたらすか。今から3年前、マレーシアで当の正男氏に直撃した経験を持ち、死の2週間前に正男氏から「カカオトーク」でメッセージを受け取ったジャーナリストの李策氏が半島情勢の未来を読む。

 * * *
 北朝鮮の過去と現在を知り、かつ世界を見渡しながらあの国の未来を語れる重要人物は、私の知る限り近年では2人いた。

 1人は、権力中枢において実力ナンバーワンと言われた張成沢元国防副委員長である。正男氏の後ろ盾とされていた叔父で、正恩氏によって処刑された。

 ただ実力はあったにせよ、「資格」については問題なしとは言えなかった。彼がその地位と権力を維持せんがために葬った人の数は、10人や20人では済まないだろう。

 もう1人が、正男氏である。彼には張氏のようなパワーはなかったが、権力のために誰かを手にかけたという噂も聞かない。彼の言葉に胡散臭いものを感じる人は少なかっただろう。

 いずれにせよ、2人とも正恩氏によって亡き者にされてしまった。北朝鮮には「唯一的領導体系」というものがある。ざっくり言うと、すべての物事を独裁者の考えに従って決めるルールだ。独裁者以外の人間は国の未来など考えてはならないのであり、そのような自由な思考を持つこと自体が死に値する罪なのである。

 それにしても愕然とさせられるのは、仮に正男氏殺害の黒幕が正恩氏であると断定されたとしても、正恩氏は誰からも罰せられないという現実だ。

 国際社会が何らかの制裁を加える可能性はあるが、核・ミサイル開発ですでにたっぷり制裁を受けている金正恩体制は、さほど痛痒を感じないのではないか。

 軍事的にも、核武装した北朝鮮はかつてより遥かに「安泰」である。一説に、北朝鮮は核弾頭60個分のプルトニウムと高濃縮ウランをため込んでいるとされ、発射が察知されにくい固体燃料ロケットを積んだ弾道ミサイルの配備も間近だ。アメリカといえども、おいそれと手を出せない力を備えつつあるのだ。

 このような脅威は近く行われる韓国大統領選に影響を及ぼすだろう。たとえば文在寅氏ら革新候補がかかげる「抱擁政策」は、修正を迫られるかもしれない。だがその範囲は限定的だ。かつてなら、北朝鮮の暴走は韓国の保守系候補の追い風になった。しかし最近は、必ずしもそうとは限らない。

 北朝鮮による「哨戒艦撃沈」への対応が争点となった2010年6月の統一地方選挙では、保守優勢の大方の予想を裏切り、南北対決の危険性を訴えた革新が大躍進した。北のやることに目くじらを立てたところで、誰も止められないではないかそのような諦念が「現実的判断」に化けてしまっているのである。

 正男氏殺害も、韓国国民の反北感情を燃え上がらせることはない。目下の関心事は、自らの生活に直接かかわる「サムスン・トップ」の逮捕だ。そこに、朝鮮半島の「危機」を感じる。アンタッチャブルとなった正恩氏はより完璧に北朝鮮をわが物とし、それがまた、さらなる暴走を可能にしてしまうのだ。

※SAPIO2017年4月号


石井氏「正男氏、正恩体制への憂いあったかも」
読売新聞 3/9(木) 23:53配信

 石井一・元自治相と龍谷大の李相哲教授が9日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏殺害事件と金正恩(ジョンウン)政権の実態について議論した。

 正男氏の息子・金ハンソル氏を名乗る男性が「父親が殺された」と話す動画の公開について、李氏は「事件の捜査が行き詰まる中、殺されたのは父だと伝えたかったのだろう」と推測した。一方、3月に正男氏と会う予定だったという石井氏は「(正男氏は)政治に深入りしないと聞いていたが、最近の正恩体制への憂いを持っていて、日本の政治家に頼りたかったのかもしれない」と述べた。


キム・ハンソル氏支援「千里馬民間防衛」の謎 公式サイト、ドメイン登録地はパナマ
J-CASTニュース 3/9(木) 20:07配信

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ユーチューブに公開された動画。右上に「千里馬(チョンリマ)民間防衛」(Cheollima Civil Defense)のマークが入っている

 北朝鮮で殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の長男、ハンソル氏を名乗る男性の動画が2017年3月7日付でユーチューブに公開された。各国のメディアによると、韓国の情報機関、国家情報院は、動画に写った男性はハンソル氏本人だと見ているようだ。

 早くも、ハンソル氏が保護された経緯や、同氏を保護したとみられる団体をめぐる様々な予想が展開されている。

■韓国系の英語綴り、ドメイン作成は3月4日

 ユーチューブに公開された動画には、「千里馬(チョンリマ)民間防衛」(Cheollima Civil Defense)のマークが入っており、動画の説明欄には、この団体の公式サイトとみられるサイトへのリンクも貼られている。この団体がハンソル氏を保護したとみられる。

 千里馬は、1日に1000里を駆けるという伝説上の馬で、北朝鮮では社会主義建設の象徴として、しばしば登場する。動画のマークでは「Cheollima」と表記されているが、朝鮮中央通信が千里馬について報じる時の表記は「Chollima」。北朝鮮よりも韓国に近い言葉づかいをする人が、支援団体に関与している可能性が指摘されている。

 また、「千里馬民間防衛」の公式サイトが置かれている住所にあたる「ドメイン」。このドメインは「cheollimacivildefense.org」というものだが、このサイトを開設した人は、ドメインの登録情報が公開されないようにするサービスを提供するパナマの会社を利用したことが明らかになっている。ドメインが作成されたのは3月4日。急ピッチで動画公開に向けた作業が進んだことがうかがえる。

ただ一人名前が上げられた駐韓オランダ大使の妻は韓国人
 また、公式サイトでは、オランダ、中国、米国、それ以外の1国による「人道的支援に感謝」すると表明。これに加えて、オランダのエンブレフツ駐韓大使については唯一個人名を出して感謝を表明した。オランダは北朝鮮とも外交があり、駐韓大使が北朝鮮についても兼務している。

 エンブレフツ氏15年に駐韓大使に着任、1993年から97年には大使館の経済部部長としてソウルで勤務したことがあり、ソウルでの勤務は2回目。英字紙のコリア・タイムズでは、外交筋の話として、妻は韓国人で、大使本人の韓国語も「かなり上手い」という。また、正男氏が殺害されたマレーシアの大使も2005年から09年にかけて務めていた。

 エンブレフツ氏は各国メディアの直撃取材に対して「コメントできない」と繰り返しているが、こういった豊富な経験がハンソル氏の保護に役立てられた可能性がある。

 わずか40秒の動画だが、背景の音にも注目が集まっている。TBSの「Nスタ」では、空調機器のモーター音から、50ヘルツの交流電源が使用された地域で収録されたとする分析結果を紹介。仮にこの分析が正しいとすると、60ヘルツを使用している韓国、北朝鮮、台湾などはハンソル氏が撮影された場所の候補から外れることになる。ただ、50ヘルツが使われている地域は、中国、ロシア、オランダを含むEU各国、日本の東半分など幅広く、動画が撮影された地域やハンソル氏の居場所はいまだ謎に包まれている。


<北朝鮮>出国を許可…マレーシアの国連職員2人
毎日新聞 3/9(木) 20:00配信

 【クアラルンプール林哲平、金子淳】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の殺害事件後、マレーシアと北朝鮮の関係が悪化した問題で、北朝鮮で出国を禁じられていたマレーシア国籍の国連世界食糧計画(WFP)職員2人が出国を許可され、北京に到着した。マレーシアのナジブ首相が9日、自身のツイッターに投稿した。WFPも2人の出国を確認した。

 マレーシアと北朝鮮は7日から互いに国内の相手国民の出国を許可しない措置をとっており、北朝鮮には今回出国した2人のほか、マレーシア大使館職員とその家族計9人が足止めされている。ナジブ首相はブログで9人が安全な状況であることを強調。解放交渉には敏感な問題があるため、秘密裏に交渉を進める考えを示した。

 WFPは慢性的な食糧不足の北朝鮮に対し、食糧支援を実施している。北東部では昨夏に台風10号による洪水が発生。住む家を失った被災者に対し、食糧を配布するなどの支援を行った。


マレーシア人のWFP職員2人、北朝鮮から退去
読売新聞 3/9(木) 19:07配信

 【クアラルンプール=児玉浩太郎】マレーシアのナジブ首相は9日、金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件に絡み、北朝鮮が出国禁止としたマレーシア国民11人のうち、国連世界食糧計画(WFP)職員の2人が国外退去し、中国の北京に到着したと発表した。

 WFPの広報担当者は同日の声明で事実関係を認めた上で、「職員たちは国際公務員であり、自国政府の代表者ではない」と説明した。北朝鮮国内にはなお大使館員とその家族ら9人のマレーシア人が足止めされており、ナジブ政権は全員の早期帰還を目指している。


金正男氏暗殺 台湾当局、ハンソル氏の滞在を否定 一部報道受け
産経新聞 3/9(木) 19:06配信

 台湾の内政部移民署(入国管理局に相当)の何栄村署長は9日、金正男氏の息子ハンソル氏について「台湾に入境していない」と述べた。

 一部韓国メディアが台湾に滞在していると報じたことを受け、立法院(国会)での審議で答えた。一方、別の当局者は、ハンソル氏が台湾を経由地として利用したかどうかは「分からない」と述べた。(台北 田中靖人)


マレーシア人2人が北朝鮮出国=大使館職員らは在留
時事通信 3/9(木) 18:18配信

 【クアラルンプール時事】金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で北朝鮮が国内にいるマレーシア人の出国を認めない措置を講じたことに関し、マレーシアのナジブ首相は9日、マレーシア人2人が北朝鮮を離れ、中国の北京に着いたことを明らかにした。

 2人は国連世界食糧計画(WFP)の職員。

 2人の出国により、北朝鮮に残るマレーシア人は大使館職員3人とその家族6人の計9人になった。

 北朝鮮は7日、国内在留のマレーシア人の出国を認めない措置を実施。これを受け、マレーシアも同日、マレーシアにいる北朝鮮国民全員の出国を禁じて対抗し、緊張が続いている。


WFPのマレーシア人職員2人、北朝鮮を出国 禁止措置が続く中
AFP=時事 3/9(木) 17:43配信

【AFP=時事】(更新)北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が殺害された事件をめぐり、北朝鮮とマレーシア両国が、自国に滞在する相手国の国民の出国を互いに禁止する中、国連(UN)の世界食糧計画(WFP)のマレーシア人職員2人が9日、北朝鮮を出国したことが分かった。

 WFPは声明で、「WFPの2人のマレーシア人職員が北朝鮮を出国し、本日、(中国)北京(Beijing)に到着したことを確認した」と述べた。

 さらにWFPの声明は「この職員たちは国際公務員であり、彼らの国の政府を代表しているわけではない。2人は北朝鮮でWFPの事業に携わっていた」と付け加えた。

 マレーシア外務省によると、北朝鮮に滞在する同国の市民は11人だったとされ、3人が大使館職員、6人が家族、2人がWFPの職員だという。【翻訳編集】 AFPBB News

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